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- ひざ
膝痛を改善し、登山がしたい!治す方法はあるのか 登山がブームとなり、挑戦する人も増えてきていますよね。また、ずっと登山が趣味で、長い間、登山を楽しんでいる人も多いと思います。 しかし、登山が好きという人の中には、「今後もずっと続けていきたいけれど、最近、膝痛がつらい、膝痛が治らないので登山ができない…。」と悩んでいる人もいるようです。 そこで今回は、「登山がしたいけれど、膝痛が治らない…早く治したい!」という人に向けて、膝痛の改善方法をご紹介します。 治らない膝痛は登山が原因? 膝痛の原因はさまざまで、登山をしている人の中には、登山そのものが膝痛の原因になっていることもあります。 登山で膝痛になる理由 登山で、なぜ膝痛になるのでしょうか。 一番の原因は、高低差のある道を長時間歩くことです。どうしても高低差のある道を歩くというのは、膝やその周辺の関節や軟骨に大きな負担を与えてしまいます。 そのため、登山をするときには、なるべく足への負担を軽減させることが大切です。 登山で膝痛に…改善方法は? セルフマッサージやテーピングやサポーターで補強することによって、登山のときに足にかかる負担を軽減することができます。また、足に負担のかかりにくい歩き方の指導を受けたり、杖を使うことも有効でしょう。 膝痛の原因は登山だけではない! 膝痛の原因は登山だけではありませんし、登山をしていると、必ず膝痛になる!ということでもありません。もともと膝の軟骨がすり減っているなど、膝自体に問題がある場合もあります。 そのような場合は、マッサージやテーピング、サポーターなどでの対処は難しいことがあり、膝の関節や靭帯の様子によっては、手術が必要になることもあります。 治らない膝痛を治すには手術しか方法はないの? 膝痛が治らない場合の原因として、関節やその周辺組織の損傷が考えられます。一度損傷したり、変形が進んでしまうと、自然治癒はほぼ不可能です。手術を行うことで、膝痛が劇的に改善し、再度、登山をしている人もいますから、登山がしたい!というのであれば、手術を検討するのも1つの方法です。 手術には骨切術のように骨の変形に合わせて人為的に骨を削って整える方法のほか、人工関節を入れる手術があります。人工関節手術は社会復帰も早く、膝痛が治らないと悩んでいた方の多くが改善を感じる手術でもあります。 しかし、人工関節には感染症のリスクがありますし、人工関節自体も加齢に伴い劣化していくため継続的な受診が必要などのデメリットも存在します。 登山をしたい!治らない膝痛を治す最新の方法とは? 最近注目を集めている治療法に、再生医療といった選択肢が挙げられます。 この再生医療では、自身の細胞で軟骨損傷を修復することで症状の進行を遅らせ、膝痛の改善を促します。外科的手術と比べて身体への負担も少なく、高齢の方でも受けることができます。また、副作用が少なく高い効果が期待できる治療法として話題になっています。 「膝痛が治らない、でも、また登山を楽しみたい!」と思っているのであれば、検討してみる価値のある治療法です。 まとめ・膝痛を改善し、登山がしたい!治す方法はあるのか 治らない膝痛を改善して、登山を楽しむための方法についてご紹介しました。軽度の痛みであれば、まずは自分でもできるマッサージや筋力トレーニングなどのケアを行い、普段から関節や筋肉を労わって過ごしてみてください。 生活に支障がある、登山ができないほどの膝痛が治らないという場合は、早めの受診をおススメします。外科的手術だけでなく、再生医療という最先端の方法も治らない膝痛の改善に効果が期待できますよ。ぜひ、検討してみてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.07.09 -
- 再生治療
- 肝疾患
- 幹細胞治療
肝臓の再生能力について|肝臓は切除しても再生する? 肝臓は切除しても、時間が経てば再生することを知っている人は多いと思います。 しかし、「肝臓は再生する」とはいっても、何割切除しても大丈夫なのかは心配なところですよね。 今回は、肝臓は何割切除しても大丈夫なのか、肝臓の再生能力についてご紹介します。 肝臓は何割切除できるのか 肝臓がんなどの場合、手術で肝臓を切除することもあります。その場合、肝臓は再生することで知られていますが、何割切除しても大丈夫なのでしょうか。 結論から言うと、肝臓の 7 割を切除しても、約 2 週間で元の重量に戻ると言われています。 半分以上切除しても時間が経てば再生するということは、肝臓の再生機能の高さがわかりますよね。 この再生力の高さから、肝臓の病気では切除という方法を選択できるのです。そして、この再生には肝細胞が大きく関わっています。肝細胞が細胞分裂をし、増殖することで、肝臓が元の重要まで戻ることができるのです。 肝臓の働き 肝臓は、人体最大の代謝機能をもつ臓器として人間の体を支えてくれています。 私たちが口にした食べ物は胃や腸で消化・吸収され、残ったエネルギーは肝臓に蓄えられます。また、アルコールや薬物のような有害物質は肝臓で無害なものに解毒されるのです。 肝臓は、このような重大な働きをしてくれていますが、大きな負荷がかかることもあります。 アルコールの過剰摂取がその代表です。いくら再生機能に優れているとはいえ、長い時間繰り返し解毒をおこなうのは、肝臓にとって大きな負担になります。 また、脂肪や糖分の多い食事は、肝臓に脂肪が蓄積する原因となってしまいます。 肝臓は再生する!ただし再生できない肝臓の病気には注意を 肝臓は 7 割切除しても再生できますが、肝臓の病気の中でも再生できないケースも何割かあります。 再生できない肝臓の病気とは、肝硬変です。肝硬変とは、肝臓が繊維化して固くなった状態で、再生力に優れた肝臓でも、肝硬変になると元の状態に戻ることが難しくなってしまいます。 損傷した肝臓の細胞は再生できないばかりか、本来の肝臓の機能も低下してしまいます。 そんな肝硬変はいきなり繊維化するのではなく、脂肪肝や肝炎といった病気が進展することで起こるものです。 脂肪肝や肝炎の、何割が肝硬変になる? それでは、脂肪肝や肝炎の何割が肝硬変になるのでしょうか。 まず、肝臓に脂肪が蓄積することで起こる脂肪肝ですが、肥満の人の 2 ~ 3 割に脂肪肝が見られます。アルコールの過剰摂取が脂肪肝の原因の多くを占めていましたが、近年食生活の欧米化によってアルコールを飲まない人の脂肪肝の割合も増加しています。 アルコールを飲まない人の脂肪肝では、1 割程度の人が脂肪肝炎になり、さらに進むと肝硬変になります。 また、ウイルス性肝炎のひとつであるC型肝炎の場合、7 割が慢性肝炎となり、進行すると 20~30年という長い時間を経て肝硬変になってしまいます。 時間がたっても再生できない…という状態にならないようにするには、定期的に健診を受け、肝臓の病気の早期発見につなげることをおすすめします。 肝硬変を治療できる最先端の「再生医療」という方法もある! 脂肪肝の何割かは肝硬変に進行するため、脂肪肝のうちから治療したいという人も多いでしょう。しかし肝臓は沈黙の臓器ともいわれ、自覚症状が出ないことが多いです。 そのため、脂肪肝になっていても気づかず、健診や他の病気の検査で偶然見つかったということもあります。 脂肪肝の治療は、生活習慣の見直しが重要です。食生活を改善し、アルコールを摂取する人は禁酒することが勧められます。 しかし、それでも病気が進行してしまったり、発見したときにはすでに肝硬変になっていたということもあります。肝硬変になると肝臓は元の状態に戻ることが難しいです。 そんな肝硬変の治療として注目されているのが「再生医療」です。自己由来幹細胞を用いた再生医療では、静脈注射を用いて幹細胞を肝臓に送り届けます。 幹細胞が傷ついた細胞を見つけ、繊維化した組織を溶解・修復させてくれます。これによって、肝硬変の状態から元の肝臓に戻すことが期待されているのです。 まとめ・肝臓の再生能力について|肝臓は切除しても再生する? 再生力に優れた肝臓ですが、肝臓に疾患をお持ちの患者様のうち、何割かは再生できない状態になってしまうことがあります。 肝硬変になると元の状態に再生することが難しいです。脂肪肝の何割かは肝硬変に進行するため、脂肪肝のうちに食生活の改善をしていきたいところです。しかしそれでも肝硬変になった場合は、幹細胞を用いた再生医療という方法もあります。 時間がたっても再生しない肝臓の病気になってしまう前に予防をすることも大切ですが、治療については再生医療も選択肢の1つとして検討してみてください。 再生医療の可能性に興味がある、頼ってみたいという方は、まずは、再生医療の専門医にご相談してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.09 -
- ひざ
登山の後、原因不明で膝が腫れた!そんな場合の原因と予防、治療法について 登山で膝が腫れてしまった!そんな経験はありませんか?登山で膝が腫れると、ぶつけたわけでも、転んだわけでもないのに…少し足が疲れただけなのに、なぜ腫れたの?など、原因が分からず不安になってしまう人もいるかもしれません。 今回は、登山の膝の腫れの原因について解説します。 登山で膝が腫れる?その原因は? そもそも、膝が腫れる…という状態は、膝に何が起きているのでしょうか。腫れとは炎症などが原因で体の一部の血液量が増加し、コブのように膨らむことです。同時に赤みが出たり、熱を持ったり、痛みを感じることもあります。 炎症は生体の防御反応と考えられており、細菌やウイルスなどが侵入した感染症や、筋肉や靭帯の損傷でも生じ、痛みや腫れとして発現します。 登山で膝が腫れる原因 登山での膝の腫れは、膝に継続して大きな負担がかかることにより起こります。登山は平坦な道と比べ、高低差のある道を長時間歩くことになるためより負担や衝撃がかかりやすい状況にあります。 この負担や衝撃が筋肉や靭帯、骨の変形や軟骨のすり減りを起こした結果、炎症が起き、膝の腫れや痛みとして現れるのです。さらに、加齢により半月板や軟骨は劣化し、より変形しやすくなっているため登山のようなスポーツでは変形性膝関節症の症状として腫れや痛みを引き起こすこともあります。 登山で膝が腫れる!予防法 登山のように、足に負担がかかりやすいスポーツをする際には、あらかじめテーピングやサポーターで固定し、なるべく負担や衝撃を少なくした状態にしておくことが必要です。 そうすることで、登山で膝が腫れるのを予防する効果が期待できます。 登山で膝が腫れる!治療法 登山で膝が腫れる原因はさまざまで、その症状に応じて選択される治療法も異なります。まずは安静にしましょう。 湿布などを貼って様子を見るのもおすすめです。しかし、2~3日間安静にしても膝の痛みが治まらないという場合は、なるべく早く医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。 まとめ・膝登山の後、原因不明で膝が腫れた!そんな場合の原因と予防、治療法について 登山で膝が腫れる原因や予防方法を紹介しました。 快適な登山ライフを続けるためにも、サポーターやテーピングの活用は有効です。もし、膝が腫れてしまったというような場合は、まずは安静にし、痛みや腫れが引かないようであれば、医療機関を受診しましょう。 また、膝の状態をきちんと把握しておくことも大切です。登山をすると膝が腫れる、痛みが出るということを繰り返しているなら、医療機関を受診し、登山が可能な膝の状態かどうかを診断してもらうと安心です。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.08 -
- ひざ
膝を痛めない!登山の仕方と歩き方の具体例について 自分に合う登山靴を購入して、テーピングやサポーターも使って、杖も使っているのに登山をすると膝が痛い!という方はいませんか?そのような方は、歩き方を見直してみることが必要です。 今回は、登山で膝を痛めない歩き方を紹介します。 平地を歩くときの歩き方とは違う?登山で膝を痛めない歩き方とは? 平地では、踵から着地し、体の重心の軸は歩幅の中間に持ってくるように歩きます。しかし登山では、靴全体で足を下ろして地面をとらえるように歩きます。重心は踏み出した前足へゆっくりと移し、それを繰り返します。 足全体で着地することで足関節も大きく使い、衝撃が膝関節にダイレクトに伝わらず、分散されるので、膝を痛めにくくなります。また、このときの膝の関節の向きにも注意するようにしましょう。 膝が内側や外側にずれて内股やガニ股の状態で歩くと、関節がねじれた状態で歩き続けることになります。この関節のねじれが痛みへと繋がってしまうので、登山で膝を痛めないように歩くためには、膝関節がまっすぐ正面を向いた状態で歩く必要があります。 両足のつま先がそろって正面を向き、膝を曲げるときにまっすぐと正面に動かし、膝とつま先が同じ方向を向くようにして歩きましょう。歩くときの癖は、体の硬さが原因の場合があります。 股関節や足首の関節が硬かったり、長年の偏った体の動かし方が癖になっていると、正しい歩き方へ矯正するのに時間がかかります。日頃からストレッチや柔軟体操をしたり、歩行時以外の姿勢にも気を付けて過ごすようにしましょう。 登山で膝を痛めない歩き方の具体例 もう少し具体的に、登山で膝を痛めない歩き方を具体的にご紹介します。 ・背筋を伸ばし、おなかを引き締めて歩く ・顎を引き、前を向いて歩く ・歩幅は大きすぎないようにする。着地したときに膝が軽く曲がって衝撃を吸収できるような歩幅が理想的 ・腕は足の動きに合わせて軽く振り、首はまっすぐに保ってゆらさないようにする ・着地は踵だけで行わず、足裏全体で地面をとらえるようにする まとめ・膝を痛めない!登山の仕方と歩き方の具体例について 登山で膝を痛めない歩き方は、良い姿勢で、どこか一か所に負担がかからないようにゆっくりと重心を移動させ、足裏全体で地面を蹴り、着地するという歩き方です。この際につま先と膝が同じ方向を向くように歩くことで、関節のねじれも防止できます。 とはいっても、長年の歩き方の癖があると、なかなか自分で歩き方の癖に気づいたり、直すということが難しいかもしれません。そのような場合は、登山ガイドに指導してもらうなどして、早いうちに歩き方を矯正するようにしましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.07.07 -
- 肘
「肘の痛みに悩む調理師」その原因と治療法、予防方法について 調理師の仕事は美味しい料理を作って食べた人を笑顔にすることができるというやりがいのある仕事である一方、ハードな仕事で身体への負担も大きい仕事でもあります。 そのため、調理師として働いている人のなかには、体のいろいろな箇所に痛みが生じている人も多いですが、特に多くの人が悩まされているのが肘の痛みです。今回は、多くの調理師が発症する肘の痛みの原因や予防方法などについて紹介します。 調理師が肘の痛みを発症しやすい原因 調理師は作業中に腕を使うことが多い職業です。特に重い鍋やフライパンを何度も持ったり振ったりします。そのような動作が腕を酷使することにつながり、肘の痛みが発症するケースが多いのです。 調理師は一般的に右利きの場合は、左手でフライパンを持つため、左手に大きな負担がかかり、左肘の痛みに悩まされている人が多いです。症状が重度になるとコップのような軽い物を持つこともできないくらいの、強い肘の痛みを生じるようになることもあります。 調理師はテニス肘(上腕骨外側上顆炎)を発症しやすい! 多くの調理師の人が発症する肘の痛みはテニス肘(上腕骨外側上顆炎)である可能性が考えられます。テニス肘は肘の部分にある上腕骨外側上顆から手首につながっている筋肉や関節に炎症が起きて痛みが発症するものです。 筋肉や関節に炎症が起きる原因は、腕に負担を繰り返しかけることです。よって、重い鍋を持ったり、フライパンを振ったりすることを繰り返して腕に負担をかけてしまう調理師はテニス肘を発症しやすい職業と言えます。 調理師の肘の痛み(上腕骨外側上顆炎)の治療方法や予防方法 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の治療方法は、消炎鎮痛剤、ステロイド注射、湿布などによる治療や、理学療法による治療が一般的です。予防方法としては、ストレッチが有効です。 手首や肩、肘まわりなどの筋肉や関節の柔軟性が低いと肘をスムーズに動かすことができなくなります。そうなると、肘への負担がかかりやすくなってしまうので、ストレッチで筋肉や関節の柔軟性を高めることがテニス肘の予防につながります。 肘を伸ばして腕を前に出して、手のひらを天井に向けた状態で手首を外側に反らすストレッチや、同じ状態から手のひらを床に向けて手首を内側に曲げるストレッチなどが、肘の痛みに悩んでいる調理師の人におすすめです。 まとめ・肘の痛みに悩む調理師、その原因と治療、予防方法について 調理師が発症することの多い肘の痛みの原因や予防方法などについて紹介しました。肘の痛みがつらい時は安静にしておくことが大切です。また、悪化するまえに医療機関で適切な治療を受けることも必要です。 近年は、関節の痛みを改善する治療方法として再生医療という治療方法も注目を集めています。肘の痛みで悩む調理師にとってもメリットの多い治療法であると言えます。 肘の痛みで悩んでいる人は、再生医療も治療の選択肢として検討してみることをおススメします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.07.07 -
- 免疫細胞療法
免疫力低下を改善する方法を解説します! 免疫力低下をそのままにしていると、風邪などの病気を発症しやすくなり、日常生活にも支障をきたす可能性があります。免疫力低下には原因があるケースも多く、原因があれば特定して改善する余地があるということです。 今回は、免疫力低下を改善する方法について解説します。 免疫力低下を改善するには生活習慣の見直しが大切! 免疫力低下は、基礎疾患や遺伝的な要因による免疫不全疾患によるケースもありますが、そうした疾患が原因ではなく「生活習慣」の中に原因が隠れているケースも珍しくありません。 例えば「食生活」です。 食生活に偏りがあり、飲酒量が多い人や高血糖な食事を好む人は、免疫力低下の状態になりやすくなります。免疫力に限らず、健康的な生活のためには食生活のバランスを整え、3食きちんと規則的に食べることが重要です。 次に「睡眠」が挙げられます。 睡眠不足は自律神経を見出し、疲労を体に蓄積してしまうことで免疫力低下の状態になる可能性があります。睡眠時間を確保することはもちろん、「睡眠の質」を高める(睡眠時のリラックスなど)ことも意識しましょう。 あとは「運動不足」と「過度な運動」は、どちらも免疫力低下の原因になるので、適度な運動を心がけてください。その他にも「喫煙量が多い」「ストレスを溜めこんでいる」なども、免疫力低下の原因となる可能性があるので、心当たりがあれば改善してください。 積極的に免疫力低下を改善するための免疫細胞療法 より積極的に免疫力低下を改善し、健康的な生活を手に入れたいと思うのであれば「免疫細胞療法」も検討してみてください。 この治療法は本人の血液から培養して数を増やした「NK細胞」などの免疫細胞を、点滴で本人の体内に戻すことで体内の免疫細胞の数を増やすための治療法です。 免疫細胞の数は、免疫力に大きく関係しています。免疫細胞療法によって数を増やした免疫細胞は体内に侵入した病原体をしっかりと攻撃し、病気の発症を抑えてくれるのです。 また、この治療法は「がん」の予防、および治療後の再発予防にも効果が期待されており、本人の体内から取り出して培養しているという特性上「拒否反応」などの副作用が少ないというメリットがあります。 まとめ・免疫力低下を改善する方法を解説します! 免疫力低下の原因を特定し、それを改善することで低下した免疫力を改善できる可能性があります。しかし、どうしても生活習慣の改善だけでは十分に免疫力低下を改善できないケースも少なくありません。 免疫力低下を積極的に改善したいと考えているのであれば、免疫細胞療法を取り扱っている医療機関に問い合わせてみてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.06 -
- ひざ
登山好きのために!膝の痛みを軽減する靴の選び方! 登山靴の選び方で、膝痛を軽減、予防することはできるのでしょうか?登山グッズは数多くあり、登山靴もたくさんの種類があります。特殊な靴ですし、安い買い物ではないので、せっかく購入するなら良いものを選んで、長く使いたいですよね。 そして、登山のときには長く歩いても疲れにくい、膝痛を感じにくく、痛みを予防できるような靴を探したいという人も多いと思います。そこで今回は、登山靴と膝痛の関係、靴の選び方について紹介します。 膝の痛みを発症しない登山靴の選び方 登山靴を選ぶとき、サイズや履き心地、値段、着脱のしやすさなどを考慮する人は多いと思います。しかし、他にも注意して選びたいことがあります。それは、靴底の硬さは歩行に影響を及ぼすという研究結果があるためです。 硬すぎる靴底は関節運動を制限し、転倒リスクを高めます。一方、中敷きを硬くすると歩行時に力が入れやすく、歩きやすくなるでしょう。 膝痛を予防する!おすすめの登山靴の選び方 登山靴を選ぶときには、まず、基本の日常生活における正しい靴の選び方をしましょう。 正しい靴の選び方[基本] ①靴の中敷きが取り外せる ②靴のつま先部分で足指が自由に動かせる空間がある ③かかと部分が硬くてしっかりと支えられる ④靴の全方部が柔らかく、足指の付け根が楽に曲げられる ⑤紐やマジックテープでしっかりと固定ができる この条件を満たしている靴を履くと、日常生活でも疲れにくい歩行を続けることが可能です。 登山靴の選び方 登山靴は、正しい靴の選び方[基本]の①から⑤を満たしていることにプラスして、以下の⑥から⑧を満たしたものがおススメです。 ⑥かかと部分に硬さのある ⑦ソール(靴底)に十分な剛性がある ⑧防水性がある このような条件を満たす登山靴であれば、膝への負担もかかりにくく、快適な登山を楽しめるでしょう。また、登山する山の標高によっても靴を使い分ける必要があります。 自ら登山靴を選ぶのが難しいという場合は、靴屋さんに選んでもらうと安心ですね。 まとめ・登山好きのために!膝の痛みを軽減する靴の選び方! 登山のときには、自分に合った登山靴を履いていないと、うまく力を入れることができず、関節に負担をかけてしまうため、膝痛を発症する恐れがあります。楽しい登山になるはずが、登山靴の選び方を間違えてしまったがために膝痛になり、台無し…なんていうことにならないようにしましょうね。 もし、軟骨のすり減りなど、膝にトラブルを抱えているときは、登山靴の選び方で膝痛を軽減することは難しいかもしれません。膝痛がつらいということであれば、早めに医療機関を受診し、適切な診断・診療を受けるようにしましょう。 つらい膝痛の悩みを軽減し、登山靴を履いて元気に登山を楽しみたい!という方は、近年注目を集めている再生医療による治療を検討することもできます。興味をお持ちの方は、再生医療についての情報もチェックしてみてくださいね。 以上、膝痛を解決する登山靴の選び方!おすすめの登山靴について記させて頂きました。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.06 -
- ひざ
膝が痛くても登山がしたい!そんな時に役立つテーピングの知識 登山をするときに膝の痛みを感じる…そのようなときに、テーピングをすると痛みは改善するのでしょうか? 膝の痛みがあっても、テーピングをするなどして登山を楽しみたい!と思われている人は多いと思います。そこで今回は、膝の痛みがあるけれど登山がしたいとき、テーピングは効果的なのかどうかについて紹介します。 登山時の膝の痛みにテーピングは効果的なのか テーピングはスポーツ障害に対して関節の動きを改善させるために用いられてきましたが、最近では一般の人や高齢者に対しても応用されてきています。しかし、そもそもテーピングは膝の痛みに効果が期待できるのでしょうか。 登山を行う際にサポートとしての役割を果たしてくれるのでしょうか。テーピングした人としていない人を比べると、テーピングをした人は膝関節が安定化し、運動能力も上がったという研究報告もあります。 つまり、テーピングは膝の痛みのある人の登山のサポートとして役立てることができると言えるのです。 テーピングが膝の痛みに効果的な理由 テーピングが膝の痛みの改善や、予防に効果的な理由はいくつか挙げられます。脱臼や靭帯損傷、ねんざなどにより通常よりも関節の可動域が大きくなってしまった場合に、テーピングで制限することができます。 さらに、ケガや損傷を受けた筋肉や関節を補強することで痛みの軽減に繋がります。このように、テーピングは痛みを軽減させるだけでなく、その予防にもつながるため、登山をするときも、その効果は有効と言えるものです。 テーピングの種類と効果的な使用方法 ひとくちに「テーピング」と言っても、いろいろな種類があります。 1.非伸縮タイプ 伸縮性のないタイプで、関節や筋肉をしっかりと固定するのに向いています 2.伸縮タイプ 伸縮性があり、非伸縮性とくらべ固定力は落ちるものの、関節可動域の制限を少なくすことができます 3.キネシオロジーテープ 固定目的のテーピングと異なり、筋肉のサポートが目的とされているものです。テープ自体が筋肉の収縮力に近い構造になっていて、筋肉の収縮を助けたり、体液の循環を良くする効果も期待できます。 使用方法(テーピングの仕方) テーピングには、このように種類もありますが、使用方法(巻き方)には、さらに千差万別あります。 登山のときにテーピングをするのであれば、膝の痛みがあるのか?どんな痛みなのか?固定なのか?補強なのか?など、部位や、痛み、目的によって、その巻き方は変わってきます。 強く巻きすぎたり、逆に弱すぎたりすると逆効果になってしまうこともあるので、テーピングをするときは、事前に病院を受診して、自分にあったテープの種類や、その巻き方を医師や理学療法士からアドバイスを受けるようにしましょう、その上で、正しく装着すると確実であり、安心です。 自己流で行ってはみても、えてしていざ山登りの最中に痛みや、違和感を感じるものです。そうなると山登りを満喫することはできません。しっかり指導を受けて正しく装着することで楽しい行楽になる確率がアップします! まとめ・膝が痛くても登山がしたい!そんな時に役立つテーピングの知識 テーピングは、その固定力や伸縮力によって膝の痛みや血行を改善し、ケガの予防に繋げることができます。登山をするときにも、膝の痛み対策としてテーピングを使うのは有効と言えます。 ただし、正しい巻き方をしなければ逆効果になってしまう可能性があるため、専門医などから正しい巻き方についての指導を受けましょう。以上、膝の痛みに効果的なテーピングで登山を楽しむ方法について記載しました。参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.05 -
- 免疫細胞療法
免疫力の低下は身体のリスク!免疫力を診断するセルフチェックについて 私たちは、普段の何気ない生活であったとして、その身の回りには、ウイルスをはじめ細菌やほこりなどといった、身体にとって有害な物質が存在し、日常的に触れています。 このような物質たちに触れている状態であれば病気などを発症してしまうのではないかと心配になるものです。それでも病気を発症しないのは、免疫のお陰という訳です。免疫はこういった身体にとって有害な物質から身体を守る、排除するシステムというわけです。 そこで、「自分は免疫力低下しているのでは?」と心配な人は、医療機関で検査を受けることができますが、まずは簡易的なセルフチェックで診断してみることをおすすめします。 今回は、免疫力低下を自己診断するためのセルフチェックについて紹介します。 免疫力低下を診断するためのセルフチェック項目 以下の項目で、当てはまる内容が多いほど免疫力低下を起こしている可能性が高いと判断できます。 ①風邪をひきやすい ②食生活に偏りがある ③運動不足である ④睡眠不足である ⑤ストレスが溜まっている ⑥肌トラブルがよく発生する ⑦高齢である ⑧喫煙量が多い ⑨飲酒量が多い また、病気が原因で免疫力低下の状態になることもあります。例えば、「がん」の治療において、化学療法は患者さんの免疫力を低下させてしまいます。また、「糖尿病」や「HIV」などの病気も、免疫力を低下させる原因となるのです。 その他にも遺伝的要因などを原因として免疫不全疾患を発症している場合もあります。 免疫力低下を医学的に治療する方法もある! セルフチェックで当てはまる項目が多かったという人は、生活習慣を見直すことで、免疫力のアップが期待できます。例えば、運動不足だという人は運動する、睡眠不足だという人は、しっかり睡眠をとるなどです。 とはいっても、生活習慣を改善するのは簡単なことではないため、免疫力を取り戻すことは容易ではありません。もっと積極的に免疫力を取り戻したいというのであれば、医学の力を借りることができます。 免疫細胞療法 医学的な方法で免疫力低下を改善するおすすめする治療法としては、「免疫細胞療法」が挙げられます。免疫細胞療法はがんの予防や再発予防のための治療としても注目されている治療法です。 もう少し詳しく言うと、免疫細胞療法とは、本人の血液から取り出して培養した免疫細胞を点滴で戻すことで活性化した免疫細胞を増やす治療法です。副作用や体への負担が少ない治療法として注目されており、免疫力に悩んでいる人にとってその悩みを大幅に改善できる可能性を秘めた治療法となっています。 まとめ・免疫力の低下は身体のリスク!免疫力を診断するセルフチェックについて 免疫力低下は、ある程度は自己診断できますが、具体的な免疫力を数値化したい場合であれば医療機関で血液検査を受ける必要があります。自己診断や血液検査の結果、免疫力が低下していれば、原因を特定して生活習慣を改善し、免疫力の改善に努めることをおすすめします。 それ以上に免疫力を高めたいという希望があれば、免疫細胞療法を取り扱っているクリニックに相談してみましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2020.07.04 -
- ひざ
膝が痛いながらも登山をするならサポーターが効果的 膝に痛みがあるけれど、登山はやめたくない!なんとかして続ける方法はないかな…。サポーターをすれば大丈夫かも?などと考えている方もいるのではないでしょうか。 今回は、登山をするときの膝痛とうまく付き合うためにはサポーターが効果的なのかどうか、どんな種類のサポーターがあるのかなどをご紹介します。 膝が痛い場合に登山をする場合はサポーターが効果的 登山をしていて膝痛に悩まされているなら、サポーターを上手に使うことでその悩みが緩和されるかもしれません。膝の痛みの原因は膝にかかる負担の大きさにあります。 そのため、サポーターで、その負担を軽減させることができれば、登山のときの膝痛の悩みの緩和や改善、予防につながる効果が期待できます。 膝へのサポーターの種類について サポーターと言っても、さまざまなものが販売されています。そして、目的や使用時間によっても使い分けが必要なので、サポーターの特徴を知っておくことも必要です。 ・ベルト型サポーター ・タイツ型サポーター ・支柱つきの膝サポーター ベルト型サポーター 装着も簡単で自分で調整できるベルト型です。膝関節に合わせて自分でしっかりと固定することで、筋肉や骨をしめつけ、痛みの改善をはかることができます。 登山時においては、負担のかかりがちな屈伸の動きをサポートして膝への負担を軽減させる効果が期待できます。 しかし、締め付けがきつすぎるとうっ血したり、固まって動きにくくなってしまう場合もあるので、きちんとサイズを合わせて買うようにしましょう。 タイツ型サポーター 生地が薄く、日常的に使用していても違和感がないタイプです。 履くだけで良いので着脱も楽で、膝への保温効果による痛みの軽減作用も期待することができます。 簡単な分ずれやすいため、テーピング機能があると良いでしょう。 支柱つきの膝サポーター サポーターの中に金属の支柱が入っており、膝関節を金属で固定するので、サポート力に優れています。 支柱付きの膝サポーターはさらにタイツ型のように履いて装着するもの、巻いて装着すもの、その二つをあわせたハイブリッドタイプがあります。 登山をするときの膝痛の緩和に役立つサポーターを選ぶには? 登山をするときの膝痛の緩和に役立つサポーターを選ぶには、まず、サイズをきちんと合わせましょう。 また、登山のときは膝を曲げたり伸ばしたりしますし、汗もかくので、伸縮性やストレッチ性、通気性に優れたものを選ぶようにしてくださいね。 専門家に相談しましょう 膝痛を緩和するためのサポーターは、市販の薬局などでも購入できます。 しかし、登山をするときには普段以上の負担が膝にかかることになりますし、そもそもサポーターをつけたからと言って登山をしてもいい状態なのかどうか?ということは、自分では判断できないこともあると思います。 膝痛の原因はさまざまですが、今以上に悪化させないようにするためにも、医療機関で診察してもらい、サポーターの使用方法についてもきちんと指導を受けた方が安心です。 また、普段は痛みを感じないけれど、登山をすると膝痛がひどくなる…というようなケースもあるでしょう。 まとめ・膝が痛いながらも登山をするならサポーターが効果的 登山中の膝痛の緩和には、サポーターを用いることが効果的です。ただし、サポーターにもさまざまな種類があるので、医師や理学療法士に相談して、自分に合ったものをみつけるようにしましょう。 また、サポーターをしても緩和・改善されないほど膝痛がひどく、登山をあきらめてしまったという方もいるかもしれません。 しかし最、近は、自身の細胞を使って関節の修復をする再生医療も注目されています。再生医療で治療し、サポーターも上手に使うことで、また登山を再開できる可能性もありますよ。 再生医療について詳しく知りたい方は、まずは、専門のクリニックのホームページをご覧になってみてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.03 -
- 免疫細胞療法
免疫力を検査する!免疫力低下は検査でわかる? 「免疫力」というものは目に見えないものなので、免疫力低下を医学的に自覚することは難しいかもしれません。免疫力低下によって、病気になりやすくなると言われていますから、検査などをして「免疫力が低下している」と分かると良いですよね。 そこで今回は、免疫力低下は検査でわかるのか?ということについて解説します。 免疫力低下は検査によってわかる! 結論から言うと、免疫力低下は検査で調べることができます。検査方法は、血液検査です。 保険診療でわかる免疫力の検査 保険診療で可能な範囲では「白血球数の中のリンパ球の割合」から「リンパ球の数」を調べることができます。そのリンパ球が2,000~2,300個/μℓ以上あれば、免疫力は低下していないと判断できます。 自費診療でわかる免疫力の検査 より詳しく免疫力を検査したいというのであれば、少しお金はかかりますが自費診療の範囲で可能な血液検査で免疫細胞の数を調べることをおすすめします。 「NK細胞」「T細胞」などの免疫細胞の数を調べて免疫年齢を測定することで、免疫力が低下しているかどうかを調べることができます。 免疫力低下には免疫細胞療法がおすすめ 免疫力が低下していることが検査でわかったら、何らかの対策を講じて免疫力を改善したいところです。生活習慣などを原因としている場合にはその原因を取り除くことで免疫力が改善するケースもありますが、いかんせん限界はあります。 そこで、積極的に免疫力低下を改善したいというのであれば、「免疫細胞療法」という治療を受けることをおススメします。免疫細胞療法とは「NK細胞」など、免疫機能に関わる細胞を本人の血液から取り出して培養し、数を増やしてから点滴で本人の体内に戻すという治療法です。 この「本人の血液から取り出す」という点がメリットの1つで、細胞が本人由来のものであるため、他人の体内から移したことで発生するような「拒否反応などの副作用」が起きにくいという点が大きなメリットです。 この副作用の少なさが注目され、最近では「がん」の治療法として用いられることがあり、がんの再発予防にも効果が期待できます。 まとめ・免疫力を検査する!免疫力低下は検査でわかる? 免疫力低下は病気の感染リスクを高めると言われています。しかし、検査によって免疫力低下の状態にあるかどうかが分かります。 いろいろな病気の感染リスクから身を守るためにも、免疫力低下が検査結果や自覚症状でわかったら、免疫細胞療法を受けて積極的な免疫力改善に取り組むことも一考の価値があるといえます。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.07.03 -
- ひざ
登山中、膝裏に痛みを感じる!その原因と予防法 登山をしていて「膝裏が痛くなった」ことはありませんか? 登山前は特に痛みはなかったのに、登山がひと段落してから痛みが出てきたのであれば、その痛みは普段の生活が原因かもしれません。今回は、登山で膝裏の痛みが出る理由と解決法について紹介します。 膝裏の痛みの原因 登山では、なぜ膝裏の痛みがでるのでしょうか? 膝裏の痛みが出る原因の病気としては、関節リウマチや膝靭帯損傷、変形膝関節症などが挙げられます。しかし、これらは安静時も痛みを伴う場合が多いので、登山の時だけ膝に痛みを感じるのであれば、これらの疾患ではないかもしれません。 膝裏に痛みを感じる方は、登山のどの段階で痛みを感じるのか思い出してみましょう。もし下山のときであれば、登山で痛みが出てしまうことを予防・改善できるかもしれません。 登山(下山)で膝裏の痛みが出る原因 下山のような下り坂歩行は、平坦な道を歩いている場合と比べ、地面を踏んだと気にかかる力と、膝の関節を伸ばしたことによる力が強くなります。そして、関節自体も曲がった状態で歩くことになります。 また、かかとが地面についたときの力は、膝裏と太ももの筋肉である大腿四頭筋が衝撃を吸収する役割を果たしています。 つまり、登山で下山をするときには、脚(膝裏)に大きな負担がかかっているということになります。 さらに、ただでさえ膝に負担がかかりやすい状況に加え、山道といった特殊な条件が歩き方にも影響を与えます。このようなことが、登山(下山)で膝裏の痛みを発症する原因です。 登山(下山)で膝裏の痛みを発症させないための予防法? 登山で膝裏の痛みが出てしまうという方は、膝への負担を軽減させるための筋力トレーニングが有効です。筋力を保つことで膝関節が安定化し、関節や骨、靭帯などにかかる負担を減らすことができるためです。 大腿四頭筋を鍛えるためには、適度なスクワットやウォーキングを普段から行っておくと良いでしょう。また、歩き方にも気を付けましょう。 疲れてくると猫背になりがちで、つま先に負担がかかった歩き方になり、さらに前のめりになると膝にも負担がかかってきます。姿勢はまっすぐ保ち、足の裏全体で歩くようにしましょう。 疲れを感じる場合は、ストックのような補助具も有効です。 まとめ・登山中、膝裏に痛みを感じる!その原因と予防法 登山における膝裏の痛みの原因としては、膝関節周囲の筋力不足や登山時の姿勢、歩き方が関係しています。普段から負担にならない程度にスクワットや有酸素運動をおこなうなど、筋力トレーニングをするようにし、また、歩き方にも気を付けましょう。 登山で膝裏に痛みが出てしまった場合、安静にして痛みが軽くなるようでしたら様子を見ていても良いですが、もし、痛みが続く、どんどん痛みが強くなるというような場合は、なるべく早く医療機関を受診してくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.02 -
- 再生治療
- 肝疾患
肝臓の病気に悪い食べ物とは!?今すぐ避けて数値を下げる! 肝臓は、人間が口にした食べ物の影響を大いに受けることをご存じでしょうか。 肝臓に良い食べ物はたくさんありますが、その逆で肝臓に悪い食べ物もあります。食べ物が引き金となり、肝臓の病気を引き起こすこともあるのです。 今回は肝臓の病気と、控えるべき食べ物についてご紹介します。 食べ物が重要!?肝臓が再生できなくなる病気とは? 私たちが口にした食べ物は、胃や腸で消化・吸収されますが、残ったエネルギーは肝臓に蓄えておくことになります。 また、肝臓には解毒機能がありアルコールや薬剤といった物質は解毒され、無害なものにしてから体外へ排出されます。 肝臓の機能を見ると、人間の生命にとって重要な存在である一方で、負担の大きな臓器であることがわかります。肝臓は再生能力に優れた臓器ですが、長期間にわたって負荷がかかると病気になり、再生能力が下がってしまうこともあります。 食べ物が関わる肝臓の病気で有名なのが脂肪肝です。脂肪肝はこれまでアルコールの過剰摂取が原因となると言われてきました。 しかし、近年はアルコールを飲まない人も脂肪肝になることが増えてきました。食生活の欧米化によって脂肪や糖分を多く含んだ食べ物を取るようになったためです。 脂肪肝は自覚症状がないため、気づかずに放置されがちです。しかし、放っておくと肝臓が繊維化して固くなる「肝硬変」に進行する場合もあるので注意が必要です。 一度繊維化した肝臓は再生できず、重症化すると命に関わる腹部静脈瘤や、肝性脳症を引き起こすこともあるのです。 肝臓の病気に悪い食べ物について 肝硬変になると肝臓は再生能力を果たすことができなくなります。肝硬変の根本的な治療法はないため、生活習慣を見直すことで病気を悪化させないようにすることが大切です。 つまり、肝硬変では食べ物に気を付けることや適度な運動が大切です。 また、脂肪肝の状態でも食べ物を見直すことは重要です。生活習慣を見直すことで、肝硬変への進行リスクを抑えることができるのです。 脂肪肝は肝臓に脂肪が蓄積した状態なので、脂肪分や糖分、アルコールによる糖質を控えた食事を心がけてください。 肝臓の病気を患っている場合の、避けたい食べ物や飲み物は以下です。 ・糖質の含まれる、白米 ・果糖の含まれる、果物 ・ショ糖が含まれる、菓子類やジュース ・脂質の多い、肉の脂身、揚げ物、バターなど ・糖質の多い、アルコール類 またバランスの取れた食事も大切です。ビタミンやミネラルが豊富な食べ物も意識して摂取しましょう。 また、アルコールが原因の人は禁酒が必要です。 肝臓が再生能力を取り戻す!?肝硬変の治療に再生医療が期待 これまでの脂肪肝や肝硬変の治療は、食べ物のことなど生活習慣の見直しがメインで根本的な治療はありませんでした。しかし近年、再生医療が肝硬変の治療として期待されています。 再生医療では、自己由来幹細胞を肝臓まで送り届けます。肝臓には直接注射できないため、静脈注射を行います。血流にのって肝臓に届けられた幹細胞は、傷ついた肝細胞を見つけて修復します。繊維化した肝臓を溶解してくれるため、肝臓は元の状態を取り戻すことが期待できるのです。 再生医療で肝臓が元の状態に戻っても食生活の注意は必要です。肝臓に負担のない食べ物を選択し、元気な肝臓を取り戻してください。 まとめ・気を付けたい肝臓の病気に悪い食べ物とは?期待の再生医療 脂肪肝や肝硬変のような肝臓の病気には、食べ物の影響もあります。これらの病気の治療は生活習慣の見直しが基本で、バランスの取れた食事や脂肪・糖質を控えた食べ物を意識する必要があります。 近年肝硬変の治療に幹細胞を用いた再生医療が注目されています。生活習慣の見直しも一緒に行うことで、肝臓が元気な状態を取り戻すことが期待できるでしょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.02 -
- 免疫細胞療法
免疫力低下に注意!体に異常を引き起こす原因とその症状 「免疫力低下」という言葉は、健康志向の人を中心としてさまざまな人の関心を集めています。もしかすると、この記事をご覧になっているあなたも免疫力低下を心配しているのかもしれません。 では、免疫力低下の状態になると、身体にどんな異常が出るのでしょうか?自覚症状はあるのでしょうか?今回は、免疫力低下の原因と症状について解説します。 免疫力低下の原因 免疫力低下の原因は人によって異なります。 生活習慣などの影響による一時的なものから、病気としての「免疫不全疾患」など、さまざまな要因で免疫力が低下したり、免疫機能がきちんと働かなかったりします。 例えば「ストレスが溜まっている」「激しい運動を日常的に行っている」などが免疫力低下の原因になりますし、免疫不全疾患は薬物の副作用や遺伝により発症します。 免疫力低下により引き起こされる症状 免疫力が低下すると、簡単に言えば「さまざまな病気にかかりやすくなる」という症状が現れることが多いです。 具体的には、細菌やウイルスといった病原体の感染リスクが高まり、風邪などの感染症の発症リスクが高まります。 特に疾患レベルで免疫力が低下すると、のどや鼻、皮膚など体外との接触が濃厚な部位に症状が出やすく、中耳炎や発疹、重篤な場合だと肺炎やアレルギー症状などを引き起こす場合もあります。 免疫力低下の症状を予防するには免疫細胞療法! 疾患レベルでないとしても、免疫力が低下するとさまざまな病気にかかりやすくなり、生活の質を落とす原因となってしまう可能性があります。そこで、おすすめする治療法が「免疫細胞療法」です。 免疫細胞療法は「NK細胞」などの免疫細胞を患者さんの血液から取り出し、培養して数を増やしてから体内に戻すという流れで治療を行います。数を増やした免疫細胞は活性化しており、体内に侵入した病原体に対する攻撃力を高めることで病気の感染リスクを抑えることができるのです。 免疫細胞療法は、がん予防、および治療したがんの再発予防にも効果が期待されており、「新たながん治療の選択肢」として注目されているという側面もあります。 まとめ・免疫力低下に注意!体に異常を引き起こす原因とその症状 免疫力低下によりさまざまな病気にかかりやすくなり、場合によっては重篤化して重い症状に悩まされる可能性もあります。普段から風邪などの病気にかかりやすい人は免疫力が低下しているのかもしれません。 もし、積極的に免疫力低下を予防したいというのであれば、免疫細胞療法があります。医療の力によって免疫力を高めることで、生活の質を改善できる可能性も期待できます。 免疫力低下を心配されている人は、免疫細胞療法を受けることを検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.07.01 -
- ひざ
膝の痛みがあっても登山を楽しみたい場合のセルフケアの方法とは 登山を思いきり楽しみたい!けれど膝に痛みがあって断念している方もいるのではないでしょうか?膝の痛みはとてもつらいですから、痛みのケアをして、早く登山を楽しめるようになると良いですよね。 そこで今回は、膝の痛みのケア方法について紹介します。 登山をすると膝が痛い!痛みのケアは可能? 登山中に膝が痛くなって動けなくなってしまった…という経験をお持ちの方もいると思います。でも、なぜ登山中に膝の痛みが出てしまうのでしょうか? 登山中の膝の痛みの原因 登山中の膝の痛みの原因としては、筋力不足や柔軟性の不足、靭帯の損傷や関節軟骨のすり減り、骨の異常などいくつかの要因が挙げられます。また、性別や年齢、普段の運動量など個人によってもさまざまなので、詳しい原因を知るためには早めの医療機関への受診が推奨されます。 登山では下りでのケガが多い 登山は上るときよりも、下るときのほうが、ケガのリスクが高いと言われています。山を登る際には大腿四頭筋と呼ばれる太ももの前の筋肉を収縮させて使いますが、下山の際にはこの筋肉を引き伸ばして使います。 この引き伸ばす動作は普段使われないことが多いため、より負担を感じてしまうのです。大腿四頭筋が疲労して硬くなることで膝の柔軟性が低下し、痛みが出てしまいます。 そして、膝への負担が、膝関節の筋力を超えてしまうことで、十分に関節を支えられず炎症を起こしてしまうのです。 登山で膝が痛くてつらい場合の痛みのセルフケアについて 登山のときに膝が痛いという場合は、その多くが膝の外側の痛みを感じます。もし、膝の内側に痛みを感じる場合は関節に異常がある場合が多く、登山前から痛みがあるでしょう。 登山中に、膝に痛みが出てしまった場合には、以下のようなセルフケアがおすすめです。まずは安静にして、それ以上の炎症を防ぎます。 マッサージ ゆっくりと安静を取った後、太ももの表や裏をゆっくりとマッサージして、筋肉の疲労を取ります。 アイシング 炎症が起きてしまっている場合はビニール袋に水と氷を入れるなどして、患部を冷やしましょう。 圧迫 さらに患部の内出血や腫れを防ぐためにスポンジやパッドを患部に当て、テーピングや包帯で軽く圧迫しながら固定します。膝の少し上あたりを圧迫することで、靭帯への負担を減らす効果が期待できます。 まとめ・膝の痛みがあっても登山を楽しみたい場合のセルフケアの方法とは 登山では、山に登る際よりも下山のときのほうがケガをしやすく、膝にも負担がかかります。登る前には筋トレやストレッチをおこない、筋肉や膝関節を緩めるなど十分に準備してから登るようにしましょう。 登山の後、しばらくしても膝が痛い場合は関節に異常があるかもしれません。軟骨のすり減りや骨に異常がある場合は、損傷を受けた部位は自然には回復しないため、悪化すると人工関節を入れる手術をおこなう場合があります。 最近は、自身の細胞を用いて軟骨や周辺組織を修復する再生医療という治療法もありますが、まずは、それ以上の悪化を防ぐためにも、安静にすること、痛みを我慢せず、早期に医療機関を受診することが大切です。診断をしてもらい、あなたに最適な治療法で痛みを改善していきましょう。 以上、膝の痛みがあっても登山を楽しみたいに関して記させて頂きました。参考にしていただければ幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.01 -
- 免疫細胞療法
免疫力低下を治療する「免疫細胞療法」の仕組み 免疫力低下は、さまざまな病気の発症リスクを高めてしまうので、積極的に免疫力を高めたいと思っている人も多いのではないでしょうか。近年、注目を集めている免疫力低下を治療する方法として「免疫細胞療法」という方法があります。 今回は、この免疫力低下を治療する免疫細胞療法について詳しく紹介します。 免疫力低下を治療する免疫細胞療法の仕組み 免疫力が低下すると、がんの発症リスクを高めるだけでなく、風邪などの感染症に対する防御能力も低下してしまい、さまざまな病気の発症リスクが高まります。 免疫細胞療法は、患者さんの血液から「NK細胞」や「キラーT細胞」などの、病原体を攻撃する免疫細胞を取り出し、培養して活性化してから体内に戻す治療法となります。 本人の体内(血液)から採取した細胞を用いるので副作用が少なく、がん予防やがん再発予防に対しての効果も期待されています。 免疫力低下を治療する免疫細胞療法とは? そもそも免疫とはどのような仕組みなのか?についておさらいしておきましょう。体内に入り込んだ病原体などの異物を攻撃する免疫には、「自然免疫」と「獲得免疫」という2つの仕組みが働いています。 「自然免疫」は体内に入り込んだ異物を最初に反応する免疫細胞であり、病原体を攻撃する「顆粒球」や「NK細胞」、死んだ細胞を処理する「マクロファージ」などが含まれます。 「獲得免疫」は病原体に感染した際に獲得する免疫のことで、「キラーT細胞」「B細胞」などが病原体に対して高い攻撃力をもって反応するのです。一般的に「病気に免疫がつく」と表現するのは、自然免疫から得た情報をもとにして病原体を記憶して攻撃する獲得免疫が整うことをいいます。 免疫は「がん」にも関係する 一般的に免疫と聞くと「対外から入り込んだ病原体に対する反応」と思われがちなのですが、免疫力は「がん」の予防にも関係しています。通常、体内で発生したがん細胞はキラーT細胞などによって攻撃され、がん細胞が増殖するのを防いでくれているのです。 しかし、免疫力低下をそのままにしていると、発生したがん細胞に対して十分に対処できず、がん細胞の増殖を許してしまい、がんを発症してしまいます。そこで注目されているのが免疫細胞療法です。 まとめ・免疫力低下を治療する「免疫細胞療法」の仕組み 免疫力低下の原因は生活習慣の中にもありますが、普段から風邪をひきやすいなど、免疫力が低下していることが悩みだという人は免疫細胞療法で免疫力を高めるという選択肢も検討してみてください。 免疫細胞療法を利用することで免疫力を高めることができれば、病気に負けない健康的な身体を手にすることができるでしょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.06.30 -
- ひざ
- 再生治療
膝関節症で悩む看護師がそれ以上悪化させないために気を付けるべきこととは? 看護師は出勤から退勤まで忙しく働き、1日中歩いている仕事であるのに加え、患者の移動介助なども行うため膝関節への負担が大きくかかります。 看護師自身が自分の身体に向き合う時間はなかなか確保できず、体調が悪くても休めない環境であることから、症状が強くでた時点での受診になってしまうこともあります。変形性膝関節症は高齢の方がなる印象だとは思いますが、看護師にも起こりうる疾患です。 看護師が膝関節症を悪化させないためには、普段の業務の中でどのようなことに注意をすれば良いのか確認していきましょう。 看護師にも多い膝関節症の原因はそもそも何? 膝の関節の表面は、多くの水分が含まれている軟骨で覆われています。歩行時の衝撃を和らげたり関節の動きを助ける働きがありますが、負担が増すと軟骨がすり減り関節が曲がりにくくなることがあります。 放っておくと半月板の組織を破壊してしまう可能性もあります。そのため、早めに対処することが必要です。 看護師の場合はボディメカニクスを活用した動きをしなかったり、ずっと歩いていることが負担となります。体重が重いことも軟骨がすり減る原因なので、看護師業務以外の部分も原因となり得ます。 どんな症状がでたら受診すれば良い? 膝関節症になってしまっている場合、「膝の痛み」が主な症状です。 これらのサインは見逃さず、看護師であっても速やかに受診をしましょう。 ・立ち上がるときや歩行時、階段時に膝が痛い ・正座をすることができない ・膝が完全に伸びきらない、曲がってしまう ・膝に水が溜まっている 膝関節症を悪化させず看護師として働き続けるため、気をつけたい4つのこと 注意はしていても膝関節症になってしまう可能性はあります。膝関節症のある看護師が気をつけるべき行動を一緒に確認しましょう。 ① 症状が強くなる動きを避けるようにする 身体が痛みを発するのは、炎症が起きている部位を守るための防御反応でもあります。 ベッド上での水平移動や車椅子移乗は、膝を曲げる動作がどうしても必要です。自分の身体が壊れてしまっては意味がないので、受け持ち患者のADLを考慮してもらえるよう師長に相談するのも1つの方法です。 ② 肥満体型の場合は減量をする 体重が重いとそれだけで膝への負担も大きくなり、肥満による過剰負荷が膝関節症となった直接的な原因の場合もあります。食事や適度な運動を行うことが大切です。 特に、日勤中の昼ごはんや夜勤中の夜ごはんはコンビニで済ませてしまうことが多いですが、サラダや汁物、白米などワンプレートの献立を意識した選び方をしたり、お弁当を作るなどして栄養バランス良く食事を取りましょう。 ③ 適度に膝関節を動かすようにする 痛みが生じる動作は避けるべきですが、ずっと動かさずにいると可動域が狭くなる、筋力低下などのデメリットもあります。これは、普段の業務内での移動でまかなえているといえます。 早歩きや走るという動作は、膝関節症の程度によっては痛みの悪化を引き起こすので軽いウォーキング程度に留めましょう。 ④ 痛み止めを適度に使用する 膝関節症の保存療法として鎮痛薬での痛みのコントロールも行われます。痛みは「それ以上の動きは膝関節を悪化させてしまう」という身体からのサインですが、我慢を続けるのは生活にも支障をきたすため良くないです。 内服薬の1日の摂取の目安は看護師であれば理解しているものです。NSAIDsの多用は胃潰瘍などにもつながってしまうため、適切な量を使用して痛みを緩和するようにしましょう。 保存療法でも治らない!悪化してきたときの選択肢は? 保存療法として鎮痛薬の内服、運動療法、食事療法をしていたとしても悪化してくる可能性はあります。悪化すると別の治療が必要になりますが保存療法以外となると、通常手術療法です。 高齢であれば関節置換(人工の関節に置き換える)と、50-60歳など比較的若い方の場合には高位脛骨骨切術(脛骨を切って調整)がメジャーです。 どちらの術式も全身麻酔で行うため、さまざまなリスクを負うのはもちろん、関節置換の場合は一定の運動は脱臼の原因となるため制限しなければなりません。 実は、これらの治療法以外もあります。近年発展してきている「再生医療」です。 膝の再生医療では、自分の細胞で軟骨損傷を修復し症状の進行を遅らせ、痛みも改善するといった効果を期待できます。腹部から少量の脂肪をとるだけなので侵襲も少なく、自分の細胞を使うため副作用も少ないのが特徴です。 まとめ・膝関節症で悩む看護師がそれ以上悪化させないために気を付けるべきこととは? 患者さんのために看護を行う看護師ですが、看護師も人間です。自分の身体も守る必要があります。 業務を理由に無理をする方が多いですが、膝関節症が悪化していけば手術が必要になる看護師もいます。軽症のうちから治癒に向けて気をつけていきましょう。 もし、再生医療での治療に興味がある場合、一般的なクリニックや病院で受けることはできないため、当院へお問い合わせください。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療専門クリニックです。ご不明点やご質問など、ご遠慮なくお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.06.29 -
- 免疫細胞療法
免疫力が低下し病気になるメカニズムを知って病気を予防する 「免疫力低下=病気にかかりやすくなる」というイメージは、多くの人が共通認識として持っている知識です。しかし、免疫力低下が、なぜ病気の発症リスクに関係しているのか、具体的な理由について知らない人は多いかもしれません。 そこで今回は、免疫力低下により病気になりやすくなるメカニズムについて解説します。 免疫力が低下すると病気になる?そもそも「免疫」とは? 「免疫」とは、簡単に言えば体内に侵入した病原体などに対する防御能力のことです。食事や呼吸などを媒介として体内に病原体が進入しようとします。これに対して、まず機能するのが「粘膜免疫」です。 目や鼻、口や腸管などの粘膜組織には、体内に侵入しようとする外敵(異物)に対する防御システムが備わっています。そして、粘膜は、体内に侵入しようとする異物を体外に排出することで、病原体の感染を防ぐことができるのです。 しかし、粘膜免疫は完璧ではありません。第二に活躍するのが「全身免疫」です。体内に病原体が進入すると、ただちに相手を攻撃する「自然免疫」が機能し、病原体ごとの特性に応じて攻撃する「獲得免疫」の二段構えの体制で病原体を攻撃します。 つまり免疫力とは、この「病原体に対する防御および攻撃能力」のことであり、免疫力が低下するということは病原体の進入を許し、撃退までに時間がかかってしまうのです。 免疫力低下の原因を知って病気を予防しよう! 免疫力低下の原因を知ることで、病気の予防につなげることができそうです。 免疫力低下には、生活の中でさまざまな原因があると考えられています。 ・過剰なストレス ・過度な運動 ・運動不足 ・自律神経の乱れ ・栄養の偏り、不足など これらの原因を特定することができれば、改善することで免疫力低下を改善できる可能性があります。免疫力を高めることは「病気に負けない体作り」のために欠かせないことであり、免疫力低下をそのままにしてしまうと頻繁に風邪をひいてしまうなど、病気になりやすくなります。 免疫力低下で病気にならないように!免疫力を高める「免疫細胞療法」のメリット 免疫力低下で病気にならないようにするため、より積極的に免疫力を高めたいと考えているのであれば「免疫細胞療法」という治療法があります。 免疫細胞療法は、免疫機能に関わる細胞を利用者の血液から取り出し、培養して活性化し、数を増やしてから体内に戻すという治療法です。 自己細胞であるため副作用が少なく、安全かつ積極的に免疫力を高めたい人におすすめの治療法となっています。 まとめ・免疫力が低下し病気になるメカニズムを知って病気を予防する 免疫力低下は病気にかかりやすくなり、生活の質を下げてしまいます。 原因となっている生活習慣等を見直すことで免疫力を改善できる可能性がありますが、より積極的に免疫力を高めたいのであれば免疫細胞療法の利用を検討してみてはいかがでしょうか。 以上、免疫力低下により病気になりやすいメカニズムについて解説してまいりました。参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.06.29 -
- ひざ
- 再生治療
膝が痛いという看護師の悩みを解決する 看護師は一日中歩き回っていることが多く、膝への負担も大きいといえます。勤務後に腰が痛くなったり、膝が痛くなったりするのは日常茶飯事です。一部の看護師はサポーターをつけるなどをして対処されている方もいます。 今回は、看護師の膝が痛いときの対処法をご紹介します。 看護師の膝が痛い原因とは? 看護師で「膝が痛い」という症状は、病気の前兆である可能性もあります。膝関節が痛くなる原因として一番多いのは変形性膝関節症です。看護師の中でも、まさか自分がなるわけがないと思う方がほとんどだとは思いますが、若くしてなる方もいます。 変形性膝関節症は軟骨がすり減り、骨同士が接することで関節が炎症を起こすことで痛みが生じます。他にも靭帯の損傷なども考えられます。 痛む位置によっても考えられる原因は違うので、あまりにも痛みが続くようであれば病院を受診しましょう。 看護師の膝が痛い症状を和らげる方法は? 看護師の膝が痛い症状を和らげるには、筋肉をつけることが大切です。 膝の周りの筋肉が強化されると、膝の動きが安定し、関節や骨にかかる負担が軽減されます。 ストレッチなどが手軽にできておすすめです。 ・太腿の前面の筋肉を伸ばすように、片足を曲げて爪先を掴みます。この状態で30秒ほどキープ ・すねの前面の筋肉を伸ばすように、長座位の状態で爪先を遠くに伸ばしたり、ふくらはぎの筋肉を伸ばすように、爪先を自分の方へ引き寄せたりを交互に繰り返します。 これを両足行います。 テレビを見ている間や休憩の間もできるものなので、仕事中にも取り入れてみましょう。また、サポーターを使用するなどの方法も1つです。ドラッグストアなどでも販売されています。 サポーターは関節の動きを安定させ膝の動きをサポートするため痛みの緩和が期待できます。看護師であれば温罨法・冷罨法のことは知っているとは思いますが、入浴などで温めることで痛みの緩和に繋がります。 関節や筋肉を酷使した時や痛みほどではないが膝が重い、足が重いと感じた時にはゆっくりと入浴すると筋肉もほぐれます。歩きすぎなどで膝が熱感を持っているのであれば、冷罨法として冷やして対応しましょう。 まとめ・膝が痛いという看護師の悩みを解決する 看護師の膝が痛い症状は、病気のサインである可能性があります。一時的な痛みであれば入浴などで温めて痛みを緩和するのも1つです。あまりにも痛みが続くようであれば病気の可能性を視野に入れて病院を受診する方が良いといえるでしょう。 整形外科で働いている看護師以外はあまり整形分野の医療の発展に触れることは少ないですが、再生医療も発展してきており、幹細胞を利用して変形性膝関節症を治療できることもあります。 治療方法は増えてきているので、悪化する前に診察してもらうようにしましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.06.28 -
- 肘
- 再生治療
肘が痛い!肘を傷める保育士が多いその理由と対処法は? たくさんの小さな子供を相手する保育士の仕事は、肉体的にもハードな仕事になります。そんな保育士の仕事をしている人のなかには、肘が痛いという悩みを抱えている人がたくさんいるようです。 今回は、保育士で肘が痛い人が多い理由について紹介します。また、肘に痛みが発症するメカニズムや治療方法についても紹介します。 保育士で肘が痛い人に多い疾患「上腕骨外側上顆炎」とは その肘の痛みは上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)の可能性が高いです。難しい読み方ですよね。聞きなれない方も多いかと思います。 肘の外側の出っ張りの部分(上腕骨外側上顆)は、手首を動かしたり指を伸ばしたりする筋肉や関節と繋がっていますが、腕を酷使することでその筋肉や関節の付け根の部分(腱)に過度の負担がかかって炎症を起こしてしまうことがあります。この炎症によって肘が痛いという症状が発症します。 上腕骨外側上顆炎はテニス肘とも言われることがありますが、テニスをしている人だけではなく、保育士のように腕を酷使する職業の人なども発症する人が多いです。 保育士で肘が痛い人が多い原因 保育士のなかで肘が痛いという悩みを抱えている人が多い大きな原因となるのが、子供を抱っこすることが多いことです。 保育士は小さな子供を抱っこする機会が多く、その際に腕に負担がかかって肘が痛いという症状に悩まされる人が多いですが、特に0歳から2歳児を相手する場合は、毎日たくさんの子供を何度も抱っこすることになります。 小さな子供とはいえ5キロくらいの体重がある子供を何度も抱っこしていると、体に大きな負担となります。特に、腕には大きな負担がかかるため、腕を酷使する状態が続くことで肘を痛めてしまうケースが多いのです。 上腕骨外側上顆炎の治療方法について 保育士で肘が痛いという悩みを抱えている人のなかには、治療を受けずに痛みを我慢しながら仕事をしている人もいると思います。しかし、悪化すると改善するまでに期間が長くかかってしまったり、改善するのが難しくなったりしてしまうので早めに医療機関を受診して治療を受けるのがおすすめです。 医療機関での上腕骨外側上顆炎の治療は、軽い症状の場合は、飲み薬(非ステロイドの消炎鎮痛剤)や湿布などによって痛みを改善させます。また、急性で強烈な痛みが生じている場合は、ステロイド注射がおこなわれることもあります。 さらに、慢性化している場合は、レーザー治療や温熱療法、ストレッチといった理学療法がおこなわれるのが一般的です。こうした治療をおこなっても改善がみられず、症状が悪化していく場合は手術が検討されるケースもあります。 症状が軽い場合 ・飲み薬:非ステロイド系、消炎鎮痛剤 ・湿布 急性で痛みがひどい場合 ・ステロイド注射 慢性化 ・レーザー治療 ・温熱療法 ・シトレッチ どうしても改善しない場合 ・手術の可能性 まとめ・肘が痛い!肘を傷める保育士が多いその理由とその対処法は? 保育士の人で肘が痛いという症状に悩まされている人が多い理由について、また、保育士がなりやすい肘の痛みの原因である「上腕骨外側上顆炎」について紹介しました。 肘が痛いのを何とかするために治療を続けているけど改善しないという場合、手術をするしかないのかなと考える人もいるかもしれません。しかし、最近では再生医療という治療方法もあります。 再生医療には、外科的手術と比べて副作用のリスクが少なく、治療期間も短期間になるというメリットがあります。保育士で肘が痛い…、一般的な治療を受けても治らなくて困っているという人は、一度、再生医療による治療も検討してみてはいかがでしょうか。 以上、肘が痛い!肘を傷める保育士が多い理由とは?について記しました。ご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.06.28 -
- 再生治療
バレエで股関節に痛みがあるとき、悪化させないためにできること 足を大きく動かすバレエですが、股関節に痛みを生じ悩まれている方は多いようです。 痛みがでるのは、身体からのSOSです。原因と治療法についてみていきましょう。 バレエで股関節に痛み!その原因 先天性股関節脱臼を患っている人では、バレエを続けるなかで変形性股関節症へ移行している可能性もあります。異変を感じたことをきっかけに診断されることも多いです。 そのほか、弾発股や股関節唇損傷なども、バレエで股関節の痛みを引き起こす原因となり得ます。これらの病気はひどくなると手術療法が必要となることが多く、早期発見が大切になってきます。 バレエで股関節に痛みがある場合の治療法 変形性股関節症、弾発股・股関節唇損傷で痛みが生じている場合は手術療法が主です。 保存療法も可能ですが、状態によってはすでに炎症や骨の摩耗が進行しており手術療法一択となることがあります。 先天性股関節脱臼は、1歳未満であれば器具による矯正を行えますが、1歳以上では手術療法となります。悪化してしまうと、手術以外の選択肢がなくなってしまうことになります。 手術は全身麻酔などリスクも高く、術式によっては動作の制限が必要になることもあるため、バレリーナにとっては避けたい状況です。近年再生医療が発展してきており、幹細胞を使用した侵襲や副作用の少ない方法が確立されています。 従来の方法に加え、「再生医療」も治療の選択肢にいれて治療法を選ぶことで治療の幅が広がります。 バレエで股関節の痛みを悪化させないためにできること 悪化してくると手術療法をしなければいけない状況になる可能性があります。そうならないためにも、日々の生活のなかで股関節をいたわるようにすることが必要です。 ①股関節を正しい位置に調整して休ませる 関節や筋肉を正しい位置に戻して、筋肉の疲労をとってあげることも大切です。バレエでは関節や筋肉を酷使することも多く、カイロプラクティックや整体、全身のマッサージ、鍼灸を受けるなどして回復させましょう。 ②正しいフォームを意識する せっかく正しい位置に戻ったとしても、間違った筋肉の使い方を続けていると再度同じような状況に陥る可能性があります。形だけを真似するのではなく丁寧に動かすようにするなどフォームを学びましょう。 ③練習のしすぎを避ける 痛みが生じているのは炎症を起こしており、身体がSOSをだしている印です。痛みを感じながら無理な練習を続けると悪化してしまいます。自分の身体を大切に、労わるようにしましょう。 まとめ・バレエで股関節に痛みがあるとき、悪化させないためにできること バレエをおこなう際も普段から正しいフォームで行うことで、筋肉や骨の酷使を避けることができ、股関節の痛みの悪化の予防につなげることができます。先天性に股関節脱臼などを患っている場合は、股関節唇損傷や変形性股関節症を起しやすいです。 自分の身体の特徴を知ったうえでバレエをすることも大切です。手術療法が必要な状況になった場合は、最新の医療である再生医療も検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.06.27