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- 肘
「肘の痛みに悩む調理師」その原因と治療法、予防方法について 調理師の仕事は美味しい料理を作って食べた人を笑顔にすることができるというやりがいのある仕事である一方、ハードな仕事で身体への負担も大きい仕事でもあります。 そのため、調理師として働いている人のなかには、体のいろいろな箇所に痛みが生じている人も多いですが、特に多くの人が悩まされているのが肘の痛みです。今回は、多くの調理師が発症する肘の痛みの原因や予防方法などについて紹介します。 調理師が肘の痛みを発症しやすい原因 調理師は作業中に腕を使うことが多い職業です。特に重い鍋やフライパンを何度も持ったり振ったりします。そのような動作が腕を酷使することにつながり、肘の痛みが発症するケースが多いのです。 調理師は一般的に右利きの場合は、左手でフライパンを持つため、左手に大きな負担がかかり、左肘の痛みに悩まされている人が多いです。症状が重度になるとコップのような軽い物を持つこともできないくらいの、強い肘の痛みを生じるようになることもあります。 調理師はテニス肘(上腕骨外側上顆炎)を発症しやすい! 多くの調理師の人が発症する肘の痛みはテニス肘(上腕骨外側上顆炎)である可能性が考えられます。テニス肘は肘の部分にある上腕骨外側上顆から手首につながっている筋肉や関節に炎症が起きて痛みが発症するものです。 筋肉や関節に炎症が起きる原因は、腕に負担を繰り返しかけることです。よって、重い鍋を持ったり、フライパンを振ったりすることを繰り返して腕に負担をかけてしまう調理師はテニス肘を発症しやすい職業と言えます。 調理師の肘の痛み(上腕骨外側上顆炎)の治療方法や予防方法 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の治療方法は、消炎鎮痛剤、ステロイド注射、湿布などによる治療や、理学療法による治療が一般的です。予防方法としては、ストレッチが有効です。 手首や肩、肘まわりなどの筋肉や関節の柔軟性が低いと肘をスムーズに動かすことができなくなります。そうなると、肘への負担がかかりやすくなってしまうので、ストレッチで筋肉や関節の柔軟性を高めることがテニス肘の予防につながります。 肘を伸ばして腕を前に出して、手のひらを天井に向けた状態で手首を外側に反らすストレッチや、同じ状態から手のひらを床に向けて手首を内側に曲げるストレッチなどが、肘の痛みに悩んでいる調理師の人におすすめです。 まとめ・肘の痛みに悩む調理師、その原因と治療、予防方法について 調理師が発症することの多い肘の痛みの原因や予防方法などについて紹介しました。肘の痛みがつらい時は安静にしておくことが大切です。また、悪化するまえに医療機関で適切な治療を受けることも必要です。 近年は、関節の痛みを改善する治療方法として再生医療という治療方法も注目を集めています。肘の痛みで悩む調理師にとってもメリットの多い治療法であると言えます。 肘の痛みで悩んでいる人は、再生医療も治療の選択肢として検討してみることをおススメします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
投稿日:2024.11.19 -
- 免疫細胞療法
免疫力低下を改善する方法を解説します! 免疫力低下をそのままにしていると、風邪などの病気を発症しやすくなり、日常生活にも支障をきたす可能性があります。免疫力低下には原因があるケースも多く、原因があれば特定して改善する余地があるということです。 今回は、免疫力低下を改善する方法について解説します。 免疫力低下を改善するには生活習慣の見直しが大切! 免疫力低下は、基礎疾患や遺伝的な要因による免疫不全疾患によるケースもありますが、そうした疾患が原因ではなく「生活習慣」の中に原因が隠れているケースも珍しくありません。 例えば「食生活」です。 食生活に偏りがあり、飲酒量が多い人や高血糖な食事を好む人は、免疫力低下の状態になりやすくなります。免疫力に限らず、健康的な生活のためには食生活のバランスを整え、3食きちんと規則的に食べることが重要です。 次に「睡眠」が挙げられます。 睡眠不足は自律神経を見出し、疲労を体に蓄積してしまうことで免疫力低下の状態になる可能性があります。睡眠時間を確保することはもちろん、「睡眠の質」を高める(睡眠時のリラックスなど)ことも意識しましょう。 あとは「運動不足」と「過度な運動」は、どちらも免疫力低下の原因になるので、適度な運動を心がけてください。その他にも「喫煙量が多い」「ストレスを溜めこんでいる」なども、免疫力低下の原因となる可能性があるので、心当たりがあれば改善してください。 積極的に免疫力低下を改善するための免疫細胞療法 より積極的に免疫力低下を改善し、健康的な生活を手に入れたいと思うのであれば「免疫細胞療法」も検討してみてください。 この治療法は本人の血液から培養して数を増やした「NK細胞」などの免疫細胞を、点滴で本人の体内に戻すことで体内の免疫細胞の数を増やすための治療法です。 免疫細胞の数は、免疫力に大きく関係しています。免疫細胞療法によって数を増やした免疫細胞は体内に侵入した病原体をしっかりと攻撃し、病気の発症を抑えてくれるのです。 また、この治療法は「がん」の予防、および治療後の再発予防にも効果が期待されており、本人の体内から取り出して培養しているという特性上「拒否反応」などの副作用が少ないというメリットがあります。 まとめ・免疫力低下を改善する方法を解説します! 免疫力低下の原因を特定し、それを改善することで低下した免疫力を改善できる可能性があります。しかし、どうしても生活習慣の改善だけでは十分に免疫力低下を改善できないケースも少なくありません。 免疫力低下を積極的に改善したいと考えているのであれば、免疫細胞療法を取り扱っている医療機関に問い合わせてみてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2024.01.16 -
- ひざ関節
登山好きのために!膝の痛みを軽減する靴の選び方! 登山靴の選び方で、膝痛を軽減、予防することはできるのでしょうか?登山グッズは数多くあり、登山靴もたくさんの種類があります。特殊な靴ですし、安い買い物ではないので、せっかく購入するなら良いものを選んで、長く使いたいですよね。 そして、登山のときには長く歩いても疲れにくい、膝痛を感じにくく、痛みを予防できるような靴を探したいという人も多いと思います。そこで今回は、登山靴と膝痛の関係、靴の選び方について紹介します。 膝の痛みを発症しない登山靴の選び方 登山靴を選ぶとき、サイズや履き心地、値段、着脱のしやすさなどを考慮する人は多いと思います。しかし、他にも注意して選びたいことがあります。それは、靴底の硬さは歩行に影響を及ぼすという研究結果があるためです。 硬すぎる靴底は関節運動を制限し、転倒リスクを高めます。一方、中敷きを硬くすると歩行時に力が入れやすく、歩きやすくなるでしょう。 膝痛を予防する!おすすめの登山靴の選び方 登山靴を選ぶときには、まず、基本の日常生活における正しい靴の選び方をしましょう。 正しい靴の選び方[基本] ①靴の中敷きが取り外せる ②靴のつま先部分で足指が自由に動かせる空間がある ③かかと部分が硬くてしっかりと支えられる ④靴の全方部が柔らかく、足指の付け根が楽に曲げられる ⑤紐やマジックテープでしっかりと固定ができる この条件を満たしている靴を履くと、日常生活でも疲れにくい歩行を続けることが可能です。 登山靴の選び方 登山靴は、正しい靴の選び方[基本]の①から⑤を満たしていることにプラスして、以下の⑥から⑧を満たしたものがおススメです。 ⑥かかと部分に硬さのある ⑦ソール(靴底)に十分な剛性がある ⑧防水性がある このような条件を満たす登山靴であれば、膝への負担もかかりにくく、快適な登山を楽しめるでしょう。また、登山する山の標高によっても靴を使い分ける必要があります。 自ら登山靴を選ぶのが難しいという場合は、靴屋さんに選んでもらうと安心ですね。 まとめ・登山好きのために!膝の痛みを軽減する靴の選び方! 登山のときには、自分に合った登山靴を履いていないと、うまく力を入れることができず、関節に負担をかけてしまうため、膝痛を発症する恐れがあります。楽しい登山になるはずが、登山靴の選び方を間違えてしまったがために膝痛になり、台無し…なんていうことにならないようにしましょうね。 もし、軟骨のすり減りなど、膝にトラブルを抱えているときは、登山靴の選び方で膝痛を軽減することは難しいかもしれません。膝痛がつらいということであれば、早めに医療機関を受診し、適切な診断・診療を受けるようにしましょう。 つらい膝痛の悩みを軽減し、登山靴を履いて元気に登山を楽しみたい!という方は、近年注目を集めている再生医療による治療を検討することもできます。興味をお持ちの方は、再生医療についての情報もチェックしてみてくださいね。 以上、膝痛を解決する登山靴の選び方!おすすめの登山靴について記させて頂きました。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2024.11.19 -
- ひざ関節
登山がしたい!膝が痛い場合に役立つテーピングの知識 登山をするときに膝の痛みを感じる…そのようなときに、テーピングをすると痛みは改善するのでしょうか? 膝の痛みがあっても、テーピングをするなどして登山を楽しみたい!と思われている人は多いと思います。そこで今回は、膝の痛みがあるけれど登山がしたいとき、テーピングは効果的なのかどうかについて紹介します。 ただし、無理は禁物です。登山がしたい場合にテーピングは有効ですが、けして万能ではなく、症状を快方に向かわせるものでもありません。あくまでも膝をサポートするため、補助となるものです。 登山時の膝の痛みにテーピングは効果的なのか テーピングはスポーツ障害に対して関節の動きを改善させるために用いられてきましたが、最近では一般の人や高齢者に対しても応用されてきています。しかし、そもそもテーピングは膝の痛みに効果が期待できるのでしょうか。 登山を行う際にサポートとしての役割を果たしてくれるのでしょうか。テーピングした人としていない人を比べると、テーピングをした人は膝関節が安定化し、運動能力も上がったという研究報告もあります。 つまり、テーピングは膝の痛みのある人の登山のサポートとして役立てることができると言えるのです。 テーピングが膝の痛みに効果的な理由 テーピングが膝の痛みの改善や、予防に効果的な理由はいくつか挙げられます。脱臼や靭帯損傷、ねんざなどにより通常よりも関節の可動域が大きくなってしまった場合に、テーピングで制限することができます。 さらに、ケガや損傷を受けた筋肉や関節を補強することで痛みの軽減に繋がります。このように、テーピングは痛みを軽減させるだけでなく、その予防にもつながるため、登山をするときも、その効果は有効と言えるものです。 テーピングの種類と効果的な使用方法 ひとくちに「テーピング」と言っても、いろいろな種類があります。 1.非伸縮タイプ 伸縮性のないタイプで、関節や筋肉をしっかりと固定するのに向いています 2.伸縮タイプ 伸縮性があり、非伸縮性とくらべ固定力は落ちるものの、関節可動域の制限を少なくすことができます 3.キネシオロジーテープ 固定目的のテーピングと異なり、筋肉のサポートが目的とされているものです。テープ自体が筋肉の収縮力に近い構造になっていて、筋肉の収縮を助けたり、体液の循環を良くする効果も期待できます。 使用方法(テーピングの仕方) テーピングには、このように種類もありますが、使用方法(巻き方)には、さらに千差万別あります。 登山のときにテーピングをするのであれば、膝の痛みがあるのか?どんな痛みなのか?固定なのか?補強なのか?など、部位や、痛み、目的によって、その巻き方は変わってきます。 強く巻きすぎたり、逆に弱すぎたりすると逆効果になってしまうこともあるので、テーピングをするときは、事前に病院を受診して、自分にあったテープの種類や、その巻き方を医師や理学療法士からアドバイスを受けるようにしましょう、その上で、正しく装着すると確実であり、安心です。 自己流で行ってはみたものの、いざ山登りをするとなると痛みや違和感を感じるものです。そうなると山登りを満喫することはできません。しっかり指導を受けて正しく装着することで楽しい行楽になる確率がアップします! まとめ・登山がしたい!膝が痛い場合に役立つテーピングの知識 テーピングは、その固定力や伸縮力によって膝の痛みや血行を改善し、ケガの予防に繋げることができます。登山をするときにも、膝の痛み対策としてテーピングを使うのは有効と言えます。 ただし、正しい巻き方をしなければ逆効果になってしまう可能性があるため、専門医などから正しい巻き方についての指導を受けましょう。以上、膝の痛みに効果的なテーピングで登山を楽しむ方法について記載しました。参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2024.11.19 -
- 免疫細胞療法
免疫力の低下は身体のリスク!免疫力を診断するセルフチェックについて 私たちは、普段の何気ない生活であったとして、その身の回りには、ウイルスをはじめ細菌やほこりなどといった、身体にとって有害な物質が存在し、日常的に触れています。 このような物質たちに触れている状態であれば病気などを発症してしまうのではないかと心配になるものです。それでも病気を発症しないのは、免疫のお陰という訳です。免疫はこういった身体にとって有害な物質から身体を守る、排除するシステムというわけです。 そこで、「自分は免疫力低下しているのでは?」と心配な人は、医療機関で検査を受けることができますが、まずは簡易的なセルフチェックで診断してみることをおすすめします。 今回は、免疫力低下を自己診断するためのセルフチェックについて紹介します。 免疫力低下を診断するためのセルフチェック項目 以下の項目で、当てはまる内容が多いほど免疫力低下を起こしている可能性が高いと判断できます。 ①風邪をひきやすい ②食生活に偏りがある ③運動不足である ④睡眠不足である ⑤ストレスが溜まっている ⑥肌トラブルがよく発生する ⑦高齢である ⑧喫煙量が多い ⑨飲酒量が多い また、病気が原因で免疫力低下の状態になることもあります。例えば、「がん」の治療において、化学療法は患者さんの免疫力を低下させてしまいます。また、「糖尿病」や「HIV」などの病気も、免疫力を低下させる原因となるのです。 その他にも遺伝的要因などを原因として免疫不全疾患を発症している場合もあります。 免疫力低下を医学的に治療する方法もある! セルフチェックで当てはまる項目が多かったという人は、生活習慣を見直すことで、免疫力のアップが期待できます。例えば、運動不足だという人は運動する、睡眠不足だという人は、しっかり睡眠をとるなどです。 とはいっても、生活習慣を改善するのは簡単なことではないため、免疫力を取り戻すことは容易ではありません。もっと積極的に免疫力を取り戻したいというのであれば、医学の力を借りることができます。 免疫細胞療法 医学的な方法で免疫力低下を改善するおすすめする治療法としては、「免疫細胞療法」が挙げられます。免疫細胞療法はがんの予防や再発予防のための治療としても注目されている治療法です。 もう少し詳しく言うと、免疫細胞療法とは、本人の血液から取り出して培養した免疫細胞を点滴で戻すことで活性化した免疫細胞を増やす治療法です。副作用や体への負担が少ない治療法として注目されており、免疫力に悩んでいる人にとってその悩みを大幅に改善できる可能性を秘めた治療法となっています。 まとめ・免疫力の低下は身体のリスク!免疫力を診断するセルフチェックについて 免疫力低下は、ある程度は自己診断できますが、具体的な免疫力を数値化したい場合であれば医療機関で血液検査を受ける必要があります。自己診断や血液検査の結果、免疫力が低下していれば、原因を特定して生活習慣を改善し、免疫力の改善に努めることをおすすめします。 それ以上に免疫力を高めたいという希望があれば、免疫細胞療法を取り扱っているクリニックに相談してみましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院
投稿日:2024.01.22 -
- ひざ関節
膝が痛いながらも登山をするならサポーターが効果的 膝に痛みがあるけれど、登山はやめたくない!なんとかして続ける方法はないかな…。サポーターをすれば大丈夫かも?などと考えている方もいるのではないでしょうか。 今回は、登山をするときの膝痛とうまく付き合うためにはサポーターが効果的なのかどうか、どんな種類のサポーターがあるのかなどをご紹介します。 膝が痛い場合に登山をする場合はサポーターが効果的 登山をしていて膝痛に悩まされているなら、サポーターを上手に使うことでその悩みが緩和されるかもしれません。膝の痛みの原因は膝にかかる負担の大きさにあります。 そのため、サポーターで、その負担を軽減させることができれば、登山のときの膝痛の悩みの緩和や改善、予防につながる効果が期待できます。 膝へのサポーターの種類について サポーターと言っても、さまざまなものが販売されています。そして、目的や使用時間によっても使い分けが必要なので、サポーターの特徴を知っておくことも必要です。 ・ベルト型サポーター ・タイツ型サポーター ・支柱つきの膝サポーター ベルト型サポーター 装着も簡単で自分で調整できるベルト型です。膝関節に合わせて自分でしっかりと固定することで、筋肉や骨をしめつけ、痛みの改善をはかることができます。 登山時においては、負担のかかりがちな屈伸の動きをサポートして膝への負担を軽減させる効果が期待できます。 しかし、締め付けがきつすぎるとうっ血したり、固まって動きにくくなってしまう場合もあるので、きちんとサイズを合わせて買うようにしましょう。 タイツ型サポーター 生地が薄く、日常的に使用していても違和感がないタイプです。 履くだけで良いので着脱も楽で、膝への保温効果による痛みの軽減作用も期待することができます。 簡単な分ずれやすいため、テーピング機能があると良いでしょう。 支柱つきの膝サポーター サポーターの中に金属の支柱が入っており、膝関節を金属で固定するので、サポート力に優れています。 支柱付きの膝サポーターはさらにタイツ型のように履いて装着するもの、巻いて装着すもの、その二つをあわせたハイブリッドタイプがあります。 登山をするときの膝痛の緩和に役立つサポーターを選ぶには? 登山をするときの膝痛の緩和に役立つサポーターを選ぶには、まず、サイズをきちんと合わせましょう。 また、登山のときは膝を曲げたり伸ばしたりしますし、汗もかくので、伸縮性やストレッチ性、通気性に優れたものを選ぶようにしてくださいね。 専門家に相談しましょう 膝痛を緩和するためのサポーターは、市販の薬局などでも購入できます。 しかし、登山をするときには普段以上の負担が膝にかかることになりますし、そもそもサポーターをつけたからと言って登山をしてもいい状態なのかどうか?ということは、自分では判断できないこともあると思います。 膝痛の原因はさまざまですが、今以上に悪化させないようにするためにも、医療機関で診察してもらい、サポーターの使用方法についてもきちんと指導を受けた方が安心です。 また、普段は痛みを感じないけれど、登山をすると膝痛がひどくなる…というようなケースもあるでしょう。 まとめ・膝が痛いながらも登山をするならサポーターが効果的 登山中の膝痛の緩和には、サポーターを用いることが効果的です。ただし、サポーターにもさまざまな種類があるので、医師や理学療法士に相談して、自分に合ったものをみつけるようにしましょう。 また、サポーターをしても緩和・改善されないほど膝痛がひどく、登山をあきらめてしまったという方もいるかもしれません。 しかし、最近は、自身の細胞を使って関節の修復をする再生医療も注目されています。再生医療で治療し、サポーターも上手に使うことで、また登山を再開できる可能性もありますよ。 再生医療について詳しく知りたい方は、まずは、専門のクリニックのホームページをご覧になってみてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2024.11.19 -
- 免疫細胞療法
免疫力を検査する!免疫力低下は検査でわかる? 「免疫力」というものは目に見えないものなので、免疫力低下を医学的に自覚することは難しいかもしれません。免疫力低下によって、病気になりやすくなると言われていますから、検査などをして「免疫力が低下している」と分かると良いですよね。 そこで今回は、免疫力低下は検査でわかるのか?ということについて解説します。 免疫力低下は検査によってわかる! 結論から言うと、免疫力低下は検査で調べることができます。検査方法は、血液検査です。 保険診療でわかる免疫力の検査 保険診療で可能な範囲では「白血球数の中のリンパ球の割合」から「リンパ球の数」を調べることができます。そのリンパ球が2,000~2,300個/μℓ以上あれば、免疫力は低下していないと判断できます。 自費診療でわかる免疫力の検査 より詳しく免疫力を検査したいというのであれば、少しお金はかかりますが自費診療の範囲で可能な血液検査で免疫細胞の数を調べることをおすすめします。 「NK細胞」「T細胞」などの免疫細胞の数を調べて免疫年齢を測定することで、免疫力が低下しているかどうかを調べることができます。 免疫力低下には免疫細胞療法がおすすめ 免疫力が低下していることが検査でわかったら、何らかの対策を講じて免疫力を改善したいところです。生活習慣などを原因としている場合にはその原因を取り除くことで免疫力が改善するケースもありますが、いかんせん限界はあります。 そこで、積極的に免疫力低下を改善したいというのであれば、「免疫細胞療法」という治療を受けることをおススメします。免疫細胞療法とは「NK細胞」など、免疫機能に関わる細胞を本人の血液から取り出して培養し、数を増やしてから点滴で本人の体内に戻すという治療法です。 この「本人の血液から取り出す」という点がメリットの1つで、細胞が本人由来のものであるため、他人の体内から移したことで発生するような「拒否反応などの副作用」が起きにくいという点が大きなメリットです。 この副作用の少なさが注目され、最近では「がん」の治療法として用いられることがあり、がんの再発予防にも効果が期待できます。 まとめ・免疫力を検査する!免疫力低下は検査でわかる? 免疫力低下は病気の感染リスクを高めると言われています。しかし、検査によって免疫力低下の状態にあるかどうかが分かります。 いろいろな病気の感染リスクから身を守るためにも、免疫力低下が検査結果や自覚症状でわかったら、免疫細胞療法を受けて積極的な免疫力改善に取り組むことも一考の価値があるといえます。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
投稿日:2024.01.12 -
- ひざ関節
日常的に登山を行っている方の多くの方が、膝裏の痛みに悩んでいます。 とくに下山時には、膝にかかる負担が大きくなり、筋肉疲労や関節の衝撃が原因で痛みが生じやすくなります。安静時にも痛みが続く場合は、別の疾患の可能性があるため注意が必要です。 そこで本記事では、膝裏の痛みの原因や予防法、適切なケア方法について詳しく解説します。ストレスなく登山を楽しむためにも、ぜひ参考にしてください。 登山中に膝裏が痛む原因 登山中に膝裏の痛みが生じる原因には、関節リウマチ、膝靭帯損傷、変形性膝関節症などがあります。ただし、上記の疾患は安静時も膝裏の痛みが続くため、登山中だけ痛む場合は別の原因が考えられます。 膝裏に痛みを感じる方は、登山のどの段階で痛みを感じるのか思い出してみましょう。とくに下山時に痛む場合、予防や改善の余地があるかもしれません。 登山(下山)中に膝裏が痛むケース 登山(下山)の最中に膝裏が痛む原因の多くは筋肉疲労です。 登山では地面を踏む際の衝撃が大きく、膝裏や太ももの筋肉に負担がかかります。結果、筋肉が疲労し痛みが生じるのです。 通常、数日以内に痛みが軽減・消失しますが、適切なストレッチや休息が回復を促進します。痛みが続く場合は、登山前の筋力強化や柔軟性を高めるトレーニングが予防に効果的です。 登山の休憩中(安静時)に膝裏が痛むケース 登山中だけでなく安静時にも膝裏が痛む場合、ベーカー嚢胞や関節リウマチのほか、痛風や偽痛風が考えられます。 痛風は尿酸結晶が関節に溜まり急激な痛みを引き起こします。偽痛風はカルシウム結晶の沈着が原因です。 いずれも強い痛みや腫れを伴います。痛みの原因を明らかにするためにも、早めに医療機関を受診しましょう。適切な診断と治療が早期回復の鍵となります。 登山で膝裏の痛みを発症させないための予防法は? 膝裏の痛みを予防するには、膝への負担を軽減させるための筋力トレーニングが有効です。 スクワットやウォーキング、太ももやふくらはぎのストレッチを普段からおこないましょう。筋肉の柔軟性を高めるのも効果的です。 また、登山中は背筋をまっすぐ伸ばしながら歩幅を小さく保ち、足裏全体で着地すると衝撃を分散させられます。休憩時には膝を伸ばして休むのも効果的です。 くわえて適切な登山靴の選定も重要です。靴が足に合わないと膝への負担が増えるため、サイズの合ったクッション性が高いものを選ぶと良いでしょう。 登山による膝裏の痛みには予防やケアが大切 登山中の膝裏の痛みは多くの場合、筋力不足や姿勢、歩き方が原因で起こります。普段からスクワットや有酸素運動で筋力を高め、適切な歩き方を心がけましょう。 痛みが出た場合は、休息して軽減するなら様子を見ても構いません。しかし、痛みが続く場合は、関節リウマチ、膝靭帯損傷などの可能性があるため、早めに医療機関を受診してください。 膝裏の痛みの治療のひとつとして再生医療もご検討ください。再生医療は外科的手術と比べて身体への負担も少ないため、高齢の方でも受けられます。また、副作用が少ない点も特徴です。 再生医療に興味のある方は、当院へお気軽にお問い合わせください。
投稿日:2024.11.19 -
- 免疫細胞療法
免疫力低下に注意!体に異常を引き起こす原因とその症状 「免疫力低下」という言葉は、健康志向の人を中心としてさまざまな人の関心を集めています。もしかすると、この記事をご覧になっているあなたも免疫力低下を心配しているのかもしれません。 では、免疫力低下の状態になると、身体にどんな異常が出るのでしょうか?自覚症状はあるのでしょうか?今回は、免疫力低下の原因と症状について解説します。 免疫力低下の原因 免疫力低下の原因は人によって異なります。 生活習慣などの影響による一時的なものから、病気としての「免疫不全疾患」など、さまざまな要因で免疫力が低下したり、免疫機能がきちんと働かなかったりします。 例えば「ストレスが溜まっている」「激しい運動を日常的に行っている」などが免疫力低下の原因になりますし、免疫不全疾患は薬物の副作用や遺伝により発症します。 免疫力低下により引き起こされる症状 免疫力が低下すると、簡単に言えば「さまざまな病気にかかりやすくなる」という症状が現れることが多いです。 具体的には、細菌やウイルスといった病原体の感染リスクが高まり、風邪などの感染症の発症リスクが高まります。 特に疾患レベルで免疫力が低下すると、のどや鼻、皮膚など体外との接触が濃厚な部位に症状が出やすく、中耳炎や発疹、重篤な場合だと肺炎やアレルギー症状などを引き起こす場合もあります。 免疫力低下の症状を予防するには免疫細胞療法! 疾患レベルでないとしても、免疫力が低下するとさまざまな病気にかかりやすくなり、生活の質を落とす原因となってしまう可能性があります。そこで、おすすめする治療法が「免疫細胞療法」です。 免疫細胞療法は「NK細胞」などの免疫細胞を患者さんの血液から取り出し、培養して数を増やしてから体内に戻すという流れで治療を行います。数を増やした免疫細胞は活性化しており、体内に侵入した病原体に対する攻撃力を高めることで病気の感染リスクを抑えることができるのです。 免疫細胞療法は、がん予防、および治療したがんの再発予防にも効果が期待されており、「新たながん治療の選択肢」として注目されているという側面もあります。 まとめ・免疫力低下に注意!体に異常を引き起こす原因とその症状 免疫力低下によりさまざまな病気にかかりやすくなり、場合によっては重篤化して重い症状に悩まされる可能性もあります。普段から風邪などの病気にかかりやすい人は免疫力が低下しているのかもしれません。 もし、積極的に免疫力低下を予防したいというのであれば、免疫細胞療法があります。医療の力によって免疫力を高めることで、生活の質を改善できる可能性も期待できます。 免疫力低下を心配されている人は、免疫細胞療法を受けることを検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
投稿日:2024.01.15 -
- ひざ関節
膝が痛くなる原因とは 登山中の膝の痛みの原因としては、筋力不足や柔軟性の不足、靭帯の損傷や関節軟骨のすり減り、骨の異常、道具のミスマッチなどいくつかの要因が挙げられます。特に筋力不足や道具がミスマッチしている場合、長時間・長距離に渡って歩くことで膝へ過度な負担がかかってしまうことも珍しくありません。 また、性別や年齢、普段の運動量など個人によってもさまざまなので、詳しい原因を知るためには早めの医療機関への受診が推奨されます。 登山では下りでの怪我が多い 登山は上るときよりも、下るときのほうが、ケガのリスクが高いといわれています。山を登る際には、大腿四頭筋と呼ばれる太ももの前の筋肉を収縮させて使いますが、下山の際にはこの筋肉を引き伸ばして使います。 長時間にかけて連続で使用されることが少ないため、より負担を感じてしまうのです。大腿四頭筋が疲労して硬くなることで膝の柔軟性が低下し、痛みが出てしまいます。 そして、膝への負担が膝関節の筋力を超えてしまうことで、十分に関節を支えられず炎症を起こしてしまうのです。 痛みのケアについて 登山のときに膝が痛いという場合は、その多くが膝の外側の痛みを感じます。反対に、膝の内側に痛みを感じる場合は、関節に異常がある場合が多く、登山前から痛みがあるでしょう。 登山中に、膝に痛みが出てしまった場合には、以下のようなセルフケアがおすすめです。まずは安静にして、それ以上の炎症を防ぎます。 マッサージ ゆっくりと安静を取った後、太ももの表や裏をゆっくりとマッサージして、筋肉の疲労を取ります。 アイシング 炎症が起きてしまっている場合は、ビニール袋に水と氷を入れるなどして、患部を冷やしましょう。 圧迫 さらに患部の内出血や腫れを防ぐためにスポンジやパッドを患部に当て、テーピングや包帯で軽く圧迫しながら固定します。膝の少し上あたりを圧迫することで、靭帯への負担を減らす効果が期待できます。 登山で膝を痛めない歩き方 具体的に、登山で膝を痛めない歩き方を具体的にご紹介します。 背筋を伸ばし、おなかを引き締めて歩く 顎を引き、前を向いて歩く 歩幅は大きすぎないようにする。着地したときに膝が軽く曲がって衝撃を吸収できるような歩幅が理想的 腕は足の動きに合わせて軽く振り、首はまっすぐに保ってゆらさないようにする 着地はかかとだけで行わず、足裏全体で地面をとらえるようにする 平地と登山では歩き方が違う 平地ではかかとから着地し、体の重心の軸を歩幅の中間に持ってくるように歩きます。しかし登山では、靴全体で足を下ろして地面をとらえるように歩くのが特徴です。重心は踏み出した前足へゆっくりと移し、それを繰り返します。 足全体で着地することで足関節も大きく使うため、衝撃が膝関節にダイレクトに伝わらず分散されるので、膝を痛めにくくなります。このとき、膝の関節の向きにも注意するようにしましょう。 膝が内側や外側にずれた内股やガニ股の状態で歩くと、関節がねじれた状態で歩き続けることになります。この関節のねじれが痛みへと繋がってしまうので、登山で膝を痛めないように歩くためには、膝関節がまっすぐ正面を向いた状態で歩くことが大切です。 両足のつま先がそろって正面を向き、膝を曲げるときにまっすぐと正面に動かし、膝とつま先が同じ方向を向くようにして歩いてください。歩くときの癖には、体の硬さが原因の場合があります。 股関節や足首の関節が硬かったり、長年の偏った体の動かし方が癖になっていると、正しい歩き方へ矯正するのに時間がかかります。日頃からストレッチや柔軟体操をしたり、歩行時以外の姿勢にも気を付けて過ごすようにしましょう。 登山で膝を痛めないために・予防 登山靴の選び方について 登山靴を選ぶときには、まず、基本の日常生活における正しい靴の選び方をしましょう。 【正しい靴の選び方(基本)】 ①靴の中敷きが取り外せる ②靴のつま先部分で足指が自由に動かせる空間がある ③かかと部分が硬くてしっかりと支えられる ④靴の全方部が柔らかく、足指の付け根が楽に曲げられる ⑤紐やマジックテープでしっかりと固定ができる この条件を満たしている靴を履くと、日常生活でも疲れにくい歩行を続けることが可能です。 【登山靴の選び方】 登山靴は、正しい靴の選び方(基本)の①から⑤を満たしていることにプラスして、以下の⑥から⑧を満たしたものがおすすめです。 ⑥かかと部分に硬さのある ⑦ソール(靴底)に十分な剛性がある ⑧防水性がある このような条件を満たす登山靴であれば、膝への負担もかかりにくく、快適な登山を楽しめるでしょう。また、上記の条件の他にも、登山靴は登山する山の標高によっても靴を使い分けることが重要になります。 自分で登山靴を選ぶのが難しいという場合は、靴屋さんに選んでもらうと安心です。 サポーターを活用する 一口にサポーターと言っても、さまざまなものが販売されています。目的や使用時間によっても使い分けが必要なので、サポーターの特徴を知っておくことが大切です。 ベルト型サポーター タイツ型サポーター 支柱つきの膝サポーター ベルト型サポーター 装着も簡単で自分で調整できるベルト型です。膝関節に合わせて自分でしっかりと固定することで、筋肉や骨をしめつけ、痛みの改善をはかることができます。 登山時においては、負担のかかりがちな屈伸の動きをサポートして膝への負担を軽減させる効果が期待できます。 しかし、締め付けがきつすぎるとうっ血したり、固まって動きにくくなってしまう場合もあるので、きちんとサイズを合わせて買うようにしましょう。 タイツ型サポーター 生地が薄く、日常的に使用していても違和感がないタイプです。履くだけで良いので着脱も楽で、膝への保温効果による痛みの軽減作用も期待することができます。 簡単な分ずれやすいため、テーピング機能のあるものが良いでしょう。 支柱つきの膝サポーター サポーターの中に金属の支柱が入っており、膝関節を金属で固定するので、サポート力に優れています。 支柱付きの膝サポーターは、さらにタイツ型のように履いて装着するもの、巻いて装着するもの、その二つをあわせたハイブリッドタイプがあります。 トレーニング 脚部の筋力不足が原因である膝の痛みは、適切なトレーニングで改善を期待できます。行うトレーニングは、「筋力の向上」と「筋持久力の向上」の大きく2種類です。 筋力向上は登山中の登り下りに必要な力を、筋持久力は長時間の登山でもバテないスタミナを養います。そのため、この2つを意識したトレーニングを行うことが重要です。ここでは、代表的なトレーニングを2つご紹介します。 脚力アップにはスクワット 一つ目のトレーニングは「スクワット」です。脚を肩幅程度に開き、ゆっくりと膝を曲げ伸ばしします。膝の角度が90度ほど曲がる程度で十分です(お尻を地面につける必要はありません)。動作に慣れてきたら、バックパックを背負って行うと負荷が高まり、さらなる筋力アップ効果が期待できます。 スクワット10回を1セットとし、セット数を増やしたり、荷物の重さを調整したりするなどして、自分に合ったトレーニングを続けましょう。はじめは負荷を重視して筋力を高め、慣れてきたら回数を増やして筋持久力を強化を意識してみてください。 バランスと足裏感覚を強化にはかかと上げ 二つ目のトレーニングは、「かかと上げ」です。バランスを取りながら爪先立ちを繰り返す動作で、低めの台を使うとより効果になります。登山道は平坦な場所ばかりではないため、足裏の筋力とバランス感覚が重要です。爪先立ちを繰り返すことで足裏の筋力が鍛えられ、不安定な地形でも安定した歩行が可能になります。これにより、脚部への負担を軽減することが可能です。 日常生活の中では、あまり足裏に力を入れることがありませんが、「かかと上げ」は、電車の中や待ち時間など、ながらでも手軽にできるトレーニングです。スクワットと同様に、バックパックを背負ってみたり、片足だけで挑戦したりするなど、トレーニング中の負荷を調整してみましょう。 3.その他のトレーニング 荷物を背負って階段を上り下りするのも有効です。慣れてきたら、一段飛ばしで負荷をかける、荷物を増やす、往復回数を増やすなどのアレンジを加えましょう。 膝の痛みの主な原因は「日常的な運動不足」であることが多いです。山で膝の痛みに悩まされて登山が楽しめないのは誰しも避けたいものであり、最悪の場合は下山できなくなるリスクもあります。 日頃から脚力や体力をしっかり維持し、把握しておくことが大切です。トレーニングは地味ですが、登山においては非常に役立ちます。膝の痛みがなくなり、脚力が強化されれば、登れる山も見える景色も変わってくるので、日常生活の中でコツコツ行っておくようにしてください。 治らない痛みへの治療 膝痛が治らない場合の原因として、関節やその周辺組織の損傷が考えられます。一度損傷したり、変形が進んでしまったりすると、自然治癒はほぼ不可能です。手術を行うことで、膝痛が劇的に改善し、再度登山をしている人もいるため、登山をしたいと希望するのであれば、手術を検討するのも1つの方法です。 主な手術方法としては、骨切術のように骨の変形に合わせて人為的に骨を削って整える方法が挙げられます。 再生医療という選択肢も 最近注目を集めている治療法に、再生医療といった選択肢が挙げられます。 この再生医療では、自身の細胞で軟骨損傷を修復することで症状の進行を遅らせ、膝痛の改善を促します。外科的手術と比べて身体への負担も少ないため、高齢の方でも受けることが可能です。また、副作用が少なく高い効果が期待できる治療法として話題になっています。 「膝痛が治らない、でも、また登山を楽しみたい!」と思っているのであれば、検討してみる価値のある治療法です。 まとめ 登山での膝の痛みの原因の多くは、日常的な運動不足になります。登山中の膝の痛みに悩まされないためにも、日常生活の中でも行えるトレーニングを取り入れ、脚部筋力の向上や筋持久力の向上をはかりましょう。万が一、膝痛を抱えてしまった場合は、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けるのがおすすめです。
投稿日:2024.11.19 -
- 免疫細胞療法
免疫力低下を治療する「免疫細胞療法」の仕組み 免疫力低下は、さまざまな病気の発症リスクを高めてしまうので、積極的に免疫力を高めたいと思っている人も多いのではないでしょうか。近年、注目を集めている免疫力低下を治療する方法として「免疫細胞療法」という方法があります。 今回は、この免疫力低下を治療する免疫細胞療法について詳しく紹介します。 免疫力低下を治療する免疫細胞療法の仕組み 免疫力が低下すると、がんの発症リスクを高めるだけでなく、風邪などの感染症に対する防御能力も低下してしまい、さまざまな病気の発症リスクが高まります。 免疫細胞療法は、患者さんの血液から「NK細胞」や「キラーT細胞」などの、病原体を攻撃する免疫細胞を取り出し、培養して活性化してから体内に戻す治療法となります。 本人の体内(血液)から採取した細胞を用いるので副作用が少なく、がん予防やがん再発予防に対しての効果も期待されています。 免疫力低下を治療する免疫細胞療法とは? そもそも免疫とはどのような仕組みなのか?についておさらいしておきましょう。体内に入り込んだ病原体などの異物を攻撃する免疫には、「自然免疫」と「獲得免疫」という2つの仕組みが働いています。 「自然免疫」は体内に入り込んだ異物を最初に反応する免疫細胞であり、病原体を攻撃する「顆粒球」や「NK細胞」、死んだ細胞を処理する「マクロファージ」などが含まれます。 「獲得免疫」は病原体に感染した際に獲得する免疫のことで、「キラーT細胞」「B細胞」などが病原体に対して高い攻撃力をもって反応するのです。一般的に「病気に免疫がつく」と表現するのは、自然免疫から得た情報をもとにして病原体を記憶して攻撃する獲得免疫が整うことをいいます。 免疫は「がん」にも関係する 一般的に免疫と聞くと「対外から入り込んだ病原体に対する反応」と思われがちなのですが、免疫力は「がん」の予防にも関係しています。通常、体内で発生したがん細胞はキラーT細胞などによって攻撃され、がん細胞が増殖するのを防いでくれているのです。 しかし、免疫力低下をそのままにしていると、発生したがん細胞に対して十分に対処できず、がん細胞の増殖を許してしまい、がんを発症してしまいます。そこで注目されているのが免疫細胞療法です。 まとめ・免疫力低下を治療する「免疫細胞療法」の仕組み 免疫力低下の原因は生活習慣の中にもありますが、普段から風邪をひきやすいなど、免疫力が低下していることが悩みだという人は免疫細胞療法で免疫力を高めるという選択肢も検討してみてください。 免疫細胞療法を利用することで免疫力を高めることができれば、病気に負けない健康的な身体を手にすることができるでしょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2024.01.18 -
- ひざ関節
- 再生治療
膝に痛みを抱えながら仕事を続けるのはつらいものです。 膝が悪くても働きたいけれど、どんな仕事が適しているのか、またどんな動きや職業が膝に負担をかけるのか悩んでいないでしょうか。 この記事では、膝に負担の少ない仕事や、避けるべき動作について詳しく解説しています。また、膝の症状が進行した場合の治療方法についても紹介します。 この記事を読むと分かること ・膝が悪くてもできる仕事 ・膝が痛む原因として考えられる疾患 ・膝の負担が大きい仕事、動作について ・膝が痛いときの対処法、治療法について 膝が悪くてもできる仕事は? 膝が悪くても続けられる仕事には、膝への負担が少ない座り仕事をすると良いでしょう。 膝を酷使する動きが少ない仕事を選ぶと、変形性膝関節症や膝の痛みを抱えていても、無理なく働き続けられます。 膝が悪くてもできる仕事の例 ・デスクワーク ・コールセンター業務 ・在宅ワーク 膝の痛みを抱えたまま仕事を選ぶ際は、膝への負担が少ない職種を選びましょう。 膝に負担がかかる動き 体を動かす仕事をしていると、膝を痛めてもすぐに休めない方もいるかもしれません。膝の痛みを抱えたまま仕事をする場合は、下記の膝に負担がかかる動きをなるべく避けて働きましょう。 膝に負担がかかる動き ・しゃがむ、立ち上がる、座る動作を繰り返す ・歩行中に急な方向転換する ・長時間立ち続ける ・重いものを運ぶ 膝が痛む原因は?考えられる疾患 膝が痛む原因として、下記の原因が考えられます。 ・変形性膝関節症 ・関節リウマチ ・痛風 とくに仕事で膝を酷使している場合は、変形性膝関節症になるリスクが高いため、普段から膝の使い方に注意が必要です。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り関節が変形し、膝に痛みや腫れが生じる疾患です。 日常の動作で膝に強い負担をかけている、あるいは加齢や肥満などにより、軟骨が徐々にすり減っていきます。 軟骨がすり減ると、骨同士が直接こすれ合い、痛みや炎症が発生します。変形性膝関節症になってしまうと、膝の曲げ伸ばしが困難になり、生活に支障をきたすケースも少なくありません。 変形性膝関節症を予防するには、体重管理や膝に強い負担をかける動作を避けると良いでしょう。 関節リウマチ 関節リウマチは、自己免疫が関節の滑膜(かつまく)を攻撃し、炎症や腫れを引き起こす疾患です。 とくに膝を含む複数の関節に対して対称的に症状が現れるのが特徴で、女性に多く発症します。 関節のこわばりや痛み、腫れなどが主な症状です。関節リウマチが進行すると、膝の関節が破壊され、強い痛みや関節の変形が生じます。 治療には、炎症を抑える薬物療法や、関節の変形を防ぐためのリハビリを行います。 痛風 痛風は、体内に尿酸が蓄積し、関節に結晶が形成されて激しい痛みと腫れを引き起こす疾患です。 膝にも症状が現れ、発作的に強い痛みが生じます。 痛風の原因は高尿酸血症です。高プリン体の食品(レバー、魚卵、ビールなど)やアルコールの摂取、肥満やストレスも痛風のリスクを高めます。 治療には、尿酸値を下げる薬や、生活習慣の改善が推奨され、急性期の痛みには痛み止めが処方されます。 膝が悪い人が避けるべき仕事 膝が悪い人が避けるべき仕事として、負担が大きい動作を含む職種を紹介します。 ・大工や塗装業など立ち座りが多い仕事 ・歩行量が多い営業 ・利用者を抱える動作が多い看護師や介護士 ・立ちっぱなしが多いレジスタッフや接客業 膝の痛みを防ぐために転職を考えている場合は、参考にしてください。 大工や塗装業など立ち座りが多い仕事 大工や塗装業のように頻繁な立ち座りを必要とする仕事は、膝が悪い人には負担が大きくなります。 とくに重量物の持ち運びなどは膝への衝撃や圧力がかかるため、変形性膝関節症の方や膝痛を抱える人には不向きです。 また、不安定な姿勢を取りやすい作業環境では、膝の関節が不安定になり、関節の摩耗が進行するリスクも高まります。 膝への負担を避けるためには、膝のサポーターを利用するほか、作業時に無理のない姿勢を意識しましょう。 歩行量が多い営業 一日に多くの場所を歩き回る営業職は、膝が悪い人には負担が大きくおすすめできません。 長時間の歩行は膝に負担がかかり、膝関節の痛みや炎症を悪化させる原因となります。 とくに変形性膝関節症の場合は、膝を酷使することで進行を早めるリスクが高まります。 また、膝に不安があると外出先での移動がストレスになる場合もあります。移動が多い業務が避けられない場合は、定期的な休憩を取るほか、サポーターを着用して膝の負担を軽減しましょう。 利用者を抱える動作が多い看護師や介護士 看護師や介護士などは、膝にかなりの負担をかけるため、膝が悪い人は注意が必要です。 利用者の移乗や移動をサポートする際、体重を支えるために膝を曲げたり踏ん張ったりする必要があります。 膝に痛みを抱える方がこうした動作を繰り返すと、症状が悪化する恐れが高まります。 膝を保護するため、適切な介助技術や補助機器の利用など、膝への負担を軽減する工夫をしましょう。 立ち仕事が中心のレジスタッフや接客業 レジスタッフや接客業など、長時間の立ち仕事が多い職種も膝が悪い人は避けた方が良いでしょう。 立った状態で長時間を過ごすと、膝の痛みや腫れが悪化することがあります。 とくに変形性膝関節症の方は、膝の軟骨が摩耗しているため、立ち続けると症状が進行しやすくなります。 職場での対策として、休憩時間に座って膝を休めることや、クッション性のある靴を履くこと、膝サポーターを着用することが有効です。 どんな症状がでたら受診すれば良い? 変形性膝関節症や関節リウマチ、痛風などの疾患は、どれも膝の痛みが主な症状です。 ・立ち上がるときや歩行時、階段時に膝が痛い ・正座をすることができない ・膝が完全に伸びきらない、曲がってしまう ・膝に水が溜まっている 症状がみられる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 膝が痛くても退職できない場合はどうすればいい? 膝に負担がかかる仕事から転職したいけど、すぐには退職できない、そんなときは下記の対策を試してください。 ・症状が強くなる動きを避ける ・肥満体型の場合は減量する ・適度に膝関節を動かす ・痛み止めを適度に使用する 膝の負担を減らす工夫をして、症状の悪化を防ぎましょう。 症状が強くなる動きを避ける 体が痛みを発するのは、炎症が起きている部位を守るための防御反応でもあります。 重量物の運搬や、利用者の移動の介助など、負担が大きい作業を続けるのは膝にとって良くありません。 負担を減らすための配置換えや、受け持ちの担当を変えてもらえないか上司や同僚に相談してみましょう。 肥満体型の場合は減量する 体重が重いとそれだけで膝への負担も大きくなり、過剰な負荷が膝の疾患の原因になります。 肥満による膝への負担を減らすためには、食事や適度な運動で体重管理を行うことが大切です。 食事はサラダや汁物、白米などバランスの取れた献立を意識した選び方をしたり、お弁当を作るなどして栄養バランス良く食事を取りましょう。 適度に膝関節を動かす 痛みが生じる動作は避けるべきですが、ずっと動かさずにいると可動域が狭くなる、筋力低下などのデメリットもあります。 早歩きや走る動作は、膝関節症の程度によっては痛みの悪化を引き起こすので軽いウォーキングなどで、適度に膝関節を動かしましょう。 痛み止めを使用する 膝関節症の保存療法として鎮痛薬での痛みのコントロールも行われます。 痛みは「それ以上の動きは膝関節を悪化させてしまう」という体からのサインですが、我慢を続けるのは生活にも支障をきたすため良くありません。 市販薬で一時的に痛みを抑えるのも良いですが、なるべく医療機関を受診して症状に合わせた鎮痛薬を処方してもらいましょう。 保存療法でも治らない!悪化してきたときの治療法は? 保存療法として鎮痛薬の内服、運動療法、食事療法をしていたとしても、症状が悪化する可能性はあります。悪化すると、通常手術療法を検討します。 高齢であれば関節置換(人工の関節に置き換える)、50-60歳など比較的若い方の場合には高位脛骨骨切術(脛骨を切って調整)がメジャーです。 どちらの術式も全身麻酔で行うため、さまざまなリスクを負うのはもちろん、関節置換の場合は一定の運動は脱臼の原因となるため制限しなければなりません。 手術によるリスクを避けたい方には「再生医療」がおすすめです。 膝の再生医療では、自分の細胞で軟骨損傷を修復し症状の進行を遅らせ、痛みも改善するといった効果が期待できます。 再生医療は手術による体への負担が少なく、自分の細胞を使うため副作用も少ないのが特徴です。 膝が悪くてもできる仕事についてのまとめ 膝の痛みは日常生活の動作や仕事での負担によって、症状が悪化しやすくなります。 膝に負担をかけにくい仕事としてはデスクワークなどが適していますが、膝の負担を減らすためにすぐ転職するのは難しい方もいらっしゃるでしょう。 仕事を続ける場合は、膝の負担を減らすために職場で相談するほか、適度に痛み止めを使用するのも有効です。 ただし痛み止めなどのセルフケアは一時的にとどめて、早めに医療機関を受診し、専門医に見てもらいましょう。 膝の痛みが進行し、保存療法では改善が見込めない場合には、手術を含む治療も考慮する必要があります。 しかし手術には全身麻酔など、少なからずリスクがあります。リスクを避けて治療をしたい方には「再生医療」がおすすめです。 もし、再生医療での治療に興味がある場合、一般的なクリニックや病院では受けられないため、当院へお問い合わせください。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療専門クリニックです。 不明な点や質問があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。
投稿日:2024.12.05 -
- 免疫細胞療法
免疫力が低下し病気になるメカニズムを知って病気を予防する 「免疫力低下=病気にかかりやすくなる」というイメージは、多くの人が共通認識として持っている知識です。しかし、免疫力低下が、なぜ病気の発症リスクに関係しているのか、具体的な理由について知らない人は多いかもしれません。 そこで今回は、免疫力低下により病気になりやすくなるメカニズムについて解説します。 免疫力が低下すると病気になる?そもそも「免疫」とは? 「免疫」とは、簡単に言えば体内に侵入した病原体などに対する防御能力のことです。食事や呼吸などを媒介として体内に病原体が進入しようとします。これに対して、まず機能するのが「粘膜免疫」です。 目や鼻、口や腸管などの粘膜組織には、体内に侵入しようとする外敵(異物)に対する防御システムが備わっています。そして、粘膜は、体内に侵入しようとする異物を体外に排出することで、病原体の感染を防ぐことができるのです。 しかし、粘膜免疫は完璧ではありません。第二に活躍するのが「全身免疫」です。体内に病原体が進入すると、ただちに相手を攻撃する「自然免疫」が機能し、病原体ごとの特性に応じて攻撃する「獲得免疫」の二段構えの体制で病原体を攻撃します。 つまり免疫力とは、この「病原体に対する防御および攻撃能力」のことであり、免疫力が低下するということは病原体の進入を許し、撃退までに時間がかかってしまうのです。 免疫力低下の原因を知って病気を予防しよう! 免疫力低下の原因を知ることで、病気の予防につなげることができそうです。 免疫力低下には、生活の中でさまざまな原因があると考えられています。 ・過剰なストレス ・過度な運動 ・運動不足 ・自律神経の乱れ ・栄養の偏り、不足など これらの原因を特定することができれば、改善することで免疫力低下を改善できる可能性があります。免疫力を高めることは「病気に負けない体作り」のために欠かせないことであり、免疫力低下をそのままにしてしまうと頻繁に風邪をひいてしまうなど、病気になりやすくなります。 免疫力低下で病気にならないように!免疫力を高める「免疫細胞療法」のメリット 免疫力低下で病気にならないようにするため、より積極的に免疫力を高めたいと考えているのであれば「免疫細胞療法」という治療法があります。 免疫細胞療法は、免疫機能に関わる細胞を利用者の血液から取り出し、培養して活性化し、数を増やしてから体内に戻すという治療法です。 自己細胞であるため副作用が少なく、安全かつ積極的に免疫力を高めたい人におすすめの治療法となっています。 まとめ・免疫力が低下し病気になるメカニズムを知って病気を予防する 免疫力低下は病気にかかりやすくなり、生活の質を下げてしまいます。 原因となっている生活習慣等を見直すことで免疫力を改善できる可能性がありますが、より積極的に免疫力を高めたいのであれば免疫細胞療法の利用を検討してみてはいかがでしょうか。 以上、免疫力低下により病気になりやすいメカニズムについて解説してまいりました。参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2024.01.05 -
- ひざ関節
- 再生治療
膝が痛い!そんな看護師の悩みを解決する 看護師は一日中歩き回っていることが多く、膝への負担も大きいといえます。勤務後に腰が痛くなったり、膝が痛くなったりするのは日常茶飯事です。一部の看護師はサポーターをつけるなどもして対処されている方もいます。 今回は、看護師の膝が痛いときの対処法をご紹介します。 看護師の膝が痛い原因とは? 看護師で「膝が痛い」という症状は、病気の前兆である可能性もあります。膝関節が痛くなる原因として一番多いのは変形性膝関節症です。看護師の中でも、まさか自分がなるはずがないと思う方がほとんどだと思いますが、若くしてなる方もいます。 変形性膝関節症は軟骨がすり減り、骨同士が接することで関節が炎症を起こすことで痛みが生じます。他にも靭帯の損傷なども考えられます。 痛む位置によっても考えられる原因は違うので、あまりにも痛みが続くようであれば病院を受診しましょう。 看護師の膝が痛い症状を和らげる方法は? 看護師の膝が痛い症状を和らげるには、筋肉をつけることが大切です。 膝の周りの筋肉が強化されると、膝の動きが安定し、関節や骨にかかる負担が軽減されます。 ストレッチなどが手軽にできておすすめです。 ・太腿の前面の筋肉を伸ばすように、片足を曲げて爪先を掴みます。この状態で30秒ほどキープ ・すねの前面の筋肉を伸ばすように、長座位の状態で爪先を遠くに伸ばしたり、ふくらはぎの筋肉を伸ばすように、爪先を自分の方へ引き寄せたりを交互に繰り返します。 これを両足行います。 テレビを見ている間や休憩の間もできるものなので、仕事中にも取り入れてみましょう。また、サポーターを使用するなどの方法も1つです。ドラッグストアなどでも販売されています。 サポーターは関節の動きを安定させ膝の動きをサポートするため痛みの緩和が期待できます。看護師であれば温罨法・冷罨法のことは知っているとは思いますが、入浴などで温めることで痛みの緩和に繋がります。 関節や筋肉を酷使した時や痛みほどではないが膝が重い、足が重いと感じた時にはゆっくりと入浴すると筋肉もほぐれます。歩きすぎなどで膝が熱感を持っているのであれば、冷罨法として冷やして対応しましょう。 まとめ・膝が痛い!そんな看護師の悩みを解決する 看護師の膝が痛い症状は、病気のサインである可能性があります。一時的な痛みであれば入浴などで温めて痛みを緩和するのも1つです。あまりにも痛みが続くようであれば病気の可能性を視野に入れて病院を受診する方が良いといえるでしょう。 整形外科で働いている看護師以外はあまり整形分野の医療の発展に触れることは少ないですが、再生医療も発展してきており、幹細胞を利用して変形性膝関節症を治療できることもあります。 治療方法は増えてきているので、悪化する前に診察してもらうようにしましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
投稿日:2024.11.19 -
- 肘
- 再生治療
肘が痛い!肘を傷める保育士が多いその理由と対処法は? たくさんの小さな子供を相手する保育士の仕事は、肉体的にもハードな仕事になります。そんな保育士の仕事をしている人のなかには、肘が痛いという悩みを抱えている人がたくさんいるようです。 今回は、保育士で肘が痛い人が多い理由について紹介します。また、肘に痛みが発症するメカニズムや治療方法についても紹介します。 保育士で肘が痛い人に多い疾患「上腕骨外側上顆炎」とは その肘の痛みは上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)の可能性が高いです。難しい読み方ですよね。聞きなれない方も多いかと思います。 肘の外側の出っ張りの部分(上腕骨外側上顆)は、手首を動かしたり指を伸ばしたりする筋肉や関節と繋がっていますが、腕を酷使することでその筋肉や関節の付け根の部分(腱)に過度の負担がかかって炎症を起こしてしまうことがあります。この炎症によって肘が痛いという症状が発症します。 上腕骨外側上顆炎はテニス肘とも言われることがありますが、テニスをしている人だけではなく、保育士のように腕を酷使する職業の人なども発症する人が多いです。 保育士で肘が痛い人が多い原因 保育士のなかで肘が痛いという悩みを抱えている人が多い大きな原因となるのが、子供を抱っこすることが多いことです。 保育士は小さな子供を抱っこする機会が多く、その際に腕に負担がかかって肘が痛いという症状に悩まされる人が多いですが、特に0歳から2歳児を相手する場合は、毎日たくさんの子供を何度も抱っこすることになります。 小さな子供とはいえ5キロくらいの体重がある子供を何度も抱っこしていると、体に大きな負担となります。特に、腕には大きな負担がかかるため、腕を酷使する状態が続くことで肘を痛めてしまうケースが多いのです。 上腕骨外側上顆炎の治療方法について 保育士で肘が痛いという悩みを抱えている人のなかには、治療を受けずに痛みを我慢しながら仕事をしている人もいると思います。しかし、悪化すると改善するまでに期間が長くかかってしまったり、改善するのが難しくなったりしてしまうので早めに医療機関を受診して治療を受けるのがおすすめです。 医療機関での上腕骨外側上顆炎の治療は、軽い症状の場合は、飲み薬(非ステロイドの消炎鎮痛剤)や湿布などによって痛みを改善させます。また、急性で強烈な痛みが生じている場合は、ステロイド注射がおこなわれることもあります。 さらに、慢性化している場合は、レーザー治療や温熱療法、ストレッチといった理学療法がおこなわれるのが一般的です。こうした治療をおこなっても改善がみられず、症状が悪化していく場合は手術が検討されるケースもあります。 症状が軽い場合 ・飲み薬:非ステロイド系、消炎鎮痛剤 ・湿布 急性で痛みがひどい場合 ・ステロイド注射 慢性化 ・レーザー治療 ・温熱療法 ・シトレッチ どうしても改善しない場合 ・手術の可能性 まとめ・肘が痛い!肘を傷める保育士が多いその理由とその対処法は? 保育士の人で肘が痛いという症状に悩まされている人が多い理由について、また、保育士がなりやすい肘の痛みの原因である「上腕骨外側上顆炎」について紹介しました。 肘が痛いのを何とかするために治療を続けているけど改善しないという場合、手術をするしかないのかなと考える人もいるかもしれません。しかし、最近では再生医療という治療方法もあります。 再生医療には、外科的手術と比べて副作用のリスクが少なく、治療期間も短期間になるというメリットがあります。保育士で肘が痛い…、一般的な治療を受けても治らなくて困っているという人は、一度、再生医療による治療も検討してみてはいかがでしょうか。 以上、肘が痛い!肘を傷める保育士が多い理由とは?について記しました。ご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
投稿日:2024.11.19 -
- 再生治療
バレエで股関節に痛みがあるとき、悪化させないためにできること 足を大きく動かすバレエですが、股関節に痛みを生じ悩まれている方は多いようです。 痛みがでるのは、身体からのSOSです。原因と治療法についてみていきましょう。 バレエで股関節に痛み!その原因 先天性股関節脱臼を患っている人では、バレエを続けるなかで変形性股関節症へ移行している可能性もあります。異変を感じたことをきっかけに診断されることも多いです。 そのほか、弾発股や股関節唇損傷なども、バレエで股関節の痛みを引き起こす原因となり得ます。これらの病気はひどくなると手術療法が必要となることが多く、早期発見が大切になってきます。 バレエで股関節に痛みがある場合の治療法 変形性股関節症、弾発股・股関節唇損傷で痛みが生じている場合は手術療法が主です。 保存療法も可能ですが、状態によってはすでに炎症や骨の摩耗が進行しており手術療法一択となることがあります。 先天性股関節脱臼は、1歳未満であれば器具による矯正を行えますが、1歳以上では手術療法となります。悪化してしまうと、手術以外の選択肢がなくなってしまうことになります。 手術は全身麻酔などリスクも高く、術式によっては動作の制限が必要になることもあるため、バレリーナにとっては避けたい状況です。近年再生医療が発展してきており、幹細胞を使用した侵襲や副作用の少ない方法が確立されています。 従来の方法に加え、「再生医療」も治療の選択肢にいれて治療法を選ぶことで治療の幅が広がります。 バレエで股関節の痛みを悪化させないためにできること 悪化してくると手術療法をしなければいけない状況になる可能性があります。そうならないためにも、日々の生活のなかで股関節をいたわるようにすることが必要です。 ①股関節を正しい位置に調整して休ませる 関節や筋肉を正しい位置に戻して、筋肉の疲労をとってあげることも大切です。バレエでは関節や筋肉を酷使することも多く、カイロプラクティックや整体、全身のマッサージ、鍼灸を受けるなどして回復させましょう。 ②正しいフォームを意識する せっかく正しい位置に戻ったとしても、間違った筋肉の使い方を続けていると再度同じような状況に陥る可能性があります。形だけを真似するのではなく丁寧に動かすようにするなどフォームを学びましょう。 ③練習のしすぎを避ける 痛みが生じているのは炎症を起こしており、身体がSOSをだしている印です。痛みを感じながら無理な練習を続けると悪化してしまいます。自分の身体を大切に、労わるようにしましょう。 まとめ・バレエで股関節に痛みがあるとき、悪化させないためにできること バレエをおこなう際も普段から正しいフォームで行うことで、筋肉や骨の酷使を避けることができ、股関節の痛みの悪化の予防につなげることができます。先天性に股関節脱臼などを患っている場合は、股関節唇損傷や変形性股関節症を起しやすいです。 自分の身体の特徴を知ったうえでバレエをすることも大切です。手術療法が必要な状況になった場合は、最新の医療である再生医療も検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
投稿日:2024.05.10 -
- 幹細胞治療
- 肝疾患
- 再生治療
肝機能を取り戻す!肝臓疾患に対する治療法、再生医療の可能性 再生機能に優れた肝臓ですが、その機能が発揮できない状態になることもあります。そのようなときに検討したい治療が「再生医療」です。 今回は、肝臓がんになる前の段階で再生治療を利用して治療することの意味について解説します。 肝臓疾患に対する再生医療の可能性と、肝臓の機能を取り戻す再生医療についてご紹介します。 肝細胞を活性化!再生医療とはどのようなもの? 近年、さまざまな病気や傷害の治療に再生医療が期待されるようになりました。再生医療とは、何らかの原因で傷ついた体の組織を再生させて、元の状態に戻すことを目的としているものです。 痛みに対して痛み止めを用いる対症療法や、傷ついた部分を取り除く手術とは異なる新たな方法で、再生医療の治療で用いるのは薬剤ではなく「生きた細胞」です。 具体的には、自分の体から採取・抽出した幹細胞を用います。その幹細胞は、さまざまな細胞に分化し、損傷した細胞を活性化させる可能性を持っているのです。 再生医療で、幹細胞を用いることができる臓器のひとつが、肝臓です。 肝臓は再生能力に優れていることで知られていますが、その役割を担っているのが肝細胞です。幹細胞は、そんな肝細胞が傷ついたときにも再生治療で活性化させることが期待されています。 肝硬変は怖い病気?肝臓疾患の進行 沈黙の臓器とも言われる肝臓は、病気が潜んでいても自覚症状がないことが多いです。そのため、自覚症状が現れたときにはすでに病気が進行していることもあるのです。 病気が進行した状態の肝臓は、本来の肝臓の機能を果たすことができないばかりか、再生能力も期待できないこともあります。 正常な肝臓も、生活習慣などを原因として「炎症」が起きてしまい、これが慢性化すると「慢性肝炎」という状態になります。 肝臓に炎症が起きる主な原因はウイルス性によるものですが、食べすぎや飲酒量の多さなどの生活習慣を原因とした「脂肪肝(脂肪性肝炎)」というケースもあります。 この状態を放置すると、炎症により次第に肝臓の細胞が破壊されてしまい、肝機能が徐々に低下していくのです。 その代表的な病気のひとつが「肝硬変」です。肝臓が炎症を起こした状態の肝炎や、肝臓に脂肪が蓄積した脂肪肝が進行すると、肝硬変という状態になることがあります。肝硬変は、肝細胞などの組織が線維化して肝臓が固くなった状態です。 肝硬変になると、全身のだるさや黄疸といった症状が出現します。さらに進行すると、腹水や腹部静脈瘤が出てくることもあります。肝性脳症のような命に関わることもある危険な病気なのです。 肝硬変の他に、肝細胞がんといった命に関わるような重大な病気に進展する場合もあります。 肝硬変の恐ろしいところは、一度線維化した肝臓は自然に修復することができないということです。肝細胞も本来の働きをすることができません。 肝臓疾患(がん等)|従来の治療法 脂肪肝は、従来の治療法は確立されたものではなく、生活習慣の改善により治療を進めるのが一般的でした。厄介なのは、脂肪肝そのものは自覚症状に乏しく、放置されがちだということです。 症状が進行して肝硬変になると、これも根本的な治療方法が確立されておらず、症状の進行を防ぐための食事療法や、ウイルス性の場合であれば抗ウイルス治療を実施します。 肝臓がんを治療する方法はありますが、すでに悪化している肝炎や肝硬変を治療する方法ではないため、「肝臓を根本的に治療する」ことは従来の治療法では不可能であるとされているのです。 しかし、最先端の再生医療であれば、肝臓がんの患者さんの肝臓の機能を取り戻す可能性も期待できるのです。 肝臓疾患の修復も!再生医療の可能性 肝臓がんへの進行を根本的に防ぐためには、肝臓の状態を可能な限り正常な状態に近づけることが必要ですが、従来の治療法ではそれは難しいものでした。 しかし、新しい治療法「再生医療」は、幹細胞を利用して肝臓の炎症や線維化した組織を発見し、これを溶解して修復することで肝機能を正常な状態に「戻す」ことができる可能性があるのです。 再生医療の治療では、自己由来幹細胞を静脈注射し、傷ついた肝臓に送り届けます。そして幹細胞が線維化した組織を溶解・修復させてくれるのです。損傷した肝細胞も、幹細胞によって修復・活性化することが期待できるでしょう。 脂肪肝の場合であれば、脂肪により弱りつつある肝臓を回復させる作用が期待され、疲れやすいなどの症状がある場合も血流改善効果により症状が改善する可能性があります。 さらには、肝臓がんにも再生治療による治療の可能性を見出すことができます。 まとめ・肝機能を取り戻す!肝臓疾患に対する治療法、再生医療の可能性 肝臓は再生能力に優れるものの、組織が線維化してしまうと本来の再生機能を発揮することができません。そのような肝臓の治療として注目されるのが再生治療です。治療効果には個人差がありますが、幹細胞が線維化した組織を溶解し、損傷した肝細胞の修復が期待できます。 再生医療の効果には個人差があるので「肝臓がんであっても必ず肝臓の機能を取り戻せる!」とは言い切れません。 しかし、再生医療は病気が進行する不安を解消する、または食事制限などの生活の制約を軽減できる可能性があるなど、前向きに治療に取り組める点が従来の治療法との大きな違いです。 再生医療は、今まで治せないと言われていた肝臓疾患の症状を根本的に改善できる可能性がある治療法として注目されています。 そのため、肝臓の状態に悩んでいる人にとって一考の価値がある治療法と言えるでしょう。ただ再生医療は、一般的な病院等で受けることはできません。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療専門院で多くの症例を有しています。治療等のご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。 この記事がご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2024.11.19 -
- 免疫細胞療法
「風邪がひきやすくなったり長引いたりしている」 「免疫力が低下する原因は?」 女性の免疫力が低下する主な原因は、女性ホルモンや自律神経の乱れです。ストレスや無理なダイエット、月経、妊娠など女性ならではの出来事と深く関わっています。 この記事では、女性の免疫力が低下する原因や改善方法を紹介します。体の不調を感じる方はチェックしてみてください。 女性の免疫力が低下する原因 免疫力低下はさまざまな病気の発症リスクを高めることになります。また、免疫力低下には女性特有の原因も存在します。 今回は、女性によく見られる免疫力低下の原因について詳しく解説します。 女性ホルモンと自律神経の関係 女性の免疫力低下の原因の一つに、女性ホルモンと自律神経の関係があります。 女性ホルモンはさまざまな要因で大きく変動し、これが自律神経の乱れにつながります。女性ホルモンの影響で自律神経のバランスが大きく乱れてしまうと、免疫力に関係する抗体などの分泌に影響します。 自律神経を乱す原因はそのほかにもあり、たとえばストレスは自律神経のバランスに大きく関わります。 無理なダイエット 女性の免疫力低下の原因としては、無理なダイエットも挙げられます。 女性は男性よりも過度にダイエットする傾向があり、栄養不足や栄養の偏りが発生すると免疫力にも影響します。もちろん、肥満は健康上あまり良くない状態ではありますが、同様に過度な痩せ状態も健康上良くありません。 また、ダイエットのために激しい運動をしている場合も要注意です。 月経 女性の免疫力は月経の周期に応じて変化します。排卵前、排卵後に増えるホルモンが異なるためです。 具体的な内容を以下にまとめました。 排卵期は個人差がありますが、月経開始から約14日後に訪れます。月経後2週間ほど経った時期に不調を感じる方は、月経周期による免疫力低下が原因の可能性があります。 妊娠・出産 女性の免疫力は妊娠や出産でも変化します。 妊娠中は母体の免疫力が低下します。父親の遺伝子を持っている胎児を外敵とみなさないようにするためです。出産後は、母乳を分泌するホルモンであるプロラクチンが多くなります。しかし、プロラクチンは免疫力を抑制する効果も備えています。 妊娠中や出産後の方は感染症にかかりやすいため注意が必要です。 更年期 更年期は女性のホルモンが大きく変化するので、免疫力の低下を招きます。 更年期とは、閉経前の5年間と閉経後の5年間を合わせた期間です。閉経する年齢は約50歳ですが、個人差が大きく40歳前半〜50歳後半に見られます。 更年期は閉経による卵巣の機能低下に併せて、エストロゲンが大きく減少します。エストロゲンは免疫力を高める働きも備えているため、女性は更年期をきっかけに免疫力が低下しがちです。 免疫力低下の治し方 女性の免疫力低下を治す方法をまとめました。 ・バランスの良い食事を摂る ・適度な運動を心がける ・体を温める ・良く笑う それでは、1つづつみていきましょう。 バランスの良い食事を摂る 女性の免疫力低下には、バランスの良い食事で腸内環境を改善しましょう。腸には免疫の役割を担う器官である免疫細胞が集中しています。 おすすめの食品・栄養素 主な働き 主な食材 鉄分 白血球の働きの向上 レバー、赤身肉、かつお、まぐろ 発酵食品 腸内環境の改善 納豆、みそ、ヨーグルト カルシウム 免疫細胞は骨から作られるため 牛乳、わかさぎ 大豆製品 免疫細胞をつくる 納豆、豆腐 タンパク質・ビタミン・オメガ3脂肪酸 免疫細胞の活性化 肉、乳製品、きのこ、サバ、サンマ バランスの良い食事を規則正しく摂りましょう。 適度な運動を心がける 免疫力の向上には、適度な運動がおすすめです。 運動により筋肉がついて体温が高くなると、白血球の働きが活性化したり代謝がアップしたりして風邪を引きにくくなるためです。 できる範囲で運動を習慣にしてみましょう。 体を温める 免疫力の低下を治すには、体を温めるのも大切です。 体を温めて血の巡りが良くなると、血液中の白血球が体内を循環しやすくなります。また、白血球の働きが増すので免疫力が向上します。 体温が低い方は、体を温めるライフスタイルを取り入れてみましょう。 良く笑う 良く笑うと免疫力アップが期待できます。笑った場合の免疫力の変化は以下の通りです。 ナチュラルキラー細胞は白血球の一種で、がん細胞やウイルスなどを攻撃する役目があります。 笑うことで、白血球は活性化され免疫力の向上につながります。 免疫細胞療法を受ける 積極的に免疫力を高めたい方は、再生医療による免疫細胞療法がおすすめです。 免疫細胞療法とは、本人の血液から免疫細胞を取り出して培養し、活性化させた状態で本人の体内に戻す治療法です。これにより免疫力が高められ、病気の発症を抑制できます。 また、この治療法はがん治療の新しい選択肢としても注目されており、がん予防やがんの再発予防に対して効果が期待されています。 女性における免疫力低下の原因まとめ 女性の免疫力低下の原因は人によってさまざまです。 免疫力が低下してしまうと病気になりやすく、生活の質を落としてしまうことになりかねません。原因の特定ができれば対策可能です。よく体調を崩す方は医療機関を受診し、医師に相談してみましょう。 より積極的に免疫力を向上させたいのであれば、免疫細胞療法を検討してみてはいかがでしょうか。
投稿日:2024.11.19 -
- ひざ関節
- 再生治療
膝の痛みで困っている保育士はサポーターを上手に使おう! 保育士さんで膝の痛みに悩んでいる保育士さんはいませんか?もし、保育士の仕事をしていて膝の痛みに悩んでいるなら、サポーターを使うのがおススメです。 膝の痛みは、サポーターを上手に使用すれば軽くなる 膝の痛みが強い場合は、本当は安静にして膝への負担を軽くしておきたいところですが、保育士の仕事は簡単に休みが取れる職種とはいえません。そんなとき簡単にできる対処方法にはこのようなものがあります。 簡単にできる膝の痛みへの対処方法 ・適度な運動をする ・市販の湿布や塗り薬を使う ・運動の際には負担軽減のためのサポーターをする ・適正体重を保つ ・負担軽減の靴を履く・・・など よくスポーツ選手がサポーターをして肘や膝をかばっている姿を見かけます。 サポーターはつけることで関節を安定化し、関節にかかる負担を軽減するものです。さまざまな種類のものがあります。子供を抱っこするなど、負担がかかる部分にサポーターをつけることで、膝の痛みを緩和できる場合があります。 しかし、誤った付け方をしてしまうと、せっかく楽にしてくれるはずのサポーターがかえって血流の悪化などにつながる場合もあるのです。 何事も自己流はよくありませんから、痛みがあるときにはまずは専門医へ相談することを お勧めします。 保育士さんが悩む膝の痛みは何が原因なのか? 膝の関節の表面は、多くの水分が含まれている軟骨で覆われています。この軟骨が歩行時の衝撃をやわらげたり、関節の動きを助けてくれる、つまりクッション材のような働きをしてくれています。 しかし、何度も膝を酷使するような動きや体重増加などで膝にかかる負担が増すと、軟骨がすり減って関節に炎症を起こし、歩行時に強い痛みを感じたり、関節内に水が溜まり腫れて曲がりにくくなったりします。 また、この膝の変性は、女性の方が発症する割合が多くその原因は更年期の症状の1つで、エストロゲンの減少によって、関節を支えている軟骨や筋肉の衰え、関節内の水分減少や血液循環が悪化することでも起こりえます。 保育士さんは子供と向き合う仕事です。まだ小さな赤ちゃんから大きな子供までを相手にし、時には抱っこやおんぶであやしたり子供たちと一緒に走り回ったりと、体が資本のお仕事ですから膝を悪くしやすいのも頷けます。 主な膝の症状 ・立ち上がる時に膝が痛い ・歩行時や階段時に膝が痛い ・正座ができない ・膝が完全に伸びない ・膝に水が溜まる・・・など 変形性膝関節症の新しい治療法、再生医療のメリットとは つらい痛みを我慢しヒアルロン酸治療や内服治療をしていても、変形性膝関節症の場合、膝関節が極限まですり減ってしまうと従来は“人工関節”を入れる手術をして対応していました。 すり減った関節の代わりに人工の関節を入れることで、痛みの軽減をするというものになります。しかし、メスを入れる手術、やはり気になるのは傷跡が残ってしまうことではないでしょうか。 そこで、現在は“再生医療”という新しい選択肢があります。自分自身の細胞で軟骨損傷を修復し、症状の進行を遅らせることで痛みの改善といった効果を期待できるのです。 さらに自分自身の細胞ということで、異物によるアレルギー反応のリスクは軽減されます。 まとめ・膝の痛みで困っている保育士はサポーターを上手に使おう! 医療技術が進み、自分の細胞を使うという安全安心な治療が研究されてきました。再生医療は今や薬や手術でできなかった、あなたの細胞レベルでの修復を期待できるものなのです。 保育士は今の社会になくてはならないお仕事だからこそ、サポーターでもよくならない膝の痛みは我慢せずに、あなたに合った治療方法を見つけましょう。以上、膝の痛みで困っている保育士はサポーターを上手に使おう!と題して記載いたしました。参考になればと思います。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼参考
投稿日:2024.11.19 -
- 再生治療
正座をした際、足首が痛くなったことがある人は多いでしょう。実は正座で頻繁に足首が痛くなる人は、注意が必要です。 痛みの原因によっては、医療的な対応が必要な可能性があります。 本記事では、正座をすると足首が痛くなる原因と有効なストレッチについて紹介します。足首の痛みを和らげ、健康的に過ごしたい方は参考にしてください。 正座をすると足首が痛い原因 正座をすると足首が痛くなる原因は、足に負担がかかるという単純な理由だけではありません。一般的に考えられる原因は以下の4つです。 ・足首が硬い ・骨や組織が変形している ・怪我の後遺症として残っている ・足関節滑液包炎 原因によっては医療機関の受診が必要なケースもあります。それぞれ詳しく解説していくので、心当たりがないか慎重に確かめてください。 原因1.足首が硬い 足首の関節は動かさないと徐々に硬くなっていきます。原因は運動する機会が減っていることです。 現代では正座をする頻度も減っており、足首を使う機会が減っている点も原因の1つです。関節周囲組織の柔軟性が乏しい状態で大きく動かすと、刺激が痛みとして感じられる場合があります。 怪我や病気の心当たりがない人は、まずは運動不足により関節が固くなっていないか確認してみましょう。 原因2.骨や組織が変形している 足に負担がかかる靴を履くと、足首にストレスがかかって骨の変形を引き起こします。たとえば、ハイヒールを長時間履くと足のバランスが崩れて靭帯にストレスを与えてしまいます。 靴を選ぶ際は、足首に負担のない靴を選ぶようにしましょう。他にも、年齢に伴うホルモンの変化によって骨の変形が引き起こされる可能性があります。 原因3.怪我の後遺症として残っている 過去に一度でも足首に怪我をした経験がある人は、後遺症による痛みの可能性があります。たとえば、捻挫で足首を損傷し、後から痛みとなって出てくるなどです。 年齢を重ねていくと、より足首周辺の骨や関節などに変形が起こりやすくなり、結果的に足首に負担がかかりやすくなります。 正座するときに痛みが出やすい人は、過去に怪我をしたことがないか思い返してみましょう。 原因4.足関節滑液包炎 仕事中に正座が多い人は「足関節滑液包炎」の可能性が考えられます。 足関節滑液包炎とは、滑液包と呼ばれる足首の前方にある関節の周りを包んで保護している部分が強い圧迫や摩擦を受けて炎症が起き、痛みが生じる疾患です。 また、炎症の際に滑液包内にある滑液が過剰分泌して滑液が溜まり、コブのように腫れる場合があります。 正座は足首の前方部分に強い圧迫や摩擦を受ける動作のため、足関節滑液包炎になりやすいです。とくに正座をする機会が多い職業に勤めている方は注意が必要です。 正座による足首の痛みに有効なストレッチ 自宅でもできる足首の簡単なストレッチを紹介します。 ストレッチを行って、腓腹筋やヒラメ筋の柔軟性を向上しましょう。 ストレッチの際は、しっかりと踵を下げることを意識しましょう。膝を伸ばした状態と曲げた状態でそれぞれ行います。 つま先の方向を変えてストレッチを行っていくと、足首がより曲がりやすくなります。 痛みが出る場合は、ストレッチを無理に行わず、医療機関を受診してください。 正座をすると足首が痛くなる方からよくある質問 正座をすると足首が痛くなると悩んでいる方からの、よくある質問をまとめました。 答えを参考にしつつ、痛みを対処してください。 ・正座で足首が腫れるのはなぜ? ・捻挫後に正座で足首が痛い原因は? 正座で足首が腫れるのはなぜ? 正座を長時間すると、足首の外側に刺激が加わりやすくなります。長時間の刺激により、関節周囲にある滑液包からの分泌量が増えてしまい、腫れてしまう可能性があります。 足首の外側が腫れていると感じる場合は、足首に負担のかかる生活習慣を改善していきましょう。 捻挫後に正座で足首が痛い原因は? 捻挫をしたときに痛めやすい靭帯は、前距腓靱帯です。足の前についている靭帯のため、体重をかける・しゃがむと圧迫されて痛みが出やすくなります。 また正座をしたときに足首の前側が伸びるため、痛みを感じやすい人が多いです。 捻挫の痛みは放置すると後遺症となる可能性があるため、非常に危険です。捻挫の早期受診と適切な治療を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。 正座による慢性的な足首の痛みには再生医療が効果的 本記事では、正座による足首の痛みの原因とストレッチ方法について紹介しました。原因に心当たりのあり痛みが持続する場合は、医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。 また、近年は体にメスを入れる必要のない再生医療の選択も可能です。一般的な治療を受けても痛みが改善されない場合は、当院の再生医療による治療を検討してみませんか。 当院では来院前でも「メール相談」を受付けていますので、まずはご相談ください。
投稿日:2024.11.19 -
- 幹細胞治療
- 股関節
放置で良いのか?バレエをすると股関節で音が鳴る!その原因とリスクについて 身体の関節を柔らかくし、全身を滑らかに動かして踊るバレエですが、関節で音がなるという経験はありますか?バレエをしていない人でも立ち上がりの時などにポキッと音がなることがあります。 今回は、バレエなどのダンスをされていて股関節から音がなるという方の原因やリスク、治療法をみていきましょう。 バレエで股関節から音がなる!その原因 バレエで90度以上に足を上げようとすると股関節から「ポキッ」と音がなるという経験がある方は、一定数いると思います。この音の原因ですが「弾発股」というスポーツ障害である可能性があります。音は、筋肉や腱が骨の上で動くときにこすれることにより生じます。 主に原因動作は、股関節を屈曲させ、腸脛靭帯という太い靭帯が大転子の上を通る時です。初めは、痛みはなく音が鳴るのみの症状であることがほとんどです。 しかし、次第に股関節外側で炎症を引き起こし痛みが生じるようになっていきます。股関節にひっかかりを感じる症状がでるのが、股関節唇、軟骨損傷です。 その他、「先天性股関節脱臼」や、「変形性股関節症」などの可能性があります。 原因(医療機関の診察が必要です) ・股関節唇 ・軟骨損傷 ・先天性股関節脱臼 ・変形性股関節症 痛くはないから放っておこうは絶対ダメ! 先述した通り、放っておくと炎症が起こり痛みを生じるようになってきます。弾発股は、股関節の周りの筋肉や腱が固くなることでおこります。なりやすい人は、バレエをしている方など股関節を屈曲する機会が多い人がほとんどです。 そのため、一般人が立ち上がりの際に音がなるのとは大きく違います。病気が隠れている可能性もあることから、一度受診して診断してもらうのが良いでしょう。診断方法としては病気の鑑別のために画像検査が主です。痛みは伴いません。 治療法について 痛みがなければ治療の必要はありませんが、保存療法として練習量を少なくしたり、アイシングを行ったり、理学療法、炎症があればステロイドの投与などが行われます。 弾発股で、保存療法が効かない場合は手術療法が選択されます。観血的・関節鏡下での腸脛靭帯の一部切除です。股関節唇損傷・変形性股関節症でも手術療法が適応されます。 関節鏡下での手術は難易度が高く、手術可能な医師も少ないのが現状です。再生医療では、臓器や皮膚、骨や筋肉になり得る幹細胞を利用した治療が可能です。 自分の幹細胞を使用することから副作用が少ないのが特徴であり、身体がダメージを受けている部分の再生を期待できます。幹細胞の採取は、腹部から少量の脂肪を採取するのみです。 培養環境も厚生労働大臣の許可を得た国内トップレベルで管理されており安心です。 まとめ・放置禁止!バレエをすると股関節で音が鳴る?その原因とリスクについて バレエで股関節から音がするときの原因について紹介しました。バレエやダンス、スポーツをされている方は特有のスポーツ障害を負う可能性が高いです。 股関節を動かす際に音がするという症状をそのままにしておくと、生活に支障をきたすようになる可能性があります。少しのことでも自分の身体の異常には向き合うようにしましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院
投稿日:2024.04.16