免疫力が関わる疾患・厄介な特性を持つ病気「帯状疱疹」の治療方法
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免疫力が関わる疾患、厄介な特性を持つ病気「帯状疱疹」の治療方法
「帯状疱疹」は、免疫力が関わる病気の一種です。そして、治療法はありますが、帯状疱疹は厄介な特性を持つ病気でもあります。
今回は、帯状疱疹の治療法と免疫力との関係について解説します。
帯状疱疹は免疫力と関係があるの?治療法は?
「帯状疱疹」とは、水痘帯状疱疹ウイルスに感染して症状が落ち着いたのちに再発する病気のことです。
このウイルスに感染してはじめて症状が出る場合には「水痘」いわゆる「水ぼうそう」と診断されます。
水痘が落ち着いたのち、ある理由で再発した場合に帯状疱疹と診断されるのです。
その「ある理由」というのが少し厄介であり、実は水痘および帯状疱疹の再発理由には「免疫力」が深く関係しています。
水痘帯状疱疹ウイルスに感染して症状が出た後、このウイルスは神経節に潜伏します。
治療により症状は落ち着きますが、神経節に潜伏しているウイルスは駆除することができません。
ただし、潜伏しているウイルスは不活性状態、要するに悪さをしない状態で潜伏しています。
しかし、本人の免疫力が低下すると再活性化し、帯状疱疹の症状をもたらすのです。
帯状疱疹の治療法と再発を防ぐ方法
帯状疱疹の治療には「抗ウイルス薬」や「鎮痛薬」が使用されることが多いです。
これらの症状は帯状疱疹の症状を抑え、症状が出る期間を短くするために使用されますが、病気を根本的に治療できる方法、つまり神経節に潜伏しているウイルスを駆除する方法ではありません。
帯状疱疹を予防するためには、再活性化の原因となる免疫力低下を回避し、免疫力を高い状態で維持することでウイルスの不活性状態を継続させることが重要なのです。
免疫力を高める免疫細胞療法で帯状疱疹の予防をしよう
免疫力を高く維持することで帯状疱疹の予防に役立ちますが、免疫力の低下原因を回避するだけでは十分に免疫力を確保できない可能性もあります。
より積極的に免疫力を向上させたいと思うのであれば「免疫細胞療法」という治療法があります。
免疫細胞療法とは、本人の血液から取り出して培養した免疫細胞を点滴で戻すことで体内の免疫細胞の数を増やして免疫力を高める治療法であり、がんの予防・再発予防にも役立つことが注目されています。
まとめ・免疫力が関わる疾患、厄介な特性を持つ病気「帯状疱疹」の治療方法
帯状疱疹は一度感染すると再発リスクを抱え続けることになりますが、免疫力を高めることで治療が必要な症状の発症を回避できる可能性が高まります。
免疫力を医学的な手法で積極的に向上させたいと考えているのであれば、免疫細胞療法を取り扱っている医療機関に問い合わせてみてください。当院は、厚生労働省に認可を受けた再生医療専門院で免疫細胞療法にも通じています。
この治療方法についてのご質問などございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
監修:リペアセルクリニック大阪院
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