独自の細胞培養技術 Original cell culture technology

News!必要なところに必要なものを分化誘導する『次世代の再生医療』

国内初!次世代の新たな再生医療『自己脂肪由来幹細胞と自己前骨芽細胞分化誘導上清液を用いた関節症の治療』の認可が厚生労働省により承認されました。この特許技術により『分化誘導による関節の再生医療』が実現し、従来の再生医療に比べて、高い再生能力を持った幹細胞治療ができるようになりました。

分化誘導

その結果、より多くの関節軟骨、半月板、骨壊死部分などを再生させることが可能となりました。変形性ひざ関節症、変形性股関節症、半月板損傷、大腿骨頭壊死、ひざ関節の骨壊死、に対して高い治療効果が期待できます。

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考える坂本くん

細胞加工室では
どんなことをしているの?

CPC(細胞加工施設)とは

CPCとは、患者自身から取り出した米粒2~3粒ほどの脂肪細胞の中にある幹細胞を取り出し、それを何千万個~1億個以上の細胞に培養する(増やす)場所です。

顕微鏡で確認
脂肪採取(米粒3つほど)

CPC(細胞加工室)

採取された脂肪組織
幹細胞のみを取り出す
幹細胞を培養
幹細胞注入

細胞くん「米粒2~3粒程度の脂肪細胞から1億個以上の幹細胞に増やす施設なんだね!」talk saibou02 sp

細胞くん「それでは、当院の細胞加工施設の特徴について説明しましょう!」talk sakamoto02 sp

当院のCPCの特徴①

冷凍保存しないので、
幹細胞の生存率が高い

では、当院のCPC(細胞加工室)と一般のCPCを比較してみましょう。

CPC(細胞加工室)の比較

  • 当クリニックのCPC

    培養に人(患者本人)の血清を使用→冷凍せず輸送(4℃程で生きたまま保存)→生存率95%以上

    当院のCPC(細胞加工室)は国内トップクラスのため、冷凍保存しない生き生きした幹細胞を治療に用いることができます。

  • 一般的なCPC

    培養に牛などの血清を使用→冷凍して輸送(冷凍保存したまま)→生存率60%程度

    冷凍輸送するため、解凍すると多くの細胞が死滅してしまいます。また、培養時に牛の血液が使われておりますが、やはりアレルギーや狂牛病等の懸念もあります。

坂本くん「国内トップクラスの細胞加工室の高い技術によって冷凍保存しなくてもよくなったんだよ。だから、多くの生き生きした幹細胞を投与できるんだ。」talk sakamoto03 sp

細胞くん「幹細胞が生き生きしているほうがよく治りそうだね。解凍マグロよりも、冷凍保存していない生マグロのほうが美味しいのとなんか似ているね!」talk saibou03 sp

坂本くん「そうだね、生き生きしたフレッシュな幹細胞が多ければ多いほど治療成績は良いんだよ。これは、海外の文献でも証明されていること。」talk sakamoto04 sp

坂本くん「そして当院ではその生き生きした幹細胞を、さらに1億個以上にまで増やすことができるんだよ。それについては次の②で説明するね。」talk sakamoto05 sp

当院のCPCの特徴②

1億個以上の細胞を
投与できるため
治療成績が良好

次に、幹細胞の投与数の違いによる治療成績の差を比較してみましょう。

治療成績の比較(軟骨再生の場合)

一般的な治療

  • BEFORE(幹細胞投与前)坂本くん「薄い茶色のところは骨がむき出しになっているね」
  • 幹細胞投与:一般的な投与数1千万個
  • AFTER(幹細胞投与6ヶ月目)細胞くん「白いところが新しく軟骨が再生されたんだ!」

当院の治療

  • BEFORE(幹細胞投与前)坂本くん「薄い茶色のところは骨がむき出しになっているね」
  • 幹細胞投与:一般的な投与数1億個
  • AFTER(幹細胞投与6ヶ月目)細胞くん「白いところが新しく軟骨が再生されたんだ!」

坂本くん「1千万個と比べると、1億個の幹細胞のほうが軟骨が沢山 できているんだよ!」talk sakamoto06 sp

結論幹細胞の数は多いほど
治療成績がいい

細胞くん「写真でもはっきりと、幹細胞の数が多いほうが沢山の軟骨が再生されているのがわかる!」talk saibou04 sp

坂本くん「一般的に関節の中には1千万個の幹細胞を投与することが多いんだ。でも当院では症状に応じて、冷凍保存していない生き生きした1億個以上の幹細胞を投与することができるんだよ。」talk sakamoto07 sp

細胞くん「投与する幹細胞が多ければ多いほど治療成績が良いのは、海外の臨床データでも実証済みなんだ。」talk saibou05 sp

当院のCPCの特徴③

冷凍せずに培養するので
幹細胞のクオリティが高い

当院のCPC

  • 1回目の投与

    冷凍せず培養→フレッシュな幹細胞が多く投与できる(生き生きとした多くの幹細胞)
  • 2回目の投与

    少量取り出し、冷凍せず培養→フレッシュな幹細胞が多く投与できる(生き生きとした多くの幹細胞)
  • 3回目の投与

    少量取り出し、冷凍せず培養→フレッシュな幹細胞が多く投与できる(生き生きとした多くの幹細胞)

複数回投与する時は、そのつど冷凍せず培養するので、1回目の幹細胞と同じ「生き生きした幹細胞」が投与できます。
また、2回目、3回目の投与でも、1回目の幹細胞と同じフレッシュな細胞が投与可能です。

一般的なCPC

  • 1回目の投与

    冷凍保存したまま→解凍すると多くの幹細胞が死ぬ(解凍すると多くの幹細胞が死滅)
  • 2回目の投与

    冷凍保存したまま→解凍すると多くの幹細胞が死ぬ(解凍すると多くの幹細胞が死滅)

    冷凍保存の期間が長くなるにつれて、
    だんだん細胞が死んでいく

  • 3回目の投与

    冷凍保存したまま→解凍すると多くの幹細胞が死ぬ(解凍すると多くの幹細胞が死滅)

    冷凍保存の期間が長くなるにつれて、
    だんだん細胞が死んでいく

一般的なCPCでは、一番はじめに一度に3回分を培養して冷凍保存しておきます。そのため当院独自の”投与の都度冷凍せず培養する方法”と比べて、一般的なCPCの培養方法では解凍とともに細胞が死滅し、減少してしまいます。さらに2回目、3回目を投与するまで冷凍することとなり、その期間においても徐々に細胞の質が低下し、かつ幹細胞も死滅していきます。

坂本くん「はじめに3回分まとめて培養した幹細胞を冷凍保存するのと、投与のたびに冷凍せず培養した幹細胞とでは、全くクオリティが違うことになるね!」talk sakamoto08 sp

当院のCPCの特徴④

患者本人の血液を使って
細胞を培養するため
安全性が高い

当院では難しいとされる患者本人の血液での培養にこだわりを持っているので、その培養の技術が高いCPC(細胞加工室)と提携しています。

例えば、手術する際に輸血をする時、患者本人の血液を使用するか、他人の血液を使用するかといえば、多くの人は自分の血液を選びますよね。
もちろん、他人の血液でも適切な検査、処理を加えているので安全性は高いですが、まだ未知の感染症があったり、血液が合わなくてショック症状が出ないとはいえません。

血液の入った試験官

施設によっては、牛の血液を使って培養するところもあります。一般的にはよく研究の培養の際には牛の血液が使われておりますが、やはりアレルギーや狂牛病等の懸念もあります。

当院では細胞はもちろん、培養する時にも患者本人自身の血液を使用し、当院ではあくまで患者本人の細胞と血液で細胞の培養加工をするところにこだわりました。

自身の血液を使って培養しており、余分な不純物や化学薬品などを含まないため副作用のリスクが少ないです。

そしてもう一つ、自身の血液を使って培養する理由としては生命力のある幹細胞を作ることができるといった理由があります。生命力のある幹細胞であれば、損傷した部位にしっかりと定着して、より強く損傷部位の修復及び再生が可能になるからです。

培養
当院のCPCの特徴⑤

採取する脂肪の量が
少ない(米粒2~3粒)ため
体への負担が少ない

局所麻酔をして、1センチほど切開して、米粒2つ分ほどの脂肪を採取します。所要時間は20分ほどでほとんど痛みはありません。採取するときの細胞は少なければ少ないほど身体の負担は少なくなります。
当院では高い技術のCPCがあるからこそ、米粒2から3粒の採取で1億個以上の細胞に培養できるのです。

脂肪採取(米粒3つほど)→幹細胞を1億個以上の数まで培養
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