News!必要なところに必要なものを分化誘導する『次世代の再生医療』
国内初!次世代の新たな再生医療『自己脂肪由来幹細胞と自己前骨芽細胞分化誘導上清液を用いた関節症の治療』を厚生労働省に届出し受理されました。これにより『分化誘導による関節の再生医療』が実現し、従来の再生医療に比べて、高い再生能力を持った幹細胞治療ができるようになりました。
その結果、より多くの関節軟骨、半月板、骨壊死部分などを再生させることが可能となりました。変形性ひざ関節症、変形性股関節症、半月板損傷、大腿骨頭壊死、ひざ関節の骨壊死、に対して高い治療効果が期待できます。
細胞加工室では
どんなことをしているの?
CPC(細胞加工施設)とは
CPCとは、患者自身から取り出した米粒2~3粒ほどの脂肪細胞の中にある幹細胞を取り出し、それを何千万個~1億個以上の細胞に培養する(増やす)場所です。
CPC(細胞加工室)
冷凍保存しないので、
幹細胞の生存率が高い
では、当院のCPC(細胞加工室)と一般のCPCを比較してみましょう。
CPC(細胞加工室)の比較
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当クリニックのCPC
当院のCPC(細胞加工室)は国内トップクラスのため、冷凍保存しない生き生きした幹細胞を治療に用いることができます。
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一般的なCPC
冷凍輸送するため、解凍すると多くの細胞が死滅してしまいます。また、培養時に牛の血液が使われておりますが、やはりアレルギーや狂牛病等の懸念もあります。
1億個以上の細胞を
投与できるため
治療成績が良好
次に、幹細胞の投与数の違いによる治療成績の差を比較してみましょう。
治療成績の比較(軟骨再生の場合)
一般的な治療
当院の治療
幹細胞の数は多いほど
治療成績がいい
冷凍せずに培養するので
幹細胞のクオリティが高い
当院のCPC
1回目の投与
2回目の投与
3回目の投与
複数回投与する時は、その都度冷凍せず培養するので、1回目の幹細胞と同じ「生き生きした幹細胞」が投与できます。
また、2回目、3回目の投与でも、1回目の幹細胞と同じフレッシュな細胞が投与可能です。
一般的なCPC
1回目の投与
2回目の投与
冷凍保存の期間が長くなるにつれて、
だんだん細胞が死んでいく3回目の投与
冷凍保存の期間が長くなるにつれて、
だんだん細胞が死んでいく
一般的なCPCでは、一番はじめに一度に3回分を培養して冷凍保存しておきます。そのため当院独自の”投与の都度冷凍せず培養する方法”と比べて、一般的なCPCの培養方法では解凍とともに細胞が死滅し、減少してしまいます。さらに2回目、3回目を投与するまで冷凍することとなり、その期間においても徐々に細胞の質が低下し、かつ幹細胞も死滅していきます。
患者本人の血液を使って
細胞を培養するため
安全性が高い
当院では難しいとされる患者本人の血液での培養にこだわりを持っているので、その培養の技術が高いCPC(細胞加工室)と提携しています。
例えば、手術する際に輸血をする時、患者本人の血液を使用するか、他人の血液を使用するかといえば、多くの人は自分の血液を選びますよね。
もちろん、他人の血液でも適切な検査、処理を加えているので安全性は高いですが、まだ未知の感染症があったり、血液が合わなくてショック症状が出ないとはいえません。
施設によっては、牛の血液を使って培養するところもあります。一般的にはよく研究の培養の際には牛の血液が使われておりますが、やはりアレルギーや狂牛病等の懸念もあります。
当院では細胞はもちろん、培養する時にも患者本人自身の血液を使用し、当院ではあくまで患者本人の細胞と血液で細胞の培養加工をするところにこだわりました。
自身の血液を使って培養しており、余分な不純物や化学薬品などを含まないため副作用のリスクが少ないです。
そしてもう一つ、自身の血液を使って培養する理由としては生命力のある幹細胞を作ることができるといった理由があります。生命力のある幹細胞であれば、損傷した部位にしっかりと定着して、より強く損傷部位の修復及び再生が可能になるからです。
採取する脂肪の量が
少ない(米粒2~3粒)ため
体への負担が少ない
局所麻酔をして、1センチほど切開して、米粒2つ分ほどの脂肪を採取します。所要時間は20分ほどでほとんど痛みはありません。採取するときの細胞は少なければ少ないほど身体の負担は少なくなります。
当院では高い技術のCPCがあるからこそ、米粒2から3粒の採取で1億個以上の細胞に培養できるのです。