-
- 肩
- 再生治療
- PRP治療
五十肩が改善されない場合の手術は日帰りでも可能なのか 五十肩がなかなか改善されない場合や、重症化して日常生活に大きな支障が出るという場合、手術が検討されることになります。しかし、仕事や家庭などのことを考えると入院する暇がないので、日帰りで手術できないかと思う人もたくさんいるでしょう。 そこで、今回は五十肩の手術は日帰りで受けることができるのかについて解説します。 一般的な五十肩の手術は日帰り不可 五十肩の手術を日帰りで受けることができるかどうかについてですが、結論から言えば、一般的な五十肩の手術は入院が必要です。五十肩の手術自体は30分程度とすごく簡単なものですが、手術後もリハビリをしっかりとおこなう必要があります。 また、リハビリ期間にしっかりとリハビリをおこなうことで痛みがなくなり、肩も動かせるようになってきます。そのため、五十肩の手術を受ける患者さんは、入院してリハビリまでしっかりおこなうというのが一般的です。 関節鏡視下手術により入院期間が短縮された! 現在の一般的な五十肩の手術は、関節鏡視下手術という手術法が採用されています。関節鏡視下手術は、患部に5ミリ程度の穴を開け、そこから関節鏡と呼ばれる内視鏡を挿入。関節鏡から映し出される患部の状態をモニターで見ながら、関節にくっついて硬くなっている関節の袋を切開していきます。 関節鏡視下手術がおこなわれるようになる前の肩の手術では、5センチくらい切開する必要があって、痛みなど身体への負担も大きく、入院期間も3週間から4週間くらい必要でした。 しかし、関節鏡視下手術による手術は切開部分も少ないため、術後の痛みも少なく、入院期間も数日と短くなりました。ただし、切開する手術では日帰り治療は難しいというのが現状です。 五十肩を手術しないで治す!?再生医療なら日帰り治療が可能 重症化した五十肩に手術は有効な方法です。そして、関節鏡視下手術は従来の手術と比べて入院期間も短く、数日で退院することができます。しかし、例え数日間だとしても仕事や家庭のことなどで、休みを確保することができない、入院は難しいという方もいると思います。 また、なるべく体に負担の少ない治療を受けたいと考える方も多いでしょう。そのような方は再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。再生医療によるPRP治療は自分の身体から採血した血液内の成長因子を患部に注射するという治療法なので、身体への負担も非常に少なく入院の必要もありません。 日帰りの治療が可能です。 まとめ・五十肩が改善されない場合の手術は日帰りでも可能なのか 五十肩の手術は日帰りで可能かどうかについて解説しました。一般的な手術の場合は入院が必要ですが、近年では入院期間が短くて済む術式が採用されています。 また、日帰りも可能な再生医療による治療もあるので、入院する時間がとれないという方は、検討してみるとよいでしょう。また、手術が必要になるほど重症化しないためにも、早い段階で治療を受けることが大切です。 五十肩で悩んでいる人は我慢せずにできるだけ早めに医療機関で相談するようにしましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご覧ください
2020.02.09 -
- ひざ
- 再生治療
- PRP治療
鵞足炎の痛みに自己流マッサージは悪影響!専門医の指導を受けましょう 水泳やランニング、ロードバイクなどで急な膝の痛みに襲われた…それはもしかしたら鵞足炎かもしれません。 鵞足炎の症状を和らげるためにはマッサージが効果的ですが、自己流ではなく専門医や整体師の指導のもとで行うことが大切です。 鵞足炎はマッサージなどで治る? 鵞足炎とは、ランニングやサッカーなどで過度な負担がかかり、鵞足部という膝の内側の部分に炎症を起こす病気です。 オーバーユース(使いすぎ)や、不十分なウォーミングアップ(準備)なども鵞足炎の引き金になります。注意頂きたいのは鵞足炎は一度発症すると再発しやすい厄介な病気で、アスリートにとっては選手生命を脅かしかねない障害になります。 鵞足炎の治療法としては、主に安静やストレッチ、貼り薬、鎮痛剤の内服と併せ、整体師など専門の人にマッサージをしてもらうという方法が挙げられます。 ただ、マッサージでは痛みを和らげる効果を期待することはできますが、根本的に治すという治療という意味では効果は期待できません。 鵞足炎に効果的なマッサージ方法は? 鵞足炎になった際、なんとか自分でマッサージをして少しでも痛みを和らげたいと思うかもしれません。 実のところ鵞足部などを含む内腿をほぐすマッサージや内転筋群のストレッチなどのマッサージ方法は、インターネット上で調べれば種々、たくさん紹介されています。先にも申しました通り、これらを真似て自己判断でむやみにマッサージをすると、さらに症状が悪化する可能性が高くなります。 自己判断でマッサージをせずに必ず病院や整体院などで施術を受ける、もしくはアドバイスをもらうようにしましょう。 マッサージをしても良くならない…再生医療で鵞足炎を治すという選択肢もある 整体院などでマッサージをして、一時的には症状が改善したけれど、また鵞足炎を再発してしまった…。 このように何度も繰り返す鵞足炎にお悩みの場合、再生医療という選択肢も視野に入れてみるといいでしょう。PRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を患部に注射し、血小板のもつ修復作用で損傷した組織の修復を促すという再生医療があります。 PRPによる治療は、スポーツ選手が心配になるドーピングには指定されていないため、安心して治療を受けることができます。何より、治療期間が短くて済むために、パフォーマンスを落としにくく、体に負担がかかりにくいといったメリットがあります。 まとめ・鵞足炎の痛みに自己流マッサージは悪影響!専門医の指導を受けましょう つらい痛みを伴う鵞足炎ですが、決して自己判断でマッサージなどをせず、必ず医療機関もしくは整体院などで施術を受けるようにしましょう。自分でマッサージをする場合は、専門医や整体師の指導のもと、行うようにしてくださいね。 また、再発を繰り返す場合や痛みが改善しない場合は、再生医療という新しい治療法で鵞足炎を根本から治すという手段もあります。 自分にあった治療法を選択し、快適なスポーツライフを送りましょう。PRP療法はアスリートに最適な方法です。詳しくは当院までお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.10.31 -
- PRP治療
- ひざ
アスリートなら気を付けたい鵞足炎!ストレッチでしっかり予防する! サッカーやマラソンをしている人ならぜひ気を付けたい鵞足炎。 今回は鵞足炎の原因や症状、治療法、予防のためのストレッチ方法などをご紹介します。 鵞足炎とは?ストレッチで予防できる? 鵞足とは、膝を取り巻く3つの筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)がくっついている部分を指します。 この鵞足に炎症が生じると鵞足炎を発症します。主にランニングやサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、水泳など、横の動きをするスポーツをしている人に生じやすい疾患で、急な負荷をかけたり、運動前のストレッチを疎かにしたりすることで発症します。 どんな症状が出るの?治療法は? 鵞足炎になると特に運動後、ひざ下の裏側に痛みを伴います。 特に階段の上り下りなど、ひざを曲げる時などが顕著です。鵞足炎は再発しやすいため、安静、ひざのストレッチ、消炎剤・鎮痛剤の内服、湿布を貼るなどの治療を行います。 鵞足炎にならないためのストレッチとは? ストレッチなどのウォーミングアップ不足でも鵞足炎は起きてしまいます。 では、どのようなストレッチをすると効果的に鵞足炎を予防できるのでしょうか? 鵞足炎予防のための3つストレッチ 鵞足炎の予防につなげることができるストレッチを3つご紹介します。 ・腸脛靭帯のストレッチ 両足を伸ばした状態で座り、右足を立てて左足にかける。状態は右にひねる。これを両方行う。 ・内転筋のストレッチ あぐらをかくような態勢になり、両足の足底部をくっつける。ゆっくりと無理のない範囲で両膝を押す。 ・大腿四頭筋のストレッチ 両足を伸ばした状態で座り、左の脛が床につくような形で折り曲げる。そのまま状態を少し後ろに倒す。これを両方行う。 鵞足炎になってしまった場合はどんなストレッチをすれば良いの? どんなにストレッチなどを頑張って予防をしようとしても、なかには鵞足炎になってしまう人もいるかと思います。 もし運動中にひざ裏に急な痛みを伴って動けなくなった場合、まずはアイシングをしましょう。 また、鵞足炎には骨が出っ張り、そこにひっかかることによって生じることもあります。 その場合、レントゲン写真を撮影するなどして原因を確定し、外科手術で治療をする場合もあるので、むやみに曲げ伸ばしをせず速やかに病院を受診しましょう。 ストレッチをしても鵞足炎が慢性化した…そんなときは? 鵞足炎を繰り返し、ストレッチやリハビリを行ってもまた再発をするという人は少なくありません。特にスポーツ選手などにとって体の故障は選手生命の命取りとも言えます。 もしも慢性化してしまった場合、再生医療という選択肢も視野に入れてみるといいでしょう。 現在ではPRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を患部に注射し、血小板のもつ修復作用で根治するという治療法があります。 ドーピングにも指定されていないため、スポーツ選手でも安心して行うことができます。 ▼鵞足炎に関連する記事はこちら まとめ・アスリートなら気を付けたい鵞足炎!ストレッチでしっかり予防する! 鵞足炎は、一度発症してしまうと再発をする人も多くいますから十分なストレッチを行い、予防してスポーツを楽しみましょう。 また、鵞足炎の再発に悩んでいる方は、PRPという再生医療もあります。決してハードルの高い治療法ではないので、再発を繰り返す場合は再生医療を検討してみるのも良いでしょう。 再生医療は、手術を避け、入院も不要というアスリートの選手生命を守る治療法です。詳しくは当院までお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.10.01 -
- PRP治療
PRP注入治療は安全なのか?その内容と痛み、リスクや副作用を解説 「最近肌のたるみが気になる」「目元にできた濃いクマが気になる」など美容面で悩みは尽きることがありません。 そんな美容面での悩みを抱える人におすすめしたいのがPRP注入治療です。副作用の心配がない上に自然に若々しい肌を手に入れることができます。ただ「失敗しないのか」「痛みはどれくらいなのか」「実際の治療の流れは?」など気になっている人も多いでしょう。そこで、PRP注入治療について詳しく解説していきます。 PRP注入治療とは? PRP注入治療(自己多血小盤注入法)は、自分の血液を採取し血中にある血小板を高濃縮して抽出された成長因子を再び体内に注入する治療法です。 高濃縮された成分のことをPRP( Platelet Rich Plasma )と呼び、再び体に注入して戻すのでPRP注入治療法と呼ばれています。PRPの中に含まれている成長因子には、肌の細胞を活性化させコラーゲンなど美肌に必要な成分の生成を促す効果が期待できるので若々しい肌を取り戻すことができます。 また自分の血液を使用してPRPを作り注入するので、副作用のリスクは圧倒的に低いのが特徴です。 PRP注入治療は“治癒する力”を意図的に取り戻すのが目的の治療法で、自分の治癒力を最大限利用しさらに血小板を濃縮したPRPで治癒を手助けします。 治癒力を利用した治療法のため、術後すぐに効果があらわれるわけではありません。注入した成長因子が美肌のために必要なコラーゲンなどの成分を生成するのにはある程度時間がかかるので、徐々に美肌を作り上げることができます。 突然変化することがないので、人目を気にせず安全に美肌効果を実感したい人におすすめです。 PRP注入治療の施術方法とは? PRP注入治療は、文字通りPRPを注入して治療を行うものです。その注入の際に利用するのが、注射器になります。高濃縮したPRPを注射器の中に入れ、気になる部分に直接注入することで局所ごとに成長因子の効果を実感することが可能です。 目の下のくまが気になるのであれば目の下に、ほうれい線が気になるのであれば口元にと自分の悩みにピンポイントでPRPを注入することができます。 PRP注入治療の痛みは? 注射器を利用した注入法のため「痛みを伴うのではないか」と心配している人も多いのではないでしょうか。 特に目元や口元、皮膚の薄い場所などは注射器を利用すると鋭い痛みを伴います。PRP注入治療の際には基本的に注入する前に局所麻酔を行うため施術中の痛みはありません。 また、麻酔に関してもクリーム状の麻酔のため痛みはありません。したがってPRP注入治療の一連の流れの中で痛みを伴うことはありません。 強いて痛みがあるとすれば、術後のダウンタイム中に少し痛みを感じる人がいる程度です。 PRP注入治療は安全? PRP注入治療法はとても魅力的な治療法と言えますが、美容治療において「失敗するのではないか」というリスクから一歩踏み出せない人もいるでしょう。 特に注入するタイプの治療法においては、失敗して今の悩みよりも悪化してしまった時のことを常に考えてしまうものです。PRP注入治療に関しても同様で心配を拭えないかもしれません。ですが、自分の血液を利用するというのがPRP注入治療の大前提です。 私たちの身体は体内に“異物”が混入すると拒絶反応を起こしてしまいます。自分の血液を異物と勘違いされてしまうことはほとんどありません。したがって、拒絶反応から起こる失敗はほぼないと言えるでしょう。 ですので、基本的に安全に失敗のリスクも少なく美容治療を行いたい人におすすめされています。 PRP注入治療法のリスクや副作用とは? PRP注入治療はプロアスリートも利用している治療法です。 あの大谷翔平選手も肘の治療に使っていたため、話題を集めました。ですが「治療法なのでリスクや副作用は必ずあるだろう。」と思っている人も多いのではないでしょうか。 基本的に安全性の高い治療法 ヒアルロン酸やボツリヌストキシンを注入して一時的に肌にハリを持たせるプチ整形が流行っていますが、根本療法ではないため肌が若返ることはありません。 逆に人によっては副作用として現れてしまったり、注入のしすぎにより逆に肌に凹凸ができてしまうといったトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。ですが、PRP治療であれば成長因子の含まれた成分を直接患部に注入するため、コラーゲンの生成や表皮の生成の手助けをします。 さらに注入するのは自分の血液から採取したものなのでアレルギー反応や副作用といったリスクはほぼありません。安全かつ効果の期待できる治療法といっても過言ではありません。 術後の腫れは副作用ではない PRP注入治療を行なった後に腫れが出ますが、これは副作用によって腫れているわけではありません。 注射をしたことで腫れているもしくは、内出血が起こっているだけなので術後1週間程度でおさまります。ただし、稀に腫れが引かないこともあるので、痛みを伴っていたりいつになっても内出血等の症状が引かない場合には施術を受けたクリニックに相談しましょう。 PRP注入治療の具体的な流れ 最後に、PRP注入治療の具体的な流れを紹介します。基本的にはどのクリニックでも同じ流れで治療を行なっているので参考にしてください。 1. カウンセリング 2. 採血 3. 遠心分離し血漿成分を抽出 4. 患部へ注入 これがPRP注入治療の背術の流れです。簡単ですぐに終わってしまうのもこの施術の特徴といえるでしょう。治療までに数日かかってしまうなどはなく、注入して終了なので日帰りで治療を受けることが可能です。 カウンセリングの際には同意書にサインなどが必要となるため、治療に不安がある場合は気が済むまで質問しましょう。安全性についてや副作用についてなど、自分で納得した上で治療を受けることが大切です。 PRP注入治療の上を行く話題の治療法! PRP注入治療はとても魅力的な治療法ですが、現在はその上を行く治療法が話題となっています。脂肪幹細胞治療と呼ばれており、使用するのはPRP注入治療と似ていて自分の細胞を使用します。 安全性、持続性ともに期待できる脂肪幹細胞治療の特徴を簡単に紹介します。 脂肪幹細胞治療とは 脂肪幹細胞治療は、線維芽細胞を再生しコラーゲンを生成するだけでなく、皮膚の角質層の修復、神経や血管の生成などにも効果が期待できます。 つまり、PRP注入治療方よりも効果が高いのが特徴です。自分の細胞を使用した治療法のため、効果が高いだけでなく安全性の高い治療法として注目を集めている反面、日本で治療を受けたい場合にはまだまだ導入しているクリニックが少ないという背景もあります。 ですが、リペアセルクリニックではいち早く脂肪幹細胞治療の認可を受けたため実際に施術を受けることができます。そんな脂肪幹細胞治療がおすすめの理由は以下の通りです。 • 自分の細胞を使うため高い安全性を実現 • 高い持続性と効果 • 自分本来の美しさを取り戻せる 安全性や効果については当然ですが、脂肪幹細胞は肌の内部にしっかりと働きかける効果が期待できるため自分本来の美しさを何歳からでも取り戻すことができます。また、その効果はとても自然でヒアルロン酸やボツリヌストキシンのように不自然になってしまうことはありません。 美容ケアとしてトータルに使用することができるので美容面で悩みを抱えている人におすすめです。 脂肪幹細胞治療がおすすめの人 高い効果を実現する脂肪幹細胞治療は以下のような人におすすめです。 • 人工物は使わず美容ケアを行いたい人 • 安全性の高い治療を受けたい人 • 自然な仕上がりにこだわっている人 • 肌を美しく保ちたい人 • 他の治療法で満足できなかった人 • 不自然さなく自分本来の美しさを取り戻したい人 また、脂肪を利用した治療法にはADRC(脂肪組織由来再生幹細胞治療)やセルーションがありますが、この治療法は300cc〜500ccの脂肪を採取し培養せず体内に戻します。 つまり、脂肪の中に今入っている脂肪幹と成長因子しか使用することができない上に、まだらです。そのため、脂肪が元々少ない人や高齢の場合には大きな負担を伴います。ですが、脂肪幹細胞治療では米粒2つぶ程度の脂肪を採取するだけで治療可能です。脂肪幹細胞は採取した脂肪は培養して1000万個〜1億個に増やし注射器で体内に戻すので負担が少なく効果は大きい治療法です。 自分本来の美しさを取り戻して綺麗になりたい人におすすめです。 PRP注入治療や最新治療で美しさを取り戻そう! PRP注入治療法は再生医療として現在メジャーな治療法です。そのため、たくさんのクリニックで施術を受けられるのが特徴です。ただ、PRP注入治療法よりも効果を実感したいのであれば脂肪幹細胞治療が現在一番おすすめです。 日本では治療できるクリニックが少ないですが、リペアセルクリニックでは最新治療法である脂肪幹細胞治療を受けることができるのでおすすめです。自分にあった安全な治療法で美しさを手に入れてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.07.12 -
- PRP治療
- ひざ
つらい膝の痛みにも効果のあるPRP治療とは? 膝が痛いとつらいですよね。膝が痛いと日常生活に支障もきたしてしまいます。そんな方たちに朗報なのが、新しい治療の選択肢として注目されている、膝のPRP治療です。 今回は、膝のPRP治療とはどのようなものなのか、説明します。 膝のPRP治療とは? 膝の痛みの治療といえば、これまでは運動療法やヒアルロン酸注射、痛みを抑える内服薬や湿布、また重度の膝の痛みには、人工関節の手術が行われていました。 しかし、人工関節の手術をするほど重度ではないものの、一般的な治療で効果が得られない方や、人工関節手術ができない方など、治療ができない方もいました。 そんな方たちに朗報です! 新しい治療法であるPRP治療も、つらい膝の痛みを改善するための選択肢として加えることができますよ。 PRP治療ってどんな治療? PRPとは「多血小板血漿」のことで、血液に含まれる血小板を使った治療のことをPRP治療と言います。血小板には、傷んだ組織の修復を促進する物質が供給され、傷んだ組織を元に戻そうとする自己治癒起点という働きがあります。 この自己治癒力をサポートするのがPRP療法です。 PRP療法は、まず自分の血液を約20cc採取し、血液の中から血小板が多く含まれている部分だけを特殊な技術を用いて抽出し、自己PRPを作り出します。 そして、作られたPRPを膝に注射することで、膝の組織の修復が促進され、膝の痛みを軽減させたり、炎症を抑制したりする効果をもたらしてくれます。 膝のPRP治療に副作用はあるの? 最近になって行われるようになったPRP治療ですが、気になるのが副作用があるかどうかということですよね。PRPは自分の血液なので、薬物療法や手術に比べると副作用リスクは低いです。 現在、PRP治療を用いている病院の臨床成績でも、約100例の変形性関節症にPRP療法を行ったところ、特に副作用は認められなかったという結果が得られています。 このように、副作用のリスクが非常に低いことが、PRP治療の支持につながっています。安心して治療を受けることができるでしょう。 PRP治療はどんな膝の疾患に効果があるの? 膝の痛みとひとくちに言っても、さまざまな疾患がありますが、その中でもPRP治療で効果がある膝の疾患とは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。 PRP治療で効果がある膝の疾患は以下の通りです。 ・膝蓋腱炎(ジャンパー膝) ・膝の関節靱帯損傷 ・変形性膝関節症 このような膝の疾患が、PRP治療の対象となります。 まとめ/つらい膝の痛みにも効果のあるPRP治療とは? 膝のPRP治療とは、自分の血液を使った再生医療の一種です。これまで一般的だった治療で効果を得られなかった方や、人工関節手術が受けられなかった方には、新たな治療法として大変注目されています。 自分の血液を使った治療なので、副作用のリスクが殆どないというメリットもあります。膝の痛みがつらく、今までの治療法では改善できないという方や、PRP治療に興味を持たれた方は、整形外科医などに相談してPRP治療を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.06.30 -
- PRP治療
- 肘
PRP治療はつらい肘の痛みの改善にも効果が期待できます! 肘の痛みには、病気やケガによる痛みからスポーツによる痛みまで、さまざまな原因による痛みがあります。 そんな中、スポーツ医学分野においては、PRP治療という画期的な治療法が取り入れられるようになってきました。 今回は、肘のPRP治療とは一体どんなものなのかをご紹介します。 肘のPRP治療とは? PRPとは血小板を高濃度に含んだ血漿のことで、血小板には組織の修復を促進させるさまざまな成長因子がたくさん含まれています。 このPRPを筋肉や腱、靱帯などの軟部組織や、関節内の損傷した組織に注射をすることで、自然治癒の過程を活性化させ、治癒や再生速度アップを期待することができます。 また、組織再生や抗炎症作用を発揮するので、痛みを取り除く効果が期待できる治療でもあります。 肘のPRP治療の流れ 痛みがあるからといって、すぐにPRP治療が行われるわけではありません。 まずはリハビリや内服治療を優先して行います。それでも効果が得られない場合に限り、PRP治療が行われることになります。 PRP治療が決定すると、まずは血液を採取し、遠心分離器にかけてPRPを抽出します。 次に超音波検査器を使用して、患部を正確に確認しながらPRPを注入します。注入後は1週~4週で組織修復が開始され、2週~3ヶ月程度効果が期待できます。 PRP治療の適応になる肘の疾患とは? PRP治療に対応している肘の疾患は、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)や上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)、肘関節靱帯損傷、野球肘などです。 主に、スポーツが原因の肘の痛みに対応しており、ヤンキースの田中将大投手やエンゼルスの大谷翔平投手がPRP治療を受けたことでも有名です。 肘のPRP治療の安全性と副作用 スポーツが原因の肘の痛みに効果的なPRP治療は、自分自身の血液を用いた治療なので、安全性は極めて高いと言えます。 また、重い副作用も報告されていません。 但し、注入時の痛みや注入した部位の皮下出血や赤み、腫れや熱を持ったように感じるなどの副作用は報告されています。これらの副作用は一時的なもので、一週間程度で気にならなくなります。 まとめ・PRP治療はつらい肘の痛みの改善にも効果が期待できます! 肘のPRP治療は、スポーツ医学分野において注目されている再生医療です。 テニス肘やゴルフ肘、野球肘などスポーツによる腱の炎症や、軟骨や骨、靱帯などが損傷した場合の痛みに効果が期待できます。 自身の血液を使った治療方法なので安全性は高く、大きな副作用の心配もありません。 スポーツをしている人で、さまざまな治療を施しているにも関わらず、なかなか肘の痛みが取れないという場合は、PRP治療を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2019.06.29 -
- PRP治療
PRP治療は体にやさしく効果が高いと期待の再生医療ですが、その費用はどの程度なのか 再生医療であるPRP治療は、さまざまな体の悩みに対応しており、効果に関しても大変期待することができます。そこで気になるのが、PRP治療には一体どれぐらいの費用が必要なのか、ということです。 今回は、PRP治療の費用について紹介します。 PRP治療は自由診療/費用は保険適用外となる PRP治療は、2019年現在まだ日本では保険診療として認められていません。ですから、自由診療となるため、病院によってPRP治療の費用は異なります。 一般的に注射1回あたりの費用は数万円~数十万円と幅があります。効果を期待するには数回繰り返して行う必要があるので、トータルすると費用がかさむこともこともあります。高い効果が期待できる治療法ですが、決して安いとはいえないのがPRP治療の費用です。 なぜPRP治療の費用は保険適用外なのか 美容に関するPRP治療が保険適用外であることは理解できるものの、膝や肘など、整形外科分野の治療においても保険適用外なのには理由があります。 実は、PRP治療は効果を期待することができる治療法なのですが、効果が確立されたわけではないのです。まだ臨床試験のデータが少なく、どのくらい有効なのか、持続期間はどれぐらいなのか、合併症の有無などエビデンスが得られるまでにはまだまだ時間がかかります。 そのため、有効性を検証する治験と平行して、PRP治療を患者に提供するという制度を利用しながらPRP治療が行われているのが現状です。但し、安全性に関してはすでに証明されているので、安心して治療を受けることができます。 PRP治療は費用に対して効果のメリットが大きな治療です! 自由診療のためPRP治療の費用は一見すると高く感じますが、薬物治療や手術治療にはない、以下のようなメリットがあります。手術や入院となると、手術費用や入院費用が必要になるため、思いのほか費用がかさみます。また、効果が出にくい治療をし続けるのも費用が積もり積もって、トータルすると高い治療費用を支払うことになります。 ・手術をしなくていい ・入院しなくていい ・傷が残らない ・他の治療で効果がなくても効果が期待できる ・1回あたりの治療費用はPRP治療の方が高いものの、費用対効果の面ではPRP治療は優れていると言えます。 まとめ・PRP治療は体にやさしく効果が高いと期待の再生医療ですが、その費用はどの程度か PRP治療は、どんな治療に対しても保険適用外で自由診療なので、病院によって費用は異なりますが、1回あたり数万円~が相場となっています。PRP治療の安全性は確保されていますが、まだ十分なエビデンスが得られていないため効果が確立されていません。そのため、保険適用にはまだ時間がかかりそうです。 しかし、さまざまな治療を受けても効果が得られなかった人や手術に抵抗がある人には、高い効果が期待できますし、費用対効果の面では大変優れています。PRP治療に関心があり、費用や治療に関するご質問がある方は、再生医療専門院で多くの症例数を有する当院までお問い合わせください。親切丁寧にご説明させていただきます。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2019.06.29