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- 肩
- 再生治療
- PRP治療
五十肩が改善されない場合の手術は日帰りでも可能なのか 五十肩がなかなか改善されない場合や、重症化して日常生活に大きな支障が出るという場合、手術が検討されることになります。しかし、仕事や家庭などのことを考えると入院する暇がないので、日帰りで手術できないかと思う人もたくさんいるでしょう。 そこで、今回は五十肩の手術は日帰りで受けることができるのかについて解説します。 一般的な五十肩の手術は日帰り不可 五十肩の手術を日帰りで受けることができるかどうかについてですが、結論から言えば、一般的な五十肩の手術は入院が必要です。五十肩の手術自体は30分程度とすごく簡単なものですが、手術後もリハビリをしっかりとおこなう必要があります。 また、リハビリ期間にしっかりとリハビリをおこなうことで痛みがなくなり、肩も動かせるようになってきます。そのため、五十肩の手術を受ける患者さんは、入院してリハビリまでしっかりおこなうというのが一般的です。 関節鏡視下手術により入院期間が短縮された! 現在の一般的な五十肩の手術は、関節鏡視下手術という手術法が採用されています。関節鏡視下手術は、患部に5ミリ程度の穴を開け、そこから関節鏡と呼ばれる内視鏡を挿入。関節鏡から映し出される患部の状態をモニターで見ながら、関節にくっついて硬くなっている関節の袋を切開していきます。 関節鏡視下手術がおこなわれるようになる前の肩の手術では、5センチくらい切開する必要があって、痛みなど身体への負担も大きく、入院期間も3週間から4週間くらい必要でした。 しかし、関節鏡視下手術による手術は切開部分も少ないため、術後の痛みも少なく、入院期間も数日と短くなりました。ただし、切開する手術では日帰り治療は難しいというのが現状です。 五十肩を手術しないで治す!?再生医療なら日帰り治療が可能 重症化した五十肩に手術は有効な方法です。そして、関節鏡視下手術は従来の手術と比べて入院期間も短く、数日で退院することができます。しかし、例え数日間だとしても仕事や家庭のことなどで、休みを確保することができない、入院は難しいという方もいると思います。 また、なるべく体に負担の少ない治療を受けたいと考える方も多いでしょう。そのような方は再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。再生医療によるPRP治療は自分の身体から採血した血液内の成長因子を患部に注射するという治療法なので、身体への負担も非常に少なく入院の必要もありません。 日帰りの治療が可能です。 まとめ・五十肩が改善されない場合の手術は日帰りでも可能なのか 五十肩の手術は日帰りで可能かどうかについて解説しました。一般的な手術の場合は入院が必要ですが、近年では入院期間が短くて済む術式が採用されています。 また、日帰りも可能な再生医療による治療もあるので、入院する時間がとれないという方は、検討してみるとよいでしょう。また、手術が必要になるほど重症化しないためにも、早い段階で治療を受けることが大切です。 五十肩で悩んでいる人は我慢せずにできるだけ早めに医療機関で相談するようにしましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご覧ください
2020.02.09 -
- ひざ関節
- 再生治療
- PRP治療
膝の内側が痛い… それはもしかしたら鵞足炎かもしれません。 自己流でマッサージをして少しでも痛みを和らげようとするのは、逆に症状を悪化させてしまう可能性があるので注意が必要です。 本記事では「鵞足炎の痛みに自己流マッサージをするリスク」について詳しく解説します。 鵞足炎の症状を和らげるためにはマッサージが効果的ですが、自己流では逆効果になってしまうことがあります。 自己流マッサージのリスクを理解して、専門医や整体師の指導のもとで行いましょう。 鵞足炎を治療するには|セルフケアは効果的? 鵞足炎とは、ランニングやサッカーなどで過度な負担がかかり、鵞足部という膝の内側の部分に炎症を起こす病気です。 オーバーユース(使いすぎ)や、不十分なウォーミングアップ(準備)なども鵞足炎の引き金になります。 注意頂きたいのは鵞足炎は一度発症すると再発しやすい厄介な病気で、アスリートにとっては選手生命を脅かしかねない障害になります。 鵞足炎の治療法としては、主に安静やストレッチ、貼り薬、鎮痛剤の内服と併せ、整体師など専門の人にマッサージをしてもらうという方法が挙げられます。 ただ、マッサージでは痛みを和らげる効果を期待することはできますが、根本的に治療という意味では効果は期待できません。 鵞足炎の痛みに自己流マッサージはおすすめしない 鵞足炎による膝内側の痛みに自己流マッサージを行うリスクについて解説していきます。 ・自己流マッサージで症状が悪化する危険 ・痛みが緩和するまで安静にする ・鵞足炎の予防にストレッチやマッサージは効果的 膝内側の痛みがある場合、なんとか自分でマッサージをして少しでも痛みを和らげたいと思うかもしれません。 自己流でマッサージには、どのような危険があるか理解しておきましょう。 自己流マッサージで症状が悪化する危険 マッサージによって鵞足炎の症状が悪化する危険があるため、自己流のセルフケアはやめた方が良いです。 鵞足炎の原因といえば、激しい運動やウォーミングアップ不足などスポーツ選手に多いイメージがあると思います。 しかし、膝周りの筋肉の疲労だけでなく「骨格の歪み」を原因として鵞足炎を発症する場合があります。 骨格の歪みによって不安定な状態で自己流マッサージをしてしまうと、逆に負担が増すようになり痛みが悪化することが多いです。 自己判断でマッサージをせずに必ず病院や整体院などで施術を受ける、もしくはアドバイスをもらうようにしましょう。 痛みが緩和するまで安静する 鵞足炎によって膝内側の痛みを感じる場合、痛みが緩和するまで安静にしましょう。 軽症の場合、膝を使う運動を控えることで数週間で炎症が治ります。痛みが強い時は、湿布を使用して炎症を抑えるのがおすすめです。 鵞足炎の急性期の痛みは「冷湿布」で炎症を抑え、慢性期の痛みは「非ステロイド抗炎症薬の湿布」で疼痛のコントロールをします。 湿布であれば何でも良いわけではないため、医師に相談して適切なものを処方してもらいましょう。 鵞足炎の予防にストレッチやマッサージは効果的 鵞足炎の予防や再発防止のために行うストレッチやマッサージは効果的です。 内転筋(太ももの内側)と大腿四頭筋(太ももの前側)のストレッチがおすすめです。 一度鵞足炎になったことがある方は、補強機能付きの膝サポーターも活用することで膝を安定させることができるのでおすすめです。 サポーターの種類や選び方は、以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。 再発を繰り返す鵞足炎には「再生医療」での治療がおすすめ 整体院などでマッサージをして、一時的には症状が改善したけれど、また鵞足炎を再発してしまった…。 このように何度も繰り返す鵞足炎にお悩みの場合、再生医療という選択肢も視野に入れてみるといいでしょう。 PRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を患部に注射し、血小板のもつ修復作用で損傷した組織の修復を促すという再生医療があります。 PRPによる治療は、スポーツ選手が心配になるドーピングには指定されていないため、安心して治療を受けることができます。 何より、治療期間が短くて済むために、パフォーマンスを落としにくく、体に負担がかかりにくいといったメリットがあります。 まとめ・鵞足炎の痛みに自己流マッサージは悪影響!専門医の指導を受けましょう つらい痛みを伴う鵞足炎ですが、決して自己判断でマッサージなどをせず、必ず医療機関もしくは整体院などで施術を受けるようにしましょう。 自分でマッサージをする場合は、専門医や整体師の指導のもと、行うようにしてくださいね。 また、再発を繰り返す場合や痛みが改善しない場合は、再生医療という新しい治療法で鵞足炎を根本から治すという手段もあります。 自分にあった治療法を選択し、快適なスポーツライフを送りましょう。 PRP療法はアスリートに最適な方法です。詳しくは当院までお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.10.31 -
- PRP治療
- ひざ関節
膝の内側から裏にかけて痛みを感じる鵞足炎に悩む方は少なくありません。 鵞足炎は、サッカーやマラソンなど足を酷使するアスリートが発症しやすい疾患です。 本記事では、鵞足炎の症状や痛みを緩和するストレッチ、鵞足炎の治療法を紹介します。 さらに、ストレッチをしても症状が改善しない場合の治療法についても触れています。鵞足炎の痛みを和らげたい方は、ぜひ参考にしてください。 この記事でわかること ・鵞足炎の症状 ・鵞足炎の痛みを緩和するストレッチ ・鵞足炎の治療法 鵞足炎とは?どんな症状? 鵞足(がそく)炎は、膝の内側からやや下のあたりに痛みや腫れを引き起こす炎症性の症状です。 この症状は、鵞足と呼ばれる膝の内側にある3つの筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)が付着している部分で発生します。 ランニングやサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、水泳など、足を酷使するスポーツをしている人が発症しやすい疾患です。 大きな負荷をかけたり、運動前のストレッチを疎かにしたりすると発症します。 鵞足炎になる原因 鵞足炎の原因は膝の使いすぎです。膝の摩擦やストレスによりスポーツをする人が発症しやすい疾患です。 また、筋肉の疲労が蓄積すると鵞足炎のリスクが上がり、膝の腱と内側の骨が擦れる状態も鵞足炎になりやすいです。 ランニング中に膝が内側に向く癖がある人や、X脚の人も鵞足炎になりやすい傾向があります。 鵞足炎の痛みを緩和するストレッチを紹介 鵞足炎の痛みは日常生活にも影響します。 痛めた直後はアイシングを行うことが有効ですが、少しずつ痛みが緩和してきたらストレッチも有効です。 鵞足炎の痛みを緩和するストレッチを紹介するので、1日に2回から3回を目安に、1回10秒から30秒程度で無理のない範囲で試してください。 腸脛靭帯のストレッチ 1.両足を伸ばした状態で上半身を起こして座る 2.右膝を立てて左足にかける 3.上体を右にひねる これを両方行う 内転筋のストレッチ 1.あぐらをかき、両足の足底部をくっつける 2.無理のない範囲で両ひざを押す これを両方行う ハムストリングスのストレッチ 1.あおむけになる 2.片方の膝を曲げて、両手で太腿の裏を掴む 3.そのまま上体を少し後ろに倒す 4.タオルやストレッチバンドを足裏にかける 5.無理のない範囲で脚を引き寄せて20秒キープした後にゆっくり戻す これを両方行う 大腿四頭筋のストレッチ 1.両足を伸ばした状態で床やベッドに座る 2.左の脛が床につくような形で折り曲げる 3.そのまま上体を少し後ろに倒す これを両方行う 鵞足炎の治療方法 鵞足炎の治療法は、主に3種類あります。 ・薬物療法 ・理学療法 ・再生医療 鵞足炎の治療法は、症状の程度や患者の状態によって異なります。症状に適した治療を選ぶと鵞足炎の改善に期待できます。 薬物療法 鵞足炎の治療の初期段階では、痛みや炎症を抑えるために薬物療法が行われます。使用するのは主に抗炎症薬や鎮痛剤です。投薬により痛みを和らげ、炎症を抑えます。 症状が軽度の場合は、薬物療法だけで改善が期待できます。 痛みや炎症が強い場合は、注射療法が有効です。局所にステロイド注射を行い、炎症を迅速に抑えます。 ただし、ステロイド注射は一時的な効果であり、頻繁に使用すると副作用のリスクがあるため、適切なタイミングでの使用が重要です。 理学療法 理学療法は鵞足炎の症状改善に効果的な治療法の一つです。 膝の痛みを和らげ、柔軟性を回復させるためのストレッチが中心となりますが、炎症が強い急性期は安静が必要で、症状が落ち着いてから徐々に開始します。 特に、縫工筋・半腱様筋・薄筋などの筋肉の柔軟性を高めるストレッチが推奨されます。 これらのストレッチは、必ず理学療法士などの専門家に正しい方法を指導してもらい、自身の症状や生活スタイルに合わせて行うことが重要です。 再生医療 鵞足炎が慢性化した場合や、薬物療法や注射療法で十分な効果が得られない場合には、再生医療が選択肢として挙げられます。 幹細胞や血小板を活用した治療では、自身の細胞を利用して損傷した組織の修復を促進します。 再生医療は手術に比べて体への負担が少なく早期の回復期も期待できます。 ストレッチをしても鵞足炎が慢性化したときは? ストレッチやリハビリをしても鵞足炎を繰り返してしまう人は少なくありません。もしも慢性化してしまった場合、再生医療という選択肢も検討するといいでしょう。 現在では自分の血小板を濃縮した液体を患部に注射し、血小板のもつ修復作用で根治するPRP療法と呼ばれる治療法があります。 ドーピングに指定されていないため、スポーツ選手でも利用できます。 鵞足炎による膝の裏の痛みを緩和するストレッチを紹介!のまとめ 鵞足炎は、一度発症してしまうと再発する人も多くいます。鵞足炎の痛みの緩和や鵞足炎再発を予防するために、今回紹介したストレッチを試してください。 鵞足炎の再発に悩んでいる方はPRP治療をご検討ください。 PRP治療は、手術を避けられ入院も不要な治療法です。詳しくは当院までお問い合わせください。
2019.10.01 -
- PRP治療
美容医療/PRPの注入は安全なのか?リスクや気になる副作用を解説 「最近肌のたるみが気になる」「目元にできた濃いクマが気になる」など美容面で悩みは尽きることがありません。 そんな美容面での悩みを抱える人におすすめしたいのがPRPの注入です。副作用の心配がない上に自然に若々しい肌を手に入れることができます。ただ「失敗しないのか」「痛みはどれくらいなのか」「実際の治療の流れは?」など気になっている人も多いでしょう。そこで、PRP注入治療について詳しく解説していきます。 PRP注入による治療法について PRP注入による治療(自己多血小盤注入法)は、自分の血液を採取し血中にある血小板を高濃縮して抽出された成長因子を再び体内に注入する治療法です。 高濃縮された成分のことをPRP( Platelet Rich Plasma )と呼び、再び体に注入して戻すのでPRP注入治療法と呼ばれています。PRPの中に含まれている成長因子には、肌の細胞を活性化させコラーゲンなど美肌に必要な成分の生成を促す効果が期待できるので若々しい肌を取り戻すことができます。 また自分の血液を使用してPRPを作り注入するので、「副作用のリスクは圧倒的に低い」のが特徴です。 PRPの注入治療は“治癒する力”を意図的に取り戻すのが目的の治療法で、自分の治癒力を最大限利用し、さらに血小板を濃縮したPRPで治癒を手助けします。 ただし、ご自身の治癒力を利用した治療法のため、術後すぐに効果があらわれるわけではありません。注入した成長因子が美肌のために必要なコラーゲンなどの成分を生成しますが、それにはある程度時間が必要だからです。徐々に美肌を作り上げるイメージです。 突然変化することがないということは、人目を気にせず安全に美肌効果を実感できるということで、自然さを気にされる方におすすめの方法と申せます。 PRP注入治療の施術方法とは? PRP注入治療は、文字通りPRPを注入して治療を行うものです。その注入の際に利用するのが、注射器になります。高濃縮したPRPを注射器の中に入れ、気になる部分に直接注入することで局所ごとに成長因子の効果を実感することが可能です。 目の下のくまが気になるのであれば目の下に、ほうれい線が気になるのであれば口元にと自分の悩みにピンポイントでPRPを注入することができます。 PRP注入による痛みは? PRPの投与は、注射器を利用した注入法のため「痛みを伴うのではないか」と心配される人も多いのではないでしょうか。 特に目元や口元、皮膚の薄い場所などは注射器を利用すると通常なら鋭い痛みを伴います。しかし、PRP注入治療の際には基本的に注入する前に局所麻酔を行うため施術中の痛みはないのでご安心ください。 また、麻酔の方法もクリーム状の麻酔薬を用いるため、麻酔を行うことによる痛みはありません。したがってPRP注入治療の一連の流れ(麻酔→PRPの注入)の中で痛みを伴うことはありません。 強いて痛みがあるとすれば、術後のダウンタイム中に少し痛みを感じる人がいる程度です。 PRP注入による治療法は安全なのか? このようにPRPを注入する治療法は、とても魅力的な治療法と言えますが、美容治療という面から「失敗するのではないか」というリスクを考えて一歩踏み出せない人もいるでしょう。 特に注入するタイプの治療法においては、失敗して今の悩みよりも悪化してしまった時のことを常に考えてしまうものです。 PRP注入治療に関しても同様で心配を拭えないかもしれません。 ですが、自分の血液を利用するというものがPRP注入治療の大前提です。私たちの身体は体内に“異物”が混入すると拒絶反応を起こします。しかし、自分の血液を異物と勘違いされることは、ほとんどありません。したがって、拒絶反応から起こる失敗は、ほぼ無いと言えるです。 そのため、PRPの注入による治療は、基本的に安全であること、失敗のリスクを少なく美容治療を行いたい人におすすめの治療法と言えるのです。 PRP注入治療法のリスクや副作用とは? PRP自体、美容以外でもプロアスリートも利用している治療法です。 あの「大谷翔平選手も肘の治療」に使っていたため、話題を集めました。ですが「治療法なのでリスクや副作用は必ずあるだろう。」と思っている人も多いのではないでしょうか。 基本的に安全性の高い治療法 ヒアルロン酸やボツリヌストキシンを注入して一時的に肌にハリを持たせるプチ整形が流行っていますが、根本療法ではないため肌が若返ることはありません。 逆に人によっては副作用として現れてしまったり、注入のしすぎにより逆に肌に凹凸ができてしまうといったトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。ですが、PRP治療であれば成長因子の含まれた成分を直接患部に注入するため、コラーゲンの生成や表皮の生成の手助けをします。 さらに注入するのは自分の血液から採取したものなのでアレルギー反応や副作用といったリスクはほぼありません。安全かつ効果の期待できる治療法といっても過言ではありません。 術後の腫れは副作用ではない PRP注入治療を行なった後に腫れが出ますが、これは副作用によって腫れているわけではありません。 注射をしたことで腫れているもしくは、内出血が起こっているだけなので術後1週間程度でおさまります。ただし、稀に腫れが引かないこともあるので、痛みを伴っていたりいつになっても内出血等の症状が引かない場合には施術を受けたクリニックに相談しましょう。 PRP注入による治療法の具体的な流れ 最後に、PRP注入治療の具体的な流れを紹介します。基本的にはどのクリニックでも同じ流れで治療を行なっているので参考にしてください。 1. カウンセリング 2. 採血 3. 遠心分離し血漿成分を抽出 4. 患部へ注入 これがPRP注入治療の背術の流れです。また、治療自体は簡単ですぐに終わってしまうのもこの施術の特徴といえます。治療に数日かかってしまうといった方法ではなく、注入して終了なので日帰りで治療を受けることが可能です。 注意点としては、カウンセリングを経て治療に入る際には同意書へサインが必要となるため、治療に不安がある場合は、気が済むまで質問しましょう。 安全性についてや副作用についてなど、自分で納得した上で治療を受けることが大切です。 ・治療に不安がある場合は、気が済むまで質問しましょう! PRP注入の上を行く話題の治療法の存在 PRPの注入治療はとても魅力的な治療法ですが、医療の進歩、現在はその上を行く治療法が話題となっていることをご存知でしょうか。それが「幹細胞治療」と呼ばれているものです。これも再生医療であり、PRP注入治療と同じく自分の細胞を使用します。 そこで以下に安全性、持続性ともに期待できる脂肪幹細胞治療の特徴を簡単に紹介します。 脂肪幹細胞治療とは 脂肪幹細胞治療は、線維芽細胞を再生しコラーゲンを生成するだけでなく、皮膚の角質層の修復、神経や血管の生成などにも効果が期待できます。 つまり、PRP注入治療方よりも効果が高いのが特徴です。自分の細胞を使用した治療法のため、効果が高いだけでなく安全性の高い治療法として注目を集めている反面、日本で治療を受けたい場合には、まだまだ導入しているクリニックが少ないという背景もあります。 ですが、リペアセルクリニックではいち早く脂肪幹細胞治療の認可を受けたため実際に施術を受けることができます。そんな脂肪幹細胞治療がおすすめの理由は以下の通りです。 再生医療による美容 • 自分の細胞を使うため高い安全性を実現 • 高い持続性と効果 • 自分本来の美しさを取り戻せる 安全性や効果については当然ですが、脂肪幹細胞は肌の内部にしっかりと働きかける効果が期待できるため自分本来の美しさを何歳からでも取り戻すことができます。また、その効果はとても自然でヒアルロン酸やボツリヌストキシンのように不自然になってしまうことはありません。 美容ケアとしてトータルに使用することができるので美容面で悩みを抱えている人におすすめです。 脂肪幹細胞治療がおすすめの人 高い効果を実現する脂肪幹細胞治療は以下のような人におすすめです。 • 人工物は使わず美容ケアを行いたい人 • 安全性の高い治療を受けたい人 • 自然な仕上がりにこだわっている人 • 肌を美しく保ちたい人 • 他の治療法で満足できなかった人 • 不自然さなく自分本来の美しさを取り戻したい人 また、脂肪を利用した治療法にはADRC(脂肪組織由来再生幹細胞治療)やセルーションがありますが、この治療法は300cc〜500ccの脂肪を採取し培養せず体内に戻します。 つまり、脂肪の中に今入っている脂肪幹と成長因子しか使用することができない上に、まだらです。そのため、脂肪が元々少ない人や高齢の場合には大きな負担を伴います。ですが、脂肪幹細胞治療では米粒2つぶ程度の脂肪を採取するだけで治療可能です。脂肪幹細胞は採取した脂肪は培養して1000万個〜1億個に増やし注射器で体内に戻すので負担が少なく効果は大きい治療法です。 自分本来の美しさを取り戻して綺麗になりたい人におすすめです。 PRP注入治療や最新治療で美しさを取り戻そう! PRP注入治療法は再生医療として現在メジャーな治療法です。そのため、たくさんのクリニックで施術を受けられるのが特徴です。ただ、PRP注入治療法よりも効果を実感したいのであれば脂肪幹細胞治療が現在一番おすすめです。 日本では治療できるクリニックが少ないですが、リペアセルクリニックでは最新治療法である脂肪幹細胞治療を受けることができるのでおすすめです。自分にあった安全な治療法で美しさを手に入れてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.07.12 -
- PRP治療
- ひざ関節
つらい膝の痛みにも効果のあるPRP治療とは? 膝が痛いとつらいですよね。膝が痛いと日常生活に支障もきたしてしまいます。そんな方たちに朗報なのが、新しい治療の選択肢として注目されている、膝のPRP治療です。 今回は、膝のPRP治療とはどのようなものなのか、説明します。 膝のPRP治療とは? 膝の痛みの治療といえば、これまでは運動療法やヒアルロン酸注射、痛みを抑える内服薬や湿布、また重度の膝の痛みには、人工関節の手術が行われていました。 しかし、人工関節の手術をするほど重度ではないものの、一般的な治療で効果が得られない方や、人工関節手術ができない方など、治療ができない方もいました。 そんな方たちに朗報です! 新しい治療法であるPRP治療も、つらい膝の痛みを改善するための選択肢として加えることができますよ。 PRP治療ってどんな治療? PRPとは「多血小板血漿」のことで、血液に含まれる血小板を使った治療のことをPRP治療と言います。血小板には、傷んだ組織の修復を促進する物質が供給され、傷んだ組織を元に戻そうとする自己治癒起点という働きがあります。 この自己治癒力をサポートするのがPRP療法です。 PRP療法は、まず自分の血液を約20cc採取し、血液の中から血小板が多く含まれている部分だけを特殊な技術を用いて抽出し、自己PRPを作り出します。 そして、作られたPRPを膝に注射することで、膝の組織の修復が促進され、膝の痛みを軽減させたり、炎症を抑制したりする効果をもたらしてくれます。 膝のPRP治療に副作用はあるの? 最近になって行われるようになったPRP治療ですが、気になるのが副作用があるかどうかということですよね。PRPは自分の血液なので、薬物療法や手術に比べると副作用リスクは低いです。 現在、PRP治療を用いている病院の臨床成績でも、約100例の変形性関節症にPRP療法を行ったところ、特に副作用は認められなかったという結果が得られています。 このように、副作用のリスクが非常に低いことが、PRP治療の支持につながっています。安心して治療を受けることができるでしょう。 PRP治療はどんな膝の疾患に効果があるの? 膝の痛みとひとくちに言っても、さまざまな疾患がありますが、その中でもPRP治療で効果がある膝の疾患とは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。 PRP治療で効果がある膝の疾患は以下の通りです。 ・膝蓋腱炎(ジャンパー膝) ・膝の関節靱帯損傷 ・変形性膝関節症 このような膝の疾患が、PRP治療の対象となります。 まとめ/つらい膝の痛みにも効果のあるPRP治療とは? 膝のPRP治療とは、自分の血液を使った再生医療の一種です。これまで一般的だった治療で効果を得られなかった方や、人工関節手術が受けられなかった方には、新たな治療法として大変注目されています。 自分の血液を使った治療なので、副作用のリスクが殆どないというメリットもあります。膝の痛みがつらく、今までの治療法では改善できないという方や、PRP治療に興味を持たれた方は、整形外科医などに相談してPRP治療を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.06.30 -
- PRP治療
- 肘
PRP治療はつらい肘の痛みの改善にも効果が期待できます! 肘の痛みには、病気やケガによる痛みからスポーツによる痛みまで、さまざまな原因による痛みがあります。 そんな中、スポーツ医学分野においては、PRP治療という画期的な治療法が取り入れられるようになってきました。 今回は、肘のPRP治療とは一体どんなものなのかをご紹介します。 肘のPRP治療とは? PRPとは血小板を高濃度に含んだ血漿のことで、血小板には組織の修復を促進させるさまざまな成長因子がたくさん含まれています。 このPRPを筋肉や腱、靱帯などの軟部組織や、関節内の損傷した組織に注射をすることで、自然治癒の過程を活性化させ、治癒や再生速度アップを期待することができます。 また、組織再生や抗炎症作用を発揮するので、痛みを取り除く効果が期待できる治療でもあります。 肘のPRP治療の流れ 痛みがあるからといって、すぐにPRP治療が行われるわけではありません。 まずはリハビリや内服治療を優先して行います。それでも効果が得られない場合に限り、PRP治療が行われることになります。 PRP治療が決定すると、まずは血液を採取し、遠心分離器にかけてPRPを抽出します。 次に超音波検査器を使用して、患部を正確に確認しながらPRPを注入します。注入後は1週~4週で組織修復が開始され、2週~3ヶ月程度効果が期待できます。 PRP治療の適応になる肘の疾患とは? PRP治療に対応している肘の疾患は、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)や上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)、肘関節靱帯損傷、野球肘などです。 主に、スポーツが原因の肘の痛みに対応しており、ヤンキースの田中将大投手やエンゼルスの大谷翔平投手がPRP治療を受けたことでも有名です。 肘のPRP治療の安全性と副作用 スポーツが原因の肘の痛みに効果的なPRP治療は、自分自身の血液を用いた治療なので、安全性は極めて高いと言えます。 また、重い副作用も報告されていません。 但し、注入時の痛みや注入した部位の皮下出血や赤み、腫れや熱を持ったように感じるなどの副作用は報告されています。これらの副作用は一時的なもので、一週間程度で気にならなくなります。 まとめ・PRP治療はつらい肘の痛みの改善にも効果が期待できます! 肘のPRP治療は、スポーツ医学分野において注目されている再生医療です。 テニス肘やゴルフ肘、野球肘などスポーツによる腱の炎症や、軟骨や骨、靱帯などが損傷した場合の痛みに効果が期待できます。 自身の血液を使った治療方法なので安全性は高く、大きな副作用の心配もありません。 スポーツをしている人で、さまざまな治療を施しているにも関わらず、なかなか肘の痛みが取れないという場合は、PRP治療を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2019.06.29 -
- PRP治療
PRP治療は体にやさしく効果が高いと期待の再生医療ですが、その費用はどの程度なのか 再生医療であるPRP治療は、さまざまな体の悩みに対応しており、効果に関しても大変期待することができます。そこで気になるのが、PRP治療には一体どれぐらいの費用が必要なのか、ということです。 今回は、PRP治療の費用について紹介します。 PRP治療は自由診療/費用は保険適用外となる PRP治療は、2019年現在まだ日本では保険診療として認められていません。ですから、自由診療となるため、病院によってPRP治療の費用は異なります。 一般的に注射1回あたりの費用は数万円~数十万円と幅があります。効果を期待するには数回繰り返して行う必要があるので、トータルすると費用がかさむこともこともあります。高い効果が期待できる治療法ですが、決して安いとはいえないのがPRP治療の費用です。 なぜPRP治療の費用は保険適用外なのか 美容に関するPRP治療が保険適用外であることは理解できるものの、膝や肘など、整形外科分野の治療においても保険適用外なのには理由があります。 実は、PRP治療は効果を期待することができる治療法なのですが、効果が確立されたわけではないのです。まだ臨床試験のデータが少なく、どのくらい有効なのか、持続期間はどれぐらいなのか、合併症の有無などエビデンスが得られるまでにはまだまだ時間がかかります。 そのため、有効性を検証する治験と平行して、PRP治療を患者に提供するという制度を利用しながらPRP治療が行われているのが現状です。但し、安全性に関してはすでに証明されているので、安心して治療を受けることができます。 PRP治療は費用に対して効果のメリットが大きな治療です! 自由診療のためPRP治療の費用は一見すると高く感じますが、薬物治療や手術治療にはない、以下のようなメリットがあります。手術や入院となると、手術費用や入院費用が必要になるため、思いのほか費用がかさみます。また、効果が出にくい治療をし続けるのも費用が積もり積もって、トータルすると高い治療費用を支払うことになります。 ・手術をしなくていい ・入院しなくていい ・傷が残らない ・他の治療で効果がなくても効果が期待できる ・1回あたりの治療費用はPRP治療の方が高いものの、費用対効果の面ではPRP治療は優れていると言えます。 まとめ・PRP治療は体にやさしく効果が高いと期待の再生医療ですが、その費用はどの程度か PRP治療は、どんな治療に対しても保険適用外で自由診療なので、病院によって費用は異なりますが、1回あたり数万円~が相場となっています。PRP治療の安全性は確保されていますが、まだ十分なエビデンスが得られていないため効果が確立されていません。そのため、保険適用にはまだ時間がかかりそうです。 しかし、さまざまな治療を受けても効果が得られなかった人や手術に抵抗がある人には、高い効果が期待できますし、費用対効果の面では大変優れています。PRP治療に関心があり、費用や治療に関するご質問がある方は、再生医療専門院で多くの症例数を有する当院までお問い合わせください。親切丁寧にご説明させていただきます。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2019.06.29