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- オスグッドシュラッター病
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オスグッドシュラッター病と成長痛は全く違うので要注意! オスグッドシュラッター病は、成長痛と同じような時期に同じような症状が出る病気です。病気の中には、他の病気や症状と似ていて判別が難しいことがあり、風邪かな?と思っていても、病院で診てもらったら意外な病気であったというケースも珍しくありません。 オスグッドシュラッター病も、成長痛と間違えやすい病気です。しかし、放置すると後遺症が残ってしまいますから、医師の診察・診断・治療が必要です。 オスグッドシュラッター病はどんな病気? オスグッドシュラッター病は、太ももの筋肉が成長期に固くなることが原因で発症する病気で、膝に炎症と痛みの症状を引き起こします。成長とともに症状は落ち着きますが、場合によっては成長期後や成人後に症状が再発する可能性があります。 また、骨が急速に成長し、それに軟部組織の成長が追い付かない成長期に好発するという特徴があり、サッカーのようにダッシュやキックの動作の多い(他にもジャンプ動作も含まれる)スポーツに参加している子供に多く見られます。 成長痛ってどんな病気? 成長痛は、病気というよりも「症状」です。成長痛は、体が未発達な状態で活発に運動することによって負荷がかかり、痛みの症状を引き起こすという説がありますが、医療機関を受診しても具体的な原因が判明しません。 ですから、子供が痛みを訴えても具体的な原因が不明な場合に「成長痛」であると判断することがあります。この成長痛は、体の成長が運動量に十分追いつくことで症状が落ち着きます。 成長痛と勘違いすると治療が遅れる このように、オスグッドシュラッター病と成長痛は症状と好発時期の共通点があり、どちらかを発症した際にもう片方であると勘違いしてしまうケースも珍しくありません。 成長痛をオスグッドシュラッター病と間違えても医療機関で検査を受ければわかることなのですが、問題は逆のパターン、つまり「オスグッドシュラッター病を成長痛であると勘違いする」ケースです。 なぜ問題なのか…というと、オスグッドシュラッター病であった場合、治療が遅れるからです。また、オスグッドシュラッター病ではなかったとしても若年性のリウマチや白血病、感染症などの病気が原因で痛みが出ていることがあります。 病気であった場合は、早期に適切な治療を行う必要がありますが、「きっと成長痛だろう」と素人判断をしてしまうと、しかるべき検査を受ける機会を逸してしまうのです。 まとめ・オスグッドシュラッター病と成長痛は全く違う 成長期でスポーツを頻繁に行っているお子さんが膝の痛みを訴えたら、成長痛も疑われるのですが、そうではない病気である可能性もあるので、まずは整形外科を受診するようにしてください。 オスグッドシュラッター病であった場合、早期に治療を開始すること、適切なリハビリを行うことで、症状が改善でき、再発や後遺症のリスクを減らすことができます。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2024.04.10 -
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オスグッド(オスグッドシュラッター病)とは オスグッドシュラッター病は、成長期にある子供に多く見られる病気です。特に、成長期の年代である小中学生で、バスケットボールやサッカーなどのスポーツを日ごろから行っている場合に発症リスクが高くなります。 成長期が終わると、オスグッドシュラッター病の発症リスクは大幅に低下します。また、発症したオスグッドシュラッター病についても、成長期が終わるにつれて症状が快方に向かいます。 しかし、重度のオスグッドシュラッター病の場合だと、後遺症を引き起こすリスクについて考慮する必要があります。オスグッドシュラッター病における骨や軟部組織の成長異常などを引き起こしている場合、成長が終わり大人の体格になった後でもスポーツなどで膝に大きな負荷をかけた際に痛みなどの症状が出る可能性があるのです。 いわゆる「オスグッド後遺症」と呼ばれる症状です。 また、子供のころにオスグッドシュラッター病であると診断されていなくても、大人になってからオスグッド後遺症であると診断されるケースも存在します。 オスグッドの発症時期 オスグッドシュラッター病の発症期は、12歳前後の成長期に該当する期間です。この時期は骨の発達に対して軟部組織の発達が遅れることで太ももの筋肉が固くなり、剥離を起こすことで炎症と痛みの症状が現れます。 そして、成長期の終了とともに症状が回復し、早目に治療を開始することで影響は最小限に抑えられます。しかし、子供のころの症状と大人になってからの膝の使い方次第では、成人後、大人になってからオスグッドシュラッター病が再発する可能性があります。 オスグッドの原因となりやすい運動 オスグッドシュラッター病は、基本的にどんな運動でも発症する可能性が考えられます。しかし、そのメカニズムの関係上、とくに発症しやすい(好発)スポーツがいくつか存在します。 サッカー バレーボール バスケットボール バドミントン 陸上競技 これらのスポーツは「ダッシュ」「ジャンプ」など、膝に負担のかかりやすい動きが多く取り入れられているスポーツです。そのため、部活動や習い事などでこれらのスポーツに取り組んでいる子供に発症しやすい病気であるといわれています。 オスグッドが大人になって再発する原因とは? オスグッドシュラッター病は、一般的に成長期の終わりとともに痛みが回復し、早期に治療を開始すれば影響を最小限に抑えられます。 しかし、子供の頃の症状と、大人になってからの膝の使い方によっては、成人後に再発する可能性があります。 子供の頃にオスグッドシュラッター病を発症したと診断されていなくても、実際には症状が現れていたことで、大人になってから初めてオスグッドシュラッター病の存在を知るケースも少なくありません。 大人になってからオスグッド後遺症が再発する理由には、大きく分けて2つの原因が考えられます。 体の動かし方に問題があるケース 骨などに問題はなくても、体の使い方に問題があるために発症するケース。 器質的な問題 子供の頃のオスグッドシュラッター病で発生した骨などの組織異常が、大人になってから問題になるケース。 大人になってからオスグッド後遺症を発症する原因は、膝に大きな負担をかけていることが大きな要因です。 オスグッド後遺症にならないためには? 大人になってからオスグッド後遺症を発症する原因は、膝に大きな負担をかけていることが大きな要因です。 オスグッド後遺症を発症しないようにするためには、オスグッドシュラッター病を発症し、完治した後も再発しないようにストレッチを行うなど、オスグッドシュラッター病の改善法を実施し続けることです。 オスグッドシュラッター病の治療において医師からストレッチなどについて指導されると思いますので、痛みが無くなった後もしっかりと継続してください。 どうしても痛みが改善されない場合には、器質的な要因が関係している可能性もありますし、手術が必要になるケースも少なくありませんので、医療機関を受診し、専門医に相談するようにしましょう。 成長痛とオスグッドの違いは? 成長痛は、病気というよりも「症状」です。成長痛は、体が未発達な状態で活発に運動することによって負荷がかかり、痛みの症状を引き起こすという説がありますが、医療機関を受診しても具体的な原因が判明しません。 ですから、子供が痛みを訴えても具体的な原因が不明な場合に「成長痛」であると判断することがあります。この成長痛は、体の成長が運動量に十分追いつくことで症状が落ち着きます。 このように、オスグッドシュラッター病と成長痛は症状と好発時期の共通点があり、どちらかを発症した際にもう片方であると勘違いしてしまうケースも珍しくありません。 成長痛をオスグッドシュラッター病と間違えても医療機関で検査を受ければわかることなのですが、問題は逆のパターン、つまり「オスグッドシュラッター病を成長痛であると勘違いする」ケースです。 なぜ問題なのか…というと、オスグッドシュラッター病であった場合、治療が遅れるからです。また、オスグッドシュラッター病ではなかったとしても若年性のリウマチや白血病、感染症などの病気が原因で痛みが出ていることがあります。 病気であった場合は、早期に適切な治療を行う必要がありますが、「きっと成長痛だろう」と素人判断をしてしまうと、しかるべき検査を受ける機会を逸してしまうのです。 オスグッドの治し方・リハビリ方法について オスグッドシュラッター病ではどんなリハビリをするのかについてご紹介します。 十分な休養 まずは「十分な休養」を確保することが第一です。 特に部活動でスポーツに取り組んでいる場合、数か月はスポーツから離れる必要があるケースもあります。 オスグッドシュラッター病になってからも膝に負担をかけてしまうと、完治に時間がかかったり、後遺症を発症するリスクを抱えることになるからです。 柔軟性の改善 次に「柔軟性の改善」を行います。 オスグッドシュラッター病は成長期における軟部組織の成長の遅れによって筋肉が固くなってしまうことが大きな要因ですから、太もも前面の筋肉の柔軟性を確保することによって、症状を改善することに繋がります。 また、膝の動作を確保するために、足首や骨盤の柔軟性を確保することも必要になります。 筋力の確保 次は「筋力の確保」です。 太もも前面の筋肉が不均衡だと、膝の前面にかかるストレスが増大します。 また、太ももの筋肉の筋力不足も同様にストレスの原因となり、負担をかけてしまいますから太ももの筋力を向上させるためのトレーニングを行います。 このとき、必要に応じて電気刺激などの器具が用いられることもあります。 動作の改善 最後に「動作の改善」です。 重心が後方に移動することによって、太もも前面の筋肉や膝の前面に大きく負荷のかかる動作に変化してしまい、このままでは症状の再発を促してしまう可能性もあります。ですから、骨盤を前に倒した前方重心に導く動作をトレーニングします。 特に、部活動などでスポーツに取り組んでいる場合、再発や後遺症のリスクなどを考慮すると、このリハビリは重要な意味を持つことになります。 症状によって手術が必要な場合もある オスグッドシュラッター病は、症状の強さによって治療を行いながらスポーツを継続できるケースもありますし、長期間スポーツから離れなければならないケースもあります。 また、手術を必要とするケースもあります。 オスグッドシュラッター病の症状の程度にもよりますが、手術を行わなければ後遺症が残る可能性もある病気であることを、本人や家族が自覚することが必要です。 オスグッドの予防にはサポーターが有効 オスグッドシュラッター病の予防は、膝への負担を軽減することが大切になります。また、既にオスグッドシュラッター病を発症した場合も足の負担を和らげる膝のサポーターを装着することで症状を緩和することができます。 オスグッドシュラッター病になると膝の痛みを覚えるお子さんが多く、日常生活やスポーツに大きな支障が出ますが、サポーターを装着することでその痛みを軽減させる可能性があるので、試してみる価値は十分にあるといえます。 ただし、サポーターを装着することがオスグッドシュラッター病を治すことを手助けするというわけではありません。あくまでも膝の負担を減らし、痛みなどの症状を緩和する目的で使用します。ですから、正しい付け方をすることが必須です。 サポーター選びには医療機関を活用しましょう サポーターは、付け方を誤ると症状を悪化させる可能性もあります。できるだけ医療機関を受診し、症状に合わせた装着方法や、サポーター選び、種類について助言を得るようにしてください。また、痛みがひどい場合は当然ですが医療機関で診てもらう必要があります。 注意頂きたいのは、サポーターを装着することによってオスグッドシュラッター病の痛みが緩和できてしまうと、つい無理をしてしまい、治りが悪くなったり、後遺症を発症しやすくなる可能性が出てきます。この病気は、発症年齢が低いため、周囲の大人が理解して対処してあげるべきでしょう。 オスグッドシュラッター病を発症した場合、サポーターの恩恵を過信せず、症状の緩和の意味が大きいということを念頭においてください。 ・サポーターの活用 ・予防に有効 ・発症後は痛みの緩和 ・治療にはならない ・できるだけ医療機関で症状に合わせた選定や、装着方法など助言を得る サポーターの種類 オスグッドシュラッター病のサポーターには、大きく分けて「膝を覆うタイプ」と「ベルト型タイプ」の2種類があります。 膝を覆うタイプ 安定感があり、ズレにくいので使いやすいです。ただし、きつく締めすぎるタイプの場合、膝の動きが制限されてしまうというデメリットがあります。 ベルト型のタイプ 膝の動きが制限されるデメリットは少ないです。着脱も容易であり手軽に使える一方で強く締めないとズレてしまうリスクが高くなりますが、そうなると血流を阻害する点が気になります。 適切なサポーターを選ぶためにも、まずは痛みがある場合は、整形外科を受診し、医師の診察を受けることをお勧めします。 まとめ もし、オスグッドシュラッター病を発症してしまった場合には、痛みがあるうちはスポーツを中止する必要があります。痛みがなくなればスポーツに復帰することが可能ですが、発症後3~6か月程度はスポーツの実施によって症状が強くなる傾向にあります。 オスグッドシュラッター病は成長期における一過性の病気であるとされていますから、成長期の終了とともに多くの場合で治癒する病気です。 しかし、どうしてもスポーツから離れたくない場合には、スポーツ実施前後のストレッチ、スポーツ実施時にはサポーターやテーピングで膝を固定、実施後にアイシングをするなどのケアを行ってください。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2024.06.21 -
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オスグッドシュラッター病を改善するために必要なリハビリについて 病気の中には、しっかりと治して元の生活に近づけるための「リハビリ」を必要とするケースがあります。「オスグッドシュラッター病」でもそうなのですが、具体的にどのようなリハビリを必要とするのでしょうか? オスグッドシュラッター病ではどんなリハビリをするの? オスグッドシュラッター病ではどんなリハビリをするのかについてご紹介します。 十分な休養 まずは「十分な休養」を確保することが第一です。 特に部活動でスポーツに取り組んでいる場合、数か月はスポーツから離れる必要があるケースもあります。 オスグッドシュラッター病になってからも膝に負担をかけてしまうと、完治に時間がかかったり、後遺症を発症するリスクを抱えることになるからです。 柔軟性の改善 次に「柔軟性の改善」を行います。 オスグッドシュラッター病は成長期における軟部組織の成長の遅れによって筋肉が固くなってしまうことが大きな要因ですから、太もも前面の筋肉の柔軟性を確保することによって、症状を改善することに繋がります。 また、膝の動作を確保するために、足首や骨盤の柔軟性を確保することも必要になります。 筋力の確保 次は「筋力の確保」です。 太もも前面の筋肉が不均衡だと、膝の前面にかかるストレスが増大します。 また、太ももの筋肉の筋力不足も同様にストレスの原因となり、負担をかけてしまいますから太ももの筋力を向上させるためのトレーニングを行います。 このとき、必要に応じて電気刺激などの器具が用いられることもあります。 動作の改善 最後に「動作の改善」です。 重心が後方に移動することによって、太もも前面の筋肉や膝の前面に大きく負荷のかかる動作に変化してしまい、このままでは症状の再発を促してしまう可能性もあります。ですから、骨盤を前に倒した前方重心に導く動作をトレーニングします。 特に、部活動などでスポーツに取り組んでいる場合、再発や後遺症のリスクなどを考慮すると、このリハビリは重要な意味を持つことになります。 オスグッドシュラッター病は手術が必要なケースもある オスグッドシュラッター病は、症状の強さによって治療を行いながらスポーツを継続できるケースもありますし、長期間スポーツから離れなければならないケースもあります。 また、手術を必要とするケースもあります。 オスグッドシュラッター病の症状の程度にもよりますが、手術を行わなければ後遺症が残る可能性もある病気であることを、本人や家族が自覚することが必要です。 まとめ・オスグッドシュラッター病を改善するために必要なリハビリについて オスグッドシュラッター病を発症する時期は、成長期真っただ中であることが多く、同時にスポーツを頑張りたい!休みたくない!というお子さんの意思が強い時期でもあると思います。 ですが、早期に治療を行い、適切なリハビリを行うことによって症状が改善できます。放置すると手術が必要になることもあり、後遺症のリスクも高くなります。 お子さんが膝に痛みや違和感を感じたら、早目に医療機関で検査を受け、オスグッドシュラッター病の適切な治療・リハビリを受けるようにしてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2024.04.12 -
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オスグッドシュラッター病を成長痛だからと放置しないでください 成長期のお子さんの膝の痛みは「成長痛」として放置されることも多いのが実情です。ですが、オスグッドシュラッター病にかかっているのに放置すると、症状がどんどん悪化してしまう可能性がありますし、将来的に後遺症が残る可能性があります。 ですから、お子さんの様子をご覧になってオスグッドシュラッター病が疑われる場合、或いは医師にオスグッドシュラッター病と診断された場合は、放置してはいけません。医師の指示に従い、完治するように治療をすすめましょう。 オスグッドシュラッター病の痛みは放置されがち オスグッドシュラッター病は、成長期に伴う筋肉の固さから発症する膝の病気で、主な症状としては「痛み」が挙げられます。特に成長期にスポーツに取り組んでいるお子さんに多く見られるのですが、成長痛として放置されることも少なくありません。 成長痛とは、成長期に発生する「原因の明確ではない痛み」の症状のことをいいます。 成長痛は、子供という「動き回る年齢」であると同時に「骨や筋肉などの組織が未発達」であることによって痛みの症状が出るといわれています。オスグッドシュラッター病も「成長期に発症する」、「主症状が疼痛である」ということで、区別がつきにくく、「成長痛だろう、すぐに治まる、様子を見れば・・・」と判断し、医療機関を受診することなく放置してしまうケースが珍しくありません。 しかし、オスグッドシュラッター病と成長痛は、全く異なる症状です。 そして、成長痛とは異なり、オスグッドシュラッター病は放置すると大きなデメリットが発生しかねないことを知らねばなりません。 こちらも併せてご参照ください オスグッドシュラッター病を放置すると? オスグッドシュラッター病は、成長痛と同じように成長の終了(成長期の終わり)とともに痛みの症状は回復することがほとんどです。 しかし、症状が重い場合や十分なケアをしなかった場合には、骨や軟部組織の成長異常などを引き起こす可能性があります。その場合、成長期が終わった後でも膝に負荷をかけたことをきっかけに、痛みなどの症状がぶり返す可能性(オスグッド後遺症)という症状を発症する可能性があります。 また、後遺症にならないとしても、オスグッドシュラッター病が治るまでに時間がかかる場合もあり、特に部活動や習い事などで痛みを我慢して運動を続けると、悪影響を受ける期間が長くなってしまうので大きな問題となります。 ・後遺症:骨や軟骨に成長異常が起こる可能性がある まとめ・オスグッドシュラッター病を成長痛だからと放置しないでください オスグッドシュラッター病は、放置することで症状が長引いたり、成長異常などの後遺症が出る可能性があります。成長痛と同じような箇所が痛んだりすることもあるため、「成長痛だろう、心配ない…。様子をみよう」などと放置してしまいがちです。 しかし、後遺症が残ることもある非常にリスキーな病気であることをご理解いただき、お子様が足の痛みを訴えられた時は、早目に医療機関で診察を受け、その指示に従われることをお勧めします。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2024.03.25 -
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オスグッドシュラッター病の予防、痛みの緩和にサポーターの有効性を解説 スポーツをしている子供たちの中には、特に痛みはないけれど「格好いいから!」とサポーターを付けている子もいるようですが、でも、そのサポーターがオスグッドシュラッター病の予防になったり、痛みの軽減に役立つことをご存知でしょうか。 ただし、サポーターを着けることでオスグッドシュラッター病を治療できたりするわけではないことに注意してください。 オスグッドシュラッター病とサポーター オスグッドシュラッター病の予防は、足への負担を軽減することが大切になります。また、既にオスグッドシュラッター病を発症した場合も足の負担を和らげる膝のサポーターを装着することで症状を緩和することができます。 オスグッドシュラッター病になると膝の痛みを覚えるお子さんが多く、日常生活やスポーツに大きな支障が出ますが、サポーターを装着することでその痛みを軽減させる可能性があるので、試してみる価値は十分にあるといえます。 ただし、サポーターを装着することがオスグッドシュラッター病を治すことを手助けするというわけではありません。あくまでも膝の負担を減らし、痛みなどの症状を緩和する目的で使用します。ですから、正しい付け方をすることが必須です。 医療機関を活用しよう サポーターは、付け方を誤ると症状を悪化させる可能性もあります。できるだけ医療機関を受診し、症状に合わせた装着方法や、サポーター選び、種類について助言を得るようにしてください。また、痛みがひどい場合は当然ですが医療機関で診てもらう必要があります。 注意頂きたいのは、サポーターを装着することによってオスグッドシュラッター病の痛みが緩和できてしまうと、つい無理をしてしまい、治りが悪くなったり、後遺症を発症しやすくなる可能性が出てきます。この病気は、発症年齢が低いため、周囲の大人が理解して対処してあげるべきでしょう。 オスグッドシュラッター病を発症した場合、サポーターの恩恵を過信せず、症状の緩和の意味が大きいということを念頭においてください。 サポーターの活用 ・予防に有効 ・発症後は痛みの緩和 ・治療にはならない ・できるだけ医療機関で症状に合わせた選定や、装着方法など助言を得る オスグッドシュラッター病対策にサポーターを使用した人の評価 オスグッドシュラッター病の対策としてサポーターを使用した場合の親御さんの感想についてまとめてみました。 ●装着してから痛みが軽減されている ●違和感が少なくて助かる ●使用することで大会に出られる ●オスグッド予防に安心して使っている ●オスグッド病の疑いがあるので購入してみた このような感想が挙がっています。痛みがあるけれどサポーターを使うと楽になるという人も多くいるようです。しかし、何度も言いますが、サポーターを付けたからと言ってオスグッドシュラッター病が治るというわけではないので、無理をしないようにしてくださいね。 オスグッドシュラッター病のサポーターの選び方 オスグッドシュラッター病のサポーターには、大きく分けて「膝を覆うタイプ」と「ベルト型タイプ」の2種類があります。 膝を覆うタイプの場合、安定感があり、ズレにくいので使いやすいです。ただし、きつく締めすぎるタイプの場合、膝の動きが制限されてしまうというデメリットがあります。 ベルト型のタイプの場合、膝の動きが制限されるデメリットは少ないです。着脱も容易であり手軽に使える一方で強く締めないとズレてしまうリスクが高くなりますが、そうなると血流を阻害する点が気になります。 適切なサポーターを選ぶためにも、まずは痛みがある場合は、整形外科を受診し、医師の診察を受けることをお勧めします。 サポーターの種類 ・膝を覆うタイプ:安定感があり反面膝の動きに制限がある ・ベルト型タイプ:着脱が容易だが、ずれやすい まとめ・オスグッドシュラッター病の予防、痛みの緩和にサポーターの有効性を解説 オスグッドシュラッター病の予防や症状の緩和に、サポーターが役立つことが分かりました。 しかし、無理は禁物!サポーターを使うのは良いことですが、将来的に、後遺症を残さないようにするためにも、痛みがオスグッドシュラッター病強いときには休む、整形外科を受診するということを忘れないようにしてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2024.04.11 -
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オスグッドシュラッター病は、成長期後にオスグッド後遺症として大人になっても発症する 成長期にオスグッドシュラッター病になってしまったけれど、その後遺症ってあるの?と不安になるお子さん、心配になる親御さんは少なくないのではないでしょうか。そこで、オスグッドシュラッター病は後遺症が残る病気なのかどうかについてご紹介します。 オスグッドシュラッター病の好発時期と後遺症 オスグッドシュラッター病は、成長期にある子供に多く見られる病気です。特に、成長期の年代である小中学生で、バスケットボールやサッカーなどのスポーツを日ごろから行っている場合に発症リスクが高くなります。 成長期が終わると、オスグッドシュラッター病の発症リスクは大幅に低下します。また、発症したオスグッドシュラッター病についても、成長期が終わるにつれて症状が快方に向かいます。 しかし、重度のオスグッドシュラッター病の場合だと、後遺症を引き起こすリスクについて考慮する必要があります。オスグッドシュラッター病における骨や軟部組織の成長異常などを引き起こしている場合、成長が終わり大人の体格になった後でもスポーツなどで膝に大きな負荷をかけた際に痛みなどの症状が出る可能性があるのです。 いわゆる「オスグッド後遺症」と呼ばれる症状です。 また、子供のころにオスグッドシュラッター病であると診断されていなくても、大人になってからオスグッド後遺症であると診断されるケースも存在します。 オスグッド後遺症にならないために! オスグッド後遺症にならないためには、「オスグッドシュラッター病の予防」と「オスグッドシュラッター病を発症した後の十分なケア」が重要なポイントになります。 成長期という特殊な時期に甘えず、発症と悪化を予防することが後遺症の発症を予防することに繋がるのです。 具体的に何が有効なのかといえば、運動前後の十分なストレッチが有効であるとされています。 また、すでに症状が出ている場合には運動を控えること、運動する際には運動後のアイシングを必ず行うことが有効といわれています。 オスグッドシュラッター病による影響を最小限に抑えるために! オスグッドシュラッター病を発症した際に無理をしすぎてしまい、後遺症まで発症してしまうと、スポーツ選手生命に大きな障害をもたらすことになります。 特に部活動でスポーツをしている子供の場合、将来的に本格的にスポーツに取り組みたいと考えることもあるでしょう。その際の障害にならないようにするためには、オスグッドシュラッター病を発症した場合の早めの対処が重要です。 オスグッドシュラッター病を発症した場合、初期の段階で休養に入ることが早期復帰につながるといわれています。ですから、痛みが出た場合はなるべく早く専門医を受診すること、オスグッドシュラッター病であると診断された場合、本人がこの病気の怖さを十分に理解することが必要です。 まとめ・オスグッドシュラッター病は、成長期後にオスグッド後遺症として大人になっても発症する オスグッドシュラッター病は成長期を過ぎると、発症のリスクは低くなり、また症状がある場合も快方に向かいます。しかし、オスグッドシュラッター病が悪化してしまうと後遺症のリスクが高くなります。痛みがあっても休みたくない!という頑張り屋のお子さんは多いかと思いますが、休養とケアに取り組むことが結果的に本人のためになることを納得させることが大切です。 監修:リペアセルクリニック大阪院 あわせて読みたい関連記事はこちら
最終更新日:2024.04.15 -
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成長期に身長が伸びることで注意すべきオスグッドシュラッター病とは お子さんの成長は親にとって嬉しいものですよね。「息子が私の身長を越したの!」なんて嬉しそうに話しているお母さんをよく見かけます。ですが、成長するにしたがって発症しやすい病気もあります。 こちらでご紹介する「オスグッドシュラッター病」もその1つで、身長が急に伸びたお子さんにとって、リスキーな病気です。 身長が伸びるということ!? そもそも「身長が伸びる」とは、どういうことなのでしょうか。「背が伸びる」とか「背が高くなる」とも言いますが、なぜ人の身長は伸びるのでしょう。 それは、簡単に言うと「骨が成長する」からです。 複雑なメカニズムによって身長は伸びるのですが、オスグッドシュラッター病は、この骨の成長、つまり身長が伸びることと深いかかわりがあります。 身長が伸びることとオスグッドシュラッター病の関係について 前述の通り、背が伸びるということは骨が成長しているということです。 基本的に子どもは年齢とともに成長して背が伸びていきますが、常に一定の速度で身長が伸びているわけではありません。 特に、12歳前後の「成長期」には、一気に身長が伸びて大人の体格に近づいていきます。お子さんが成長する姿を見ることは喜ばしいことではあるのですが、同時にオスグッドシュラッター病の発症リスクについて考えなければならない時期でもあるのです。 オスグッドシュラッター病は、骨の成長に対して軟部組織の成長が遅れてしまうことが大きな原因となっています。これにより大腿四頭筋の柔軟性が一時的に低下してしまい、この状態でダッシュやジャンプなど脛骨結節部が強くひっぱられる動きを多く行うと炎症を起こし、痛みなどの症状がおこります。 オスグッドシュラッター病は成長期の一過性の疾患 オスグッドシュラッター病はどの年代でも同様の発症リスクを持つ病気かといえば、そうではありません。オスグッドシュラッター病は成長期にあるお子さん、特にスポーツ(特にダッシュやジャンプの多い競技)をする機会の多い男子に多く見られる病気です。 成長期が過ぎて軟部組織の成長も追いついてくると、オスグッドシュラッター病の発症リスクは大きく低下します。ですから、身長が急に伸びた頃に注意をしておけば、オスグッドシュラッター病の発症リスクは大幅に低下させることができるのです。 まとめ・成長期に身長が伸びることで注意すべきオスグッドシュラッター病とは 成長期に差し掛かると、特にスポーツを行っているお子さんはオスグッドシュラッター病の危険が高くなります。しかし、成長期を超えると、発症のリスクはグンと低くなります。少し運動を控えめにする、マッサージをする、痛みのある時は休むというような対処法でうまく乗り切れると良いですね。痛みが強い場合は、整形外科医など専門医に相談してください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2023.10.13 -
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オスグッドシュラッター病の予防、発症理由と年齢、性別について オスグッドシュラッター病は成長期のスポーツ少年に多く見られる病気です。 でも、だからと言って「スポーツするのをやめなさい!」とは言えないですよね。言えたとしても、この年齢の男の子は反抗期とも重なっているので、素直に聞き入れてくれるとは限りません。しかし、オスグッドシュラッター病には予防する方法があります。 お子さんの成長を阻害しないために、適切な予防をしていきましょう。 こちらも併せてご参照ください オスグッドシュラッター病を発症しやすい年齢と性別 オスグッドシュラッター病は、小中学生の男子に多く見られる病気です。その理由は、この年代の男子が「成長期であること」と「スポーツを行っている子が多い」という点が挙げられます。 成長期になると、大腿四頭筋の柔軟性が低下してしまいます。要するに「太ももの筋肉が固くなる」という状態になります。そして、大腿四頭筋の柔軟性が低下している状態で「ジャンプ」「ダッシュ」といった、膝に負荷のかかるアクションを多く行うと、脛骨結節部が剥離を起こす可能性が高くなります。 これがオスグッドシュラッター病を発症する1つの原因です。 年齢:小中学生 性別:男子に多い 理由:成長期にあってジャンプ、ダッシュなどの激しい運動を繰り返し行う オスグッドシュラッター病を予防するためには? オスグッドシュラッター病は、成長期の終了とともに発症リスクが大幅に低下しますから、成長期の年頃におけるスポーツの実施を最小限に抑えることが、オスグッドシュラッター病の発症を予防する最大の方法になります。 しかしながら、成長期の子供にとってスポーツはとても楽しいものであり、その時期に最も頑張りたいという子供も少なくありません。また、部活動への参加など、スポーツを多めに実施することを避けられない子供も多いでしょう。 ですから、予防のためにスポーツすることを止めるということは不可能に近いという現状があります。しかし、発症リスクを少しでも抑えるための予防を実践することができます。 オスグッドシュラッター病の予防方法 「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」を、スポーツの前後に必ず十分に実施することが、予防につながります。 これはオスグッドシュラッター病を予防するだけでなく、さまざまなスポーツ由来の病気・症状を予防することにつながり、お子さんの健康的な成長と安全なスポーツ実施につながります。 特に「運動後のアイシング」は、オスグッドシュラッター病を予防する大きな効果を発揮してくれます。 次に「足首の柔軟性を確保する」ことです。 オスグッドシュラッター病は膝の疾患ですが、足首の柔軟性もこの病気の発症に深く関わっています。そのため、足首の固いお子さんの場合、シューズの中敷きは衝撃吸収性の高いものやかかと部分が高いものを選ぶことで足首の柔軟性を確保することができ、オスグッドシュラッター病の予防につながります。 まとめ・オスグッドシュラッター病の予防、発症理由と年齢、性別について オスグッドシュラッター病は、スポーツ少年にとって避けられない病気と言っても過言ではないかもしれません。しかし、例えば準備運動とアフターケアをしっかりすることや、適切な靴を選ぶことがオスグッドシュラッター病の予防につながります。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2024.04.01 -
- オスグッドシュラッター病
- ひざ関節
オスグッドシュラッター病の発症原因とその対処法 オスグッドシュラッター病に限ったことではありませんが、病気の原因を知ることで、その予防に役立てることができます。そこで、オスグッドシュラッター病の発症原因をまとめました。予防・回復などに役立てみてください。 こちらも併せてご参照ください オスグッドシュラッター病のメカニズム オスグッドシュラッター病は、小中学生という成長期の過程における「骨の成長」と「軟部組織の成長」のズレにより発症しやすいことがわかっています。 そもそも「骨の成長」つまり「膝が伸びる仕組み」とは何かについて説明します。 まず、大腿四頭筋が膝蓋骨の上端に付着し、膝蓋骨を介してその下端から膝蓋腱を経緯して脛骨粗面に付着して停止します。大腿四頭筋の筋力はそのメカニズムの終端において脛骨粗面に伝わるのですが、この脛骨粗面は狭く、大腿四頭筋の引っ張る力によって骨端核(骨が成長するための新しい骨)の発達を阻害し、剥がれやすい構造になっています。 小中学生の年齢になると成長期が訪れますが、その際に骨の成長に対して軟部組織の成長はやや遅れ気味になります。その結果、大腿四頭筋の柔軟性が低下してしまうのです。 結果、脛骨結節が徐々に突出し、剥離を起こして炎症を引き起こし、痛みの症状を引き起こします。これが、オスグッドシュラッター病の発症メカニズムです。 オスグッドシュラッター病の原因となりやすい運動 オスグッドシュラッター病は、基本的にどんな運動でも発症する可能性が考えられます。しかし、そのメカニズムの関係上、とくに発症しやすい(好発)スポーツがいくつか存在します。 ●サッカー ●バレーボール ●バスケットボール ●バドミントン ●陸上競技 これらのスポーツは「ダッシュ」「ジャンプ」など、膝に負担のかかりやすい動きが多く取り入れられているスポーツです。そのため、部活動や習い事などでこれらのスポーツに取り組んでいる子供に発症しやすい病気であるといわれています。 オスグッドシュラッター病を発症したらどうするべきか もし、オスグッドシュラッター病を発症してしまった場合には、痛みがあるうちはスポーツを中止する必要があります。痛みがなくなればスポーツに復帰することが可能ですが、発症後3~6か月程度はスポーツの実施によって症状が強くなる傾向にあります。 オスグッドシュラッター病は成長期における一過性の病気であるとされていますから、成長期の終了とともに多くの場合で治癒する病気です。 しかし、どうしてもスポーツから離れたくない場合には、スポーツ実施前にアイスマッサージやストレッチ、ベルト装着などの措置を行ってください。 まとめ・オスグッドシュラッター病の発症原因とその対処法 オスグッドシュラッター病の原因を見てみると、成長期には欠かせない「骨の成長」が関係していることが分かります。ですから、特に成長期にスポーツに取り組んでいる子供たちに発症しやすいのですが、強い痛みがある場合は早めに休み、痛みを取り除くように促してあげてください。また、早めに医師に相談し、適切な対処方法についての指導を受けることも必要です。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2024.04.19 -
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若年層の男子に多いオスグッドシュラッター病とは? 「オスグッドシュラッター病」という聞きなれない病名を聞かされた場合、どんな病気なの?と不安に思われる方も少なくないのではないでしょうか。 この病気は子どもによく見られる病気なので、大丈夫だろうかと、心配になったり、どんなことに気を付けてあげればいいのか知りたいという親御さんもいらっしゃると思います。そこで、オスグッドシュラッター病について解説させて頂くことにしました。 オスグッドシュラッター病とは 「オスグッドシュラッター病(オスグッド病、オスグッドシュラッター症候群とも呼ばれる)」とは、小中学生の男子に多く見られる病気です。 いわゆる「成長期スポーツ障害」の一種であり、脛骨結節部(「膝の皿」の下の骨)が引っ張られることによって痛みを引き起こします。 小中学生の男子に多く見られる オスグッドシュラッター病は「成長期スポーツ障害」の一種であり、この年頃のスポーツ習慣と成長の特徴が深く関わっています。成長期は骨の成長をもたらしますが、筋や腱といった軟部組織も同じように発達するというわけではありません。 骨の成長に対して軟部組織の発達が遅れることにより、この年代の子どもの体は固くなりがちなのです。そして、学校の授業や放課後に体を動かすことが多い年齢でもあります。 大腿四頭筋の柔軟性が低下している状態でスポーツを行いジャンプやダッシュといった脚に負荷のかかるアクションをすることによって、脛骨結節部が強く引っ張られてしまいます。 結果、脛骨結節部が剥がれたり炎症を起こすことによって痛みの症状が発生する病気です。 オスグッドシュラッター病の診断 オスグッドシュラッター病の診断は、レントゲン検査が効果的であるとされています。超音波検査が利用されることもありますが、より精密な検査が必要な場合にはMRI検査を実施することもあります。 どんなスポーツで発症しやすい? 基本的にスポーツであれば何でも発症する可能性がありますが、好発するスポーツとしては以下の内容が挙げられます。これらのスポーツは「ジャンプ」「キック」「ダッシュ」など、オスグッドシュラッター病を発症する原因となりやすいアクションを多く必要とするからです。 ●サッカー ●バレーボール ●バスケットボール ●陸上競技 ●バドミントン オスグッドシュラッター病の応急処置と治療 膝の痛みが強く、オスグッドシュラッター病であると疑われるときは、まずスポーツを休ませ、アイシングを行ってください。ストレッチを行うことも有効ですが、まずは専門医による診察を受けましょう。 痛みが強い場合には、消炎鎮痛薬が有効です。超音波や低周波といった治療法が有効なケースが多いですが、稀に「骨片摘出術」や「骨穿孔術」などの治療が必要になるケースもあります。 まとめ・若年層の男子に多いオスグッドシュラッター病とは? 10~15歳くらいの年齢で、スポーツをする男の子にみられることが多い膝の病気「オスグッドシュラッター病」についてご紹介しました。痛みが出た時は、早期に回復するためにも、まずはスポーツお休みし、早めに整形外科医の診断、治療を受けるようにしてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2024.03.28