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オスグッドシュラッター病の予防、痛みの緩和にサポーターの有効性を解説

オスグッドシュラッター病の予防、痛みの緩和にサポーターの有効性を解説

スポーツをしている子供たちの中には、特に痛みはないけれど「格好いいから!」とサポーターを付けている子もいるようですが、でも、そのサポーターがオスグッドシュラッター病の予防になったり、痛みの軽減に役立つことをご存知でしょうか。

ただし、サポーターを着けることでオスグッドシュラッター病を治療できたりするわけではないことに注意してください。

診察のイメージ

オスグッドシュラッター病とサポーター

オスグッドシュラッター病の予防は、足への負担を軽減することが大切になります。また、既にオスグッドシュラッター病を発症した場合も足の負担を和らげる膝のサポーターを装着することで症状を緩和することができます。

オスグッドシュラッター病になると膝の痛みを覚えるお子さんが多く、日常生活やスポーツに大きな支障が出ますが、サポーターを装着することでその痛みを軽減させる可能性があるので、試してみる価値は十分にあるといえます。

ただし、サポーターを装着することがオスグッドシュラッター病を治すことを手助けするというわけではありません。あくまでも膝の負担を減らし、痛みなどの症状を緩和する目的で使用します。ですから、正しい付け方をすることが必須です。

医療機関を活用しよう

サポーターは、付け方を誤ると症状を悪化させる可能性もあります。できるだけ医療機関を受診し、症状に合わせた装着方法や、サポーター選び、種類について助言を得るようにしてください。また、痛みがひどい場合は当然ですが医療機関で診てもらう必要があります。

注意頂きたいのは、サポーターを装着することによってオスグッドシュラッター病の痛みが緩和できてしまうと、つい無理をしてしまい、治りが悪くなったり、後遺症を発症しやすくなる可能性が出てきます。この病気は、発症年齢が低いため、周囲の大人が理解して対処してあげるべきでしょう。

オスグッドシュラッター病を発症した場合、サポーターの恩恵を過信せず、症状の緩和の意味が大きいということを念頭においてください。

  • サポーターの活用
  • ・予防に有効
  • ・発症後は痛みの緩和
  • ・治療にはならない
  • ・できるだけ医療機関で症状に合わせた選定や、装着方法など助言を得る

オスグッドシュラッターは子供が発症しやすい

オスグッドシュラッター病対策にサポーターを使用した人の評価

オスグッドシュラッター病の対策としてサポーターを使用した場合の親御さんの感想についてまとめてみました。

  • ●装着してから痛みが軽減されている
  • ●違和感が少なくて助かる
  • ●使用することで大会に出られる
  • ●オスグッド予防に安心して使っている
  • ●オスグッド病の疑いがあるので購入してみた

このような感想が挙がっています。痛みがあるけれどサポーターを使うと楽になるという人も多くいるようです。しかし、何度も言いますが、サポーターを付けたからと言ってオスグッドシュラッター病が治るというわけではないので、無理をしないようにしてくださいね。

オスグッドシュラッター病のサポーターの選び方

オスグッドシュラッター病のサポーターには、大きく分けて「膝を覆うタイプ」と「ベルト型タイプ」の2種類があります。

膝を覆うタイプの場合、安定感があり、ズレにくいので使いやすいです。ただし、きつく締めすぎるタイプの場合、膝の動きが制限されてしまうというデメリットがあります。

ベルト型のタイプの場合、膝の動きが制限されるデメリットは少ないです。着脱も容易であり手軽に使える一方で強く締めないとズレてしまうリスクが高くなりますが、そうなると血流を阻害する点が気になります。

適切なサポーターを選ぶためにも、まずは痛みがある場合は、整形外科を受診し、医師の診察を受けることをお勧めします。

  • サポーターの種類
  • ・膝を覆うタイプ:安定感があり反面膝の動きに制限がある
  • ・ベルト型タイプ:着脱が容易だが、ずれやすい

まとめ・オスグッドシュラッター病の予防、痛みの緩和にサポーターの有効性を解説

オスグッドシュラッター病の予防や症状の緩和に、サポーターが役立つことが分かりました。

しかし、無理は禁物!サポーターを使うのは良いことですが、将来的に、後遺症を残さないようにするためにも、痛みがオスグッドシュラッター病強いときには休む、整形外科を受診するということを忘れないようにしてください。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

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