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脳出血後の右半身麻痺を回復させるには?リハビリの重要性と再生医療による治療について

脳出血後の右半身麻痺を回復させるには?リハビリの重要性と再生医療による治療について
公開日: 2021.08.06 更新日: 2026.04.30

「脳出血後の右半身麻痺を回復させるにはどうすればいい?」
「片麻痺が治る可能性はある?」

脳出血を発症し、命は助かったものの左右どちらかの手足に麻痺が生じ、上記のような疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

後遺症の一つである「片麻痺(半身麻痺)」を改善するためには、発症直後できるだけ早期からリハビリを実施することが重要です。

本記事では、「脳出血後の右半身麻痺を回復させるためのリハビリの重要性」について詳しく解説します。

リハビリの重要性と治療法を理解して、脳出血の後遺症を改善するための参考にしてください。

また、近年の治療では、脳出血の後遺症に対して、自己細胞を用いた「再生医療」が注目されています。

再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した細胞や組織の再生・修復を促す治療法です。

当院リペアセルクリニックでは、脳出血の後遺症に対する再生医療について無料カウンセリングを実施しております。ぜひご相談ください。

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脳出血による右半身麻痺は「運動障害」の一つ

脳出血後、脳の細胞がダメージを受けたことで後遺症が残ることもあり、右半身麻痺の症状は「運動障害」の一つです。

運動障害の症状の重さは、脳出血が生じた部位によって異なります。

名称

主な症状

完全麻痺

損傷した部位の運動機能が完全に失われて、感覚がなくなっている状態

不全麻痺

手足などの一部または全身が自分の意のままに動かせなくなっているが、手足の動きや感覚がわずかに残っている状態

痙縮(けいしゅく)

筋肉が過剰に緊張した状態になり、手足が動かしにくかったり、勝手に動いてしまったりする

不随意運動

手足などの一部または全身が自分の意思とは関係なく勝手に動いてしまう

運動失調

麻痺はないが、手や足などの複数の部位を強調して動かせない状態

また、脳出血後の後遺症は「運動障害」以外に触覚や痛覚が鈍くなってしまう「感覚障害」などさまざまな症状があります。

後遺症によって日常生活に影響が出ることも多いため、脳出血後の症状や適切な治療方法を知っておくことが重要です。

脳出血で半身麻痺・片麻痺が起きる原因は?

脳出血で半身麻痺・片麻痺は右脳と左脳のどちらかが障害を受けた場合に発症します。

右脳は左半身の運動機能につながっており、左脳は右半身の運動機能につながっています。

右脳に障害が起きた場合左半身に、左脳に障害が起きた場合、右半身に麻痺症状がみられますが、これは脳から身体につながる神経が延髄で反対側に交差しているためです。

脳出血による右半身麻痺の回復にはリハビリが重要

脳出血によって半身麻痺の後遺症が残ってしまった場合、早期のリハビリ開始が重要です。

一般的に脳出血の発症から3~6ヶ月後までを「回復期」と呼び、ダメージを受けた脳の神経ネットワークが再構築されやすく、最も回復が著しい期間とされています。

回復期以降もリハビリテーションによって改善が見られることはありますが、時間が経過すると回復の速度は緩やかになる傾向があります。

そのため、この回復期と呼ばれる期間で、脳の機能回復をできる限り引き出すためにリハビリを積極的に行うことが重要です。

また、リハビリは患者さま本人だけでなく、ご家族の理解やサポートも大切なポイントです。

理学療法

脳出血のリハビリにおいて、理学療法の役割は主に、身体の基本的な動作能力を回復と維持です。さらに障害の悪化を防ぐために運動療法や、物理療法を行います。

身体の基本動作のリハビリでは、立つ、座る、歩く、寝るといった動作能力を行いますが、これらの基本動作を行う前に電気や温熱などの物理的手段を用いて、筋肉や関節のマッサージを行います。

特に急性期のリハビリテーションにおいて、重要な役割を果たすのが理学療法です。

作業療法

作業療法は日常生活において必要となる食事や洗顔・入浴などの応用的動作から、社会活動への参加、就学・就労支援による社会的適応能力の改善・維持を目的としています。

具体的には箸を持つ動作や手洗い、服を着るといった動作のリハビリテーションにより、元の日常生活に戻れる支援を行います。

特に回復期のリハビリテーションにおいて、作業療法は重要です。

言語療法

言語療法の主な目的は、話す、聴く、書く、読むといった言語力を向上させることや、安全に食事ができるような姿勢を取り戻すことです。

また、聞き取りやすい発話を行えるようにジェスチャーなどを用いて口や舌を動かすコミュニケーションや、集中力、記憶力、思考力の練習も行います。

【時期別】右半身麻痺の回復に必要なリハビリテーション内容

脳出血による右半身麻痺の回復に必要なリハビリ内容を「急性期」「回復期」「維持期」の3つの時期別に解説します。

早期に回復するためにも、それぞれの時期別に適したリハビリを行いましょう。

脳卒中の治療

急性期に行うリハビリ

脳出血の発症から2〜3週間の「急性期」に行う主なリハビリは、以下の通りです。

  • 麻痺した手足の関節をストレッチする
  • ベッドから起き上がる
  • 寝返りを打つ

急性期は特に危険な状態になりやすいので、安静にしている治療期間の体力低下を抑えることをリハビリの目的としています。

主に関節が硬くならないようにストレッチやベッド周辺でできるリハビリを中心に行います。

回復期に行うリハビリ

急性期から発症後6ヶ月までの「回復期」に行う主なリハビリは、以下の通りです。

  • 自力で立つ、座るなどの「基本動作訓練」
  • 杖や歩行器を用いた「歩行訓練」
  • 食事やトイレなどの「日常動作訓練」

回復期のリハビリは、在宅復帰や社会復帰を目指して、さまざまな機能回復を目的としています。

主に自力で立つ、座るなどの基本的な動作や食事やトイレなどの日常生活に欠かせない動作を中心に行います。

維持期に行うリハビリ

一度症状が回復し、退院後の「維持期」に行う主なリハビリは、以下の通りです。

  • 麻痺した側の手足を動かす、ストレッチする
  • 散歩などの軽い運動

症状が回復した機能も何もしないでいると機能低下が進むため、機能維持のためにリハビリをする必要があります。

麻痺した側を積極的に動かすことも重要ですが、麻痺していない側も注意が必要です。

右脳と左脳でバランスを保っているため、意識せずとも麻痺してできないことを麻痺していない側の身体が補おうとして大きな負荷がかかります。

維持期のリハビリは、全身の機能維持を意識することが重要です。

脳出血による右半身麻痺の回復が期待されている「再生医療」の選択肢

近年の治療では、脳出血による右半身麻痺の後遺症には、自己細胞を用いた「再生医療」という選択肢があります。

再生医療は、患者さまの幹細胞を採取・培養したうえで体内に投与し、損傷した脳細胞や血管の再生・修復を促す治療法です。

従来の治療では難しいとされていた死滅した脳細胞の改善も期待でき、後遺症の根本治療につながる可能性があります。

以下のような方は、ぜひ再生医療をご検討ください。

  • 脳出血による右半身麻痺をなんとか治したい
  • 現在の治療やリハビリテーションの効果が出ていない
  • 脳出血が再発しないか不安を抱えている

当院リペアセルクリニックでは、脳出血の後遺症に対して無料カウンセリングを実施しております。

「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。

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【まとめ】脳出血による右半身麻痺の早期回復を目指す方は再生医療をご検討ください

脳出血によって左右どちらかに片麻痺(半身麻痺)の後遺症が残った場合、発症直後からできるだけ早期のリハビリ開始が重要です。

特に「回復期」と呼ばれる発症から3〜6ヶ月の時期に、機能回復のためのリハビリを集中的に行うことで後遺症の改善が見込めます。

また、脳出血による後遺症の早期改善を目指すなら「再生医療」による治療もご検討ください。

先述のとおり、再生医療は患者さまの幹細胞を採取・培養したうえで体内に投与し、損傷した脳細胞や血管の再生・修復を促す治療法です。

以下の動画では、実際に再生医療による治療を受け、脳卒中(脳梗塞・脳出血)の後遺症が改善した患者さまの症例を紹介していますので、併せて参考にしてください。

 

 

「脳出血の後遺症をなんとか治したい」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、当院リペアセルクリニックにご相談ください。

脳卒中のお悩みに対する新しい治療法があります。

監修者

圓尾 知之

Tomoyuki Maruo

医師

資格・所属学会

日本脳神経外科学会 所属

脳神経外科の最先端治療と研究成果を活かし、脳卒中から1日でも早い回復と後遺症の軽減を目指し、患者様の日常生活の質を高められるよう全力を尽くしてまいります。

関連論文: The association between diffusion-weighted imaging-Alberta Stroke Program Early Computed Tomography Score and the outcome following mechanical thrombectomy of anterior circulation occlusion