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- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
右上肢の機能回復しボールが投げられるようになる こちらの患者様は1年前に脳梗塞を罹患され、その後遺症の治療のため当院を受診していただきました。 具体的な後遺症は、右肩の動かしにくさと右上肢しびれです。それに加え目の奥に痛みも持たれていました。特にこの目の奥の痛みは医療関係者に訴えてもわかってもらえず、痛み自体の辛さと理解してもらえない辛さを二重で味わっているそうです。さらに脳梗塞を発症して1年が経過して神経の回復も止まってしまい、不安を抱えていたそうです。効き手である右肩にもう少し力が入り、右上肢のしびれ、目の奥の痛みが少しでも軽減するのであればと再生医療を希望し当院を受診していただきました。 脳卒中や脊髄損傷後の残存するしびれ・痛みに対しては、内服薬の服用などの対処療法を行いまずが、その効果は限定的な場合が多いです。知覚障害は、運動麻痺と比べ些細な問題と捉えられがちですが、知覚障害を抱えている患者様にとっては深刻な問題です。また脳卒中の慢性期に入った患者様の筋力を回復させる手段は現実的にはリハビリしかありません。しかしリハビリの効果も限定的になる場合が多いです。 近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により、筋力低下や知覚障害などの脳卒中の後遺症が回復した症例が数多く報告されています。私達も脳卒中の幹細胞治療の黎明期から積極的に幹細胞治療に取り組みはじめました。 さらに投与する幹細胞自体にもこだわりをもっています。当院の投与する細胞の生存率は90%以上を誇っています。これは一般的な再生医療のクリニックで使用する細胞の生存率が60%ほどであることと比べると群を抜いた数字です。より生存率の高い幹細胞を投与することで、後遺症から回復をより促進できるのではと考えています。 脳動脈血管造影検査 投与後、明らかに画像の青い部分の血管が再生されているのを確認する。 投与後の変化 こちらの患者様には1億個細胞を3回、合計3億個細胞を点滴投与しました。 1回目の投与後わずか1か月で、右肩の可動域が改善し力が入るようなりました。半年後には右肩の筋力は脳梗塞発症前の状態にほぼ戻ったと言っていただけました。 さらに1年後には右手でボールを投げることができるようになり、辛かった右上肢のしびれと目の奥の痛みも3分の1まで軽減しました。 そしてかかりつけの脳神経外科で脳の血管造影検査を受けたところ、血流が途絶えていた領域に再生した血管が確認できたとのことでした。その画像を当院まで持参して見せていただき、検査した脳神経外科の先生も驚いていたと話していただきました。 私達も幹細胞治療の結果を画像を通して客観的に見ることができ、その効果を実感できてうれしく思いました。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回~3回) 242~594万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID 000712 再生医療医師監修:坂本貞範
2023.09.26 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
脳幹梗塞後の右半身麻痺 確かな効果を実感 こちらの患者様は6年前に脳梗塞を罹患されその後遺症の治療のため当院を受診していただきました。具体的な後遺症は右半身麻痺です。 脳梗塞発症後リハビリに励み、いったんは1日に5000歩ほど歩けるようになったそうですが、年齢を重ねるにつれてだんだんと歩ける歩数は減っていき、現在は麻痺した脚に対する補助装具を付けて2000歩やっと歩ける状態になっているそうです。 歩ける歩数が2000歩だとかなり行動範囲に制限が出てしまい、日々の日常を不自由な思いで過ごされていると思います。それに加えて歩ける歩数もさらに減ってきているため、大変な不安を抱えられておられると思います。 こちらの患者様には当院で培った経験をもとに、治療効果を実感していただくために1回1億個の幹細胞の計3回の点滴投与を提案しました。 当院で使用する幹細胞は冷凍保存せず投与するたびに培養しているため2回目、3回目に投与する細胞も生存率95%以上の生き生きとしたフレッシュな細胞になります。 一般的には3回投与するのであれば、1度に3回分の細胞を培養して、2回目、3回目の投与までの期間は冷凍保存する方法がとられています。これでは投与前に細胞を解凍するとどうしても幹細胞が死滅してしまい生存率は半分以下となってしまいます。 投与後の変化 こちらの患者様には提案通り1億個細胞を3回、合計3億個細胞を点滴投与を予定しました。 1回目の投与後10分すると、右膝を伸ばす力が上がり、右の足趾が全く動かなかったのがわずかですが動くようになりました。またその場で歩いていただくと「投与前よりも安定して歩きやすくなった」と確かな効果を実感していただきました。 従来の常識では脳卒中後の後遺症は1年以上経過すると顕著な筋力回復は困難であると言われています。6年も前に発症した脳梗塞の後遺症で、年齢を重ねていくうちに身体機能の衰えを感じておられる患者様であっても、幹細胞投与わずか10分で目に見えて効果を実感していただけました。 私達はあらためて幹細胞治療の可能性に驚かされました。まだ生き生きとした幹細胞の2回の投与が残っていますので患者様と一緒になってその治療効果に期待を抱いています。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回~3回) 242~594万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID T000638 再生医療医師監修:坂本貞範
2023.08.01 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
急性期脳梗塞の後遺症に明らかな変化が! この患者様は脳梗塞発症後2週間で当院を受診していただきました。脳梗塞発症直後は呂律が回らなくなり、考えたことがスムーズに発語できなくなったそうです。さらに左手がしびれて力が入らなくなったそうです。 すぐに病院を受診したところ、心房細胞という不整脈により心臓にできた血栓が飛んで脳の血管に詰まった可能性が高いと説明を受けたそうです。心臓や頸動脈にできた血栓が飛んで脳の血管に詰まることが、脳梗塞の原因の1つとしてあります。そして心房細胞により心臓に血が滞って血栓が形成されるのを予防するため抗凝固薬の内服が開始となったそうです。 発症後2週間と早い時期に当院へ受診していただいたのは、過去に右変形性股関節症に対しての幹細胞治療を当院で受け、良好な結果を得られた経験があり、幹細胞治療の可能性を身をもって体験されていたからです。 また当院の細胞培養は細胞培養技術がトップクラスの施設と提携して行うため米粒2~3粒程度の脂肪を採取するだけで1億個以上の数まで生き生きとした細胞を培養できます。採取する細胞が少なくて済むため、身体への負担をできるだけ抑えることができます。さらに拒絶反応やアレルギーのリスクを最小限に抑え安全性を確保するために、患者さん自身の血液と細胞で培養・加工することにこだわっています。これらの点も再度当院を選んでいただいた理由です。 脳梗塞発症後の患者様の症状として、少しは改善中ではありました。しかし、このままの自然経過で症状が完全によくなるのか不安を抱えており、自分にできる治療はできる限りしておきたいと考えておられました。 発症して数年たった慢性期の脳卒中に対する幹細胞治療は当院では数多くの経験があり、良好な結果を得られてきました。慢性期の脳卒中の再生医療の治療結果も個人差はありますが、筋力が増強したりしびれが改善したりと良い結果療が出ているため、こちらの患者様は急性期ではありますが迷わず幹細胞治療をお勧めしました。 投与後の変化 1億個細胞の点滴を計3回の投与を予定しました。 1回目投与して数週間後には左手のしびれは完全にとれ、不整脈も治まりました。不整脈が治まったためか発症後なんなく感じていた体の不調は、発症前に戻ったそうです。 また、呂律のまわりにくさは若干感じるもののかなり改善し、考えていることはスムーズに発語できるようになったそうです。 1回目の幹細胞と投与して1ヶ月後の診察の様子では、明らかに会話がスムーズになっており、顔に覇気が出て脳梗塞発症以前の様子にほぼ近づいておりました。そして患者様は「自分にできる治療はすべてやったので、今後後遺症は残ってしまっても後悔はしないと思います。」とすっきりとした表情で話していただけました。 あと2回の幹細胞投与が残っているため後遺症が完全になくなることを期待しています。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回~3回) 242~594万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID T000067 再生医療医師監修:坂本貞範
2023.07.28 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
脳出血後の後遺症 ほぼ完全に筋力が回復! こちらの患者様は1年半前に脳出血を罹患され、その後遺症の治療のため当院を受診していただきました。後遺症は左半身麻痺です。患者様は後遺症に苦しんでいるうえに再発の恐怖も抱えておられました。 脳出血の再発率は1年以内に25%、5年以内に50%、10年以内に55%と言われておりかなりの高確率となっています。まだ30代で今後長い人生が残されている患者様には大変辛い事実だろ思われます。 近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により、脳卒中の後遺症が改善した症例の報告が増えてきています。さらに嬉しいことに幹細胞治療の2つ目の効果として、脳の脆弱して再出血を起こす危険のある血管を修復し、脳出血の再発を予防する効果も期待されています。 治療方法は、具体的には下腹部から採取した脂肪細胞から幹細胞を分離・培養し、幹細胞のホーミング効果を期待して静脈から点滴します。ホーミング効果とは、体内に入った幹細胞が再生を必要としている部位・組織から放出されるシグナルを見つけ出し、その部位・組織に自動的に集まり、目的の細胞に分化したり、傷んだ部位・組織を修復及び再生することです。よって点滴する幹細胞は、生きていないとホーミング効果が期待できません。 当院で使用する細胞は冷凍保存せず投与するたびに培養しているため2回目、3回目に投与する細胞も生存率95%以上の生き生きとしたフレッシュな細胞です。一般的には3回投与するのであれば、1度に3回分の細胞を培養して、2回目、3回目の投与までの期間は冷凍保存する方法がとられています。 これでは投与前に細胞を解凍するとどうしても幹細胞が死滅してしまい生存率は半分以下になってしまいます。また神経細胞を修復、再生するには点滴する幹細胞の数も重要と考えています。当院の細胞培養は細胞培養技術がトップクラスの施設と提携して行うため米粒2~3粒程度の脂肪細胞を採取するだけで1億個以上の数まで細胞培養が可能です。 投与後の変化 こちらの患者様には1億個細胞を3回点滴投与しました。 左側の太ももを上げる筋肉、膝を曲げる筋肉、肩を上げる筋肉、肘を曲げ伸ばしする筋肉などの、体幹に近い筋肉の筋力が後遺症で若干低下していたのが、1回目の投与直後からほぼ完全に筋力が回復しました。 2回目の投与後には左指が開きやすくなるなど体幹から遠い位置にある筋肉の回復も認めました。 3回目の投与後には歩行のスピードが上がったと言っていいただけました。 患者様に「は後遺症が改善したこともうれしいですが、さらに再発の可能性も低くなったと思うと不安が軽減して心が軽くなった。」と言っていただけました。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回~3回) 242~594万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID 000737 再生医療医師監修:坂本貞範 ▼脳卒中の後遺症|幹細胞治療は、以下をご覧下さい 再生医療は、脳卒中の新たな治療法として注目を浴びています
2023.07.25 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
脳視床出血後の膝の強直が改善! こちらの患者様は、半年前に脳の視床出血を罹患され、その後遺症の治療のため当院を受診していただきました。視床は脳の奥にある5-6㎝程の神経細胞が集まっている場所で、嗅覚以外のあらゆる感覚情報を大脳に伝達する中継所としての機能を果たしています。 視床出血の症状としては意識障害、眼球障害、感覚障害、運動障害、失語です。こちらの患者様の症状は主に左半身の麻痺でした。特に脳出血発症時には左下肢の麻痺が強く出たそうです。 その後遺症は重く、現在は施設に入所されております。施設に入所してからはリハビリが制度上できなくなってしまい、体の拘縮がどんどん進行しているそうです。麻痺が強い左膝は曲がったまま固まってしまい、強直という状態になっていました。その状況をみるにみかねて旦那様が今後は私的に理学療法士にお願いしてリハビリを再開する予定だそうです。今回の受診も旦那様が幹細胞治療で少しでも身体機能を回復させ、奥様にリハビリへのモチベーションを上げてもらいたとの思いで受診を勧めらました。 現在の保険診療内では脳卒中の慢性期に入った患者様の身体機能を回復させる手段は現実的にはリハビリしかありませんし、その効果も限定的になってしまいます。こちらの患者様はそのリハビリさえも満足のいくように受けられておらず、状況はどんどん悪化する一方でした。 近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により、脳卒中の後遺症が回復した例が数多く報告されています。私達も脳卒中の幹細胞治療の黎明期から積極的に幹細胞治療に取り組みはじめました。さらに投与する幹細胞自体にもこだわりをもって培養しております。当院の投与する細胞の生存率は90%以上を誇っています。 また、いくら生存率が高くても活動率が落ちていれば効果は薄くなります。独自の特殊なシートと冷凍せず培養することで、高い生存率と活動率の幹細胞の作成が実現できました。 MRI画像 投与後の変化 こちらの患者様には1億個細胞を3回、合計3億個細胞を点滴投与しました。 1回目の投与後1か月で、なんと曲がったまま固まってしまっていた左膝の曲げ伸ばしが可能となりました。患者様、旦那様からは投与わずか1か月の劇的な変化に「希望がもてるようになりました。」と喜んでいただけました。 幹細胞を点滴することで脳出血の再発率を下げる効果も期待できます。今後は施設でのリハビリを続けていただくことで、さらなる身体機能の回復が期待できると思われます。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回~3回) 242~594万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID 000992 再生医療医師監修:坂本貞範
2023.07.14 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
呂律困難やふらつきが改善 こちらの患者様は3年前に脳出血を罹患されその後遺症の治療のため当院を受診していただきました。 出血の場所はあらゆる運動の制御を行っている小脳という場所でした。小脳出血の後遺症は運動失調、筋緊張の低下、ふらつき、構音障害、平衡障害、眼球運動障害などです。 こちらの患者様は現在も週4回のリハビリを頑張っておられますが、呂律がまわらない、食事がつっかえる、めまい、歩行時のふらつきなどの症状に苦しんでいました。さらにこれらの症状は日に日に悪化しており大変な不安を抱えておられました。リハビリを頑張っているにも関わらず身体機能を維持できないと、不安な気持ちでいっぱいになると思われます。 現在の保険診療内では、脳卒中の慢性期に入った患者様の身体機能を回復させる手段は現実的にはリハビリしかありませんし、その効果も限定的であり患者様同様に私達医療従事者ももどかしい思いをしています。 近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により脳卒中の後遺症が回復した例が数多く報告されています。私達も、脳卒中の幹細胞治療の黎明期から積極的にこの治療に取り組みはじめました。 さらに私達は投与する幹細胞自体にもこだわりをもっています。当院の投与する細胞の生存率は90%以上を誇ります。これは一般的な再生医療のクリニックで使用する細胞の生存率が60%ほどであることと比べると群を抜いた数字です。90%の生存率の細胞で再生される神経細胞の数は60%のものと比べ多くなるはずであると考え、細胞の生存率にこだわりを持っています。これだけ当院の細胞が高い生存率を誇るのは、細胞培養時に用いる独自の特殊な分離シートや、冷凍せず投与の都度最初から培養することで実現可能となりました。 MRI画像 投与後の変化 こちらの患者様には1億個細胞を3回、合計3億個細胞を点滴投与しました。 1回目の投与後3か月で呂律障害の改善、食事のつっかえ感の軽減、体幹の安定による歩行時のふらつきの軽減を認めました。また周りの人から歩行が早くなっていると言われるようになったそうです。さらに白髪に黒髪が混ざるようになった思わぬ効果にも喜んでおられました。 こちらの患者様は脳出血後3年が経過し慢性期に入り、週4回のリハビリを行っても現在ある身体機能を維持できず日に日に衰えていく体に不安を感じておられました。そんな中でも幹細胞の力で体の衰えを止めるどころか身体機能を回復させることができ、幹細胞の力にあらためて驚かされました。 患者様からは「リハビリをどんなに頑張っても体は衰えるばかりで歯がゆい思いをしていたが、幹細胞治療のおかげで不安がなくなりました。」と喜びの声をいただきました。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回~3回) 242~594万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID T000484 再生医療医師監修:坂本貞範 ▼脳卒中の後遺症|幹細胞治療は、以下をご覧下さい 再生医療は、脳卒中の新たな治療法として注目を浴びています
2023.07.09 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
この方は、2020年に虚血性腸炎で入院された次の日に脳出血を発症しました。すぐに手術を行いましたが左半身麻痺と高次脳機能障害の後遺症が残りました。痺れは認められませんでした。脳出血発症後の2ヶ月は寝たきり状態でしたが、その後車椅子まで回復しました。その1年後から、てんかんが発症するようになりました。普段は車椅子移動ですが、なんとか杖をついてゆっくり歩行はできています。今回は3回の幹細胞を点滴治療を行いました。 MRI画像 投与後の変化 MMT(筋力の評価) 左大腿四頭筋3→4 膝を伸ばす筋肉が強くなる 左肘を伸ばしやすくなる 左下肢に力が入るようになる 全く動かなかった左足の指が少し動かせるようになり、歩行する時安定する 左股関節の外転ができるようになる 体幹がしっかりしてきた事で杖で立った時に安定してきた。 車椅子から移乗する時は以前は3人での介助移動が必要であったが、幹細胞投与後には少し肩を動かす程度でほぼ独りで出来る様になる。 物事に対して集中力がついた。 脳出血後の後遺症として左半身麻痺を認め、車椅子の移乗にも3人の介助が必要となりました。幹細胞治療後には、車椅子への移乗が独りでできるようになりました。あと、歩行においても左下肢と体幹の力がつくことで安定して歩けるようになりました。もう一つ安定した歩行で大事なことは足の指の力であり、この力がつくことにより足の踏ん張りがつきます。脳卒中の患者さんに対して、冷凍せず培養された幹細胞を投与することで、少しでも日常生活でできることが出来ることが増えるのをみて、幹細胞による再生医療の可能性を改めて実感しております。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回~3回) 242~594万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID T000211 再生医療医師監修:坂本貞範
2022.11.06 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
この方は、2018年に脳梗塞を発症しましたが幸い後遺症は残りませんでした。しかし、その後2019年に脳出血を起こし右半身麻痺となりました。その後リハビリを行い杖歩行まで回復されました。 ただ、呂律困難で上手く話すことができず、右肘は緊張して伸ばすことが困難でした。また右下肢の麻痺も残り、右足首の力が入らないため右足首に固定装具をつけないと歩行しづらい状態でした。このような下肢の麻痺でよく見られるのを下垂足といいます。足において足関節を背屈する筋肉の麻痺が生じると、足先が下に下垂して歩くときに引っかかります。そうならないように下垂足の場合は補助として装具を必要とします。 来院時での歩行の状態として外出時は杖歩行となりますが、屋内ではなんとか伝い歩きはできている状態でした。今回、少しでも症状の回復を期待して幹細胞の点滴治療を希望されました。点滴の回数は3回となります。結果として点滴を行うごとにできることが増えていきました。呂律も改善され、右上肢の緊張もやわらかくなり今まで出来なかったことが出来るようになりました。体幹に力が入り、下肢の筋力もついたことで以前は歩くとき身体が揺れていたのですが点滴治療後は歩行が安定したと喜んでおられました。今後もリハビリで筋力トレーニングすることでさらに動作が安定してくるものと思われます。 投与後の変化 6月、7月、8月の3回の投与行う MMT(筋力の評価) 腸腰筋 4→5 立膝から右足を前に出すことが出来るようになる 手首背屈する筋肉 3→4+ 右手で食事ができたり、料理の時手の平で抑えられるようになる 腕と足の筋肉に緊張が緩和されて動作がしやすくなる 滑舌が良くなる 体幹と下肢の筋肉がついたことで歩行が安定してスムーズになる その他の変化は下記に示しました。最後の経過表は看護師が代筆しております。 https://youtu.be/VoFvJa_yBGI https://youtu.be/AoMLP77h-c4 その他の動画はこちらへ <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回~3回) 242~594万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID T000240 再生医療医師監修:坂本貞範
2022.09.29 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
脳梗塞を発症!なんとか杖歩行している 2016年に脳梗塞発症し、左半身の麻痺と右目の視力が低下しました。その後のリハビリにより杖歩行は可能となりました。しかし、杖歩行は不安定で外出するのが怖いということで、家の中だけで杖歩行されています。外出時は車椅子移動されています。 当院での冷凍せず培養する幹細胞の治療に興味があり来院されました。当院に来られる脳卒中の患者さんのほとんどは、発症から数年経過しておりリハビリをしてなんとか現状維持しています。 幹細胞治療することで、神経の再生が行われなんらかの効果が認められています。もちろん個人差はあります。 この方の場合は、幹細胞を一回投与した後、2週間目ぐらいから、下肢の筋力が正常まで強くなり杖歩行も安定して可能となりました。その効果に本人も驚かれ、さらにもう一度幹細胞の投与を追加されることになりました。 今後は、2回目の投与後の変化に期待しながら経過を観察することになりました。 MRI所見 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回~3回) 242~594万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 IDT000004 再生医療医師監修:坂本貞範
2021.10.20 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
くも膜下出血を発症し、3年が経つ 3年前にくも膜下出血し2回の手術を施行しました。症状として、左半身麻痺が残り歩行も杖が必要でしたが、その後のリハビリにより杖や装具がなくても歩行は可能。時々足がもつれて転倒しそうになるが自己修正はできている。 左上肢の挙上は介助にて何とか可能となる。左手の指も思うように動かせず、左半身の痺れは残る。話しにくさはないが時々呂律が回らなくなる。 幹細胞の点滴して1ヶ月後 幹細胞の点滴をして3週間ぐらいすると足の踏ん張りが効くようになり、以前はよく転倒しそうになっていたが安定して転倒しなくなりました。あと、左上肢の力がついて以前は物を脇に挟めず落としていたのですが、今は左脇に水筒を挟んで右手で蓋を開けることができてとても便利になったと喜んでおられました。 そのほか、左手でボールを掴むとき小指に力が入らなかったが、小指を曲げる力がついてきてボールを握ることができました。あとお風呂で背中を左腕を使って洗うことができなかったが、幹細胞投与後は左腕で背中をゴシゴシと洗えるようになったことにも大変喜ばれていました。 幹細胞を投与してたった1ヶ月で、これだけの効果が出てきました。今まで不自由なことが出来るようになる。毎日の動作が楽になることは本当に嬉しいことです。 再生医療ができる以前の治療では決してこのような症状改善は見られませんでした。まだ1ヶ月ですので今後の症状の改善もまだまだ期待が持てそうです。 やはり幹細胞の質はすごく大事 当院では、あくまで冷凍せず生きた状態での幹細胞投与にこだわっています。そして、ご自身の細胞と血液を使い薬品や不純物を一切含まれていません。そうすることで、幹細胞投与による副作用の心配がなくなります。 同じ再生医療といっても、幹細胞の培養の過程や作り方で大きく治療効果は変わります。国内では珍しい幹細胞の培養方法で効果の高い再生医療を目指し、脳卒中の方に一人でも多く喜んでいただけるよう今後も精進していきたいと思います。 https://youtu.be/pSaJBptY3Bc その他の動画はこちらへ <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回~3回) 242~594万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000396 監修:院長 坂本貞範
2021.07.05 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
脳出血を発症し3年が経つ 3年前に脳出血を発症し、左半身麻痺となり発症後は車椅子でしたが、リハビリを行いなんとか杖歩行ができるようになりました。ただ、杖歩行でも左下肢の力は弱く、下腿に装具をつけてゆっくりと歩くのがやっとで普段は車椅子移動がメインとなっています。 週に2回、リハビリ通院しておられ筋力トレーニングを熱心にしておられる方でした。 そんな中で再生医療を知って当院にたどり着き遠方から来院されました。麻痺の程度としては、左腕を上にあげることはできず、かろうじて少し上がる程度でした。左下肢は太ももを上げる事はできず装具をつけてぶん回し歩行をされていました。 <治療効果>点滴で幹細胞を3回投与 まず1回目の幹細胞の点滴をして1週間ぐらいすると少しずつ力がついてきました。ベッドに寝転がった状態で左腕を上げることが出来なかったのですが、自力で挙げることが出来ていつも担当してもらっている理学療法士さんも驚かれたそうです。 さらに足の指を自力で曲げることが出来ませんでしたが、1回目投与後には自力で動かせるようになりました。足の指を曲げることができると歩行するときにもしっかりと踏ん張れるので歩行能力が上がります。 2回目投与して約1ヶ月すると、右肩上げる三角筋、前腕を曲げる上腕二頭筋(腕の力こぶの筋肉)、前腕を伸ばす上腕三頭筋が正常の8割ほどまで筋力が回復して、以前はほとんど動かせなかったがしっかり力が入るようになりました。 あとは、関節の可動域を増やして筋肉の協調運動をしっかりリハビリしていけば肘の曲げ伸ばしが出来る様になると思われます。 この方は脳出血して3年が経ち慢性期に入り、リハビリで今ある機能を維持することが精一杯でした。そんな方でも幹細胞の力で今まで回復できなかった神経の損傷が再生、修復され筋肉に力が入るようになることができるのです。 もちろん個人差はありますが、脳卒中の幹細胞による再生医療はとても期待されています。今後は遠方からこられている方なので3回目の幹細胞を投与して、しばらくしてからまた、どれほど筋力がついて歩行能力が良くなったのかを確認していきたいと思います。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回~3回) 242~594万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000276 監修:院長 坂本貞範
2021.04.11 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
1年前に脳出血起こし右半身麻痺 この方はもともとマラソンもされていて健康には特に気を付けておられましたが、突然の脳出血を起こし右半身不随となりました。家族の方が再生医療の存在を知って当院まで来られました。 右半身麻痺の程度は、身体を支えるのがやっとでそこから杖を使いゆっくりと歩く程度となります。右足首には装具をつけないと、脚を出すとき足が足背(そくはい)せず引っかかる状態となります。 手に関しては指はほとんど動かせない状態で肘も伸ばしたりすることも困難でした。話し言葉においても、かなり呂律が困難でうまく伝えることができません。 幹細胞投与後効果が現れる 当院独自の細胞技術にて冷凍せずに幹細胞を投与します。冷凍しないことで、幹細胞の生存率は飛躍的に高くなり、症状の改善に高い効果も得られます。 幹細胞を投与して約30分後には効果が現れ、右脚の筋力が上がりました。歩行するときの脚の出るスピードが上がり、同じ距離を何秒で歩行できるかをテストしたところ30%の時間短縮が見られました。 幹細胞投与後30分 右下肢筋力 20%アップ 歩行速度 30%アップ 投与して次の日に電話をいただき、杖がなくてもしっかりと両脚で踏ん張ることが出来たと報告がありました。脳卒中の再生医療と並行してしっかりと筋力トレーニングやリハビリテーションを行うことによって、再生された脳神経細胞と筋肉とのつながりをより一層強めることが出来ます。 従来なら、脳卒中後の後遺症は1年以上経過するとやはり顕著な筋力の回復は困難となってきます。しかし、脳卒中後数年以上経っても幹細胞投与することにより、神経再生が行われ今まで眠っていた筋肉を起こすことで再び機能の回復が期待できるのです。 当院では、再生医療と併用して行うリハビリテーションについても行うことが出来ます。今後リハビリテーションを継続しながら幹細胞の経過をみていきます。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回~3回) 242~594万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000045 監修:院長 坂本貞範
2020.10.28