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脳出血後のしびれは回復する?症状改善に不可欠なリハビリや治療法について解説

脳出血後には、後遺症によって全身や手足のしびれ・麻痺に悩まされるケースも少なくありません。
身体のしびれは日常生活にも大きな影響を及ぼすため、どの程度回復するのか不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、脳出血の後遺症で見られる「しびれ・麻痺」の回復見込み、回復期間について詳しく解説します。
脳出血の後遺症にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
また、近年の治療では、脳出血後のしびれ・麻痺に対して、「再生医療」による治療が注目されています。
再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した細胞や組織の再生・修復を促す治療法です。
当院リペアセルクリニックでは、脳出血の後遺症に対する再生医療について無料カウンセリングを実施しております。ぜひご相談ください。
目次
脳出血後のしびれ・麻痺は回復するのか
脳出血後のしびれや麻痺は、早期からの適切なリハビリテーションによって回復する見込みがあります。
今後の見通しを立てるために知っておくべきポイントについて解説します。
完全に元の状態に戻ることは難しいですが、日常生活に支障がないレベルまで機能を改善する可能性はゼロではありません。
以下で、しびれや麻痺がどのような仕組みで回復していくのか詳しく見ていきましょう。
回復過程・メカニズム
人間の脳には「脳の可塑性(かそせい)」と呼ばれる、損傷した神経細胞の働きを補う仕組みが備わっています。
生き残っている正常な脳細胞が新しい神経回路を形成し、ダメージを受けた部分の役割を担うことで、しびれ・麻痺などの後遺症改善が期待できます。
発症直後からリハビリを開始し、脳に適切な刺激を与え続けることで、新しい脳内のネットワークの構築が促されます。
回復するかどうかは個人差がある
しびれや麻痺が回復するかどうかは、出血が起きた脳の場所やダメージの程度によって大きく異なります。
また、数カ月で改善する方もいれば、年単位で少しずつ機能を取り戻していく方もいるため、回復のペースは一律ではありません。
特に発症から半年間は「回復期」と呼ばれ、脳のネットワークが再構築されやすい重要な期間として、早期のリハビリ開始が推奨されます。
まずはご自身の状態と向き合い、適切なリハビリを継続することが重要です。
脳出血後のしびれ・麻痺の回復を目指す治療法
脳出血後のしびれや麻痺の回復には、リハビリテーションと並行して医学的なアプローチを組み合わせることがあります。
主な治療法は、以下のとおりです。
以下でそれぞれの治療法について解説します。
薬物療法
薬物療法では、脳出血による神経のダメージからくるしびれや、筋肉が突っ張る痙縮(けいしゅく)を和らげるために、内服薬や注射が用いられます。
薬の力で体を動かしやすい状態を整え、機能回復に向けた訓練をよりスムーズに進めるための大切なサポートとなります。
主な治療薬は、以下のとおりです。
- 神経障害性疼痛治療薬
- 抗うつ薬
- ビタミンB12製剤
など
薬物療法は痛みなどを抑えることが目的となり、しびれそのものを根本的に治療することはできない点に注意しましょう。
電気刺激療法
電気刺激療法は、麻痺した筋肉や神経に微弱な電流を流すことで、脳からの指令がなくても筋肉を動かし、機能の回復を促す治療法です。
動かし方を忘れてしまった筋肉に直接刺激を与えて収縮させることで、感覚の再教育をサポートします。
通常のリハビリテーションと組み合わせることで、より早い段階での機能改善も期待できます。
再生医療
再生医療は、患者さまの細胞や血液を利用し、損傷した細胞や組織の再生・修復を促す治療法です。
従来の治療では、死んでしまった脳細胞は戻らないとされていましたが、人間の細胞が持つ再生力を活用する再生医療によって、損傷した脳細胞の改善も期待されています。
効果に個人差はありますが、しびれや麻痺をはじめとする脳出血の後遺症の改善やリハビリ効果を高めることにつながります。
以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、脳出血の後遺症が改善された患者さまの症例を紹介していますので、併せて参考にしてください。
再生医療による脳出血後の後遺症治療は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。
脳出血後のしびれ・麻痺の回復に不可欠なリハビリテーション
脳出血後のしびれや麻痺を改善し、再び自分らしい生活を送るためには、継続的なリハビリテーションが欠かせません。
本章では、リハビリテーションが果たす役割と回復に向けて行われる具体的な内容について解説します。
以下でそれぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
リハビリテーションの目的はADLの向上
脳出血後のリハビリテーションは、失われた機能の回復だけでなく、ADL(日常生活動作)を向上させる目的もあります。
ADLとは、食事や着替え、排泄や入浴など、人が独立して生活するために必要な基本的な動作全般のことです。
日々の訓練を通じてADLを向上させるメリットは、以下のとおりです。
- 自分の力で身の回りのことができるようになる達成感と自信の回復
- 介助する家族の身体的・精神的な負担の大幅な軽減
- 寝たきりを防ぎ、社会復帰や趣味の再開に向けた意欲の向上
失われた機能にとらわれず、残された能力を最大限に引き出して「できること」を増やしていくことが重要です。
主なリハビリテーションプログラム
脳出血後のリハビリテーションは、主に3つの専門的なプログラムによって構成されています。
- 理学療法(PT):歩行や立ち座りなど、日常生活の土台となる基本的な運動機能の回復を目指す訓練
- 作業療法(OT):食事や着替え、家事など、指先を使った細かな動作や応用的な生活スキルの習得
- 言語聴覚療法(ST):麻痺による発声の障害や、食べ物をうまく飲み込めない嚥下障害に対する専門的な機能訓練
患者さまの症状や回復の段階に合わせて、適切なリハビリテーションプログラムを実施し、機能回復を目指します。
これらのプログラムを根気強く継続することで、日常生活へのスムーズな復帰につながります。
脳出血のしびれ・麻痺と回復に関してよくある質問
脳出血の後遺症で見られる「しびれ・麻痺」に関するよくある質問に回答します。
以下でそれぞれの疑問について解消していきましょう。
脳出血によるしびれはいつ回復する?
脳出血によるしびれ(感覚障害)は、発症してから3〜6カ月の「回復期」に最も改善しやすいといわれています。
これは、脳の神経回路を新しく構築する「可塑性」と呼ばれる仕組みが最も働く時期のためです。
また、症状の程度やリハビリテーションの取り組み方によって、回復期間は大きく異なります。
回復期以降でも継続的にリハビリテーションを行うことで徐々に改善していくケースもゼロではありません。
脳出血後のしびれからの回復率は?
後遺症で見られるしびれの回復率の目安として、脳出血後に自宅に戻れた人は約26%、リハビリ目的の施設へ移行した人は約68%というデータあります。
しかし、脳出血後のしびれの回復率は、症状の重さやリハビリの開始時期によって個人差があるため、必ず上記の割合になるとは限りません。
発症直後から早期にリハビリテーションを開始し、根気強く継続していくことが重要です。
脳出血後のしびれ・麻痺の回復には早期のリハビリが重要
脳出血後のしびれ・麻痺の回復の程度や期間には個人差はありますが、発症後からできるだけ早期のリハビリテーション開始が重要です。
専門家の指示に従い、無理のない範囲でリハビリテーションを継続することが回復の第一歩といえるでしょう。
また、脳出血後のしびれ・麻痺の早期改善を目指す場合、リハビリと併用して「再生医療」による治療も選択肢の一つです。
再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した細胞や組織の再生・修復を促すことで、後遺症によるしびれの改善が目指せます。
>>再生医療によって脳出血が改善した症例(80代女性)はこちら
「脳出血の後遺症をなんとか治したい」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、当院リペアセルクリニックにご相談ください。
監修者
圓尾 知之
Tomoyuki Maruo
医師
資格・所属学会
日本脳神経外科学会 所属
脳神経外科の最先端治療と研究成果を活かし、脳卒中から1日でも早い回復と後遺症の軽減を目指し、患者様の日常生活の質を高められるよう全力を尽くしてまいります。



























