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肝臓に悪いサプリメントとは|悪いと言われるのはなぜ?正しい活用法について解説

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公開日: 2020.01.30 更新日: 2026.08.31

サプリメントは健康食品の一種であり、特定の栄養成分を補給することを目的とした食品ですが、「肝臓に負担をかけてしまうのではないか」と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

特にサプリメントの摂りすぎや飲み合わせによる影響が気になる場合、どのように正しく利用すれば良いのか悩む方も少なくありません。

本記事では、サプリメントの過剰摂取が肝臓に与える影響や薬剤性肝障害のリスクについて解説します。

また、薬剤性肝障害などの肝疾患に対しては、再生医療が効果的な治療法の一つとして挙げられます。

再生医療では、自己細胞を用いて肝臓の修復や再生を促進することで、従来の治療では改善が難しい症状の改善・緩和が期待されています。

以下のページでは、肝疾患に対する再生医療の症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。

再生医療による肝疾患の症例はこちら

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肝臓に悪いサプリメントの主な成分

サプリメントの活用は健康維持に役立つ一方で、過剰摂取によって肝臓へのダメージにつながる場合があります。

本章では、過剰摂取が肝臓への負担になるサプリメントの主な成分について解説します。

以下でそれぞれの成分が肝臓に与える影響について詳しく見ていきましょう。

ウコン(クルクミン)

二日酔い予防など肝臓に良いイメージが強いウコンですが、過剰に摂取すると逆に肝臓へ大きな負担をかける恐れがあります。

特に脂肪肝や肝炎などの肝疾患がある方は、ウコンに含まれる鉄分を摂りすぎることで症状が悪化するケースも報告されています。

サプリメントは成分が濃縮されているため、パッケージに記載された目安量を必ず守ることが重要です。

ビタミンA(脂溶性ビタミン)

水に溶けにくく体内に蓄積しやすいビタミンAなどの脂溶性ビタミンは、過剰摂取による肝機能への悪影響に注意が必要です。

ビタミンCなどの水溶性ビタミンとは異なり、尿として体外へ排出されにくいため、過剰分が肝臓に蓄積されて負担をかける原因になります。

健康維持のためであっても、推奨量を超える量を飲み続けることは避けましょう。

鉄分

貧血予防として手軽に飲まれる鉄分のサプリメントも、必要以上に摂りすぎると肝臓にダメージを与える原因となります。

鉄分は体内に蓄積しやすい性質があり、過剰な鉄分は肝臓に沈着して酸化ストレスを引き起こし、肝臓の細胞を傷つけてしまいます。

食事から摂取している分もあるため、サプリメントでの鉄分補給には注意が必要です。

亜鉛

免疫力向上や疲労回復を目的として用いられる亜鉛も、推奨量を超えて長期間摂取すると肝機能の低下を招く恐れがあります。

亜鉛の過剰摂取は、銅など他の必須ミネラルの吸収を阻害し、体内のミネラルバランスを崩すことで間接的に肝臓へ負担をかけます。

複数のサプリメントを併用している場合は、成分の重複による過剰摂取に注意しましょう。

サプリメントが肝臓に悪いと言われる理由

肝臓は体の中で重要な役割を担っており、主に以下のような働きをしています。

肝臓の主な働き

  • 代謝
  • 解毒分解
  • 胆汁の生成
  • エネルギーの供給

サプリメントは薬剤と同じく肝臓で解毒・分解されますが、過剰な服用で肝臓への負担が大きくなります。

実際に、薬剤によって引き起こされる「薬剤性肝障害」と呼ばれる肝臓の病気は、健康食品やサプリメントの過剰摂取によって発症した事例も報告されています。

また、アルコールの分解を補助するサプリメントを飲めば、お酒をたくさん飲んでも良いというわけではありません。

加えて、すでに肝炎や脂肪肝を患っている方は、サプリメントにより肝臓の負担が増す可能性があるため注意が必要です。

重篤な状態に陥ると、肝臓が再生しない肝硬変に進展する可能性もあります。

サプリメントで起こる「薬剤性肝障害」とは

薬剤性肝障害とは、医薬品やサプリメントなどの成分が原因で肝臓の細胞がダメージを受け、肝機能が低下する疾患です

サプリメントの過剰摂取や成分の影響により、以下のような症状が見られます。

サプリメントで起こる薬剤性肝障害の症状

  • 疲れやすさ:慢性的な倦怠感が続くことがある
  • 吐き気や嘔吐:肝臓の働きが低下することで胃腸の不調が現れる
  • 黄疸:皮膚や白目が黄色くなる症状が見られる
  • 食欲低下:肝機能の低下により食事が進まなくなる
  • 発熱:肝臓の炎症が原因となり体温が上昇する

これらの症状が現れた場合は、早急に医療機関へ相談し、適切な検査や治療を受けましょう。

サプリメントによる肝疾患は再生医療で根本的な治療に期待できる

サプリメントの影響で肝疾患が生じた場合の治療法の一つに、再生医療があります。

再生医療は、肝細胞の修復や再生を促進することで、従来の治療では難しいといわれていた症状の改善も期待できる治療法です。

再生医療の主な特徴

  • 根本的な治療:幹細胞を用いて肝臓の機能改善を目指す
  • 適応範囲の広さ:慢性的な肝疾患や回復が難しい症例でも改善の可能性がある
  • 副作用リスクが少ない:患者さま自身の細胞を使うため副作用のリスクが少ない
    ※個人差があります

当院リペアセルクリニックでは、肝疾患に対して再生医療による治療をご提案しています。

「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院にご相談ください。

肝臓疾患のお悩みに対する新しい治療法があります。

肝臓に負担をかけないためのサプリメントの活用法

サプリメントの活用で肝臓に負担をかけないためにも用法・用量は守ることは重要です。

本章では、肝臓に負担をかけないための正しい活用法について解説します。

サプリメントについての理解を深め、肝疾患を防ぎましょう。

不足している栄養素を補う目的で使用する

サプリメントは、あくまで食事で補いきれない栄養素を補うための補助食品として活用することが基本です。

健康に良いからといって、すでに足りている栄養素をサプリメントで追加摂取すると、肝臓で処理しきれず大きな負担となってしまいます。

まずは日々の食事内容を見直し、本当に不足している成分だけを補うような使い方を心がけましょう。

複数のサプリメントは成分の重複を避ける

複数のサプリメントを日常的に併用している場合は、同じ成分が重複して過剰摂取になっていないか確認することが大切です。

例えば、マルチビタミンと美容目的のサプリメントの両方に、ビタミンAや亜鉛などが含まれているケースは決して珍しくありません。

パッケージの成分表示をしっかりと見比べ、1日の摂取目安量を大きく超えないように組み合わせを調整しましょう。

飲む前に医師に相談する

健康診断で肝機能の数値を指摘されている方や、すでに薬を服用中の方は、新しいサプリメントを飲む前に必ず医師へ相談してください。

薬とサプリメントの飲み合わせが悪かったり、弱っている肝臓にさらに負担をかけたりして、深刻な肝機能障害を引き起こす危険性があります。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ自覚症状が出にくいため、健康に不安がある状態での自己判断は避けましょう。

肝臓に負担がかかるサプリメントの注意すべき組み合わせ

サプリメント同士の組み合わせによっては、成分の重複や相性によって逆効果になってしまう可能性があります。

複数のサプリメントを飲むときは、以下の組み合わせに注意してください。

サプリメント成分1 サプリメント成分2 注意点
ビタミンA ビタミンD 両方とも脂溶性ビタミンのため、過剰摂取で肝障害や高カルシウム血症を引き起こす可能性がある
鉄分 カルシウム 鉄分の吸収がカルシウムによって妨げられ、鉄分不足を招く可能性がある
マグネシウム カルシウム 両者が腸内で競合し、どちらの吸収率も低下する場合がある
亜鉛 鉄分 亜鉛の摂取量が多いと鉄分の吸収を阻害し、貧血を招く可能性がある
オメガ3脂肪酸 ビタミンE 両方とも血液をサラサラにする作用があり、出血時のリスクが高まる
クエン酸カルシウム 亜鉛 クエン酸カルシウムが亜鉛の吸収を妨げる可能性がある
ビタミンB群 緑茶エキス 緑茶エキスに含まれるカテキンがビタミンB群の吸収を阻害する可能性がある

サプリメントは適切に利用することで健康を維持できますが、飲み合わせによる影響を理解し、適切に活用しましょう。

サプリメントは摂取量に注意!肝臓が悪い場合は医師に相談しよう

サプリメントは健康維持に役立つ一方で、摂取量を守らないと肝臓に負担をかけるリスクがあります。

特に脂溶性ビタミンや鉄分、ウコンなど、過剰摂取により肝障害を引き起こす可能性がある成分には注意が必要です。

サプリメントの過剰摂取などにより薬剤性肝障害になってしまうと、倦怠感や吐き気、黄疸、発熱などの症状が現れます。

これらの症状を放置すると肝機能がさらに低下し、治療が難しくなる場合もあるため、早めの対応が大切です。

薬剤性肝障害などの肝疾患に対しては、再生医療が効果的な治療法の一つとして挙げられます。

再生医療では、自己細胞を用いて肝細胞の修復や再生を促進することで、従来の治療では改善が難しい症状の緩和が期待されています。

当院リペアセルクリニックでは、再生医療について無料相談を実施しております。ぜひお気軽にご相談ください。

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監修者

渡久地 政尚

Masanao Toguchi

医師

略歴

1991年3月琉球大学 医学部 卒業

1991年4月医師免許取得

1992年沖縄協同病院 研修医

2000年癌研究会附属病院 消化器外科 勤務

2008年沖縄協同病院 内科 勤務

2012年老健施設 かりゆしの里 勤務

2013年6月医療法人美喜有会 ふたこクリニック 院長

2014年9月医療法人美喜有会 こまがわホームクリニック 院長

2017年8月医療法人美喜有会 訪問診療部 医局長

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 院長