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- ひざ関節
- スポーツ医療
スポーツで膝に水が溜まる原因と治療法 スポーツをしていて膝の痛みや腫れを感じた経験はないでしょうか。 膝に水が溜まるのは、加齢によるもので中高年の問題だと思っている人も多いかもしれません。しかしスポーツをする人にも膝に水が溜まるリスクはあるのです。今回はスポーツで膝に水が溜まる原因について解説します。 スポーツで膝に水が溜まる原因 スポーツは膝を使うことが多く、走ったり跳ねたりすることで膝関節に負荷がかかります。また事故で怪我をした時に膝関節を痛めることがあるように、スポーツでも転倒や強い衝撃で膝関節を痛めることがあるのです。 膝関節は太ももと脛の骨をつなぐ関節です。膝関節には関節包という袋状のものがあり、中には関節液があります。この関節液は誰の膝にも存在するのですが、過剰に分泌されたものが「膝に水が溜まる」と言われる状態です。 膝に水が溜まるのは、膝関節にある軟骨や滑膜組織が損傷したことによる炎症が原因で、炎症によって滑膜組織から過剰に関節液が分泌され、膝に水が溜まるのです。 加齢によって軟骨は減っていくのですが、スポーツで膝の負荷が大きい場合でも軟骨がすり減る場合があります。スポーツは転倒したり衝撃を受けるリスクがあり、半月板損傷や膝蓋骨骨折、膝靭帯の損傷などは、膝に水が溜まる原因になります。 スポーツで膝が痛い!膝に水が溜まると出現する症状 スポーツをする人にとって膝に水が溜まるのは放っておけない問題ですよね。膝に水が溜まると出現する症状には、以下のようなものが挙げられます。 痛み 膝に水が溜まるのは膝関節にある軟骨や組織の炎症なので、膝に痛みが生じます。 炎症が起こると滑膜組織から過剰に関節液が分泌されるだけでなく、サラサラの水のような関節液になります。サラサラの水では膝関節の負荷を軽減できず、骨と骨がぶつかることもあるため、膝に水が溜まると、膝に痛みが生じるのです。 腫れ 炎症が起きている状態のため、膝関節の周囲が腫れます。スポーツをしていて怪我をした場合、傷や内出血だけでなく膝の腫れにも注意が必要です。 ぶつけたから痛いと思っていたら、実は膝の軟骨が傷ついていたということもあります。膝が腫れてきたら膝に水が溜まっていることも視野に入れて早めに受診してください。 腫れだけでなく膝が熱をもつこともあります。腫れの他にも水が過剰に溜まって膝の周辺がブヨブヨしてくる場合もあります。 まとめ・スポーツで膝に水が溜まる原因と治療法 スポーツでは膝の過度な負荷や外傷により、膝関節を痛めることがあり、軟骨や組織の炎症は膝に水が溜まる原因になります。膝に水が溜まると、痛みや腫れが生じスポーツをするのが困難になることもあります。 薬物療法でなかなか改善しない場合や、手術をして復帰までの期間が長くなるのを避けたいという人もいるでしょう。そのような場合はスポーツ医療でも注目されている再生医療を検討するのはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
最終更新日:2024.04.05 -
- 免疫細胞療法
ジフテリア、ポリオ、はしか、風しんなど予防接種にはいろいろありますが、ほとんどは子どもの頃の複数回の接種で、一生涯の免疫を得ることができます。 しかし、インフルエンザに限っては、毎年予防接種を受けることが推奨されています。 そこで今回は、インフルエンザの予防接種はなぜ毎年受ける必要があるのかについて解説します。また、インフルエンザ予防のための免疫力を高める治療法についても紹介します。 インフルエンザの予防接種が毎年必要なのはなぜ? インフルエンザの予防接種は発病を予防し、感染したとしても重症化を防ぐ効果が期待できます。 とはいっても、はしかのワクチンの有効率が90%以上なのに対して、インフルエンザワクチンの有効率は60%程度で、発症を完全に阻止することはできません。 しかもインフルエンザワクチンは接種した日から5ヶ月が経過すると効果が低下していきます。そして、インフルエンザにはA型B型C型があり、A型は性質を変えて流行するので、インフルエンザの予防接種は、毎年接種した方がよいとされているのです。 インフルエンザが毎年流行するのはなぜか? なぜインフルエンザは毎年流行するのでしょうか。 インフルエンザウイルスは渡り鳥によって地球規模で運ばれ、1年を通して北半球と南半球で流行を引き起こしています。 冬になり、空気が乾燥する、気温が下がるなどの環境になると、鼻やのどのバリア機能が低下するので、ウイルスに感染しやすくなります。そして、インフルエンザウイルスは飛沫感染で広がるため、人口密度の高い都市で流行が起こりやすい傾向があります。 インフルエンザにならないように免疫力を高めよう! インフルエンザの予防接種は、重症化を予防し、集団内での感染リスクを抑える効果が期待できます。 予防接種は毎年受ける必要がありますが、一定の効果は期待できるので、あとは自分の免疫力を高めて、インフルエンザウイルスに感染しない体を作ることが大切です。 今、注目が集まっている免疫細胞療法は、自分の細胞を使って免疫力を高め、病気になりにくい体を作る効果が期待できる治療法です。そのため、免疫が下がっていてインフルエンザや風邪などの病気になりやすいという方におすすめです。 副作用や体への負担が少なく、安心して治療を受けることができるでしょう。 まとめ 近年、インフルエンザ警報の発表が、冬の風物詩の1つになっていますよね。 インフルエンザの流行は止められません。重症化が心配な乳幼児や高齢者には、特に注意が必要です。 今回は、インフルエンザの予防接種はなぜ毎年必要なのかということについてご紹介しました。また、免疫を高めるための免疫細胞療法についても紹介しました。毎年の予防接種も大切ですが、体の免疫力を高めることも必要です。 風を引きやすい、毎年のようにインフルエンザになってしまい、会社を休むことがあるというような方は、免疫細胞療法で免疫を高めることを検討してみてはいかがでしょうか。
最終更新日:2024.04.02 -
- 足底腱膜炎
- スポーツ医療
足底腱膜炎の悩み!足裏のアーチを保持して支えるサポーターが有効 足の裏は、立つ、歩く、走るといった動作の際に地面と唯一接する部分なので、スポーツをしている人はもちろんのこと、激しい運動をしていない人であっても負担がかかりやすい部分です。 そうした負担が続くことで足底腱膜炎になってしまう人も少なくありません。もし、足底腱膜炎になってしまったときは、サポーターを使用すると良いでしょう。 今回は、サポーターが足底腱膜炎になっている足に対してどのような役割を果たすのかについて紹介します。 足底腱膜の役割 足底腱膜炎に使用するサポーターの役割を紹介する前に、まずは足底腱膜の役割について解説します。 人の足の甲にある骨はアーチ状になっていて、体重を支える役割があります。また、歩いたり走ったりして負荷がかかる際に衝撃を吸収するクッションのような役割もあります。 足の甲にある骨がこうした役割をしっかりと果たすためには、正しいアーチ状を保持する必要がありますが、骨を支えてアーチを保持しているのが足底腱膜です。 しかし、オーバーワークなどで足底腱膜に負荷がかかった状態が続くと、小さい断裂や炎症が起きて痛みが生じてくるようになります。その症状が、足底腱膜炎です。 足底腱膜炎の対策としてサポーターがおススメの理由 足底腱膜炎の対策にサポーターが有効なわけは、サポーターの主な役割の1つが足裏のアーチの保持をサポートすることがあげられます。 足底腱膜の役割のところで解説したように足の甲の骨が本来の機能を発揮するためにはアーチの保持が大切ですが、足底腱膜と共にサポーターでアーチを支えることで保持しやすくなります。 また、サポーターには踵への衝撃を吸収して緩和する役割もあります。クッション性のあるサポーターをつけることで歩いたり、走ったりした時などの衝撃による負荷を軽減して足底腱膜炎の痛みを和らげることができます。 足底腱膜炎を対策するサポーターの種類 現在、足底腱膜炎対策のサポーターはたくさん販売されていますが、サポーターにはいろいろなタイプがあります。 例えば、リストバンドのようにアーチ部分に装着するタイプや、アーチ部分にパッドをあててベルトで固定するタイプ、踵の部分だけをサポートするタイプ、アーチ部分と踵部分を同時にサポートできるタイプなどがあります。 まとめ・足底腱膜炎の悩み!足裏のアーチを保持して支えるサポーターが有効 足底腱膜炎対策として使用するサポーターの役割について紹介しました。 こちらで紹介したようにサポーターにはいろいろなタイプがありますし、現在ではスポーツ医療も進んで、衝撃吸収性の高いサポーターや付け心地がいいサポーターなどたくさん開発されています。 足底腱膜炎で悩んでいる人は、サポーターをチェックして、自分に合ったものを見つけてくださいね。医療機関でどのようなサポーターがいいのか、また、サポーターはどのようにつけるとより効果的なのか、教えてもらうこともできますよ。 痛みがあるなら、あまり我慢をしないように、医療機関に相談してみてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2023.09.27 -
- 再生治療
膝の腫れ・膝の違和感!水が溜まったときの自覚症状と治療法 膝関節に違和感がある!痛みを感じるということはありませんか? 膝が痛い、腫れているというときは、膝に水が溜まっている可能性があります。今回は膝に水が溜まると、どのような自覚症状が出るのか?ということについてご紹介します。 膝に水が溜まるとどのような自覚症状があるのか 膝の水が溜まると、さまざまな症状が出てきます。以下に挙げるような自覚症状がある方は、早めに専門の医療機関を受診してください。 膝の痛み 正常な状態では古い関節液はリンパ液とともに排泄され、関節液は一定の量が保たれていますが、膝関節にある軟骨や滑膜組織が傷ついて炎症が起こることで、関節液が異常に増えます。 関節液は本来粘り気のあるものですが、異常に増えた関節液はサラサラなので膝関節の負荷を軽減することが難しくなります。そして膝関節の負荷を軽減することができなくなり、骨と骨がぶつかるようになるため膝に痛みが出てくるのです。 症状が進行すると階段の上り降りの時に膝に痛む、膝をひねるような動きで激痛が走るということもあり、生活にも支障が出ます。 膝が腫れる 炎症が起こると腫れが生じます。膝に水が溜まるのは、膝関節に炎症が起こっているということなので、炎症がひどくなると膝が腫れてきます。膝関節が熱を持っている…という自覚症状を感じることもあります。 膝の表面がブヨブヨしている 膝に水が溜まると、膝の表面がブヨブヨしてお皿(膝蓋骨)が浮いたような感じがします。痛みがない場合でも膝がブヨブヨしているようなら、膝に水が溜まっている可能性があります。 微熱がある 炎症が強くなると微熱が出ることもあります。膝の痛みや腫れがあり、微熱が続く場合は早めに受診することをおすすめします。 膝に水が溜まったときの治療法 膝に水がたまると、自覚症状が出る頃には炎症が進んでいることが多く、病院での治療が必要です。病院ではどのような治療をするのかということについて紹介します。 薬物療法 膝に水が溜まる原因は炎症です。薬物療法ではその原因となる炎症を抑えるような薬剤を使います。 関節リウマチや痛風が原因の場合、その疾患に合わせた内服薬で治療します。半月板損傷や靭帯損傷といった外傷では、痛み止めとステロイド剤の注射で治療する場合もあります。 水を抜く 膝関節に異常に溜まった関節液を、膝に針を刺して抜くという方法があります。水を抜くことで、いったん膝の過剰な水を取り除くことができ痛みなどの症状が改善します。 しかし炎症の原因を取り除くわけではないので、また膝に水が溜まる可能性はあります。 手術 炎症がかなりひどい場合は手術を選択することもあります。薬物療法でも自覚症状がひどくなっていくと、膝関節の軟骨や組織の損傷が激しいと判断し、手術で損傷した部位を治療することになります。 再生医療 近年スポーツ医療の分野でも注目されているのが再生医療です。自身の脂肪から採取した幹細胞を膝関節に注入し、損傷した軟骨や組織を修復するという今、注目の先端医療です。 幹細胞には鎮痛作用や抗炎症作用もあるため、膝の痛みにも効果が期待できます。短時間で治療でき、自身の細胞を使うので副作用や後遺症が起こりにくいというメリットがあります。 手術を避けることができ。入院も不要という次世代型の治療方法です。 まとめ・膝の腫れ・膝の違和感!水が溜まったときの自覚症状と治療法 膝に水が溜まると、膝の痛みや腫れ、微熱などの自覚症状が出現します。初期では症状を感じない場合も多く、自覚症状が出るころには膝の炎症がひどくなっている可能性があります。 症状や炎症の状態に合わせて治療方法が検討されますが、近年、再生医療による治療が注目を集めています。膝の水が溜まる状態がなかなか治らない、自覚症状がつらいという場合は、再生医療による治療を検討してみるのも良いでしょう。 再生医療は、通常の医療機関で受けることはできません。厚生労働省から認められたクリニックで受診してください。その意味で当院は、再生医療専門のクリニックです。ご質問、その他ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2023.08.29 -
- 免疫細胞療法
インフルエンザの予防接種を受けられない原因について インフルエンザは12月〜3月ごろに流行する感染症です。5歳未満の幼児は重症化することも多く、65歳以上の高齢者は肺炎の心配があります。そのため、予防接種を受けることが推奨されており、たくさんの人が毎年予防接種を受けています。 しかし、誰もがインフルエンザの予防接種を受けられるというわけではありません。今回は、予防接種を受けられない場合や医師に相談した方がいい場合、予防接種以外のインフルエンザ予防法をご紹介します。 インフルエンザの予防接種が受けられない場合とは? 以下に該当する方は予防接種が受けられません。また、予防接種後には、接種場所のはれや痛み、発熱、倦怠感、頭痛などの症状が現れることがあります。 非常にまれですが、かゆみ、じんましん、呼吸困難などの重いアレルギー反応が起こることもあるため、もし、症状が出た場合は速やかに医師の診断を受けてください。 ・37℃以上の熱がある ・急性疾患にかかっている ・予防接種によりアナフィラキシーショックを起こした経験がある ・インフルエンザの予防接種でアレルギー症状が出たことがある ・はしか、風疹、水疱瘡、おたふくかぜが治ってから4週間以内である インフルエンザの予防接種を受ける前に医師に相談が必要な場合 基礎疾患をお持ちの方は、病気の状態が悪化することも考えられます、主治医とよく相談することが望ましいです。 ・心臓病、肝臓病、腎臓病などの持病がある ・風邪をひいている(ひきはじめを含む) ・アレルギーを起こす可能性がある ・けいれんを起こしたことがある ・免疫不全と診断されている ・気管支ぜんそくがある ・妊娠の可能性のある 予防接種以外でインフルエンザを予防する方法とは? インフルエンザの予防接種は効果が期待できる予防法ですが、風邪をひいて熱を出したというような場合は、受けることができません。 そもそも風邪をひきやすいのも、毎年インフルエンザにかかってしまうのも、免疫力が低下しているためです。また、免疫が低下した状態でインフルエンザにかかると、重症化する可能性があり、とても危険です。 そこで、予防接種以外でインフルエンザを予防する方法をご紹介します。それは、免疫細胞療法です。免疫細胞療法で免疫力をアップさせ、病気を寄せ付けない体を目指してみませんか? 免疫細胞療法は、ご自身の細胞を利用して免疫システムを強化し、感染症やアレルギーを予防する治療法です。副作用やアレルギーなどのリスクも少ないため、検討してみる価値があります。 まとめ・インフルエンザの予防接種を受けられない原因について インフルエンザの心配をせずに、冬を乗り越え春を迎えたいものですよね。流行し始める前に予防接種を受けておくことは、とても有効な手段です。しかし、予防接種を受けられない場合もあるので注意が必要です。 当記事では、予防接種ではなく、免疫細胞療法で免疫力を高めインフルエンザを予防する方法をご紹介しました。インフルエンザの予防には、免疫力アップが欠かせません。普段から健康管理に注意して、病気に負けない体づくりを心がけましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2024.04.04 -
- 再生治療
筋断裂からの復帰!手術についてと復帰までの治療期間 筋断裂になると、少しでも早く治して仕事やスポーツなどに復帰したいと誰もが考えると思います。しかし、なかなか治らない状態が続くと「いつ治るのだろう?」「手術しないと治らないのだろうか?」と不安になってくるでしょう。 今回は、筋断裂の度合いによる治療期間や復帰できるまでの期間について解説します。また、なかなか治らない場合は手術するしかないのかについても紹介します。 筋断裂の度合いと症状 筋断裂による痛みや腫れがなかなか治らないと悩んでいる人は、まず自分の筋断裂の度合いと症状について知っておくことが大切です。 筋断裂の度合いはⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度の3つの段階に分けられます。 Ⅰ度: 筋繊維に微細な損傷がある状態です。比較的軽傷なもので、腫れや軽い圧痛などの症状が出ます Ⅱ度: 筋繊維の一部が断裂してしまっている状態です。度合いは中等度になり、腫れ、圧痛、皮下出血などの症状が出ます Ⅲ度: 筋繊維が完全に断裂してしまっている状態です。筋断裂のなかでも最も重度な度合いになり、陥没した腫れ、強い圧痛、皮下出血などの症状が出ます。 筋断裂の治療方法と復帰期間 筋断裂の度合いがⅠ度、Ⅱ度の場合は、安静にして保存療法、理学療法など正しい治療を受けることで、これまでと同じように患部を動かせるようになることが期待できます。 筋断裂から復帰するまでの期間は、軽度であれば2週間くらいで復帰することが可能なこともありますし、中等度であれば2カ月くらいが目安になります。 筋繊維が完全に断裂した筋断裂の場合、軽度、中等度の治療では治らないので、手術をおこなって断裂した部分をつなぐことが検討されることが多いです。 筋断裂は手術でしか治らない? 筋断裂になった場合、軽度や中等度であれば保存療法や理学療法などを継続しておこなうことで治ることが期待できますが、そうした治療方法では治らない重度の場合は手術するのが一般的です。 しかし、近年では手術よりも治療期間が短く、身体や精神的に負担が少ない再生医療も注目を集めています。手術はできれば避けたいという人は、こうした再生医療があるということを知っておいて、選択肢の1つとすることもおすすめです。 まとめ・筋断裂からの復帰!手術についてと復帰までの治療期間 筋断裂の度合いによる治療方法や復帰するまでの期間の目安について、なかなか治らない場合は手術するしかないのかどうかについて紹介しました。 現在では、再生医療という手術以外の治療方法もありますし、適切な治療を受けることで復帰するまでの期間も早くなります。 できるだけ早めに、専門の医療機関でしっかりとした治療を受けることをおすすめします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2022.12.28 -
- 足底腱膜炎
- スポーツ医療
足底腱膜炎は手術を検討するケースも!手術以外の治療法はある? 足底腱膜炎の治療方法はいろいろありますが、手術も治療方法の1つです。 「足底腱膜炎の手術ってどのようなことがおこなわれるの?」「手術をすれば絶対に治るの?」という疑問を持っている人のために、ここでは足底腱膜炎の手術について解説します。 また、手術以外に足底腱膜炎に対して有効な治療方法はあるのかについても紹介します。 手術の前に検討される足底腱膜炎の治療方法 医療機関で足底腱膜炎の治療をする場合、いきなり手術が検討されることはほとんどなく、まずは、外用剤を使用したり、ストレッチしたりしながらできるだけ安静にして様子を見ます。 しばらくの期間、安静にしていても痛みなどの症状が治まらないという場合や、痛みが強いという場合は、ステロイド注射や、装具を使用して立つとき、歩くときの衝撃を和らげる方法が検討されます。 装具はいろいろあって、ヒールカップ(かかとのクッション材)やインソール(靴の中敷き)などはお店で購入することができます。医療機関では、足底板やアーチサポートなど義肢装具士がその人の足に合わせて作ったものを使用します。 足底腱膜炎の手術が検討されるケース 上記で紹介した治療方法を続けていくと、早い場合は数ヶ月、長い場合でも3年くらいで症状が自然に治まっていく場合が多いです。 しかし、なかなか症状が治まらなかった場合や、我慢できないレベルの痛みになって普段の生活にも支障が出るという場合などに手術が検討されることもあります。 足底腱膜炎の手術では内視鏡下で炎症や損傷などで厚くなっている足底腱膜の一部を切り取ります。そうすることで足底腱膜がゆるまるので、歩く、走るなど足底腱膜が引っ張れるような動作をしたときに痛みが生じにくくなります。 足底腱膜炎の手術以外の治療法 足底腱膜炎の症状が重症化した場合に、以前は手術しか選択肢がありませんでした。しかし、現在では衝撃波を身体の外から照射する「体外衝撃波治療法」や、足首の動脈に点滴のように薬剤を投与する「動注治療」、また、再生医療などの治療を選択肢にすることができます。 足底腱膜炎の痛みで悩んでいる人で、最終的には手術を受けるしかないのかと思っていた人もいるかもしれません。また、手術で治療に期間がかかることを避けたい、手術はイヤなので痛みを我慢しているという人もいると思います。 そういった場合、現在では手術以外の方法もあることを知っておくとよいでしょう。 特に再生医療は、アスリートのケガを治療する最先端の治療法として注目を集めており、スポーツ医療の分野でも貢献しています。 まとめ・足底腱膜炎は手術を検討するケースも!手術以外の治療法はある? 足底腱膜炎の手術についてと手術以外の治療法について紹介しました。 当記事で紹介したように足底腱膜炎の治療法はいろいろあるので、自分の症状に合った治療法を選ぶことが大切です。 痛いのを我慢して放置したり、間違った方法でケアしたりしていると悪化してしまう可能性もあるので、足裏の痛みがなかなか治らないという場合は医療機関で早めに診てもらうことをおすすめします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2023.10.02 -
- 免疫細胞療法
インフルエンザに毎年かかるのは免疫力が低下が原因か インフルエンザは1度かかったことがあるから免疫があるはず、それなのに毎年冬になるとインフルエンザに感染してしまう。一冬の間に2度インフルエンザにかかってしまった。 このような経験がある方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、インフルエンザに毎年かかってしまう理由や感染しやすい状況について解説し、免疫力をつける治療法についてご紹介します。 免疫があるはずなのに!インフルエンザに毎年かかる理由 毎年インフルエンザにかかってしまうのは、なぜなのでしょうか? インフルエンザには種類があります インフルエンザにはA型B型C型の3種類があります。冬に流行するのはA型とB型で、特にA型は、ウイルスが変化しながら世界中で流行を繰り返しています。 そして、流行するインフルエンザの型は、地域や年ごとに異なるため、一度インフルエンザに感染して免疫を獲得したとしても、その後、別の型のインフルエンザにかかる可能性もあります。 免疫機能は低下することがあります 一度免疫を獲得しても、健康状態によっては免疫機能が低下し、同じ感染症にかかってしまうことがあります。インフルエンザにかかりやすい方は、免疫力が落ちているのかもしれません。 インフルエンザにかかりやすい状況 免疫力が低下し、インフルエンザに感染しやすくなるのは、以下のような状況のときです。 ・湿度が40%以下 ウイルスが浮遊しやすくなります。 ・人混み インフルエンザは飛沫感染なので、流行時の人混みは危険です。 ・口呼吸をしている人 口呼吸をしている人は喉が乾燥しやすくなるため、ウイルスが感染しやすくなります。 ・気温が急激に下がる 気温が急激に下がることにより、体の抵抗力が低下します。 ・睡眠不足、疲労の蓄積、栄養の偏り 免疫が下がるため、感染のリスクを高めます。 ・ストレスや激しい運動 抵抗力を下げる原因になります。 インフルエンザに毎年かかるのが悩み…治療で免疫をつける方法があります! うがい、手洗い、マスクの着用は一定の効果が期待できますが、完璧にウイルスを排除することは不可能です。そして、同じ環境で生活していても、インフルエンザにかかる人とかからない人がいるのは、免疫力が関係しています。 バランスのとれた食生活や十分な睡眠など、健康的な生活を送ることが大切です。インフルエンザが流行する前に、予防接種を受けるのも良いでしょう。 免疫細胞療法で免疫を高める! もう一歩踏み込んだインフルエンザ対策として積極的に免疫力をアップさせる治療法があります。 それは、免疫細胞療法です。患者さんご自身の細胞を利用し、病気にかかりにくい体を目指すことができる治療法でアレルギーや副作用の心配がないという利点があります。 まとめ・インフルエンザに毎年かかるのは免疫力が低下が原因か インフルエンザにかからないようにするためには、日ごろから、免疫力を高められるような睡眠・運動・食事を意識した生活習慣を送ることも意識してみてください。 もし、インフルエンザにかかってしまったときは、なるべく早く回復することが必要ですから、早めに医療機関を受診して無理せずゆっくり休んでくださいね。 インフルエンザにかかると、学校や仕事を1週間は休まなければなりません。周囲にも迷惑をかけますし、何より自分がつらい思いをしてしまいます。 インフルエンザに毎年かかる、免疫が低いのかも?と悩んでいる方は、免疫力をアップする免疫細胞療法を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2024.04.01 -
- スポーツ医療
- 再生治療
筋断裂による後遺症(コンパートメント症候群)とは 筋断裂を起こした場合、気を付けなければならないのが筋断裂による後遺症です。筋断裂を起こした際にきっかけで後遺症が残ってしまうと、長い期間痛みや動きの制限などで悩まされることになってしまいます。 今回は、筋断裂による後遺症にはどのようなものがあるかについて解説し、後遺症を残さないためにどういった点に注意していけばよいのかについて紹介します。 コンパートメント症候群とは?! 筋断裂による後遺症として代表的なのがコンパートメント症候群です。 コンパートメントとは、区画という意味です。ふくらはぎなどには区画された部屋のような部分がありますが、筋断裂による内出血でその区画された部分に血液が溜まってしまうことがあります。 そして、区画内で血液が溜まってしまうと、その中にある血管や神経が圧迫されるため、痛みやしびれなどの症状が出てきます。 また、区画内の組織が圧迫された状態が強くなると筋肉の壊死や神経障害などが起こり、さまざまな機能障害の後遺症が残る可能性があります。 筋断裂による後遺症(骨化性筋炎)とは 筋断裂がきっかけとなる後遺症には骨化性筋炎というものもあります。 骨化性筋炎とは筋肉内に骨様組織が形成させることによって、腫れや痛み、関節の屈曲に制限がかかるなどの症状が出るものです。 筋断裂で内出血して血液が溜まったときに、そこへ骨を形成する働きを持った細胞が侵入してしまうのが原因であるため、太ももの前側のように骨に近い部分で筋断裂が起こった場合に発生しやすいのが特徴です。 筋断裂による後遺症を残さないために注意すべきこと 筋断裂の後遺症であるコンパートメント症候群や骨化性筋炎などにならないようにするためには、決して無理をしないことが大切です。 スポーツや作業などで筋断裂になった場合、 ・痛みや腫れを我慢してスポーツや作業を続ける ・安静にしていたら痛みが軽くなったので、完治しないうちにスポーツや作業を再開する などをすると、コンパートメント症候群や骨化性筋炎になってしまう可能性があります。 スポーツや作業を休めないと無理してしまうと、後遺症が残り、長い期間つらい症状に悩まされたり、スポーツや作業ができなくなったりするので注意しましょう。 まとめ・筋断裂による後遺症(コンパートメント症候群)とは 筋断裂による後遺症にはどういったものがあるか、また、後遺症を残さないために注意すべきことについて紹介しました。筋断裂がきっかけで後遺症を残さないためには決して無理をしないことが大切です。医療機関で適切な治療を受けるようにしましょう。 近年は、スポーツ医療も進歩し、従来の治療法だけでなく再生医療など高い効果が期待できる治療法もあります。まずは専門医にご相談くださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2023.01.10 -
- 再生治療
- 足底腱膜炎
人口の1割くらいの人がなると言われている足底腱膜炎は、最初は我慢できる程度の症状です。しかし、悪化して重症になり、つらい症状が出てしまうこともあるため、早めの対処が必要です。 ここでは、足底腱膜炎が悪化して重症になるとどのような症状が出るのかについて、また、足底腱膜炎が重症になった場合、どのような治療が検討されるのかについて紹介します。 足底腱膜炎が重症になるとどうなる? 足底腱膜炎が軽度の場合は、 ・長時間立ちっぱなしになると足の裏にしびれや痛みが生じる ・歩行やランニングで足が地面に着く際に痛みが生じる などが、主な症状です。 重症になると、 ・立ちっぱなしや動いている時に生じる痛みが激しくなる ・立ったり動いたりしていなくても痛みが生じる などの症状になります。 また、足の裏に痛みを伴うしこりができることもあります。 足底腱膜炎が重症になった場合はどんな治療をするの? 足底腱膜炎が軽度である場合は、足を休ませる保存療法や、インソールやストレッチなどで痛みをコントロールする理学療法、湿布や内服薬、ステロイド注射といった薬物療法などが行われます。 しかし、こうした方法で痛みが治まらない、改善が見られないというような重症の場合は手術も検討されます。手術では骨と足底腱膜がつながっている部分など、損傷や炎症が起きている部分を切除します。 体外衝撃波疼痛治療で痛みをとる方法がある 足底腱膜炎が重症になった場合の治療法として手術があることを紹介しましたが、手術はできるだけ避けたいと考える人も多いと思います。また、身体への負担を考慮して高齢者など手術を見送る場合もあります。 以前は重症になった場合は手術しか選択肢がありませんでしたが、近年ではスポーツ医療の進歩によって、手術よりも負担がはるかに少ない治療装置による治療もおこなわれるようになりました。 その装置は体外衝撃波疼痛治療装置と言われるもので、痛みを感知する神経に衝撃波をあてることで痛みが緩和したり、血流が良くなって損傷部分の組織が修復されたりするという治療法です。 再生医療で治療できる可能性も!? 近年は自分の細胞を用いて損傷した部分の再生・修復を図る「再生医療」にも注目が集まっています。再生医療もアレルギーなどの副作用が少なく、治療期間が短くて済む負担が少ない治療法です。 まとめ 足底腱膜炎が重症になるとどのような症状が出るか、また、重症になった場合の治療法について紹介しました。当記事で紹介したように、現在ではスポーツ医療の進歩により、重症になっても手術以外の治療で痛みの緩和や治癒を目指す方法を選択できるようになりました。 とはいっても、足底腱膜炎は重症になる前に予防することが大切です。 足の裏や踵が痛いという場合や、つっぱりを感じるという場合は無理をせずに安静にすることが大切です。また、早めに医療機関を受診することをおすすめします。 こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2023.09.27 -
- ゴルフ肘
- 肘
TFCC損傷はゴルフをやっている人に多いって本当? ゴルフが趣味で、暇さえあればゴルフの練習をしたり、ゴルフ場へ行ったり、ゴルフに夢中という方は多くおられると思います。 しかし、そんなゴルファーに気を付けて欲しいのが、TFCC損傷という手の病気です。TFCCとは、三角線維軟骨複合体といい、手首の小指の方にある靱帯と軟骨の複合組織です。 今回は、どのような動作をすることでTFCC損傷になるのか、ゴルファーがTFCC損傷を避けて楽しくゴルフを続けていくためには、どのような点に注意したらいいのかについて紹介しましょう。 TFCC損傷はゴルフなどのスポーツをやっている人に多く発症する 手首の外側にあるTFCCの損傷はゴルフを始めスポーツをやっている人に多くみられます。 ゴルフでは、スイングをしたときに手首を捻る動作をすることが多くなります。その動作がTFCC(三角線維軟骨複合体)といわれる部位に大きな負担がかかるため、損傷を起こすことがあるのです。 TFCC損傷は、ゴルフの他にもテニスやバトミントンなどでスピンをかけようとしたときや、野球でキャッチャーが捕球したときなどに、TFCCに大きな負担がかかって損傷することがあります。 ゴルフでTFCC損傷にならないために ゴルフでTFCC損傷にならないようにするためには、普段からウォーミングアップやクールダウンをしっかりすることが大切です。 プロのゴルファーの場合は、練習や試合による使い過ぎ(オーバーユース)が主な原因になりますが、一般の人の場合はウォーミングアップや、クールダウンが十分ではないことが主な原因と考えられます。 想い起こしてほしいのですが、ゴルフは、他の運動と比べても激しく動き回るということがないため、他のスポーツで見られるようなウォーミングアップやクールダウンを、ついつい疎かにしてしまいがちです。 しかし、手首に負担がかかってTFCC損傷を発症してしまうと、ゴルフを楽しめなくなってしまいますから、ウォーミングアップやクールダウンといった準備やアフターケアをしっかり行いましょう。 また、何より身体に負担が掛からない正しいスイングを心がけることも、手首の関節への負担を軽減させるために大切です。 ゴルフの上達にもつながることですから、しっかりとスイングチェックもしましょう! TFCC損傷は、スポーツ以外でも発症します TFCC損傷は、ゴルフをはじめ、テニスやバトミントン、野球などスポーツをしている人がなりやすいと紹介しましたが、実は、TFCCになるのはスポーツをしている人だけではありません。 例えば、自動車でハンドルを握ったまま衝突事故に遭ってしまったり、歩行中や自転車走行中に転倒してしまったりしたときにTFCC損傷になってしまうこともあります。 また、重い鍋やプライパンを日常的に扱う料理人、赤ちゃんを毎日、長時間抱っこする、介護などで抱き上げ等、手首に負荷がかかることを繰り返すなどでも、TFCC損傷を発症することがあります。 まとめ・ TFCC損傷はゴルフをやっている人に多いって本当? TFCC損傷は、ゴルフを熱心にやっている人がなりやすい病気です。 また、ゴルフだけでなく他のスポーツや、日常生活の仕事で手首に負荷がかかる状態になると発症することもあります。 ゴルフなどのスポーツをする際は、ウォーミングアップやクールダウンをしっかり行って予防をしましょう。 また、手首に痛みが生じてしまった場合は、なるべく安静にし、痛みが引かない場合は医療機関で診てもらうようにしてくださいね。 症状が悪化して手術が必要となった場合、一般的な手術の他にも近年では再生医療という治療法があります。 TFCC損傷で悩んでいる人は再生医療の情報についてもチェックしてみることをおすすめします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2024.02.27 -
- 再生治療
- 変形性股関節症
- 股関節
変形性股関節症を発症し、やむなく介護職を辞めないための治療法と予防について 介護職は、体を使う仕事のため関節などに負荷がかかりすぎることが原因で体のどこかに痛みを抱えている人が多いです。たとえば、変形性股関節症は股の痛みを伴います。 股関節に痛みがあると介護の仕事に支障をきたすこともありますし、重症化すれば働けなくなり、仕事を辞めてしまうことにもなりかねません。今回は、介護職に就かれている方が発症することもある「変形性股関節症」について、その原因や治療法を紹介し予防に努めて頂きたいと考えます。 変形性股関節症とは? 股関節は、わたしたちの体の中で最大の関節で、体を支えるだけでなく、体を動かすことにも重要な役割を果たしています。その股関節に痛みが出てくる変形性股関節の原因や症状を紹介します。 変形性股関節症の原因 日本人の変形性股関節症の原因は、股関節の形成不全が多数を占めています。これは乳幼児の時の股関節の脱臼の後遺症や、生まれつきの形成不全です。股関節の脱臼や大腿骨頚部骨折といったケガ、関節リウマチも変形性股関節症のリスクを高めます。 また、加齢による軟骨のすり減りによって発症することもあります。 介護職に変形性股関節症が起こる理由 変形性股関節症のリスクは介護の仕事にも多く潜んでいます。日常的に長時間立ちっぱなしで仕事をしたり、しゃがんだり、中腰での作業が多かったり、何より利用者の体を移動したり、支えたりする仕事は、思った以上に股関節への負荷が大きくなり軟骨がすり減るリスクが高くなります。 変形性股関節症の症状 初期の症状は立ち上がる時や動き始める時に起こる、足の付け根の痛みです。おしりや太ももに痛みが出ることもあります。進行するとしゃがむことが困難になったり、前かがみができなくなったりと日常生活に支障が出ます。 長時間立っているのがつらくなる場合もあるでしょう。 変形性股関節症の診断 ・変形性股関節症はレントゲンで進行度合いを確認することができます。 ・常な股関節症は骨盤と大腿骨の間に隙間がみられます。 ・大腿骨の関節部分は丸い形をしており、その上部は骨盤に覆われています。 ・しかし、股関節に形成不全がみられる方は、骨盤に覆われている面積が狭くなっています。 ・また変形が進行してくると、骨盤と大腿骨の隙間が狭くなったり、軟骨下骨が硬くなります。 ・さらに症状が進行すると、関節の周囲にトゲのような骨組織ができたり、骨嚢胞(こつのうほう)とよばれる骨の空洞ができることがあります。 介護職が悩む変形性股関節症の治療 もしも介護職が変形性股関節症になったらどのような治療があるのでしょうか。 薬物療法 痛みがあると仕事だけでなく日常生活にも支障が出てしまいます。そのため痛み止めで疼痛コントロールを行います。 運動療法 股関節は骨盤と大腿骨で構成されるので、その周りの筋肉を鍛えて力をつけることで股関節の変形をとどめることができます。ここでは簡単な筋力トレーニングの方法を紹介します。 股関節周りの筋肉は、足を動かすことでトレーニングすることができます。立った状態で行う場合は、足を前に出す、横に開いていく、後ろに上げる、この3つを試してみましょう。足を前に出すときは、膝を曲げて行ってもよいですが、膝を伸ばして行うとより強い負荷で運動できます。 これら3つの運動を、痛みの出ない範囲でゆっくりと行います。トレーニングをする際は、バランスを崩して転倒したり、足を動かした際に上半身が前後左右に動かないよう、手すりなどにつかまりながら行うようにしましょう。 手術 痛み止めや運動療法で疼痛コントロールが難しいほど進行した場合、手術という選択肢があります。初期の段階では骨の一部を切って骨同士がぶつからないようにします。 変形が進んでいる場合は人工股関節置換術という方法もあります。 朗報!変形性股関節症も再生医療なら辞めないで働き続けられる 痛みを我慢しながら介護職を続けるのは大変なことです。手術となると入院のため仕事を休まなければなりません。また手術の後どれくらいで復帰できるかも気になるでしょう。 介護の職場では人手不足のところが多く、休暇を取りにくい人もいるかもしれません。そこでご紹介したいのが、再生医療という方法です。再生医療では、患者さん自身の脂肪から採取した幹細胞を股関節に注入し、傷ついた軟骨を修復するという治療法を行います。 自身の血液から採取した多血小板血漿を股関節に注射し、傷ついた組織を修復させる方法もあります。手術の場合、長期休暇が必要になり、介護職の人には負担でした。 しかし再生医療は入院のために仕事を休む必要はなく、自身の細胞や血液を使うので副作用の心配もありません。新たな治療の選択肢として可能性が広がっているのです。 https://youtu.be/a6NGuEDLKgQ?si=7cU06xSVyMl9jCHP ・再生医療は、入院の必要がありません ・再生医療は、日帰りで治療できます ・再生医療は、手術不要です まとめ・変形性股関節症を発症し、やむなく介護職を辞めないための治療法と予防について 体を使うことの多い介護職が変形性股関節症になると、仕事自体がリスクになりますし、働けなくなって、辞めるという選択肢を取られる方もいらっしゃいます。何より、日常生活そのものにも支障をきたすこともあります。 そして近年、変形性股関節症の新たな治療として再生医療が注目されていることをお伝えしました。痛みが強くて、つらいけれど手術するほど休みがとれない、手術は避けたい、少しでも安心な治療法で根本的な治療を望みたいというのであれば、再生医療を検討してみる価値があるでしょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 当院の再生治療 自己細胞由来幹細胞治療 PRP治療 股関節の痛みについて
最終更新日:2024.03.29 -
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膝の痛み!介護職の職業柄多い変形性膝関節症とは 介護職はやりがいのある仕事ですが、体を使う仕事が多いため、さまざまなところに痛みが出るリスクがあります。例えば、介護職が抱える問題のひとつである膝の痛み、変形性膝関節症に悩む人も多いのではないでしょうか。 今回は膝の痛みを引き起こす変形性膝関節症について詳しく解説します。 介護職に多い変形性膝関節症とは? 介護の仕事は、膝の痛みを生じるリスクが高いです。そして、介護職の膝の痛みの原因として多いのが変形性膝関節症です。 介護職に変形性膝関節症が多い理由 膝関節は大腿骨と腓骨、膝蓋骨という骨でできており、軟骨がクッションの役割を果たしています。軟骨が膝の負荷の軽減や関節の滑らかな動きに役立っているのです。 しかし加齢や肥満、過度の負荷によって軟骨がすり減ると膝への負荷が大きくなり痛みが生じます。軟骨がすり減るために骨同士がぶつかるようになり、膝関節の変形につながります。 介護職は利用者の体を抱えたり、中腰の姿勢になったりと膝への負担の大きい仕事をしています。仕事中に膝の曲げ伸ばしをすることも多く、膝関節への過度な負荷から若くても変形性膝関節症になるリスクがあるのです。 変形性膝関節症の症状 初期の段階では、歩き始めや立ち上がる時など動き初めに痛みが生じます。痛みが軽い場合もあり、膝を動かさなければ痛みがないので症状を見逃すこともあります。 進行していくと階段の上り下りで痛みが出たり、膝が腫れたり水が溜まったりします。さらに症状が進むと安静にしていても痛みが出てきてしまいます。 変形性膝関節症の対策としてサポーターを使ってみませんか? 介護職が悩む変形膝関節症の治療法とは 膝の痛みを抱えながら介護の仕事をするのはつらいですよね。そこで、変形性膝関節症の治療法について紹介します。 薬物療法 ・膝の痛みや炎症に対して、痛み止めや湿布薬など薬を使って治療します。 注射 ・膝関節の中にある関節液にはヒアルロン酸が含まれています。 ・ヒアルロン酸の減少によって膝の負荷が大きくなるため、膝にヒアルロン酸を直接注射するという方法があります。 ・膝に水が溜まっている、膝の痛みが強いという場合は、痛み止めを直接膝に注射するステロイド注射という方法もあります。 サポーター ・膝の痛みを抱えながら仕事をする介護職の方はサポーターをする人が多いのではないでしょうか。 ・サポーターは膝をひねらないようにしたり、膝を温めたりする効果があります。包まれている感覚が痛みを和らげる効果も期待できます。 手術 ・痛み止めや注射でコントロールできないほど膝の痛みが強く、日常生活に支障がある場合は手術という選択肢もあります。 ・変形性膝関節症の進行具合や症状によって手術の方法が異なりますが、数日から数週間の入院が必要になるでしょう。 ・かなり進行している場合は人工膝関節置換術という方法もあります。 休養がとれない介護職の方必見!変形性膝関節症の治療に再生医療という選択もある 近年変形性膝関節症の治療に再生医療が注目されています。薬物療法や注射で効果が実感できず、手術はためらうという人への新しい選択肢です。 変形性膝関節症に行われる再生医療には2種類あります。1つ目は自身の脂肪から採取した幹細胞を膝関節に注入するというものです。幹細胞が傷ついた軟骨を修復することで痛みや炎症を抑える効果があります。 2つ目は自身の血液からとれる多血小板血漿を膝関節に注射するというものです。血小板は止血作用があることで知られていますが、血小板が放出する成長因子が膝関節の傷ついた組織を修復し痛みを軽減させます。 まとめ・膝の痛み!介護職が多い変形性膝関節症とは 介護職は膝への負荷が大きく、膝の痛みの原因として多いのが変形性膝関節症です。痛み止めの内服や湿布薬で対処する人も多いですが、症状が進行すると安静にしていても強い痛みが生じ介護の仕事が困難になります。 そんな変形性膝関節症の新たな治療法として、再生医療が注目されています。つらい痛みに悩んでいる、薬やサポーターなどでの対処が難しいという方は、再生医療による治療も選択肢の1つとしてみてはいかがでしょうか。 再生医療は、一般的な病院やクリニックで受けることはできません。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療専門院です。治療に関する疑問やお聞きになりたいことがあればお気軽にお問い合わせ下さい。 以上、膝の痛み!介護職が多い変形性膝関節症とはについて記させて頂きました。参考にしていただければ幸いです。 監修:リペアセルクリニック 大阪院
最終更新日:2023.09.05 -
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舌下免疫療法で子供の辛いアレルギーを改善する方法 スギ花粉やダニなどによるアレルギーによって、目のかゆみや鼻づまりなど苦しい症状でつらい思いをしている子供がたくさんいます。子供のアレルギーは早く治してあげたいですが、薬を使い続けるのには抵抗がある方もいらっしゃることでしょう。 近年、子供のアレルギーを治療する方法として、免疫療法に注目が集まっています。具体的に、どのような治療法なのか、解説します。 子供のアレルギーに効果が期待できる!?舌下免疫療法とは 子供のアレルギー症状の軽減や根治が期待できる免疫療法の1つに「舌下免疫療法」があります。 内服薬を舌下に投与し、原因物質に少しずつ慣らしていく方法です。舌下や口腔内粘膜にいる免疫細胞が働いて免疫寛容が起き、アレルギー症状が出にくくなります。 免疫寛容とは、入ってきたものを攻撃せずに、受け入れることです。スギ花粉などを特異物質と見なさないようにしていくのですね。 この舌下免疫療法は、スギ花粉症だけでなく、花粉アレルギー発症予防や喘息発症予防の効果も期待できると言われています。 舌下免疫療法は5歳から受けられる 花粉やダニアレルギー免疫療法は、5歳から受けることができます。スギ花粉症の治療においては、スギ花粉飛散期の1月~5月に始めることができないので注意が必要です。 また、この治療はすぐに効果が表れるものではありません。効果を見るためには1~2年毎日内服を続ける必要があります。 舌下免疫療法の副作用 全身性のアレルギー反応が少なく、安全性が高い治療法と言えますが、以下のような副反応がおこることもあります。 ・口の中の腫れや口内炎 ・のどのかゆみ ・くしゃみや鼻水などの鼻炎症状など 皮下注射による免疫療法もある! 花粉から抽出した抗原エキスを薄めて注射する免疫療法です。 症状が出ないほどにまで薄めたものから始め、徐々にエキスを濃くしていくことによって体を慣らしていく方法です。最初は週に1~2回の通院が必要ですが、濃いエキスが注射できるまでになると月1回程度の通院になります。こちらも効果が出ているかどうかを見るには1~2年必要です。 その他、アレルギー症状が重症な方には、「皮内免疫療法」というものがあります。スギ花粉飛散時期でも始められることや、ヒノキや猫の毛などにも加えて行うことができること、効果が早く見られるなどのメリットがあります。 免疫細胞療法によってアレルギーを予防する方法も注目されている NK細胞免疫療法やCAT細胞免疫療法を用いた免疫細胞療法により、私たちの体に備わっている免疫システムの強化を図り、免疫力をアップすることができます。 患者さん自身の血液から採取する成分を使用するため、副作用などの危険が少なく、安全に行うことができるというメリットがあります。この免疫細胞療法により、免疫力を高め、アレルギーの予防効果が期待できるのです。 まとめ・舌下免疫療法で子供の辛いアレルギーを改善する方法 子供のアレルギーは、免疫療法で症状を改善する効果が期待できます。もちろん、子供のアレルギーだけでなく、大人のアレルギーに対しても効果は期待できます。 舌下免疫療法、皮下免疫療法ともにすぐに結果が得られるものではありませんし、NK細胞免疫療法やCAT細胞免疫療法を用いた免疫細胞療法は「予防」目的に行われる治療ですが、つらい症状の緩和に役立つのであれば、検討してみる価値があると言えます。 免疫療法に関して詳しく知りたい、またご質問などがあればお気軽にお問合せください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2023.09.21 -
- 手
- 再生治療
TFCC損傷を発症!間違った筋トレで発症する危険性! 体を強くするためや、美容や健康のために筋トレをしている人もたくさんいると思います。筋トレで体を鍛えることは良いことですが、気を付けたいのが筋トレで怪我をしてしまうことがあるということです。 筋トレで無理をしたり、間違った方法で筋トレをしたりすることでTFCC損傷になる人も少なくありません。 今回は、TFCC損傷にならないように、正しく筋トレをすることの大切さについて紹介します。 間違った筋トレのやり方でTFCC損傷になる可能性がある! TFCC損傷と筋トレの関係を知るために、まずは手首の構造や働きについて紹介します。 手首には、前腕の尺骨と橈骨という長い2本の骨と手根骨という小さな骨が8本あります。 この骨と神経、靭帯、腱が複雑に入り組んだ状態になっていて、骨、神経、靭帯、腱の働きによって手のひらを前後左右に動かすことができたり、内側や外側に返したりすることができます。 このような手首の動きを行う際に、手首を安定させたり、衝撃を吸収したりする役割を果たしているのがTFCC(三角線維軟骨複合体)です。 そして、間違った方法で筋トレをしたり、無理をして負荷をかけ過ぎたりすることによって、TFCC損傷になることがあります。 例えば、ダンベルを使って筋トレをする人もたくさんいると思いますが、ダンベルを握る時に中心軸からずれないようにしないと、必要以上に手首の関節に負荷がかかってしまいTFCC損傷につながってしまうことがあります。 このように器具の握り方の他にも手首の角度、重りの重量などを間違えたままトレーニングを続けているとTFCC損傷などの怪我につながってしまいます。 自己流で筋トレをするのではなく、トレーナーなど専門家のアドバイスに従って正しい方法で行うことが大切です。 無理をせずに安静にすることも大切 筋トレをしていて手首に違和感があったり、痛みが生じたりしたときは、筋トレを中断して安静にすることが大切です。 サポーターなどを使用すれば、痛みが緩和され、トレーニングを継続していくことも可能なケースもあるかもしれませんが、無理をするとTFCC損傷など手首の怪我が悪化してしまう可能性があるので、無理をせずに安静にしておきましょう。 まとめ・TFCC損傷を発症!間違った筋トレで発症する危険性!! TFCC損傷にならないようにするために、筋トレをするときは正しいやり方で行うことが大切です。 違和感や痛みがあるときは筋トレを控えるようにしましょう。 特に、筋トレやジム通いなどを始めたばかりの人は、無理をしてしまいがちなので注意してくださいね。 また、手首の違和感や痛みが引かないという場合は、できるだけ早めに医療機関で診てもらうようにしましょう。 TFCC損傷の治療法としては、さまざまな方法がありますが、近年は再生医療という画期的な方法も治療の選択肢にできます。痛みが強く、日常生活に支障が出るという方は、専門のクリニックで相談してみてはいかがでしょうか。 監修;リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2023.09.22 -
- 腰
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腰痛が原因で保育士を辞める?理想と現実、腰痛は早期治療と予防が大切 子供が好きで、無邪気・無垢な子供達と関りが持てる保育士さんを目指され、憧れを手にしたにも関わらず、理想と現実に戸惑われる方が多いと聞きます。実は、子どものお世話はとても重労働です。 毎日のお世話で身体に疲労がたまり、中でも慢性的な腰痛に悩まされている保育士さんがおられます。せっかく憧れの職業に付いたのにと思わないでください。この腰痛が原因で辞めたい、転職を考えている保育士までおられるほど真剣な悩みなのです。 もちろん身体が辛くても子供が好きで、できれば保育士の仕事を諦めたくないという方もおられるでしょう。そこで腰痛がひどい保育士さんは、我慢して仕事をつづけるべきか、辞めて転職すべきか、この対策を探りました! 転職を考えるほど腰痛に悩まされることになった 腰に一番負担をかける姿勢は「中腰」です。保育士さんの場合、子どもと目線を合わせたり、おむつを替えたりする時に中腰の姿勢になりますよね。また、乳幼児は抱っこが必要ですし、動くようになってくると「おんぶ」や「抱っこ」をせがんできて、保育士の周りには子どもがまとわりついてきます。 そして、子どもの予期せぬ行動によって急に腰に痛みを感じたり、日ごろの疲れが筋肉にたまり腰を痛めてしまうケースが後を絶ちません。ただでさえ大変な仕事であるのに、腰痛を抱えたままでは保育士を続けられず、転職を考える方も少なくありません。 保育士さんの腰痛は「ストレス」が原因の場合がある 保育士さんは、子どもの世話によって腰に負担がかかるため腰痛を発症する確率が高いのは確かです。しかし、「ストレス」が原因で腰痛が起こっていることもあるのです。そのため、神経の安定剤や抗うつ剤で症状が改善することがあります。 腰痛の原因になるほどのストレスを感じるのは職場のせいなのか、仕事の特性なのか、そこはその個人でしか分かりませんが、いずれにしろ転職を考えた方がよいと思う保育士さんがいても不思議ではありません。 転職を考えるより腰痛を予防する意識を持とう 子どもの世話は大変ですが、喜びや発見が多い仕事でもあり、腰痛があっても保育士さんを続けたい!と思う方もいらっしゃると思います。しかし、痛みが重症化してしまうと、やはり保育士さんの仕事を続けることが難しいと考えるようになるかもません。 ただ腰痛が原因なら、その対策を普段から意識して取っておくことがお勧めです。例えば朝晩に腰痛体操などを積極的に行うなど予防する意識を持ちましょう。それでも腰痛を発症したら、痛みが軽度のうちに治せれば問題は無くなります。 保育士を続けたい!腰痛を改善する最新の治療法 近年、再生医療による関節の治療に注目が集まっています。再生医療とは、自分の幹細胞や血液中の血小板を取り出し培養、組織などの修復機能が高まった幹細胞や血小板をダメージ部に注入して自然治癒させる方法です。 関節への再生医療は、効果が出るのが早いこと、アレルギーや拒絶反応がなく安全性が高いことから、スポーツ医療で注目を集めています。この再生医療によって腰痛治療をすることができれば、腰痛が出ても安心。転職も考えなくてよくなりそうですね。 まとめ・腰痛が原因で保育士を辞める?理想と現実、腰痛は早期治療と予防が大切 「保育士の仕事が好きだから、腰痛があっても転職したくない」理想と現実のはざまで悩まれる保育士さんも多いことでしょう。腰痛は早期治療が大切です。放置することなく違和感を感じたら医療機関で適切な治療やアドバイスを受けるようにしましょう。 また、そうなる前の予防にも努めるべきです。体操やストレッチを効果的に取り入れてみてください。 痛みが酷い場合は、休む選択肢のありだと思います。まずは、予防する意識が大切!立ちあがり方や、かがみ方などの腰に負担が掛かりにくい方法を知って実践し、腰痛体操なども面倒がらずに取り入れましょう。どうしてもの場合は再生医療もあります。 せっかくの夢を手放さない前向きな気持ちで立ち向かいたいものですね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2023.08.21 -
- 免疫細胞療法
ボディビルを頑張る人は病気にも注意!免疫力が低下する可能性 ボディビルを行っている方は、強い肉体を持っているイメージがありますが、実のところ「風邪などの病気に弱いことに対する注意が必要」です。強靭な肉体を持つアスリートだけに病気に弱いのは想像できませんが、その原因について解説します。 ボディビルで風邪などの病気になりやすい原因とは? ボディビルに取り組むアスリートが風邪などの病気になりやすい原因として第一に考えられるのが「激しいトレーニングをする」ことです。トレーニングや運動は、強い身体を手に入れることで免疫力を高める効果もあるのではないかと思いがちですね。 誤解しないでくださいね。運動で免疫力を高めることは可能です。ただ、免疫力を高めるには「適度な強度の運動」であること「継続的に行うこと」が重要になります。 激し過ぎる運動は、体にとってはストレスとなり、このストレスは免疫力を低下させてしまうのです。ボディビルのトレーニングは、魅せるための体を作ること、理想の肉体作りのためにハードトレーニングをすることになり、これがストレスとなって免疫力を低下させてしまいます。 真剣にボディビルに取り組めば取り組むほど、激しいトレーニングが必要になり「極限に体脂肪率が低い」状態に進むことになり病気に対する抵抗力は低くなっていきます。脂肪はけして悪いものではなく、体温を維持する大切な役割を担っておいます。 体温は、「高いほど免疫力が高まる傾向にある」ため、脂肪が薄くて体温が下がりやすいボディビルは、基本的に免疫力が低くなりやすいのです。実はこれボディビルだけの話ではなく、真剣にスポーツに取り組むアスリートはすべて注意が必要です。 できれば食事の内容や、回数、カロリーなどに気を使いトレーニングと同じぐらい、身体のケアにも心を砕いて欲しいと思います。 ▼限界突破を目指すアスリートに注意してほしいこと ・激しい運動の後は抗体の分泌が減少して、病原体に感染しやすくなる ・過酷な運動を続けていると、免疫反応が抑えられ感染しやすくなる ・運動で分泌されたテストステロンが、免疫力を抑制してしまう ・体を追い込むことで精神的なストレスが生じて、免疫力が低下する ・体脂肪が少ないために体温が低下しやすく、免疫力も落ちやすい ボディビルは、筋肉を大きくするために偏った食事になりがちで免疫力を犠牲にしているのかもしれません。これらはボディビルにかかわらず理想を追い求めるアスリート、運動選手が肉体を鍛えれば鍛えるほど免疫力を低下させてしまうということです。 頑張るアスリートのために免疫力を高める免疫細胞療法!? コントロールや体作りがかせないボディビルをはじめとしたアスリートの体質改善は決して避けて通る事ができない、無視できない問題です。懸命な努力を重ねて、結果が必要な時点で身体の問題で最大のパフォーマンスを実現できないと意味がありません。 そんなボディビルを志すアスリートの免疫力を高めることで病気への抵抗力をアップさせ、風邪などひきにくい体作りを目指すのであれば「免疫細胞療法」という先端治療を検討してみてはいかがでしょうか。 免疫細胞療法は、体内に侵入した病原菌を攻撃する免疫細胞を採血等で取り出し、培養してから体内に戻すことで免疫力を高める治療法です。免疫力を高めることによって風邪だけでなく、アレルギーやさまざまな感染症、がんの予防にも役立ちます。 身体を極限まで鍛えることで結果を求められるアスリートにこそ、オススメします。 まとめ・ボディビルを頑張る人は病気にも注意!免疫力が低下する可能性 ボディビルによって肉体作りを邪魔する病気や、風邪の存在は決して無視できないものですが、その特性上どうしても「風邪など病気になりやすい」ことは否めません。 食事や運動、生活習慣の改善が難しい、また最高のパフォーマンスを発揮したいアスリートに免疫細胞療法による治療法を検討されてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
最終更新日:2024.03.20 -
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TFCC損傷の治し方!原因と症状、湿布や治療法について TFCC損傷とは、手首の小指側にある関節の疾患です。TFCC(三角繊維軟骨複合体)は、橈骨と尺骨といった2つの骨の間を結ぶ靭帯や腱、軟骨などの組織からなり、手首の関節を安定性させるための組織です。 TFCC損傷とは、手首の「三角線維軟骨複合体」という軟部組織が損傷することです。症状としては小指側の手首を曲げたり、抑えると痛みが発症します。 原因の多くは、手首を酷使し続けたり、大きな衝撃を受けた場合に起こりますが、加齢により損傷することもあります。この場合は無症状ということもあります。 このTFCC(三角線維軟骨複合体)といわれる部位は、手首を動かす際に衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしています。 この部位が損傷するとクッションとしての役割を果たすことができなくなり、手関節を動かすたびに痛みが生じるようになります。 TFCC損傷の原因 大きく二つ、組織に損傷が生じたことで発症することがあります。 原因 ・急性外傷: 事故や転倒、スポーツのケガなど ・慢性的負担: 手首の過度な使用や負担、常に手首を使う動作が続き損傷が蓄積された場合 TFCC損傷の症状 症状としては普段、安静時に痛みは無いものですが腕を捻ったり、手首の関節を小指側に曲げた場合に、手の小指側の関節に痛みが出ます。 症状例 ・手首の痛み ・手首の腫れ ・手首の運動制限 ・手首がカクカクするような感じ ・手首を曲げたり、ねじったりした際に痛む 例えば、日常生活でドアノブを捻ったり、料理で鍋を持ち上げたり、包丁を使うなど、手首を使うような場合に傷んだり、またラケットやバットなどを使うスポーツなどの競技では鋭い痛みが出がちとなります。 TCFF損傷が起こりやすい場面 ・スポーツ等 野球のバッティング、ゴルフのスイング、テニスやバトミントンといったラケット競技、スキー、スノーボードなどでの転倒時、その他スポーツ競技全般 ・日常生活での転倒 転倒その他、勢いよく手を着くと、起こりがち このように日常生活や、スポーツなどの運動を通して手首を酷使したり、転倒したときに勢いよく手をついた結果、その手首に痛みが生じることがあります。 このような場面で痛みが走ったとき、あなたならどうしますか? 大きな痛みがでるような重症でない場合、多くの方は対処法として「この程度・・・」とか、「湿布を貼って様子を見よう」と思われがちではないでしょうか。しかし、その手首の痛み、「TFCC損傷」かもしれません。 では、もし仮にTFCC損傷を発症していた場合、湿布さえ貼っておけば大丈夫、自然に治ると思いますか? 今回は、そのTFCC損傷について、治療は「湿布だけでも有効なのか、有効ではないのか」「自然に治るものなのか」ということについて解説し、併せて湿布以外の対処方法についてご紹介させていただきましょう。 TFCC損傷の治療!痛みに効果的な湿布は、治療期間を長引かせることもある TFCC損傷の治療について、患部が炎症を起こしている場合、特に発症した初期の段階などは、湿布を貼ることでその炎症を抑えることができ、痛みといった症状を緩和させる効果は期待することができます。 ただし、湿布を貼るのは、急場の対応としては有効ですが根本的な解決にはなりません。 逆に考えると、湿布を貼ることによって「症状が緩和する」ために、「治療期間を長引かせる危険性」があります。なぜなら湿布で痛みが和らぐことで安心し、完治しないまま放置することになるからです。 湿布で痛みを和らげることはできても、それで損傷した部分が治るわけではなく、湿布ではTFCC損傷の根本的な解決にはなりません。 外傷が無いため、つい自己判断で「この程度なら・・・」「たいしたことはない・・・」と自己判断しがちになります。 湿布の問題 ・湿布で症状が緩和します ○ ・症状が緩和することで放置しかねない ✕ ・安心し、放置、治療期間が長引く可能性 ✕ ※湿布で痛みは和らぐがTFCC損傷の根本的な解決にはならない可能性 TFCC損傷による痛みは、原因がある程度わかるはずです。日常生活やスポーツなど原因となるものの結果として手首の痛みや違和感などの症状が起こった場合は、整形外科など専門医による診断をお受けになられることをお薦めします。 診断にはレントゲンを用いる場合が多いのですがMRIを用いる方法が一番精度が高いと思われます。 TFCC損傷の治療方法 TFCC損傷になってしまった場合の対処法として、痛みを和らげるには湿布ですが、それ以外でおすすめしたいのは、「手首を固定する」ことです。手首を固定し、関節の動きを制限することで、TFCCの安静となり、負担を軽減することが可能になるからです。 損傷した部分を安静に保つことが非常に大切です。実際、整形外科など診察を受け、TFCC損傷とされた場合、保存療法としてサポーターや、ギプス、テーピングなどの装具を用いて手首を固定し、安静を指導されるケースが多々あります。 中でもサポーターや、テーピングは、ドラッグストアや薬局で簡単に購入することが可能なため、整形外科で治療を受けることなく、自ら購入して使用する方もおられるかもしれません。 ただし、間違った方法で使用すると、うまく固定ができず、逆に悪化させる可能性があるので注が必要です。何度も申しますが、まずは医療機関にて検査をお受けになって医師などの専門家にアドバイスを受けた上で使用されることをおすすめします。 TFCC損傷は、手首へのレントゲン、MRIなどの画像診断を通じて診断され、治療は損傷の程度により異なりますが、以下のような方法が一般的に使用されます ・症状が軽度なら安静にして物理療法やサポーターやテーピングを使用し、回復を促します。 ・薬物療法が処方されることがあります。 ・注射療法が考慮されることがあります。 ・症状が重度な場合、手術が必要となることがあります。 TFCC患部をサポーターや、テーピングで固定する ・医療機関で指示を受けて行うこと ・間違った固定は、悪化の原因にもなりがちなので注意が必要 TFCC損傷のセルフケア 湿布やサポーター、テーピングなど以外にできるセルフケアもご紹介します。 TFCC損傷は、スポーツや仕事、家事などで手首を酷使していることが主な原因となるので、TFCC損傷になった場合は手首の関節だけではなく、肘や肩周辺も酷使しているケースが多く見られます。 肘や肩を酷使して筋肉が硬くなってしまうと、腕を動かしたときに手首の関節に負担がかかりやすくなります。そこで、TFCC損傷のセルフケアとしてお勧めしたいのが、肘や肩の筋肉をほぐすことです。 肘や肩付近の皮膚を軽くつまんでみて皮膚が硬くなっている部分があったら、そのあたりの筋肉をマッサージやストレッチなどでほぐしていきましょう。 ついつい、痛みがあったり、損傷した患部に意識が行きがちですが、その周りの筋肉のケアなども行いましょう。 手首に負担をかけないよう、腕、肘、肩などをマッサージなどで、ほぐしましょう。 まとめ・TFCC損傷の治し方!原因と症状、湿布や治療法について 今回は、TFCC損傷の治し方!手首への湿布の有効性についてと治療法について紹介しました。 大切なことは、自分でもできる対処法もありますが、痛みがひどい場合や、セルフケアで改善しない場合は、そのままにしておかずに医療機関で診てもらうことをおすすめします。 湿布は患部の炎症を抑える効果はあるものの、痛んだ患部を根本的に治すことはできません。そればかりか症状が重い場合は、手術という選択を迫られることもあります。 TFCC損傷に対する手術は多くの場合、関節鏡を使った方法で行います。術後、約4週間程ギブスで患部を固定し、その後も3-4か月は手首に強い負担をかけることのないよう指導されます。 ただ、このように手術をしたとしても1度で改善しないことがあります。ひどい場合は2度、あるいは3度と手術を重ねなければならない可能性もあります。軽く見ていると治療が長期にわたる可能性もあり、くれぐれも自己判断で無理をされないよう注意ください。 最近は、TFCC損傷の治療として再生医療も話題になっています。特にスポーツ選手など、選手生命にかかわる場合で手術以外の選択肢として有効です。 再生医療は、手術を避け、入院もせずに治療が可能です。再生医療は、最新医療なので通常の整形外科などで治療を受けることができません。詳しくは当院のような専門医のいるクリニックにご相談ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼ スポーツ外傷に対する再生医療 再生医療は、スポーツ選手のパフォーマンス、選手生命を維持する治療を推進できます ▼「TFCC損傷について、テーピングでの治療や予防を解説」
最終更新日:2024.02.19 -
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膝の痛み!介護士の関節の痛みに再生医療を検討してみては? 介護士は、利用者の生活を支える、とてもやりがいがある仕事です。 しかし、体を使う仕事が多いため、膝や腰など関節の痛みを抱えている人も多いですし、膝が痛くても同僚に気を使って、痛みを我慢しながら仕事をしている人もいるのではないでしょうか。 今回は、介護士の膝の痛みを治す方法について解説します。 介護士の膝の痛みを治す方法 膝の痛みを治す方法は原因によってさまざまですが、主に、痛みのある部分に湿布を貼って痛みを和らげたり、サポーターやテーピングで膝関節を固定する方法が用いられます。 介護士は日常的に膝関節を使いますが、サポーターを装着することで膝関節を安定させることができるので、痛みを軽減できます。しかし、サポーターをつけても根本的な治療にはつながりません。 また、膝蓋靭帯炎のように炎症を起こしている場合は、とにかく安静にすることが大切です。靭帯や半月板を損傷したことで生じる膝の痛みを治すには、手術という方法があります。 しかし、手術となると不安になったり、仕事への復帰までの期間を気にする介護士の方も多いでしょう。そこで、最近注目を集めているのが「再生医療」によって膝の痛みを治す方法です。 再生医療は、患者さん自身の細胞を膝関節に注入し、傷ついた軟骨を修復させるという治療法です。手術より短期間での治療が可能なこと、患者さん自身の細胞を使うため副作用が少ないなどのメリットがあります。 膝の痛み!重症化を防ぎましょう 介護士が膝の痛みを治す方法は、ご紹介した手術や再生医療などもありますが、なるべく早く専門医を受診し、適切な治療を開始して重症化を防ぎましょう。 介護士に起こる膝の痛みの原因とは? 介護士は膝を痛めやすい職業のひとつです。 ベッド上の利用者のオムツ交換や体位変換では中腰の姿勢で作業をすることがあります。利用者を抱える、車椅子に移乗する、入浴用のストレッチャーに移乗するなど、膝など関節への負担が大きくかかります。 特に、ベッドから車椅子、車椅子からトイレというような座った状態の利用者の移乗が、膝に大きな負担がかかります。腰を曲げて体を低くしてから、利用者を抱えるように移乗するからです。 このように介護士の仕事の中に膝に痛みが生じるリスクが多く潜んでいます。 膝の痛みを重症化させないようにするには? 痛みがあるときは、まずは、なるべく安静にすることが大切です。サポーターをつける、痛み止めを飲むなどの方法で対処できる場合もありますが、その場合も、専門医の診察を受けてください。 適切なサポーターの使い方をし、適切な痛み止めの使用をすることが大切です。重症化してしまうと、根本的な治療が必要になります。 まとめ・膝の痛み!介護士の関節の痛みに再生医療を検討してみては? 介護士は体を使う仕事であり、膝関節への負荷が大きい職種です。変形性膝関節症などになってしまい、膝の痛みを抱えながら仕事をする人もいますが、つらい痛みは早く改善したいですよね。 近年は、膝の痛みを治す方法として、自身の細胞で傷ついた軟骨を修復する再生医療が注目されています。根本的に膝の痛みを治す治療を受けたい!という場合は、この再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。詳しくは、専門医にご相談くださいね。 以上、膝の痛み!介護士の関節の痛みに再生医療を検討してみては?と題して解説しました。参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2023.09.11 -
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- 腰
腰痛でつらい...腰の痛みに悩む保育士さんに効果的な最新療法とは いつもニコニコしていて、優しく子ども達の面倒を見てくれる保育士さんたちの中には、つらい腰痛で苦しんでいる方も少なくないのではないでしょうか。 保育士の腰痛の原因は、ぎっくり腰のような急性腰痛の場合もありますが、慢性的な腰痛の場合もあります。しかし、腰が痛いからと言って子どもたちの世話を投げ出すわけにはいきませんよね。 今回は、保育士が抱える悩み「腰痛」の原因と効果的な治し方について解説します。 腰痛になりやすいと言われる保育士、その原因と効果的な治療法 保育士にとって、腰痛は職業病とも言える病気の1つです。腰痛になる原因は、 ・子どもとの身長差があるため、かがむ姿勢を取ることが多い ・子どもを抱っこやオムツ交換のために、腰を曲げることが多い ・休憩が取れない などが挙げられます。 保育士は、腰に負担がかかる仕事が多いですよね。そして、気を付けていても腰痛になりがちです。腰に痛みを感じるようになってしまったら、症状が悪化しないように治療する必要があります。 腰痛治療:体操 慢性腰痛に効果的なのは、腰痛体操です。 完全に治す!ということは難しいですが、腰痛の予防にも効果的です。 ・腰椎や下肢のストレッチ ・腹筋や背筋の筋トレ 腰痛治療:病院の受診 慢性腰痛に効果的なのは腰痛体操ですが、それでもよくならない時は専門の医療機関を受診しましょう。病院では、湿布や痛み止めの内服、消炎症鎮痛剤の注射などの治療が行われます。また、電気治療や筋肉の運動などリハビリを行うこともあるでしょう。 コルセットやブロック注射などもありますが、場合によっては手術が選択されることもあります。 慢性腰痛の予防 慢性腰痛の予防において、保育士は特に子どもと接する際の姿勢が大切です。 腰に負担をかけないために、以下のような工夫をしてみてください。 ・おむつを交換する際、かがまなくてよい台を使用する ・散歩に使うベビーカーは、保育士が園児を持ち上げなくてもいいものを使用する しかし、これらのものは保育園や幼稚園の都合で、自分で取り入れることは難しい場合もあります。日ごろの筋肉トレーニングやストレッチ、ストレスをためないことなど、腰痛の予防を心がけましょう。 保育士のつらい腰痛治療に最新医療!「再生医療」の効果に期待 腰痛の治し方としては、薬物療法や腰痛体操が一般的です。しかし、完治することは難しく、再発してしまうこともあります。 腰痛治療の完治を目指して注目されているのが再生医療です。 再生医療は、人間の細胞や血液の修復機能を利用して、ダメージを受けた部分を自然治癒させる方法です。そして、再生医療は現在、膝や股関節、肩の痛みなどの治療に効果が出ており、腰痛治療の選択肢の1つとなることが期待されています。 まとめ・つらい腰の痛みに悩む保育士さんに効果的な最新療法をご紹介します 多くの保育士が悩んでいる腰痛の治し方は「腰痛体操」が効果的です。ただし、無理をしないように行ってください。保育士は子どもと関わる仕事のため、腰痛を発症する確率はどうしても高くなりますが、予防法も取り入れて、腰痛を悪化させないように努めてください。 以上、腰が痛い保育士に効果的な治療方法を解説いたしました。この記事がご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
最終更新日:2023.10.09 -
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- 再生治療
慢性的な手首の痛みや違和感はTFCC損傷の可能性!悪化(進行)する前に受診を! 「最近、手首を動かすと痛いけど、対策をとらずに我慢している」という人はいませんか? 慢性的な手首の痛みは、TFCC損傷の可能性がありますし、TFCC損傷であれば悪化する前に対策をとっていく必要があります。 そこで、ここではTFCC損傷が悪化するとどうなるのか、また、早めに対策することの大切さについて紹介します。 TFCC損傷が悪化するとどうなる? TFCCとは、軟骨や靱帯などから構成される「三角線維軟骨複合体」と言われているもので手首の小指側にあります。この三角線維軟骨複合体が損傷してしまっている状態をTFCC損傷と言います。 TFCCは手首の関節を動かす際に安定させる働きがあるので、TFCC損傷が悪化してしまうと手首を思うように動かすことができなくなったり、動かす際に痛みが生じたりしてしまいます。 例えば、ドアノブを回す、雑巾を絞る、皿洗いをする、テニスやゴルフなどのスイングをするといった動作を行うと痛みが生じます。 日常生活の動作によるTFCC損傷の悪化 ネット社会とも言われている現代では、パソコンやスマートフォンを、毎日、長時間使用しているという人もたくさんいると思います。 そのパソコンやスマートフォンの操作で手首に負担がかかってTFCC損傷を悪化させてしまうケースも少なくありません。 そうならないためにも、パソコンやスマートフォンを使用している時の姿勢に気を配ったり、30分くらいに1度は小休止をとったりして、できるだけ手首に負担がかからないようにしましょう。また、できる限りパソコンやスマートフォンを使用する時間を減らす努力もしましょう。 TFCC損傷が悪化すると治療期間も長くなる 手首に違和感や痛みが生じた場合、そのうち治るかもしれないと思い、医療機関で治療を受けず、とりあえずそのままにして様子を見る人もいるのではないでしょうか。 なかには、よほど症状が悪化しない限りは医療機関で治療を受けないという人もいるかもしれません。 しかし、TFCC損傷が悪化してしまうとそれだけ治療期間も長くなってしまいますし、早めに治療を受けなかったため悪化してしまい、手術を検討しなくてはならないということになってしまう可能性もあります。 手首に違和感や痛みが生じた場合はできるだけ早めに医療機関で診てもらいましょう。 まとめ・慢性的な手首の痛みや違和感はTFCC損傷の可能性!悪化(進行)する前に受診を! 今回は、TFCC損傷が悪化するとどうなるのか、また、悪化しないうちに早めに対策することが大切であることなどを紹介しました。 TFCC損傷を悪化させないためには医療機関で早めに治療を受けることがおすすめです。 医療機関では、テーピングやサポーターを使った保存療法や、ステロイド注射、手術など状況に応じていろいろな治療が行われます。 また、近年では再生医療による治療も注目を集めているので、TFCC損傷で悩んでいる人は専門のクリニックで相談してみるとよいでしょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2024.02.29