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足首の捻挫の放置は後遺症の危険性!早期受診と適切な治療について 足首の捻挫は放っておくと後遺症を残すことがありますから、もし、捻挫を起こしてしまったら早めに受診をして適切な治療を受けましょう。 今回は足首の捻挫の治療についてご紹介します。 足首の捻挫をしたらどのような治療をする? 軽症の場合でも、重症の場合でも、まずはRICE処置を行います。RICE処置はR(Rest):安静、I(Ice):冷却、C(Compression):圧迫、E(Elevation): 挙上のことで、捻挫以外にもさまざまなスポーツ障害の初期の処置に用いられます。 安静といっても歩いてはいけないというわけではありません。足首に負荷をかけないようにして足首を休ませることが大切です。 新たな損傷を起こさないという意味でも安静は必要です。足首の捻挫で歩行が困難になることは稀ですが、痛みがあって歩くのがつらいという場合や、負荷をかけないようにするために松葉杖を使う場合があります。 また、靭帯の損傷が重症で固定が必要ということもあります。その場合はシーネやギプスで1週間ほど固定します。 足首を捻ると、靭帯が伸びて足首を守ろうとします。しかし過度な力が加わると、靭帯や足首の関節を包む関節包が損傷してしまいます。これが足首の捻挫です。 多くの場合靭帯の損傷が見られます。足首の靭帯には前距腓靭帯、後距腓靭帯、踵腓靭帯、脛腓靭帯、二分靭帯があり、中でも外くるぶし側にある前距腓靭帯と踵腓靭帯が、損傷が起こりやすい靭帯です。 どこの靭帯が損傷しているのか、靭帯の損傷はいくつか、部分断裂なのか完全断裂なのかで重症度や治療方法を判断していくことになります。 足首の捻挫の治療期間はどれくらい? 足首の捻挫は軽症であっても1週間程度のRICE処置をすることが多いです。その後状態を見ながらリハビリを行っていきます。 捻挫だからと放っておくと、足首の不安定さや慢性的な痛みなどの後遺症を残すリスクがあるため、もう大丈夫だろうと自己判断で治療やリハビリを中止するのは危険です。 足首の捻挫の治療は重症度にもよりますが、リハビリ期間も含めて3週間から3か月の治療期間を要します。 靭帯の断裂がひどい場合には手術を行うことがあります。断裂した靭帯を縫い合わせるという手術です。内視鏡で行うところも増えているので、小さな傷ですむようになりました。 しかしそれでも治療期間が通常よりも長くなるでしょう。術後の痛みや感染にも注意が必要です。 足首の捻挫に期待される新たな治療法として再生医療が注目されている! これまで足首の捻挫の治療は、RICE処置や手術とリハビリを併せたものが主でした。 しかし、スポーツ医療では、足首の捻挫の治療として再生医療に注目が集まっています。 再生医療は、自身の幹細胞を用いて損傷した足首の靭帯や関節包を修復させるというもので、副作用や治療による後遺症のリスクが低いというメリットがあります。 さらには、治療期間の短縮も期待でき、リハビリと併用して早期のスポーツ復帰を目指すこともできるのです。 まとめ・足首の捻挫の放置は後遺症の危険性!早期受診と適切な治療について 足首の捻挫の治療はまずRICE処置を行い、その後状態に応じてリハビリを行います。治療期間はリハビリを含めて3週間から3か月ですが、靭帯の損傷が重症で手術が必要な場合は治療が長期化することがあります。 そんな足首の捻挫の治療に注目されているのが再生医療です。 自身の幹細胞を用いて靭帯を修復させるため、副作用のリスクを抑えながら治療の短期化が期待できます。リハビリと併用して早期のスポーツ復帰も可能になります。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2023.10.07 -
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肝疾患(脂肪肝と慢性肝炎)で食事で気を付けなければいけないこと 肝疾患になったら食事はどうすればいいのでしょうか?病状を進行させないためには厳しい食事制限が必要なのか心配になりますよね。 今回は、肝疾患を指摘された場合の食事療法について解説します。 肝疾患の食事療法 肝疾患を指摘された場合、絶対に食べてはいけない!という食べ物はありません。しかし、食事の内容に気を付けることは大切です。具体的に、どのように気を付けたらいいのかについてご紹介します。 バランスのとれた食事をとる かつて肝疾患の患者には、高タンパク高カロリーの食事が良いとされてきました。しかし、現在では高カロリー食が原因で脂肪肝になることから、健康的でバランスの良い食事が推奨されています。 ・昼晩の3食を規則正しくとる ・主食を適切な量食べる ・野菜をたくさん食べる ・良質のたんぱく質を適度に食べる ・油の摂りすぎに注意する ・お菓子、果物、ジュースを控える ・お酒は控える 栄養の取り過ぎは肥満や糖尿病の原因になるため、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂って、適正な体重を維持することが大切です。 肝疾患(脂肪肝と慢性肝炎)の人が食事で気を付けること 脂肪肝や慢性肝炎になっても、極端な食事制限は必要ありません。健康な人と同じようにバランスのとれた食事を心がけてください。 ・アルコール性脂肪肝の方はお酒をやめる ・鉄分を取りすぎないようにする ・消化をよくするためによく噛んで食べる ・寝る直前には食べないようにする ・食後すぐにお風呂に入らないようにする このような点に注意してください。鉄分の摂りすぎは、肝臓に負担がかかります。また、朝食や昼食を抜いて、夜にまとめて大量に食べるような食生活は、肝臓のリズムを悪くします。規則正しく食事をして、栄養過剰にならないように注意しましょう。 肝疾患(肝硬変)の人が食事で気を付けること 初期の肝硬変では食事制限は必要ありません。バランスの良い食事を続けてください。 病状が進行したり合併症が現れたりした場合は、それぞれに応じた食事療法が必要です。 むくみがある場合 ・塩分を控える ・医師の指示で水分を制限することがある 肝性脳症がある場合 ・たんぱく質を控える ・医師の指示でBCAA(アミノ酸の一種)を補充することがある 食道静脈瘤がある場合 ・刺激の少ない消化に良いものを選んで食べる エネルギー低栄養状態にある場合は、夜食を摂るように指導されることがあります。医師の指示に従ってください。 まとめ・肝疾患(脂肪肝と慢性肝炎)で食事で気を付けなければいけないこと 肝疾患は放置すると、肝硬変や肝臓がんへと進行する恐れがあるので、早めの対応で、病状の進行を食い止めることが大切です。肝疾患の食事療法は、健康的でバランスの良い食生活を基本とし、肥満を防ぎ、アルコールを控えることが大切です。 肝硬変になると、食事療法が必要になります。 近年、肝疾患の治療法として、自己脂肪由来幹細胞を用いた再生医療に注目が集まっています。再生医療は、一般の治療法とは異なり、肝臓の機能を正常に戻すことを目的とした治療で、高い効果が期待できます。 肝疾患を指摘された場合、治療法の1つとして、再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2022.12.27 -
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足首の捻挫、リハビリの前に行うRICE処置をご存知ですか? 足首の捻挫と、リハビリについて 足首の捻挫は、どのようなスポーツでも起こるリスクがあります。また、スポーツだけでなく日常生活の中でもちょっとした拍子に起こることがあります。 身近なケガとしてよくある足首の捻挫ですが、どのような治療やリハビリを、どのくらいの期間行うのでしょうか? 今回は足首の捻挫のリハビリについて解説します。 足首の捻挫はリハビリの前に、まずはRICE処置! 足首を捻挫してしまったら、まずは応急処置「RICE処置」を行います。この処置をするかしないかによって、予後が大きく変わってきます。処置の方法を覚えておき、必ず行うようにしましょう。 RICE処置は受傷初期から1~2週間行いますが、この期間に痛みや腫れが引いてくることが多いです。その後、状態を見ながらリハビリを開始します。 RICE処置とは R(Rest):安静 受傷した足首の靭帯を休ませ、新たな捻挫を起こさないようにします。安静といっても歩いてはいけないわけではなく、負荷をかけないようにします I(Icing):冷却 捻挫をして炎症を起こしている患部を冷やします C(Compression):圧迫 包帯やテーピングを用いて患部を圧迫します E(Elevation):挙上 炎症による腫れを防いだり、足首にたまった水を心臓に戻したりするために、足の下に枕を置くなどして拳上します。また、足首に水が溜まり、血流が悪くなると、捻挫の治りが悪くなってしまうので、安静の目的も含めて、包帯やテーピングを行うことがほとんどです。靭帯の損傷が重度の場合はギプスやシーネで固定することもあります。 足首の捻挫のリハビリについて解説します! 足首の捻挫は放っておくと後遺症を残すリスクがあり、捻挫を繰り返すことにもなりかねません。そうならないようにするために、またアスリートなどスポーツ復帰の前には、しっかりとリハビリをして完治させる必要があります。 RICE処置でご紹介したギプスやシーネでの固定の場合は、特に足首を動かさないように固定するため、リハビリ開始時には関節が硬くなっています。 関節が硬くなった状態でスポーツを再開すれば、ふんばりが効かず、再発しやすくなるなどの危険があるため、リハビリをして関節を柔らかくする必要があるのです。 リハビリは固定中からできます! 捻挫の原因となるような、足首を捻るような動きは避けることが大切ですが、固定している間でも足の指先は動かすことができます。固定中に指先を動かしておくのもリハビリの一環になります。 また捻挫が軽症の場合、包帯やテーピングを行いますが、無理のない範囲で足首の曲げ伸ばしは可能です。過度な安静は足首がかたくなる原因になるので、様子を見ながら動かすことが必要です。 どんなリハビリをするの? 足首の捻挫のリハビリは、足首の動きをよくすることや筋力強化をメインに行います。足首を内側に捻る動きが捻挫を起こしやすいため、リハビリ中にも注意が必要です。 リハビリはどのくらいの期間が必要? 軽症の場合は1週間ほどのリハビリになりますが、重症になるにつれてリハビリ期間は長くなります。 靭帯が完全断裂している場合は縫合する手術を行うこともあり、術後のリハビリも必要です。 まとめ・足首の捻挫、リハビリの前に行うRICE処置をご存知ですか? 足首の捻挫ではまずRICE処置を行い、その後状態に合わせてリハビリを開始します。捻挫でかたくなった関節の動きをよくし、捻挫の再発を予防するためにもリハビリは大切です。 リハビリは重症度によって期間が異なりますが、手術が必要な場合は長期間になることが多いです。 近年スポーツ医療で期待される再生医療では、幹細胞で損傷した靭帯を修復させるので治療期間を短縮できます。リハビリと併用することで、今までよりも早期のスポーツ復帰を目指すことが可能です。 重症の捻挫を起こしてしまった場合などは、再生医療による治療も検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2023.10.06 -
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肝臓が悪いと、どんな症状が出るのかについて解説します! 肝臓の働きには代謝や解毒、胆汁の生成分解などがあり、体の中の化学工場とも言われていて、とても重要な役割を果たしています。ただ肝臓は、病気の症状が現れにくく、なかなか気づくことができないという特徴があります。 肝臓の病気は進行すると、肝硬変や肝臓がんなど、重篤な病気になってしまう可能性が高いため、早く病気に気づくことが大切です。そこで、肝臓が悪くなると、どんな症状が出るのか知っておきたいものです。 そうすれば万が一そのような症状が出てしまった場合でも、意識して早急に医療機関を受診することができるようになり、早期発見、早期治療といった理想的な状況を得ることが可能になります。 知っておくべき肝臓が悪くなると出る症状 早期発見に向け、肝臓が悪いとどんな症状が出るのか…急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変の症状について解説します。 急性肝炎 急性肝炎の原因は、アルコール、薬物、ウイルス、自己免疫などがあり、主な症状は以下の通りです。 ・倦怠感 ・食欲不振 ・尿の色が濃くなる ・皮膚や白目が黄色くなる 症状は個人差があります。これらで違和感や不安があるときは迷わず医師にご相談ください。軽度の急性肝炎は安静にして食事に気をつけることで、ほとんどの場合、治ってしまいますが、重症の場合は、入院して点滴治療を行うことがあります。 慢性肝炎 6ヶ月以上肝炎が治らない場合は、慢性肝炎と診断されます。原因の約70%は、「C型肝炎」といわれるもので、残りがB型肝炎や原因不明で起こる肝炎になります。ただ自覚症状が少なく、気が付かない場合もあるため、以下のような症状があったり、感じたらご注意が必要です。医療機関での早めの受診をおすすめします。 慢性肝炎の主な症状は以下の通りです。 ・倦怠感 ・皮膚のかゆみ ・発熱や頭痛 ・吐き気 ・食欲不振 ・尿が濃い茶色になる 慢性肝炎を放置すると肝硬変や肝臓がんなどの重い肝臓疾患になることが可能性があるため、注意が必要です。 しかし、適切な治療を行えば病気の進行を止めることが可能です。尚、「慢性化したB型肝炎」と「C型肝炎」は自然治癒が難しい病気です。早めに受診され、専門医にご相談ください。 肝硬変 慢性肝炎が長期化すると、肝臓の組織が線維化し硬くなり、肝硬変になります。肝硬変になると元の状態に戻すことは難しくなるため、こちらも早めの発見と治療が大切です。肝硬変の主な症状は以下の通りです。 ・足がむくむ ・腹水がたまる ・黄疸が出る ・腹部静脈が盛り上がる ・意識障害が起こる 初期の肝硬変は、ほとんど症状がありません。早く病気を発見するためには定期的に検診を受けましょう。検診で異常を指摘されたら、症状がなくても病院を受診してください。 まとめ/肝臓が悪いと、どんな症状が出るのかについて解説します! 肝臓は沈黙の臓器と言われ、悪くなっても症状が自覚しにくく発見が遅れがちになります。そのため、どんな症状が出るのか事前に知っておくことは非常に大切です。そこで急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変の主な症状について解説しました。 これらの症状があったり、違和感を感じられたら、間違っていても良いので、まずは早めの受診をお薦めします。肝臓疾患は、症状が無いからといって油断できない病気です。 早期発見、早期治療が大切。また予防としては毎年の健康診断の結果に注意し、症状に心当たりがあれば積極的に医療機関にて検査を受けられることを強くお勧めします。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2024.04.08 -
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ご注意!足首の捻挫は、しっかり治しきらないと後遺症になる可能性があります! どのようなスポーツでもケガは起こりうるものです。注意しているつもりでも、つい夢中になってしまうことがあるものです。 中でも足首の捻挫は、さまざまなスポーツで起こるリスクがあり、スポーツ医療でも多く取り扱われています。 中でも足首の捻挫は、受診し適切な治療を受けなければ、治りが遅くなるだけでなく後遺症を残すことがあります。捻挫というと、つい簡単に考えて「様子を見ようと」放置することが多くあります。あなたもそんな覚えはないでしょうか? 今回は、そんな足首の捻挫の後遺症について解説します。 足首の捻挫で後遺症が残るのはなぜ? 足首の関節は、前距腓靭帯、後距腓靭帯、踵腓靭帯、脛腓靭帯、二分靭帯が支えています。 中でも外くるぶし側にある前距腓靭帯と踵腓靭帯が、損傷が起こりやすい靭帯です。 捻挫は足首をひねったときに起こるケガですが、捻った時に足首を守ろうと靭帯が伸びます。しかし、守れないほどの力がかかったときに靭帯や関節包が損傷してしまうのです。捻挫で後遺症が残るのは、この靭帯の損傷が影響します。 足首を捻挫した場合の症状 足首の捻挫を起こすと痛みがありますが、よほど重度な損傷でなければ歩行が困難になることはありません。歩行が困難であれば、脱臼や骨折を疑います。 靭帯を損傷してしまうと、炎症や出血が起こることがあります。また、痛み以外にも、足首の腫れや内出血が見られることがあります。 捻挫した足首の治療期間で治るのか 足首を捻挫してしまったときには、まず、安静が必要になります。歩いてはいけないわけではなく、負荷をかけないようにします。 その後は靭帯の損傷部位や程度の状態によって治療やリハビリを行いますが、治癒までにかかる期間は「3週間から3か月ほど」です。 この期間は、スポーツをする人にとっては長く感じるでしょう。 しかし、捻挫が治っていない状態で無理をすると、捻挫が再発するだけでなく後遺症を残すことがあります。 足首の捻挫の後遺症とはどんな症状? 足首の捻挫によって起こる後遺症は、以下のようなものです。 足首の不安定さ 後遺症の中でも多いのが足首の不安定さです。靭帯の損傷が重度の場合、足首の関節がぐらぐらすることがあるのです。 足首の不安定さとは、要はふんばりがきかない状態で転びやすくなったり、捻挫を繰り返すことにもつながります。 痛みが残る 捻挫をしてすぐの時期には足首に痛みが生じるでしょう。早い人では1週間程度で痛みが落ち着いてきますが、後遺症として慢性的に痛みがある場合もあるのです。 3~4週間経過しても痛みがある場合は、骨や軟骨などにも異常が生じている可能性もあります。早めに医師に相談してください。 足首がかたくなる 後遺症として足首がかたくなることがあります。捻挫をして靭帯や関節包が損傷した後、修復する過程でどうしても損傷した組織がかたくなってしまうのです。 足首がかたくなるとスポーツをするときに何らかの支障があるでしょう。 安静も重要ですが、初期の治療段階を超えたら、医師やリハビリスタッフのような専門家の指示に従って足首を動かすようにする必要があります。 重症の場合はシーネやギプスで固定するため、足首がかたくなることがあります。しかしその後にリハビリをしていけば、後遺症として足首がかたくなるのを防ぐことができるでしょう。 捻挫の再発(捻挫が癖になる) 捻挫が治りきっていない段階で無理をすると、再度捻挫を起こしやすくなります。「捻挫がクセになる」といわれることもあるのは治りきっていない、まだ弱っているのに無理をすることで弱った部分を再度痛めてしまうのです。しっかり、治せば何度も同じ部分が、例えると癖になることはありません。 後遺症を残さないために!足首の捻挫に新たな治療法 足首の捻挫は治療期間が長いうえに、後遺症というリスクもあり、後遺症があると日常生活やスポーツにおいて支障が出てくることもあるでしょう。 スポーツ医療では、近年足首の捻挫の治療として再生医療が注目されています。再生医療は自分の幹細胞を用いて傷ついた靭帯や組織を修復させる治療で、自分の細胞を使うため副作用のリスクが少なくて済みます。 また、捻挫の治療期間を短縮させる方法としても期待されています。 まとめ・ご注意!足首の捻挫は、しっかり治しきらないと後遺症になる可能性があります! 足首の捻挫では靭帯や関節包の損傷がみられます。損傷が大きい場合や、捻挫を放っておいた場合、後遺症を残すことがありますから、早期に専門医の治療を受け、リハビリを行いましょう。 後遺症が残るとスポーツをするときに何らかの支障があるでしょう。手術をするとなれば治療期間が長くなります。 そんな足首の捻挫の治療を短縮させ、後遺症を残さない治療に再生医療が期待されています。興味がある方は当院までお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2023.10.09 -
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サプリの取り過ぎは肝臓にダメージ?知らないうちに肝臓疾患を招く! 美容や健康のためにサプリを飲んだことがある人は多いと思います。 お酒を飲むときにアルコールの代謝を良くする為や、体のために飲んでいる薬やサプリメントが、実は肝臓疾患の原因になっているかもしれません。気付かないまま薬を飲み続けていると、肝臓に重大なダメージを与える可能性があります。 ごはんを食べ過ぎたり、コーヒーを大量に飲んだりすれば、胃はもう満腹だとか、ムカムカするとか、痛いとか表現してくれます。しかし、肝臓はなかなか症状を表に出してくれません。 「沈黙の臓器」と言われている肝臓には、体に入ってきたアルコールや薬物を解毒・分解する役割がありますが、サプリや薬を飲み過ぎたとしても、余程のことがない限りは黙って自分の仕事をするだけです。 そして、有毒物質が体に大量に入ってくると、肝臓の負担が増え、肝機能の低下や肝臓疾患を招きます。市販の風邪薬やサプリメントも肝臓疾患の原因になるので注意が必要です。 今回は、薬の飲み過ぎが肝臓疾患につながる理由や、肝臓疾患を招く薬とその症状、そして、肝臓疾患を防ぐ正しい薬の飲み方について解説します。 肝臓とサプリの関係とは?サプリで肝臓は再生する? 肝臓は再生機能に優れた臓器ですが、結論から言うと、肝臓の再生が促進されるようなサプリはありません。むしろ過剰摂取は肝臓に悪影響を与えることもあるので注意は必要です。 身体に良いといわれるサプリは世の中にたくさんあります。アルコールの分解を助ける、疲れを解消する、健康増進、美容に良い、代謝を良くするといった説明を読んだり、聞いたりしてサプリを飲んだ経験のある人もいるのではないでしょうか。 そもそも肝臓には大きく分けて次のような機能があります。 ・代謝 ・解毒分解 ・胆汁の生成 ・免疫 私たちが口にした食べ物は胃や腸が消化・吸収し、残ったエネルギーは肝臓に貯留されます。薬物やアルコールのような有害物質は肝臓で解毒されて体外に排出されます。 実は、これらの機能には「サプリの摂取」も関わります。 サプリは食べ物だけでは摂ることができない栄養を摂取したり、足りない栄養を補うのに使われます。これらは肝臓で代謝されるため、サプリの過剰摂取は肝臓に影響を及ぼします。 肝臓に良いといわれるサプリが逆効果になることも!? サプリは薬剤と同じく肝臓で解毒、分解されますが、これが過剰になれば「肝臓の負担が大きく」なります。薬剤によって起こる肝臓の病気に薬剤性肝障害というものがありますが、健康食品などサプリの取り過ぎで引き起こされた事例もあります。 その意味ではアルコールの分解を助けるサプリを飲めば、アルコールをたくさん飲んでも大丈夫というわけではないことが分かります。サプリを飲んだからと過信して過剰飲酒をすれば、もちろんのこと、肝臓に負担をかけることになってしまうのです。 また、すでに肝炎や脂肪肝のような肝臓の病気がある人もサプリには気を付けてください。炎症が起きている状態や脂肪が蓄積して肝機能が低下している状態では、さらに肝臓に負担をかけてしまうからです。 肝炎や脂肪肝、薬剤性肝障害は進行すると重篤な状態に陥ることがあります。肝臓が再生しない肝硬変に進展することも考えられます。 肝臓疾患を招く薬とその症状 肝臓疾患の原因になり得る薬は以下の通りで、ほとんどのサプリメントや薬に肝臓疾患を引き起こす可能性があります。 ・解熱鎮痛剤 ・抗生物質 ・胃腸薬 ・ホルモン剤 ・漢方薬 ・健康食品 ・サプリメント 良くあるのは、複数の医療機関を受診して、それぞれ薬の処方を受けている方や飲酒の習慣がある方、アレルギー体質の方は特に注意が必要です。発熱・倦怠感・体のかゆみ・発疹・吐き気などの症状があるときは、その薬が肝臓に負担をかけている可能性が大きいですから、早めに医師に相談してください。 肝臓疾患を防ぐ正しい薬の飲み方 薬の用法・用量は守っていますか?薬は飲み方によって肝臓に負担をかけたり、肝臓疾患の原因になってしまいます。薬についての理解を深め、薬による肝臓疾患を防ぎましょう。 ・自分が飲んでいる薬についてよく知る ・薬の説明書をよく読んで副作用などを確認する ・他の病院から出されている薬を医師に伝える ・お薬手帳を活用する ・サプリメントや健康食品の飲み合わせについても確認する 薬やサプリメントを飲む場合は、以上のようなことが必要です。 薬による肝臓疾患は自覚症状がないこともありますし、どんなサプリや薬でも、どんな人にでも起こる可能性があります。安易にサプリメントや薬を飲む前に、医師や薬剤師に相談した方が良いでしょう。 肝臓の治療には、サプリではなく「再生医療」という選択肢! 肝炎や脂肪肝が進展すると、肝硬変という状態になることがあります。肝硬変は組織が線維化して肝臓が固くなった状態で、肝臓は本来の機能を発揮できないばかりか再生することも難しくなります。 そのような状態でサプリなどを摂取すると、肝臓の負担になります。肝臓に再生機能を取り戻そうと思っても、サプリなどでは再生させることはできません。どうしても摂取したいものがある場合は、まず主治医に相談してみてください。 元の状態に戻るのが難しい肝硬変ですが、近年再生医療という方法が注目されています。自己由来幹細胞を肝臓に送り届け、線維化した組織を溶解・修復させるというものです。 肝臓が元の機能を取り戻すことが期待できるでしょう。 まとめ・サプリの取り過ぎは肝臓にダメージ?知らないうちに肝臓疾患を招く! ・肝臓は人体最大の代謝機能で、薬物やアルコールなどの有害物質を解毒、分解する役割を果たします。 ・体にいいとされるサプリや薬は、飲みすぎによって肝臓に負担をかけ、肝障害を起こすリスクもあります。 ・肝臓が再生できない肝硬変では、サプリの代謝が難しくなるため医師に相談してください。 肝硬変の治療では再生医療という方法があり、肝臓を修復させて元の機能を取り戻す効果を期待できます。 再生医療による治療を検討してみてはいかがでしょうか。再生医療を知りたい方は当院までお問い合わせください。 サプリメントや薬を大量に摂取し続けていると肝臓に負担がかかります。そして、あらゆる薬が肝臓疾患の原因になる可能性があります。 肝機能が低下しても症状が出ないので肝臓疾患は放置されがちです。肝臓疾患を重症化させることの無いように、薬についてよく知っておきましょう。ご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2024.04.08 -
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スポーツ障害!足首の捻挫!テーピングやサポーターで再発を予防 足首の捻挫はスポーツ障害の中でも頻繁に起こりやすいケガです。足首はどのようなスポーツでも使うものなので、どのようなスポーツでも起こりうるという特徴もあります。 身近なケガですが、放っておくと足首の不安定さや痛みが残ることもあるため、テーピングをするという方も多いのではないでしょうか。 今回は、足首の捻挫とテーピングは有効なのかということについて解説します。 テーピングは足首の捻挫の治療や再発予防になります! スポーツ障害の治療や予防ではテーピングを勧められることがありますが、足首の捻挫でもテーピングを行います。 足首の捻挫をしてしまったときには、まず、RICE処置を行うことが大切です。 RICE処置とは ・R(Rest):安静 ・I(Ice):冷却 ・C(Compression):圧迫 ・E(Elevation): 挙上のことで、さまざまなスポーツ障害の初期の処置にも用いられます 捻挫してしまった足首は、1週間は安静にしておく必要があります。安静といっても歩いてはいけないわけではありません。足首の捻挫はよほど重症でなければ、歩行に問題が生じることは少ないですし、足首を動かすこともできます。 ただし、負荷をかけすぎないように注意しましょう。 このときに足首を安定させるのに役立つのがテーピングです。重症の場合はシーネ固定やギプス固定をするのですが、そうでなければテーピングで足首を安定させるという対処で大丈夫です。 テーピングは自己流ではなく専門家の指示通りにしましょう 足首を捻挫したときにテーピングをするのは、「スポーツ復帰してから捻挫を再発させない」「治るまで無理な動きをしないように足首の動きを安定させる」という目的があります。 しかし、自己流でテーピングを行っても、この目的を果たせない場合があります。 スポーツ医療では、スポーツ障害の再発予防にテーピング指導を行っています。テーピングは自分でもできますが、自己流ではなく専門家の指導を受けることをおすすめします。 足首の捻挫には再生医療という治療法もあります 足首の捻挫は治療とリハビリだけでなく、再発の予防も必要です。 足首は動かす機会が多いうえに、靭帯は一度損傷したら完全に元の状態に戻すことが難しいため、治療期間が3週間から3か月かかる上に、再発のリスクがあるのが足首の捻挫です。 そんな足首の捻挫の治療として近年注目されているのが再生医療です。 再生医療では、自分の幹細胞を用いて足首の靭帯や関節の組織を修復させます。これまで困難だった、損傷した靭帯の修復が期待でき、スポーツ医療でも用いられるようになりました。 また再生医療は治療期間の短縮ができることから、早期のスポーツ復帰を可能にする効果も期待できます。 まとめ・スポーツ障害!足首の捻挫!テーピングやサポーターで再発を予防 足首の捻挫は、足首を支える靭帯や関節包の損傷です。足首を捻ったり、無理な力が加わった時に起こります。 そして、テーピングは足首の捻挫にとても有効ですが、自己流で行っても十分な効果が期待できないことがあるため、専門の指導通りに行うことが大切です。 近年、足首の捻挫治療の1つとして、再生医療が注目されています。安全で高い治療効果が期待できるので、捻挫を繰り返してしまうというような方は、再生医療による治療を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2023.10.05 -
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肝臓がんにいたる3つの原因と、予防のために出来ること 肝臓は病気になってもなかなか症状が現れず、気が付きにくい臓器です。そのため治療が遅れ、知らないうちに肝臓がんなどの深刻な病気になってしまうことがあります。 今回は、肝臓がんの原因にはどのようなものがあるのか、また、予防するにはどうしたらいいのかについて解説します。 肝臓がんの原因は主に 3 つ! 肝臓疾患を引き起こす主な原因は、「アルコール」「肥満」「ウイルスの」 3 つです。 それぞれについて、予防法と併せて詳しく解説します。 原因①アルコールによる、肝硬変から肝臓がん アルコールを飲みすぎるとさまざまな臓器に悪影響が出ます。なかでも肝臓はアルコールの害を受けやすい臓器です。なぜなら、肝臓の役割の1つにアルコールや有害物質、薬物などの解毒と分解があるからです。 出来る予防方法は? 飲酒期間が長いほど脂肪肝のリスクは高くなりますが、飲酒を控えることで改善も可能です。しかし肝臓の病気はほとんど自覚症状がないため、放置されることが多く治療も困難です。 さらに飲酒を続けると肝硬変から肝臓がんへと進展する可能性もあります。予防のためには、お酒を飲む習慣のある方は医療機関で定期的に検査を受けましょう。 原因②肥満による、脂肪肝から肝臓がん 食べ過ぎによる肥満が脂肪肝の原因になり、脂肪肝が進行すると肝臓がんになることがあります。お酒を飲む習慣がなくても、肥満である場合は肝臓がんのリスクが上昇するという研究結果もありますから、肥満には気を付けたいですね。 出来る予防方法は? 体重は自分でコントロールすることができます。 肝臓がん予防のためには、日頃から適切な運動、食生活のコントロールをし、体重の維持に努めましょう。 原因③ウイルスによる肝臓がん B型肝炎・C型肝炎ウイルスによる肝炎が原因で、肝臓がんを発症することがあります。B型肝炎は現在、母子感染防止策が取られており、C型肝炎は現在、輸血や血液製剤による感染対策が取られていて、日常での感染の危険はありません。 しかし、感染対策が取られるようになった以前に感染された方が、肝炎ウイルスで慢性肝炎になっている可能性があります。その場合、自覚症状はほとんどみられません。 出来る予防方法は? 予防のためにも、心配な方は医療機関で肝炎検査を受けて、早めに治療を始めましょう。 まとめ・肝臓がんにいたる3つの原因と、予防のために出来ること 肝臓がんは、アルコール、肥満による脂肪肝、ウイルス感染などが原因になります。肝臓がんにならないためには健康状態のチェックが必要です。特に肝臓の病気は自覚症状が現れにくいので、検診の結果をよく確認してください。 肝臓疾患の治療として、自己脂肪由来幹細胞を用いた再生医療に注目が集まっています。再生医療では、幹細胞の点滴治療を行うことで肝臓の機能を改善する効果が期待できます。 弱った肝臓を修復し、正常な肝臓に戻すことを目指した治療法で、高い効果が期待できますから、肝臓疾患の方は再生医療も治療法の1つとして検討してみるとよいでしょう。 この記事がご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2023.07.06 -
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足首の捻挫はクセになるのは本当か?治らない捻挫の治し方 スポーツ障害の中でも比較的多く発生するのが足首の捻挫です。また、捻挫はスポーツをしない人でも、日常生活の中で起こりうるケガの1つです。 そして、足首の捻挫は一度発生してしまうと、癖になる、或いは繰り返す、治らないなどと不安になる人もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、今回は足首の捻挫はクセになるのか?治らないのか?本当に繰り返しやすいケガなのかどうかについて解説します。 こちらも併せてご参照ください 足首の捻挫は治らない!?そもそも捻挫とはどのようなケガなの? 足首は歩くとき、スポーツをする時などに重要な役割を果たします。スポーツ医療で足首の捻挫は多く取り扱われていますが、階段を上るときや歩いているときなどでも捻挫を起こすことはあります。 捻挫とは関節に力が加わり、関節包や靭帯が損傷した状態のことです。足首の関節は体を支え、歩行に不可欠な部分なのでさまざまな場面で力が加わります。 足首の捻挫の中でも損傷しやすいのが外くるぶしの前方にある前距腓靭帯です。足関節を包む関節包と連続しているので、靭帯の損傷によって足関節の腫れや内出血が見られることがあります。 足首の捻挫はクセになる?治らないのか? 一度、足首の捻挫になると繰り返す、癖になって治らないのではと不安に思う人もいるでしょう。 確かに、一度捻挫をすると繰り返すことがあります。特に、受傷してから早期に治療をしなければ、痛みや不安定さが残ってしまい、捻挫を繰り返してしまう状況、つまりクセにになりやすいともいえるのです。 要は、しっかり治しきらないうちに、激しい動きやスポーツをしていまう。そうなると再度発症するということです。つまり、しっかりと治療すれば捻挫は治すことが可能です。 足首の捻挫が治らないときは手術という選択肢も 骨に異常がなく、1か月ほどの捻挫の治療を経ても足首の不安定さがあると手術を検討します。断裂した靭帯を修復する手術です。近年では内視鏡下での手術が可能になり傷や治療期間が短縮されてきています。 足首の捻挫は繰り返す人もいます。また捻挫をしてから長期間経過してからだと靭帯を縫い合わせる修復術ができないこともあります。慢性的な足首の痛みがあり、足首に不安定さがある場合は膝などの靭帯を足首に移植する、再建術というものを行います。 この場合は修復術よりも大掛かりな手術になり、治療やリハビリ期間も長くなるでしょう。 足首の捻挫を治す新たな治療法もある! 足首の捻挫は治療に3週間から3か月かかります。靭帯の損傷の程度にもよりますが、スポーツをする人にとっては長い期間に感じることでしょう。 放っておくと歩きにくさや捻挫を繰り返すなど、治らないものとなってしまうのも足首の捻挫の恐ろしいところです。 そんな足首の捻挫の治療期間を短縮できる治療法として、再生医療が注目されています。 再生医療は、自分の幹細胞を注射し、損傷した靭帯を修復させるという方法です。自分の幹細胞を用いるので副作用や後遺症が残りにくく、治療期間の短縮が期待できます。 これまで足首の捻挫が治らない場合は手術という方法が検討されていましたが、再生医療の登場によって、新たな治療の可能性が広がっているのです。 まとめ・足首の捻挫はクセになるのは本当か?治らない捻挫の治し方 足首の捻挫はスポーツだけでなく日常生活の中でも起こりうるものです。足首の捻挫は靭帯の損傷で、受傷初期に治療を行わなければ歩きにくさや足首の不安定さが残り、治らないという状況になることがあります。 捻挫になってしまったら早期に病院等の医療機関を受診し、早めの治療を心がけてください。その上でしっかりと治しきることが大切です。 ただ、治らない足首の捻挫もあり、そうなると手術が検討されてきましたが、近年は、治療期間を短縮し早期にスポーツ復帰が期待できる再生医療という先端医療が注目されています。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2023.10.09 -
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脂肪肝と言われたら要注意!肝臓がんを予防する生活習慣を! 肝臓の病気は症状が現れにくく、自分で気付いたときには病気がかなり悪化していることがあります。検診で脂肪肝を指摘されたら、早めに医療機関を受診しましょう。 お酒を全く飲まない人でも脂肪肝になるケースがあります。改善されないと肝硬変や肝臓がんに進行するかもしれません。生活習慣を改善して、肝臓の機能を正常に戻し、予後の悪い肝臓がんなどの病気に進行しないようにしましょう。 肝臓がんを予防するには? 健康診断などで脂肪肝を指摘された方は特に、肝臓がんなどの病気にならないように生活習慣を改め、脂肪肝を改善することが大切です。 そこで、肝臓がん予防のための食生活の見直し、運動不足の解消、再生医療による肝臓の治療についてご紹介します。 食生活を見直しましょう 脂肪肝が進行してしまうような食生活は見直し、肝臓の機能を改善させることが大切です。 ▲アルコールは適量に 長年お酒を飲み続けていると、飲んだ分だけ肝臓はダメージを受けています。そして、肝臓に脂肪がたまる脂肪肝では、肝臓が正常に機能しなくなりますから、お酒の飲み過ぎに注意しましょう。 厚生労働省のガイドラインでは、アルコールは1日20gと提案されています。日本酒1合、ビール中ビン1本、7%のチューハイ350mlが1本程度です。また、週1回以上の休肝日も推奨されています。 ▲食べ過ぎを防ぐ お酒を飲まないから肝臓は大丈夫と思っていませんか?食べ過ぎも脂肪肝の原因です。 非アルコール性の脂肪肝は放置されやすいので注意してください。肥満の状態では中性脂肪が肝臓に蓄積されやすくなります。バランスの良い食事を心がけ、適性体重を維持しましょう。 運動不足を解消しましょう 脂肪肝から肝硬変や肝臓がんにならないように、日頃から運動をする習慣を身につけることが大切です。 ▲取り組みやすい運動量で継続することが大切 激しい運動をする必要はありません。例えば、ウォーキングを10分間するということから始めて、だんだんと時間を延ばしましょう。 できれば30分以上のウォーキングがおススメです。週2回以上を目標に行ってみてください。 再生医療による肝臓がんの予防 再生医療によって、肝臓の機能を回復する治療に注目が集まっています。 幹細胞を利用した再生医療では、線維化した肝臓の組織や炎症を修復し、機能の回復を目指すことができます。さらに、幹細胞は肝臓以外の弱った臓器も修復する効果が期待でき、完治が難しい肝臓疾患を自己脂肪由来幹細胞で根本的に改善することを目指しています。 まとめ・脂肪肝と言われたら要注意!肝臓がんを予防する生活習慣を! 臓器の中でも肝臓は我慢強く、症状を表に出しにくいことが知られています。多少のオーバーワークには文句も言わず、黙々と私たちのために働いてくれているのです。 このように、自己主張の強くない肝臓ですから、こちらから歩み寄って、具合が悪くなっていないか注意してあげる必要があります。 脂肪肝を放置していると、肝硬変や肝臓がんのリスクが生じます。肝臓がんの予防法として、食生活の見直し、運動不足の解消を行ってみてください。また、治療法の1つとして、再生医療についても検討してみることもお勧めします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2024.04.08 -
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足首の靭帯断裂を起こしても歩くことができるのか? 「靱帯断裂」と聞くと、大ケガというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。足首の靱帯断裂を起こすと、歩けなくなるのか、それとも歩けるのか…という事が気になる方もおられるでしょう。 今回は、そんな「足首の靱帯断裂」を起こした場合、歩けるのかどうかについて解説します。 足首の靭帯断裂は歩けるものの、注意が必要 足首の靱帯断裂を起こしても歩ける!ということがほとんどです。 しかし、完全断裂や複数個所の断裂の場合は痛みや足首の不安定さから歩行が困難になることもあります。また、歩けない場合は捻挫ではなく骨折を疑う必要もあります。 軽度の足首の靱帯断裂の場合、歩けることがほとんどなので、痛みに強い人なら、テーピングなどで固定し、痛みを我慢し、スポーツ復帰をしてしまう人もいるかもしれません。 痛みがあっても歩ければ捻挫程度だろうと自己判断し、医療機関を受診しない人もいます。しかし、損傷した靭帯は自然に元のような状態に戻ることは難しいのが実情です。 そのまま放置すると後遺症になることもあり、再発を繰り返す原因にもなります。そのため、自己で判断することなく医療機関を受診されることをお勧めします。 足首の靱帯断裂 ・足首の靱帯断裂を起こしても歩ける ・完全断裂や複数個所の断裂の場合、歩行が困難に ・歩けない場合は捻挫ではなく骨折を疑う必要 ・損傷した靭帯は自然に元にもどらず放置すると後遺症として再発を繰り返すことに ・軽傷、重症にかかわらず医療機関を受診しましょう 足首の靱帯断裂とは、どのようなケガなの? 足首は歩くときや走るときなど、日常生活の中でも動かすことの多い部分で、スポーツで、跳んだり蹴ったりなどをすれば、さらに負荷がかかる部位です。 そんな足首には2つの関節があり、靭帯と関節包がその関節を守っています。そして、足首を捻ったり、無理な動きをしたりすると靭帯が関節を支えようとして伸びます。 そのときにかかる力が大きいと靭帯断裂などのケガが起こるのです。 靭帯断裂の場合、炎症が起き、患部が腫れることがあります。また、出血している場合は、内出血が見られることもあり、自覚症状としては足首の痛みがあります。 足首の捻挫が発生しやすいのが外くるぶし側の前距腓靭帯・後距腓靭帯・踵腓靭帯です。中でも前距腓靭帯と踵腓靭帯が断裂の好発部位となっており、この2つの靭帯断裂が一緒に起こることもあります。 足首の靭帯断裂を早く治したいなら「再生医療」を検討してみては? 足首の靱帯断裂の場合、歩けることがほとんどですが、重症の靭帯損傷で歩けない場合や、後遺症で足首の不安定さがある場合は手術を検討することがあります。断裂した靭帯を縫合するという方法です。 受傷から時間が経っている場合は、関節の靭帯を移植することもあります。 受傷からスポーツ復帰まで通常は3週間から3か月かかります。しかし手術をするとなれば、術後の状態に合わせたリハビリも行うので、もっと復帰までの期間がのびるでしょう。 スポーツをする人だと、できれば治療期間を短縮して早くスポーツ復帰したいと思いますよね。しかし、無理は禁物。しっかり治し、リハビリを終えてからスポーツ復帰を検討すべきです。 そこで近年、注目されているのが再生医療です。 再生医療では、自身の幹細胞を用いて損傷した靭帯を修復させる効果が期待できます。手術のような傷が残ることもなく、副作用や後遺症のリスクも低いのが再生医療のメリットです。 再発予防のためにはリハビリも必要ですが、治療期間を短縮させることで早期スポーツ復帰を可能にします。 まとめ・足首の靭帯断裂!歩くことはできるのか? 足首を捻ったり、可動域を超える動きのような強い力が靱帯に加わると靭帯断裂が起こります。足首の靭帯断裂が起こっても、歩けることが多いですが、歩けるからといって治療を受けないという選択は賢明ではありません。 適切な処置をしてもらい、リハビリも行いましょう。 足首の靭帯断裂が重症の場合は手術を検討しますが、近年その手術にかわる治療として再生医療が注目されています。幹細胞による靭帯の修復で治療期間を短縮し、早期にスポーツ復帰を目指すことが可能になったのです。 足首の靱帯断裂を起こした後、歩けるけれど治りが悪い、しっかり治したいという方は、再生医療による治療を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2023.10.12 -
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脂肪肝の食事療法!脂肪肝の人が食べてはいけないものとは? 肝臓の病気として増加傾向にあるのが「脂肪肝」です。 脂肪肝は肝臓に中性脂肪がたまった状態で、放置しておくと肝臓の機能が悪くなってしまうため、治療の1つとして食事療法が必要です。食事療法と聞くと、食べてはいけないものがあるの?控えた方がいいものは?などが気になりますよね。 そこで今回は、脂肪肝の人が食べてはいけないもの、脂肪肝の食事療法についてご紹介します。 脂肪肝の人が食べてはいけないものは特になし!しかし… 脂肪肝の原因は、これまでアルコールの過量摂取やB型肝炎・C型肝炎が着目されていましたが、近年増加しているのが食生活による脂肪肝です。 アルコールが原因の脂肪肝は50代以上の男性に多いのに対し、食事による脂肪肝はアルコールを飲まない女性にも指摘されています。食事が欧米化し、脂肪や糖質を多く含む食事をとる機会が増えました。脂肪や糖質は体の中で中性脂肪になり、肝臓に蓄積されます。 もちろん脂肪や糖質は人間の体に必要なものなので、まったく食べてはいけないものではありません。しかし、過量摂取をすると肝臓が処理しきれなくなってしまい、カロリーオーバーした食生活は脂肪肝を引き起こすリスクを高めます。 そのため、脂肪肝の治療では脂肪や糖質を控えた食事が必要です。 動物性脂質は控えめに! 脂肪には植物性と動物性の2種類があるのですが、中性脂肪となって体にたまりやすいのが動物性脂質です。これはバターや脂身の肉などに含まれます。 肉自体は食べてはいけないものではありませんが、脂身の少ないものにするなど気を付けてください。 ビタミンを摂取するなら果物よりも緑黄色野菜がおススメ! ビタミンを摂取するために果物を食べる人も多いと思いますが、果物には果糖が多く含まれるので食べすぎには注意が必要です。ビタミンをとるのであれば緑黄色野菜がおすすめです。 甘い飲み物はNG! 減量のために運動をすすめられますが、汗をかいたからといってスポーツ飲料や清涼飲料を飲みすぎてはいけません。これらには砂糖が多く含まれているからです。 脂肪肝でも無理な食事制限は良くありません! 脂肪肝になると、食べてはいけないものを意識する人も多いでしょう。 脂質や糖質の過量摂取は禁物ですが、無理な食事制限は良くありません。肝臓は栄養を蓄える機能もあるため、無理な食事制限をすると、かえって肝臓に栄養を溜め込もうとしてしまいます。 まずはバランスのいい食事を心がけましょう。 まとめ・脂肪肝の食事療法!バランスのいい食事が大切 脂肪肝の原因として脂肪分や糖質の多い食生活があげられます。そのため、脂肪分や糖質を控えることは必須です。 しかし、脂肪肝だからと言って、絶対に食べてはいけないものというものはありません。良くないのは過剰摂取ですから、脂肪や糖質は控えめにし、いろいろな食材をバランスよく食べるようにしましょう。 脂肪肝の治療として、近年、再生医療に注目が集まっています。 再生医療は、幹細胞を使って肝臓の組織を修復させる効果が期待でき、脂肪肝の治療に効果的です。ただし、再生医療は、どこでも受けられる訳けではなく厚生労働省に届出て受理されていなければ治療する事ができません。 再生医療が気になる方は、再生医療で定評のある当院にお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2023.10.09 -
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足首の靭帯損傷の治療!完治するまでのリハビリ期間について 足首の靭帯損傷は、サッカーやバスケットボールなどのスポーツで起こりやすいケガですが、実は日常生活の中でも段差の踏み外しなどによっても起こることがあります。多くの場合、大したケガではないと思われがちですが、完治するまでには適切な治療が必要です。 足首の靭帯損傷の程度と治療内容について 靭帯損傷とはいわゆる捻挫のことで、足首の捻挫は損傷の程度によって3段階に分類されています。 ● 1度 靭帯が伸びる程度の損傷 ● 2度 靱帯の部分断裂 ● 3度 靱帯の完全断裂 ・1度の場合はアイシングとテーピングをして安静にしていれば2週間程度で回復します。 ・2度の捻挫ではギブスでの固定が3週間程度は必要です。 ・3度で足首が不安定になっている場合は、手術になることもあります。全治までは、リハビリも含めて数ヶ月は必要です。主治医とよく相談をして、しっかり治しましょう。 痛みがあったり、日常生活に不便があれば「早く治したい!」と思われることでしょう。スポーツをされているなら尚更ですね。どれくらいの期間で完治するのか心配になることでしょう。そこで今回は、足首の靭帯損傷を起こした場合、完治するまでの期間について解説します 足首の靭帯損傷完治するまでの期間? 足首の靱帯損傷を起こした場合、完治するまでの時間は症状の程度によっても異なるため、大雑把ですが数週間から数カ月というのが一般的な見方となります。 スポーツをされる方にとっては、完治するまでの期間は練習も控えなければならず、長く感じられるかもしれません。ただ足首の靭帯損傷は初期の治療を怠ると、完治が非常に難しくなる傾向があり、注意が必要です。足首の靭帯損傷は、よほど重症でない限り、歩行が困難になることはありません。少しすれば問題が無いように思えることがあります。 それだけに医療機関で受診をしないまま、痛みが無ったからと自己判断でスポーツに復帰してしまう方がいます。軽い捻挫だとしてもスポーツに復帰するにはそれなりの時間が必要で、放置したまま、或いは治りきらないまま運動を続けていると「足首の捻挫を繰り返す」「後遺症が残る」というようなことにもなりかねません。 靭帯は一度損傷すると、元のような状態には戻りにくい。時間をかけて修復するのですが、瘢痕というものに置き換わるので、もともとの柔軟性がなくなってしまうのです。また、靭帯断裂後に無理をすると靭帯が緩くなってしまいます。 そのため、リハビリがとても重要なのです。 足首の靭帯断裂でリハビリが重要視される理由は、再発予防です。 靭帯が緩くなると足首の不安定さが生じたり、いざという時に踏ん張りがきかなくなったりします。捻挫だけでなく他の外傷を起こすリスクもあるのです。 リハビリを行う、もう1つの目的は筋力強化です。 足首の靭帯断裂が起こるとRICE処置を行います。R(Rest):安静、I(Icing):冷却、C(Compression):圧迫、E(Elevation):挙上をRICE処置といい、足首の靭帯断裂だけでなく、さまざまなスポーツ障害の初期治療に用いられます。 そして、部分断裂なのか完全断裂なのか、そして断裂した靭帯はいくつなのかによって固定方法や期間が異なります。部分的な損傷で軽症であれば、包帯やテーピングで1週間ほどの固定となります。 完全断裂や2か所に及ぶ靭帯断裂の場合は、シーネやギプスで固定しますが、固定期間も2~3週間と長くなります。 このように靱帯断裂の場合は、足首の関節を固定するため関節がかたくなるので、リハビリが必要です。そして、関節を守るためにも筋肉の強化が欠かせません。 適切な治療を受けてしっかり治すようにしましょう。 足首の靭帯損傷は再生医療によって全治が早くなる!? スポーツ選手にとってケガはつきものですが、足首の捻挫といえども全治しないまま競技に復帰するのは大変危険です。 捻挫が慢性化してしまうと、最悪の場合歩行に支障をきたすことも考えられますから、医師の指示に従って、治療やリハビリを行ってください。その治療法の1つとして、再生医療があります。 どこの医療機関でも受けられる治療ではなく、専門クリニックでの治療が必要ですが、再生医療であれば体への負担が少なく、アレルギーや副作用の心配も少ないですし、全治までの期間を早めることも可能になるでしょう。 再生医療では、患者さん自身の幹細胞を利用して、損傷した靱帯の修復や改善を目指しており、慢性化した症状を持つ方や早期治療を希望するプロアスリートに向けたスポーツ医療の分野でも注目されています。 まとめ・足首の靭帯損傷の治療!完治するまでのリハビリ期間について 足首の靭帯損傷はケガの程度によって、1度2度3度に分類されています。軽いものであればテーピングをして数週間、靱帯が完全に断裂した場合は全治までに数ヶ月かかる場合があります。 不完全な状態で競技に戻ると、後遺症を招く恐れがありますから、安心してスポーツを続けるためにも、医療機関で適切な治療を受けてください。 治療法の1つとして、再生医療をご紹介しました。足首の靱帯損傷で早く完治したい、慢性化した症状で悩んでいるという方は、再生医療による治療の検討もしてみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2023.12.29 -
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脂肪肝、肝臓にたまった脂肪を減らせるか!その方法とは 脂肪肝は人間ドックなどで指摘される人も多く、身近な存在になってきています。 そんな脂肪肝ですが、肝臓にたまった脂肪を減らすことはできるのでしょうか? 今回は、脂肪肝の脂肪を減らすことはできるのかどうかについて解説します。 脂肪肝の脂肪を減らすことは可能? 結論から言うと、脂肪肝の脂肪を減らすことは可能です。 ただし、簡単ではありません。なぜなら、肝臓にたまった脂肪を減らすには、生活習慣を根底から見直すことが重要だからです。 脂肪肝の治療の基本は食事療法と運動療法なので、バランスのいい食生活を心掛け、アルコールの量を減らす、もしくは断酒することも必要です。そして、肥満の人は運動も行わねばなりません。 1)生活習慣を根底から見直す 2)バランスのいい食生活を 3)アルコールの量を減らす、もしくは断酒 4)適切な運動 肥満で脂肪肝なら体重を減らすことも必要! 肥満で脂肪肝の人の場合、運動をすることで体重を減らすことができれば、脂肪肝の脂肪も減らす効果が期待きます。 脂肪肝の治療として運動療法がありますが、普段運動をしない人や、忙しくて運動をする時間がない人には難しく感じるかもしれません。 しかし、運動といっても、激しくつらい運動をする必要はありません。まずは、いつもより体を動かすようにすることから始めましょう。 例えば、買い物に車を使うことが多い人は歩きや自転車にする、エレベーターではなく階段を使うといった感じです。体を動かすことに慣れてきたら、ウォーキングや水泳のような有酸素運動もおすすめです。 また、糖質の多くを消費するのが骨格筋なので、骨格筋を鍛えると糖質を消費するだけでなく、基礎代謝をあげて脂肪を減らしやすくすることができます。 有酸素運動ではありませんが、スクワットのような筋トレも脂肪肝の運動療法としてはすすめられています。 有酸素運動で汗をかいたからと言って、スポーツドリンクや清涼飲料水の取りすぎには注意してください。せっかく脂肪を減らすために運動をしても、糖分を多く含んだ飲みものを飲でしまっては痩せることができません。 期待される脂肪肝の新しい治療に注目! 脂肪肝の治療で重要なのは、肝臓にたまった脂肪を減らすことです。 食事療法や運動療法で肝臓の脂肪を減らすことはできますが、脂肪肝の発見が遅れたり、今までの生活習慣を断ち切れず、治療への行動に移れない人もいます。 しかし、脂肪肝が重症化し、線維化して硬くなってしまうと、肝臓は本来の機能を果たすことができないだけでなく、元の状態に戻すことが難しくなります。さらに、脂肪肝が進行すると肝硬変や肝臓がんといった重大な病気になるリスクもあります。 このような脂肪肝の治療として近年注目されているのが「再生医療」です。 再生医療では、自己由来幹細胞を点滴で肝臓に送り届け、幹細胞が線維化した組織の溶解・修復をするという治療を行います。 この再生医療により、今までは線維化した肝臓の組織は元に戻すことができませんでしたが、弱った肝臓を正常な状態にし、本来の機能を発揮できるようにする効果が期待できるようになりました。 まとめ・脂肪肝、肝臓にたまった脂肪を減らしたい!その方法とは 脂肪肝の原因の多くは過量のアルコール摂取、脂肪や糖質を多く含んだ食生活、そして運動不足です。そのため、脂肪肝を指摘されたときには、これらを改善することで肝臓にたまった脂肪を減らすことができます。 しかし、生活習慣の見直しが難しい場合や、無理のない範囲で運動をして肝臓の脂肪も徐々に減らすという減量のペースでは、脂肪肝が進行してしまう可能性もあります。 そのようなときは、再生医療による治療も検討してみてください。肝臓の再生医療は、脂肪肝の新たな治療、そして、高い効果が期待できる治療法として注目を集めています。詳しくは国内で有数の症例数を有する当院にお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2024.04.08 -
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足首の靭帯損傷の後「スポーツ復帰に必要な心構え」とは? プロアスリートの中にもケガの経験をしている人はたくさんいます。体の痛みと選手生命の危機というストレスに直面した方たちは、どのようにケガを乗り越えたのでしょうか? 今回は、足首の靭帯損傷の後、スポーツ復帰に必要な心構えをご紹介します。 足首の靭帯損傷の後に必要なスポーツ復帰への心構え 一流のアスリートはケガを通して自分を成長させています。足首の靱帯損傷の後には、原因を突き詰め、リハビリをしっかり行い、身体の使い方を考えることで、スポーツ復帰を成功させているのです。 ケガの原因を突き詰める なぜ足首の靭帯損傷を起こしてしまったのか、原因を考えてみましょう。 ・ウォーミングアップは十分だったか ・オーバートレーニングではなかったか ・休養は十分に取れていたか ・栄養状態は良好だったか ・過度なストレスを抱えていなかったか ケガは病院で治してもらえますが、復帰後にも以前と同じようにケガを起こす原因になるようなことを続けていては、またケガをしてしまうかもしれません。 なぜケガは起きたのか、ケガの原因を突き詰め、再発防止に役立てましょう。 リハビリを根気よく続ける 足首の靭帯損傷後のスポーツ復帰の目安は、腫れや痛みが治ったときではありません。低下してしまった筋力が元に戻ったときが復帰の目安です。 筋力や足首の柔軟性が不十分なままで通常の競技に戻ると、捻挫を繰り返したり、別の部位をケガしてしまう恐れがあります。 専門の医師やトレーナーとよく相談して、競技に必要なリハビリを根気よく続けましょう。 段階的に強度を上げていくようなリハビリは、地味でつまらないかもしれませんが必要なことです。 ケガに合わせた体の使い方をする 一度足首の靭帯損傷を起こしたら、完治したとしても体はそれ以前と全く同じ状態とは言えません。靭帯は伸びているし、トレーニングを休んでいる間に筋力は落ち、足首も硬くなっています。 リハビリを続ければ、限りなくケガ以前の状態には近づけられますが、同じには戻れませんし、無理をすれば再発する可能性もあるのです。 そのため、スポーツ復帰後は、今の自分の状態に合わせた体の使い方を覚えて、ケガを防ぎながら最高のパフォーマンスを出せるような工夫が必要です。 まとめ・足首の靭帯損傷の後「スポーツ復帰に必要な心構え」とは? 足首の靭帯損傷の後、スポーツ復帰に必要な心構えをご紹介しました。 足首の靭帯損傷は繰り返し起こりやすいケガです。焦って不完全な状態でスポーツ復帰にならないように、慎重に判断してください。 ケガの原因をよく考え、リハビリを根気よく続け、身体の使い方を工夫することが重要です。 再発を繰り返してしまう、症状が慢性化している、少しでも早い復帰を望みたい…という場合は、再生医療という治療法もあります。 再生医療は、幹細胞を用いた最先端の治療法で、スポーツ医療の分野でも注目を集めています。早期回復が期待できますし、安全で体に負担が少ない治療法ですから、ぜひ、検討してみるとよいでしょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2023.10.11 -
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肝臓の病気、早期の脂肪肝を治す!脂肪肝を指摘されたらどうする? 肝臓の病気と言われると、治るかどうか不安になる人も多いのではないでしょうか。 そして、肝臓の病気の中でも近年患者数が増加している脂肪肝も、治る病気なのかどうかが気になるところでしょう。 今回はそんな脂肪肝について、治すことができるのか、どうかについて解説します。 脂肪肝は治るのか 沈黙の臓器といわれる肝臓は、人間の体で最大の内分泌臓器です。 肝臓に脂肪がたまった状態を脂肪肝といい、脂肪肝になると肝臓本来の機能を発揮することができなくなります。 しかし、脂肪肝が重症に至っていない脂肪肝であれば、食事療法や運動療法で治る可能性があります。進行しないうちに医療機関を受診し、早く治すようにしましょう。 治癒までの期間は、軽度のものでは 1~2 か月程度ですが、長いと数年かかることもあります。また治癒までの期間は、発見時の状態や本人の意識にも左右されますので医師の診断や注意点をしっかり聞き、長引くことのないよう治療に専念しましょう。 生活習慣の改善が治る期間を短くするのに重要なポイントになると言えるでしょう。 脂肪肝を治すにはどうする? 検診などで脂肪肝を指摘されたら、早く治すことが大切です。 脂肪肝の原因は、アルコール、食生活、運動不足が挙げられます。そのため、脂肪肝を治すには、ライフスタイルの見直しが必要です。 アルコールが原因ならアルコールを断つか、減らす必要があります。食生活が原因の場合は、脂肪や糖質に気を付けたバランスのよい食事を心がけましょう。 また肥満と脂肪肝との関連もあり、肥満の人は減量することで脂肪肝が改善することがわかっています。運動をすることで、体や肝臓にたまった脂肪を減らすことができるのです。 適度な運動はストレス発散にもなります。ストレスがたまると飲みすぎたり食べすぎたりしてしまう人は、ストレス発散できるような運動をするのもいいでしょう。 脂肪肝に再生医療という選択肢もある! 脂肪肝は、進行すると肝硬変や肝臓がんといった命に関わる病気になるリスクがあります。 肝臓の組織が線維化し硬くなると、もとの肝臓の状態に戻すことが困難になり、肝臓の機能を果たせなくなります。 脂肪肝の治療は食事療法や運動療法がメインですが、人によっては我慢がつらい、運動がどうしても苦手ということもあるでしょう。また、頑張っていてもなかなか脂肪肝を治すという目標を達成できないこともあるかもしれません。 そんな脂肪肝の治療に、近年注目を集めているのが再生医療です。 再生医療では自己由来幹細胞を、点滴を用いて血管を辿り、肝臓に届けます。そして肝臓の組織を修復させ、肝臓の機能が正常に戻るのを助けます。 脂肪肝が進行して線維化してしまった場合でも、幹細胞が線維化した細胞を溶解・修復させ、肝臓の機能を取り戻す効果が期待できます。 まとめ・肝臓の病気、早期の脂肪肝を治す!脂肪肝を指摘されたらどうする? 脂肪肝はアルコール、食生活、運動不足が原因なので、治療は食事療法と運動療法が基本ですが、治るまでの期間を短くするには生活習慣の改善がポイントになります。 また、再生医療によって脂肪肝を治す効果も期待できます。 脂肪肝は早く治すことが必要ですから、まずは専門医を受診し、自分に合った治療法を検討してみてください。 監修:リペアセルクリニック大阪 こちらもご参照ください
最終更新日:2024.04.08 -
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捻挫を一日も早く治すには?正しい処置や治療法3選! 足首を捻挫しても日常生活には支障が出ないこともありますが、できるだけ早く治したいものですよね。 足首には靭帯があり、靭帯は骨と骨を結びつけ、関節の動きを制限する働きを持っています。また、アスリートの方だと、スポーツを休む期間を短くしたいので早く治したい!と強く思うと思います。 そこで今回は、足首の捻挫を早く治すために、正しい応急処置や効果的な治療法について解説します。捻挫でお困りの方や対処法を知っておきたい方は、ぜひご参考にされてください。 ①足首の捻挫は応急処置が重要 足首の捻挫を早く治すためには、まず受傷時に適切な応急処置で、ケガによる損傷を最小限にとどめることが重要です。 捻挫をした直後は早急にRICE処置を行います。 RICE処置 ・Rest(安静) ・Icing(冷却) ・Compression(圧迫) ・Elevation(挙上) 患部をR:安静にして、I:氷で冷却し、C:圧迫を加え、E:高く上げておくことで、腫れや痛み、内出血を抑えます。 大したことはないと考えて放置する、完治していないのに無理にスポーツ復帰するなどは危険です。 アスリートの方などは、後遺症が残ると競技生活に影響を与えます。ケガの程度は必ず専門医に確認してもらい、適切な治療を受けましょう。 ②注意!ギプスの長期の使用は回復を妨げる 足首の捻挫は、靭帯損傷の程度が1度~3度に分類されています。 捻挫の程度の分類 ・1度(靱帯が伸びた状態) ・2度(靱帯の一部が切れた状態) ・3度(靱帯が完全に切れた状態) RICE処置を行った後に、上記症状の程度により治療法が分けられます。テーピングやギプスでの固定、程度によっては手術になることもあります。 しかしアスリートが競技への早い復帰を目指すためには、長期間の固定は足首の柔軟性を奪い、ケガをする以前と同程度の運動能力の回復には時間がかかると考えられています。 これは関節の位置を認識する感覚である、関節の「固有知覚」が鈍くなるからです。そのため、最近ではギプスによる長期の固定は行われなくなってきています。 担当の医師に確認し、治療の方針についてしっかりと相談しましょう。 ③受傷後は無理のないリハビリを行う 痛みや腫れがなくなったら、保存治療としてリハビリを行います。早く治すために早期にリハビリを開始することが大切です。 無理は禁物ですが、テーピングやサポーターなどを使用して適度に関節を制限しながら、軽めに筋力トレーニングやストレッチ、硬くなった足首をほぐすマッサージなどを行います。 ・テーピングやサポーターの使用 ・軽めの筋力トレーニング ・ストレッチ ・足首のマッサージ 日常生活に支障がなくなったとしても、競技レベルのスポーツ活動には、さらなる筋力が必要です。足首の靭帯損傷を繰り返さないためにも、余裕を持ったスケジュールでリハビリに取り組んでください。 自己流でのリハビリで行うのではなく、まずは医療機関を受診し専門家の指示を仰ぐようにしましょう。 まとめ・捻挫を一日も早く治すには?正しい処置や治療法3選! 足首の捻挫を早く治す方法として、RICE処置の重要性、ギプスによる長期固定が回復を妨げる理由、リハビリの注意点について解説しました。 リハビリは慎重に専門家の指示に従って行いましょう。またアスリートの方は、靭帯損傷の予防のためにも、運動前の足首のストレッチや日頃の筋力強化を心がけましょう。 この記事がご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2023.09.08 -
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肝硬変や肝臓がんに移行するリスクが高い脂肪肝!治療に重要なライフスタイルの見直しとは 進行すると「肝硬変」や「肝臓がん」に移行するリスクが高まる「脂肪肝」。 近年、日本における食生活の欧米化から、アルコールを飲まない人にも脂肪肝が増加していることをご存知でしょうか。命に関わるような状態になる前に、早期発見・早期治療をしたいものです。 そこで今回は、脂肪肝について、さらに脂肪肝の治療についてご紹介します。 脂肪肝とは 脂肪肝は、肝臓に脂肪がたまった状態になることで肝臓が本来の機能を果たせなくなることです。脂肪肝が進行すると肝臓の組織が線維化し硬くなる「肝硬変」になるリスクがあります。 この線維化した肝臓は元の状態に戻すのが難しく、そうなる前に脂肪肝の治療をすることが大切です。 脂肪肝は、アルコールの摂取や脂肪・糖質の多い食事が原因になるため、脂肪肝の治療には食生活などライフスタイルの見直しが大切になります。 脂肪肝の治療に大切なライフスタイルの見直し それでは、脂肪肝になったり、疑いがある場合に必要なライフスタイルの見直しについてみてみましょう。 アルコールの量を減らす・禁酒するライフスタイルの変更 肝臓の働きにアルコールを解毒・分解させる機能があり、分解するときに中性脂肪が生成されます。そのため、アルコールをたくさん飲むと、分解する過程でこの中性脂肪が増え、肝臓にたまってしまうのです。 アルコールによる脂肪肝の場合は、アルコールの量を減らすか禁酒をしなければなりません。 いきなり禁酒は難しいという人であっても休肝日を決める、1日に飲む量を減らすことに取り組み、最終的に禁酒に向かわねばなりません。 食事療法によるライフスタイルの変更 肝臓に脂肪がたまった状態が脂肪肝なので、アルコールを飲まない人でも脂肪肝になるのは、食事が原因であることが多いです。欧米化した食事は脂肪分や糖質を多く含んでいるため、体の中に中性脂肪が増え、肝臓に脂肪がたまるのです。 痩せている人でも脂肪肝になる人はいます。ダイエットで低栄養状態になると、体が脂肪を蓄えようとします。肝臓はエネルギーを貯める臓器でもあるので、脂肪を貯めてしまうのです。 脂肪肝の治療には、食事の見直しが必要です。1 日 3食、バランスのいい食事をし、脂肪や糖質を取りすぎないように気をつけてください。食事療法は糖尿病や脂質異常症を併発している人にもおすすめです。 運動療法によるライフスタイルの変更 運動をすると体の中の脂肪を燃やすことができますが、運動不足が続いていると脂肪はどんどんたまってしまいます。そのため肥満の人には、運動療法が必要です。 減量は脂肪肝の改善に効果的だということがわかっています。運動をして筋肉をつければ、基礎代謝があがり脂肪を燃焼しやすくなるでしょう。1 日 5 分や 10 分であっても、意識して体を動かすようにしてください。 薬物療法によるライフスタイルの変更 脂肪肝に対する根本的な治療になる薬物療法はありません。しかし補助的に治療に薬を用いることはあります。 脂肪肝では、糖尿病や脂質異常症を併発していることがあるため、そちらの病気への薬物療法を行うのです。しかしまずは食事と運動です。あくまでも薬物療法は補助的な立ち位置といえるでしょう。 脂肪肝に新しい治療法・再生医療の可能性 従来の治療方法では、脂肪肝で肝臓の組織が線維化して硬くなる肝硬変に進行すると、元には戻ることはありませんでした。しかし近年、その線維化した組織を溶解し、修復できる再生医療が注目されています。 再生医療は最先端の治療方法です。再生医療における幹細胞治療では、自己由来幹細胞を用いて肝臓の組織を修復させます。肝臓の組織が修復されると、脂肪肝で弱った肝臓の機能の正常化が期待できるという新しい治療方法です。 まとめ・肝硬変や、肝臓がんのリスクになる脂肪肝!治療とライフスタイルの見直しについて 脂肪肝の治療にはライフスタイルの見直しが必要です。栄養バランスの良い食事をする、脂肪や糖質を取りすぎないようにする食事療法や、体を動かして脂肪を燃焼させる運動療法も併せて行います。 また、近年注目を集めている再生医療という治療法もあり、従来になかった効果的な治療方法として選択肢の1つになることも知っておきましょう。 ただ、再生医療は一般的な病院やクリニックで受けることができません。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療専門のクリニックです。治療に関するご質問等はお気軽にお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2024.04.08 -
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何度も足首の同じ部分が痛む!靭帯損傷の後遺症について 足首をひねってしまう靭帯損傷は、誰にでも起こりうるケガです。特にスポーツをしている方なら、経験したことがあるという方も多いのはないでしょうか。 しかし靭帯損傷は、痛みが引いて治ったと思っていたのに「練習中にまた痛みが出た」「踏ん張ろうとしたら足首に違和感がある」「同じ場所をまた捻挫した」というような症状が出ることがあります。 それは後遺症かもしれません。今回は、足首の靭帯損傷の後遺症について解説します。 足首の靭帯損傷で起こる後遺症とは? 足首の靭帯損傷、いわゆる捻挫は、日常的にもよく起こるケガです。身近なケガなので軽く考えてしまいがちですが、放置してしまうと慢性化する恐れがありますし、後遺症が残ることがあります。 後遺症には、次のようななどがあります。 ・患部の痛みが続く ・足首の関節が不安定になる ・同じ箇所の捻挫を繰り返す ・今まで通りの動きができない ・筋力が低下する ・変形性足関節症に進行する また、成長期のお子さんは裂離骨折を起こしていることがありますし、捻挫を繰り返すことで関節の軟骨が損傷すると、変形性足関節症を引き起こすこともあります。 靭帯損傷を起こしたときは、専門医に相談してしっかりと治しましょう。 足首の靱帯損傷で後遺症を防ぐために大切なことは「RICE処置」 足首の靱帯損傷で後遺症を防ぐためには、初期治療としてRICE処置を行うことが重要です。スポーツをする人は特に、応急処置「RICE処置」を覚えておきましょう。 R 安静 (rest) 患部を動かさないようにして安静に過ごします。 I 冷却 (ice) タオルでくるんだ氷などで患部を冷やします。 C 圧迫 (compression) 包帯などで患部を圧迫します。 E 拳上 (elevation) クッションなどに足を乗せて、心臓よりも高い位置おきます。 RICE処置は靭帯損傷の程度に合わせて、1日から一週間程度続けることが必要です。 ケガをしてしまったら早期に医療機関を受診し、専門医の治療を受けてくださいね。 まとめ・何度も足首の同じ部分が痛む!靭帯損傷の後遺症について 足首の靭帯損傷は、治療が不完全な状態で競技を再開すると、痛みや関節のグラつき、同じ箇所の捻挫などの後遺症が起こる危険があります。 痛みや腫れが引いても靱帯の断裂や軟骨の損傷が完治していない可能性があるため、専門医の指示に従って治療を行いましょう。 足首の靭帯損傷が慢性化してしまった場合や後遺症が残ってしまった場合などは、幹細胞を用いた再生医療による治療を検討することも可能です。 再生医療は、スポーツ医療の分野でも注目を集めている最先端医療技術で、アスリートの慢性化した症状の改善や早期の回復を目指しています。 再生医療を治療法の1つとして検討してみたいという方は、専門のクリニックの医師にご相談くださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
最終更新日:2023.10.10 -
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肝硬変、肝臓がんへの進行を防げ!脂肪肝を指摘されたら改善すべきこと 肝臓の病気と聞くとどのようなイメージを持ちますか? 脂肪肝は近年患者数が増えており、人間ドックでも注目されるものの1つです。そして、脂肪肝を指摘されると、「改善するの?」という点が、とても気になると思います。 今回は、脂肪肝は改善できるのか?どんな改善方法があるのかについて解説します。 脂肪肝とは?脂肪肝は改善するのか? 脂肪肝は肝臓に脂肪がたまり、肝臓の機能に障害がある状態をいいます。しかし、肝臓は沈黙の臓器ともいわれ、脂肪肝になっても明らかな自覚症状がないことがほとんどです。 人間ドックで脂肪肝を指摘されるのは 30 ~ 40 %で、50 代以上で脂肪肝を指摘されることが多いです。脂肪肝は進行すると肝臓が繊維化して硬くなる「肝硬変」や、「肝臓がん」といった深刻な病気になるリスクが高くなります。 そして、肝臓が繊維化するともとの状態に改善することができないため、肝硬変になる前の発見が重要です。 肝臓の病気と聞くと飲酒やB型肝炎、C型肝炎のイメージが強いかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。脂肪肝にはアルコール性脂肪肝と非アルコール性脂肪肝の2種類があります。 1つ目は、アルコール性脂肪肝はその名の通り、アルコールを多く飲んでいる人に起こるものです。2つ目は、近年注目され、患者数が増加しているアルコールが原因ではない脂肪肝です。 アルコールが原因ではない脂肪肝は、生活習慣病と同じく食生活や運動不足、ストレスなどが原因で起こります。つまり食べすぎや糖質・脂肪の多い食生活が脂肪肝を引き起こすのです。 そのため、近年は飲酒をしない女性にも脂肪肝が増えています。 脂肪肝の改善方法とは? 脂肪肝は「肝硬変」や「肝臓がん」に進行するリスクがあるため、早い段階での発見と改善が必要です。それでは脂肪肝を改善させるには、どのような方法があるのでしょうか。 禁酒またはアルコールの量を減らす ・アルコールが原因で脂肪肝になった場合は、アルコールの摂取をやめることで脂肪肝が改善する可能性があります ・いきなり禁酒をするのは難しいという人は、休肝日を決める、量を減らすということから始めてみてください。 食生活の見直し ・非アルコール性脂肪肝の改善は食生活の見直しが必要です。脂肪や糖質の多い食事を摂っていないか、バランスの取れた食事をしているか、見直してみましょう ・ただ、肥満の人だけが脂肪肝になっているわけではありません ・無理なダイエットなど、低栄養状態でも脂肪肝になることがあります。つまり痩せている人でも肝臓に脂肪がたまっていることがあるということです。 適度な運動 ・脂肪肝の改善としておススメなのは、適度な運動です。欧米化した食生活により、日本人の体に脂肪がたまりやすくなっています ・便利な移動手段や多忙などにより運動する機会が減っている人もいるでしょう ・運動不足は肥満だけでなく、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病につながるリスクがあります ・糖尿病と脂肪肝には関連があり、糖尿病の人は脂肪肝になりやすいだけでなくインスリンの効きが悪くなってしまいます ・運動の中でも有酸素運動が脂肪肝の改善にいいでしょう ・運動する時間をとるのが難しい場合は、エレベーターではなく階段を使う、買い物は車ではなく歩いていくという方法もあります 脂肪肝の改善に新たな方法 ・食事や運動、禁酒などライフスタイルを見直すことで改善できるのは、軽度の脂肪肝の場合になります ・脂肪肝が進行して肝硬変になると、根本的な治療法がなくなってしまいます ・肝硬変を悪化させないために食事療法を行うことはできますが、それも進行を送らせるものなのです ・いったん繊維化して硬くなった肝臓は元の状態には改善できないということです ・そんな中で近年注目されているのが再生医療です ・自己由来幹細胞を点滴で体の中に入れ、繊維化してしまった肝臓の組織を修復させます ・肝臓の機能が改善し、脂肪がたまって弱っている肝臓を回復させる効果が期待できます まとめ・肝硬変、肝臓がんへの進行を防げ!脂肪肝を指摘されたら改善すべきこと 脂肪肝の改善には禁酒や食生活の見直し、適度な運動が効果的ですが、肝硬変に進行してしまった場合は改善が難しいです。 そんな中、再生医療は硬くなった肝臓を改善させることが期待できる治療法として注目されています。治療法の選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。 再生医療は、一般的な病院、クリニックで診療を受けることができません。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療専門院として多くの症例数を有しています。ご質問やご相談などはお気軽にお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2023.10.09 -
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足首を靱帯損傷!全治までにはどれくらいかかるの? 足首の靭帯損傷は、サッカーやバスケットボールなどのスポーツで起こりやすいケガですが、日常生活の中でも段差の踏み外しなどによっても起こることがあります。そして、大したケガではないと思ってしまう方もいるかもしれませんが、全治まで適切な治療が必要です。 日常生活にも不便があれば、早く治したい!と思いますし、スポーツをしている方ならどれくらいで全治になるのか心配になると思います。そこで今回は、足首の靭帯損傷を起こした場合、どのくらいで全治になるのかについて解説します。 足首の靭帯損傷はどのくらいの期間で全治になる? 足首の靱帯損傷を起こした場合、全治までの時間は症状の程度によっても異なりますが、一般的には数週間から数カ月です。スポーツをする方にとっては、全治までの期間が長く感じられてしまうかもしれませんが、足首の靭帯損傷は初期の治療を怠ると、全治が非常に難しくなります。 軽い捻挫でもスポーツに復帰するにはそれなりの時間が必要で、放置したまま運動を続けていると「足首の捻挫を繰り返すようになる」「後遺症が残る」というようなことにもなりかねません。 適切な治療を受けてしっかり治すようにしましょう。 足首の靭帯損傷の程度と治療内容について 靭帯損傷とはいわゆる捻挫のことで、足首の捻挫は損傷の程度によって3段階に分類されています。 ● 1度 靭帯が伸びる程度の損傷 ● 2度 靱帯の部分断裂 ● 3度 靱帯の完全断裂 1度の場合はアイシングとテーピングをして安静にしていれば2週間程度で回復します。2度の捻挫ではギブスでの固定が3週間程度は必要です。 3度で足首が不安定になっている場合は、手術になることもあります。全治までは、リハビリも含めて数ヶ月は必要です。主治医とよく相談をして、しっかり治しましょう。 足首の靭帯損傷は再生医療によって全治が早くなる!? スポーツ選手にとってケガはつきものですが、足首の捻挫といえども全治しないまま競技に復帰するのは大変危険です。捻挫が慢性化してしまうと、最悪の場合歩行に支障をきたすことも考えられますから、医師の指示に従って、治療やリハビリを行ってください。 その治療法の1つとして、「再生医療」があります。 どこの医療機関でも受けられる治療ではなく、専門クリニックでの治療が必要ですが、再生医療であれば体への負担が少なく、アレルギーや副作用の心配も少ないですし、全治までの期間を早めることも可能になるでしょう。 再生医療では、患者さん自身の幹細胞を利用して、損傷した靱帯の修復や改善を目指しており、慢性化した症状を持つ方や早期治療を希望するプロアスリートに向けたスポーツ医療の分野でも注目されています。 まとめ 足首の靭帯損傷はケガの程度によって、1度2度3度に分類されています。軽いものであればテーピングをして数週間、靱帯が完全に断裂した場合は全治までに数ヶ月かかる場合があります。 不完全な状態で競技に戻ると、後遺症を招く恐れがありますから、安心してスポーツを続けるためにも、医療機関で適切な治療を受けてください。 治療法の1つとして、再生医療をご紹介しました。足首の靱帯損傷で早く完治したい、慢性化した症状で悩んでいるという方は、再生医療による治療の検討もしてみてはいかがでしょうか。 ▼こちらも併せてご参照ください 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2023.10.12