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- 糖尿病
糖尿病ってどんな病気? 目次 糖尿病とは インスリン 1型糖尿病と2型糖尿病 関連する合併症 検査と診断 治療 糖尿病とは 普段わたしたちが食べている食べ物は大きく分けてたんぱく質・脂質・炭水化物の三大栄養素に分けられます。健康な人でも炭水化物(ブドウ糖)を摂ると一時的に血糖値が高くなりますが、時間とともに正常値に収まります。 糖尿病の人の場合、この血糖値が正常値に戻らず高い状態になります。これは「インスリン」という膵臓から分泌されるホルモンの分泌が少なかったり、「インスリン」が正常に働かないことが原因です。 この国の糖尿病患者は生活習慣(食生活など)や社会環境の影響もあり昨今増加しています。糖尿病は一度発症すると、完全に治癒することはありません。放置すると網膜症・腎症・神経障害などの重篤な合併症により失明や透析治療を要することもあります。 糖尿病は発症する原因によって「1型糖尿病」「2型糖尿病」「その他」「妊娠糖尿病」のタイプに分けられます。 インスリンとは インスリンは血糖値(からだの中のブドウ糖の量)を減らすホルモンです。インスリンは膵臓(すいぞう)のランゲルハンス島とよばれる場所にあるβ細胞(ベータさいぼう)で作られています。 炭水化物は消化酵素のはたらきにより、ブドウ糖に分解され、小腸から吸収されます。このとき、小腸からGLP-1とよばれるホルモンが血中に放出されます。 血液のなかのブドウ糖が増えると、このホルモンが血液を介して膵臓にインスリンを放出するように命令します。その結果、ブドウ糖を臓器や筋肉に取り込ませます。また体の中の筋肉などに送りこまれたブドウ糖を、解糖系と呼ばれる体を動かすエネルギーに変えることを促進します。このようにしてインスリンは血糖値を調整するはたらきを持っています。 1型糖尿病と2型糖尿病 1型糖尿病 1型糖尿病はこどもや青年に多く、若年性糖尿病とよばれることもあります。膵臓のランゲルハンス島のβ細胞が壊されたり、障害されることで発症します。 最初に風邪の様な症状があり、そのあと喉が渇いたり尿の量が多くなったり急激にやせるなどの症状がみられます。原因はまだ不明なことが多いですが、自己免疫性が発症の90%を占めています。 自己免疫は本来、体の外の敵から自分の体を守るためにはたらくものですが、誤って自分のからだのβ細胞を標的にしてしまうことが発生の原因と言われています。この発症にはウイルス感染と関連があるといわれています。主なものエンテロウイルス(いわゆる風邪)・ムンプス(おたふく風邪)などです。 1型糖尿病はインスリン依存型糖尿病(IDDM)とよばれ、ほとんどの場合インスリン療法が必要不可欠となります。 2型糖尿病 2型糖尿病は最も一般的な糖尿病で、糖尿病のうち90%以上がこの2型糖尿病です。40歳を超えたあたりで発症することが多いです。この国では男性にやや多く発症します。 太っている人・または過去に太っていた人に多いといわれていますが、太っていなくてもインスリン感受性の低い人は発症することがあるので注意が必要です。原因はさまざまで、体質や、高カロリーな食生活・高脂肪食・運動不足などの生活環境の組み合わせでの発症が考えられます。 遺伝によって発症することも知られており、親が糖尿病だったという人が多いのもこのタイプの糖尿病の特長です。その結果、インスリンの分泌量や作用不足(効きにくくなる)が起こります。このインスリンの作用不足はインスリンの分泌能が低くなるという原因と、肝臓や筋肉がインスリンに対する抵抗性(効きにくくなる)が原因となります。 インスリン非依存型糖尿病(NIDDM)ともよばれますが、治療にインスリンを用いることもあります。 症状は2型糖尿病の場合、初期症状はほとんどなく、早期発見が難しいです。悪化するにしたがって、口の中が渇く(口渇)、喉が渇きやすくなる(水分を多く摂るようになる)、トイレが近くなる、体重が減る、疲れやすくなるといったような症状がみられます。また、血糖値が上がりすぎると、意識障害を起こすことがあります。 さらに悪化すると、糖尿病網膜症(目の網膜にある血管に出血がおこったり、異常な血管が出来てしまうことで視力が低下したり失明などを引き起こす)、糖尿病性腎症(腎臓の血管が破壊されることにより、腎臓の機能が低下し、腎不全などを起こす)といった合併症がみられます。 一度発症すると完全に治ることはありません。 要因 2型糖尿病は遺伝によっても発症しますが、ストレスや肥満や過食・運動不足によっても発症する生活習慣病の一つです。そのため、このような要因を心がけていれば未然に防ぎ糖尿病になりにくい日常生活を送ることが出来ます。 昨今、2型糖尿病が増えている背景には急速な食の欧米化が挙げられます。もともとアジア人はインスリンの分泌能が低いため、こうした食の欧米化に膵臓が対応できず、血糖値の高い状態となります。このような食生活を改善し、カロリーを必要以上に摂ることなく生活を送ることが食事療法の基本となります。 関連する合併症 合併症の中には急性合併症と慢性合併症があります。急性合併症は、糖尿病ケトアシドーシスと高血糖高浸透圧症候群があります。慢性合併症は血糖値が高い状態を放置していると、血管をボロボロに傷付け、動脈の老化を進めることで起こります。血管病には大きい血管が障害される大血管症と、小さい血管が障害される細小血管症に分けられます。 糖尿病ケトアシドーシス 糖尿病ケトアシドーシスは血糖値を下げるインスリンが作用しないことで起こります。ブドウ糖をエネルギーとして利用できなくなるため、からだは代わりに脂肪をエネルギーとして分解しエネルギーを作り出します。脂肪を分解するとケトン体という物質が血液中に増えます。これにより血液中が酸性になり、ケトアシドーシスになります。 重度な脱水状態になり、急に喉が渇いて水をたくさん飲んだり、尿がたくさん出て全身のだるさがみられます。吐き気や腹痛がみられることもあります。また、高血糖状態により意識障害や昏睡になることもあります。 インスリンの不足で起こるので、1型糖尿病を発症したときや、インスリンを適切に投与されなかったときなどに起こります。また、適切に投与していた場合でも、全身状態が悪い時などは高血糖状態となりケトアシドーシスとなることがありますので、こまめな血糖値測定が必要となります。 1型糖尿病だけでなく、2型糖尿病でもジュースを大量に飲んだ時などに起こることがあります。これはソフトドリンクケトーシスとよばれ、1日に何リットルもジュースを飲んだ際などに大量の糖が血中を流れ、血糖値の急上昇が起こります。それにより昏睡状態になることがあります。インスリン注射を必要としていない患者さんにも起こり得るので注意が必要です。 高浸透圧高血糖症候群 高浸透圧高血糖症候群は糖尿病ケトアシドーシスと同じく高血糖をきたす急性合併症です。重度の高血糖状態と極度の脱水や意識障害を引き起こします。高齢者に多く、感染症や嘔吐・下痢による脱水などの糖尿病以外の病気が引き金になることもあります。 大血管症 高血糖状態が続くと、大血管では動脈硬化が進行します。動脈硬化は糖尿病をはじめとして、高脂血症や高血圧症、喫煙などでも起こりやすいです。初期の動脈硬化は動脈の内側の壁にさまざまな物質が沈着して分厚くなったり、硬化したり、プラークとよばれる隆起ができます。このプラークが剥がれることによって血管で詰まることにより、脳梗塞、心筋梗塞、末梢動脈疾患(PAD)などさまざまな合併症を起こします。 脳梗塞は脳の血管が詰まることで発症します。突然の意識障害や意識消失、左右どちらかの手足の麻痺、ろれつが回らなくなるといった症状を引き起こします。場合によっては一時的に症状が治まることもありますが、時間が経つにつれて症状は悪化しますので注意が必要です。早期に受診出来るかが今後の予後に大きくかかわるので早急に医療機関へ受診しなければいけません。 心筋梗塞は心臓の血管が動脈硬化により狭くなることで発症します。狭くなった心臓の血管に血栓などが詰まることにより心筋が酸素不足になり壊死します。血流が止まると約20分で心筋の壊死がはじまり、一度壊死した心筋細胞は元には戻らないので早期に処置が必要となります。初期には体を動かすときに胸が痛くなり、安静にしていると収まる狭心痛が特徴的です。 細小血管症 細小血管症は細い血管が集中している場所で合併症が起こります。主に、眼・腎臓・神経です。 まず眼の網膜の中の血管に障害(網膜の中の血管に出血したり、異常な血管ができる)によって、視力の低下や、失明が起こります。 腎臓は血液をろ過し、体に不要なものを体の外へ排出する役割を持っています。このろ過に関与する糸球体とよばれる場所の毛細血管が壊されることによって腎臓の機能が低下します。これを腎不全といいます。 腎症が進行するにしたがって、薬で血圧を下げなければならなくなったり、たんぱく質を厳しく制限された食事療法などが必要となります。さらに進行すると、人工透析により機械で血液をろ過することが必要となります。 神経は細い血管によって栄養されています。神経細胞への血流が障害されることで、神経に障害が起こります。手足にしびれがでたり、感覚や痛みにも鈍感になっていたり感じにくくなっているため、足のケガややけどに気付かずに壊疽(えそ)になることがあります。場合によっては足を切断することになります。 その他の合併症 その他の合併症は感染症や歯周病があります。糖尿病の患者さんは肺結核・尿路感染症・皮膚感染症などの感染症にかかりやすい状態になっています。とくに足の皮膚感染症は壊疽につながりますので注意が必要です。また、口内での細菌感染が起こりやすいので、歯周病が悪化することが知られています。 検査と診断 糖尿病の検査では血糖値の測定があります。健康な人でも食事のあとは血糖値の上昇がみられますが、インスリンの分泌により血糖値は徐々に下がります。 早期空腹時血糖検査では検査当日の朝食を食べていない状態での血糖値を測定します。早期空腹時血糖検査で126mg/dl以上で糖尿病型と診断されます。 随時血糖検査では食後からの時間は定めずに血糖値を測定する検査です。随時血糖値が200mg/dl以上の場合は糖尿病型と診断されます。 75gOGTT検査では検査当日の朝までに10時間絶食した状態で血糖値を測定したのち、75gのブドウ糖を溶かした水溶液を飲んで30分と1時間後と2時間後に再度測定するという検査です。この検査は高血糖状態で行うとさらなる高血糖状態を招くことになるので、明らかな自覚症状がある場合は診断に必要ではない検査です。 HbA1cは血液中の赤血球の一種であるヘモグロビン(全身の細胞に酸素を送るはたらきをしている)にくっついている糖化ヘモグロビンを測定する検査です。高血糖状態であればあるほどヘモグロビンに結合するブドウ糖の量は増えます。赤血球の寿命は約120日であり、過去1~2ヶ月の血糖値を測定することができますので、検査直前の食事や運動などの影響は受けない検査となります。 以上の検査で、 ・早期空腹時血糖値126mg/dl以上 ・75gOGTT2時間閾値200mg/dl以上 ・随時血糖値200mg/dl以上 ・HbA1cが6.5%以上 のいずれかで糖尿病型と判定されます。さらに別の日に同様の検査をして再び異常があれば糖尿病の確定診断となります。 また、この検査で「糖尿病型」「正常型」を判定する際に、どちらともいえない「境界型」とよばれる判定が存在します。これは将来糖尿病の発症のリスクが高いことが示唆されますので、6ヶ月~1年で定期的な検査をすることを推奨されます。 また早期に食事療法や運動療法を行うことで未然に防ぐことができますので、生活習慣を見直すことが推奨されます。 治療 糖尿病の治療において最も重要なことは血糖値をコントロールすることです。薬物療法では、「経口血糖降下薬」「注射療法」が挙げられます。 経口血糖降下薬 ・SU薬(スルホニル尿素薬)は膵臓のβ細胞に作用し、インスリン分泌を促す薬です。 ・BG薬(ビグアナイト薬)は肝臓での糖新生を防ぐ薬です。また、筋肉のブドウ糖利用を促す働きもあります。 ・インスリン抵抗性改善薬は脂肪細胞に作用することでインスリン抵抗性を改善し、インスリンの作用を高めることが出来る薬です。 ・α-グルコダーゼ阻害薬は糖質の分解を抑えることで急激な血糖値の上昇を防ぐ薬です。 注射療法 血糖値を下げるホルモンであるインスリンを直接補充する治療法で、1型糖尿病の患者さんには不可欠な治療となります。2型糖尿病では以前は末期にのみ行われる治療でしたが、食事療法や運動療法、前述の経口血糖降下薬での血糖のコントロールが出来なかった場合や、治療開始時や治療中断時に高血糖状態の場合に用いることも増えました。インスリン製剤は効果時間や持続時間によって超即効型・即効型・混合型・配合溶解・中間型・持続型溶解などのタイプがあり、患者さんの状態に合わせて使用されます。 小腸のL細胞から分泌されるホルモンであるGLP-1(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド-1)は血糖値を下げるはたらきがあります。GLP-1受容体作動薬は、そのはたらきを注射によって補う治療となります。 空腹時にははたらかず、食事により血糖値が上がった際にはたらくため、低血糖を起こしにくいですが、他の薬との併用での低血糖に注意が必要となります。また、食欲を抑える作用もあるとされています。 その他の治療法 薬物療法以外にも、食事療法や運動療法が不可欠となります。 食事療法での適切なカロリー摂取量は、年齢・性別・体格・運動量によって異なります。その患者さんに合った指示カロリー量を超えないことが基本です。特定の栄養素を制限する必要はなく、適正なカロリーを規則正しく摂取することが大切になってきます。 運動療法は糖尿病治療の基本の1つです。運動を行うと筋肉でブドウ糖や脂肪の利用が促進され、血糖値が低下します。さらに、インスリンの作用もよくなり、血糖のコントロールもよくなります。運動の種類としては、散歩や自転車、水泳といった有酸素運動を中心に、筋トレなどの無酸素運動をバランスよく組み合わせるとよいでしょう。 一度発症すると完全に治ることのない糖尿病ですが、血糖値をコントロールすることにより、健康な人と同じように生活を送ることが可能な病気ですので生活習慣や食生活や運動療法を継続して行うことが重要となります。 まずは予防についてもご覧ください 監修:リペアセルクリニック大阪院
2020.07.21 -
- 免疫細胞療法
「免疫細胞療法」で簡単に免疫力を上げる方法の魅力を徹底解説 簡単に免疫力を上げる方法があれば、誰もが利用してみたいと思うのではないでしょうか? 今回は、簡単に免疫力を上げる方法の1つとして注目されている「免疫細胞療法」の魅力について解説します。 こちらもご参照ください 簡単に免疫力を上げるとは? 免疫力低下の原因を取り除くことには限界があります。 そして、免疫力を低下させる要因は、生活の中のさまざまな所に隠れています。 ・ストレスを溜めこんでいる ・睡眠不足 ・運動不足 ・過度な運動 ・喫煙や飲酒 ・栄養不足や偏った食生活 これらの原因を特定し、改善することで免疫力の向上(低下の改善)を見込めますが、これにはどうしても限界があると思う人も多いのではないでしょうか。 また、病気や治療薬の影響で免疫力が低下している場合、原因を取り除くことが困難なケースも珍しくありません。 免疫細胞療法で免疫を上げる 積極的に免疫力を高める方法としておすすめしたいのが「免疫細胞療法」です。 免疫細胞療法は「NK細胞(自然免疫に関わる免疫細胞)」などを本人の血液から取り出し、培養して数を増やす+活性化させてから点滴で本人の体内に戻す治療法です。免疫細胞を短期間で大幅に増やすことができる治療法であり、数が増えて活性化した免疫細胞はそれまで以上に病原体などの異物への攻撃力を高めることができます。 そして、この免疫細胞療法は、簡単に免疫力を上げる方法であるということができます。 免疫細胞療法は「がん」に対する効果も期待できる! 免疫細胞療法は「がん」に対しても効果が期待できると注目されています。 免疫細胞は、日常的に発生し増殖しようとする「がん細胞」を攻撃し、その増殖によるがんの発症を抑えているという側面もあります。簡単に免疫力を上げる方法である免疫細胞療法により免疫機能を強化することで、がん細胞の増殖を抑える機能を強化できるのです。 今まで、がん治療は「手術」「放射線」「抗がん剤」といった治療法がありましたが、副作用や体への負担が大きいことがどうしてもネックでした。免疫細胞療法は副作用や体への負担が少ない治療方法となっており、低負担の「新しいがん治療」としても注目されているのです。 まとめ 免疫細胞療法は血液から免疫細胞を取り出して数を増やし、体内に戻すことで簡単に免疫力を上げる方法であると言えます。 その特性上、副作用のリスクが少なく、手術のような体への負担が大きくかかることもない、利用のハードルが低い治療法として注目されています。免疫力を高めることは風邪などの病気のリスクを抑えるだけでなく、がんの予防や再発予防にも関わることが知られており、免疫細胞療法はがん治療の新しい選択肢としても注目されています。 免疫力の低下が気になっているという人は、生活習慣を見直すだけでなく、免疫細胞療法による積極的な免疫力向上を図るという選択肢も考慮してみてはいかがでしょうか。
2020.07.21 -
- 免疫細胞療法
膀胱炎は再発する!20代の若さで繰り返すのは免疫が低下している可能性が高い 「膀胱炎」という病気は、再発を繰り返す可能性がある病気です。20代という若さで膀胱炎の再発を繰り返す場合には、免疫が低下していることを疑うべきかもしれません。 今回は、20代で膀胱炎を繰り返す場合に免疫力低下を疑う理由について解説します。 20代で膀胱炎を繰り返すのは免疫が低下していることが原因? 「膀胱炎」とは、膀胱に細菌が感染し、炎症を起こす病気です。女性は、尿道が比較的短いことから女性に多く見られ、20~30歳代の若い女性に最も多く、膀胱炎を繰り返す人も少なくありません。 膀胱炎はなぜ繰り返す人が多いのか? 膀胱炎の治療は原因菌を駆除するための抗生物質を用います。ただ、人によっては症状が改善した時点で完治したと勘違いし、医師の処方した薬をその時点で服用中止してしまうケースがあるのです。これが問題で、実は症状が治まって完治したと思っていても、膀胱内には原因菌が残っている場合があるのです。 数が減ったことで症状が治まる可能性がありますが、免疫が低下すると原因菌が一気に増殖し、膀胱炎を再発してしまう可能性が高まります。このように、最初に発症したときにきちんと治療しきれなかった(膀胱に原因菌が残っている)場合に免疫力が低下することで再発しやすいのが、膀胱炎の特徴の1つなのです。 20代となると社会人になっている人が多く、仕事でストレスを溜め、疲労回復が追い付かないことで免疫が低下していることもあります。そのため、膀胱炎を繰り返す人が多いのでしょう。 免疫を高めることで繰り返す膀胱炎を予防できる? 膀胱炎のように細菌などの感染を原因とする病気の中には、体内に潜伏することで免疫力が低下したときに再発する病気も少なくありません。根本的な治療が難しいケースも多く、免疫力を高い状態で維持することが再発防止に役立つ場合もあります。 もし、免疫を医学的な手法で向上させ、繰り返す膀胱炎などを予防したいと考えているのであれば「免疫細胞療法」を検討してみることをおススメします。免疫細胞療法は本人の血液から採取した免疫細胞を培養し、増殖・活性化させてから点滴で体内に戻すという治療法です。 自家細胞を利用するため副作用のリスクが少なく、体への負担が少ない治療内容となっています。 この治療法は「がん」の予防および治療後の再発予防に効果が期待されているという点でも注目されており、新しい治療法としてさまざまな可能性を秘めているのです。20代で膀胱炎を繰り返すという悩みの改善にも役立ち、免疫を上げることでさまざまな病気のリスクを減らすこともできます。 まとめ・膀胱炎は再発する!20代の若さで繰り返すのは免疫が低下している証拠です 膀胱炎の症状は不快なものであり、20代など若い年齢であっても繰り返すことが多いです。しっかりと治療して、免疫力を高めることで再発予防に努めましょう。 免疫力を高める方法としては免疫細胞療法という選択肢もおすすめです。 繰り返す膀胱炎などで悩んでいる、免疫を高めたいという人は、免疫細胞療法による治療を検討してみてはいかがでしょうか。尚、免疫細胞療法に関する詳しい内容などお知りになりたい方は当院までお気軽にお問い合わせ下さい。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2020.07.20 -
- ひざ
- 再生治療
畑仕事で膝が痛くなる!放置すると更に悪くなる!?その原因と対策、治療法 畑仕事をしていると膝が痛い、立ち上がりやしゃがむときにつらい…というようなことはありませんか? 「年のせいかな?」「年も年だから仕方がない!」などと、膝が痛いのに畑仕事を頑張り、病院に行かないままでいると、どんどん症状が悪化してしまうかもしれません。今回は、「畑仕事をしていると膝が痛い」という症状が出る場合、その原因や対処法について紹介します。 畑仕事をしていると膝が痛いのはなぜ? 畑仕事をしているとき膝が痛い場合、「畑仕事そのものが膝の痛みの原因なのかな?」と思う人もいるかもしれません。しかし、「膝が痛い」という症状が出る原因は、畑仕事に限ったことではなく、いろいろあります。 膝が痛い症状の原因とは? 膝に限らず、関節は加齢によって痛みが出やすくなります。特に膝の関節は、日常生活の中で歩くだけでも負担がかかっていますから、年齢を重ねると「膝が痛い」という症状を訴える人もたくさんいます。 畑仕事を長年続けてきたという人の場合、さらに膝には大きな負担がかかっています。畑仕事では重いものを持ったり、腰をかがめて中腰になったり、同じ姿勢のままでいることも多い仕事です。また、頻繁な屈伸運動が膝に負担をかけるので、膝が痛みやすくなるのです。 膝の痛みの原因は医療機関で診断してもらいましょう! 痛みがあるのに我慢をしていてはいけません。畑仕事をしていて膝が痛いのであれば、医療機関を受診し、診察を受けてください。そうすることで、痛みの原因が分かります。 痛みの原因が分かれば、治療法も見つかりますから、つらい痛みを改善できるでしょう。 畑仕事で膝が痛い…畑仕事のやり方を見直そう! 畑仕事をすると膝が痛いという場合は、畑仕事のやり方を見直すことで、症状が緩和できることもあります。例えば、畑仕事をおこなう姿勢や履いている靴を見直し、物を持ち上げるときに立ったまま持ち上げようとせずゆっくりとしゃがんで持ち上げるようにするなどです。 あなたに合ったサイズの靴を履き、足全体をサポートする靴にすることで膝や股関節への負担が軽くなります。クッション性の高い中敷きも敷くようにすると、さらに足にかかる負担が軽くなるでしょう。 畑仕事をすると膝が痛い!治療法は? 膝の痛みの原因はさまざまですが、軽度であれば安静にする、運動療法をするなどによって痛みの緩和ができることもあります。病院を受診し、膝の痛みの原因が関節周辺の筋力不足のせいだと言われたら、筋力トレーニングやマッサージ、ストレッチをおこないましょう。 筋肉をつけることによって、筋肉が関節をサポートするので痛みが軽減します。ただし、急に過度の筋力トレーニングを行うと逆効果になってしまうため、少しつらいかな、という程度の筋力トレーニングを毎日継続して行うようにしてください。 トレーニング方法についても、医療機関の医師などに指導を受けると良いでしょう。 手術を検討しなければならないことも… 「畑仕事をすると膝が痛いのは、きっと年のせい…」などと思って頑張りすぎてしまうと、関節に変形や軟骨のすり減りが起きてしまうことがあります。一度生じた損傷は自然治癒することはほぼないので、医師の指導の下、運動療法や薬物療法をおこなうだけでなく、外科的手術を検討しなければならなくなることもあります。 膝が痛いとき…再生医療という選択肢もある! 近年、注目を集めている再生医療によって、関節の痛みを軽減する効果が期待できます。 再生医療では、自身の細胞を用いて関節の修復を図るため、副作用のリスクも少なく、身体にも大きな負担がかかりません。また、手術に比べると治療期間も短期間で済むというメリットもあります。 再生医療に興味のある人は、専門のクリニックでご相談ください。 まとめ・畑仕事で膝が痛くなる!放置すると更に悪くなる!?その原因と対策、治療法 畑仕事をすると膝が痛い…というのは、単に年のせいではない可能性があります。ですから、痛みは我慢せず、早めに医療機関を受診し、痛みの原因を診断してもらいましょう。そうすることで、痛みを緩和できる可能性が高くなります。 また、膝の痛みを改善するための方法として、再生医療という治療法も選択できます。再生医療については、どこの医療機関でも受けられるというものではないので、専門のクリニックでご相談くださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.07.20 -
- 再生治療
股関節の痛みの原因は立ち仕事!?痛みを緩和するための方法 重い荷物の運搬作業や美容師、農家など立ち仕事をしていると、「股関節が痛い!」ということや、股関節の違和感を覚えたりすることがあると思います。 「脚の付け根が歩くと痛い」「しゃがめない」「靴下が履きにくい」などの症状が出ます。 これらの症状の原因となる疾患や股関節の痛みの悪化を防止する対策、痛みを緩和する治療法についてご紹介します。 立ち仕事が原因で股関節が痛いのはどんな病気? 股関節は、体重を支えるだけでなく、「立つ」「歩く」「座る」など日常生活の基本動作を司る要となっている関節です。 立ち仕事は股関節に過度な負担がかかるので「変形性股関節症」になりやすいと考えられています。 股関節には軟骨があり、この病気になると軟骨が少しずつすり減ってしまいます。そのため、股関節に痛みが生じたり、歩行障害が現れることもあるので注意が必要です。 立ち仕事だけでなく、肥満や股関節に負担のかかるスポーツも、この病気になりやすいです。 股関節の痛みの悪化を防止するために心掛けること 4 つ 日常生活の中で、股関節へ負担がかからないように気を付けることについて、4項目にまとめました。 1.体重管理 体重の増加は、股関節への負担をさらに大きくします。自分の適正体重を保つようにしましょう。 2.適度な運動 股関節の可動域を広げる運動は、血流が良くなります。無理のない程度に行うようにしましょう。痛みが強いときは、運動は控えるようにします。 3.冷えの注意 腰回りが冷えると、股関節の痛みも増強します。暖かい服装で過ごし、入浴はシャワーだけで終わらせず湯船につかる習慣をつけましょう。 4.生活スタイルの改善 股関節への負担が少ない、ベッドや椅子での生活がおすすめです。 股関節の痛みを緩和する治療法 3 つの治療法があります。それぞれ、説明していきます。 ①薬物療法 痛み止めの薬を服用します。股関節の痛みを緩和する治療で、根本的な治療ではありません。 ②運動療法 適度な運動により股関節のまわりの筋肉を強化し、股関節の変形の進行を抑える療法です。 適切ではない運動は痛みを増強させるので、医師や理学療法士の指導の元、ストレッチなどを行います。痛みの緩和にもつながります。 ③手術療法 症状の改善がみられない場合に、手術を検討することもあります。手術は 2 種類あり、自分の骨を活用する骨切術、関節の変形が進んでいる段階ならば人工股関節手術が主に選択されます。 まとめ・股関節の痛みの原因は立ち仕事!?痛みを緩和するための方法 立ち仕事により股関節に痛みが生じる疾患は、変形性股関節症が考えられます。痛みを増強させないためのポイントや痛みを緩和する治療法について紹介しました。 症状が悪化する前に予防することや自分に合った治療法を選ぶことも大切です。 近年は再生医療による治療を選択することもできます。この治療法は、スポーツ医療でも多く用いられています。患者さんの負担を抑えることができ、副作用も少ないため、注目を集めています。 変形性股関節症の治療のひとつとして、再生医療について検討してみることも良いでしょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.07.19 -
- 免疫細胞療法
歯周病の予防に免疫力を利用する方法とは? 「歯周病」は歯の健康に関わる病気の1つであり、歯周病を予防することは高齢になっても健康な歯を維持するために重要です。そんな歯周病予防には歯磨きなどのデンタルケアの他にも「免疫力」が関わっていることをご存知でしょうか。 今回は、歯周病の予防と免疫力の関係について解説します。 歯周病を予防するには免疫力を高めることが必要! そもそも「歯周病とはどんな病気なのか?」について理解することで、予防と免疫力の関係について理解しやすいと思います。歯周病とは、歯と歯茎の間に細菌が感染し、歯の周りに炎症を起こす病気です。 いわゆる「歯周病菌」により歯茎に炎症が起こり、その状態を放置することで最終的に歯を支えている骨を溶かして歯が抜けてしまいます。つまり、歯周病も感染症の一種だといえるのです。 さて、免疫力とは病原体の感染に対する防御能力であり、体内に潜伏している細菌も免疫力が高い間は大きな悪さをしません(不活性)。逆に免疫力が低下してしまうと、体内に潜んでいる細菌が暴れだし(再活性化)、さまざまな症状を引き起こしてしまうのです。 歯周病も細菌感染により発症する病気の1つなので、免疫力が低下すると歯周病菌の活動が活発になり、歯周病が進行しやすくなります。一般的に高齢になると歯周病のリスクも高まるのですが、これは加齢による免疫力の低下によるものが一因となっているのです。 免疫力を高めて歯周病を予防しよう! 歯周病予防には「歯磨き」などの口腔内ケアはもちろん重要ですが、細菌が関係している以上は免疫力を高い状態で維持することもその予防の一助となるでしょう。 免疫力が下がる原因はさまざまで、例えば「ストレスが溜まっている」ことも免疫力を低下させる要因となります。そのため、ストレスを発散し、ストレスを溜めこまないことが免疫力低下を回避する方法となります。 他にも生活習慣を見直すことで免疫力を改善できる可能性がありますが、もっと積極的に免疫力を向上させたいという人もいるでしょう。そんな人には「免疫細胞療法」をおすすめします。 免疫細胞療法で免疫を高めて歯周病を予防しよう 免疫細胞療法とは、病原体を攻撃する「NK細胞」などの免疫細胞を血液から取り出して培養し、活性化させて数を増やしてから本人の体内に戻すことで免疫力を高める治療法です。 本人由来の免疫細胞を用いるため副作用が少なく、採血と点滴だけなので体への負担も少なくて済みます。 まとめ・歯周病の予防に免疫力を利用する方法とは? 歯周病予防は健康的な生活のために必要な要素の1つであり、免疫力を高めることで歯周病菌の活動を抑えることができます。免疫細胞療法は免疫力を高めるために重要な治療法であり、免疫力の低下が気になっている人には一考の価値がある治療法です。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.19 -
- ひざ
- 再生治療
その膝の痛みは、X脚ではなく反張膝かもしれません!? 「反張膝が痛みの原因になる」という話を聞いたことはありますか?膝の痛みの原因は数多くありますが、この反張膝もそのひとつです。聞いたことがないという方も、膝に痛みがあるのであれば、もしかしたら既に反張膝なのかもしれません。 今回は、膝の痛みの原因になる反張膝について解説していきます。 膝が痛い!痛みの原因はX脚ではなく反張膝だった? 少し耳慣れない言葉かもしれませんが、反張膝は膝の痛みの原因の1つです。 反張膝とは、足を横から見たときに後ろに弓のように曲がってしまっている膝変形のことです。「X脚」を心配して病院を受診する方の中にはこの反張膝である方がいます。 反張膝の原因としては、生まれつきや大腿骨に外傷を受けて変形したことなどが考えられます。また、膝が反るような力の入れ方を続けることでも反張膝を招くことがあります。 さらに、脳卒中などの脳疾患で麻痺が残った方も、姿勢が後ろに倒れ気味になることで膝の関節が伸びてしまい、反張膝となる場合があります。反張膝では、膝の関節が過度に伸び切った状態にあるため、より大きな負担がかかり、痛みの原因になります。 また、重心が後ろに傾いてしまうため、骨盤を前傾させてバランスを取り、その結果膝関節や足部の変形をもたらしてしまうこともあります。 このように、反張膝は膝だけでなく、股関節の痛みの原因になることもある病気なのです。 反張膝のつらい痛みの原因を改善する方法 反張膝を改善する方法はあるのでしょうか?まずは反張膝となってしまっている原因を知るために、早めに受診することが大切です。反張膝の状態にある期間が長いほど、膝の変形や靭帯の損傷などの可能性も高くなります。 もし、姿勢の崩れや、筋力不足であれば、医師など専門家の指導を受けながら自分でセルフケアを行うことで反張膝による痛みの改善がみられる場合もあります。 また、サポーターを装着してリハビリを行うのも有効です。サポーターをすることで、膝が反るのを防ぐことができ、リハビリで筋肉のバランスが改善します。すると、痛みの原因となる膝への負担も減るため、反張膝に効果的です。 しかし、生まれつきの骨の変形がある、すでに関節が損傷してしまっているというような場合は、自分で修復することは不可能です。そのようなときは外科的手術が行われる場合もあります。骨を削って関節同士のかみ合わせを良くし、過伸展がおきないよう調整する手術を行います。 反張膝、つらい痛みの治療は再生医療という選択肢 膝の痛みの原因になる「反張膝」は、再生医療で治療するという選択肢もあります。再生医療では、自身の細胞を用いて関節の修復をはかるため、拒絶反応などの危険性が少なく、体への負担も最小限に抑えながら治療することができます。 まとめ・その膝の痛みは、X脚ではなく反張膝かもしれません!? 反張膝は膝だけでなく、股関節の痛みの原因ともなる場合があります。そして、反張膝である期間が長ければ長いほど、関節の変形や損傷も大きくなってしまうため、早めの受診が推奨されます。 治療法もさまざまですが、近年は再生医療に注目が集まっています。再生医療に興味をお持ちの方は、専門のクリニックに相談してみてください。以上、反張膝は膝の痛みの原因になるの?改善方法はある?について記させて頂きました。参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.18 -
- 再生治療
- 肝疾患
- 幹細胞治療
健康診断で脂肪肝の心配が!その数値についてと症状について解説します! 健康診断などで「脂肪肝」という言葉を聞いたことがあるかも人は多いと思います。しかし、何となく不健康なイメージがあると思いますが、具体的に何がどうなっているのか知っているという人は少ないのではないでしょうか。 そこで今回は、脂肪肝の数値や症状などについて解説します。 脂肪肝について詳しく知ることで、病気の発生や悪化のリスクを減らしていきましょう。 脂肪肝の数値 過去に受けたことのある健康診断(血液検査)の結果が手元にある場合は、リストに掲載されている項目の中から「AST」「ALT」という項目を探してください。 ・AST(GOT):基準値7~38IU/L ・ALT(GPT):基準値4~44IU/L 上記の数値を越えている場合、疑われる病気の1つとして「脂肪肝」が挙げられます(その他にも肝炎や肝硬変なども含まれる)。 また、脂肪肝とは直接関係しない数値ですが「BMI」という数値があり、これは肥満指数を表していてBMI≧25だと肥満であると診断されるのです。 肥満と診断された人の2~3割ほどに、脂肪肝の疑いがあるとされています。 脂肪肝の症状とは? 病気の初期症状を見極めることで予防や症状の進行を抑えるといったアクションを起こせるものですが、厄介なことに脂肪肝は初期の段階では目立った症状がないのです。 ある程度、症状が進行すると「疲れやすくなる」「ボーっとする」「腹部に違和感を覚える」などの症状を自覚することがありますが、前述の通りこれはあくまでも「症状が進行している状態」であるため、原因となっている生活習慣などの改善が難しいという側面があります。 そのため、定期的な健康診断を受けて、肝臓の数値をチェックすることが大切です。 脂肪肝の治療法と再生医療 脂肪肝の治療法としては、原因となっている生活習慣を改善することで症状の進行を抑えることができますが、現状の肝臓の状態を治療するための治療にはなりません。 肝臓の状態をそのままにすると、次第に「肝硬変」や「肝臓がん」といった状態に進行する可能性があり、場合によっては命に関わることもあります。 そこで注目されているのが「再生医療」という治療法です。 再生医療は「幹細胞」を利用することで脂肪により弱っている肝機能を改善できる可能性があります。 患者さんによって治療効果には個人差が見られますが、従来の治療法では見出すことのできなかった「弱った肝臓の再生」という可能性を見出せる再生医療は、一考の価値があると言えます。 まとめ・健康診断で脂肪肝の心配が!その数値についてと症状について解説します! いかがでしたでしょうか。 脂肪肝は数値から見ることができる可能性はあるものの、自覚症状は目立つものではなく、気づかないうちに症状が大きく進行している可能性があります。 健康診断をきちんと受けて、肝臓の数値をチェックし、脂肪肝になっていないか診断してもらうようにしましょう。 近年は、従来の治療法では改善することの難しかった脂肪肝の症状を、再生医療で改善する再生医療という治療法があります。個人差はありますが、肝機能の回復を図りたいのであれば、この再生医療を検討してみる価値は大いにあると言えます。 この記事がご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪 こちらもご参照ください
2020.07.18 -
- 免疫細胞療法
免疫力が関わる疾患、厄介な特性を持つ病気「帯状疱疹」の治療方法 「帯状疱疹」は、免疫力が関わる病気の一種です。そして、治療法はありますが、帯状疱疹は厄介な特性を持つ病気でもあります。 今回は、帯状疱疹の治療法と免疫力との関係について解説します。 帯状疱疹は免疫力と関係があるの?治療法は? 「帯状疱疹」とは、水痘帯状疱疹ウイルスに感染して症状が落ち着いたのちに再発する病気のことです。 このウイルスに感染してはじめて症状が出る場合には「水痘」いわゆる「水ぼうそう」と診断されます。 水痘が落ち着いたのち、ある理由で再発した場合に帯状疱疹と診断されるのです。 その「ある理由」というのが少し厄介であり、実は水痘および帯状疱疹の再発理由には「免疫力」が深く関係しています。 水痘帯状疱疹ウイルスに感染して症状が出た後、このウイルスは神経節に潜伏します。 治療により症状は落ち着きますが、神経節に潜伏しているウイルスは駆除することができません。 ただし、潜伏しているウイルスは不活性状態、要するに悪さをしない状態で潜伏しています。 しかし、本人の免疫力が低下すると再活性化し、帯状疱疹の症状をもたらすのです。 帯状疱疹の治療法と再発を防ぐ方法 帯状疱疹の治療には「抗ウイルス薬」や「鎮痛薬」が使用されることが多いです。 これらの症状は帯状疱疹の症状を抑え、症状が出る期間を短くするために使用されますが、病気を根本的に治療できる方法、つまり神経節に潜伏しているウイルスを駆除する方法ではありません。 帯状疱疹を予防するためには、再活性化の原因となる免疫力低下を回避し、免疫力を高い状態で維持することでウイルスの不活性状態を継続させることが重要なのです。 免疫力を高める免疫細胞療法で帯状疱疹の予防をしよう 免疫力を高く維持することで帯状疱疹の予防に役立ちますが、免疫力の低下原因を回避するだけでは十分に免疫力を確保できない可能性もあります。 より積極的に免疫力を向上させたいと思うのであれば「免疫細胞療法」という治療法があります。 免疫細胞療法とは、本人の血液から取り出して培養した免疫細胞を点滴で戻すことで体内の免疫細胞の数を増やして免疫力を高める治療法であり、がんの予防・再発予防にも役立つことが注目されています。 まとめ・免疫力が関わる疾患、厄介な特性を持つ病気「帯状疱疹」の治療方法 帯状疱疹は一度感染すると再発リスクを抱え続けることになりますが、免疫力を高めることで治療が必要な症状の発症を回避できる可能性が高まります。 免疫力を医学的な手法で積極的に向上させたいと考えているのであれば、免疫細胞療法を取り扱っている医療機関に問い合わせてみてください。当院は、厚生労働省に認可を受けた再生医療専門院で免疫細胞療法にも通じています。 この治療方法についてのご質問などございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.17 -
- 再生治療
足をあげると股関節が痛い!その原因と対処法について 動き始めや段差があるときに股関節付近に痛みを感じる、小さいころからあぐらがかけないなど、身に覚えがある方は知らず知らずのうちに股関節を酷使している可能性があります。 足をあげると股関節が痛い!という場合の原因と対処法をみていきましょう。 足をあげると股関節が痛い!原因は? 足をあげると股関節が痛い原因としては、関節炎があります。 本来股関節は骨盤のくぼみに大腿骨の骨頭にはまり込む形になっており、その接触面に軟骨がありクッションの役割をしてくれています。 軟骨は耐久性がありますが、加齢や先天性疾患による摩耗などですりへっていきます。 すりへると骨同士がぶつかり合うようになり炎症を起こし、その結果痛みが生じるのです。 痛みがでるときはどうやって対処すれば良い? まずは、自分で対処したいという方は生活のなかに以下のことを取り入れてみましょう。 ①股関節周囲の筋肉を強化する 関節周囲の筋肉を鍛えることで支える力が大きくなるため関節の負担も減り、痛みの緩和が期待できます。 ②トイレは洋式、正座ではなく椅子に座る 股関節を大きく屈曲する必要のある和式トイレや正座などの行動は、股関節への負担も大きいです。洋式トイレの使用や椅子に座るようにすることで、股関節の負担を軽減できます。 ③水中で運動する 水中は浮力が生じるため関節の負担も少なくなります。股関節周囲の筋肉強化のためにプール内での歩行なども効果的です。 ④医師の処方に基づいて内服薬をもらう 自己判断での鎮痛剤の使用は危険です。必ず医師の処方のもとで内服するようにしましょう。 鎮痛剤を飲めば痛みはなくなるからと長期間放置すると、症状が進行し手術が必要なまでに進行してしまう可能性があります。 まとめ・足をあげると股関節が痛い!その原因と対処法について 足をあげると股関節が痛い変形性股関節症はひどくなると手術が必要のなる病気の1つです。従来の人工関節置換や骨切り術は手術の侵襲も大きく、日常生活に戻るには2~3カ月はかかると想定されています。 再生医療では、低侵襲で自身の幹細胞を利用して軟骨の回復を期待できる治療法もあります。侵襲の大きい治療はしたくないという方は、再生医療も治療の選択肢にいれてみてはどうでしょうか? 日々の生活で適度な運動を行うことは関節以外の病気の予防にもなります。いつもとおかしいと思ったらすぐに受診するようにし、自己判断での様子観察はやめましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.16 -
- 免疫細胞療法
過度なアルコール(飲酒)は免疫力の低下を招く!その理由とメカニズム 「酒は百薬の長」といいますが、過度な飲酒は健康を著しく害することはよく知られています。 ところで、アルコールの摂取が免疫力低下の原因になることをご存知でしょうか? 今回は、アルコール(飲酒)が免疫力低下の原因になる理由・メカニズムについて解説します。 アルコールが免疫力低下を招くのはなぜ? 過度な飲酒が健康上与える悪影響は数多く存在しますが、免疫力にも深く関係していることがわかっています。 血中アルコール濃度とNK細胞の関係 過度な飲酒により血中アルコール濃度が一定以上に上昇すると、NK細胞という免疫細胞の活性度合いが低くなると考えられています。 NK細胞は自然免疫の重要な役割を担っている免疫細胞であり、その活性度合いが低下することで免疫力を低下させてしまうのです。 アセトアルデヒドと免疫機能の関係 アセトアルデヒドはアルコールを分解することで発生する有害物質であり、いわゆる「発がん物質」の一種でもあります。 免疫細胞はがん細胞に対しても攻撃を加えるのですが、発がん性物質であるアセトアルデヒドが増加すればその分だけがん細胞の発生率が高まり、免疫細胞は増加するがん細胞に対して忙しく対応しなければならなくなります。 免疫細胞は忙しくなった分だけ病原体の攻撃が疎かになってしまうことで、免疫力低下を招くのです。 アルコールで免疫力低下を招かないためにできることはある? アルコールは免疫力低下を招く原因の1つですが、免疫力低下の原因はほかにもあります。 そして免疫力低下の状態になると、防御力が低下してしまい、病気の発症リスクを高めることになってしまいます。 また、先ほども触れていますが免疫機能はがん細胞への攻撃も担っており、免疫力が低下するということは「がんの発症リスクを高める」ということでもあります。 そのため、免疫機能を改善するためには過度な飲酒を控え、ストレスを溜めない・しっかりと睡眠と休息を確保する・適度な運動を心がけるなどの生活習慣の見直しが有効です。 もし、医学的な手法で積極的に免疫力を改善したいと考えているのであれば「免疫細胞療法」という方法があります。 免疫細胞療法は、NK細胞などの免疫機能に関わる細胞を増やしてから体内に戻すことで免疫力を高める治療法であり、病気の発症リスクを下げるだけでなくがん治療の新しい選択肢としても注目されています。 まとめ・過度なアルコール(飲酒)は免疫力の低下を招く!その理由とメカニズム 過度なアルコールは身を滅ぼすことはよく知られていますが、免疫力低下の一因でもあると考えると本当に気を付けなければならないことがわかります。 免疫細胞療法は、低下した免疫力を医学的な手法で向上させ、病気に負けない体作りのお手伝いが可能な治療法です。 免疫力低下を改善したいと思うのであれば、医療の力を借りる(免疫細胞療法を受ける)という方法も検討してみることをおススメします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.16 -
- 免疫細胞療法
ヘルペスが頻繁に発症するのは免疫力の低下が原因か 「ヘルペス」という症状は違和感や痛みを伴いますし、見た目の悪さもあって決して快いものとはいえません。 そんなヘルペスを頻繁に発症していることに悩んでいる人もいると思いますが、その原因は、もしかすると「免疫力低下」かもしれません。今回は、ヘルペスと免疫力低下の関係について解説します。 ヘルペスウイルスの潜伏感染と免疫力低下の関係 まず、そもそもヘルペスとはどのような症状なのかについて解説しておきます。「口唇ヘルペス」などで有名はヘルペスとは、ヘルペスウイルスに感染することで炎症を起こしている状態のことです。 ウイルスが付着した手指や器具などからによる接触感染や、感染者のくしゃみなどからによる飛沫感染によりヘルペスウイルスに感染することが発症原因となります。 例えば口唇ヘルペスの場合、唇の回りが赤く腫れてヒリヒリとした違和感や痛みを伴い、水膨れやただれなどを引き起こす場合もあります。 免疫力低下の状態だとヘルペスウイルスに感染しやすい? ヘルペスウイルスの厄介なところは「潜伏感染」という特性です。 感染したヘルペスウイルスは神経節に潜伏し、何らかの理由で免疫力が低下した際に活性化して病気を再発させるという特徴があります。神経節に潜伏するウイルスを取り除くことはできず、再発防止のためには免疫力を維持することが重要なのです。 ここで話を戻しますが、「ヘルペスが頻発(頻繁に再発)する」ということは「日常的に再発の原因=免疫力低下を引き起こしている」という可能性が高いと考えられます。 何が原因で免疫力が低下しているかは人によって異なりますが、別の病気を原因としているのでなければ、生活習慣を見直すことで免疫力を改善し、ヘルペスの頻繁な再発を防げるようになるかもしれません。 免疫細胞療法で免疫力低下を防ぐ! 医学的な方法で積極的に免疫力を向上させたいと考えるのであれば「免疫細胞療法」という治療法があります。免疫細胞療法は本人の血液から免疫機能に関係する細胞を取り出し、培養して活性化・数を増やしてから体内に戻すという治療法です。 幹細胞を利用する「再生医療」と同じく昨今注目されている治療法であり、免疫力を高めることで感染症のリスクを抑えられるだけでなく、「がん」の予防・再発防止に役立つことも注目されています。 まとめ・ヘルペスが頻繁に発症するのは免疫力の低下が原因か ヘルペスの頻繁な再発は、免疫力低下によるものであると考えられます。免疫細胞療法はヘルペス再発の原因となる免疫力低下を改善し、病気に負けない体作りをサポートしてくれるでしょう。 こちらもご参照ください 監修:リペアセルクリニック大阪院
2020.07.14 -
- ひざ
工場で長時間の立ち仕事!重量物の扱いなどが膝の痛みに与える影響について 工場勤務のように立ちっぱなしの時間が長かったり、重い荷物を運んだりすることの多い仕事をしていると、腰や膝の痛みが出てきてしまう人も多いのではないでしょうか。 今回は、工場勤務などで長時間立ちっぱなしでいることや重い荷物が膝の痛みに与える影響とその改善方法について紹介します。 工場勤務で膝の痛みが出る理由とは? 工場勤務では、同じ姿勢での作業や重い荷物を運ぶ機会が数多くあります。そのような状態が長く続くことにより、膝の関節や筋肉、靭帯が損傷しやすくなり、変形性膝関節症の原因になることがあります。 変形性膝関節症とは? 変形性膝関節症は、膝の関節やその周辺組織が損傷し、軟骨がすり減っていくことで症状が進んでしまう疾患です。 そのため、できるだけ同じ姿勢や状況が続かないようにすることが痛みの改善や進行の抑制に繋がります。 変形性膝関節症を予防するには? 休憩時間や手の空いた時間に、ストレッチやマッサージをするよう心がけましょう。 姿勢が前かがみや腰を反った状態などにならないよう自分でも気を付け、負担の少ない靴を選ぶようにしましょう。自分の靴のサイズを見直し、歩行時や重い荷物を持った際に衝撃を分散させることができるよう、クッション性の高い中敷きを敷くなどの工夫も必要です。 血行を良くするために膝にサポーターをする、関節を補強するためにテーピングをするなどの対処をすると、膝の痛みの予防や改善に効果的な場合もあります。 しかし、きつすぎるサポーターや自己流のテーピングは逆効果となってしまう場合もあるため、病院を受診してサイズやテーピングのやり方の指導を受けてから行うようにしましょう。 血行不良や筋肉のこわばりも変形性膝関節症や痛みの原因となります。 自宅でのマッサージや、適度なストレッチや筋力トレーニングを行って筋肉が固まらないようにすることも痛みの改善に繋がります。 勤務をしながら変形性膝関節症を予防するための対策 ・ストレッチやマッサージ ・前かがみ、反りった状態にならない意識 ・自分にあったサイスで負担が少ないクッション性のある靴や中敷きを利用 ・膝の負担を期限するサポーターやテーピングを活用 ・ホ座を支える筋力を強化するトレーニング 膝の痛みがつらいのなら、早めに医療機関を受診して! セルフケアをおこなっても症状が改善しない場合は、関節の炎症や損傷も考えられるため早めに受診するようにしましょう。 工場勤務は忙しいので休むのは難しいという人もいるかもしれません。 しかし、変形性膝関節所の症状が進んでしまうと、外科的な手術をしなければいけなくなることもあります。そうなる前に、適切な治療を受けたほうが良いですよね。 膝の痛みには再生医療という治療法を選択できる! 近年、再生医療という医療に注目が集まっています。 再生医療は、自身の細胞を用いて損傷を治療する方法で、手術のような大きな負担もなく、副作用も少なく済むというメリットがあります。また、治療期間も短く済むため、早期のお仕事復帰が可能になるでしょう。 工場勤務している中で、膝の痛みをごまかして毎日過ごしている人も多いかもしれませんが、関節や骨の損傷は、ほぼ自然治癒することはありません。 今以上に症状や損傷が進むのを防ぐためにも、早めに受診し、自分のライフスタイルや状況に応じた治療を受けるようにしましょう。 まとめ・工場で長時間の立ち仕事!重量物の扱いなどが膝の痛みに与える影響について 工場勤務は同じ姿勢や重い荷物を持つなどの負担が多く、膝の痛みが発現しやすい職業です。長時間の立ち仕事!重量物の扱いなど膝の負担をごまかさない!症状を悪化させないようにするためにも、早めに受診し、あなたに合った治療を受けるようにしてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.14 -
- 再生治療
腱鞘炎を中華料理の料理人が職業病として悩むのはなぜ 4000年以上の歴史がある中国料理を調理する人の仕事は、一日中立ちっぱなしで大きな重い鍋を持ち上げたり、ゆすったりする動作を長時間行います。そのため丈夫な身体と体力が必要です。そんな中国料理の料理人のなかで多くの人が悩まされているのが腱鞘炎なのです。 今回は、腱鞘炎のばね指とドケルバン腱鞘炎の症状や原因、治療方法などについて紹介します。 腱鞘炎で悩む中華料理の料理人が多い? 腱鞘炎は親指や手首を動かした時に指の付け根や手首に痛みや腫れが出る疾患です。腱鞘とは、筋肉と骨をつなぐ役割を果たしている腱をトンネルのように包んでいるもので、腱鞘によって腱を滑らかに動かしています。 しかし、腕を酷使していると腱鞘と腱がこすれ合って炎症を起こしてしまい痛みや腫れが生じます。よって、仕事で大きな鍋を扱ったりして腕を酷使することが多い中華料理の料理人は腱鞘炎を起こしやすいのです。 中華料理の料理人に多い「ばね指」と「ドケルバン腱鞘炎」について 中華料理の料理人が発症する腱鞘炎で多いのが「ばね指」と「ドケルバン腱鞘炎」です。 ばね指とは 指の酷使などで腱鞘に炎症が起きて、腱鞘が厚くなることで指の曲げ伸ばしの際に痛みが生じたり、引っ掛かったりするタイプの腱鞘炎です。症状が悪化すると関節が硬くなって(拘縮)指が動かしにくくなってしまいます。 ドケルバン腱鞘炎とは 親指の伸ばす働きがある腱が炎症を起こし、痛みが生じるタイプの腱鞘炎で、親指を動かす際に手関節の親指の付け根付近に痛みが生じます。 中華料理の料理人が悩む腱鞘炎の治療方法 腱鞘炎の治療方法は、症状の度合いによって異なります。症状が軽度の場合は炎症を抑える塗り薬や、湿布などによる薬物療法や、超音波治療による温熱療法、ストレッチなどの運動療法などで治療をします。 症状が中度の場合は、ステロイド注射を腱鞘内にすることもあります。ただし、ステロイド注射は大きな効果が期待できるものの、腱を弱くしてしまうという副作用があるため頻繁におこなうことはできません。 ステロイド注射をおこなっても症状が繰り返されるという場合は、腱鞘を切開する手術が検討されます。手術自体は複雑ではなく日帰りで済ませることができますが、術後は関節の痛みや指の伸びにくさなどがあり、リハビリが必要です。 まとめ・腱鞘炎を中華料理の料理人が職業病として悩まされているのはなぜ 中国料理の料理人多くが悩まされている腱鞘炎のばね指とドケルバン腱鞘炎の症状や原因、治療方法などについて紹介しました。 腱鞘炎を始め、関節のトラブルで一般的な治療を受けても改善できない場合、再生医療による治療という選択肢もあります。手術を回避する選択肢を探している人は再生医療による治療を検討してみるのも良いでしょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.07.13 -
- 免疫細胞療法
便秘が免疫力低下の原因になることをご存知ですか?そのメカニズムとは 「便秘」は生活の質を下げる原因の1つでもありますが、実は免疫力低下を招く原因の1つでもあるのです。今回は、便秘が免疫力低下の原因になるメカニズムについて解説します。 便秘が免疫力低下の原因になるのはなぜ? 便秘が免疫力低下の原因となる理由は「腸内環境」にあり、体内の免疫細胞の60%以上は「腸」に存在するといわれています。便秘になる、つまり便が腸内に留まる時間が長くなると、それだけ「悪玉菌」が増殖しやすくなります。 そして、悪玉菌が増えることで有害物質が吸収されやすくなり、腸内環境が悪化するのです。腸内環境が悪化するということは、免疫力に関係する腸内細菌の数が減少するということなので、免疫力が低下してしまいます。 便秘に悩むストレスによる免疫力低下にも注意! 便秘に悩むことによる「ストレス」が免疫力を余計に低下させる可能性もあります。ストレスを溜めてしまうと「自律神経」が乱れてしまいます。 自律神経は免疫力にも深く関わっており、自律神経が正常に機能していないと免疫力が低下してしまうのです。 便秘を改善し免疫力低下を招かないようにするには? 便秘を改善するためには、生活習慣を見直すことが有効です。水分を多くとり、野菜や果物から食物繊維を、発酵食品から乳酸菌を摂取することで腸内環境を改善し、排便を促すことができる効果が期待できます。 また、適度な運動も腸の運動を促進し、便秘の改善につながるでしょう。 便秘の解消には、「薬に頼る」という方法もあります。しかし、継続的に便秘状態を解消したいのであれば、原因となっている生活習慣を根本から改善したほうが効果的だと言えます。 免疫力を高める治療「免疫細胞療法」が話題! 便秘を解消すると腸内環境が改善するので、その結果、免疫力を高めることにつながります。 また、その他にも「適度な運動を心がける」「ストレスを溜めこまない」「睡眠不足を解消する」などの方法も免疫力を改善できる可能性があります。 しかし、積極的に免疫力にアプローチしたいのであれば「免疫細胞療法」を検討してみてはいかがでしょうか。血液から採取した免疫細胞を培養し、数を増やしてから体内に戻すことで免疫力を高める治療法です。 体への負担や副作用が少なく、がんの発症・再発の予防にも効果的だと注目されていることなどから、近年、話題を集めています。 まとめ・便秘が免疫力低下の原因になることをご存知ですか?そのメカニズムとは 便秘は免疫力低下の原因にもなるので、早急な症状改善に取り組みたいところです。 免疫力低下の原因は、さまざまな要因がありますが、免疫細胞療法によって積極的な免疫力向上を目指すことができます。免疫力を高めたいという方は、ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.13 -
- ひざ
ハイヒールを履いたときに「膝が痛くなる」原因や、痛みの改善方法について ハイヒールを履いていると膝が痛い!ということになってしまう…ということはありませんか? ビジネスシーンでも適度な高さを求められ、おしゃれをするときには重要なファッションアイテムであるハイヒールですが、なぜ、ハイヒールを履くと「膝が痛い」のでしょうか。 また、もし、膝の痛みの改善方法があるならば、知りたいですよね。 そこで今回は、ハイヒールを履いたときに「膝が痛い」ということになってしまう原因や、痛みの改善方法を解説します。 ハイヒールを履くと膝が痛い!その原因は? ハイヒールを履いている状態では、足の裏全体を地面につけて歩行することができません。 つまり、非常に不安定な状態にあります。 そして、ハイヒールを履いて歩くと膝を曲げる角度が小さくなり、十分に衝撃を吸収することができません。曲げる角度が小さいため、関節がクッションとして十分に力が分散されず、ダイレクトに膝関節に力がかかります。 また、ハイヒールを履くと足首の動きが制限され、その分の安定性を高めるために太ももの筋肉が働いた結果、膝関節への負担が大きくなります。 このように、ハイヒールという不安定な構造上、歩くときに均等に力を加えて歩くことができないため、膝に負担がかかり、「膝が痛い」という症状が出るのです。 ハイヒールを履いても「膝が痛い!」という状態にならないようにするには? ハイヒールを履くと膝が痛いのであれば、運動靴のような高さのない、足全体を保護する靴を履くのが一番です。 とはいっても、やはり女性はハイヒールを履きたいですし、ビジネスシーンではある程度の高さのあるヒールを求められることがあります。 そこでおすすめなのは、まずは、ヒールが高すぎないものを選ぶことです。 ヒールが高くなるにつれて、膝の関節の、内側への負担が増大し、その代わりに太ももや脛の筋肉は外側へ負担が増大した状態が続きます。 また、ヒールが細いと十分にかかとに力をかけることができません。そのため、前のめり姿勢になってしまい、結果、膝が痛い状態になります。 ですから、かかと部分をしっかりとサポートできる太さ・硬さがあるハイヒールを選ぶようにしましょう。 ハイヒールを履くと膝が痛い!痛みを改善するには? ハイヒールを履いて膝が痛いというときは、安静にするようにしましょう。そして、なるべくハイヒールを履く時間を短くするようにしてみてください。 変形性膝関節症などを発症してしまうと、治療にも時間がかかります。 そうならないためにも、痛みが続くようであれば早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしてくださいね。 まとめ・ハイヒールを履いたときに「膝が痛くなる」原因や、痛みの改善方法について ハイヒールを履くと歩行の際に足首に十分な力を加えて地面を蹴るという動作ができず、その負担を膝の関節やその周囲の筋肉が請け負った結果、「膝が痛い」という症状が出ることがあります。 ヒールが高いほど、踵が不安定な構造であるものほど強いので、ハイヒールを選ぶときはできるだけヒールが低く、かかとがしっかりしたものを選び、長時間履き続けないようにしましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.12 -
- 再生治療
人工股関節に置換えても保育士として働きたい!生活上の注意点を解説! 人工股関節に置換すると生活での動作が制限されてしまいます。関節置換を行っても保育士として働き続けるためには、どのようなことに気を付ける必要があるのでしょうか? 保育士が人工股関節に置換する必要があるのはどんな場合? 保育士の仕事は立ったり座ったりの動作が多くなります。「関節置換を行うのは高齢の人」という印象をもっている方も多いですが、若い年齢層でも、保育士などの職業についている人で、人工関節置換を余儀なくさせる方がいます。 先天性股関節脱臼を患っている方は、若くして変形性股関節症となることがあり手術療法を選ぶしかない状況になることもあります。 この動作をすると脱臼の可能性あり!生活での注意点は? 人工関節は、本来人間が持っている関節に近しいものになっていますがすべての動作に対応するのは難しく、一定の動作で脱臼を起こしてしまう可能性があります。 保育士で人工股関節に置換した場合、子どもを相手に仕事をするため、しゃがむなどの動作が必要となりますが、どのようなことに注意すればよいのでしょうか? ①正座のように股関節を深く曲げない 子どもの話を聞くときにしゃがんで目線を合わせるという姿勢が必要ですが、脱臼の危険性があるので椅子に座った状態で話すようにすることをおすすめします。 これは園にも相談して働き方を検討してもらうほうが、周囲の理解も得られるためよいでしょう。トンビ座り・横座りも避ける必要があります。 ②椅子に座った状態でも前かがみにならない これも同様の理由で脱臼の危険性があります。股関節を90度以上曲げないようにしましょう。 ③両手で重いものをもたない ④床拭きなどはしない など、気を付ける必要があります。ポイントは深くしゃがんだり、股関節を大きく曲げる必要なる行動を避けることです。それ以外の行動であれば日常生活でそう簡単に脱臼はしません。軽いスポーツも推奨されているので、子どもと遊ぶことも可能です。 まとめ・人工股関節に置換えても保育士として働きたい!生活上の注意点を解説! 変形股関節症などで若くして人工関節置換をうける方もいます。若い保育士のほかにも定年を迎えていない年齢であれば、うまく人工関節と付き合いながら仕事をする必要があります。 変形性股関節症のメジャーな治療法は人工置換や骨切り術ですが、近年再生医療で幹細胞を利用した治療もでてきています。自分の細胞を用いて軟骨の修復などを期待できる治療法です。 そのため、人工物を体内に留置する必要がないので、これから治療を受ける方は検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.07.12 -
- 免疫細胞療法
睡眠不足が免疫力低下の原因となるメカニズムを解説 「睡眠不足=不健康」というイメージがありますが、実は、睡眠不足は免疫力低下の原因の1つでもあります。しかし、睡眠不足がどのようなメカニズムで免疫力を低下させるのかを知らないと、積極的な対策をすることは難しいですよね。 今回は、睡眠不足が免疫力低下の原因となるメカニズムについて解説します。 睡眠不足が免疫力低下の原因になるメカニズムとは? 睡眠不足が免疫力の原因になるメカニズムはさまざまです。睡眠不足になると、肉体的および精神的なストレスを溜めこみ、これにより「自律神経」に乱れが生じ、免疫機能に悪影響を及ぼすと考えられています。 また、過去の研究では睡眠不足の影響により「NK細胞」の貪食機能(体内に侵入した異物を取り込む機能)が低下することや、「T細胞」が病原体の情報を記憶するためには睡眠が必要だという報告もあります。 睡眠不足の解消には「時間」だけでなく「質」も確保することが大切! 睡眠不足を単純に「睡眠時間の不足」だと考えている人もいますが、きちんとした睡眠を確保することは睡眠時間の確保だけでなく「睡眠の質を向上させる」ことも重要です。 以下の行動で、睡眠の質を向上させられるといわれています。 ①睡眠時間を規則正しくする ②夕食以降にカフェインや喫煙、飲酒を避ける ③明るさや温度など就寝環境を快適に整える ④睡眠不足の影響や原因について深く悩まない 寝具を変える、リラックスするためのアロマオイルを使用するなど、睡眠の質を向上させるためには、安眠に関わるグッズを使用するのも良いかもしれません。 生活習慣の改善と免疫細胞療法でダブルの免疫力改善 睡眠の他にも「食事」や「運動」なども免疫力の変動に関わっており、免疫力低下の原因となっている生活習慣を見直すことで免疫力を改善できる可能性は十分にあります。 それ以上に免疫力を改善する方法を実践したいのであれば「免疫細胞療法」を受けるという方法もあります。免疫細胞療法とは、患者さんの血液を採取してその中から免疫細胞を取り出し、培養して数を増やしてから体内に戻すことで免疫力を高める治療法です。 免疫細胞は培養することで数を増やすだけでなく活性化しており、病原体を攻撃する能力、つまり免疫力を高めることができます。治療にかかる身体的な負担や副作用のリスクは少なく、がんの予防にも役立つことが注目されている治療法なのです。 まとめ/睡眠不足が免疫力低下の原因となるメカニズムを解説 睡眠不足による免疫力低下のメカニズムはさまざまですが、生活習慣や睡眠時の環境などが関わっていることが多いです。ですから、まずは、睡眠時間や睡眠の質を改善する取り組みを実践して免疫力を改善してください。 それでも免疫力を十分に改善できないと思ったら、免疫細胞療法も検討してみることをおススメします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.11 -
- ひざ
立ち仕事で「膝が痛い」女性の膝の痛みを和らげる方法 「まだ20代で若いけれど、長時間の立ち仕事で膝が痛い」「重いものを持ったりすることで膝が痛む」など、日常生活に支障が出る膝の痛みを何とかしたいという人もいるでしょう。 仕事を休むことはできないと思うので、日常生活の中で膝の痛みを和らげる方法を紹介します。 こちらもご参照ください 20代で膝が痛い!立ち仕事が原因? 20代で膝が痛い…という女性で、立ち仕事をしている人は、その立ち仕事が膝の痛みの原因になっていることが考えられます。 痛みの原因としては、膝を使いすぎることで靭帯に負荷がかかっていることが考えられます。靭帯に負担がかかることで痛みが出始めます。 その後、さらに負荷がかかると靭帯損傷となり、放置することで軟骨などの他の部分にも影響があらわれるようになるため痛みを感じるようになるのです。 また、加齢とともに、日々の積み重ねで膝の骨や軟骨の変形、すり減ることにより、膝を動かす動作だけで痛みが増加していくこともあります。 休めない!立ち仕事の膝の痛みを和らげる方法 あまりに長い期間、膝の痛みが持続している時には手術を進められる場合もありますが、症状を和らげることは保存療法でも可能です。 サポーターの使用 サポーターには筋肉の働きを補助してくれる働きがあり、サポーターの固定によって安定感があるため動かしやすくなります。 痛みなどで動かしにくく筋力が落ちているような場合でも、ぐらつきをおさえることができるため、膝の動きをスムーズにしてくれます。 ストレッチや運動療法 膝関節への負担を減らすことに有効です。まずは運動の前に、ストレッチをして、筋肉をのばしてあげると良いでしょう。 体重管理 急激な体重増加や肥満体型であることは、膝への負荷が大きくなります。適正体重に近づけられるようにしていきましょう。 薬物療法 痛み止めの内服で日常生活がスムーズに送ることができます。お仕事のない時には、痛み止めを飲まずに過ごすなど調整をすると良いでしょう。 手術は最後の手段として、受けることができるので、まずは手術をしないで治すことを目指してみるとよいでしょう。 近年は、再生医療による治療を選択することもできます。スポーツ医療でも用いられることの多い再生医療は、患者さんの負担を抑えることができ、副作用も少なく済む治療法として注目を集めています。 まとめ・立ち仕事で「膝が痛い」女性の膝の痛みを和らげる方法 20代…など、若くても膝が痛いという悩みをお持ちの方はいると思います。特に立ち仕事をしている方だと、膝が痛い悩みで困っているということもあるでしょう。 今回は、休めない立ち仕事のつらい膝の痛みに対して、少しでも痛みが和らぐ方法についてご紹介しました。 膝の痛みは命に関わるものではないので、自分の意思に反して手術を受けさせられることはありません。 膝の痛みに長年悩んでいる方、手術はしたくないと思っている方は、この再生医療についても検討してみると良いでしょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2020.07.11 -
- 再生治療
- 肝疾患
肝臓の病気と血液検査の数値!数値が上がる病気と、その数値を下げるために 肝臓の病気は、血液検査をきっかけに知ることが多いです。今回は肝臓の病気と血液検査の数値について解説します。 数値を下げることが病気の改善の指標になります。どのような数値があるのかを知っておくことで、肝臓の病気を知る一歩になるでしょう。 肝臓の数値が上がる病気って?下げることはできるの? 肝臓は人体の中で最も大きな臓器です。大人の肝臓は 1 ~ 1.5 ㎏という重さで、私たちの体の代謝や解毒、免疫機能といった重要な役割を担っています。そんな肝臓ですが、沈黙の臓器ともいわれ、病気になっても自覚症状がなかなか出ないのが特徴です。 肝臓の病気が見つかるきっかけで多いのが、健診や人間ドックです。血液検査を行い、肝臓に関する数値も調べるのですが、ここで数値が上がっていれば肝臓の病気を疑います。 また、他の病気を調べていて偶然見つかったということもあります。 これらのことから、肝臓の病気を早期発見して数値を下げるためには、定期的な健診や人間ドックが必要なことがわかります。 肝臓の数値が上がる病気として代表的なものは、肝炎や脂肪肝です。これらの治療では数値を下げることで肝臓の病気の状態を判断していくことになります。 数値を下げるのが治療の指標に!肝臓の病気はどのような数値で見る? 血液検査では肝臓に含まれる酵素の数値から、肝臓の病気を見つけることができます。 ・AST(GOT) ・ALT(GPT) ・γGTP 肝臓の組織の中で多くを占めるのが肝細胞です。 ASTやALTはそんな肝細胞に多く含まれていて、炎症などで肝細胞が壊れるときに血液中に多く流出します。そのため、肝臓の病気で数値が上がるのです。 また、胆管に多く含まれるγGTPも肝炎や脂肪肝の指標になります。 さらには、以下の数値でも肝臓の状態を知ることができます。 ・アルブミン ・総ビリルビン たんぱく質のひとつであるアルブミンがつくられるのは、肝臓だけです。そのため、肝機能が低下すればアルブミンの数値も下がります。 また、総ビリルビンは古い赤血球が壊れるときにできるもので、肝臓の機能の低下によって上昇します。 脂肪肝は、禁酒をしたり生活習慣を改善することで病気の進行を遅らせることができ、肝臓の状態がよくなれば一度上がった数値を下げることもできます。 肝炎や脂肪肝が、肝硬変に進行しないような治療法 肝炎や脂肪肝では、肝臓に関わる血液検査の数値に異常がでます。そこから肝臓の病気に気づくことが多いのですが、気づかずに放っておくと病気が進行して肝硬変や肝細胞がんになってしまうこともあります。 肝硬変は肝臓の組織が繊維化し、それが蓄積することで固くなる病気です。 再生能力に優れた肝臓ですが、重度の肝硬変では元の状態に戻ることができなくなってしまいます。 しかし、そんな肝硬変の治療として近年「再生医療」が注目されています。 再生医療では自己由来幹細胞を静脈注射で肝臓まで送り届けます。幹細胞が繊維化した肝臓の組織を溶解・修復し、肝臓が元の機能を取り戻す可能性を見出すことができます。 まとめ・肝臓の病気と血液検査の数値!数値が上がる病気と、その数値を下げるために 肝炎や脂肪肝といった肝臓の病気は、健診や人間ドックでの血液検査で気づくことも多いです。指標となる数値を下げることで、肝臓の病気の状態が改善したのかを知ることができます。 肝硬変になると肝臓が元の状態に戻ることが難しくなりますが、近年は再生医療による治療法を選択することができます。 再生医療に頼ってみたいという方は、ぜひ、治療を受けることを検討してみてはいかがでしょうか。再生医療は一般的な医療機関で受けることができません。当院は、厚生労働省の認可を受け、多くの症例を有するクリニックです。再生医療に関るご質問などはお気軽にお問い合わせください ご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.10 -
- 免疫細胞療法
免疫力を改善する食べ物とは!免疫アップに役立てよう 食事は、健康上さまざまな影響を与える要素の1つです。 免疫力低下は病気のリスクを高めるため改善したいところですが、日常的な食事の中で改善できれば手軽ですよね。 今回は、免疫力低下を改善できる可能性がある食べ物について解説します。 免疫力低下の改善に効果的な食べ物とは? 免疫力低下の改善に効果的な食べ物を紹介します。 発酵食品・食物繊維が豊富な食べ物 「発酵食品」や「食物繊維が豊富な食べ物」は、腸内環境を改善する効果が期待できる食べ物として有名です。 免疫の60%以上は腸に存在するといわれており、腸内環境を整えることで免疫力を改善できる可能性があります。 ヨーグルトや納豆、キムチなどの発酵食品や、食物繊維豊富な野菜や豆類などを積極的に食事に取り入れましょう。 ・発酵食品の一例 ・ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌、酢 ・食物繊維が豊富な食べ物の一例 ・野菜:ブロッコリー、キャベツ、ほうれん草、にんじん、トマト、かぼちゃ、インゲン豆 ・果物:リンゴ、バナナ、オレンジ、イチゴ、ラズベリー、ブルーベリー ・穀物:玄米、オートミール、全粒小麦パン、全粒粉パスタ、麦、とうもろこし ・豆類:ひよこ豆、レンズ豆、黒豆、大豆、など ・ナッツ:アーモンド、ピスタチオ、くるみ、など タンパク質が豊富な食べ物 「タンパク質」は、健康的な身体づくりに欠かせない栄養の1つです。 免疫細胞など、体を構成するすべての細胞はタンパク質から作られており、タンパク質が不足すると皮膚や粘膜が弱くなってしまいます。 ダイエット時には不足しがちな栄養の1つですが、良質なタンパク質をしっかりと食事に取り入れてください。 ・魚介類:サーモン、マグロ、イワシ、エビ、カニ ・肉類:鶏肉、牛肉、豚肉、羊肉 ・卵:鶏卵、うずら卵 ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE 「ビタミンA」は粘膜を正常に機能させるために必要な栄養です。ニンジンなどで摂取しましょう 「ビタミンC」は白血球の働きを強化することで免疫力低下の改善に効果的です。果物や野菜から摂取しましょう 「ビタミンE」は活性酸素の除去や血行促進に効果的な栄養であり、アーモンドなどのナッツ類から摂取できます 食べ物で栄養のバランスを整えつつ免疫細胞療法も検討してみては? 食事で栄養などのバランスをしっかりと整え、規則正しく食べることが健康的な身体づくりのためには必要です。そして、特定の栄養だけを集中的に摂取しても、免疫力低下を改善することはできません。 健康的な食生活を維持しつつ、より積極的に免疫力を高めたいと思うのであれば「免疫細胞療法」という治療法を検討してみましょう。 免疫細胞療法は、血液内の免疫細胞を取り出して培養し、体内に戻すことで免疫力を高める治療法です。 採血と点滴という体への負担の少ない治療内容であり、自家細胞を利用するため副作用のリスクも少ないというメリットがあります。 まとめ・免疫力を改善する食べ物とは!免疫アップに役立てよう 免疫力低下を改善できる食べ物は数多く存在しますが、最も重要なことは「栄養バランスと規則正しい食生活」を維持することです。 食生活以外にも免疫力低下の原因と改善の余地はありますが、積極的に免疫力を改善したいと考えるのであれば免疫細胞療法を検討してみると良いでしょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.10