LINEポップアップ
トピックスtopics
  • HOME
  • トピックス
  • 工場で長時間の立ち仕事!重量物の扱いなどが膝の痛みに与える影響について

工場で長時間の立ち仕事!重量物の扱いなどが膝の痛みに与える影響について

公開日: 2020.07.14
更新日: 2025.02.03

工場で長時間の立ち仕事!重量物の扱いなどが膝の痛みに与える影響について

工場勤務のように立ちっぱなしの時間が長かったり、重い荷物を運んだりすることの多い仕事をしていると、腰や膝の痛みが出てきてしまう人も多いのではないでしょうか。

今回は、工場勤務などで長時間立ちっぱなしでいることや重い荷物が膝の痛みに与える影響とその改善方法について紹介します。

溶接する人

工場勤務で膝の痛みが出る理由とは?

工場勤務では、同じ姿勢での作業や重い荷物を運ぶ機会が数多くあります。そのような状態が長く続くことにより、膝の関節や筋肉、靭帯が損傷しやすくなり、変形性膝関節症の原因になることがあります。

変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症は、膝の関節やその周辺組織が損傷し、軟骨がすり減っていくことで症状が進んでしまう疾患です。

そのため、できるだけ同じ姿勢や状況が続かないようにすることが痛みの改善や進行の抑制に繋がります。

変形性膝関節症を予防するには?

休憩時間や手の空いた時間に、ストレッチやマッサージをするよう心がけましょう。

姿勢が前かがみや腰を反った状態などにならないよう自分でも気を付け、負担の少ない靴を選ぶようにしましょう。自分の靴のサイズを見直し、歩行時や重い荷物を持った際に衝撃を分散させることができるよう、クッション性の高い中敷きを敷くなどの工夫も必要です。

血行を良くするために膝にサポーターをする、関節を補強するためにテーピングをするなどの対処をすると、膝の痛みの予防や改善に効果的な場合もあります。

しかし、きつすぎるサポーターや自己流のテーピングは逆効果となってしまう場合もあるため、病院を受診してサイズやテーピングのやり方の指導を受けてから行うようにしましょう。

血行不良や筋肉のこわばりも変形性膝関節症や痛みの原因となります。

自宅でのマッサージや、適度なストレッチや筋力トレーニングを行って筋肉が固まらないようにすることも痛みの改善に繋がります。

勤務をしながら変形性膝関節症を予防するための対策

  • ストレッチやマッサージ
  • 前かがみ、反りった状態にならない意識
  • 自分にあったサイスで負担が少ないクッション性のある靴や中敷きを利用
  • 膝の負担を期限するサポーターやテーピングを活用
  • 膝を支える筋力を強化するトレーニング

膝の痛みがつらいのなら、早めに医療機関を受診して!

セルフケアをおこなっても症状が改善しない場合は、関節の炎症や損傷も考えられるため早めに受診するようにしましょう。

工場勤務は忙しいので休むのは難しいという人もいるかもしれません。

しかし、変形性膝関節所の症状が進んでしまうと、外科的な手術をしなければいけなくなることもあります。そうなる前に、適切な治療を受けたほうが良いですよね。

膝の痛みには再生医療という治療法を選択できる!

近年、再生医療という医療に注目が集まっています。

再生医療は、自身の細胞を用いて損傷を治療する方法で、手術のような大きな負担もなく、副作用も少なく済むというメリットがあります。また、治療期間も短く済むため、早期のお仕事復帰が可能になるでしょう。

工場勤務している中で、膝の痛みをごまかして毎日過ごしている人も多いかもしれませんが、関節や骨の損傷は、ほぼ自然治癒することはありません。

今以上に症状や損傷が進むのを防ぐためにも、早めに受診し、自分のライフスタイルや状況に応じた治療を受けるようにしましょう。

まとめ・工場で長時間の立ち仕事!重量物の扱いなどが膝の痛みに与える影響について

工場勤務は同じ姿勢や重い荷物を持つなどの負担が多く、膝の痛みが発現しやすい職業です。長時間の立ち仕事!重量物の扱いなど膝の負担をごまかさない!症状を悪化させないようにするためにも、早めに受診し、あなたに合った治療を受けるようにしてくださいね。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

こちらもご参照ください
https%3A%2F%2Fafricatime
favicons?domain=africatime 変形性膝関節症の発症原因と痛みを感じる仕組み
公式LINE限定で膝の症例や情報を配信!>> 目次1 変形性膝関節症の発症原因と痛みを感じる仕組み2 変形性膝関節症になってしまう原因3 変形性膝関節症は軟骨の「削りかす」が原因3.1 変形性膝関節症で痛みを感じる仕組み […]

監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

再生医療のリペアセルクリニックTOPトップ