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膝靭帯損傷を早く治す方法まとめ!適切な対処で完治を目指そう

公開日: 2019.09.29
更新日: 2025.02.04

膝靭帯損傷は、程度によっては完治までに時間を要する疾患です。しかし、スポーツや仕事の関係上、早期に治したい方もいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では、膝靭帯損傷を早く治す方法をまとめて紹介します。適切な方法を模索し、日常生活やスポーツにおける早期復帰を目指しましょう。

この記事を読むとわかること
  • 膝靭帯損傷を早く治す方法
  • 膝靭帯損傷の早期治療に期待できる再生医療について

膝靭帯損傷を早く治す方法3選

膝靭帯損傷を早く治すためには、適切な対処と治療が不可欠です。ここでは、膝靭帯損傷を早く治す3つの方法について詳しく解説します。

膝靭帯損傷を早く治す方法
  • 早期の受診・治療
  • RICE(ライス)処置の実施
  • リハビリテーションの実施

早期の受診・治療

膝靭帯損傷を早く治すためには、早期の受診と適切な治療が重要です。

損傷直後は痛みや腫れが軽度な場合もありますが、放置すると症状が悪化し回復に時間がかかる可能性があります。専門医の診断を受けることで損傷の程度を正確に把握し、適切な治療計画が立てられます。

軽度の損傷であれば保存療法で対応できますが、重度の場合は手術が必要になることもあります。早期な治療の開始で回復期間を短縮し、合併症のリスクを減らせます。

早期に受診・治療すべき主な症状
  • 歩けない・屈伸(膝の曲げ伸ばし)ができない場合
  • 膝を外開きや内開きにして痛みが生じる場合

RICE(ライス)処置の実施

RICE処置は、膝靭帯損傷の初期対応として非常に効果的です。RICEとは、以下の頭文字を取った総称です。

  • Rest(安静)
  • Ice(冷却)
  • Compression(圧迫)
  • Elevation(挙上)

まず、患部を安静にし、過度な負荷をかけないようにします。次に氷やアイスパックで冷却し、腫れと痛みを軽減します。包帯等で適度に圧迫し、さらに腫れを抑制します。最後に、患部を心臓より高い位置に挙げることで血流を改善し、腫れの軽減を促します。

この処置を損傷後48時間以内に適切に行うことで、炎症を抑え早期回復につながります。

リハビリテーションの実施

適切なリハビリテーションは、膝靭帯損傷からの回復を加速させる重要な要素です。

リハビリの内容は損傷の程度や部位によって異なりますが、一般的に関節可動域の改善、筋力強化、バランス訓練などが含まれます。初期段階では、過度な負荷を避けながら、ゆっくりと関節の動きを改善していきます。徐々に負荷を増やし、大腿四頭筋やハムストリングスなどの筋力強化を行います。

また、プロプリオセプション(固有受容感覚)を改善するバランス訓練も重要です。リハビリテーションを専門家の指導のもとで適切に行うことで膝の機能を効果的に回復させ、再発のリスクを低減できます。

食生活の改善

膝靭帯損傷をより早く治すためには、食事に気をつけることも大切です。

体を構築する良質な栄養を摂取し、内部から早期回復を目指します。

必要な栄養素 回復を助ける主な食品
  • タンパク質
  • ビタミン
  • ミネラル
  • コラーゲン
  • スペアリブ
  • 鶏ガラスープ
  • 貝類
  • 牛スジ

食べ物では、タンパク質やビタミン・ミネラルの豊富な食材がおすすめです。膝関節には、コラーゲンの多い食品がおすすめで、スペアリブや鶏ガラスープ・貝類・牛スジなどが回復を助けてくれます。

また、膝靭帯損傷の回復を早める食事のコツは、普段の4分の3に食事量を減らすことです。

ケガをすると体を動かせないため、エネルギー消費量が少なくなります。いつもの量を食べると、体重や体脂肪が増加して膝関節に負担をかけてしまうため、間接的に回復が遅れてしまいます。

膝靭帯損傷を早く治すなら再生医療もおすすめ

膝靭帯損傷をはじめとする治療において、近年では再生医療が注目されています。

再生医療は、患者自身の幹細胞を培養し、損傷した組織の修復を促進する革新的な治療法です。靭帯の再生を促進する観点から、回復期間の短縮に期待できます。また、従来の治療法と比べて副作用のリスクも低い点が特徴です。

膝靭帯損傷を早く治したいアスリートをはじめ、一般の方までご利用いただける治療方法となっています。興味のある方は当クリニックまでお気軽にご相談ください。

膝の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。

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膝靭帯損傷を早く治したい方からよくある質問

この項目では、膝靭帯損傷を早く治したい方からのよく寄せられる質問に対して当クリニックで回答したものを紹介しています。

これらの情報を参考に、適切な対処を選択してみましょう。

靭帯損傷を早く治すサプリはある?

靭帯損傷の回復を促進するサプリメントとして、コラーゲンやグルコサミン、コンドロイチンなどが配合されたサプリメントが挙げられます。

コラーゲンは靭帯の主要成分であり、サプリの摂取は靭帯損傷の修復を助ける働きをします。グルコサミンとコンドロイチンは、関節の健康維持に役立つとされています。

その他、痛みの緩和に期待できるサプリメントは数多の種類が存在しますが、大切なのは規則正しい食生活です。サプリメントはあくまでも補助的な役割として捉え、食事から摂取できる栄養素で修復する意識を心がけましょう。

膝靭帯損傷を早く治すなら冷やすべき?

膝靭帯損傷を早く治すなら冷やすべき?

膝靭帯損傷の初期段階では、冷却(アイシング)が効果的です。

「RICE(ライス)処置の実施」の項目でもお伝えした通り、損傷直後の冷却は靭帯損傷を早く治すコツです。対して、慢性期では、血流を促進し組織の修復を助けるため効果があるため温める選択をとりましょう。

上記のように損傷の程度や回復段階によって処置が異なるため、専門医のアドバイスの下、冷却と温熱どちらを実践すべきか判断しましょう。

適切な対処で膝靭帯損傷を早く治そう!

膝靭帯損傷の症状はさまざまですが、早く治すための治療を受けた方が良いケースは、歩けない・屈伸ができないなど日常生活に支障をきたすレベルの症状を発症したときです。

また、強い痛みや顕著な違和感を感じた際も無理せず最寄りの医療機関を受診しましょう。膝靭帯損傷を早く治すために効果的な食事もあわせて取り入れると良いでしょう。

くわえて、早期回復を促す再生医療も効果的な療法です。当クリニックではメールや電話相談を受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。

監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

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