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変形性膝関節症ステージ分類とは?5つのグレードと根本的な治療が期待できる再生医療について

公開日: 2020.06.19
更新日: 2025.03.31

変形性膝関節症は、症状の重症度によって5段階のステージに分類され、それぞれ治療法も異なります。

本記事では、変形性膝関節症のステージ分類ごとの症状や治療法についてわかりやすく解説します。

先端医療として注目されている再生医療についても紹介しているので、変形性膝関節症の治療でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

変形性膝関節症の主な原因とは?

変形性膝関節症の主な原因は、以下の2つです。

変形性膝関節症の原因について、以下でさらに詳しく解説します。

一次性(原因がはっきりと特定できないもの)

一次性の変形性膝関節症は、原因がはっきりと特定できないものを指します。

考えられる原因は、以下の通りです。

  • 加齢による関節軟骨の衰え
  • 肥満によって膝関節への負担が大きい
  • 膝への負担が大きいスポーツ
  • 遺伝的素因によるもの

一次性の変形性膝関節症は、何らかの原因で膝に過度な負担がかかっている場合が多いです。

また、変形性膝関節症の発症の割合は、40代から年代が上がるにつれて増加しているというデータもあります。
※出典:厚生労働省科学研究成果データベース

男女別で比較すると、ホルモンバランスの変化が大きいことから女性の方が割合が多いです。

二次性(ケガや病気が影響しているもの)

二次性の変形性膝関節症は、膝の病気や外傷など、原因がはっきりしているものを指します。

原因となる主な病気や外傷は、以下の通りです。

  • 関節リウマチなどの炎症性疾患
  • 滑膜性骨軟骨腫症などの腫瘍性疾患
  • 骨折、靭帯損傷などの外傷
  • 大腿骨顆部壊死などの壊死性疾患
  • 代謝・内分泌疾患

主に上記のような膝周辺の病気や外傷が原因となり、変形性膝関節症を引き起こす可能性があります。

病気や外傷を放置することで、変形性膝関節症につながりやすくなってしまうため、注意が必要です。

膝に痛みや違和感がある場合は、すぐに医療機関を受診し、変形性膝関節症を招かないよう早期に治療を開始しましょう。

変形性膝関節症の検査でわかる5つのグレード分類

変形性膝関節症には、KL分類(Kellgren-Laurence分類)と呼ばれる分類があり、レントゲン検査の結果からグレード0~4までの5つに分けられます。

KL-grade 0:正常
  • 大腿骨と脛骨の関節の隙間が十分にある正常な状態
  • 骨棘などの変形性変化は見られない
KL-grade 1
  • 骨の一部がトゲのようにとがっている(骨棘)
  • 関節液が骨に侵入している状態が見られる
  • 骨棘または軟骨下に、骨の硬化が見られるケースがある
KL-grade 2
  • 関節の隙間が狭くなっているものの、正常の2/1以上の隙間がある状態
  • 明かな骨棘形成が確認できる
KL-grade 3
  • 関節の隙間がさらに狭くなり、正常の2/1 以下の状態
  • 骨棘形成がより顕著になる
KL-grade 4
  • 関節の隙間がほぼなくなっている状態
  • 大腿骨が内側に傾き、大腿骨と脛骨の位置関係にずれが生じている状態
  • 明らかな大きな骨棘の形成が見られる

一般的には、グレード2以上から変形性膝関節症と診断されます。

また、レントゲン撮影で変形性膝関節症のグレードを分類しますが、実はレントゲンだけでは半月板や軟骨の状態がわかりません。

そのため、多くの病院では、レントゲンだけでなくMRI検査を併用し、さらに精密な検査を行います。

変形性膝関節症の症状別の進行過程

変形性膝関節症の症状別の進行過程について詳しく紹介します。

変形性膝関節症は、早期発見、治療が重要です。初期症状に心当たりがある方は、医療機関に相談しましょう。

初期症状

変形性膝関節症の初期症状は、特定の動作をした際に痛みを感じる、膝に違和感があるケースが多いです。

  • 膝がこわばり、重い感覚がある
  • 膝が動かしづらく違和感がある
  • 動き始めや立ち上がるときに痛みがある
  • あぐらや、正座がしづらい

初期症状は、膝に違和感や動かしにくさがあり、動き始める際に膝に痛みを感じる場合もあります。

しかし、一時的な痛みで休むと痛みが治まるため、あまり気にしない方も多いです。

症状を悪化させないためにも、違和感や動かしにくさが続く場合は、医療機関へ相談しましょう。

中期症状

変形性膝関節症の中期症状は、動作中にも痛みが持続したり、膝が伸ばしきれないなどの可動域の制限がみられます。

  • 膝の痛みが持続する
  • 膝がまっすぐ伸ばしきれない
  • 深くしゃがみ込む動作、階段の上り下りが辛くなる
  • 膝が腫れて熱感を感じる
  • 歩くときしむような音が聞こえる
  • 膝の変形が目立つ

変形性膝関節症の症状が進行するにつれて、初期の頃は休むと治まっていた膝の痛みが持続するようになります。

中期症状が出てから初めて医療機関を受診する方もいますが、膝に違和感がある場合はすぐに医師に相談しましょう。

末期症状

変形性膝関節症の末期症状は、安静時の膝の痛みや脚が変形するなどが日常生活に影響を与える症状が現れます。

  • 安静にも膝の痛みがある
  • 脚の変形が顕著になる
  • 痛みや膝の変形によって歩行困難になる

末期になると、安静にしていても膝の痛みが続くようになり、寝ている際に痛みで目が覚めるケースもあります。

症状が進行するにつれて痛みが強くなり脚が変形してしまうため、歩行困難になることも少なくありません。

日常生活に大きな影響が出てしまう前に適切な治療を受けることが重要です。

変形性膝関節症の主な治療方法

変形性膝関節症の主な治療方法は、以下の2つです。

2つの治療方法について、詳しく説明します。

保存療法

保存療法は、薬物療法や運動療法など手術をしない治療法のことを指します。

  • 鎮痛剤の内服や注射外用薬が処方される
  • 膝関節への負担を減らすため、サポーターなどを装着する
  • 膝関節への負担を減らす動かし方を指導

肥満が膝関節への負担の大きな原因になっている場合は、食生活などを指導されるケースもあります。

保存療法を続けても効果が見られない場合は、手術療法が検討されます。

手術療法

手術療法には、主に以下の4つの手術方法があります。

関節鏡視下手術
  • 内視鏡(関節鏡)を挿入してすり減った軟骨の破片や損傷した半月板を取り除く手術
  • 現在の痛みの原因を取り除く手術のため、疾患の根本的な改善にはならない
膝周囲骨切り術
  • 骨を切って角度を修正し、荷重を健全な部分に分散させるための矯正手術
  • 膝の可動域が制限されていると適応できない場合がある
人工関節単顆置換術(UKA)
  • 変形した膝関節の一部のみを人工関節に置換する手術
  • 全置換よりも傷跡が小さく、出血も少ない場合が多い
人工関節全置換術(TKA)
  • 損傷した膝関節全体を人工関節に置換する手術
  • 膝関節の痛みが改善され、関節機能の改善につながる

関節鏡視下手術や膝周囲骨切り術は、比較的症状が軽症な場合に適応される手術方法です。

症状が進行している場合や高齢の方は、人工膝関節置換術が検討されます。

患者さまの年齢や進行状況によって適した手術が異なるため、医師と十分に相談しながら決めましょう。

変形性膝関節症の治療には再生医療も選択肢の一つ

変形性膝関節症の手術を避けたい方には、幹細胞を用いて膝関節の軟骨の修復を促す「再生医療」も選択肢の一つです。

再生医療では、幹細胞の修復能力を活用して、摩耗した膝軟骨の再生に必要な「軟骨下骨」を整えます。

当院「リペアセルクリニック」では、膝関節の必要部位に直接幹細胞を投与する「関節内ピンポイント注射」を実施しております。

変形性膝関節症でお困りの方は、手術や入院を必要としない再生医療も治療の選択肢としてご検討ください。

膝の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。

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【まとめ】変形性膝関節症の治療にはグレード分類を正確に把握することが重要

変形性膝関節症は、症状が悪化すると日常生活もままならないほどの痛みに悩まされます。

初期症状の段階で治療を開始すれば、多くの場合は痛みなどを緩和して、大きな影響なく日常生活を送れます。

保存療法で治らない場合は手術を検討するケースが一般的でしたが、近年の治療では手術しない治療法として再生医療が検討されています。

患者さま自身の細胞や組織を利用する治療法で、アレルギーや拒否反応を引き起こすリスクが低い治療法です。

手術をせずに変形性膝関節症を治療したい方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。

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