LINEポップアップ
トピックスtopics
  • HOME
  • トピックス
  • 膝のロッキングとは?突然動かなくなる原因や繰り返すときに自分で治す方法について

膝のロッキングとは?突然動かなくなる原因や繰り返すときに自分で治す方法について

公開日: 2020.05.30
更新日: 2025.06.02

膝が突然動かなる状態を「ロッキング」といいます。

膝が突然動かなくなるのはなぜか不安に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では膝のロッキングとはどのような状態か、原因や治す方法について解説します。

早期に治療を始めることが大切なので、膝に痛みを感じたときには病院で診察してもらいましょう。

また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、ロッキングの原因となる膝関節疾患を手術せずに治療できる再生医療に関する情報を公開中です。

「膝の痛みをなんとかしたい」「治したいけど手術したくない」という方は、ぜひご参考ください。

\公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ リペアセルクリニック 公式LINE画像

LINE限定で無料オンライン診断を実施中!
>>簡単30秒で診断してみる

膝に起こるロッキングとは|初期症状はある?

膝が突然動かなくなるロッキングとはどのような状態なのか、以下の項目について解説していきます。

事前に異変を察知できるような初期症状や前兆が見られるのかについて詳しく解説します。

ロッキングとは

ロッキングとは、突然膝が動かなくなり、激しい痛みが現れる症状のことです。

まるでロックされたかのように、急に起こることが特徴的です。

ロッキングが起こる原因は、関節の隙間へ、膝関節内にある骨や軟骨、半月板組織などの浮遊した物質が挟まるためです。

浮遊物が挟まるのは、なんらかの拍子で起こることもあれば、膝関節の疾患が原因のケースもあります。

ロッキングの初期症状・前兆

膝のロッキングが起こる前には、以下のような初期症状・前兆とされる症状が見られることがあります。

  • 膝に引っかかるような痛みがある
  • 膝に力が入らない
  • 膝が抜けるような感覚がある
  • 膝関節に腫れや膨らみがある
  • 膝を強く打った後の痛みが長引く

以下のような症状が出た際には、ロッキングが起こるサインである可能性があり、注意が必要です。

以下の記事では、ロッキングの前によく起こるキャッチングについて詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

膝にロッキングが起こる原因となる疾患

膝にロッキングが起こる原因となる主に疾患を3つ紹介します。

それぞれの疾患について、詳しく見ていきましょう。

半月板損傷

半月板損傷とは、外部からの衝撃や加齢により半月板に亀裂や断裂が入る状態のことで、ロッキングが起こりやすい疾患の一つです。

損傷した半月板が関節の隙間に挟まったときに、膝のロッキングが起こります。

また、半月板には膝関節にかかる衝撃を緩和するクッションのような役割がありますが、損傷すると膝をスムーズに動かせなくなります。

以下の記事では、半月板損傷を放置した場合のリスクについて詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

変形性膝関節症

ロッキングが起きる疾患の一つとして、膝関節の軟骨がすり減ってしまう変形性膝関節症が挙げられます。

すり減って欠けた軟骨や損傷した半月板が膝関節の隙間に挟まることでロッキングが起こる場合があります。

変形性膝関節症の痛みの特徴として、歩きはじめや動きはじめに痛みを感じ、次第に慢性的な痛みへと変化していきます。

症状が進行してしまうと、膝関節の変形や骨の損傷が見られる状態となります。

離断性骨軟骨炎

離断性骨軟骨炎は、外部からの強い衝撃によって軟骨が剥がれる疾病です。

膝をスムーズに動かすには、軟骨の存在が大きく関係しています。

軟骨が剥がれ落ちると膝の動きに問題が起こるだけでなく、剥がれた軟骨が関節の隙間に挟まれば、ロッキングが起こるのです。

スポーツなどで同じ動作を繰り返すことも、軟骨が剥がれる原因の一つとされ、10代の男性に多く見られます。

膝のロッキングを自分で治す方法(解除方法)はある?

膝のロッキングを自分で治す方法などネットや動画で紹介されているケースもありますが、自分で対処することは控えた方が良いです。

不用意に自分で解除しようとすると、治るどころか症状が悪化する原因になる可能性があります。

何度もロッキングが起きている場合には、局部麻酔を行った上で膝を動かして関節に挟まったものを外して治るケースがあります。

しかし、ロッキングの原因となる疾患が治るわけではないため、以下のような治療が行われます。

  • 保存療法
  • 手術療法
  • 再生医療

保存療法は手術を伴わない「薬物療法」や「運動療法」によって、痛みの緩和や症状の進行を遅らせることが目的となります。

そのため、原因を根本的に治療するには手術によって、損傷した部位を治療する必要があります。

しかし、近年の治療では、手術をしないで膝の疾患を根本的に治す治療として、再生医療が注目されています。

再生医療は、人間の持つ再生力を活かし、損傷した膝関節の修復・再生を促すことで疾患の根本的な改善が期待できる治療法です。

膝のロッキングに関するよくある質問

膝のロッキングについてよくある質問を紹介します。

上記のような疑問をお持ちの方や、ロッキングが起きて不安に思われている方は参考にしてみてください。

ロッキングはすぐに治る?

残念ながら、ロッキングはすぐに治るとは限りません。

膝を曲げられなかったり、伸ばせなかったりする状態が、何日間か続く可能性があります。

また、すぐに治った場合でも短期間での再発や、ロッキングが繰り返し何度も起こることがあります。

ロッキングを根本的に治すには、原因となる「半月板損傷」「変形性膝関節症」を治療しましょう。

ロッキングを繰り返すときの予防法は?

膝のロッキングが何度も起こる場合の予防方法は、以下の通りです。

ロッキングを繰り返すときの予防法

  • ストレッチ・筋力トレーニングをする
  • 過度な負荷を膝へかけない
  • 靴選びに気をつける
  • 適正な体重を維持する

膝関節を安定させるために、膝周辺のストレッチや筋力トレーニングなどの適度な運動が大切です。

また、日常生活スポーツを楽しむ際には、膝にできるだけ負担がかからないように気をつけましょう。

しかし、何度もロッキングを繰り返してしまうときは、膝関節の疾患が進行してしまう前に医療機関の受診をおすすめします。

膝のロッキングを治すには原因となる疾患の特定・治療が重要

膝が突然動かなくなる「ロッキング」は、さまざまな疾病が原因となるケースが多いです。

突然の痛みに襲われ、一体何が起きたのかと焦ってしまうかもしれませんが、早めに医療機関を受診することが推奨されます。

ロッキングが起こるということは、膝関節が大きくダメージを受けていて、症状が進んでいる可能性があります。

そのため、ロッキング症状を治す方法よりも、ロッキングの原因となる疾患を治療することが重要です。

近年の治療では、手術せずに膝関節を治療ができる可能性がある再生医療が注目されています。

再生医療の治療を検討したい方は、ぜひ当院リペアセルクリニックまでご相談ください。

監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

再生医療のリペアセルクリニックTOPトップ