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その膝の痛みは、X脚ではなく反張膝かもしれません!?

その膝の痛みは、X脚ではなく反張膝かもしれません!?

「反張膝が痛みの原因になる」という話を聞いたことはありますか?膝の痛みの原因は数多くありますが、この反張膝もそのひとつです。聞いたことがないという方も、膝に痛みがあるのであれば、もしかしたら既に反張膝なのかもしれません。

今回は、膝の痛みの原因になる反張膝について解説していきます。

膝を抑える男性

膝が痛い!痛みの原因はX脚ではなく反張膝だった?

少し耳慣れない言葉かもしれませんが、反張膝は膝の痛みの原因の1つです。

反張膝とは、足を横から見たときに後ろに弓のように曲がってしまっている膝変形のことです。「X脚」を心配して病院を受診する方の中にはこの反張膝である方がいます。

反張膝の原因としては、生まれつきや大腿骨に外傷を受けて変形したことなどが考えられます。また、膝が反るような力の入れ方を続けることでも反張膝を招くことがあります。

さらに、脳卒中などの脳疾患で麻痺が残った方も、姿勢が後ろに倒れ気味になることで膝の関節が伸びてしまい、反張膝となる場合があります。反張膝では、膝の関節が過度に伸び切った状態にあるため、より大きな負担がかかり、痛みの原因になります。

また、重心が後ろに傾いてしまうため、骨盤を前傾させてバランスを取り、その結果膝関節や足部の変形をもたらしてしまうこともあります。
このように、反張膝は膝だけでなく、股関節の痛みの原因になることもある病気なのです。

反張膝のつらい痛みの原因を改善する方法

反張膝を改善する方法はあるのでしょうか?まずは反張膝となってしまっている原因を知るために、早めに受診することが大切です。反張膝の状態にある期間が長いほど、膝の変形や靭帯の損傷などの可能性も高くなります。

もし、姿勢の崩れや、筋力不足であれば、医師など専門家の指導を受けながら自分でセルフケアを行うことで反張膝による痛みの改善がみられる場合もあります。

また、サポーターを装着してリハビリを行うのも有効です。サポーターをすることで、膝が反るのを防ぐことができ、リハビリで筋肉のバランスが改善します。すると、痛みの原因となる膝への負担も減るため、反張膝に効果的です。

しかし、生まれつきの骨の変形がある、すでに関節が損傷してしまっているというような場合は、自分で修復することは不可能です。そのようなときは外科的手術が行われる場合もあります。骨を削って関節同士のかみ合わせを良くし、過伸展がおきないよう調整する手術を行います。

反張膝、つらい痛みの治療は再生医療という選択肢

膝の痛みの原因になる「反張膝」は、再生医療で治療するという選択肢もあります。再生医療では、自身の細胞を用いて関節の修復をはかるため、拒絶反応などの危険性が少なく、体への負担も最小限に抑えながら治療することができます。

まとめ・その膝の痛みは、X脚ではなく反張膝かもしれません!?

反張膝は膝だけでなく、股関節の痛みの原因ともなる場合があります。そして、反張膝である期間が長ければ長いほど、関節の変形や損傷も大きくなってしまうため、早めの受診が推奨されます。

治療法もさまざまですが、近年は再生医療に注目が集まっています。再生医療に興味をお持ちの方は、専門のクリニックに相談してみてください。以上、反張膝は膝の痛みの原因になるの?改善方法はある?について記させて頂きました。参考になれば幸いです。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

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