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人工股関節でも介護の仕事を続けたい方が注意すべきこととは

人工股関節でも介護の仕事を続けたい方が注意すべきこととは

介護職に従事、その後、股関節を痛めて人工股関節置換術という手術をした後であっても「介護の仕事を続けていきたい」という方はおられますか?介護の仕事は、移動の介助など肉体労働もあるため、さぞ不安に思われているのではないでしょうか。

そこで、人工股関節についての解説と合わせて、人工関節の術後、介護の仕事に復帰または行うことができるのか?という点をふまえて、その注意点などについてみていきましょう。

人工関節で介護の職務

人工股関節とは

股関節に病気がある場合、人工股関節が適用される場合があります。「足の付け根が痛い」「靴下がはきづらい」「足の長さが左右で違う」などの症状が出現し、整形外科に受診することで、股関節の病気が見つかります。

股関節の代表的な病気は「変形性股関節症」、「大腿骨頭壊死症」、「関節リウマチ」などになります。

これらの病気に保存療法をおこなったにも関わらず十分な効果が得られない場合があります。その場合に「人工股関節置換術」という手術がおこなわれます。人工股関節置換術そのものは手術というリスクはあるものの、再び歩行を可能にするために有効な治療法です。

人工股関節で介護の仕事はできるが、注意点を守ること

人工股関節の手術をした後、介護の仕事は可能です。

しかし、股関節に負担がかかる動作は制限があるので、可能な仕事と、不可能なやってはいけない仕事に分かれます。人工股関節の独特の注意点があるからです。そこで日常の生活を行うにおいての注意点と介護の仕事の注意点について、分けて説明しましょう。

人工関節後:日常生活の注意点とは

  • ・重労働と激しい運動は避けましょう
  • ・座る場合は椅子を使用し、臥床時はベッドの利用がおすすめ
  • ・正座は可能ですが女性座り、とんび座り等は避けましょう。脱臼の原因になります
  • ・歯科治療の際には、歯科医師に人工関節であることを伝えておくと安心です
  •  → 感染予防のために抗生物質の投与をおこなう場合もあります
  • ・定期的な通院は必ず守ることが大切、レントゲン検査で人工股関節の状態を確認します。

人工関節後:介護の仕事を行う上での注意点とは

  • ・立ち仕事は、特に制限はありません
  • ・しゃがみ動作や、屈み動作に気をつければ可能です
  • ・重いものを持つ動作は股関節に負担をかけることがあります
  • ・また全介助を必要とするトイレ介助や移動介助なども、股関節に負担がかかります
  • ・入浴介助は、しゃがみ動作や屈み動作が多い介助なので、軽介助の方を介助しましょう
  • ・人工関節の耐用年数は、約20年と考えられています。体重の増加や肉体労働などによる負荷にて、
  •  耐用年数が短くなる場合があります
  • ・介護の仕事を続けるなら股関節に負担の少ない、軽介助の介護が望ましいです。

まとめ・人工股関節でも介護の仕事を続けたい方が注意すべきこととは

人工股関節について、介護の仕事の継続のこと、注意点について紹介しました。人工股関節の場合は、介護の仕事は出来ますが、制限が生じます。そのことをふまえた上で、股関節の病気は自分に合った治療法を選択することが大切です。

近年は、再生医療による治療を選択することも可能です。この治療は、患者さんの負担を抑えることができ、副作用も少なく済む治療法として注目を集めています。股関節の病気の治療法のひとつとして、再生医療を選択することも検討してみると良いでしょう。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

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