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- 変形性股関節症
変形性股関節症の看護については周囲の協力と共感が大切! 変形性股関節症の治療においても、家族や周囲の人の協力が不可欠です。そして、適切な看護が必要になります。そこで、変形性股関節症の治療における看護について解説します。 変形性股関節症という病気 変形性股関節症の患者さんを看護する際は、まずこの病気についての特徴を知ることが必要です。どのような病気であり、そのためにどのような行動で症状が悪化しやすいのかを知ることで、看護する際の注意点もわかってくるはずです。 変形性股関節症は、股関節の軟骨がすりへってしまい、骨の変形を引き起こしてしまう病気です。股関節という名前が病名に含まれていることからも推測できると思いますが、腰や脚などに症状が現れやすい病気です。 往々にして現れやすい症状は「痛み」。加えて股関節周辺の痛みということもあって、歩行や脚に関する行動に少なからず悪影響を及ぼします。その影響により、日常生活や仕事においてさまざまな弊害をもたらすことになるでしょう。 病気を理解して周囲の協力を得ることが治療において重要 変形性股関節症という病気は、薬を使っても痛みを止めるというような効果しか期待できず、根本的な治療が望めません。また、一度変形してしまった骨は基本的に元の形に戻ることはありません。 症状は徐々に進行してしまうので、保存的治療として運動療法や薬物療法が行われ、痛みの緩和と進行防止に努めることになります。 看護者や家族に「たかが痛み程度で」と言われてしまうと、治療に対する本人のモチベーションにも悪影響となります。痛みの感じ方は人それぞれですし、痛みを感じているときは様々なことに不安になったり、心配になったりするものです。 ですから、変形性股関節症の治療においては、家族の共感・協力が必要ですし、場合によっては職場や地域の人の協力も必要です。 看護する立場にある人や職場の人は、できるだけ患者さんの股関節や脚の負担を軽減してあげてください。特に仕事では重いものを持ったり、段差の上り下りをするなど、股関節への負荷の大きなアクションも多々あると思います。 そうした仕事からはなるべく外れてもらい、負荷の少ない仕事を中心に行ってもらうなどの工夫が必要です。 まとめ・変形性股関節症の看護については周囲の協力と共感が大切! 変形性股関節症という病気は、痛みを伴う辛い病気ですし、一度なってしまうと治癒が難しいです。しかし、患者さん本人の努力はもちろんのこと、看護する立場の人、家族や職場の人たちの協力によって、症状の進行を遅らせることが可能です。 病気について理解し、患者さんの負担を少しでも取り除くことで治療を手助けしてあげてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
ヨガは体にいい運動として一般的に知られていますが、変形性股関節症を患っている方は注意が必要です。 ヨガは股関節に大きな負担がかかるポーズが多く、床に座る時間が長いため股関節に痛みがある方にはおすすめできません。変形性股関節症を改善するためには、症状に合わせた運動療法が必要です。 そこで本記事では、変形性股関節症の症状や正しい運動療法について解説します。運動療法で改善を図り、日常生活で注意すべきことを意識して、痛みと上手に付き合っていきましょう。 変形性股関節症にヨガが適さない理由 結論から述べると、変形性股関節症の方や脚の付け根に痛みを感じる場合、ヨガは基本的にNGです。 床に座る姿勢が続くことで、股関節に負担がかかります。股関節の痛みがあるのに我慢してヨガを行うと、症状が悪化する可能性が高いです。 変形性股関節症やその症状が疑われる方は、専門家の指導を受けてからヨガを行いましょう。 変形性股関節症とは 股関節は太ももの骨である大腿骨が骨盤にはまり込むようにできています。この股関節が変形してくると、大腿骨と骨盤の隙間が狭くなり、軟骨組織が硬くなります。 また症状が進行すると、関節の周囲に骨棘(こつきょく)とよばれるトゲのような骨組織が形成されたり、骨嚢胞(こつのうほう)とよばれる骨の空洞ができたりします。このように関節が変形すると、股関節の動きも狭くなってきます。 例えば、股関節を深く曲げる動作や、足を大きく外に開く動作ができなくなっていきます。最初の頃は立ち上がりや歩き出しの際に足の付け根に痛みが見られます。症状が進行してくると痛みも強くなり、場合によっては夜寝ていても痛みを感じるようになる人もいます。 対して、骨の変形により狭くなった可動域をヨガなどで無理に動かすことは、痛みをさらに増強させることになりかねません。また、変形性股関節症は女性に多い疾患です。女性の場合は生まれつき股関節のはまり込みが浅い人がいます。 一度変形をした関節は元の形には戻りませんので、関節への負担を軽減することが大事です。 変形性股関節症にはヨガ以外の運動療法が効果的 変形性股関節症とヨガの相性は良くありませんが、股関節や下肢をまったく動かさないことも問題です。 そのため、変形性股関節症の患者さんに対して治療の一環として「運動療法」が取り入れられることが多いです。 運動療法の目的は、股関節のリラックスによる股関節軟骨の健康維持と股関節の可動域の確保です。運動療法を適切な方法で継続すると、股関節を正しく動かせるため、筋力の維持にもつながります。 変形性股関節症の正しい運動療法 変形性股関節症の患者さんは、一体どのような運動が良いのでしょうか。 原則として担当医から指導された内容を実施することが重要ですが、股関節に過度な負担がかからない運動や継続が容易である運動が効果的です。股関節や下肢に負荷のかかる運動は、かえって変形性股関節症の症状を悪化させる可能性があります。 運動療法は根治的な治療とはなりませんが、症状の改善に役立つため継続が大切です。しかし、患者さんによっては継続が難しい場合もあるため、軽めかつ簡単に実施できる以下の運動をおすすめします。 他にも「水中運動」は負荷が少ないため、変形性股関節症の運動療法として適しています。 日常動作における改善方法 変形性股関節症は股関節の軟骨がすり減ることにより、痛みや運動の制限を引き起こします。 日常生活の中のさまざまなシーンで動きや姿勢に注意を払うと、痛みを軽減できたり、生活しやすくなったりします。 以下の方法を実践してください。 正しい姿勢を保つ 立つときや座るときに背筋を伸ばして肩を後ろに引く 座るときに工夫する 背もたれがある椅子にする、足は組まない 歩くときに工夫する ゆっくりと大きな歩幅で歩き、足を引きずらない 階段を使用する 1段ずつ足を上げる、手すりを使用する 荷物の保ち方を工夫する 重い荷物は肩に掛ける、両手で持つ 動作に気をつける 重いものを持ち上げる・しゃがむときは腰を丸めずに足に力を入れる 睡眠時の姿勢を意識する 背骨が自然なカーブを保つようにする、ゆっくりと寝返りをする 運転するときに配慮する 運転席の位置を調整して膝を曲げやすくする 変形性股関節症はヨガでなく適切な運動療法で改善しよう https://youtu.be/iPHLbIXjPNk?feature=shared 変形性股関節症における運動療法は効果的です。対して体に良さそうなイメージがあるヨガは、股関節への負荷が大きいことから変形性股関節症の治療法として適していません。逆に症状を悪化させる恐れがあるため注意が必要です。 運動療法を取り入れる場合は、担当の医師から指導された内容を遵守して、継続的に行いましょう。調子が良いからと運動量を自分の判断で増やしても良くならないため、無理は禁物です。一度の運動量を増やすのではなく、決められた運動を毎日継続してください。 また、近年では変形性股関節症の再生医療が注目を集めています。リスクを抑えつつ高い治療効果が期待できる治療方法です。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症の痛み止めについて 変形性股関節症になると、股関節や脚に痛みが生じるようになります。初期の頃はストレッチをしたり、温めるなどの対処法で痛みが引くこともありますが、中期から末期になると痛みの症状も強くなってきます。 その強い痛みには「痛み止め」が有効ですが、どのような薬を使うのか、どのような効果があるのか知っておきたいですよね。そこで、変形性股関節症の痛み止めについて解説します。 変形性股関節症の薬物療法は根治治療ではない 変形性股関節症では「薬物療法」を選択することがありますが、ただし療法といえど、残念ながら使用される薬は「痛み止め」であり、病気を根本的に治療する薬ではありません。いわゆる「対症療法」であり、変形性股関節症によって発生する痛みに対して使用することになります。 変形性股関節症で使用する痛み止め 変形性股関節症で使用する痛み止めは「消炎鎮痛薬」が多いです。この薬は痛みを軽減させるだけではなく、発生している炎症を抑える作用があります。特に、変形性股関節症で激しい痛みが生じている場合には炎症を起こしている可能性があります。 「温熱療法」を実施して痛みが軽減しない、あるいは痛みが悪化した場合には、炎症を抑える薬を使用して痛みの改善を図ります。 痛み止めの服用の仕方について 基本的に、処方してくれた医師の指示に従って服用してください。痛み止めを服用し続けることは良くないと考え、痛みが落ち着けば自己判断で中断しても良いという医師もいます。 初期の変形性股関節症であれば、痛みも軽いことが多いので薬物療法の他に「運動療法」や「温熱療法」などを合わせた「保存的治療」でコントロールが可能なことが多いです。 しかし、変形性股関節症は加齢などの要素もあるため、次第に症状が悪化することが多いです。結果、症状が悪化すると既存の方法では十分に痛みをコントロールできないこともあります。 その場合には「手術治療」の実施が検討されます。手術法としては「骨切術」と「人工股関節置換術」の2種類に大別されます。 最近では人工股関節の技術が進歩し、寿命が長くなったことをうけて、若い世代での変形性股関節症に対しても痛みなどの症状次第で人工股関節への置き換えが積極的に検討されるようになりました。 まとめ・変形性股関節症の痛みに対する薬物療法について 変形性股関節症では、症状の進行を抑えるため、そして痛みを和らげるために保存的治療が選択され、その一環として痛み止めが処方されることが多いです。ただ薬物的には痛み止めであり、症状を治療していくものではありません。 服用にあたっては、医師の指示通りに服用し、痛みのコントロールをしましょう。どうしても痛み止めが十分に効かない場合には手術治療を検討することもできます。痛みを我慢せず、早めに担当医に相談してみてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症の痛みに悩まされている方は多いです。この記事では、変形性股関節症の方がやってはいけないことを中心に紹介します。 これ以上股関節の痛みを悪化させないために、まずは「やってはいけないこと一覧」を押さえてください。症状の悪化を防ぐためには、日常的な動きを意識したり、生活スタイルを変えたりする必要があります。 手術をせずに変形性股関節症の痛みを改善したい方は、ぜひ参考にしてください。 変形性股関節症におけるやってはいけないこと一覧 変形性股関節症になったら、少しでも症状を悪化させないのが重要です。そのためには、変形性股関節症の症状が悪化するようなことを避けましょう。 ここでは変形性股関節症におけるやってはいけないことについて解説します。 1.股関節や脚に負担をかける 変形性股関節症の場合は、股関節や脚に負担をかけてはいけません。変形性股関節症は、股関節や脚に負担のかかる行動をすると悪化する可能性が高まります。 たとえば、重いものを抱えたまま階段を上り下りするなどです。仕事の都合上行う必要があっても、結果的に変形性股関節症を悪化させ、仕事や日常生活にさらに支障をきたす可能性があります。 家族や勤め先の人たちの理解と協力を得て、可能な限り日常生活から股関節等に負担のかかるアクションを減らしましょう。 2.高さ・サイズが合っていない杖や靴をそのまま使用する 変形性股関節症になったら、杖の購入や靴の見直しなどが必要です。症状に合わせて杖や靴を見直す・買いなおすことは費用負担の点でデメリットに感じるかもしれません。 しかし、股関節への負担をやわらげて痛みを緩和させるためにも、今までと同じものを使い続けるのはよくありません。身の丈にあった杖やサイズの合った靴を選び、使用しましょう。 3.体重のコントロールを怠る 体重の重い人は体重の分だけ股関節への負担がかかるといわれています。 姿勢や動作によっては体重の数倍の負荷がかかる可能性もあります。体重のコントロールは、変形性股関節症の治療を続ける上でとても重要です。 4.無理のある姿勢の維持 変形性膝関節症の場合、股関節に負担のかかる姿勢は避けましょう。たとえば、正座やあぐら、しゃがむ動作は股関節に負担がかかりやすい動作です。 日常生活で行う以下の動作を避けたり、動くときに注意したりするようにしましょう。 負担のかかる姿勢 改善方法 畳や床の上に座る 脚つきの椅子を利用 和式トイレを使う 便座付きトイレを利用 低い椅子で立ち座りを繰り返す 座った際に膝の角度が90度以下にならない椅子を利用 生活を和風から洋風に変えて、布団や和式トイレの使用を避ける意識が重要です。 5.ストレッチや筋力強化を怠る 変形性股関節症の治療では、股関節への負担を軽減して可動域を確保するために運動療法を実施します。しかし、変形性股関節症では痛みなどの症状もみられるため、体を動かしたくないケースも珍しくありません。 しかしストレッチなどで股関節を動かさないと関節の可動域が徐々に狭くなり、筋力低下を招いてしまいます。変形性股関節症の症状を悪化させる可能性があるため、無理のないレベルで運動療法の継続を心がけましょう。 やってはいけないことを未然に防ぐ方法 やってはいけないことを未然に防ぐには、股関節をひねる・しゃがむといった負担がかかりやすい動作が少ない生活スタイルに変えるのが重要です。具体的には、布団をベッドに変える、床に座らず椅子に座ることを意識しましょう。 一人暮らしであればすぐに対応できますが、一緒に暮らす家族がいる場合は周囲の理解が必要です。変形性股関節症の人がやってはいけないことをリストにして壁に貼っておくだけでも、自然と意識して生活できるようになります。 家族の声かけがあると、やってはいけない動作をグッと減らせます。 変形性股関節症の禁忌事項に関するよくある質問 よくある変形性股関節症の禁止事項に関しての質問に答えていきます。以下の内容を参考にして日常生活を送りましょう。 変形性股関節症の貧乏ゆすりはやってはいけない? 変形性股関節症でやってはいけないストレッチは? 変形性股関節症の貧乏ゆすりはやってはいけない? 貧乏ゆすりと似た動きのジグリングは、変形性股関節症の運動療法として取り入れられます。(文献1) つま先を床につけた状態で左右のかかとを小刻みに上下させて、かかとは床から2センチ程度上げます。関節に負担をかけることなく動かせる方法としておすすめです。 変形性股関節症でやってはいけないストレッチは? 関節に負担をかける可能性がある以下のストレッチは避けてください。 曲げ伸ばしや回転運動を伴うストレッチ 関節に負荷をかけるストレッチ(ダウンドッグストレッチなど) 長時間の動きが少ないストレッチ(立ったまま行う上半身のストレッチなど) 痛みを引き起こす可能性があるため、このようなストレッチや動きは適度に行う必要があります。(文献2) 変形性股関節症におけるやってはいけないことを厳守しよう 変形性股関節症の症状を悪化させないためには、やってはいけないことを知ることが大切です。その上で、股関節や脚・腰に負担のかかる動作をしないようにしましょう。 担当医師の指示や指導に沿って日常生活を送り、症状の悪化や異常が見られた場合は、早めに相談してください。手術をしないで治したいと考えている方は、再生医療も視野に入れて、治療法を検討しましょう。 当院では再生医療に関する相談を無料で受け付けているので、まずはメールでご相談ください。 参考文献 文献1^ R B Salter, et al.The biological effect of continuous passive motion on the healing of full-thickness defects in articular cartilage. An experimental investigation in the rabbit. J Bone Joint Surg Am, 62(8):1232-51. 1980 文献2^ Yoshimura M, Sasaki S, Iwasaki K et al : Occupational lifting is associated with hip osteoarthritis : a Japanese case-control study. J Rheumatol 2000 ; 27(2) : 434-40
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症を悪化させないために注意すべきこと 変形性股関節症の患者さんは、その症状をなるべく悪化させないようにすることが必要です。症状が進行してしまうと、日常生活に支障をきたすようになってしまうからです。そこで、変形性股関節症の患者さんが、その症状を悪化させないために注意したいことについて解説します。 ①激しい運動に注意 変形性股関節症の患者さんが注意すべきことの1つ目は、「激しい運動」です。 特に股関節や腰、脚に負荷のかかる運動は絶対に注意して欲しいことです。運動によって股関節への負担が大きくなると、変形性股関節症の症状を悪化させる大きな要因になってしまいます。 ただし、適切な運動療法を実施することは、変形性股関節症の治療において重要なアクションとなります。患者さんの症状を確認したうえで、担当の医師から適切な運動療法のやり方の指導があるので、その運動を行うようにしてください。 もし、医師から指導された運動であっても痛みを感じるという場合は、運動を中断し、さらに医師の指示を仰いでください。 ②痛みを我慢することに注意 2つ目のやってはいけないことは、「痛みを我慢する」ことです。 病気なのだから症状として痛みが出ることは仕方がない、股関節や脚に痛みがあっても我慢するしかないと考える人も少なくないでしょう。しかし、それは大きな間違いです。 変形性股関節症では、痛み止めによる薬物療法の選択肢もあります。対症療法として痛み止めを使用しながら運動療法も行うという場合もありますが、痛み止めで緩和できたとしても根本的な治癒には至りません。 運動のやり方は医師の指示通りに行い、痛み止めも適切に使ってください。そして、もし、辛い痛みが生じた場合は、その痛みを我慢したり自己判断で痛み止めの使用を増やすのではなく、担当の医師に相談して対処法を決めるようにしてください。 ③温熱療法で痛みを感じる場合に注意 変形性股関節症の患者さんのやってはいけないこと、3つ目は「温熱療法」に関することです。 変形性股関節症の痛みを緩和する方法として股関節周囲を温め、股関節周囲の血行を改善することで筋肉がほぐれ、痛みの緩和を目指す温熱療法があります。 しかし、痛みの原因が股関節や脚などの炎症である場合は、温熱療法を行うことによってさらに症状が悪化してしまう場合があります。 まとめ・変形性股関節症を悪化させないために注意すべきこと 変形性股関節症の症状は、患者さんの行動次第で急激に悪化してしまうことがあります。そうならないようにするために、「変形性股関節症の患者さんがやってはいけないこと」を知り、守ってください。そして、股関節や腰、脚などに異常を感じたら早目に医療機関を受診し、医師から適切な治療と今後のアドバイスを受けることが大切です。 https://youtu.be/Dlp-ggXtQp0?si=OIwewWgyD1eSE1mC ▶こちらの動画では変形性股関節症の再生医療について解説しております。ぜひご覧ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症の辛い痛みを緩和する3つの方法について 「変形性股関節症」を発症すると、股関節や脚に痛みを生じる可能性が高いです。命にかかわるものではないとはいえ、痛みが続くのは決して良いことではありません。そこで、変形性股関節症の痛みを緩和する方法について解説します。 変形性股関節症の対策の基本 変形性股関節症の症状を緩和するためには、「股関節への負担を軽減する」ことが必要です。ですから、股関節や腰に負担のかかる行動は控えるようにしましょう。また、靴や杖などの選び方にも注意が必要です。詳しくは担当の医師に相談して、自分にとって最適なアイテムを選んでください。 変形性股関節症を緩和する方法 それでは、変形性股関節症を緩和する方法をご紹介します。 温熱療法 変形性股関節症による慢性的な痛みに対しては「温熱療法」が効果的と言われています。温めることによって股関節周囲の血行を促し、筋肉をほぐすことで痛みを和らげる効果が期待できます。 ただし、激しい痛みがある場合は、股関節付近に炎症が起こっている可能性が考えられます。その場合は温熱療法は症状を悪化させる危険が高いので注意しましょう。もし、温熱療法で痛みが強くなったら時にはすぐに中止してください。 運動療法 変形性股関節症の保存的治療の中心となるのは「運動療法」です。 ストレッチや軽い運動を中心に行い、股関節の筋肉を柔らかくし関節の位置の矯正作用によって変形性股関節症による痛みを和らげることができます。 こちらも参考にしてください ただし、無理は禁物。運動療法は、無理のないレベルで行いましょう。特に股関節の筋肉トレーニングは、十分なストレッチを行っていない状態で実施すると症状を悪化させる可能性があります。 また、ストレッチや運動などによって股関節や脚に痛みが生じる場合は、運動療法を継続しないようにしてください。 オリジナルの運動はかえって症状を悪化させることがありますので、基本的には、担当の医師から指導された運動療法を行ってください。また、適切な運動を行っても症状が改善されない、あるいは悪化した場合には、早めに医師に相談して指示を仰いでくださいね。 薬物療法 内服薬を使って変形性股関節症の痛みを緩和することもできます。 しかし、お薬を使った薬物療法は、根本的に変形性股関節症の治療を行うのではなく、あくまでも痛みなどの症状を一時的に緩和するために行われる治療です。 こちらも参考にしてください まとめ・変形性股関節症の辛い痛みを緩和する3つの方法について 変形性股関節症の痛みを緩和する方法は、いくつかあります。しかし、これらを適切な方法で実施しても症状が改善されない場合も考えられます。症状が進んでしまうような場合は、外科的手術治療も視野に入れ、担当の医師に相談してみてください。 痛み等の辛い症状は、我慢や放置することなく早期に医療機関にてご相談されることをお勧めいたします。 https://youtu.be/Dlp-ggXtQp0?si=OIwewWgyD1eSE1mC ▶こちらの動画では変形性股関節症の再生医療について詳しく解説しております。ぜひご覧ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症の予防に有効なストレッチをご存知ですか 「変形性股関節症」の症状が出てしまうと、股関節や脚の痛みによって生活に支障が出てしまいます。少しでも症状を予防するために、日常的に実行できることがあれば便利だと思いませんか?そこで、変形性股関節症の予防に有効なストレッチについて解説します。 股関節はどこにある? ストレッチをする際には、まず、影響する部位の正確な場所を意識することが大切です。 股関節は股間の奥側、お尻に近いあたりに位置していて、太ももの骨が骨盤と接する部分の関節が股関節に該当します。その関係上、股関節に異常が起きると太ももや腰の痛みが症状として現れます。 変形性股関節症は先天性の病気などを原因とするケースもありますが、日頃から股関節のストレッチを行うことによって、加齢などを原因とする発症リスクを少なくすることが可能です。 変形性股関節症予防に有効なストレッチとは? 股関節に効果的なストレッチとしては、例えば以下のストレッチがあります。 床に座って足を広げる 足を内側に回転させる 足を外側に回転させる 上記の動きを数回繰り返す このようなストレッチは、毎日の生活の中に取り入れていくことができます。ただし、ストレッチをすることによって強い痛みを感じる場合は無理をしないようにしましょう。その場合は、早めに整形外科を受診してくださいね。 他にも以下の運動が有効です。 ストレッチ以外、有効な運動 スクワット もも上げ かかと上げ ブリッジ 水中運動 特に「水中運動」は股関節などへの負担が少なく、運動によって痛みを感じる場合にオススメです。 ストレッチや運動は変形性股関節症の予防だけでなく、すでに発症している場合に症状が進行するのを防ぐことにも有効です。いわゆる「運動療法」であり、医師から適切な運動方法を指導されると思いますので、無理のないレベルで継続しましょう。 変形性股関節症の運動で無理は禁物! 先ほども少し触れましたが、ストレッチや運動をする中で股関節や脚に痛みや熱、その他の症状を感じる場合には、そのまま継続することは危険です。その場合は念のために医療機関を受診し、適切な対処法、ストレッチ方法をアドバイスしてもらうようにしましょう。 まとめ・変形性股関節症の予防に有効なストレッチをご存知ですか たかがストレッチとはいえ、継続することによって変形性股関節症の予防をすることができますし、軽度であれば進行を遅らせることもできます。ストレッチは基本的に体への負担は少ないですが、もし何らかの異常や症状を感じ取った場合には無理をせず、念のために医療機関で診てもらうことをオススメします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症5つの原因を知って発症の予防につなげる 変形性股関節症の原因を知ることで、発症を予防することにもつながりますし、進行を遅らせることも可能になります。そこで、こちらでは変形性股関節症の原因について解説します。 ①加齢によるもの 変形性股関節症の発症原因はいくつか考えられますが、具体的に何らかの原因を特定できない場合もあります。その場合に考えられる原因として「加齢」があります。 変形性股関節症は、股関節に存在する軟骨の細胞が老齢化することで、きちんと働かなくなることが原因であると考えられます。欧米では、変形性股関節症の大半は加齢によるものであるとされています。 ②先天性股関節脱臼 2つ目の原因は「先天性股関節脱臼」です。 この病気は、生まれつき股関節が脱臼を起こしている病気であり、発症原因は特定されていません。近年は発症率が低下しているものの、遺伝的な要因や子宮内での異常姿勢などがその原因ではないかと考えられています。 ③臼蓋形成不全 3つ目は「臼蓋形成不全」です。 股関節の屋根の部分にあたる臼蓋の不完全な発育により、大腿骨頭への被りが浅い状態になって、先天性股関節脱臼や後天性が原因であると考えられています。 この場合、中年以降に痛みなどの症状が出現し、はじめてこの病気であると診断されることもあります。 ④怪我の後遺症 4つ目の原因は「怪我の後遺症」です。 交通事故などで腰などに怪我を負った際、その後遺症として変形性股関節症を発症する可能性があります。転倒や交通事故などで腰にダメージを負った際には、変形性股関節症を発症することについても十分注意する必要があります。 ⑤体重増加による負担の増加 5つ目の原因は「体重の増加」です。 先天的または後天的な骨の変形等がなかったとしても、体重が増加することで股関節に負担がかかることで、変形性股関節症を発症することがあります。急激な体重増加や体重が重い時期が続いた場合には十分な注意が必要です。 まとめ・変形性股関節症5つの原因を知って発症の予防につなげる 変形性股関節症を発症する原因はいろいろありますが、その中には先天性の原因もあります。ですから、前もって予防することが極めて難しい場合もあります。しかし、初期の段階であれば保存的な治療も有効であることから、症状を感じ取ったら早めに整形外科など専門医を受診し、治療を開始することが最善です。 監修:リペアセルクリニック大阪院 あわせて読みたい関連記事はこちら こちらも併せてご参照ください
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
- 股関節
変形性股関節症を発症した場合に多くみられる症状とは 変形性股関節症になると、違和感や痛みなど何らかの症状が現れることが多いです。そして、生活の質を大きく下げる場合もあります。こちらでは「変形性股関節症」になるとどのような症状が出るのかについて解説します。 変形性股関節症で見られる症状 変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減って、荷重により骨の変形をもたらす病気のことです。この変形性股関節症の症状で具体的に多いものには「股関節の痛み」があります。 その痛みについてご説明いたします。 1.症状が進むごとに痛みの出方が変化する 変形性股関節症が初期の段階において「立ち上がり」や、「歩き初め」に股関節に痛みを感じるといった症状が出ます。しかし、痛みは一時的なものであり、個人差はありますが、すぐに痛みが引くことが多いです。 症状が進んでくると次第に痛みの出方も強くなり、常に痛む「持続痛」や、夜寝ている間にも痛む「夜間痛」などの症状に発展する可能性があります。 症状が進むと起こる症状 持続痛 夜間痛 2.痛みによる日常生活への悪影響 変形性股関節症は、立ち上がりや歩き初めに痛みが生じやすいので、生活の中でさまざまな弊害をもたらす可能性があります。 例えば、「靴下の着脱が難しくなる」、「足の爪切りが難しくなる」、「階段の上り下りが難しくなる」、「長時間立っているのが辛くなる」そして「歩行に支障がでる」といった毎日のように行う動作にも悪影響が及びます。 変形性股関節症、日常生活での支障例 靴下の着脱が難しくなる 足の爪切りが難しくなる 階段の上り下りが難しくなる 長時間立っているのが辛くなる 歩行が難しくなる 変形性股関節症の治療法 変形性股関節症は、初期の段階で痛みが軽度であれば保存的治療、進行が進んだ末期では外科的な治療(手術)が有効です。初期の段階では、運動療法や投薬治療などを行う保存的治療で症状の緩和と進行防止を行います。 保存的治療で十分な成果が出ない場合には、手術を選択する必要があります。手術は少なからずリスクがかかりますし、心身ともに負担を感じる人も多いです。ですから、変形性股関節症が疑われる症状を自覚したら、早めに医療機関を受診するようにしましょう。 まとめ・変形性股関節症を発症した場合に多くみられる症状とは 変形性股関節症は、命にかかわるような病気ではありませんが、生活の質を大幅に低下させる可能性がある病気です。病気が進行するにしたがって症状も重くなり、治療も外科的手術が必要になりますので、早めに医療機関を受診し治療を始めることが望ましいです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
生活の質を落としかねない変形性股関節症、症状と知っておきたい治療法 年齢を重ねるにつれて変形性股関節症に悩む人が増えてきます。 足や股関節などに生じる異常は、毎日の生活にも大きく関わるため厄介ですよね。こちらでは、「変形性股関節症」という病気について、どんな病気なのか解説します。 股関節とは? 変形性股関節症は、名前にある通り「股関節」に発症する病気のことです。股関節とは、両足の付け根(鼠径部:そけいぶ)の関節のことであり、骨の表面には軟骨が存在して関節の動きを滑らかにしたり、衝撃を和らげています。 変形性股関節症とは? 変形性股関節症とは、股関節の軟骨が何らかの原因によってすり減り、骨を含めた関節が変形する病気のことです。また、関節を取り囲んでいる「滑膜」という部分に炎症が起こり、歩行などの際に違和感や痛みが生じたり、股関節の周囲が腫れたりします。 変形性股関節症の発症原因 変形性股関節症の70%以上が、加齢を除いた場合、先天性または怪我の後遺症によるものであるといわれています。具体的な変形性股関節症の発症原因は、以下のような内容が考えられます。 加齢によるもの 先天性の股関節脱臼 先天的な股関節の変形 怪我の後遺症 変形性股関節症の症状 変形性股関節症を発症すると、以下の症状が発生する可能性があります。 股関節の痛み(症状が進むと持続痛や夜間痛が起こる) 歩行障害 その他、日常生活における問題(靴下が履きにくくなる、足の爪が切りにくくなるなど) 変形性股関節症の診断 変形性股関節症の診断は、前述の症状がある場合にレントゲン写真を撮影して診断します。 初期の段階では股関節の変形などが認められますが、症状が進むと関節の隙間が狭くなり、軟骨下骨が硬化するなどの症状がみられるようになります。末期になると関節の周囲に「骨棘」という異常な組織が形成され、空洞が発生するなどの症状がみられるようになります。 また、荷重部の関節軟骨が消失して、軟骨下骨がむき出しになってしまうこともあります。 変形性股関節症の治療法 変形性股関節症の治療法は、大きく分けると「保存的治療」と「手術治療」に分けられますが、新たに再生医療という先端医療が注目を集めています。手術も不要であるばかりか入院も不要という治療法です。 保存的治療は以下の内容を含みます。 生活指導(股関節への負荷を軽減する生活方法など) 運動療法(股関節周囲の筋力訓練やストレッチなど) 薬物療法(痛み止めなど) 手術治療は、以下の2つに分けられます。 骨切手術 人工股関節置換術 第三の選択肢 再生医療(幹細胞治療) ※手術を避けることができる ※入院不要 身体に優しい先端医療 https://youtu.be/Dlp-ggXtQp0?si=ycKpbr0eonp7ed8t まとめ・生活の質を落としかねない変形性股関節症、症状と知っておきたい治療法 変形性股関節症は、具体的な原因が存在しない(年齢によるもの)場合もありますので、症状を感じ取ったら早めに医療機関で診てもらうことをオススメします。命にかかわる可能性は薄いとはいえ、生活の質を大幅に低下させてしまうため、早めの対処が重要です。 以上、変形性股関節症の症状と治療法のアウトラインをご説明させて頂きました。変形性股関節症には再生医療という先端医療で治療する方法もあります。これは手術を行うことなく、自分の脂肪から幹細胞を抜き出し、数千倍から数億倍に培養して患部に注射で投与するものです。 手術や、入院も不要な新たな治療法として注目を浴びています。ただ再生医療は一般的な病院等では受けることができません。当院は、厚生労働省から認可を受け、多くの症例数を有するクリニックです。治療方法などご質問等はお気軽にお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.05.08 -
- 変形性膝関節症
変形性膝関節症の痛みを和らげる3つのストレッチと行うべき時期について 変形性膝関節症は、ストレッチをすることである程度痛みを緩和させる効果が期待出来ます。そこで今回は膝関節のストレッチ方法やストレッチを行うのに適した時期についてご紹介します。 変形性膝関節症に効果的な3つのストレッチ 変形性膝関節症に効果的なストレッチは、自宅で簡単に行うことが出来ますし、やり方も簡単です。こちらでは、足首と膝、脚を使ったストレッチを3つ紹介しますね。 ①足首ストレッチ まず、床に両手両足を伸ばした状態で座りましょう。この時、手のひらは床に着いています。そして、片方の足首を伸ばし、5秒キープし力を抜きます。 反対の足首も同様に行ってください。 ②膝ストレッチ まず、仰向けに寝転びます。その後片方の膝を曲げ、胸の方にゆっくりと引き寄せましょう。片方が終わったらもう片方も同様に行ってください。回数は左右それぞれ5回ずつです。 膝ストレッチを行うときには、「手で脚を引っ張らない」ようにしてください。足を胸の方に引き寄せていきますが、手は添えるだけ。つまり、足の力だけで行うことが大切です。 ③脚上げストレッチ まず、仰向けに寝転び、片方の膝を軽く曲げましょう。次に、伸ばしている方の膝をゆっくり上げ、5~10秒ほどキープします。 膝を上げる高さは、最初に軽く曲げた側の膝の高さを目指してくださいね。左右それぞれ20回ほど行ってください。 この足上げストレッチ運動では、太ももの前側にある大腿四頭筋を鍛える効果が期待できます。この部分の筋肉を鍛えることで、歩行の際に膝関節にかかる負担が軽くなるので、変形性膝関節症の痛みの緩和や改善に効果的なのです。 変形性膝関節症のストレッチを行うのに適した時期 変形性膝関節症のストレッチは、膝に痛みのある時に無理に行ってしまうと逆効果になってしまう危険があります。痛みがある場合は、まずは整形外科を受診するようにしてくださいね。 無理のない範囲であれば、一日の中で何度行っても良いでしょう。お風呂の中で行なうのも効果的です。毎日の生活の中に、ストレッチをする時間を設けていきましょう。 まとめ・変形性膝関節症の痛みを和らげる3つのストレッチと行うべき時期について 今回は足首と膝、脚を使った変形性膝関節症のストレッチを3種類ご紹介しました。どのストレッチも簡単に行うことができますが、膝に痛みがある時は無理しないことが大切です。出来る範囲で適切に行うようにしましょう。 注射をすることで痛みを和らげる方法もあります。 監修:リペアセルクリニック大阪院 以下もご参考ください 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.05.08 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
変形性膝関節症で末期の患者さんを看護するときのポイント 変形性膝関節症は末期になると痛みや腫れがひどくなり、膝の変形も進みます。患者さんはとても辛い状態になりますし毎日の生活にも支障が出るので、ストレスも抱えてしまいます。 このような変形性膝関節症の末期の患者さんを看護するときのポイントや注意点をまとめてみました。 変形性膝関節症と看護 変形性膝関節症の患者さんは、末期になると膝の痛みや腫れで日常生活が思うように出来なくなります。このような状態を改善するには、外科手術が有効な手段となります。 しかし、外科手術を行う場合は入院が必要になることがほとんどですし、術後もリハビリを行う必要性があります。痛みや手術・入院に対する不安など、ストレスも大きなものとなるので、そういった患者さんの心に寄り添う看護が必要です。 手術前の看護 手術前は、とにかく患者さんの不安を和らげることが重要です。膝の痛みはもちろん、手術の規模や方法、これまでの手術経験の有無によって不安に思う度合いも患者さんそれぞれで異なります。 自身の手術についての不安だけでなく、例えば家庭の主婦で旦那さんのことが心配だったり、家で飼っているペットのことが心配で落ち着けないという患者さんもいるでしょう。そういった不安を聞き入れ、患者さんの家族などと相談し、前向きな気持ちで手術を受けられるように導いてあげることも必要です。 患者さんに納得して手術を受けてもらうこと どのような手術でもそうですが、やはり外科的な治療にはリスクが伴います。医師から一通りの説明を受けていたとしても、その場で聞けなかったこと、説明後しばらくたってから不安や心配に思うこともあるかもしれません。 何のためにその手術を行うのか、手術を受けることでどのように症状が改善する効果が期待できるのかなどをよく説明し、患者さんに納得してもらうことで、患者さんの抱える不安は軽くなります。 手術後の看護 術後は、患者さんの容態の確認が重要です。 特に手術直後は状態が変化しやすいので、看護師による麻酔からの覚醒状態確認、輸液量の確認、点滴の速度調整などが行われ、いつも以上に医療者の病室への出入りが多くなります。傷の痛みや出血はあるかどうか、ドレーンの量やにおいの確認なども頻繁になるので、ストレスに思ってしまうかもしれません。 医師や看護師による様態の確認の必要性についても十分患者さんに納得してもらうことが必要です。 リハビリ中の看護 手術後にはリハビリが始まります。 傷口からの痛みはもちろん、変形していた膝を手術でまっすぐに矯正したため、筋力に張りが出て痛む場合もあります。痛みについては、痛み止めを投与したり患部をアイシングしたりして、コントロールすることもできます。 患者さんの中には、痛みを我慢してしまう人もいますから、患者さんのそばにいる看護者が、看護師や医師に何げなく伝えてあげるということも必要な場合もあるでしょう。 また、痛みの感じ方にも個人差があります。痛みを我慢してしまう患者さんとは逆に、大げさに痛みを訴える患者さんもいますが、優しく受け止め対応をしてあげてください。 さらには、患者さんがこれからの生活に不安を感じていてリハビリに乗り気でないこともあります。そういった場合には無理をしないようにゆっくり進めていくこともできます。 ただ、日常生活を取り戻すためにはリハビリが重要ですから、機会があればリハビリの大切さをその都度説明し、患者さんが納得できるように、前向きになれるように看護を行っていきましょう。 まとめ・変形性膝関節症で末期の患者さんを看護するときのポイント 変形性膝関節症のさんは、痛みの他にも様々な不安を感じています。手術前後、手術直後、リハビリ中といった段階において、不安や心配事は様々ですし、個人差もあります。患者さんの様子をよく見る、話を聞くなどして、不安を軽減してあげられるような看護をしてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.05.08 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
変形性膝関節症のリハビリ内容と開始時期、リハビリ期間について 変形性膝関節症の治療では、生活改善や投薬の他にリハビリによる治療を行う場合もあります。 そこで今回は、変形性膝関節症のリハビリ内容と開始時期、リハビリ期間についてご紹介します。 変形性膝関節症で行われる治療 変形性膝関節症の治療では、症状が軽いうちは生活改善や運動療法、内服薬と外用薬の投薬を行い、腫れや痛みがひどくなり歩行障害が起きるなど、日常生活に悪影響が出る程悪化した時は、外科手術による治療となる場合が多いです。 そして、これらの治療方法と並行してリハビリを行う場合もあります。リハビリは、比較的症状の軽い初期~中期に行うものと、症状が進行した中期~末期の術後に行うものがあります。 変形性膝関節症のリハビリは症状に応じて行います 変形性膝関節症におけるリハビリは、症状に適した方法で行います。 初期 痛みが軽い初期に行うリハビリは、患者さんが自宅で自分で行うことができる内容のものがほとんどです。 中期~末期 症状がひどくなってくると、自宅で自分で行うリハビリでは対処が難しくなるため、持続的他動運動装置という装置を用いたリハビリを行います。このリハビリは、医師や理学療法士の指導を受けながら行います。 変形性膝関節症手術後のリハビリ 変形性膝関節症の手術は、内視鏡を用いた関節鏡視下手術や、骨を切って変形を矯正する高位脛骨(けいこつ)骨切り術、人工膝関節置換術などがありますが、どれも術後にはリハビリが必要です。 変形性膝関節症の術後のリハビリ開始時期 変形性膝関節症のリハビリは、患者さんの状態にもよりますが、手術翌日から開始することがほとんどです。 変形性膝関節症のリハビリ期間はどのくらい? 変形性膝関節症のリハビリ期間は、入院中で5日~7日間と退院した後です。退院後は、週に1~2回の頻度で外来リハビリを行います。外来でのリハビリ期間は、患者さんの要望や膝の状態にもよりますが、約2~3ヶ月となることが多いです。 変形性膝関節症術後のリハビリはどんな内容? 変形性膝関節症のリハビリ内容は、アイシングや運動装置を用いた曲げ伸ばし関節角度改善、筋力トレーニングといったものになります。この他には、歩行器や杖を用いた日常動作訓練などを行い、慣れてきたら独立して歩行する練習も行います。 退院後のリハビリも、アイシングを除けば術後とほぼ同じ内容です。 まとめ・変形性膝関節症のリハビリ内容と開始時期、リハビリ期間について 変形性膝関節症は、リハビリを適切に行うことが重要です。初期には、初期段階に適したリハビリを行うことで症状の進行を遅くすることができる場合が多いので、毎日の生活の中に取り入れてみてください。 術後のリハビリについては、開始時期や期間はあくまで平均的なものをご紹介しました。患者さんの要望や状態も考慮されますので、医師と相談しながら適切に行うようにしてくださいね。以上、変形性膝関節症とリハビリについて記させていただきました。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.05.08 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
変形性膝関節症の膝への負担はサポーターを活用すれば減らせます 変形性膝関節症を予防するためには、適度な運動が必要です。 でも、痛みや違和感があると辛いですし、膝が痛くなることがあるので運動は避けたい…という方もいるのではないでしょうか。しかし、サポーターを使うことで、膝の負担を軽くすることができ、運動も行えるようになる方も多いです。 適度な運動は、健康な関節維持・健康そのものの維持に効果的ですから、サポーターの使用を検討してみてはいかがでしょうか。 変形性膝関節症は無理な運動による膝関節への負担が原因! 私達の膝関節は、軟骨によってスムーズに動かせる仕組みとなっています。 しかし、加齢とともに軟骨はすり減って衰えていくので、歩行や日常的な動作で違和感や痛みを感じるようになります。また、変形性膝関節症は進行すると安静にしていても痛むので、日常生活すら困難になってしまいます。そして、加齢以外にも軟骨がすり減る原因があります。 それは、継続的な激しい運動や肥満による体重の増加などで、アスリート並み、或いはそれに近い運動を行っている人の場合、膝には大きな負荷がかかっていますし、肥満の人も膝にかかる負担は大きいです。 ですが、適度な運動を適切に行うことで、変形性膝関節症の予防に繋がりますし、年齢を重ねたことで膝に違和感や少し痛みがあるという場合は、その進行を食い止めたり、遅らせることができます。 それは、運動によって膝関節周辺の骨を支える筋肉が付くためです。筋肉が付けば、軟骨への衝撃を緩和出来るのです。 違和感や痛みがあるのに運動をするのはちょっと辛い 今以上に膝に負担をかけたくない 痛みや違和感があるというわけではないけれど、年齢的に膝に負担をかけないほうが良いのでは?と思う という方も少なくないと思います。そんな時に役立つのがサポーターです。 変形性膝関節症とサポーターの役割 サポーターを正しく着けると、膝関節を安定させることができますし、何もつけていない状態よりも膝関節への負担が少なくて済みます。 脚の関節が不安定なO脚だったり、膝の曲げ伸ばしが上手くいかないという場合も、そのままの状態だと少しの運動でも膝に負担がかかりますが、サポーターをつけて安定させてあげることで、膝への負担が軽減します。 サポーターの主な機能は3つあります! サポーターには、主に「圧迫」、「安定」、「保温」という3つの機能があります。これらの機能によって、どのような効果が期待できるのかご紹介します。 ・圧迫機能 サポーター本体で膝を圧迫することで、膝関節を安定させる効果が期待できます。 ・安定機能 膝の動きを安定させることができるので、膝関節のぐらつきを抑え、膝の動きがスムーズになる効果が期待できます。 ・保温機能 膝周辺を温めることによって、血液の流れが良くなります。結果、筋肉の緊張がほぐれ、膝関節周辺のこわばりを改善する効果が期待できます。 自分に合ったサポーターを選びましょう サポーターは、自分の体や状態に合ったものを選びましょう。合わないサポーターを着用しても、膝への負担は減りません。自分に合うサポーターが分からない場合は、整形外科の医師など、専門家に相談することをおすすめします。 まとめ・変形性膝関節症の膝への負担はサポーターを活用すれば減らせます 変形性膝関節症を予防するには、脚の筋力が必要不可欠です。また、運動による膝への負荷を減らすには、自分の状態や目的に合ったサポーターを着用することも大切です。どんなサポーターがいいのか迷う場合は、整形外科を受診して相談してみてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.05.08 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
変形性膝関節症の発症原因と痛みを感じる仕組み 変形性膝関節症は膝の痛みや違和感を伴うので、この病気になると日常生活に支障をきたしてしまうことが少なくありません。しかし、なぜこの病気が発症してしまうのでしょうか。こちらでは、変形性膝関節症になる原因についてまとめました。 変形性膝関節症になってしまう原因 変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることによって発症します。軟骨は、年齢を重ねるにつれて、どうしても摩耗されるので、高齢になるほど変形性膝関節症を発症する人の割合が増えてきます。 また、体重の負荷や激しい運動によっても膝の軟骨がすり減ります。ですから、肥満体型の方や若いころから激しいスポーツをしているという人は、年齢が若くても発症することがあります。 変形性膝関節症は軟骨の「削りかす」が原因 変形性膝関節症で厄介なのは、痛みです。この痛みが日常の動作に悪影響を及ぼすため、多くの患者さんを悩ませています。先ほど「変形性膝関節症は膝の軟骨がすり減ることによって発症する」ということをお伝えしたので、その痛みは軟骨がすり減った際に生じると思ってしまいがちです。 ですが、痛みの原因はすり減った軟骨の「削りかす」です。削りかすが炎症を引き起こすので、痛みが発症するのです。変形性膝関節症で痛みが出てしまう仕組みをもう少し詳しくお話しますね。 変形性膝関節症で痛みを感じる仕組み 軟骨の削りかすが痛みを引き起こす仕組みとして「関節包(かんせつほう)」が大きく関わっています。通常、関節包は大腿骨とけい骨(すねの骨)を覆っているのですが、軟骨がすり減り削りかすが出た時、この関節包の内部にある滑膜(かつまく)という膜に炎症が起こります。 そして、炎症が起きると膝関節の周辺に腫れや痛みが生じるのです。 変形性膝関節症の「水」とは 関節の痛みや違和感などが気になって整形外科を受診すると「水が溜まっていますね」などと言われることがあるかと思いますが、この「水」とは、炎症の結果、増えた関節液のことです。 関節包には、軟骨へ酸素と栄養を与えるための関節液が常に数cc存在していて、炎症が起きると、その関節液の量が増えるのです。すると、膝の曲げ伸ばしの時に違和感があったり、痛みを感じたりします。 変形性膝関節症は悪循環に陥りやすい 変形性膝関節症は、最初に炎症が起きた時に痛みを無視してしまうと、症状が悪化しやすいという特徴があります。 なぜなら、炎症が起こっている状態で軟骨へ負担をかけると、さらに軟骨がすり減って削りかすが出てしまいます。すると新たに出来た削りかすが出て、繰り返し炎症を起こす事態に繋がるのです。 変形性膝関節症の末期に膝が変形する原因 変形性膝関節症の末期には、膝が伸ばせなくなったり膝の形が変わったりします。これは、膝で繰り返し炎症を起こした結果、何度も削られた軟骨が減ったことが原因です。 また、軟骨が減ると周辺の骨が硬くなったり、余分に出来たりするため、膝自体も変形してしまいます。 まとめ/変形性膝関節症の発症原因と痛みを感じる仕組み 変形性膝関節症の原因についてまとめました。症状が強くなってしまうと日常生活に支障をきたしてしまうので、重症化を防ぐためにも違和感や痛みを感じたら早めに整形外科など専門医を受診しましょう。 早めに病院を受診し、治療を開始することで変形性膝関節症の重症化を予防することができます。いつまでも元気に活動できるように、膝関節を大切にいたわってあげてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 変形性膝関節症に関連する記事はこちら こちらも併せてご参照ください
2019.05.08 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
変形性膝関節症のステージ(初期、中期、末期)毎の症状について 膝関節は私達が歩行するのに欠かせない部位ですが、年齢を重ねるにつれて「膝が痛い」、「膝を曲げるときに違和感がある」というような症状を伴う変形性膝関節症を発症しやすくなります。 こちらでは、膝関節の病気の1つ「変形性膝関節症」とはどのような病気なのか、その特徴と対処法についてまとめました。 変形性膝関節症の特徴 変形性膝関節症は、50歳以上の方に発症しやすい膝関節の病気です。「膝が痛い」、「膝の曲げ伸ばしがしづらい」などの症状で整形外科を受診する患者さんの多くに、この病名が当てはまるといわれています。 また、男性よりも女性の患者さんが多いことも特徴の1つとして挙げられます。男性に比べて筋力が弱く、女性ホルモンの影響も受けやすいということがその原因とされています。 変形性膝関節症のステージごとの症状について 変形性膝関節症は、段階ごとに症状の出方が異なります。初期から末期までの症状をまとめましたので、参考にしてみてくださいね。 初期の症状 初期は立ち上がりや歩き始めといった、動作を始める時に痛みが出ます。少し休むと痛みが治まるのが初期の特徴です。 中期の症状 中期になると、正座や階段の昇り降りがつらくなっていきます。中期も安静にしていれば痛みは軽くなります。 末期の症状 末期になると、安静にしている時にも痛みが起こります。また、膝が変形したことにより、歩く時にも膝がピンと伸びなくなります。そのため、歩行自体が難しくなります。 変形性膝関節症が起こる仕組み 変形性膝関節症は、膝の軟骨へ負担がかかることと関係しています。 軟骨は負担がかかるとすり減ります。このすり減ったものが分解され、老廃物として膝にたまっていきます。そうなると、滑膜(かつまく)という膜に炎症が起き、水がたまったり痛みが生じたりするのです。 また、炎症が起きている状態で膝に負担がかかると、ますます軟骨のすり減りが進みます。痛みを無視していると、どんどん悪循環に陥ってしまうため、注意が必要です。 変形性膝関節症になった時の対処法 急に膝が痛み出すと不安ですし、日常生活にも影響が及ぶと不便も感じると思いますが、変形性膝関節症を疑う場合は、まず安静にしてみましょう。無理に動いてしまうと炎症がひどくなってしまい、さらに痛みが増すことがありますから、くれぐれもご無理をされないようにしてくださいね。 安静にする期間の目安としては3日から1週間程度です。この間は、激しい運動は控えて、日常生活を行える必要最低限の動きに抑えることが大切です。もし、1週間で痛みが治まらない場合や最低限の日常生活を行うのが難しいほどの痛みがあるという場合は、迷わず整形外科を受診し治療を受けてください。 また、症状が悪化してしまうと先ほど「変形性膝関節症の症状」のところでご紹介したように、安静にしているときにも痛みが生じるようになってしまうので、時間に余裕がある方は、痛みがそれほど強くない状態であっても受診し、診察を受けておくと安心です。 まとめ・変形性膝関節症のステージ(初期、中期、末期)毎の症状について 変形性膝関節症は、年齢を重ねる程発症しやすくなるといわれ、50歳過ぎの方、特に女性に多い膝関節に痛みを伴う病気です。若い方でも、スポーツを行っていた方や、急に激しい運動をすることによって発症することもあります。膝に痛みや違和感を感じたら、我慢せず早めに整形外科を受診しましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院/ ▼こちらも併せてご参照ください
2019.05.08 -
- ひざ関節
膝の人工関節置換手術を検討している方は、手術のリスクや日常生活への影響など、さまざまな懸念をお持ちかもしれません。 この記事では、膝の人工関節置換手術に伴うリスクや合併症について詳しく解説します。 しかし「人工関節置換手術をしたくない」「膝の手術するのは不安...」という方も多いでしょう。 近年の治療で、手術しない新たな選択肢として注目されている再生医療についても紹介しています。 ぜひ記事を最後までご覧いただき、膝の治療法を選ぶ際の参考にしてください。 膝の人工関節置換手術におけるリスク 膝の人工関節置換手術は、膝の痛みを改善し生活の質向上を期待できる一方で、以下のようなリスクが考えられます。 手術後に痛みが残る可能性 感染症などの合併症 人工膝関節の摩耗やゆるみ 手術で命に関わるリスク 膝の人工関節置換手術は、重度の変形性膝関節症やリウマチなどで痛みが強く日常生活に支障をきたす場合に検討される治療法です。 手術を検討される際には、上記のリスクをよく理解し、医師と十分に相談しましょう。 以下では、膝の人工関節置換手術に伴う主なリスクについて説明します。 手術後に痛みが残る可能性 人工膝関節置換手術は痛みや機能改善を目的としていますが、術後に痛みが残る可能性があります。 すべての患者さまの痛みが完全に消失するわけではないため注意が必要です。 手術後3〜4年が経過した患者さまの約40%※の方が痛みを感じており、15%※の方が強い痛みを訴えているという研究もあります。 ※出典:PubMed 痛みが残る原因としては、人工関節と骨との適合性の問題や周囲の軟部組織の状態、リハビリテーションの進み具合などが関係しています。 手術後は筋力や可動域を取り戻すために、適切なリハビリに取り組まなくてはいけません。 また、膝の筋力を回復するだけでなく、体重管理などによって膝の負担を減らしていく必要があります。 感染症などの合併症 人工関節置換手術後には、さまざまな合併症が起こる可能性があります。 とくに以下の合併症は頻度は低いものの、発生した場合は重篤化する可能性があり、注意が必要です。 感染症 深部静脈血栓症・肺塞栓症 神経・血管損傷 手術をするということは関節の骨を切開するため、少なからず感染症のリスクがあります。 以下では、人工関節置換手術に伴う合併症のリスクについてそれぞれ解説します。 感染症 人工関節は細菌感染しやすいため、手術中だけでなく、術後にも感染症のリスクがあります。 手術中に傷口などから細菌が侵入して起こるだけでなく、術後にむし歯などの口腔内細菌などから感染するケースも。 感染率は0.82%という報告※もあるため、発生頻度は高くありませんが感染症リスクがあることは覚えておきましょう。 ※出典:児玉 祥ほか. 「人工膝関節置換術後感染の治療と予後について」 日本臨床整形外科学会雑誌, 2006年, 18(1), pp.87-91. 感染は手術中に細菌が侵入して起こる早期感染と、術後に歯槽膿漏や皮膚の傷などから二次的に発生する遅発感染があります。 感染症が発生した場合、抗生物質による治療だけでなく、人工関節を一時的に抜去して洗浄や抗生物質入りセメントでの処置が必要になることもあります。 手術後に膝に異常な痛みや腫れ、発熱などを感じたら、すぐに医師に相談することが大切です。 深部静脈血栓症・肺塞栓症 手術の際に出血に対する自己防衛反応で血液が固まりやすい状態になるため、深部静脈血栓症・肺塞栓症のリスクがあります。 深部静脈血栓症は、手術中や術後に下肢をあまり動かせないことにより、足の静脈内に血栓(血の塊)ができる病気です。 人工膝関節置換術後の深部静脈血栓症の発生率は11.7%※という報告があります。 ※出典:松原 光宏ほか. 「人工膝関節置換術周術期の深部静脈血栓症発生率と膝関節可動域」 中部日本整形外科災害外科学会雑誌, 2008年, 51, pp.125-126. また、血栓が剥がれて血流に乗り、肺の血管に詰まると肺塞栓症を引き起こし、命に関わる重大な合併症となることがあります。 手術後は医師の指示に従って、なるべく早期から足先を積極的に動かし、早期リハビリテーションを行うことが重要な予防策となります。 神経・血管損傷 発生頻度は多くないとされていますが、人工膝関節手術時に膝関節周辺の神経や血管に損傷が生じることがあります。 神経損傷では膝の外側にある腓骨神経の麻痺が代表的で、足首や足先の動きが悪くなる症状が出現します。 また、血管損傷では膝窩動脈損傷が重篤なものとなり、適切な処置が遅れると下肢切断という深刻な事態につながる可能性もあります。 神経・血管損傷が疑われる症状(しびれ、麻痺、冷感など)が現れた場合は、早急に医師に相談しましょう。 人工膝関節の摩耗やゆるみ 人工関節を長期間使用していると、金属部品と骨との接着面のゆるみや人工関節の素材が摩耗する可能性があります。 摩耗やゆるみを予防するためには、膝の負担が大きい作業や運動を控え、適正な体重を維持することが大切です。 また、膝周囲の筋力を維持するための適度な運動と、骨粗しょう症がある方は積極的な骨の治療も必要になります。 手術で命に関わるリスク 人工膝関節置換手術では、まれに命に関わる重大な合併症が発生する可能性があります。 手術の影響で血栓を発生させ、深部静脈血栓症や肺塞栓に陥る可能性もあります。どちらも手術中に発生した血栓が、静脈に詰まる病態です。 これは命の危機に繋がる病態で、膝の人工関節置換術においてもその可能性は否定できません。 大きなリスクを伴う手術であるにも関わらず、膝の痛みが必ずしも改善される保証はない、という点も理解した上で手術を受けるか検討してください。 膝の人工関節置換手術後にやってはいけないこと 人工膝関節置換手術後は、人工関節の耐久性低下や不具合のリスクを避けるため、日常生活においていくつかやってはいけない動きがあります。 手術後にやってはいけない動きは、以下の通りです。 場面 やってはいけない動き 姿勢 正座やあぐらは避ける(人工関節脱臼のリスクあり) 自転車 坂道で強く踏み込まない(降りて押す) 体格に合った自転車を使用する 家事 床の雑巾がけは避ける 片足に体重をかける姿勢を避ける 10kg以上の荷物は持たない 着替え ズボン・靴下は座って履く 履く時は手術した足から、脱ぐ時は健側から 入浴 浴槽の縁にしっかり掴まる 健側の足から出入りする 滑り止めマットを使用する 運動 テニス、ジョギング、球技、スキーなどは避ける 散歩や水泳は負担にならない範囲で可能 これらの注意事項を守ることで、人工関節を長持ちさせ、快適な日常生活を長く続けることにつながります。 膝の人工関節置換手術を行うケースとは 膝の人工関節置換手術を行う3つのケースについて紹介します。 保存療法で改善の見込みがない場合 高齢者の場合 生活レベルが下がっている場合 以下では、それぞれのケースについて詳しく解説しています。 保存療法で改善の見込みがない場合 膝の疾患に対する保存療法で改善の見込みがない場合に人工膝関節置換術が検討されます。 人工関節置換手術は、最終的な治療選択肢のため、まずは薬物療法やリハビリテーションなどの保存療法が優先されます。 しかし、以下のような疾患において症状が進行し、保存療法での改善が見込めない場合に人工関節置換手術が検討されます。 変形性膝関節症 関節リウマチ など 手術の決断は患者さまの年齢、活動レベル、全身状態などを総合的に評価した上で行われます。 高齢者の場合 膝の人工関節置換術が行われる多くの患者さまは、60代以降の高齢の方です。 若いうちから膝の人工関節置換術を行ってしまうと、人工関節の摩耗によって再手術を行わなければならない可能性があります。 そのため、40代、50代の年齢層で、膝の人工関節置換術が行われるケースは多くありません。 近年では人工関節の素材の品質などが向上し、耐久年数も少しずつ長くなってはいます。 しかし、膝は体重がかかる関節のため、人工関節が摩耗しやすいこともあり、耐久年数は20年程度が限界とされています。 生活レベルが下がっている場合 膝に患った疾患によって、著しく生活レベルが下がってしまっている場合は、人工関節置換術が選択されることがあります。 通常の歩行が困難になっている場合や、立ちあがる、座るなどの動作も自立して出来ないようなケースでは、人工関節置換術によって機能を早急に回復することが目指されます。 膝の痛みや可動域制限によって生活レベルが下がれば、そこから筋力はどんどん低下し、再び日常生活を自立して行えるように回復するまでかなりの時間を要することになります。 リハビリとの兼ね合いも考慮して、日常生活への支障度合いによっては、早めに膝の人工関節手術をすることもあるのです。 膝の人工関節手術を避けるためにできること 膝の人工関節手術にはリスクもあるため、可能であれば手術は避けるべきです。 手術を検討しなければならない状態まで悪化させないために、今からできることをご紹介していきます。 膝に痛みや違和感があれば早めに相談する 全身のバランスを整える 体重を急激に増やさない 手術によるリスクを避けるために、目の前のできることに取り組みましょう。 膝に痛みや違和感があれば早めに相談する 膝で痛みや異変が起きたと感じたときは、なるべく早く専門医に相談することが大切です。 整形外科に行けば、レントゲンによる精査や腫れに対する検査をして病気を診断することもできます。 接骨院や整骨院でも、膝の痛みに対して専門的な知識によって治療を受けることができます。 基本的に膝の病態は、放置しておくと悪化する一方です。早めに膝の状態が分かれば、病態の悪化を食い止められる可能性が上がります。 全身のバランスを整える 姿勢を整えたり、背骨や骨盤のゆがみを矯正したりしておくことも、膝の負担を減らすとても有効な手段です。 姿勢が悪いせいで膝に余計な負担をかけ、変形などの症状を助長しているケースもあります。 さらに、体のゆがみによって股関節や足関節の可動域が制限され、その結果膝の負担を増やしていることもあるのです。 体のゆがみが原因の場合は、膝だけを集中して治療しても改善しないので、全身のバランスを整えることが必要になります。 体重を急激に増やさない 無茶なダイエットをする必要はありませんが、肥満状態の継続や、急激な体重増加は膝の疾患を助長します。 常に荷重がかかる関節でもあるので、単純に体が重くなれば変形や痛みも強くなるのです。 実際に治療の現場でも、肥満傾向にある方は変形性膝関節症になったときに変形の進行も早いので、日ごろから体重管理をしておくことが大切です。 膝に痛みが出てしまってからだと運動が制限され、体重管理の手段が食事制限しかなくなるため、痩せるのが難しくなります。 人工膝関節置換手術を避けたい方は再生医療をご検討ください 膝の疾患による人工膝関節置換手術を避けたい方は、再生医療の選択肢もあります。 再生医療は手術・入院を必要としない治療法です。患者さま自身から採取した幹細胞や血液を用いるため、拒絶反応などの副作用リスクも低いです。 ただし、再生医療は人工膝関節置換手術と併用して受けることはできません。再生医療をご検討の際は、手術前に医師に相談しましょう。 当院「リペアセルクリニック」では、再生医療に関する無料相談を承っております。 再生医療に興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。 【まとめ】膝の人工関節置換手術にはリスクが伴うため再生医療も選択肢の一つ 膝の人工関節置換手術は、変形性膝関節症やリウマチなどで保存療法が効果を示さない場合に検討される治療法です。 多くの患者さまの痛みを軽減し生活の質を向上させますが、手術後の痛みの残存、感染症、人工関節のゆるみなどのリスクがあります。 また、手術後には正座や激しいスポーツの制限など生活上の制約も生じます。 手術を避けるためには、早期の専門医相談、全身バランスの調整、適切な体重管理が重要です。 手術を検討される方は、これらのリスクをよく理解した上で医師と相談し、場合によっては手術・入院を必要としない再生医療を選択肢に入れて検討しましょう。
2019.04.25 -
- ひざ関節
膝が突然腫れて痛む症状は、多くあるものです。ぶつけたり捻ったりしていないのに腫れる場合は、膝の炎症が考えられます。 この記事では、膝が突然腫れて痛む場合の原因や病気、対処法を紹介します。考えられる症状を知って適切に対応や受診を検討しましょう。 膝が突然腫れて痛い原因 膝が突然腫れて痛み出す原因は、ほとんどが使い過ぎです。姿勢や体重、生活習慣などさまざまな要因が重なって不調を起こします。 膝だけでなく全身のバランスを見直し、生活習慣や癖の改善が必要になるかもしれません。 膝の腫れ・痛みは炎症のサイン 膝の腫れは、主に関節内での炎症によって発生します。スポーツや事故などの明確な原因のない突然の膝の腫れは、慢性的な関節炎の可能性があります。 炎症が起こると炎症物質によって関節内に水分が充満し、膝に水が溜まった状態になるためです。外からみると膝が腫れあがった状態に見えます。 膝が突然腫れた場合、ほとんどのケースで痛みを伴います。軟骨が損傷したり、重度であれば骨が変形し始めている可能性も否定できません。 腫れの成分を見れば病態がわかる 膝が突然腫れて痛む原因は、腫れの成分を調べるとわかります。腫れを作っている液体成分を検査すれば、関節内で何が起こっているのか特定できるためです。 主な内容を下記にまとめました。 炎症物質・・・関節炎 血液・・・・・筋肉や腱の損傷 膿・・・・・・感染症 膝の水を抜くと癖になると言いますが、炎症が治まっていないから膝が腫れ続けるのです。ひどい腫れによって日常生活が制限されている場合、早めに水を抜いて原因を確かめるのが大切です。 膝が突然腫れて痛い場合に考えられる病気 膝に突然腫れが出現し、なおかつ痛みも伴っている場合、どんな病態が起きている可能性があるのか紹介します。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は一度の激しい外力によって膝関節を壊すわけではなく、日常生活の中でかかる繰り返しの外力によって少しずつ膝関節を変形させていく症状です。 変形性膝関節症のリスクは年齢が上がるとともに高まり、50代以降で突然膝に痛みと腫れを発生させた場合はまず変形性膝関節症を疑います。 長年にわたって膝関節に負担をかけ続け、ある日長く歩いたり、重い物を持って作業したりすると、何かの引き金で炎症に発展します。当事者からすれば、それほど負担がかかる動作でなくとも急に発症するので、明確な原因がわからないこともあります。 しかし、変形性膝関節症の本質は慢性的な膝への負担にあるのです。膝関節にある関節軟骨をすり減らし、骨が変形してしまうほどのダメージなので、当然関節内で炎症を起こして腫れます。 痛みも伴い、通常の歩行時でも痛みを感じるケースもあるくらいです。膝の腫れが酷くなると、階段の上り下りもかなり支障をきたします。 対処法 腫れの原因が変形性膝関節症であった場合、まずは安静にして膝の負担を減らします。膝の腫れが引けば、運動療法を行い膝に負担をかけにくい体の使い方を作るのが大切です。 もし膝の腫れが長期間引かない場合は、膝の関節に針を刺して液体成分を抜き取る処置ですぐに緩解します。しかし、膝の炎症自体が治まっていなければ、すぐに再発するでしょう。 膝の水を抜いたら、後療、罨法、手技療法、運動療法などで膝にかかる負担を減らすようなアプローチが必要になります。 整形外科でリハビリをしても良いですし、水を抜いた後は接骨院や整骨院でも膝の治療が可能です。 関節リウマチ リウマチでは、関節に慢性的な炎症を起こすので、変形と腫れを起こします。関節リウマチの症状は指先から発生し、徐々に範囲を広げて全身の関節で痛みを起こします。 特に、荷重関節である膝関節で起きた場合の炎症は、比較的強い腫れを認めることもあるのです。変形性膝関節症の場合は、簡単な言葉で表現すると、使い過ぎ(オーバーユース)によって発生します。 しかし、関節リウマチの場合は免疫機能の異常で、病原菌やウイルスに対する免疫機能が、自分の体を構成している細胞に対して働いてしまっている状態です。そのため自らを攻撃して炎症を起こしている状態とも言えます。腫れと変形が出てくるので、可動域も狭まり運動機能が低下していく恐れもあります。 対処法 関節リウマチに対処するには、薬物療法や運動療法、手技療法が有効です。薬物療法によって炎症を抑えたり、膝の人工関節置換術など外科的手術を実施したりします。 その後、膝の変形や痛みを緩和するため、運動療法によって負担のかかりにくい体の使い方を獲得していきます。手技療法によって膝を動かす筋肉の緊張を緩和できれば、可動域が回復していく可能性は十分あると言って良いでしょう。 痛風 痛風は突然の激しい痛みを特徴とする病気です。足の親指や足の裏、かかと、膝などに症状が現れます。発症すると1日から2日でピークを迎えますが、適切な治療をしないと再発する間隔が短くなり、関節破壊を引き起こす可能性があります。 対処法 痛風発作に対しては、鎮痛薬を用いて痛みを和らげるのが一般的です。症状が落ち着いたら、尿酸値を下げる治療薬の使用が検討されます。日常生活では、尿酸値を上げる食べ物を控えめにし、適度な運動を心がけることが大切です。 偽痛風 偽痛風とは、痛風と似た関節の痛みを起こす症状です。痛風とは異なり、尿酸ではなくピロリン酸カルシウムの結晶が原因で発症します。 ピロリン酸カルシウムは老化や軽微な傷で蓄積されるため、高齢者に多く発生し、膝や手首などの大きな関節に痛みがみられます。また半数位以上が膝に発生している点も特徴です。 対処法 一般的に、偽痛風は急性であれば3日程度で症状が軽快します。根本的な治療法はなく、非ステロイド系の抗炎症薬を使用したり、患部を冷やしたりします。 オスグッド病 オスグッド病は、膝の痛みを引き起こす疾患の一つです。主に成長期の子どもに多く見られ、膝のお皿の裏側にある骨の成長と太ももの筋肉の発達のバランスが崩れることが原因と考えられています。 対処法 オスグッド病の治療は、主に安静と炎症を抑えることが中心となります。膝への負担を減らすために、スポーツ活動の一時的な制限が必要です。痛みが強い場合は、医師の指示のもと、鎮痛剤や湿布などを使用して症状を和らげます。 また、ストレッチや筋力トレーニングをして、膝周りの柔軟性と筋力を高めることも重要です。 さらに、痛みを引き起こす動作そのものを見直し、バランスの取れた動作の習得も症状の改善に役立ちます。たとえば、膝に負担のかかる動作を避け、正しい姿勢や動作を身につけることで、膝への過度な負担を減らせます。 半月板・靭帯損傷 半月板や靭帯の損傷は、膝関節の腫れや痛みの原因です。スポーツ活動だけでなく、日常的な膝への負荷の繰り返しによっても発症する可能性があります。 対処法 半月板や靭帯の損傷に対する治療は、損傷の程度によって異なります。軽度の場合でも、医師の診察を受けましょう。 医師の指示のもと、安静にするとともに、湿布や鎮痛剤で症状を和らげます。中等度以上の損傷では、専門医による詳細な診察と治療が必要です。理学療法やリハビリテーションをして、膝関節の機能回復を図ります。 場合によっては、手術療法が検討されることもあります。いずれの場合も、早期の診断と適切な治療が重要です。 打撲・強打 膝の打撲や強打は、外部からの強い衝撃によって引き起こされます。スポーツ中の事故やつまずいて転倒した際などに発生しやすい傾向にあります。 対処法 打撲や強打による膝の痛みに対しては、RICE処置が有効です。Restは安静、Iceは冷却、Compressionは圧迫、Elevationは患部の挙上を意味します。痛みが強い場合や腫れが引かない場合は、医療機関を受診し、専門医の診察を受けるのが大切です。 膝裏のリンパが詰まっている 膝裏のリンパ節が腫れると、膝の痛みや違和感を引き起こすことがあります。 リンパ節は、体内の不要なものや細菌、ウイルスなどを処理する役割を持っています。ただし、リンパ節の腫れは、感染症や炎症、腫瘍などが原因で起こることもあるため、注意が必要です。 対処法 膝裏のリンパ節の腫れに対しては、まずは安静が大切です。過度な運動は控え、患部を冷やすことで腫れを和らげます。 また、マッサージやストレッチをしてリンパの流れを良くすると効果的です。症状が長引く場合や腫れが大きい場合は、医療機関を受診し、専門医の診察を受けましょう。 膝の腫れと突然の痛みを起こしやすい人の特徴 明確なきっかけが無いのに、突然膝に腫れや痛みを発生させるのは、どんな特徴の人に多いのでしょうか。 それでは、1つずつみていきましょう。 股関節が硬い 股関節の動きが悪い場合、その分を膝関節で代償するようになるので負担が増えます。歩行の動作を例にとると、股関節が動きにくいせいで足を前に進める力が弱くなります。 その分、膝関節を大きく動かして足を前に進めるようになるので、通常時よりも負担が増えてしまうのです。この場合、膝関節で起きた炎症を抑えるための治療はもちろん、股関節の可動域を増やすような運動療法が必要です。 立ちっぱなしの状況が多い 仕事柄や生活習慣上、1日の大半を立ちっぱなしで歩き回って過ごす方の場合、変形性膝関節症などのリスクを高めるので、突然膝に痛みと腫れを起こすこともあります。 1日であれば大したダメージにはならないかもしれませんが、何日、何週間、何年と続くと大きな症状につながります。意識的に座る、膝の荷重を避ける瞬間などを作れると良いでしょう。 姿勢が悪い 猫背や巻き肩、ストレートネックなど、明らかに姿勢が悪い人は、膝にかかる負担が大きくなります。 とくに、上半身のゆがみが膝に影響を与えることも多く、頭の位置が前に出ているほど膝の不調を起こすリスクは高まります。頭はとても重い部位であり、体の重心から少し外れるだけでも負担が何倍にも増えるためです。 また、骨盤が後ろに傾いている人も、股関節の動きが悪くなって膝の負担を増やします。 股関節の動きが悪いと変形性膝関節症の進行を早めるため、なかなか治りません。ただ単に膝を使いすぎるだけでなく、通常よりも少し大きな負担をかけ続けていることが問題です。 足関節の動きが悪い 足首が硬いと、膝で代償するようになるので負担が増えます。 足首が硬くなる原因は、筋肉を使いすぎて疲労を溜めているためです。さらに、足関節捻挫の後に治療をしっかり行わず、後遺症を残してしまった場合も考えられます。 とくに、足関節捻挫をしっかり治さないと、背屈制限が残る場合があるので、足関節捻挫を軽く見てはいけません。将来的に変形性膝関節症のリスクを高めてしまいます。 体重が重い 肥満の方は変形性膝関節症のリスクが高く、年齢と共に多くの方が膝に不安を抱えるようになります。 体重が重ければ、膝の負担が増え不調が起こりやすくなるためです。 膝の使い方や姿勢をいくら良くしたところで、物理的に荷重が大きすぎれば膝関節の半月板はつぶれていきます。そこから炎症に発展し、常に膝が腫れている状態になってしまうのです。 定期的に膝の水を抜く必要がありますが、膝の腫れ癖になったかのような錯覚に陥る方もいます。しかし、癖になったのではなく膝で炎症を起こす原因が解決されていない点が理由です。 また、元々体重が重かった人はもちろん、急激に太った場合も膝の不調リスクは高まります。 膝が腫れた経験がある 以前膝が腫れた経験がある方は、再発する可能性があります。 突然の外傷以外では、日常生活の軽微な外力によって膝の炎症を起こします。原因が生活習慣にあるので、しっかり意識して変えていかないとすぐに炎症は再発するものです。 一度良くなって完治した後も、良い状態をキープできるように定期的な体のメンテナンスが大切です。 膝が突然腫れて痛い場合の対処法 もし、突然膝に腫れと痛みが出たら、どのように対処すればいいのか紹介していきます。 ふともものマッサージ 軽い力でさする程度で良いので、ふとももの緊張を取り除くことが重要です。 膝で炎症が起きる原因の多くは、膝の使い方にあります。膝の使い方を大きく左右するのがふとももの筋肉なので、ふとももの前面を自分でマッサージしてみましょう。 筋肉の緊張が緩和されれば、膝にかかる圧力も減って、自然に腫れが吸収されていく可能性もあります。あまり強い刺激を加える必要はないので、優しくもみほぐすイメージで行ってみてください。 お風呂でよく温まる 急性外傷でない限りは、温まることで症状が緩和されるケースもあります。 細菌感染など、病気でないことが前提ですが、変形性膝関節症や筋肉疲労が原因であれば有効な対処法です。温まることで筋肉の緊張もほぐれ、血流が良くなります。 その結果、腫れの成分も周りの組織に吸収されやすくなり、腫れも痛みも引くようになるのです。 接骨院を受診する 接骨院では、膝の腫れが出た原因の診断は出来ません。 しかし、有効な手技療法や後療法、運動療法などの処置ができるので、膝の負担のかかり方をコントロールするのに適しています。整形外科と接骨院の併用もできるので、上手く使い分けてください。 整形外科を受診する 突然の腫れと痛みを検査するには、整形外科が最も適しています。 レントゲンの撮影やMRIでの精査が可能で、外科的な処置で腫れの原因を特定出来るでしょう。根本的な治療でなくとも、膝の水を抜くなどの対症療法はかなり楽になります。 再生医療を検討する 人工関節の手術や長期間の入院をしないで痛みを和らげたい方は、再生医療を検討してみましょう。再生医療は、自身の治癒力を高める治療です。たとえば、膝の治療は以下のような流れで行われます。 採血で患者本人の幹細胞(ダメージを受けた細胞を補充する役割の細胞)を採取 増やした幹細胞を膝関節に注射する 軟骨や靭帯が修復される 痛みの根本から治療したいとお考えの方はご検討ください。 膝の腫れと突然の痛みに関するよくある質問 膝の腫れと、突然の痛みに関するよくある質問をまとめました。 膝の炎症を治す方法は? 膝がぷよぷよして腫れているのはなぜ? 不明な点を明らかにして、応急処置や受診の目安にしてください。 膝の炎症を治す方法は? 膝に痛みや腫れがある場合は炎症が起きていますので、氷のうやアイスパックなどで冷却します。 痛みが続く場合は医療機関の受診を検討しましょう。 膝がぷよぷよして腫れているのはなぜ? 膝がぷよぷよして腫れている原因は以下の通りです。 膝に水がたまっている 変形性膝関節症 関節リウマチ 痛風 また、膝にたまってしまった水は関節液と呼ばれる液体です。健康な状態の膝にも備わっていますが、関節液の量を調節する滑膜の不調により関節液が多くなってしまうことがあります。 膝が突然腫れて痛い原因まとめ 膝は骨や関節、靭帯、腱などの構造が不安定な部位であるため、普段の姿勢などちょっとしたことが原因で膝へ負担がかかり、炎症が起きて腫れや痛みが生じやすい部位です。 膝の腫れや痛みなどの治療を受けても改善されず、手術しかないのだろうかと思っている人には再生医療があります。治療法の選択肢として、再生医療も検討してみてはいかがでしょうか。 大阪リペアセルクリニックでは、厚生労働省に受理された再生能力が高い治療が可能です。変形性ひざ関節症、ひざ関節の骨壊死に対して高い治療効果が期待できます。 痛みの根本から病気を解決したい方はお気軽にお問い合わせください。
2019.04.24 -
- ひざ関節
膝の水の正体と水が溜る原因、考えられる病気の種類と治療方法を徹底解説 膝に起こる異変の一つとして、水が溜まるという現象があります。 膝の水が溜まってしまう原因は様々で、膝の水を検査することでどんな病態が隠れているのか知ることもできます。決して年齢が高いから膝に水が溜まるわけではなく、若年層でも膝に水が溜まるケースは考えられます。 そこで今回は、膝に水が溜まる原因と、完治までどのような経過をたどっていくのかご紹介していきます。 膝の水の正体と、水が溜まる原因 膝に水が溜まる原因は、関節内に炎症が起こるからです。炎症の原因は、まず一つに「靭帯損傷」や「半月板損傷」といった外傷で膝に水が溜まる場合、もう一つは、「変形性膝関節症」などの慢性的な症状によって膝に水が溜まる場合です。 膝関節の動きに重要なものに「関節液」があります。この関節液は、関節の動きがスムーズにする潤滑剤の役割をしています。よく耳にする「膝に水が溜まる」という言葉、実のところ、この関節液が正体なのです。 このように「膝の水」は、関節液なので誰の膝関節にも存在していて、問題はその量ということです。膝に水が溜まると言われる状態は、何らかの原因で関節液が増えてしまった状況です。 この膝関節内に溜まっている膝の水(関節液)は、純粋な水分というわけではなく、血液が混じっていたり、化膿して発生した物質が混ざったりすることがあります。 その膝に溜まっている水を注射で抜き、どんな成分が含まれているか検査をすることで、膝関節で起こっている病変を特定することにも役立ちます。 その成分が、「炎症成分であれば、関節炎が起きていることが分かり」、「血液であれば靭帯損傷などの軟部組織損傷」であることがわかるのです。 膝の水 関節液 ▲炎症成分 関節炎 ▲血液 靭帯損傷、軟部組織損傷 膝の水を抜くと癖になる?! 膝に水がたまると、「水を抜くと癖になる」という話。膝に溜まった水を抜くと、何度も繰り返すようになってしまうという噂ですが、これは正しい情報ではありません。 実際に、一度膝に溜まった水を抜き、その後も何度も処置をしなければならないケースはありますが、抜いたことで癖になっているのではありません。単純に、膝関節内での炎症が治まっていないから腫れが引かないだけなのです。 ですから、癖になるからと言って膝関節の水を抜くことをためらっている方もいらっしゃいますが、我慢する必要は全くないのです。むしろ、膝の水を放置しておくことで、悪影響が出ることもあります。 水を抜くと癖になる ✕(嘘) 炎症が収まっていないから溜る 〇(抜いたほうが良い) 抜くのを我慢する ✕(意味がないので抜いたほうが良い) 膝の水を放置する ✕(悪影響も) 膝の水を放置すると、どうなるか? 膝の水を放置すると膝関節にズレが出やすく悪影響となる恐れがあります。通常であれば関節包内で関節軟骨がスムーズな動作や衝撃吸収のシステムを作り出していますが、関節内に水が充満しているとそれらの機構が上手く機能しなくなるからです。 その結果、膝をかばった動作を行うことで膝周辺の筋肉に余計に負担をかけ、その周辺に異常な緊張が生まれ、膝関節の安定性をさらに低下させてしまいます。 膝の動作でズレが出るので、膝の水が引いたあとも再び関節炎を起こしやすくなり、膝に水が溜まる現象を繰り返すことになります。また、可動域制限がかかった膝をかばうことで、股関節や足関節の負担が増加し、新たな障害の可能性が増すだけです。 膝の水を放置することは、膝だけの問題であったものが二次的に他の関節にも痛みを生じさせることになってしまうのです。 膝にたまった水の放置 ▼膝関節のスムーズな動作を阻害 ▼膝をかばった動作となり、その他の関節に負担が出る ▼新たな障害の可能性が増える 膝にたまった水を放置してはいけません 膝の水は、完治するまで無くならない ここまでご紹介してきたように、「膝に溜った水は抜いても癖になりません。」むしろ「放置しておくことは逆効果」で、炎症が治まっていない限りは膝の水は発生し続けます。 膝に水が溜ることを完治させるためには、水が無くなるまで注射で抜き続けるのではなく、膝で炎症を起こしている根本的な原因を改善しなければなりません。その原因が解決されない限りは、膝の水が溜まる現象は完治することは無いのです。 水が溜る ▼水がなくなるまで抜く ✕ 水が溜る根本原因を改善する 〇 ▲水が溜らなくなる 水を抜く必要がなくなる 膝に水が溜まる病気の種類について 膝に水が溜まるという現象が起こり得る病態とは、どのようなものがあるでしょうか。 変形性膝関節症 変形性膝関節症とは、打撲や捻挫をしたわけでもないのに、慢性的な症状で膝に水を溜める大きな原因が「変形性膝関節症」です。特に50代以降で、「外傷の可能性が無いのに膝に水が溜まってきている」場合、高い確率で「変形性膝関節症」だと思ってください。 変形性膝関節症は関節の軟骨が摩耗により、大腿骨と脛骨の関節面が直接擦れ合うようになり、関節内で炎症を起こす病態です。膝関節に負担を蓄積することで、少しずつ関節が変形していきます。 一度変形が起きた骨は元に戻ることはなく、炎症を抑えるためには体の使い方を見直す必要があります。股関節の動かし方や膝関節の動かし方、さらには背骨のゆがみや骨盤のゆがみなど、全身のバランスから改善することが必要なる場合もあります。 変形性膝関節症による炎症が落ち着けば、膝の水も無くなっていくので、必ずしも水を抜く処置を受ける必要はありません。 関節リウマチ 関節リウマチとは、全身のどの関節でも起こる可能性がある炎症です。この炎症は、免疫機能が異常を起こし、健康な骨や筋肉を構成している細胞を攻撃してしまう病態で、関節内での炎症と変形が主な症状となります。 痛みもあるので関節の可動域も狭くなり、変形が起きればさらに関節が動かしにくくなります。そこから慢性的な膝関節炎を起こし、膝全体が腫れあがったような水のたまり方をすることもあります。 薬物療法や運動療法などで炎症が軽減されれば、膝の水は自然と吸収されていきます。 靭帯損傷 靭帯損傷は、膝を支える靭帯に大きな外的衝撃を受けた場合に起こる損傷です。中でも膝に腫れを起こしやすいのが、前十字靭帯の損傷です。前十字靭帯は、他の膝関節の靭帯である後十字靭帯や内側と外側の側副靭帯に比べて、血流量が多いという特徴があります。 そのため、損傷すると関節内に出血を起こしやすく、血腫が溜まるので外から見ると膝に水が溜まったように見えるかもしれません。関節内に存在しているという構造上、保存療法だけではしっかり靭帯が治癒しないことも多くあります。 この場合、膝の腫れに対して対処するというよりは、「前十字靭帯の再建術など外科的処置を受けることによって、膝の水も治まっていく」という過程をたどります。 しかし、前十字靭帯損傷後には後遺症として、膝関節の負担が大きくなったことで慢性的な膝関節炎に移行するということが考えられます。この場合、再び膝に水が溜まる可能性もああり、運動療法などで膝に負担をかけない動かし方を獲得していく必要があります。 半月板損傷 膝の半月板を損傷するのは、外傷など強力な一回の外力によって起こるものと、変形性膝関節症などゆっくりと時間をかけて少しずつ損傷していくものとがあります。 どちらにせよ、膝関節にかかる荷重の衝撃を吸収するクッション作用が弱まるので、膝関節内で炎症を起こすことになります。そこから膝に水が溜まるようになるため、膝の水を抜くことが根本的な改善策になるわけではありません。 結局、膝の負担が変わっていなければ、すぐに膝の水は再度溜まっていきます。また、外傷によって半月板損傷を起こしている場合、半月板だけの単独損傷である場合は少なく、周辺の靭帯や軟部組織損傷を伴っていることがほとんどです。 膝に水が溜まったとき、やってはいけないこと 膝に水がたまった場合、早く完治させるために気を付けなければならないポイントをご紹介します。 我慢しすぎない 前述したように、膝に溜まった水を抜くことで癖になることはありません。必ず外科的な処置によって抜かなければならないわけではありませんが、放置すると膝関節の安定性は低下してしまいます。 屈曲角度が著しく制限されている場合や、日常生活に大きく支障が出ている場合は、我慢せずに早めに整形外科などで相談してください。放置しすぎることによって、かばった体の使い方が定着してしまい、腰痛など二次的な不調を引き起こす可能性が高まります。 痛みを無理して動かす 膝に水が溜まっているということは、少なくとも何か膝に負担をかける要因があるわけです。炎症かもしれませんし、軟部組織損傷かもしれません。いずれにせよ、痛みがありながら無理して動かすことで、プラスに働くことは無いと思ってください。 むしろ、痛みを我慢しながら動かすことで、炎症を悪化させて関節の内圧をさらに高めてしまうこともあります。安静にすることもとても大切なケアなので、膝に水が溜まってきたら出来る限り安静にしてみてください。 それでも膝の水が完治しなければ、医療機関を早めに受診してください。 過剰に冷やす よく炎症が起きた時にはアイシングをすると良いという話を聞くことがあると思います。しかし、過剰に冷やすことは、かえって膝の炎症が完治するのを遅らせてしまうこともあります。 確かに冷やすことで感覚が鈍って、痛みを感じにくくなるかもしれません。しかし、常に冷やしていると血流も悪くなり、代謝が下がって膝の水が吸収されにくくなります。 結局のところ、組織を早期に治癒させるためには、豊富な血流が必要なので基本的には温めるべきです。例外としては、前十字靭帯損傷後に、血腫が大量に溜まっている場合くらいです。急性期の大きな外傷の場合は温めることはせず、安静にしてください。 膝に水が溜まった場合の対処について 膝に水が溜まった場合、完治させるためにはどのような対処法を行うべきでしょうか。 ストレッチをする 出来る限りでいいので、ストレッチなどで膝関節周辺にある筋肉の緊張を緩和させることが大切です。筋肉の緊張が緩和すれば、膝関節の動きもスムーズになって腫れも早く引きます。 膝の水は、抜かなくても自然と吸収されるので、その機能を最大限引き出すつもりでゆっくりストレッチをしてみてください。大腿部や下腿部のストレッチが有効です。 安静にして荷重を避ける 膝が炎症を起こしてしまうのは、荷重による異常がほとんどです。荷重の角度が悪かったり、荷重の頻度が高すぎたり、荷重が重すぎたりすることでダメージを蓄積していきます。 膝に水が溜まるくらいまで炎症が進んでいるようなら、安静にして荷重を避けるだけでも完治を早めることに繋がります。 サポーターなどの装具を使う 膝関節を保護するために、ただ巻くだけの簡易的なサポーターでも良いです。荷重を分散させてくれるような高価なサポーターももちろん良いですが、一時的な対処法であることは自覚しておいた方が良いでしょう。 サポーターを付けることで慢性的な症状に対して、冷えを防ぎ安定性を高めてくれます。実際に装着してみて、少しでも楽に過ごせるようなら使い続けてみてください。 その際には、四六時中サポーターを装着して生活するのではなく、寝るときは外すなどメリハリをつけることも大切です。特に慢性的な症状が原因で出ている膝の水であれば、根本的な体の使い方を見直さない限り完治には至りません。 整形外科で水を抜いてもらう 膝関節の水を抜けるのは、整形外科です。関節に針を刺して抜く方法で、対処してもらえます。膝に水が溜まっているから即座に抜くというわけではなく、生活への支障度合いなどを考慮して選択されます。 水を抜いて検査をしてみれば、実際に何が炎症の原因になっているか判断できるので、長期間続いている場合は早めに抜いてもらってみてください。 接骨院や整骨院にいく 接骨院や整骨院では、外科的処置ができないので、水を直接的に抜くことは出来ません。しかし、周りの筋肉の緊張を緩和させたり、運動療法を行うことによって膝のダメージを軽減させたりすることは出来ます。 その結果、自然と膝の水は吸収されていくので、可動域の制限度合いによっては真っ先に受診するのも良いでしょう。 膝の水は吸収されていく 膝に水が溜まるという現象は、あくまで関節内で炎症が起きていることのサインです。炎症が治まれば、周辺の組織に吸収されて無くなっていきます。膝の水を完治させるためには、なぜ炎症を起こしているのか原因を突き止め、根本を改善することが大切です。 お近くに再生医療やスポーツ医療についての専門医がいない方へ リペアセルクリニックは、第二種・第三種再生医療提供計画を厚生労働省に提出し受理された厚生労働大臣許可医療機関です。当院では来院前でも「メール相談」を受付けています。どうぞ事前にご相談ください。 メール相談・お問い合わせフォームはコチラ 監修:リペアセルクリニック大阪院 膝の痛みに関連する記事はこちら 膝の痛みと腫れが突然出た!考えられる原因は? 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2019.04.23 -
- ひざ関節
- 変形性膝関節症
正座ができないほどの膝の痛みは、日常生活にも影響を及ぼします。正座ができなくなる原因としては、変形性膝関節症や靭帯損傷などの病態を患っている可能性が考えられます。 そこで本記事では、正座ができないときに考えられる病態のほか、簡単に実施できる対処法を紹介します。 日常生活でよく正座をする方や、急に正座ができなくなってしまった方はぜひ最後までご覧ください。 正座が痛くてできないときに考えられる病態 正座をすると痛いときは、どんな問題が起きているのか原因を探る必要があります。 正座のよる痛みはもちろん、正座をするとき以外にも膝や脚に痛みを感じる場合は、上記の病態を患っている可能性があります。 1.変形性膝関節症 膝をぶつけたり捻ったりしたわけでもないのに、正座をすると痛い、または正座がほとんど出来ない場合は変形性膝関節症を疑います。50代以降で正座の際に痛みが出る場合は、変形性膝関節症の可能性が高いです。 変形性膝関節症は、大腿骨の下端と脛骨の上端で構成される膝関節が、少しずつ潰れて変形してしまう病態です。骨の端を覆っている関節軟骨が、繰り返しの外力によって少しずつ摩耗し、損傷していきます。 関節軟骨が摩耗すると、体重がかかったときのクッション作用が上手く機能しません。骨自体が直接干渉して潰れてしまうのです。とくに膝関節の内側で変形が起こるケースが多く、変形性膝関節症が進行するとO脚になっていきます。 この状態で、膝を最大屈曲させるような正座の動作をすれば、関節内に異常な圧迫力がかかって痛みを伴います。さらに、変形性膝関節症の場合、通常の歩行時にも痛みを伴っているケースも多いです。 痛みが長期間続く場合は、膝関節周辺の軟部組織を損傷している可能性があります。いずれにせよ、変形性膝関節症がある状態で正座をするには、根気強いリハビリが必要になります。 2.靭帯損傷 膝の周辺には、関節内にある前十字靭帯と後十字靭帯、関節の内側にある内側側副靭帯、関節の外側にある外側側副靭帯の4つが存在しています。靭帯の損傷は、歩行時や正座をするときに痛みを感じます。 また、膝関節周辺の靭帯は、それぞれが強固な作りになっています。そのため、いずれかの靭帯が損傷した場合は、他の靭帯も一緒に損傷している可能性が高いです。 たとえば、前十字靭帯が損傷するほどの外力がかかっていれば、内側側副靭帯も一緒に損傷している頻度が高いのです。正座をすると膝の屈曲角度が鋭角になり、損傷している靭帯に牽引力がかかって痛みが出ます。 さらに、靭帯損傷によって膝が腫れていれば、正座の屈曲によって関節内の圧力が高まり痛みを感じます。くわえて、膝関節の靭帯損傷が起きている場合は関節軟骨の損傷を伴うケースも多いです。 靭帯を損傷している状態の正座はほぼ不可能と言えます。 3.関節軟骨損傷 膝関節にある関節軟骨は、内側半月と外側半月の2つです。それぞれ、三日月のようにC字状の形をしています。靭帯損傷を伴うほどの外力によって一回の衝撃で関節軟骨を損傷する場合もあれば、軽微な外力の積み重ねで少しずつ関節軟骨を摩耗していく場合もあります。 通常は関節軟骨によって、膝の曲げ・伸ばし動作をスムーズに行えます。さらに、ジャンプの着地時など、地面から伝わる衝撃を吸収するのも関節軟骨の役割です。 対して、関節軟骨が損傷していると、大腿骨の関節面と脛骨の関節面の間で滑りが悪くなります。そのため、膝関節を最大屈曲させる正座では、関節面でズレを起こして痛みを伴いやすくなるのです。 4.大腿四頭筋腱炎 太ももの前面にある大腿四頭筋を繰り返し使うことで疲労が蓄積し、大腿四頭筋腱炎に発展します。大腿四頭筋腱炎はジャンパーズニーとも呼ばれ、膝蓋骨の下から脛骨粗面まで続く膝蓋靭帯の炎症も起こします。 そのため、大腿四頭筋腱が位置している膝蓋骨の上部や、膝蓋靭帯がある膝蓋骨の下部でも痛みが生じます。バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプを繰り返すスポーツにおいて発症しやすい病態です。 大腿四頭筋腱に微細な損傷を起こしているので、牽引力が加わり痛みを発生させます。膝を最大屈曲する正座では、大腿四頭筋の牽引力も強くなるので痛みを伴いやすいのです。 大腿四頭筋腱の炎症が治まれば、再び正座も問題なく行えるようになります。早期の治癒と再発予防を目指すなら、股関節や足関節の柔軟性を高めて膝関節にかかる負担を減らすことが大切です。 5.膝関節炎 膝関節が炎症を起こしていると、正座のときに痛みが出ます。関節軟骨の損傷や靭帯損傷の二次的な症状として現れる点が特徴です。 わかりやすい損傷以外にも、膝関節を動作させる筋肉に異常な緊張があると膝関節内で炎症を起こします。たとえば大腿四頭筋が異常な緊張を起こしていれば膝蓋骨が大腿骨の関節面に強く押し付けられる形になり、そのまま膝関節の曲げ伸ばし動作を繰り返すと摩擦が起きます。 摩擦で負ったダメージによって、膝蓋大腿関節で炎症を起こし、正座をすると痛い状況に陥るのです。他にも、大腿部外側の筋肉が異常な緊張を起こし、内転筋とのバランスが悪くなると膝関節内が炎症を起こします。 打撲などの外傷が無くても、足に合わない靴を履いていたり、足関節の動きが悪かったり、股関節の動きが悪かったりすれば大腿部外側の筋肉が硬くなります。 6.オスグッド オスグッドは10代特有の症状でもありますが、大腿四頭筋の牽引力によって脛骨粗面で炎症が起きる病態です。まだ骨が成長しきっていない年代の発症率が高く、サッカーやバスケットボールといったスポーツにおけるジャンプやダッシュの動作で大腿四頭筋が強く緊張すると起こりやすいです。 大腿四頭筋の筋力を発揮をするたびに停止部である脛骨粗面に強い牽引力が加わり、微細な損傷を起こしながら炎症していきます。その結果、正座をすると痛みが伴うのです。 オスグッドは一回の激しい外力で発症するのではなく、スポーツといった日々の活動における負担の蓄積が原因です。そのため、ストレッチで柔軟性を保ちつつ無理な動きを避け、普段から体に負担をかけない意識が大切です。また、普段から正座をする習慣があるとオスグッドの発生率は低くなります。 7.肉離れ 肉離れも正座ができない原因のひとつです。正座をすると損傷部位に圧力がかかるので、痛みが伴います。 また、直接的な原因だけでなく、肉離れによる痛みをかばって膝に負担をかけるのも痛みの原因です。下肢の後面で肉離れを起こすと、損傷部に牽引力が加わらないように膝を屈曲させた状態になります。 上記の状態が長期間続けば、下肢前面にある大腿四頭筋や前脛骨筋にも負担が蓄積されます。その結果、正座で屈曲する瞬間や、強く伸展する瞬間に痛みが生じてしまうのです。 正座が痛くてできないときの対処法 この項目では、正座が痛くてできないときの対処法を紹介します。症状の悪化を防ぐためにも、できるだけ早く対処することが大切です。 1.同じ姿勢を続けない 筋緊張が正座の痛みを助長しているケースがあります。長時間同じ姿勢をとった際、動き出しの動作で痛みを伴う点が特徴です。 長時間椅子に座っていた後に正座を試みると痛みが出るので、椅子に座っている段階から20分に1回は立つなどの対策が必要です。 どんな体勢だとしても、長時間同じ姿勢を続けるのは筋緊張を招きます。こまめに体勢を変えるようにしてください。 2.膝を温める 発症から時間が経過している場合は温めると膝の動きが良くなり、正座での痛みが軽減できるケースがあります。温めると血流が良くなるので、筋緊張が緩和されます。 筋緊張が緩和されれば、膝関節で起きる異常な摩擦や荷重が無くなり、正座もスムーズにできるようになるのです。お風呂に入った後に比較的楽に正座ができるのは温め効果による一例です。 3.ストレッチをする 大腿四頭筋のストレッチをすると、正座の際にかかる膝への負担を減らせます。正座は荷重をしながら膝を最大屈曲させるので、実は負担が大きい動作です。 まずは非荷重の状態で膝を屈曲しながらストレッチをして、徐々に荷重での屈曲に移行していきます。非荷重の状態で膝を屈曲した段階で痛みが出るなら、正座をすればほぼ間違いなく痛みは憎悪します。 まずは問題なく非荷重での屈曲が出来るようにして、その後正座に挑戦するという流れで改善していきましょう。 4.医療機関に相談する まずは正座による痛みの原因を特定させることが先決です。病態の有無を診断してもらうためにも医療機関を受診し相談しましょう。医療機関を受診することで、原因に対して的確なアプローチが可能となります。 「どうせ大したことはない」「そのうち治るだろう」といった慢心が症状の悪化を招きます。少しでも違和感を感じたら早期受診を心がけましょう。 痛みで正座できない場合はご相談ください! 正座ができない原因には、変形性膝関節症や靭帯損傷、炎症などが考えられます。 膝を温める、ストレッチをするなどの対処法で改善する場合もありますが、痛みが続く場合は早めに医療機関を受診することが大切です。 また、正座をするときに痛みを感じる方は、当院にご相談ください。 当院は、第二種・第三種再生医療提供計画を厚生労働省に提出し受理された厚生労働大臣許可医療機関です。自身の細胞を用いる再生医療により、入院不要で膝の痛みや正座ができない症状の緩和を目指します。 来院予約のほか、メール相談も受け付けておりますので、ぜひご気軽にお問い合わせください。
2019.04.22 -
- ひざ関節
「しゃがむときに膝からポキポキ音がする」 「ポキポキ音は異常のサイン?」 膝の痛みはないものの、頻繁に音がなる現象に不安を抱いている方も多いことでしょう。結論、膝からポキポキ音がするときは、関節や筋肉の問題が潜んでいる可能性があります。 この記事では、膝の音が鳴るメカニズム、関連する疾患、そして症状への対処法を詳しく解説します。痛みを伴う場合はとくに注意が必要です。早めに医療機関を受診しましょう。 しゃがむと膝がポキポキとなる鳴る理由 膝を曲げたときにポキポキ音が鳴る理由は、以下の通りです。 膝関節内の気泡が破裂している 変形性膝関節症で関節間の骨同士が接触している 半月板が損傷している 靭帯が損傷している 膝を動かすと関節液の中で気泡が移動して破裂音が鳴る場合があります。気泡の破裂音の場合は、基本的に問題ありません。しかし、痛みを感じる場合は半月板や靭帯の損傷が考えられます。長期間の放置は症状を悪化させる可能性があるため注意が必要です。 痛くないけど膝が鳴るのは異常? 痛みを伴わずしゃがむと膝が鳴る場合は関節液の中で気泡が破裂しており、問題ないとされています。しかし、痛みがなくても変形性膝関節症の兆候として音が鳴っているかもしれません。 とくにミシミシとした音や、ジャリッとした音が鳴った場合は、半月板や軟骨に異常をきたしている可能性があります。 痛みの有無にかかわらず、膝に違和感を覚えたら医療機関を受診するよう心がけましょう。 しゃがむと膝が鳴る主な原因・疾患 しゃがむと膝が鳴る主な原因・疾患として、以下が考えられます。 膝の筋力が弱っている 変形性膝関節症 タナ障害 半月板損傷 腸脛靭帯炎 しゃがむと膝が鳴る主な原因・疾患についてそれぞれ詳しくみていきましょう。 膝の筋力が弱っている 外傷や病気がなくても、膝周辺の筋力低下が膝の痛みや音が鳴る原因になります。 膝を動かす筋肉には、大腿四頭筋やハムストリングス、縫工筋や半腱様筋などがあり、筋肉が弱ると、膝関節の動きにズレが生じやすくなります。 よって、膝の痛みや音がなるのは運動不足による筋力低下が原因かもしれません。筋力低下を防ぐためには、軽いウォーキングや自転車など、負担の少ない運動を継続的に行うことが大切です。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は、長期間にわたり少しずつ膝関節が変形する疾患です。大きな衝撃で急に膝が動かなくなるわけではありませんが、以前は気にならなかった膝の曲げ伸ばし時の痛みや音が徐々に強まります。 初期段階:体重がかかった状態で膝を曲げる動作を行うとで痛みを感じる 進行後:非荷重の状態でも痛みを感じる タナ障害 タナ障害は、膝関節内の滑膜(タナ)が厚くなり、膝を曲げ伸ばしする際に膝蓋骨との摩擦が生じる障害です。とくに膝を深く曲げたときに痛みや引っかかり感が現れます。 タナ障害は、スポーツなどで膝を頻繁に使用する人に多く見られます。治療としては、休息・消炎鎮痛薬・ストレッチや筋力トレーニングなどのリハビリが有効です。 半月板損傷 半月板損傷は、膝を深く曲げたりひねったりした際に、膝関節内で半月板が損傷して発生します。半月板は衝撃吸収の役割を担っている組織です。 半月板の損傷によって膝の不安定感や痛みが生じ、しゃがんだときにポキポキという音が鳴る場合があります。半月板は衝撃吸収の役割を担っていますが、加齢やスポーツによる負荷が原因で劣化するケースもあります。 痛みが続く場合は、早期に医師の診断と適切なリハビリが必要です。 腸脛靭帯炎 腸脛靭帯炎はランナーズニーとも呼ばれる疾患です。 大殿筋から始まる腸脛靭帯が大腿骨外側を通り下腿まで伸びる中で、外側顆と摩擦が生じて発症します。腸脛靭帯炎になると、屈曲や伸展運動の際に腸脛靭帯と外側顆が擦れるので、当然膝を曲げると痛みが出ます。 腸脛靭帯炎になってしまう原因は、オーバーユース(使いすぎ)です。大殿筋や大腿部の筋肉に負担がかかるような長距離ランナーに多くみられます。 疼痛部を守ろうとするあまり、周りの筋肉は自然と硬くなります。その結果、膝関節が硬くなり、痛みにくわえて音が鳴るのです。 しゃがむと膝が鳴るときの対処法 しゃがむと膝がなるときの対処法は以下の通りです。 大腿四頭筋のストレッチをする 内転筋のトレーニングをする 足首をよく回す 整形外科で精査してもらう 接骨院で治療する すぐに実施できる方法を以下で詳しく紹介するので、できることから取り組んでみましょう。 大腿四頭筋のストレッチをする 膝を動かす筋肉の緊張は不調の原因になります。とくに大腿四頭筋の緊張が強まると、膝の障害リスクが高まります。対策として、大腿四頭筋のストレッチを日常的におこないましょう。 ストレッチでは、膝関節をしっかりと曲げるのがポイントです。また、股関節が曲がってしまうと効果が半減するので、股関節を伸ばしながら膝を曲げるように心がけましょう。 内転筋のトレーニングをする 日常生活の中で最も筋力が落ちやすい部位が内転筋です。膝の内側にある内転筋と、大殿筋などの股関節外転筋のバランスが崩れると、膝の安定性が低下します。筋力低下により、O脚や変形性膝関節症の進行リスクが高まります。 したがって、内転筋を意識したトレーニングを取り入れましょう。内転筋を鍛えると、膝関節の運動がスムーズになり、安定性が増して痛みが軽減していきます。 チューブを使うトレーニング ゴムチューブを足に巻き付けて、股関節の内転方向に力を入れる 椅子を使うトレーニング 座った状態で足を浮かせ、膝を前にまっすぐ伸ばす ※膝の内側にボールやクッションを挟むとより効果的 足首をよく回す お風呂上がりなどに足首を手で回すと、膝を曲げたときの痛みや音が軽減できます。 足首を定期的に回すことで足関節の曲げ伸ばしがスムーズになると同時に、歩行時の推進力が向上します。すると、間接的に膝への負担が軽減されるのです。 変形性膝関節症の進行や腸脛靭帯炎のリスクも抑えられるため、積極的に実施しておきたい対処法のひとつです。 整形外科で精査してもらう 原因不明の膝の痛みや音が非荷重時・歩行時に発生する場合は、整形外科を受診しましょう。 整形外科ではレントゲンやMRIを用いた診断が可能です。転倒や打撲の事実がないのに膝関節の腫れや屈曲時の音や痛みが続く場合は、変形性膝関節症が進行しているかもしれません。 原因を特定し、適切な治療を行うためにも、早めに専門医にみてもらいましょう。 接骨院で治療する 筋緊張の緩和や筋力強化を目的とした保存治療を受ける際は接骨院の通院が適しています。 薬物療法や画像診断はおこなえませんが、膝の痛みに対して専門的な治療が受けられます。また、症状を和らげるとともに、再発予防に関する指導もしてくれます。整形外科で痛みや音の原因を精査した後に、接骨院で治療を受けることも視野にいれてみましょう。 痛みを伴う膝の異常は専門医に相談しよう 膝を曲げたときの痛みは、原因に関係なく膝になんらかの異常が起きているサインです。痛みを放置すると手術が必要な症状に発展する可能性もあるため、早めに専門医へ相談しましょう。 音が鳴るだけであれば直ちに問題になるケースは多くありませんが、疾患の兆候の可能性も考えられます。日頃からストレッチや軽めのトレーニングを実施し、あらかじめ対処しておきましょう。 また、膝に関するお悩みは当院でも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
2019.04.21