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- 肩
- 腱板損傷
肩腱板損傷で腕が上がらない!どうして?その原因とは 肩腱板損傷になると、腕が上がらなくなって悩まされるようになります。思うように腕が上がらないと洗濯物を干す、高いところのものを取るといったことが困難になるなど日常生活でもいろいろと支障が出てきます。また、ずっとこのような状態が続くのだろうかと不安になる人もいると思います。 そこで、今回は肩腱板損傷で腕が上がらないというのはなぜなのか?ということについて紹介します。 肩腱板損傷で腕が上がらないのはなぜ? 肩腱板は肩関節を覆う筋肉です。肩関節は複数の関節がありますが、それらの関節だけでは非常に不安定でスムーズに動かすことができません。その関節を安定させてスムーズに腕をあげたり、捻ったりすることをできるようにしているのが肩腱板です。 肩腱板が損傷してしまうと、肩関節を安定させる役割を十分に果たせなくなり、肩関節が不安定になるため腕が上がらないという症状が出ることがあります。 五十肩の腕が上がらない症状と、肩腱板損傷で腕が上がらない症状の違い 腕が上がらないというのは肩腱板損傷でよくある症状の1つですが、腕が上がらないと言えば五十肩をイメージする人もたくさんいると思います。 たしかに、五十肩でも腕が上がらなくなることはありますが、五十肩の場合は肩関節が不安定になるのが理由ではありません。 五十肩の場合は、本来柔らかくて伸びがある関節がかたくなってしまうのが主な理由になります。また、痛みが強すぎて動かすことができないというケースもあります。 このように、腕が上がらない理由は異なりますが、それが肩腱板損傷か五十肩かを自分で判断するのは難しいのです。 肩腱板損傷で腕が上がらないときの対策 肩腱板損傷はそのままにしておいても、損傷した部分が自然に修復し治るということはありません。悪化して損傷した部分が拡大したり断裂してしまうことがあります。 しかし、肩甲骨や脊柱など肩関節周辺の筋肉や関節を柔らかくすることで、腕を上がりやすくすることは可能です。ただし、状態の程度によっては手術をしないと腕を上がるようになるのは難しいケースもありますから、まずは専門医に相談をしてみましょう。 まとめ・肩腱板損傷で腕が上がらない!どうして?その原因とは 肩腱板損傷で腕が上がらないという症状について紹介しました。 無理やり腕をあげようとしたり、何とかしようと自己流で対策をすると悪化してしまう可能性があります。肩腱板損傷で腕が上がらないのを何とかしたいという人は、まずは医療機関で診てもらうことをおすすめします。 https://youtu.be/bKupVfsXpHM?si=AuS-8sLS0tUiHFfL ▶治療方法の選択肢のひとつとして、こちらの動画も是非ご覧ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2021.01.12 -
- 糖尿病
- 変形性膝関節症
- 変形性股関節症
- ひざ関節
- 股関節
- 幹細胞治療
医療技術は日々進歩し、これまで治療が難しかった疾患に対しても新たな選択肢が生まれています。 「再生医療」の中核をなす「幹細胞治療」の発展は、損傷した組織の修復や機能回復といった従来の治療法では限界のあった領域に新たな可能性をもたらしています。 本記事では、「幹細胞治療」とは具体的にどのような治療なのか、どのような病気や症状への効果が期待されているのかを解説します。 「幹細胞治療」について詳しく知りたい方、新たな治療の選択肢として検討されている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、幹細胞治療をはじめとする再生医療に関する治療法や症例を公開しています。 今までできなかったことが再生医療によってできる可能性がある新たな治療法なので、合わせてご参考ください。 幹細胞治療とは先端医療である再生医療の一つ 幹細胞治療とは「幹細胞」の能力を利用して、病気やケガで傷ついた組織や臓器の修復・再生を目指す先端医療の一つです。 幹細胞治療のポイント 幹細胞は様々な細胞に変化、自己複製が可能 患者さま自身の幹細胞を採取・培養し、注射や点滴で体内に戻す 幹細胞によって損傷した細胞や組織の修復・再生が期待できる 患者さま自身の細胞を用いるため拒絶反応リスク低い 幹細胞は、皮膚・筋肉・骨・神経など、私たちの体を作る様々な細胞に変わることができる「分化能」と自分と同じ細胞を複製して増やすことができる「自己複製能」という二つの特徴を持っています。 幹細胞治療では、幹細胞の力を借りて、ダメージを受けた体の部分の機能回復を目指します。 具体的には、患者さまご自身の脂肪や骨髄などから幹細胞を取り出し、培養して数を増やした後に患部への注射や点滴で投与します。 幹細胞治療の費用 幹細胞治療は、新しい医療技術を用いた治療法であり、現在では、公的医療保険が適用されない「自由診療」となります。 当院リペアセルクリニックの幹細胞治療の料金は、以下の通りです。 治療対象 費用相場(1回あたり・税込) 関節疾患(膝・股関節・肩など) 約132万円 ~ 198万円 脳卒中・糖尿病・肝臓疾患・慢性疼痛 約242万円 脊髄腔内投与 約242万円 顔の美容 約165万円 上記はリペアセルクリニックにおける一例ですが、治療の対象となる疾患の種類・幹細胞の採取方法や培養方法など、さまざまな要因で費用は大きく変動します。 そのため、実際に幹細胞治療を検討される際にはクリニックでカウンセリングを受け、ご自身の症状に合った治療内容と総額費用について十分に説明を受けましょう。 幹細胞治療ではどんな病気が治せる? 幹細胞治療は整形外科領域の疾患から内科系疾患、さらには美容分野に至るまで、幅広い病気や症状に対して、その効果が期待され研究・治療が進められています。 幹細胞治療の対象となる主な病気・症状の例は、以下の通りです。 分野 主な対象となる疾患・症状(例) 整形外科領域 (関節・骨・スポーツ外傷) ・変形性膝関節症 ・変形性股関節症 ・半月板損傷 ・腱板損傷などの肩の痛み ・スポーツ外傷(関節痛・機能障害) ・骨粗しょう症 など 脳神経・脊髄領域 ・脳卒中の後遺症(麻痺、しびれ、言語障害、記憶障害など) ・脊髄損傷の後遺症(麻痺、歩行障害など) ・アルツハイマー型認知症 ・パーキンソン病 ・末梢神経障害 ・ヘルニア術後の後遺症 など 代謝・内分泌・消化器領域 ・糖尿病 ・肝機能障害(肝硬変、劇症肝炎・肝炎後遺症など) ・腎疾患(慢性腎臓病) など 循環器領域 ・虚血性心疾患(心不全、心筋梗塞後遺症、狭心症など) ・心疾患による不整脈 など 美容・アンチエイジングなど ・肌のシワ・たるみ改善 ・肌の老化防止 ・アレルギー性皮膚炎 ・毛髪再生(薄毛・AGA治療) ・男性機能回復(ED) ・更年期障害 など ただし、全ての病気に対してすでに確立された治療法というわけではなく、まだ研究段階にあるものも多く含まれます。 治療の適応や期待できる効果については、個々の患者さまの状態によって異なるため、医師と十分に相談することが重要です。 幹細胞治療の特徴・メリット 幹細胞治療は、主に以下の2つのメリットがあります。 根本的な治療が期待できる 副作用リスクが少ない 幹細胞治療は従来の対症療法とは異なり、私たちの体が本来持っている「再生する力」を引き出すことで、病気そのものの治癒や機能回復を目指せる可能性があります。 また、多くの場合、患者さまご自身の細胞を使用するため、副作用リスクが少ないという点も魅力の一つです。 根本的な治療が期待できる 幹細胞治療は、損傷したり機能が低下したりした組織や臓器の修復・再生を促すことで、病気の根本的な原因に働きかけ、症状の改善だけでなく、失われた機能の回復を目指せる治療法です。 根本治療への期待 対症療法でなく根本原因にアプローチ 傷んだ組織や臓器の修復・再生を促進 例えば、すり減った膝関節の軟骨が原因で起こる変形性膝関節症では、幹細胞を関節内に注入することで軟骨の再生を促し、痛みの軽減だけでなく関節機能の改善が期待できます。 副作用リスクが少ない 患者さまご自身の体から採取・培養した幹細胞(自己由来幹細胞)を用いる場合は、拒絶反応やアレルギーといった副作用のリスクが低い治療法と考えられています。 副作用リスクが少ない 患者さま自身の幹細胞使用で拒絶反応が少ない アレルギー反応のリスクも低い 注射や点滴で行えるため体への負担が小さい ただし、注射を伴うため針を刺した部位に一時的な出血や内出血が起こる可能性はあります。 幹細胞療法のデメリット 幹細胞治療を検討する際には、その効果への期待だけでなく、知っておくべきデメリットもあります。 保険適用外のため治療費が高い 効果の現れ方には個人差がある デメリットについて、以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。 保険適用外のため治療費が高い 現在、日本で行われている幹細胞治療は、公的医療保険の適用対象外(自由診療)であり、治療にかかる費用は全額自己負担となるため、治療費は高額になります。 費用面の課題 数十万円~数百万円かかる場合も 複数回の治療なら費用はさらに増加 具体的な費用は、治療対象となる疾患や治療を行う医療機関によって異なります。 1回の治療で数十万円から数百万円、あるいはそれ以上の費用が必要となることもあります。 効果には個人差がある 幹細胞治療によって期待される効果には個人差があり、同じ病気であっても全ての人に同様の効果が保証されるわけではありません。 治療後すぐに改善を感じる方もいれば、効果を実感するまでに数ヶ月といった時間を要する方、あるいは期待したほどの効果が得られないケースも存在します。 当院の幹細胞治療(再生医療)について 当院リペアセルクリニックが行っている幹細胞治療は、患者さまご自身の体(主にお腹の脂肪など)から米粒数個程度というごく少量の脂肪を採取し、その中に含まれる幹細胞を特別な技術で取り出すという流れです。 幹細胞を当院提携の細胞培養加工施設で約4〜6週間かけて培養し、数百万個から数億個という十分な数まで増やします。 その後、幹細胞を点滴や治療部位への注射によって患者さまのお体に戻すことで、傷ついた組織の修復や機能の再生を促します。 本章では以下の内容について詳しくご紹介します。 当院の特徴 費用 治療の流れ 当院の肝細治療について気になる方は、ぜひ参考にしてください。 当院の特徴 当院リペアセルクリニックは、再生医療を専門とするクリニックとして幅広い疾患に対応できる体制と、国内トップクラスの豊富な治療実績が特徴です。 リペアセルクリニックの強み 再生医療専門クリニックとして幅広い疾患に対応可能 自己細胞使用で副作用リスクが低い 独自の培養技術により高品質な幹細胞を投与 治療実績1万件以上(※1) (※1)2019年6月〜2024年9月までの東京院・大阪院・札幌院3院の全治療数の累計 独自の培養方法から投与方法に至るまで、高度な専門技術を持つ治療環境がリペアセルクリニックの強みです。 費用 当院リペアセルクリニックでは、幹細胞の採取・培養・投与に関わる一連の費用は基本的に全て治療費に含まれています。 治療対象・内容 投与内容(回数/細胞数) 価格(税込) 関節疾患(膝・股関節・肩など) 1回投与 / 2,500万個 1,320,000円 1回投与 / 5,000万個 1,540,000円 1回投与 / 1億個 1,980,000円 脳卒中・糖尿病・肝臓疾患・慢性疼痛 1回投与 / 2億個 2,420,000円 2回投与 / 4億個 4,400,000円 3回投与 / 6億個 (一般) 5,940,000円 3回投与 / 6億個 (モニター) 4,400,000円 脊髄腔内投与 1回投与 2,420,000円 顔の美容 1回投与 1,650,000円 初回の診察・カウンセリングには2,200円(税込)、治療開始前の血液検査には11,000円(税込)の費用がかかります。 実際の幹細胞治療の費用は、上記の表に示した通り、治療の対象となる疾患や使用する幹細胞の量、投与回数によって異なります。 治療の流れ 当院リペアセルクリニックでの自己脂肪由来幹細胞治療は、患者さまが納得して治療をお受けいただくため、専門医による事前のカウンセリングで治療法をご説明、ご提案させていただきます。 自己脂肪由来幹細胞治療の主な流れは、以下の通りです。 ステップ 主な内容 所要時間(目安) 1. 脂肪の採取 患者さまの下腹部に局所麻酔を行い、米粒3粒程度の脂肪組織を採取 約30分 2. 細胞の培養 専門の細胞培養センターにて、採取した脂肪組織から幹細胞を分離し、治療に必要な数まで培養・増殖させる (培養期間 約4〜6週間) 3. 幹細胞の投与 培養・増殖させた幹細胞を、疾患や患者さまの状態に応じて静脈点滴または治療部位へ局所注射といった方法で投与 約5分~80分 治療開始前には感染症のリスクを確認するための血液検査が必須となりますことをご了承ください。 また、治療効果は投与後すぐに現れるものではなく、数ヶ月かけて徐々に変化を感じられることが一般的です。 ご自身の細胞を用いるため、アレルギー反応や拒絶反応といった副作用のリスクが低いのが特徴です。 幹細胞治療とは再生医療の一つ!新たな治療の選択肢として検討しよう 幹細胞の持つ傷ついた組織を修復し再生する能力を活かした幹細胞治療は、多岐にわたる疾患への応用が期待される先端医療です。 ご自身の細胞を用いることによる副作用リスクの低さや、従来の治療では難しかった根本的な改善が期待できます。 一方で、現在は保険適用外であるために費用負担の大きかったり、効果には個人差があるといった側面もあります。 幹細胞治療は、すべての方のあらゆる病気を治せる万能な治療法ではありませんが、ご自身の状態を正確に把握し、治療の可能性と限界について専門医と十分に話し合い、納得のいく選択をしましょう。 また以下のページでは、実際に当院で行った 幹細胞治療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 > 幹細胞治療の症例はこちら
2021.01.06 -
- 脳梗塞
「ラクナ梗塞にはどのような後遺症がある?」 「ラクナ梗塞の後遺症は治る?」 ラクナ梗塞を発症してしまった方や後遺症にお悩みの方の中には、上記のような疑問やお悩みがある方もいるでしょう。 本記事では、ラクナ梗塞の後遺症やリハビリについて詳しく解説します。 ラクナ梗塞の後遺症を根本的に治療するための「再生医療」についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。 ラクナ梗塞とは? 「ラクナ梗塞」とは、脳の血管が詰まる脳梗塞の病型の一つで脳の深部を流れている細い血管が詰まってしまう病気です。 脳は太い血管から細い血管へと枝分かれしており、深部を流れている穿通枝(せんつうし)と呼ばれる細い血管があります。 穿通枝が詰まると脳の深部に血液が流れなくなり、脳細胞が壊死して「ラクナ梗塞」を発症します。 細い血管が詰まるため、脳細胞が壊死する範囲も15mm以内と小さいことが特徴です。 しかし、脳細胞が壊死する範囲が小さいことで症状が出ない「無症候性脳梗塞」となっている可能性があります。 症状が進行、放置してしまうと他の場所に脳梗塞を発症したり脳出血につながるリスクが高くなるため、定期的に検査を受けることが重要です。 ラクナ梗塞の主な後遺症 ラクナ梗塞を含む脳梗塞は、脳細胞がダメージを負うことで以下のような後遺症が残ることがあります。 それぞれの後遺症について、詳しく解説していきます。 運動麻痺 ラクナ梗塞の代表的な後遺症として、全身または手足が思い通りに動かせなくなる「運動麻痺」があります。 脳の血管が詰まることで神経細胞に血液が行き渡らなくなり、以下の症状がみられます。 ラクナ梗塞発症から14日程度までの急性期では、脱力したような状態になる「弛緩性麻痺(しかんせいまひ)」の症状がみられます。 急性期を過ぎて6ヶ月目までの期間を指す回復期には、徐々に手足が動かせるようになりますが「指の細かい動きができない」など思い通り動かせないことが多いです。 また、体を動かそうとすると手足がこわばって硬くなってしまう「痙性麻痺(けいせいまひ)」の症状もみられます。 体を自由に動かせるようにするには、最も機能回復が見込まれる回復期でのリハビリが重要です。 感覚障害 ラクナ梗塞によって、しびれや感覚異常が生じる「感覚障害」の後遺症が残る場合があります。 手足の感覚を脳に伝える感覚神経の経路にダメージを負うことで、以下のような症状がみられます。 感覚障害の後遺症が残ってしまった場合、全身または身体の一部分に「しびれ」を感じることが多いです。 また、触れたり動かしている感覚が薄くなることや、逆に感覚が過敏になることもあります。 感覚の低下や感覚過敏によって運動が阻害されるため、日常生活に影響が出てしまう後遺症です。 構音障害 ラクナ梗塞の後遺症には、言葉をはっきり発音する能力が失われる「構音障害」があります。 構音障害では、以下のような症状がみられます。 構音障害では、言葉の内容や意味が理解できても「呂律が回らない」など、言葉をはっきり発音するのが困難になります。 「唇」「舌「喉」周辺の麻痺や協調運動ができないことで、言葉を発音できなくなることが多いです。 構音障害と似ている後遺症として「失語症」があります。 失語症は「言葉を理解できない」「頭の中で単語や文章を組み立てられない」などの言葉を理解する能力が失われる高次脳機能障害の一つです。 高次脳機能障害 ラクナ梗塞によって、脳細胞がダメージを負うと「高次脳機能障害」の後遺症が残る場合があります。 高次脳機能障害とは認知障害全般のことを指し、以下のような症状がみられます。 高次脳機能障害には、新しい出来事を覚えられない「記憶障害」や言葉を理解できない「失語症」など、さまざまな認知機能の低下がみられます。 また、集中力の低下や感情のコントロールやできなくなるなど、日常生活に影響を及ぼす障害が多いです。 嚥下障害 ラクナ梗塞の後遺症には、飲み込みに関する機能が低下してしまう「嚥下(えんげ)障害」があります。 嚥下障害の後遺症が残ると、以下のようなリスクが考えられます。 嚥下障害によって、誤嚥性(ごえんせい)肺炎につながるリスクがあります。 誤嚥性肺炎とは、誤嚥によって食べ物や唾液が気道に入り、口の中の細菌が肺に侵入して発症する肺炎のことです。 また、食事や水分が上手く取れずに栄養状態の低下や脱水症状になることで、リハビリの阻害にもつながってしまいます。 ラクナ梗塞の原因 ラクナ梗塞の主な原因は、動脈の壁が厚くなったり硬くなったりすることで血流が悪くなる「動脈硬化」です。 動脈硬化によって、血流スペースが少なくなることで血液が途絶えてしまいます。 また、以下のような疾患は動脈硬化の危険因子となるため、間接的にラクナ梗塞の原因となります。 上記のような生活習慣病がラクナ梗塞につながることもあるため、生活習慣の改善が重要です。 ラクナ梗塞の後遺症を改善するリハビリ方法 ラクナ梗塞の後遺症を改善するために行うリハビリを紹介します。 それぞれ後遺症の症状に合わせたリハビリ方法について、詳しく解説していきます。 運動機能に関するリハビリ 運動機能に関するリハビリでは「機能障害の程度」「筋力・関節の動かせる範囲」に応じて、以下のリハビリを行います。 主に日常生活に戻るための「自立・歩行訓練」「日常動作訓練」のリハビリを重点的に行います。 言語機能に関するリハビリ 言語機能に関するリハビリでは、言語聴覚士による機能の評価を元に以下のリハビリを行います。 構音障害により正しい発音ができない場合、上記のリハビリを重点的に行いコミュニケーションを取る練習をします。 高次脳機能障害に関するリハビリ 高次脳機能障害に関するリハビリでは、患者さまの障害や程度に応じて以下のリハビリを行います。 「記憶障害」や「遂行機能障害」などのさまざまな認知障害に対して、危険なく日常生活動作を行えるように訓練します。 ラクナ梗塞の再発を防ぐためのポイント ラクナ梗塞の再発を予防するためのポイントを3つ紹介します。 それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。 三大危険因子を予防する ラクナ梗塞の再発を予ぐためにも、以下の三大危険因子を予防しましょう。 いずれも聞いたことがある生活習慣病ですが、ラクナ梗塞の再発を防ぐために治療すべき病気といえます。 ラクナ梗塞の発症・再発原因となる「動脈硬化」につながる可能性があるためです。 細い血管が詰まることで起こるラクナ梗塞は、動脈硬化によって血流が途絶えやすくなる影響を受けやすいです。 動脈硬化の原因となる生活習慣病を予防することで、間接的にラクナ梗塞の再発予防につながります。 生活習慣を改善する 生活習慣の改善もラクナ梗塞の再発を防ぐために重要なポイントです。 以下の要点を押さえて、生活習慣を改善しましょう。 生活習慣病は、さまざまな病気の原因となることが多いです。 身体を守るためにも健康的な生活を目指して生活習慣を改善しましょう。 再生医療による治療 ラクナ梗塞の後遺症や再発を防ぐために、再生医療による幹細胞治療を検討しましょう。 再生医療では、幹細胞のさまざまな細胞へ変化する性質を利用し、損傷した機能を再生することを目的とした治療を行います。 患者さまの細胞を用いるため、アレルギーや拒絶反応などの副作用の心配が少ないのが特徴です。 また、手術や入院が不要な治療方法なので日常生活へ復帰しやすい点も再生医療の強みといえます。 「ラクナ梗塞の後遺症にお悩みの方」「ラクナ梗塞の再発を防ぎたい方」は、ぜひ当院へご相談ください。 【まとめ】ラクナ梗塞の後遺症はさまざま|再生医療による治療を検討しよう 本記事では、ラクナ梗塞の後遺症について解説しました。 ラクナ梗塞の発症後は、以下のようにさまざまな後遺症が残る可能性があります。 症状や程度は個人差がありますが、日常生活に影響する後遺症がほとんどです。 ラクナ梗塞の再発を予防するためにはリハビリだけでなく、生活習慣の改善も意識して行う必要があります。 「後遺症によってリハビリが上手くいかない」「後遺症を治したい」という方は、再生医療による治療を検討してください。 再生医療は、幹細胞のさまざまな細胞へ変化する性質を利用し、損傷した機能を再生することを目的としています。 損傷した脳細胞を再生することで「リハビリの効果を促進」や「後遺症の改善」が期待できます。 再生医療による治療を検討する方は、ぜひ当院へご相談ください。
2020.07.29 -
- 免疫細胞療法
「季節の変わり目になるとよく風邪をひきやすい…」といった悩みを持つ方にとって、免疫力を高めるためにおすすめなのがサプリメントの活用です。 免疫力を維持するために必要な栄養素が不足すると、私たちの体をウイルスや細菌から守ってくれる免疫システムが弱ってしまう原因に繋がります。 その結果としてよく風邪をひくといった症状や、そのほかの感染症、慢性的な体調不良などに陥ってしまう場合も。 そこで本記事では、風邪を引きにくくするために役立つサプリメントをご紹介します。 日々の食事で不足しがちな栄養素を補い、健康な体作りをサポートするために、ぜひ参考にしてみてください。 よく風邪をひく方におすすめのサプリメント5選 風邪をひきやすい方には、免疫力を高めるために以下の成分が含まれているサプリメントの活用が効果的です。 【よく風邪をひく方におすすめの成分】 たんぱく質 ビタミン ミネラル 鉄 亜鉛 特に季節の変わり目や寒い時期には、体調を整えるための対策が必要です。 ここでは、風邪予防に効果的なサプリメントをご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。 たんぱく質 たんぱく質は、免疫機能を正常に保つために不可欠な栄養素です。 体内の免疫細胞のほとんどはたんぱく質から作られており、これらの細胞が十分に働くことで、風邪などの感染症に対する抵抗力が高まります。 【おすすめの摂取方法】 動物性たんぱく質 ↳鶏肉や牛肉・魚・卵などは、必須アミノ酸を含んでいる 植物性たんぱく質 ↳大豆製品や豆類・ナッツなどはビタミンやミネラルも豊富 普段の食事から上記の食品をバランスよく摂取して、栄養バランスを整えることが重要です。 しかし食事だけで十分な量を摂るのが難しい場合は、サプリメントを活用することも選択肢の一つです。 成人の場合、1日に必要なたんぱく質の摂取量は、体重1kgあたり1.0〜1.2g程度が目安(※)とされています。 ※参考:厚生労働省「1―2 たんぱく質」 風邪をひきやすい方や免疫力を強化したい方は、意識的にたんぱく質を多く摂るように心がけましょう。 ビタミン ビタミン類は、体の機能を正常に保ち、免疫システムが効果的に働くために不可欠な栄養素です。 ビタミンには多くの種類が存在し、それぞれが免疫維持において異なる重要な役割を担っています。 ビタミンA ↳皮膚や喉、鼻などの粘膜の健康を維持する働きがある ビタミンC ↳抗酸化作用を持ち、体内で発生した活性酸素から細胞を守る ビタミンD ↳免疫細胞の活性化や、免疫系のバランス調整に関与 ビタミンE ↳ビタミンCと同様に強い抗酸化作用を持ち、細胞膜を酸化ダメージから保護する これらのビタミンは、体内で合成できないものもあるため、食事やサプリメントからバランスよく摂取することが基本となります。 不足すると免疫力が低下し、感染症への抵抗力が弱まる可能性があるので、サプリメントを活用して上手く栄養を摂取しましょう。 ミネラル ミネラルは、体の組織の構成や生理機能の調節に不可欠であり、免疫システムを正常に働かせるためにも重要な役割を担う栄養素群です。 免疫機能に特に関わりの深いミネラルとしては、主に以下のものが挙げられます。 亜鉛 ↳新しい細胞が作られる際に必須であり、免疫細胞の正常な分化や機能維持 セレン ↳抗酸化作用を持つ酵素の構成成分として、細胞を活性酸素によるダメージから守る マグネシウム ↳体内の数百種類以上の酵素反応に関与し、免疫機能を向上させる役割を持つ ミネラルは体内で合成できないため、食事から摂取する必要があり、不足すると免疫細胞の働きが低下して感染症への抵抗力が弱まる可能性があります。 赤身の肉やレバー・魚介類や緑黄色野菜はミネラルを豊富に含むので、日々の食事から意識的に摂取することが重要です。 しっかり摂取することで、免疫力を高めて、風邪をひきにくい体を作っていきましょう。 鉄 鉄は血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの主成分として、全身に酸素を運ぶ重要な役割を担っています。 また同時に、免疫細胞が正常に機能するためにも不可欠なミネラルであり、不足するとよく風邪をひくといった感染症へのかかりやすさに繋がる可能性も。 さらに鉄は、免疫細胞が病原体と戦う際に必要な酵素の構成成分になるなど、免疫機能そのものにも直接関わっています。 そのため鉄が不足すると、体がだるい、疲れやすいといった貧血などの症状だけでなく、免疫力が低下し、感染症に対する抵抗力が弱まることもあるのです。 特に月経のある女性や、妊娠・授乳中の方・成長期の子供や食事量が少ない方などは、鉄不足に陥りやすい傾向があるため注意が必要です。 亜鉛 亜鉛は、体内の多くの酵素の正常な働きや細胞の成長と分裂に不可欠であり、免疫システムを維持するためにも重要なミネラルです。 しかし亜鉛は体内で吸収されにくい特徴を持ち、日本人の通常の食事では摂取量が推奨量に満たない傾向があります。 以下の亜鉛を豊富に含む食材を意識的に摂取して、亜鉛不足を日々の食事から防ぐことが重要です。 魚介類(特に牡蠣) 赤身の肉、レバー チーズなどの乳製品 ナッツ類(カシューナッツ、アーモンドなど) 大豆製品、玄米 亜鉛1日の推奨摂取量は30~64歳の男性で9.5mg、女性の場合は8mgが目安(※)とされています。 ※参考:公益財団法人「亜鉛の働きと1日の摂取量」 食事から摂取するのが難しい場合、サプリメントで補うことも有効な手段です。 しかし過剰に摂取すると、銅などの他の必須ミネラルの吸収妨げの原因にもなるので、適量を超えないように摂取量に十分注意しましょう。 風邪予防でサプリを利用するときの注意点 免疫力に関係することに限らず、生活にサプリメントを導入する際に注意するべきなのは「欠乏症」と「過剰症」です。 欠乏症 ↳栄養不足による症状 過剰症 ↳栄養を過剰摂取した際に起こる症状 欠乏症とは、特定の栄養素が不足することで体に異常や不調が現れる状態のことで、代謝や免疫・ホルモンなどの働きに影響を及ぼします。 過剰症になると特定の栄養素が他の栄養素の吸収を阻害するため、摂取タイミングを分けるなどして、対策をとる必要があります。 サプリメントで特定の栄養を多く摂取する場合には、過剰症となる摂取量を超えないように、事前に推奨量を把握して利用することが重要です。 サプリメント以外で免疫力を高める方法 免疫力を高めるためにサプリメントは有効な手段ですが、日々の生活習慣や食事・運動などを見直すことも、免疫力を強化するために重要です。 【サプリメント以外で免疫力を高める方法】 バランスの取れた食事 質の高い睡眠を確保する 適度な運動を習慣にする ストレスを上手に管理する 免疫力を高めるには、特定の栄養素だけでなく、たんぱく質やビタミン・ミネラルなどを様々な食品からバランス良く摂取することが基本です。 特に腸内環境を整える発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌など)や食物繊維(野菜、きのこ、海藻など)を、積極的に取り入れて免疫力アップを目指しましょう。 睡眠中は免疫細胞の働きが活発になり、日中の活動で受けた体のダメージを修復する重要な時間です。 毎日8時間程度の睡眠時間を目安にし、寝る前のカフェイン摂取やスマートフォンの使用を控えるなどして、深く質の良い睡眠をとることも重要です。 また、ウォーキングやジョギング・軽い筋力トレーニングなどの適度な運動は、血行を促進し、免疫細胞の働きを活性化させる効果が期待できます。 無理のない範囲で週に数回程度、継続して行い免疫系を刺激して、病気から体を守る力を高めましょう。 さらに過度なストレスは免疫機能を抑制するホルモンの分泌を促し、免疫力を低下させる原因となります。 趣味や好きなことに打ち込む時間を作る・ゆっくり入浴する・自然に触れるなど、自分に合った方法でストレスを発散し、心身をリラックスさせる時間を作りましょう。 これらの方法を日常生活に取り入れることで、免疫力を高め、風邪や感染症に対する抵抗力を強化することができます。 健康的なライフスタイルを維持することが、免疫力アップのカギとなるので、ぜひ試してみてください。 慢性的な免疫力低下で悩んでいる方に「免疫細胞療法」をご紹介 風邪をひきやすい方や、頻繁に体調を崩す方にとって、免疫力を高める方法を探すことは重要です。 そこで知っていただきたいのが、「免疫細胞療法」です。 免疫細胞療法は体内の免疫細胞を強化する治療法で、細胞を体外で培養しそれを体内に戻すことで、免疫力を向上させます。 【免疫細胞療法の特徴】 免疫力の向上 自己免疫機能の改善 病気予防 免疫細胞療法は風邪をひきやすい方や、慢性的な免疫力低下が問題となっている方にも、有効な治療方法となります。 専門のクリニックで治療を受けることができますが、治療内容や費用については、事前に確認しておくことが大切です。 リペアセルクリニックでは、最新の再生医療技術を用いて、免疫力を強化する治療を提供しています。 特に「免疫細胞療法」では、患者様自身の免疫細胞を強化することで、がんや感染症に対する抵抗力を高め、健康維持をサポートします。 専門の医師が個別に対応し、安全で効果的な治療を提供していますので、免疫力向上を目指す方におすすめです。 【まとめ】よく風邪をひく方はサプリメントで不足している栄養素をとりましょう 風邪をひきやすい方にとって、免疫力の強化は重要な対策です。 日々の食事から必要な栄養素を摂取することが基本ですが、忙しい生活の中で不足しがちな栄養素を効率よく補うためには、サプリメントを活用するのも一つの方法です。 【よく風邪をひく方におすすめの成分】 たんぱく質 ビタミン ミネラル 鉄 亜鉛 風邪をひきやすい方や免疫力が低下していると感じる方は、自分に必要な栄養素を見極めて、サプリメントを上手に取り入れてみましょう。 また慢性的な免疫力低下が問題となっている方や、免疫力を強化したい方には「免疫細胞療法」もおすすめです。 リペアセルクリニックでは、免疫力を高める免疫細胞療法を提供しており、健康促進やがん予防・再発予防に取り組んでいます 最新の再生医療技術を活用した免疫細胞療法を提供しており、患者様自身の免疫細胞を強化して、感染症に対する抵抗力を高めるメリットも。 自分に足りない栄養素を補うだけでなく、免疫細胞療法で体内の免疫機能を強化することで、健康維持にも繋がります。
2020.07.23 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
膝に痛みや違和感を覚えている方の中には、「変形性膝関節症はどんな人に多いの?」と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。 変形性膝関節症とは、膝の軟骨がすり減ることで痛みや腫れなどを引き起こし、症状が進行すると日常生活に支障をきたす恐れがある疾患です。 変形性膝関節症は、高齢女性や肥満の方、O脚の方によく見られます。 この記事では、変形性膝関節症はどんな人に多いのか、発症しやすい人の特徴や予防策について解説します。 変形性膝関節症のリスクを高める要因や対策を把握して、膝を守るための習慣作りをはじめてみましょう。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性膝関節症による痛み症状の改善が期待できる再生医療の治療法や症例を公開中です。 歩けないほどの痛みに進行してしまう前に再生医療とはどのような治療かご確認ください。 変形性膝関節症とは?【基礎知識】 変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減って痛みや腫れを引き起こす病気です。 膝の軟骨がすり減ると骨同士がこすれあって炎症が起こり、膝の痛みやこわばり、関節の変形へとつながります。 主に中高年に多い病気ですが、近年では若い方でも発症するケースがみられます。 変形性膝関節症の原因 変形性膝関節症の主な症状 変形性膝関節症の原因や症状を理解することは、適切な予防や早めの対応につながります。 順番に見ていきましょう。 変形性膝関節症の原因 変形性膝関節症は、膝への負担が少しずつ蓄積されて発症します。 代表的な要因は、以下の通りです。 加齢 筋肉の低下 肥満 O脚・X脚 スポーツや交通事故などによる膝の外傷 上記の要因が重なると膝の軟骨がすり減りやすくなり、炎症や痛みが生じます。 日頃から体重管理・筋力維持・正しい姿勢の意識を心がけることで膝への負担を減らし、変形性膝関節症の発症や進行を防ぐことにつながります。 変形性膝関節症の主な症状 変形性膝関節症の症状は、進行度によって変化しますが、比較的早い段階から以下のようなサインが現れます。 歩き始めや立ち上がるときの膝の痛み 朝のこわばりや動かしにくさ 膝の腫れや熱感 関節に水がたまり膝が重く感じる 症状が進行すると安静にしているときでも膝に痛みを感じるようになり、歩行が難しくなるといった日常生活への影響が大きくなる恐れがあります。 変形性膝関節症になりやすい人の特徴【7つの高リスク要因】 変形性膝関節症になりやすい人の特徴は、以下の7つです。 年齢(50歳以上で急増) 性別(女性に多い傾向) 肥満・体重増加 職業・生活習慣 スポーツ歴 脚の形(O脚・X脚) 膝の外傷歴・遺伝要因 それぞれの要因について詳しく見ていきましょう。 年齢(50歳以上で急増) 変形性膝関節症は40歳から増え始め、50歳以上で急増※する傾向があります。 ※出典:厚生労働省科学研究成果データベース「膝痛・腰痛・骨折に関する高齢者介護予防のための地域代表性を有する大規模住民コホート追跡研究」 膝のクッションの役割をする軟骨は、年齢とともにすり減って硬くなるためです さらに、太ももやふくらはぎなどの筋力が落ちると膝関節が支えられなくなり、軟骨により強い負荷がかかってしまいます。 そのため、50代以上の方は膝への負担が増えやすく、変形性膝関節症のリスクが高くなります。 軽い違和感でも見過ごさず、ストレッチや筋力トレーニングで早めにケアしましょう。 性別(女性に多い傾向) 変形性膝関節症は、女性に多い傾向があります。 男性と女性の有病率を調べると、60歳を過ぎると、女性の発症率は男性の約1.5〜1.6倍になる※ことがわかりました。 ※出典:PubMed 年齢 男性 女性 比率 60~69歳 35.2% 57.1% 女性が約1.6倍多い 70-79歳 48.2% 71.9% 女性が約1.5倍多い 80歳以上 51.6% 80.7% 女性が約1.5倍多い 変形性膝関節症に女性が多い理由は女性ホルモンの低下や、男性よりも筋力が少ない点などが挙げられます。 女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、女性らしい体型を作るだけでなく軟骨成分であるコラーゲンの生成を促す働きがあります。 しかし、エストロゲンは更年期を過ぎるとほとんど分泌されません。 そのため、更年期を過ぎると膝の軟骨がすり減りやすくなり、変形性膝関節症のリスクが高まると考えられます。 肥満・体重増加 肥満または体重が増えた場合、膝関節にかかる負担が大きくなるため、変形性膝関節症を発症しやすくなるといわれています。 肥満によって膝の負担が増えると、軟骨のすり減りが加速する恐れがあるためです。 たとえば、歩くときは体重の3倍、階段の上り下りでは7倍もの重さが膝にかかります。 1~2kgの減量だけでも膝への負担を軽減できる可能性があるため、症状の改善・再発予防のためにも体重管理は重要です。 職業・生活習慣 膝に大きな負担がかかる仕事や生活習慣も、変形性膝関節症のリスクを高める要因の一つです。 次のような職業は、膝関節に負担がかかりやすいとされています。 営業 運送業 農業 調理師 美容師 保育士 介護士 接客業 重い物を持つ機会が多い仕事や、長時間の立ち姿勢、歩行、しゃがみ動作を繰り返す仕事では、膝の軟骨がすり減りやすくなり変形性膝関節症を発症しやすくなる可能性があります。 以下の記事では、介護職における変形性膝関節症のリスクや対策を詳しく解説しているので、詳しく知りたい方はご覧ください。 スポーツ歴 膝への負担が大きいスポーツを長期間続けていた場合、軟骨のすり減りが進みやすく、変形性膝関節症の発症リスクが高まることがあります。 膝を酷使しやすいスポーツの一例は、以下の通りです。 ランニング 登山 ラグビー サッカー バレーボール 野球 ゴルフ テニス ウエイトリフティング スキー スケート 現役で運動している人はもちろん、若い頃に膝に負担のかかるスポーツをしていた場合でもリスクは残ります。 運動後の膝痛が翌日まで続くときは、無理をせず3日~1週間程度スポーツを休むことも大切です。 以下の記事ではランニングと変形性膝関節症の関係について詳しく解説していますので、気になる方は参考にしてみてください。 脚の形(O脚・X脚) O脚やX脚の方は膝への負担が偏りやすく、変形性膝関節症を発症するリスクが高まることがあります。 それぞれの特徴とリスクは、以下の通りです。 膝の変形 特徴 変形性膝関節症のリスク O脚 左右のくるぶしを付けて立った際に、膝間に隙間ができる 膝の内側に体重が集中し、軟骨がすり減りやすくなる X脚 左右の膝の内側をつけて立った際に、くるぶし間に隙間ができる 膝の外側に負担がかかり、軟骨が摩耗しやすい O脚やX脚の主な原因は筋力不足や姿勢の癖、生まれつきの骨格、怪我の後遺症などです。 将来的に変形性膝関節症につながる可能性があるため、ストレッチや筋トレによって膝への負担を軽減する対策をしましょう。 膝の外傷歴・遺伝要因 膝に過去のケガや病気のある方は、変形性膝関節症のリスクが高くなる傾向があります。 主な膝の既往歴を、以下にまとめました。 靭帯の断裂 半月板損傷 膝の骨折 関節リウマチ スポーツや事故で膝の靭帯・半月板・軟骨が損傷すると膝の滑らかな動きや安定性が失われ、軟骨への負担が増すことがあります。 とくに、半月板(膝の骨と骨の間にあるクッション)は膝をしっかり支える役割を持つため、損傷や手術による切除で軟骨に過度な負荷がかかりやすくなります。 膝に痛みや違和感が続く場合は早めに整形外科や関節専門医に相談し、適切な検査や治療を受けましょう。 また、関節リウマチは、体を守るはずの免疫システムが誤って自分の関節を攻撃してしまう病気のため、変形性膝関節症に発展する可能性があります。 関節リウマチの治療法については以下の記事で解説しているため、参考にしてください。 変形性膝関節症になりやすい人の予防策 変形性膝関節症になりやすい人の予防策は、以下の通りです。 膝への負担を避ける工夫を行う 体重管理を徹底する 膝周辺の筋トレやストレッチを行う 変形性膝関節症の発症や進行を防ぐには、膝関節に負担をかけないことが重要です。 症状を放置していると痛みが強くなり日常生活に支障をきたす可能性があるので、早めに対策しましょう。 膝への負担を避ける工夫を行う 変形性膝関節症になりやすい方は、日常生活に以下の工夫を取り入れると、膝の負担軽減が見込めます。 歩くときは膝をしっかり伸ばし、足の親指や人差し指で体重を支える 背筋をまっすぐに保つ姿勢を意識する ベッドや椅子、洋式便器など生活環境を膝に優しいものに変える 階段の昇降時は手すりを活用して体重を分散する 入浴時は湯船にしっかりつかって筋肉をほぐす 日常生活では、上記のような対策を取ることで膝の負担を軽減させる工夫をし、変形性膝関節症のリスクを増やさないようにしましょう。 体重管理を徹底する 肥満の方は、膝への負担を減らすために体重管理を意識して減量を心がけることが大切です。 体重が3㎏増えると、歩くときには膝に9㎏以上の負担がかかるといわれています。 体重管理のポイントは、下記の通りです。 毎日体重を測ることで変動を把握する 食事は腹八分目を意識する 野菜から食べ、血糖値の上昇を緩やかにする 間食を控える 20分程度の適度な有酸素運動(ウォーキング、サイクリング、水中運動など)を行う 体重を1kg減らすだけでも膝の負担軽減が期待できるため、無理のない範囲で少しずつ取り組むことが重要です。 膝周辺の筋トレやストレッチを行う 変形性膝関節症を防ぐためにも、膝周辺の筋トレやストレッチを行いましょう。 膝周辺の筋力や柔軟性が向上すると、膝の関節が安定し負担軽減につながります。 以下のような、膝の動きを支える太もものトレーニングを実施しましょう。 背もたれのある椅子に深く腰掛ける 膝を伸ばして片足を水平までゆっくり持ち上げる 5秒間キープする 持ち上げた足をゆっくり下す 次に、膝の動きを良くするトレーニングを紹介します。 足を伸ばして座り、かかとの下にタオルを置く かかとをゆっくりとお尻に近づけ、できるだけ膝を曲げる かかとをゆっくりとお尻から遠ざけ、できるだけ膝を伸ばす 膝が曲げにくい方や痛みがある場合は、無理をせずに休憩しながら行うことが大切です。 運動を毎日の習慣に少しずつ取り入れることで膝の安定性を保ち、変形性膝関節症のリスクを抑えることが期待できます。 変形性膝関節症の治し方 変形性膝関節症は、症状や生活への影響に応じて、以下の治療法が選ばれます。 保存療法 手術療法 再生医療 どの治療法が自分に合っているのか、症状の段階や生活スタイルに合わせた選び方を知ることで膝の痛みを和らげ、将来的な進行を防ぎましょう。 保存療法 変形性膝関節症の軽度〜中等度の症状では、保存療法で症状を和らげ、膝の機能維持を目指します。 保存療法で行われる主な治療方法は、以下の通りです。 治療方法 内容 運動療法 太ももや膝周囲の筋肉を鍛え、膝の安定性を高める 装具療法 杖やサポーターを使用し、膝への負担を軽減する 薬物療法 痛みや炎症を抑える内服薬や湿布を用いる 膝の滑らかな動きを助けるヒアルロン酸を注射する 強い炎症や痛みにはステロイドを注射する 保存療法は膝の痛みや腫れを抑えつつ、関節への負担を減らすことが目的です。 3カ月から半年ほど続けても改善が見られない場合は、手術が検討されます。 手術療法 変形性膝関節症の症状が進行したり、保存療法で十分な効果が得られなかったりする場合は、手術療法が選択されます。 手術は膝の痛みや歩行制限を改善し、生活の質を向上させることを目的としています。 主な手術方法は、以下の通りです。 手術の種類 内容 関節鏡視下手術 膝に小さな穴を開け、内視鏡で損傷した軟骨片を取り除く 骨切り術 O脚・X脚などの変形に対して、骨の一部を切り正しい方向に体重がかかるように調整 人工膝関節置換術 損傷した骨を削り、人工関節を設置して膝の機能を回復 手術後は、数カ月にわたるリハビリが欠かせません。 また、血栓症や人工関節のゆるみなどのリスクも考えられるため、医師と十分に相談して治療方法を検討しましょう。 以下の記事は、変形性膝関節症手術の種類や特徴について紹介しているので、合わせて参考にしてください。 再生医療 手術に頼らず関節の修復を目指す再生医療も、変形性膝関節症の治療法として挙げられます。 再生医療の特徴は、以下の通りです。 患者さま自身の細胞や血液を用いて、損傷した組織にアプローチする 入院や手術をせずに治療できる アレルギー反応や拒絶反応などの副作用リスクが少ない 再生医療は手術に抵抗がある方や、自分の膝関節を温存したい方に選ばれています。 「手術しか選択肢がない」といわれている症状でも、手術せずに改善できる可能性がある治療法です。 再生医療の治療法について詳しく知りたい方は、ぜひ当院「リペアセルクリニック」までご相談ください。 変形性膝関節症に関してよくある質問 変形性膝関節症に関してよくある質問を紹介します。 変形性膝関節症の治し方は? 変形性膝関節症の初期症状は? 若い人でも変形性膝関節症になる? 変形性膝関節症でしてはいけないことは? 変形性膝関節症を放っておくとどうなる? それぞれ詳しくみていきましょう。 変形性膝関節症の治し方は? 変形性膝関節症の治療は、症状の程度や生活の影響に応じて段階的に選ばれます。 主な治療法は、以下の通りです。 治療法 治療内容 保存療法 運動療法 訓練で太ももや膝周囲の筋肉を強化する 装具療法 杖やサポーターなどの使用する 薬物療法 内服薬や湿布薬で炎症を抑える 膝の滑らかな動きを助けるヒアルロン酸の注射をする 強い抗炎や鎮痛作用があるステロイド注射する 手術療法 関節鏡視下手術 膝に小さな穴を開けて内視鏡と呼ばれる器具を挿入し、損傷した関節軟骨片を取り除く 骨切り術 進行したO脚・X脚に対して、すねや太ももの骨を一部切り取り正しい部分に体重がかかるように関節の向きを矯正する 人工膝関節置換術 損傷した骨を削って形を整えながら、人工関節を設置する 保存療法は炎症や痛みを抑えるために内服薬や注射を施したり、筋力の強化を目指したりします。 保存療法を半年程度続けても症状の改善がみられない場合は、手術による治療が検討されます。 また、近年は手術しない治療法として、再生医療も選択肢のひとつです。 再生医療は、患者さま自身の細胞を使って損傷した軟骨の修復を促す治療法です。 実際に当院で変形性膝関節症に対する再生医療の症例は、こちらからもご確認いただけますので、併せてご確認ください。 手術に抵抗がある方は、再生医療による治療をご検討ください。 変形性膝関節症の初期症状は? 変形性膝関節症の主な初期症状は、下記の通りです。 歩き始めや立ち上がりに膝が痛む 長時間座った後や朝起きたときに膝がこわばり動かしにくい 膝周囲に触れると温かさを感じることがある 初期段階で症状に気づくことで、運動療法や生活習慣の工夫などで進行を抑えやすくなります。 膝に違和感や軽い痛みが続く場合は、早めに整形外科や関節専門医に相談しましょう。 若い人でも変形性膝関節症になる? 変形性膝関節症は高齢者に多い病気ですが、若い世代でも発症する場合があります。 とくに、以下のような要因が関係しています。 肥満の方は膝にかかる負担が増え、関節がすり減りやすくなる O脚・X脚の方は、膝の特定の部位に過度な負担がかかりやすくなる 事故やスポーツによって膝の靭帯や半月板が損傷すると、軟骨の損傷が進む場合がある 膝の関節に慢性的な負担がかかりやすくなる仕事をしている 若い段階で膝に負担がかかる生活を続けると、将来的に変形性膝関節症の発症や進行につながる可能性があります。 そのため、体重管理や筋力トレーニング、正しい姿勢の維持などの日常生活の工夫が膝の負担軽減につながります。 早めに対策を取り、膝の健康を守りましょう。 変形性膝関節症でしてはいけないことは? 変形性膝関節症の症状がある場合、膝に過度な負担をかける行動は避けましょう。 無理に膝を使うことで関節の損傷が進行し、痛みや変形が悪化する恐れがあります。 以下の点に注意しましょう。 長時間の正座やあぐら 階段の昇降を急ぐ・飛び降りる動作 過度なランニングやジャンプを伴う運動 急な体重増加 膝に痛みがある状態での無理なストレッチや運動 硬い床や地面での長時間の立ち作業 日常生活では膝にやさしい姿勢や運動を意識し、症状の進行を防ぎましょう。 変形性膝関節症を放っておくとどうなる? 変形性膝関節症は、治療や生活習慣の改善を行わず放置すると症状が進行し、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。 変形性膝関節症を放っておくと、以下のようなリスクが生じる可能性があります。 歩行時だけでなく、安静時にも膝の痛みが出るようになる O脚やX脚などの変形が進行し、膝の見た目や歩き方に影響する 階段の昇降や立ち座りが困難になる 膝をかばう動きが増え、周囲の筋力が落ちて関節が不安定になる 症状が進むと人工膝関節置換術などの手術が検討される場合がある 日常生活の質を維持するために、膝の違和感や軽い痛みを感じたら早めに整形外科や関節専門医に相談しましょう。 変形性膝関節症になりやすい人は早期対策で予防・改善が重要 変形性膝関節症は少しずつ症状が進行する疾患なので、膝の負担がかからないようにしましょう。 変形性膝関節症になりやすい方は、下記の通りです。 年齢(50歳以上で急増) 性別(女性に多い傾向) 肥満・体重増加 職業・生活習慣 スポーツ歴 脚の形(O脚・X脚) 膝の外傷歴・遺伝要因 膝の負担が少ない姿勢を身につけたり、膝周りの筋力を強化したりして変形性膝関節症の発症や症状の進行を防ぎましょう。 また、近年の変形性膝関節症の治療では、手術せずに症状改善を目指せる治療法として再生医療が注目されています。 当院「リペアセルクリニック」では、変形性膝関節症に対して再生医療を提供しています。 以下の動画では、実際に当院で再生医療の治療を受け、変形性膝関節症が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 再生医療による治療に興味のある方は、ぜひ当院「リペアセルクリニック」までご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.07.22 -
- ひざ関節
- 再生治療
通勤やドライブなど、特に長時間の運転が多い人は、車に乗るたびに感じる膝のつらい痛みにお悩みではありませんか。 何気なく行っている運転が実は膝に大きな負担をかけているかもしれませんが、車の運転中や運転後に膝が痛むという症状は、適切な対策を行えば改善が期待できます。 長時間のドライブで膝に違和感を覚えたり、車から降りる際に膝の曲げ伸ばしがつらいと感じたりしているあなたへ、この記事では痛みを引き起こす4つの主要な原因と、今日から実践できる具体的な改善方法をお伝えします。 また、再生医療の専門的なクリニックである当院(リペアセルクリニック)では、膝の慢性的な痛みの症状に対して改善が見込める再生医療について、最新の情報を発信しています。 >>再生医療で改善が見込めた「ひざ関節の症例」の詳細はこちら 公式LINEでは、再生医療のガイドブックだけでなく、膝の改善症例を動画形式でも紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。 運転中に膝が痛くなる4つの主な原因 運転による膝の痛みは、主に以下の4つの要因が複合的に作用して発生します。 アクセル・ブレーキ操作による膝への負担 長時間同じ姿勢でいることによる血行不良 間違ったシートポジションによる不自然な体勢 クッション性の低いシートによる路面からの衝撃 これらの原因は単独で痛みを引き起こすこともあれば、複数の要因が重なって症状を悪化させることもあります。 あなたの運転習慣や車の状態と照らし合わせながら、どの原因が当てはまるかを確認してみてください。 アクセル・ブレーキ操作による膝への負担 アクセルとブレーキを交互に踏む動作は、膝関節の中でも特に膝蓋骨(しつがいこつ)周辺の筋肉や靭帯に繰り返し負荷をかけます。 特に問題となるのが、かかとを床に固定したまま、つま先だけでペダル操作を行う運転方法です。 この動作では、膝から下のすねの骨が不自然に外側へ捻れ、膝関節内の軟骨組織に偏った圧力がかかってしまいます。 通常の歩行では足全体を使って自然な動きをしますが、ペダル操作では限られた範囲での反復動作となるため、特定の部位に疲労が蓄積しやすくなります。 正しいペダル操作では、足全体を使ってペダルを踏むことを意識し、時には足をペダルから離して休ませることも効果的です。 長時間同じ姿勢でいることによる血行不良 長時間にわたり膝を曲げたままの同じ姿勢を続けると、膝周辺の筋肉がこわばり、血行が悪くなることで痛みを引き起こしやすくなります。 血行不良が起こると、筋肉内に疲労物質や発痛物質(ブラジキニンやプロスタグランジンなど)が蓄積し、発痛物質が排出されにくくなります※。 ※出典:血行障害性疼痛 その結果、膝に鈍い痛みや重だるさを感じるようになり、車から降りて歩き出す際に強い痛みを感じるケースも少なくありません。 高速道路での長距離運転では、1~2時間ごとにサービスエリアで休憩を取り、軽いストレッチや歩行で血流を改善させることが痛みの予防につながります。 間違ったシートポジションによる不自然な体勢 自分に合わないシートポジションでの運転は、無意識のうちに膝へ不自然な力がかかり続け、痛みを誘発する大きな要因です。 例えば、シートがハンドルに近すぎると膝が窮屈に曲がり続け、膝裏の血管や神経を圧迫してしまいます。 逆にシートが遠すぎると、ペダルを踏むたびにつま先を伸ばすことになり、膝やふくらはぎの筋肉に過度な緊張を強いることにつながります。 適切なドライビングポジションを見つけるには、まずシートに深く腰掛け、背中をシートバックにしっかりと密着させてから各部の調整を行うことがポイントです。 クッション性の低いシートによる路面からの衝撃 長年使用してへたったシートや、もともとクッション性の低いシートでは、路面からの振動や衝撃が十分に吸収されません。 その結果、吸収されなかった衝撃がドライバーの身体、特に腰や膝関節へダイレクトに伝わり、痛みを引き起こすことがあります。 特に舗装状態の悪い道路や、段差の多い市街地を走行する際には、この影響が顕著に現れます。 健康な膝関節であればある程度の衝撃は吸収できますが、加齢により関節軟骨が薄くなっている場合や、すでに変形性膝関節症の初期症状がある場合には、わずかな衝撃でも痛みを引き起こす可能性があります。 シートクッションの追加や、衝撃吸収性の高いシートカバーの使用により路面からの振動を軽減できるだけでなく、タイヤの空気圧を適正に保つことも、車全体の衝撃吸収性を向上させる効果があります。 運転中・運転後に!膝の痛みを和らげる緊急対処法 運転中や運転直後に感じる膝の痛みは、適切な応急処置で一時的に緩和できます。 安全な場所に停車して膝の屈伸運動を行う 痛みがある部分をアイシングする 痛みを我慢しながら運転を続けると、症状が悪化するだけでなく、運転への集中力も低下してしまいます。 まずは無理をせず、安全を最優先に考えて行動しましょう。 安全な場所に停車して膝の屈伸運動を行う 運転中に膝の痛みや違和感を感じたら、まずサービスエリアやパーキングエリアなど安全な場所に停車しましょう。 車内で長時間同じ姿勢を続けたことで硬くなった膝周りの筋肉をゆっくりほぐすと血流が改善し、痛みの軽減が期待できます。 運動の際は「痛気持ちいい」程度にとどめ、決して無理をしないことがポイントです。 急激な動きは筋肉や靭帯を傷める可能性があるため、必ずゆっくりとした動作を心がけてください。 また、屈伸運動と併せてアキレス腱伸ばしも効果的で、ふくらはぎの筋肉をストレッチすることで、膝への負担が軽減されます。 片足を後ろに引き、かかとを地面につけたまま体重を前にかけ、10秒間キープする動作を左右3回ずつ行いましょう。 痛みがある部分をアイシングする 運転後に膝が熱っぽく感じたり、腫れぼったさがある場合は炎症が起きている可能性があり、このような症状にはアイシング(冷却)が効果的です。 冷やすことで血管が収縮し、炎症物質の拡散を抑え、痛みを緩和する効果が期待できます。 コンビニエンスストアで購入できる冷却スプレーや、ペットボトルに入れた冷水でも代用可能です。 ただし、感覚がなくなるほど冷やしすぎると凍傷のリスクがあるため、適度な冷たさを保つよう注意してください。 膝の痛みを繰り返さない!今日からできる予防・改善策5選 運転による膝の痛みは、日々の習慣を少し変えるだけで劇的に改善する可能性があります。 ここでは、今日からすぐに実践できる5つの予防・改善策を紹介します。 正しいシートポジションに調整する 運転姿勢をサポートする便利グッズを活用する 運転前後に効果的!膝周りのストレッチ 定期的な休憩を心がける 日常生活から見直す膝への負担軽減策 一度に全てを実践する必要はありません。 まずは取り組みやすいものから始めて、徐々に習慣化していくことで、膝の痛みから解放された快適なカーライフを取り戻せるでしょう。 正しいシートポジションに調整する 適切なシートポジションへの調整は、膝への負担を軽減する最も基本的かつ効果的な方法です。 理想的な位置は、ブレーキペダルを強く踏み込んだときでも、膝が伸びきらず、90度から110度程度の自然な角度を保てる状態です。 シート調整後は、必ず5分程度の試運転を行い、違和感がないか確認しましょう。 最初は違和感があっても、正しいポジションに慣れることで、膝への負担は確実に軽減されます。 運転姿勢をサポートする便利グッズを活用する 市販されている運転サポートグッズを上手に活用することで、膝への負担をさらに軽減できます。 それぞれのグッズには特有の効果があるため、自分の症状や運転スタイルに合わせて選ぶことがポイントです。 グッズの種類 主な効果 選び方のポイント 膝下クッション 太ももの圧迫を軽減し、血流を改善 厚さ3~5cm程度で、硬すぎないものを選ぶ 低反発シートクッション 路面からの衝撃を吸収し、体圧を分散 運転席の形状に合うサイズで、通気性の良いもの ペダルカバー ペダル操作時の足への衝撃を緩和 滑り止め加工があり、純正ペダルにフィットするもの 膝用サポーター 膝関節を適度に固定し、安定性を向上 伸縮性があり、長時間着用しても締め付けないもの これらのグッズは、カー用品店やオンラインショップで手軽に購入できます。 ただし、過度に頼りすぎると筋力低下を招く可能性もあるため、あくまで補助的な使用にとどめることをおすすめします。 運転前後に効果的!膝周りのストレッチ 運転前後のストレッチは、膝周りの筋肉の柔軟性を保ち、血流を促進する効果があります。 特に大腿四頭筋(太もも前側)、ハムストリングス(太もも裏側)、殿筋(お尻)のストレッチが効果的です。 1. 大腿四頭筋のストレッチ 車や壁に片手をついて立つ 片足の足首を掴み、かかとをお尻に近づける 太もも前側が伸びているのを感じながら20秒キープ 左右各3回実施 2. ハムストリングスのストレッチ 片足を一歩前に出し、かかとを地面につける 前に出した足のつま先を上に向ける 上体を前に倒し、太もも裏側の伸びを感じながら20秒キープ 左右各3回実施 3. 殿筋のストレッチ 運転席に座った状態で、片足の足首を反対の膝に乗せる 背筋を伸ばしたまま、上体を前に倒す お尻の奥が伸びるのを感じながら15秒キープ 左右各3回実施 各ストレッチは、呼吸を止めずにリラックスして行うことがコツです。 痛みを感じる場合は無理をせず、心地よい伸びを感じる程度にとどめましょう。 定期的な休憩を心がける 長時間の連続運転は、膝への負担を蓄積させる最大の要因です。 最低でも1~2時間に1回は休憩を取り、車から降りて体を動かすことで、膝の痛みを予防できます。 高速道路では約50km間隔でサービスエリアが設置されているため、これを目安に休憩計画を立てると良いでしょう。 市街地走行でも、2時間を超える運転では意識的に休憩を取ることをおすすめします。 日常生活から見直す膝への負担軽減策 運転時の膝の痛みを根本から改善するには、日常生活での膝への配慮も欠かせません。 特に体重管理と筋力強化は、膝関節への負担を軽減する最も効果的な方法です。 体重が1kg増えると、膝には約3~4kgの負荷が追加されるため、運転時の膝への負担軽減のためにも適正体重を維持することを心がけましょう。 膝を支える筋力トレーニングとしては、以下のようなものがおすすめです。 ウォーキング:1日20~30分、週3回以上 水中ウォーキング:膝への負担が少なく、効果的に筋力アップ 椅子からの立ち座り運動:太もも前側の筋力強化に効果的 これらの運動を継続することで、膝の痛みに悩まされない体づくりができるでしょう。 長く続く膝の痛みは変形性膝関節症かも?セルフチェック方法も紹介 セルフケアを試しても運転時の膝の痛みが続く場合、その背景には「変形性膝関節症」という関節の病気が隠れている可能性があります。 これは加齢などにより膝の軟骨がすり減ることで炎症や痛みが起きるもので、決して珍しいものではありません。 過度に不安になる必要はありませんが、ご自身の膝の状態を知るために、以下の項目に当てはまるものがないか確認してみましょう。 もしこれらの項目に複数当てはまるようであれば、一度専門医に相談することを検討しましょう。 痛みが続く・強い場合は迷わず整形外科を受診しよう セルフケアや対策を講じても一向に痛みが改善しない、あるいは痛みが強く日常生活に支障をきたしている場合は、迷わず整形外科を受診しましょう。 整形外科では、膝関節の状態を詳しく調べ、変形性膝関節症の進行度を正確に診断できます。 軟骨のすり減り具合や半月板の損傷、靭帯の状態なども確認でき、適切な治療方針を立てることが可能です。 受診の際は、以下の情報を医師に伝えると、より的確な診断につながります。 痛みが始まった時期と経過 運転時間や頻度 痛みの強さ(10段階評価) 実施したセルフケアとその効果 過去の膝のケガや病歴 早期の受診により、保存療法(運動療法や薬物療法)で改善できる可能性が高まります。 症状が進行してからでは手術が必要になるケースもあるため、「まだ大丈夫」と我慢せず、専門医の診断を仰ぎましょう。 運転と膝の痛みでよくある質問と回答 運転に関する膝の痛みについて、多くの方から寄せられる質問にお答えします。 変形性膝関節症でも車は運転はできる? 膝が痛い場合はサポーターを付ければ運転中も楽になる? 以下で順番に解説していきます。 変形性膝関節症でも車は運転はできる? 変形性膝関節症と診断されても、症状が軽度から中等度であれば、多くの場合は運転を続けることが可能です。 ただし、安全運転のためには膝の状態に応じた工夫と注意が欠かせないため、運転を続ける上での判断基準として、以下の点を確認しましょう。 ブレーキペダルを素早く確実に踏めるか 長時間の運転後も、膝の動きに支障がないか 痛みによって運転への集中力が低下していないか 運転に不安を感じるほどの症状がある場合は、無理をせず運転を控えるようにしてください。 膝が痛い場合はサポーターを付ければ運転中も楽になる? 膝サポーターは、運転中の膝の痛みを一時的に軽減する効果が期待できます。 サポーターが膝関節を適度に固定し安定性を高めることで、ペダル操作時の不安定感や痛みを和らげる効果があります。 しかし、サポーターはあくまで補助的な役割であり、以下の点に注意が必要です。 運転用としては、膝全体を覆うタイプよりも膝蓋骨(お皿)の下を支えるタイプが操作性を妨げにくくおすすめです。 また、通気性の良い素材を選ぶことで、長時間の使用でも快適さを保てます。 運転中の膝の痛みは原因を知り、正しい対策で改善しよう 運転中の膝の痛みは、シートポジションの見直しや適切なストレッチや便利グッズの活用など、原因に応じた正しい対策を講じることで改善が期待できます。 しかし、セルフケアで改善が見られない場合や変形性膝関節症などの疾患が疑われる場合は、早期の医療機関受診が大切です。 適切な診断と治療により症状の進行を抑え、快適な運転を長く続けることができます。 慢性的な膝の痛みに悩まされている方には、最新の治療法として再生医療という選択肢もあります。 再生医療の専門員であるリペアセルクリニックでは、脂肪由来幹細胞を用いた再生医療により、従来の治療では改善が困難だった膝の痛みに対しても新たなアプローチを提供しています。 自己の細胞を活用するため拒絶反応のリスクが少なく、手術を避けたい方にも適した治療法です。 運転を楽しみ続けたい、膝の痛みから解放されたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。 >>再生医療で改善が見込めた「ひざ関節の症例」の詳細はこちら
2020.07.22 -
- 免疫細胞療法
風邪をひきやすい、疲れやすいなど体の変化を感じている場合は、免疫力が低下しているかもしれません。 現代社会では、ストレスや不規則な生活習慣、環境の変化などによって知らず知らずのうちに免疫力が低下してしまいます。 この記事では、日常生活で簡単に免疫力を上げる方法6つと免疫力が低下するとどのような影響があるかをご紹介します。 免疫力の向上に努めて健康な体を維持しましょう。 簡単に免疫力を上げる方法【6選】 簡単に免疫力を上げるには、次の生活習慣を意識することが大切です。 食生活でバランス良く栄養を補給する 体を冷やさないように温める 睡眠の質を高める 適度な運動習慣を身につける 腸内環境を整える ストレスをためこまない これらを意識して生活し、免疫力の向上を目指しましょう。 食生活でバランス良く栄養を補給する 免疫細胞を健康に保つためには、バランスの良い食事が欠かせません。 以下のような食材を積極的に取り入れましょう。 たんぱく質の多い食材:肉・魚・卵・大豆製品など 抗酸化物質(ビタミンA・C・E)を含む食材:にんじん・レモン・ナッツ類など 亜鉛を多く含む食材:牡蠣・種実類など とくに良質なたんぱく質は免疫細胞の材料となるため、肉や魚・大豆製品などを積極的に食事に取り入れましょう。 また、にんじんやナッツ類から摂取できるビタミンA・C・Eなどの抗酸化物質は免疫機能を正常に保つのに役立ちます。 亜鉛も免疫細胞の分化と機能向上に関わるため、牡蠣や種実類などから摂取することが大切です。 一日三食、主食・主菜・副菜をバランスよく組み合わせた食事を心がけましょう。 体を冷やさないように温める 体温が下がると免疫機能も低下するため、体を温めることは免疫力アップの基本です。 体を温めるためのポイントは以下の通りです。 湯船にゆっくり浸かり体の芯から温める 体を温める働きがある食材を食べる 冷たい飲食物をとりすぎない 冷えは免疫細胞の活動を鈍らせ、病原体に対する抵抗力を弱めてしまいます。日常生活では、湯船にゆっくり浸かり芯から体を温めましょう。 また、体を温める働きのある食材も積極的に取り入れると良いです。 ショウガや唐辛子、玉ねぎなどの食材は血行を促進し、体を温める働きに期待できます。 冷たい飲食物のとりすぎにも注意し、特に冬場は首や足元の保温を意識すると良いでしょう。 睡眠の質を高める 質の良い睡眠は免疫力を高める上で非常に重要です。 深い睡眠中に分泌される成長ホルモンは、免疫細胞の働きを活性化させる効果があります。 睡眠の質を高めるために、以下のポイントを意識しましょう。 就寝前にスマートフォンやパソコンの使用を控える 寝室の環境を整える できるだけ同じ時間に就寝・起床する 良質な睡眠のためには、就寝前のスマートフォンやパソコンの使用を控え、ブルーライトを避けることが大切です。 また、寝室の環境を整え、毎日同じ時間に就寝・起床するリズムを作ることも効果的です。 一方で、睡眠不足が続くと免疫力が低下し、風邪などの感染症にかかりやすくなります。 就寝前のリラックスタイムを持ち、心身ともにリラックスした状態で眠りにつくよう心がけましょう。 適度な運動習慣を身につける 適度な運動は免疫機能を活性化させ、病気への抵抗力を高めます。 ウォーキングなどの有酸素運動は、血液やリンパ液の循環を促進し、免疫細胞が体内をスムーズに巡る手助けをします。 一日30分程度の軽い運動を習慣にすることで、免疫細胞の働きが向上すると言われています。 ただし、過度な運動はかえってストレスとなり免疫力を低下させる可能性があるため注意が必要です。 自分のペースで無理なく続けられる運動を選び、日常生活に取り入れましょう。 腸内環境を整える 人間の免疫細胞の約7割は腸に集中していると言われており、腸内環境は免疫力に大きく影響します。 善玉菌が優位な腸内環境を保つことで、免疫細胞が効率よく働き、病原体の侵入を防ぐことができます。 発酵食品であるヨーグルトや納豆、キムチなどには善玉菌が豊富に含まれているため、積極的に摂取しましょう。 また、食物繊維は善玉菌のエサとなるため、野菜や海藻、きのこ類などを日々の食事に取り入れることも大切です。 ストレスをためこまない ストレスが長期間続くと、ストレスホルモンの影響で免疫機能が低下することが分かっています。 特に現代社会ではストレスを完全に避けることは難しいため、自分なりのストレス解消法を持つことが大切です。 趣味に没頭する時間を作ったり、自然の中で過ごしたり、好きな音楽を聴くなど、心がリラックスできる活動を日常に取り入れましょう。 また、笑うことも免疫力アップに効果的です。適度な休息とリフレッシュの時間を大切にしましょう。 免疫力が低下しているとどうなる? 免疫力が低下すると、まず風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。さらに重症化するリスクも高まるため、免疫を下げないよう意識をもって生活することが大切です。 免疫力低下の兆候としては、疲れやすさや口内炎、アレルギー症状の悪化などが挙げられます。 免疫力は年齢や生活習慣、ストレスなど様々な要因によって変動します。日常生活の中で意識的に免疫力を高める取り組みが、健康維持には欠かせません。 詳しくは、以下の記事もご覧ください。 簡単に免疫力を上げる方法として免疫細胞療法も選択肢の一つ 簡単に免疫力を上げるなら、日常生活の改善と合わせて免疫細胞療法も検討しましょう。 免疫細胞療法は、人の体が本来持っている免疫力を高め、病気と闘う力を強化する治療法です。 がん治療の手術・抗がん剤・放射線に次ぐ治療法として、大学病院などでの臨床応用も進んでいます。 自分自身の免疫細胞を使用するため副作用のリスクが少なく、体への負担が軽いことが大きな特徴です。 手術・入院も必要としないため、普段の生活を維持しながら免疫力を上げる治療を続けられます。 健康維持や免疫力向上を目指す方の選択肢の一つとなっているため、ぜひご検討ください。 免疫細胞療法について詳しくは、以下をご覧ください。 【まとめ】簡単に免疫力を上げる方法なら生活習慣の改善が重要! 免疫力が低下すると風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるだけでなく、重症化するリスクも高まります。 健康維持のためには、バランスの良い食事や適度な運動、ストレス管理など生活習慣の改善が重要です。 また、より積極的に免疫力を高めたい方には、免疫細胞療法も効果的な選択肢です。 自分自身の免疫細胞を活性化させるこの治療法は副作用が少なく、日常生活を維持しながら受けられます。 日々の生活習慣を見直し、必要に応じて免疫細胞療法も取り入れる選択肢を検討してみましょう。
2020.07.21 -
- 免疫細胞療法
- 再生治療
膀胱炎(ぼうこうえん)は、細菌感染が原因で膀胱に炎症が起こる病気で、排尿痛や残尿感などの症状がみられます。 「膀胱炎は自力で治せるのか」「医療機関を受診すべきかどうか」不安な方も多いのではないでしょうか。 本記事では、膀胱炎の症状改善が期待できるセルフケアと治療法について解説します。 また、膀胱炎に関するお悩みを今すぐ解消したい方は、再生医療による治療も選択肢の一つです。 \膀胱炎に有効な再生医療とは/ 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、繰り返す膀胱炎の改善が期待できます。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 繰り返す膀胱炎を早く治したい 現在の治療では目立った効果が出ていない 具体的な治療法については、当院リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 ▼まずは膀胱炎の治療について無料相談! >>(こちらをクリック)今すぐ電話相談してみる 膀胱炎の治し方|自力で治すためのセルフケア 軽度・初期症状の段階の膀胱炎であれば、以下で紹介するセルフケアで改善が期待できます。 水分を多く摂る トイレを我慢しない デリケートゾーンを清潔に保つ 下腹部を温める しかし、発熱や血尿、強い痛みや症状の悪化が見られた場合は医療機関を受診してください。 膀胱炎になった際のセルフケア方法について、詳しく解説します。 水分を多く摂る 膀胱炎にかかったら、意識的に水分を多く摂ることが重要です。 水分摂取によって排尿の回数が多くなり、膀胱内にある雑菌が排出されます。 1日に1.5リットルから2リットルほど飲むと良いでしょう。 カフェインやアルコールは利尿作用がありますが、膀胱に刺激を与える可能性があるので、カフェインが含まれていない水が推奨されます。 トイレを我慢しない 尿意を感じたら我慢せずにトイレに行きましょう。 日常的に排尿を我慢する習慣があると膀胱の機能が低下して、排尿後に尿が残ってしまう「残尿」が増える恐れがあります。 残尿が増えると、雑菌を多く含んだ尿が長時間溜まることになり、細菌が繁殖しやすい環境を作り出し、膀胱炎のリスクを高める原因となります。 尿意がない場合でも、トイレに行く時間を決める、あるいはトイレの前を通った際に立ち寄るなど、こまめな排尿を習慣づける工夫をしましょう。 デリケートゾーンを清潔に保つ 膀胱炎にかかったときは、症状の悪化を防ぐためにデリケートゾーンを清潔に保つことが重要です。 デリケートゾーンを清潔に保つために、以下の点に注意してください。 おりものシートやナプキンをこまめに替える シャワーや入浴で身体を綺麗に保つ 性行為を控える とくに女性は、ナプキンなどとデリケートゾーンが密着しているため、菌が繁殖しやすい状態にあります。こまめに取り換え、雑菌が繁殖しないようにしましょう。 性行為は尿道から雑菌が入るリスクがあるので、膀胱炎にかかった場合は控えてください。 シャワーや入浴で身体を清潔に保つと、膀胱炎の改善に効果が期待できます。 下腹部を温める 効果に個人差がありますが、下腹部を温めると膀胱の圧迫感や不快感を緩和する効果が期待されます。 痛みや違和感がある部位にカイロやパッドを当てるほか、入浴で下腹部を温めることでも同様の効果が得られます。 しかし、温めることで血行促進による症状緩和効果は期待できますが、対症療法となるため、根本的な治療にはつながりません。 また、方法によっては長時間温めていると火傷する可能性があるので、温度や温める時間に注意して利用しましょう。 膀胱炎の治し方|医療機関で受けられる治療 医療機関で受けられる治療は、基本的に薬物療法です。 膀胱炎の種類別に治療法を解説します。 急性単純性膀胱炎 複雑性膀胱炎 ESBL産生菌による膀胱炎 それぞれの膀胱炎で、発症の原因や治療法が異なりますので、ご自身の症状に合わせた治療法をご確認ください。 急性単純性膀胱炎 急性単純性膀胱炎で処方される代表的な薬剤は4種類あります。 対象 薬剤 服用期間 閉経前の女性 レポフロキサシン 3日 シプロフロキサシン 3日 セファレキシン 7日 アモキシシリン/クラブラン酸配合剤 7日 閉経後の女性 セファレキシン 7日 アモキシシリン/クラブラン酸配合剤 7日 急性単純性膀胱炎は、女性が発症しやすい膀胱炎です。 尿道から侵入した細菌が膀胱内で増殖することで起こる、比較的軽度な膀胱炎です。主な症状は、排尿時の痛み・頻尿・残尿感・尿の濁り・血尿が挙げられます。 閉経前・閉経後の女性で処方される薬が異なるのは、閉経後の女性はキノロン系薬剤への耐性を持つ菌が多い傾向にあるためです。 急性単純性膀胱炎は抗菌薬の服用によって、数日から1週間程度で改善する可能性があります。 複雑性膀胱炎 複雑性膀胱炎の場合、処方される薬剤は主に2種類ですが、効果によって変更されるケースがあります。 種類 薬剤 服用期間 第一選択 レポフロキサシン 7~14日間 シプロフロキサシン 7~14日間 難治例 カルバペネム系注射薬 3〜14日間 第4世代セファロスポリン系注射薬 3~14日間 複雑性膀胱炎は、前立腺肥大症・尿路結石・糖尿病などの基礎疾患がある場合に起こる膀胱炎です。 単純性膀胱炎と異なり、基礎疾患の治療も同時に行わないと治りにくく、再発しやすいのが特徴です。 第一選択薬を投与して効果が見られない場合は、難治例に投与される薬が処方されます。これらの治療は検査結果に基づいて医師が判断します。 自己判断での服薬中止は、症状悪化や耐性菌発生のリスクを高めるため、必ず医師の指示に従いましょう。 ESBL産生菌による膀胱炎 ESBL産生菌による膀胱炎は、2種類の代表的な薬剤があります。 ホスホマイシン ファロペネム ESBL産生菌は、多くの種類の抗菌薬を分解する酵素を作り出す菌です。この菌は膀胱炎の治療に用いられる抗菌薬が効きにくく、治療が難しくなります。 ESBL産生菌による膀胱炎は再発しやすい傾向にあるため、治療が終わった後も油断はできません。 膀胱炎中にやってはいけないこと 膀胱炎にかかっているときには、症状の悪化を防ぐためにも以下の行動は避けましょう。 トイレを我慢する ストレスを溜める 刺激物を摂取する 下腹部を冷やす 自己判断での治療 ストレスを溜めると免疫力が低下して、膀胱の機能の低下や症状の悪化を招く可能性があります。 刺激物を摂取すると膀胱の粘膜を刺激して症状を悪化させるケースがあるので、辛い物や酸味が強い食べ物の摂取は控えましょう。 自己判断で市販薬を使用せず、医療機関を受診したうえで医師の指導に従って治療をしてください。 膀胱炎の再発を防ぐ予防法 膀胱炎の再発を防ぐために気を付けることを紹介します。 予防法 内容 生理ナプキンをこまめに替える 汚物が付いたナプキンを長時間付けていると雑菌が繁殖する可能性がある トイレを我慢しすぎない トイレを長時間我慢すると、膀胱内で菌が繁殖するケースがあるため、3~4時間に1度を目安にトイレに行く 性行為の後にトイレに行く 性交時に菌が入ってしまう可能性があるため、性行為の後にトイレに行く習慣をつける 疲労をためこまないようにする 疲れがたまることにより、免疫力が低下して膀胱炎にかかりやすくなるため、睡眠・休息をとる 温水便座を使い過ぎない 温水便座を過度に利用すると粘膜のバリア機能が弱くなり、膀胱に菌が入りやすくなるため、洗いすぎないよう注意する。 排便後に前から後ろに拭くようにする 後ろから前に拭くと肛門の菌が尿道などに付着し、膀胱に入ってしまう可能性がある 上記のように、膀胱炎の再発を防ぐにはデリケートゾーンを清潔に保つことが重要です。 温水便座はデリケートゾーンを清潔にするのに便利で多くのトイレで使用できますが、使用しすぎると粘膜のバリア機能が弱くなる可能性があるため、洗いすぎには注意が必要です。 膀胱炎の治し方についてよくある質問 膀胱炎の治し方についてのよくある質問に回答します。 膀胱炎は市販薬で治せる? 膀胱炎は温めると治る? 膀胱炎の原因は? 以下では、それぞれの質問について詳しく解説していきます。 膀胱炎は市販薬で治せる? 膀胱炎の市販薬を使用することで症状の緩和は期待できますが、根本治療にはなりません。 市販薬には抗生物質が含まれていないためです。 2~3日で改善しない場合や、発熱・血尿・強い痛みがある場合は医療機関を受診してください。 膀胱炎は温めると治る? 温めると血行が促進され膀胱の不快感などが改善されますが、膀胱炎を治療する効果はありません。 あくまで対症療法となるため、適切な治療を受ける必要があります。 もし違和感のある部位を温める場合は、火傷のリスクを回避するため、カイロや湯たんぽの温度に注意しながら利用してください。 また、入浴するのも同様の効果が期待できます。 膀胱炎の原因は? 膀胱炎の主な原因は、細菌が膀胱粘膜に感染することです。 以下のような方は膀胱炎になりやすいため、注意しましょう。 トイレを我慢しすぎる 生理ナプキンなどの長時間使用 過度なストレス 水分不足 基礎疾患がある 尿を膀胱に長時間ためず、雑菌が繁殖する環境を作らないことが重要です。 トイレや性行為の後もデリケートゾーン周辺を清潔に保つようにしましょう。 膀胱炎の治し方|適切な対処で早期回復を目指そう 軽度・初期の膀胱炎であれば、セルフケアで膀胱炎の改善が期待できます。 しかし、症状が長引いている場合や、発熱・血尿・強い痛みがある場合は医療機関を受診して、適切な治療を受ける必要があります。 当院リペアセルクリニックでは、膀胱炎に対して再生医療による治療を行っています。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、繰り返す膀胱炎の改善が期待できます。 \こんな方は再生医療をご検討ください/ 繰り返す膀胱炎を早く治したい 現在の治療では目立った効果が出ていない 繰り返す膀胱炎でお悩みの方は、ぜひ当院リペアセルクリニックまでご相談ください。 ▼まずは膀胱炎の治療について無料相談! >>(こちらをクリック)今すぐ電話相談してみる
2020.07.20 -
- ひざ関節
- 再生治療
畑仕事は一見すると穏やかな作業に見えるかもしれませんが、膝への負担は想像以上に大きい作業です。 「最近しゃがむと膝が痛い」「立ち上がるときに違和感がある」といった症状が出てくる場合、畑仕事による変形性膝関節症の初期サインかもしれません。 変形性膝関節症が進むと、しゃがむ・立ち上がるといった当たり前の動作がつらくなり、「もう畑に出るのは無理かもしれない」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、畑仕事が膝に与える影響と、痛みを軽減するための具体的な作業の工夫について、詳しく解説していきます。 これからも畑に立ち続けるために、ぜひ参考にしてみてください。 また当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性股関節症の症状に不安を持つ方に向けて、再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 LINEで家族ができるケア情報についても配信しているので、ぜひご確認ください。 畑仕事が膝に与える影響と変形性膝関節症について 畑仕事は膝の関節を頻繁に使うため、膝関節の軟骨がすり減り、骨が変形することで痛みや炎症が生じる変形性膝関節症になる場合があります。 畑作業では、「しゃがむ」「膝をつく」「前かがみになる」「重いものを持つ」といった動作が頻繁に繰り返されます。 これらの動作はすべて、膝関節に大きな負荷をかける要因です。 特にしゃがむ動作は、膝の関節軟骨に大きな圧力がかかるため、長時間続けたり頻繁に立ったり座ったりを繰り返すことで、関節がすり減りやすくなります。 負担が積み重なることで、徐々に関節の変形が起こり、痛みや腫れといった症状につながるのです。 変形性膝関節症の初期の段階では「膝がこわばる」「階段の上り下りがつらい」といった軽い違和感から始まりますが、進行すると畑作業に支障をきたすようになります。 さらに膝の痛みが続くことで歩行や体のバランスも悪くなり、転倒のリスクが高まるため、早めの対策が重要です。 膝の痛みを軽減しながら畑仕事を続けるための工夫 変形性膝関節症を抱えながら、畑仕事を続けるためには、膝への負担を減らし作業を無理なく続ける工夫が重要です。 【膝の痛みを軽減しながら畑仕事を続けるための工夫】 作業時間と道具の見直す 作業後のケアを行う 家族・周囲と協力し「無理しない習慣」を作る 下記では畑仕事の現場で実践できる、膝に優しい工夫を紹介していきます。 作業時間と道具を見直す 基本的な対策として、「無理に長時間続けない」ことが挙げられます。 膝関節にとって負担になるのは、同じ姿勢を続けることと、急に負荷の大きな動作を行うことです。 作業は30分を目安に一度立ち上がる・休むなど、リズムを意識しましょう。 道具に関しても、以下のような工夫を行うのがおすすめです。 作業用の低い椅子や踏み台を用意する 柄の長い農具を使う 作業用の低い椅子や踏み台は、しゃがむ姿勢を避けられ、膝への負担を軽減するのに適しています。 柄の長い農具は腰をかがめずに済むため、膝だけでなく腰の保護にも有効です。 上記のような小さな工夫の積み重ねが、膝へのストレスを大きく減らすポイントとなります。 作業後のケアを行う 畑作業の後は、体をケアすることが重要です。 作業後に以下を習慣にすると、炎症や疲労の蓄積を防ぎやすくなります。 冷却(保冷剤などで膝を10〜15分冷やす) ↳炎症や腫れの予防に効果的 軽いストレッチ ↳太もも・ふくらはぎ・足首まわりをゆっくり伸ばす 温熱療法(お風呂で温める/温湿布) ↳筋肉のこわばりや血流改善に効果的 上記のようなケアは、痛みの予防だけでなく、日常生活での動作を軽くする基盤作りにもつながります。 家族・周囲と協力し「無理しない習慣」を作る 変形性膝関節症と向き合うには、痛みを一人で抱え込まず無理しない習慣を作ることが大切です。 作業の分担や支援をお願いすることで、身体的にも心理的にも負担が軽くなります。 重いものを運ぶときは手伝ってもらう・作業スケジュールを無理のない範囲に設定するなどの行動を続けることで、無理のない習慣を作ることができます。 サポートしてもらいやすい環境を作るためにも、周囲に「できるだけ続けたいけれど無理はできない」旨を伝えておくことが重要です。 変形性膝関節症の治療方法 変形性膝関節症は進行性の疾患ですが、早期の対処と適切な治療を行うことで、痛みのコントロールや進行の抑制が可能です。 以下では、医療現場で一般的に行われている保存療法と手術療法について紹介します。 項目 保存療法(非手術) 手術療法 対象 初期〜中期の症状 中期〜末期で保存療法が効かない場合 主な内容 薬物療法・運動療法・装具・注射など 人工関節置換術・骨切り術など 負担 身体的負担が少なく、通院で可能 入院・リハビリが必要 効果の持続性 一時的な痛みの軽減が中心 痛みの根本的な改善が期待できる 費用 比較的安価(保険適用が多い) 保険適用でも一定は自己負担 畑仕事への影響 継続しやすいが制限も必要 回復後は再開可能だが一時中断が必要 変形性膝関節症の初期から中期にかけては、多くの場合、保存療法(手術以外の治療)が選ばれます。 保存療法は「痛みをゼロにする」のではなく、「痛みと上手に付き合いながら日常生活を快適にする」ことを目的とします。 保存療法で十分な効果が得られない場合、手術療法が検討されます。 手術は身体への負担も大きいため、仕事や生活スタイル、年齢なども考慮して慎重に検討する必要があります。 変形性膝関節症には再生医療という選択肢の検討もおすすめ 先進的な方法として近年注目を集めているのが、再生医療による治療法です。 これは、自分の血液や脂肪組織から取り出した成分を使って、膝の修復力を高める治療です。 例えばPRP療法(多血小板血漿療法)では、血液から抽出した血小板を注射することで、膝の痛みや腫れの緩和が期待できます。 スポーツ選手のケガの治療でも活用されており、副作用のリスクも比較的少ないのが特徴です。 さらに進んだ治療としては、幹細胞治療があります。 幹細胞治療は自分の脂肪や骨髄から取り出した幹細胞を培養・注入することで、軟骨の再生や痛みの根本的な改善を目指すものです。 再生医療は「手術はしたくない」「でもこのまま痛みを抱えて暮らしたくない」と考える方にとって、有力な選択肢となります。 膝を守りながら、自分らしく畑仕事を続けよう! 変形性膝関節症と向き合いながら、自分に合った工夫や治療を取り入れていけば、畑仕事を安全に続けることは十分に可能です。 痛みが続く場合は我慢せず、早めに医療機関を受診して痛みの原因を改善していくことが重要です。 手術に抵抗がある方には、リペアセルクリニックが提供する再生医療の検討がおすすめです。 リペアセルクリニックでは、自分の体から採取した幹細胞やPRPを活用して、関節内の修復や炎症抑制を促す先進的な治療を行っています。 メスを入れずに膝の状態改善が目指せるため、「できるだけ自然な方法で膝を治したい」「趣味の畑仕事を長く続けたい」と願う方にとって、有力な選択肢となります。 当院で変形性膝関節症に対して再生医療を受けられた患者様の症例は、こちらからもご覧いただけます。 また以下の動画では、実際に当院で再生医療の治療を受け、変形性膝関節症が改善した患者さまの症例を紹介しているため、参考にしてください。 畑に立つ喜びを諦めないためにも、まずはリペアセルクリニックの無料カウンセリングへご相談ください。
2020.07.20 -
- 再生治療
立ち仕事をしている際に股関節に痛みを感じる変形性股関節症にお悩みの方も、多くいらっしゃるかと思います。 痛みを放置すると、進行性の疾患や慢性的な痛みにつながる可能性があるため、注意が必要です。 この記事では、立ち仕事が股関節に与える影響や関連する疾患について詳しく解説します。 痛みを予防・緩和する方法や治療法についても、医療的な視点から解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。。 立ち仕事が原因で変形性股関節症を発症する理由 股関節は、体重を支えるだけでなく、「立つ」「歩く」「座る」など日常生活の基本動作を司る要となっている関節です。 立ち仕事は股関節に過度な負担がかかるので「変形性股関節症」になりやすいと考えられています。 股関節には軟骨があり、この病気になると軟骨が少しずつすり減ってしまいます。 そのため、股関節に痛みが生じたり、歩行障害が現れることもあるので注意が必要です。 立ち仕事だけでなく、肥満や股関節に負担のかかるスポーツも、この病気になりやすい特徴を持ちます。 変形性股関節症の症状 変形性股関節症は、初めは軽い痛みや違和感が現れますが、進行するにつれて日常生活に大きな支障が出てきます。 代表的な症状は、以下の通りです。 立ち上がったり、歩き始めた時に足の付け根が痛む 爪を切ろうと前屈みになると股関節に痛みを感じる 和式トイレから立ち上がれない 長時間正座ができなくなる 長時間歩くのが辛くなる 車やバスに乗り降りする際に杖や手すりが必要になる お尻や太ももに痛みが出る 足の長さに左右差が出てくる 症状がある場合は早めに専門医を受診し、適切な治療を受けましょう。早めの対応が症状の進行を防ぎます。 股関節の痛みを防止するために心掛けること4選 関節の痛みを軽減するには、以下の4項目を意識しましょう。 1.体重管理 2.適度な運動 3.冷えに注意 4.生活スタイルの改善 体重の増加は、股関節への負担をさらに大きくします。 自分の適正体重を保つように注意し、適度な運動を行いましょう。 また腰回りが冷えると、股関節の痛みも増強します。 暖かい服装で過ごし、入浴はシャワーだけで終わらせず、湯船につかる習慣をつけることが重要です。 股関節の痛みを緩和する治療法 股関節の痛みを緩和する治療法は、以下の通りです。 薬物療法 運動療法 手術療法 再生医療 初期症状では、痛み止めの薬を服用します。 股関節の痛みを緩和する治療で、根本的な治療ではありません。 適度な運動は股関節のまわりの筋肉を強化し、股関節の変形の進行を抑える効果があります。 症状の改善がみられない場合は手術を検討する場合もあります。 手術は2種類あり、症状が比較的軽度、かつ若年層には自分の骨を活用する骨切り術が検討されます。 また近年では再生医療によるアプローチも注目されています。 再生医療とは、自己由来の細胞や幹細胞を用いて股関節の炎症を抑え、軟骨の修復・再生を促す治療法です。 手術を回避したり、手術後の痛みを軽減したりする効果が期待できます。主に、PRP療法や幹細胞治療などが用いられます。 立ち仕事による股関節の痛みでお悩みの方からよくある質問 立ち仕事による股関節の痛みでお悩みの方からよくある質問は、以下の通りです。 立ち仕事向けの股関節に効くストレッチは? 変形性股関節症は歩いた方が良いですか? 股関節に負担をかけない立ち方は? 下記では、疑問について詳しく回答していくのでぜひ参考にしてみてください。 立ち仕事向けの股関節に効くストレッチは? 立ち仕事向けの股関節に効く簡単にできるストレッチは、股関節周りの筋肉をほぐす「股関節回し」や、太もも前面を伸ばす「大腿四頭筋ストレッチ」がおすすめです。 立った状態でできる「股関節回し」のストレッチ方法をご紹介します。 背筋を真っ直ぐにして、片足立ちになります 股関節を軸に、上げた脚の膝で円を描くように10回ほどゆっくり回します 10回終了したら、逆の脚も同じようにおこないます 「股関節回し」は立った状態でも行えるため、仕事の合間に無理なく取り入れられます。 日常的にストレッチを続けると、股関節の柔軟性が高まり、痛みの軽減や予防に効果的です。 習慣化して、股関節の健康を保ちましょう。 変形性股関節症は歩いた方が良いですか? 変形性股関節症のリハビリは、股関節に負担をかけない範囲でのゆっくりとした歩行が効果的です。 無理のない速度で歩くと筋力を維持し、関節の柔軟性を保てます。 ただし、速く歩くと股関節に負担がかかりやすいため、自分のペースを守るのが大切です。 最初は短い距離から始め、慣れてきたら少しずつ時間や距離を延ばすようにしましょう。 また、必要に応じてサポーターや杖を使用するのも有効です。 股関節に負担をかけない立ち方は? 股関節に優しい立ち方は、足で踏ん張るのではなく、頭からまっすぐに伸びるように立つことです。 股関節の痛みを抱えると、立ち上がるときに体を前に倒してしまいますが、余計な負担をかけてしまいます。 背筋を伸ばし、頭が真上に引っ張られるイメージで立つと、股関節にかかる負担が軽減され、立ち上がる動作が楽になります。 また、立つときは足を肩幅に開き、重心を均等に保つのもポイントです。 変形性股関節症で立ち仕事がつらい場合は再生医療を検討ください 立ち仕事により股関節に痛みが生じる方は、変形性股関節症が考えられます。 症状が悪化する前に、予防や自分に合った治療法を選ぶのが大切です。 また、近年は再生医療による治療も選択できます。 再生医療はスポーツ医療でも多く用いられており、負担や副作用が少ないため、注目を集めています。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、変形性股関節症が改善された患者様の症例を紹介しています。 リペアセルクリニックの再生医療は、幹細胞治療やPRP治療など、最新の再生医療技術を駆使し、患者様一人ひとりに最適な治療を提供しています。 患者様の症状やご希望に応じて、個別の治療プランを提案し、無理な勧誘は行わず、安心して治療を受けていただける環境を整えています。 >>実際の症例はこちらからもご確認いただけます。 変形性股関節症の治療のひとつとして、ぜひリペアセルクリニックの再生医療を検討してみてください。
2020.07.19 -
- 再生治療
- 肝疾患
- 幹細胞治療
脂肪肝は肝臓に中性脂肪が過剰に蓄積した状態で、放置すると肝炎・肝硬変・肝がんへと進行するリスクもあります。 しかし、食事・運動・生活習慣を見直して対策することで、十分に改善が期待できます。 この記事では、肝脂肪に対する対策方法を解説しています。 脂肪肝と診断される数値の目安も紹介していますので、ご自身の数値や生活に不安のある方は、ぜひ最後までご覧ください。 脂肪肝の対策法を紹介!食事・運動・生活習慣の改善が大切 脂肪肝については、以下のような対策法があります。 食事改善 運動習慣 生活習慣 これらの対策を習慣づけることで、脂肪肝の発症リスクを抑えられる可能性があるため、参考にしてください。 【食事改善】糖質・脂質の摂り方を見直し、バランスの良い食事へ 脂肪肝は肝細胞に脂肪が異常に多く蓄積した状態で、脂質の大部分は中性脂肪のため、糖質や脂質など日常的に摂取する食事の見直しが必要です。 お菓子やジュースなどは糖質が多く、特に砂糖は消化・吸収がされやすいため、中性脂肪として肝臓にたまりやすくなります。 野菜や海藻類、キノコ類などの食物繊維は、腸からの糖質や脂質の吸収を遅らせる働きがあるため、積極的に摂取することが大切です。 また、納豆や牛乳、若鶏のささみなど、良質なたんぱく質を含む食品も摂取することで、バランスの良い食事を心がけましょう。 食事方法については以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 【運動習慣】有酸素運動と筋トレなどの運動を無理なく続ける 脂肪肝対策として、ウォーキングや自転車など有酸素運動や、筋トレなど、日常的に運動習慣を身につけることも大切です。 有酸素運動は体内の中性脂肪を燃焼するため、肝臓の脂肪が減りやすくなります。 また、筋肉を増やすことは基礎代謝が上がることで、脂肪が燃焼しやすくなります。 スクワットや腕立て伏せ、腹筋運動など、無理のない範囲内で継続することが大切です。 【生活習慣】禁酒・節酒と睡眠・ストレス管理も大切 食事の見直しや、継続的な運動習慣も重要ですが、お酒の過剰摂取や睡眠不足、ストレスなども脂肪肝のリスクが高くなります。 お酒の過剰摂取はアルコールを分解する過程で肝臓の働きが低下することにより、脂肪が溜まりやすくなります。 また、不眠症や睡眠の質が下がる睡眠時無呼吸症候群は脂肪肝のリスクが高くなる可能性があるため、注意が必要です。 食事の見直しや運動を習慣づけ、健康な身体を作り上げることで、ストレスの軽減にもつながります。 さらに、禁酒や節酒などお酒の量を見直すことも、脂肪肝を含む生活習慣病の予防・改善に効果的です。 脂肪肝と診断される数値の目安を正しく理解しよう 脂肪肝と診断された方や健康診断の結果を見て不安に思っている方は、血液検査の数値を正しく理解することが大切です。 健康診断(血液検査)の結果が手元にある場合は、リストに掲載されている項目の中から「AST」「ALT」という項目を探してください。 AST(GOT):基準値7~38IU/L ALT(GPT):基準値4~44IU/L 上記の数値を越えている場合、疑われる病気の1つとして「脂肪肝」が挙げられます。 ただし、数値の上昇はウイルス性肝炎や肝硬変、薬剤性肝障害など他の肝疾患の可能性もあるため、自己判断せず医師の診断を受けることが重要です。 また、脂肪肝とは直接関係しない数値ですが「BMI(体格指数)」という数値も重要な指標の一つです。 自分の数値を把握するためにも、以下の計算式を使って、現在のBMIを一度チェックしてみましょう。 BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)² 一般的に、BMIが25以上の場合は「肥満」※と判定され、脂肪肝のリスクが高まるといわれています。 ※参照:J-Stage「肥満と炎症」 脂肪肝が進行した場合は、再生医療も治療の選択肢の一つ 脂肪肝の状態をそのままにすると、「肝硬変」や「肝臓がん」といった状態に進行する可能性があり、場合によっては命に関わることもあります。 しかし、近年では再生医療という選択肢があり、再生医療は「幹細胞」を利用することで、脂肪が原因による肝機能低下の改善が期待できます。 治療効果には個人差がありますが、機能が低下した肝臓の回復を目指せるという点で、再生医療は検討に値する選択肢の一つと言えるでしょう。 【まとめ】脂肪肝は早めの対策が大切!まずは医師に相談して自分に合った治療法を始めよう 脂肪肝は血液検査の数値を参考にできますが、自覚症状は目立つものではなく、気づかないうちに症状が大きく進行している可能性があります。 定期的に健康診断を受けて、肝臓の数値を確認して、数値が気になる方は医師に相談するなど、早めの対策を行うことが大切です。 近年では、再生医療という治療法が選択肢としてあります。再生医療は自身の幹細胞を用いて肝臓機能を改善を目指し、再生を目指す治療法で、副作用や身体への負担も軽減される可能性があります。 自分に合った治療法を見つけるためにも、まずは医師に相談し、脂肪肝の症例や再生医療の詳細について知識を深めておきましょう。 以下のページでは、当院の再生医療によって脂肪肝や肝硬変の改善が見られた症例を公開していますので、併せて参考にしてください。 >再生医療による肝疾患の症例はこちら
2020.07.18 -
- 免疫細胞療法
「治ったと思ったのに、また帯状疱疹が出てきた……」 繰り返し発症する帯状疱疹にお悩みの方は多いのではないでしょうか。 免疫力の低下は、帯状疱疹がすぐ再発する原因の一つです。 この記事では、帯状疱疹がすぐ再発する原因や、再発を防ぐための対処法を解説します。 効果的に帯状疱疹の再発予防ができる治療法として、再生医療の免疫細胞療法も紹介しますので参考にしてください。 帯状疱疹とは? 帯状疱疹は、感染した水ぼうそうのウイルスが再び活性化して、痛みを伴う赤い湿疹が帯状に生じる皮膚の疾患です。 過去に水ぼうそうにかかって治癒しても、ウイルスは休眠状態で脊髄や脳の神経細胞に潜伏します。 加齢や疲労、病気、ストレスなどが原因で免疫機能が低下すると、休眠状態だったウイルスは神経に沿って再び活性化し、神経に炎症を引き起こします。 帯状疱疹を発症した際の一般的な経過は、以下の通りです。 1.身体の左右どちらかに沿って皮膚の違和感や痛み、かゆみを感じる 2.痛みや違和感があった場所にわずかな盛り上がりや小さなぶつぶつ(発疹)が現れる 3.発疹が水ぶくれになって帯状に広がり、強く痛むことがある 4.水ぶくれが破れ、かさぶたになり症状が治まる 帯状疱疹の発疹は、じっとしていても日常生活に支障をきたすほどの強い痛みを伴う可能性があります。 症状が重くなる前に、早めに皮膚科や内科などの医療機関を受診しましょう。 帯状疱疹がすぐ再発してしまう原因 帯状疱疹がすぐ再発してしまう原因として、免疫力の低下が挙げられます。 以前、水ぼうそうに感染した方が加齢や疲労、ストレスなどによって免疫力が低下すると、潜伏していた水ぼうそうのウイルスが再び活性化して、帯状疱疹がすぐ再発する可能性があります。 再発しやすい人の特徴 どれくらいの確率で再発する? この項目では、再発しやすい人の特徴や再発する確率を解説します。 再発しやすい人の特徴 帯状疱疹が再発しやすい人の特徴を、以下にまとめました。 50歳以上 女性 高齢者 妊婦 がん患者 免疫抑制剤を使用している方 帯状疱疹の痛みが30日以上続いた方 一般的に、50歳以上の女性は帯状疱疹が再発しやすい※とされています。 ※出典:Pubmed「帯状疱疹と再発性帯状疱疹」 また、高齢者や妊婦、がん患者、免疫抑制剤を使用している方は、免疫力が低下しやすいので再発しやすい傾向にあります。 帯状疱疹の痛みが30日以上続いた方は、再発するリスクが高い※という研究結果があるため、症状が1カ月以上続いた方は注意が必要です。 ※出典:Pubmed「帯状疱疹の再発率とその危険因子」 どれくらいの確率で再発する? 帯状疱疹は、発症後に免疫がつくため2回以上再発する確率は、6%未満です。※ ※出典:MSDマニュアル「帯状疱疹」 しかし、免疫力が低下しているとすぐに再発する可能性もあります。 とくに、50代以上の女性や高齢者、ストレスの多い生活をしている方は、免疫力が低下しやすいため注意が必要です。 帯状疱疹の再発を防ぐために、バランスの良い食事や適度な運動を心がけ、免疫力向上を目指しましょう。 帯状疱疹になったときの治療法 帯状疱疹の治療には抗ウイルス薬や鎮痛薬の使用が一般的です。 抗ウイルス薬:ウイルスの増殖を抑える 鎮痛剤:非ステロイド系の抗炎症薬や鎮痛剤で痛みを緩和する ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬は、投与が遅いと効果が見込めない可能性があるため、水疱が出てから3日以内に服用する必要があります。 帯状疱疹が疑われる際は、早めに医療機関を受診しましょう。 しかし、抗ウイルス薬は脊髄や脳の神経細胞に潜伏しているウイルスの駆除はできません。 そのため、免疫力を高めてウイルスの活性化を防ぐのが、帯状疱疹の再発防止につながります。 帯状疱疹の再発を防ぐには免疫力を低下させないことが重要 帯状疱疹の再発を防ぐには、免疫力を低下させないことが重要です。 食事や睡眠などの生活習慣を見直す 運動習慣を身につける 50歳以上の方は帯状疱疹ワクチンの接種も予防法として有効です。 しかし、予防接種だけでは帯状疱疹を完全に防げないので、生活習慣も併せて見直しましょう。 食事や睡眠などの生活習慣を見直す 免疫力を上げるために、食事や睡眠などの生活習慣を見直しましょう。 具体的な内容を、下記にまとめました。 充分な睡眠:7~8時間の質の良い睡眠を取る バランスの良い食事:野菜や良質なたんぱく質を含む食事を摂る ストレスの管理:瞑想やヨガ、趣味を楽しむ 睡眠不足になると、自律神経が乱れて免疫機能に悪い影響を与えたり、ウイルスや細菌と戦う役割である免疫細胞の機能が低下したりします。 夕食以降のカフェインや飲酒を避け、室温や照明の調整をすることは、睡眠の質を上げるのに効果的です。 また、発酵食品や食物繊維が豊富な食品は、免疫力を向上させる効果が期待できます。 ウイルスや細菌などと戦う役割を持つ免疫細胞は、たんぱく質から作られているので、卵や肉類、魚介類も積極的に摂取しましょう。 運動習慣を身につける 免疫力を上げるために、運動の習慣を身につけるのも効果的です。 適度な運動は、血流やリンパの流れが良くなり体温を高める働きがあるため、免疫力向上につながります。 有酸素運動を週5日以上行っている人は、週1日以下の人と比べて、風邪の発症日数が少ない※ことがわかっています。 ※出典:Pubmed「身体的に健康で活動的な成人では上気道感染症が減少する」 以下のような有酸素運動を週150時間程度を目安に生活に取り入れるのがおすすめです。 ウォーキング ジョギング 水泳 サイクリング 激しい運動はストレスになってしまい免疫力の低下を招くリスクがあるので、無理のない範囲で行いましょう。 帯状疱疹の再発防止には免疫細胞療法も選択肢の一つ 帯状疱疹の再発防止には、免疫力を低下させないだけでなく、再生医療による免疫細胞療法で免疫力を上げるのも選択肢の一つです。 免疫細胞療法とは、患者さまの血液から取り出して培養した免疫細胞を点滴で戻すことで、免疫力を高める治療法です。 免疫細胞療法の治療は採血や点滴のみなので、入院や手術の必要はありません。 帯状疱疹の再発防止に役立つ新しい治療法として注目されています。 免疫力の低下によって、すぐ再発してしまう帯状疱疹にお悩みの方は、当院(リペアセルクリニック)までお気軽にご相談ください。 【まとめ】帯状疱疹の再発を繰り返す方には免疫細胞療法がおすすめ 帯状疱疹がすぐ再発する原因は主に免疫力の低下です。 帯状疱疹の再発率は6%未満と低い水準ですが、免疫力が低い方はすぐに再発する可能性があります。 食事や睡眠、運動の習慣を見直して免疫力を高め、帯状疱疹の再発防止を目指しましょう。 より免疫力を高めるには、生活習慣の改善と合わせて再生医療による免疫細胞療法もご検討ください。 免疫細胞療法についてのご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
2020.07.17 -
- 再生治療
股関節の痛みは日常生活に支障をきたします。とくに足をあげる際に痛みを伴う場合は立ち上がる、歩く、階段を上るなどの日常的な動作がつらくなるでしょう。 足を上げると股関節が痛い場合は、変形性股関節症や大腿骨近位部の骨折、股関節の使いすぎなどが考えられます。 この記事では、股関節の痛みが起こるメカニズムや具体的な対処法について、わかりやすく解説します。 自分の痛みがどのような原因によるものかを一緒に確認してみましょう。 この記事を読むとわかること 股関節痛の症状 股関節の痛みが強い場合の対処方法 足を上げると股関節が痛いときの自分でできる対処法 股関節痛の症状 股関節は足の付け根を曲げたり、長い時間体重がかかると負担が大きくなります。 股関節痛の主な症状は下記の通りです。 股関節痛の主な症状 長時間立ったり歩いたりすると股関節に痛みを感じる 足の爪が切りにくい 靴下が履きにくくなる 足を上げると股関節が痛い原因 股関節が痛む原因を下記の表にまとめました。 病名など 原因 症状 特徴 変形性股関節症 股関節の軟骨部分のすり減り 長時間の歩行や立ち仕事の後に痛みを感じやすい 中高年の女性に多い 大腿骨近位部骨折 脚の付け根の部分が骨折 痛みのある方の足に体重をかけられないほどの痛み 高齢者は軽い転倒でも骨折する場合がある 股関節唇損傷 骨盤に大腿骨がはまっている部分の軟骨に傷ができる 股関節の痛み 変形性股関節症の前段階ともいわれる 股関節の使いすぎ 股関節に疲労がたまり炎症が起こる 股関節の違和感や痛み 股関節を酷使するスポーツをする方や姿勢が悪い方に多い 靭帯や筋肉の損傷 無理な体勢や事故によるストレス 股関節の違和感や痛み 事故にあった方やスポーツをする方は注意 それぞれ詳しくみていきましょう。 変形性股関節症 変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減り関節が変形する病気です。股関節の痛みや動かしづらさが主な症状で、とくに中高年の女性に多くみられます。原因は加齢による関節軟骨のすりへり、肥満による関節への負担、うまれつきや事故などの外傷です。 初期には長時間の歩行や立ち仕事の後に痛みを感じやすくなり、進行すると安静時や就寝時にも痛みが現れます。もっとひどくなると、しゃがんだり、足を大きく開いたりなどの動作ができません。 症状が軽い場合は運動療法や生活習慣の改善、痛み止めの内服など保存療法が中心ですが、重度の場合は人工関節を入れる手術をおこないます。 予防には適度な運動が効果的ですが、股関節に大きな負担をかけないように心がけてください。 大腿骨近位部骨折 大腿骨近位部骨折は、脚の付け根の部分に発生する骨折です。 骨粗しょう症が原因で骨が弱くなっている高齢者に多く、転倒や軽い衝撃でも簡単に骨折しかねません。若い人はスポーツや事故などで骨折するケースもあります。股関節を構成している大腿骨は、身体のバランスや歩行にとって重要な役割を担っているだけに生活に大きく影響しかねません。 症状は、股関節周辺の強い痛みです。痛みのある方の足に体重をかけられず歩行困難になります。基本的には手術が必要なため、歩くのも困難な場合は早急に医療機関を受診しましょう。 股関節唇損傷 股関節唇(こかんせつしん)損傷は、骨盤に大腿骨がはまっている部分の軟骨に傷ができる状態をいいます。大腿骨の上の方は丸い頭のような形で、股関節唇(軟骨)が覆っています。 股関節唇は関節のクッションの役割をしていて、大腿骨と骨盤を衝撃から守っています。そのため、股関節唇に損傷ができると痛みが出たり、股関節が安定しません。 変形性股関節症の前段階ともいわれています。 股関節の使いすぎ スポーツなどで股関節にストレスがかかる状態が続くと、股関節に疲労がたまり炎症を起こします。股関節はすべてのスポーツでよく使用する関節であり、継続的に負担のかかりやすい場所です。股関節に違和感をおぼえたら休息をとりましょう。 正しい姿勢でない場合にも股関節に余分な負荷がかかるため、痛みが生じます。正しい姿勢を意識して過ごしましょう。 靭帯や筋肉の損傷 股関節の周りには大きな靭帯や筋肉があります。無理な体勢で負荷がかかったり、事故などで強い力が加わると靭帯や筋肉の損傷につながります。 運動の前はかならずストレッチしましょう。ストレッチを行わずに運動してしまうと、靭帯や筋肉の損傷を起こし、痛みにつながってしまいます。 股関節の痛みが強い場合は早急に医療機関へ 地面に足がつけられないほどの強い痛みや、熱をもっていたり腫れていたりする場合は早めに医療機関を受診しましょう。 手術など医療的なケアが必要な可能性があります。 医療機関で行う検査 足を上げると股関節が痛む場合は整形外科の受診がおすすめです。 整形外科で行う検査 レントゲン 超音波 MRI 股関節は筋肉に囲まれた深い場所に位置しているため、水のたまり具合や腫れを触って確認できません。レントゲンで判断できない場合は超音波やMRIで詳しく検査します。 医療機関の治療 足を上げると股関節が痛む場合の治療法は症状によって異なります。 主な治療方法を下記の表にまとめました。 症状 治療法 変形性股関節症 水泳などの運動 装具の使用 患部を温める 湿布や軟膏で炎症を抑える 手術 大腿骨近位部骨折 人工関節や自分の骨を接合する手術 股関節唇損傷 安静 ステロイド注射 手術で損傷した部位を修復 また、上記以外の治療法として再生医療があります。再生医療は、幹細胞を活用して損傷した軟骨や組織を修復・再生し、痛みや機能障害を改善する治療法です。手術を回避できる可能性が高く、体へ大きな負担をかけずに治療ができます。 足を上げると股関節が痛いときの対処法 股関節が痛いと日常生活に大きく影響します。 痛みが強いときは受診するのが一番ですが、自分でできる対処法について解説します。 自分でできる対処法.1 股関節周囲の筋肉を強化する 股関節周囲の筋肉を鍛えると支える力が大きくなるため関節の負担も減り、痛みの緩和が期待できます。 おすすめのトレーニングを紹介しますので、無理のない範囲で試してみてください。 外旋筋群のトレーニング ※画像あります 外旋筋群のトレーニング手順 1.横を向いて寝転ぶ 2.両膝を90度に曲げ体を安定させ、かかとを付ける 3.股関節を45度開く 4.股関節を閉じる ※3と4を繰り返す おしりの深い部分にある筋肉を鍛えるトレーニングです。骨盤の下方と股関節をつなぐ役割をしています。 膝の力で行うと太もものトレーニングになるので、脚の付け根から動かすイメージで行いましょう。 また、骨盤が後ろに倒れないようにすると効果的です。 中殿筋と小殿筋のトレーニング 中殿筋と小殿筋のトレーニング手順 1.横になる 2.下の脚を少し曲げる 3.上の足は後ろ側へ上げる 中殿筋と小殿筋も骨盤と股関節をつなぐ役割を果たしています。 膝を伸ばすと、さらに効率よくトレーニングできます。 自分でできる対処法.2 トイレは洋式、正座ではなく椅子に座る 股関節を大きく屈曲する必要のある和式トイレや正座などの行動は、股関節への負担が増します。 負担軽減のために、洋式トイレや椅子を使用するようにしましょう。 自分でできる対処法.3 水中で運動する 水中は浮力が生じるため関節の負担も少なくなります。股関節周囲の筋肉強化のためにプール内での歩行なども効果的です。 自分でできる対処法.4 体を冷やさない 体が冷えると血流が悪くなり筋肉がかたくなります。股関節の可動域が狭くなったり痛みがでたりなど、ケガをしやすい状態になりかねません。具体的な温め方は下記の通りです。 股関節の温め方 ホットパックで15~20分温める カイロを股関節の前後に貼る 40度前後のお湯に15分程度浸かる 軽いストレッチを行う とくに、入浴は全身の筋肉が温まり血行が促進されるのでおすすめです。 まとめ 股関節の痛みは、放置していると日常生活に影響を及ぼす可能性があります。 痛みの原因を理解し適切な対処をすれば、症状の改善や予防が可能です。すでに痛みが強い場合は、早急に専門医の診察を受けましょう。 当院リペアセルクリニックでは、股関節の痛みに対して再生医療による治療をご案内しています。 再生医療は細胞や血液を用いて損傷した軟骨や組織を修復・再生し、痛みや関節機能の改善を目指す治療法です。 >>実際に再生医療を受けた方の症例はこちら 以下の動画では、実際に再生医療の治療を受け、変形性股関節症による股関節の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 https://youtu.be/iPHLbIXjPNk?si=wpXpFf_hV5sh-Ra3
2020.07.16 -
- 免疫細胞療法
過度な飲酒は、免疫力の低下を招くといわれています。お酒により免疫力が低下すると、病気の発症リスクが高まるため注意が必要です。 そこで本記事では、アルコール(お酒)が免疫力低下の原因になる理由・メカニズムについて解説します。 最後までご覧いただき、お酒で免疫力低下を起こさないように生活習慣を見直しましょう。 この記事を読むとわかること お酒が免疫力低下を招くメカニズム 過度な飲酒が招く疾患 1日の飲酒量の目安 アルコールで免疫力低下を招かないためにできること お酒が免疫力低下を招くのはなぜ? お酒が免疫力低下を招く理由は、以下の3つです。 血中アルコール濃度が高まるとNK細胞の働きが弱まる マクロファージの機能が低下する アセトアルデヒドが増加する 過度な飲酒が健康上に与える悪影響は多いため、飲みすぎには注意が必要です。 血中アルコール濃度が高まるとNK細胞の働きが弱まる お酒を飲んで血中アルコール濃度が高まると、NK細胞の働きが弱まります。NK(ナチュラルキラー)細胞は、生まれつき備わっている自然免疫の重要な役割を担うリンパ球の一種で、異常細胞を攻撃する免疫細胞です。 過度な飲酒により血中アルコール濃度が一定値以上に達すると、NK細胞の活性度合いが低くなると考えられています。 マクロファージの機能が低下する 過度にお酒を飲むと免疫力が低下する理由は、マクロファージの機能が低下するためです。マクロファージは白血球の1種で、細菌やウイルスなどの異物を分解する貪食作用を持ちます。 マクロファージが正常に機能しなければ、体内に入ってしまった異物を排除できなくなります。お酒に含まれるアルコールは、免疫細胞の働きを阻害するため、過度な飲酒は控えましょう。 アセトアルデヒドが増加する お酒が免疫力低下を招く理由の1つに、アセトアルデヒドの増加があります。お酒を飲むと、体内でアルコールが分解されて有害な物質のアセトアルデヒドが作られます。アセトアルデヒドは体にとって毒性があり、細胞にダメージを与えます。 免疫システムはアセトアルデヒドを排除しようと働きますが、量が多すぎると免疫細胞に負担がかかり、結果的に免疫力が下がってしまいます。また、アセトアルデヒドが増えると活性酸素も増加するため、細胞がさらに傷つき免疫力の低下に拍車をかけてしまいます。 過度な飲酒が招く疾患とは? 過度な飲酒を続けると、下記の疾患を招きます。 急性アルコール中毒 肝炎や肝硬変など肝臓の疾患 アルコール依存症 認知症 がん 痛風 糖尿病 アルコールの過剰摂取は直接的に病気の発症リスクを高めたり、間接的に関与したりする場合があるため注意が必要です。 1日の飲酒量の目安は? 厚生労働省によると、1日の飲酒量の目安は純アルコールで約20g程度※とされています。 ※出典:厚生労働省「アルコール」 以下は1日のアルコール摂取量の目安を示した表です。 お酒の種類 純アルコール量 ビール中瓶1本(500ml) 20g 清酒1合(180ml) 22g ウイスキー(60ml) 20g 焼酎35度1/2合(90ml) 25g ワイン2杯(240ml) 24g 1日当たりのアルコール摂取量が増加するにつれ、死亡率も上昇するという研究結果があります。過度な飲酒を長期間にわたって続けていると、アルコール依存症を発症するリスクもあるため、適度な飲酒量を心がけましょう。 アルコールで免疫力低下を招かないためにできることはある? アルコールで免疫力低下を招かないためには、過度な飲酒を控えるほか、生活習慣の見直しも重要です。 飲酒量を抑える ストレスを溜めない 十分な睡眠をとる ほどよく運動をする 上記を意識して過ごせば、免疫力の低下を抑えられます。 免疫力が低下すると病気の発症リスクが高まるため、生活習慣を見直し免疫力をつけましょう。 免疫低下を改善するなら免疫細胞療法を受けることを検討しよう お酒を飲み過ぎると、血中のアルコール濃度が高まり、NK細胞やマクロファージといった免疫細胞の働きが低下します。また、体内で発生するアセトアルデヒドが免疫細胞に負担をかけ、体全体の免疫力を弱める原因となります。 これにより、風邪やインフルエンザなどの感染症リスクの上昇や、慢性疾患の発症リスクも高まるため注意が必要です。 免疫力低下を改善するためには、適量の飲酒を心がけるほかに、免疫細胞療法を検討するのも一つの手段です。 免疫細胞療法は、免疫細胞を活性化させる治療で、感染症予防や免疫力の回復をサポートします。 免疫細胞療法について興味をお持ちの方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。
2020.07.16 -
- 免疫細胞療法
ヘルペスは、過度な筋トレの負荷による免疫力の一時的な低下から発症する可能性が高い症状の一つです。 もし筋トレ後にヘルペスが発症した場合、その対処法を知っておくことが重要です。 この記事では、筋トレとヘルペスの関係性と発症時の適切な対応について詳しく解説します。 筋トレ後のヘルペス発症や風邪などの体調不良リスクを抑えたい方は、治療で免疫力を高める「免疫細胞療法」をご検討ください。 免疫細胞療法は、先端医療の「再生医療」の一つで、患者さまの免疫細胞を採取・培養してから身体に戻すことで免疫力を向上させる治療法です。 筋トレ後の免疫力低下やヘルペスの発症にお悩みの方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。 筋トレとヘルペスの関係性 筋トレは適度であれば免疫力を高めますが、過度な筋トレは身体的ストレスとなり免疫力を一時的に低下させる可能性があります。 免疫力低下時に、体内に潜伏しているヘルペスウイルスが再活性化し、口唇ヘルペスや性器ヘルペスなどの症状を引き起こすことがあります。 疲労や睡眠不足もヘルペス再発のリスクを高めるため、筋トレと並行して十分な休息と栄養摂取が重要です。 症状が出た場合は、筋トレを控えめにし、医療機関を受診しましょう。 筋トレ後に免疫力が低下してヘルペスの発症リスクが高まる理由 過度な筋トレは、身体に大きなストレスを与えます。 このストレスにより、コルチゾールなどのストレスホルモンが分泌され、一時的に免疫機能が抑制されることがあります。 また、激しい運動後は、免疫細胞が血液中から骨髄などに移動し、感染部位に集まる免疫細胞の数が一時的に減少することが示されています。 ヘルペスウイルスは一度感染すると神経節に潜伏し、免疫力が低下した際に再活性化して症状を引き起こします。 また、筋トレによるストレスだけでなく、疲労・睡眠不足などが重なると免疫力がさらに低下し、発症リスクが高まると考えられます。 ヘルペス発症時に筋トレを休むべきかの判断基準 ヘルペス発症時に以下の症状が出ている場合は、筋トレを休みましょう。 発熱・倦怠感がある場合 日常生活に支障があるレベルの痛みが続いている場合 水ぶくれが破れている場合 これらの症状は身体がウイルスと戦っているサインであり、無理な運動は回復を遅らせるだけでなく、症状を悪化させる可能性があります。 また、水ぶくれが破れている場合は感染力が高いため、ジムなど公共の場での筋トレは控え、他者への感染を防ぐためにも安静にすることが重要です。 自己判断が難しい場合は、必ず医師にご相談ください。 筋トレ後に発症するヘルペスの予防策 筋トレ後に発症するヘルペスの予防策は、以下のとおりです。 生活習慣と筋トレの内容を見直す ヘルペス予防に役立つ栄養素を積極的に摂取する 上記のポイントを守るだけで、ヘルペスを発症する可能性が低くなります。 筋トレに集中したい・健康的に筋トレを続けたい方は、ぜひ参考にしてください。 生活習慣と筋トレの内容を見直す ヘルペス予防には、生活習慣と筋トレ内容のバランスが重要です。 まず第一に、以下の生活習慣の見直しを行いましょう。 生活習慣の改善策 具体的な内容 睡眠の確保と質の向上 ・7~9時間の睡眠を目標に規則正しい睡眠サイクルを確立する ・リラックスできる環境を整えて質の良い睡眠を心掛ける ストレスの適切な管理 ・適切な運動をする ・趣味の時間を作ってみる ・瞑想をする バランスの取れた食事 ・タンパク質、ビタミン、ミネラルを豊富に含む食事を摂る ・野菜、果物、発酵食品の摂取で腸内環境を整える ヘルペスの予防には、十分な睡眠の確保、ストレスの適切な管理、そしてバランスの取れた食事が不可欠です。 これらの生活習慣の改善は、免疫力の向上に直結し、ヘルペス再発のリスクを減らすことにつながります。 身体への負担を軽減し、常に万全の状態で筋トレに臨むためにも、日々の生活を見直すことが重要です。 また、過度な筋トレは身体に大きなストレスを与え、疲労が蓄積することで免疫力が低下し、ヘルペス発症のリスクを高める可能性があります。 筋トレの頻度や強度を見直し、オーバートレーニングにならないよう注意しましょう。 ヘルペス予防に役立つ栄養素を積極的に摂取する ヘルペス予防に役立つ栄養素は、以下のとおりです。 栄養素 主な働き 食品例 リジン ヘルペスウイルスの増殖に必要なアルギニンの働きを阻害する ・鶏肉 ・魚(マグロ、サバなど) ・乳製品(牛乳、ヨーグルト) ・卵 ・大豆製品 ・アボカド ビタミンC 免疫細胞の働きを強化する ・パプリカ ・ブロッコリー ・キウイ ・いちご ・柑橘類 ビタミンB群 エネルギー代謝を助ける ・豚肉 ・レバー ・玄米 ・大豆 ・バナナ ・緑黄色野菜 亜鉛 抗ウイルス作用が期待される ・牡蠣 ・牛肉 ・豚肉 ・チーズ ・ナッツ類 特に重要なのは、ウイルスの増殖を抑制するアミノ酸であるリジンです。 リジンは、ヘルペスウイルスの栄養源となるアルギニンの働きを阻害するため、積極的に摂取しましょう。 また、免疫力全体を高めるために、ビタミンC・ビタミンB群・亜鉛なども重要です。 これらの栄養素をバランス良く摂取することで、ヘルペスの再発リスクを軽減し、筋トレを続けるための健康な身体を維持できます。 ヘルペスの対処法と治療法について ヘルペスを発症した箇所別の治療法について、以下に分けて解説していきます。 口唇ヘルペスが痛む場合の対処法と治療法 足や腰のヘルペスの治療法 免疫細胞療法という選択肢 これらの治療法は、症状の緩和だけでなく、ウイルスの活動を抑え、再発を予防するためにも重要です。 自己判断せずに、適切な治療を受けることで早期回復を目指しましょう。 口唇ヘルペスが痛む場合の対処法と治療法 口唇ヘルペスの対処法と治療法は、以下のとおりです。 対処法と治療法 具体的な内容 患部のケア ・患部を清潔に保ち触らないようにする 痛み止めの服用と冷却 ・市販の痛み止めを服用する ・清潔なタオルで患部を冷却する 免疫力の向上 ・十分な睡眠を取る ・バランスの取れた食事を心掛ける ・ストレス管理をする 薬物療法 ・抗ウイルス薬を服用する 口唇ヘルペスが痛み出した際は、患部を清潔に保ち、触らないようにすることが大切です。 症状の悪化を防ぐため、抗ウイルス薬の早期服用が最も効果的です。 市販薬もありますが、医師から処方される内服薬はより強力な効果が期待できます。 痛みが強い場合は、痛み止めを併用したり、患部を冷やしたりするのも有効です。 また、再発を繰り返す場合は、日頃から免疫力向上に努めることが重要です。 足や腰のヘルペスの治療法 足や腰に発症したヘルペスの治療法は、以下のとおりです。 治療法 具体的な内容 薬物療法 ・発症後72時間以内に抗ウイルス薬を内服する 患部のケア ・患部を清潔に保つようにする ・適切な外用薬を塗布する ・ガーゼなどで保護する 安静と休養 ・回復を早めるために十分な安静と休養を取る 足や腰に発症するヘルペス、特に帯状疱疹は、神経に沿ってウイルスが再活性化することで強い痛みを伴うのが特徴です。 治療の基本は、早期の抗ウイルス薬の内服で、これによりウイルスの増殖を抑え、症状の悪化や痛みの長期化を防ぎます。 痛みが強い場合は、神経痛を和らげるための鎮痛剤や、場合によっては神経ブロック注射が用いられることもあります。 また、患部の二次感染を防ぐために清潔に保つ処置も重要です。 発症後できるだけ早く医療機関を受診し、適切な治療を開始することが、帯状疱疹後神経痛のリスクを減らす鍵となります。 免疫細胞療法という選択肢 免疫細胞療法は、患者さま自身の免疫細胞を取り出し、体外で培養・活性化させて数を増やした後、再び体内に戻すことで免疫力を高める治療法です。 ヘルペスが頻繁に再発する原因が免疫力低下にある場合、この治療が選択肢の一つとなります。 当院リペアセルクリニックでは、免疫細胞療法によってヘルペス再発の原因となる免疫力低下の改善に取り組んでいます。 筋トレ後の免疫力低下やヘルペスの発症にお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。 筋トレでヘルペスが発症したらトレーニング内容や生活習慣を見直そう 過度な筋力トレーニングは免疫力を低下させ、ヘルペスウイルスが活発になる原因になります。 そのため、トレーニングの強度や頻度を見直すことが重要です。 過度な筋トレはストレスになり、ヘルペス発症の原因になる 発熱・倦怠感・痛み・水ぶくれがある場合は筋トレを控える 予防には睡眠の確保・ストレス管理・バランスの取れた食事が不可欠 頻繁にヘルペスを発症する場合は免疫細胞療法も選択肢に入れる もしヘルペスの発症を繰り返すようであれば、治療によって免疫力を高める免疫細胞療法をご検討ください。 当院リペアセルクリニックでは、患者さまの免疫細胞を採取・培養してから身体に戻すことで免疫力を向上させる「免疫細胞療法」を行っています。 筋トレ後の免疫力低下やヘルペスの発症にお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。
2020.07.14 -
- ひざ関節
「最近、仕事で重たいものを持った後に膝が痛むようになった…」「膝に違和感があるけど、仕事は休めないし、どうしたらいいんだろう?」 このようにお悩みではありませんか? 日常的に重量物を扱う仕事をされている方にとって、膝の痛みは仕事の継続や生活の質に大きく影響する深刻な問題です。 痛みを我慢しながら仕事を続けることで、症状が悪化するのではないかという不安も尽きないでしょう。 本記事では、重たいものを持つことで膝が痛くなる原因や疾患について詳しく解説します。 また、変形性膝関節症などの疾患に対する治療法についても触れていますので、膝の痛みでお悩みの方はぜひ参考にしてください。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、膝の疾患に対する治療法として注目されている再生医療に関する情報を公開中です。 重たいものを持つと膝が痛くなる原因 私たちの膝は歩行時や階段を上るときに、体重の約3〜4倍もの圧力を受けていますが、重たいものを持つと、膝への負荷はさらに増大します。 すでに変形性膝関節症や半月板損傷などの疾患がある場合は、膝へ負荷をかけることで痛みを感じる原因となります。 また、重たいものを持つことによる膝への負担が疾患をさらに悪化させてしまう可能性があるため注意しましょう。 加齢による組織の弾力性低下も、膝への負担に対する耐性を弱める要因となります。 重たいものを持つと膝が痛くなるときに考えられる疾患 重たいものを持つ作業を繰り返すことで、膝には以下のような疾患が発症するリスクがあります。 変形性膝関節症 半月板損傷 膝蓋腱炎 これらの疾患は初期症状が似ていることもあり、自己判断は難しいものです。 それぞれの疾患の特徴を理解して、該当する場合は早めに医療機関を受診しましょう。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は、膝の関節軟骨がすり減り、骨と骨が直接こすれることで痛みが生じる疾患です。 重たいものを繰り返し持つ動作は、関節への過度な負担となり、軟骨の摩耗を促進します。 初期症状は階段の上り下りや長時間の立ち仕事後に痛みを感じることが多く、進行すると安静時にも痛みが出るようになります。 特徴的な症状として、朝起きた時や長時間同じ姿勢でいた後に動き始めると感じる痛みがあります。 40歳以上の方に多く見られ、肥満や過去の膝の怪我も発症リスクを高めます。 半月板損傷 半月板損傷は、膝関節内部にあるクッションの役割をする半月板が裂けたり変性したりする状態です。 重たいものを持ち上げる際の不自然なひねりや急な方向転換が原因となることが多いです。 特徴的な症状として、膝の内側や外側の痛み、膝がロックして動かなくなる感覚、膝の腫れや水がたまる症状があります。 重度の場合は、膝が不安定になり「ガクッ」とする感覚や、歩行時に膝から「ポキポキ」という音がすることもあります。 負荷のかかる動作を続けると症状が悪化するため、痛みを感じたらすぐに休息を取ることが大切です。 膝蓋腱炎 膝蓋腱炎は、膝のお皿(膝蓋骨)と脛骨(すねの骨)をつなぐ膝蓋腱に炎症が生じる疾患です。 「ジャンパー膝」とも呼ばれ、重たいものを持ち上げる際の繰り返しの負荷や、しゃがんだ状態から立ち上がる動作の繰り返しで発症しやすくなります。 膝の前面、特に膝のお皿の下部に痛みを感じるのが特徴で、階段の上り下りや長時間の正座後に痛みが強くなります。 初期は運動中のみの痛みですが、進行すると日常生活でも痛みを感じるようになります。 適切な休息を取らずに無理を続けると、慢性化して治りにくくなることがあります。 重たいものから膝を守るために注意すべき仕事 重たいものを持つ機会が多く、膝関節に大きな負担がかかる仕事を3つ紹介します。 建設現場 引越し業社 工場現場 これらの職場で膝を守るためには、適切な作業手順や補助器具の活用、定期的な休憩の確保が重要です。 膝に痛みを感じ始めたら、早めに対策を講じることが症状の悪化を防ぐポイントになります。 建設現場 建設現場では、重いコンクリートブロックや建材の運搬、しゃがんだ姿勢での作業など、膝に大きな負担がかかる作業が日常的に行われています。 とくに問題となるのは、膝をついての床面作業です。 アスファルトやコンクリートなどの硬い地面に直接膝をつくことで、膝蓋骨周辺に強い圧力がかかります。 また、不安定な足場で重たいものを持つと、膝を捻る動作が入ることで大きな負荷がかかり、怪我のリスクを高めます。 建設現場では、適切な姿勢での荷物の持ち上げや膝当てやサポーターの着用により、膝の負担を減らしましょう。 引越し業者 引越し業者の作業員は、家具や家電製品など様々な重量物を持ち上げて運んだり、配置したりする作業を繰り返し行います。 冷蔵庫やベッドなどの大型家電・家具の運搬は膝に大きな負担をかけます。 狭い階段やエレベーターのない建物での作業では、膝を曲げた状態で重量物を支えなければならないケースも多く、膝への負担は避けられません。 また、繁忙期には休憩時間が十分に取れないこともあり、膝への負担が蓄積しやすくなります。 引越し作業では、二人以上での協力作業の徹底、台車などの補助器具の活用、適切な持ち方での作業を行いましょう。 工場現場 工場現場では、立ち仕事や重い部品の取り扱い、繰り返し動作など、膝に負担をかける要素が多く存在します。 生産ラインで同じ姿勢や動作を長時間続けることで、特定の部位に負担が集中しやすくなります。 床に置かれた物を頻繁に拾い上げる動作、しゃがんだ姿勢からの立ち上がりの繰り返しは膝への負担が大きく注意が必要です。 また、硬いコンクリート床での長時間の立ち仕事は、膝への衝撃を吸収できず、関節への負担が大きくなります。 工場現場では、作業台の高さ調整、衝撃吸収性のある床材や専用マットの使用、定期的な姿勢の変更と休憩の確保が膝の保護に効果的です。 重たいものから膝の負担を減らす対策は? 重たいものを持つ際に膝への負担を軽減するためには、日常生活や職場での対策が重要です。 以下で効果的な方法を紹介します。 対策 具体的な内容 適切な持ち上げ姿勢を意識する 荷物を体に密着させて、背筋を伸ばして物を持ち上げる 補助器具を活用する 台車、リフト、ベルトなどの道具を積極的に使用する 体重管理を心がける 過体重は膝への負担を増大させるため、適正体重を維持する 膝サポーターを着用する 作業中は膝関節を安定させるサポーターを利用する 筋力トレーニングを行う 太もも周りの筋肉を強化し、膝関節への負担を分散させる 柔軟性を高める ストレッチで筋肉や靭帯の柔軟性を保つ 休息を十分に取る 膝に痛みを感じる前に適度に休憩をとる 職場環境の改善を依頼する 上司や同僚の理解を得て、作業環境の改善や業務分担の見直しを提案する これらの対策を日常的に実践することで、膝への負担を大幅に軽減できます。 とくに仕事で重たいものを扱う場合は、一人で抱え込まず周囲の理解と協力を得ながら環境の改善を目指しましょう。 重たいものを持つと膝が痛くなるときによくある質問 重たいものを持つと膝が痛くなるときによくある質問を3つ紹介します。 膝が痛い時にやってはいけないことは? 膝が痛い時は仕事を休むべき? 変形性膝関節症の治療法は? 膝の痛みは我慢しないことが大切です。 以下の内容を確認して、適切な休憩を取り、必要に応じて治療を受けましょう。 膝が痛い時にやってはいけないことは? 膝の痛みがあるときは、以下の行為を避けましょう。 痛みを我慢して重たいものを持ち続ける 膝に負担のかかるスクワットや深い屈伸運動を行う 階段の上り下りを頻繁に行う 硬い地面での長時間の歩行や運動 長時間正座や中腰の姿勢を続ける 痛みが強い時にマッサージや強い刺激を与える 炎症がある時に患部を温めること(初期の炎症時は冷却が基本) 医師の診断なしで痛み止めを長期間服用する 医師の指導なく自己流のリハビリを行う これらは膝へ負担をかけて症状が悪化する可能性があります。 痛みがあるときは自己判断せず、医療機関を受診しましょう。 膝が痛い時は仕事を休むべき? 膝の痛みの程度と仕事内容によって判断が必要です。 激しい痛みや腫れがある場合、重たいものを持つ仕事や長時間の立ち仕事は休職や業務調整を検討すべきです。 無理を続けると症状が悪化し、長期的な休職が必要になる可能性があります。 一方、軽度の痛みであれば、適切なサポーターの使用や仕事内容の一時的な調整で対応できることもあります。 職場の上司や産業医に相談し、可能であれば一時的に軽作業へ変更するなどの対応が望ましいです。 変形性膝関節症の治療法は? 変形性膝関節症の治療は大きく保存療法と手術療法に分けられます。 保存療法は、手術を伴わない治療法です。消炎鎮痛剤の服用や注射療法、理学療法、生活習慣の改善などが行われます。 これらで十分な効果が得られない重症例では、人工膝関節置換術などの手術療法が検討されます。 また、近年注目されているのが再生医療です。 再生医療は、患者さま自身の幹細胞や多血小板血漿(PRP)を用いる、体への負担が少ない治療法です。 当院「リペアセルクリニック」では、脂肪由来の幹細胞治療とPRP療法を提供しています。 再生医療に関して詳細は、以下をご覧ください。 重たいものは膝への負担が大きいので日常生活から負担軽減を意識しよう 膝関節は日常生活で体重の3〜4倍もの負荷がかかる重要な部位であり、重たいものを持つとさらに大きな負担となります。 膝の疾患リスクを減らすためには、正しい持ち方の実践や補助器具の活用が不可欠です。 とくに「建設現場」「引越し業者」「工事現場」などの膝への負担が大きい職場では、上司や同僚の協力を得て、環境の改善を目指しましょう。 もしも膝に痛みを感じたら、早めに休息をとり、必要に応じて医療機関を受診することが重要です。 膝の健康は一度損なうと回復に時間がかかります。 再生医療などの治療法も視野に入れながら、日常からの予防と早期対応を心がけましょう。 以下のページでは、膝関節に対する再生医療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による膝関節の症例はこちら
2020.07.14 -
- 再生治療
指や手首に軽い痛みを感じているけれど、放置していても大丈夫なのか心配になったことはありませんか。 腱鞘炎は初期段階では軽い痛みや違和感程度ですが、適切な対処をしないまま放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたす場合があります。 この記事では、腱鞘炎が慢性化する理由や症状、手術に頼らない治療選択肢を解説します。 現在軽い症状で悩まれている方や、すでに慢性化が心配な方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、現在リペアセルクリニックでは手術を必要としない再生医療に関する情報をLINEで発信しております。ぜひ登録してください。 腱鞘炎が慢性化する理由|安静にできずに手指を使い続けてしまうから 腱鞘炎が慢性化するのは、安静にできずに手指を使い続けてしまうのが理由です。 日常生活を今まで通り送るためには、手指の使用は避けられません。 とくに、以下の動作には注意が必要です。 長時間のスマートフォン・パソコン操作 野球/テニス/ゴルフのスイング動作 重いものを持ち上げる動作 長時間にわたるスマホの操作や手指を使うテニスなどのスポーツが原因で、指や腱に負荷がかかり腱鞘炎になる可能性があるので注意しましょう。 痛みが1週間以上続いている場合や、指の動きに明らかな制限がある場合は、すでに炎症が進行している可能性があります。 他にも女性ホルモンが腱の滑りやすさに関係しています。 妊娠・出産期や更年期により女性ホルモンが減少すると、腱が炎症を起こす要因になる場合があります。 このように症状が続いている場合は病院を受診しましょう。 腱鞘炎の症状 腱鞘炎の症状は、主に以下の2つが知られています。 ばね指(弾発指) ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎) 2つの症状について、詳しく解説します。 ばね指(弾発指) 指の酷使で指に炎症が起き、腱鞘が厚くなることで曲げ伸ばしの際に痛みが生じたり、引っかかったりする腱鞘炎です。 悪化すると関節が硬くなり、指が動かしにくくなります。 指を動かす際にカクッと外れることがあります。 ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎) ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)は、親指を伸ばす働きがある腱が炎症を起こし、痛みが生じる腱鞘炎です。 親指を動かす際に付け根に痛みが生じます。 ドケルバン病が悪化すると、物をつかむ、持ち上げるなどの動作が困難になるほか、ばね指を併発するおそれがあります。 また、腱鞘にガングリオンというしこりができる場合があります。 ガングリオンは良性の腫瘍ですので放置しても問題ありませんが、違和感やしびれ、痛みがある場合は治療が必要です。 慢性化した腱鞘炎を治療する方法 慢性化してしまった腱鞘炎を治療する方法は3つあります。 保存療法 手術療法 再生医療 それぞれの方法について詳しく紹介します。 保存療法 保存療法には、具体的に以下の方法があります。 安静 テーピングやサポーター アイシング 薬で痛みを抑える ストレッチ まずは安静にしてアイシングを行います。また、手指の負担を減らすためのテーピング・サポーターの使用も効果的です。 痛みが強い場合には、ステロイド注射などの薬物治療で症状を軽減させます。 手術療法 再発を繰り返す場合には、手術療法が検討されます。 腱鞘炎に対する手術は腱鞘切開術が行われることが多いです。 【腱鞘切開術】 原因となっている腱鞘の真上の皮膚を2cmほど切る 原因となっている腱鞘を切り開く 腱鞘を切り開くことで引っかかっていた腱がスムーズに動くようになります。 手術は日帰りででき、15分ほどで終わります。 手術前に指の動きが硬くなっていて、術後もうまく動かせない場合はリハビリが必要です。 再生医療 腱鞘炎に対しては、再生医療という治療の選択肢もあります。 再生医療の治療法は、主に以下の2つです。 治療法 方法 PRP療法 患者さまから採取した血液から血小板を採取し、患部に投与 幹細胞治療 患者さまから幹細胞を採取・培養して患部に投与 どちらも手術を必要としません。慢性化した腱鞘炎で、手術に抵抗がありお悩みの方もご検討いただけます。 また、再生医療は患者さま自身の血液・幹細胞を使うため、拒否反応が低いのも特徴です。 再生医療についての症例や治療法については、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 腱鞘炎が慢性化した際に関するよくある質問と回答 腱鞘炎の慢性化について、患者さまからよく寄せられる質問にお答えします。 腱鞘炎になったらやってはいけないこと(動作)は? 腱鞘炎が完治するまでの期間は? これらの疑問を解消して、適切な対処を心がけましょう。 腱鞘炎になったらやってはいけないこと(動作)は? 腱鞘炎になった際には、以下のような動作は避けましょう。 痛みを我慢して無理に動かす 長時間の連続作業を続ける 重い物を片手で持ち上げる 痛みがある部位を強くマッサージする 熱いお風呂に長時間浸かる(炎症期は避ける) 腱鞘炎の回復には、まず症状が落ち着くまでしっかりと安静にすることが基本です。 痛みを悪化させるような動作はかえって逆効果となるため、できるだけ避けましょう。 腱鞘炎が完治するまでの期間は? 腱鞘炎の完治までの期間は症状の程度や治療法によって異なりますが、一般的には数週間から数ヶ月程度とされています。 軽度の症状であれば2〜3週間程度で改善することが多いですが、慢性化している場合は数ヶ月かかることもあります。 治療期間については以下の記事でも詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。 腱鞘炎が慢性化して痛みが治まらない場合は再生医療をご検討ください 腱鞘炎は本来、安静にすることで炎症が落ち着いていきます。 しかし、日常生活で手指を使わざるを得ないため、なかなか安静を保てず慢性化しやすいのが特徴です。 痛みや腫れが落ち着くまでは、以下のような動作はできるだけ避けましょう。 長時間のスマートフォン・パソコン操作 野球/テニス/ゴルフのスイング動作 重いものを持ち上げる動作 症状が出たら無理に動かさず、炎症が治まるまで休ませることが大切です。 安静にしても痛みが引かない場合は、慢性化している可能性があるため医療機関を受診しましょう。 一般的には薬物治療や注射、装具固定などで治療しますが、改善が見られない・日常生活に支障をきたす重症例では手術が検討されます。 しかし手術を避けたい方、より自然な回復を望む方には、自己の組織修復力を高める再生医療が新しい治療法として注目されています。 再生医療の症例や治療法ついては、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEで紹介していますので、ぜひご確認ください。 ご自身にとって適切な治療法を選択し、辛い腱鞘炎の痛み改善を目指しましょう。
2020.07.13 -
- 免疫細胞療法
便秘が続くと免疫力が低下し、風邪を引きやすくなる可能性があります。 便秘になることで、免疫に深くかかわるとされる腸内に悪玉菌が増殖しやすい状態となり、腸内環境が悪化して免疫力が低下するのです。 この記事では便秘が続くと風邪を引きやすくなる理由と、対策や治療法を解説していきますので、参考にしてください。 また免疫力を高めるためには、免疫細胞療法という再生医療も選択肢の一つとして検討しましょう。 治療法や症例については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひご覧ください。 【結論】便秘は免疫力を下げ、風邪を引きやすくする原因になる可能性がある 便秘は腸内の免疫力を下げ、風邪を引きやすくする原因になる可能性があります。 便秘は腸内環境を悪化させ、腸内環境のバランスが崩れることにより免疫力が低下することで、風邪などの感染症を引き起こす可能性があるためです。 体内の免疫細胞の約60%以上は腸に集中しているといわれており、便秘により腸内環境が悪化することで「悪玉菌」が増殖しやすい状態になります。腸内で有害物質が体内に吸収しやすい環境となることで免疫力が低下する可能性があります。 また、風邪薬の成分の中で、咳止め成分であるコデインリン酸塩水和物や、ジヒドロコデインリン酸塩は便秘となる可能性があります。 便秘改善で免疫力を高め、風邪を予防する方法 食生活の改善や、定期的な運動など、便秘を改善することで免疫力を高めて、風邪を予防する方法も必要で、以下の方法を心がけてください。 バランスの取れた食事を心がける 定期的な運動を取り入れる 自律神経のバランスを整えるなどストレスケアを行う それぞれの予防法を解説するので、ぜひお試しください。 バランスの取れた食事を心がける 便秘を改善するためには、発酵食品や食物繊維などを摂取してバランスの取れた食事を心がけることが重要です。 腸は体に必要な栄養を吸収することで、細菌などの病原体を排除してくれるため、1日3食、とくに朝食は欠かさないようにしましょう。 腸内環境を整えるためには、ビフィズス菌や乳酸菌など善玉菌を含む、ヨーグルトや味噌などの発酵食品を摂ることが大切です。また、善玉菌を促進させる食物繊維が含まれる野菜や果物、海藻類も積極的に取り入れましょう。 起床時や日中、入浴前後、就寝前など食事以外の水分補給も欠かせません。 定期的な運動を取り入れる 便秘を改善するには、ウォーキングや体操、腹筋運動など軽い運動を定期的に行うことも重要です。 運動により体を動かすことで腸の働きを活発にし、腸の蠕動運動を促して便秘を改善できる可能性があります。 運動は規則的な生活リズムを促進し、毎日同じ時間に運動することで腸のリズムを整えるため、定期的な運動を心がけましょう。 自律神経のバランスを整えるなどストレスケアを行う 自律神経のバランスを整えてストレスケアを行い、腸の働きを活発化させることも便秘を改善するためには大切です。 ストレスがたまることにより交感神経が優位になる時間が長くなることや、生活習慣の乱れによる自律神経のバランスが崩れることにより、腸内運動がうまく働かなくなることがあるためです。 ウォーキングなどの軽い運動や、就寝前にアロマを焚いてリラックスし、副交感神経が優位になる時間を設けましょう。 また、朝日を浴びて自律神経を整えやすくするなど、ストレスケアを行うことで便秘の改善につながる可能性があります。 便秘が続く場合の治療法 便秘が続く場合の治療法は、以下の通りです。 保存的治療(薬・漢方・整腸剤) 外科的治療 免疫力を高める免疫細胞療法 保存的治療や外科的治療のほかにも、免疫力を高める再生医療も選択肢としてありますので、参考にしてください。 保存的治療(薬・漢方・整腸剤) 便秘が続く場合は市販の便秘薬や漢方薬、整腸剤などを使用する保存的治療法があります。 市販の便秘薬には腸を刺激して便を出しやすくする刺激性便秘薬と、便を柔らかくして排便を促進する非刺激性便秘薬の2種類に分けられます。 漢方薬は大黄甘草湯が代表的な漢方薬としてよく使用され、便秘に伴う腹痛や排便時の痛みを緩和します。 整腸剤は腸内環境を整える薬で、主成分は人間の腸由来の菌です。種類はビフィズス菌、乳酸菌、納豆菌、酪酸菌、糖化菌などがあります。 整腸剤には善玉菌を促進させる菌や、悪玉菌の増殖を抑制する菌が配合されているため、腸内環境が改善し、善玉菌優位となります。 ただし、自身で判断をせずに必ず医療機関の指示のもと、薬を服用するようにしましょう。 外科的治療 外科的治療は、生活習慣の改善や、保存的治療で改善がみられない場合に考慮される治療法です。 主に、器質性便排出障害と大腸通過遅延型便秘の症状が出た場合、外科的治療の対象となります。 また、他の疾患の可能性もあるため、便秘ではないかと不安に感じる方は以下のシートを参考にして、該当する項目があれば、医師の診断を受けましょう。 3~4日便が出ないことがある 下剤を使わないと軟便になることはまれである おなかが痛くなったり、不快だったりする お通じに血が混じることがある お通じのときにいきみがある お通じの後に残便感がある 下腹部、肛門に詰まった感じがある お通じの時に下腹部を押している 便が出ないため指でかき出すことがある 便が出ないため坐薬、浣腸を使うことがある 免疫力を高める免疫細胞療法も選択肢の一つ 生活習慣の改善や保存的治療などでも便秘が解消されない場合、免疫細胞療法も選択肢の一つです 免疫細胞療法では血液から採取した免疫細胞を培養し、数を増やしてから体内に戻します。自身の血液を利用するため、感染症や副作用のリスクが低いのが特徴です。 がん予防を主な目的としていますが、免疫力は風邪のひきやすさや歯周病、便秘や下痢など、さまざまな面に影響を与えます。 免疫細胞療法の治療法について詳細は、以下の記事をご覧ください。 【まとめ】便秘と免疫力の関係を理解し、風邪に負けない体づくりを始めよう 便秘が続くと腸内環境が悪化し、免疫力が低下する可能性があります。 その結果、風邪など感染症にかかりやすくなるリスクがあるため、便秘と免疫力の関係を理解し対策をすることが重要です。 食生活や運動など、生活習慣を見直すことで便秘が改善する可能性もあります。 ただし、便秘が続くようであれば薬による保存的治療や、外科的治療を行う場合もあります。 また、免疫力を高めるためには免疫細胞療法という再生医療も選択肢の一つです。 便秘が続いて改善が見られないと悩む方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.07.13 -
- ひざ関節
ハイヒールを履いていると膝が痛いとお悩みの女性は多いはず。 ハイヒールを履いていると、足の裏全体を使って歩行できません。そのため、歩行の衝撃が分散されず膝の負担が増えます。 今回は、ハイヒールを履いたときに膝が痛くなる原因や、痛みの改善方法を解説します。ハイヒールを履いたときに膝の痛みがある方は参考にしてみてください。 この記事を読むと分かること ハイヒールを履いたときに膝が痛くなる原因 ハイヒールを履いたときの痛みを改善する方法 ハイヒールを履くと膝が痛い!その原因は? ハイヒールによる膝の痛みの主な原因は、不安定な姿勢による膝関節への負担集中です。 ハイヒールを履いている状態では、足の裏全体を地面につけて歩行できません。つまり、非常に不安定な状態にあります。 そして、ハイヒールを履いて歩くと膝を曲げる角度が小さくなり、十分に衝撃を吸収できません。曲げる角度が小さいため、関節がクッションとして十分に力が分散されず、ダイレクトに膝関節に力がかかります。 また、ハイヒールを履くと足首の動きが制限され、その分の安定性を高めるために太ももの筋肉が働いた結果、膝関節への負担が大きくなります。 ハイヒールは不安定な構造上、均等に力を加えて歩けないため、膝に負担がかかり膝の痛みが出るのです。 ハイヒールを履いても「膝が痛い!」という状態にならないようにするには? ハイヒールを履いても膝が痛くならない方法を紹介します。 具体的な内容は以下の2つです。 ハイヒールを履いても膝が痛くならない方法 ヒールが低くて太い靴を選ぶ 正しい歩き方を身につける 歩く際の衝撃が膝に集中しているため、膝の負担を分散させるように工夫しましょう。 ヒールが低くて太い靴を選ぶ 靴のヒールが高くなると、膝の内側へ負担が集中します。一方、太ももや脛の筋肉は外側の負担が大きくなります。 また、ヒールが細いと十分にかかとに力をかけられません。そのため、前のめりの姿勢になり、膝に痛みが生じます。 ハイヒールを履いても膝が痛くならないように、かかと部分をしっかりとサポートできる太さ・硬さがあるハイヒールを選ぶようにしましょう。 正しい歩き方を身につける ヒールを履いても膝が痛くならないようにするには歩き方も重要です。 着地の際は、膝を伸ばすと負担がかかりにくくなります。4~6㎠のミドルヒールの場合、かかとから着地するのもポイントです。 膝にやさしいハイヒール選びと歩き方に気を付けてみてください。 ハイヒールを履いた際の痛みを改善するには? ハイヒールを履いて膝が痛いときは、安静にしましょう。そして、なるべくハイヒールを履く時間を短くするようにしてください。 変形性膝関節症などを発症してしまうと、治療にも時間がかかります。 そうならないためにも、痛みが続くようであれば早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしてください。 ハイヒールを履く前にできる!膝の痛みの予防方法 ハイヒールを履く前にできる予防方法である、簡単な筋トレを2種類紹介します。 手軽にできるので、すきま時間や外出前に実践してみましょう。 膝の曲げ伸ばし 椅子に座る 膝が痛む方の足を2秒かけて伸ばす 2秒かけて曲げる 曲げ伸ばしを繰り返して1日100回を目安に 太もも前面の筋力アップが期待できます。膝が痛む方は、無理のない範囲で行いましょう。 つま先の曲げ伸ばし バスタオルを丸めて高さが出るようにする マットなどの上に座る 片足はあぐらをかくように曲げて、もう片方は足を伸ばす 伸ばした足の太ももの下に1.のタオルを置く タオルを押しつぶすイメージで太ももの前面〜内側に力を入れる。この際、つま先を上に向ける 1日5回~10回を3セットが目安です 上記のストレッチはバスタオルを用意しましょう。 こちらも太ももの前側から内側の筋力アップに効果があります。 ハイヒールを履いて膝の痛みが慢性化したら早めに医療機関を受診しよう ハイヒールを履くと歩行の際に足首に十分な力を加えて地面を蹴る動作ができず、その負担を膝の関節やその周囲の筋肉が請け負った結果、「膝が痛い」症状が出る場合があります。 症状が軽度であれば安静にしつつハイヒールを控えたり、ストレッチをしたりして対処しましょう。 慢性的に痛みがあったり強い痛みが続いたりする場合は、変形性膝関節症が疑われるので医療機関の受診をおすすめします。 当院では、一般的な病院ではできない再生医療を取り扱っています。手術や入院をせずに痛みの根本から向き合いたい方は、お気軽にご相談ください。 以下のページでは、膝関節に対する再生医療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による膝関節の症例はこちら
2020.07.12 -
- 再生治療
保育士の仕事は膝に負担がかかりやすいため、変形性膝関節症になる可能性があります。 変形性膝関節症は強い痛みを伴うので、「保育士の仕事がつらい」「どうやって治療したらよいの?」など、悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。 定年まで勤める予定だったところ、症状の悪化で保育士を辞める場合は、退職後の生活保障も必要です。 本記事では、保育士に変形性膝関節症が増えている理由や、症状別の治療方法などをわかりやすく解説します。 重度の変形性膝関節症は手術を必要とするケースもありますが、切らずに治す方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 保育士の退職にいたるの変形性膝関節症の原因とは 変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨がすり減り、歩行時などに痛みや可動域制限を引き起こす疾患です。 軟骨は膝にかかる負担や加齢によってすり減りますが、保育士の日常動作や保育現場の特徴など、以下の原因も考えられます。 症状が悪化すると膝が変形し、歩行すら困難になる恐れも。 変形性股関節症が疑われる場合は、以下を参考に、保育士の日常動作や保育現場の特徴をチェックしてみましょう。 立ち仕事・中腰・抱っこ…膝に負担のかかる日常動作 保育士の仕事は立つ・座る・しゃがむ・走るなどの動作が多いため、膝に負担がかかりやすくなっています。 また、子どもの身長に合わせるため、膝立ちのままで室内を移動したり、食事の補助で膝をついたりする場合もあります。 保育士は赤ちゃんや乳幼児を抱っこするシーンも多いので、子どもの体重が膝の負担になってしまうケースも。 膝を曲げて中腰になる動作も、軟骨や半月板に大きな負荷がかかり、変形性膝関節症の発症リスクを高めてしまいます。 変形性膝関節症は徐々に進行するため、膝に「引っ掛かり」などの違和感があるときは、早めに専門医の診察を受けておきましょう。 膝痛が慢性化しやすい保育現場の特徴 多くの保育現場には以下の特徴があるため、膝痛の慢性化につながりやすくなっています。 保育士の仕事は子どもの身長や動きに合わせるため、膝にかかる負担がどうしても重くなります。 子どもを抱っこして段差を乗り越える際も、膝の負担が大きくなり、不注意で転倒するリスクも。 膝立ちも変形性膝関節症の原因になりかねないため、固い床にも注意が必要です。 職場環境は簡単に変えられませんが、出入口などの段差は市販の段差スロープで解消できる可能性があるので、問題個所を洗い出してみるとよいでしょう。 しゃがむ動作で膝が痛む場合は、直接床に座らず、背の低い椅子に腰かけるのもおすすめです。 変形性膝関節症の特徴 変形性膝関節症には以下の特徴があるため、放置すると症状の悪化を招きます。 膝の軟骨にはほとんど血管が通っておらず、栄養が行き届かないため、すり減った部分の自然治癒は期待できません。 また、加齢とともに膝にかかる負担も蓄積されるので、50歳前後で発症するケースが多くなっています。 男女別にみた場合、筋肉量や骨の形状などの違いから、女性の発症率が高いのも変形性膝関節症の特徴です。 初期段階は膝に違和感を感じる程度ですが、進行性により徐々に悪化するため、痛みが強くなった頃には手術しか選択肢がないケースも。 中高年の保育士は変形性膝関節症の発生原因が多くなるので、「膝に違和感がある」「立ちあがるときに痛い」など、身体が発しているサインに注意しましょう。 退職を考える前に自分に合った治療法を把握する 変形性膝関節症が悪化すると、激しい痛みや膝の変形を引き起こす場合があります。 症状によっては保育士の仕事が難しくなり、退職を余儀なくされるケースもあるため、まず専門医の診断を受け、以下を参考に自分に合った治療方法を把握しましょう。 勤務年数や退職時期によっては、退職金やボーナスに影響が出るため、「いつ辞めたらよいの?」と悩んでいる保育士の方も少なくありません。 ただし、退職を選択しても、保育士不足の事情から、変形性膝関節症を治療すると復職できる可能性があります。 膝の痛みに耐えられないときは、以下のように対応しておきましょう。 まずは診断を受ける|KL分類とは? 膝に痛みや違和感がある場合は、まず専門医の診断を受けておきましょう。 変形性膝関節症には以下のKL分類(Kellgren-Lawrence分類)があり、進行度によって治療方法が異なります。 KL分類 膝の状態 詳細 グレード0 健康な膝 ・膝軟骨のすり減りや骨棘がない状態 グレード1(KL-1) 変形性膝関節症の予備軍 ・骨棘の形成や、関節裂隙狭小化が疑われる状態 グレード2(KL-2) 軽い変形性膝関節症 ・膝軟骨がすり減り、正常な膝よりも関節の隙間が25%程度狭くなる ・わずかな骨棘ができ始める ・立ち上がりや歩き始めに膝の痛みを感じるが、時間が経つと緩和される グレード3(KL-3) 中等度の変形性膝関節症 ・骨棘の形成により、強い痛みを自覚する状態 ・正常な膝よりも関節の隙間が25~75%程度狭くなる ・膝の腫れにより、日常生活に支障をきたす場合もあり グレード4(KL-4) 重度の変形性膝関節症 ・正常な膝よりも関節の隙間が75%以上狭くなる ・軟骨の著しい減少や、大きな骨棘形成により、安静時にも強い痛みが生じる ・膝が変形する場合もある 骨棘(こつきょく)とは、すり減った軟骨が変性し、棘(とげ)のようになった状態です。 グレード0からグレード2までの段階では、変形性膝関節症を自覚しにくいため、「膝の調子が一時的に悪いのだろう」と自己判断する場合があります。 しかし、治療しないまま保育士の仕事を続けると、骨棘が拡大し、軟骨のすり減りで膝関節の隙間も狭くなるため、強い痛みを避けられません。 グレード3やグレード4は仕事や日常生活に支障をきたすので、早期治療が必要な状態です。 KL分類で変形性膝関節症の進行度がわかったら、次は治療方法を検討する必要があるため、以下のように医師とじっくり話し合ってみましょう。 保存療法や手術療法 変形性膝関節症になった場合、症状に応じて保存療法や手術療法を選択します。 どちらも以下のような特徴があるので、医師とよく話し合い、後悔しない治療方法を選びましょう。 治療方法 種類 特徴 保存療法 薬物療法 ヒアルロン酸やステロイドの注射、湿布や鎮痛剤などで膝の痛みを緩和する 運動療法 筋力トレーニングやストレッチで膝周りの筋肉を強化し、膝にかかる負担を軽くする 物理療法 電気刺激療法や温熱療法、マッサージなどで膝痛を緩和する 装具療法 膝用のサポーターや足底板(インソール)などを使い、膝にかかる負担を軽くする 手術療法 骨切り術 脛骨(すねの骨)を切って膝関節の変形を矯正し、膝にかかる負担を軽くする 人工膝関節置換術 損傷した膝関節を人工関節に置き換え、膝痛を根本的に除去する 保存療法は痛みの緩和を目的としており、膝関節は現状のまま温存します。 ただし、走ったりしゃがんだりする動作で膝に負担がかかると、変形性膝関節症が進行するので注意しましょう。 骨切り術も膝関節を温存しますが、保育士の仕事を続けると膝に負担がかかり、症状によっては人工関節に置き換える可能性も。 人工関節置換術は痛みの原因を取り除けますが、ひねりや正座などの動作が制限されるので、手術を受け入れるかどうかは慎重な判断が必要です。 また、骨切り術は2~4週間程度の入院が必要となり、人工関節置換術は4~6週間程度入院します。 術後のリハビリにも4~6カ月程度かかる場合があるので、長期休暇を取得できるかどうかも重要です。 手術を避けつつ、変形性膝関節症を根本的に治療したい場合は、以下の再生療法も選択肢に入れてみましょう。 退職を避けるための再生医療という選択肢 再生医療とは、自分自身の幹細胞を活用し、損傷した軟骨などを修復する治療方法です。 具体的には、下腹部などから米2~3粒程度の幹細胞を採取し、1,000万個や1億個程度に培養してから患部に注射します。 幹細胞の数が多く、フレッシュであるほど治療効果が高くなるので、再生医療を受ける際は、投与の都度培養してくれる医療機関がよいでしょう。 また、幹細胞による再生医療は患部を切開しないため、手術に抵抗がある方や、家事や仕事を休めない方にもおすすめです。 再生医療はアスリートにも活用されており、サッカーやマラソンなどのプロスポーツに復帰した実績もあります。 保育士の仕事を定年まで続けたい場合は、再生医療を検討してみましょう。 なお、再生医療は比較的新しい治療方法になるため、詳しい内容をご存じないかたも少なくありません。 より詳しい情報を知りたい方は、リペアセルクリニックにご相談ください。 リペアセルクリニックは再生医療を導入しており、無料の電話相談やメール相談も受け付けています。 初診や問診にも十分な時間を確保しているので、専門医とじっくり話し合い、納得できる治療方法を選択できます。 保育士として働き続けるためには、自分に合った治療法を探すことが重要 変形性膝関節症は保存療法で治療できますが、保育士は走る・しゃがむなどの動作を避けられないため、将来的には症状が悪化する可能性があります。 人工関節に置き換えると正座などの動作が制限されるので、保育士として働き続けるためには、自分に合った治療法を探せるかどうかが重要です。 すでに変形性膝関節症が重症化しており、病院から「手術が必要」といわれた場合は、再生医療も選択肢に入れてみるとよいでしょう。 再生医療にかかる期間や、具体的な治療の流れなど、わからない部分はリペアセルクリニックにご相談いただけます。 >当院の膝関節に対する再生医療の症例はこちら また以下の動画もぜひご覧ください。 https://youtu.be/OCbFl9Em8CY?si=-yGZNWa10FzQT-5W リペアセルクリニックには以下の特徴があるので、手術するかどうかは、初診を受けてから判断できます。 変形性膝関節症に悩んでいる方は、リペアセルクリニックの専門医にご相談いただき、一緒に根本治療を目指しましょう。
2020.07.12 -
- 免疫細胞療法
「寝不足が続くと決まって体調を崩す」という方も多いでしょう。 近年の研究では、睡眠不足がなぜ免疫力を低下させるのか、その科学的なメカニズムが解明されつつあり、質の高い睡眠を確保するためのアプローチも注目されています。 本記事では、「睡眠不足による免疫力低下のメカニズム」について、ホルモンや自律神経の働きといった観点から解説します。 睡眠不足で体調を崩しやすいと感じている方、その原因と対策を詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。 また、当院リペアセルクリニックでは、治療によって免疫力アップを目指せる免疫細胞療法をご提供しています。 「免疫力低下が気になる」「簡単に免疫力を上げたい」という方は、ぜひ当院へご相談ください。 睡眠不足による免疫力低下のメカニズム 多くの人が感じている「睡眠不足と体調不良の関係」ですが、その裏には、免疫力の低下という科学的なメカニズムが隠されています。 本章では、睡眠不足が免疫力低下を引き起こすメカニズムについて、以下の2つの側面から解説していきます。 成長ホルモンの分泌量が低下して自然免疫の働きが低下する 自律神経が乱れて免疫物質の分泌量が低下する 私たちの体を守る免疫システムと睡眠との深い関わりを知ることで、日々の睡眠を大切にする意識がより一層高まるはずです。 成長ホルモンの分泌量が低下して自然免疫の働きが低下する 睡眠中には、昼間の活動で傷ついた細胞を修復するための成長ホルモンが多く分泌されます。 成長ホルモンは免疫細胞の維持・強化にも役立ちますが、睡眠不足になると十分に分泌されず、免疫細胞(NK細胞など)の減少を招きます。 その結果、ウイルスや細菌に対する自然免疫の働きが低下し、免疫力が落ちてしまいます。 自律神経が乱れて免疫物質の分泌量が低下する 睡眠不足が引き起こす心身へのストレスは、「自律神経」のバランスを崩してしまいます。 項目 詳細 自律神経の乱れ 睡眠不足のストレスにより、活動モードの「交感神経」とリラックスモードの「副交感神経」の切り替えがうまくいかなくなる 免疫物質の減少 副交感神経の働きが低下し、鼻や喉の粘膜で病原体をブロックする「免疫抗体IgA」という免疫物質の分泌量が減少。 その結果、ウイルスなどに感染しやすくなる。 免疫細胞の働きが低下 副交感神経が十分に働かないと、末梢の血流が悪化。 パトロール役である白血球(免疫細胞)が体の隅々まで行き渡りにくくなり、感染が起きた場所に集まりにくくなる。 さらに、慢性的な寝不足によるストレスは、「アドレナリン」などのストレスホルモンの過剰な分泌を招きます。 アドレナリンには免疫の働きを抑制する作用があるため、病原体への抵抗力がさらに低下してしまう、という悪循環に陥ります。 また、次の記事ではストレスで免疫力が低下する原因や免疫力を高める方法について解説しているので、ぜひ参考にしてください。 睡眠の質を高めて免疫力を向上させる方法 本章では、今日からでも始められる、睡眠の質を高めるための方法を6つご紹介します。 体内時計を整えて規則正しい生活を送る 睡眠の3時間前までに食事を済ませる 寝る前にスマホやパソコンを使わない ぬるめのお風呂で身体を温める 寝具などの就寝環境を整える 適度な運動習慣を身につける 忙しい毎日の中で、理想的な睡眠時間を確保するのは難しいと感じる方も多いかもしれません。 しかし、睡眠は「長さ」だけでなく「質」も重要です。 ご自身のライフスタイルに合わせて、取り入れやすいものから試してみてください。 体内時計を整えて規則正しい生活を送る 私たちの体に備わっている「体内時計」を整え、規則正しい生活を送ることが、質の高い睡眠と免疫力の向上につながります。 体内時計を整えて規則正しい生活を送るポイント 毎朝同じ時間に起き、夜もできるだけ同じ時間に就寝する 朝起きたら太陽の光を浴びて体内時計をリセットする 朝食をきちんと摂り、体を目覚めさせ一日のリズムを作る 週末になるとつい寝坊してしまいがちですが、平日との起床時間の差が大きいと、体内時計は簡単に乱れてしまいます。 休日の寝坊はほどほどにし、規則正しい生活を心がけましょう。 睡眠の3時間前までに食事を済ませる 質の高い睡眠を確保し、体をしっかりと休ませるためには、就寝の約3時間前までに夕食を済ませることが大切です。 就寝前の食事に関するポイント 食後すぐに眠ると体は消化活動を優先し、脳や体が十分に休まらず眠りが浅くなる 胃腸の消化活動が落ち着くまでには、一般的に食後約3時間かかるとされている 夕食が遅くなる場合は、脂肪分の多い食事は避け、うどんやお粥、スープなど、消化の良い軽いメニューにする 寝る前の食事のタイミングと内容を少し意識するだけで、睡眠の質は変わってきます。 次の記事では、免疫力をあげる食べ物について解説しているので、ぜひ参考にしてください。 寝る前にスマホやパソコンを使わない 就寝前にスマホやパソコンなどの画面を見る習慣は、寝つきを悪くしたり睡眠の質を低下させたりする原因となります。 就寝前のスマホやパソコンの注意点 スマホ等のブルーライトは脳を覚醒させる 睡眠を促すホルモン(メラトニン)の分泌が抑えられる 結果、寝つきが悪くなり、睡眠の質が低下 就寝1~2時間前には画面を見ないようにするのが理想 ベッドに入るときはスマホを手元に置かない、といった簡単な工夫だけでも、寝つきが良くなることが期待できます。 ぬるめのお風呂で身体を温める ぬるめのお風呂に浸かり、身体を温めることも大切です。 質の高い睡眠のための入浴法 就寝の1~2時間前に、38~40℃のぬるめのお湯に5~20分ほど浸かる 入浴で一度上がった体温が下がる過程で自然な眠気を誘う 体の芯から温まり、筋肉の緊張がほぐれてリラックスできる 一方、42℃を超えるような熱いお湯に長時間入るのは、睡眠前にはおすすめできません。 熱いお湯は、体を活動モードにする神経(交感神経)を刺激してしまい、かえって目が覚めてしまうことがあります。 また、次の記事では免疫力アップにつながる入浴法について解説しているので、ぜひ参考にしてください。 寝具などの就寝環境を整える 快適な睡眠のためには、寝室の温度や湿度・光・音といった環境づくりも重要です。 快眠のための就寝環境づくりのポイント 寝室の温度は18~22℃・湿度は50~60%に保つ 遮光カーテンなどを使い、部屋を暗く静かな環境に整える 自分の体格に合い、自然な寝姿勢を保てるマットレスや枕を選ぶ また、人は寝ている間にコップ1杯程度の汗をかくといわれています。 通気性や吸湿性の良い素材の寝具やパジャマを選ぶことも、快適さを保ち、途中で目が覚めるのを防ぐためのポイントです。 適度な運動習慣を身につける 適度な運動を行うと体に心地よい疲労感が生まれ、夜の寝つきが良くなり、深い睡眠が得られやすくなります。 睡眠の質を高める運動のポイント 日中にウォーキングなどの適度な有酸素運動を行うと夜の眠りの質が高まる 運動は日中から夕方にかけて行い、就寝の3時間前までには終えるのが理想 寝る直前の激しい運動は体を興奮させてしまうため逆効果 無理のない範囲で楽しみながら運動を習慣として続けることが大切 継続的な運動習慣によって睡眠の質が高まれば、結果として免疫力の向上や、日中の疲労回復にも貢献してくれます。 また、次の記事では運動で免疫力アップできる理由や適度な運動量について解説しているので、ぜひ参考にしてください。 睡眠不足に悩んでいる方は免疫細胞療法も選択肢の一つ 十分な睡眠が確保できず、免疫力の低下が心配な場合、免疫細胞療法を受けることも一つの選択肢です。 項目 詳細 治療の概要 人間が本来もっている免疫の力を人工的に高める治療法 治療の目的 がん治療において、がん細胞と戦う免疫細胞の力を強化する目的の治療法が、免疫機能全般の強化にも応用されている。 具体的な方法 患者様ご自身の血液を少量採取し、その中からウイルスやがん細胞などと戦う働きをもつ免疫細胞を取り出す。 専門の施設で数週間かけて、免疫細胞を数億個から数千億個というレベルまで培養・増殖させ、さらに働きが活発になるように活性化させる。 パワーアップさせた自己の免疫細胞を点滴によって再び体内に戻す。 ご自身の細胞を用いるため副作用も少なく、体への負担も比較的軽い治療法とされています。 睡眠の質を高めて免疫力低下を防ごう 免疫力の低下を防ぐためには、ただ長く眠るだけでなく、「睡眠の質」を高めることが重要です。 まずは始めやすいものから取り入れてみましょう。 規則正しい生活で体内時計を整える 就寝前の食事やスマホの使用を控える ぬるめのお風呂でリラックスする 快適な寝室環境を整える 日中の適度な運動習慣 しかし、多忙な生活で十分な睡眠が確保できない、あるいは免疫力の低下が特に心配だという方もいるでしょう。 そのような方には、ご自身の免疫細胞を培養・活性化させて体内に戻すことで、免疫機能の向上を目指す「免疫細胞療法」という選択肢もあります。 まずは睡眠の質を高める工夫を続け、それでも改善しないお悩みがあれば、ぜひ当院へご相談ください。
2020.07.11







