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変形性股関節症の治し方を紹介!手術をしない選択肢や症状別の治し方について詳しく解説

公開日: 2019.05.08
更新日: 2025.06.02

変形性股関節症から来る痛みの改善・治し方が分からず、お悩みではありませんか。

変形性股関節症は、初期症状から重度な症状まで、段階に応じた治療方法が用意されています。

本記事では変形性股関節症の治し方、症状の段階に応じた治療方法を詳しく解説します。

また、近年注目されている再生医療についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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変形性股関節症の治し方をそれぞれ詳しく紹介

変形性股関節症の治療方法は、以下の5種類に分けられます。

症状の段階や痛みに応じて、適した治療が異なる点に注意しましょう。

ここでは、それぞれの治療方法について詳しく解説していきます。

保存療法

変形性股関節症の保存療法は、手術をせずに症状の緩和と進行の抑制を目指す治療法を指します。

保存療法において、運動療法とリハビリテーションは重要な柱です。

運動療法で股関節周りの筋肉を強化することで、関節の安定性を高め、痛みを軽減します。

また柔軟性を改善する運動は、関節の可動域を広げ、日常生活での動作が楽になる役割を持ちます。

症状の改善と進行の抑制には、理学療法士などの専門家による指導のもと、運動メニューを継続することが重要です。

物理療法

物理療法は、温熱療法や電気療法・光線療法・マッサージなどを用いて、痛みの緩和や血行促進・筋肉の緊張緩和を図ります。

各物理療法の詳細は、以下の通りです。

物理療法の種類 詳細
温熱療法 患部を温めることで血流を促し、筋肉のこわばりを和らげる
電気療法 電気刺激によって筋肉の緊張をほぐす
光療法 レーザーなどを照射し、血行を促進するとともに筋肉の緩和を目指す

上記の物理療法は、運動療法などと併用されることが多く、患者様の状態に合わせて選択されます。

物理療法は、薬剤に頼らず、患者自身の持つ自然治癒力を引き出すことを目的とした治療法と言えるでしょう。

薬物療法

変形性股関節症の薬物療法は、主に痛みや炎症を抑えることを目的として行われます。

一般的には、内服薬として非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やアセトアミノフェンなどが用いられることが多いです。

痛みが強い場合には、関節内にヒアルロン酸やステロイド薬を注射することもあります。

これらの薬は、症状を一時的に緩和する効果はありますが、病気の進行を止めるものではありません

医師の指示に従い、症状や状態に合わせた適切な薬物療法を行うことが重要です。

手術療法

変形性股関節症の手術療法は、保存療法で十分な効果が得られない場合や、日常生活に支障が大きい場合に検討される方法です。

変形性股関節症の手術は、以下の2つに分けられます。

主な手術方法 詳細
人口股関節置換術 痛んだ関節を取り除き人工関節に置き換える方法
骨切り術 股関節の骨の一部を切って角度を調整し、関節への負担を軽減する方法

どちらも痛みの軽減と股関節の機能改善、日常生活動作の向上が、主な目的です。

手術方法は患者様の年齢や活動レベル、骨の状態などを考慮して選択されます。

再生医療

変形性股関節症に対する再生医療は、近年注目されている新しい治療法です。

自身の細胞や血液成分を活用し、損傷した軟骨の修復や再生を促すことを目指します。

主な方法として、PRP(多血小板血漿)療法や幹細胞療法などが研究・実施されています。

これらの治療法は、手術に比べて身体への負担が少ない点が特徴です。

股関節に幹細胞を注入する治療は、傷ついた軟骨の修復を促し痛みを和らげることで、手術なしで改善する可能性を高めます。

さらに変形性股関節症が進行する前に再生医療を行うことで、人工関節置換術が必要となるような、深刻な状態への悪化を防ぐことが期待されます。

再生医療を受けるメリット

  • 痛みの軽減が期待できる
  • 手術が回避できる可能性がある
  • 股関節の機能が改善する可能性がある

リペアセルクリニックでは、患部へダイレクトに幹細胞を注入する独自の技術と、高品質な細胞培養施設で、変形性股関節症の根本的な改善を目指します。

変形性股関節症の手術を避けたい方、痛みを軽減したい方は、ぜひ一度メールまたはオンライン診療にてご相談ください。

股関節の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。

変形性股関節症の症状の段階に応じた治療法の選び方

変形性股関節症の治療法の選び方は、以下の症状によって異なります。

同じ変形性股関節症であっても、患者様の状態や痛みに合わせた治療を行う必要があります。

ここでは実際に症状の段階を分け、段階に応じた治療法を解説していきます。

初期の症状|違和感・軽い痛みなど

初期の違和感や軽い痛みに対しては、進行抑制と症状緩和を目的とした保存療法が中心となります。

股関節周りの筋肉を優しく伸ばすストレッチや、負担の少ない運動療法で可動域を維持し、筋力低下を防ぎます。

日常生活では、長時間の立ち仕事や重い物の持ち運びを避け、股関節への負担を軽減する工夫が重要です。

加えて適切な体重管理や、杖の使用も有効な手段となります。

症状の進行を遅らせて、いつも通りの生活を送るために、生活改善と運動療法を継続していきましょう。

中期の症状|持続的な痛みや歩行困難など

中期の症状として持続的な痛みや歩行困難が生じてきた場合は、保存療法に加え、薬物療法を積極的に検討します。

痛み止めの内服薬や湿布に加え、関節内注射などで炎症を抑え、痛みの緩和を図ります。

また専門的なリハビリテーションでは、より強化された筋力トレーニングや関節の可動域を広げる運動を行い、日常生活動作の改善を目指します。

杖などの装具を使用し、股関節への負担を軽減することも重要です。

中期の症状になると集中的な治療により、進行の抑制と生活の質の維持を図っていく方法が用いられます。

重度な症状|痛みが強く日常生活に支障など

重度な症状により日常生活に大きな支障が出ている場合は、以下の手術療法が主な選択肢となります。

手術の種類 詳細
人口股関節置換術 痛んだ関節を取り除き人工関節に置き換える方法
骨切り術 股関節の骨の一部を切って角度を調整し、関節への負担を軽減する方法

これらの手術療法は、痛みの根本的な除去と機能改善に大きく貢献しますが、入院やリハビリテーション期間が必要となります。

患者様の年齢・活動レベル・骨の状態などを総合的に考慮し、最適な手術方法が選択されます。

近年では、再生医療も選択肢の1つとして研究が進められており、自己細胞を用いた軟骨修復などが試みられています。

治療は専門医との十分な相談の上、患者様の状態や希望に合わせて慎重に選択されていくので、安心して治療に専念したい方におすすめです。

変形性股関節症を手術しないで治す方法について

変形性膝関節症を手術せずに治す方法として、運動療法とリハビリを中心とする保存療法が挙げられます。

適切なリハビリと運動療法は、股関節周りの筋力強化や柔軟性向上に繋がり、症状の緩和や進行抑制が期待できます。

しかし、保存療法は症状の進行度合いによっては期待できる効果に限界があり、痛みが完全に消失する訳ではありません。

そこで注目したいのが、手術をしないで治療を図る再生医療です。

再生医療は自身の血液や細胞を用いることで、本来持つ修復力を引き出し、痛みの軽減や機能改善を目指す治療法として注目されています。

当院では、患者様ご自身のわずかな脂肪組織から採取した幹細胞を、培養・投与する独自の治療を行っています。

入院の必要がないため、日常生活への負担を抑えながら症状の改善を目指せるという大きなメリットも。

再生医療について気になる方は、当院のメール相談またはオンラインカウンセリングにてお気軽にご相談ください。

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変形性股関節症の悪化を防ぐために避けたい行動・工夫を紹介

変形性股関節症を防ぐ方法として、以下の点に注意しましょう。

変形性股関節症は動作や姿勢によって、思わぬ症状の悪化に繋がる可能性があります。

症状を悪化させないためにも、ぜひ参考にしてみてください。

禁忌肢位とは?寝るときや日常生活での注意点

変形性股関節症の悪化を防ぐためには、股関節に過度な負担をかける以下の「禁忌肢位」を避けることが重要です。

  • 深く曲げる動作
  • 内股
  • 足組み
  • あぐら
  • 正座
  • 急な方向転換や回旋
  • 重い物を持ち上げる際の無理な体勢
  • 長時間の同一姿勢

寝る際は、仰向けで膝を軽く立てるか、股関節が過度に曲がらないよう工夫しましょう。

日常生活では、正座やあぐら、床に直接座ることを避けることが大切です。

上記の点に注意し、股関節に負担の少ない生活を送りましょう。

日々の姿勢と動作を工夫する

変形性股関節症の悪化を防ぐには、日々の姿勢と動作を見直すことが大切です。

立つときや歩くときには、背筋を伸ばし、股関節に過度な負担がかからないよう意識しましょう。

重い物を持ち上げる際には、膝を曲げて腰を落とし、股関節への負担を分散させることが大切です。

長時間の立ち仕事や同一体勢を避けるために、適度に休憩を挟み、ストレッチなどで身体をほぐすと関節への負担を防ぎやすくなります。

また、階段の上り下りや坂道での散歩など、股関節に負担のかかる動作はできるだけ避けるように意識しましょう。

変形性股関節症は早期の対応と継続的なケアが症状改善のカギとなる

変形性股関節症の症状改善には、適切な対応と継続的なケアが欠かせません。

  • 症状の段階や痛みに応じて適切な治療方法を選択する
  • 初期の段階では運動療法やリハビリで改善する可能性がある
  • 症状が悪化しないように姿勢に注意する
  • 重度の場合は手術療法や再生医療が検討される

股関節の違和感や軽い痛みを感じたら、早めにかかりつけ医に相談しましょう。

保存療法を中心に、運動療法や生活習慣の改善を継続することで、進行を遅らせ、症状の悪化を防ぐことが期待できます。

ただし、重度の症状になると手術療法や再生医療が選択肢に入ってきます。

近年注目される再生医療は、変形性股関節症の新たな治療法の1つです。

リペアセルクリニックでは、変形性股関節症に対する再生医療を提供しており、幹細胞の培養・投与による治療を行っています。

また患者様1人ひとりに合わせたオーダーメイド治療で、症状の改善をを目指します。

変形性股関節症でお悩みの方は、ぜひ当院のメール相談またはオンラインカウンセリングにてご相談ください。

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監修者

岩井 俊賢

Toshinobu Iwai

医師

略歴

2017年3月京都府立医科大学 医学部医学科卒業

2017年4月社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 初期研修医

2019年4月京都府立医科大学附属病院 整形外科

2020年4月医療法人啓信会 京都きづ川病院 整形外科

2021年4月一般社団法人愛生会 山科病院 整形外科

2024年4月医療法人美喜有会 リペアセルクリニック大阪院 院長

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