- 変形性股関節症
変形性股関節症に有効な痛み止めの種類|効かないときは?服用時の注意点を解説

変形性股関節症では、股関節や下半身に痛みの症状がみられます。
ストレッチを行ったり患部を温めたりしても、痛みが引かない場合は、痛み止めによる薬物療法が有効です。
本記事では、変形性股関節症に有効な痛み止めの種類や、服用時の注意点について詳しく解説します。
痛み止めは変形性股関節症による痛みの緩和が期待できますが、根本的に原因を取り除ける治療法ではないため注意が必要です。
なお、変形性股関節症を少しでも早く治したいという方は、再生医療も選択肢の一つです。
当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性股関節症を手術せずに治療できる再生医療の治療法や症例について配信しています。併せてご覧ください。
目次
変形性股関節症に有効な痛み止めの種類・特徴
変形性股関節症に有効な痛み止めには、大きく以下の3つに分類されます。
以下で、それぞれの痛み止めについて詳しく見ていきましょう。
内服薬
変形性股関節症では、主に以下の痛み止めが内服薬として処方されます。
- アセトアミノフェン
- ロキソニン(NSAIDs)
- リリカ(プレガバリン)
- サインバルタ
- トラムセット など
内服薬は口から投与する薬で、錠剤や粉薬などの形状があります。
痛みが常時でなければ頓服として処方される場合が大半ですが、薬の種類によっては内服時間が決まっていることもあるため、医師に確認しましょう。
外用薬
変形性股関節症の痛み止めの一つに、外用薬があります。
湿布薬や塗り薬などを外用薬といい、患部に直接使用するのが特徴です。
外用薬は内服薬や注射薬と比べて、効果が出現するまでに時間がかかりますが、胃腸への負担が少ないといったメリットがあります。
注射薬
変形性股関節症では、以下の注射薬が検討される場合があります。
- ステロイド注射
- ヒアルロン酸注射
ステロイドは、強い痛みにも効果が期待できる薬剤ですが、長期使用すると副作用のリスクが高まります。
ヒアルロン酸注射は、関節の動きを滑らかにし、痛みの軽減を図る治療法です。
注射で痛みを緩和する場合は、穿刺部の感染リスクがある点に注意が必要です。
変形性股関節症に痛み止めを服用する際の注意点
変形性股関節症に痛み止めを服用する際は、以下の3点に注意しましょう。
服用する際の注意点を確認し、適切な用法で痛み止めを使用しましょう。
薬物療法は根本的な治療ではない
薬物療法は、変形性股関節症の根本治療ではない点に注意が必要です。
痛み止めは対症療法であり、変形性股関節症によって起こる痛みの軽減が期待できます。
一方で、薬には変形した関節軟骨を元に戻す効果はないため、原因となっている部位の治療も行うことが大切です。
痛みが緩和しない場合は医師に相談する
変形性股関節症で痛み止めを使用しても、痛みが緩和しない場合は早めに医師に相談してください。
痛みが緩和しない場合は、服用している薬が合っていない可能性があります。
薬の効果が十分に得られないときは、早めに医師へ相談し、他の選択肢を検討しましょう。
服用方法や飲み合わせには十分注意する
変形性股関節症で痛み止めを使用する場合は、服用方法や飲み合わせに十分注意してください。
痛み止めは、自己判断で中断せずに、医師の指示通りに服用しましょう。
医療機関や薬局へ行く際は、お薬手帳を持っていき、服用可能かどうか確認することが大切です。
変形性股関節症は、運動療法や温熱療法などの保存的治療と合わせて薬物療法を行うと、痛みの緩和により効果が期待できます。
変形性股関節症の痛み止めに関するよくある質問
変形性股関節症の痛み止めに関して、薬が効かない理由や市販薬の選び方など、患者さまから寄せられる疑問は少なくありません。
本章では、変形性股関節症の痛み止めに関するよくある質問に回答します。
それぞれの疑問について、痛みの原因や薬の適切な使い方を踏まえて詳しく見ていきましょう。
変形性股関節症の痛み止めが効かないのはなぜ?
痛み止めが効かない理由は、関節の変形が進行し、軟骨のすり減りや骨同士の摩擦といった物理的なダメージが強くなっているためです。
一般的な痛み止めは、関節内で起きている炎症を抑えたり、痛みの感覚を鈍らせたりする効果があります。
症状が末期まで進行すると、薬の鎮痛効果を上回る強い物理的な痛みが生じ、効かないと感じるようになるケースも珍しくありません。
変形性股関節症の痛みにロキソニンは効く?
変形性股関節症の初期から進行期に見られる炎症に伴う痛みに対しては、ロキソニンは効果を発揮するケースが多いです。
ロキソニンは「非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)」に分類され、炎症を抑える作用を持っています。
そのため、変形性股関節症の治療においても、多くの整形外科で一般的に処方されています。
ただし、長期間の服用は胃腸障害や腎機能低下などの副作用リスクを伴うため、必ず医師の指示に従って服用することが重要です。
股関節の痛み止めは市販薬でもいい?
急な痛みを一時的に和らげる目的であれば、薬局などで購入できる市販の痛み止めを使用しても問題ありません。
しかし、市販薬で痛みを誤魔化して無理な生活を続けていると、気づかないうちに関節の破壊が進行してしまう恐れがあります。
痛みが長引く場合や、薬を飲む頻度が増えてきた場合は、早めに整形外科を受診して適切な治療を受けましょう。
変形性股関節症を根本的に治療するなら再生医療をご検討ください
変形性股関節症では、症状の進行を抑えたり痛みを和らげたりするために、まずは保存的治療を行うのが一般的です。
保存的治療の一つに、痛み止めによって痛みをコントロールするための薬物療法があります。
薬物療法をはじめとした保存療法を行っても、症状の悪化がみられる場合は、手術療法や再生医療による治療を検討しましょう。
再生医療とは、患者さま自身の細胞や血液を利用して、すり減った軟骨の修復・再生を促す治療法です。
変形性股関節症を根本的に治療したい場合は、ぜひ一度当院リペアセルクリニックへご相談ください。
なお、当院で行っている変形性股関節症に対する再生医療の症例は、こちらからも確認いただけます。
以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、変形性股関節症が改善された患者さまの症例を紹介しています。併せてご覧ください。
監修者
岩井 俊賢
Toshinobu Iwai
医師
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