-
- ひざ関節
膝に水が溜まる状態は、炎症などが原因で起こります。 放置していると痛みが悪化したり、関節の変形につながるおそれもあるため、適切な処置が欠かせません。 しかし「膝の水を抜く処置ってどれくらい費用がかかるの?」「そもそも水を抜くってどんなことをするの?」といった、不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。 膝に水が溜まった際の治療法は、保険診療と自費診療でかかる料金が異なります。 そこで本記事では、膝の水を抜く処置にかかる費用や、メリット・デメリットについて、詳しく解説します。 膝の違和感を放っておかず、正しい知識と対応で将来の関節トラブルを防ぎましょう。 膝の水を抜く際にかかる料金【保険診療と自費診療で異なる】 膝の水を抜く際にかかる料金は、保険診療と自費診療で異なります。 基本的に膝の水を抜く処置は、健康保険が適用されるため、多くの方は医療費の3割を負担します。 内訳 保険診療(3割負担の場合) 初診料・再診料 約250~900円 関節穿刺(水を抜く手技料) 約250円 検査料(レントゲン、エコーなど) 約500~2,000円 薬剤費・その他処置料(注入薬など) 数百円 ~1,500円 合計 約1,500~4,500円 保険点数は全国共通ですが、医療機関や診療内容によって料金が異なるため注意しましょう。 一方で、以下のケースでは自費診療が適用され、全額自己負担となります。 保険証不携帯 保険適用外の治療(再生医療 など) 特殊な事情 自費診療は数千円~数十万円と、医療機関が自由に料金を設定できるため、必要な費用が大きく異なります。 膝に水が溜まった際に、自費診療で処置を受ける場合は、事前に料金体系を確認しましょう。 膝に水が溜まる主な原因 膝に水が溜まる主な原因は、以下の3つです。 軟骨の損傷 関節内の炎症 軟骨付近の内出血 膝の水を放置していると、立ち上がる際や歩行時に痛みがみられ、日常生活に支障をきたす恐れがあります。 膝に違和感を覚えた際は、早めに医療機関を受診し、原因や治療法を確認しましょう。 以下の記事では、膝に水が溜まる症状について、詳しく解説していますので合わせてご覧ください。 軟骨の損傷 膝に水が溜まる原因の1つは、軟骨の損傷です。 損傷した軟骨の破片は「異物」と認識され、異物排除のために関節液が過剰に分泌されます。 加齢による変形性膝関節症や、膝を酷使するスポーツは、膝の軟骨を損傷しやすく注意が必要です。 関節内の炎症 関節内の炎症は、膝に水が溜まる原因の1つです。 膝の関節内に細菌やウイルスが侵入すると、炎症反応により関節液の過剰分泌が起こります。 自己免疫疾患である関節リウマチを患っている場合は、免疫機能が誤って自身の関節を攻撃してしまい、痛みや腫れなどの炎症反応がみられます。 関節内の炎症が細菌性であれば、膝の痛みや腫れなどが悪化する恐れがあるため、早めに治療を行うことが大切です。 軟骨付近の内出血 軟骨付近の内出血は、膝に水が溜まる原因です。 日常生活での転倒やスポーツ外傷によって、膝周囲を骨折した場合は、関節液に血が混じることがあります。 骨折や靭帯損傷などの大きな外傷がなくても、膝から抜いた水が赤色であれば、膝軟骨付近で内出血が起こっている可能性があります。 膝の水を抜くメリット 膝の水を抜く処置には、以下のメリットがあります。 膝の負担を軽減できる 痛みや腫れなどの炎症反応を抑えられる 抜いた水の色で原因を調べられる 過剰な関節液を抜くことで、痛みや動かしにくさなどの症状が軽減されます。 膝から抜いた水の色や性状を調べ、炎症の原因を特定し、早期から治療を開始しましょう。 膝の水を抜くデメリット 膝の水を抜く際は、以下のデメリットも踏まえて、治療法を検討しましょう。 水を抜く際に痛みが生じる 感染のリスクがある 膝の水を抜く際は、注射器を使用するため、穿刺部からの感染リスクがあります。 感染を防ぐには、処置後、膝周囲の清潔を保つことが重要です。 膝の水を抜く処置を受ける際は医療機関で、炎症の原因や処置後のケアについて確認しましょう。 膝に水が溜まったとき、水を抜く以外にできる治療法とは 膝に水が溜まったときに、水を抜く以外にできる治療法は、以下の4つです。 薬物療法 リハビリテーション療法 手術療法 再生医療 膝の痛みや動かしにくさなどの症状は、保存療法で改善する可能性があります。 痛みや腫れなどの症状がみられる場合は、医療機関へ相談し、自身に合った治療法を検討しましょう。 薬物療法 膝に水が溜まった際は、以下の薬物療法で、痛みや動かしにくさなどの症状を改善できる場合があります。 内服薬 湿布薬 ヒアルロン酸注射 ステロイド注射 痛み止めや抗炎症薬を用いて炎症症状を抑えることで、膝を動かした際の違和感を軽減できる可能性があります。 薬物療法で治療する際は、医師や薬剤師の説明を十分に受け、副作用に注意しましょう。 リハビリテーション療法 リハビリテーション療法は、膝に水が溜まった際に有効な治療法の1つです。 リハビリテーション療法とは、日常生活を想定して、正しい身体の動かし方を習得する治療法です。 膝軟骨の損傷や関節内の炎症が原因で膝に水が溜まっている場合は、膝へ過度な負担がかかっている可能性があります。 再発を防ぐために、姿勢や動作などを専門家に見てもらい、負担の少ない膝の動かし方を確認しましょう。 手術療法 薬物療法やリハビリテーション療法を受けても症状の改善がみられない場合や以下のケースでは、手術療法による治療を検討します。 重度の変形性膝関節症 半月板損傷 靭帯損傷 手術療法では膝に水が溜まる原因を根本的に取り除けますが、入院やリハビリなどで治療期間が長引く可能性もある点に注意が必要です。 再生医療 膝に水が溜まり保存療法を受けても症状が改善しないときは、再生医療による治療も1つの選択肢です。 再生医療には、PRP(多血小板血漿)療法と幹細胞治療があり、それぞれ以下の特徴を持ちます。 再生医療の種類 特徴 PRP(多血小板血漿)療法 患者様の血液から血小板を高濃縮した血漿を精製し、再度患部に注入する治療法 幹細胞治療 患者様自身の幹細胞を採取・培養し、患部に注入する治療法 再生医療による治療は、炎症を軽減するだけでなく、損傷した組織の修復や再生にも期待できます。 膝に水が溜まり再生医療による治療を検討している方は、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)へお問い合わせください。 【まとめ】膝に水が溜まる症状を緩解させるには根本的な治療が重要 膝に水が溜まる症状を緩解させるには、手術療法や再生医療などの根本的な治療が重要です。 膝の水を抜く処置を受ければ、関節液が過剰に溜まる原因を調べられますが、穿刺部の感染リスクや痛みなどのデメリットに注意が必要です。 痛みや腫れ、膝の動かしにくさなどの症状を放置していると、症状が悪化する恐れがあります。 保存療法で症状の改善がみられなかったり、病状が進行したりした場合は、再生医療による治療も選択肢の1つです。 再生医療は、変形性膝関節症や膝軟骨の損傷が原因で、膝に水が溜まった際に有効な治療法です。 入院や手術が不要なため、日常生活への早期復帰が見込めます。 膝の痛みや動かしにくさでお困りの際は、当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。
2019.07.20 -
- PRP治療
PRP注射とは、自身の血液を利用して自然治癒力を高める再生医療です。 膝の痛みや美容医療など幅広い分野で注目されていますが、「効果や仕組みは?」「費用は?」と疑問を持つ方も多いでしょう。 この記事では、PRP注射の基礎知識から効果・治療の流れについて分かりやすく解説します。 安全なクリニック選びのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ PRP注射とは? PRP注射とは、自分の血液から抽出した多血小板血漿を患部に注入し、組織の再生を促す治療法です。 血小板には、止血作用だけでなく、成長因子を豊富に含んでおり、この成長因子が細胞の増殖や組織の修復を促す役割を担っています。 具体的には、採取した血液を遠心分離機にかけることで、赤血球や白血球から血小板を分離・濃縮し、これを患部に直接注入します。 これにより自己治癒力を高め、損傷した組織の修復が加速します。 PRP注射の効果と症例別の効果 PRP注射の効果と症例別の効果について、以下の項目に分けてご紹介します。 膝OA(変形性膝関節症)への効果 肩こりや肩の痛みへの効果 顔のしわや皮膚再生への効果 いずれかの項目に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。 膝OA(変形性膝関節症)への効果 変形性膝関節症(膝OA)は、加齢や酷使により膝の軟骨がすり減り、炎症や痛みを引き起こす疾患です。 PRP注射は、この膝OAに対して有効な治療法とされてます。 自身の血液に含まれる成長因子を患部に注入することで、軟骨や骨の組織修復を促進し、抗炎症作用によって痛みを軽減する効果が期待できます。 PRPの作用は、自己治癒力を高めることを目的としているため、根本的な改善につながる可能性が高いです。 肩こりや肩の痛みへの効果 肩こりや肩の痛みは、筋肉や筋膜の炎症、組織の損傷が原因で起こることが多く、慢性的な不調につながります。 PRP注射はこうした症状に対して、炎症を抑え組織の修復を促す効果が期待されます。 肩の痛みの原因となる腱板損傷や五十肩などの治療にも応用されており、注入された成長因子が損傷した筋肉や腱、靭帯などの再生を促進します。 上記の仕組みで血行を改善することで、痛みの軽減と機能の回復をサポート。 これにより痛みの悪循環を断ち切り、肩の動きをスムーズにすることが期待でき、慢性的な肩こりや痛みの根本的な改善につながります。 顔のしわや皮膚再生への効果 PRP注射は、美容医療の分野でも広く活用されており、特に顔のしわや皮膚再生に効果が期待されています。 PRPに含まれる豊富な成長因子は、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌のハリや弾力を高めます。 注入されたPRPは、肌のターンオーバーを正常化し、組織の修復力を高めるため、小じわの改善や毛穴の開き、ニキビ跡、くすみの改善にもつながります。 また、自己の血液を使用するため、アレルギー反応や副作用のリスクが低いというメリットもあります。 肌本来の再生能力を活かした治療法であり、自然な若返り効果を求める方に適しています。 PRP注射の治療の流れ PRP注射の治療の流れは、以下の通りです。 治療の流れ 内容 問診・診察 治療の対象となる症状や既往歴を確認し、PRP注射が適しているかを医師が判断 採血 腕の静脈から治療に必要な量の血液を採取 遠心分離 採取した血液を専用の機器で遠心分離にかける PRPの注入 局所麻酔の後、濃縮したPRPを目的の患部(関節、筋肉、皮膚など)に注射 PRP注射の効果の持続期間は個人差がありますが、一般的に6ヶ月から1年程度とされています。 効果は徐々に現れ、1回の治療で改善を実感する方もいれば、症状に応じて複数回の治療が必要な場合も。 治療回数は1回から数回が一般的で、数週間から数ヶ月の間隔で行われることが多いです。 施術の痛みは採血時と同程度で、局所麻酔で軽減できます。 自己血を使用するためアレルギーのリスクは低いですが、感染症や一時的な内出血、腫れなどのリスクがあるので注意しましょう。 PRP注射の費用と保険適用について PRP注射の費用は、治療部位や医療機関によって異なりますが、一般的に数万円から数十万円と高額です。 これは、自身の血液を扱う特殊な機器や専門的な技術が必要となるためです。 PRP注射は、厚生労働省の認可を受けた一部の治療を除き、自由診療となるケースがほとんどであり、健康保険の適用は非常に限られています。 そのため、治療費は全額自己負担となるので注意が必要です。 多くの医療機関では、現金一括払いのほか、クレジットカードや医療ローンなどの分割払いに対応している場合があります。 費用は高額ですが、自身の治癒能力を活かした根本的な改善が期待できるため、手術を避けたい方や、従来の治療法で効果が見られなかった方にとって、費用に見合う価値がある治療と言えるでしょう。 安全なPRP注射を受けるための施設選びのポイント PRP注射は専門的な知識と技術を要するため、信頼できる医療機関を選ぶことが非常に重要です。 施設選びのポイント 内容 医師の経験と資格 PRP療法の実績が豊富で、治療目的の分野に専門性を持つ医師が在籍しているか確認する 衛生管理 国の認可を受けた細胞加工施設(CPC)を併設しているか確認する 事前説明とアフターケア 事前に丁寧に説明してくれるか、治療後の経過観察やフォローアップ体制が整っているかを確認 医師がPRP療法の豊富な実績と、治療目的の分野に専門性を持っているかを確認しましょう。 また、感染症リスクを避けるために、国の認可を受けた細胞加工施設(CPC)を併設するなど、衛生管理が徹底されているかも重要な判断基準です。 さらに、施術内容・費用・リスクについて丁寧に説明してくれるか、治療後の経過観察やフォローアップ体制が整っているかを確認することも大切です。 口コミや評判も参考にし、カウンセリングで疑問点を解消してから治療に臨むことが、安全なPRP注射を受けるための鍵となります。 信頼できるクリニックでPRP注射を受けるならリペアセルクリニックがおすすめ! PRP注射は自身の血液を活用し、膝や肩の痛み、美容など多様な症状に効果が期待できる再生医療です。 治療は専門性が高いため、クリニック選びが極めて重要となります。 そこでおすすめしたいのが、再生医療に特化した「リペアセルクリニック」です。 当院は、確かな実績を持つ専門医が在籍し、国の認可を受けた徹底した衛生管理体制のもと、安心して治療を受けられます。 丁寧なカウンセリングとアフターフォローも充実しており、一人ひとりの症状に合わせた最適な治療プランを提案。 信頼と実績のあるクリニックで安全にPRP注射を検討したい方は、当院のメール相談・オンライン診療にてご相談ください。
2019.07.12 -
- 再生治療
- 美容
頬の面積が広く見えるせいで顔全体が大きく感じる・鏡を見るたびに気になる、写真や自撮りで「なんとなくバランスが悪い」といった悩みを抱えていませんか? 実は、頬が広く見える原因には骨格や脂肪のつき方や皮膚・筋肉のゆるみ・むくみなど、複数の要素が絡み合っていることがほとんどです。 しかし、自分では原因を特定しにくく、マッサージやメイクを試しても思うような変化を感じられないと不安や諦めに繋がってしまうことも。 本記事では、頬の広がりが気になる方に向けて、原因の見極め方からセルフケア、医療機関での治療法までをわかりやすく解説します。 顔のバランスを整えたい、頬の広がりを少しでも目立たなくしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。 頬の面積が広いと感じる主な原因 頬の面積が広いと感じる主な原因は4つあります。 骨格の影響|頬骨・エラの張り 頬の脂肪が多い|表情筋のゆるみ・バッカルファット たるみ・皮膚の張り低下|加齢や紫外線 むくみ・生活習慣|塩分・姿勢・睡眠不足など それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。 骨格の影響|頬骨・エラの張り 以下のような、骨格的特徴の影響で頬の面積が広く見える可能性があります。 頬骨が横方向に張り出している エラが張っていて、輪郭が四角く見える 頬骨の位置が高く、顔の中心から外側へ広がって見える これらの骨格は生まれつき決まっているケースが大半で、マッサージ・表情筋トレーニングでは根本的な改善が難しいです。 また、骨格的な張りは「影」ができやすく、頬の凹凸を強調して見せるため、実際以上に頬の面積が広く感じられる要因にもなります。 頬の脂肪が多い|表情筋のゆるみ・バッカルファット 頬の面積が広くなる原因のひとつとして、頬の脂肪が多いという理由が挙げられます。 頬の脂肪が多いことも頬の面積が広く見える原因のひとつであり、なかでも以下のような要因が影響しています。 バッカルファット 表情筋のゆるみ バッカルファットとは頬の中央付近にある脂肪のかたまりで、遺伝や体脂肪率の高さや加齢によって残りやすく、垂れやすい人もいます。 加齢とともにバッカルファットが垂れ下がると、ほうれい線や頬のたるみにもつながり、実際よりも顔が大きく・広く見える印象を与えてしまいます。 たるみ・皮膚の張り低下|加齢や紫外線 加齢や紫外線の影響によって、たるみや皮膚の張りが低下することも、頬が広く見える要因になります。 年齢とともに、肌の内部にあるコラーゲンやエラスチンといった弾力成分が減少し、皮膚を支える力が弱まることで、頬が下方向にたるみやすくなります。 また、紫外線の中でもUVA(長波紫外線)は皮膚の真皮層にまで届き、コラーゲン繊維を変性・破壊する働きがあるため、若い方でも慢性的に紫外線を浴びていると、皮膚の老化が進行することも。 このような肌のたるみやハリの低下を予防・改善するには、以下の方法を試しましょう。 紫外線対策(UVケア) 保湿による皮膚バリアの維持 表情筋トレーニングやマッサージ またハイフ(HIFU)によるリフトアップや糸リフトによるたるみ引き上げなど、皮膚の深層にアプローチする治療法も効果的です。 むくみ・生活習慣|塩分・姿勢・睡眠不足など 以下のような日々の生活習慣の乱れによって生じるむくみも、頬の面積が広く見える原因のひとつです。 塩分の多い食生活 姿勢の悪さ 睡眠不足・不規則な生活 塩分は体の中の水分を留まらせる働きがあり、体内に水分がたまるため、むくみを引き起こす可能性があります。 また猫背やストレートネックといった姿勢の悪さも、首・肩まわりの血流やリンパの流れを妨げるため、顔のむくみに直結します。 顎の位置が下がることで頬まわりにたるみが出やすくなり、顔の輪郭が広がって見えることも。 また、睡眠不足は自律神経やホルモンバランスが乱れ、水分代謝がうまくいかなくなります。 内臓機能の低下や老廃物の排出停滞もむくみにつながります。 頬の広さをカバーするセルフケア 頬の広さをカバーできるセルフケアを紹介します。ご自身でできる簡単な方法ですので、実践してみてください。 マッサージ 親指の腹を使って頬骨の下を優しく押し流す 耳の下から鎖骨まで、首筋を撫でおろすように流す ※力を入れすぎず、肌をこすらないよう注意してください。 滑りをよくするために乳液やオイルを使うのもおすすめです。 メイク 頬の外側や下部にシェーディングを入れる 頬骨の内側にチークを入れて重心を中央に ハイライトで頬骨の中心に立体感をプラス 表情筋を鍛えて脂肪・むくみをケア 「あ・い・う・え・お」とゆっくり発音しながら、口、頬、口角を大きく動かす(各3秒×3回セット) 頬の筋肉をほぐすことで、固まった頬が柔らかくなって頬の張りが改善される可能性があります。 頬のマッサージをする際は優しく肌に触れ、肌トラブルや筋肉の損傷を防ぎましょう。 メイクでは、頬の影になる部分にシェーディングなどを塗ることで頬の面積を小さく見せられます。ナチュラルに仕上げたい方は、クリーム系の薄付きアイテムを使うとより自然です。 頬の筋肉を動かすと、脂肪燃焼、むくみの解消が期待できます。頬や口角周辺を意識しながら「あいうえお」と口を動かすと効果的です 頬の広がりを改善する医療機関での治療法を紹介 頬の広がりはセルフケアでの改善が難しい場合は、以下の医療機関での治療という選択肢もあります。 美容医療 再生医療 特に骨格や脂肪の量、皮膚のたるみなどが原因で頬の面積が広く見えている場合は、専門的なアプローチが有効です。 それぞれの治療法について、詳しく解説します。 美容医療 頬の広がりは、美容医療によって改善が期待できます。 骨格、脂肪、筋肉などのそれぞれの原因には、以下のような治療方法の選択肢があります。 骨格 頬骨削り:頬骨の張り出しを物理的に内側へ整える手術 セットバック:エラや口元を含む骨格を後方に引く骨格矯正法 脂肪 脂肪溶解注射(BLNSなど):薬剤で脂肪細胞を分解し、ダウンタイム少なく輪郭を引き締める 頬の脂肪吸引:頬の脂肪を直接除去する施術 筋肉 ボツリヌス注射(エラボトックス):過剰な筋肉の緊張を緩め、輪郭をシャープに見せる たるみ ハイフ(HIFU):超音波で皮下の筋膜層を刺激し、自然な引き締めを促す 糸リフト:特殊な糸で皮膚を物理的にリフトアップ ヒアルロン酸注射(リフトアップ):ボリュームが減った部分に注入し、輪郭を整える フェイスリフト手術:余分な皮膚や脂肪を除去して、根本から引き上げる本格的な施術 美容医療の中には短時間で施術できるものもあれば、術後の腫れやダウンタイムが長く続くものもあります。 手術後のトラブルを避けるためにも、しっかりと医師に相談してご自身の状態やお悩みに合った方法を納得したうえで手術を受けましょう。 再生医療 頬のたるみやしわ、ボリュームの低下が気になる方には、以下の再生医療という選択肢もあります。 治療法 期待できる効果 幹細胞治療 頬のたるみやしわの改善 皮膚の弾力・ハリの回復 肌質の若返り PRP療法 小じわ・毛穴の改善 肌のハリ・ツヤの向上 エイジングケア 幹細胞治療では、患者さま自身の細胞から肌細胞を増やして注射することで、頬のしわ・たるみや肌の弾力の改善が期待できます。 またPRP皮膚再生医療は、患者さまの血液から血小板を抽出して肌に注入する治療法で肌の老化を抑制するほか、エイジングケアに効果的です。 どちらも患者さま自身の細胞や血小板を利用するため、拒否反応のリスクが少ない安全性のある治療法として期待されています。 【まとめ】頬の面積が広い原因を知り、自分に合ったアプローチを見つけよう 頬の面積が広い原因は、以下のような要因が挙げられます。 骨格の構造 脂肪の蓄積 皮膚のたるみ・むくみなど まずはご自身の生活習慣や顔立ちの特徴を見直し、メイクやマッサージ、頬の筋肉を動かす運動といったセルフケアから取り入れてみるのがおすすめです。 それでも頬が広いと感じる場合は、美容医療や再生医療など選択肢もあります。 頬の広さにお悩みの方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。
2019.07.10 -
- 糖尿病
「血糖値スパイクとは?」「血糖値スパイクにならない食べ方を知りたい」という方はいませんか。 血糖値スパイクとは、食後に急激に血糖値が上昇する現象のことで、身体に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。 本記事では、血糖値スパイクの原因や予防方法について、詳しく解説します。 血糖値スパイクにならないように、食事や食べ方などを工夫しましょう。 血糖値スパイクを起こさない食べ方6つ 血糖値スパイクを起こさない食べ方は、以下の6つです。 食間を2〜3時間以上あける 朝食を抜かない 野菜から食べ始める 早食いせずにゆっくり食べる 食後に軽い運動をする 過度な食事制限はしない 食後の血糖値が上がりにくい食べ物を選んで食べると、食後の血糖値の上昇が穏やかになります。血糖値スパイクを防ぐポイントをみていきましょう。 食間を2〜3時間以上あける 血糖値スパイクを起こさないためには、食間を2~3時間以上あけることが大切です。 一般的に、血糖値は食後に徐々に上昇し、2~3時間かけて元の値に戻ります。 血糖値が高い状態で、さらに食事を摂取すると、血糖値が急激に上がる可能性があるため注意しましょう。 朝食を抜かない 朝食を抜かないように心がけると、血糖値スパイクの予防につながります。 朝食を抜くことで空腹の時間が長くなるため、昼と夜の食後の血糖値が急上昇しやすくなります。 血糖値の急激な変動を防ぐために、3食規則正しく食べましょう。 野菜から食べ始める 野菜から食べはじめると、血糖値の急上昇を抑えられるため、血糖値スパイクのリスクが低減します。 食事の際は、以下の順番で食べるのがおすすめです。 1.野菜や海藻類などのビタミン類 2.肉や魚などのたんぱく質 3. ご飯や麺類などの炭水化物 野菜に多く含まれる食物繊維は腸の壁をコーティングし、食事の吸収速度を緩やかにする役割があります。 肉・魚に含まれる脂質やたんぱく質は、胃から腸に運ばれる際に、インクレチンと呼ばれるホルモンの分泌を促します。 インクレチンは、胃の内容物が腸に排出されるスピードを遅くする作用があるため、炭水化物の前に肉や魚を摂取するのが効果的です。 早食いせずにゆっくり食べる 血糖値スパイクを防ぐには、食べる順番だけでなく、ゆっくりと食べることも大切です。 早食いをすると、血糖値を下げるホルモン(インスリン)の働きが追いつかず、食後の血糖値を急激に上昇させてしまいます。 早食いの習慣がある場合は、一口食べたら箸を置くことを意識しましょう。 食後に軽い運動をする 食後に軽い運動をすると、血糖値スパイクの予防につながります。 血糖値が上昇する食後30分~1時間後の運動は、血糖値の上昇を穏やかにする効果があります。 運動習慣がない場合は、無理に散歩やウォーキングを行うのではなく、軽い体操や家事で身体を動かしましょう。 過度な食事制限はしない 血糖値スパイクを予防するには、過度な食事制限はしないことが大切です。 過度な食事制限は、ストレスが溜まり、長続きしない場合があります。 血糖値が上がりやすい炭水化物は、身体にとって必要な栄養素です。 食事の食べる順番や栄養バランスを考え、適度に炭水化物を摂取しましょう。 血糖値スパイクの基礎知識|主な原因について 血糖値スパイクは、食後に急激に上昇した血糖値が急降下する状態のことです。 血糖値スパイクの基礎知識 血糖値スパイクが起こる原因 血糖値スパイクが起こる原因を確認し、自身の食生活を見直しましょう。 血糖値スパイクの基礎知識 食後の短時間に血糖値が急激に上昇し、その後急降下する状態を「血糖値スパイク」といいます。 スパイクとは「とがったもの」を意味し、急上昇急降下を繰り返した血糖値のグラフが鋭いトゲのような形状になることから、血糖値スパイクと呼ばれます。 食事で摂取したブドウ糖は、エネルギー源として体内で利用されるため、腸で吸収されたあと、血液中に入ります。 健康な人の場合は、血糖値がゆっくりと上昇し、徐々に下降するのが一般的です。 一方で、血糖値スパイクが起こっている場合は、急激な血糖変動から、血糖値のグラフが「M」字になります。 糖尿病では血糖値が常に高い状態が続きますが、血糖値スパイクの場合は、空腹時の血糖値が低いことが特徴です。 血糖値スパイクが起こる原因 血糖値スパイクは、主に以下の原因で起こります。 加齢 肥満 運動不足 炭水化物中心の食事 朝食を抜く習慣 インスリンが適切に分泌されなかったり、分泌のタイミングがずれてしまったりすると、血糖値スパイクが起こる原因になります。 インスリンは、血糖値を低下させる働きをもつホルモンです。 食後、急激に上昇した血糖値を抑えるために、インスリンが過剰に分泌され、血糖値が急降下します。 乱れた食生活や運動不足などは、血糖値スパイクのリスクになるため注意が必要です。 血糖値スパイクを起こさないための食生活 血糖値スパイクを起こさないために、以下のポイントを押さえて規則正しい食生活を送りましょう。 血糖値を上げにくい食べ物 血糖値が急激に上がりやすい食べ物 自身の食生活を見直し、血糖値を上げにくい食べ物を摂取するよう心がけることが大切です。 血糖値を上げにくい食べ物 血糖値スパイクを起こさないために、血糖値を上げにくい食べ物を摂取しましょう。 血糖値が上がりにくい食べ物の例は、以下のとおりです。 野菜類(玉ねぎ・オクラ・トマト・レタス・キャベツ など) キノコ類 海藻類 食物繊維を含む食べ物(発芽玄米・大麦・オートミール など) 酢 柑橘類 大豆製品 乳製品 野菜類はビタミンやミネラルを豊富に含むため、生活習慣病を予防したい方にもおすすめです。 血糖値が急激に上がりやすい食べ物 血糖値が急激に上がりやすい食べ物を食べると、血糖値スパイクが起こりやすくなる可能性があります。 血糖値を上げやすい食品は、以下のとおりです。 ご飯 パン 麺類(うどん・そば・パスタ など) イモ類(里芋・ジャガイモ など) 大豆以外の豆類(おたふく豆・インゲン豆 など) 甘いもの(和菓子・洋菓子・スナック菓子 など) ジュース ごはんや麺類、イモ類などの炭水化物は、血糖値が上がりやすい食品です。 野菜は血糖値を上げにくい食品ですが、とうもろこしやかぼちゃなどのデンプン質の野菜は、血糖値を上げやすいため注意しましょう。 血糖値スパイクに潜むリスク 血糖値スパイクには、以下の病気が潜んでいる可能性があります。 糖尿病のリスク 認知症のリスク がんのリスク 心筋梗塞や脳卒中のリスク 空腹時血糖の上昇がみられない血糖値スパイクは、健康診断で見逃される可能性があります。 自覚がないまま血糖値スパイクの症状が進行すると、さまざまな病気になる可能性があるため、早期発見が重要です。 糖尿病のリスク 血糖値スパイクに潜むリスクに、糖尿病があります。 血糖値スパイクは、インスリンの働きや分泌量の低下によって引き起こされます。 インスリンの分泌が低下した状態が続くと、糖尿病の発症リスクが高まるため注意が必要です。 糖尿病の診断には、過去1〜2カ月間の血糖値の平均を示すHbA1cや空腹時血糖の値が用いられます。 認知症のリスク 血糖値スパイクの背後には、認知症のリスクが潜んでいるため注意が必要です。 インスリンが極度に多い状態は、記憶力が低下する原因になります。 血糖値スパイクが起こりインスリンが極度に多い状態が続くと、アルツハイマー型認知症の原因であるアミロイドベータと呼ばれる物質が脳に蓄積します。 インスリンはアルツハイマー型認知症だけでなく、ほかの記憶障害にも影響するホルモンです。 脳に届くインスリン量が極端に少なくなった場合は、記憶力が低下する恐れがあるため、血糖コントロールを十分におこなうことが大切です。 がんのリスク 血糖値スパイクは、がんの発症リスクを高めます。 過度なインスリンは、細胞のがん化やがん細胞の増殖を引き起こすといわれています。 糖尿病によって起こる高インスリン血症や慢性炎症なども、がんを招く原因になるため注意しましょう。 以下の記事では、がん予防に期待できる治療法について、詳しく解説していますので合わせてご覧ください。 心筋梗塞や脳卒中のリスク 血糖値スパイクによる耐糖能異常で動脈硬化が起こった場合は、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性があります。 血糖値スパイクでは、インスリンの分泌量や働きが低下しているため、上昇した血糖値を正常値に戻しにくくなります。 食後の高血糖によって血管に炎症が起こると、心筋梗塞や脳卒中の原因となる動脈硬化を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。 以下の記事では、脳卒中の1つである脳梗塞になりやすい人の特徴について、詳しく解説していますので合わせてご覧ください。 血糖値スパイクを起こしているか調べる方法 血糖値スパイクを起こしているか調べる際は、以下の3つの方法で血糖測定を行います。 血糖測定の種類 検査方法 OGTT(経口糖負荷試験) 10時間以上絶食した状態で空腹時血糖を測定した後、ブドウ糖液を飲み指定時間に採血する SMBG(血糖自己測定) 指に穿刺し、専用のセンサーで血液を吸い取る CGM(持続グルコース測定) 専用のセンサーを装着した状態で過ごす 血糖値スパイクでは、食後の血糖値が高くなりますが、空腹時は正常値を示す場合が大半です。 OGTTやSMBCは、患者様の食事のタイミングに合わせて検査できるため、正確な糖代謝を確認できます。 CGMはセンサーを装着し、皮下のグルコース濃度を測定する方法です。 グルコース濃度は血糖値とは異なりますが、近い動きをするため、持続的に測定することで血糖コントロール不良を発見できる可能性があります。 【まとめ】血糖値スパイクによる糖尿病が疑われる場合は医療機関を受診しよう 血糖値スパイクによる糖尿病が疑われる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 血糖値スパイクでは、食後に急激な血糖変動が起こります。 血糖値の急上昇・急降下は、身体へ大きなダメージを与え、糖尿病や脳卒中などの病気を引き起こす可能性があるため注意が必要です。 食事管理や運動習慣などによる血糖コントロールが困難となり、血糖値スパイクによる糖尿病になった場合は、医療機関を受診し治療を受けましょう。 糖尿病を治療せずに放置していると、症状が悪化したり、合併症になったりする恐れがあります。 以下では、糖尿病の再生医療について、詳しく解説していますので合わせてご覧ください。 血糖値スパイクの予防のためには、血糖値を上げにくい野菜から食べ始めることや、食後に運動を行うことが重要です。 過度な食事制限を避け、無理のない範囲で規則正しい食生活を心がけましょう。
2019.07.07 -
- 離断性骨軟骨炎
「離断性骨軟骨炎は本当に治るの?」「スポーツ復帰はいつできるの?」と不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。 離断性骨軟骨炎は、関節軟骨の下にある軟骨下骨が骨壊死し、関節の疲労感や脱力感、可動域の制限などの症状が現れる疾患です。 一般的に、離断性骨軟骨炎が完治する期間は6カ月以上が目安です。 本記事では、離断性骨軟骨炎が完治する期間やリハビリ期間、日常生活に復帰するまでの流れなどを解説します。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、離断性骨軟骨炎による痛み症状の改善が期待できる再生医療の治療法や症例を公開中です。 症状が強くなり完治までの治療期間が長引いてしまう前に、再生医療とはどのような治療かご確認ください。 離断性骨軟骨炎が完治する期間は6カ月以上が目安 離断性骨軟骨炎が完治する期間は、6カ月以上が一般的な目安です。 この項目では、離断性骨軟骨炎が完治する期間を治療方法ごとに紹介します。 保存療法による完治期間 手術療法による完治期間 離断性骨軟骨炎は、関節軟骨の下にある骨が壊死し、骨片としてはがれ落ちて痛みや関節の動きに制限を引き起こすスポーツ障害です。 思春期から青年期のスポーツ選手の肘・膝・足関節に起こりやすいことで知られています。 そのため、将来にわたってスポーツや日常生活に支障を残さないためにも、焦らずに完治を目指しましょう。 保存療法による完治期間 保存療法による完治期間は、年齢や病変の大きさによって異なりますが、一般的には6カ月以上〜1年程度かかることが多いとされています。 膝に発症した若年患者に対して運動制限を行ったところ、約58%の症例が平均8.1カ月で治癒した※というデータがあります。 ※参照:J-Stage「若年型膝離断性骨軟骨炎に対する保存療法の治療影響因子」 また、年齢が低く症状が軽いほど治りやすい傾向があることもわかりました。 そのため、保存療法で早い完治を目指すには、病変が進行する前に早期に発見し、治療を始めることが重要です。 なお、保存療法の内容は、以下の通りです。 運動制限 離断性骨軟骨炎の原因となったスポーツや負荷の高い運動を休んで安静にする リハビリテーション 筋力の強化や可動域の維持を目指す 装具の使用 患部に負担をかけないように松葉杖やギプスなどを使用する 保存療法は比較的軽度の症例に適していて、早期に開始すれば手術を回避できる可能性があります。 症状に気づいたら、できるだけ早く専門医を受診しましょう。 手術療法による完治期間 離断性骨軟骨炎の手術療法による完治期間は、約6カ月から10カ月が目安です。 膝に発症した離断性骨軟骨炎に対し手術を行った場合、剥がれかけた骨が再び癒合するまでの期間※は、以下のように報告されています。 ※出典:J-Stage「膝離断性骨軟骨炎に対する手術的治療実績」 グレード グレードの症状 骨が再びくっつくまでの期間 グレード1 レントゲンで骨の硬化がみられる 平均約4.5±1.4カ月 グレード2 軟骨下に病変がある グレード3 軟骨表面が剥がれかかっている 平均6.5±5カ月 軽度から中等度の症状であれば、手術後およそ半年ほどで癒合している例があることがわかります。 ただし、グレード3では個人差が大きく、回復に10カ月程度かかる場合もあるため、焦らず計画的にリハビリを行うことが大切です。 手術療法は、保存療法で改善がみられない場合やステージ3以上に症状が進行している場合に検討されます。 主な離断性骨軟骨炎の手術内容は、下記の通りです。 内固定術 剥がれた組織をピンやプレートなどで固定する マイクロフラクチャー法 軟骨の損傷部位に小さな穴をあけて刺激し、損傷部に骨髄液を流出させて修復を促す 自家骨軟骨移植術 患者さまの正常な骨と軟骨を採取し、損傷した部分に移植する 手術療法では治癒まで半年〜10カ月ほどかかることが一般的ですが、適切な術式とリハビリで、スポーツへの復帰が見込めます。 治療後の経過観察を怠らず、専門医と相談しながら無理のないスケジュールで回復を目指しましょう。 離断性骨軟骨炎のリハビリ期間と日常生活復帰までの流れ 離断性骨軟骨炎の治療では、日常生活やスポーツへの復帰を目指す上で、適切なリハビリが重要です。 保存療法では、通常1〜2カ月で痛みが軽減し始め、少なくとも3カ月以上の安静が推奨されます。 回復の段階に応じて、関節の可動域を広げる訓練や筋力トレーニングを行います。 手術を受けた場合も、関節の動きを回復させ筋力を強化するために、段階的なリハビリが欠かせません。 下記は、膝の離断性骨軟骨炎に対する手術後リハビリと回復の流れ※の一例です。 ※出典:J-Stage「膝離断性骨軟骨炎に対する骨軟骨移植術後の理学療法」 期間 リハビリについて 手術後3~4週間 部分的に体重をかけ、骨の癒合を促す 手術後5~7週間 全体重をかけて日常動作の回復を目指す 手術後8週間 膝の可動域や筋力が、手術前以上に向上する 手術後12週 スポーツ動作が可能になる 手術後約1年 スポーツに復帰 日常生活や運動への復帰は自己判断せず、必ず医師や理学療法士の指導を受けましょう。 離断性骨軟骨炎を早く治すには早期発見・治療が重要 離断性骨軟骨炎をできるだけ早く治すためには、早期発見と早期治療が欠かせません。 肘・膝・足などの関節に以下のような症状がある場合は、できるだけ早く整形外科を受診しましょう。 関節の違和感や脱力感 運動時の痛みや動きの制限 患部が腫れ、曲げ伸ばしができない レントゲンや超音波の検査では、骨や軟骨の状態を詳細に確認できます。 たとえ痛みがなくても、画像検査によって軟骨の損傷が見つかる場合があります。 野球・サッカー・バスケットボールなど、繰り返し関節に負担がかかるスポーツをしている方は、とくに注意が必要です。 関節の違和感や脱力感がある際は、検査を受けましょう。 症状が軽いうちに離断性骨軟骨炎を発見できれば、完治までの期間を短縮できる可能性が高くなります。 離断性骨軟骨炎の再発予防法 離断性骨軟骨炎の再発予防法は、以下の通りです。 医師の指導のもとで適切な治療を受ける リハビリの進行状況に合わせて、運動の負荷を徐々に増やす サポーターで関節を保護する 定期的に整形外科で検査を受ける 離断性骨軟骨炎の再発を防ぐには、症状や年齢に応じた適切な対応が欠かせません。 とくに9歳以下の小児では、離断性骨軟骨炎の発症や再発のリスクが高い※と報告されています。 ※出典:大阪公立大学「9歳以下は保存療法も考慮が必要か? 離断性骨軟骨炎の発症・再発リスクを検証」 そのため、年齢が低いお子さまほど、治療法の選択とリハビリ計画が非常に重要です。 また、スポーツの復帰の際は、痛みがなくなったからといって自己判断で運動を再開するのは危険です。 可動域や筋力の状態に応じて、段階的に運動量を増やすことが再発の予防につながるので、医師や理学療法士の指示に従いましょう。 さらに、定期健診を受けるのも重要です。 離断性骨軟骨炎の症状が再発していても、初期段階では痛みが出ないことがあります。 そのため、症状が落ち着いていても、定期的な画像検査によるフォローアップが重要です。 離断性骨軟骨炎の完治期間についてよくある質問 離断性骨軟骨炎の完治期間についてよくある質問は以下の2つです。 離断性骨軟骨炎の手術による後遺症はある? 離断性骨軟骨炎はスポーツ復帰できる? 今後の復帰プランにお役立てください。 離断性骨軟骨炎の手術による後遺症はある? 離断性骨軟骨炎の手術後には、関節の動かしにくさや慢性的な痛みなどの後遺症が生じることがあります。 足首や肘に発症した場合、手術によって一時的に症状が改善しても、時間が経つと再び痛みや可動域の制限が現れることがあると報告されています。 離断性骨軟骨炎の手術による後遺症の主な原因は、術後に関節へ過度な負荷がかかったことや、リハビリが適切に行われなかったこと、軟骨片の固定が不十分であったことなどが挙げられます。 離断性骨軟骨炎の術後は、関節への負担を避けながら段階的にリハビリを進めることが重要です。 固定した軟骨片が安定するまでの期間は個人差があるため、痛みが軽減したからといって自己判断で運動を再開するのは避けましょう。 離断性骨軟骨炎はスポーツ復帰できる? 離断性骨軟骨炎は、適切な治療とリハビリを受ければスポーツに復帰できます。 完治には一般的に6カ月以上かかるため、焦らず段階的に回復を進めることが重要です。 競技レベルでの本格的な復帰には、数カ月から1年程度を見込む必要があり、痛みが軽減してもすぐに再開するのは避けましょう。 再発防止のためにも、医師の指導のもとで復帰スケジュールを立て、完治を確認してから競技に戻ることが大切です。 離断性骨軟骨炎の完治期間を短くするには再生医療も検討しよう 離断性骨軟骨炎は、症状によっては復帰までに6カ月以上かかることもあります。 完治期間を短くするには早期発見と適切な治療、段階的なリハビリが欠かせません。 定期的な画像検査を行うことで、痛みなどの自覚症状がなくても早期に発見でき、治療期間の短縮が期待できます。 さらに、近年では再生医療という治療の選択肢もあります。 再生医療とは、患者様自身の細胞や血液を使用して損傷した組織の修復を目指す治療法です。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 スポーツしていて早期復帰を希望する方 薬剤アレルギーがあり、治療に不安のある方 慢性化した症状を完治させたい方 継続的にステロイド治療を受けている方 点滴や注射など通院のみで治療できる場合があるので、手術を避けたい方や、より早い回復を目指す方にも選ばれています。 再生医療の治療法や症例について詳しく知りたい方は、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.07.05 -
- 離断性骨軟骨炎
子供が膝の痛みを訴えている場合、一般的に疑われるのは成長痛ではないでしょうか。 しかし、運動をしている子供の場合は、離断性骨軟骨炎という疾患の可能性があります。 本記事では、子供の膝の痛みの原因となる「離断性骨軟骨炎」について詳しく解説します。 この疾患の病態について網羅的に紹介します。 早期発見と適切な治療が将来のスポーツ活動継続のカギとなるため、お子さんの膝の痛みに気づいたら参考にしていただければ幸いです。 子供の膝でも起こる離断性骨軟骨炎の症状と原因 膝の痛みに悩む子供たちの中には、離断性骨軟骨炎が原因であるケースが少なくありません。 この病気は10代前半の成長期に多く見られ、特にスポーツ活動を積極的に行う子供たちに発症しやすい特徴があります。 本章では、以下の内容について詳しく解説します。 離断性骨軟骨炎の病態 離断性骨軟骨炎の主な症状 離断性骨軟骨炎が発症してしまう主な原因 子供の将来のため、親御さんが症状や原因を理解しておくことが重要です。 離断性骨軟骨炎の病態 離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)とは、関節の中で軟骨とその下にある骨(軟骨下骨)が一部剥がれてしまう病気です。 血流障害によって軟骨下骨が壊死し、進行すると骨軟骨片となって関節内に遊離してしまいます。 成長期の子供、特に10代前半に多く発症し、男女比は男子の割合が多く約2:1です。 膝関節での発生部位としては、大腿骨内側が約85%を占め、大腿骨外側が約15%、そしてまれに膝蓋骨(膝のお皿)にも見られます※。 ※出典:順天堂大学医学部附属順天堂医院 整形外科・スポーツ診療科 また、大腿骨外側に発症した場合、円板状半月(えんばんじょうはんげつ)という状態を合併することがある※ため注意が必要です。 離断性骨軟骨炎の主な症状 子供の離断性骨軟骨炎における症状は、病気の進行段階によって異なります。 初期の症状 運動後に感じる膝の不快感や鈍い痛み 休息すると症状が和らぐことが多い この段階では骨軟骨部分はまだ完全に剥離していないため見過ごされやすい傾向があります。 しかし、痛みを放置していると症状が進行するリスクがあるため、注意が必要です。 進行した場合の症状 痛みが強くなり、スポーツ活動に支障をきたす 膝を動かすときに引っかかり感や異音が生じる また、骨軟骨片が関節内に挟まると、膝が突然ロックして動かなくなる「ロッキング現象」を起こすこともあります。 離断性骨軟骨炎が発症してしまう主な原因 離断性骨軟骨炎の主な原因は、スポーツなどで繰り返し関節にかかる負荷や、思春期の急速な成長です。 同じスポーツを長期間続けていると関節にストレスがかかり、軟骨の下にある骨にダメージが蓄積されていきます。 例えば肘や膝などの関節で、いつも同じ場所に負担が加わると、軟骨や骨に向かう血液の流れが悪くなります。 血流が滞ると障害を受けた骨の一部は壊死してしまう、というメカニズムです。 また、成長期の子供は骨の成長と血流のバランスが崩れやすく、離断性骨軟骨炎を発症するリスクがあります 離断性骨軟骨炎の診断方法 離断性骨軟骨炎の診断は、症状の問診と画像検査を組み合わせて行われます。 初期の段階では通常のレントゲン検査で異常が見つかりにくいため、見落とされることがあります。 より正確な診断にはMRI検査が重要で、骨軟骨片の状態や剥離の程度を確認可能です。CTスキャンも骨の状態評価に役立ちます。 また、関節液の検査や関節鏡検査を行うこともあり、特に関節鏡は病変部を直接観察できるため、診断と治療を同時に行える利点があります。 早期発見が治療成績を左右するため、子供の膝の痛みが続く場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。 スポーツ復帰の鍵になる離断性骨軟骨炎の治療法 離断性骨軟骨炎の治療法としては、主に次の2つがあります。 保存療法 手術療法 それぞれの治療法について詳しく解説します。 保存療法 保存療法は主に骨軟骨片がまだ完全に剥離していない初期段階で選択されます。 主に次の治療を行います。 安静・スポーツ制限 荷重制限・装具療法 物理療法・リハビリテーション まずは症状を悪化させる可能性のある運動を控えて安静にします。発育期の子供は、安静により自然治癒する可能性があります。 また、膝への体重負荷を軽減するため、松葉杖の使用や膝装具の装着も有効です。特に大腿骨内側で発症している場合は膝装具が効果的とされています。 物理療法とリハビリテーションの内容は、主に痛みを緩和させるための低出力超音波やストレッチ、筋力低下を防ぐためのトレーニングです。太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)の強化が重要です。 保存療法は多くの場合で6ヶ月以上は継続し、定期的なMRI検査などで骨軟骨片の状態を確認しながら進めていきます。 症状の改善と画像所見の回復が見られれば、段階的にスポーツ活動への復帰を目指せるでしょう。 手術療法 保存療法で効果がない場合や早期スポーツ復帰を目指す場合には手術が検討されます。 手術名 内容 鏡視下ドリリング術 初期段階(骨軟骨片が剥離していない時期)に適応 病変部に小さな穴を開け血流改善を促す 低侵襲で日帰り手術も可能 骨軟骨片固定術 剥離した骨軟骨片の状態が良好な場合 生体吸収性ピンや骨釘で固定 術後2~3週間のギプス固定が必要 自家骨軟骨柱移植術 骨軟骨片が変性して再利用できない場合 膝から健康な骨軟骨を採取して移植 広範囲の欠損にも対応可能 鏡視下郭清術 1cm以下の小さな病変に適応 剥離した骨軟骨片を切除 侵襲が少ないが長期的な関節変形リスクあり 手術後は通常4ヶ月で軽い運動、6ヶ月程度で投球開始を目指します。再発防止のためのフォーム指導も重要です。 また、手術を伴わない治療法として、再生医療という選択肢もあります。 患者さま自身の幹細胞や血液を用いる再生医療について、詳しく知りたい方は以下のページもあわせてご覧ください 離断性骨軟骨炎の予防方法 離断性骨軟骨炎を予防するためには、膝・肘・足関節への過度な負荷を避けることが重要です。 適切な練習量の調整 正しいフォームの習得 サポーターの活用 定期的な検診 まずは無理のない練習量とし、負荷がかからないよう正しい運動フォームの習得に努めましょう。 負荷を軽減するためのサポーターの装着も効果的です。 さらに早期発見のために、少しでも違和感があれば医療機関を受診しましょう。 まとめ:子供の膝の痛みに気づいたら早めに医療機関へ 離断性骨軟骨炎は10代前半の成長期に多く見られる疾患で、スポーツを積極的に行う子供に発症しやすい特徴があります。 初期症状は運動後の軽い痛みから始まり、進行すると膝の引っかかりやロッキング現象を引き起こします。 原因は繰り返しの関節負荷や成長期特有の血流障害です。 治療は保存療法から手術療法まで病期に応じて選択され、早期発見・早期治療が将来のスポーツ活動継続のカギとなります。 また、予防には適切な練習量の調整とフォーム習得が重要です。 子供の膝の痛みを「成長痛」と安易に判断せず、違和感があれば早めに専門医に相談しましょう。 手術を伴わない治療法をお探しの方は、再生医療も治療の選択肢となります。 再生医療について詳しく知りたい方は、当院「リペアセルクリニック」へお気軽にご相談ください。
2019.07.05 -
- アキレス腱
「朝起きたらアキレス腱がズキズキして歩けない」「歩くたびにアキレス腱が痛む」 このような症状がある場合、ただの使いすぎと思って放置するのは危険です。 アキレス腱炎やアキレス腱断裂といった深刻な症状の可能性があり、早期の対応を誤ると長期的な運動制限や再発リスクにもつながりかねません。 アキレス腱が痛くて普通に歩けない状態になると、日常生活にも大きな支障をきたします。 この記事では、アキレス腱が痛くて歩けないときの原因と適切な治療方法を解説します。 予防方法まで紹介しているので、アキレス腱の痛みにお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。 【すぐ病院へ行くべき】アキレス腱が痛い・歩けないときの症状 アキレス腱が痛くて歩けない状態は、軽視してはいけません。 とくに以下のような症状がある場合は、すぐに医療機関を受診することが重要です。 つま先立ちができない 「後ろから蹴られた」ような衝撃があった 足を引きずって歩く これらの症状に該当しない場合でも、放置すると悪化や慢性化のリスクがあるため、早めに病院へ行くことをおすすめします。 つま先立ちができない つま先立ちができない場合、アキレス腱断裂の可能性が高く、すぐに病院へ行く必要があります。 アキレス腱が断裂すると、ふくらはぎの筋肉の力がかかとに伝わらなくなります。 そのため、つま先立ちの動作ができなくなるのです。 断裂直後でも歩行が可能なケースもありますが、周囲の筋肉が一時的に補っているだけであり、症状が軽いわけではありません。 放置すれば回復が難しくなる恐れもあるため、少しでも違和感があれば早めに受診しましょう。 「後ろから蹴られた」ような衝撃があった 運動中や日常生活で「後ろから蹴られた」「ふくらはぎをバットで叩かれた」ような衝撃を感じた場合、それはアキレス腱断裂特有の症状である可能性があります。 この衝撃感は、アキレス腱が切れる瞬間に生じる特徴的な感覚です。 痛みと同時にこのような衝撃を感じた場合は、直ちに運動を中止して患部を動かさないよう病院へ向かいましょう。 足を引きずって歩く 痛みのために足を引きずって歩かなければならない状態は、アキレス腱炎でも起こることがあります。 このような状態では、炎症が進行している可能性が高く、すぐに医療機関での診察が必要です。 無理に歩き続けると症状が悪化し、回復に時間がかかる可能性があります。 痛みで正常な歩行ができない場合は、安静にして早急に専門医の診断を受けてください。 アキレス腱が痛くて歩けない原因・疾患名 アキレス腱の痛みで歩けない状態になる原因はさまざまです。 主な疾患とその特徴をまとめました。 疾患名 症状・特徴 アキレス腱炎 ・アキレス腱に炎症が起きて痛みや腫れが生じる ・運動時に痛みが強くなり、重症化すると歩行困難になる アキレス腱周囲炎 ・アキレス腱の周囲組織に炎症が起きる ・痛みの場所が移動せず、常に同じ部分に痛みを感じる アキレス腱付着部症 ・アキレス腱とかかとの骨の接合部に痛みが生じる ・進行すると安静時でも痛みが続く アキレス腱断裂 ・アキレス腱が完全または部分的に切れる ・つま先立ちができなくなり、「後ろから蹴られた」ような衝撃を感じる 疾患ごとに症状や特徴を解説します。 アキレス腱炎 アキレス腱炎は、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつなぐアキレス腱に炎症が起きる状態です。 主にダッシュやジャンプなどの運動を繰り返すことで発症します。 初期は運動後に軽い痛みを感じる程度ですが、悪化すると歩行時にも強い痛みが生じ、日常生活に支障をきたします。 スポーツを継続的に行う方や、加齢によってアキレス腱が弱くなっている方に多く見られます。 アキレス腱周囲炎 アキレス腱周囲炎は、アキレス腱の周りの組織に炎症が起きる疾患です。 アキレス腱炎と症状は似ていますが、痛みの場所が移動しないのが特徴です。 スポーツなどでアキレス腱に繰り返し負担をかけることで発症し、症状が進行すると歩けないほどの痛みになることがあります。 アキレス腱付着部症 アキレス腱付着部症は、アキレス腱とかかとの骨がつながる部分に痛みが生じる疾患です。 症状が進行すると、運動をしていない安静時でも痛みが続くことがあります。 病状が進むと、炎症部位に肉芽(にくが)ができたり、石灰化や骨化などの変化が現れることもあります。 アキレス腱とかかと部分の両方に痛みがある場合は、この疾患の可能性があります。 アキレス腱断裂 アキレス腱断裂は、アキレス腱が完全または部分的に切れてしまう状態です。 断裂の瞬間は「後ろから蹴られた」ような衝撃を感じ、その後つま先立ちができなくなります。 ダッシュやジャンプ、踏み込み動作で発生することが多く、時間が経つと歩くことはできますが、正常な歩行は困難になります。 アキレス腱が痛いときの治療法 アキレス腱の痛みに対しては、症状の程度や原因に応じて以下の治療法が選択されます。 アイシングをして安静にする 薬を使って治療する テーピングで負担を軽減する 靴にパッドを入れる ストレッチをする 手術をする 再生医療を受ける まずは炎症を抑える保存療法から始め、必要に応じてより専門的な治療を検討します。 アイシングをして安静にする 初期段階のアキレス腱の痛みには、アイシングと安静が重要です。 歩けないほど痛い場合は、スポーツだけでなく日常生活での運動も控えましょう。 アイシングは1回15〜20分程度、1日3〜4回行うのが効果的です。 氷や冷却パックを患部に当てることで、炎症を抑え痛みを軽減できます。 半年経過しても痛みが治らない場合は、症状が重症化している可能性があるため医療機関への相談が必要です。 薬を使って治療する 安静にしても痛みが治まらない場合は、薬を使った治療を行います。 湿布などの外用薬や、非ステロイド系抗炎症薬(痛み止めの飲み薬)を使用して炎症を抑えます。 炎症を抑える効果の高いステロイド注射もありますが、アキレス腱が弱くなって断裂するリスクがあるため、慎重に判断する必要があります。 テーピングで負担を軽減する テーピングは、アキレス腱にかかる負担を軽減し、痛みを和らげる有効な方法です。 症状の程度に応じて、適切なテーピング方法を選択します。軽度の痛みの場合は、アキレス腱全体をサポートする基本的なテーピングを行います。 痛みが強い場合は、より強力なサポートが必要になります。 ただし、テーピングはあくまで応急処置であり、根本的な治療にはなりません。 靴にパッドを入れる アキレス腱の痛みが治りにくい場合は、靴の調整が効果的です。 かかとの部分を高くした中敷きを使用したり、靴底が柔らかいシューズを選んだりすることで、アキレス腱の緊張を緩和できます。 これにより、歩行時の負担を軽減し、痛みの改善が期待できます。 適切な靴やインソールの選択について、医師や専門スタッフに相談することをおすすめします。 ストレッチをする アキレス腱炎に効果的なのが、アキレス腱のストレッチです。 階段や台などの段差を利用して、痛みがある足の先を段差にかけ、かかとをゆっくりと下ろしてアキレス腱を伸ばします。 我慢できる程度の痛みの範囲で15秒ほど行い、これを3回1セットで1日2セット実施します。 最低でも2週間は継続することで、症状の改善が期待できます。 手術をする 保存療法で改善しない場合は、手術を検討します。 変性した腱組織や骨の突起を取り除く手術を行います。 腱の量が少なくなってしまう場合は、他の筋腱で補強することもあります。 変性した組織を除去する手術ですが、必ずしも良好な結果が得られるとは限らないため、医師と十分に相談して決定することが重要です。 再生医療を受ける アキレス腱断裂などのスポーツ外傷に対しては、再生医療という治療も選択肢の一つです。 再生医療では、患者さま自身の幹細胞を活用することで、断裂したアキレス腱の症状改善が期待できます。 幹細胞治療の他にも、血液から抽出した血小板を患部に投与するPRP療法という治療法もあります。 どちらも手術を必要とせず、体への負担が少ない治療法です。 再生医療に関して詳細は、以下をご覧ください。 アキレス腱の痛みに対するリハビリ アキレス腱の痛みを改善し、日常生活やスポーツ活動への復帰を目指すためには、適切なリハビリテーションが重要です。 リハビリテーションには、主に以下の2種類があります。 メディカルリハビリテーション スポーツリハビリテーション リハビリテーションは、症状の程度や個人の目標に応じて内容が異なります。 医師や理学療法士の指示に従って、改善を目指しましょう。 メディカルリハビリテーション メディカルリハビリテーションは、怪我の後に日常生活を正常に送るための機能回復訓練です。 理学療法士などの専門スタッフが、患者さまの症状に合わせて段階的なプログラムを作成します。 痛みの軽減、可動域の改善、筋力回復を目的として、物理療法や運動療法を組み合わせて行います。 日常動作に必要な基本的な機能の回復を重視し、安全に生活できる状態を目指します。 スポーツリハビリテーション スポーツリハビリテーションは、怪我からスポーツ活動に復帰するための専門的な機能回復訓練です。 競技特性に応じた動作パターンの練習や、再発予防のための筋力強化を行います。 段階的に運動強度を上げながら、スポーツ復帰に必要な機能を総合的に回復させます。 アスリートだけでなく、趣味でスポーツを楽しむ方にとっても重要な回復のプロセスです。 アキレス腱に負担をかけない方法 アキレス腱の痛みがある間は、日常生活での負担を最小限に抑えるため以下の2つが重要です。 まずは歩き方を見直す 靴を見直すこともおすすめ 歩き方や靴の見直しにより、症状の悪化を防ぎ回復を促進しましょう。 まずは歩き方を見直す 身体への衝撃を小さくする歩き方を心がけることで、アキレス腱への負担を軽減できます。 足の裏全体でそっと地面に足を置くように着地する 両足の間隔を腰の幅程度に広く取って歩く 手は無理に振らず、身体の動きに合わせて自然に振る 足の指が地面をしっかりつかんでいる感覚で歩く 坂道では、上り坂は逆八の字に、下り坂はつま先から着地するように歩く 階段を上るときはお尻から上げるように、下るときはお尻を意識して足をそっと下ろす 慣れるまでは大変ですが、衝撃を与えないように意識して歩きましょう。 靴を見直すこともおすすめ 痛みで歩き方が不自然になる場合は、靴の見直しをしましょう。 かかとの高めの靴や、インソール・ヒールパッドを使用してかかとを少し高くすることで、アキレス腱の緊張が緩和されます。 これにより痛みが軽減され、正常な歩行パターンの回復が期待できます。 さらにクッション性のある靴底を選ぶことで、足への衝撃を吸収し、アキレス腱への負担軽減に効果的です。 アキレス腱の痛みの再発予防 アキレス腱の痛みを慢性化させないためには、適切な再発予防策が重要です。日常的な注意と運動時の配慮により、症状の再発を防ぐことができます。 運動前後の準備とケア 痛みがある時は運動を休む 運動前後の準備とケア 運動前後の適切な準備とケアが、アキレス腱炎の再発予防に最も効果的です。 運動前には、ふくらはぎの筋肉のストレッチを入念に行い、筋肉の柔軟性を高めましょう。 ウォーミングアップを十分に行うことで、アキレス腱への急激な負荷を防げます。 運動後は、ふくらはぎやアキレス腱のアイシングケアを行い、炎症を早く鎮めることが重要です。 クールダウンも忘れずに実施してください。 痛みがある時は運動を休む 運動後にアキレス腱に痛みが残っている場合は、無理をせず運動を休むことが大切です。 痛みが残っているにもかかわらず運動を続けると、症状が悪化し慢性化するリスクが高まります。 アキレス腱炎の主な原因は過剰な運動負荷にあるため、適切な休息と運動量の調整が再発予防のカギです。 痛みがある間は別のメニューに変更するか、完全に休養を取ることをおすすめします。 アキレス腱炎になったら足底腱膜炎の併発にも注意! アキレス腱炎になった場合、足底腱膜炎を併発する可能性があるため注意が必要です。 足底腱膜炎とは、足裏のかかとから足指の付け根をつなぐ「足底腱膜」が炎症を起こして痛みが生じる疾患です。 足底腱膜とアキレス腱は筋膜でつながっているため、アキレス腱炎によって足首の動きが制限されると、足底腱膜の柔軟性も低下し炎症を起こしやすくなります。 アキレス腱だけでなく足裏にも痛みを感じる場合は、早めに医療機関で詳しい検査を受けましょう。 アキレス腱の痛みに関してよくある質問 アキレス腱の痛みについて、患者さまからよく寄せられる質問にお答えします。 アキレス腱の痛みの対処法は? アキレス腱炎・周囲炎はどのくらいの期間で治る? アキレス腱の痛みを放置するとどうなる? アキレス腱の痛みに効くマッサージはある? それぞれの疑問について、医学的根拠に基づいて分かりやすく解説します。ご自身の状況と照らし合わせて参考にしてください。 アキレス腱の痛みの対処法は? まずは安静にして、腫れや熱感がある場合はアイシングを行いましょう。 痛みが軽度だからといって放置するのは良くありません。 初期段階での適切な対処により、症状の悪化を防げます。痛みが落ち着いても、一度は医療機関を受診して詳しい検査を受けることをおすすめします。 自己判断での対処には限界があるため、専門医の診断を受けることが重要です。 アキレス腱炎・周囲炎はどのくらいの期間で治る? 軽度の場合は2〜4週間程度で改善することが多いですが、重症度や個人差により期間は大きく異なります。 適切な治療を行えば、多くの場合は保存療法で改善が期待できます。 ただし、慢性化している場合や症状が重い場合は、数カ月から1年以上の治療期間が必要になることもあります。 早期治療と継続的なケアが、回復期間の短縮につながります。 アキレス腱の痛みを放置するとどうなる? 放置すると炎症が慢性化し、最悪の場合はアキレス腱断裂のリスクが高まります。 初期の軽い痛みでも、適切な治療を行わないと症状が進行し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。 また、腱の弾力性が失われることで断裂しやすくなり、手術が必要になるケースもあります。早期の対処が症状の悪化を防ぐ最も効果的な方法です。 アキレス腱の痛みに効くマッサージはある? 軽度の場合は、ふくらはぎの筋肉を優しくマッサージすることで症状の緩和が期待できます。 ただし、炎症が強い時期や痛みが激しい場合は、マッサージが症状を悪化させる可能性があります。 アキレス腱部分を直接強く揉むのは避け、周囲の筋肉を軽くほぐす程度にとどめましょう。マッサージを行う際は、医師や理学療法士の指導の下で適切な方法を学ぶことをおすすめします。 【まとめ】アキレス腱が痛くて歩けない時は早期治療が重要です アキレス腱が痛くて歩けない状態は、アキレス腱炎や断裂などの可能性があり、決して軽視してはいけません。 とくに「つま先立ちができない」「後ろから蹴られたような衝撃があった」「足を引きずって歩く」などの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診することが重要です。 放置すると症状の悪化や慢性化のリスクがあるため、歩けないほど痛いときは迷わず病院へ行きましょう。 治療は安静・アイシングなどの保存療法が基本となりますが、重度の症状では手術も検討されます。 また、近年では患者さま自身の細胞を活用した再生医療も注目されており、手術を避けながら早期治療を目指す選択肢として期待されています。 日常生活やスポーツ活動への早期復帰や手術を避けたいという方は、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEにて症例や治療法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.07.03 -
- アキレス腱
アキレス腱炎はスポーツ以外にも日常生活においても発症する アキレス腱炎は、スポーツをする人や運動選手に多く見られる症状です。では、スポーツをしていない人はアキレス腱炎を発症しないのでしょうか。 今回は、いつもの日常生活を送る中でもアキレス腱炎は発症するのかどうかについて紹介します。 アキレス腱炎は日常生活の中でも発症します! 激しいスポーツをする人に多く見られるアキレス腱炎ですが、実は、あまりスポーツをあまりしない人でもアキレス腱炎を発症することがあります。 アキレス腱炎を発症する原因は、アキレス腱に強い負担をかけることで起こるのですが、アキレス腱の柔軟性が低いと、より発生頻度が高くなります。 アキレス腱の柔軟性が低下しているにも関わらず、日常生活において同じ動作を繰り返していると、運動をしていなくてもアキレス腱炎を発症してしまうのです。 アキレス腱炎が日常生活で発症するリスクが高いのは中高年 若い人のアキレス腱炎の原因は、運動をしすぎることやアキレス腱に負荷を与え無理をすることなのですが、中高年の場合はアキレス腱の老化が原因のケースが多いです。 しばらく椅子に座って作業をした後などに、歩き始めようとするとアキレス腱が痛むこと場あります。このような日常生活の動作においてもアキレス腱炎をアキレス腱が痛むことがあるのです。 アキレス腱はコラーゲン線維からできているので、年齢を重ねると柔軟性がなくなって固くなります。そのため腱に小さな傷が入り、痛みが生じるわけです。 このアキレス腱炎の状態で運動を続けると、アキレス腱断裂になることもあるので、日常生活の動作でアキレス腱に痛みが生じる場合は要注意です。 アキレス腱炎を発症、日常生活で気を付けること アキレス腱炎を発症すると、さまざまな保存療法でアキレス腱炎の治療を行います。その中でも、日常生活で気を付けることとしておすすめなのが、靴の履き方です。 靴は、かかとの高いものを履くか、インソールやヒールウェッジなどを靴底に入れ、かかとを高くして履くと、アキレス腱の緊張が緩んで痛みを緩和する効果が期待できます。 アキレス腱炎は安静が必要と言われていますが、日常生活を送る上で歩くことは必要なので、アキレス腱に負担をかけないためにも、靴の履き方に注意してみてください。 まとめ・アキレス腱炎はスポーツ以外にも日常生活においても発症する 基本的にアキレス腱炎は、運動による負担によって発症することが殆どです。だからといって安心していてはいけません。特に中高年は、アキレス腱の老化でアキレス腱炎を発症するリスクが高いので、日常生活でアキレス腱に痛みが生じる場合は注意が必要です。 運動をしない人がアキレス腱炎を発症したら、靴にインソールやヒールウェッジなどを入れて、日常生活の歩行からアキレス腱に負担をかけないように注意してみてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2019.07.03 -
- アキレス腱
アキレス腱炎が慢性化してなかなか治らない場合の治療法 アキレス腱炎は、保存療法によって痛みが改善することが殆どです。しかし、中にはアキレス腱炎がなかなか治らない人もいます。痛みや違和感を抱えたままではスポーツができない、生活に支障をきたすということもありますよね。 では、アキレス腱炎が治らなかったらどうすればいいのでしょうか。そもそもなぜ、アキレス腱炎が治る人、治らない人がいるのでしょうか。 アキレス腱炎が治らない? 保存療法で治ると言われているアキレス腱炎ですが、中には治らない人もいます。では、アキレス腱炎が治らない人は、なぜ治らないのでしょうか。 症状が軽いアキレス腱炎なら保存療法でも数週間で治すことができるのですが、重症となると、簡単に治らないのです。 スポーツを休んで治療をしているにも関わらず治らない場合は、今の治療のアプローチが誤っている可能性が高いです。 また、繰り返される負担でアキレス腱炎は発症するので、一度治ったとしても、また同じように負担をかけていると再発し、なかなか治りません。 40歳以上の方は、運動をしていなくてもアキレス腱炎になることがあります。これは、年齢を重ねることによって血管が増えてしまうことが原因です。 血管が増えると神経線維も一緒に増えるので、痛みが生じてしまいます。このような原因だとアキレス腱炎はなかなか治りません。 重症のアキレス腱炎はなかなか治らない 重症のアキレス腱炎ほどなかなか治らないわけですが、どのような症状だと重症なのでしょうか。「Blazina」という、膝蓋腱炎の重症度分類がるのですが、これをアキレス腱炎に当てはめることができます。 分類は以下の通りです。 (Ⅰ度)運動開始時のみ痛みがある (Ⅱ度)運動開始時に痛みがあり、動いている間に消失するが時間経過につれて再び痛みが出る (Ⅲ度)運動中は常に痛みが消えない ※Ⅰ度は軽度で、Ⅱ度、Ⅲ度と重症度が高くなり、アキレス腱炎もなかなか治らないのです。 アキレス腱炎が治らない場合はどうするか 重症度の高いアキレス腱炎は、数ヶ月の保存療法を経ても治らない場合があります。そのような場合は、手術療法という選択肢があります。 手術療法とは、アキレス腱周辺の癒着を剥離したり、硬くなった組織の切除をしたりする外科的アプローチです。医療機関を受診し、適切な助言を受けて判断しましょう。いずれにしろ重症化する前、「治るだろう」と放置せず早期に受診されることをお勧めします。 まとめ・アキレス腱炎が慢性化してなかなか治らない場合の治療法 軽症のアキレス腱炎であれば保存療法で治るのですが、重症化するとなかなかアキレス腱炎を治すことができません。また、負担を掛け続けると再発することがあり、加齢によっても治りにくくなることがあります。 数ヶ月の保存療法でも治らない場合は、手術療法という治療方法もあるので、医師と相談の上、アキレス腱炎の治療方法を検討してみてくださいね。 監修:院長 坂本貞範 ▼こちらもご参照ください
2019.07.03 -
- アキレス腱
アキレス腱炎のリハビリテーションにはメディカルとスポーツがある アキレス腱炎になると、痛みや炎症でスポーツをすることが難しくなります。それだけでなく日常生活まで支障をきたすことがあります。 普段通りの日常生活が送れるように、またスポーツが再開できるように、アキレス腱炎もリハビリテーションを取り入れることで早期に回復を目指せます。 では、アキレス腱炎のリハビリテーションとはどのようなものなのでしょうか。 アキレス腱炎のリハビリテーションはどこでできる アキレス腱炎のリハビリをしたい場合、どこに行けばリハビリテーションを受けられるのでしょうか。アキレス腱炎のリハビリテーションが行われているのは以下の通りです。 ・リハビリテーション科 ・整骨院 ・整形外科 ・鍼灸院 アキレス腱炎のリハビリテーションを受けたい方は、上記の診療科をお訪ねください。 アキレス腱炎のリハビリテーションの種類 アキレス腱炎だけでなく、他の症状にも言えることですが、リハビリテーションには主に2種類のリハビリテーションがあります。 まず1つ目が「メディカルリハビリテーション」です。メディカルリハビリテーションは、怪我をしてから日常生活が正常に送れるようになるまでの機能回復訓練のことです。 もう1つが「スポーツリハビリテーション」で、怪我をしてからスポーツができるようになるまでの機能回復訓練です。 アキレス腱炎の場合、スポーツが原因で発症することが多いので、メディカルリハビリテーションだけでは不十分なため、スポーツリハビリテーションで、できるだけ早くスポーツに復帰することを目指します。 メディカルリハビリテーション:怪我から日常生活が正常に送れるようになるまでの機能回復訓練 スポーツリハビリテーション:怪我をしてからスポーツができるようになるまでの機能回復訓練 アキレス腱炎のスポーツリハビリテーションの内容 アキレス腱炎をはじめとしたスポーツリハビリテーションの内容と流れは以下の通りです。このような内容と流れで、アキレス腱炎の痛みを取り、再発を防止しながらスポーツが再開できるようにリハビリテーションが行われます。 ・炎症の除去 ・可動域の改善 ・筋力回復・向上 ・バランス能力向上 ・全身運動の運動性 ・競技における動作の習得 まとめ・アキレス腱炎のリハビリテーションにはメディカルとスポーツがある アキレス腱炎のリハビリテーションは、整形外科や整骨院、鍼灸院といったアキレス腱炎の専門性が高い診療科や、リハビリテーションを専門としているところで受けることができます。 炎症の除去から始まり、最終的には運動が再開でき、競技に復帰することを目的にリハビリテーションのメニューが組まれます。 アキレス腱炎はスポーツをしている人に多く見られる症状のため、メディカルリハビリテーションだけでなく、スポーツリハビリテーションを受けてスポーツの再開を目指す人が多いですよ。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2019.07.03 -
- アキレス腱
アキレス腱炎の具体的な治療法!安静から回復に向けて アキレス腱炎とは、アキレス腱に炎症が起きている状態のことで、スポーツなどでアキレス腱に負担が繰り返してかかることが原因で発症します。万が一アキレス腱炎になった場合、どのような治療が行われるのでしょうか。 今回は、アキレス腱炎の治療方法について紹介します。 アキレス腱炎の治療 アキレス腱炎は、具体的な治療が必要になることも多いですが、まずは炎症を起こしている足を休めることが第一です。その後、必要に応じて薬などを用いる方法などで治療をしていきます。 まず運動を中止し、患部の安静を心がける アキレス腱炎の最初の治療は、運動を中止することです。運動とはスポーツもそうですが、走ったり自転車をこいだりするような日常生活における運動を控えることも重要になってきます。 歩行や日常生活の動作で痛みがなくなれば、運動を再開してもいいのですが、急に強い負荷をかけるような運動を急にしないようにしてくださいね。まずは安静が大切です。 薬を使って治療する 運動を中止しても痛みが治まらない時は、薬を用いた治療を行います。湿布などの外用剤や非ステロイド系抗炎症薬、消炎鎮痛剤を内服します。炎症を抑えるのに優れたステロイド剤は、数回打つと腱が弱くなって断裂するリスクがあるため、あまりおすすめはできません。 靴にパッドを入れる アキレス腱炎が治りにくいと診断された場合は、かかとの部分を高くした中敷きを使ったり、靴底が柔軟なシューズを選んだりして、アキレス腱の緊張を緩めてかかとを安定させる方法を取り入れます。 ストレッチをする アキレス腱炎に効果的なのが、エキセントリックストレッチングです。階段や台など段差のあるところで、痛みがある足の先を段差にかけ、かかとをゆっくりと降ろしアキレス腱を伸ばします。 我慢できる程度の痛みの範囲で15秒ほど行い、これを3回1セットで1日2セット行います。最低でも2週間は続けましょう。 手術をする なかなかアキレス腱炎が治らない場合は手術を行います。変性した腱や骨棘を取る手術で、腱が少なくなってしまうケースでは、他の筋腱で補強をします。痛みの出ている組織を除去するので、一定の効果が得られるはずなのですが、あまり良い成績は出ていないのが現状です。 まとめ・アキレス腱炎の具体的な治療法!安静から回復に向けて アキレス腱炎の治療方法は、運動を中止したりストレッチをしたり、靴にパッドを入れる、薬を使うなど、基本的には保存療法が中心です。保存療法でアキレス腱絵の痛みが改善することが殆どですが、なかなか痛みが取れない場合は手術を検討します。 ただし、手術はリスクやデメリットもあります。 いずれにしても、アキレス腱に痛みがあるときは、まずは足をなるべく休めるようにし、早めに医療機関を受診して医師と相談した上、アキレス腱炎の症状に合った治療の方法を決定するようにしてください。 以上、アキレス腱炎の治療について!湿布から重症な場合の手術まで解説と題して解説させて頂きました。 監修:リペアセルクリニック大阪院 院長 坂本貞範
2019.07.03 -
- 靭帯損傷
- ひざ関節
肉離れ(筋断裂)は、スポーツや日常生活の中で引き起こされるケガですが、重症の場合は完全に筋肉が断裂して永久断裂となるケースも。 永久断裂を引き起こすと激しい外傷や機能喪失を伴うこともあり、元の状態に戻ることができるのか、不安に感じる方もいるかもしれません。 しかし、適切な治療を受ければ、永久断裂でも回復は可能です。 本記事では、肉離れの症状や治療法について詳しく解説し、早期復帰に向けた最新の治療法も紹介していきます。 肉離れ(筋断裂)や永久断裂でお悩みの方は、自身の状態と治療への理解を深めるために、ぜひ参考にしてみてください。 肉離れ(筋断裂)で完全断裂しても治療は可能 肉離れ(筋断裂)で筋肉が完全に断裂した場合でも、永久に治らないわけではなく、以下の適切な治療によって回復を目指すことが可能です。 外科的手術 リハビリテーション 温熱療法と冷却療法 薬物治療 再生医療 完全断裂は、筋肉の線維が文字通り完全に離れてしまった状態を指し、肉離れの中でも最も重症度が高い分類に含まれます。 激しい痛みや機能喪失を伴うケースもありますが、このような重篤な状態であっても、手術によって筋肉を再接続し修復することが可能です。 完全断裂と診断され、「元通りには動かせないのでは」と悲観的に考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。 しかし専門医による正確な診断と適切な治療計画、そして前向きなリハビリへの取り組みがあれば、日常生活やスポーツへの復帰が可能となります。 諦めずに、まずは医療機関にご相談ください。 肉離れ(筋断裂)の症状 肉離れ(筋断裂)の症状は、断裂の程度によって痛みや腫れ、機能障害の重さが大きく異なります。 症状の現れ方は、一般的に軽度・中等度・重度の3段階に応じて大きく異なり、症状に応じて治療方針を決定していきます。 軽度(I度)の特徴 筋線維の微細損傷:痛みはあるものの、自力での歩行や日常生活動作は比較的可能 中等度(II度)の特徴 筋線維の部分断裂:患部に明確な痛みがあり、自力での歩行が困難になる 重度(III度)の特徴 筋線維の完全断裂:筋肉が完全に断裂した状態で、激しい痛みとともに患部の機能が失われる 重度の症状になると、受傷直後から立つことや歩くことができなくなり、患部の凹みや断裂した筋肉の塊が見られる場合もあります。 上記の症状や歩行困難が見られた場合は、自己判断をせずに速やかに整形外科などの専門医を受診することが重要です。 正確な診断に基づいた早期の適切な処置と治療が合併症を防ぎ、早期回復への鍵となります。 肉離れ(筋断裂)の治療法 肉離れ(筋断裂)の治療法は、症状の重さに応じて段階的に進められます。 受傷直後は応急処置が重要|RICE処置 部分断裂は保存療法が中心 完全断裂は手術が適応される場合もある 症状に応じて適切な治療法を選択することが重要で、完全断裂(永久断裂)を防ぐためには、特に早期の対応が必須です。 受傷直後は応急処置が重要|RICE処置 肉離れ(筋断裂)を受傷した直後の、応急処置の基本となるのがRICE処置です。 RICEとは、Rest(安静)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の4つの基本的な処置法を指します。 Rest(安静) 損傷した筋肉に負担をかけないように患部をできるだけ動かさないようにする Ice(冷却) 急性の炎症や腫れを抑えるため、アイスパックや冷却ジェルで患部を冷やす Compression(圧迫) 腫れが抑え血液やリンパ液の滞留を防ぐために弾性包帯などで患部を適度に圧迫する Elevation(挙上) 受傷した部位を心臓より高く挙げておくことで、腫れを最小限に抑える 冷却を行う際は受傷後24時間~72時間以内に行うと効果的で、腫れや痛みを軽減につながります。 15〜20分を目安に行い、皮膚を傷めないようにタオルなどで包んでアイスパックや冷却ジェルを使用しましょう。 RICE処置を的確に行うことで内出血や腫れ・痛みの程度を最小限に抑え、結果として治癒期間の短縮や重症化の防止につながります。 部分断裂は保存療法が中心 肉離れの中でも、筋肉の線維が部分的に断裂している部分断裂に対しては、体への負担が少ない保存療法が治療の中心となります。 部分断裂は筋肉の連続性がある程度保たれており、適切な環境を整えれば自然治癒力によって損傷部位の修復が期待できるため、手術を避ける場合が多い傾向にあります。 【保存療法の基本的な治療法】 RICE処置 基本的な処置で重症化を防ぐ 非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs) 鎮痛や炎症を抑えるために、NSAIDs(非ステロイド系抗炎症薬)を処方する 物理療法 筋肉の回復を促進するために、物理療法が行う 運動療法(リハビリテーション) 筋力を強化し、柔軟性を向上させるためにリハビリを行う 痛みが軽減し回復期に入ると、物理療法として、温熱療法・電気刺激療法・超音波療法などが用いられるケースがあります。 超音波療法や温熱療法は血行を促進し、筋肉の緊張を和らげて、治癒を早める効果が期待できるメリットも。 また、リハビリテーションは保存療法において最も重要な要素です。 痛みの軽減に合わせて、理学療法士などの専門家の指導のもと、段階的な筋力トレーニングを進めます。 上記の適切な保存療法を、しっかり最後まで遂行すれば、重症化を防いで元の生活を取り戻すことが可能です。 回復のために焦らず、根気強く、治療とリハビリに取り組んでいきましょう。 完全断裂は手術が適応される場合もある 肉離れの中でも、筋肉が完全に断裂した完全断裂の場合には手術が必要となることがあります。 筋繊維が完全に分断されているため、自然回復が難しいケースが多く、適切な治療を行わないと筋肉が機能しなくなったり、障害が残ったりするリスクが高まります。 【手術が必要となる場合】 断裂部の隙間(ギャップ)が大きい場合 断裂した筋線維の両端が大きく離れてしまった場合 早期の復帰や高い活動レベルを望む場合 スポーツ選手など高い身体能力が求められる方が、早期に機能回復を希望する場合 特定の部位の断裂 断裂した筋肉の種類や部位によっては、手術が第一選択となるケースもある 保存療法での回復が不十分な場合 一定期間、保存療法を行っても痛みが改善しない・筋力が十分に回復しない場合 手術の主な目的は、断裂した筋線維の断端同士を物理的に縫い合わせることで、筋肉の連続性を取り戻し、治癒を促進することです。 完全断裂という診断を受け、「もう元には戻らないのでは」と深く不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし手術療法は、機能障害を回避して社会復帰やスポーツ復帰を目指すための有効な手段となるので、まずは医師の指示に従い適切な処置を行いましょう。 肉離れ(筋断裂)からの早期復帰を目指す方に再生医療をご紹介 肉離れによる日常生活への影響を最小限に抑え、1日も早い復帰を強く望む方にとって、再生医療も有効な手段です。 従来の治療法では安静期間が長期化しがちであったのに対し、再生医療は治療期間の短縮や、より質の高い回復をもたらす場合もあります。 リペアセルクリニックでは、最先端の再生医療を活用して治療期間を短縮することが可能で、患者様やアスリートの方が1日も早く日常生活や競技生活に戻れるようにサポートします。 【リペアセルクリニックの取り組み】 PRP療法 患者自身の血液から血小板を抽出し、損傷した筋肉や腱に注射することで回復を促進 幹細胞治療 CPC (細胞加工施設) の高い技術により、冷凍しない方法で幹細胞を投与できる リペアセルクリニックのPRP療法は患者様自身の血液などから採取した細胞や成長因子を、損傷部位に直接投与することで、治癒のプロセスを活性化させるメリットがあります。 細胞を冷凍しない独自の方法で幹細胞を投与できるので、高い生存率を実現し、体に負担をかけずに治療期間の短縮が可能です。 リペアセルクリニックでは、スポーツ外傷に対して最適な治療法を提案し、患者一人ひとりに合わせたカスタマイズ治療を行っています。 【まとめ】肉離れ(筋断裂)は完全断裂しても治療可能!ケガをしたらまず応急処置 肉離れ(筋断裂)は、軽度から完全断裂に至るまでさまざまな段階がありますが、どの状態でも適切な治療を受けることで回復は十分可能です。 【肉離れの治療法】 RICE処置 保存療法 リハビリテーション 外科的手術 再生医療 完全断裂に至った場合でも、手術や再生医療などの先進的な治療法により、筋肉の機能回復が期待できます。 必要に応じて再生医療や手術を受けることで、最短での復帰が可能となるので、ケガをしたらまずは専門医に相談することが重要です。 再生医療は、従来の治療に比べて治療期間を短縮し、早期の日常生活・競技の復帰を可能にします。 また手術などに比べて、体への負担が少ないメリットがあるので、後遺症や筋力低下を最小限に抑えることができます。 1日も早く日常生活や競技生活に戻りたい・体に負担をかけずに迅速に治療を受けたいと考えている方は、ぜひリペアセルクリニックにご相談してみてください。 リペアセルクリニックは患者様の想いにしっかり寄り添い、責任を持って早期復帰への道を開きます。
2019.07.02 -
- 靭帯損傷
- ひざ関節
前十字靭帯断裂は、サッカー選手に多いけがの1つです。 サッカーのプレイ中、不自然な体勢で転倒したときに、太ももとすねをつなぐ前十字靭帯が断裂してしまう場合があります。 今回は、前十字靭帯断裂がサッカー選手に起こりやすい理由や、症状を放置するリスクについて詳しく解説します。 プロのサッカー選手にも前十字靭帯断裂はたびたび見られ、復帰までに長期間の休養が必要になる場合もあります。 前十字靭帯断裂になった際は、早めに医療機関を受診して、適切な治療を受けましょう。 前十字靭帯断裂がサッカー選手に多い理由 前十字靭帯断裂がサッカー選手に起こりやすい理由は、瞬発性を求められるスポーツで筋肉や腱、靭帯などを損傷しやすいためです。 サッカーのプレイ中に前十字靭帯断裂を引き起こす原因として、大きく2つに分類されます。 原因 けがが想定されるシーン ノンコンタクトインジュリー (相手との接触がなく発生するけが) ・瞬時にステップをきる ・ヘディングの着地時に膝をひねる コンタクトインジュリー (接触プレイで発生するけが) ・相手からタックルを受ける ・ボールを蹴る足が交差してぶつかる 非接触の場合、瞬時にステップを切ったり、ヘディングの着地の際に膝をひねったりすると、太ももとすねをつなぐ前十字靭帯が断裂する恐れがあります。 また、サッカー中に相手からタックルを受けたり、ボールを蹴る足が交差したりする接触プレイでも断裂する恐れがあるため注意が必要です。 そもそも「前十字靭帯断裂」とは? 前十字靭帯断裂とは、膝関節のなかにある、太ももとすねの骨をつなぐ靭帯を断裂するけがです。 以下では、前十字靭帯断裂の主な症状や原因について解説します。 主な症状 主な原因 前十時靭帯は膝の安定性を保つ役割を担っており、損傷すると痛みや腫れ、歩行困難などの症状が現れます。 靭帯断裂は、回復までに時間がかかる傾向があり、サッカーへ早期復帰するために早くから適切な治療を受けることが重要です。 主な症状 前十字靭帯を断裂すると、以下の症状が現れます。 膝にある靭帯が断裂した際に、ブチっと切れる音(断裂音)が聞こえる場合もあります。 靭帯断裂の症状が現れたときは、すぐに競技をやめ、医療機関を受診しましょう。 主な原因 スポーツ選手の前十字靭帯断裂は、以下の動きが原因で起こる可能性があります。 サッカー選手はプレーの際に、以上の動きを行うことが多く、前十字靭帯を断裂しやすいスポーツといえます。 前十字靭帯断裂を放置するリスク 前十字靭帯断裂を放置するリスクは、以下のとおりです。 膝関節のなかにある前十字靭帯が断裂し上手に機能しなくなれば、周囲の関節や筋肉系にも影響を及ぼします。 膝の負担が大きくなることで、膝軟骨がすり減って変形してしまう「変形性膝関節症」や「半月板損傷」のリスクが高まります。 歩行困難などの痛みまで症状が悪化すると、サッカーへの復帰が難しくなるだけでなく、日常生活にも支障をきたす恐れがあるため、早めに治療を受けることが重要です。 前十字靭帯断裂の主な治療方針 前十字靭帯断裂は症状の程度によって、以下のような流れで治療が進められます。 靭帯を断裂した可能性が高いときは、応急処置である「RICE処置」を行うことが大切です。 前十字靭帯断裂は自然治癒はしないため、多くの場合手術療法が選択されます。 術後は継続的なリハビリテーションを行い、日常生活やスポーツ活動への復帰を目指します。 治療の際は医師や理学療法士などの専門家の指示に従い、治療を受けながらサッカーへの復帰時期を検討しましょう。 急性期における処置 サッカー選手に多い前十字靭帯断裂は、「RICE処置」と呼ばれる急性期における処置が重要です。 RICE処置は医療従事者でなくても行える応急処置です。 前十字靭帯断裂の可能性がある場合は、膝を無理に動かさないように、RICE処置を実施しましょう。 関節鏡視下手術 断裂した前十字靭帯を再建する治療方法に、関節鏡視下手術があります。 関節鏡視下前十字靭帯再建術は、患者様のほかの組織から採取した腱で前十字靭帯の代用靭帯を作る手術です。 術後は安静にする必要があるため、筋力が低下したり、可動域が制限されたりする場合があります。 術後すぐに無理をすると再断裂する可能性があるため、医師の指示に従ってリハビリを開始しましょう。 継続的なリハビリテーション 前十字靭帯断裂が起こったときは、術後の回復や再発予防のために、継続的なリハビリテーションが重要です。 術後安静の指示が解除されたら、リハビリテーションが段階的に開始されます。 最終目標がサッカーへの復帰である場合も、まずは日常生活動作のリハビリテーションから行います。 筋力をつける運動や膝関節の可動域を広げる訓練を継続的に行い、早期回復を目指しましょう。 前十字靭帯断裂の早期回復を目指すなら再生医療も選択肢の1つ 前十字靭帯断裂の早期回復を目指す場合は、再生医療による治療も選択肢の1つです。 再生医療は損傷した靭帯の修復・再生を促す治療法で、痛み症状の軽減に期待できます。 再生医療で前十字靭帯断裂を治療したい方は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)にご相談ください。 再生医療では、体の持つ再生能力を活用し、損傷した前十字靭帯の修復・再生を促すため手術よりも治療期間が短いです。 また、患者様自身の細胞を利用する治療法のため、副作用のリスクが少ない点も強みといえます。。 前十字靭帯断裂でスポーツ活動への早期回復を目指したい方は、当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。 【まとめ】前十字靭帯断裂からサッカーへの早期復帰を目指す方は当院へご相談ください サッカーは急激な方向転換やストップ動作が多いスポーツで、前十字靭帯断裂のリスクが高いのが特徴です。 前十字靭帯断裂を治療せずに放置していると、症状が悪化したり、膝周囲の関節軟骨や半月板も損傷する恐れがあります。 症状が現れたときは応急処置を十分に行い、早期から治療を受けることが大切です。 前十字靭帯断裂からサッカーへの早期復帰を目指す方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 当院(リペアセルクリニック)では、スポーツ外傷の治療として、再生医療をご提供しています。 前十字靭帯断裂の再生医療について気になる点がある方は、お気軽に当院(リペアセルクリニック)へお問い合わせください。
2019.07.02 -
- 靭帯損傷
- ひざ関節
サッカーなどのスポーツ中に転んだり、プレーヤー同士がぶつかったりすると、前十字靭帯断裂になる可能性があります。 前十字靭帯断裂は強い痛みを伴うため、「立ち仕事が辛い」と感じている方もいらっしゃるでしょう。 飲食店の厨房や建設現場などは立ち仕事が多く、前十字靭帯断裂になった場合は早めの治療が必要です。 症状が悪化すると歩行が困難となり、手術しか選択肢がなくなってしまうので、膝に負担をかけないリハビリも実践してみましょう。 本記事では、前十字靭帯断裂の特徴や放置した場合のリスク、日常的なケア方法などをわかりやすく解説します。 手術不要の治療法も紹介しますので、膝を切らずに治したい方はぜひ参考にしてみてください。 立ち仕事に影響する前十字靭帯断裂とは? 前十字靭帯断裂とは、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)をつなぐ前十字靭帯が断裂し、痛みや腫れを引き起こす症状です。 スポーツ中にプレーヤー同士がぶつかり、膝が可動域を超えて曲がったときや、ジャンプ後の着地で膝に強い衝撃が加わると、前十字靭帯断裂になる場合があります。 前十字靭帯断裂が疑われる場合は、受傷時の断裂音や以下の症状をチェックしてみましょう。 土木や建設、飲食などの業界は立ち仕事が多いため、膝の痛みが長時間続くと、精神的にも大きなストレスがかかります。 痛みを我慢して立ち仕事を続けた場合、膝の変形を引き起こす可能性もあるので要注意です。 「膝崩れ」などの自覚症状があるときは、早めに医療機関の診察を受けておきましょう。 立ち仕事の方が前十字靭帯断裂を発症した場合の放置リスク 立ち仕事は膝にかかる負担が大きいため、前十字靭帯断裂を放置すると、以下のリスクが発生します。 前十字靭帯には血管があまり通っておらず、栄養が届きにくいため、自然な回復は期待できません。 立ち仕事を続けると前十字靭帯の損傷が進行し、完全断裂する恐れがあります。 プロのアスリートは選手生命に関わるため、収入が途絶えてしまう可能性も。 ご自身の技量で成り立っている飲食店など、代替が利かない職業の場合は、経営悪化や廃業リスクもあるので要注意です。 前十字靭帯断裂の症状が重くなると、治療方法が外科手術に限定される場合があるため、2週間程度の入院も必要になります。 仕事や家事を休めない方は、前十字靭帯断裂を放置しないように注意しましょう。 仕事を続けながら膝を守る実践的な方法 立ち仕事を続けながら膝を守りたい場合は、以下の方法を実践してみましょう。 サポーターなどの活用を保存治療といい、前十字靭帯断裂の悪化を防止できるため、初期段階の症状に効果的です。 具体的な治療方法は以下のようになりますが、患者の年齢や症状のレベルなどを考慮するので、必ず医師の指示を受けておきましょう。 インソール・サポーターなどのサポート用品の活用 前十字靭帯断裂を治療する場合、インソール(靴の中敷き)によって足部へアプローチする方法があります。 足部のアーチ形状が崩れていると、膝にかかる負担が重くなってしまうため、前十字靭帯断裂の進行を早めてしまいます。 インソールは膝の負担となる衝撃を吸収・分散するので、膝痛の緩和に効果的です。 ただし、既製品のインソールは足裏の形状に合いにくいため、整形外科などの診断を受け、オーダーメイドしてもらうほうがよいでしょう。 また、膝が抜ける感覚がある場合は、膝用のサポーターもおすすめです。 サポーターで膝関節の動きを固定すると、安定感が増すため、立ち仕事を続けやすくなります。 外科手術の治療を避けたい場合は、早めにサポート用品を活用してみましょう。 正しい姿勢と膝に優しい動作のポイント 膝にかかる負担を軽くしたい場合は、姿勢や動作の改善も必要です。 以下の姿勢や動作を習慣化すると、前十字靭帯断裂の進行を防ぐ効果があり、膝の痛みも和らぎます。 姿勢や動作の改善ポイント 具体的な改善内容 立つときの姿勢 ・膝を真っすぐ伸ばす ・重心を意識して左右のバランスをとる ・背筋を伸ばして立ち、顔は前方に向ける 座るときの姿勢 ・背筋を伸ばす ・膝を深く曲げるあぐらや正座、横座りを避ける 歩くときの姿勢 ・背筋を伸ばして前を見る ・猫背にならないよう注意する 立ち座りの動作 ・ゆっくりと立ちあがる ・床や椅子から立ち上がるときは手で体重を支える ・立ち座りが長時間になるときは適度に姿勢を変える 歩くときの動作 ・膝を伸ばし、大きな歩幅で歩く ・腕を振って歩く ・お腹に力を入れる 猫背がクセになっていると膝に負担がかかりやすいので、立つときや歩くときは背筋をまっすぐ伸ばしましょう。 座るときは基本的に椅子を使い、正座やあぐらを避けると、前十字靭帯断裂の悪化を防止できます。 寝るときは仰向けになり、膝の下にクッションを入れて痛みを和らげましょう。 休憩・アイシングなど負担を軽減する日常ケア 前十字靭帯断裂は膝関節の腫れや内出血を引き起こす場合があるため、日常的なケアには休憩やアイシングもおすすめです。 休憩や患部のアイシングなどをRICE処置といい、以下の効果を期待できます。 RICE処置 具体的な処置方法 安静(Rest) 膝関節が動かないように固定し、安静にする 冷却(Icing) 氷や冷却パックなどで膝関節を冷やし、腫れや内出血を抑える 圧迫(Compression) 膝関節を包帯などで圧迫し、腫れや内出血を抑える 拳上(Elevation) 膝関節を心臓より高い位置に上げ、血液循環を調整して腫れを軽減する 立ち仕事が長くなるときは適度な間隔で休憩を取り、膝を冷やすと痛みが緩和されます。 ただし、RICE処置は応急処置に過ぎないため、根本的な治療にはなりません。 休憩やアイシングで症状が改善されない場合は、医療機関で治療を受けておきましょう。 前十字靭帯を断裂した際の治療法【立ち仕事の場合】 前十字靭帯断裂は自然治癒が難しいため、立ち仕事を続ける場合は以下の治療法を検討する必要があります。 外科的手術や運動療法、再生医療には以下の特徴があるので、医師と相談の上、自分に合った治療法を選択しましょう。 .外科的手術 前十字靭帯断裂の外科的手術には以下の種類があり、保存療法に効果がなかったときの選択肢になります。 手術の種類 特徴 靭帯修復術 ・前十字靭帯の断裂を縫合する手術 ・部分断裂で断裂端が明確な場合の治療法となる ・膝関節の安定性を十分に確保できない ・手術は1~2時間程度 ・入院期間は2~4週間程度 靭帯再建術 ・自分の膝蓋腱などを患部に移植し、新たな前十字靭帯をつくり直す手術 ・提供者の腱を使う場合もある ・体に負担がかからないよう、一般的には内視鏡を用いる ・手術は2時間程度 ・入院期間は1~2週間程度 現在は靭帯修復術があまり用いられておらず、靭帯再建術によって治療するケースが一般的です。 入院期間の目安は1~2週間ですが、術後は6カ月~1年程度のリハビリ期間が必要です。 手術に抵抗がある方や、入院を避けたい方は、以下の運動療法や再生医療を検討してみるとよいでしょう。 運動療法 運動療法にはストレッチと筋力トレーニングがあり、痛みの緩和などを期待できます。 運動療法の種類 特徴 ストレッチ ・膝の柔軟性を高めて負担を軽くする ・膝の可動域を広くする・主に足首を回す、太ももやふくらはぎを伸ばす、膝の曲げ伸ばしなどのストレッチを行う 筋力トレーニング ・筋力アップにより膝の安定性を高くする・主に太ももの筋力を高めるため、椅子に座って片脚を伸ばす動作や、スクワットなどを行う 前十字靭帯の断裂後はRICE処置を行い、痛みや腫れが引いたら運動療法に移行しましょう。 両脚の筋力に大きな差が出ないよう、バランスディスクなどを使ったトレーニングも重要です。 ストレッチや筋力トレーニングはすぐに効果が出ないため、辛抱強く続けていきましょう。 再生医療という選択肢 再生医療とは、幹細胞の修復能力を活用し、損傷した患部を元どおりにする治療法です。 治療の際には患者の身体から脂肪を採取し、幹細胞を1,000万~1億個に増やして患部に注入します。 幹細胞の働きによって前十字靭帯が修復されると、立ち仕事やプロスポーツへの復帰も可能です。 再生医療には以下の特徴があるため、前十字靭帯断裂の根本治療を目指したい方は、選択肢に入れてみてもよいでしょう。 手術や入院を避けたい方におすすめの治療法ですが、自分に合うかどうかを判断する必要があるので、まず専門医に相談してみましょう。 リペアセルクリニックは再生医療を導入しており、プロスポーツ選手にも活用されています。 具体的な治療プランなどを知っておきたい方は、電話やメールの無料相談をご活用ください。 前十字靭帯断裂で立ち仕事に復帰する際は靭帯再建手術を検討しよう 前十字靭帯断裂を受傷したときは、休憩・冷却などの方法で膝をケアし、早めに専門医の診察を受けましょう。 初期段階の痛みはリハビリや運動療法で緩和できますが、立ち仕事に復帰する際は、靭帯再建手術を検討する必要があります。 断裂した前十字靭帯をつくり直し、ストレッチや筋力トレーニングを続けると、膝の機能が徐々に回復します。 また、手術に抵抗があり、仕事や家事を休めない場合は、再生医療も選択肢の一つです。 本格的な治療を開始する前に、外科手術や再生医療の特徴を理解し、納得できる治療方法を選択してみましょう。
2019.07.02 -
- PRP治療
- ひざ関節
関節炎とリウマチはよく混同されますが、実はまったく異なる病態です。 関節炎は「関節に炎症が起きた状態」全般を指す幅広い概念であるのに対し、リウマチ(関節リウマチ)は免疫の異常によって自分の関節を攻撃してしまう自己免疫疾患の一つです。 しかし関節炎とリウマチの違いがよく分からないと、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、関節炎とリウマチの症状の違いを詳しく解説します。 関節炎とリウマチの症状の違いを正しく理解したい方、どちらに該当するのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。 関節炎とリウマチの違い 関節炎とリウマチの主な違いを、各項目に分けて解説しています。 症状 原因 診断方法 治療法 両者の違いを正しく理解するためにも、ぜひ参考にしてください。 症状 関節炎とリウマチの症状の違いは、以下のとおりです。 症状 関節炎 リウマチ(関節リウマチ) 痛みの範囲 単一または限られた関節に出やすい 多発し、左右対称に現れる場合が多い 腫れ 局所的で非対称な場合が多い 対称的で熱感や腫れを伴う場合が多い 朝のこわばり 比較的短時間で治まる場合が多い 1時間以上続く場合が多い 全身症状 ほとんど見られない 倦怠感や微熱、貧血を伴う場合がある 関節炎は、膝や指など特定の関節に限定して炎症が起こるケースが多く、全身への影響は比較的少ないのが特徴です。 一方、関節リウマチでは、左右対称に複数の関節に炎症が現れやすく、腫れや熱感も強く出るのが特徴です。 さらに朝のこわばりが1時間以上続くこともあり、倦怠感や微熱、貧血などの全身症状を伴うケースも少なくありません。 原因 関節炎と関節リウマチは、いずれも関節に痛みや炎症をもたらしますが、原因は以下のように異なります。 原因 関節炎 リウマチ(関節リウマチ) 一般的な要因 関節の使いすぎ、加齢、外傷など 自己免疫の異常 遺伝 関連は低い 遺伝的要因が関与する場合がある 環境要因 肥満、特定のスポーツなど 喫煙、感染症などが影響する場合がある 好発年齢 高齢者に多い 比較的若い世代にも発症する 関節炎は加齢や使いすぎなどによって関節が物理的に摩耗することが主な原因で、スポーツや重労働が影響することも。 一方、関節リウマチは自己免疫の異常によって、自分の関節を攻撃してしまう疾患であり、遺伝要因や喫煙・感染症などの環境因子が関与する場合があります。 このように原因が異なるため、予防法や治療アプローチもまったく異なります。 診断方法 関節炎とリウマチの診断方法の違いは、以下のとおりです。 診断方法 関節炎 リウマチ(関節リウマチ) 診察 特定の関節の状態を重点的に観察 全身の関節の状態、皮膚症状などを観察 血液検査 一般的な炎症反応を確認 自己抗体の有無、炎症反応などを確認 画像検査 X線、CT、MRIなど X線、超音波検査、MRIなど 関節炎は局所的な症状の把握が中心ですが、関節リウマチでは全身症状や自己抗体の有無など、より多角的な検査が必要になります。 そのため、関節リウマチが疑われる場合は早めに専門医を受診し、総合的な診断を受けることが大切です。 治療法 関節炎とリウマチでは治療の目的や取り組み方が異なるため、選択される治療法にも違いがあります。 治療法 関節炎 リウマチ(関節リウマチ) 薬物療法 鎮痛剤や湿布などで炎症や痛みを緩和 抗リウマチ薬、生物学的製剤など 非薬物療法 理学療法、運動療法、装具療法など 作業療法、関節保護、生活指導など 手術療法 関節鏡手術、人工関節置換術など 関節形成手術、滑膜切除術など 関節炎では炎症のコントロールと関節機能の維持が治療の中心で、比較的軽度であれば、鎮痛剤やリハビリで対応可能の場合もあります。 一方で関節リウマチでは、進行性の関節破壊を防ぐことが最優先で、免疫に直接働きかける抗リウマチ薬や生物学的製剤による治療が欠かせません。 薬物療法に加えて、関節への負担を軽減する生活習慣の工夫や、症状の進行度に応じた外科的治療が選択されることもあります。 【まとめ】関節炎とリウマチの違いを知り、適切な治療を 関節炎と関節リウマチは、いずれも関節の痛みや腫れといった共通の症状がありますが、以下のように原因や症状の現れ方や治療法には明確な違いがあります。 項目 関節炎 関節リウマチ(リウマチ) 原因 加齢、外傷、感染、代謝異常など 免疫異常による自己免疫疾患 症状の現れ方 特定の関節に現れる 左右対称に複数の関節に出やすい 炎症の範囲 局所的 関節だけでなく全身に及ぶことも 伴う症状 関節の痛み・腫れ・熱感など 倦怠感、微熱、貧血などの全身症状 関節炎は、主に関節の使いすぎや加齢、ケガなどが原因で発症しやすく、痛みや腫れが1か所にとどまることが多いのが特徴です。 一方、関節リウマチは免疫システムの誤作動により、自分自身の関節が攻撃されて炎症が起こる「自己免疫疾患」です。 このように症状が似ていても根本的な原因が異なるため、治療法も大きく異なります。 関節の痛みや腫れが長引くときは自己判断で済ませず、できるだけ早く専門医を受診することが大切です。 日常生活への支障を抑えるためにも、関節に違和感を覚えた際は放置せずに速やかに医療機関での診察を受けましょう。
2019.06.30 -
- PRP治療
- 肘
日常生活やスポーツで肘を酷使し、テニス肘やゴルフ肘といった症状にお悩みの方は少なくありません。 湿布や痛み止め、リハビリテーションなど、様々な治療を試してもなかなか改善が見られない場合、PRP(多血小板血漿)療法という新しい治療選択肢が注目されています。 PRP療法とは、患者さま自身の血液から抽出した血小板を用いた再生医療の一つです。 この記事では、PRP療法の特徴や効果が期待できる肘の痛み、具体的な治療の流れについて解説します。 従来の治療法では効果が不十分だった方や、手術は避けたいとお考えの方にとって、PRP療法が新たな希望となるかもしれません。 なお、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、「再生医療ではどのような治療を行うのか」「再生医療で治療した症例」を無料で配信しています。 「PRP療法で肘の痛みを早く治したい」という方は、ぜひ公式LINEをチェックしてみてください。 PRP療法(多血小板血漿)とは https://youtu.be/aSqBW6H-9es?si=ApfsCUBa7YxOwviQ PRP療法は、患者さま自身の血液を利用して、血小板の濃縮液を用いて行う治療法であり、再生医療の一つです。 PRP療法の特徴 PRP療法が早期治療や痛み軽減につながる理由 PRP療法は肘の痛みを早期に改善し、QOLを改善できる可能性があります。 PRP療法の特徴 PRP療法は、血小板に含まれる成長因子による組織の修復や新しい細胞の成長を促す働きを利用し、自己治癒力を高める治療です。 PRP療法のメリットとデメリットは、それぞれ以下のとおりです。 【PRP療法のメリット】 副作用リスクの少ない治療法 PRP療法では患者さまの血液を用いるため、アレルギー反応や拒絶反応の副作用リスクが少ない 難治性の疾患の改善も期待できる PRP療法は自然治癒力を高めることで組織の損傷や慢性的な痛みを改善させ、これまで治療が難しかった疾患の改善も期待できる 手術や入院をせずに治療できる PRP療法は手術や入院不要で通院治療が可能なため、日常生活を送りながら治療できる 【PRP療法のデメリット】 効果には個人差がある 効果が現れる時期や持続する期間、効果の程度については個人差がある 痛みや腫れが生じることがある 注射を受けた部分に痛みや腫れ、熱感、発赤などの炎症反応を伴うことがある ただし、これらの症状は一時的なものであり、徐々に症状が軽減する メジャーリーガーの大谷翔平選手がPRP療法を受けた実績もあり、スポーツの世界では広く知られている治療法です。 PRP療法が早期治療や痛み軽減につながる理由 PRP療法が早期治療や痛み軽減につながるのは、PRP療法で使用する血小板に高い修復力があるからです。 血小板には損傷した組織を修復させるさまざまな物質が多く含まれており、それらが損傷した組織の修復を促します。 具体的には、以下のような作用があります。 ダメージを受けた組織の修復を促す 自然治癒力を高める 炎症を抑える これらの作用により、PRP療法は早期治療や痛み軽減につながる治療法として注目されています。 PRP療法が効果的な肘の痛み 肘の痛みに悩む多くの方が経験するのが、「テニス肘」や「ゴルフ肘」といった症状です。 これらはスポーツの名称がついていますが、必ずしもスポーツをする人だけに起こるわけではありません。 上腕骨外側上顆炎(テニス肘) 上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘) 肘部管症候群 これらの症状について、次に詳しく見ていきましょう。 上腕骨外側上顆炎(テニス肘) https://youtu.be/jy2_O_mEvGI?si=5m6jyeHtYnNvthja テニス肘の正式名称は「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」と呼びます。 この症状の大きな特徴は、肘の外側部分に痛みが生じる点です。 主な症状 肘の外側の痛み 別名 バックハンドテニス肘 原因 ・テニスに限らず、手首や指を繰り返し使う動作 ・雑巾絞り、キーボード入力などによる肘の外側の腱の炎症や微細な断裂 痛みを感じる動作の例 ・物をつかんで持ち上げる ・タオルや雑巾を絞る ・ドアノブを回す ・キーボードを打つ ・ペットボトルのキャップを開ける など これらの動作で痛みを感じる場合、テニス肘の可能性があり、PRP療法が症状改善の一つの選択肢となることがあります。 上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘) ゴルフ肘の正式名称は「上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)」と呼びます。 その名の通りゴルフのスイング動作で肘の内側に痛みが生じることが多いです。 主な症状 肘の内側の痛み 別名 ・フォアハンドテニス肘 ・野球肘 原因 ・ゴルフに限らず、手首を内側に曲げる動作 ・物を強く握る動作の繰り返しによる肘の内側の腱の炎症や微細な断裂 痛みを感じる動作の例 ・ゴルフのスイング ・物を強く握って持ち上げる ・ロープを引っ張る ・投球動作 など このような症状がある場合、ゴルフ肘の可能性があり、PRP療法が適応となるケースがあります。 肘部管症候群 肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)とは、手のしびれや痛みが起こる病気です。 圧迫や牽引などが肘の神経に加わることで肘部管症候群を発症します。 主な症状 ・手のしびれや痛み、運動障害 ・指の変形 別名 - 原因 ・加齢 ・野球や柔道 ・幼少期の肘の骨折 痛みを感じる動作の例 ・物を握る ・長時間肘を曲げる ・物を持ち上げる ・肘を曲げ伸ばしする ・指を使う細かい作業をする など 肘部管症候群はデスクワークやドライバーのような職業でよく見られます。 上記の動作でしびれや痛みが見られる場合、肘部管症候群が疑われ、PRP療法で症状を改善できる可能性があります。 PRP療法で期待できる肘の痛みに対する効果 PRP療法は、特にテニス肘やゴルフ肘といった肘の腱付着部の痛みに対して、プロアスリートにもその効果が期待されています。 具体的には、以下のような効果が期待できます。 変性した腱や靭帯の再生を促す 関節内の炎症を抑える 硬くなった組織を柔らかくする これらの効果について、以下で詳しく見ていきましょう。 変性した腱や靭帯の再生を促す テニス肘やゴルフ肘では、肘の腱や靭帯が使いすぎや加齢などによって変性し、損傷していることが痛みの主な原因です。 PRP療法では、多血小板血漿(PRP)に含まれる豊富な成長因子が、これらの傷ついた腱や靭帯の組織修復を強力に促進します。 具体的には、成長因子が細胞の増殖や分化を促し、コラーゲンの産生を助けることで、損傷した組織が再生される過程をサポートします。 これにより、身体が本来持っている自然治癒力が高められ、変性してしまった腱付着部の再生が促されるのです。 難治性のスポーツ障害などで、組織が硬くなり治りにくくなっている場合にも、PRPを注入することで本来の修復力を活性化させ、治癒を目指す効果が期待できます。 関節内の炎症を抑える PRPに含まれる血小板や白血球から放出される様々な生理活性物質には、炎症を抑える作用(抗炎症作用)があると考えられています。 肘の痛みは、関節内やその周辺組織で起きている炎症が原因となっていることも少なくありません。 PRPを患部に注入することで、これらの成分が過剰な炎症反応を鎮め、痛みの軽減につながることが期待されます。 例えば、テニス肘では上腕橈骨関節内の炎症が痛みの原因の一つとなることがありますが、PRP療法によってこの炎症が抑制されることで、症状の改善が見込めます。 硬くなった組織を柔らかくする 慢性的な肘の痛み、特にスポーツ障害などでは、損傷した組織が修復される過程で線維化し硬くなってしまうことがあります。 このように組織が硬くなると、血行が悪くなったり本来の柔軟性が失われたりして、治癒が遅れたり、痛みが再発しやすくなったりする原因となります。 PRP療法は、このような硬くなった組織に対してもアプローチが可能です。 PRPに含まれる成長因子などが組織の修復プロセスを正常化し、柔軟性を取り戻す手助けをすることで組織の質を改善し、治癒を促進する効果が期待できます。 PRP療法で肘の痛みを治療する流れ PRP治療を実際に受ける際の一般的なプロセスは、以下のとおりです。 1. 診察・検査 医師による診察、症状の確認。必要に応じてレントゲン、エコー、MRI等の検査を行い、PRP治療の適応を判断。治療計画の説明 2. 採血 PRP作製のため、患者様自身の血液を採取(通常約10ml~60ml程度) 3. PRP精製 採取した血液を遠心分離機にかけ、血小板を高濃度に含んだPRPを抽出・作製 4. 患部へ注射 精製されたPRPを、肘の痛む部分(損傷した腱付着部、関節内など)に注射 5. 治療後ケア 注射後、クリニック内で安静(5分~1時間程度)。帰宅後は医師の指示に従い安静。注射部位に一時的な痛みや腫れが出ることがあるが、通常数日~1週間で軽快。 多くの場合、採血から注射までが当日中に完了し、比較的短時間で治療が受けられるのが特徴です。 肘の痛みに対するPRP療法についてよくある質問 最後に、肘の痛みに対するPRP療法についてよくある質問を紹介します。 PRP療法は肘に効く? PRP療法で肘を治療するデメリットは? PRP療法について気になることがある方は、ぜひ参考にしてください。 PRP療法は肘に効く? PRP療法はテニス肘やゴルフ肘のような肘の痛みにも効果が期待できます。 従来のリハビリやステロイド治療などで効果が不十分だった症例にも有効な可能性があります。 PRP療法は患者さまの血液を用いるため、アレルギーや拒絶反応のような副作用が少ない点がメリットです。 また、入院や手術が必要なく、点滴や注射などの簡単な処置だけで治療が完結します。 PRP療法で肘を治療するデメリットは? PRP療法で肘を治療するデメリットには、以下のようなものが挙げられます。 まれに副作用がある 効果に個人差がある 保険適用外の自由診療である PRP療法では点滴や注射を行うため、注射部位の痛みや腫れなどが起こる可能性があります。 また、PRP療法はすべての患者さまに効果があるわけではなく、治療効果には個人差がもあるため、注意が必要です。 そして、PRP療法は基本的に自由診療のため、治療費は全額自己負担となります。 メリットとデメリットをよく理解した上で、PRP療法を受けるか検討しましょう。 PRP療法での肘治療をご希望の方は当院へご相談ください 長引くテニス肘やゴルフ肘など、つらい肘の痛みにお悩みの方にとって、PRP療法は有効な治療選択肢の一つです。 PRP療法は患者さまご自身の血液を利用し、損傷した組織の修復を促す再生医療であり、従来の治療で改善しない症例に新たな希望をもたらす可能性があります。 とくにスポーツへの早期復帰を目指すアスリートにとって、PRP療法によって身体に与える負担が少ない点が魅力でしょう。 ご自身の治癒力を利用して組織修復を促進し、痛みを軽減することで、従来の治療法では難しかった早期復帰の可能性を広げる有望な選択肢になります。 当院リペアセルクリニックでは、PRP療法をはじめとした再生医療について豊富な実績を持っております。 「つらい肘の痛みを早く治したい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックまでご相談ください。
2019.06.29 -
- PRP治療
PRP(多血小板血漿)治療は、自己血液から抽出した成分を活用する再生医療のひとつで、変形性膝関節症・腱の炎症や美容目的など、さまざまな症状に応用されています。 PRP注射は自由診療(保険適用外)のため、費用は1回あたり数万円~数十万円と幅があり、病院や治療部位によっても異なることも。 実際に「PRP注射の費用はどれくらいかかるの?」「治療効果や通院回数が気になる」と、感じている方も多いのではないでしょうか? 本記事では、PRP注射の費用相場から治療の特徴まで詳しく解説します。 費用対効果や治療選択で悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。 PRP注射の費用相場 PRP注射の費用相場は、以下のように施術を行う部位や治療の目的によって異なります。 片膝の治療:3~5万円程度 両膝の治療:5~15万円程度 筋・腱・靭帯の治療:3万円~15万円程度 変形性膝関節症の治療:5万円~30万円程度 美容目的の治療:3万円~50万円程度 PRP注射の費用相場は施術する部位によって異なりますが、一般的に注射1回あたりの費用は数万円~数十万円で、ほとんどの場合複数回の治療が必要です。 地域や病院によっても費用が異なるケースが多くありますが、診療費や検査費などは別途費用が必要となります。 PRP治療は自由診療|費用は保険適用外となる PRP治療は、現在の日本の医療制度においては保険適用外の自由診療となります。 そのため、費用は医療機関によって異なり、1回あたり数万円~十数万円と幅があるうえ、複数回の施術が必要となるケースも多いため、総額が高額になりやすいのが特徴です。 PRP治療は効果が確立されたわけではなく、臨床試験のデータが少なく、どのくらい有効なのか、持続期間はどれぐらいなのか、合併症の有無などエビデンスが得られるまでには時間がかかります。 そのため、有効性を検証する治験と平行して、PRP治療を患者に提供するという制度を利用しながらPRP治療が行われているのが現状です。 PRP治療ではまれに腫れや痛みなどの副反応がありますが、患者さま自身の血液を使用するためリスクは少ないといえます。 PRP治療の対象となる症状 PRP治療は、以下に該当するような症状や疾患をお持ちの方に対し、選択肢の一つとして提案されることがあります。 筋肉の損傷や腱の炎症 変形性膝関節症に伴う関節の痛みや炎症など ただし、膝の変形が重度の場合や肥満の方では、治療効果が十分に得られないことがあります。 また、肺や心臓、肝臓、腎臓に重篤な疾患がある方や、薬剤過敏症の既往がある方、膝の軟骨が完全に失われている方などは、PRP治療を受けることが出来ません。 治療を希望される場合は、医師による診察と画像検査(MRIやX線など)を通じて、PRP治療が適しているかを判断する必要があります。 安全に治療を受けるためにも、既往歴や体調に不安がある方は、事前に相談しましょう。 PRP注射で治療する特徴 自由診療のためPRP治療の費用は高くなりますが、薬物治療や手術治療にはない、以下のような特徴があります。 手術が不要 切開を伴わないため、身体への侵襲が少ない 入院不要 外来での処置が可能なため、日常生活への影響が少ない 傷が残らない 注射のみで済むため、皮膚に目立つ痕が残らない 副作用が少ない 自分自身の血液を使用するため、拒絶反応やアレルギーのリスクが低いとされている 身体的・時間的な負担が少ない 術後の安静期間が短く、回復が早いケースもある 手術治療では入院をするため、治療から回復まで長期間に及ぶ場合があることや、薬物治療ではアレルギー反応や副作用のリスクも高くなります。 PRP治療はその中間的な選択肢として、身体への負担をできるだけ抑えつつ、自然治癒力を引き出すことを目的とした治療法です。 費用面ではやや高額ですが、「手術を避けたい方」や「薬に頼りたくない方」にとっては選択肢のひとつとなるでしょう。 【まとめ】PRP注射の費用相場を理解し、自分に合った治療を選ぶことが大切! PRP治療は保険適用外の自由診療のため、以下のように費用は病院によって異なりますが、1回あたり数万円~数十万円が相場となります。 片膝の治療:3~5万円程度 両膝の治療:5~15万円程度 筋・腱・靭帯の治療:3万円~15万円程度 変形性膝関節症の治療:5万円~30万円程度 美容目的の治療:3万円~50万円程度 保険適用外のため、費用相場は高額になるケースがありますが、入院や手術をする必要がなく、副作用が少ないなど特徴も多くあります。 PRP注射の費用相場、費用対効果をしっかり理解したうえで、自分に合った治療法を選ぶことが重要です。 PRP注射に興味がある方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。
2019.06.29 -
- ゴルフ肘
- 肘
ゴルフ肘の辛い痛みを針治療で緩和しプレーに復帰する方法 ゴルフ肘の治療の目的は、基本的に痛みや、しびれを取り除くものです。しかし、長期的にゴルフ肘の症状が出ていて痛みやしびれが慢性化してしまった場合は、どうすれば良いのでしょうか? そんな時に試してみたい治療法が「針治療」です。針治療は痛みが治まらなくなった段階でも、高い効果を発揮する可能性があります。そこで今回は、ゴルフ肘の針治療についてご紹介しましょう。 ゴルフ肘に針治療!?は有効なのか 針治療は、ゴルフ肘の症状がどの程度の場合に行えば良いのでしょうか? ゴルフ肘の治療について基本的には保存療法で行います。 保存療法とは、 症状の改善、痛みなどを緩和する目的で行う治療方法を指し、手術の前段階、手術を用いて原因を解決するとは異なる方法をいいます。代表的なのはリハビリ等の運動療法や、薬物療法があります。現在の状況を維持し、悪化を防ぎつつ、良い状態を目指す方法と言えるものです。 ゴルフ肘の保存療法としては、段階に応じて様々な治療を行います。例えば初期のうちなら安静の上、ストレッチ、リハビリなどを行うことになります。 症状が進むと投薬やステロイド注射による治療に切り替わります。そして、それでも重症化してしまった場合は手術という方向になります。注意したいこととしてゴルフ肘は、症状が進行するにつれて治りにくく、再発しやすくなるということです。 しかし、初期のうちに治療を始められた人のほとんどが短期間で回復しています。つまり大切なことは、痛みに気づいたらなるべく早く安静にし、必要であれば初期でも専門医の治療を受けることが必要ということです。 では、ゴルフ肘でハリ治療をするのは、どの段階なのでしょうか? ゴルフ肘で針治療を受ける人は、痛みやしびれが慢性化している状態の場合が多くなります。つまり、どちらかと言えば治りにくい状態にあり、根気よく治療を行っていく必要がある状況といえるでしょう。 このゴルフ肘の針治療は、手術を除く治療法で症状が改善しなかった人が受けることが多いといえます。 ゴルフ肘の針治療を行うメリット ゴルフ肘の針治療には大きなメリットがあります。 針治療は、痛みの原因となった肘だけではなく、全身をチェックしておこないます。体の歪みや緊張している筋肉などを一通り確認することで、ゴルフ肘になった原因にもアプローチしていくことができるのです。 ゴルフ肘になった原因、どんな姿勢でスイングを行ったから痛みが出たのかなどをチェックします。そのような方法を用いることで治療にも役立ちますし、今後の再発の予防にも繋がるというメリットがあります。 ゴルフ肘の針治療を行う回数 ゴルフ肘の治療で針治療を行う場合の回数は、5回程度です。実際、ゴルフ肘で通院している患者さんも5回程度で改善することが多く、ほとんどの患者さんは、針治療を終えた後は、ゴルフを再開出来ているようです。 いかがでしょうか?痛みがなかなか引かず、湿布もステロイド注射も効かなかったという人は、針治療も検討してみると効果が期待できるかもしれません。それでも痛みが取れない、改善が見えない場合で、手術を避けた治療をお望みなら、再生医療という先端治療法があります。 再生医療は、通常の整形外科等で受けることはできません。経験豊富な再生医療専門院をお尋ねください。当院は2000例(2022/10現在)以上の症例を有していますので治療に関するお悩みなどご遠慮なくお問い合わせください。 まとめ・ゴルフ肘の辛い痛みを針治療で緩和しプレーに復帰する方法 ゴルフ肘の治療には針治療も有効です。ステロイド注射まで行っても症状が改善されないと、治療を諦めてしまいたくなるかもしれません。しかし、針治療で多くのゴルフ肘患者さんが痛みを改善しています。 再発の予防も必要ですし、あまり無理は出来ませんが、針治療によってゴルフ肘の症状を抑えることができれば、再びゴルフを快適に楽しめる可能性は高くなります。 治療の回数もそれほど多くありませんし、一度針治療を検討してみるのも良いと思います。とはいっても、初期の段階で治すのが一番ですから、痛みが出たら、まずは整形外科を受診し、しっかり診断をしてもらい適切な治療を行ってくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2019.06.12 -
- ゴルフ肘
- 肘
ゴルフをする方の中には、ゴルフで肘が痛いと悩んだ経験があるのではないでしょうか。ゴルフ肘は、右でも左でも発症する可能性があります。 本記事では、ゴルフ肘の発症の原因や対策について紹介します。 自分の体に合ったクラブの選び方やスイングフォームの改善、サポーターの活用方法なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。 この記事でわかること ゴルフで肘が痛む場合 ゴルフ肘にならないためにできる対処法 右肘の痛みはゴルフ肘(内側上顆炎)の疑いがある ゴルフをした後に手首や肘が痛くなる炎症を内側上顆炎(ゴルフ肘)と言い、右肘に痛みがある場合はこの炎症を起こしている可能性が高いです。 ゴルフ肘の多くは、肘の内側に痛みが生じます。多くは肘のオーバーユースによって起こる痛みで、テニスでも同様の症状を発症する場合があります。 肘や手首を動かすときに痛みが生じるのが特徴です。 ゴルフで肘が痛む原因 ゴルフで肘が痛む主な原因は、スイング時に肘へかかる過剰な負担です。 とくにボールを強く打つため力み過ぎたり、スイングフォームが崩れていたりすると、内側上顆や外側上顆に負担が集中します。 負担がかかって発生する炎症が、いわゆるゴルフ肘の原因となります。 また、体に合わないクラブを使用するのも肘に負担をかける一因です。重さやシャフトの硬さが適切でないクラブを使うと、無理な力が肘にかかり痛みを引き起こしやすくなります。 さらに、ウォームアップ不足や筋力の低下も肘の負担が増す要因となります。 適切なフォームや道具選び、準備運動の徹底により、痛みの予防が可能です。 ゴルフで肘を傷めないための予防法 ゴルフをする際、肘を傷めないための予防方法を紹介します。 ゴルフを頻繁にプレイする方は、ぜひ以下の点に注意してゴルフを楽しんでください。 自分の体に合ったクラブを使用する サポーターで負担を軽減 スイングフォームを整える ストレッチして痛みの進行を予防する 以下で詳しく解説しますので、自分が使っているクラブやボールの打ち方を改善してみてください。 自分の体に合ったクラブを使用する 自分の体に合わないゴルフクラブを使用すると、スイング時に余計な力が入ってしまいます。力が入りすぎると肘に負担がかかり、ゴルフ肘を発症する原因になるのです。 グリップの太さは手の大きさに合わせて選ぶ 長さは身長に合わせる 軽いものを選ぶ これらを意識して自分の体に合ったクラブを選びましょう。適切なクラブがわからなければお店で店員に直接聞くようにしてください。 サポーターで負担を軽減 ゴルフをする際はサポーターを装着して、肘の負担を軽減しましょう。 サポーターは曲げ伸ばしの補助もしてくれるので、ゴルフ肘の予防に有効です。ゴルフをする際に装着する場合は、伸縮性に優れたサポーターを選びましょう。 長時間使用すると筋力を低下させる恐れがあるので、休憩のときには外すようにしてください。 スイングフォームを整える ゴルフ肘を防ぐために正しいスイングフォームを身につけましょう。 不自然な動きや力みがあるフォームでは、スイング時に肘へ過剰な負担がかかり、痛みや炎症を引き起こす原因になります。 とくにスイング時に体全体を使わず、腕だけで振る動作をしている場合は要注意です。 スイング時のフォームは、腕や肘だけでなく体幹や下半身をしっかり使って力を分散させると良いでしょう。また、練習の際には動画を撮影して、客観的にフォームを確認するのも効果的です。 独学でフォームの改善が難しい場合は、専門家の指導を受けるのも良いでしょう。 ストレッチして痛みの進行を予防する ゴルフをする前にストレッチや準備運動をすると筋肉がほぐれ、怪我を予防できます。 また、ストレッチによって肘の痛みを軽減できます。痛みがある場合は、無理のない範囲でストレッチを行いましょう。 無理に行うと逆効果になるケースがあります。 ゴルフで肘を痛めたら安静に!痛みがひかないときは再生医療もご検討ください ゴルフ肘は初期の段階であれば安静にしていれば治ります。痛みが出たら無理をせず、動かさないようにしてください。 また、再発を予防するために日ごろからストレッチを行い筋肉を柔らかくしておきましょう。 安静にしていても治らない、軽めのストレッチでも痛みが強い場合は症状が悪化している可能性があるので、早めに医療機関を受診してください。 治療の選択肢の一つとして、ぜひ再生医療もご検討ください。再生医療は患者さん自身の細胞や組織を使って患部を治療する技術です。拒否反応が起こるリスクが低いため、従来の手術より安全性が高い治療法として注目されています。 手術を避けたい方や早期の回復を目指す方は、当院へお気軽にご相談ください。
2019.06.12 -
- ゴルフ肘
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ゴルフのスイングによって左肘に痛みを感じるのは、多くのゴルファーが経験する一般的な悩みでしょう。 スイングによって肘が痛む場合「ゴルフ肘」や「上腕骨内側上顆炎」と呼ばれるスポーツ外傷である可能性があります。 本記事では、ゴルフのスイングによって左肘が痛む原因や、肘の痛みを自分で治す方法を解説します。 左肘の痛みに悩まされている方は、正しい知識を身につけることで、痛みを予防して快適なゴルフライフを送れるでしょう。 また「左肘の痛みが長引いている方」「現在の治療で期待する効果が出ていない方」は、再生医療による治療も選択肢の一つです。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、左肘の痛み症状の改善に期待できる再生医療の情報を配信しています。 再生医療について詳しく知りたい方は、合わせて参考にしてください。 ゴルフのスイングで左肘が痛む原因 ゴルフのスイングで左肘が痛む原因は、以下のとおりです。 これらの動作に心当たりがある場合は注意が必要です。 とくに、ゴルフボールをすくい上げるような打ち方や、ボールを打つ際に体を使わず手だけでスイングする「手打ち」は、左肘に過度な負担をかけて痛みの原因となります。 ゴルフのスイングで左肘が痛むときに考えられる病気 ゴルフのスイングで左肘に痛みが生じる場合、上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)が考えられます。 肘の内側に付着している筋肉には、長掌筋や円回内筋など前腕屈筋群とよばれる筋肉があります。長掌筋や円回内筋の役割は、手首を手のひら側に曲げたり、指を曲げる動きです。 肘の内側に付着している筋肉が過剰に働いてしまうと、炎症が起きることで肘の内側に痛みが生じます。 また、肘の外側に痛みがある場合、上腕骨外側上顆炎の可能性もあります。 テニス選手に多いことから「テニス肘」と呼ばれていますが、ゴルフのスイングによって痛みが生じるケースもゼロではありません。 以下の動画でも詳しく解説していますので、合わせて参考にしてください。 ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)を自分で治す方法 ゴルフ肘で肘の内側に痛みがある場合、以下の方法で自分で治すことができます。 安静にする ストレッチをする 痛み止めを服用する ゴルフ肘は肘の内側に痛みが出る症状を指しますが、ゴルフクラブの重さや握り方によっては肘の外側に痛みが出る場合もあります。またゴルフ肘で左腕が痛くなる人も多く見かけます。 ゴルフ肘のままでプレーを続けると症状が悪化するだけなので注意が必要です。治す方法を理解して、正しく実践しましょう。 安静にする ゴルフ肘は肘への負担が蓄積することで発症するため、安静にすることが大切です。ゴルフやテニスをしていなくても、雑巾を絞ったり重いものを持ったりする日常動作でも発症する可能性があります。 ゴルフ肘は重症化すると治りにくくなるだけでなく、リハビリや手術が必要となる場合があります。 ゴルフ肘は症状が軽いうちなら適切な治療で改善する可能性があります。肘に痛みを感じたら我慢せず、まずは安静を心掛け、痛みが和らいだらストレッチやリハビリを取り入れましょう。 ストレッチをする ゴルフ肘に対してはストレッチが効果的です。 筋肉の働きとは逆の方向に動かすと効果的に筋肉が伸ばせるため、内側の痛みの原因になっている前腕屈筋群からストレッチをしましょう。 過剰に働いている筋肉は、収縮を繰り返すと柔軟性が低下してしまいます。ストレッチを行い柔軟性を改善すると、筋肉の緊張がほぐれて痛みを和らげられます。 痛み止めを服用する ゴルフ肘の症状が強い場合は、一時的に痛みを和らげる痛み止めの服用が有効です。 市販されているアセトアミノフェンやイブプロフェンなどの鎮痛剤、または病院で処方薬を受け取りましょう。痛み止めの使用により炎症を抑え、痛みを軽減できます。 ただし、痛み止めは一時的な緩和手段であり根本的な治療ではないため、長期間にわたる使用は避けるべきです。医師の指示を仰ぎながら、適切な量を守りましょう。 ゴルフによる左肘の痛みを予防する対策 ゴルフによる左肘の痛みを予防する対策には、以下の3つがあります。 スイングフォームの改善 入念なウォーミングアップ 練習後のセルフケアを徹底する これらの予防法について詳しく解説します。 スイングフォームの改善 ゴルフによる左肘の痛みを予防するには、スイングフォームの改善が必要です。 以下に改善するポイントを紹介しています。 スイングの基本を理解し、正しいフォームを身につける スイング中のリズムとテンポを意識する グリップの握り方やスタンスの確認 スイング時に力を入れすぎることや、間違った体重移動などで左肘に負担がかかる可能性があるため、正しいフォームを身につけることが大切です。 スイング中のリズムは一連の動作で、テンポは動作の速さとなるため、メトロノームなどを活用してリズムを身につけるといいでしょう。 入念なウォーミングアップ 左肘の痛みの予防として、入念なウォーミングアップも重要です。また、日常生活においてもストレッチや筋力トレーニングなども意識することが大切です。 ウォーミングアップでは、ゴルフのスイングをイメージして肘や手首を動かしたり、軽い素振りでフォームを確認したりしましょう。 入念なウォーミングアップは肘の痛みだけでなくケガの防止にもなります。 練習後のセルフケアを徹底する ゴルフの練習後はストレッチやアイシングなどでセルフケアを徹底することが大切です。 ストレッチを行うことで肘周辺の筋肉の血流が良くなり、炎症や痛みの緩和につながります。 アイシングは炎症による熱を冷まし、痛みや腫れを抑えられる可能性があります。目安は15〜20分程度ですが、冷やしすぎると血行が悪くなる可能性もあるため、注意が必要です。 ゴルフのスイングで肘が痛む方からよくある質問 ゴルフのスイングで肘が痛む方からのよくある質問は以下のとおりです。 ゴルフ以外のスポーツで左肘が痛くなる原因は病気の可能性がありますか? ゴルフで左肘が痛い場合はサポーターをつければ治りますか? ゴルフ以外のスポーツで左肘が痛くなる原因は病気の可能性がありますか? ゴルフ以外のスポーツで左肘が痛む場合、病気の可能性も考えられます。 たとえば、肘に痛みを感じるテニス肘(外側上顆炎)や野球肘などが代表的な疾患です。また、関節炎や腱炎といった慢性的な病気も肘の痛みを引き起こします。 症状が続く場合や悪化する場合は、自己判断せずに専門医の診察を受けて適切な治療を行いましょう。 ゴルフで左肘が痛い場合はサポーターをつければ治りますか? サポーターの使用は一時的な痛みの軽減や肘のサポートに役立ちます。サポーターは負担を軽減し、動きを安定させるため、症状の悪化を防ぐ効果があります。 しかし、サポーターだけでは根本的な治療にはなりません。痛みが続く場合は適切な治療やリハビリが必要です。サポーターの使用は治療の補助として考えましょう。 ゴルフのスイングによる左肘の痛みには再生医療も選択肢の一つ ゴルフのスイングによる左肘の痛みの原因は、スイングフォームの乱れや力の入りすぎなど多くあります。 痛みがあるときは無理に練習を続けずに安静にして、ストレッチを習慣化することも大切です。また、練習前後のウォーミングアップやストレッチも痛みやケガの予防になります。 ただし、痛みが続くようであれば早期の段階で医療機関を受診しましょう。 左肘の痛みには、再生医療による治療も選択肢の一つです。再生医療の一つであるPRP療法は、患者さま自身の血液から血小板を豊富に含んだ成分を抽出して患部に注射する治療法です。 PRP療法は患者さま自身の血液を利用するため、アレルギー反応や拒絶反応などのリスクが低いのが特徴です。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、左肘の痛み症状の改善に期待できる再生医療の情報を配信しています。 「左肘の痛みが長引いている」「現在の治療で期待する効果が出ていない」という方は、ぜひ再生医療について確認してみてください。
2019.06.12 -
- ゴルフ肘
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ゴルフ肘は重症化するとゴルフのプレーに支障をきたすだけでなく、痛みが長期化し、日常動作にも支障をきたすおそれがあります。 しかし痛みの程度が重症なのか判断できず、湿布やサポーターでごまかしている方も多いでしょう。 この記事では、ゴルフ肘が重症化するとどうなるかや重症度をチェックする方法を詳しく解説します。 重症化のサインやセルフチェック法、効果的な治療法もわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。 「今のあなたに必要な対処」がわかり、痛みの改善につながる一歩が見つかります。 ゴルフ肘が重症化するとどうなる? ゴルフ肘が重症化すると痛みが長期化し、日常動作にも支障をきたすおそれがあります。 初期段階では「ゴルフのあとに少し痛む」「違和感がある」程度の症状であることが多いです。 しかし、無理を重ねたり放置したりすると炎症が悪化し、慢性痛へと進行するケースがあります。 重症化した場合は、次のような状態が見られます。 強い痛み、しびれが生じる 痛みがゴルフ中だけでなく、日常生活全般において起こる 炎症が進み、腱の変性や断裂に近い状態になる このような症状を放置した結果、手術が必要になるほどに悪化してしまうこともあります。 ゴルフ肘はどれくらいで完治する? ゴルフ肘の回復期間は、症状の重さや治療法によって大きく異なります。 症状が軽い場合には、1〜2週間で改善することも見られますが、重症化していると完治まで数カ月〜半年以上かかることが多いです。 治療の進み具合は以下のような要因に左右されます。 炎症(腱の損傷レベル)はどの程度か 早期に適切な治療を開始できたか セルフケアや通院治療を継続しているか ゴルフや日常動作での負担の見直しができているか 湿布でごまかし続けたり、痛みを我慢しながらプレーを続けたりしていると、完治までの期間が伸びてしまいます。 完治を焦らず、適切なケアを積み重ねることが重要です。 ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)とは? そもそもゴルフ肘とは、腕の内側を支える筋や腱が炎症を起こし、痛みを伴う状態のことを指します。 医学的には「上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)」と呼ばれる病気です。 肘の内側にある骨の出っ張り(内側上顆)に付着する筋肉や腱に、繰り返し負荷がかかることで発症します。 とくに以下のような動作がきっかけになることが多いです。 ゴルフのスイングなど、手首を強く使う動作 重いものを持ち上げる動作 パソコン作業や家事など、前腕に力を入れ続ける動作の繰り返し ゴルフ経験者に多く見られることから「ゴルフ肘」と呼ばれますが、ゴルフをしていない人でも、同様の症状が出ることがあります。 近年では長時間のスマホ操作によってゴルフ肘を発症する人も増えています。 ゴルフ肘の原因となりやすい人の特徴 ゴルフ肘は、前腕の内側に位置する筋や腱に繰り返し負荷がかかり、炎症が起きることで発症します。 とくに、以下のような人はゴルフ肘になりやすい傾向があります。 ゴルフ肘になりやすい人 理由 前腕を使う動作が多い人 ゴルフや野球など「手首をひねる・振る動作」を繰り返すスポーツの経験者はなりやすい PC作業や工具を使った作業などの手先を酷使する職業に就いている人、長時間かつ頻繁にスマホを操作する人も発症しやすい 筋力や柔軟性が不足している人 加齢に伴う筋力低下や柔軟性の低下は、肘周辺への負担を増加させるため、軽度な運動でも発症する可能性が高まる 日常的に運動習慣がない人や、ウォーミングアップなしでいきなり前腕を使う運動をする場合も注意が必要 ゴルフプレー時にフォームが乱れる・無理なスイングをしてしまう傾向がある人 ゴルフ肘は負荷の蓄積によって引き起こされるので、前腕に負荷がかかりすぎてしまうフォームやスイングになっている場合はなりやすい傾向にある スイング時に手打ちになってしまう人や、クラブの握り方が強すぎる人も、肘へのダメージが集中しやすいためゴルフ肘になりやすい また、肘の外側に痛みが出る「テニス肘(上腕骨外側上顆炎)」も、似たような原因で起こる疾患です。 ゴルフ肘とテニス肘の違いは痛む部位(内側か外側か)ですが、どちらも手や肘の使い方や蓄積される負荷に原因があります。 ゴルフ肘の痛みは?重症度をセルフチェック 「ただの疲労だと思っていたのに、いつまでも痛みが引かない」といった状態の場合、すでにゴルフ肘が進行しているサインかもしれません。 ここでは、痛みの程度からセルフチェックできる目安をご紹介します。 ゴルフ肘の症状は、放置してしまうと痛みの慢性化や関節の可動域制限など、日常生活に支障をきたすおそれがあります。 重症化すると回復まで時間がかかってしまうと同時に、治療内容も手術など本格的なものになることが多いです。 軽症のうちはケア次第で完治も目指せます。セルフチェックリストを参考にしつつ、痛みが長引いている・悪化していると感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。 重症化したゴルフ肘の改善・治療方法 ゴルフ肘が重症化してしまった場合、症状の段階やライフスタイルに応じていくつかの治療方法が考えられます。 セルフケア 保存療法 外科的治療 再生医療 ここでは、「なるべく自分で治したい」と考えている人から「医療機関で本格的な治療がしたい」と考えている人まで、それぞれに合った方法をご紹介します。 セルフケア 初期〜中等度のゴルフ肘であれば、セルフケアによる改善が見込めるケースもあります。 以下のような方法を試しつつ、無理のない範囲で肘に負担をかけない生活を心がけましょう。 方法 内容 安静 痛みを感じたら、プレーや肘を使う作業を一時的に控える アイシング 患部を1回15〜20分を目安に冷却する サポーターの着用 負荷を和らげるエルボーバンドや専用サポーターを着ける 湿布の貼付 患部に湿布を貼る 湿布の貼り方に関しては、肘の内側(患部)を中心に、腕の筋肉に沿って斜めに貼ると効果的です。 症状の進行や痛みが長引く場合、セルフケアだけでは限界があるため医療機関の受診を検討しましょう。 保存療法 できるだけ手術を避けたい場合に選ばれるのが保存療法です。 主に炎症を抑えたり筋肉の回復を促したりする治療法で、次のようなものがあります。 方法 内容 薬物療法 消炎鎮痛剤(内服薬や外用薬)で痛みや炎症を抑える 注射療法 ステロイド注射や動脈注射で局所的に炎症を緩和する 理学療法(リハビリ) ストレッチや筋肉トレーニング、物理療法(温熱・超音波)などで回復を促す 物理療法 温熱、電気、超音波などの物理的刺激で筋肉や腱の血流を促進し、痛みを緩和する これらは効果を実感するまでに数週間かかることもありますが、多くの症例で改善が見込める方法です。 外科的治療 保存療法でも十分な効果が得られない場合には、手術による外科的治療が検討されます。 主に以下のような治療法があります。 治療法 内容 関節鏡手術 関節内部を小さなカメラで観察しながら、炎症や痛みの原因となっている組織を取り除く手術 骨棘(こつきょく)切除術 骨が筋肉に引っ張られ続けてできる突起(骨棘)を取り除くことで痛みを除去する手術 これらの手術は、日常生活に支障がある状態の改善や、ゴルフのパフォーマンスを早期に回復したい場合に有効です。 再発や慢性化防止が期待できる再生医療 再発や慢性化に悩む人には、根本的な改善が期待できる「再生医療」といった選択肢もあります。 再生医療とは、幹細胞治療などにより炎症や組織の損傷部位そのものを修復するアプローチです。 スポーツの外傷(筋・腱・靭帯損傷)に対しては、怪我からの回復期間を短縮し、早期にリハビリへ移⾏することを可能としています。 従来の治療に比べて早い回復が期待でき、後遺症も筋力の低下も最小限に抑えられるため、実際にメジャーリーガーの大谷翔平選手も肘の治療に再生医療を活用しています。 また、当院(リペアセルクリニック)が行う再生医療では、目的とする組織の再生能力を高める「分化誘導」を提供しており、慢性的な炎症でも腱⾃体に悪影響を与える事なく治療する事が可能です。 再生医療は体への負担が少なく、スポーツ復帰を早めたい人や長期的な改善を望む人に注目されています。 手術せずに損傷部の再生・後遺症改善を目指したい方は、リペアセルクリニックまでご相談ください。 ゴルフ肘の通院の目安は?病院に行くべきサインと診療の流れ 「まだ大丈夫」と我慢しがちなゴルフ肘ですが、悪化すると回復までに時間がかかってしまいます。 ここでは、受診すべきサインや診療の流れを解説します。 通院タイミングの目安 費用・通院回数の目安 セルフチェックの内容と合わせて通院のタイミングや費用感を把握して、適切なケアにつなげましょう。 通院タイミングの目安 ゴルフ肘は、「何もしなくても自然に治る」ことはほぼありません。 以下のようなサインがある場合は、早めの受診を検討しましょう。 3~4日安静にしていても痛みが引かない 日常生活の動作に支障をきたす(ドアノブを回す・タオルを絞るなど) 痛みが広がっている 就寝時や安静時にも痛む 肘に腫れを感じる 重症化すると治療も長引いてしまうため、早期の対応が肝心です。 費用・通院回数の目安 治療内容によって費用や通院頻度は異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。 通院回数や費用は、病院や症状の重さ、治療方針によって変動します。医師と相談しながら無理のない治療計画を立てましょう。 ゴルフ肘の痛みに関してよくある質問 ゴルフ肘による痛みは日常生活にも支障が出やすく、不安を感じる人も多い症状です。 ここでは、そんな不安を少しでも解消するために、よくある質問への回答を中心に対処法や注意点をわかりやすく解説します。 ゴルフ肘でしてはいけないことはある? ゴルフ肘は自分で治せる? ゴルフ肘への不安を解消するためにも、ぜひ参考にしてみてください。 ゴルフ肘でしてはいけないことはある? 以下のような行動は、症状の悪化を招くおそれがあるため控えましょう。 痛みを我慢して無理に動かす 筋トレやゴルフなどのスポーツをする 自己判断でマッサージやストレッチを行う 痛みや炎症があるうちは安静が基本です。 繰り返しになりますが、痛みが続く場合は医療機関を受診するなどして、専門家の指示を仰ぎましょう。 ゴルフ肘は自分で治せる? アイシングやサポーターの着用などである程度痛みを抑えることはできます。 ですが、自分で完治させることは非常に難しいと考えてください。 ゴルフ肘は、正しい対処をしなければ慢性化・重症化しやすい病気のひとつです。 軽い痛みであっても、「そのうち治るだろう」と自己判断で放置するのはリスクがあります。早めに医療機関を受診して、根本的な治療を進めることをおすすめします。 ゴルフ肘は早期対処が改善への近道 ゴルフ肘は、放っておいて自然に治ることはほとんどない病気です。 早期の診断と適切な治療を受けることが、悪化を防ぎ、より早く違和感のない生活に戻るうえで大切なポイントになります。 治療を始める中でも、「肘にメスを入れたくない・身体への大きな負担はかけたくない」と考えている方には、再生医療をご検討ください。 再生医療は再発や慢性化のリスクを抑えつつ、症状の根本からの改善が期待できる治療法です。 リペアセルクリニックでは一日でも早く、違和感のない日常生活・スポーツへの復帰を目指せるよう、最先端の再生医療技術だけでなくリハビリテーションも提供しております。 まずはお気軽に、リペアセルクリニックにご相談ください。症状に合わせた治療法を一緒に見つけていきましょう。
2019.06.12