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- ひざ関節
膝が痛いながらも登山をするならサポーターが効果的 膝に痛みがあるけれど、登山はやめたくない!なんとかして続ける方法はないかな…。サポーターをすれば大丈夫かも?などと考えている方もいるのではないでしょうか。 今回は、登山をするときの膝痛とうまく付き合うためにはサポーターが効果的なのかどうか、どんな種類のサポーターがあるのかなどをご紹介します。 膝が痛い場合に登山をする場合はサポーターが効果的 登山をしていて膝痛に悩まされているなら、サポーターを上手に使うことでその悩みが緩和されるかもしれません。膝の痛みの原因は膝にかかる負担の大きさにあります。 そのため、サポーターで、その負担を軽減させることができれば、登山のときの膝痛の悩みの緩和や改善、予防につながる効果が期待できます。 膝へのサポーターの種類について サポーターと言っても、さまざまなものが販売されています。そして、目的や使用時間によっても使い分けが必要なので、サポーターの特徴を知っておくことも必要です。 ・ベルト型サポーター ・タイツ型サポーター ・支柱つきの膝サポーター ベルト型サポーター 装着も簡単で自分で調整できるベルト型です。膝関節に合わせて自分でしっかりと固定することで、筋肉や骨をしめつけ、痛みの改善をはかることができます。 登山時においては、負担のかかりがちな屈伸の動きをサポートして膝への負担を軽減させる効果が期待できます。 しかし、締め付けがきつすぎるとうっ血したり、固まって動きにくくなってしまう場合もあるので、きちんとサイズを合わせて買うようにしましょう。 タイツ型サポーター 生地が薄く、日常的に使用していても違和感がないタイプです。 履くだけで良いので着脱も楽で、膝への保温効果による痛みの軽減作用も期待することができます。 簡単な分ずれやすいため、テーピング機能があると良いでしょう。 支柱つきの膝サポーター サポーターの中に金属の支柱が入っており、膝関節を金属で固定するので、サポート力に優れています。 支柱付きの膝サポーターはさらにタイツ型のように履いて装着するもの、巻いて装着すもの、その二つをあわせたハイブリッドタイプがあります。 登山をするときの膝痛の緩和に役立つサポーターを選ぶには? 登山をするときの膝痛の緩和に役立つサポーターを選ぶには、まず、サイズをきちんと合わせましょう。 また、登山のときは膝を曲げたり伸ばしたりしますし、汗もかくので、伸縮性やストレッチ性、通気性に優れたものを選ぶようにしてくださいね。 専門家に相談しましょう 膝痛を緩和するためのサポーターは、市販の薬局などでも購入できます。 しかし、登山をするときには普段以上の負担が膝にかかることになりますし、そもそもサポーターをつけたからと言って登山をしてもいい状態なのかどうか?ということは、自分では判断できないこともあると思います。 膝痛の原因はさまざまですが、今以上に悪化させないようにするためにも、医療機関で診察してもらい、サポーターの使用方法についてもきちんと指導を受けた方が安心です。 また、普段は痛みを感じないけれど、登山をすると膝痛がひどくなる…というようなケースもあるでしょう。 まとめ・膝が痛いながらも登山をするならサポーターが効果的 登山中の膝痛の緩和には、サポーターを用いることが効果的です。ただし、サポーターにもさまざまな種類があるので、医師や理学療法士に相談して、自分に合ったものをみつけるようにしましょう。 また、サポーターをしても緩和・改善されないほど膝痛がひどく、登山をあきらめてしまったという方もいるかもしれません。 しかし、最近は、自身の細胞を使って関節の修復をする再生医療も注目されています。再生医療で治療し、サポーターも上手に使うことで、また登山を再開できる可能性もありますよ。 再生医療について詳しく知りたい方は、まずは、専門のクリニックのホームページをご覧になってみてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.03 -
- 免疫細胞療法
「血液型によって免疫力に違いがある?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 免疫力の違いが血液型によって異なるされることは、さまざまな研究で発表されています。 本記事では、血液型によって免疫力が異なる理由や、治療によって免疫力を高める「免疫細胞療法」についてご紹介します。 免疫力が血液型ごとに異なる理由 細菌の中に潜む抗原にも血液型のような型があり、A型の人には抗原A型の細菌が入りやすいため、血液型ごとに免疫力が異なります。 そもそも血液型がA・B・O・ABの4種類に分類されているのは、血液内の赤血球にある抗原の種類によるものです。 免疫反応を引き起こす物資のことを抗原と呼びます。 血液中の免疫細胞には細菌などから体を守る働きがありますが、自分の細胞を破壊しないために同じ抗体の型をもつ血液を攻撃しない性質が備わっています。 体内に細菌やウイルスなどの抗原が浸入すれば排除するために抗体が作用しますが、A型の人にはA型の細菌、B型の人にはB型の細菌など同じ抗体の型を持つ細菌には免疫機能がうまく作用しません。 病気のリスクに血液型が関係しているのは、それぞれの血液型と結合しやすい抗原が細菌やウイルスごとに異なるためです。 血液型ごとの免疫力の特徴やかかりやすい病気 それぞれの血液型が持つ免疫力に関する特徴と、どのような病気に注意が必要なのかを解説します。 O型 B型 A型 AB型 以下では、それぞれの血液型の特徴について詳しく解説していきます。 O型 人類の先祖が持つ血液型だったといわれているO型はもっとも免疫力が高い血液型で、さまざまな病気にかかりにくい特徴があります。 しかし、十二指腸潰瘍やノロウイルスには注意が必要です。 O型には十二指腸潰瘍の原因となるピロリ菌の受容体が多いことが関係しており、他の血液型より発症率が高いこともわかっています。 対策としては、ピロリ菌の感染を防ぐことが大切なので、定期的な検査を受けましょう。 B型 B型はO型に次いで、免疫力が高い血液型です。 同じB型の性質を持っている抗原であるサルモネラ菌・病原性大腸菌・肺炎球菌に感染しやすい特徴があります。 また、数年に1度大流行するA型インフルエンザにもかかりやすいといわれています。 B型の人は結核のリスクも高いため、健康診断など定期的に肺のレントゲン検査を行う方法があります。 A型 A型は免疫力があまり高くない血液型で、感染症に対する抵抗力も弱く、風邪をひきやすい特徴が挙げられます。 例えば、A型の人はO型の人と比べて糖尿病になるリスクが1.1倍高い※という研究結果があります。 ※出典:PubMed しかし、発症リスクが血液型だけで左右されるわけではないため、免疫力を高めることが重要です。 風邪をひきやすい、体調不良になりやすい方は、生活習慣や運動習慣を改善して、免疫力を高めましょう。 AB型 AB型は、A型とB型のそれぞれの抗原を持っているため、血液型の中でも免疫力が低いとされています。 そのため、他の血液型と比べてさまざまな細菌やウイルスにかかりやすいです。 しかし、AB型は細菌などの微生物による感染症に対抗できる抗体をつくる免疫系を持っているため、アレルギーにはかかりにくいです。 また、自己免疫疾患である皮膚炎や関節炎なども、かかりにくいとされています。 免疫力を血液型に関わらず高める方法 免疫力は血液型別に異なりますが、免疫力を高める方法は、どの血液型にも共通しています。 以下で紹介する3つの方法で、免疫力を高めて健康的な生活をめざしましょう。 食事や運動などの生活習慣を改善する 腸内環境を整える 適度にストレスを発散する 重要なのは血液型ではなく、免疫力の低下を防いだり免疫力を高めることです。 以下では、自宅でも簡単に免疫力を高められる方法について詳しく解説します。 食事や運動などの生活習慣を改善する 免疫力を高めるためには、まず食事や運動などの生活習慣を見直しましょう。 食事は栄養のバランスを考え、1日3食毎日同じような時間に食べることが望ましいです。 また、スポーツクラブに通うなど定期的な運動が理想的ですが、難しい場合は生活の中で運動できる機会を探す方法もあります。 1つ先の駅やバス停まで歩いたり、エレベーターを使用しないで階段を使ってみたりすることから始めましょう。 腸内環境を整える 免疫細胞の約7割は腸に生息しているため、腸内環境を整えることで免疫力向上につながります。 腸内環境を整えるには、食物繊維を多く摂って善玉菌を増やしましょう。 食物繊維は水に溶ける水溶性と、水に溶けない不溶性がありますが、善玉菌を増やすのに有効なのは水溶性食物繊維です。 水溶性食物繊維を多く含むものは、海藻類や大麦、果物などが挙げられます。 適度にストレスを発散する 日々のストレスは免疫力の低下につながるため、適度にストレス発散することで免疫力低下を防ぎましょう。 スポーツで汗を流したり、友人たちと楽しく話したりするなど、自分なりのストレス発散方法を見つけることが重要です。 しかし、飲酒や喫煙、暴飲暴食といった方法は、免疫力低下につながり逆効果になるため注意しましょう。 血液型による免疫力に不安がある方は「免疫細胞療法」も選択肢の一つ 血液型による免疫力に不安がある方は、生活習慣などの改善とあわせて免疫細胞療法も検討してみましょう。 免疫細胞療法とは、NK細胞などの免疫機能に関わる細胞を血液から取り出して培養し、点滴で本人の体内に戻す治療のことです。 患者さま本人の細胞のみを用いるため、アレルギー反応や拒絶反応などの副作用リスクが少ない点がメリットです。 この副作用の少なさが注目され、近年ではガンの治療法として用いられることがあり、再発予防にも効果が期待できます。 【まとめ】免疫力は血液型で異なる!免疫力を高める方法を実践しよう 血液型と同じ型を持つ抗原には免疫作用が働きづらいため、血液型によって免疫力は異なります。 しかし、風邪や病気のかかりやすさが全て血液型で左右されているわけではないため、病気にかからないためには免疫力を高めることが大切です。 免疫力を高める方法は、生活習慣を改善したり、腸内環境を整えたり、ストレスを溜めないことが有効です。 近年では、生活習慣の改善と併用して「免疫細胞療法」によって免疫力を向上させる治療が注目されています。 「免疫力を高めてさまざまな病気の予防をしたい」という方は、ぜひ免疫細胞療法をご検討ください。
2020.07.03 -
- ひざ関節
登山中に膝裏の痛みを感じていても、予防法がわからず痛みが長期化している方も多いかと思います。 膝裏の痛みの原因は筋力の低下や関節の炎症など様々ありますが、長期化する場合は医療機関での受診も必要となる場合があるので注意が必要です。 また、登山中に痛みがあっても、ストレッチや筋力トレーニングなどで長期的な痛みにも対処しているという方もいるでしょう。 痛みが長期化した場合は薬物療法や手術療法が検討される場合がありますが、膝裏の痛みには再生医療という選択肢もあります。 >>膝に対する再生医療の症例はこちら この記事では、登山中に膝裏に痛みを感じる場合の原因や予防法の紹介、薬や手術を避けたい方に再生医療も解説していきますので、参考にしてください。 最後までご覧いただき、原因の追求・適切な処置を目指しましょう。 また、半月板損傷などの膝の痛みに対しては、再生医療という選択肢があります。再生医療はこれらの疾患に高い治療効果が期待できる治療法です。 以下の動画では、登山でひざを痛めた患者さまが、当院の再生医療を受けて改善された症例をご紹介しています。併せて参考にしてください。 https://www.youtube.com/watch?v=_zwp2ATg7DI 登山中に膝裏が痛む原因 登山中に膝裏の痛みが生じる原因は、筋力不足や関節リウマチ、膝靭帯損傷、変形性膝関節症などがありますが、登山中に膝裏が痛むケースをそれぞれ解説していきます。 登山(下山)中に膝裏が痛むケース 登山の休憩中(安静時)に膝裏が痛むケース 登山(下山)中に膝裏が痛むケース 登山(下山)の最中に膝裏が痛む原因の多くは筋力不足による筋肉疲労です。 過去のケガや加齢による靭帯の損傷や膝軟骨のすり減りなどが原因で、登山中に膝裏が痛むこともあります。 また、骨の異常として膝関節骨壊死症も膝裏の痛みの原因になるほか、登山靴が合っていないなども原因として考えられるため、足首をサポートできる登山靴を使用することも大切です。 登山の休憩中(安静時)に膝裏が痛むケース 登山の休憩中に膝裏が痛むのは、痛風や関節の炎症、関節リウマチなどが原因です。 膝裏の痛みの原因となる主な疾患は以下のとおりです。 半月板損傷 変形性膝関節症 鵞足炎(がそくえん) それぞれ症状に違いはありますが、登山前のウォーミングアップや休憩時でもストレッチを行い、痛みが長期化するようであれば早い段階で医療機関を受診することをおすすめします。 登山で膝裏の痛みを発症させないための予防法 登山で膝裏の痛みを予防するには、事前のウォーミングアップとストレッチが欠かせません。 膝裏の痛みの主な予防法は以下のとおりです。 筋力トレーニング 正しい歩き方 ウォーミングアップ 登山靴の選定 筋力トレーニングで膝周りの筋肉を強化し、ストレッチで柔軟性を高めることが重要です。 正しい歩き方は、背筋を伸ばし顎を引く姿勢や膝が軽く曲がる程度の歩幅で歩くことが大切ですが、登山靴についても足首をサポートできる靴を選ぶようにしましょう。 登山による膝裏の痛みには予防やケアが大切 登山による膝裏の痛みは、ウォーミングアップや筋力トレーニングなどの予防や、日常生活においても膝回りのケアを心がけることが大切です。 膝裏の慢性的な痛みには、以下のような原因が考えられるため注意が必要です。 筋肉疲労 靭帯損傷 関節軟骨のすり減り 骨の異常 登山靴が合っていない 治療期間の短縮や手術療法による長期的な入院などを避けたい方には、再生医療という選択肢があります。 再生医療では、患者の血液から血小板を濃縮して患部に注射をするPRP療法と、患者自身の骨髄などから幹細胞を採取・培養して患部に注射する幹細胞治療があります。 登山中に膝裏の痛みが長期化して治療を検討している方は、当院リペアセルクリニックにご相談ください。
2020.07.02 -
- 免疫細胞療法
免疫力が低下すると、風邪などの病気に感染するだけでなく、普段は感染しないような病原体や自己免疫疾患に感染する可能性があります。 季節の変わり目に体調を崩す原因にもなるため、普段から免疫力を下げないような生活をしたいですね。 今回は、免疫力が下がる主な原因や免疫力が下がっているサインについてお伝えします。 セルフチェックリストで、ご自身の免疫力が下がっていないか確かめてください。 免疫力が下がる原因6選 免疫力が下がる原因は、主に6つ考えられます。 自律神経の乱れ 腸内環境の乱れ 過度な運動習慣 酒やタバコなどの嗜好品 体温の低下 妊娠 それぞれの原因について、詳しく解説します。 自律神経の乱れ 自律神経には交感神経と副交感神経があり、このバランスが乱れると、免疫力が低下する原因になります。 交感神経が優位なときに増える「顆粒球」と副交感神経が優位なときに増える「リンパ球」のバランスが乱れると免疫力が下がる可能性があります。 交感神経は身体の活動力を高める神経で、血圧や血糖を上げる、血液を筋肉や脳に集める働きがあり、日中優位に働く特徴があります。 一方、副交感神経は身体を回復させ、内臓の機能を高めるほか、免疫機能を正常にする役割があり、夜間やリラックスしているときに優位になります。 自律神経の乱れの原因は、睡眠不足や強いストレスです。適度な休息や、質の良い睡眠を心掛けましょう。 腸内環境の乱れ 腸内環境が乱れると、病原菌が侵入しないように守っている免疫細胞の働きが弱まり、免疫力が下がる原因となります。 実は、免疫細胞の約7割※が腸内に生息していると言われています。 口から侵入した病原菌などを腸で止めるために、腸に多くの免疫細胞が生息しています。 また、腸内細菌はメンタルにも影響を与える可能性があります。 腸内細菌はセロトニン、ドーパミンなどの"幸せホルモン"として知られる神経伝達物質を生成します。 セロトニンが不足すると精神が不安定になりやすくなり、ストレス増加や睡眠の質が低下することで、免疫力が下がるケースがあります。 過度な運動習慣 適度な運動は免疫力向上や病気の予防に効果的ですが、やりすぎると逆効果になってしまいます。 強度の高い運動をすると、数日間免疫力が下がり、感染症になるリスクが上がる可能性があります。 息が軽く弾み、汗をかく程度の運動を1日30分、週2~3回ほど行うと免疫力向上に効果が期待できます。 運動で免疫力アップできる理由については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 酒やタバコなどの嗜好品 身体の中には、NK細胞やマクロファージといった免疫細胞があります。アルコールを摂取すると、このマクロファージにダメージを与え、免疫力が下がってしまうケースがあります。 また、アルコール度数が高いものは、のどの粘膜を傷つける可能性があります。粘膜に傷がつくことによっても、免疫力低下の恐れがあるのです。 免疫力の低下は喫煙によっても起こり得ます。 体内の酸素はヘモグロビンと結合し運搬されますが、タバコの中に入っている一酸化炭素が結合を阻害して慢性的な酸欠状態に陥ります。 酸欠状態では、栄養素の運搬や老廃物を回収する働きが弱くなり、免疫力低下につながります。 また、ニコチンが血流を悪化させる、免疫を促進する役割があるリンパ球を減少させるなど、タバコは身体への悪影響が多いです。 免疫力の低下を防ぐためにも酒やタバコなどの嗜好品は、控えた方が良いでしょう。 体温の低下 血液の中には免疫機能を持っている白血球が存在するため、体温低下によって血流が悪くなると免疫力が低下する原因となります。 体温を上げるためには基礎代謝を上げる必要があり、筋力トレーニングを行い、筋肉を増やすことで基礎代謝もアップします。 また、夏は冷房に当たる方が多くなるため、身体が冷えないように、暖かい飲み物を飲む、冷たい食べ物は控えるなど、体温を下げない工夫をしてください。 妊娠 妊娠すると、胎児を異物と認識して攻撃しないように、母体の免疫機能が抑制されます。 とくに妊娠初期は免疫力が下がりやすく、普段なら感染しないような病気に感染する、弱い病気でも重症化するなどのケースがあります。 さらに、ホルモンバランスの変化やつわりによる栄養不足、疲労なども免疫力を低下させる恐れがあるため注意が必要です。 や手洗いうがいで病気を予防するよう心掛けましょう。 免疫力が下がっているサインは?セルフチェックリスト 免疫力が下がっている際に出るサインについて解説します。 ご自身の体調を振り返り、免疫力が下がっている可能性があるか確認してください。以下のリストに当てはまる項目が多い場合、免疫力が下がっている可能性があります。 疲れやすい、集中力が低下している 身体が冷える、むくむ 食欲が落ちている 睡眠不足が続いている 皮膚トラブル(ささくれや肌のかゆみなど)がある、治るのが遅い 喉のかゆみ、痛みがある 口内炎、皮膚炎などの炎症が頻繁に起こる、治りづらい 風邪がなかなか治らない 原因不明の鼻炎 免疫力が低下すると、喉や鼻など、体外との接触が濃厚な部位に症状が出やすいです。鼻炎や喉の違和感があったら、免疫力低下のサインの可能性があります。 免疫力が低下している状態が続くとインフルエンザやウイルス性の感染症に感染するケースもあります。さらに長期化すると、がんや免疫不全疾患のリスクが高まるので注意が必要です。 免疫を下げないためにできること 免疫力を下げないために、普段からできることを紹介します。 栄養バランスの良い食事をとる 適度な運動をする ストレス発散する 免疫力を下げない対策について、詳しく解説します。 栄養バランスの良い食事をとる 免疫力を下げないために、以下の食材を積極的に食べるようにしましょう。 水溶性食物繊維 もずく めかぶ ごぼう 春菊 バナナ いちご きなこ なめこなど 発酵食品 ヨーグルト 味噌 納豆など オリゴ糖 たまねぎ バナナ トウモロコシ はちみつなど オメガ3系脂肪酸 アマニ油 シソ油 えごまなど 水溶性食物繊維は、不要性食物繊維に比べて摂取が難しいので意識して摂るようにしましょう。ごぼうやいちご、バナナなどに含まれているため、身近な食材から摂れます。 オリゴ糖は免疫力を高めるうえで重要ですが、とりすぎるとお腹が緩くなる方もいます。摂取できる量に個人差があるので注意が必要です。 オメガ3系脂肪酸は、EPA、DHAなどが代表的です。魚にも多く含まれているので、生魚を食べると効果が期待できます。 免疫力を下げないためには、食材だけでなく食べ方にも気を付けましょう。 朝食を抜かない 夕食で多めに発酵食品をとる 具だくさんの味噌汁を食べる 朝食は、交感神経と副交感神経を切り替えるスイッチとして重要な役割を果たしています。朝食を抜くと、2つの神経が上手く切り替えられない可能性があります。 また、朝食は体内時計をリセットする働きもあります。 腸は夜活発に働くため、発酵食品を夜にとると効果的です。ただし、就寝の3時間前には済ませておきましょう。 具だくさんの味噌汁は栄養バランスが良いです。大根やごぼう、わかめなど水溶性食物繊維が含まれる食材を積極的にとりましょう。 適度な運動をする 適度に運動をして筋肉をつけ、基礎代謝を上げましょう。基礎代謝が上がると免疫力も上がります。 運動は、息が軽く弾む強度を30分ほど行うと効果的です。1日30分の運動を週に2、3回行うと、免疫力アップにつながります。 また、運動はストレス発散にも効果的です。 運動をする際は、無理のない範囲で行いましょう。 ストレス発散する ストレスが溜まると自律神経の乱れにつながるため、免疫力低下を防ぐためにもストレス発散は有効な対処法です。 適度な休息や趣味の時間、入浴や睡眠の時間をしっかりと確保し、日々の疲れを癒しましょう。 時間がないときは、深呼吸やストレッチをするだけでも軽いストレス発散になります。 免疫力低下に対する免疫細胞療法について 免疫力低下を予防する方法のひとつに、免疫細胞療法があります。 免疫細胞療法は、NK細胞などの免疫細胞を患者さまの血液から取り出し、数を増やして患者さまの体内に戻す治療法です。 数を増やして活性化した免疫細胞は体内に戻すことで、体内に侵入した病原体に対する攻撃力が高まり病気の感染リスクが低くなります。 患者さまの細胞を利用するため、拒否反応のリスクが低い治療法として注目されています。 また、免疫力向上によるがんの予防や再発防止にも効果が期待されています。 免疫力が下がる原因である生活習慣の乱れを改善することが重要 免疫力を上げるには、適度な運動やバランスのとれた食事が重要です。 バランスの良い食事は腸内環境の改善も期待できるので、日々の食生活を見直しましょう。 また、体が冷えると免疫力低下の原因になります。とくに夏は、冷たいものを口にする機会が多くなりますので注意が必要です。 免疫力低下による体調不良や感染症を防ぎたい方は、免疫細胞療法という治療法があります。 免疫細胞療法を検討している方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。
2020.07.01 -
- ひざ関節
登山後の膝の痛みに悩む方は多いのではないでしょうか。 登山中や下山後に膝が痛み、思うように動けないと、せっかくの楽しみが半減してしまうこともあります。 また、痛みを無視して登山を続けると、膝の健康に影響を及ぼす可能性があります。 本記事では、登山後の膝の痛みが治らない原因や対処法について解説します。 身体への負担が少なく、長期にわたる入院やリハビリも必要ない再生医療も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。 登山後の膝の痛みにお悩みの方は参考にしてみてください。 登山後の膝の痛みが治らない原因は? 登山後に膝の痛みが治らない原因は以下の通りです。 筋力不足や登山靴が合っていない場合、長時間・長距離に渡って歩くことで膝に過度な負担がかかりやすくなります。 また、靭帯の損傷や軟骨のすり減りなどがあると、痛みが引かないばかりか、放置することで症状が悪化し、関節の炎症や機能低下につながる可能性があります。 性別や年齢、普段の運動量など、原因は個人によって異なります。痛みが続く場合や膝に違和感がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 登山では下りでの怪我が多い 登山は上るときよりも、下るときの方がケガのリスクが高いといわれています。 山を登る際には、大腿四頭筋と呼ばれる太ももの前の筋肉を収縮させて使います。 一方、下山するときは太ももの前の筋肉を引き伸ばして使います。太ももの前の筋肉は長時間かけて使用される場面が少ないため、より負担を感じてしまうのです。 大腿四頭筋が疲労して硬くなることで膝の柔軟性が低下し、痛みが出てしまいます。 仮に膝の負担が膝関節の筋力を超えると、十分に関節を支えられず炎症を起こすリスクも考えられます。 登山後の膝の痛みが治らないときの対処法 登山後の膝の痛みが治らない際は、安静にしてマッサージやアイシングなどで膝をケアしましょう。 具体的な方法を以下にまとめました。 対処法により登山後の膝の痛みを軽減し、症状の悪化を防ぐことが期待できます。 膝の状態や痛みの程度に応じて適切な方法を選び、無理をせず実施しましょう。 また、これらの対処法はあくまで応急的なケアの一環であり、症状が長引く場合は医療機関を受診することをおすすめします。 マッサージ 安静にした後、太ももの表や裏をゆっくりとマッサージして、筋肉の疲労を取りましょう。 筋力不足が原因で膝が痛む場合は、太ももの筋肉が疲労して硬くなっている可能性があります。 手のひらで太ももの中央や外側、内側を押すようにマッサージすると効果的です。その際、膝と膝の周囲は刺激しないようにしましょう。 アイシング 炎症が起きてしまっている場合は、ビニール袋に水と氷を入れるなどして、患部を冷やしましょう。 圧迫 患部の内出血や腫れを防ぐためにスポンジやパッドを患部に当て、テーピングや包帯で軽く圧迫しながら固定します。 膝の少し上あたりを圧迫すると、靭帯への負担を減らす効果が期待できます。 登山後の膝の痛みを軽減させるおすすめのストレッチ 治らない登山後の膝痛に効果的なストレッチを2種類紹介します。 立った状態でもできるストレッチなので、登山前後の体操に取り入れたり、膝に違和感を感じたりしたら試してみてください。 膝の痛みが強い方は、無理のない範囲で行ってみましょう。 前ももを伸ばすストレッチ 前ももを伸ばすストレッチを紹介します。 下記は右膝が痛む場合を想定しているので、左足が痛む場合は左右を入れ替えて行ってください。 さらに伸ばしたい方は膝を後ろに引き上げ、股関節を前に押し出すイメージで体を反らしてみましょう。 膝裏を伸ばすストレッチ 膝裏を伸ばすストレッチを紹介します。 下記は右膝が痛む場合を想定しているので、左足が痛む場合は左右を入れ替えて行ってください。 膝裏を伸ばしている際は、膝を曲げないように気を付けましょう。 伸ばしすぎは逆効果を招くので、気持ち良いと感じる程度にとどめるのがポイントです。 登山後に膝を痛めない歩き方や平地との違い 登山後に膝を痛めない歩き方や平地との違いを紹介します。 詳しく解説するので、次回の登山にお役立てください。 登山後に膝を痛めない歩き方 登山で膝を痛めない歩き方を紹介します。 膝を痛めないようにするには、膝関節がまっすぐ正面を向いた状態で歩くことが大切です。 膝が内側や外側にずれた内股やガニ股の状態で歩くと関節がねじれ、痛みにつながる可能性が高まります。 両足のつま先がそろって正面を向き、膝を曲げるときにまっすぐと正面に動かし、膝とつま先が同じ方向を向くようにしましょう。 また、歩くときの癖には体の硬さが原因の場合があります。 股関節や足首の関節が硬かったり、長年の偏った体の動かし方が癖になっていると、正しい歩き方へ矯正するのに時間がかかります。 日頃からストレッチや柔軟体操をしたり、歩行時以外の姿勢にも気を付けて過ごしましょう。 平地と登山の歩き方の違い 平地と登山では、着地する方法と重心が異なります。 平地と登山での歩き方の違いを下記にまとめました。 地形 着地する方法 重心 平地 かかとから着地 歩幅の中間 登山 足の裏全体で足を下ろす 踏み出した前足へゆっくりと移す 平地ではかかとから着地し、体の重心の軸を歩幅の中間に持ってくるように歩きます。 一方登山では、靴全体で足を下ろして地面を捉えるように歩くのが特徴です。重心は踏み出した前足へゆっくりと移し、それを繰り返します。 足全体で着地すると足関節を大きく使えて歩行の衝撃が分散されるため、膝を痛めるリスクが低減します。 登山で膝を痛めないための予防法 登山で膝を痛めないための予防法を紹介します。 一つずつみていきましょう。 登山靴の選び方 登山後の膝の痛みが治らない場合は、登山靴が合っていない場合があります。 登山後の靴の選び方を以下にまとめたので、使用している登山靴を見直してみましょう。 以上の条件を満たす登山靴であれば、膝への負担もかかりにくく、快適な登山を楽しめるでしょう。 また、上記の条件の他にも、登山靴は登山する山の標高によっても靴を使い分けることが重要になります。 自分で登山靴を選ぶのが難しい方は、靴屋さんに選んでもらうと安心です。 サポーターを活用する 登山で膝を痛めないための予防にサポーターを使用するのも効果的です。 一口にサポーターと言っても、さまざまなものが販売されています。 目的や使用時間によっても使い分けが必要なので、サポーターの特徴を知っておきましょう。 主なサポーターを下記にまとめました。 サポーターの種類 特徴 メリット デメリット ベルト型 ベルトでしっかりと固定できる 装着が簡単 登山時にも効果的 締め付け過ぎるとうっ血や動きにくくなることもある タイツ型 タイツのように履いて使用する 着脱が楽 保温効果が期待できる ずれやすい 支柱つき サポーターの中に支柱がある 巻いて装着するタイプと履くタイプがある 安定感が強い 膝に支柱が当たり傷ができる可能性がある 比較的高価 サポーターを使用する際は医師に相談して、症状やサイズにあったものを選んでみましょう。 トレーニング 脚部の筋力不足が原因である膝の痛みは、適切なトレーニングで改善を期待できます。 行うトレーニングは、「筋力の向上」と「筋持久力の向上」の大きく2種類です。 筋力向上は登山中の登り下りに必要な力を、筋持久力は長時間の登山でもバテないスタミナを養います。 ここでは、代表的なトレーニングをご紹介します。 脚力アップには「スクワット」 登山で膝を痛めないためのトレーニングとしてスクワットが有効です。 脚を肩幅程度に開き、ゆっくりと膝を曲げ伸ばしします。 お尻を地面につける必要はなく、膝の角度が90度ほど曲がる程度で十分です。 動作に慣れてきたら、バックパックを背負って行うと負荷が高まり、さらなる筋力アップ効果が期待できます。 はじめは負荷を重視して筋力を高め、慣れてきたら回数を増やし持久力の強化を意識してみてください。 バランスと足裏感覚を強化するには「かかと上げ」 二つ目のトレーニングは、かかと上げです。 バランスを取りながら爪先立ちを繰り返す動作で、低めの台を使うとより効果になります。 登山道は平坦な場所ばかりではないため、足裏の筋力とバランス感覚が重要です。爪先立ちを繰り返すことで足裏の筋力が鍛えられ、不安定な地形でも歩きやすくなる効果が期待できます。 スクワットと同様に、バックパックを背負ってみたり片足だけで挑戦したりするなど、トレーニング中の負荷を調整してみましょう。 運動不足解消には「階段の上り下り」 荷物を背負って階段を上り下りするのも有効です。 慣れてきたら一段飛ばしで負荷をかける、荷物を増やす、往復回数を増やすなどのアレンジを加えましょう。 膝の痛みの原因の一つに、日常的な運動不足が挙げられます。 無理のない範囲で日頃から脚力や体力を維持し、把握しておくことが大切です。 トレーニングは地味ですが、登山においては非常に役立ちます。 膝の痛みがなくなり、脚力が強化されれば、登れる山も見える景色も変わってくるので、日常生活の中でコツコツ行っておくようにしてください。 登山後の膝の痛みが治らないときには再生医療の選択肢もあります 治らない登山後の膝の痛みにお悩みの方の治療法として、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療では、患者さま自身の細胞を採取して幹細胞を培養し、膝関節に注射します。幹細胞には軟骨や半月板などの傷ついた組織を修復する能力があります。 外科的な手術と比べて身体への負担も少なく、長期にわたる入院やリハビリは必要ありません。 膝の痛みがつらいけど登山を楽しみたいとお考えの方は、検討してみる価値のある治療法です。 >>膝の痛みに対する再生医療の症例はこちらからもご確認いただけます。 再生医療について詳しく知りたい方は、当院リペアセルクリニックにご相談ください。 【まとめ】登山後の膝の痛みが治らないときはセルフケアが重要 登山後の膝の痛みが治らない主な原因は、筋力不足や靭帯の損傷などです。 登山後の痛みが治らないときは、マッサージやアイシングなどでセルフケアを行いましょう。 また、日常生活の中でも行えるトレーニングを取り入れ、脚部筋力の向上や筋持久力の向上をはかると予防に効果が期待できます。 膝の痛みが長引く場合は早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けるのがおすすめです。 治療期間の短縮や長期間の入院・手術なしでの治療をお望みの場合は、ぜひ再生医療もご検討ください。
2020.07.01 -
- 免疫細胞療法
がん治療の選択肢は、医学の進歩とともに大きく広がっています。 その中でも「免疫療法」は、私たち自身の免疫力を活用する新しいアプローチとして、「第4の治療法」とも呼ばれ注目を集めています。 本記事では、免疫療法の基本的な仕組みから、メリット・デメリット、具体的な治療法の種類や費用について解説します。 免疫療法について理解を深め、治療を考える上での不安を解消したい方は、ぜひ参考にしてください。 免疫療法についてわかりやすく解説! ここでは、免疫療法について以下の観点からわかりやすく解説します。 免疫療法の仕組み 主な免疫療法の種類 私たちの体には、外から入ってきた細菌やウイルス、そして体の中で異常な細胞が発生した際に、「異物」と認識して攻撃し、排除しようとする「免疫」というシステムが備わっています。 免疫システムを活用した免疫療法について確認していきましょう。 免疫療法の仕組み 免疫療法は、人間に備わっている免疫機能を活用した治療法のことです。 がん細胞によって弱められたり、ブレーキをかけられたりしている免疫細胞の力を回復させ、再びがん細胞を攻撃できるようにする治療法です。 人間の持つ免疫システムは、体に侵入した細菌やウイルスを異物と認識し、攻撃・排除する働きをしています。 しかし、がん細胞は非常に巧妙で、免疫のブレーキ機能をうまく利用して免疫細胞からの攻撃をかわす場合があります。 免疫療法は、このようながん細胞の妨害を排除し、免疫細胞が再びがん細胞を攻撃できるように手助けする治療法です。 主な免疫療法の種類 免疫療法には「免疫力を高める方法」「免疫力の攻撃力を保つ方法」の2種類があります。 アプローチ 主な治療法 概要 免疫力を高める方法 NK細胞免疫療法 患者さま自身のNK細胞を体外で活性化・増殖させ、点滴で体内に戻す 免疫力を高める方法 エフェクターT細胞療法 患者さま自身のT細胞に遺伝子操作でがん認識力を付与し、増殖させて体内に戻す 免疫力の攻撃力を保つ方法 免疫チェックポイント阻害薬 がん細胞による免疫へのブレーキを薬剤で解除し、免疫細胞の攻撃力を回復させる 「免疫力を高める方法」は、患者さまご自身の免疫細胞(NK細胞やT細胞など)を一度体外に取り出し、その能力を強化したり数を増やしたりしてから体内に戻すもので「免疫細胞療法」とも呼ばれます。 一方、「免疫力の攻撃力を保つ方法」は、がん細胞が免疫細胞の攻撃から逃れるために利用する「ブレーキ」の仕組みを薬剤によって解除し、免疫細胞が本来の力を発揮できるようにする治療法です。 免疫療法のデメリット2つをわかりやすく解説 免疫療法は効果が期待できる一方で、以下の2つのデメリットが考えられます。 保険適用外で治療費が高い 自己免疫疾患の患者さまは受けられないケースもある それぞれのデメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。 保険適用外で治療費が高い 免疫療法の中には、まだ治療効果や安全性が科学的に十分に証明されておらず、国が定める標準治療として認められていないものも多くあります。 そのため、免疫治療の多くは公的医療保険の対象外(自由診療)となり、治療にかかる費用は全額患者さまの自己負担です。 例えば、NK細胞療法などの一部の免疫療法は、1回の治療で数十万円、治療計画によっては総額で数百万円に達することもあります。 当院リペアセルクリニックで提供している免疫細胞療法の料金は以下の通りです。 回数 料金(税込) 1回 385,000円 3回 1,155,000円 5回 2,310,000円 ただし、自由診療であっても、治療目的の医療費であれば確定申告の際に医療費控除の対象となり、税金の一部が還付される場合があります。 自己免疫疾患の患者さまは受けられないケースもある 自己免疫疾患をお持ちの患者さまは、免疫療法によって症状が悪化する可能性があるため、治療を受けられない場合があります。 自己免疫疾患とは、本来体を守るはずの免疫システムが、誤って自分自身の正常な細胞や組織を攻撃してしまう病気です。 そのため、免疫療法の治療前には、自己免疫疾患の既往歴や治療中の薬(免疫抑制剤など)について必ず医師に正確に伝えることが重要です。 ご自身の状態を正確に伝え、医師と十分に相談したうえで、適切な治療法を選択しましょう。 免疫療法のメリット3つをわかりやすく解説 免疫療法は、がん治療における新たな選択肢として注目されており主に3つのメリットが期待されています。 副作用リスクが少ない 高齢者や体力の低下した患者さまにも治療できる がんの標準治療と併用できる がん治療にはさまざまな方法がありますが、免疫療法は患者さまご自身の力を活用する点が特徴です。 これにより、従来の治療法が抱える課題を克服できる可能性があります。 副作用リスクが少ない 免疫療法は、ご自身の免疫細胞の力を利用してがん細胞を攻撃する力を高める治療のため、副作用リスクが少ないメリットがあります。 自身の免疫力を活用するため副作用が少ない 生活の質(QOL)を維持しやすい ただし、副作用が全くないわけではありません。 免疫が過剰に反応することで、皮膚のトラブルや倦怠感などの症状が現れる可能性があり、どのような副作用がいつ出るかの予測が難しい場合もあります。 高齢者や体力の低下した患者さまにも治療できる 免疫療法は、体に元々備わっている免疫機能を活用するため、正常な細胞へのダメージが少なく、身体への負担が比較的小さい治療法です。 正常な細胞へのダメージが少ない 通院治療が可能で入院不要な場合も 幅広い患者さまに検討できる選択肢 手術や抗がん剤治療・放射線治療といった標準治療は、効果が期待できる一方で、患者さまの体力的な負担が大きい場合があります。 免疫療法は、そのような患者さまに対しても、比較的身体への負担を抑えながら治療を行える可能性があります。 多くの場合、採血と点滴のみで治療を進めることができ、入院の必要がなく日常生活を送りながら通院での治療が可能です。 がんの標準治療と併用できる 免疫療法は、手術療法・化学療法(抗がん剤治療)、放射線治療といったがんの標準治療と組み合わせて行うことが可能です。 各治療の長所を活かし相乗効果が期待できる 再発や転移の抑制も期待できる さまざまながんに適応可能 免疫療法を従来のがん治療と組み合わせることで、それぞれの治療法の良い点を活かし、より高い治療効果を目指すことができます。 例えば、手術で目に見えるがん細胞を取り除いたあとに免疫療法を行うことで、体内に微量に残っている可能性のあるがん細胞を攻撃し、再発や転移のリスクを低減する効果が期待されます。 当院の免疫療法について 当院リペアセルクリニックでは、患者さまご自身の免疫細胞を活用する「高活性NK細胞免疫療法」をご提供しています。 血液中に存在するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)という、がん細胞やウイルス感染細胞を発見し攻撃する能力を持つ免疫細胞を用いた治療法です。 「高活性NK細胞免疫療法」により、がんの再発予防や、他の感染症などにもかかりにくい体づくりが期待できます。 ご自身の細胞を用いるため副作用が少なく、身体的負担も比較的小さいのが特徴で、日帰りでの治療が可能です。 まれに点滴後に一時的な微熱や注射部位の痛みが出ることがありますが、数日で自然に軽快します。 当院の高活性NK細胞免疫療法の費用は、以下の通りです。 回数 料金(税込) 1回 385,000円 3回 1,155,000円 5回 2,310,000円 免疫細胞療法による治療を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。 免疫療法とは免疫機能を活用した治療法のこと!向き不向きの見極めが重要 免疫療法には、免疫力を高める方法と免疫力の攻撃力を保つ方法の2つがあります。 主に以下のようなメリットがあります。 副作用リスクが少ない 高齢者や体力の低下した患者さまにも治療できる がんの標準治療と併用できる 一方、保険適用外で治療費が高額になる場合や、自己免疫疾患をお持ちの方は受けられないケースがあるなどのデメリットも存在します。 免疫療法は、全ての方に同じような効果が期待できるわけではありません。 ご自身の状態・がんの種類や進行度、そして治療法の特性をよく理解し、医師と十分に相談したうえで、適切な治療法を選択しましょう。
2020.06.30 -
- ひざ関節
- 再生治療
立ち仕事など膝の負担が大きい仕事の場合、膝のつらい痛みに耐えながら働き続けるのは難しいでしょう。 本記事では、膝が悪くてもできる仕事や、膝の症状が進行した場合の治療法についても紹介します。 膝が痛くても退職できない場合の対処法についても解説しているので、膝の痛みに悩まされている方はぜひ参考にしてください。 また、疾患による膝の痛みを治したいなら、手術や入院をせずに治療できる再生医療も選択肢の一つです。 当院リペアセルクリニックでは、膝の痛みの根本的な改善を目指せる治療として注目されている再生医療をご提供しています。 >>膝の痛みに対する実際の再生医療の症例はこちら 「膝の痛みを気にせず仕事したい」「長年膝の痛みに悩まされている」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 以下の動画では、実際に再生医療の治療を受け、変形性股関節症が改善した患者さまの症例を紹介しているため、こちらも併せてご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=iPHLbIXjPNk いきなり新しい治療を試すのは不安という方に対しても、当院では無料のカウンセリングも実施しており、治療内容や適応について丁寧にご説明いたします。 当院の公式LINEでは、再生医療の治療法や膝の痛みが改善した症例を配信しているので、手術を受ける前に再生医療について知っておきましょう。 ▼手術せずに膝の痛みを治したいなら >>公式LINE限定の再生医療に関する情報を見てみる 膝が悪くてもできる仕事は? 膝が悪くても続けられる仕事には、膝への負担が少ない座り仕事をすると良いでしょう。 膝を酷使する動きが少ない仕事を選ぶと、変形性膝関節症や膝の痛みを抱えていても、無理なく働き続けられます。 【膝が悪くてもできる仕事の例】 デスクワーク コールセンター業務 在宅ワーク 膝の痛みを抱えたまま仕事を選ぶ際は、膝への負担が少ない職種を選びましょう。 膝に負担がかかる動き 体を動かす仕事をしていると、膝を痛めてもすぐに休めない方もいるかもしれません。膝の痛みを抱えたまま仕事をする場合は、下記の膝に負担がかかる動きをなるべく避けて働きましょう。 【膝に負担がかかる動き】 しゃがむ、立ち上がる、座る動作を繰り返す 歩行中に急な方向転換する 長時間立ち続ける 重いものを運ぶ 膝が痛む原因は?考えられる疾患 膝が痛む原因として、下記の原因が考えられます。 変形性膝関節症 関節リウマチ 痛風 とくに仕事で膝を酷使している場合は、変形性膝関節症になるリスクが高いため、普段から膝の使い方に注意が必要です。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り関節が変形し、膝に痛みや腫れが生じる疾患です。 日常の動作で膝に強い負担をかけている、あるいは加齢や肥満などにより、軟骨が徐々にすり減っていきます。 軟骨がすり減ると、骨同士が直接こすれ合い、痛みや炎症が発生します。変形性膝関節症になってしまうと、膝の曲げ伸ばしが困難になり、生活に支障をきたすケースも少なくありません。 変形性膝関節症を予防するには、体重管理や膝に強い負担をかける動作を避けると良いでしょう。 関節リウマチ 関節リウマチは、自己免疫が関節の滑膜(かつまく)を攻撃し、炎症や腫れを引き起こす疾患です。 とくに膝を含む複数の関節に対して対称的に症状が現れるのが特徴で、女性に多く発症します。 関節のこわばりや痛み、腫れなどが主な症状です。関節リウマチが進行すると、膝の関節が破壊され、強い痛みや関節の変形が生じます。 治療には、炎症を抑える薬物療法や、関節の変形を防ぐためのリハビリを行います。 痛風 痛風は、体内に尿酸が蓄積し、関節に結晶が形成されて激しい痛みと腫れを引き起こす疾患です。 膝にも症状が現れ、発作的に強い痛みが生じます。 痛風の原因は高尿酸血症です。高プリン体の食品(レバー、魚卵、ビールなど)やアルコールの摂取、肥満やストレスも痛風のリスクを高めます。 治療には、尿酸値を下げる薬や、生活習慣の改善が推奨され、急性期の痛みには痛み止めが処方されます。 膝が悪い人が避けるべき仕事 膝が悪い人が避けるべき仕事として、負担が大きい動作を含む職種を紹介します。 大工や塗装業など立ち座りが多い仕事 歩行量が多い営業 利用者を抱える動作が多い看護師や介護士 立ちっぱなしが多いレジスタッフや接客業 膝の痛みを防ぐために転職を考えている場合は、参考にしてください。 大工や塗装業など立ち座りが多い仕事 大工や塗装業のように頻繁な立ち座りを必要とする仕事は、膝が悪い人には負担が大きくなります。 とくに重量物の持ち運びなどは膝への衝撃や圧力がかかるため、変形性膝関節症の方や膝痛を抱える人には不向きです。 また、不安定な姿勢を取りやすい作業環境では、膝の関節が不安定になり、関節の摩耗が進行するリスクも高まります。 膝への負担を避けるためには、膝のサポーターを利用するほか、作業時に無理のない姿勢を意識しましょう。 歩行量が多い営業 一日に多くの場所を歩き回る営業職は、膝が悪い人には負担が大きくおすすめできません。 長時間の歩行は膝に負担がかかり、膝関節の痛みや炎症を悪化させる原因となります。 とくに変形性膝関節症の場合は、膝を酷使することで進行を早めるリスクが高まります。 また、膝に不安があると外出先での移動がストレスになる場合もあります。 移動が多い業務が避けられない場合は、定期的な休憩を取るほか、サポーターを着用して膝の負担を軽減しましょう。 利用者を抱える動作が多い看護師や介護士 看護師や介護士などは、膝にかなりの負担をかけるため、膝が悪い人は注意が必要です。 利用者の移乗や移動をサポートする際、体重を支えるために膝を曲げたり踏ん張ったりする必要があります。 膝に痛みを抱える方がこうした動作を繰り返すと、症状が悪化する恐れが高まります。 膝を保護するため、適切な介助技術や補助機器の利用など、膝への負担を軽減する工夫をしましょう。 立ち仕事が中心のレジスタッフや接客業 レジスタッフや接客業など、長時間の立ち仕事が多い職種も膝が悪い人は避けた方が良いでしょう。 立った状態で長時間を過ごすと、膝の痛みや腫れが悪化することがあります。 とくに変形性膝関節症の方は、膝の軟骨が摩耗しているため、立ち続けると症状が進行しやすくなります。 職場での対策として、休憩時間に座って膝を休めることや、クッション性のある靴を履くこと、膝サポーターを着用することが有効です。 どんな症状がでたら受診すれば良い? 変形性膝関節症や関節リウマチ、痛風などの疾患は、どれも膝の痛みが主な症状です。 立ち上がるときや歩行時、階段時に膝が痛い 正座をすることができない 膝が完全に伸びきらない、曲がってしまう 膝に水が溜まっている 症状がみられる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 膝が痛くても退職できない場合はどうすればいい? 膝に負担がかかる仕事から転職したいけど、すぐには退職できない、そんなときは下記の対策を試してください。 症状が強くなる動きを避ける 肥満体型の場合は減量する 適度に膝関節を動かす 痛み止めを適度に使用する 膝の負担を減らす工夫をして、症状の悪化を防ぎましょう。 症状が強くなる動きを避ける 体が痛みを発するのは、炎症が起きている部位を守るための防御反応でもあります。 重量物の運搬や、利用者の移動の介助など、負担が大きい作業を続けるのは膝にとって良くありません。 負担を減らすための配置換えや、受け持ちの担当を変えてもらえないか上司や同僚に相談してみましょう。 肥満体型の場合は減量する 体重が重いとそれだけで膝への負担も大きくなり、過剰な負荷が膝の疾患の原因になります。 肥満による膝への負担を減らすためには、食事や適度な運動で体重管理を行うことが大切です。 食事はサラダや汁物、白米などバランスの取れた献立を意識した選び方をしたり、お弁当を作るなどして栄養バランス良く食事を取りましょう。 適度に膝関節を動かす 痛みが生じる動作は避けるべきですが、ずっと動かさずにいると可動域が狭くなる、筋力低下などのデメリットもあります。 早歩きや走る動作は、膝関節症の程度によっては痛みの悪化を引き起こすので、軽いウォーキングなどで適度に膝関節を動かしましょう。 痛み止めを使用する 膝関節症の保存療法として鎮痛薬での痛みのコントロールも行われます。 痛みは「それ以上の動きは膝関節を悪化させてしまう」という体からのサインですが、我慢を続けるのは生活にも支障をきたすため良くありません。 市販薬で一時的に痛みを抑えるのも良いですが、なるべく医療機関を受診して症状に合わせた鎮痛薬を処方してもらいましょう。 保存療法でも治らない!悪化した膝の痛みには再生医療を検討しよう 保存療法として鎮痛薬の内服、運動療法、食事療法をしていたとしても、膝の痛み症状が悪化する可能性はあります。 高齢の方であれば人工関節置換術、40-50歳など比較的若い方の場合には高位脛骨骨切術(脛骨を切って調整する手術)が推奨されるケースが多いです。 どちらの術式も全身麻酔で行うため、さまざまなリスクが伴うのはもちろん、術後の合併症や長期的なリハビリが必要になってきます。 手術によるリスクを避けたい方には、自分の細胞を活用して損傷した部位の修復を図る「再生医療」を検討してみましょう。 再生医療は手術による体への負担が少なく、自分の細胞を使うため副作用も少ないのが特徴です。 当院リペアセルクリニックでも、手術や入院をせずに膝の痛みを根本的に治療できる再生医療をご提供しています。 「現在の治療で期待した効果が出ていない」「手術せずに膝の痛みを治療したい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 ▼手術せずに膝の痛みを治したいなら >>公式LINE限定の再生医療に関する情報を見てみる 膝が悪くてもできる仕事についてのまとめ 膝の痛みは日常生活の動作や仕事での負担によって、症状が悪化しやすくなります。 膝に負担をかけにくい仕事としてはデスクワークなどが適していますが、膝の負担を減らすためにすぐ転職するのは難しい方もいらっしゃるでしょう。 仕事を続ける場合は、膝の負担を減らすために職場で相談するほか、適度に痛み止めを使用するのも有効です。 ただし痛み止めなどのセルフケアは一時的にとどめて、早めに医療機関を受診し、専門医に見てもらいましょう。 膝の痛みが進行し、保存療法では改善が見込めない場合には、手術を含む治療も考慮する必要があります。 当院リペアセルクリニックでは、手術せずに膝の痛みを根本的に治療できる再生医療をご提供しています。 「膝の痛みを気にせず仕事したい」「長年膝の痛みに悩まされている」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 また、当院の公式LINEでは、再生医療の治療法や膝の痛みが改善した症例を配信しているので、手術を受ける前に再生医療について知っておきましょう。 ▼手術せずに膝の痛みを治したいなら >>公式LINE限定の再生医療に関する情報を見てみる
2020.06.29 -
- 免疫細胞療法
免疫力のアップには、お風呂がおすすめです。 特別なことは必要なく、日常生活の中でできる免疫力アップなので、今日からすぐに取り入れられます。 免疫疫力をアップできる正しい入浴法や注意点を紹介するので、ぜひ毎日のお風呂タイムで実践してみてください。 お風呂が免疫力アップに期待できる理由 お風呂が免疫力アップに期待できる理由は、以下の通りです。 体温を上げることで免疫力の働きが活発になる 体が温まることで腸の働きが活発になり免疫細胞が活性化される ストレス解消によって副交感神経が優位になることでリンパ球が増加する 免疫細胞が正常に動ける体温である36.5°Cから1度上がれば5~6倍ほど免疫力がアップするといわれています。 体温が低いと血液の流れが悪くなり、酸素や栄養など身体に必要なものが隅々まで行き渡らなくなるので、免疫力向上のためには体温を上げることが重要です。 また、体温が上がり汗をかくと体内にたまっていた老廃物が排出され、リンパの流れが促進されることで体内に侵入したウイルスや細菌に対して免疫細胞が作用しやすくなる効果も期待できます。 以下の記事では、免疫力が低下するリスクについて詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。 お風呂で免疫力をアップさせる正しい入浴法 ただお風呂に入れば良いわけではなく、正しい入浴法が効果的に免疫力をアップさせます。 どのように入浴すれば良いのか、以下4つの正しい入浴法を参考にしてください。 約40℃のお風呂に10~15分つかる 肩までお風呂につかる(全身浴) お風呂の前後に水を飲む 入浴剤を活用する 以下では、免疫力アップが目指せる正しい入浴方法について詳しく解説していきます。 約40°Cのお風呂に10〜15分つかる 免疫力をアップさせるには、40℃程度のお風呂に10分から15分ほどつかりましょう。 体温を上げて免疫力をアップさせるには、皮膚の温度が上がるだけでは不十分で、身体の芯から温める必要があります。 しかし、お風呂の温度は、低すぎても高すぎても良くないため、約40°Cを目安にしましょう。 温度が低すぎる場合:身体が十分に温まらず血行促進の効果がみられにくい 温度が高すぎる場合:交感神経が刺激され、身体にとってストレスになるため逆効果になる また、お風呂につかる時間は長すぎても逆効果になり、のぼせたり熱中症になったりする危険があるため注意が必要です。 肩までお風呂につかる(全身浴) 免疫力のアップには、半身浴よりも全身浴がおすすめです。 身体を温めることが大切なので、全身を温めるほうが高い効果を期待できます。 また、お湯の浮力で身体が浮くと筋肉を緩ませ、水圧で心肺機能の促進に役立つなどメリットも多いので、肩までお風呂につかりましょう。 お風呂の前後に水を飲む 免疫力向上のためにはお風呂の前後に水を飲むことも重要です。 体温の上昇で汗をかくと、新陳代謝の促進になる反面、脱水が原因で血液がドロドロになり血流を悪くする可能性があります。 血流が悪くなるのを防ぐために、入浴前後に水分補給しておきましょう。 また、冷たい水はせっかく上がった体温を下げてしまうため、コップ1杯程度の水を常温で飲むのが望ましいです。 入浴剤を活用する リラックスできると自律神経のバランスが整い免疫力がアップ効果が期待できるため、好きな香りの入浴剤を使ってみましょう。 自律神経のバランスが崩れると免疫力の低下リスクが高まるため、バランスの維持が大切です。 健康な人の白血球は、約5~6割が顆粒球、約4割がリンパ球といった状態でバランスが保たれています。 自律神経をバランス良く保つには、ストレス発散やリラックスできる状態が効果的といわれています。 免疫力アップのためにお風呂に入るときの注意点 お風呂で免疫力アップをめざすなら、気をつけなければならないことがあります。 以下2点の注意点を押さえて、効果的な入浴をしましょう。 熱すぎるお湯は逆効果になる可能性も 入浴後に身体を冷やさない 熱すぎるお湯は逆効果になる可能性も 体温を上げるためにお風呂につかりますが、お湯が熱すぎると免疫力アップの効果が期待できないだけでなく、さまざまな問題があります。 熱すぎるお湯につかると、熱中症や脱水症をおこす危険性があります。 また、熱いお湯に短時間だけつかった場合には、皮膚表面の温度は上がりますが、内臓の温度はほとんど変化しません。 お風呂で免疫力をアップさせるには、40℃程度のお湯に10〜15分つかるのがポイントです。 入浴後に身体を冷やさない 入浴後にエアコンの効いた部屋や冷たい飲み物によって身体を冷やすと免疫アップの効果が減少するため注意が必要です。 免疫細胞が正常に活動できる36.5°Cから体温が1°C下がるだけでも、免疫機能の働きが約30%低下するといわれています。 せっかくお風呂につかって体温を上げても、入浴後に身体を冷やしてしまうと体温は急速に下がり、免疫力の低下につながります。 入浴後の急激な体温低下は避けるようにしましょう。 お風呂以外に免疫力を高める「免疫細胞療法」について より免疫力を高めたいと考えている方はお風呂以外にも、免疫細胞療法による免疫力向上を検討しましょう。 免疫細胞療法は、免疫細胞を患者さまの血液から取り出し、培養して活性化した状態で体内に戻す再生医療の一つです。 自己細胞であるため副作用が少なく、身体に大きな負担をかけずに免疫力を高められます。 免疫力を高めようとすると、まず免疫力が低下する原因を排除しようと考える方が多いでしょう。 しかし、睡眠不足や不規則な食事、ストレスなど、免疫力を低下させる原因は生活の中にあふれていて、完全に排除できるものではありません。 積極的に免疫力を高める方法として、簡単に免疫力アップが図れる免疫細胞療法が注目されています。 身体に大きな負担がかかる治療ではないので、免疫力の低下が気になる方は、免疫細胞療法をご検討ください。 【まとめ】免疫力をお風呂で高めるなら正しい入浴法を実践しよう お風呂は、体温の向上やストレス解消につながり、免疫力アップに良い影響を与えます。 免疫力アップのためにも、本記事を参考に正しい入浴方法を実践してみましょう。 また、お風呂以外で免疫力を高める方法として、再生医療の一つである免疫細胞療法をご検討ください。 当院リペアセルクリニックでは、がん治療にも用いられる「高活性NK細胞免疫療法」をご提供しています。 「簡単に免疫力を高めたい」という方は、ぜひ当院へお問い合わせください。
2020.06.29 -
- ひざ関節
- 再生治療
変形性膝関節症の手術は、いつ受けるべきなのか、そのタイミングについて多くの患者さまが悩まれるポイントです。 痛みがあっても日常生活をなんとか送れている場合や、保存療法である程度の効果を感じている場合は、とくに判断が難しいものです。 本記事では、変形性膝関節症の手術のタイミングを判断するための3つの重要な基準と、手術前に確認すべきことを詳しく解説します。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性膝関節症を手術せずに治療できる可能性がある再生医療に関する情報を公開しています。 「手術をせずに治療したい」という方は、手術のタイミングを決める前に再生医療とはどのような治療かご覧ください。 変形性膝関節症の手術のタイミングを決める判断基準 変形性膝関節症の治療では、まず保存療法から始めるのが一般的ですが、手術を検討するべきタイミングは個人の症状や状態によって異なります。 主な判断基準には以下の3つがあります。 保存療法で改善が見られない 日常生活に支障が出ている 進行度がグレード3以上 これらの基準は互いに関連しており、どれか一つだけでなく、複数の要素を総合的に判断することが重要です。 保存療法で6ヶ月程度、改善が見られない 変形性膝関節症の治療では、まず保存療法(薬物療法、理学療法、装具療法など)から始めるのが一般的です。 しかし、保存療法を6ヶ月程度継続しても痛みや炎症の症状に改善が見られない場合は、手術を検討するタイミングと言えます。 また、保存療法は症状を緩和することはできても根本的な治療ではありません。 十分な効果が得られない場合や、症状の再発を繰り返す場合には、より積極的な治療法として手術が選択肢となります。 医師と相談しながら、症状の経過と治療効果を評価することが大切です。 日常生活に支障が出ている 変形性膝関節症の痛みが日常生活に明らかな支障をきたしている場合は、手術を検討する重要な判断基準となります。 たとえば、歩行困難、階段の昇り降りができない、長時間立っていられない、夜間痛で睡眠が妨げられるなどの症状がある場合です。 これらの症状は生活の質を著しく低下させるだけでなく、膝関節の軟骨がさらに損傷し、骨自体にも悪影響を及ぼしている可能性があります。 症状が悪化する前に専門医に相談することをおすすめします。 進行度がグレード3以上 変形性膝関節症の進行度は、レントゲン画像に基づいて「グレード0〜4」の5段階で評価されます。 グレード3は関節の隙間が明らかに狭くなり、骨棘(こつきょく:骨の端に形成される突起)が顕著に見られる状態です。 この段階になると、軟骨のほとんどが摩耗しており、医師から手術を提案されるケースが増えます。 グレード4になると骨と骨が直接ぶつかる状態となり、痛みがさらに強くなります。 ただし、グレードのみで判断せず、痛みの程度や日常生活への影響も含めて総合的に判断することが重要です。 変形性膝関節症の手術前に確認すべきこと 変形性膝関節症の手術を受ける決断をされた場合、手術に向けて準備を進める前に、いくつかの重要な確認事項があります。 とくに以下の2点については、手術を受ける前に確認しておきましょう。 術後の日常生活への影響 合併症の可能性 これらは手術の種類や個人の状態によって大きく異なるため、自分の場合はどうなのか、具体的に確認しておくことが重要です。 それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。 術後の日常生活への影響 変形性膝関節症の手術を検討する際は、術後の日常生活にどのような影響があるのかを事前に確認しておきましょう。 手術の種類や個人の状態によって回復期間や制限は異なりますが、一般的には以下のような点に注意が必要です。 日常生活への影響 詳細 体重管理 体重の増加は膝への負担が増えるため注意 感染症対策 人工関節は感染に弱いため、手洗い・うがいの徹底や歯科疾患や水虫などの早期治療が必要 深く曲げる動作の制限 正座などの膝を深く曲げる動作は避ける 負担が大きい運動の回避 ウォーキングや水泳などの低負荷の運動を選ぶ 靴の選択 ヒールが低く幅広い、安定した靴を履く リハビリ期間の確保 術後1〜2ヶ月程度の継続的なリハビリが必要 これらの生活上の配慮を理解し、術後の生活環境を整えておくことで回復をスムーズに進め、人工関節の寿命を延ばせます。 合併症の可能性 どのような手術にも合併症のリスクは存在するため、変形性膝関節症の手術を受ける前に、起こりうる合併症について理解しておくことが大切です。 主に以下のような合併症が考えられます。 傷口の感染 血栓症(深部静脈血栓症や肺塞栓症) 神経や血管の損傷 関節の硬直(拘縮) とくに人工関節置換術では、人工関節のゆるみや脱臼、摩耗、アレルギー反応といった特有の合併症も考えられます。 年齢や持病によってもリスクは変わるため、個人の状態に応じた詳しい説明を医師から受け、メリットとリスクを十分に比較検討することが重要です。 変形性膝関節症の手術のメリット・デメリット 変形性膝関節症の手術を検討する際には、以下のメリットとデメリットの両方を理解してから判断することが大切です。 手術のメリット 手術のデメリット 手術には患者さまの状態を大きく改善する可能性がある一方で、リスクや回復期間の問題もあります。 ここではメリットとデメリットの両方を詳しく解説します。 メリット|症状や生活の質が改善する 変形性膝関節症の手術には、症状や生活の質を大きく改善する以下のようなメリットがあります。 手術のメリット 詳細 痛みの大幅な緩和 傷んだ軟骨や骨を除去することで大幅な痛みの軽減が期待できる 関節機能の回復 変形した関節が修復または置換され、膝の動きが改善する 姿勢の改善 膝の変形が矯正され姿勢が良くなり、他の関節への過剰な負担が軽減される 生活の質の向上 痛みの軽減と可動域の改善により、生活の質が全体的に向上する 長期的な安定 人工関節置換術では、適切なケアを行えば10年以上安定した状態が維持できる 手術によって得られるこれらのメリットは、保存療法では得られない効果です。 デメリット|感染症のリスク 一方で、手術には以下のようなデメリットやリスクも存在します。 手術のデメリット 詳細 感染症リスク 傷口から細菌が入り込み感染症を引き起こす可能性がある 回復期間の長さ 腫れや痛みがあり、リハビリが必要で、日常生活への完全復帰までには数ヶ月かかることがある 人工関節の摩耗と緩み 人工関節置換術では、時間の経過とともに緩みや摩耗が生じ、再手術が必要になる場合がある 活動制限の必要性 人工関節置換術後は、激しいスポーツや膝を深く曲げる動作を避けるなど、一定の活動制限が生じる 合併症の可能性 血栓症や神経損傷など、手術に伴う合併症のリスクがある これらのデメリットを理解した上で、自分の症状や生活スタイル、年齢などを考慮し、医師と十分に相談して手術を検討することが重要です。 変形性膝関節症を手術しないで治療するなら再生医療も選択肢の一つ 変形性膝関節症を手術せずに治療する方法として、再生医療が注目されています。 再生医療では、主な治療法として幹細胞治療とPRP(多血小板血漿)療法があり、どちらも体への負担が小さいのが特徴です。 幹細胞治療:患者さまから採取・培養した幹細胞を患部に注入 PRP療法:患者さまの血液から採取し濃縮した、成長因子を含む液体を膝関節内に注入 治療法については以下の動画でも解説しています。 \幹細胞治療とPRP療法の特徴についての解説はこちら/ 手術をせずに変形性膝関節症の治療法をお探しの方は、当院「リペアセルクリニック」へお気軽にお問い合わせください。 再生医療についての詳細は、公式LINEでも解説していますので、ぜひ併せて参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 変形性膝関節症の手術のタイミングによくある質問 変形性膝関節症の手術を検討する際に、多くの患者さまが抱える疑問にお答えします。 変形性膝関節症の手術後の入院期間は? 変形性膝関節症の手術の成功率は? 手術のタイミングだけでなく、入院期間や成功率、さらには手術以外の選択肢について、専門的な観点から解説します。 変形性膝関節症の手術後の入院期間は? 人工関節全置換術の場合は通常2〜3週間程度の入院が必要です。 一方、関節鏡手術など負担の少ない手術では1週間程度、部分置換術では10日〜2週間程度が一般的です。 高齢の方や合併症がある場合はさらに長くなることもあります。 退院後も外来でのリハビリテーションが継続的に必要となるため、全体の治療期間を考慮した準備が大切です。 変形性膝関節症の手術の成功率は? 変形性膝関節症の手術の成功率は90%以上です。 手術を受けた患者さまは痛みの軽減と機能改善を実感できるケースが多いです。 とくに人工関節置換術は確立された手術法で、適切な症例選択と術後ケアがなされれば良好な結果が期待できます。 ただし「成功」の定義は患者さまごとに異なり、完全な痛みの消失を期待する方もいれば、日常生活の改善を重視する方もいます。 年齢や活動レベル、関節の状態なども成功率に影響するため、事前に医師と十分に相談し、納得した上で手術を受けることが大切です。 変形性膝関節症の手術のタイミングは3つの判断基準から医師と相談しよう 変形性膝関節症の手術のタイミングは、以下の3つの判断基準を総合的に考慮して決めることが重要です。 保存療法で改善が見られない 日常生活に支障が出ている 進行度がグレード3以上 手術には痛みの緩和や機能回復といった大きなメリットがある一方、回復期間や合併症などのデメリットもあります。 手術前には、術後の生活への影響や合併症の可能性をしっかり理解しておきましょう。 また、手術以外の選択肢として再生医療も注目されています。 以下の動画では、実際に当院で再生医療の治療を受け、変形性膝関節症が改善した患者さまの症例を紹介しているため、参考にしてください。 変形性膝関節症に対する当院の再生医療の症例紹介は、こちらからもご確認いただけますので、併せてご確認ください。 ご自身の症状やライフスタイルに合わせて、医師と十分に相談した上で治療法を選択することをおすすめします。
2020.06.28 -
- 肘
- 再生治療
「子供を抱っこすると肘が痛いのはなぜ?」 子供を抱っこする機会が多い保育士の方で、上記のようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか? 本記事では、抱っこで肘が痛くなる原因について詳しく解説します。 治療法についても解説しているので、肘の痛みにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。 また、肘の痛みが長引いている方は、先端医療である再生医療も選択肢の一つです。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、肘の痛みを手術せずに治療できる再生医療に関する情報を配信しております。 「肘の痛みを早く治したい」という方は、ぜひ再生医療について確認してみてください。 >再生医療による肘関節の症例はこちら 抱っこで肘が痛い!肘を傷める保育士が多い理由 保育士の仕事をしている方の中には、肘が痛いという悩みを抱えている方も多くいるでしょう。 保育士で肘が痛い方が多い原因や、考えられる疾患について解説します。 保育士で肘が痛い人が多い原因 保育士で肘が痛い人に多い疾患「上腕骨外側上顆炎」とは 上腕骨外側上顆炎の治療方法 たくさんの小さな子供を相手する保育士の仕事は、肉体的にもハードな仕事です。 痛みがある場合は、無理をせずに医療機関を受診しましょう。 保育士で肘が痛い人が多い原因 保育士で肘が痛い方が多い原因として、小さな子供を抱っこする機会が多いことが挙げられます。 0歳から2歳児を担当する場合は、毎日たくさんの子供を何度も抱っこすることで、肘や腕に負担がかかってしまいます。 小さな子供とはいえ、5キロ前後の体重がある子供を何度も抱っこしていると体に大きな負担となり、痛みの原因となる可能性が高いです。 特に肘や腕には大きな負担がかかるため、腕を酷使する状態が続くことで肘を痛めてしまうケースも少なくありません。 保育士で肘が痛い人に多い疾患「上腕骨外側上顆炎」とは 抱っこで肘が痛くなる場合、上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)の可能性が考えられます。 肘の外側の出っ張りの部分である上腕骨外側上顆は、手首を動かしたり指を伸ばしたりする筋肉や関節と繋がっています。 抱っこによって、肘や腕を酷使することで、筋肉や関節の付け根の部分(腱)に過度の負担がかかって炎症を起こしてしまうことがあります。 この炎症によって、肘に痛みが生じます。 上腕骨外側上顆炎はテニス選手に多いことから「テニス肘」といわれることがありますが、保育士のように腕を酷使する職業の方も発症する疾患です。 \上腕骨外側上顆炎に関する内容を公開中/ https://youtu.be/jy2_O_mEvGI?si=kBO9aHALxCLetB6p 上腕骨外側上顆炎の治療方法について 保育士で肘が痛いという悩みを抱えている方の中には、治療を受けずに痛みを我慢しながら仕事をしている方もいると思います。 しかし、悪化すると改善するまでに期間が長くかかってしまったり、改善するのが難しくなったりするので早めに医療機関を受診して治療を受けるのがおすすめです。 主な治療法は、以下の通りです。 薬(非ステロイドの消炎鎮痛剤)の服用 温熱療法 ストレッチ ステロイド注射 体外衝撃波治療 手術療法 上腕骨外側上顆炎の症状が軽い場合は、飲み薬(非ステロイドの消炎鎮痛剤)によって、痛みや炎症の緩和を図ります。 痛みが慢性化している場合は、温熱療法やストレッチなどを行うことが一般的です。 上記の治療を継続的に行なっても改善がみられず、症状が悪化していく場合は手術が検討されるケースもあります。 抱っこで肘が痛いときは早期に医療機関を受診して治療を受けましょう 保育士の方で肘の痛みが続いている場合、肘の外側が炎症している「上腕骨外側上顆炎」の可能性が考えられます。 薬の内服やストレッチなどの保存療法で痛みが改善しない場合、手術療法を勧められるケースもゼロではありません。 しかし、手術によるリスクや長期的なリハビリを理由に「手術をしたくない」という方もいるでしょう。 近年では、肘の痛みを手術せずに治療できる再生医療が注目されています。 【再生医療をこんな方におすすめ】 肘の痛みを手術せずに治したい 現在の治療やリハビリを継続すべきかわからない 再生医療は、患者様の細胞や血液を用いた治療のため、アレルギーや拒絶反応などのリスクが少ないです。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、肘の痛みにも有効な再生医療に関する情報を無料で配信しております。 「大きな手術をせずに治療したい」「肘の痛みを根本的に治したい」という方は、ぜひ再生医療について確認してみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ ▼こちらもご参照ください
2020.06.28 -
- 再生治療
バレエの練習や本番中に股関節の違和感や痛みを感じたことがある方も多くいらっしゃるかと思います。 その痛みは、一時的な疲労ではなく、身体の使い方や関節への過度な負担が原因かもしれません。 特に中高生のバレリーナにとって、コンクールや発表会を控えた時期に痛みを抱えることは大きな不安材料となります。 本記事では、バレエにおける股関節痛の主な原因から・セルフチェック方法・予防・改善のためのケアをわかりやすく解説します。 正しい知識と対策を身につけることで、痛みと上手に向き合い、パフォーマンスを落とすことなく安全に踊り続けるための第一歩を踏み出しましょう。 また当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、バレエにおける股関節痛に不安を持つ方に向けて、再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 以下の動画では、実際に再生医療の治療を受け、改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 https://www.youtube.com/watch?v=BHolmSBFDzo >>その他の股関節痛に関する症例はこちら 手術を回避し、いち早くバレエへ復帰したい方はぜひご確認ください。 バレエ中に股関節が痛くなる原因 バレエ中に股関節が痛くなる主な原因は、過度な外旋動作や脚を高く上げる動作によって、股関節の前面に過剰な負荷がかかるためです。 バレエでは「ターンアウト(外旋)」と呼ばれる動作を多用しますが、この動作は解剖学的に見て自然な可動域を超えることが多く、関節唇や軟骨に負担をかけることがあります。 特に、アラベスクやデヴロッペなど脚を高く持ち上げる振付では、大腿骨と骨盤の接触が強まり、股関節唇損傷のリスクが高まります。 また成長期のバレリーナでは骨格が未成熟なため、筋力不足や柔軟性の過不足が痛みに直結しやすくなる場合も。 上記の症状はひどくなると手術療法が必要となることもあるため、早期発見が大切になってきます。 バレエによる股関節痛のセルフチェック方法 股関節の痛みを感じた際は、まず原因となる動作や部位を把握することが重要です。 具体的には、以下のチェックポイントを参考に、自分の身体の状態を確認しましょう。 痛みが出る動作は何か(例:アラセゴンドで脚を上げる、ターンアウト時) 痛む部位は前面か側面か、片側か両側か 練習後に痛みが強くなるのか、動作中に痛むのか 休養により痛みが軽減するか セルフチェックの結果、痛みが強い・継続する・可動域が明らかに低下しているなどの場合は、無理に練習を続けず、早期に医療機関を受診することが重要です。 バレエによる股関節痛におすすめのセルフケア&ストレッチ方法 股関節痛の予防・改善には、正しいセルフケアとストレッチが効果的です。 以下はおすすめのセルフケア方法なので、ぜひ参考にしてみてください。 大腿四頭筋と腸腰筋のストレッチ ↳股関節前面の緊張をほぐすことで、インピンジメントの予防につながる 中臀筋の活性化トレーニング ↳骨盤の安定性を高め、脚の動作時に股関節にかかる負担を軽減する フォームローラーによる筋膜リリース ↳筋膜の癒着を解消し、柔軟性を高めることで動作がスムーズになる 上記のケアは、練習前後に5〜10分程度実施するのが効果的です。 特に中高生の成長期においては、日々のルーティンとして取り入れることで怪我の予防にもつながります。 バレエで股関節に痛みがある場合の治療法 バレエで股関節に痛みがある場合、変形性股関節症・弾発股・股関節唇損傷で痛みが生じている際は手術療法が必要になるケースもあります。 保存療法も可能ですが、状態によってはすでに炎症や骨の摩耗が進行しており、手術療法一択となることも。 先天性股関節脱臼は、1歳未満であれば器具による矯正を行えますが、1歳以上では手術療法となります。 悪化してしまうと、手術以外の選択肢がなくなってしまうことになります。 手術は全身麻酔などリスクも高く、術式によっては動作の制限が必要になることもあるため、バレリーナにとっては避けたい状況です。 近年再生医療が発展してきており、幹細胞を使用した侵襲や副作用の少ない方法が確立されています。 従来の方法に加え、「再生医療」も治療の選択肢にいれて治療法を選ぶことで治療の幅が広がります。 痛みが続く場合に検討したい再生医療という選択肢 一般的な治療で改善が見られない場合、再生医療という選択肢も検討できます。 再生医療とは、自身の幹細胞や血小板を活用して、損傷した組織の回復を促す治療法です。 具体的には「PRP療法(多血小板血漿注入)」や「幹細胞治療」などがあり、特に再手術を避けたいアスリートや、長期間痛みに悩まされている方に活用されています。 リペアセルクリニックでは、股関節の軟骨損傷や炎症に対して、自己組織由来の細胞を用いた治療を実施しております。 再生医療は、手術に頼らず回復を目指す手段として注目を集めています。 バレエによる股関節痛は「原因を知る」ことが痛み改善の第一歩 バレエによる股関節の痛みは、適切な知識と対処法を知ることで改善が可能です。 原因を正確に把握し、それに応じたセルフケアや治療法を選択することで、痛みをコントロールしながら安全に練習を継続することができます。 特に中高生のバレリーナにとっては、将来のパフォーマンス向上と怪我の予防という両面から、早期の対策が重要です。 また、通常の保存療法や理学療法で改善が見られないケースでは、リペアセルクリニックが提供する再生医療という選択肢があります。 自分自身の幹細胞や血小板を利用した治療は、手術に頼らずに自然治癒力を高めるもので、成長期のダンサーや将来のパフォーマンスを考えるバレリーナにとって、身体への負担が少ない画期的な方法です。 リペアセルクリニックでは、個別の症例に応じたオーダーメイドの医療プランを提供しており、「練習を休まずに治療したい」「将来も踊り続けたい」と願うバレエダンサーにおすすめです。 丁寧な診療と専門的なカウンセリング体制により、初めて再生医療を受ける方でも安心して相談できます。 パフォーマンスを落とさずバレエを踊り続けるためにも、ぜひリペアセルクリニックの無料カウンセリングを検討してみてください。
2020.06.27 -
- 幹細胞治療
- 肝疾患
- 再生治療
「健康診断で肝機能の数値が悪いと言われた」「疲れやすくて肝臓が心配」という不安を抱えている方にとって、肝臓機能が回復するまでの期間についてが気になるポイントではないでしょうか。 結論から言えば、肝臓機能の回復にどのくらいかかるかは症状や状態、原因によって異なります。 脂肪肝、アルコール性肝炎、薬物性肝障害、慢性肝炎など、肝機能低下の原因はさまざまで、それぞれに適した対処が必要です。 さらに肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、症状が表に出にくいため、気づいたときにはすでに機能が低下していたというケースも少なくありません。 放置してしまうと、慢性化や肝硬変、さらには肝がんへと進行するリスクもあるため、早期の対応が重要です。 この記事では肝臓機能が回復するまでの期間や改善を目指す方法まで紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。 「どれくらいで治るのか」「今の状態は放っておいても大丈夫なのか」と気になっている方は、ぜひ参考にしてください。 また肝臓の状態を改善を目指すなら、再生医療も選択肢の一つになります。 詳しい症例や治療法については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、一度ご確認ください。 肝臓機能はどのくらいで回復する?【原因別の期間目安】 肝臓機能は症状や原因によって回復期間が異なります。 脂肪肝 アルコール性肝炎・肝障害 薬物性肝障害 ウイルス性肝炎・肝硬変 アルコール性肝硬変 症状によっては回復ではなく、症状の進行を抑制することが目的となる場合もあります。 原因別に回復期間の目安をチェックしましょう。 脂肪肝|生活習慣改善で約1〜3ヶ月が目安 脂肪肝の肝臓機能回復までの期間は、生活習慣を改善することで、約1~3ヶ月が目安とされています。 生活習慣の改善は、日常生活においてバランスのとれた食事、適度な運動、禁酒、十分な休養と睡眠が必要です。 とくに肥満は脂肪肝の主要な原因の一つであるため、適切な体重管理が不可欠です。 ただし、急激な減量は肝機能を悪化させる可能性があるため、医師の指導のもとで段階的に行いましょう。 脂肪肝の改善の程度や期間には個人差があるため、定期的な血液検査により肝機能の変化を確認しながら治療を進めることをおすすめします。 アルコール性肝炎・肝障害|禁酒後2週間〜1ヶ月 アルコール性肝炎や肝障害の回復期間について、軽度の症状であれば禁酒後約2週間〜1ヶ月で血液検査数値が正常化する場合があります。 アルコール性肝炎や肝障害の回復には、完全な禁酒が最も重要です。 軽度の場合は、禁酒の継続により2週間〜1ヶ月で肝機能検査値の改善がみられる場合があります。 一方、重度の肝障害では回復により長期間を要し、完全な回復が困難なこともあります。 禁酒の継続が困難な場合は、アルコール依存症の専門治療も検討しましょう。 薬物性肝障害|中止後、数週間から数か月程度 薬物性肝障害は、服用している薬物を中止してから数週間から数カ月程度で改善がみられます。 服用している薬の種類や服用期間、肝臓障害の度合いによって回復期間は異なるため注意が必要です。 代表的な薬の種類は、解熱消炎鎮痛薬、抗がん剤、抗真菌薬(水虫や真菌症の飲み薬)、漢方薬などがあります。 薬物性肝障害は発症のパターンが複数あり、服用量に比例して起こる場合(用量依存性)と、少量でも特定の体質の人に起こる場合(特異体質性)があります。 そのため、薬物による肝障害が疑われる場合は、服用している薬剤の種類や量に関わらず、速やかに処方医に相談し適切な対応を受けてください。 ウイルス性肝炎・肝硬変|回復ではなく進行抑制が目的 ウイルス性肝炎や肝硬変は発症すると回復することが難しくなるため、回復ではなく進行抑制が目的となります。 肝臓に負担をかける不規則な食生活や過度な飲酒、肥満体質などは症状が悪化する可能性があるため、早期改善が必要です。 抗ウイルス薬でウイルスの増殖を抑える治療法や、ウイルスの排除が難しい場合は内服薬や注射により進行を抑えます。 抗ウイルス薬によりウイルスの排除や増殖抑制を目指す治療を行いますが、完全排除が困難な場合には内服薬や注射薬により病気の進行を抑制します。 アルコール性肝硬変|回復ではなく延命管理が中心 アルコール性肝炎や肝障害は回復する見込みがありますが、アルコール性肝硬変は回復が困難となるため、延命管理が中心となります。 アルコール性肝硬変を発症すると、元の状態に戻ることはほとんどありません。 肝硬変の進行を大幅に遅らせるには、禁酒を徹底することが重要です。 また、栄養状態の改善や、腹水・黄疸といった肝硬変の合併症の管理も必要となります。 定期的な検査により肝がんの早期発見にも努め、可能な限り良好な生活を送ることを目指します。 肝機能回復に有効とされる基本的な治療法 肝機能回復に有効とされる基本的な治療法は以下のとおりです。 生活習慣の改善 薬物療法 再生医療 まずは生活習慣の改善が重要ですが、薬物療法や再生医療も詳しく解説していきますので、参考にしてください。 まずは生活習慣の改善|禁酒・食事・運動が基本 治療を行う前に、まずは禁酒、食生活の見直し、適度な運動が基本となります。 バランスの取れた食事 ビタミンやミネラルの摂取 食物繊維の摂取 禁酒 適度な運動 十分な睡眠 ストレス管理 肝機能障害の原因が脂肪肝であれば、ビタミンやミネラルを豊富に含んだ食事や食物繊維の摂取、適度な運動が必要です。 アルコール性肝炎であれば、禁酒・断酒、ウイルス性肝炎では飲み薬で治療を行います。 薬剤性の肝機能障害であれば、原因となっている薬やサプリメントを中止することで改善する可能性があります。 薬物療法 肝機能回復に有効とされる治療法として薬物療法があります。 肝庇護薬を用いた薬物療法の目的は、肝細胞の保護や肝機能の改善、肝炎の進行抑制です。 肝庇護薬には主にウルソデオキシコール酸やグリチルリチン製剤などの医薬品があり、補助的にオルニチンやシリマリンなどのサプリメントが用いられることもあります。 ほかにも、ウイルスを攻撃するインターフェロンやウイルスの増殖を抑える核酸アナログ製剤といった杭ウイルス療法もあります。 再生医療 肝機能回復には、再生医療という選択肢もあります。 再生医療の幹細胞治療では、患者さま自身の血液から幹細胞を採取し、培養後に点滴をします。 自己由来の幹細胞を使用するため、拒絶反応やアレルギーのリスクが低いのが特徴です。 詳しい症例や治療法についてはLINEでも紹介していますので、以下リンクよりご覧ください。/p> \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 【まとめ】肝機能の回復期間は原因と重症度によって変わる!原因に応じた対応をしよう 肝機能障害の治療法と回復期間は、原因や重症度によって大きく異なります。 軽度であれば禁酒や食事療法などの生活習慣改善により改善が期待できますが、進行した場合には薬物療法も併用します。 ただし、肝硬変まで進行すると元の状態に戻るのが難しくなるため、早期発見、早期治療が重要です。 肝機能障害には、薬物療法の他に再生医療という選択肢もあります。 以下のページでは、当院の再生医療によって、脂肪肝や肝硬変の改善が見られた症例を公開しています。 >再生医療による肝疾患の症例はこちら 肝機能に不安がある方や、現在の治療法について相談したい方は当院「リペアセルクリニック」のLINEまたは電話相談をご利用ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.06.27 -
- 免疫細胞療法
「最近、風邪をひきやすくなった」「疲れがなかなか抜けない」とお悩みの方は、免疫力が低下しているかもしれません。 女性の免疫力が低下する主な原因は、女性ホルモンや自律神経の乱れです。 ストレスや無理なダイエット、月経、妊娠など女性ならではの出来事と深く関わっています。 この記事では、女性の免疫力が低下する原因や免疫力の低下を防ぐ方法を紹介します。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、免疫力向上や維持を目指す再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 「風邪をひきやすい」「体調を崩しやすい」と感じている方は、体の内側から整える治療法について、ぜひご確認ください。 女性に多い免疫力低下の原因 女性に多い免疫力低下の原因は、以下の通りです。 女性ホルモンによる自律神経の乱れ 月経周期による変動 妊娠・出産 更年期によるエストロゲンの低下 過度なダイエットによる栄養不足 睡眠不足 免疫力の低下は、風邪などの感染症にかかりやすくなるだけでなく、さまざまな病気のリスクを高める要因となります。 とくに女性は、ホルモンバランスやライフステージの変化などにより、免疫機能が不安定になりやすい傾向があります。 自身の生活や体調を振り返りながら、免疫力が低下している原因を見つけましょう。 女性ホルモンによる自律神経の乱れ 女性ホルモンの変動は、自律神経のバランスに大きな影響を与えます。 月経周期、妊娠、出産、更年期など、ホルモンバランスが乱れやすい時期には、自律神経も不安定になりやすく、免疫細胞の働きや抗体の分泌が低下するとされています。 自律神経は、呼吸・血流・消化などの体の機能を無意識に調整してくれる神経で、交感神経と副交感神経の2つです。 それぞれが優位になると増える白血球の種類が異なり、免疫の働きにも違いが現れます。 自律神経の種類 交感神経 副交感神経 多く分泌される白血球 顆粒球 リンパ球 主な役割 細菌や寄生虫の除去 ウイルス感染の防御 健康な人での比率(目安) 白血球全体の約54~60% 白血球全体の約35~41% 白血球の顆粒球とリンパ球の健康的な比率は決まっていて、バランスが崩れると体調や免疫機能にも影響が出やすくなります。 ホルモンや自律神経の変化は目に見えませんが、体調がすぐれないと感じている方は、自律神経のバランスにも目を向けてみましょう。 月経周期による変動 女性の体は、月経周期にあわせてホルモンバランスが大きく変化し、免疫力に影響を与える場合があります。 排卵前と排卵後に増えるホルモンは、以下のように異なります。 月経の時期 排卵期前 排卵期後 増えるホルモン エストロゲン プロゲステロン 主な働き 子宮内膜を厚くして受精卵を受け入れる準備をする 免疫細胞を活性化させる 子宮内膜を維持する 受精卵を異物として排除しないように免疫反応を抑える 排卵期後は、父親の遺伝子を半分持つ受精卵を異物として攻撃しないように、免疫力が一時的に低下します。 排卵期は個人差がありますが、月経開始から約14日後です。 そのため、月経後2週間ほど経った時期に風邪をひきやすくなったり、疲れやすくなったりする方は、月経周期による免疫力低下が原因の可能性があります。 妊娠・出産 妊娠・出産は免疫力の変化が大きい時期です。 妊娠中は胎児を異物と認識しないように、母体の免疫反応が一時的に抑えられる傾向があります。 また、出産後は母乳を分泌するホルモンであるプロラクチンが増加します。 プロラクチンは免疫機能を抑える働きがあるため、産後も体調管理が重要です。 風邪やインフルエンザなどの感染症を防ぐためにも、栄養や休息を十分にとり、体調の変化に注意深く向き合いましょう。 更年期によるエストロゲンの低下 更年期は、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が大きく変化する時期で、免疫力にも影響を与える場合があります。 更年期とは閉経を挟んだ前後5年間のことで、40代半ばから50代後半にかけてみられるのが一般的です。 卵巣の機能が低下し、エストロゲンの分泌が減ることで、免疫細胞の働きが弱まり、体調を崩しやすくなるのが特徴です。 また、更年期には以下のようなさまざまな症状が現れやすくなります。 系統 主な症状 精神・神経系 不眠、イライラ感 血管運動神経系 ほてり、動悸 消化器系 吐き気、下痢 運動器系 関節痛、しびれ 年齢のせいと思い込まず身体の変化に気づき、不調への対処や予防につなげましょう。 過度なダイエットによる栄養不足 過度なダイエットは、女性の免疫力低下の大きな原因の一つです。 過度な食事制限や栄養の偏りによりカルシウムや鉄分などが不足すると、免疫を担う細胞が十分に作られなくなります。 そのため、免疫機能の低下を招き風邪をひきやすくなったり、肌が荒れやすくなったりする不調につながる場合があります。 また、激しい運動は病原体や毒素を無力化する抗体や白血球の減少を引き起こし、免疫力の低下につながる要因です。 痩せていれば健康とは限りません。 栄養バランスの取れた食事と適度な運動を心がけ、免疫力を保つ健康的な体づくりを目指しましょう。 睡眠不足 睡眠不足は、免疫力を低下させる要因のひとつです。 睡眠不足と免疫機能の関係は、以下の通りです。 細菌やウイルスの侵入を防ぐ粘膜免疫(IgA)が低下する 成長ホルモンによる細胞の修復が不十分になる 自律神経が乱れ、白血球のバランスが崩れる 免疫細胞の記憶保持が短くなり、再感染のリスクが高まる 十分な睡眠がとれていない状態が続くと、風邪をひきやすくなったり、慢性的な疲労感や不調を感じやすくなったりします。 また、女性は月経周期やホルモンバランスの変動、妊娠・出産、更年期などの影響で睡眠の質が乱れやすく、男性と比べて不眠のリスクが1.5倍高い※という報告もあります。 ※出典:PubMed 心身のリズムを整えるためにも睡眠環境や生活リズムを見直し、質の高い睡眠を心がけましょう。 女性が免疫力低下を防ぐ方法 女性が免疫力低下を防ぐ方法は、以下の通りです。 バランスの良い食事 適度な運動 体を温める サプリメントの活用 自身の生活スタイルに合った方法を見つけましょう。 バランスの良い食事を摂る 免疫力を維持・向上するためには、日々の食事が重要な役割を果たします。 腸には体内の免疫細胞の約7割が集まっている※とされていて、腸内環境を整えることで免疫力をサポートする効果が期待できます。 ※出典:J-STAGE「こころとからだの免疫学」 免疫力の維持に役立つ主な栄養素と食材の例は、以下の通りです。 栄養素・食品 主な働き 含まれる食材例 鉄分 白血球の働きを高める レバー、赤身肉、かつお、まぐろ 発酵食品 腸内環境の改善 納豆、みそ、ヨーグルト カルシウム 骨髄で免疫細胞をつくる材料 牛乳、小魚(わかさぎなど) 大豆製品 免疫細胞を作るたんぱく質源 納豆、豆腐 ビタミン・オメガ3脂肪酸 免疫細胞の活性化 野菜、きのこ、青魚(サバ、サンマなど) 栄養バランスが偏らないよう、1日3食を規則正しく摂り、体の内側から免疫力を整えましょう。 適度な運動 免疫力を高めるには、日常生活に取り入れやすい適度な運動を習慣にしましょう。 運動によって筋肉量が増えると、基礎体温が上がり白血球の働きや代謝が活性化されます。 そのため、細菌やウイルスへの抵抗力が高まり、風邪をひきにくくなるとされています。 以下は、無理なく取り組める運動の例です。 ウォーキングや掃除などの有酸素運動を1日60分程度 ストレッチやヨガを仕事や勉強の合間に取り入れる 軽めの筋トレ:週に2~3回程度 激しい運動はかえって免疫力を下げることもあるため、自分に合ったペースで継続しましょう。 体を温める 体を温めて血流を良くすることは、免疫力低下を防ぐ方法の一つです。 体温が上がると、血液中の白血球が全身を巡りやすくなり、スムーズに作用しやすくなります。 また、白血球の活性が高まりウイルスや細菌への防御力も向上するとされています。 体を内側から温める方法の一例は、以下の通りです。 ショウガや唐辛子、根菜などの温活食材を取り入れる 白湯をこまめに飲む ぬるめのお湯でゆっくり入浴する 日々の食事や習慣を見直し、体を冷やさない生活を心がけましょう。 サプリメントの活用 日々の食事で栄養を摂るのが理想ですが、忙しい生活や食の好みにより必要な栄養素が不足しがちな方も少なくありません。 風邪をひきやすい方や体調を崩しやすい時期には、サプリメントの活用も一つの手段です。 免疫維持に役立つ代表的なサプリメントの成分とその働きは、以下の通りです。 成分名 主な作用 特徴(備考) たんぱく質 免疫細胞の材料となる 食事で不足しがちな場合に補助として有効 ビタミンD 免疫細胞の活性化・バランス調整に関与 日光を浴びないと合成しにくい ビタミンC 抗酸化作用・免疫細胞の働きを助ける 水溶性で毎日排出されるため継続摂取が必要 鉄 酸素運搬・免疫細胞の働きを助ける 女性は不足しやすい 亜鉛 細胞分裂や酵素反応に関与し免疫維持に必要 吸収率が低く、欠乏しやすい 免疫力に関係する栄養素には体内で合成できないものも多く、意識的な摂取が大切です。 ただし、過剰摂取にも注意が必要です。 適切な種類や量を把握し、自分に合った補い方を見つけましょう。 免疫力を上げるには免疫細胞療法も選択肢の一つ 免疫力を上げるには、再生医療による免疫細胞療法も有効な選択肢の一つです。 免疫細胞療法とは、患者さま自身の免疫細胞を体外で培養・活性化させてから体内に戻すことで、病気の予防や体調不良の改善を目指します。 また、がんの再発予防や治療としても注目されており、将来的な健康維持を考える上でも有望な手段とされています。 免疫細胞療法について詳しく知りたい方は、当院「リペアセルクリニック」までお気軽にご連絡ください。 女性の免疫力低下の原因についてよくある質問 女性の免疫力低下に関して、よく寄せられる質問をまとめました。 40代女性の免疫力低下の原因は? 免疫力が低下しているサインは? 女性の免疫力が下がる時期はいつ? 気になる点を確認しながら、免疫力の改善に役立ててください。 40代女性の免疫力低下の原因は? 40代女性の免疫力低下の原因は、主に以下の2つです。 主な原因 詳細 エストロゲンの減少 抗体をつくる獲得免疫を促進する働きがあるが、40代後半から徐々に減少する 獲得免疫の低下 獲得免疫は20代でピークを迎え、その後徐々に衰え、40代ではピーク時の半分程度まで低下する さらに、ストレスやホルモン変動に伴う自律神経の乱れは、自然免疫にも影響を与え風邪を引きやすくなる要因となります。 免疫力が低下しているサインは? 免疫力が下がっているときに見られる主なサインは、以下の通りです。 風邪をひきやすくなる 口内炎・結膜炎などの粘膜系の炎症が起きやすい 肌荒れ・湿疹・かゆみなどの皮膚トラブルが増える 疲れが取れにくい けがや病気が治りにくい 足や顔がむくみやすい 口・鼻・喉などの粘膜が乾燥しやすい 上記の項目に当てはまる症状が多いほど、免疫力が低下している可能性があります。 早めの対策や生活習慣の見直しを行いましょう。 女性の免疫力が下がる時期はいつ? 女性の免疫力が下がりやすい時期は、主に以下の3つです。 月経周期の排卵後や月経期 妊娠・出産期 更年期 上記は、ホルモンバランスが大きく変動し免疫細胞の働きや抗体の分泌が一時的に弱まるため、風邪や感染症にかかりやすくなります。 また、ストレスや睡眠不足が重なると免疫力の低下が進むこともあるため、体調の変化に気づき生活習慣を整えることが重要です。 女性の免疫力低下はホルモンバランスの乱れに注意しよう 女性はホルモンバランスの影響を受けやすく、免疫力が低下しやすい傾向にあります。 とくに以下の要因が関係しています。 女性ホルモンによる自律神経の乱れ 月経周期による変動 妊娠・出産 更年期によるエストロゲンの低下 過度なダイエットによる栄養不足 睡眠不足 女性が免疫力低下を防ぐにはバランスの取れた食事や適度な運動など、日々の生活習慣の見直しが大切です。 免疫力が低下してしまうと病気になりやすく、生活の質を落としてしまうことになりかねません。 よく体調を崩す方は医療機関を受診し、医師に相談してみましょう。 また、免疫力を積極的に高めたい方には、再生医療の免疫細胞療法という選択肢もあります。 体調不良を感じやすい方、免疫力の低下が気になる方は当院「リペアセルクリニック」までお気軽にご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.06.26 -
- ひざ関節
- 再生治療
膝の痛みで困っている保育士はサポーターを上手に使おう! 保育士さんで膝の痛みに悩んでいる保育士さんはいませんか?もし、保育士の仕事をしていて膝の痛みに悩んでいるなら、サポーターを使うのがおススメです。 膝の痛みは、サポーターを上手に使用すれば軽くなる 膝の痛みが強い場合は、本当は安静にして膝への負担を軽くしておきたいところですが、保育士の仕事は簡単に休みが取れる職種とはいえません。そんなとき簡単にできる対処方法にはこのようなものがあります。 簡単にできる膝の痛みへの対処方法 ・適度な運動をする ・市販の湿布や塗り薬を使う ・運動の際には負担軽減のためのサポーターをする ・適正体重を保つ ・負担軽減の靴を履く・・・など よくスポーツ選手がサポーターをして肘や膝をかばっている姿を見かけます。 サポーターはつけることで関節を安定化し、関節にかかる負担を軽減するものです。さまざまな種類のものがあります。子供を抱っこするなど、負担がかかる部分にサポーターをつけることで、膝の痛みを緩和できる場合があります。 しかし、誤った付け方をしてしまうと、せっかく楽にしてくれるはずのサポーターがかえって血流の悪化などにつながる場合もあるのです。 何事も自己流はよくありませんから、痛みがあるときにはまずは専門医へ相談することを お勧めします。 保育士さんが悩む膝の痛みは何が原因なのか? 膝の関節の表面は、多くの水分が含まれている軟骨で覆われています。この軟骨が歩行時の衝撃をやわらげたり、関節の動きを助けてくれる、つまりクッション材のような働きをしてくれています。 しかし、何度も膝を酷使するような動きや体重増加などで膝にかかる負担が増すと、軟骨がすり減って関節に炎症を起こし、歩行時に強い痛みを感じたり、関節内に水が溜まり腫れて曲がりにくくなったりします。 また、この膝の変性は、女性の方が発症する割合が多くその原因は更年期の症状の1つで、エストロゲンの減少によって、関節を支えている軟骨や筋肉の衰え、関節内の水分減少や血液循環が悪化することでも起こりえます。 保育士さんは子供と向き合う仕事です。まだ小さな赤ちゃんから大きな子供までを相手にし、時には抱っこやおんぶであやしたり子供たちと一緒に走り回ったりと、体が資本のお仕事ですから膝を悪くしやすいのも頷けます。 主な膝の症状 ・立ち上がる時に膝が痛い ・歩行時や階段時に膝が痛い ・正座ができない ・膝が完全に伸びない ・膝に水が溜まる・・・など 変形性膝関節症の新しい治療法、再生医療のメリットとは つらい痛みを我慢しヒアルロン酸治療や内服治療をしていても、変形性膝関節症の場合、膝関節が極限まですり減ってしまうと従来は“人工関節”を入れる手術をして対応していました。 すり減った関節の代わりに人工の関節を入れることで、痛みの軽減をするというものになります。しかし、メスを入れる手術、やはり気になるのは傷跡が残ってしまうことではないでしょうか。 そこで、現在は“再生医療”という新しい選択肢があります。自分自身の細胞で軟骨損傷を修復し、症状の進行を遅らせることで痛みの改善といった効果を期待できるのです。 さらに自分自身の細胞ということで、異物によるアレルギー反応のリスクは軽減されます。 まとめ・膝の痛みで困っている保育士はサポーターを上手に使おう! 医療技術が進み、自分の細胞を使うという安全安心な治療が研究されてきました。再生医療は今や薬や手術でできなかった、あなたの細胞レベルでの修復を期待できるものなのです。 保育士は今の社会になくてはならないお仕事だからこそ、サポーターでもよくならない膝の痛みは我慢せずに、あなたに合った治療方法を見つけましょう。以上、膝の痛みで困っている保育士はサポーターを上手に使おう!と題して記載いたしました。参考になればと思います。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼参考
2020.06.26 -
- 再生治療
正座時に足首が痛くなってしまい、長時間座れないとお悩みの方は多いのではないでしょうか。 正座による足首の痛みの原因は、関節の硬さだけでなく、骨や軟骨の変形、過去の捻挫の後遺症などが考えられます。 この記事では、正座をすると足首が痛いときに考えられる原因や、足首の痛みを解消する方法を解説します。 正座した際のつらい痛みが慢性化している場合は、我慢せずに適切な治療を受けましょう。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、手術せずに損傷した組織を治療できると注目されている再生医療に関する情報を公開中です。 足首の痛みに対して、これまでの治療法で十分な改善が見られなかった方や、なるべく体に負担をかけたくない方にとって治療の選択肢となる可能性があります。 >再生医療による足関節の症例はこちら 正座による足首の痛みが長引いてお悩みの方は、ぜひご覧ください。 正座をすると足首が痛いときに考えられる原因 正座をすると足首が痛いときに考えられる主な原因は、以下の4つです。 足首の関節が硬い 骨や軟骨が変形している 捻挫の後遺症 足関節滑液包炎 原因によっては医療機関の受診が必要なケースもあります。 それぞれ詳しく解説していくので、心当たりがないか慎重に確認してください。 足首の関節が硬い 正座をすると足首が痛いときに考えられる原因の一つに、足首の関節が硬いことが挙げられます。 足首の関節は、運動する機会が減って動かさない状態が続くと徐々に硬くなるのが一般的です。 現代では正座をする頻度も少なくなり、足首を大きく動かす場面が減っています。 柔軟性が低下した状態で無理に関節を動かすと、刺激が痛みとして現れることがあります。 怪我や病気に思い当たることがない場合は、関節の硬さを疑ってみましょう。 骨や軟骨が変形している 正座をすると足首が痛いときは、骨や軟骨の変形が考えられます。 骨や軟骨が変形する主な要因は、以下の通りです。 骨や軟骨が変形する要因 内容 足に合わない靴を履き続けている 足首の骨や軟骨に負担がかかり、変形を引き起こすことがあります。 ハイヒールのように踵が高く不安定な靴は、足のバランスが崩れる場合があります。 加齢によるホルモンバランスの変化 骨の密度が低下し、関節にかかる負担が大きくなります。 足に合わない靴を履き続けると、足首の骨や軟骨に負担がかかり変形を引き起こす恐れがあります。 とくに、ハイヒールは足元が不安定になりやすく、関節への負担が大きくなる場合があります。 足首の痛みが気になる方は、まず普段履いている靴が合っているかどうかを見直してみましょう。 また、女性は閉経前後に女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が減少します。 エストロゲンは骨からカルシウムが溶け出すのを抑える働きを持つため、分泌が減ると骨の密度が低下し関節への負担が増えやすくなります。 日々の生活習慣や身体の変化が足首の痛みに関係していることもあるため、症状が気になる場合は早めの対処が重要です。 捻挫の後遺症 捻挫による後遺症は、正座をすると足首が痛む原因の一つです。 受傷時に適切な治療やリハビリを行わないまま放置すると、靭帯や関節を損傷し痛みが残る恐れがあります。 また、骨密度は男女ともに30代頃から低下し、女性は閉経後に骨密度がさらに低下するのが一般的です。 そのため、中高年になると骨密度の低下や関節の変形が起こりやすく、過去の軽い捻挫がきっかけとなって痛みが再発するケースも少なくありません。 過去の怪我を軽視せず、必要に応じて整形外科で診察を受けることが大切です。 足関節滑液包炎 正座をすると足首の前側が腫れて痛む場合、足関節滑液包炎の可能性を疑ってみましょう。 足関節滑液包炎とは、足首前方の関節周囲にある滑液包(かつえきほう)が長時間の圧迫や摩擦により炎症を起こすことで発症します。 滑液包は関節の動きをスムーズにし、衝撃を和らげるクッションのような役割を担っています。 足関節滑液包炎の主な症状は、以下の通りです。 足首前面の外側の痛み コブのように腫れる 触れると熱を持っている 正座は足首の前方部分に強い圧迫や摩擦を受ける動作のため、滑液包の炎症を引き起こしやすくなります。 足関節滑液包炎は、慢性化すると痛みや腫れが続き、繰り返す場合があります。 正座をする機会が多い職業や生活習慣のある方は、整形外科を受診して適切な処置を受けましょう。 正座による足首の痛みを解消する方法 正座による足首の痛みを解消する方法を紹介します。 足首周辺をストレッチする 正座せずに座る 医療機関を受診する 自身の症状や生活スタイルに合う解消方法を見つけましょう。 足首周辺をストレッチする 正座による足首の痛みの緩和を目指して、ふくらはぎや足首周辺の筋肉をストレッチしましょう。 自宅でも簡単にできる踵の上げ下げストレッチは、ふくらはぎの腓腹筋やヒラメ筋の柔軟性を高め、足首の可動域改善に役立ちます。 1.足を肩幅に広げて立つ 2.息を吐きながら、踵を上げてつま先立ちをする 3.息を吸いながら、踵をゆっくりと下げる 4.20回を目安に行う ふくらはぎに負荷を感じながらゆっくりと踵を上下すると効果的です。 足首に痛みがある場合は無理に行わず、症状が続くようであれば医療機関に相談してください。 正座せずに座る 正座による足首の痛みを解消するには、正座せずに足首の負担を避けて安静にすることが重要です。 痛みを感じたら正座を中止し、足首にやさしい座り方に切り替えましょう。 正座を避ける方法の一例は、以下の通りです。 正座をせずに座る方法 特徴 あぐら 股関節や膝関節に負担がかかる可能性がある 横すわり(正座の状態から左右どちらかに脚をずらす) 腰に負担がかかりやすい 椅子に座る 足首への負担はほとんどない 正座椅子の活用 足首の負担は軽減できるが膝の負担は残る 正座は足首や膝の関節に強い負荷がかかる動作であり、とくに中高年以降の方にとっては負担の大きい体勢です。 正座が必要な場面では「足を痛めていて正座が難しい」と周囲に事情を伝えることも大切です。 必要に応じて椅子や正座椅子を使うなどして足を安静に保つよう心がけましょう。 医療機関を受診する 正座した際の痛みが長引いたり、日常生活に支障が出るような強い痛みがあったりする場合は、医療機関の受診を検討しましょう。 以下のような症状が見られる場合は、とくに注意が必要です。 正座のたびに足首が痛む 痛みが長引いている 歩行がつらいほど痛みが強い 腫れやしびれがある 2週間以上痛みが続いている 整形外科では、問診や視診・触診のほか、レントゲン、MRI、超音波検査などで原因を詳しく調べます。 原因を特定し適切な治療を受けることで、症状の悪化を防いで早期の回復が期待できます。 正座による足首の痛みに関するよくある質問 正座をすると足首が痛くなると悩んでいる方からの、よくある質問をまとめました。 足首の痛みはストレッチで治る? 正座で足首が腫れるのはなぜ? 捻挫後に正座で足首が痛くなるのはなぜ? 答えを参考にしつつ、痛みに対処してください。 足首の痛みはストレッチで治る? ストレッチは足首の痛みに対して根本的な治療はできません。 痛みが治まった後のリハビリ段階であれば、アキレス腱やふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチは痛みの緩和や可動域の回復に役立ちます。 しかし、関節や骨に異常がある場合は、ストレッチによって症状が悪化する恐れもあります。 そのため、足首に違和感が残るうちは無理をせず、医師の判断を仰ぎましょう。 正座で足首が腫れるのはなぜ? 正座による足首の腫れの主な原因は、滑液包炎です。 滑液包は関節の動きによる摩擦を和らげるクッションのような役割を持つ袋状の組織で、足首の前側にも存在します。 正座の姿勢では足首の前方が圧迫されやすく、滑液包が炎症を起こすと滑液が過剰に分泌されて腫れが生じます。 とくに足首の前外側に腫れや違和感が出やすいのが特徴です。 腫れを感じたら、足首に負担のかかる姿勢を避けることが大切です。 症状が長引く場合は、整形外科の受診を検討しましょう。 捻挫後に正座で足首が痛くなるのはなぜ? 捻挫で損傷した靭帯が刺激に敏感な状態で、正座で足首を伸ばしたり圧迫したりすると痛みが出やすくなるためです。 足首の前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)は、足首の捻挫にて損傷しやすい部位です。正座の姿勢によって強く引き伸ばされ、違和感や鋭い痛みを生じることがあります。 また、捻挫を十分に治療しないまま放置すると、靭帯が緩んで関節が不安定になり、慢性的な痛みや再発などの後遺症を引き起こすリスクもあります。 痛みが長引く場合や悪化する場合は、自己判断せず整形外科での診断と治療を受けることが重要です。 正座による足首の痛みが長引く方は再生医療をご検討ください 正座によって足首が痛くなる原因は、以下の通りです。 足首の関節が硬い 骨や軟骨が変形している 捻挫の後遺症 足関節滑液包炎 一時的な安静やストレッチで痛みが軽減するケースもありますが、痛みが長引いたり繰り返したりする場合は、医療機関で適切な治療を受けましょう。 他の治療法で期待した効果がでていない方や、手術を避けたいとお考えの方は、再生医療という選択肢があります。 再生医療は、手術をせずに損傷した靭帯や筋肉などにアプローチする治療法です。 再生医療について詳しく知りたい方は、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEをご活用ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.06.25 -
- 幹細胞治療
- 股関節
バレエにおいて、股関節を動かす動作は非常に重要です。 そのため、股関節を動かしたときに「パキッ」と音が鳴ると、不安に感じる方も多いでしょう。 結論から言えば、バレエ中に股関節が鳴っても、適切な対処をすれば大きな問題に発展する可能性は低いと考えられます。ただし、何の対策も取らずに放置すると、靭帯や腱の炎症、股関節構造の破綻といったリスクは否定できません。 そこで本記事では、バレエで股関節が鳴る原因や、その対処法について詳しく解説していきます。 バレエと股関節音の関係 結論から言えば、バレエの動作中に股関節から音が鳴る場合、その原因の一つに股関節の柔軟性の低さが関係しています。 というのも、バレエでは脚を高く上げたり、外にひねった状態で動かしたりと、股関節に大きく複雑な動きが求められるためです。 股関節は、靭帯や筋肉の腱にしっかりと包まれた構造をしています。そのため、靭帯や筋肉が硬くなっていると、股関節の可動域が狭くなり、スムーズに動かすことができません。 にもかかわらず、無理に大きな動きを繰り返すと、股関節に過度な負担がかかることになります。 その際に股関節の靭帯や筋肉が硬いために骨と擦れると音が鳴る「弾発股(だんぱつこ)」という病気や、関節内の空気の破裂などが原因で音が生じます。 なぜ股関節が鳴るのか?考えられる主な原因 股関節が鳴る原因として、以下の3つの原因が考えられます。 靭帯や腱が骨と擦れる摩擦音 関節包内の気泡の破裂音(キャビテーション) フォームや筋バランスの問題による鳴り それぞれの原因によって、対処方法が異なります。 もしバレエ動作中の股関節音を解決したい場合、それぞれの原因を知らなくてはいけません。詳しく解説するので、最後までチェックしましょう。 靭帯や腱が骨と擦れる摩擦音 股関節の動作によって靭帯や筋肉の腱が骨と擦れた時、その摩擦によって音が鳴ることがあります。 これはとくに「弾発股」と呼ばれる病気に見られる症状です。 初期には痛みを伴わないことが多いですが、摩擦が繰り返されることで、やがて靭帯や腱に炎症が起こる可能性があります。 炎症が進行すると、痛みが出現し、バレエの動作にも支障をきたすかもしれません。 弾発股に至る原因としては、以下に挙げる要因が考えられます。 軟骨の損傷 関節の形態異常 過剰な運動や使用 筋肉のバランス崩壊 靭帯や筋肉の腱の異常 これらのうち、どの要因によって弾発股が生じているかを正確に見極めることが、適切な治療や予防につながります。 そのためにも、できるだけ早く整形外科を受診し、専門的な診断を受けてください。 関節包内の気泡の破裂音(キャビテーション) 股関節を動かした際に、股関節の骨を覆う膜(関節包)の中で気泡が破裂し、「パキッ」と音が鳴ることがあります。 これは「キャビテーション」と呼ばれる現象です。 キャビテーションとは、関節を大きく動かすことで関節内に圧力がかかり、気泡が発生して弾ける現象のことです。 これは関節運動に伴って自然に起こるもので、骨がこすれているわけではありません。 キャビテーションは、関節周囲の靭帯や筋肉の腱が硬くなっていると発生しやすくなります。 たとえば、柔らかい棒と硬い棒を折り曲げるとき、硬い棒のほうがより強い力(=圧力)が必要になるのと同じで、関節が硬くなるとその分内部の圧力も高まり、キャビテーションが起こりやすくなるのです。 実際、2018年に行われたキャビテーションに関する研究では、関節内の圧力が十分に高まらなければ、気泡が発生しない可能性があることが示唆されました。 このことからも、関節周囲の組織が硬い状態では、キャビテーションが生じやすくなると考えられます。つまり、股関節が硬い人はキャビテーションが発生するリスクが高いといえるでしょう。 フォームや筋バランスの問題による鳴り バレエにおいては、動作のフォームや筋肉のバランスが崩れていると、関節音が鳴る原因になることがあります。 先述した弾発股は、不良姿勢や筋肉バランスの乱れによって引き起こされる可能性があるため、注意が必要です。 特に、股関節を頻繁にひねる動きが求められるバレエのような競技では、股関節への負担が大きくなり、弾発股のリスクが高まります。 同様に、股関節に過度な負担をかける不良姿勢も弾発股の原因となることがあるため、日常の姿勢にも十分気を配ることが大切です。 鳴る股関節への対応策とケア方法 バレエ動作で股関節が鳴る場合、対応策としては股関節の柔軟性を高めること、バレエ動作の姿勢を良くすること(引き上げ姿勢)が重要です。 そのためにも、以下に挙げる対応策とケア方法を意識してください。 体幹や股関節の筋トレ 股関節のストレッチ 十分な休息 とくにバレエを継続するうえで、体幹や股関節の機能は非常に重要です。股関節機能を適切に保てるよう、しっかりとチェックしてください。 体幹や股関節の筋トレ バレエの動作で股関節が鳴る場合、体幹や股関節の筋トレを行いましょう。 これはバレエ特有の動き(引き上げ姿勢や「アンドゥオール」または「ターンアウト」)に体幹と股関節の筋肉が大きく関わるためです。 特に重要な筋肉は以下の3つです。 大腰筋(だいようきん:股関節の筋肉) 腹斜筋(ふくしゃきん:脇腹の筋肉) 脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん:背中の筋肉) これらの筋肉は背骨の安定性を高め、不適切な引き上げ姿勢の改善につながります。 それぞれの筋肉の鍛え方は、下記の表を参照してください。 鍛える筋肉 やり方 大腰筋 ①椅子に浅く座る ②背筋を伸ばして軽く前屈する ③②の状態で太ももを上げる 腹斜筋 ①肩から膝がまっすぐになるように横に寝る ②肘を肩の真下につき、膝をついたままお尻を持ち上げる 脊柱起立筋 ①うつ伏せに寝る ②頭の上に両手を乗せて肘を開く ③②の状態のまま背中を反らす それぞれの筋トレを1日10回×3セットを目安に、コツコツ続けましょう。 股関節のストレッチ 股関節のストレッチは、バレエ動作における股関節音の軽減に効果が期待できます。 ストレッチの目的は、股関節を柔軟にして可動域(動く範囲)を広げることです。 股関節音が関節周囲の靭帯や筋肉の腱が硬くなることで生じやすくなるのは先述のとおりです。 股関節が硬い状態では、可動域が狭まり靭帯や腱が骨と擦れたり、キャビテーションが起こったりするリスクが高まります。 そのため、ストレッチによって靭帯や腱の柔軟性を高めることで、股関節音の発生を抑える効果が期待できるのです。 特に、股関節の外旋動作(太ももを外側にひねる動き)を促すストレッチをいしきしてください。 股関節は外旋することで、脚を振り上げる動きや外側に開く動きの可動域が広がることが知られています。 したがって、股関節の外旋を意識的にストレッチすることで、股関節周辺の靭帯や腱との摩擦、キャビテーション発生のリスクを軽減する効果が期待できるでしょう。 具体的なストレッチ方法は以下のとおりです。 ストレッチの方法 やり方 開脚ストレッチ ①床に座り、膝の皿を上に向けたまま脚を左右に開く ②背筋を伸ばしたまま前方に体を倒す ③30秒ほど静止する 四股ストレッチ ①立ったまま脚を大きく広げる ②膝を外に向けて曲げ、スクワットのようにお尻を落とす ③膝に手をついて、肩を入れて30秒伸ばす ④③を左右交互に行う 4の字ストレッチ ①椅子に浅く座る ②右足を左足の膝に乗せ、右膝を外に開く ③右膝を押しながら体を前方に倒す ④片足30秒ほど伸ばし、反対も同様に行う 筋トレと同様、1日3セット程度を毎日継続してください。また、ストレッチ中には呼吸を止めないように注意しましょう。 十分な休息 十分な休息も、バレエ中の股関節音改善のために大切です。 股関節音を出す弾発股は、股関節を過剰に使用している人に発症する傾向があります。 加えて、疲労は筋肉の腱を硬くする要素なため、十分な休息が取れていないと股関節の柔軟性低下につながる可能性が否定できません。 このような理由から、十分な休息が取れていない場合、股関節音を助長する可能性があります。 そのため、股関節音が気になる人は以下に挙げることを意識してください。 週1回は休みを取る 練習前後のストレッチを行う 定期的なマッサージを受ける 6〜7時間は睡眠時間を確保する 栄養バランスの取れた食事を摂る バレエに限らず、あらゆるスポーツで休息は重要です。パフォーマンスを向上させるためにも、しっかり休みましょう。 股関節が鳴るのを放置するリスク 結論から言えば、バレエ中に股関節から音が鳴っても、すぐに大きな問題につながることはほとんどありません。 股関節音が鳴ったからといって、それだけで重大な損傷が起こるわけではないためです。そのため、過度に心配する必要はないでしょう。 しかし、適切な対応やケアをせずに放置すると、次のようなリスクが生じる可能性があります。 股関節内構造の破綻 バレエ動作に伴う痛みの発生 股関節音の原因となる靭帯や腱の摩擦、あるいはキャビテーションは、股関節に負担をかけることがあります。 その結果、軟骨や靭帯、腱に炎症や損傷が起こる可能性は否定できません。 こうした損傷が進行すると痛みを伴うようになり、バレエのパフォーマンスの低下を招くだけでなく、重症化すれば手術が必要になるケースもあります。 そのため、股関節音が鳴った時に痛みを感じたり、動きの悪さを感じたりした場合には医療機関を受診してください。 受診したうえで早めの治療を受ければ、手術を避けられる可能性が高まるでしょう。 なお最近では、関節構造が損傷・破綻してしまっても、手術に代わる選択肢として再生医療が適応となる場合もあります。 当院で行っている自己細胞を用いた再生医療は、厚生労働省からの認可を受けた治療法であり、安全性と組織再生効果が期待されている治療方法です。 弾発股などで損傷した股関節組織にも適応できるため、ご興味のある方はぜひご相談ください。 股関節が頻繁に鳴る場合、早めの対策で改善することが重要 本記事では、バレエ動作で股関節が鳴る原因や対応策について説明しました。 ポイントは以下のとおりです。 股関節が鳴る原因は弾発股やキャビテーションなど 放置すると手術が必要になる可能性もある 股関節の柔軟性を高めることが重要 バレエで股関節が鳴るからといって、すぐに大きな心配をする必要はありません。 しかし、毎日のケアを怠ると股関節の構造が破綻し、最悪の場合は手術に至ることもあります。 そのような事態を避けるためにも、この記事で紹介した筋力トレーニングやストレッチは毎日継続して行いましょう。 なお、当院リペアセルクリニックでは、自己細胞を利用した再生医療に取り組んでいます。 国内で初めて厚生労働省から認可を受けており、股関節組織の再生効果も期待できる治療方法です。 股関節の音が気になる場合は、適応となる可能性もあるため、ぜひ無料カウンセリングを試してみてください。
2020.06.25 -
- 免疫細胞療法
「最近何となく体調が良くない」「風邪をひきやすくなった」という方は、免疫力が低下している可能性があります。 日々のストレスが溜まった状態が続き、自律神経が乱れると免疫力低下の原因となります。 この記事では、ストレスによって免疫力が下がる原因や、対処法について解説します。 ストレスが免疫力低下につながる原因や対処法がわかれば、免疫力の低下を防ぎ、健康的な生活を手に入れられるでしょう。 ストレスで免疫力が低下する原因は? ストレスとは、外部からのさまざまな刺激によって緊張状態になることを指し、免疫力の低下につながります。 免疫力低下の原因となるストレスは、主に以下の3つです。 慢性的なストレス 急性的なストレス 女性のホルモンバランスによるストレス 免疫力が下がると、風邪をひきやすくなったり、インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったりするため、原因を知って免疫力の低下を防ぎましょう。 慢性的なストレス 仕事や人間関係などから受ける慢性的なストレスは、免疫力低下の原因です。 鼻や口などの粘膜は免疫物質(IgA)を分泌して、ウイルスや細菌などが体内へ入らないように阻止しています。 しかし、慢性的なストレスを溜め込んだ結果、自律神経のバランスが乱れることで免疫物質の分泌量が下がることがわかっています。 慢性的なストレスを溜め込まないためにも、自分なりのストレス発散方法を把握しておくことが重要です。 急性的なストレス 継続的に続くストレスではなくても、一時的に大きな負荷がかかる急性的なストレスも免疫力を低下させる原因となります。 暑さや寒さや、難しい決断などはもちろんですが、一定時間難しい仕事や勉強に取り組むような状況でも免疫力低下につながることが、実験で明らかになっています。 10分程度の短時間に受けたストレスでも、免疫物質(IgA)の分泌量が低下し、免疫力を下げてしまいます。 女性のホルモンバランスによるストレス 女性はホルモンバランスの乱れからもストレスを受けるため、PMSとも呼ばれる生理前症候群に注意が必要です。 PMSは月経の3日から10日ほど前から起こる不調のことで、イライラや頭痛、吐き気などの症状が見られます。 月経前・月経中・月経後の免疫物質の量を、PMSがある女性とない女性とで比較した場合、PMSがある女性は月経後に免疫物質(IgA)の数値が下がっていることが判明しています。 PMSの症状が出る月経前ではなく、月経後に免疫物質が減少するのは、月経前に受ける心身への負担を慢性的にストレスに感じているのです。 女性の免疫力低下については、以下の記事も合わせて参考にしてください。 ストレス解消して免疫力低下を防ぐ方法 免疫力低下を防ぐためのストレス解消には、以下で紹介する3つの方法がおすすめです。 適度に運動する 睡眠の質を高める お風呂にゆっくり浸かる それぞれどのような効果が期待できるか確認していきましょう。 適度に運動する 適度な運動は副交感神経の働きがよくなり、リラックス効果が期待できるため免疫力の低下が防げます。 また、体を動かすと体温が上昇するため、免疫力アップの効果にも期待できます。 手軽にできるウォーキングやランニングなどの有酸素運動を30分程度行う習慣をつけると良いでしょう。 運動時間を確保できない場合は「立つ時間を増やす」など、できることから始めるのがおすすめです。 しかし、過度な運動習慣は免疫物質(IgA)の濃度が下がることで、逆効果となってしまう可能性があるため、無理のない運動を心がけましょう。 運動による免疫力アップについては、以下の記事も合わせて参考にしてください。 睡眠の質を高める 免疫機能を正常に働かせるための自律神経を整えるためには、質の高い睡眠が8時間ほど必要とされています。 睡眠の質が重要視されるのは、睡眠中に分泌される成長ホルモンが免役力を高める細胞を強化するためです。 就寝前にスマートフォンやタブレットなどを使っている人は、交感神経が活発になり、眠りが浅くなる可能性があるため注意が必要です。 できるだけリラックスした状態で就寝できる環境を整えましょう。 お風呂にゆっくり浸かる お風呂にゆっくり浸かるとリラックス効果が期待できるため、自律神経が整うことで免疫力向上につながります。 体が温まると血の巡りがよくなり、血液中の白血球の働きが活発になることで、免疫力が上がる効果が期待できます。 免疫力のアップには、半身浴ではなく全身浴がおすすめで、40℃のお湯に10分程度浸かるのが効果的とされています。 長めの半身浴は、お湯に浸かっていない部分が冷えやすいため、免疫力が低下する可能性があるので注意しましょう。 免疫力を高めるにはストレス解消以外にも生活習慣の改善が重要 ストレスによる免疫力低下を防ぐためにストレス解消することは大切ですが、生活習慣の改善によって免疫力を高めることも重要です。 生活習慣の乱れがストレスの原因となることも多く、不規則な食事によって空腹を感じればストレスとなります。 生活習慣の改善は、主に食事に関する改善が大切で、以下のような改善方法があります。 1日3食をしっかりと食べる 規則正しい時間に食事を摂る 栄養のバランスを考える よく噛んで食べる 1日3食を食べると、食事から摂るエネルギーと生活する中で消費するエネルギーのバランスが保たれます。 肥満になっても痩せすぎても免疫力が低下するため、摂取するエネルギーと消費するエネルギーのバランスに気をつけましょう。 正常な代謝のためには、バランスの良い食事が必要なので、栄養が偏らないようバランスよく食事を摂ってください。 また、早食いは控えて、しっかりと噛んで食べましょう。 食事開始から満腹中枢が刺激されるまでにはタイムラグがあるため、早食いをした場合に満腹中枢が刺激されて「ちょうど良い量を食べた」と思ったときには、食べ過ぎている可能性が高いです。 ストレスによる免疫力低下によくある質問 ストレスが原因となる免疫力低下によくある質問を紹介します。 ストレスで免疫力が落ちるのはなぜ? 免疫力低下のサインは? それぞれ詳しく見ていきましょう。 ストレスで免疫力が落ちるのはなぜ? ストレスで免疫力が落ちるのは、自立神経のバランスが崩れるためです。 過度なストレスがかかると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。 交感神経や副交感神経は、病原体から体を守る免疫細胞の働きに影響するため、免疫力が落ちる原因となるのです。 免疫力低下のサインは? 免疫力が低下すると風邪をひきやすくなるなど、以下のようなサインが出ます。 傷が治りにくい 疲労感がある 皮膚トラブルが多い 胃腸に不快感がある 口の中や周辺にトラブルが起こりやすい 免疫力が低下すると体の自己治癒力が弱くなり、傷の治りが遅くなります。 小さな傷が1週間以上治らない場合は、免疫力低下のサインです。 また、充分に休息をとっていても疲れがとれない場合も、免疫力が下がっている可能性があります。 肌の乾燥がひどい場合や、発疹などの皮膚トラブルも、免疫力低下によって血行や新陳代謝に影響が出ているためと考えられます。 胃腸の働きが弱まるのも免疫力が低下しているサインなので、暴飲暴食を避けるなど、食生活の見直しが必要です。 口の中や周辺のトラブルは、免疫力低下によって細菌がとどまり、炎症を起こしていることが考えられます。 ストレスは免疫力低下の原因に!自分に合った解消法を見つけよう 免疫力が低下すると風邪などの病気にかかりやすくなり、生活の質を落とすことになりますが、その一因としてストレスが挙げられます。 ストレスを溜めないことや自分なりのストレス解消法を持つことも大切ですが、免疫力低下の原因は、ストレスだけではありません。 食生活の見直しや適度な運動習慣など、生活習慣の改善も並行して行うことで免疫力を高める効果が期待できます。 しかし、ストレス解消や生活習慣の見直しは簡単とは限らず、職業や環境などによっては難しいかもしれません。 免疫力を高める方法として、治療によって免疫力を高める免疫細胞療法も選択肢の一つです。 「免疫力を高めて健康な体を目指したい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにお気軽にお問い合わせください。
2020.06.24 -
- 変形性膝関節症
- 再生治療
「膝が痛いときは仕事を辞めるべき?」 「仕事続けるための対策はある?」 膝の痛みに悩まされている方の中には、上記のように仕事を辞めるべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。 本記事では、仕事を辞めなくて良いケースと退職を検討した方が良いケースについて解説します。 仕事を辞める前に膝痛の解消を目指し、より良い日常生活を送りましょう。 また、膝の痛みを気にせず仕事したい方は、膝の痛みを根本的に改善できる可能性がある再生医療も選択肢の一つです。 >>再生医療による膝関節の症例はこちら 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、再生医療に関する治療法や症例を無料で配信しております。 「膝の痛みで今の仕事を辞めたくない」「膝の痛みを気にせずに仕事したい」という方は、ぜひ再生医療について確認してみてください。 膝が痛いときは仕事を辞めるべき? 膝が痛いときに仕事を辞めるべきかお悩みの方に、仕事を辞めなくて良いケースと退職を検討した方が良いケースについて解説します。 仕事を辞めなくて良いケース 退職を検討した方が良いケース 膝の痛みによって仕事を辞めるべきかどうかは、職業や状況によって異なります。 それぞれの状況を確認し、ご自分に当てはまるか確認してみましょう。 仕事を辞めなくて良いケース 膝が痛いときでも仕事を辞めなくて良いケースは、以下の通りです。 デスクワークなど座り仕事が中心 治療中で膝の痛みをコントロールできている 会社に相談することで業務内容を調整・変更できる デスクワークが中心の仕事をしている場合、日常的なケアを行うことで仕事を継続できるケースが多いです。 また、長時間座ったり、同じ体勢をとったりすることで膝の筋肉が硬くなり、痛みが強くなる可能性があるので、適度に体勢を変えるなどの工夫をしましょう。 完治せずとも、治療中で膝の痛みがコントロールできている場合も、継続的にリハビリを行うことで仕事を辞めなくても良いといえます。 退職を検討した方が良いケース 膝が痛いときに退職を検討した方が良いケースは、以下の通りです。 営業職など移動が多い仕事 飲食業や販売業など立ち仕事が中心 安静時にも膝の痛みがあり、仕事に影響が出ている オフィスや駅の階段の上り下りがつらい 営業職など移動が多い仕事や、接客業など仕事中は立っていることが多い場合は、膝の負担は避けて通れないため退職を検討した方が良いといえます。 しかし、膝に負担がかかりやすい仕事でも事情を説明することで、業務内容の調整や変更ができるケースもあるので相談してみましょう。 職業に問わず、安静時にも膝の痛みがある場合や階段の上り下りが困難な場合は、退職して治療に専念した方が良いこともあります。 まずは、医師に相談したうえで、痛みと向き合いながら仕事を続けられるか判断しましょう。 退職にいたる膝痛の原因とは 膝の痛みを抱えながら仕事をするのは辛いものです。ときには、膝痛が原因で仕事を退職に追い込まれるケースもあるでしょう。 以下では、退職にいたる膝痛の原因を紹介します。 膝の負担が大きい仕事 半月板損傷 変形性膝関節症 それぞれの原因について詳しく確認していきましょう。 膝の負担が大きい仕事 退職にいたる膝痛の原因として、膝の負担が大きい仕事が考えられます。 長時間立つような飲食業や販売業、歩く距離が長くなりやすい営業職など、膝に負担がかかりやすい仕事を続けていると膝に強い痛みが生じる可能性があります。 さらに症状が悪化すると、痛みが常態化し、仕事をする上で支障が出てしまうケースも少なくありません。 半月板損傷 半月板損傷は、退職にいたる膝痛の主な原因です。 半月板は、大腿骨と脛骨をつなぎ、膝のクッション性や滑らかな動きに重要な役割を果たしています。 その半月板の損傷によって、膝に痛みが生じます。 半月板損傷は、スポーツによる動作が原因となるケースが多いですが、仕事による動作でも発症する可能性がある疾患です。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は、膝の継続的な負担によって関節軟骨がすり減って痛みが生じます。 初期症状は曲げ伸ばし時に違和感を覚える程度ですが、悪化すると日常生活もままならないほど痛みが強くなる可能性が高いです。 そのため、初期段階での早期発見と早期治療が重要になります。 変形性膝関節症は年齢を問わず発症する疾患のため、膝に違和感を覚えたら医療機関を受診するよう心がけましょう。 膝が痛いときに仕事を辞める前にできる対策 膝が痛いときに仕事を辞める前にできる対策は、以下の3つです。 サポーターの装着 薬物療法 運動療法 膝痛を根本的に解消させるには、医療機関の受診が基本です。 医師の指示に従って本項目で紹介する対策を実施してみましょう。 サポーターの装着 膝の痛みに対して誰でも実施できる代表的な対策は、サポーターの装着です。 とくに、しゃがむ動作が多い仕事を行っている方には、曲げ伸ばしの補助を目的としたサポーターがおすすめです。 ただし、サポーターは膝への負担を軽減させるためのものです。 装着したからといって完治できるわけではないことを覚えておきましょう。 薬物療法 膝の痛みや炎症をコントロールするために、以下の薬を用いた薬物療法が行われるケースがあります。 内用薬 外用薬 ヒアルロン酸注射 ステロイド注射 痛み止めの服用や湿布の活用で膝の痛みや症状緩和が期待できます。 しかし、常に動いている仕事の場合は湿布がはがれてしまう可能性もあります。 そのようなケースでは、軟骨表面を保護するヒアルロン酸注射や、鎮痛効果のあるステロイド注射による治療も検討しましょう。 運動療法 運動療法では、膝周辺の筋力を強化し、体を支える際の負担を軽減することで痛みの緩和を目指します。 自己判断でやみくもに運動するのではなく、医師に相談しながら最適な運動量や内容を決めましょう。 膝周辺の筋肉を強化することによって、膝の痛みの緩和だけでなく、疾患の再発予防にもつながります。 膝痛で仕事を辞めるか検討するときによくある質問 膝痛で仕事を辞めるか検討するときによくある質問と回答を紹介します。 膝が悪くてもできる仕事はある? 変形性膝関節症でも仕事はできる? 以下では、それぞれの質問と回答について詳しく解説します。 膝が悪くてもできる仕事はある? 膝が悪くてもできる仕事は、以下の通りです。 デスクワーク中心の事務作業 コールセンター業務 在宅でできる仕事 上記のように座り仕事が中心で膝に負担がかかりづらい仕事は、膝が悪くてもできることが多いです。 座り仕事であっても、長時間座ったり同じ体勢をとったりすることで膝の筋肉が硬くなり、痛みが強くなる可能性があります。 適度に体勢を変えるなどの工夫をしながら、仕事に取り組みましょう。 変形性膝関節症でも仕事はできる? 変形性膝関節症の方でも、適切な治療を受け、働き方を工夫することで仕事ができます。 膝に負担がかかりづらい「デスクワーク」「在宅でできる仕事」を選ぶと良いでしょう。 また、膝の痛みを気にせず仕事したい方は、変形性膝関節症の根本的な改善が期待できる再生医療による治療をご検討ください。 再生医療は、患者様から幹細胞を採取・培養してから患部に投与することで、すり減ってしまった軟骨の再生・修復を図る治療法です。 \変形性膝関節症における再生医療の治療法を解説/ https://youtu.be/W2JZQekWJ8w?si=QZsAArIzI9SeUpkR 膝痛で仕事を辞める前に再生医療を検討しよう 膝が痛いときに仕事を辞めなくて良いケースと退職を検討した方が良いケースがあります。 項目 詳細 仕事を辞めなくて良いケース デスクワークなど座り仕事が中心 治療中で膝の痛みをコントロールできている 会社に相談することで業務内容を調整・変更できる 退職を検討した方が良いケース 営業職など移動が多い仕事 飲食業や販売業など立ち仕事が中心 安静時にも膝の痛みがあり、仕事に影響が出ている オフィスや駅の階段の上り下りがつらい 膝痛が原因で仕事を辞めなければいけなくなる前に医師に相談のうえ、サポーターや薬の服用、運動療法などを検討してみましょう。 また、膝の痛みを気にせず仕事したい方は、膝の痛みを根本的に改善できる可能性がある再生医療も選択肢の一つです。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、再生医療に関する治療法や症例を無料で配信しております。 「膝の痛みで今の仕事を辞めたくない」「膝の痛みを気にせずに仕事したい」という方は、ぜひ再生医療について確認してみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.06.24 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
変形性膝関節症と診断されて「もうランニングはできないのでは?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。 膝に痛みがあると、走ることで症状が悪化するのではと心配になりますが、正しい知識と注意点を押さえれば、変形性膝関節症の方でもランニングを楽しめます。 この記事では、変形性膝関節症でもランニングができるか、走るときの注意点を解説します。 手術を必要としない変形性膝関節症の治療法として注目されている再生医療についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性膝関節症に対する再生医療の症例を配信中です。 膝の痛みを気にせずにランニングを楽しむためにも、根本的な改善が期待できる再生医療がどのような治療を行うのか知っておきましょう。 変形性膝関節症でランニングはできる? 結論、変形性膝関節症でもランニングは可能です。 多くの方が「変形性膝関節症になったらランニングは諦めなければいけない」と思いがちですが、実際にはそうではありません。 むしろ、ランニングには以下のような膝に良い効果も期待できます。 膝関節周辺の筋肉が鍛えられ、膝を支える力が向上する 体重管理ができ、膝への負担が軽減される 血行が良くなり、膝関節の栄養状態が改善される ただし、ランニングは膝に大きな負荷を与えるため、無理をすると変形性膝関節症を悪化させるリスクがあります。 変形性膝関節症の方がランニングをする場合は、膝への負担が大きくなりすぎないように注意しましょう。 変形性膝関節症でランニングするときの注意点 変形性膝関節症の方がランニングを続けるためには、いくつかの注意点があります。 正しいランニングフォームで走る 適正体重を維持する 自分に合ったランニングシューズを着用する ランニングの走行距離を抑える これらの注意点を意識して、無理のない範囲でランニングを継続しましょう。 正しいランニングフォームで走る 膝に余計な負担をかけないためには、正しいフォームでランニングすることが重要です。 以下のポイントを意識して、ランニングフォームを改善しましょう。 着地は足の中央部分(ミッドフット)を意識し、かかとから強く着地しない 足が体の真下に着地するよう、歩幅を調整する 地面を強く蹴りすぎず、自然な足の運びを心がける 上半身をまっすぐに保ち、前傾しすぎない 腕は自然に振り、肩の力を抜く 呼吸を整えながら、リラックスした状態で走る フォームに不安がある場合は、動画で自分の走り方をチェックして改善するのもおすすめです。 適正体重を維持する 体重の増加は膝への負担を大きく増加させるため、適正体重を維持しましょう。 体重が1kg増えると、歩行時に膝にかかる負荷が約3〜4kg、階段の上り下りではそれ以上に増えるとされています。 適正体重を維持することで、膝への負担を軽減し、変形性膝関節症の進行を抑えられます。 体重管理のためには、ランニングなどの運動だけでなく、食生活の改善も同時に行うことが大切です。 バランスの良い食事を心がけ、摂取カロリーを適切にコントロールしましょう。 ただし、急激な体重減少は筋肉量の低下を招く可能性があるため、月に1~2kg程度の緩やかな減量を目指すことをおすすめします。 自分に合ったランニングシューズを着用する 足に合わないシューズで走ると、膝だけでなく足首や腰にも悪影響を与え、フォームの崩れにもつながります。 以下のポイントを参考に、自分に合ったランニングシューズを選びましょう。 足のサイズを正確に測定し、つま先に1cm程度の余裕があるサイズを選ぶ クッション性の高いソールで、着地時の衝撃を和らげる 足のアーチをサポートする機能があるものを選ぶ かかと部分がしっかりと固定され、安定性が高いものを選ぶ 実際に履いて歩いてみて、違和感がないか確認する 専門店で足の形や歩き方に合わせてアドバイスを受けることをおすすめします。 また、シューズは定期的に交換し、クッション性が低下したものは使用を避けてください。 ランニングの走行距離を抑える 変形性膝関節症の方は、健康な方と比べて走行距離を抑えつつ、膝に負担をかけすぎないペースで運動を継続することが重要です。 1日あたりの走行距離は2〜4km程度を目安にするとよいでしょう。 上記の目安は、週に20km前後の距離であれば膝軟骨の構造に悪影響を及ぼさず、むしろ厚みや体積の増加といった良好な変化が認められたというMRIを用いた研究※に基づいています。 ※参考:QIMS 変形性膝関節症でランニングするなら筋トレも行おう 変形性膝関節症の方は、ランニングと並行して筋力トレーニングを行い、膝関節の安定性を向上させることが重要です。 大腿四頭筋のトレーニング 内転筋群のトレーニング 外転筋群のトレーニング 痛みの軽減や症状の進行抑制を目指して、各部位の筋トレを行いましょう。 以下の記事では、変形性膝関節症に効果的なストレッチを紹介しているので、柔軟性に不安がある方は、ぜひ合わせてご覧ください。 大腿四頭筋のトレーニング 大腿四頭筋は膝を伸ばす働きをする重要な筋肉で、膝関節を安定させる役割があります。 この筋肉を鍛えることで、膝への負担を軽減し、歩行や階段昇降が楽になる効果が期待できます。 【仰向けで行う足上げ運動】 仰向けに寝て、トレーニングしない方の膝を立てる トレーニングする方の膝をしっかりと伸ばす 足首を手前に起こし、つま先を上向きにする 床から15cm程度足を持ち上げ、5~10秒間キープする ゆっくりと足を下ろし、左右各20回を1セットとする 1日2セット行うことを目標にする 【椅子に座って行う膝伸ばし運動】 椅子に座って行う膝伸ばし運動 椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばして正しい姿勢を保つ 片足の膝をゆっくりと伸ばし、床と平行になるまで上げる 足首を手前に起こし、5~10秒間キープする ゆっくりと足を下ろし、左右各20回を1セットとする 1日2セット行うことを目標にする 運動中に痛みを感じた場合はすぐに中止し、無理のない範囲で継続することが大切です。 内転筋群のトレーニング 内転筋群は太ももの内側にある筋肉で、膝の内側への安定性を保つ重要な役割があります。 この筋肉を鍛えると、膝関節のバランスが整い、膝の痛みの軽減や太ももの引き締め効果も期待できます。 [【ワイドスタンススクワット】 足を肩幅よりも広めに開き、つま先を外側に約45度向ける 手は頭の後ろに組むか、胸の前でクロスする 膝を外側に開くように意識しながら、腰をゆっくりと下ろす 太ももが床と平行になるくらいまで下ろし、膝が約90度になるようにする 膝がつま先より前に出ないよう注意しながら、ゆっくりと立ち上がる 10回を1セットとし、3セット行う 膝に負担をかけないよう、正しいフォームを意識して行いましょう。 痛みがある場合は、しゃがむ深さを浅くするなど調整してください。 外転筋群のトレーニング 外転筋群はお尻と太ももの外側にある筋肉で、骨盤や体幹を安定させる重要な働きがあります。 この筋肉を鍛えると、膝関節の外側への安定性が向上し、ヒップアップや脚の引き締め効果も期待できます。 【横向きで行う足上げ運動】 横向きに寝転び、下の手で頭を支える 上側の足のつま先を正面に向けたまま保つ 腰より少し上の高さまで、4秒かけてゆっくりと足を上げる 4秒かけてゆっくりと足を下ろす 呼吸を止めないよう注意しながら、左右各15回程度行う 【立って行う足上げ運動】 椅子や机などにつかまり、お腹に力を入れてまっすぐ立つ 片足を真横に4秒かけてゆっくりと上げる 4秒かけてゆっくりと足を下ろす 呼吸を止めないよう注意しながら、左右各15回程度行う 体がぐらつかないよう、体幹を意識して安定させる ランニングの前後に筋トレを取り入れて、膝関節の安定性を向上させましょう。 変形性膝関節症の痛みがつらいときは再生医療も選択肢の一つ 変形性膝関節症の方でも適切な方法でランニングを続けられます。 ランニングをする際は、正しいフォームでの走行や適正体重の維持、適切な走行距離を意識しましょう。 しかし、膝の痛みがつらくてランニングを楽しめない方もいらっしゃるかもしれません。 そのような場合は、再生医療という治療の選択肢もあることを知っておいてください。 再生医療には、以下の2種類があります。 幹細胞治療 PRP治療 どちらも患者さま自身から採取・培養した幹細胞や血液を利用するため、副作用のリスクが少ない治療法です。 以下の動画では、実際に当院で再生医療の治療を受け、変形性膝関節症が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 変形性膝関節症に対して、当院で再生医療を受けられた患者様の症例は、こちらからもご覧いただけます。 膝の痛みでお悩みの方は、当院「リペアセルクリニック」へご相談ください。
2020.06.23 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
膝の疾患によって治療を受ける場合、症状の進行具合で医師から手術を勧められることもあります。 しかし、「手術と聞くと怖いイメージがある」「手術で失敗してしまうのではないか」と不安になる方も多いのではないでしょうか。 人工関節手術は90%以上という高い成功率を誇る手術ですが、どのような手術にもリスクが伴います。 主なリスクとしては、血栓症、感染症、人工関節の緩み、脱臼などが挙げられます。 手術の失敗や術後リスクに不安がある方は、手術や入院を必要とせずに膝の痛みを治療できる再生医療という選択肢もあります。 「手術しか選択肢がないといわれたけど手術は避けたい」という方は、ぜひ再生医療専門のリペアセルクリニックへご相談ください。 いきなり新しい治療を試すのは不安という方に対しても、当院では無料のカウンセリングも実施しており、治療内容や適応について丁寧にご説明いたします。 また、当院の公式LINEでは、再生医療の治療法や膝の痛みが改善した症例を配信しているので、手術を受ける前に再生医療について知っておきましょう。 ▼手術せずに膝の痛みを治したいなら >>公式LINE限定の再生医療に関する情報を見てみる 膝の人工関節置換手術に失敗例はある? 膝の人工関節置換術の失敗例は、ゼロではありません。 しかし、手術の成功率は90%以上という非常に高い確率※を誇ります。 ※出典:愛媛大学医学部附属病院 人工関節センター「人工関節について」 人工関節置換術だけでなく全ての手術にはリスクが伴うため、失敗のケースが皆無というわけではないことを覚えておきましょう。 患者さまが「手術に失敗した」と感じる例としては、主に以下が考えられます。 手術部位の感染症など合併症がある場合 成功したといわれたのに痛みや動きづらさがある場合 手術後の経過は、術前の膝の状態や、患者さまの年齢、基礎疾患の有無などによって大きく異なります。 手術直後の痛みや違和感は回復過程の一部であり、多くの場合、リハビリの実施や時間の経過とともに改善していきます。 膝の人工関節置換手術で失敗例では?と混同しやすい症状 膝の人工関節置換術を受ける方の多くが、痛みの解消やスムーズな動作に期待を抱くことでしょう。 しかし、術後の症状から手術が失敗したと勘違いしてしまうケースも多々発生します。 感染症や神経麻痺の合併症 膝が曲がりづらい・歩きづらい 上記のような勘違いを防ぐためにも、手術後どのような状態になるか事前に把握しておく必要があります。 そこでこの項目では、人工関節置換術後に勘違いを招く症状やケースについて紹介します。 感染症や神経麻痺の合併症 人工関節置換術には、術後に感染症や神経麻痺などの合併症リスクが考えられます。 どちらも一桁程度の低確率ですが、治療部位が細菌に感染したり、神経を損傷することで麻痺症状が現れる可能性もゼロではありません。 感染症については、手術による傷口以外にも虫歯などのすでに体内に存在している細菌の影響を受ける可能性があるため、手術前に治療しておくことが重要です。 再手術や追加のリハビリが必要となり、回復までに時間がかかってしまうケースもあるため、可能性の一つとして覚えておきましょう。 膝が曲がりづらい・歩きづらい 人工関節置換術後に「膝が曲がりづらい」「歩きづらい」などの感覚を覚えるケースがあります。 膝が曲がらなくなったり、痛みがでたりする場合に行われる人工関節置換術ですが、術後すぐに正座ができるほど膝が曲がるようになるわけではありません。 術後の安静期間を経て、筋力低下や拘縮(関節が固まってしまう)を原因として、膝関節の可動域が狭くなってしまうことも多いです。 これらの問題を解消するには、適切なリハビリを継続的に実施し、膝関節の機能を改善させることが重要です。 膝の人工関節置換手術の失敗?術後に考えられるリスク 膝の人工関節置換の手術は、以下のようなリスクが考えられます。 血栓のリスク 感染症のリスク 人工関節が緩むリスク 脱臼のリスク 予防策をとることでリスクを軽減できますが、手術を検討している方はどのようなリスクがあるのか事前に学んでおきましょう。 血栓のリスク 手術の切開によって出血すると、防御反応で血液が固まりやすくなることに加え、患部を動かさないようにするため静脈内に血栓ができやすくなります。 血栓のリスクを軽減するためには、十分な水分補給や手術後にできるだけ早く体を動かすことが挙げられます。 感染症のリスク 手術時の細菌侵入で感染症を引き起こすリスクも存在します。 手術中はもちろん、手術後に人工関節が感染するケースもあり、油断できないリスクです。 手術前の適切な抗菌薬の服用や、厳密な無菌操作が重要です。また、患者さまも手術部位の清潔保持に努める必要があります。 人工関節が緩むリスク 手術後のリスクのひとつに長年の使用や体重の増加、激しい動きなどで大きな負荷がかかり、人工関節が緩むことが挙げられます。 人工関節と骨の固定が不十分になり安定性が失われるのと同時に、痛みや不安定感、歩行障害といった症状が現れます。 また、人工関節が緩んだ際には再手術を考慮する必要があります。 脱臼のリスク 転倒などにより人工関節の脱臼が起こるリスクがあります。 正座や激しいスポーツなど、関節に大きな負担がかかる動作は避けましょう。 医師から指示された動作制限を守ることで、脱臼のリスクを防ぐことができます。 膝の人工関節置換手術を避ける治療法 膝の疾患で多くの方が悩まされているのが変形性膝関節症です。 変形性膝関節症の治療には、人工関節手術以外にもさまざまな方法があります。主な治療方法は以下の通りです。 薬物療法 温熱療法 運動療法 これらの治療法は、症状の程度や生活スタイル、健康状態などを考慮し専門医が判断します。 また、手術以外の治療方法で効果が得られない場合や、症状が悪化した場合は手術が検討されます。 膝の人工関節置換手術の失敗例についてよくある質問 膝の人工関節置換手術の失敗例についてよくある質問と回答を紹介します。 人工関節置換手術の成功率は? 人工関節置換手術後の痛みはどのくらい? 人工関節置換手術の成功率は? 人工関節置換術の成功率は、90%以上という非常に高い数値が報告※されています。 ※出典:J-STAGE 人工関節の耐久性が15〜20年前後ということを考慮して、膝や股関節の変形が進行している60歳以上の方に適応されることが多いです。 手術後の膝の状態を10年に渡って調査した結果、5年後に良好な状態の割合は99.4%と大がかりな再手術を受けた人が少ないことがわかります。 しかし、どのような手術にもリスクは伴うため、しっかりと検討した上で手術を受けるか決めましょう。 人工関節置換手術後の痛みはどのくらい? 膝の人工関節置換術後の痛みとして、重だるいようなジーンとした痛みを感じるのが特徴です。 どのような手術でも麻酔が切れた後の痛みは少なからずありますが、術後の痛みを緩和するための工夫が多数実施されています。 術後の痛みに対して、注射や飲み薬など各種の痛み止めを使用するケースが多いです。 膝の人工関節置換手術の失敗が不安な方は再生医療をご検討ください 人工関節手術は90%以上という高い成功率を誇る手術ですが、どのような手術にもリスクが伴います。 主なリスクとしては、血栓症、感染症、人工関節の緩み、脱臼などが挙げられます。 手術の失敗や術後リスクに不安がある方は、手術や入院を必要とせずに膝の痛みを治療できる再生医療という選択肢もあります。 ただし、再生医療と人工関節置換術は併用できないため、整形外科専門医との十分な相談の上で治療法を選択することが重要です。 以下のような方は、人工関節置換術の前に再生医療についてご検討ください。 仕事や家庭の事情で入院時間が取れない方 まだ現役で働いており、長期の休職が難しい方 膝に負担のかかるスポーツ活動を続けたい方 手術に不安を感じている方 当院リペアセルクリニックでは、膝の痛みを手術せずに治療できる再生医療をご提供しています。 以下のページでは、膝関節に対する再生医療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による膝関節の症例はこちら 公式LINEでは、再生医療の治療法や膝の痛みが改善した症例を配信しているので、手術を受ける前に再生医療について知っておきましょう。 ▼手術せずに膝の痛みを治したいなら >>公式LINE限定の再生医療に関する情報を見てみる
2020.06.22 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
- 再生治療
「保存療法で身体の不調を治したい」「仕事があり入院や手術が難しい」と、お悩みの方はいませんか。 痛みをはじめとした身体の不調は、症状が悪化する前に治療を開始することが大切です。 本記事では、保存療法の基礎知識について詳しく解説します。 身体への侵襲が大きい手術を避けて症状を治したい場合は、身体への負担が少ない保存療法を検討しましょう。 保存療法の基礎知識 保存療法は、手術をせずに症状の改善や緩和を目指す治療法で、以下の効果が期待できます。 慢性的な症状を改善・緩和 身体の機能を改善 病状の悪化を防ぐ 保存療法は手術をしない治療なので、日常生活を送りながら症状の改善を目指せるのが特徴です。 一方で、症状と付き合いながら身体の機能改善を目指す治療法であり、病気の根本的な解決にならないデメリットもあります。 保存療法は患者様の症状に合わせて、薬物療法や運動療法などを組み合わせて行う方法が一般的です。 対症療法や手術療法との違い 保存療法は、「対症療法」や「手術療法」と以下のような違いがあります。 治療方法 目的 特徴 保存療法 症状の改善・緩和 手術をせずに症状の緩和を目指す対症療法の治療を総称して保存療法と呼ぶ 対症療法 症状の改善・緩和 症状を一時的に緩和できる 痛みを軽減できる 手術療法 症状を根本的に治す 症状の原因を取り除き、病気を根本的に改善させることを目指す 身体への負担が大きい 対症療法は、病気の原因を取り除くのではなく、痛みなどの症状の改善・緩和を目指す治療法のことです。 対症療法の中には、薬物療法や理学療法などさまざまな治療法があり、総称して保存療法と呼びます。 一方で手術療法は症状の原因を取り除き、病気を根本的に改善させることを目指す治療法のことです。 適切な治療方法には個人差があるため、身体に不調が見られる場合は、医療機関へ相談しましょう。 保存療法の主な種類と特徴 保存療法には、主に以下の4種類があり、それぞれ症状改善へのアプローチ方法が異なるのが特徴です。 薬物療法 理学療法(リハビリ・運動療法) 装具療法 その他|生活指導・食事療法 保存療法は症状の程度に合わせて、薬物療法や理学療法などを組み合わせて行います。 また、症状の原因が乱れた生活習慣である場合は、専門家による指導を受け、生活習慣を見直すことが大切です。 薬物療法 保存療法の1つである薬物療法は、炎症を抑えて痛みや苦痛などの症状を軽減するのを目的に行われます。 病状や既往歴などに合わせて、主に以下の薬が用いられます。 塗り薬 貼り薬・湿布 内服薬 坐薬 注射(関節注射・静脈注射など) 痛みをはじめとした身体の不調がみられる場合は、早めに医療機関を受診し、症状に合った薬を処方してもらいましょう。 理学療法(リハビリ・運動療法) リハビリや運動療法は、理学療法と呼ばれる保存療法の1つです。 運動療法では、筋肉や関節がスムーズに動かせるよう、症状に合った筋力トレーニングやストレッチを行います。 有酸素運動や筋力トレーニングなどを行うと、身体の血流が良くなり、痛みによって硬くなった筋肉の緊張がほぐれます。 慢性的な痛み症状や、ケガによる動作制限がある場合は、日常生活動作を中心としたリハビリを専門家に提案してもらいましょう。 装具療法 保存療法の1種である装具療法とは、サポーターなどの装具を使用して身体への負担を軽減する治療法です。 スポーツ外傷や変形性膝関節症などでは、装具を使用して不安定な関節を補助し、スムーズな動きをサポートします。 装具療法で用いられる装具は、症状の程度や装着部位のサイズに応じて、個々に合った形を使用します。 その他|生活指導・食事療法 生活習慣に問題があり身体に不調がみられる場合は、生活指導や食事療法によって、症状の改善を目指すことが大切です。 不規則な生活が続くと、生活習慣病や慢性的な身体の不調などにつながる恐れがあります。 自身の生活習慣を見直し、身体に悪影響を及ぼす可能性のある行動を早めに改善しましょう。 生活習慣の改善が難しい場合は、医師や栄養士などの専門家に相談し、生活指導を受けるのも1つの手段です。 保存療法のメリット・デメリットとは 保存療法には、以下のメリットとデメリットがあります。 保存療法のメリット 保存療法のデメリット 手術を避けられる 身体への負担が小さい 手術と比較するとかかる費用が少ない 治療期間が長引く可能性がある 症状の再発リスクがある 長期にわたる通院が必要な場合もある 保存療法は症状の軽減が目的であり、病気の根本的な治療にはなりません。 症状を改善したい場合は、メリットとデメリットを比較し、自身に合った治療法を検討しましょう。 まとめ|保存療法で治らないときは手術や再生医療を検討しよう 保存療法は、手術を避けて症状の改善・緩和が期待できる治療法です。 慢性的な痛みや身体の不調がみられる場合は、まずは医療機関を受診し、自身に合った治療法を検討することが大切です。 保存療法を受けても症状が治らないときは、手術や再生医療による治療を検討しましょう。 再生医療とは、患者様自身の細胞を利用して、損傷した部位の修復や再生を促す治療法です。 変形性の関節疾患や外傷などで、保存療法による回復が見込めない場合は、再生医療による治療も選択肢の1つです。 手術をせずに症状を改善したい方は、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)へお問い合わせください。 >当院の再生医療の症例一覧はこちら
2020.06.21







