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- 免疫細胞療法
「がん」を再発させないためには、生活習慣の改善が重要です。 再発しやすい病気として知られている「がん」は、命に関わったり生活の質を低下させたりする可能性があるため、適切な対処をとることが大切です。 本記事では、がんを再発させないために改善すべき生活習慣を5つご紹介します。 改善できる習慣から見直し、がんの再発リスク低減を目指しましょう。 がんを再発させない5つの習慣 がんを再発させないためには、以下の5つの生活習慣を意識することが大切です。 ①食生活の改善 ②運動習慣を身につける ③タバコを控える・禁煙する ④お酒を控える・禁酒する ⑤体重管理 適切な運動量や体重などは、人によって異なるため、まずは自身の達成できる目標を設定しましょう。 ①食生活の改善 がんを再発させないためには、食生活の改善が重要です。 栄養バランスの整った健康的な食事は、身体に必要な栄養素を効率良く取り込めます。 がんの再発予防では、以下の栄養素を含む食材をバランス良くとることを意識しましょう。 栄養素 効果・作用 具体例 タンパク質 身体をがん細胞から守る免疫細胞を作るために必要な栄養素 肉・魚介類・卵・乳製品・大豆製品 ビタミンC 抗酸化作用(体内の細胞を傷つける活性酸素から守る働き) 野菜・果物 ビタミンE ナッツ類・植物油・魚介類 食物繊維 腸内環境の改善 穀類・野菜・海藻類 乳酸菌 乳製品・発酵食品 上記の中でも特にタンパク質は、免疫力向上のために必要不可欠な栄養素なので積極的に取り入れることが推奨されます。 がんの治療中で食欲低下や味覚の変化がみられたりする場合でも、食事量を過度に減らしたり、味付けを濃くしたりしないようにしましょう。 以下の動画では、がんのリスクを減らすために避けるべき食べ物について、詳しく解説していますので合わせてご覧ください。 ②運動習慣を身につける がんの再発を防ぐためには、運動習慣を身につけることが大切です。 適度な運動は、体温が上がることによる血行促進やストレスの発散につながり、がん細胞から身体を守る免疫力が向上する効果をもたらします。 しかし、激しい運動を無理に行うと、心身ともにストレスとなり、逆に免疫力が低下する恐れがあるため注意が必要です。 運動時間の確保が難しい場合は、日常生活のなかで正しい姿勢を心がけたり、歩数を増やしたりして工夫しましょう。 ③タバコを控える・禁煙する がんの再発を防ぐ生活習慣に、禁煙があります。 タバコには発がん性物質が含まれており、喫煙者は非喫煙者と比べて約1.5倍がんの発症リスクが高まる※といわれています。 ※国立がん研究センター「日本人のためのがん予防法5+1」 自分で禁煙するのが難しい場合は、禁煙補助剤などを用いた禁煙治療を受けることも検討してみましょう。 また、非喫煙者であっても、喫煙者のタバコの煙(副流煙)を間接的に吸ってしまう「受動喫煙」に注意が必要です。 喫煙者も非喫煙者もがんの発症リスクを上げないために、タバコの煙を避けて生活しましょう。 ④お酒を控える・禁酒する がんを再発させないために、禁酒を習慣化することが大切です。 お酒に含まれるアルコールは、摂取量が多いほどがんの発症リスクが高まることがわかっています。 飲酒習慣がある方は飲酒量を減らしたり、アルコール度数の低いお酒にしたりして、アルコール摂取量を抑えましょう。 ⑤体重管理 がんの再発防止には、肥満や痩せすぎないように体重管理が大切です。 肥満でも痩せすぎでもがんの発症リスクや、がんによる死亡リスクが高くなることがわかっています。 また、体重管理を行う場合、食生活や運動習慣などの生活習慣にも気を付けることが増えるため、がんの再発予防に効果的といえるでしょう。 痩せすぎや肥満などを判断する体格指数は「BMI」と呼ばれ、以下の計算式で求められます。 BMI=体重(㎏)÷{身長(m)×身長(m)} 男性はBMI21~27、女性はBMI21~25になるように、体重を管理しましょう。 がんを再発させないために生活習慣を改善する重要性 がんを再発させないためには、生活習慣を改善することが重要です。 がんの発症には、遺伝的要因のほかに、過度な飲酒や喫煙などの生活習慣が関係しているといわれています。 以下の5つの健康習慣をすべて実践している人は、0~1つの習慣を実践している人と比べてがんの発症リスクが低いと推計※されています。 ※参照:国立がん研究センター「日本人のためのがん予防法(5+1)」 たばこを吸わない 飲酒を控える バランスの良い食事を心がける 日常生活を活動的に行う 体重管理をする 生活習慣を見直すことで、がんの再発リスクも低減できる可能性が高まるため、実施可能な行動から改善しましょう。 がんの再発防止を期待できる免疫細胞療法について がんの再発予防を期待できる治療法に、免疫細胞療法があります。 免疫細胞療法とは、体内の免疫細胞を培養し、体内に戻すことで免疫力を高める治療法です。 免疫力の低下によってウイルスや菌へ感染すると、がんに進展するリスクが高まってしまいます。 免疫力を高めることで、がんにつながる疾患やがんの再発を予防できる可能性がある免疫細胞療法が近年注目されています。 免疫力の低下ががんの発症リスクを高める理由については、以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。 【まとめ】がんを再発させない5つの習慣だけでなく免疫細胞療法も検討しよう がんを再発させないためには、以下の5つの習慣を心がけることが大切です。 食生活を改善する 運動習慣を身につける タバコを控える・禁煙する お酒を控える・禁酒する 適正体重を目指す がんの再発予防として、近年注目されている治療法に免疫細胞療法があります。 免疫細胞療法は、免疫力の向上が期待でき、がんの再発リスクを低減できる可能性があります。 がんの再発を予防したい方は、生活習慣の改善と合わせて、免疫細胞療法による治療もご検討ください。
2020.04.06 -
- 股関節
- 変形性股関節症
生物学的製剤による関節リウマチの治療を始めて効果を実感している方の中には、治療期間や中止のタイミングに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。 特に症状が落ち着いてきた時期には、治療継続の必要性や経済的な負担について悩まれることも少なくありません。 本記事では、生物学的製剤の適切な治療期間や、治療を継続する重要性について詳しく解説します。 関節リウマチの生物学的製剤はいつまで続くの? 生物学的製剤を使用したリウマチの治療は高い効果が期待できるものの、どれくらいの期間、継続する必要があるのでしょうか。 以下の項目について詳しく解説します。 厳密な接種期間は定められていない 1年以上の接種が望ましいとされている 薬の減量や休薬はできる? 実は、いつまで継続するべきか、明確には定まっていないのが現状です。 そして、仮に生物学的製剤を使用していて症状が安定していたとしてもすぐに中止せずに少なくとも1年くらいは継続するべきと言われています。 生物学的製剤による治療を受けて短期間で効果があったとしても自己判断で治療を止めるべきではありません。 厳密な接種期間は定められていない 関節リウマチの症状や進行状況は患者さまによって大きく異なるため、生物学的製剤の投与期間について明確な基準は設けられていません。 治療効果や副作用の有無、患者さまの状態などを総合的に判断しながら、主治医が個別に投与期間を決定していきます。 そのため、他の患者さまの治療期間を参考にすることはできず、自分の状態に合わせた治療計画に従うことが重要です。 1年以上の接種が望ましいとされている 生物学的製剤による治療では、症状が改善してきても最低1年間は継続することが推奨されています。 生物学的製剤を中止した場合、2年以内に56%※もの患者さまで症状が再燃することがわかっています。 ※出典:東邦大学「『関節リウマチ患者の生物学的製剤投与中止後の再燃を予測』~血液中バイオマーカーの組み合わせが最も有用~」 再燃のリスクを考慮すると、十分な期間の治療継続が重要です。 なお、治療の継続や中止については、血液検査などの結果も考慮しながら、主治医と相談のうえで慎重に判断する必要があります。 薬の減量や休薬はできる? 症状が安定している場合、主治医の判断のもと投与量を減らしたり、投与間隔を延ばしたりする方法を検討することは可能です。 ただし、これは必ず医師の指示に従って慎重に行う必要があります。 自己判断での減量や休薬は、症状の悪化を招く可能性が高く危険です。 減量や休薬を検討する場合は、定期的な経過観察を行いながら、慎重に進めていくことが重要です。 関節リウマチ治療の生物学的製剤の使用期間は長くなるほど費用がかさむ 生物学的製剤は関節リウマチ治療において高い効果を発揮する一方で、経済的な負担が大きいことが課題となっています。 3割負担の場合でも毎月1万5千円から3万円の自己負担が必要となり、継続的な治療費用は患者さまにとって大きな負担となります。 このような経済的負担から、症状が安定した患者さまの中には投与中止を希望するケースもあります。 ただし、投与中止後2年以内に56%の患者さまで症状が再燃することがわかっており、休薬の判断は慎重に行う必要があります。 医療費の負担軽減については、高額療養費制度や各種医療費助成制度の活用を検討することをおすすめします。 関節リウマチの主な治療法は?根本的な治療が期待できる再生医療について 関節リウマチの主な治療法には、以下のようなものがあります。 薬物療法 手術療法 再生医療 それぞれの治療法について解説します。 薬物療法 薬物療法は関節リウマチ治療の基本となる治療法です。 抗リウマチ薬(DMARDs)、生物学的製剤、JAK阻害薬などが使用され、炎症を抑制し関節破壊の進行を防ぐことを目的としています。 特に早期からの治療開始が推奨され、メトトレキサートを中心とした従来型抗リウマチ薬による治療が第一選択とされています。 効果が不十分な場合は、主治医との相談のもと、生物学的製剤やJAK阻害薬の使用が検討されることがあります。 手術療法 手術療法は、薬物療法では十分な効果が得られない場合や、関節の変形や破壊が進行した場合に検討される治療法の一つです。 主な手術方法には、人工関節置換術、関節形成術、関節固定術などがあります。手術の種類や方法は、症状や状態によって個別に検討されます。 手術後は、医師の指導のもとでリハビリテーションを行い、段階的に日常生活への復帰を目指します。 再生医療 再生医療では、主に幹細胞治療とPRP療法があります。 幹細胞治療は、患者さまの幹細胞を採取・培養して投与する治療法です。 幹細胞は体内の様々な種類の細胞に変化する能力があり、損傷部位に投与すると、必要とされる特定の細胞の種類へと変化するのが特徴です。 また、PRP療法では患者さま自身の血液を採取して、血小板を濃縮した後に投与します。血小板には成長因子を放出する働きがあります。 以下のページでは、実際に当院の再生医療で関節リウマチが改善した症例を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。 >関節リウマチに対する再生医療の症例はこちら 再生医療について興味がある方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。 まとめ・関節リウマチ治療で効果を期待できる生物学的製剤の治療期間と費用 生物学的製剤による治療は一般的に長期間継続することになります。 また、費用も高額になるため計画的に治療を受けるかどうかを判断し、必要に応じて高額療養費制度などを活用すると良いでしょう。 生物学的製剤による治療を検討している人は、費用面も含めて医師に相談して計画を立てる必要があります。 関節リウマチの治療方法には、薬物療法、手術療法の他に再生医療も選択肢のひとつです。 再生医療をご検討の際は、ぜひ当院「リペアセルクリニック」へお問い合わせください。
2020.03.17 -
- 免疫細胞療法
がんは日本人の2人に1人※が生涯でかかると言われる、非常に身近な疾患です。 ※参照:がんの罹患数と死亡数 一方で、近年の研究ではがんのリスクは食生活などの生活習慣の見直しによって低減できる可能性があり、医療専門家からも重要性が指摘されています。 しかし「がん予防に良いってどんな食べ物?」「具体的に何をどう食べたらいいか分からない」といった、疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか? 本記事では、がんの予防や再発リスクの低減が期待される食品・飲み物を日々の生活に取り入れやすい形でご紹介します。 毎日の食事を少し意識するだけでも、健康維持に役立つ可能性があります。 無理なく続けられる食生活を取り入れるためにも、ぜひ本記事を参考にしてください。 癌(がん)が嫌う食べ物・飲み物を紹介 癌(がん)のリスク低減が期待できる食べ物・飲み物を以下で紹介しています。 緑黄色野菜・果物 魚(オメガ3脂肪酸を含む) 海藻類 全粒穀物 コーヒー ぜひ参考にして、日々の食生活に取り入れましょう。 注意したい食材については、以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/b4q5Fmldk4Q?feature=shared 緑黄色野菜・果物 以下のような緑黄色野菜や果物は、健康維持や生活習慣病対策に役立つ栄養素が豊富に含まれています。 ブロッコリー、にんじん、ほうれん草、かぼちゃ 果物など 緑黄色野菜に多く含まれるβカロテン・ビタミンC・ビタミンEは、細胞を傷つける活性酸素を除去し、DNAの損傷や老化の抑制につながることも。 またブロッコリーには、スルフォラファンという成分が含まれており、この成分ががん細胞の増殖を抑制する可能性がある※といわれています。 ※出典:国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 ブルーベリーやぶどうのポリフェノール、柑橘類のビタミンCやフラボノイド、りんごのペクチンなども、免疫力の向上や腸内環境の改善に貢献します。 一日の目安としては、野菜は350g以上、果物は200g~300g程度※が推奨されているため、適量を取り入れるのがおすすめです。 ※参照:厚生労働省「食事バランスガイド」 魚(オメガ3脂肪酸を含む) サバ・イワシ・サンマ・アジなどの青魚に含まれるオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)は、以下のような働きが期待できる成分です。 細細胞の正常な機能維持をサポート 血液をサラサラにし、循環器疾患の予防に貢献 良質なたんぱく質が免疫力や筋力の維持をサポート 健康全体の維持にもつながる栄養源 オメガ3脂肪酸は研究で「がんの進行抑制や予防の補助的役割※」が示唆されていますが、あくまで予防的なサポート成分であり、治療薬の代替とはなりません。 ※出典:Annual Review of Nutrition 青魚は体全体の健康のためにも、週に2〜3回は青魚を中心とした魚料理を取り入れるとよいでしょう。 日常の食事に取り入れやすい青魚を活用し、バランスの取れた食材として、がんや生活習慣病の予防に取り組みましょう。 海藻類 わかめ・昆布・ひじき・もずく・のりなどの海藻類は、水溶性食物繊維やミネラルが豊富で腸内環境の改善に効果的とされています。 また、これらの海藻類は以下のようなメリットがあります。 腸内環境のサポート 代謝やホルモンバランスへの寄与 ヘルシーで満腹感がある アレンジ自在で続けやすい 特に、海藻類は加工されていない天然の海藻を選ぶことで、より自然な栄養が摂取できるのも大きなポイントです。 毎日少量ずつでも継続して摂ることが健康維持につながるので、意識して食事に摂り入れましょう。 全粒穀物 全粒穀物とはぬかや胚芽などを残した精製されていない穀物であり、玄米・全粒粉パン・オートミールなどの食材が代表的です。 これらは白米や白パンと比べて、ビタミンB群・マグネシウム・亜鉛・食物繊維といった栄養素を豊富に含みます。 また、全粒穀物は以下のような効果が期待できます。 腸内環境を整える 老廃物の滞留を防ぐ 抗酸化成分を含む 血糖をコントロール 生活習慣病リスクの低減 全粒穀物は、白米に玄米や雑穀を混ぜたり、朝食にオートミールを取り入れたりと、日々の食事に手軽に加えることが可能です。 コーヒー 以下の成分が含まれるコーヒーは、近年の研究によりがん予防効果が期待されている飲み物のひとつです。 クロロゲン酸(ポリフェノールの一種) カフェイン クロロゲン酸やカフェインには強い抗酸化作用や抗炎症作用があり、細胞の老化やDNA損傷を防ぐ働きがあります。 そのためコーヒーは肝臓がん・大腸がん・子宮体がんなどの予防効果が期待できるとされています※。 ※出典:国立がん研究センター「がんとコーヒー」 ただし、砂糖やミルクは多く加えることでカロリーや糖分が増えるため、控えめにしましょう。 また、1日2~3杯を目安にし、就寝前の摂取は避けるなど飲むタイミングにも注意が必要です。 がんリスクを高める可能性がある食品 がんを予防するには「摂るべき食材」だけでなく、以下のような「控えたい食品」についておさえておくことも重要です。 加工肉・赤肉 塩蔵食品 高脂肪食品 アルコール・砂糖含む飲み物 熱い飲食物 ここでは、日常的に口にしがちな食品の中で、注意すべきポイントやリスクについて詳しく解説します。 加工肉・赤肉 以下のような加工肉保存や発色を目的として、亜硝酸塩や発色剤などの添加物が使用されています。 ハム ソーセージ ベーコン など これらの成分の一部については、体内でニトロソ化合物という発がん性物質に変化し、大腸がんをはじめとするがんのリスクを高める可能性があると言われています。 WHO(世界保健機関)では、加工肉を「人に対しておそらく発がん性がある」※と分類しており、日常的な摂取に警鐘を鳴らしている状況です。 ※参照:農林水産省「国際がん研究機関(IARC)の概要とIARC発がん性分類について また、赤肉(牛・豚・羊など)についても、過剰な摂取によりがんの発症リスクが高まる可能性が指摘されています。 ※出典:国立がん研究センター「赤肉・加工肉のがんリスクについて」 特に、焼き肉やステーキなど高温で調理された肉には、ヘテロサイクリックアミンや多環芳香族炭化水素といった発がん性物質が生成されやすくなります。 ただし肉はタンパク質や鉄など重要な栄養素も含むため、完全に避けるのではなく、摂取量と調理法に注意を払うことが大切です。 目安としては、赤肉は週500g未満(※)に抑えること、加工肉はできる限り頻度を減らすことが望ましいでしょう。 ※参照:国立がん研究センター「多目的コホート研究(JPHC Study)」 植物性タンパク質や魚、大豆製品などをバランスよく取り入れることがおすすめです。 塩蔵食品 たらこ・塩辛・梅干し・漬物・干物などの塩蔵食品は、長期保存するために塩分を多く使って漬け込んだものです。 これらは日本の食文化に深く根付いている食品ですが、長期保存を目的に多くの塩分が使用されるため、摂取量には注意が必要です。 胃内の塩分濃度が高まることで胃粘膜が傷つき、慢性的な胃炎が引き起こされ、発がん物質の影響を受けやすい状態になると報告されています。 さらに、ピロリ菌という細菌が関与する胃がんも、塩分の高い環境下では感染や炎症が起こりやすくなり、がんの進行を助長する可能性があるとされています。 ※出典:国立がん研究センター「食塩・塩蔵食品摂取と胃がんとの関連について」 減塩対策方法としては、以下の方法が効果的です。 漬物や塩辛の量を減らす 減塩タイプの商品を選ぶ 味付けを薄味にして酢や出汁などで風味を補う 現在は冷蔵・冷凍技術が発達し、塩分に頼らずとも食品の保存が可能です。 健康維持のためにも、食塩の摂取量には意識的に注意しましょう。 高脂肪食品 高脂肪食品とは脂質を多く含む食品や調理法により油を多用した食品を指し、代表例としては以下のようなものがあります。 揚げ物(フライ・天ぷら・唐揚げ) スナック菓子・菓子パン・ファストフード バターやラードを多く使った洋菓子 など これらの食品には、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸が多く含まれ、摂取しすぎると体脂肪の増加やホルモンバランスの乱れを引き起こします。 とくに肥満は、乳がん、大腸がん、膵臓がん、腎臓がんなど多くのがんと関係がある※ことが明らかになっています。 ※参照: 国立がん研究センター 閉経前・後ともに肥満は乳がんのリスクに 日本癌学会 日本癌学会主催 第24回日本癌学会市民公開講座 講演1「肥満とがん」より 効果的な対策としては、揚げ物の頻度を減らすだけでなく、調理法を見直すことです。 蒸す・茹でる・焼くといった調理法を取り入れ、油の使用量をコントロールしましょう。 また、脂質を完全にカットするのではなく、以下のようなオメガ3脂肪酸を含む体に良い脂質へ置き換えましょう。 青魚 ナッツ アボカド オリーブオイル など このような脂質の置き換えが、健康的な食生活に繋がります。 アルコール・砂糖含む飲み物 アルコールと砂糖を多く含む飲み物もがんリスクを高める要因として、数多くの研究で報告されています。 アルコールは「グループ1=ヒトに対しておそらく発がん性がある※」と分類されており、特に以下のがんとの関連があると言われています。 ※出典:農林水産省「国際がん研究機関(IARC)の概要とIARC発がん性分類について」 口腔がん 咽頭がん 食道がん 肝臓がん 乳がん ※出典;「日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会」 飲酒量が多いほどリスクは高まるので、毎日の過剰摂取は要注意です。 また、アルコールが入っていない場合でも、糖分を多く含むジュースや炭酸飲料なども健康に影響を及ぼします。 健康的な飲み物としては、水・麦茶・緑茶・ルイボスティー・無糖の炭酸水などがおすすめです。 アルコールの代わりにノンアルコールビールやお茶を取り入れるなど、飲酒習慣の見直しも効果的な方法です。 飲み物は日常的に摂取するものだからこそ、ちょっとした積み重ねが健康に影響を及ぼすため、注意しましょう。 熱い飲食物 以下のような熱すぎる飲み物や料理も、がんリスクを高める可能性があります。 熱い緑茶やコーヒー スープ ラーメンなど 世界がん研究基金(WCRF)や国際がん研究機関(IARC)は、65℃以上※の高温の飲食物を常習的に摂取すると、食道がんのリスクが上昇するとされています。 ※参照;農林水産省 国際がん研究機関(IARC)によるコーヒー、マテ茶及び非常に熱い飲料の発がん性分類評価について 高温の飲食物が食道や口腔の粘膜を繰り返し傷つけることで、炎症が慢性化し、細胞の変異を招きやすくなるためです。 加えて、アルコールと一緒に摂取することで、粘膜への刺激が倍増し、がんリスクがさらに高まる可能性があります。 対策としては、飲食物の温度を適度に冷ましてから口にする習慣を身につけることが有効です。 熱すぎると感じたら数十秒待つ、一度器に移すなどの小さな工夫でリスクは軽減できます。 がん予防するための食生活のポイント がんを遠ざけるためには、特定の食品だけに頼るのではなく、日々の「食習慣全体」を見直すことが大切です。 以下に、実践しやすいポイントをまとめます。 バランスの取れた食事 野菜・果物・魚・豆類・発酵食品を組み合わせて、免疫力の維持と炎症の抑制をサポート 規則正しい食事 朝食抜きや深夜の食事は代謝の乱れに繋がるため、1日3食を決まった時間がおすすめ 加工食品を控える 添加物の摂取を減らすためにも、自炊中心で新鮮な食材を選ぶのが理想的 食事+運動の併用 ウォーキングや軽いストレッチなどを日常に取り入れ、肥満や慢性炎症を予防 全てを完璧に実践するのはなかなか難しいものですが、できることから少しずつ始めていくことをおすすめします。 【まとめ】癌が嫌う食べ物を避けつつ、バランスの良い食生活の実践を がんは誰にとっても身近なリスクですが、毎日の食生活を見直すことで、そのリスクを減らすことが期待できます。 以下のような食材を積極的に取り入れながら、加工肉や高脂肪食品・過度なアルコール摂取は避けましょう。 緑黄色野菜・果物 魚(オメガ3脂肪酸を含む) 海藻類 全粒穀物 コーヒー また、特定の食材に頼るのではなく、「食べ方」「習慣」「生活リズム」を総合的に見直すことが重要です。 できることから少しずつ実践して、長く続けられる健康習慣を身につけることが、がんを防ぐ第一歩となります。 今日から習慣を見直し、生活リズムを整え、バランスの良い食生活を意識して取り入れていきましょう。
2020.03.13 -
- 股関節
- 変形性股関節症
- 再生治療
変形性股関節症と診断されて「手術が必要」と言われたものの、「本当に今が手術のタイミングなのか」「もう少し様子を見てもよいのではないか」と迷われている方も多いのではないでしょうか。 変形性股関節症の手術は人工関節への置き換えが一般的ですが、一度手術を行うと元に戻すことはできません。 そのため、適切なタイミングで判断することが重要です。 この記事では、変形性股関節症の手術を受けるべきタイミングの判断基準や手術のメリット・デメリット、手術以外の治療選択肢について解説します。 手術に不安を感じている方や、より負担の少ない治療法をお探しの方は、ぜひ最後まで読んで適切な治療選択ができるように参考にしてください。 また、変形性股関節症に対しては、再生医療という治療選択肢もあります。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、変形性股関節症が改善された患者様の症例を紹介してますので、 併せて参考にしてください。 >>その他の変形性股関節症に対する再生医療の症例はこちら 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでも情報を発信しているので、ぜひご覧ください。 【結論】変形性股関節症の手術タイミングは症状や生活に合わせて判断 変形性股関節症のステージは前期・初期・進行期・末期の4段階ですが、手術を受ける明確なタイミングは存在しません。 股関節の状態が末期であっても、激しい痛みや生活への支障がなければ、保存療法(薬物療法など)で経過をみる場合があります。 一方で、変形性股関節症の前期や初期でも、患者さまが激しい痛みを訴えている場合は、手術の検討が必要です。 変形性股関節症の各ステージと、患者さま一人ひとりの症状は必ずしも一致しないため、手術は「必要性があるかどうか」で判断されます。 変形性股関節症における手術のタイミングを決めるポイント 変形性股関節症の手術を受ける場合、後悔しないための判断が必要です。 手術のタイミングを決める際には、以下の3つのポイントを考慮して決めます。 痛みの強さと日常生活への支障を考慮する 関節の変形度と画像診断の進行度を確認する 生活の質(QOL)や今後の人生設計を考慮する これらの正しい知識を身につけて、適切な治療を選択しましょう。 痛みの強さと日常生活への支障を考慮する 変形性股関節症の手術を受けるかどうかは、痛みの強さや日常生活への支障の程度を考慮して決めましょう。 初期段階で痛みが限定的かつ仕事や日常生活に支障がなければ、保存療法で経過をみるのも一つの選択です。 しかし、以下のような強い痛みが続く場合は、手術を検討するタイミングといえます。 夜眠れないほど痛い 歩くのがつらいほど強い痛み 安静にしていても痛みが続く 痛み止めが効かない これらに該当して、日々の生活で「辛い」と感じている場合は、医師に手術を相談してみましょう。 関節の変形度と画像診断の進行度を確認する 変形性股関節症の治療において、手術のタイミングを決める際は、関節の変形の程度が判断材料になります。 股関節の変形は進行期にあらわれるケースが多く、以下の画像検査で判定可能です。 検査の種類 検査できる症状 レントゲン検査 股関節の変形・骨棘の形成・関節の隙間 CT検査 股関節の変形・骨棘の詳細な形状・関節の隙間(レントゲンで分からない部分) MRI検査 軟骨のすり減り・靭帯などの損傷・炎症の有無 骨の出っ張りを骨棘(こつきょく)といい、股関節の痛みや可動域制限を引き起こす原因となります。 歩行時のバランスも不安定にさせるため、骨棘が形成されている場合は、手術を選択肢に入れるタイミングです。 なお、軟骨や靭帯はレントゲン画像に写らないため、画像診断を受ける際には、CTやMRI検査ができるかどうか、事前に確認しておきましょう。 生活の質(QOL)や今後の人生設計を考慮する 変形性股関節症の手術を受ける際は、生活の質や今後の人生設計も考える必要があります。 「仕事を休めない」「手術が不安」などの理由で痛みを我慢すると、日常生活や趣味・スポーツなどの動作が制限されます。 変形性股関節症の痛みは歩行にも影響するため、毎日の通勤を苦痛に感じてしまう恐れもあります。 また、日本人は平均寿命が伸びているので、働き盛り(40〜60代など)で変形性股関節症になった場合は、痛みを伴う人生が何十年も続きます。 少しでも早いタイミングで手術を受け、今後の不安を取り除くなど、人生設計も考えておくとよいでしょう。 変形性股関節症の手術を行うタイミングが早い場合のデメリット 変形性股関節症の手術として行われる人工股関節置換術は、股関節の損傷部分を取り除き、人工の関節に置き換える手術です。 しかし、手術のタイミングが早すぎる場合にはデメリットもあります。 人工関節の寿命を短くする可能性がある 手術には合併症などのリスクも伴う 手術を検討する際は、これらのリスクも十分に理解しておきましょう。 人工関節の寿命を短くする可能性がある 人工関節が使用できるのは20年~30年ほどが目安です。 若いうちに人工関節にすると、数十年後に再度手術が必要になる可能性が高くなります。 とくに40代や50代で手術を受けた場合、70代や80代でもう一度手術を受けなければならない可能性があります。 再手術は初回の手術よりも技術的に困難で合併症のリスクも高くなるため、症状が軽い場合は様子を見ることも検討しましょう。 手術には合併症などのリスクも伴う 人工関節手術には、感染症や合併症のリスクがあります。 とくに免疫機能が低下している場合、手術後に感染症を引き起こすと重篤になる可能性があり、傷の治りが悪くなって再手術が必要になる恐れもあります。 感染症の確率を0%にすることはできないため、事前に十分な検査が必要です。 手術を検討する際は、これらのリスクと現在の症状を比較検討して判断しましょう。 変形性股関節症の手術後の生活 人工股関節置換術を受けた後の生活も手術を受けるかどうかの判断材料になります。 痛みの大幅な軽減が期待できる 手術後はリハビリが必要になる 股関節に負担がかかる動作は避ける必要がある 手術後の生活イメージを持ち、より適切な治療を選択してください。 痛みの大幅な軽減が期待できる 人工股関節置換術の最大のメリットは、股関節の痛みが大幅に軽減されることです。 手術前に歩行時や安静時に感じていた痛みがほとんどなくなり、生活の質が大きく向上します。 多くの患者さまが「手術を受けてよかった」と感じる理由は、この痛みの軽減効果です。 また、股関節の可動域も改善されるため、これまで痛みで制限されていた動作ができるようになることが期待できます。 手術後はリハビリが必要になる 人工股関節手術後は、約2〜3週間の入院期間とその後の継続的なリハビリが必要です。 手術翌日から理学療法士の指導のもと、段階的にリハビリを開始します。 最初はベッド上での運動から始め、徐々に立ち上がり、歩行訓練へと進んでいきます。 退院後も外来でのリハビリを継続していきますが、完全に日常生活に戻るまでは3〜6カ月程度かかります。 この期間は、仕事や家事など日常生活への影響も大きいため、あらかじめ回復に必要な時間を見据え、無理のない生活設計を立てておくことが大切です。 股関節に負担がかかる動作は避ける必要がある 人工股関節手術後は、股関節に負担がかかる動作や姿勢を避ける必要があります。 あぐらや横座りなどを避ける ズボンや靴下を履くときは椅子に腰掛ける 過度な運動やスポーツを避ける 重いものを持たないようにする 入浴時は膝を大きく曲げないようにする 転倒を防ぐための生活環境を整える 適度な運動は股関節周りの筋肉を鍛えることにつながりますが、過度な運動は股関節の脱臼やゆるみを起こしてしまう可能性があります。 水泳やウォーキングなどの軽い運動は可能ですが、野球やサッカーなどの激しいスポーツは控えた方がよいでしょう。 変形性股関節症の手術を避けたい方は再生医療も選択肢の一つ 変形性股関節症の治療には、手術の他に再生医療という選択肢もあります。 再生医療とは、幹細胞を投与してすり減った軟骨などの回復に働きかける治療方法です。 手術による治療方法ではないため、皮膚の切開や入院を必要としません。 再生医療について詳しくは、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEで情報を発信しています。 症例紹介や簡易オンライン診断も行っているので、ぜひ一度チェックしてみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 変形性股関節症の手術を受けるタイミングは医師と相談して決めよう 変形性股関節症を治療する場合、手術を受けるタイミングは必ず医師と相談して決めることが大切です。 手術のタイミングや必要性は総合的に判断されるため、医師による問診・触診や、画像検査などが必要です。 定期的に通院し、医師に患部の状態をチェックしてもらい、相談の上で手術のタイミングを決めましょう。 ただし、手術には感染症などのリスクがあるほか、人工股関節置換術は入院やリハビリを伴うため歩けるようになるまで時間がかかります。 手術のリスクを回避したい方や、仕事復帰への時間をかけたくない方は、再生医療を選択肢に入れてみましょう。 再生医療は手術や入院の必要がなく、体にかかる負担も軽いため、高齢者も治療が受けられます。 変形性股関節症に対する再生医療について相談したい方は、お気軽に当院「リペアセルクリニック」へお問い合わせください。
2020.03.10 -
- ひざ関節
「膝裏が痛いのは関節リウマチが原因?」 「関節リウマチと膝裏の痛みの関係性は?」 関節リウマチは身体のさまざまな部位に症状が現れるため、「膝裏の痛みは関節リウマチが原因だろうか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 本記事では、関節リウマチによって膝裏の痛みを引き起こす原因について詳しく解説します。 関節リウマチが膝裏の痛みを引き起こす原因や痛みの治し方を確認し、症状の悪化を防ぎましょう。 また、従来の治療では薬物療法によって症状をコントロールすることが目的とされていましたが、近年では再生医療も治療の選択肢として注目されています。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、再生医療の治療法や症例を無料で配信中です。 「膝裏の痛みを早く治したい」「根本的に改善する可能性がある治療に興味がある」という方は、ぜひ再生医療について確認してみてください。 関節リウマチによって膝裏の痛みを引き起こす原因 関節リウマチが膝裏の痛みを引き起こす原因は、関節の内側を覆っている滑膜が攻撃され炎症を起こすためです。 滑膜が攻撃される原因は解明されていませんが、免疫系の異常が主な要因と考えられており、ホルモンバランスの影響も関連している可能性があります。 関節リウマチは、手や足の指、手首、足首、肘、膝、股関節などの関節に、腫れや痛み、こわばりなどの症状が出るのが特徴です。 関節リウマチを発症すると、以下の疾患や膝の変形を伴う可能性があります。 リウマチによる膝関節の変形 ベーカー嚢腫 関節リウマチの合併症により、さらに膝に痛みが出現する場合もあるため注意が必要です。 リウマチによる膝関節の変形 膝裏が痛い原因として、関節リウマチによって膝関節の変形が進行している可能性があります。 膝関節の変形には、主に以下の3つのタイプがあります。 疾患名 状態 内反膝 内側の関節が破壊されて膝が外側に変形した状態 外反膝 膝の外側が破壊されて膝が内側に変形した状態 波形膝 真っすぐ立つと、両膝が左右どちらかに同じ方を向いている状態 関節リウマチで手や足の指が変形してしまう症状はよく知られていますが、膝が変形する可能性もあります。 膝裏に痛みがある方は、早めに専門医に相談しましょう。 ベーカー嚢腫(のうしゅ) 膝裏が痛い原因として、関節リウマチの合併症の一つであるベーカー嚢腫(のうしゅ)の可能性があります。 ベーカー嚢腫とは、関節液が過剰分泌され、膝裏に「こぶ」ができる疾患です。 膝裏にできたこぶは、腫れや痛みを伴う場合があり、関節リウマチの症状と相まって膝裏に強い痛みが生じる場合があります。 ベーカー嚢腫の腫れが引いても、膝裏の神経が傷ついてしまうと痛みが長引く可能性があります。 関節リウマチ以外の疾患によって膝裏に痛みが生じる原因 関節リウマチ以外の疾患でも膝裏に痛みが生じる場合があり、以下の4つの原因が考えられます。 変形性膝関節症 半月板損傷 靭帯損傷 反張膝 関節リウマチと合併して発症する病気もあるため、自己判断せずに医療機関を受診することが大切です。 膝裏に痛みが生じたときは、何が原因なのかをしっかりと確認し、適切な治療を受けましょう。 変形性膝関節症 関節リウマチ以外で膝裏に痛みが生じる原因の1つとして、変形性膝関節症が挙げられます。 変形性膝関節症は加齢や肥満を原因に発症する疾患で、膝の関節軟骨が擦り減ることで膝に痛みが生じます。 変形性膝関節症の主な症状は、以下のとおりです。 膝に水が溜まる 階段昇降が困難になる 歩行が難しくなる 変形性膝関節症になり膝が大きく変形してしまうと、日常生活に支障をきたすため、早めに治療を開始しましょう。 変形性膝関節症の症状や治療法については、以下で詳しく解説していますので参考にしてください。 半月板損傷 関節リウマチ以外で膝裏に痛みが生じる原因として、半月板損傷が挙げられます。 半月板損傷とは、膝関節内にある「半月板」と呼ばれる板状の線維軟骨が損傷する疾患です。 半月板損傷の主な症状は、以下のとおりです。 膝が腫れる 膝の曲げ伸ばしができない 膝を動かすと引っかかる感じがする 半月板は膝関節を安定させる役割を担っているため、損傷すると膝の筋肉や腱などに大きな負荷がかかってしまいます。 半月板損傷の症状や治療法については、以下で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。 靭帯損傷 関節リウマチ以外で膝裏に痛みを生じる原因の1つとして、靭帯損傷が挙げられます。 靭帯を損傷すると、以下の症状がみられます。 膝の曲げ伸ばしがしづらい 膝に水が溜まる 歩行が困難になる可能性がある 膝の靭帯損傷は、スポーツや外傷が原因となって起こります。 膝に突然強い圧力を受けたり、同じ動作を繰り返したりすると、靭帯損傷につながる恐れがあるため、膝を酷使しないよう気をつけましょう。 反張膝 関節リウマチ以外で膝裏に痛みを生じる原因として、反張膝が挙げられます。 反張膝には以下の症状がみられます。 膝に痛みを感じる 膝関節が不安定になり外れそうな感覚がある 筋肉が張って痙攣を起こすことがある 膝周囲の筋力不足や身体の重心が後方に偏っていると、反張膝になりやすい傾向があります。 反張膝を防ぐためには、運動をして膝周囲の筋肉を鍛えたり、日常生活で正しい姿勢をするよう意識したりするのが大切です。 関節リウマチによる膝裏の痛みを治す方法 関節リウマチによる膝裏の痛みを治す方法を紹介します。 安静にする 温冷によるセルフケア 食生活の改善 抗リウマチ薬の服用 関節リウマチによる膝裏の痛みは、セルフケアで緩和できる場合があります。 しかし、強い痛みが出ているときは、医療機関を受診し適切な処置を受けることが重要です。 安静にする 関節リウマチによって膝裏に強い痛みがある場合は、膝を動かさずに安静にすることを優先しましょう。 急性期で熱や腫れがあるときは無理して動かすべきではありませんが、関節は動かさずにいると硬くなり、周囲の筋肉も痩せてしまいます。 痛みが引いてきたら、無理のない範囲でストレッチや筋力トレーニングを行ない、筋力低下を防ぐことが大切です。 温冷療法による処置を行う 関節リウマチによって膝裏痛みがある場合は、症状の程度に合わせて温冷によるケアを行いましょう。 関節リウマチの急性期症状である患部の腫れや赤みが出現していないかを確認し、ケアを行ってください。 膝裏に赤みや熱があって腫れている急性期の場合は、膝裏を冷やすことで痛みを緩和できる可能性があります。 急性期を終えて熱や腫れが引いた慢性期の場合は、膝裏を温めて血行を良くすると、痛みの緩和が期待できます。 食生活を改善する https://youtu.be/4LeBKWd3w2s?si=a0w8ocuWCEoa_rEJ 関節リウマチによって膝裏痛みがある場合は、食生活の改善も重要です。 別の疾患がなければ基本的に食事制限は必要ない関節リウマチですが、症状を悪化させる可能性がある食材があるため、注意しましょう。 控えた方が良い食べ物は、以下の通りです。 加工食品 揚げ物 精製炭水化物(白米、砂糖など) マーガリン アルコール 塩分の過剰摂取は、関節リウマチの症状を悪化させる可能性があるため、加工食品や揚げ物など高塩分の食べ物には注意が必要です。 また、アルコールは関節リウマチの薬との相互作用によって炎症を引き起こす可能性があるので、できるだけ控えましょう。 上記を完全に制限する必要はなく、バランスのとれた食生活を心がけることが重要です。 抗リウマチ薬を処方してもらう 関節リウマチによる膝裏の治療法は、基本的に薬物療法です。 診断された早い段階から抗リウマチ薬の使用を開始し、痛みの程度に応じてステロイドや鎮痛薬を併用します。 関節リウマチの発症原因を精査し、痛みの原因に合った薬を使用して治療を進めていくことが重要です。 まずは関節リウマチの専門科を受診し、自身に合った治療法を提案してもらいましょう。 つらい膝裏の痛みには再生医療による治療も選択肢の一つ 関節リウマチによる膝裏の痛みが治まらない場合は、医療機関を受診しましょう。 膝裏の痛みは、関節リウマチだけでなく、変形性膝関節症や半月板損傷など他の疾患でも見られる症状です。 膝裏の痛みを放置したり、我慢して無理に動かしたりすると、症状が悪化する恐れがあります。 関節リウマチや他の疾患にかかり痛みが慢性化している場合は、再生医療による治療をご検討ください。 以下のページでは、実際に再生医療の治療を受け、関節リウマチが改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >>再生医療を用いた関節リウマチの症例は、こちら 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、膝裏の痛みの根本的な治療につながる可能性がある再生医療に関する情報を配信中しております。 再生医療での治療に興味がある方は、ぜひ再生医療についてご確認ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.03.02 -
- 免疫細胞療法
実は、ボディビルダーは「風邪をひきやすい?」 あの、凄い筋肉量と、いかにも強靭そうで強い肉体を持っている「ボディビルダー」、トレーニングを重ねているため基礎代謝が良く減量などとは無縁。すごくて健康そうに見えます。!病気などにも縁がなくウイルスや細菌などぶっ飛ばしてしまいそうなイメージってありませんか。 しかし…ご存知でしたか?意外ですが「風邪をひきやすい・・・!」ということ? 全ての方がそうではありませんが実は、風邪をひくことで悩んでいるボディビルダーが多いと言います。ボディビルダーのイメージとは真逆ですね。そこで今回は、いかにも丈夫で健康の権化のようなボディビルダーが実のところは風邪ひきやすい!ということについて、その原因と対策を解説します。 ボディビルダーが風邪ひきやすい原因とは? 私たちは、ある意味出来上がった姿である鋼のようなボディビルダーを拝見している訳です。その鋼のような姿になるという部分に何かありそうですね。 ボディビルダーが風邪ひきやすい原因として第一に考えられるのが「激しいトレーニングをしている」ことです。「え?トレーニングって鍛えてるという体にに良さそうなイメージがあるけど?」「運動って免疫力を高めるんじゃないの?」と思われた方も少なくないでしょう。 実は、どんな運動でも運動であれば「免疫力」を高められるというものではないのです。「免疫力」を考えて運動するのであれば「適度な運動を、継続的に行う」これが重要になります。 激しい運動の連続は、体にとってはストレスとなり、ストレスは免疫力を低下させてしまうからです。健康的に体に負荷を与えるには負担にならない適度な運動であることと、それを継続することが大切なのです。 あの超人のようなボディビルダーとしての肉体を作り上げるためのトレーニングは、健康とはまったく別もの。 理想の魅せるための肉体作りは、一般人とは違う超ハードなトレーニングを行うことが多く、これが肉体的なストレスとなって免疫力を低下させてしまいます。また、見せるための肉体改造はトレーニングだけでは完成しません。 トレーニングに合わせて無駄な脂肪を取り去るための食生活が待っています。それは、一般人のメニューとは違っていて食事回数や、食事の内容、そのカロリーなど、脂肪をとことん、そぎ落とすことに注力し、徹底的に「体脂肪率が低い」状態を作り出します。 この体脂肪が低い状態こそが「風邪のひきやすさ」に関係しています。なぜなら脂肪は、体温を維持する役割を担っており、ボディビルダーのように脂肪が少ないと、その効果が薄く、体温が低下しやすくなるのです。 病気に対する抵抗力である免疫力は、体温が高いほど高まる傾向にあります。脂肪が薄くて体温が下がりやすいボディビルダーは基本的に免疫力が低くなりやすいのです。 このように、ボディビルダーは理想の肉体作りのための行動が免疫力を低下させてしまい、風邪をひきやすくなります。イメージからは意外に思われましたが、意外に病気になりやすい不健康ともいえる状態とも言えます。このように理屈が分かると風邪をひきやすくなることにもうなずけます。 風邪をひきやすいのは免疫力の低下が原因 きつい食事の回数やカロリーなどのコントロールに加え、ハードなトレーニングによる身体作りがかせないボディビルダーにとって「風邪をひきやすい」といった病気への抵抗力が弱くなりがちのは仕方がないのでしょうか? 逆に無視することはできません。激しいトレーニングと厳しい減量という大変な想いをして作り上げた肉体はコンテストで評価されることに意義があるからです。場合によっては重症化し、コンテストに向けたトレーニングや食生活を含めたコントロールに大きな支障をきたす可能性もあります。 免疫とは、私たちの体には侵入した異物を排除する仕組みで、身体を病気から守ってくれる自己防衛システムのことです。たとえば風邪のウイルス菌が体内に侵入すると、それを撃退します。その仕組みこそが『免疫』です。 この免疫について、ボディビルダーに限らず、厳しいトレーニングを積み、鍛えられた肉体を持つアスリートは、免疫力が高いはずという思い込みがありますが実はそうではないということになります。 先にも申しましたが適度な運動で免疫力はアップしますが、逆に激しい運動はかえって免疫力を低下させます。例えばマラソンなどの強度の強い運動をした人は、しなかった人に比べて運動後に上気道感染症(風邪)にかかる率が2~6倍増加したという報告もあるほどです。 免疫力を高めて真の強靭なボディビルダーを目指す免疫細胞療法 そんなボディビルダーが免疫力を高め、風邪に強い体作りを目指すのであれば「免疫細胞療法」という先端治療を検討してみてはいかがでしょうか。免疫細胞療法は、体内に侵入した病原菌を攻撃する免疫細胞を採血等で取り出し、培養してから体内に戻すことで免疫力を高める治療法です。 免疫力を高めることによって風邪だけでなく、アレルギーやさまざまな感染症、更にがんの予防にも役立ちます。じかも、自分の体内から取り出した細胞を培養するため、アレルギーや、ドーピングなどに抵触することがありません。 ここではボディビルダーを例にお話をしましたが、このような免疫力の低下は、激しい運動やトレーニングを行うスポーツ選手全般にとっての課題ではないでしょうか。極限まで頑張るアスリートにとって健康に気づかうことは非常に大切。 アスリートが結果を出すために、そのパフォーマンスを最大に引き出すには免疫の高い身体づくりは非常に大切なことではないでしょうか。必要な時に必要なパフォーマンスを実現するのはスポーツ選手の目標です。 せっかくのトレーニングや練習を無駄にしない。このような先端治療方法があることを知り、自身の体調コントロールに役立て、良い結果を導き出せればよいのではないかと思います。 まとめ/ボディビルダーは風邪をひきやすい? ボディビルダーにとって、肉体作りを邪魔する風邪の存在は決して無視できないものですが、ハードなトレーニングと、ハードな体脂肪管理によって、どうしても風邪ひきやすくなることは否めません。 ボディビルダーだけでなく、ハードなプレーや、トレーニングなどの運動が多いスポーツ選手、アスリートは、必要な時にパフォーマンスを発揮するためにも免疫細胞療法による治療法を検討してみてください。 興味がればお問い合わせ下さい ▼ スポーツ外傷(筋・腱・靭帯損傷)に対する再生医療 当院の再生医療は、スポーツ選手のパフォーマンス(QOL)を維持する治療を推進しています 監修:リペアセルクリニック大阪院
2020.03.01 -
- ひざ関節
- 再生治療
- 幹細胞治療
現在、半月板損傷と診断されて手術をすすめられている方や、すでに保存療法(投薬・リハビリ)を受けているものの、なかなか改善を感じられない方の中には、「このまま今の治療を続けて本当にいいのか?」「もっと自分に合った方法があるのでは?」と疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。 実際、半月板損傷の治療では手術療法が選択されることが多い一方で、手術には一定のデメリットやリスクも伴います。 手術に対して不安を感じたり、慎重に判断したいという方も少なくないでしょう。 本記事では、半月板損傷の手術のデメリット・メリットについて詳しく解説します。 また、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでは手術以外の治療法も紹介していますので、ぜひ参考にしてご自身の症状やライフスタイルに合った治療法を選びましょう。 半月板損傷における手術のデメリット 半月板損傷における手術のデメリットは、主に以下4つあります。 感染症にかかるリスクが上がる 知覚神経を傷つける可能性がある 仕事復帰までの期間が長くなる 変形性膝関節症のリスクが高まる可能性がある それぞれのリスクについて、詳しく解説します。 また半月板損傷を手術せずに放置するリスクについては、以下の記事でも解説していますので参考にしてください。 感染症にかかるリスクが上がる 半月板損傷の手術を受けると、感染症にかかるリスクがあります。 内視鏡(関節鏡)手術の場合で細菌感染する可能性は1%以下※となっています。 ※参考:さいたま市「半月板損傷について」 しかし、ごくまれに感染症にかかると、傷口の化膿や関節に膿がたまるなどの症状が発生します。 感染を予防するために、手術後に抗生物質が投与されるケースがあるのです。 感染症に対しては適切な対策が講じられているため、過度に心配する必要はありませんが、術後の体調や傷口の状態には注意を払うことが大切です。 知覚神経を傷つける可能性がある 手術中に、皮膚の表面にある知覚神経を傷つける可能性があります。 ごくまれなケースですが、万が一神経が傷ついた場合、皮膚の感覚が鈍くなり、熱いものや鋭利なものに触れても気づきにくくなるため、二次的なケガのリスクが高まるおそれがあります。 このような知覚神経の損傷は、頻度は高くないものの、半月板手術における注意すべきリスクの一つです。 術後の違和感に気づいた場合は、早めに医師に相談しましょう。 仕事復帰までの期間が長くなる 半月板損傷の手術後は、再断裂を防ぐために慎重かつ継続的なリハビリが必要で長期にわたります。 手術後にリハビリを十分にせず無理に動かすと、再断裂のリスクが高まるので、仕事に復帰するうえでリハビリが重要です。 復帰までの期間は、以下のように異なります。 デスクワークなど:術後すぐに復帰できるケースがある 立ち仕事の場合:1.5~2ヶ月程度 激しい動きが伴う場合:約4ヶ月以上 ※参考:国立大学法人信州大学「半月板損傷の治療について」 手術後にリハビリを十分にせず無理に動かすと、再断裂のリスクが高まるので、仕事復帰のタイミングにも注意が必要です。 仕事への復帰時期は、焦らずに回復を目指し、主治医と相談しながらリハビリの進捗を見て判断しましょう。 変形性膝関節症のリスクが高まる可能性がある 半月板の一部またはすべてを切除すると痛みや腫れは改善されますが、膝のクッション性が低下し将来的な変形性膝関節症のリスクが上がります。 そのため、近年では可能な限り半月板を温存する方向が主流であり、切除術(部分・全切除)ではなく、半月板縫合術が優先されるケースが増えています。 手術を受ける際は、将来的なリスクも考慮しながら医師と相談することが大切です。 また、半月板損傷の手術には他に以下のような後遺症の可能性があります。 静脈血栓塞栓症(肺血栓塞栓症) しびれ 術後の経過は個人差が大きいため、不安な症状が現れた場合は、自己判断せずに早めに医療機関に相談することが大切です。 半月板損傷に対して手術を行うメリット 半月板損傷に対して手術を行うメリットは、主に以下の3つがあります。 痛みの緩和 可動域の改善 変形性膝関節症のリスクを減らす 手術にはリスクも伴いますが、症状の進行を防ぎ、日常生活やスポーツ活動への早期復帰を目指せます。 また手術を行うことで、半月板損傷による痛みを緩和できる可能性があります。 損傷部位によっては膝の可動域が制限されることがありますが、手術によって関節内の動きがスムーズになり、可動域の回復が見込まれます。 半月板が傷ついたまま放置されると膝関節の軟骨がすり減り、やがて変形性膝関節症へ進行するリスクが高まります。 適切なタイミングで手術を行うことで、膝関節全体の機能を保ち、長期的な関節の健康を守ることが可能です。 半月板損傷の手術方法 半月板損傷に効果的な手術は、主に3つあります。 縫合術 切除術 再生医療も選択肢の一つ それぞれの手術について、詳しく解説していきます。 半月板損傷の治療法に関しては以下の動画(3:12~)でも解説していますので、併せて参考にしてください。 縫合術 メリット 半月板を温存できる デメリット 半月板を再度損傷する可能性がある 再度手術する可能性がある 関節症や関節水腫のリスクがある 縫合術は、損傷した軟骨を縫い合わせる方法です。 膝のふた近くに穴を開け、関節鏡や器材を挿入して患部を縫合します。 切除術 切除術は、半月板の損傷した箇所を切り取る手術方法です。損傷部位の縫合が困難な場合は切除術が検討されます。 メリット 感染症のリスクが低い デメリット ロッキングを繰り返す 変形性膝関節症のリスクがある 縫合術と同じように、膝のふた付近に穴を開け、関節鏡を挿入して手術を行います。 専用のハサミを用いて患部の一部またはすべてを切除します。 再生医療も選択肢のひとつ 変形性膝関節症の手術として、再生医療も効果的です。 再生医療は患者さま自身の幹細胞を利用するため、拒否反応のリスクが低い手術です。また、リハビリ期間の短縮が期待できるため、早期に仕事へ復帰できる可能性があります。 長期の入院ができない方や人工関節の手術に抵抗がある方は、再生医療をご検討ください。 半月板損傷の手術に関するよくある質問 半月板損傷の手術に関する質問を紹介します。 半月板損傷で手術した場合の入院期間はどのくらいですか? 半月板損傷の手術費用はどのくらいかかりますか? 手術をせずに半月板損傷を治す方法はありますか? 半月板損傷の手術を行った10年後はどうなっていますか? 3つの質問について、詳しく回答します。 半月板損傷で手術した場合の入院期間はどのくらいですか? 縫合術は10~14日、切除術は2~4日程度※の入院が一般的です。 ※国立大学法人信州大学「半月板損傷の治療について」 切除術よりも縫合術の方が入院期間が長いケースが多いです。退院した後、しばらくは杖を使って歩行します。 退院後も、しばらく痛みが続く可能性があります。 術後は膝に負担がかかる動作は控えましょう。 半月板損傷の手術費用はどのくらいかかりますか? 半月板損傷の手術費用は、手術の種類・入院日数・自己負担割合などによって変動します。 一般的に3割負担の方の場合、平均的な費用の目安は以下のとおりです。 半月板縫合術:約10~20万円 半月板切除術:約7~15万円 たとえば、70歳以上で3割負担の方が9日間入院した場合、トータルで約9万円程度かかるケースもあります。 また、縫合術よりも切除術のほうが入院期間が短く、結果的に費用が抑えられる傾向がありますが、これは症状や病院の方針によっても異なります。 詳しい費用を確認したい方は、手術を受ける予定の医療機関に直接問い合わせてみましょう。 手術をせずに半月板損傷を治す方法はありますか? 再生医療は、手術をせずに損傷した半月板を治療することが可能です。 再生医療では、自身の細胞から採取して培養した幹細胞を膝に注射します。自分自身の細胞を使用するため、アレルギーなどの反応が少ない点、手術を避けられる点で身体への負担を抑えた治療法と言えます。 また、手術よりも治療期間が短くなるメリットがあります。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、半月板損傷が改善された患者さまの症例を紹介しています。 当院で行っている半月板損傷に対する再生医療の症例は、こちらからも確認いただけます。 半月板損傷の手術を行った10年後はどうなっていますか? 臨床報告によると、一般の方の約30%、スポーツ選手のうち約70%が変形性膝関節症を発症しています。 半月板はひざのクッションの役割をしているため、切除することによって軟骨がすり減ってしまい、変形性膝関節症の原因になります。 とくに、半月板切除術は変形性膝関節症の発症率が高いと言えます。 半月板損傷手術のデメリットを回避できる再生医療を検討しよう 半月板損傷手術は、痛みや腫れを取り除く効果が期待できる反面、以下のようなデメリットがあります。 感染症にかかるリスクが上がる 知覚神経を傷つける可能性がある 仕事復帰までの期間が長くなる 変形性膝関節症のリスクが高まる可能性がある 半月板損傷の手術を受けた患者さまの10年後の臨床報告では、一般の方の約30%が変形性膝関節症を発症するなど、手術には大きなリスクが伴います。 しかし、将来的な変形性膝関節症のリスクや感染症にかかる危険性があるので、放置せずに治療を行いましょう。 ただし半月板損傷の手術を受けた患者さまの10年後の臨床報告では、一般の方の約30%が変形性膝関節症を発症するなど、手術には大きなリスクが伴います。 手術に不安がある方、すぐに会社やスポーツに復帰したい方は、再生医療をご検討ください。再生医療は手術しないため入院の必要がなく、リハビリ期間の短縮も期待できる治療法です。 詳しい治療法や症例については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.02.29 -
- 再生治療
- 肝疾患
- 幹細胞治療
肝臓といえば「お酒」というイメージがありますが、お酒以外でも肝臓にダメージを与えている可能性があります。 「身体の疲労がなかなか取れない」という人は、肝機能が低下しているかもしれません。 しかし、肝臓には痛みを感じる神経が通っていないため、何らかのダメージを受けても自覚症状が現れにくく「沈黙の臓器」とも呼ばれています。 肝機能の低下を放置すると「脂肪肝」や「肝硬変」などの肝臓系疾患につながり、自然に回復することが難しくなります。 肝臓の働きや肝機能を回復させる方法を理解して、肝臓系疾患を予防しましょう。 当院リペアセルクリニックでは、肝機能の低下や肝臓系疾患の改善が期待できる再生医療をご提供しています。 「肝機能の低下に悩んでいる」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。 以下のページでは、当院の再生医療によって、脂肪肝や肝硬変の改善が見られた症例を公開しています。 >>再生医療による肝疾患の症例はこちら また、当院の公式LINEでは、肝臓系疾患の治療として注目されている再生医療に関する情報を配信中なので、併せてご覧ください。 ▼肝機能の低下にお悩みなら >>公式LINE限定の再生医療に関する情報を見てみる 肝臓を回復させる生活習慣 肝臓を回復させるには、食事による栄養素の摂取や有酸素運動、禁酒で肝臓を休める必要があります。 たんぱく質やビタミン類を摂取する 脂質と糖質の摂取を控える 肥満状態を改善する 適度な運動習慣を身につける アルコールの摂取量を抑える それぞれの項目について詳しく解説していきます。 たんぱく質やビタミン類を摂取する 肝臓の働きをサポートする効果に期待できる栄養素と主な食べ物を紹介します。 必要な栄養素 主な食べ物 詳細 たんぱく質 鶏ささみ、青魚、豆腐、卵など 幹細胞の修復や機能回復に必要な栄養素 ミネラル 野菜、海藻類、きのこ類など 代謝、解毒、胆汁の生成など肝臓の働きをする過程に欠かせない栄養素 抗酸化ビタミン (ビタミンA・C・E) ・ビタミンA 緑黄色野菜、ウナギなど ・ビタミンC レモン、パセリ、ブロッコリーなど ・ビタミンE 大豆類、青魚、ブロッコリーなど 肝臓内の活性酸素を抑え、肝機能の低下を防ぐために必要な栄養素 タウリン 貝類、タコ、エビなど 肝臓の解毒作用を高めて肝機能をサポートする効果が期待できる栄養素 食生活の見直しは、「肝機能の低下予防」と「肝機能を高めるサポート」のどちらの効果も期待できます。 暴飲暴食や偏った食事を避けて、バランスの良い食事を心がけましょう。 脂質と糖質の摂取を控える 肝臓を回復するためには、脂質と糖質の過剰摂取を控えることが重要です。 高脂肪・高糖質の食事は肝臓に負担をかけ、脂肪肝の原因となります。 特に、揚げ物やファストフードなどの飽和脂肪酸を多く含む食品、清涼飲料水や菓子類などの単純糖質の食べ過ぎは控えるべきです。 代わりに、不飽和脂肪酸を含む青魚などを適量摂取し、精製された糖質ではなく玄米や全粒粉パンなどの複合糖質を選ぶようにしましょう。 糖質制限と適切な脂質バランスを保つことで、肝臓への負担を軽減し、回復を助けることができます。 肥満状態を改善する 過剰な体脂肪、特に内臓脂肪は肝臓に脂肪が蓄積する「脂肪肝」の主な原因となります。 肥満状態を改善して適正体重を目指すことで、肝臓への負担を大幅に軽減できます。 具体的には、一日の摂取カロリーを適切に管理し、ゆっくり確実に減量することが重要です。 急激なダイエットは逆に肝臓に負担をかけるため避けましょう。目標は1ヶ月に1〜2kg程度の減量が理想的です。 適度な運動習慣を身につける 肝機能を改善するためには1日30分程度の有酸素運動を取り入れましょう。 肥満や運動不足によって、肝臓に中性脂肪が過剰に蓄積される「非アルコール性脂肪肝」が起こる可能性があります。 ウォーキングや水泳などの有酸素運動を習慣にし、肝臓に蓄積した中性脂肪を減らしましょう。 有酸素運動によって脂肪肝化が改善される※ことも報告されています。 ※出典:一般社団法人 日本肝臓学会「追補内容のお知らせ『NAFLD/NASH 診療ガイドライン』」 アルコールの摂取量を抑える 肝機能を改善させるためには、禁酒もしくはアルコールの摂取量をできるだけ抑えましょう。 お酒の飲酒量が多いと、アルコールを分解する働きを持つ肝臓に負担がかかり続けるため「アルコール性脂肪肝」になる可能性があります。 厚生労働省では、適度な飲酒量として1日あたりの純アルコール量は約20gとしています。 主な酒類の目安量は、以下の通りです。 お酒の種類 純アルコール量 ビール(中瓶1本500ml) 20g 清酒((1合180ml)) 22g ウイスキー・ブランデー(ダブル60ml) 20g 焼酎(35度)(1合180ml) 50g ワイン(1杯120ml) 12g しかし、アルコールは肝臓にとってストレスになるため、肝臓が疲労している時は禁酒することをおすすめします。 肝臓の機能が回復するまでの期間 肝臓の機能が回復するまでに必要な期間は、肝臓の状態によって大きく違いがあります。 例えば、飲酒により一時的に肝臓が疲れている状態であれば、2日間の禁酒期間を設けることで肝臓は回復するといわれています。 一方で、慢性肝炎を放置して「肝硬変」になっている場合だと、いくら期間を設けても肝機能が回復することはありません。 極端な 2 例を挙げましたが、このように肝臓の回復に必要な期間および回復するかどうかについては、肝臓がどの程度のダメージを受けていて、どういった状態になっているかによって左右されるのです。 肝臓を回復させる食べ物と肝機能に悪い食べ物 肝臓を回復させる食べ物と、肝機能の低下につながる肝臓に悪い食べ物について解説します。 肝臓に良い食べ物 肝臓に悪い食べ物 肝機能の低下を防ぐためにも、肝臓に良い食べ物を積極的に食事に取り入れましょう。 肝臓に良い食べ物 https://youtu.be/wtXdhYOg1VU?si=VX-0G4Sxe3A-sSw0 肝機能の回復を助ける肝臓に良い食べ物は、以下の通りです。 魚介類 野菜 きのこ類 海藻類 卵 大豆製品 など 上記の食べ物は、肝機能の回復を助けるために必要な「たんぱく質」「ビタミン類」「ミネラル」などの栄養素を摂取できます。 これらを積極的に食事に取り入れて、肝臓の健康維持を目指しましょう。 肝臓に悪い食べ物 肝臓の負担になり肝機能低下を招く食べ物は、以下の通りです。 揚げ物 ラーメン 果物の缶詰 菓子パン 乳製品 など 上記のような高カロリーな食べ物や高果糖食品の摂取は肝臓の負担になります。 しかし、全く食べてはいけないわけではないため、偏った食事にならないように適量摂取を心がければ大きな問題はありません。 肝臓に違和感があったり、疲れ気味だったりする場合は、控えるように注意しましょう。 肝臓の回復についてよくある質問 肝臓の回復についてよくある質問をご紹介します。 肝臓が弱っているサインは? 肝機能は何日で回復する? 肝機能の低下が招く疾患とは? それぞれの質問について詳しく回答していきます。 肝臓が弱っているサインは? 肝機能が低下し、肝臓が弱っていると肌が黄色くなる黄疸やむくみ、尿の色が濃くなるなどの症状が現れます。 しかし、肝機能が低下しても初期段階では症状が現れにくいため、血液検査を受けて初めて異常に気づくことも多いです。 気づいた時には症状が進行している可能性があるため、早めに医療機関を受診して検査を受けましょう。 肝臓の回復には早期発見が重要です。 肝機能は何日で回復する? 肝機能の回復期間は、症状によって大きく異なるため、一概に何日で回復するとはいえません。 例えば、アルコール摂取によって一時的に肝臓が疲れているだけであれば、数日間の禁酒で肝臓は回復するといわれています。 しかし、脂肪肝や肝炎などの肝臓系疾患を発症している場合、数ヶ月から数年の治療期間が必要なケースがほとんどです。 肝臓系疾患は初期症状を自覚しづらく、症状を自覚した時点で進行している可能性が高いため、違和感がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。 肝機能の低下が招く疾患とは? 肝臓が疲れていると表現される「肝機能が低下している状態」を放置すると、様々な病気に繋がるリスクがあります。 病名 主な症状 脂肪肝 自覚症状がほぼないため、健康診断などの血液検査で発覚することが多い アルコール性肝炎 食欲不振・だるさ・発熱などの症状があり、肝臓の腫れや上腹部に痛みを感じる ウイルス性肝炎 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)・食欲不振・嘔吐・全身の倦怠感・発熱など 肝硬変 ・黄疸(皮膚や白目が黄色くなる) ・腹水(下腹部が張る) ・くも状血管拡張(首、前胸部、頬に赤い斑点ができる) ・手掌紅斑(掌の親指と小指の付け根が赤くなる) など 肝機能の低下は、肝機能を回復させるために生活習慣を見直せば改善することが多いです。 しかし、肝機能の低下を放置して病気になってしまうと適切な治療が必要になります。 肝臓を回復させるには再生医療による治療をご検討ください 疲れた肝臓の機能を回復させるには、脂肪や糖質の過剰摂取を避ける食生活や、適度な運動など生活習慣の改善が大切です。 アルコール摂取によって肝臓が少し疲れた程度なら数日で回復しますが、慢性的に肝臓が疲れていると肝臓系疾患になってしまうリスクがあります。 肝臓系疾患を発症してしまうと回復に時間がかかる、あるいは自然回復しない状態に陥ってしまう可能性があるため注意が必要です。 とくに、肝臓が炎症や損傷を繰り返すことで発症してしまう「肝硬変」になると従来の治療法では治せません。 しかし、近年の治療では、肝硬変を含む肝臓の機能回復が期待できる再生医療という選択肢があります。 「肝機能の低下に悩んでいる」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。 また、当院の公式LINEでは、肝臓系疾患の治療として注目されている再生医療に関する情報を配信中なので、合わせて参考にしてくださいね。 ▼肝機能の低下にお悩みなら >>公式LINE限定の再生医療に関する情報を見てみる
2020.02.28 -
- 免疫細胞療法
「運動後に風邪をひきやすくなった」「健康のために運動しているのになぜ風邪をひくの?」と疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか。 激しい運動をすると一時的に免疫力が低下し、風邪をひきやすくなる場合があります。 この記事では、運動後の体調管理方法や免疫力の低下を防ぎ、風邪を予防する生活習慣まで、健康的に運動を続けるコツを詳しく解説します。 当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでは、免疫力の低下にアプローチできるとして注目されている再生医療に関する内容や症例を公開中です。 風邪によるパフォーマンスの低下や運動と免疫の両立などにお悩みの方は、再生医療の治療法についてご確認ください。 【結論】激しい運動は一時的に免疫力を下げ、風邪をひきやすくすることがある 激しい運動をすると、一時的に免疫力が低下し、風邪をひきやすくなることがあります。 風邪をひきやすくなる主な原因は、分泌型免疫グロブリンaと呼ばれる抗体の分泌量低下です。 分泌型免疫グロブリンaの特徴は、以下の通りです。※ ※出典:J‑STAGE「スポーツ現場における感染症の脅威とその対策」 唾液や目、鼻などの粘膜組織に分泌される抗体 病原体や毒素を無効化する働きがある 運動やストレスの影響を受けやすい 激しい運動の直後から分泌量が低下する場合がある 激しい運動を継続すると、慢性的に分泌量が減る可能性がある 激しい運動は分泌型免疫グロブリンaの低下だけでなく、細菌やウイルスと戦う白血球の減少や、ストレスホルモンによる免疫機能の抑制も引き起こします。 また、激しい運動をすると数日は免疫機能が低下する期間が現れるため、激しい運動の後は体の抵抗力が一時的に弱まり、風邪などの感染症にかかりやすくなると考えられています。 ただし適度な運動は免疫力の向上につながる 適度な運動は、免疫力の向上につながることがわかっています。 免疫力が向上する主な理由は、以下の2つです。 血行が促進され、免疫細胞が体内をスムーズに移動しやすくなる 副交感神経が優位になり、細菌やウイルスを排除する白血球の一種であるリンパ球が増加する また、厚生労働省によると免疫力を高めるには、毎日60分の歩行や家事などの活動や毎週60分の汗をかく程度の運動が効果的※とされています。 ※出典:厚生労働省「健康づくりのための身体活動基準2023」 ウォーキングやストレッチなど、できる範囲から運動を習慣化しましょう。 運動で風邪を引かないための対策方法 運動で風邪を引かないための対策方法は、以下の3つです。 運動後すぐに体を冷やさない 水分と栄養をしっかり補給する 無理な運動を避けて休息を取る 風邪を予防しながら運動を続けるためには、日常の工夫や意識が重要です。体調管理を心がけながら、無理のない範囲で運動を楽しみましょう。 運動後すぐに体を冷やさない 運動で風邪を引かないための対策方法の一つに、運動後すぐに体を冷やさないことが挙げられます。 身体が冷えると血流が滞り、免疫力が低下する恐れがあります。 運動後の冷えを防ぐために注意したいポイントは以下の通りです。 クールダウンとして軽いジョギングやストレッチを行う 汗をかいたら、すぐにタオルで拭いたり着替えたりする 吸湿発熱素材と呼ばれる汗の水蒸気を熱に変化させる素材の服を着用する 運動後30分程度休んでから、ぬるめのお湯に入る 吸湿発熱素材の服は、汗の水蒸気を熱に変化させるため、汗による冷えを防ぐ効果が見込めます。 また、運動後30分~1時間ほど休んでから38度のぬるめのお湯に浸かるのも体を温める上で有効です。 しかし、運動直後の入浴は筋肉の疲労回復を妨げたり、心臓に負担をかけるおそれがあるため避けましょう。 水分と栄養をしっかり補給する 運動で風邪を引かないためには、水分と栄養の補給が欠かせません。 とくに運動後は、発汗によって水分やミネラル、ビタミンが失われがちです。 体内の水分が不足すると、鼻や口の粘膜が乾燥し、ウイルスなどの侵入を防ぎにくくなります。 また、ミネラルやビタミンは免疫細胞の働きを助け、免疫力を支える重要な役割を果たします。 水分や栄養素は、以下の点※に注意して摂取しましょう。 ※出典:アスリート育成パスウェイ「パフォーマンスに差を生み出す水分補給作戦」 運動中は1時間あたり200~300mlを3~4回が理想 運動後にも4~6時間は失った水分の150%を目安に補給する 水やスポーツドリンク、麦茶などを飲む 水分を摂りすぎると体液が薄まり疲労感やむくみなどの症状につながる場合があるので、最適な水分量を見極めましょう。 無理な運動を避けて休息を取る 運動で風邪を引かないためには、無理な運動を避けて休息を取るのも重要です。 以下のポイントに注意して、トレーニングと休息のバランスを取りましょう。 いきなり強度の高い運動をしない 激しい運動を長時間しない 約40度のお湯に肩まで10~15分程度つかる 7時間以上の質の良い睡眠をとる 体調が優れないときは休む 激しい運動は免疫力を一時的に低下させることがあります。 長時間に及ぶと免疫力の回復に時間がかかるため、過度な運動は控えましょう。 自分の体の声に耳を傾け、無理のない範囲で継続することが、健康づくりへの近道です。 以下の記事では、入浴や睡眠について詳しく解説しているので参考にしてください。 日常生活で免疫力を保つための習慣を意識することも大切 日常生活の中で免疫力を維持するための習慣を意識することも大切です。 以下のポイントを参考に、無理なく取り入れてみましょう。 バランスの良い食事を意識する 肉や魚、卵などに含まれる亜鉛の不足は、免疫機能が低下しやすくなる 炭水化物は、ストレスホルモンを抑える働きがある カフェインは白血球の一種であるリンパ球を活性化させる 納豆やキムチなどの発酵食品は腸内環境を整え、免疫力の向上に役立つ 良質な睡眠で回復力を高める 7時間以上の睡眠が理想 夕食以降のカフェインや喫煙、飲酒を控える 寝室の明るさや温度を快適に整える 寝る前にスマートフォンを使用しない ストレスを減らし、自律神経を整える 規則正しい生活を保つ 入浴で体を温めてリラックスする 読書や趣味など、自分が楽しいと感じる時間を大切にする 声を出して笑うことは、ストレス解消に効果的 免疫力は一朝一夕で高まるものではありません。 日々の積み重ねが大切ですので、長期的な視点で生活習慣を整えましょう。 【まとめ】激しい運動は風邪をひきやすくするため注意!免疫力向上を目指す生活習慣の改善も大切 激しい運動は一時的に免疫力を下げ、風邪をひきやすくすることがあるため注意が必要です。 運動で風邪を引かないためには、以下の対策を心がけましょう。 運動後すぐに体を冷やさない 水分と栄養をしっかり補給する 無理な運動を避けて休息を取る また、免疫力を高めるためには日頃の生活習慣の見直しも大切です。 バランスの良い食事や質の良い睡眠で体の回復力を養い、ストレスをため込まない工夫をしましょう。 さらに免疫力の維持・向上を積極的に目指したい方には、免疫細胞療法という選択肢もあります。 免疫細胞療法は、免疫細胞の機能を高めることで、健康的な体づくりをサポートする再生医療のひとつです。 運動と免疫の両立を図りたい方、免疫細胞療法について詳しく知りたい方は、お気軽にリペアセルクリニックまでご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.02.26 -
- 再生治療
- 肝疾患
- 幹細胞治療
「肝硬変は治る病気なのか」 「肝硬変にはどのような治療法があるのか」 肝硬変と診断され、上記のようなお悩みや不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。 今までは一度肝硬変になると完治させることは難しいと言われていましたが、医療技術の進歩により治療選択肢が広がりつつあります。 本記事では、従来の治療法から先端医療である再生医療まで、肝硬変を治すためのさまざまな治療法を紹介します。 肝硬変の治療方法について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。 なお、肝硬変を手術や入院なしで治したい方は、先端医療である再生医療による治療も選択肢の一つです。 以下では、実際に当院を利用した患者様の肝硬変に対する再生医療の症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肝硬変の症例はこちら 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、「再生医療ではどのような治療を行うのか」「再生医療で治療した症例」を無料で配信しています。 「肝硬変を手術や入院なしで治したい」という方は、ぜひ公式LINEをチェックしてみてください。 肝硬変とは|知っておきたい基礎知識 はじめに、肝硬変の症状や治療方針、原因などの基礎知識について解説します。 肝硬変の症状と治療方針 肝硬変の原因 肝硬変は原因や症状によって治療方針が大きく異なるため、症状や原因についてよく理解しておきましょう。 肝硬変の症状と治療方針 肝硬変の症状や治療方針は、進行度によって異なり「代償性」と「非代償性」の2つの段階に分けられます。 代償性肝硬変 代償性肝硬変とは、肝臓が硬くなっていても、まだ十分な機能を保っている状態です。 この段階ではほとんど自覚症状がないため、健康診断や他の病気の検査で偶然見つかることがほとんどです。 代償性肝硬変の治療方針は「これ以上悪化させない」ことです。 残念ながら、硬くなった肝臓を元に戻す薬はまだありませんが、原因に対する治療で進行を抑えることができます。 B型やC型肝炎ウイルスが原因なら、抗ウイルス薬でウイルスの活動を抑え込むことが有効です。 非代償性肝硬変 非代償性肝硬変は、肝臓の機能が著しく低下し、さまざまな症状が現れる肝硬変が進行した状態です。 この段階では、患者さまの生活の質を維持するために、合併症への適切な対処が重要となります。 非代償性肝硬変の症状と治療のポイントは、以下のとおりです。 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)の出現 腹水に対する塩分制限(1日5〜7g)と利尿剤療法 重度の腹水には「腹水穿刺(ふくすいせんし)」による直接排液 非代償性肝硬変では、上記の症状が患者さまの日常生活に大きな影響を与えるため、家族の理解とサポートも大切です。 合併症の初期症状(意識の変化や腹部膨満感の増加など)に気づいたら、すぐに医療機関を受診しましょう。 肝硬変の原因 肝硬変は突然発症するものではなく、肝臓の慢性的な障害が徐々に進行して引き起こされます。 主な原因となるのは、B型・C型肝炎ウイルス感染や、脂肪性肝疾患です。 上記のような肝疾患により肝臓に持続的な炎症が起こると、その修復過程で線維(瘢痕組織)が形成され、肝臓全体が硬く小さくなっていきます。 そのため、肝硬変に進行する前に、原因となる肝疾患を治療することが重要です。 肝硬変を治すにはどんな治療がある? ここからは、肝硬変に対する治療法を3つ解説します。 薬物療法 食事療法・生活指導 肝移植 肝硬変の従来の治療方法は、根本的な治癒よりも「進行抑制」と「症状緩和」を主な目的としています。 薬物療法 肝硬変の治療には、主に以下のような薬が使われます。 薬剤 作用 ウルソデオキシコール酸 以下のような作用により、肝臓の働きを助ける ・胆汁の分泌を促進する ・コレステロールの吸収を抑える ・胆石を溶かす ・スピロノラクトン ・フロセミド 尿の量を増やして体内の水分を減らす薬で、むくみや腹水を抑える 上記のほか、B型・C型肝炎ウイルス感染のように原因となる疾患がある場合は、原因疾患に対する治療も行います。 食事療法・生活指導 肝硬変の症状を改善するには、食事療法・生活指導が非常に大切です。 食事のバランスはアンモニア濃度に影響することが確認されています。 また、以下のような疾患・症状がある場合は、カロリー制限や塩分制限なども行います。 疾患・症状 内容 糖尿病、肥満 ・カロリー制限を行う ・食事回数を増やし、1回あたりの食事量を減らす ・就寝前に軽食を摂取して、就寝中に血糖値が下がらないようにする むくみ、腹水 ・塩分制限を行う 適切な栄養バランスは人によって異なるため、医師や栄養士の指示を受けながらバランスの良い食事を摂るようにしましょう。 肝移植 非代償性肝硬変のように、肝臓が非常に硬く機能が低下している場合には、肝移植を検討します。 具体的には、以下のような病気が肝移植の対象です。 ウイルス性肝硬変 肝がん 自己免疫性肝炎 非アルコール性脂肪肝炎 急性肝不全(B型肝炎、薬剤性など) 肝移植は根本的な治療につながる治療法ですが、他人の肝臓を移植するため、非常に大掛かりな手術となる点がデメリットです。 肝硬変の根治を目指せる「再生医療」という選択肢 肝硬変は従来の治療法では根本的な改善が難しかったり、大掛かりな手術が必要になったりするというデメリットがありました。 しかし、近年では肝硬変の根治を目指せる「再生医療」という新しい治療法が注目されています。 再生医療(幹細胞療法)とは 再生医療が肝硬変治療に注目されている理由 肝硬変を根本的に治したい方は、ぜひ参考にしてください。 再生医療(幹細胞療法)とは 再生医療は、患者さま自身の細胞を利用することで、入院や手術をせずに肝硬変の根治が期待できる治療法です。 患者さまの脂肪から幹細胞を採取・培養し、数を増やした後に体内に戻します。 幹細胞には、傷ついた血管や損傷した組織に変化する「分化能」という能力があり、肝硬変も根治できる可能性があるというわけです。 再生医療を用いた肝硬変治療は、主に以下のような流れで行います。 患者さまの脂肪組織を採取する 脂肪組織から幹細胞を取り出す 専門の施設で幹細胞を培養し、数を増やす 幹細胞を点滴によって患者さまの体内に戻す 点滴により投与した幹細胞は、血流にのって肝臓に到達し、損傷した肝臓組織の修復を促します。 再生医療が肝硬変治療に注目されている理由 再生医療が肝硬変治療に注目されている理由は、以下の3点です。 従来の治療法では難しかった「肝臓組織の改善」が期待できる 患者さま自身の細胞を用いるため副作用リスクが少ない 入院や手術不要で肝硬変の治療ができる 従来の治療法である薬物療法や食事療法は症状を緩和させるだけで、肝臓の組織を修復するという根本的な治療はできません。 また、肝移植は他人の肝臓を使用するため、拒絶反応やアレルギーなどの副作用が起こる可能性がありました。 近年注目されている「再生医療」は、患者さまの細胞を活用することで、リスクを抑えて肝硬変を根本的に改善できる可能性を秘めています。 肝硬変に悩まされていた多くの患者さまに希望をもたらす新たな選択といえるでしょう。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、再生医療に関する情報を無料で配信しています。 「肝硬変を根本的に治療したい」という方は、ぜひ公式LINEをチェックしてみてください。 肝硬変の予防・進行を遅らせるための対処法 肝硬変は一度進行してしまうと完全に元に戻すことは難しい病気ですが、早い段階から適切な対策を取ることで進行を遅らせたり、発症そのものを予防できます。 食生活を改善する 禁酒・減酒する 原因となる肝疾患を治療する 近年の日本では、ウイルス性肝炎の治療薬が進歩したことで、ウイルスが原因の肝硬変は減少傾向にある一方、アルコールや脂肪肝など生活習慣に起因する肝硬変の割合が増加しています。 そのため、肝硬変の予防・進行を遅らせるには日々の生活習慣の見直しが重要です。 食生活を改善する 肝臓は「体の化学工場」とも呼ばれ、食事内容が直接肝機能に影響します。 そのため、肝硬変の予防や進行抑制には、日々の食習慣の見直しが欠かせません。 肝臓に優しい食生活を送るために、何を食べるべきか、何を控えるべきかを理解しましょう。 積極的に摂りたい食品 ・野菜、海藻、きのこ類(ビタミン・食物繊維が豊富) ・魚(DHA・EPAが豊富) ・脂肪の少ない肉(鶏むね肉など) ・大豆製品(豆腐・納豆など) ・オリーブオイル、ナッツ類(良質な脂質) ・コーヒー(適量) 控えるべき食品 ・揚げ物、スナック菓子(高脂肪・高カロリー) ・インスタント食品、ファストフード ・清涼飲料水、甘い菓子類(高糖分) ・塩分の多い食品(漬物・加工肉など) ・生の魚介類、加熱不十分な肉(感染リスク) ・アルコール飲料 食事の取り方も重要で、一度に大量に食べるより少量ずつ規則正しく摂ることで、肝臓への負担を減らせます。 特に肝硬変の方は腹水悪化を防ぐため、塩分制限(1日5〜7g)を心がけましょう。 肝機能が低下している方は食中毒リスクが高まるため、生ものは避けた方が良いです。 禁酒・減酒する アルコールは肝臓で分解される過程で、肝細胞にダメージを与えるため、禁酒・減酒が肝硬変の進行を防ぐポイントです。 お酒を飲む量が多く、期間が長いほど肝臓の線維化(硬くなること)が進行します。 肝硬変や肝がんを予防するためには、「肝硬変になる前にお酒をやめること」が効果的です。 すでに肝硬変と診断された方は、それ以上の悪化を防ぐために禁酒が強くすすめられます。 原因となる肝疾患を治療する 肝硬変の多くは、肝機能障害や肝疾患が長期間進行した結果として発症します。 そのため、前段階である肝炎や脂肪肝などの早期発見と適切な治療が非常に重要です。 例えば、B型・C型肝炎ウイルスに感染している方は、自覚症状がなくても放置すると肝硬変や肝がんへ進行する恐れがあります。 早期に適切な治療を行えば、肝硬変への進行を防げる可能性が高まります。 肝炎ウイルスは自覚症状がないまま肝臓を傷めることが多いため、過去に輸血を受けた経験がある方や感染リスクがある方は一度検査を受けることをおすすめします。 肝硬変を根本的に治すには再生医療をご検討ください 肝硬変は一度発症すると完全な治癒は難しいものの、早期発見と適切な治療により進行を抑えることが可能です。 肝臓の健康は日々の生活習慣に大きく左右されますので、この記事の情報を参考に、ご自身やご家族の肝臓を守る取り組みを始めてみてください。 なお、従来の治療法は進行抑制と症状緩和が中心でしたが、近年では再生医療という新たな選択肢が注目されています。 再生医療は、損傷した肝臓組織の修復・再生を促し、従来では不可能といわれていた「肝臓組織の改善」が期待できる治療法です。 再生医療について詳しく知りたい方は、再生医療を専門とする当院リペアセルクリニックにご相談ください。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、「再生医療ではどのような治療を行うのか」「再生医療で治療した症例」を無料で配信しています。 「肝硬変を手術や入院なしで治したい」という方は、ぜひ公式LINEをチェックしてみてください。
2020.02.24 -
- 肩
- 再生治療
肩が痛い上がらない!原因と治療、病院は何科を受診すべきか? 急に肩が上がらなくなった!腕を上げると肩に強い痛みがある!ズキズキとした痛みで寝れない、こんな状態になると不安になられて当然です。 なぜ痛むのか?なぜ腕が上がらないのか?で、どうすれば良いのか?その原因と治療のため、病院に行くべきなのか、整体やマッサージで良いのか?迷われることでしょう。 できるなら最初、病院でしっかりと検査され、診断を受けられることをお勧めします。では「肩が痛い」「肩が上がらない」場合、病院で何科に行けばいいのか?ということもあると思います。 今回は、肩が痛む、肩が上がらないときには様子を見るか、病院に行くべきなのか?その際、何科を受診すればよいのかについて解説してまいりましょう。 肩が痛くて上がらない!この症状は四十肩か五十肩?はたまた肩腱板断裂? 肩を上げると痛みが走る、もしくは腕を上げると肩に強い痛みが起こるという場合は、体に何らかの異常が生じているサインです。 四十肩・五十肩だろうと思っていたら、肩腱板が損傷していたり、もしかすると断裂している可能性もあって、そうなると手術の可能性も考えられるのです。 そのため「肩(腕)が上がらない」「肩が痛む」という症状があるなら自己判断で「そのうち治るだろうと」放置せず、早めに病院を受診することをおすすめします。 前途のように、見た目だけでは原因が分からず、検査が必要なことがあるからです。 病院では何科を受診すればよい? 病院の何科を受診すればいいの?今回のように、肩が上がらない、肩が痛む場合は、まずは整形外科を受診することをおすすめします。 検査をしてみて他に原因がある場合は、他の科を紹介してもらえます。あなたがスポーツをしている場合は、スポーツ障害を扱っている病院を受診するという方法もあります。 肩が痛む、上がらない ・病院の整形外科を受診 ・他に原因がある場合は他科の紹介も可能 ・アスリート、スポーツ選手は、スポーツ障害を扱う病院もある 肩が上がらない!手術を避ける新たな治療法の選択 肩が上がらない状態が続くと手術を検討することがあります。スポーツをしているなら肩が上がらないと、思うようなパフォーマンスを発揮することが難しくなるなど復帰が難しくなるかもしれません。 ただ、治療とはいえ、手術をするとなれば、その成否はもとより、患部にメスを入れることになり、復帰までの期間が延びてしまい、その間はトレーニングもできなくなる可能性もあります。 手術を受けるべきか?!悩ましいところです。 しかし近年、身体への負担が少なく、治療期間も短くて済む【再生医療】という選択肢があります。アスリートにとって朗報ですが、自由診療となり、健康保険が使えない点で検討が必要です。 再生医療は、「肩が上がらない」という場合の治療法としても、もちろん有効ですがスポーツ医療の分野でも大きな注目を集めています。 実際、有名なスポーツ選手が再生医療による治療によって短期間で復帰を果たしています。再生医療では、自分の細胞からとった幹細胞を患部に注射し、損傷した腱板を修復するという治療法が用いられます。 注意点としては、再生医療は新しい治療方法、先端治療法なので、一般的な病院で受けることができません。厚生労働省から認可を受けて再生医療を提供しているクリニックなどでの受診が必要です。 当院も厚生労働省から認可を受けて日本でもトップクラスの症例数がございますので、もしもお悩みなら、お気軽にご相談ください。親切丁寧にご説明させて頂きます。 再生医療 ・これまでできるようになった先端医療 ・手術を避けることができ、入院も不要 ・一般的な医療機関で受けることができない ・厚生労働省から許可を得た再生医療専門のクリニックを受診する必要性 まとめ・肩が痛い上がらない!原因と治療、病院は何科を受診すべきか? 肩が上がらないときに病院を受診するか、何科に行くべきか悩む人は多いと思います。基本的には、症状があるときには、原因究明、治療のためにはレントゲンやMRI、エコーなど検査が必要です。 すでに肩に何らかのトラブルが起きている可能性がありますから、なるべく早く医療機関、整形外科を受診しましょう。 早めの受診が早期治療につながり、その分、治癒も早まります。また、手術にかわる新たな治療法として再生医療という治療法も期待されています。 肩が上がらない、スポーツに復帰したい、早く治したいという方は、整形外科はもちろんですが、再生医療についても検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2020.02.23 -
- 肩
- 再生治療
「腕を上げると肩が痛くなる原因は?」 「20代でも四十肩・五十肩になる可能性はある?」 肩の痛みにお悩みの方の中には、上記のような疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。 20代の方が腕を上げると肩が痛いときは、複数の原因が考えられます。 本記事では、20代で肩に痛みが生じる主な原因や、症状に合わせた具体的な治療法について詳しく解説します。 肩の痛みに悩む方が症状を改善し、快適な生活を取り戻すために役立つ情報をまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。 また、腕を上げたときの肩の痛みには、先端医療である再生医療による治療も選択肢の一つです。 以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら 「肩の痛みが長引いている」「肩の痛みを早く治したい」という方は、ぜひこの機会に再生医療について確認してみてください。 20代で腕を上げると肩が痛い原因 20代でも腕を上げたときに肩が痛むのは珍しくありません。 以下では、腕を上げると肩が痛いときの原因として考えられる3つの理由について解説します。 肩関節周囲炎 肩腱板損傷(断裂) 頸椎椎間板ヘルニア それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。 肩関節周囲炎 20代で腕を上げると肩が痛くなる原因として、肩関節周囲炎が考えられます。 一般的には、四十肩・五十肩と呼ばれていますが、20代の方でも肩の痛みを引き起こす可能性があります。 肩関節には骨・軟骨・靭帯・腱板・関節包など多くの組織が存在しており、肩の酷使や加齢によって肩周辺の組織が衰え、炎症が起こると痛みにつながります。 腕を上げるときの肩の痛みや関節可動域の制限により、日常生活での動作に支障が出るのが特徴です。 肩腱板損傷(断裂) 20代で腕を上げると肩が痛くなる原因として、肩関節にある腱が損傷したり、断裂したりする肩腱板損傷(断裂)があります。 主に肩や腕をよく動かすスポーツで起こるリスクが高く、スポーツ外傷の一つとして有名です。 日常生活では、肩をぶつけたり、転倒時に手をついたりした際に肩に負荷がかかると肩腱板が損傷・断裂する可能性があります。 痛みを伴うケースや、痛みはないものの肩が上がらないケースなど、症状は人それぞれなので注意が必要です。 \肩腱板損傷の新たな治療法を解説/ https://youtu.be/bKupVfsXpHM?si=J6uv01sQ5TR5f9wq 頸椎椎間板ヘルニア 20代で腕を上げると肩が痛くなる原因として、頸椎椎間板ヘルニアの可能性もあります。 首の疾患ですが、神経が圧迫されることで首・肩・腕にしびれや痛みが生じる疾患です。 男女問わず発症する可能性があり、寝違えた程度の痛みから立てないほど強い痛みを伴うケースなど、症状の度合いには個人差があります。 肩の検査だけでは見つからないため、MRIやレントゲンで首の検査を行い、椎間板の脱出や神経の圧迫があるか確認されます。 20代でも肩の痛みにつながる生活習慣には注意が必要 20代でも肩の痛みにつながる生活習慣は、以下の通りです。 長時間のデスクワーク スマホの使いすぎ 猫背などの不適切な姿勢 運動不足 ストレスが溜まっている 睡眠不足 現代の生活では、上記のように肩に負担をかける動作が多くあります。 特に長時間のデスクワークやスマホの使用は、首が前に出る姿勢になりやすく、肩周辺に大きな負荷がかかります。 肩周辺の筋肉が緊張状態になることで血行不良を引き起こし、肩の痛みにつながる可能性があるため、注意が必要です。 適度に肩を回したり、姿勢を変えたりして、肩が緊張状態にならないように心がけましょう。 20代で腕を上げると肩が痛いときの治療法 20代で腕を上げると肩が痛い場合、症状に応じた治療法が必要です。 薬の服用やリハビリテーション 外科手術 本章では、手術を伴わない保存療法と外科手術の治療法について詳しく解説します。 薬の服用やリハビリテーション 20代で腕を上げると肩が痛い場合、一般的には痛み止めの服用やリハビリテーションなどの保存療法が検討されます。 保存療法は、手術を伴わない「薬物療法」「理学療法(リハビリ)」「運動療法」「装具療法」など、アプローチ方法はさまざまです。 20代の肩の痛みにおける薬物療法では、消炎鎮痛剤や筋肉の緊張を和らげる薬の服用によって痛みや炎症の緩和を図ります。 また、リハビリテーションは、肩周辺の筋力や柔軟性を強化することで肩の負担を軽減し、痛みの緩和を目的として行われる治療です。 専門家の指導のもと、ストレッチや肩周辺の筋肉を鍛えるエクササイズを通じて、再発防止や長期的な改善を目指しましょう。 外科手術 外科手術は、重度の肩の痛みや機能障害が続く場合に検討される治療法です。 肩関節周囲炎や肩腱板損傷が原因で、薬やリハビリでは改善が見られない場合に行われるケースがあります。 具体的な手術内容には、肩の痛みとなっている原因を取り除く手術(関節鏡手術)や、肩腱板の修復手術などが含まれます。 術後のリハビリテーションでは、肩の可動域と筋力を回復させるためのトレーニングを行うのが一般的です。 腕を上げると肩が痛くなる20代の方からよくある質問 腕を上げると肩が痛くなる20代の方からよくある質問と回答を紹介します。 腕を上げると肩が急に痛くなるのはなぜ? 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)と肩腱板損傷の違い それぞれの質問について詳しく解説します。 腕を上げると肩が急に痛くなるのはなぜ? 20代で腕を上げると肩が急に痛くなるのは原因は、以下が考えられます。 肩関節周囲炎 肩腱板損傷(断裂) 頸椎椎間板ヘルニア いずれも40〜50代に好発する疾患ですが、長時間のデスクワークやスマホの使いすぎによって20代でも発症する可能性があります。 症状には個人差があり、軽度な痛みから腕が上がらないほど強い痛みが出るなど、度合いはさまざまです。 痛みが長引いている肩や、日常生活に影響が出るほど痛い場合は、早期に医療機関を受診しましょう。 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)と肩腱板損傷の違い 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)と腱板損傷の違いは、以下の通りです。 名称 症状 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎) 肩周辺の組織が炎症を起こすことで痛みを感じる 肩腱板損傷 肩関節を安定させる4つの筋肉が損傷、断裂することで痛みを感じる それぞれ痛みの原因は異なりますが、症状は似ているため、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)か肩腱板損傷かを自分で判断するのは難しいです。 四十肩・五十肩だと思っていたら、肩腱板損傷だったというケースも少なくありません。 肩に痛みや違和感を感じた場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。 20代で腕を上げると肩が痛いときは再生医療もご検討ください 20代で腕を上げると肩が痛いときは、肩関節周囲炎や肩腱板損傷、頸椎椎間板ヘルニアなど、さまざまな原因が考えられます。 いずれも放置すると症状が悪化し、日常生活に支障をきたす可能性もあるため、早めに医療機関を受診することが重要です。 肩の痛みが長引いている方や、肩の痛みを早く治したい方は、再生医療による治療も選択肢の一つとしてご検討ください。 再生医療は、患者様の細胞や血液を用いて、損傷した肩の再生・修復を図る治療法です。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、手術せずに肩の痛みを治療できる再生医療の治療法や症例を配信しています。 肩の痛みを改善し、生活の質を取り戻すためにも再生医療がどのような治療を行うのか確認してみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.02.21 -
- 肩
- 腱板損傷
- 再生治療
「肩を動かすと痛い」「夜になるとズキズキして眠れない」といった、肩の不調が続いている場合、腱板損傷が原因かもしれません。 腱板損傷は40代以降に発症しやすいとされており、日常の些細な動作や加齢による変化でも引き起こされることがあります。 しかし「肩の痛みの原因って何があるの?」「腱板損傷ってどんな症状?」「どうすれば予防できるの?」と、疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、腱板損傷の主な原因だけでなく、症状が進行する前に早期発見・予防につなげる方法も解説しています。 腱板損傷は放置すると腱板断裂に進行するリスクもあり、日常生活に大きな支障をきたす恐れがあります。 「もしかして自分も腱板損傷かも」と感じている方は、ぜひ本記事を参考に、早期発見と適切な対処を行いましょう。 腱板損傷の原因とは|使いすぎ(オーバーユース)に注意が必要 腱板損傷は、以下のような原因によって引き起こされます。 変性(加齢など) 外傷性(転倒・打撲・事故など) オーバーユース(繰り返しの動作・スポーツ) 腱板損傷の詳細については、以下の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 加齢性変化(年齢) 腱板損傷の原因のひとつが、加齢による腱の変性(老化)です。 腱板は、肩甲骨と上腕骨をつなぐ4つの筋肉(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)から構成されており、肩の安定性とスムーズな動作を支える重要な組織です。 しかし年齢を重ねると、以下のような組織の変化が起こります。 コラーゲン繊維の弾力性が低下 血流が悪化し、栄養や酸素の供給が不十分に 腱自体がもろくなり、損傷しやすくなる その状態で肩を使い続けると、日常の動作や軽い作業でも腱に小さな損傷が蓄積し、やがて断裂につながることがあります。 また腱板は40代から少しずつ傷みやすくなり、加齢とともに誰にでも腱板損傷を起こる可能性(※)があるので注意しましょう。 ※参照:MSDマニュアル「肩腱板損傷」 初期の段階では「肩に違和感がある」「少し痛む」といった症状にとどまることもありますが、進行すると夜間痛や腕の可動制限など、日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。 加齢に伴う腱板の劣化の場合は、日頃からストレッチや適度な運動を心がけることで、ある程度予防が期待できます。 外傷性(転倒・打撲・事故など) 腱板損傷は加齢や使いすぎだけでなく、転倒・打撲・交通事故などの外傷が原因で突然発症するケースもあります。 このような外傷性の腱板損傷は、発症直後から痛みが強く、腕が上がらない・力が入らないといった症状が急激に現れるのが特徴です。 また以下のような状態が見られる場合は、早めに整形外科を受診し、身体診察・MRIなどで状態を確認することが大切です。 安静にしていても痛みが引かない 内出血や腫れがある 肩の動きに明らかな制限がある 外傷をきっかけにした腱板損傷は早期発見と早期治療が重要になるので、自己判断せずに速やかに医療機関へ受診しましょう。 オーバーユース(繰り返しの動作・スポーツ) 腱板損傷は、肩の使いすぎ(オーバーユース)によっても生じることがあります。 オーバーユースによる腱板損傷のリスクが高い動作・場面としては、以下のようなものが挙げられます。 野球やソフトボールの投球動作 テニス・バドミントンなどのサーブやスマッシュ動作 重量物を頭上に持ち上げる動作 水泳のクロールなど、腕を頭より上に繰り返し動かす運動 ※参照:MSDマニュアル「肩腱板損傷」 特にテニス、野球、水泳などの肩を頭より高く挙げた状態に保ったまま負荷をかけるため、腱板に強いストレスがかかります。 症状は、初めは軽い違和感や筋肉の張り程度であることが多いですが、そのまま使い続けると腱板断裂に進行するリスクもあるため、注意が必要です。 腱板損傷を防ぐための方法 腱板損傷を予防するために、日常生活の中で以下のような対策を意識してみましょう。 肩のストレッチ 適度な筋力トレーニング 同じ動作の繰り返しを避ける 腱板周囲の筋肉や関節が硬くなると、肩の動きに無理がかかり損傷のリスクが高まるのでストレッチで肩甲骨や肩関節の可動域を広げるようにしましょう。 また長時間の作業や肩に負担のかかるフォームに注意し、痛みが出たら無理に動かさず、休むことも大切です。 少し痛むだけだからと放置すると、炎症が進行して断裂に至るリスクもあります。 軽い痛みや動かしにくさを感じたら、整形外科を早めに受診し、画像検査(MRIやエコー)などで状態を確認しましょう。 腱板損傷に有効なトレーニング方法については、以下の記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 【まとめ】腱板損傷の原因を知って早期発見・予防につなげよう 腱板損傷は、加齢による腱の変性(老化)・転倒や打撲などの外傷・肩の使いすぎなど、複数の要因が重なって発症します。 特に40代以降は腱板の組織が弱くなりやすく、日常の些細な動作でも損傷を起こすリスクがあります。 発症を防ぐためには、以下の点を意識しましょう。 肩の柔軟性を保つストレッチを取り入れる 適度な筋力トレーニングを行う 肩に違和感があれば早めに状態を確認する 肩の不調をそのままにしておくと、腱板断裂や痛みが強くなる・腕が上がらなくなるなど、日常生活に影響が出ることもあります。 気になる症状があれば、無理せず整形外科を受診し、早めに対処しましょう。 以下の動画では、実際に当院で再生医療の治療を受け、肩腱板損傷が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 腱板損傷に対して当院(リペアセルクリニック)で再生医療を受けられた患者様の症例は、こちらからもご覧いただけます。 また、当院(リペアセルクリニック)のLINEでも症例などの情報について発信していますので、肩に違和感を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
2020.02.19 -
- 免疫細胞療法
- 肝疾患
- 再生治療
「アルコール性肝硬変は治るのだろうか」「完治は難しいと聞くけれど、進行を止める方法はあるのか」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。 アルコール性肝硬変とは、長期間の飲酒により肝臓の細胞が硬く変化し、正常な肝機能が失われていく病気です。 進行すると肝機能が大きく低下し、腹水や意識障害などの重い症状を引き起こす可能性があります。 日常的にお酒を飲む習慣がある方にとって、アルコール性肝硬変は決して他人事ではありません。 この記事では、アルコール性肝硬変の完治の可能性や、進行を抑えるための治療法、早期発見のポイントを詳しく解説します。 肝硬変の症状や治療選択肢を正しく理解することで、適切な対処ができるようになります。 不安を感じている方は、ぜひ最後まで読んで今後の治療方針を考える参考にしてください。 また、現在リペアセルクリニックでは肝硬変の治療法の一つである「再生医療」に関する情報をLINEで発信しているので、ぜひご登録ください。 【結論】アルコール性肝硬変の完治は難しい アルコール性肝硬変まで進行してしまうと、元の健康な肝臓に戻る(完治する)ケースはほとんどありません。 ※参照:全国健康保険協会 ただし、病状の悪化を抑えつつ、ある程度の肝機能を維持しながら日常生活を送ることは可能です。 アルコール性肝硬変の進行を抑制するためには、禁酒が重要です。アルコール依存症になっている場合は、専門医に相談し、早期に治療を開始しましょう。 また、併せて生活習慣の改善も大切です。脂質や塩分を抑え、タンパク質豊富な食事を心がけてください。 肝硬変になる前の脂肪肝の場合は、禁酒や生活習慣の改善が期待できます。 肝臓における生活習慣の見直し方法などについては、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 アルコール性肝硬変の治療法 アルコール性肝硬変の治療法について、進行を抑え症状を緩和するための方法として以下の4つがあります。 断酒と食生活の改善 薬物療法 肝移植 再生医療 これらの治療法を適切に組み合わせることで、肝硬変の進行を遅らせ、生活の質を維持できます。 断酒と食生活の改善 アルコール性肝硬変の治療でとくに重要なのは、完全な断酒です。 お酒を飲み続けると肝臓の炎症が進み、回復が難しくなるため、肝臓を守るために飲酒を完全にやめることが大切です。 アルコール依存により断酒が難しい場合は、精神科や心療内科の専門医による治療も有効な選択肢となります。 また、断酒以外にも食生活の改善が肝臓の回復を助けます。 具体的には、以下のような食事を心がけましょう。 タンパク質が豊富な食品(肉、魚、大豆製品など)を積極的に摂る ビタミン類を多く含む食材(野菜、果物など)を取り入れる 脂肪分の多い食事や糖分の過剰摂取は控える 塩分は1日5~7gに制限する 食生活の改善は、無理のない範囲で継続することが大切です。 薬物療法 アルコール性肝硬変では、症状を緩和するためにビタミン剤やアミノ酸製剤による薬物療法が行われます。 これらの薬は肝臓の保護や症状の緩和を目的としています。 また、アルコール依存症がある場合は、断酒を補助するために抗酒薬や抗不安薬などが用いられることがあります。 これらの薬は精神的な症状を和らげ、断酒の継続を助けます。 ただし、薬物療法は症状を和らげるための対症療法であり、肝硬変が根本的に治るわけではないため注意が必要です。 肝移植 肝臓の機能が著しく低下している場合や肝硬変の根本的な治療法として、肝移植が検討されます。 肝移植とは、機能を失った肝臓を健康な肝臓に置き換える手術で、重症の肝硬変患者にとって、生命を救う可能性のある治療法となります。 ただし、肝移植にはドナー(提供者)の確保や手術のリスク、術後の免疫抑制剤の継続的な服用など、さまざまな課題があります。 また、移植後も断酒を継続しなければ、新しい肝臓も同じように傷ついてしまいます。 肝移植は最終的な治療手段として位置づけられており、医師との十分な相談が必要です。 再生医療 肝硬変をはじめとする肝臓疾患に対する治療法には、再生医療という選択肢もあります。 再生医療は、さまざまな細胞に変化する「分化能」という能力を持つ幹細胞を活かし、肝硬変の改善が期待できる治療法です。 治療は点滴によって幹細胞を投与するだけで、手術は必要ありません。 また、ご自身の細胞を使用するため、拒否反応のリスクが低いのが特徴です。 しかし、先端医療のため保険適用外となり、治療費用が高い傾向がある点は留意しましょう。 当院リペアセルクリニックで行っている肝臓疾患に対する再生医療については、以下のページを併せてご覧ください。 アルコール性肝硬変になる前の肝疾患に注意 アルコール性肝硬変は、突然発症する病気ではありません。 長期間の飲酒を続けることで肝臓は徐々にダメージを受け、段階を経て進行していきます。 重症化を防ぐには、以下の各段階で適切な対応を取ることが大切です。 病気の段階 特徴と症状 アルコール性脂肪肝(初期) 肝臓に脂肪が多い状態 節酒・減量で改善 長く放置した場合や重度の場合は肝炎や肝硬変に進行 アルコール性肝炎 肝機能が低下 発熱・腹痛・下痢・嘔吐などの症状 アルコール性肝硬変(末期) 肝細胞が変形して縮み、正常な機能が大きく損なわれる 栄養が不足して痩せていくが、おなかは腹水が溜まり膨らむ 吐血、昏睡の危険性が高まる 初期のアルコール性脂肪肝は、目立った症状がないのが特徴です。 そのため、多くの方が気づかないうちに病気が進行してしまいます。 禁酒や節酒を行わずにお酒を飲み続けると、アルコール性肝炎や肝硬変を発症する可能性が高まります。 また、多量の飲酒によって肝臓の病気が進行すると、肝がんを発症するリスクも高くなります。 早い段階で生活習慣を見直すことが、将来の重大な病気を防ぐことにつながります。 アルコール性肝硬変を早期発見するために重要な検査 アルコール性肝硬変を早期に発見するために重要な検査は、以下の2つです。 肝生検 血液検査 検査を定期的に受けることで、肝臓の異常を早く見つけられます。 肝生検 肝生検は、肝臓の一部を採取して組織を詳しく調べる検査です。 この検査により、炎症の進行度や肝臓の硬さ(線維化)の程度を正確に把握できます。 肝硬変の進行具合を診断する際にも用いられます。 検査は局所麻酔を行い、細い針を肝臓に刺して組織を採取します。 肝生検は肝臓の状態を詳しく知るために有効な方法であり、治療方針を決める上で重要な情報を得られます。 血液検査 肝臓の異常は自覚症状が出にくいため、血液検査による早期発見が重要です。 AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTPといった酵素の数値は、肝機能の状態を把握する基本的な指標となります。 検査項目 説明 AST(GOT) 肝細胞に含まれる酵素で、肝臓にダメージがあると血液中に漏れ出して数値が上昇します。 ALT(GPT) 肝臓に特化した酵素で、肝細胞が破壊されると血液中に漏れ出し、数値が高くなります。肝炎などの診断に役立ちます。 γ-GTP 胆道から分泌される酵素で、肝臓の解毒機能に深く関わっています。過度な飲酒や肝硬変、肝臓がん、胆石、胆管がんなどが原因で数値が高くなる可能性があります。 これらの数値が高い場合、肝臓や胆道に何らかの異常がある可能性があります。 また、服用している薬の副作用によっても数値が上がるケースがあるため、医師に相談して薬の量を調整するなどの対応が必要です。 定期的に健康診断を受け、これらの数値をチェックすることで肝臓の病気を早期に発見できます。 アルコール性肝硬変の末期症状 アルコール性肝硬変が重症化すると、以下のようなさまざまな症状や合併症を引き起こします。 腹水 吐き気・嘔吐 息切れ 食欲不振 腹部の膨張など 肝性脳症 手が震える 注意力の低下 性格の変化 昏睡など 食道静脈瘤 食道の静脈瘤に血液が溜まりこぶのようなものができる 破裂すると吐血・消化管出血などのリスクがある それぞれの合併症の対処法について詳しく紹介します。 腹水 腹水の対処法は、主に3つあります。 食事療法 利尿剤 腹水穿刺 腹水の発生・悪化を防ぐためには、食塩摂取量の制限が基本です。 塩分は体内に水分を保持する性質があり、過剰摂取すると腹水の悪化につながるため、塩分の摂取は1日に5~7g※にしましょう。 ※参照:日本消化器病学会・日本肝臓学会「肝硬変診療ガイドライン 2020(改訂第 3 版)」2020年発行 また、腹水を体外へ排出するために、利尿剤(尿量を増やす薬)が処方されることがあり、体内に余分な水分が蓄積するのを防ぎます。 腹水が大量にたまり、腹部膨満や呼吸困難、食欲不振などの症状が強く現れる場合には、腹水穿刺(ふくすいせんし)という処置が行われます。 このように腹水は単なる症状ではなく、肝硬変の機能が低下した段階に入っているサインです。 進行を防ぐには断酒・栄養管理や、内科的・外科的治療などを組み合わせて全体的に病態のコントロールをする必要があります。 肝性脳症 肝性脳症とは、肝機能の低下により体内の有害物質(アンモニアなど)が解毒されずに脳へ到達し、意識障害や神経精神症状を引き起こす合併症です。 治療の基本は、主に以下の通りです。 誘因の除去 栄養療法 薬物療法 肝性脳症は、以下のような特定の誘因をきっかけに急激に悪化することが多いため、まずはそれらを的確に見つけ出し、排除することが最優先です。 便秘 タンパク質の過剰摂取 消化管出血 感染症 脱水・電解質異常 利尿薬の過剰投与 ※参照:J-Stage「日本内科学会雑誌第111巻第1号」 かつてはタンパク質制限が推奨されていましたが、現在は過度な制限は予後を悪化させるとされ、適正なタンパク質摂取の維持が重要とされています。 また、薬物療法では腸内アンモニアの生成・吸収を抑えることを目的とした治療が中心になります。 肝性脳症は肝硬変が進行しているサインであり、放置すると昏睡や死亡に至ることもある重大な状態です。 しかし、誘因の早期除去・適切な栄養と薬物管理により、再発予防が期待できます。 ただし、自己判断での食事制限はリスクも大きいため、医療機関と連携しながら治療を継続しましょう。 食道静脈瘤 食道静脈瘤は、肝硬変によって肝臓内の血流が悪くなり、門脈圧(門脈内の血圧)が上昇することで、食道の静脈が異常に膨らんだ状態です。 破裂すると大量吐血や消化管出血を引き起こし、命の危険が伴う深刻な状態になります。 破裂を未然に防ぐ、あるいは破裂後の止血を行うために、主に以下の2つの内視鏡的治療が用いられます。 食道静脈瘤硬化療法(EIS) 内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL) 食道静脈瘤硬化療法(EIS)は、内視鏡を使って食道静脈瘤に硬化剤(血管を固める薬)を注入し、静脈瘤を閉塞させる方法です。 瘤そのものに直接作用するため、再発リスクが比較的低いとされていますが、処置の際の合併症や身体への負担がやや大きいという側面もあります。 一方で、内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)は内視鏡で静脈瘤を確認し、ゴムバンドで結紮(縛る)することで血流を遮断し、壊死・脱落させることで瘤を除去する治療法です。 患者の病態や静脈瘤の状態に応じて治療方法が異なるため、専門医と相談しながら治療方針を決定します。 アルコール性肝硬変の根治を目指すなら再生医療をご検討ください アルコール性肝硬変は、完治は困難ですが進行の抑制は可能です。 断酒や食生活の見直し、運動習慣をつけると肝機能の改善が期待できます。 アルコール性肝硬変は、合併症を引き起こすリスクも高まるため、普段から断酒やバランスの良い食生活を送ることが大切です。 肝硬変を予防するため、普段から体調に気を配り、定期的に検査を受けましょう。 また、アルコール性肝硬変の治療法として、再生医療の選択肢もあります。 再生医療は、さまざまな細胞に変化する「分化能」という能力を持つ幹細胞を活かし、肝硬変の改善が期待できる治療法です。 患者さまの細胞や血液を利用した治療法のため、拒否反応などのリスクが低い点も特徴です。 アルコール性肝硬変でお悩みの方は、再生医療専門クリニックである当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。
2020.02.18 -
- 肩
- 再生治療
スイングショルダー(ゴルフ肩)の症状が治らず、悩んでいる方はいませんか。スイングショルダーとは、ゴルフをプレーする際の動作によって起こる肩関節周囲の炎症です。 ゴルフを正しくない姿勢でプレーしたり、過度に打ちっぱなしを行ったりすると、スイングショルダーになりやすいため注意が必要です。 本記事では、スイングショルダーの原因や治療について紹介します。スイングショルダーの原因や治療法を理解して、ゴルフ肩を治しましょう。 この記事を読むとわかること スイングショルダーになる原因 スイングショルダーの治療法 ゴルフ肩(スイングショルダー)とは? ゴルフ肩(スイングショルダー)とは、ゴルフのプレーによって生じる肩関節周囲の損傷です。ゴルフのスイング動作は、肩周囲の筋肉の伸張、収縮を繰り返します。 筋肉や関節に大きな負担がかかると肩関節周囲が損傷し、疼痛(とうつう)やしびれなどの症状が現れます。 スイングショルダーの症状が出た場合は、無理してプレーせずに治療を受けるのが大切です。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の原因となる疾患は? ゴルフ肩(スイングショルダー)の原因となる疾患の具体例は、以下のとおりです。 腱板損傷 腱板断裂 肩峰下インピンジメント 上腕二頭筋腱損傷 変形性関節症 肩関節の不安定性 ゴルフのスイング動作により引き起こされた、肩周囲の関節や腱の損傷は、スイングショルダーに分類されます。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の主な症状 ゴルフ肩(スイングショルダー)の主な症状は、以下のとおりです。 肩甲骨内側の疼痛 肩から腕にかけてのしびれ感 首のだるさ 肩甲骨周りの可動域制限 スイングショルダーの人は、利き腕と反対側の肩が下がっているのが特徴です。症状がひどくならないうちに、治療を受けましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)になりやすい人 ゴルフ肩(スイングショルダー)は、スイング時の姿勢が崩れていたり、頻繁にゴルフを行ったりする人がなりやすいといわれています。スイング動作を無理に行った場合は、肩周囲に大きな負担がかかります。 トップの位置を高く上げ過ぎたり、グリップに力を入れ過ぎたりすると、ゴルフ肩になる可能性があるため注意が必要です。猫背の人や股関節が硬い人も、スイング動作の際に上手に体を動かせず、全身に大きな負担がかかります。 スイングショルダーの症状が悪化しないよう、ゴルフスイングの姿勢だけではなく、普段から姿勢を意識して過ごしましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の治し方 ゴルフ肩(スイングショルダー)の治し方は、主に以下の3つです。 安静にする 鎮痛消炎剤での症状の緩和 専門家による治療を受ける ゴルフ肩(スイングショルダー)は、間違った知識で対策するとさらに症状を悪化させてしまう可能性があるため、医療機関で治療を受けるのがおすすめです。 安静にする ゴルフ肩(スイングショルダー)を治すためには、まず安静にしましょう。スイングショルダーの症状がある場合は、無理して動かさないようにし、筋肉を休ませてください。 スイングショルダーは、筋肉や関節の無理な動きが原因で起こります。誤った姿勢でスイングし続けたり、ゴルフを過度にやりすぎたりすると、さらに症状が悪化します。 ゴルフを続けるためにも、スイングショルダーの症状が落ち着くまで十分に休息をとりましょう。 鎮痛消炎剤での症状の緩和 ゴルフ肩(スイングショルダー)の治し方に、鎮痛消炎剤を用いて症状の緩和を行う方法があります。鎮痛消炎剤には、ゲルやローション、湿布などさまざまな形態があります。 疼痛や腫れなどの症状が出現したら、すぐにプレーをやめてアイシングをし、患部の炎症を抑えてください。 鎮痛消炎剤には症状を和らげる作用があります。しかし、スイングショルダーが完治するわけではありません。症状が悪化する前に専門家に相談し、早めに治療を受けましょう。 専門家による治療を受ける ゴルフ肩(スイングショルダー)になった場合は、専門家による治療を受けることが大切です。専門家は、患者さんの症状に合わせて、適切な治療法を提案してくれます。 安易にストレッチを行い症状が悪化すると、競技復帰までに時間がかかります。適切な治療を早期から始め、症状の悪化を防ぎ回復を早めましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)から競技復帰までの期間とプロセス ゴルフ肩(スイングショルダー)になった場合は、競技復帰までに3〜6カ月の期間が必要です。症状の程度や治療開始スピードによって、治癒にかかる期間は異なります。 復帰までのプロセスは、まず痛みを軽減させるために安静や薬物療法を行います。症状が和らいだ後には、肩周りの筋力を強化し、可動域の改善を目的としたリハビリを開始する流れです。 治療開始が遅れたり、重度の症状が出現したりしたときは、回復に6カ月以上の期間が必要な場合もあります。重度のスイングショルダーは、外科的治療を行う可能性もあるため、痛みを感じたら早めに医療機関を受診しましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の予防ケア ゴルフ肩(スイングショルダー)を予防できるケア方法には、以下の4つがあります。 肩関節周りの筋力強化 スイングフォームを見直す 軽い負荷から再開 ゴルフをする前にストレッチをする スイングショルダーになった経験がある人も、再発防止のために予防ケアを行うことが大切です。 肩関節周りの筋力強化 ゴルフ肩(スイングショルダー)の予防ケアの1つに、肩関節周りの筋力強化があります。肩関節周りの筋力を強化すると、スイング動作で使う筋肉や関節を上手に動かせます。 「ゴルフでは、肩関節周りだけでなく全身の筋肉を使うため、全体をバランスよく鍛えると予防に役立ちます。スクワットやプランクなどの筋力トレーニングを行い、筋力の強化を目指しましょう。 スイングフォームを見直す ゴルフ肩(スイングショルダー)の予防ケアに、スイングフォームの見直しがあります。スイングフォームを見直すと、筋肉や関節を正しく使えているかを確認できます。 以下の2つのポイントを意識し、スイングフォームを正しい姿勢に直しましょう。 手首に力を入れない 右打ちの場合はトップの位置を左手で押し込まない 正しいフォームでスイングを行えば、肩周囲に大きな負担がかかりません。 軽い負荷から再開 ゴルフ肩(スイングショルダー)の再発を予防するために、負荷が軽い動作から再開しましょう。負荷の軽い運動から再開すると、体にかかる負担を軽減できます。 ゴルフは全身を使うスポーツであるため、体への負荷が必然的に大きくなります。負担の少ない動きで体を徐々に慣らし、負荷が大きくなっても対応できる体をつくりましょう。 ゴルフをする前にストレッチをする ゴルフ肩(スイングショルダー)を予防するには、ゴルフ前にストレッチを行うのが効果的です。ゴルフをプレーする前にストレッチをすると、筋肉がほぐれ体を柔軟に動かせます。 肩甲骨のストレッチ手順 1.胸を張り、大きく背伸びをする 2.挙げた手を横に移動させ、肩の高さまで下げる 3.10秒キープ 4.手のひらを上に向けて両肘をゆっくり近づける 5.1~4を3回繰り返す ストレッチは筋肉の伸びを意識して行うことが大切ですが、無理に動かすと体を痛めるリスクもあります。痛みを感じない程度に体を伸ばしましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の治し方まとめ ゴルフ肩(スイングショルダー)は、肩関節やその周囲の筋肉・腱に負担がかかり発症します。繰り返しのスイング動作や無理なフォームが原因となり、痛みや可動域の制限を引き起こします。 治療ではまず、痛みや炎症を和らげるため安静にするのが大切で、必要に応じて専門医の診察を受け、リハビリや治療を進めていきます。 また、近年注目されているPRP療法(多血小板血漿療法)も効果的な選択肢です。副作用のリスクが低く、早期回復が期待できるため、手術を避けたい方や再発を防ぎたい方におすすめです。 以下のページでは、実際に当院で再生医療の治療を受け、肩の痛みからゴルフを楽しめるまでに回復した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら
2020.02.17 -
- 免疫細胞療法
「大人になっても毎月のように風邪をひくのはなぜ?」 「毎月風邪をひいてしまうのは何かの病気?」 毎月のように風邪をひいたり、日常的に体調が優れないことが多い方は、免疫力が低下している可能性があります。 【免疫力が低下する原因】 食生活(栄養バランス)の乱れ 飲酒・喫煙 運動不足 睡眠不足 過度なストレス ウイルスや細菌の感染から体を守る免疫力が低下する原因は多岐に渡るため、急に風邪をひきやすくなった原因を特定することは難しいでしょう。 風邪をひきづらい体づくりに効果的な免疫力を高める方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。 また、当院リペアセルクリニックでは、患者さま自身の免疫細胞を採取・培養して免疫力向上を目指す免疫細胞療法をご提供しています。 >>免疫細胞療法に関する詳細はこちら 「毎月風邪をひいて困っている」「免疫力を高めたい」という方は、ぜひ当院までご相談ください。 大人が毎月のように風邪をひいてしまう理由 大人が毎月のように風邪をひいてしまう主な理由は免疫力の低下です。 免疫力とは、体内に侵入した異物に対する排除能力の高さです。 免疫力が高い人は風邪などの病原菌に感染しても、病原菌が増殖する前に撃退できます。 一方で免疫力が低下している人は、病原菌の撃退に時間がかかり、繰り返し風邪をひいてしまう場合があります。 大人の免疫力が下がる主な要因を下記にまとめました。 【大人の免疫力が下がる主な要因】 食生活の乱れ 睡眠不足 ストレス 飲酒や喫煙習慣 毎月の風邪にお困りの方は、免疫力の低下や病気が隠れている可能性を疑ってみましょう。 【大人向け】毎月風邪をひいてしまう主な原因 毎月風邪をひいてしまう主な原因を紹介します。 【大人が毎月風邪をひいてしまう主な原因】 栄養バランスの偏り 飲酒・喫煙 運動不足 睡眠不足 過度なストレス 毛細血管機能の低下 風邪と免疫力には密接な関係があります。免疫力を下げてしまう生活習慣を紹介するので、一つずつみていきましょう。 栄養バランスの偏り 毎月風邪をひく大人の多くに見られるのが、栄養バランスの偏りです。 コンビニ食やファストフードに頼りがちの方は、必要な栄養素が不足します。 とくに、ビタミンC・ビタミンD・亜鉛などは免疫機能の維持に重要な栄養素で、不足すると体の防御機能が低下し、毎月風邪をひきやすくなります。 毎日の食事で野菜・果物・タンパク質をバランスよく摂取すれば、免疫力が高まり風邪をひきにくい体質づくりにつながります。 毎月風邪をひく大人が摂取するべき栄養素 毎月風邪をひく大人の方が積極的に摂取したい栄養素を紹介します。 具体的な栄養素と食品を下記にまとめました。 主な働き 栄養素 主な食品 抗酸化作用がある ビタミンC ビタミンE ポリフェノール パプリカ、キウイ、ブロッコリー たまご、アーモンド、大豆 リンゴ、ブドウ、コーヒー、緑茶 傷ついた細胞の修復エネルギーをつくる ビタミンB1 パントテン酸 豚肉、赤身肉、大豆 鶏レバー、鶏ささみ、卵、魚類 炎症を抑える ビタミンB12 ω-3脂肪酸 あさり、しじみ、サバ、さんま サケ、まぐろ、かに 食べる量にお悩みの方は、まずは1日350g以上の野菜の摂取を目標にしてみましょう。350gは、大人の両手3杯程度です。 生活習慣病などを予防し健康な生活を維持するためには、1日350g※の野菜の摂取が推奨されています。 ※出典:厚生労働省「健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料」 意識的に栄養を摂るのが難しいと感じる方には、再生医療の免疫細胞療法も選択肢のひとつです。再生医療とは、自身の再生する力を活かした治療です。 当院リペアセルクリニックでも免疫力を高めるための治療を行っていますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。 飲酒・喫煙 過度の飲酒や喫煙は、毎月風邪をひく大人の原因となります。 アルコールは免疫系を抑制し、体の防御機能を低下させます。毎日の習慣的な飲酒は要注意です。 喫煙は呼吸器系に直接的なダメージを与え、ウイルスや細菌の侵入を容易にします。さらに、血液の循環を悪化させて体全体の免疫機能を低下させます。 毎月風邪をひく大人は飲酒量を制限し、禁煙を検討しましょう。 運動不足 運動不足も、毎月風邪をひく大人の主な原因の一つです。 適度な運動は免疫系を活性化し、体の防御機能を高めます。とくに有酸素運動は血液循環を改善し、免疫細胞の活動を促進します。 しかし、デスクワークが中心の現代社会では、運動不足に陥りやすいのが現状です。 毎日30分程度のウォーキングや軽いジョギングなど、無理のない範囲で運動の習慣化が大切です。 運動習慣をつけることで、免疫力が向上し、毎月風邪をひく頻度が減少する可能性が高まります。 また、運動は精神的なストレス解消にも効果があり、総合的な健康増進につながります。 睡眠不足 毎月風邪をひく大人に多いのが、慢性的な睡眠不足です。 睡眠は体の回復と免疫系の強化に不可欠です。とくに、深い睡眠(ノンレム睡眠)の時間帯に、体内では免疫細胞の生成と活性化が行われます。 仕事や家事に追われ、十分な睡眠時間を確保できていない大人が多いのが現状です。 理想的な睡眠時間は個人差がありますが、一般的に7〜8時間程度が推奨されています。 質の良い睡眠を取るためには就寝時間を一定にする、寝る前のスマートフォン使用を控える、寝室の環境を整えるなど工夫してみましょう。 過度なストレス 過度なストレスは毎月風邪をひく原因の一つです。 ストレスが長期間続くと、体内でストレスホルモンが過剰に分泌され免疫機能が低下します。 その結果、ウイルスや細菌に対する抵抗力が弱まり、風邪をひきやすくなります。 ストレス解消法は個人によって異なりますが、趣味の時間を持つ・瞑想やヨガを行う・友人と交流するなど、自分に合ったリラックス方法を見つけることが大切です。 また、仕事や生活のバランスを見直し、過度な負担を避けることも欠かせません。 ストレス管理を適切に行うことで免疫力が回復し、毎月風邪をひく頻度を減らせるでしょう。 毛細血管機能の低下 毎月風邪をひく大人に見られる原因の一つに、毛細血管機能の低下があります。 毛細血管は体中の細胞に酸素や栄養を届け、不要な物質を排出する重要な役割を果たしています。 毛細血管の機能が低下する理由は、主に加齢と生活習慣の乱れです。 毛細血管機能が低下すると体の隅々まで十分な栄養が行き渡らず、免疫細胞の活動も鈍くなります。 その結果、体の防御機能が弱まり毎月風邪をひきやすくなります。 毛細血管機能を改善するには、適度な運動・バランスの良い食事・十分な睡眠が効果的です。 とくに、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質を含む食品の摂取で毛細血管の健康を保てます。 毛細血管機能の改善で、全身の血液循環が良くなり免疫力向上に期待できます。 風邪をひきやすい体質・環境セルフチェック 風邪をひきやすい体質や環境のセルフチェックを紹介します。 免疫力は、体質や生活習慣によって変化します。当てはまる項目がないかみていきましょう。 セルフチェック項目に該当する方は、身体的ストレスや精神的ストレスをためないようにして、生活環境を整えてみましょう。 大人が風邪をひかないための対策 大人が風邪をひかないための対策について詳しく解説します。 【大人が風邪をひかないための対策】 免疫力を高める うがい・手洗いの徹底 湿度管理を徹底する 予防接種を受ける できることから日常生活に取り入れてみましょう。 免疫力を高める 免疫力を高めるために大切なのは、生活習慣を見直すことです。 生活習慣を見直すポイントを以下にまとめました。 【生活習慣を見直すポイント】 適度な運動と休養のバランスをとる 体を温める(食べものを含め、冷やさない工夫) ストレスを減らす 腸内環境を整える 暴飲暴食に注意し、食事はよく噛む 睡眠をしっかりとる 栄養バランスの良い食事をとる とくに睡眠不足に心当たりがある方は見直してみましょう。 免疫細胞は深い睡眠中に生成されるので、睡眠が不足していると免疫細胞が減少し免疫力が低下しかねません。 また、食事に気を配るのもおすすめで野菜はもちろん肉、魚、卵、大豆製品などの良質なたんぱく質の摂取を心がけましょう。 免疫力を高める免疫細胞療法とは 免疫細胞療法とは、自身の免疫細胞を採取・培養し、数を増やしてから体内に戻すことで免疫力を高める治療法です。 風邪の原因となるウイルスや細菌だけでなく、がん細胞に対しても強い攻撃能力を持ったNK細胞を活性化させることで、風邪をひきにくい体づくりをサポートします。 患者さま自身の血液から採取した免疫細胞のみを使用するため、アレルギーや拒絶反応などの副作用リスクが少ない点が強みです。 入院や手術が不要なので、日常生活を送りながら治療を受けられるとして近年注目されています。 「毎月のように風邪をひいて困っている」「免疫細胞療法について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックまでご相談ください。 うがい・手洗いの徹底 うがいと手洗いは毎月風邪をひく大人にとって重要な予防策で、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぐ効果があります。 うがいは、喉の粘膜に付着したウイルスを洗い流し、手洗いは接触によって手に付着したウイルスを除去します。とくに外出後や食事前には行うようにしましょう。 手洗いの際は石鹸を使用し、指の間や爪の周りまで20秒以上洗うのが重要です。 アルコール消毒液は一部のウイルスや細菌には効果がありませんが、手洗いやうがいと併用すると感染リスクを下げられるのでおすすめします。 湿度管理を徹底する 適切な湿度管理も、毎月風邪をひく大人にとって有効な予防策の一つです。 乾燥した環境はのどや鼻の粘膜を乾燥させ、ウイルスや細菌の侵入を容易にするためです。 理想的な室内湿度は50~60%程度とされています。 加湿器の使用や濡れタオルを干すなどの方法で、適切な湿度を保つようにしましょう。 冬場は暖房の使用により室内が乾燥しやすいので注意が必要です。 また、湿度が高すぎるとカビやダニの繁殖の原因となるので、過度な加湿には注意しましょう。 予防接種を受ける 毎月風邪をひく大人の方は、予防接種を検討してみましょう。 とくにインフルエンザの予防接種は、毎年の摂取が推奨されています。 インフルエンザウイルスは毎年少しずつ変異するため、その年の流行が予想されるウイルス株に対応したワクチンが開発されます。 予防接種を受けると、インフルエンザに感染するリスクを低減できます。 感染しても症状が軽くなる可能性がある点も見逃せないメリットです。 毎月風邪をひく大人からよくある質問 毎月風邪をひく大人の方々からは、さまざまな疑問や不安の声が寄せられます。 よくある質問に対して医師の観点から回答しています。 【毎月風邪をひく大人からよくある質問】 毎月風邪をひく要因となる病気はありますか? 毎月風邪をひく大人におすすめの検査は? 風邪をひいてしまった際の対処法は? 急に風邪をひきやすくなったのはなぜ? 自身の健康状態や適切な対策を確認しましょう。 毎月風邪をひく要因となる病気はありますか? 毎月風邪をひく要因の中には単なる風邪ではなく、なんらかの基礎疾患が隠れている可能性があります。 【風邪症状を伴う主な基礎疾患】 慢性副鼻腔炎 慢性気管支炎 気管支喘息 自己免疫疾患 甲状腺機能低下症 HIV感染症 白血病 体調に不安のある方は、医療機関を受診しましょう。 毎月風邪をひく大人におすすめの検査は? 毎月風邪をひく大人の方は、総合的な健康状態を確認できる検査がおすすめです。 【おすすめの検査】 血液検査 免疫検査 胸部レントゲン(X線)検査 アレルギー検査 甲状腺機能検査 検査の必要性については、医師と相談の上で決定しましょう。 風邪をひいてしまった際の対処法は? 風邪をひいてしまった際の対処法は以下の通りです。 【風邪をひいてしまった際の対処法】 十分な休養をとる 水分補給を心がける 栄養バランスの良い食事を摂る 市販の風邪薬は用法・用量を守り適切に使用する 部屋の湿度管理をする 症状が重い場合や、高熱が続く場合は早めに医療機関への受診をおすすめします。 また、周囲への感染を防ぐためマスクの着用やこまめな手洗いを心がけましょう。 急に風邪をひきやすくなったのはなぜ? 急に風邪をひきやすくなった方は、生活習慣の乱れや日々のストレスによって免疫力が低下していることが考えられます。 免疫力が低下することで、風邪の原因となるウイルスに感染しやすくなるため、子供だけでなく大人も風邪を引きやすくなります。 風邪をひきやすくなった場合は、バランスの良い食事や運動習慣を意識し、免疫力を高めるための対策を実施しましょう。 また、手洗い・うがいなどの基本対策や、室内の湿度を管理するなど生活環境を整えることも重要です。 毎月ひいてしまう風邪にお困りならリペアセルクリニックに相談ください 免疫力が低下すると日常的に風邪をひきやすくなるだけでなく、免疫力の低下に伴い合併症を引き起こす可能性もあります。 毎月のように風邪をひいたり、日常的に体調が優れないことが多い方は、免疫力が低下する原因を理解しておきましょう。 【免疫力が低下する原因】 食生活(栄養バランス)の乱れ 飲酒・喫煙 運動不足 睡眠不足 過度なストレス 免疫力が低下している状態は、風邪の原因となるウイルスや細菌に感染しやすくなるため、早めに対策することをおすすめします。 効果的に免疫力を向上させたい方は、生活習慣の改善と合わせて免疫細胞療法を検討しましょう。 当院リペアセルクリニックでは、患者さま自身の免疫細胞を採取・培養して免疫力向上を目指す免疫細胞療法をご提供しています。 >>免疫細胞療法に関する詳細はこちら 「毎月風邪をひいて困っている」「免疫細胞療法について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院までご相談ください。
2020.02.16 -
- 肩
- 再生治療
肩が痛くて眠れずに、原因や対処法が分からず悩んでいる方もいるかと思います。 肩の痛みの原因は肩こりだけではなく四十肩や五十肩などの肩周辺の炎症、疾患などが考えられます。 夜眠れず日常生活に支障をきたす場合は、肩の痛みを和らげる対処法を行うことで痛みが和らぐ可能性があります。 ただ、肩の痛みを放置しておくと重い症状となる可能性があるため、注意が必要です。 この記事では肩の痛みの対処法や原因だけでなく、再生医療による治療も紹介していますので、参考にしてください。 肩が痛くて眠れない際の対処法 肩が痛くて眠れない際の対処法は、ストレッチや肩を温めるなどいくつかあります。 ストレッチで肩回りをほぐす 肩周辺を温める・冷やす 寝るときの姿勢を見直す 鎮痛剤や湿布薬で痛みを和らげる 寝る時の姿勢では肩の関節に負荷がかからないようにすることが重要です。 ここではご自身でできる対処法を紹介しますので、参考にしてください。 ストレッチで肩回りをほぐす 肩の痛みは軽い運動やストレッチなどで肩周りをほぐすことが大切です。 肩の痛みは肩関節や肩甲骨からくるものが多く、デスクワークなど座った状態では肩関節や肩甲骨の血行が悪くなり、肩の痛みとなることがあります。 肩を回すだけでなく、肩甲骨周りのストレッチも取り入れることで、肩周りをほぐすのもおすすめです。 ただし、無理なストレッチは肩の痛みを悪化させる可能性もあるため、適度に行いましょう。 肩周辺を温める・冷やす 肩の痛みには、原因や症状に応じて温めたり冷やしたりしましょう。 肩の痛みが出た直後は強い炎症状態であるため、患部を冷やして炎症を抑えるのが効果的です。 慢性的な肩の痛みや、いつ始まったか分からない長引く肩の痛みには、筋肉が硬くなっている場合は患部を温めます。 しかし、痛みの症状がはっきり分からない状態で判断するのは、痛みが悪化する原因となるので、医師に相談してください。 寝るときの姿勢を見直す 寝るときの姿勢を見直すことで、肩の痛みを緩和できる可能性があります。 仰向けで寝る場合は、肩から肘にかけてタオルや枕を使用し、肩や腕の高さを調整することで肩の負担を減らすことが大切です また、横向きで寝る場合は、肩の痛みがない方を下にして、抱き枕や毛布などを使用して、抱く姿勢で寝ます。 枕の過度な高低差も、首から肩へ負担となり関節や筋肉に悪影響となるため注意が必要です。上半身から下半身にかけてリラックスできる程度の傾斜をつけるなどの工夫をすることで、負担を軽減できます。 鎮痛剤や湿布薬で痛みを和らげる 肩の痛みがある場合、ロキソニンなどの鎮痛剤や、冷温効果のある湿布薬などで痛みを和らげます。 ロキソニンは鎮痛剤としても湿布薬としても肩の痛みや炎症を抑える効果が期待できます。 ただし、鎮痛剤や湿布薬は一時的に痛みや炎症を緩和する手段のため、長引く場合は医師に相談してください。 肩が痛くて眠れない際に考えられる原因・疾患 肩の痛みにより眠れない理由として、肩関節の炎症などの四十肩や、夜間に痛みが強くなる傾向にある肩腱板断裂などが考えられます。 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩) 肩腱板断裂 頚椎椎間板ヘルニア 肩こり 以下では考えられる原因や疾患について紹介しますので、参考にしてください。 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩) 一般的には四十肩や五十肩といわれる肩関節周囲炎は、肩の痛みで目が覚めたり寝付けないといった症状があります。 この炎症は原因がはっきりとわからない肩関節部の痛みを指し、40〜60代で多く見られる肩関節の炎症の総称です。 夜間以外でも、何もしていない状態での痛みや、腕を上げたときにも痛みが出ることもあります。 炎症期、拘縮期、回復期の3段階に病期が分かれていて、それぞれ痛みや運動制限などに違いがあります。 肩腱板断裂 肩腱板断裂は肩を強打したり、転倒時に手をついた際に発生しますが、老化により自然と肩腱板が断裂する場合があります。 また、肩腱板は肩関節の骨と骨の間を通っているため、老化により腱が切れたり、運動などで使いすぎることにより、断裂が起こることもあります。 肩腱板が断裂すると肩をあげるだけで痛みが出るだけでなく進行すると夜中に痛みで目が覚めるといった症状がみられます。 リハビリなどで症状が軽減することもありますが、症状が改善しない場合は手術となる可能性もあります。 頚椎椎間板ヘルニア 頚椎椎間板ヘルニアは、前触れなく突然肩や首などに痛みや腕のしびれなどが発症します。 椎間板(首の骨と骨の間にある軟骨)が加齢とともに摩耗することで、ヘルニアのリスクが高まるといわれています。 また、デスクワークでの姿勢の悪さや、首に負荷がかかるスポーツなどでも発症する可能性があります。 頚椎椎間板ヘルニアを発症した場合、安静とリハビリなど理学療法や物理療法を行いますが、まずは首に負荷がかからないようにすることが重要です。 ブロック注射や薬物療法により痛みを軽減する治療法もありますが、改善が見られない場合、手術を行う場合もあります。 肩こり ストレスによる自律神経の乱れや、長時間のデスクワークにより肩こりがひどくなった場合は、痛みで夜眠れない原因になる場合があります。 肩こりは、筋肉が常に緊張状態にあることで血行不良を引き起こします。 また、スマホやパソコンの使用頻度が高まると、首が前に出るストレートネックの状態になり、肩への負担が増加します。 これらの要因により、肩の筋肉がリラックスできない状態が続きます。 ストレッチや軽い運動のほか、肩を温めることで血流を良くすることが大切です。 肩が痛くて眠れないときの対処法|夜間痛の原因と今すぐできる対策を解説 肩が痛くて眠れない状態が続く場合、単なる疲労ではなく、夜間に痛みが強く出やすい原因が重なっていることが少なくありません。 特に肩は、日中よりも夜間に血流や姿勢の影響を受けやすく、炎症や組織の緊張が強調されやすい部位です。 夜になると痛みが増す背景には、横になることで肩関節周囲の圧が変化することや、無意識の寝返りで負荷が集中することが関係しています。 また、日中は動いて気が紛れていても、静かな夜間は痛みを強く自覚しやすくなる点も見逃せません。 そのため、「夜だけ痛い」「眠ろうとするとズキズキする」と感じる場合は、一時的な対処と同時に原因を整理する視点が重要になります。 ここでは、今すぐ取り入れやすい対策と、やってはいけない行動を分けて考えていきましょう。 今すぐできる対処法|眠る前・夜中に痛いとき 肩の夜間痛に対しては、眠る前の準備・夜中に目が覚めたときの対応を分けて考えると対処しやすくなります。 痛みを完全に消すことは難しくても、刺激を減らし眠りに戻りやすい環境を整えることは可能です。 まず眠る前は、肩周囲の筋肉が過度に緊張したままにならないよう、軽い体操や深呼吸で体を落ち着かせます。 強く伸ばすストレッチではなく、「動かしても痛みが出ない範囲」で肩甲骨周囲をゆっくり動かす程度が適切です。 就寝姿勢も重要で、横向きの場合は痛い肩を下にせず、クッションやタオルで腕を支えると負担が減りやすくなります。 仰向けでも、腕が宙に浮くと肩が引っ張られるため、肘の下に高さを補う工夫が有効です。 夜中に痛みで目が覚めた場合は、無理に動かさず、一度姿勢を整えてから温感・冷感を使い分けます。 ズキズキした炎症感が強いときは冷却、こわばりが強いときは軽い温めが合うこともあります。 「その場をしのぐ対処」と割り切り、痛みを我慢し続けないことが結果的に睡眠の質を守ることにつながります。 やってはいけない行動(悪化させるNG習慣) 肩が痛くて眠れないときほど、無意識に症状を悪化させる行動を取ってしまいがちです。 これらを避けるだけでも、夜間痛の強さが変わるケースがあります。 まず注意したいのは、痛みを紛らわそうとして強く肩を回したり、無理にストレッチを行うことです。 炎症がある状態で刺激を加えると、かえって夜間痛が強まることがあります。 また、「寝れば治るだろう」と日中の痛みを放置し、日常動作で肩を酷使し続けるのも避けたい習慣です。 特に、重い物を持つ、高い位置に手を伸ばす動作が続くと、夜になって痛みが一気に表面化することがあります。 自己判断で鎮痛剤や湿布を長期間使い続けることにも注意が必要です。 一時的に眠れるようになっても、原因が整理されないままでは改善が遠のく可能性があります。 「眠れないほど痛い」という状態自体が、体からの重要なサインです。 無理にやり過ごそうとせず、生活動作や対処の仕方を見直すことが、結果的に悪化を防ぐ判断につながります。 痛みが長引く場合の治療選択肢 肩が痛くて眠れない症状にお悩みの方には、再生医療という治療の選択肢があります。 再生医療は、さまざまな組織に変化する能力を持つ幹細胞を用いて、損傷した肩軟骨や腱板の修復・再生させる医療技術です。 また、患者さま自身の細胞を利用するため、アレルギーや拒否反応など副作用のリスクも少ないのも特徴です。 当院「リペアセルクリニック」では、再生医療についての無料相談を承っております。 以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら 【まとめ】肩が痛くて眠れない悩みが続くなら医療機関を受診しよう 肩の痛みは四十肩などの肩関節の炎症や肩腱板断裂など多くの原因があり、夜眠れないという悩みもあるかと思います。 ストレッチや鎮痛剤などさまざまな対処法もありますが、早い段階で治療を行わなければ、痛みが悪化することで手術が必要になる可能性もあるので注意が必要です。 肩が痛くて眠れない症状が続くようなら、早期に医療機関を受診することをおすすめします。 また、再生医療という選択肢もありますので、検討してみてください。
2020.02.15 -
- 肩
つらい肩の痛みを和らげるために、多くの方が肩サポーターを活用しているでしょう。 しかし、「寝るときは外すべきか、つけっぱなしの方が良いのか」と悩む声も少なくありません。 そこで本記事では、肩サポーターを寝るときに外すべき理由と、つけっぱなしにすることで生じるリスクについて解説します。 就寝時の肩の痛みやサポーターの使用法でお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。 つらい肩の痛みが長引いている方は、先端医療である再生医療による治療も選択肢の一つです。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、肩の痛みに対する再生医療の治療法や症例を配信しています。 「肩の痛みを早く治したい」という方は、再生医療でどのような治療を行うのか知っておきましょう。 肩サポーターは寝るとき外した方が良い 肩の痛みを和らげるために日中サポーターをしていて、「寝るときはどうすれば良いのだろう?」と疑問に思う方もいるでしょう。 痛いからこそ、寝ている間もつけていた方が安心できる、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、基本的には、就寝時に肩サポーターをつけっぱなしにすることは推奨されていません。 本章では、なぜ寝るときにサポーターを外した方が良いのか、その理由について解説します。 サポーターを寝るときにつけっぱなしにするリスク 寝るときは以下のようなリスクが考えられるため、サポーターをつけっぱなしにするのは避けましょう。 サポーターをつけっぱなしにするリスク 血行不良を招き、患部の回復を妨げる恐れがある 皮膚が蒸れたり擦れたりして、かぶれや発疹の原因になる 長時間の固定が筋力低下につながる可能性がある 圧迫によるしびれなどの異変に気づきにくい 以上の理由から、医師から特別な指示がない限り、寝るときはサポーターを外し、肩を解放してあげることが望ましいといえるでしょう。 肩サポーターなしで寝るときに負担をかけない寝方 「寝るときはサポーターを外した方が良いのはわかったけれど、外すと痛くて眠れない…」そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。 サポーターを外した状態でも、少し工夫をするだけで肩への負担を軽減することが可能です。 本章では、肩サポーターなしで眠るための寝方についてご紹介します。 仰向けで寝るときの工夫 仰向けで寝る場合は、以下のような工夫をすることで、肩関節への不要な圧迫や引っ張りをなくし、リラックスした状態で眠ることが可能です。 工夫する点 詳細 枕の高さ 首の自然なカーブが保たれる高さに枕を調整する。 肩幅より少し狭めの枕を選ぶと、肩への圧迫が減りやすい。 肩の下 痛む方の肩の下に薄く丸めたバスタオルなどを敷き、肩の位置をわずかに持ち上げ、肩と寝具の隙間を埋める。 腕の位置 腕は体の真横ではなく、肘を少し曲げてお腹の上などに置く。 腕の下に小さなクッションを置いて支えると、腕の重みで肩が引っ張られるのを防げる。 膝の下 膝の下にもクッションや丸めたタオルを置き、膝を軽く曲げた状態を保つ。 全身がリラックスすることで、間接的に肩の緊張も和らぎ、より楽な状態で眠りにつくことができるでしょう。 横向きで寝るときの工夫 横向きで寝る場合は、痛くない方の肩を下にして、痛い方の腕や脚を適切に支えることで、肩への負担を軽減することが可能です。 工夫する点 詳細 寝る向き 必ず、痛い方の肩を上にして寝る。 枕の高さ 横向きの姿勢では肩幅の分だけ高さが必要になるため、仰向けで使う枕よりも高めのものを選ぶ。 首がまっすぐ水平に保たれる高さが理想。 高さが足りなければタオルなどで調整する。 痛い方の腕 胸の前あたりにクッションや抱き枕を抱え込むようにして、その上に痛い方の腕を置く。 脇の下にタオルを挟むのも有効。 脚の間 左右の脚の間に、小さなクッションや枕を挟む。 体の歪みが少なくなることで、結果的に肩への余計な負担も軽減され、よりリラックスした状態で眠れます。 肩サポーターを外すと痛くて寝れないときの対処法 肩サポーターを外すと痛みで眠れない場合は、以下の対処法を試してみてください。 痛くて寝れないときの対処法 タオルやクッションで寝姿勢を工夫し、肩への負担を和らげる 寝る前に入浴や蒸しタオルで肩を温め、筋肉の緊張をほぐす 痛みのない範囲で、肩周りの軽いストレッチを行う 痛みが強いときは、鎮痛薬や湿布を一時的に活用する 上記の方法を試しても、やはり痛みで眠れないという場合は無理をせず、医師に相談しましょう。 つらい肩の痛みには再生医療による治療も選択肢の一つ 四十肩や肩腱板損傷など、従来の治療法ではなかなか改善しないつらい肩の痛みに対して、患者様自身の細胞や血液成分を利用して組織の修復を促す「再生医療」が注目されています。 再生医療のポイント 詳細 治療の目的 人間が本来もっている体の治癒力を高め、痛み止めや湿布などの対症療法とは異なり、損傷した組織そのものの修復・再生を目指す。 主な治療法 PRP療法(多血小板血漿療法): 患者様自身の血液を採取し、その中の組織修復を促す成分を多く含む「血小板」を濃縮して、痛む肩関節に注射する。 幹細胞治療: 患者様自身の脂肪などから「幹細胞」という、さまざまな細胞に変化する能力をもつ細胞を採取・培養し、肩関節に注入する。 期待される効果 注入された成長因子や幹細胞の働きにより、関節内の炎症が抑えられたり、損傷した腱などの組織修復が促進されたりして、痛みの緩和や肩の動きの改善が期待される。 もちろん、再生医療は万能ではなく、効果には個人差もあります。 効果やリスクについて十分に理解したうえで、新しい治療の選択肢として検討してみる価値はあるでしょう。 また、次の動画では四十肩・五十肩の症状や治し方について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 就寝時の肩サポーターについてよくある質問 肩の痛みに悩む方にとって、就寝時のケアは特に気になるポイントでしょう。 本章では、就寝時の肩サポーターについてよくある質問に回答していきます。 肩が痛いときに寝るにはどうしたらいい? 肩が痛いときは、痛い方の肩に体重がかからないようにし、タオルやクッションを使って、肩や腕が楽だと感じる「リラックスできる姿勢」を作ることが大切です。 痛いときの寝方の工夫 仰向け:痛む肩の下にタオルを入れ支える 横向き:痛くない側を下にし、抱き枕で腕を支える 就寝前に肩周辺を温めることも有効 それでも痛みがつらいときには無理をせず、市販の痛み止めの服用や、消炎鎮痛成分の入った湿布を貼ることも検討しましょう。 四十肩にサポーターは効果があるの? 四十肩で痛みがある場合には、肩用のサポーターは有効な場合があります。 サポーターを装着することで肩関節が安定し、不意に腕が動いて激痛が走る、といった事態を防ぎます。 患部への負担が減り、不要な動きが抑制されるため、痛みや炎症を和らげる効果が期待できるのです。 しかし、サポーターはあくまで「痛みを和らげるための道具」です。 サポーターを装着しているからといって、四十肩の原因となっている関節包の炎症や癒着そのものが治るわけではありません。 寝るときは肩サポーターを外して痛みを和らげる工夫をしよう 寝るときにサポーターがなくても、タオルやクッションを使って姿勢を工夫することで、肩への負担を軽減し、痛みを和らげることが可能です。 また、就寝前に肩を温めたり、痛みが強いときには一時的に湿布や鎮痛剤を活用したりといった対処法もご紹介しました。 それでも夜間の痛みがつらい方は、「再生医療」も選択肢の一つです。 再生医療は、患者様自身の血液や細胞の力を利用して、損傷した組織の修復を促し、痛みの原因そのものにアプローチする治療法です。 以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら つらい肩の痛みを諦めずに、ぜひ当院リペアセルクリニックへご相談ください。
2020.02.13 -
- 幹細胞治療
- 肝疾患
- 再生治療
肝硬変は肝臓の組織が硬く変化(線維化)し、元に戻らなくなる進行性の病気で完全に治すことは難しいとされています ただし早期に発見し、原因に対処することで進行を抑え、肝機能を保つことは可能です。 しかし、「どのような治療を行えばいいの?」「生活習慣を改善するには何から始めればいいの?」と、不安や疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、肝硬変が治らないと言われている理由や従来の治療法について解説します。 肝硬変の進行に気づかず手遅れになる前に、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。 【結論】肝硬変は全てが治るわけではない|早期発見で進行を遅らせることが期待できる 肝硬変は、一度進行すると完全に元の健康な肝臓に戻すことが難しい病気です。 これは、肝臓の細胞が長期間にわたり炎症や損傷を受けることで、修復の過程で線維組織が過剰に増え、肝臓が硬くなる「線維化」が起こるためです。 しかし肝硬変は完治するのが難しい病気ですが、早期発見と適切な対応により、進行を食い止めることは可能です。 そのためには、以下のような取り組みが重要です。 定期的な肝機能検査(AST・ALT・γ-GTPなど) 生活習慣の見直し 医師による適切な診断と治療を継続する 自覚症状が出にくい病気だからこそ、定期的な健康診断と肝機能のチェックを心がけましょう。 肝硬変については、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 従来の肝硬変の治療法 従来の肝硬変の治療法は病気を完全に治す治療ではなく、症状の進行を防ぐための治療が中心となるため、以下のような治療を行うのが一般的です。 肝炎の治療 肝庇護療法 免疫抑制剤の使用 食事療法 運動療法 これらの治療法は、肝臓の状態や肝硬変の原因、その他の要因を加味して決められます。 ただし、肝臓の状態を改善する治療法ではなく、現状の肝機能を維持することが目的です。 肝硬変の進行を抑えられる人の特徴とは? 肝硬変は、肝疾患の中でも最終段階に近い病態であり、完全に元の健康な肝臓に戻ることは基本的に難しいとされています。 しかし以下のような取り組みができている方は、肝機能の改善や進行抑制が期待できます。 禁酒や食生活の見直しなど、生活習慣の改善を実践している 病気の早期段階で適切な治療を開始している 定期的に肝機能検査や医師の診察を受けている また、幹細胞を用いた再生医療の選択肢もあります。 再生医療では、肝臓の炎症を抑え、線維化した組織の修復・再生を行うため、肝機能の改善が期待されています。 治療法などについては、以下で解説していますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。 【まとめ】肝硬変は完治が難しい病気!早期対応と生活改善で進行を防ごう 肝硬変は、一度進行すると完全に元の健康な肝臓へ戻すことは難しいとされています。 しかし早期に発見して原因に対処し、適切な治療を行えば、進行を遅らせる・肝機能を維持することは可能です。 「少し調子が悪いかも」と感じた段階で医療機関に相談しましょう。 また近年では、自身の幹細胞を用いた再生医療の研究も進んでおり、新たな選択肢として注目されています。 以下のページでは、実際に当院を利用した患者様の肝硬変に対する再生医療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肝硬変の症例はこちら また以下でも、再生医療による症例についてご案内していますので、ご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.02.12 -
- 肩
- 再生治療
肩が痛くて腕が上がらない・夜も痛みで眠れないといった、つらい症状が続いているのに、薬や湿布などでは思うような改善が見られない場合、五十肩の可能性があります。 今の治療に対して「本当にこのままでいいのか」「もっと根本的に治す方法があるのでは?」と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか? しかし新しい治療法をいきなり試すのは不安という方も、いらっしゃると思います。 この記事では五十肩を治すための治療方法の全体像を整理したうえで、症状の段階に応じた適切な対策を詳しく解説します。 五十肩は適切な治療を行えば改善できる疾患です。 治療法や早く治すための対策を理解して、回復を目指しましょう。 また五十肩のようにリハビリが思うようにいかない関節拘縮に対して、効果的な治療法として再生医療も選択肢の一つになります。 手術を伴わないため、入院や長期の安静を必要とせず、日常生活に影響が少ないです。 以下のページでは、実際に当院で再生医療の治療を受け、五十肩が改善した患者さまの症例を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら 当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも詳しくご紹介していますので、併せて参考にしてください。 五十肩を治す治療方法一覧 五十肩を治す治療方法は、主に以下の4つです。 リハビリテーション 物理療法 手術療法 再生医療による幹細胞治療・PRP療法 これらの治療法について、それぞれ詳しく解説します。 リハビリテーション 五十肩を治すには、運動療法を中心としたリハビリテーションが欠かせません。 五十肩には急性期、慢性期、回復期の3つの時期があり、症状によって必要なケアは異なります。 急性期は痛みが強い時期なので無理に肩を動かす必要はありませんが、慢性期以降は無理のない範囲で肩をストレッチします。 肩周辺の柔軟性や筋力の向上は、症状や痛みの緩和に効果的です。 物理療法 五十肩を治すには、温熱・寒冷による物理療法も効果的です。 痛みが強い場合は、氷のうやビニール袋に氷を入れてアイシングを行い炎症を抑えましょう。 炎症が落ち着いたら、患部を温めて血行を促進することで症状の緩和が期待できます。 医療機関では、ホットパックやマイクロ波などの機器を使用して温めます。 自宅では、お風呂にゆっくり浸かったり、蒸しタオルを使用したりしましょう。 手術療法 保存療法(リハビリや物理療法)で症状が改善しない場合は、手術療法を検討する場合があります。 関節鏡を使った手術により、癒着した組織を切り離したり、損傷した組織を再建・修復したりします。 手術は比較的負担が少なく、多くの方で症状の改善が期待できます。 ただし、手術が必要になるケースは限られており、ほとんどの五十肩は保存療法で改善できます。 再生医療による幹細胞治療・PRP療法 五十肩の早期回復を目指すのであれば、再生医療による治療も選択肢の一つです。 再生医療には主に幹細胞治療とPRP療法の2種類があります。 幹細胞治療 患者さまご自身の脂肪組織から採取した幹細胞を培養し、損傷した肩関節周囲の組織に投与を行う治療 PRP療法 患者さまの血液から血小板を高濃度に抽出・濃縮し、患部に投与を行う治療 入院や手術は不要で、短期間での治療を目指すことが可能です。 また患者さま自身の幹細胞・血液を使用するため、拒絶反応など副作用リスクが少ないです。 五十肩の強い痛みにお悩みの方や、五十肩を放置してしまって治療が長引いている方は、当院(リペアセルクリニック)へお気軽にお問い合わせください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 五十肩(肩関節周囲炎)の原因 五十肩は、老化によって肩の筋肉や腱が硬くなり「腱板」や「関節包」に炎症が起こるのが原因です。 炎症が起こる主な部位について以下にまとめました。 部位 役割 肩腱板 肩甲骨と上腕骨をつなぐ筋肉で、肩を安定させる役割を持つ 関節包 関節の保護する袋状の組織で、関節の動きをなめらかにする役割を持つ 五十肩の詳しい原因は解明されていませんが、加齢だけでなく血行不良やホルモンバランスの乱れも影響していると考えられています。 五十肩(肩関節周囲炎)の症状 五十肩は、肩や肩甲骨周辺の筋肉や関節に炎症が起きる疾患で、痛みで腕や肩を満足に動かせない場合があります。 五十肩の主な症状は以下のとおりです。 肩より上の荷物を取るときに痛みを感じる 髪を束ねる動作が困難になる 洋服の着替えで痛みが出る 頭を洗うときに肩が上がらない 洗濯物を干す動作ができない 五十肩を治療せずに放置していると、肩周辺の筋肉や組織などが委縮したり、夜も眠れないほどの痛みが出る可能性があります。 肩腱板断裂の可能性もあるので注意が必要 症状が長期に渡ったり、肩の痛みがあるものの腕が上がる方は、五十肩ではなく肩腱板断裂の可能性があります。 肩腱板断裂とは、肩と肩甲骨をつなぐ組織が断裂している疾患です。 五十肩との違いは、以下のように関節の動きが制限される症状が少ないことで、腕が上がらない状態にはなりづらいです。 肩の痛みはあるが腕を上げられる 腕の上げ下げをするとゴリゴリと音がする 肩を使う仕事やスポーツをしている人は注意しましょう。また、転んで手を付いた際にも発症する場合があります。 初期段階では、損傷した肩を三角巾などで固定し、患部の冷却や痛み止めの内服薬などの保存療法による治療を実施します。 保存療法で症状が改善しない場合は、損傷した組織を縫い付ける手術を行う場合があります。 日常的にできる五十肩を早く治すための対策 五十肩を早く治すには、症状の時期に応じた適切な対策を行うことが重要です。 五十肩の症状は「急性期」「慢性期」「回復期」の3つに分けられ、それぞれに適した対処法があります。 病期 時期の目安 症状 有効な対策 急性期 痛みを感じ始めて1ヶ月程度 肩の激しい痛み、関節の可動域が急速に狭くなる 安静にする、患部を冷やす 慢性期 急性期明けから6ヶ月程度 痛みは和らいでくる、関節が固まり可動域が狭くなる 無理のない範囲で肩のストレッチを行う、患部を温める 回復期 発症後6ヶ月〜1年程度 痛みはほとんどない状態、肩の引っかかり感が残る場合がある 肩の可動域を広げるリハビリを行う ここでは、日常的にできる五十肩を早く治すための対策として急性期・慢性期にできることを紹介します。 急性期 急性期は激しい痛みがある時期で、無理に動かさず安静にすることが重要です。 肩を動かさず安静を保つ 氷のうや保冷剤で患部を15〜20分間冷やす 三角巾やアームスリングで肩を固定する 痛み止めの薬を適切に使用する この時期に無理にマッサージをしたり、ストレッチをしたりすると炎症が悪化する可能性があります。 医師の指導に従って安静を保ち、必要に応じて薬を使用しましょう。 慢性期 慢性期になると痛みが和らぐため、温熱療法と軽い運動で肩の可動域を改善していきます。 お風呂にゆっくり浸かって患部を温める 蒸しタオルやホットパックで温熱療法を行う 痛みのない範囲でのストレッチや軽い運動 正しい姿勢を保ち、肩に負担をかけない 痛くない方の肩を下にして横向きで寝る 慢性期以降は温めることで血行が改善し、固くなった組織が柔らかくなります。 ただし、痛みを感じる動作は避け、無理をしないことが大切です。 五十肩を早く治したい方からよくある質問 五十肩の治療について、患者さまからよく寄せられる質問にお答えします。 五十肩を一瞬で治すマッサージ方法はありますか? 五十肩の痛みを悪化させてしまう行動は? 五十肩に湿布やロキソニンテープなどは有効? 五十肩を治すには肩の状態に応じた治療が重要! 適切な知識を持って治療に取り組みましょう。 五十肩を一瞬で治すマッサージ方法はありますか? 残念ながら、五十肩を一瞬で治すマッサージ方法は存在しません。 五十肩は肩関節周囲の炎症や組織の癒着が原因で起こるため、根本的な改善には時間が必要です。 急性期に強いマッサージを行うと、かえって炎症が悪化し症状が長引く可能性があります。 効果的な治療のためには、症状の段階に応じた適切なケアを継続することが重要です。 医師や理学療法士の指導のもと、段階的に治療を進めていきましょう。 五十肩の痛みを悪化させてしまう行動は? 五十肩の症状を悪化させる可能性がある行動は以下のとおりです。 急性期に強く揉んだりマッサージしたりする 痛みを我慢して無理に肩を動かす 重い荷物を持ち上げる動作を繰り返す 長時間同じ姿勢を続ける 患部を冷やし続ける(慢性期以降) とくに急性期は炎症が強いため、強い刺激は避けてください。 五十肩に湿布やロキソニンテープなどは有効? 湿布やロキソニンテープなどの外用薬は、一時的な痛みの緩和に効果がある場合があります。 これらの薬剤には消炎鎮痛成分が含まれており、炎症を抑えて痛みを和らげる働きがあります。 ただし、根本的な治療ではないため、湿布だけで完治することは期待できません。 湿布の使用と並行して、適切なリハビリや生活習慣の改善を行うことが大切です。 五十肩を治すには肩の状態に応じた治療が重要! 五十肩(肩関節周囲炎)の改善には、その人の症状の進行度や肩の状態に合わせた治療やリハビリが必要です。 「そのうち治るだろう」と放置してしまう方もいますが、症状が重くなると、回復までの期間も長期化し、肩関節の癒着(関節拘縮)により可動域が著しく制限されるリスクもあります。 軽度であれば自然に回復するケースもありますが、以下のような兆候がある場合は早めに医療機関へ受診しましょう。 夜間痛が続いて眠れない 洗髪や着替えなどの日常動作が困難 リハビリをしているが改善が感じられない 五十肩の治療では、一般的に消炎鎮痛薬、注射、理学療法(リハビリ)などが用いられますが、慢性化して改善が見込めないケースや、関節拘縮が進んでしまったケースでは、再生医療が新たな選択肢となります。 「自分に合うかどうかをまず知りたい」「詳しい情報を確認してから検討したい」という方は、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEで、症例や治療の流れ、費用などをご案内しています。 気になる方は、ぜひ以下から詳細をご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.02.11 -
- 免疫細胞療法
すぐ風邪をひく人は免疫力に問題がある可能性!なぜ免疫力が低下するのか 世の中には「すぐ風邪をひく」という悩みを抱えている人も少なくありません。風邪をひくと日常生活に小さくない悪影響を及ぼしてしまいます。そのため、「すぐ風邪をひく」という体質を改善したいと思っている人もいるのではないでしょうか。 今回は、すぐ風邪をひく人におすすめしたい体質を改善する方法や免疫細胞療法について解説します。 すぐ風邪をひくのを改善するためには原因を知る! 「すぐ風邪をひく」という悩みを改善したいのであれば、そもそもなぜすぐに風邪をひいてしまうのか、その原因を知ることが最優先です。ひとくちに「風邪をひく」といってもさまざまな原因がありますが、最も大きな問題となるのが「免疫力」です。 免疫力とは、体内に侵入した病原菌に対する防御能力の高さ、簡単に言えば「病気に負けない力」といえます。私たちが生活している空間には、さまざまな病原菌が存在していますが、誰もがすぐさま病気になるわけではありません。 私たちの体内に侵入した病原菌などの有害物質は、免疫機能が働くことで排除されるので、私たちは病気にならずに済むことも多いです。しかし、何らかの理由で免疫力が低下してしまうと、病原菌に対する防御能力が低下して病気を発症してしまうのです。 つまり、すぐ風邪をひく人は「日常的に免疫力が低下している人」であるといえます。 なぜ免疫力が低下してしまうの? すぐ風邪をひく体質を改善するためには、体の免疫力を低下させないことが重要です。しかし、なぜ免疫力は低下してしまうのでしょうか?さまざまな原因が考えられますが、日常生活において以下の要因により免疫力が低下するといわれています。 中には生活習慣を見直すことで改善できる場合もありますが、仕事などの都合でどうしようもない部分もありますし、高齢者の年齢も操作することはできません。 睡眠不足 栄養バランスが偏っている 激しい運動をする ストレスを溜める 生活スタイルが不規則になる 年齢の問題(乳幼児、高齢者) 免疫機能を改善したいのであれば免疫細胞療法という手もある すぐ風邪をひく体質を改善したいというのであれば、「免疫細胞療法」を検討してみてはいかがでしょうか。 免疫細胞療法は、免疫機能に深く関係する「NK細胞」「キラーT細胞」といった、病原菌を攻撃する細胞を培養して体内に戻すことで免疫力を高めることができるのです。 免疫細胞療法は「がん」の対策としても有効性が指摘されています。 生活スタイルを見直してもすぐ風邪をひく人は、免疫細胞療法で免疫力を高めるという選択肢について検討することは、とても有意義なことです。 まとめ・すぐ風邪をひく人は免疫力に問題がある可能性!なぜ免疫力が低下するのか すぐ風邪をひく人は免疫力が低下している可能性があります。基本的には生活スタイルを見直すことで、免疫力を高めていくことができますが、年齢や生活スタイルは人ぞれぞれで、難しい場合もあります。 すぐ風邪をひく体質を改善したい、短期間で効果的に免疫力を高めたいという人は、免疫細胞療法を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.02.10







