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- ひざ関節
- 幹細胞治療
膝靭帯損傷は、程度によっては完治までに時間を要する疾患です。しかし、スポーツや仕事の関係上、早期に治したい方もいらっしゃるでしょう。 そこで本記事では、膝靭帯損傷を早く治す方法をまとめて紹介します。適切な方法を模索し、日常生活やスポーツにおける早期復帰を目指しましょう。 膝靭帯損傷を早く治す方法3選 膝靭帯損傷を早く治すためには、適切な対処と治療が不可欠です。ここでは、膝靭帯損傷を早く治す3つの方法について詳しく解説します。 早期の受診・治療 膝靭帯損傷を早く治すためには、早期の受診と適切な治療が重要です。 損傷直後は痛みや腫れが軽度な場合もありますが、放置すると症状が悪化し回復に時間がかかる可能性があります。専門医の診断を受けることで損傷の程度を正確に把握し、適切な治療計画が立てられます。 軽度の損傷であれば保存療法で対応できますが、重度の場合は手術が必要になることもあります。早期な治療の開始で回復期間を短縮し、合併症のリスクを減らせます。 RICE(ライス)処置の実施 RICE処置は、膝靭帯損傷の初期対応として非常に効果的です。RICEとは、以下の頭文字を取った総称です。 Rest(安静) Ice(冷却) Compression(圧迫) Elevation(挙上) まず、患部を安静にし、過度な負荷をかけないようにします。次に氷やアイスパックで冷却し、腫れと痛みを軽減します。包帯等で適度に圧迫し、さらに腫れを抑制します。最後に、患部を心臓より高い位置に挙げることで血流を改善し、腫れの軽減を促します。 この処置を損傷後48時間以内に適切に行うことで、炎症を抑え早期回復につながります。 リハビリテーションの実施 適切なリハビリテーションは、膝靭帯損傷からの回復を加速させる重要な要素です。 リハビリの内容は損傷の程度や部位によって異なりますが、一般的に関節可動域の改善、筋力強化、バランス訓練などが含まれます。初期段階では、過度な負荷を避けながら、ゆっくりと関節の動きを改善していきます。徐々に負荷を増やし、大腿四頭筋やハムストリングスなどの筋力強化を行います。 また、プロプリオセプション(固有受容感覚)を改善するバランス訓練も重要です。リハビリテーションを専門家の指導のもとで適切に行うことで膝の機能を効果的に回復させ、再発のリスクを低減できます。 食生活の改善 膝靭帯損傷をより早く治すためには、食事に気をつけることも大切です。 体を構築する良質な栄養を摂取し、内部から早期回復を目指します。 必要な栄養素 回復を助ける主な食品 タンパク質 ビタミン ミネラル コラーゲン スペアリブ 鶏ガラスープ 貝類 牛スジ 食べ物では、タンパク質やビタミン・ミネラルの豊富な食材がおすすめです。膝関節には、コラーゲンの多い食品がおすすめで、スペアリブや鶏ガラスープ・貝類・牛スジなどが回復を助けてくれます。 また、膝靭帯損傷の回復を早める食事のコツは、普段の4分の3に食事量を減らすことです。 ケガをすると体を動かせないため、エネルギー消費量が少なくなります。いつもの量を食べると、体重や体脂肪が増加して膝関節に負担をかけてしまうため、間接的に回復が遅れてしまいます。 膝靭帯損傷を早く治すなら再生医療もおすすめ 膝靭帯損傷をはじめとする治療において、近年では再生医療が注目されています。 再生医療は、患者自身の幹細胞を培養し、損傷した組織の修復を促進する革新的な治療法です。靭帯の再生を促進する観点から、回復期間の短縮に期待できます。また、従来の治療法と比べて副作用のリスクも低い点が特徴です。 膝靭帯損傷を早く治したいアスリートをはじめ、一般の方までご利用いただける治療方法となっています。興味のある方は当クリニックまでお気軽にご相談ください。 膝の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。 膝靭帯損傷を早く治したい方からよくある質問 この項目では、膝靭帯損傷を早く治したい方からのよく寄せられる質問に対して当クリニックで回答したものを紹介しています。 これらの情報を参考に、適切な対処を選択してみましょう。 靭帯損傷を早く治すサプリはある? 靭帯損傷の回復を促進するサプリメントとして、コラーゲンやグルコサミン、コンドロイチンなどが配合されたサプリメントが挙げられます。 コラーゲンは靭帯の主要成分であり、サプリの摂取は靭帯損傷の修復を助ける働きをします。グルコサミンとコンドロイチンは、関節の健康維持に役立つとされています。 その他、痛みの緩和に期待できるサプリメントは数多の種類が存在しますが、大切なのは規則正しい食生活です。サプリメントはあくまでも補助的な役割として捉え、食事から摂取できる栄養素で修復する意識を心がけましょう。 膝靭帯損傷を早く治すなら冷やすべき? 膝靭帯損傷を早く治すなら冷やすべき? 膝靭帯損傷の初期段階では、冷却(アイシング)が効果的です。 「RICE(ライス)処置の実施」の項目でもお伝えした通り、損傷直後の冷却は靭帯損傷を早く治すコツです。対して、慢性期では、血流を促進し組織の修復を助けるため効果があるため温める選択をとりましょう。 上記のように損傷の程度や回復段階によって処置が異なるため、専門医のアドバイスの下、冷却と温熱どちらを実践すべきか判断しましょう。 適切な対処で膝靭帯損傷を早く治そう! 膝靭帯損傷の症状はさまざまですが、早く治すための治療を受けた方が良いケースは、歩けない・屈伸ができないなど日常生活に支障をきたすレベルの症状を発症したときです。 また、強い痛みや顕著な違和感を感じた際も無理せず最寄りの医療機関を受診しましょう。膝靭帯損傷を早く治すために効果的な食事もあわせて取り入れると良いでしょう。 くわえて、早期回復を促す再生医療も効果的な療法です。当クリニックではメールや電話相談を受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。
2019.09.29 -
- ひざ関節
膝靭帯損傷を長引かせないためには、受傷時の応急処置がとても大切です 膝関節の靭帯が損傷する膝靭帯損傷は、歩行時に痛みがあったり関節がいつまでも腫れたりと、つらい症状が出ます。そのため、そういった症状を長引かせないためにも膝靭帯損傷した際の応急処置がとても大切になります。 できるだけ症状を緩和するために、膝靭帯損傷が生じた時の応急処置について紹介します。 膝靭帯損傷の応急処置にはRICE処置が有効 膝靭帯損傷だけでなく、スポーツ外傷や一般の外傷時の応急処置にはRICE処置が有効です。外傷直後に適切な処置が行われると、治るまでの時間が短くなります。また、不自由なく日常生活やスポーツができるようになるまでの期間を早めることもできます。 膝靭帯損傷の応急処置に有効なRICE処置とは?次の4つの処置を指します。 膝靭帯損傷の応急処置に有効なRICE処置とは、 Rest(安静) Icing(冷却) Compression(圧迫) Elevation(拳上) 以下、それぞれの具体的な処置について詳しく説明します。 ▲Rest(安静) 損傷した部位が腫れたり、血管や神経が損傷したりしないように、患部を安静に保つ処置です。筋肉や関節の動きが抑えられるので、内出血を抑えることもできます。 ▲Icing(冷却) 損傷した部分の低酸素障害によって起こる細胞壊死や腫れなどを抑えるために、患部を氷で15分~20分冷却します。すると患部の感覚が鈍くなります。痛みが再発すれば、また冷却をすることを24~72時間繰り返します。湿布や冷えピタは、深部の冷却効果がなく感染源になる可能性もあるので使用しないでください。 ▲Compression(圧迫) 患部の内出血や腫れなどを抑えるために、腫れた部分を中心に腫れのない部分まで、軽く圧迫を加えます。強い圧迫は、循環障害を引き起こしてしまうので気を付けましょう。 ▲Elevation(拳上) 患部の腫れを早くひかせるために、膝部分を心臓よりも高い位置に上げてください。なぜなら、末梢が広がると、内出血や腫れの吸収が遅れてしまうからです。 膝靭帯損傷の応急処置後の治療 膝靭帯損傷の応急処置が適切に行われると、痛みや関節の不安定感といった後遺症は残りません。とても重要な処置なので、必ず取り入れてください。 RICE処置後は、手術や再生医療、リハビリなどで修復や機能回復を目指します。 まとめ・膝靭帯損傷を長引かせないためには、受傷時の応急処置がとても大切です 膝靭帯損傷の応急処置には、RICE処置がとても大切です。応急処置を行うことで、治りが早くなりますし、後遺症の発症を予防できるなどメリットが多いです。とても簡単な処置なので、ぜひ取り入れてくださいね。 ただし、応急処置だけで症状が改善したとしても、必ず病院を受診して治療を受けましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2019.09.28 -
- 幹細胞治療
- 腱板損傷
- 肩
肩腱板損傷は放置厳禁!そのうち治る、五十肩だろうなど素人判断は禁物 肩が思うように上がらなかったり、関節に痛みがあったりする場合、「これくらいなら我慢できる」、「年齢的にも不調が出るのは仕方ない」と、放置していませんか?! しかし、その肩の不調、もしかすると「肩腱板損傷」かもしれません。これぐらい大丈夫!というような軽い気持ちで放置することなく、早めに医療機関を受診することをお薦めします。 今回は、素人判断は厳禁です!そこで肩腱板損傷を放置したらどうなるのか、早期の受診の重要性についてご紹介します。 肩腱板損傷は、四十肩や五十肩と同じ部位で、似た症状 肩の関節の痛みや思うように動かせないといった場合、「四十肩や五十肩だろう」「きっとそのうち治るだろう」と簡単に考えて様子見される方がほとんどではないでしょうか。 実際に、四十肩や五十肩であった場合は、確かに放置しておいても自然に症状が軽くなっていくので問題はありません。問題は、自己判断で四十肩や五十肩と思い込み、ネットなどの情報を得て放置するケースです。 このようなケースは、五十肩と部位や症状が似ているために起こります。このような似通った症状や部位の場合、「自分で判断」したことが誤りとなった例です。身体のことは、自分で判断せず専門医に診てもらうことが大切です。 最初の素人診断で誤ってしまい、そのまま誤った情報で行動することは一番避けてほしいところです。 その肩の不調が、四十肩や五十肩ではなく「肩腱板損傷」であった場合、放置しても自然に治るということはほぼないからです。 肩腱板損傷を放置すべきでない理由 肩腱板損傷は自然に治ることは期待できないので放置するべきではありませんが、「これくらいの症状なら我慢できる」と思って放置してしまう人もいると思います。 しかし、肩腱板損傷は放置していると損傷した部分から損傷が広がり、痛みなどの症状が強くなる可能性が高くなります。また、放置することで悪化し、腱板が断裂すると、断裂した部分の筋肉が退縮してしまい、修復することができなくなってしまいます。 肩腱板損傷は放置せずに治療しよう 「我慢できる程度だから」「診察が悪く出ると面倒」「治療方法も不安だから」などと、病院に行くことをためらってしまうという人もいます。ただ肩腱板損傷は放置しても治らず、症状が進行する可能性が高く放置して得はありません。 面倒や不安があっても、医療機関へ足を運ばれることをお薦めします。 医療機関では、薬や注射、超音波などで炎症を抑えて痛みを抑える治療が行われるのが一般的です。また、損傷部分の周りの関節や筋肉を柔らかくしたり鍛えたりすることで症状を軽くする、リハビリや運動療法が行われることもあります。 肩腱板損傷の状態によっては、手術も選択肢の 1 つになります。手術では、数か所小さな穴を開けて損傷部分の修復をする「関節鏡下手術」が一般的です。 近年では、手術をしない注射治療の「再生医療」も注目を集めています。 https://youtu.be/apIw7ji9cFQ?si=1ptqShqni7PifAMO まとめ・肩腱板損傷は放置厳禁!そのうち治る、五十肩だろうなど素人判断は禁物 肩腱板損傷による肩の痛みを素人判断で放置するとどうなるかについて、また、医療機関での治療方法についてご紹介しました。 肩腱板損傷は、放置しても治りません!放置すると悪化し、修復することが難しくなって重症化します。 症状が進行した結果、どうしようもなくなってから医療機関に行っても、回復が遅れるばかりか症状の改善も困難になることが多いため注意が必要です。 大小、どのような痛みにもかかわらず我慢するのはつらいものです。 自己判断で済ませず早めに医療機関を受診するようにしてください。肩腱板損傷でなければ幸いですし、たとえ四十肩や五十肩であっても正しい治療を受けられるため安心です。 いずれにしても医療機関への受診は正解で、損はありませんよ! 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらも併せてご参照ください。
2019.09.28 -
- 幹細胞治療
- 腱板損傷
- 肩
腕を上げるときに痛みや動かしにくさを感じたことはありませんか。 肩の可動域が狭まり、動かしにくいときは、腱板断裂の可能性があります。 肩の腱板断裂は、加齢やオーバーユースなどが原因で起こる損傷です。 本記事では、腱板断裂の症状や治療法について詳しく解説します。 腱板断裂になった際は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。 腱板断裂(腱板損傷)とは? 腱板断裂(腱板損傷)とは、肩関節にある4つの筋肉から構成される「腱板」が損傷する外傷で、以下の症状がみられます。 肩周囲の痛み 肩の動かしづらさ 痛みで眠れない 肩が上がらない 腕を動かした際の引っかかり感 腱板は肩関節の安定性に関わっている組織のため、損傷すると肩周囲に痛みが生じたり、動かせなくなったりします。 肩周囲に違和感を覚えた際は、無理に動かさずに、安静に過ごすことが大切です。 断裂した腱板は自然には再生しないため、症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。 腱板断裂を起こす原因 肩の腱板断裂を引き起こす原因は、主に以下の3つです。 加齢 使いすぎ(オーバーユース) 外傷 腱板断裂は、骨と筋肉が離れてしまっている状態であり、安静にしていても自然治癒は困難です。 症状を放置していると、悪化する恐れがあるため早めに医療機関を受診しましょう。 加齢 加齢によって腱が弱くなると、日常生活動作だけでも腱板が断裂する場合があります。 腱板や関節などが加齢によって弱くなった場合は、少しの衝撃でも損傷するリスクがあるため注意しましょう。 また、中高年以降の方は若年層と比べると運動の機会が少なく、肩回りの筋力や柔軟性が低下しやすい特徴があります。 腱板の損傷リスクを低減するために、適度に肩回しをしたり、腕を動かしたりする習慣をつけることが大切です。 使い過ぎ(オーバーユース) 腱板断裂の多くは、肩の使いすぎ(オーバーユース)が原因で起こります。 スポーツや仕事などで肩を酷使していると、腱板に大きな負担がかかり損傷リスクが高まります。 日常的に肩へ負担のかかる動作をしている場合は、発症日が明確でなく、治療が遅れる場合があるため注意が必要です。 外傷 外傷は、腱板断裂を起こす原因の1つです。 転んだときに手をついたり肩をぶつけたりすると、肩周囲に衝撃が加わり、腱板損傷を引き起こす可能性があります。 肩に衝撃が加わった際に強い痛みが生じた場合は、腱板を損傷している可能性もあるため、早めに医療機関を受診しましょう。 腱板断裂は治療が必要!治療方法を紹介 腱板断裂は安静にしていても自然に治ることはないため、以下の治療を受ける必要があります。 保存療法 手術療法 再生医療 腱板断裂の症状を根本的に治したい場合は、手術療法や再生医療を検討します。 症状の程度によって適切な治療方法は異なるため、専門家に相談し自身に合った治療で腱板断裂を治しましょう。 以下の記事では、腱板断裂治療のリハビリについて詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。 保存療法 腱板断裂の症状を緩和する方法に、保存療法があります。 保存療法では、薬や湿布で痛みを和らげたり、ステロイド注射で炎症を抑えたりします。 身体への侵襲が少ない治療方法ですが、損傷部位の根本的な治療はできないため、症状を繰り返す恐れがあり注意が必要です。 手術療法 腱板断裂の症状が悪化し日常生活への支障が大きくなった場合は、手術療法による治療が検討されます。 手術療法では、腱板の代わりとなるほかの組織を肩へ移植したり、人工関節を挿入したりします。 腱板断裂の手術を受ける際は、入院やリハビリ期間も必要となるため、回復までに時間を要する点に注意が必要です。 再生医療 腱板断裂を手術しないで治す方法として、再生医療があります。 再生医療は患者様自身の細胞を利用して、損傷した組織の再生や修復を促す治療方法で、以下のメリットがあります。 腱板損傷の治療に再生医療を検討している方は、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 【まとめ】腱板断裂は自然治癒しない!再生医療で切らずに治す選択肢も検討しよう 腱板断裂は自然治癒しない損傷のため、早めに医療機関を受診し治療を受けることが大切です。 肩の腱板断裂の治療方法には、保存療法や手術療法があります。 保存療法で症状の改善がみられない場合や、手術せずに症状を改善したい方は、先端医療である再生医療をご検討ください。 再生医療による治療は、症状の改善だけでなく、損傷した部位の再生・修復にも期待できます。 腱板断裂の治療方法にお悩みの方は、当院(リペアセルクリニック)へお気軽にご相談ください。
2019.09.27 -
- 肘頭滑液包炎
- 肘
肘頭滑液包炎の原因と症状、手術しなくても治るのか 肘頭滑液包炎をご存じですか?肘が腫れたり痛みが出たりする病気です。 例えば、転倒した時に肘を強くぶつけたり、繰り返し肘が圧迫される刺激が加わると、肘頭滑液包炎になる可能性があります。 今回は、肘頭滑液包炎になってしまった時、「どのような治療が必要なのか」「手術をしなくても治るのか」といったことについて解説しましょう。 肘頭滑液包炎の症状 ・肘の外側や内側に赤みや腫れが見られる ・肘を曲げ伸ばし、回したりすると痛みが出る ・肘の動きが制限される ・肘に触れると熱を持っている ・発熱や倦怠感などの全身に症状が出る(感染性の場合) 肘頭滑液包炎の治療と手術が必要な場合 肘にある滑液包が炎症を起こすことにより、黄色く透明な液が溜まり、関節が腫れた状態になるのが肘頭滑液包炎です。 肘を強くぶつけるなど、外傷が原因であれば、溜まった液には血液が混ざっている場合があります。初期の症状であれば注射針を刺して滑液包に溜まった液を抜き、圧迫包帯をして肘を安静に保つのが一般的な治療です。 また、炎症を鎮める飲み薬が出されることもあるでしょう。 しかし、注射針で滑液包に溜まった液を抜いても繰り返し腫れてしまう場合は、手術が必要になります。また、感染によって病気になってしまった場合にも手術が必要です。 手術が必要な場合 ・滑液包に溜まった液を抜いても ⇒ 繰り返し腫れてしまう場合 ・細菌やウイルスなどの感染が滑液包に及んで病気になってしまった場合 肘頭滑液包炎になる原因は? 肘頭滑液包炎は、肘の部分に何度も繰り返し機械的な刺激が加わるによって、炎症が起き、腫れや痛みが出る症状なので、例えば、畳職人によくみられます。 また、以下のような原因によっても発症することがあります。 肘頭滑液包炎の原因 ・外傷1:肘への強い衝撃や摩擦で滑液包が傷ついたり刺激される。転倒などで肘を強くぶつける。 ・外傷2:机や肘かけなどで長時間、圧迫や刺激が加わる ・反復動作:テニスやゴルフなどスポーツ。パソコン、楽器など肘を何度も曲げたり、伸ばしたり、回する動作で滑液包へ過度な負担。 ・感染:細菌やウイルスなどの感染が滑液包に及ぶと、化膿性の肘頭滑液包炎を引き起こす。 ・その他:血液透析を受けている患者さん(長時間同じ姿勢でベッドに寝ているので) このような原因が挙げられますが、感染が原因でない限り、初期の状態で治療を開始すれば、手術が必要になってしまうことはほとんどありません。 滑液包とは何? 滑液包は、腱や筋の間、筋と筋の間、腱と骨の間など関節の近くにあります。 関節が運動する際にさまざまな組織の摩擦が起きるのを減少し、滑らかな関節運動を助ける役割を持った袋状の組織で、袋の中には滑液という液体が入っています。この部分に炎症が起きると、しばしば黄色く透明な液が溜まってしまいます。 滑液包に溜まった液体は何度も抜くとクセになる? 肘頭滑液包炎によって炎症が長く続いてしまった場合には、滑液包に溜まった液体を何度も注射針で抜かなければいけなくなります。これが慢性化した状態です。 肘頭滑液包炎が慢性化した場合は、手術が必要です。 水を抜くとクセになると、よく耳にしますが、滑液包に液体が溜まるのは炎症による反応ですから、クセにはなりませんので安心してください。 まとめ・肘頭滑液包炎の原因と症状、手術しなくても治るのか 肘頭滑液包炎になってしまっても、初期に治療をしておけば、手術になる可能性は高くありません。 肘が炎症を起こさないように、同じ場所を繰り返し圧迫されるようなことは避けると予防になります。肘かけや肘をついて寝てしまったりすることなどに注意しましょう。 もし、肘に痛みが発生したり腫れを見つけたりしたら、早めに専門医に相談しましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2019.09.27 -
- 腰
野球選手の腰のケガを手術しないで治す!再生医療とは? 野球選手が腰の故障を放置すれば、野球で活躍することは難しくなりますし、日常生活にも支障をきたす可能性があります。 腰のケガを治すための治療法はさまざまですが、重症化すれば当然手術が必要になると考える人も多いのではないでしょうか。 しかし、野球選手が腰のケガを「手術しないで治療する方法」もあります!その方法として、再生医療に期待も集まっています。 野球選手が手術をしないで腰を治療する方法とは? 野球選手の腰のケガを治療する方法としては、「手術」もありますが、「保存療法」という治療方法が選択されることも多いです。 保存療法とは手術しないで治療を行う方法で、患部の安静を確保しつつ時間をかけて症状を改善していきます。 痛みが強いときには腰の保護を優先し、消炎鎮痛剤などの薬物療法やホットパックなどの温熱療法、低周波などの物理療法などを駆使して痛みの軽減を試みます。 痛みが改善してきたら、ストレッチや筋トレなどのリハビリを行い、腰や周辺部の機能回復を目指します。 保存療法を選択するメリットについて 保存療法のメリットは、患者さんの体への負担が少ないことです。 治療が効果を発揮するまで痛みに耐えなければならない時間もありますが、手術のように体への負担が大きな治療内容は保存療法には含まれません。 時間をかけて治療できる場合には、保存療法はメリットの多い治療法となります。 保存療法を選択するデメリットについて 保存療法のデメリットは、治療に時間がかかることです。 症状次第ではありますが、疼痛改善に数週間~数か月、根本的な治療のためには半年~1年という治療期間を必要とするケースもあります。 しかし、長い治療期間を経ても症状が改善しないケースもあります。 そもそも「腰痛を治す薬」というものは存在せず、腰の保存療法は症状の進行を抑えつつ自然治癒を待つのが基本方針となります。 そのため、重症化している場合には手術しないと症状が改善しないケースもあり、1年以上の保存療法を行ったとしても、結局、手術を選択するというケースもあります。 再生医療は「腰」の治療効果も期待できる!? 手術をしなければ症状が治らない、けれど手術は受けたくないという野球選手も多いと思います。 また、少しでも早く手術をしないで腰を治したいと考える野球選手もいるでしょうし、野球選手などのスポーツ選手に限らず、腰痛で悩む人、手術はしはしたくないという人はたくさんいると思います。 そのような人たちに朗報です! 最近、「再生医療」という治療方法に注目が集まっていますが、日本でも腰痛症への再生医療の治験がスタートしました。 再生医療は従来の保存療法とは異なり、幹細胞などを用いることで損傷した組織の修復を促す治療法で、高い治療効果と短い治療期間、手術のような体への負担はかからない点などが評価されています。 保存療法では治療できない腰のケガを、手術をしないで治療したい人にとって、とても期待の高まる新しい医療です。 まとめ・野球選手の腰のケガを手術しないで治す!再生医療とは? 野球選手の腰の痛みは、選手としてのパフォーマンスの低下につながるというだけでなく、日常生活にも支障をきたします。 そのため、手術で治すという選択をしなければならないこともありますが、今後は再生医療の効果にも期待が持てます。 腰だけでなく、関節の痛みで悩んでいる人、そして、手術をしないで治療したいという人は、再生医療という選択肢についても検討してみる価値がありますよ。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.09.11 -
- 腰
野球選手が腰痛に悩まされず万全の状態でプレーするための再生医療という治療法! 腰を酷使する動きを繰り返す野球選手の中には「腰痛」に悩む人も多いですよね。 腰痛を我慢しながらのプレーでは、万全の状態で野球選手として活躍することはできません。症状が悪化すれば日常生活にも支障をきたすことになります。 そこで、野球選手の腰痛の治療方法について、また、再生医療による治療の可能性についても解説します。 野球選手が腰痛を発症した場合…第一の治療法は保存療法! 腰痛の治療法として第一に選択されるケースの多い治療法は「保存療法」です。 保存療法とは、簡単に言えば「手術をしない治療法の総称」であり、患部の安静を確保して症状の進行を抑えつつ、少しずつ元のパフォーマンスを取り戻すための治療を継続する治療方針となります。 痛みなどの症状に対しては消炎鎮痛剤などを使用する薬物療法で対処し、機能回復に関してはリハビリを中心に行い、症状の改善に従ってストレッチや筋トレでパフォーマンスの回復を目指します。 治療中は腰を使うことは制限されるため、野球選手の場合、当面の間は野球をすることができません。医師の指示に反して腰を酷使すれば、症状が悪化して治療期間が長引いてしまう可能性が高いです。 野球選手の腰痛は手術による治療を選択することもある 保存療法では十分な症状改善効果が見られない、あるいは治療開始時点ですでに重症化していると認められる場合には「手術」が選択されるケースもあります。 治療後、野球への復帰を考えて、手術を選択する野球選手も少なくありません。 保存療法と手術…それぞれのメリットとデメリットとは? 保存療法は治療方針としては消極的な方であり、治療期間が長いわりに根本的な治療にならないケースも多いです。 手術は根治治療になる可能性が高い一方で、完全に元のパフォーマンスを取り戻せないケースや、失敗してスポーツ選手としての活動に致命的な影響を及ぼす可能性も捨てきれません。 また、そもそも「手術を受ける」ということ自体、言い換えれば「治療のためとはいえ、自分の体を故意に傷つける行為」と捉え、抵抗を感じる人も少なくありません。 どちらの治療法にも、治療内容に何らかのデメリットやリスクがあることを理解する必要があります。 野球選手の腰痛を治療する方法として再生医療という選択肢もアリ!? 腰痛に悩む野球選手が、早期の復帰を目指せる可能性がある治療法として「再生医療」に期待が集まっています。 再生医療は損傷した組織の修復を促す「幹細胞」などを利用した治療法であり、手術なしで、高い治療効果を発揮する治療法です。 最近、日本でも腰痛症への再生医療の治験がスタートしました。結果次第では腰痛への再生医療の利用が相応に進むことが期待されます。 再生医療についてはこちら まとめ・野球選手が腰痛に悩まされず万全の状態でプレーするための再生医療という治療法! 従来の腰痛の治療法である保存療法や手術は、少なからずデメリットを感じざるを得ない内容です。 しかし、新しい治療法である再生医療はメリットが多く、早期の復帰を目指す野球選手にとっても、期待が高まる治療法として注目が集まっています。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.09.11 -
- 腰
野球選手の選手生命に関わる腰痛!その原因と最新の治療法、再生医療について 野球選手の中には「腰痛」に悩む人が多くいます。スポーツ選手は、激しい動きを繰り返すことで体を酷使したことが原因となり、ケガのリスクがどうしても高くなってしまいます。 しかし、腰痛を抱えた状態では良いパフォーマンスを維持することは難しいですよね。シーズン中はもとより、シーズンオフであっても何とか原因を突き止め、痛みを治療したい、腰痛を改善したいと思われることでしょう。 何より腰は多くのプレーの土台といってもよいものです。その腰が腰痛になると選手生命にも関わる問題となりかねません。そこで今回は、野球選手の腰痛の原因と、腰痛を改善させる効果を期待できる最新医療として「再生医療」を用いた治療について解説します。 野球選手の腰痛の原因とは? 野球選手に起こりがちなスポーツ障害と聞くと、腕の動作による肩や肘の障害を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、バッティング動作などでは体の中心である「体幹」を回転させるため、それを繰り返すことで腰にストレスを溜めることが往々にしてあります。 結果、腰の筋肉の緊張による「筋・筋膜性腰痛症」や、骨の負荷蓄積による「腰椎分離症」などといった種類の症状を発症することがあります。これらの症状について以下にご説明いたします。 筋・筋膜性腰痛症とは? 「筋・筋膜性腰痛症」とは、スポーツなどで腰の筋肉や筋膜が損傷し、腰に痛みの症状が出る「スポーツ障害」の一種で、野球などのスポーツをする際、無理な体制で背筋に過剰な負荷がかかることで発症します。 野球の場合、バッティングのスイング動作やピッチング動作などで、腰に負担のかかる動作を繰り返すことが主な原因であると考えられます。 腰椎分離症の原因とは? 「腰椎分離症」とは、腰椎の骨の亀裂によって腰痛を引き起こすスポーツ障害の一種です。 腰のオーバーユースによる間接突起間部の疲労骨折が主な発症原因であり、成長期の野球部員に多く見られる症状で、症状によっては「腰椎すべり症」に発展する可能性があります。 野球選手の腰痛は再生医療で改善!? 腰痛の原因となるスポーツ障害の場合、治療法の第一選択は「保存療法」になることが多いです。 保存療法は、安静を確保することで症状の進行を防止し、自然に治癒するのを期待する治療法です。保存療法を選択する場合、手術などの大掛かりな治療は選択されず、痛みなどの症状に対しては薬物療法や温熱療法、超音波治療などで対処します。 ただし、症状次第では長い安静期間を必要とするケースも多く、場合によっては数年が経過しても症状が改善されず、最終的に手術を選択するケースも珍しくありません。 再生医療とは修復を促す治療法! 「再生医療」は、骨や筋の修復に関わる「幹細胞」を培養して患部に注射することで、患部の修復を促す治療法です。早期の症状改善やスポーツ復帰を期待できる治療法であり、スポーツ医療においても注目されており、治験も開始されています。 まとめ・野球選手の選手生命に関わる腰痛!その原因と最新の治療法、再生医療について 野球選手の腰痛の原因はさまざまですが、痛みを放置すれば、スポーツでのパフォーマンス低下だけでなく、場合によっては選手生命の危機に陥るケースも考えられます。 再生医療は体への負担が少なく、早期のスポーツ復帰を目指せる治療法であり、腰痛に悩む野球選手にとって無視できない治療法となるでしょう。以上、野球選手の腰痛について、その原因と新しい治療法である再生医療について記させて頂きました。 再生医療で選手生命を守れる可能性があることを知っていただければと思います。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2019.09.11 -
- 肩
- スポーツ医療
肩腱板損傷で悩む野球選手、従来の治療法と最新の再生医療をそれぞれ解説 野球選手にとって、肩の故障はとてもつらいものですよね。 肩を酷使するスポーツの1つである野球は、肩のトラブルを起こしやすいことが知られています。肩の腱板損傷もその1つであり、場合によっては野球選手としての選手生命に関わる重大な問題になる可能性があります。 そこで、肩腱板損傷の従来の治療法と、新しい治療法である「再生医療」について解説したいと思います。 野球選手の肩腱板損傷の原因と従来の治療法 肩腱板損傷の主な原因は、転倒時や肩のケガなどの衝撃により腱板に損傷や断裂などですが、野球選手の場合はその他にも「肩のオーバーユース」が原因となっている可能性が高いです。 野球選手はピッチャーを中心に投球動作を繰り返すスポーツであるため、肩や肘、手首などのオーバーユース(使いすぎ)によるケガのリスクは、スポーツをしていない人と比較してどうしても高くなってしまいます。 肩腱板損傷の治療法 肩腱板損傷の従来の治療法は、主に「保存療法」と「手術」の二択となっています。 保存療法は患部の安静を確保して症状の悪化を防ぎ、自然に肩腱板が治癒するのを待つ治療方針で、痛みなどの症状に対しては「薬物療法」などで対応します。軽度の障害であれば、保存療法(リハビリ)をしっかり行うことにより、数週間~数か月で症状が改善するケースもあります。 一方で保存療法が奏功しない場合や、症状が重い場合などには手術が選択されることもあります。これは肩腱板に対して直接の治療行為を行う方針であり、保存療法では改善しない症状でも改善できる可能性が高い一方で、患者さんの体に大きな負担をかけることになります。 また、保存療法と比較して手術には「失敗のリスク」があり、場合によっては肩の重大なトラブルに発展して選手生命の危機に陥る可能性も否定できません。 肩の腱板損傷、従来の治療法 保存療法(リハビリ) 薬物療法(痛みに対処) 手術(選手生命の危機を覚悟) 肩腱板損傷の治療で効果を期待できる「再生医療」とは 保存療法と手術、どちらも治療内容や治療結果に何らかのデメリットを抱えており、野球選手として活動を続けたい人にとって無視できない問題となります。 しかしながら、肩腱板の損傷を放置すれば、ベストパフォーマンスで野球を続けることは難しく、症状の悪化は避けられません。そこで、治療方法の選択肢としておすすめしたいのが「再生医療」です。 再生医療は手術を必要とせず、入院も必要ありません。保存療法(リハビリ)よりも積極的に患部を修復することで高い治癒効果を発揮する治療法です。 手術を避けることができるため、メスを患部に入れる必要がありません。筋肉を傷つけないことは選手生命を考えた場合には非常に大切なファクターになります。 合わせて入院を必要としないため、入院による体力の低下を恐れる必要が無くなり、その意味からも選手生命に優しい治療法と言えるのです。 ただ、この再生医療は日本ではまだまだ浸透しきっていない治療法ではありますが、すでに世界中の有名スポーツ選手が再生医療を利用している実績のある治療法です。 今後、注目されていくのではないしょうか! 海外のスポーツシーンで多用される再生医療 手術やそれに伴う入院を避けることができる メスを使わない、復帰に向けた選手生命を維持できる可能性が高い 入院不要、体力などの低下を助けることができる 保存療法より積極的に患部を修復する攻めの治療法 保存療法と合わせれば大きな期待を持つことが可能 まとめ・肩腱板損傷の治療で悩む野球選手に最適な話題の「再生医療」とは 肩腱板損傷のリスクは、野球選手として活動する以上はどうしても避けられないものです。早期の段階で治療をし、重症化することがないようにしましょう。 治療法の1つとして、再生医療をご紹介しました。再生医療は低リスクで高い治療効果を期待できる治療法であり、肩腱板損傷で悩む野球選手にとっても、メリットの多い治療法であるといえます。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。 再生医療は厚生労働省による厳しい基準をクリアしたクリニック等でしか受けることができません。通常の整形外科やクリニックでは受けることができません。当院は再生医療の専門クリニックです。 治療に関するお問合せやご不安、適用になるかなど、お問い合わせ頂ければ丁寧にお答えさせて頂きます。 以上、肩腱板損傷の治療で悩む野球選手に最適な再生医療について記させていただきました。ご質問等ございましたらご遠慮なくお問い合わせください。 監修;リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらも併せてご参照ください
2019.09.10 -
- 肩
- 再生治療
肩の脱臼の症状には【手術なし】で治療可能な再生医療がおすすめ 肩を「脱臼」してしまうと、それが癖になってしまい、脱臼を繰り返す状態に陥ってしまう人もいると思います。脱臼は痛みを伴いますし、とてもつらいですよね。 何より、野球選手をはじめ、スポーツ選手は選手生命を縮めかねません。 そこで、肩の脱臼が癖になってしまう原因と治療法について解説します。また、治療法の 1 つとして検討していただきたい「再生医療」についても紹介します。 野球選手が癖になることもある「肩の脱臼」とは? そもそも「肩の脱臼」とはどのような状態なのかについて解説します。 肩の脱臼とは、上腕骨上部の頭部(上腕骨頭)が、肩甲骨にあるくぼみから外れてしまうこと、いわゆる「肩が外れる」状態のことをいいます。 そして、肩は最も脱臼が発生しやすい部位であり、肩が強い力で関節から前方へ押し出されることで発生します。 外見上は肩がゆがんで見えることもありますし、激しい痛みを伴うことも特徴的な症状です。治療に際しては、鎮痛薬や麻酔薬を投与したうえで、関節を元に戻す処置を行います。 肩の脱臼が癖になってしまう理由とは? 肩の脱臼が癖になる、つまり肩脱臼を繰り返してしまう理由は「関節唇」という部位が深く関わっています。 関節唇とは、肩関節の安定性を保つための重要な組織の 1 つであり、肩甲骨の受け皿の縁を囲んで関節包や靭帯とつながっていますが、肩が脱臼を起こすということは、この関節唇が損傷を起こし、肩甲骨からはがれてしまいます。 そして、脱臼が治ると関節の位置は元に戻るのですが、関節唇は元の状態に戻りません。その結果、本来の関節唇の機能が十分に発揮されず、肩関節の安定性を確保できずに脱臼を繰り返してしまうのです。 肩の脱臼が癖になってしまった場合…その治療法とは? 肩が脱臼を繰り返せば、腕を大きく使う野球への本格的な参加は難しく、早急に治療を受ける必要があります。通常の脱臼であれば手術を必要としませんが、癖になった脱臼(反復性肩関節脱臼)を治療するためには手術が必要になります。 手術は「関節鏡視下手術」と「直視下手術」の 2 種類があり、はがれた関節唇を元の位置に戻す手術を行います。 野球選手の肩の怪我は「再生医療」で治療ができる時代! 関節が外れやすくなると、肩関節や周辺組織の損傷を引き起こしやすくなり、そうなると、脱臼を治療できても肩の症状が残ってしまいます。つまり、脱臼によって引き起こされた関節や周辺組織の治療も必要になります。 骨や腱板などの損傷に対しては保存療法で対処することも多いのですが、治療期間を短縮する方法として「再生医療」が選択肢として挙げられます。 再生医療はスポーツ医療の分野でも注目されており、大掛かりな手術なしで治療期間を短縮できる可能性があり、早期のスポーツ復帰を目指すアスリートにとってメリットの多い治療法です。 まとめ・肩の脱臼の症状に、手術なしで治療可能な再生医療がおすすめ 野球選手が肩の脱臼を繰り返し、癖になっている場合には、早目に治療を受けることをおすすめします。そして、関節周囲にも損傷が及んでいる場合には、治療法の 1 つとして再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。 再生医療は肩の治療期間を短縮できる治療法として活用できますから、できるだけ早期のスポーツ復帰を目指したい人には一考の価値があるといえます。 この記事がご参考になれば幸いです。 こちらも併せてご参照ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.09.10 -
- 肩
野球肩とは 野球肩とは、腕を上から強く振る動作に関連して、肩の痛みを発症する肩関節の疾患です。 野球の投球動作によって生じるケースが多いため野球肩と呼ばれますが、テニスや水泳などの他競技でも発症することがあります。 つまり、腕を頭の上まで挙げて振りかぶる「オーバーヘッドスポーツ」をおこなう場合に発症しやすい疾患です。 野球肩の症状には、肩の痛みのほか、血行障害なども含まれます。 「投球肩」「投球障害肩」と呼ばれることもあり、治療をせず放置していると症状が悪化して手術が必要になる可能性もあります。 野球肩の種類 野球選手の肩の怪我の主な原因は「野球肩」によるものであると考えられます。 野球肩とは、野球の投球動作のように腕を大きく振る動作を繰り返すことにより、肩関節に関わる腱や筋、骨が損傷や炎症を起こしている状態の総称です。 野球肩には、以下のようにいくつかの種類があります。 【野球肩の種類】 腱板損傷 上腕骨骨端線離開(リトルリーグショルダー) 動揺性肩関節症(ルーズショルダー) 肩甲上神経損傷 インピンジメント症候群 腱板損傷とは 肩の中にある筋肉の腱の複合体である腱板が損傷を起こしている症状で、日常生活における肩の痛みにより、生活の質を大きく落とす可能性が高いです。 上腕骨骨端線離開とは 「リトルリーグショルダー」とも呼ばれ、成長期に起こる投球障害です。成長期における過度の投球により成長軟骨が損傷することで、投球時や投球後に痛みを生じます。 動揺性肩関節症とは 別名「ルーズショルダー」とも呼ばれる症状です。上腕骨と肩甲骨の間にある靭帯などが先天的に緩い状態にあり、その状態で肩を酷使することで周囲の組織を損傷してしまい、肩の痛みや不安定感を覚えます。 肩甲上神経損傷とは 棘下筋を支配する肩甲上神経が投球動作により引っ張られる、或いは圧迫されるなどによって損傷を起こし、肩の痛みや肩の疲労感を覚えます。 インピンジメント症候群とは 野球肩の中で最も多くみられる症状で、靱帯や肩峰に上腕骨頭が衝突することで腱板が挟まれ、炎症を起こすことで肩の痛みを生じます。 野球肩の原因 野球肩の主な原因は、投球動作の繰り返しによる肩の酷使です。ボールを速く正確に投げる技術を身につけるため、投球動作を繰り返すことで肩関節に過剰な負担が蓄積するため、肩周辺の筋肉が緊張し、血行不良や炎症が発生します。 また、不適切な投球フォームや肩周りの筋力不足も一因となり、肩の腱や関節、神経に負担がかかるため、さまざまなタイプの肩の痛みや障害を引き起こすのです。 野球肩の治療 保存療法(リハビリテーション) 野球肩の治療として、基本的に多くのケースで選択されるのが保存療法(リハビリ)になります。症状によって行う期間は異なりますが、数週間〜数ヶ月の投球中止(ノースロー)期間を設けることで、痛みが軽減されることが多いです。 保存療法中は投球動作をしばらく中止し、全身のコンディションを整えることが重視されます。特に、肩以外の体幹や下半身の柔軟性を向上させることが、再発防止の重要なポイントです。 そのため、肩の痛みを引き起こす原因を突き止め、その原因に対処するためのリハビリを行います。リハビリの具体的な内容は、ストレッチや筋力トレーニング、投球フォームの修正です。また、物理療法(アイシングや電気治療、超音波治療)も組み合わせて治療を進めることにより、再発を防ぐことを目指します。 このように、保存療法は手術を避け、リハビリを通じて肩の状態を改善しながら治療を進めていくアプローチ方法なので、多くの野球選手にとって第一選択となっています。 手術療法 野球肩の手術療法は、保存療法やリハビリでは十分に改善せず、肩の痛みが強く日常生活に支障が出る・スポーツを継続したい・早期復帰を希望するなど、必要に応じて検討されます。 手術の方法としては、損傷した肩関節における組織の修復を促す関節鏡視下手術のデブリードマンや、肩峰の骨切除する除圧術、通常の手術である直視下手術、腱板の断裂がある場合には腱板の縫合といったものが挙げられます。 再生医療 保存療法に必要な安静期間は、症状次第で大きく異なり、場合によっては1年以上の期間を使っても症状を改善できず、手術を選択する結果になることもあります。 しかし、手術にはリスクがつきまといます。 一方、「再生医療」は手術を必要とせず、従来の保存療法よりも短い期間でスポーツに復帰できる可能性を秘めた治療法です。 まだまだ日本では浸透していない治療法であり、利用できる医療機関は限られますが野球選手にとってメリットの多い治療法となります。 野球肩の予防 野球肩の予防には、正しい投球フォームを習得や、全身の筋肉強化、肩の可動域を広げるストレッチや肩周りの凝りや血流改善を意識することが非常に重要です。 肘が下がっていたり体を開くタイミングが早かったりと、体に負担のかかるフォームでの投球は、肩に負担がかかってしまうため、野球肩発症の原因になってしまいます。正しい投球フォームを身につけて、肩にかかる負担を減らしましょう。 投球に必要な筋肉である、肩や肩甲骨周りの筋肉など、全身の筋肉不足も肩への負担になります。インナーマッスルを鍛えるトレーニングや肩の可動域を広げるストレッチもあわせておこなうのが、予防策としておすすめです。 また、初期段階の野球肩では、投球数を制限し、肩に過度な負担をかけないようにすることも予防の一環として推奨されています。自分に合った投球数や配分を理解し、野球肩を予防するようにしましょう。 肩周りの凝りや血流改善には、肩や首の血行を促進するための磁気ネックレスやウェア、定期的なマッサージも肩のコンディション維持に役立つことが知られています。これらの取り組みを組み合わせて、野球肩のリスクを最小限に抑えることが大切です。 まとめ 野球肩を発症させないためには、無理な投球をしすぎない、肩への負担を減らすためのフォームチェックやストレッチ、筋力トレーニングの実施などが大切です。日々、肩に負担をかけないことを意識して、故障リスクを減らすようにしてください。 万が一発症してしまった場合は、軽度の症状であれば数週間の安静で回復が期待できることもあるため、重篤化させないように早期に医療機関を受診して、適切な治療を受けるようにしましょう。
2019.09.10 -
- 肩
野球選手の肩の怪我で多い野球肩には種類があります!原因と最新治療法について 野球選手の肩の怪我は、最新の治療方法である「再生医療」で治療できる可能性が高いといえます。 投球やバッティングなど、腕の動作を繰り返す野球選手にとって「肩の怪我」は珍しいことではありません。 肩に問題を生じたら速やかに治療を開始する必要がありますが、どのような原因で、どのような症状を呈するのかについて知っておくことも重要です。 そこで、野球選手の肩の怪我の原因や症状、治療法について解説します。また、最近注目を集めている再生医療についてもご紹介します。 野球選手の肩の怪我は野球肩が原因の可能性が高い! 野球選手の肩の怪我の主な原因は「野球肩」によるものであると考えられます。 野球肩とは、野球の投球動作のように腕を大きく振る動作を繰り返すことにより、肩関節に関わる腱や筋、骨が損傷や炎症を起こしている状態の総称です。 そして、野球肩には種類があります。 野球肩の種類 ・腱板損傷 ・上腕骨骨端線離開(リトルリーグショルダー) ・動揺性肩関節症(ルーズショルダー) ・肩甲上神経損傷 ・インピンジメント症候群 腱板損傷とは 肩の中にある筋肉の腱の複合体である腱板が損傷を起こしている症状で、日常生活における肩の痛みにより生活の質を大きく落とす可能性が高いです。 上腕骨骨端線離開とは 「リトルリーグショルダー」とも呼ばれ、成長期に起こる投球障害です。成長期における過度の投球により成長軟骨が損傷することで、投球時や投球後に痛みを生じます。 動揺性肩関節症とは 「動揺性肩関節症」とは「ルーズショルダー」とも呼ばれています。上腕骨と肩甲骨の間にある靭帯などが先天的に緩い状態にあり、その状態で肩を酷使することで周囲の組織を損傷してしまい、肩の痛みや不安定感を覚えます。 肩甲上神経損傷とは 棘下筋を支配する肩甲上神経が投球動作により引っ張られる、或いは圧迫されるなどによって損傷を起こし、肩の痛みや肩の疲労感を覚えます。 インピンジメント症候群とは 野球肩の中で最も多くみられる症状で、人体や肩峰に上腕骨頭が衝突することで腱板が挟まれ、炎症を起こすことで肩の痛みを生じます。 野球選手の肩の怪我は再生医療で早期回復を目指せる 野球選手の肩の怪我はさまざまで、その症状次第で適切な治療法は異なります。そして、概ね数週間から、長ければ年単位での肩の安静が必要です。 そこで注目されているのが「再生医療」です。 再生医療は有名野球選手も利用実績のある治療法であり、手術や入院を避けることができるため、体への負担が少なく、治療にかかる期間が短めであるというメリットがある治療法です。 肩の症状を早く改善し、スポーツへの早期復帰を目指せる可能性がある治療法として、画期的な方法です。最近非常に注目されています。 もしも、早くスポーツに復帰したいと考えるのであれば「再生医療」を検討してみる価値が大いにあります。 まとめ・野球選手の肩の怪我で多い野球肩には種類があります!原因と最新治療法について 野球選手の肩の怪我は、選手生命にも致命的な影響を及ぼす可能性がありますし、症状によっては日常生活に支障をきたすこともあります。 早期の回復を目指せる再生医療は、肩の怪我に悩む野球選手の救世主となり得ます。再生医療に興味があれば豊富な実績で症例数をリードする当院までお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.09.09 -
- 肘
腕を酷使する野球をしている方にとって「肘のケガや故障」は選手生命に大きく影響します。 症状を我慢して投げ続ければ重症化し、さらに長期間のリハビリが必要になる可能性もあります。 本記事では、野球肘の症状別に治療期間の目安について詳しく解説します。 また、野球肘の早期回復が目指せる「再生医療」についても紹介します。 野球肘の治療期間は症状によって異なる 野球肘は投球動作によって起こる肘関節のスポーツ外傷の総称です。 主に内側型、外側型、後方型の3つのタイプに分けられます。 内側型野球肘の治療期間 外側型野球肘の治療期間 後方型野球肘の治療期間 肘のどの部位に障害が生じるかによって治療法や回復期間が大きく異なります。 以下では、それぞれの治療期間の目安について解説します。 内側型野球肘の治療期間 内側型野球肘の治療期間は、症状の程度に応じて以下が目安となります。 軽症:2〜4週間の投球中止で改善 中等症:1〜2ヶ月の投球中止と安静 重症:3ヶ月以上、手術を要する場合は約1年 内側型野球肘は野球肘の中でも最も発生頻度が高く、10人に1〜3人程度に発症します。 主に「上腕骨内側上顆障害(リトルリーグ肘)」「上腕骨内側上顆裂離」「内側側副靭帯損傷」などの種類があります。 小中学生では肘の内側上顆(ないそくじょうか)という部分の成長軟骨に障害が生じることが多く、投球動作で肘の内側が引っ張られることで痛みが発生します。 初期段階では2〜4週間の投球中止で改善することが多いですが、重症で手術が必要な場合は復帰までには約1年かかります。 外側型野球肘の治療期間 外側型野球肘の治療期間は、症状の程度に応じて以下が目安となります。 軽症・初期:3〜6ヶ月の投球禁止と安静 中等症:6ヶ月〜1年の保存療法 重症:手術療法が必要な場合、鏡視下手術で3〜4ヶ月、開放手術で8〜9ヶ月 外側型野球肘は肘の外側の小頭(しょうとう)に生じる障害で、「離断性骨軟骨炎(OCD)」が代表的です。 主に10歳前後の成長期の選手に発症し、野球肘の中でも最も重症化しやすい障害の一つです。 最大の問題は初期に症状がほとんど現れないことで、「沈黙の障害」とも呼ばれます。 病状が進行して初めて痛みが出るため、受診時にはすでに手術が必要な状態になっていることもあります。 初期に発見できれば投球禁止による保存療法で治癒可能です。 症状が進行して手術が必要な場合は、肘の状態に応じて手術方法が異なり、長いと競技復帰まで8〜9ヶ月程度かかることもあります。 後方型野球肘の治療期間 後方型野球肘の治療期間は、症状の程度に応じて以下が目安となります。 軽症:2〜4週間の投球中止と安静 中等症:4〜8週間の投球中止と安静 重症:手術を要する場合は3ヶ月以上 後方型野球肘は肘の肘頭(ちゅうとう)という部分に障害が生じる症状です。 主に「肘頭骨端線閉鎖不全」「肘頭疲労骨折」「肘頭骨棘骨折」「後方インピンジメント」などの種類があります。 中学〜高校生では骨端線(成長する部分)に障害が生じることが多く、骨が成熟した高校生以上では疲労骨折が主な症状です。 多くの場合、2〜4週間の投球中止で改善しますが、症状が継続する場合は8週間以上の休養が必要です。 治らない場合はボルトなどで固定する手術が必要になり、復帰までに3ヶ月以上かかります。 リハビリでは肘を必要以上に反らせないフォーム修正が重要です。 野球肘かどうかを自分でチェックする方法 野球肘は早期発見・早期治療が重要です。症状が軽いうちに対処することで、治療期間を短縮し、重症化を防ぐことができます。 以下の症状がある場合は、野球肘の可能性が高いので注意が必要です。 投球時に肘が痛む 投球直後に痛みが出るが、しばらくすると引く 痛みがあり、肘をスムーズに動かせない 投球数が多い日に痛みが出る・強くなる 投球時・投球直後以外の時間帯も痛みが続く 全力で投げているのに球威が落ちている 初期には投球をやめると痛みが引くこともあるため、翌日以降も練習を継続してしまい日に日に悪化するケースが多くあります。 「初めて痛みがあった」時点で投球を中止し、整形外科などの医療機関を受診してください。 野球肘になったらやってはいけないこと 野球肘を悪化させないために、以下のことは避けましょう。 痛みを我慢して投げ続けること 自己流のフォーム修正を試みること 十分な休養を取らないこと 肘に負担をかける活動を続けること 早すぎる復帰をすること 野球肘は投球制限・休息により回復可能な障害ですが、無理をすると症状が悪化するリスクがあります。 痛みは身体からの警告信号なので、無理に投げ続けるのは避けて、医師の指示に従って十分な休養をとりましょう。 野球肘の主な治療法 野球肘の主な治療法は、以下の通りです。 治療法 説明 保存療法 投球の一時的な中止、アイシング、消炎鎮痛剤の服用など 軽度から中等度の症状に最も一般的な治療法 ステロイド注射 炎症を抑えるため肘関節周囲に注射 尺骨神経障害などに有効 手術療法 保存療法で改善しないほど重症な場合に検討 靭帯再建術(トミー・ジョン手術)、骨軟骨移植術、骨片固定術などがある PRP療法(再生医療) 自分の血液から抽出した成長因子を含む血小板を患部に注射し、組織修復を促進 野球肘の治療においては、早期発見・早期治療が最も重要です。 どの治療法でも適切なリハビリテーションが回復と再発防止の鍵となります。 安静期間のジレンマと戦うことが必要 プロ・アマ問わず、野球選手にとって本格的な練習ができない治療期間が続くことは、もどかしさを感じるでしょう。 しかし、医師の指示に反して肘の安静を必要とする期間中に投球練習などを再開すれば、悪化するのは確実といっても過言ではありません。 痛みが強くなる、肘が曲がらないなどの症状がますます酷くなる可能性があります。 野球をする以上、投球動作は欠かせないものですが、治療期間中に痛めた肘をさらに酷使する運動を反復すれば、症状が改善するどころか悪化するのは当然です。 練習したい気持ちを抑えて、回復するまで安静にするのが何よりも重要です。 野球肘は再生医療による治療で早期復帰が目指せる 野球肘の治療には、再生医療という選択肢があります。 再生医療の幹細胞治療とPRP療法は、スポーツへの早期復帰が目指せる治療法です。 それぞれの治療方法には、以下の特徴があります。 幹細胞治療 患者さま自身の脂肪組織や骨髄から採取・培養した幹細胞を損傷部位に投与する治療法のこと。幹細胞は損傷した組織や失われた機能の修復・再生を促します。 PRP療法 患者さま自身の血液から抽出した血小板を高濃度に濃縮し、損傷部位に注射する治療法のこと。血小板に含まれる成長因子が組織の修復を促進します。 スポーツへの早期復帰を目指す場合は「再生医療」という治療法も選択肢の一つとしてご検討ください。 当院「リペアセルクリニック」では、野球肘を含むスポーツ外傷に対する再生医療を行っています。 「野球肘を早く治して競技復帰したい方」は、手術せずに野球肘の改善を目指せる再生医療について知っておきましょう。 【まとめ】野球肘の治療期間を短くしたい方は再生医療も選択肢の一つ 野球肘は症状によって治療期間が大きく異なります。 軽症で治療期間が短い場合は2〜4週間、重症の場合は3か月から1年以上かかることもあります。 治療期間を短くするには初期症状を見逃さず、早期発見・早期治療が重要です。痛みがある場合は無理をせず、速やかに医療機関を受診しましょう。 治療法としては投球中止などの保存療法が基本ですが、競技復帰を早めるために再生医療という選択肢もあります。 幹細胞治療やPRP療法は組織修復を促進し、早期復帰の可能性を高めます。 再生医療に興味がある方は、当院リペアセルクリニックへお気軽にご相談ください。
2019.09.09 -
- 肘
野球などのスポーツをしていると肘の靭帯(じんたい)を損傷してしまうことがあります。靭帯を損傷すると、肘を動かす際に痛みを感じる、可動域が狭くなりうまく動かせないなどの症状が現れます。 損傷した肘の靭帯を再建する手術として、トミー・ジョン手術を検討している方もいらっしゃるでしょう。 この記事では、トミー・ジョン手術の内容やメリット・デメリット、手術費用や失敗する確率などを解説します。記事を最後まで読めば、疑問や不安を解消でき安心して治療に臨めます。 また、トミー・ジョン手術よりも短期間での治療・競技復帰を望む場合は、再生医療もご検討ください。 トミー・ジョン手術とは 「トミー・ジョン手術」とは「側副靭帯の再建手術」の通称名です。 肘の両側には肘関節を安定させるための靭帯「外側側副靭帯」と「内側側副靭帯」があります。肘の側副靭帯が損傷すると、肘の曲げ伸ばしの際に痛みを感じたり、肘を曲げられなくなったりするなどの症状をもたらします。 軽度の側副靭帯損傷の場合には保存療法によるリハビリで治療するのが一般的です。しかし靭帯損傷の程度が大きい場合や保存療法によるリハビリでは奏功しない場合は、トミー・ジョン手術を行う可能性があります。 なぜ野球選手は側副靭帯を損傷するのか 野球選手の場合、投球動作などによる肘のストレスの蓄積が原因となるケースが多々あります。 野球選手のように腕を使った激しい動作を繰り返すスポーツ選手は、肘や肩、手首などになんらかの障害を生じるケースは、珍しくありません。 トミー・ジョン手術の治療内容 トミー・ジョン手術は、肘の側副靱帯を損傷した際に行われる再建手術です。患者の前腕や太ももから採取した腱を肘に移植し、新たな靱帯として固定します。 手術後は、肘の安定性と可動性を取り戻し競技復帰を目指すのが一般的です。リハビリには1年半から2年ほどかかります。とくに投手など、肘に負荷がかかるスポーツ選手に多く行われる手術です。 トミー・ジョン手術のメリット・デメリット トミー・ジョン手術を受ける際には、いくつかのメリットとデメリットがあります。 トミー・ジョン手術を受けるメリット 重度の靭帯損傷でも治療できる 投球の速度アップが期待できる トミー・ジョン手術を受けるデメリット 手術で患部にメスを入れること 手術が失敗するリスク 入院による一時的な体力低下 メリットは「重度の靭帯損傷を治療できる」「投球の速度が上昇する可能性がある」などです。 球速が上がる理由はいくつか考えられますが、手術によって靭帯の接続が強固になるなどが挙げられます。ただし、トミー・ジョン手術は靭帯を損傷した際の治療です。投球の速度アップを目的とした治療方法ではないことに留意しましょう。 一方、デメリットとしては「何カ月ものリハビリ期間が必要である」「手術には失敗のリスクがある」などです。また入院するため、場合によっては一時的に体力が低下する可能性があります。 トミー・ジョン手術以外の治療方法 軽度な靭帯損傷であれば、保存療法が選択される可能性が高いですが、損傷した靭帯の修復に対し、「再生医療」の選択も一考の価値があるといえます。 保存療法のデメリットは、安静期間が必要になることであり、スポーツの現場から長期間離れなければなりません。 しかし、損傷した靭帯や骨の修復を促す治療法である「再生医療」ならば、従来の治療法よりも短い期間でスポーツに復帰できる可能性が高いメリットがあるのです。 スポーツシーンにおいて、再生医療は海外でも多くの治療実績があるメジャーな方法です。 トミー・ジョン手術に関するよくある質問 トミー・ジョン手術に関するよくある質問を3つ紹介します。 トミー・ジョン手術に失敗するとどうなる? トミー・ジョン手術の復帰期間は? トミー・ジョン手術にかかる費用はいくら? よくある質問と答えを確認して、トミー・ジョン手術に関する疑問や不安を解消しましょう。 トミー・ジョン手術に失敗するとどうなる? トミー・ジョン手術に失敗すると、肘を動かす際に痛みや不快感がある、可動域が制限されるといった状態がリハビリ後も続きます。スポーツをしている場合は競技復帰が難しくなる可能性もあります。 なおトミー・ジョン手術の失敗確率は10〜20%ほどです。手術後80〜90%の方は競技復帰しています。 トミー・ジョン手術の復帰期間は? トミー・ジョン手術を受けてから競技復帰するまでは、1年半から2年ほどの期間を要するといわれています。 リハビリがスムーズに進んだ場合でも、競技復帰には1年以上かかります。 トミー・ジョン手術にかかる費用はいくら? 日本国内でトミー・ジョン手術を受けた場合、自己負担額は15〜30万円ほどです。ただしあくまでも金額は目安であり、手術を受ける病院や入院期間などによって異なります。 また、個室にした場合の差額や食事代、リハビリ費用などが別途必要な場合もあります。費用に関しては手術を受ける病院でよく確認しましょう。 トミー・ジョン手術の失敗が怖いなら再生医療も検討ください 野球などのスポーツをしていると、肘の側副靭帯を損傷する場合があります。 肘の側副靭帯の再建において、トミー・ジョン手術は有効な治療法です。しかし失敗する可能性が10〜20%ほどあります。もしトミー・ジョン手術の失敗が怖い場合は、再生医療をご検討ください。 再生医療は、トミー・ジョン手術よりも早い期間で競技復帰できる点が特徴です。 ただし再生医療は、厚生労働省の厳しい基準をクリアしたクリニック等でしか受けられません。当院は、基準をクリアした再生医療専門のクリニックのため、安心して通院できます。 治療方法や適合性など、気になる点はお気軽にお問い合わせください。お話をよくお伺いし、親切丁寧、適切に相談させていただきます。
2019.09.09 -
- 肘
アスリートはその性質から、体を酷使して手術が必要になるようなケガをしてしまうこともあります。とくに野球選手の場合は肘を酷使するため、治療法としてクリーニング手術を選択する方も多くいます。 対して、プロ野球などでよく聞くクリーニング手術とはどういった治療法なのか、一般人でも受けられるのか、といった疑問の声をいただくことがあります。 そこで本記事では、肘でよく用いられるクリーニング手術について解説します。また、スポーツ医療の分野で注目が集まっている再生医療についてもあわせて紹介します。 野球で有名なクリーニング手術とは クリーニング手術とは、関節内に遊離している骨片や骨棘などの物質を取り除くための手術です。いわゆる関節ネズミを取り除く手術のことを指します。 この手術を受けずに遊離体(関節ネズミ)を放置すれば、将来的にさまざまなトラブルに発展する恐れがあります。 また、プロ野球選手がよく実施してますが、一般の方でも治療を受けられます。 関節ネズミの放置によるリスク 肘や膝の関節内の遊離体(関節ネズミ)を放置することでさまざまなリスクが生じます。 第一に関節に痛みが生じるデメリットがあります。遊離体が関節にひっかかることで痛みが出ますし、挟まった位置や遊離体の大きさによってはかなり強い痛みを感じることもあります。 第二に関節の可動域が減少するデメリットがあります。歯車や車輪に異物を噛ませると回転が鈍るのと同様に、関節に挟まった遊離体は関節の可動域を狭めてしまいます。また、可動域が制限されることで、腕や脚の動作にも影響します。 第三に関節の障害をもたらす可能性があるデメリットも存在します。遊離体が関節内の炎症や骨・軟骨の損傷の原因になる可能性は否定できず、症状をより重くしてしまう可能性もあります。 肘のクリーニング手術にかかる費用 入院期間 費用 4日間程度 20万円〜30万円程度 肘のクリーニング手術にかかる費用の目安は、20〜30万円程度です。 ただし、手術をおこなう医療機関や入院期間、施術の内容によって費用が異なる点に注意しましょう。また、高額療養費に関する助成金の使用状況によっても変動します。 正確な費用を知りたい場合は、医療機関に問い合わせながら複数の見積もりをとってみてください。 肘のクリーニング手術における完治・復帰期間 クリーニング手術後の完治・復帰期間は、症状の状態及び手術の内容によって異なります。 期間 内容 手術直後〜2週間 痛みや腫れを管理することが中心 ギプスやシーネで固定 安静処置 2週間〜2カ月 可動域を広げるリハビリ開始 日常生活動作の制限も少しずつ緩和 2カ月〜3カ月 軽めのトレーニング開始 競技特有のトレーニングを徐々に取り入れる(キャッチボールなど) 3ヶ月以降 本格的な競技への復帰 日常生活への完全復帰は手術後2〜3ヶ月程度、スポーツへの復帰は3〜6ヶ月程度と言われています。ただし、これはあくまで目安であり、個人差によって期間がずれ込むことに留意しなければなりません。 また、野球選手の場合は投球動作への完全復帰に6ヶ月以上かかることもあります。 完治・復帰期間は早くて3カ月、遅くて6カ月以上かかることを覚えておきましょう。 クリーニング手術と関わりの深い再生医療について 遊離体が関節内を移動している場合や、ロッキングなどの症状が見られる場合はクリーニング手術が必要ですが、例外もあります。 関節ネズミの初期段階では、遊離体ではなく軟骨が剥離しているケースがあり、この場合は保存療法が選択されることが多いです。 しかし、保存療法は長期の安静期間を要し、症状の改善が見られないまま数か月経過し、結局手術に踏み切るケースも珍しくありません。そこで注目を集めるのが再生医療です。 再生医療は、骨や軟骨などの損傷に対して幹細胞を活用し、組織の修復を促す治療法です。患者の体から抽出した幹細胞を培養し、一定量まで増やしてから再び体内に戻します。 手術を要さないため治療期間が短縮される可能性があり、野球をはじめとするスポーツへの早期復帰を望むアスリートによく利用されています。 アスリートは再生医療も選択肢のひとつ アスリートはシーズン中はもちろん、オフでもパフォーマンスを落とせません。ケガや痛みがあっても完治させずに、やり過ごしながら活動を続けることが多いようです。そのため、ベテラン選手ほど痛みとの闘い、満身創痍と言われます。 対して、再生医療は手術及び入院を伴わずに治療可能です。パフォーマンスを大きく落とさずに治療に取り組めるため、選手生命の延命にもつながります。 自身の脂肪細胞から培養した幹細胞を使用するため、身体への負担が少なくドーピングにも該当しません。 メジャーリーグの元ヤンキース田中選手や、ドジャース大谷選手が肘に再生医療のひとつであるPRP療法を受けたと報じられました。現在では、さらに進んだ幹細胞治療も利用できます。 ケガや故障で引退を余儀なくされるアスリートの報道を見るたび、残念に思います。アスリートの皆さん、痛みや故障に負けないでください。そして、再生医療も早期復帰を助ける選択肢のひとつとして忘れずにいてください。 野球肘にはクリーニング手術・再生医療が有効 野球肘の治療に行うことが多いクリーニング手術について紹介しました。 クリーニング手術が必要になる関節ネズミが原因の場合、最も効果をもたらす治療については実際に検査をしてみないとわかりませんが、再生医療が役立つ可能性もあることは事実です。 保存療法で安静期間を少しでも短縮したいのであれば、再生医療を選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
2019.09.08 -
- 肘
激しい動きの多いアスリートは、一般人よりもケガのリスクに悩まされます。 肘を酷使する野球選手も例外ではありません。野球選手の多くは肘の痛みに悩まされています。「関節ねずみ」も肘の痛みの一種です。 本記事では、関節ねずみの症状や治療法を紹介します。症状や痛みに合わせて治療法を検討してください。 この記事を読むとわかること 関節ねずみとは 関節ねずみの症状 関節ねずみの治療法 野球選手の肘に発症することが多い関節ねずみとは 「関節ねずみ」とは、関節内で剥がれ落ちた軟骨・骨のかけらや、あるいは骨の変形によって生じた骨棘(こっきょく)・骨のとげが剥離して関節内に遊離することが原因となって生じます。 肘の関節を酷使する野球選手などに見られる症状です。 無症状のときもありますが、関節の狭い部分に挟まったり引っかかったりすると、激しい痛みが生じ、関節の可動域が制限されます。 関節を動き回る「関節遊離体」が俗に「関節ねずみ」と呼ばれます。 関節ねずみの症状 関節ねずみの症状には主に4つあります。ご自身の症状に当てはまるか確認してください。 関節ねずみの症状 関節を動かすと引っかかりを感じる 関節が伸ばせない・曲げられない 関節を動かしたときにきしむような音 関節が熱を持っている感じがする 関節ねずみは必ずしも痛みがあるわけではありません。症状は多岐に渡り、多く見られるのは肘が曲げづらくなる症状です。肘に違和感がある場合は通院を検討してください。 関節内遊離体 関節内遊離体は肘の違和感・痛みが主な症状です。 野球だけでなく、テニスやバスケットボールプレイヤーや高齢者も発症する可能性があります。 肘が通常よりも曲げにくい・伸ばしにくい場合や曲げ伸ばしで関節から音が聞こえる場合は、関節ねずみ(関節内遊離体)を疑ってください。 肘の動かしづらさは重症化すると日常生活にも影響を及ぼします。 関節遊離体を起因とする変形性肘関節症 関節遊離体(関節ねずみ)の再発を繰り返すと、骨片が軟骨にダメージを与え変形性肘関節症を引き起こす原因となります。 変形性肘関節症が進行すると、肘を動かすのが困難になるだけでなく、手がしびれて指を動かすのも難しくなるほど重症化するのです。 関節ねずみが損傷を助長させて変形性肘関節症を悪化させるケースもあります。 関節ねずみを放置するとどうなるの? 関節ねずみが関節に挟まると、痛みとともに肘の可動域が制限されます。日常生活にも支障をきたし、放置すれば生活の質を大きく下げてしまうでしょう。 関節ねずみが関節から外れると治ったように感じるかもしれませんが、それは関節ねずみが移動しているだけです。また関節に挟まって、痛みが再発する可能性があります。 関節ねずみを治療する方法は? 骨片や骨棘が完全に剥離していない場合には、保存療法で経過を観察します。しかし、完全に剥離して遊離体となっている場合には、自然治癒には期待できません。 症状が重い場合は、関節鏡視下手術や骨軟骨移植などの手術を行います。手術の場合は数日間の入院と、数か月の安静期間が必要です。 しかし、アスリートが数か月も練習できないとなると、選手生命が危ぶまれます。少しでも早い復帰を考えるのであれば、「再生医療」をご検討ください。 負担が少ない関節鏡視下手術 関節鏡視下手術とは、 関節内に直径1~4mmの内視鏡を用いて関節内を観察しながら患部を手術する方法です。 関節鏡視下手術の特徴 関節を大きく切開しないため、術後のリハビリを早期に始められる 内視鏡を用いるとどの部分が傷んでいるか明確にわかるため、的確な治療ができる 生理食塩水を流しながら行うため、感染症のリスクが低く痛みも起こりにくく、患者の負担が軽減される 患者の負担が少ないほか、感染症のリスクも低いため関節遊離体の手術には関節鏡視下手術が行われるケースがあります。傷口が小さく体の負担が小さいのがメリットです。 一般的に、手術費用は約25万円ほどかかります。 手術を必要としない再生医療 再生医療は患者さんの組織や細胞を利用して臓器や組織を修復する医療技術です。 副反応のリスクが低く、安全性が高い医療技術として注目されています。 再生医療は競技復帰までの期間が早い、手術に比べて体への負担が少ないなどのメリットがあります。 まとめ・野球選手の選手生命にも関わる肘の悩み「関節ねずみ」について 関節ねずみは肘の可動域が制限される、肘が痛むなどの症状が見られます。 このような症状があると野球選手としての活動だけでなく日常生活にも支障をきたすでしょう。 症状が見られたときには、安静にして、早期に適切な治療を受けることが重要です。 その際、安全性が高く早期の回復に期待できる再生医療による治療もご検討ください。
2019.09.08 -
- 肘
腕が曲がらないといった症状にお悩みの方はいませんか。 スポーツや日常生活で腕を酷使すると、肘関節へ大きな負担がかかります。 肘が曲がらなくなる原因には、関節リウマチやスポーツ外傷などがあります。とくに、スポーツ選手は腕を使う動作が多く、腕に関するさまざまなスポーツ障害に見舞われがちです。 今回の記事では、腕が曲がらなくなる原因や治療方法について詳しく解説します。 症状を放置してスポーツを続けてしまうと、症状が悪化する恐れがあります。腕や肘に違和感を覚えた際は、早めに治療を受けましょう。 腕(肘)が曲がらない原因となる疾患 腕や肘が曲がらない原因には、以下の疾患が考えられます。 腕を酷使するスポーツは、肘関節への負担が大きいため、運動後に十分なケアを行うことが大切です。 肘に違和感を覚えたり、腕が曲がらなかったりした場合にケアを怠ると、症状が悪化する可能性があります。 肘関節脱臼 腕が曲がらない原因となる疾患に、肘関節脱臼があります。肘関節脱臼とは、運動や事故によって肘関節の位置がずれたり、外れたりしてしまう疾患です。 重症の肘関節脱臼では、立ち姿勢がつらいほど痛みを感じるため、自身で脱臼していることに気づける場合が大半です。 変形性肘関節症 腕が曲がらないときに考えられる疾患に、変形性肘関節症があります。 変形性肘関節症は、肘の使いすぎ(オーバーユース)や加齢によって肘関節が変形する疾患で、主に以下の症状が現れます。 変形性肘関節症は重症化すると、肘関節周囲にある尺骨神経が圧迫され、手がしびれたり指が動かしにくくなったりします。 変形した肘関節や圧迫された神経は、腕の可動域が制限される恐れがあるため、早めに医療機関を受診して適切な治療を受けることが重要です。 関節リウマチ 関節リウマチの症状の1つに、腕の曲げにくさがあります。関節リウマチは、免疫異常により以下の症状が現れる疾患です。 関節リウマチではとくに起床時のこわばり症状が現れやすく、腕の曲げにくさを感じる場合があります。 腕の曲げにくさの程度が日中で変動する場合は、関節リウマチの可能性もあるため早期に医療機関を受診しましょう。 以下の記事では、関節リウマチの早期受診の重要性について詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。 テニス肘 腕が曲がらなくなる原因の1つに、テニス肘があります。 テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は、上腕骨の遠位部にある外側上顆で炎症が起きる疾患で、以下の症状が現れます。 テニス肘は腕の筋力が弱い人や、肘を酷使するスポーツを行う人がなりやすいのが特徴です。 肘の痛みが強いと、手首をひねる動作や握力を必要とする作業に困難感が生じます。 テニス肘については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。 ゴルフ肘 ゴルフをプレーする人は、ゴルフ肘によって腕が曲がらない症状が現れる可能性があります。 ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)は、無理なスイング動作が原因で、肘の内側が痛くなる疾患です。 肘に過剰な負担がかかり、肘の内側にある尺骨神経が傷つくと、手先にもしびれや痛みの症状が現れます。 ゴルフ肘の対処法については、以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。 後外側回旋不安定症 肘が曲がらない症状が現れる疾患に、後外側回旋不安定症があります。後外側回旋不安定症とは、肘関節の脱臼により、肘の外側の靭帯が損傷する疾患です。 肘の外側の靭帯を損傷すると、以下の症状が現れます。 後外側回旋不安定症は肘を伸ばした際に、肘関節の不安定性を感じますが、肘を曲げると関節が安定するのが特徴です。 自身の症状をセルフチェックしてみて、特に肘から下の痛みが強いと感じる場合は以下の記事もご参考ください。 腕(肘)が曲がらない際の治療方法 腕や肘が曲がらない場合は、以下の治療方法で症状の改善を目指すことが大切です。 スポーツ中に腕や肘に違和感を覚えたときは、無理に動かさずに安静にしましょう。 薬物療法や理学療法(リハビリテーション)による保存的治療 腕(肘)が曲がらない際の治療法に、薬物療法や理学療法(リハビリテーション)による保存的治療があります。 症状が軽度な場合には、以下の保存的治療が選択されるのが一般的です。 保存的治療では、薬物療法により痛み症状を緩和し、リハビリテーションで姿勢や動作の改善を図ります。 肘が曲がらないといった症状が重症化すると、保存的治療での症状改善が困難になるため、腕に違和感を覚えたら早めに医療機関を受診しましょう。 手術による外科的な治療 肘の可動域が生活に支障をきたすほど重症化した場合や、保存療法で痛みを十分に軽減できない場合は、手術による外科的な治療が選択されます。 手術治療を受けるメリットは、腕や肘が曲がらない根本的な原因を取り除ける可能性が高いことです。 一方で、デメリットとして治療期間の長さが挙げられます。外科的治療は身体への侵襲が大きく、術後の理学療法(リハビリテーション)が必要不可欠です。 入院やリハビリテーションにより、治療期間が長くなる傾向があり、スポーツへ復帰できるまでの時間も長くなる可能性があります。 PRPや幹細胞による治療 肘が曲がらない際の治療方法に、PRPや幹細胞による治療があります。PRPや幹細胞は、以下の特徴をもつ再生医療です。 再生医療の種類 方法 PRP(多血小板血漿)療法 患者様自身の血液から血小板が多く含まれた血漿を精製し、損傷部位に注射する 幹細胞治療 患者様自身の幹細胞を体外で増殖させて、細胞数が適量になったら体内へ注入する PRP療法や幹細胞治療は、自身の細胞で組織の修復を促すため、副作用のリスクが低いのが特徴です。 肘が曲がらないといった症状をできるだけ早く改善したいが、事情により入院が難しい場合は、通院での治療が可能な再生医療をご検討ください。 野球肘やテニス肘などのスポーツ外傷でお困りの方は当院へご相談ください 野球肘やテニス肘などのスポーツ外傷でお困りの方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 当院(リペアセルクリニック)は、日帰りでの治療が可能な再生医療を提供しています。再生医療は、患者様自身の幹細胞を採取・培養し注射することで、組織の修復を促す治療法です。 PRPや幹細胞による治療を行えば、腕の炎症を抑えたり、痛み症状の軽減が期待できます。 手術療法を避けたい方や、スポーツへ早く復帰したい方は再生医療による治療をご検討ください。 当院では患者様に合わせて最適な再生医療をご提案いたしますので、腕が曲がらない症状でお悩みの方はお問い合わせください。 【まとめ】腕が曲がらない痛みが続く際は医療機関を受診しよう 腕や肘が曲がらず痛みが続く際は、早めに医療機関を受診しましょう。 肘の痛みを放置して運動を続けると症状が悪化し、最悪の場合スポーツに復帰できなくなる可能性があります。 少しでも違和感を覚えたら肘を安静にし、軽症のうちに適切な治療を開始することが大切です。 重症化してしまった場合の治療法の1つに、再生医療があります。 再生医療は従来より短い治療期間でスポーツへ復帰できる可能性があるため、症状にお悩みの方はぜひ一度当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。
2019.09.08 -
- 首
ゴルフのパフォーマンスに影響する首の痛み!予防と改善のためのストレッチとその治療法 首が痛むと、首に関係するスポーツの実施や日常生活にも悪影響を及ぼすことになります。ゴルファーの中にも首の痛みを訴える人は多く、予防と痛みの改善は万全のパフォーマンスを維持するために重要なことです。 そこで、ゴルファーの首の痛みに効果的な「ストレッチ」について解説します。また、痛みを改善できる最新の治療法として注目が集まっている再生医療についてもご紹介します。 ゴルファーの首の痛みの原因とは? ゴルファーの首の痛みの原因はいくつか考えられますが、代表的なものは「スイング時の頭の固定」です。スイングする際には地面のボールを見て打ちますが、その際にボールを見ることに固執しすぎてしまい、首への負担が大きくなるようなスイングの仕方をしてしまう可能性があります。 その結果、首の筋肉を痛めてしまい、首の筋肉と密接にかかわる頭部や肩の痛みに発展することがあるのです。 首の痛み対策に効果的なストレッチをご紹介 首の痛みを予防し、軽度の痛みを改善する効果が期待できる方法として「ストレッチ」があります。 首に密接に関係する肩回りのストレッチも併せて行うと、首の痛み対策としてより効果的になります。 首のストレッチのやり方 Step1:首を前後左右に傾ける *無理に力を入れず、頭部の重みだけで首を傾けるイメージで行ってください。 Step2:首を左右に旋回させる *無理に力を入れてスピーディーに行おうとせず、ゆっくりとほぐすように首を旋回させましょう。 Step3:首を左右に大きく回す *Step2の時よりもさらに大きく回すようにしましょう。 ストレッチで首の痛みを感じる場合は要注意! ストレッチは痛みの予防には大きな効果を発揮しますが、すでに発生している痛みへの対策としては逆効果になる可能性があります。 軽くストレッチして痛みが改善しない、あるいは痛みが激しくなった場合にはストレッチをすぐにやめて、医療機関で診てもらってください。 「頚椎症」などを発症している可能性も考えられます。 首の痛みが改善しない場合には「再生医療」という先端医療が存在 ゴルファーの首の痛み対策として、「再生医療」という選択肢も検討することができます。 再生医療は幹細胞を利用し、損傷している組織の再生を促す治療法であり、従来は手術でしか治せないとされていた症状も治療できる可能性があります。 首の痛みに対する治療が必要な場合、「保存療法」が選択される場合も多いですが、再生医療は保存療法よりも短い安静期間でスポーツに復帰できる可能性がある点も無視できません。 まとめ・ゴルフのパフォーマンスに影響する首の痛み!予防と改善のためのストレッチとその治療法 ゴルファーの首の痛みは日ごろからストレッチで予防し、正しいフォームを心がけることでリスクを減らすことができますが、それでも発症リスクはゼロにはなりません。 首の痛みが発生してしまうと、ゴルファーの場合は、ゴルフができなくなるというだけでなく日常生活にも支障をきたす場合がありますから、早く改善したいですよね。 最近は、治療法として再生医療も検討できます。治療法の選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。 尚、再生委医療に関する治療法について詳しくお知りになりたい方は、お気軽に当院までお問い合わせください。再生医療は一般の病院やクリニックでは受けることができません。当院は厚生労働省の認可を受けた再生医療専門のクリニックです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2019.09.07 -
- 首
ゴルフを楽しんでいる方の中には、プレー後に首の痛みを感じる方も多いのではないでしょうか。 スイングのたびに首に違和感が生じたり、慢性的な痛みが続くと、ゴルフを楽しめなくなります。 なぜゴルフで首が痛くなるのか、そしてどのように予防すれば良いのか、多くのゴルファーが抱える悩みです。 本記事では、ゴルフをすると首が痛くなる原因や予防法、治し方を紹介します。 この記事を読むとわかること ゴルフの首の痛みの原因 ゴルフによる首の痛みの予防法 ゴルフによる首の痛みの治し方 ゴルフで首を痛める原因 ゴルフはスイングによって首を痛めます。首を痛める原因について解説しますので、ゴルフをこれから始める方もぜひご覧ください。 なぜゴルフスイングによって首を痛めるのか ゴルフスイングで首を痛める主な原因は、ボールを見続けるために頭を固定したまま体を大きく捻る動作にあります。 通常、体を横に捻る(回旋する)際は首も自然に動きますが、ゴルフではボールから目を離さないように頭を固定してスイングをします。 この際、スムーズに回旋できない場合は、筋肉や関節に負担がかかりやすく、首に痛みが生じる原因になります。 重症化すると安静にしていても首の痛みが続き、日常生活にも影響を及ぼすのです。さらに、首の筋肉がダメージを受けると首だけでなく頭痛や肩の痛みの原因にもなります。 ゴルフスイング以外にも首には負担がかかっている 現代人には、ゴルフスイング以外でも首に大きな負担がかかっています。 デスクワークは姿勢が悪くなりがちです。猫背で顎が前に出るような姿勢を長時間続けると、首の椎間板や椎間関節に負担がかかります。 また、ストレートネックは胸鎖乳突筋や斜角筋が硬くなり、頸部のインナーマッスルが弱くなる原因です。 仕事で長時間座っている方はとくに注意が必要です。 ゴルフスイングによる首の痛みを予防する方法 ゴルフスイングによって生じる辛い首の痛みを予防する方法を紹介します。 ゴルフスイングによる首の痛みを予防する方法 呼吸を留めずにスイングする ゴルフスイングの姿勢を見直す あまり時間をとらずにできるので、ゴルフスイングによる首の痛みに悩んでいる方は、ぜひ試してください。 呼吸を止めずにスイングする ボールを飛ばそうとするあまり、呼吸が止まってしまい首や肩に力が入ると首の痛みの原因になります。 ボールを打つときに呼吸が止まってしまう方は、息を吐きながら打つ意識をしてください。力まずにリラックスして打てるようになるはずです。 余計な力を抜くと、スイングによる首の痛み軽減に期待できます。 ゴルフスイングの姿勢を見直す スイングするときの姿勢によっても首の痛みが生じます。 股関節が安定しない状態でボールを打つと、背骨が湾曲して首に余計な負担がかかるのです。 スイング時の股関節を安定させる対策として、大転子(骨盤の出っ張っているところ)にゴムベルトを巻いて練習してみましょう。骨盤のブレが少なくなり、無理な力が首にかからなくなります。 ゴルフによる首の痛みの治し方 ゴルフによる首の痛みに悩まされている方向けに、痛みの治し方を紹介します。 首の痛みを放置すると、頭痛などほかの症状も現れる場合があります。無理のない範囲でストレッチなどを行い、痛みの緩和を目指しましょう。 ゴルフスイングによる首の痛みを緩和するには? ストレッチ マッサージ 再生治療 ストレッチやマッサージは自宅でもできる気軽な方法です。 ただし自宅で手軽にできるからといって、やりすぎると痛みを悪化させかねません。無理のない範囲で行いましょう。 また、ストレッチで改善されなかった場合は再生治療による治療もあります。再生治療は通常の手術よりも安全性が高く近年注目されている治療法です。 医師の診断が必要ですので、再生治療に興味がある方はお気軽に当院へご相談ください。 ゴルフスイングによる首の痛みのストレッチ法 ゴルフスイングによる首の痛みを和らげるストレッチを紹介します。 首の筋肉を伸ばすストレッチ方法 1.首を前後に回す 2.首を回す 3.肩を前後に回す 4.肩を後ろにそらす 首だけでなく、肩も一緒に回すと効果的です。また、首を回すときには余計な力を入れずに頭の重さを利用するイメージで行いましょう。 時間をかけてゆっくりと動かしてください。 再生医療による根本的かつ低負担の治療を検討することもできます 従来の手術よりも拒否反応を起こす可能性が少なく低リスクな治療方法です。 また、体への負担も最低限で受けられます。再生医療は医師の診断が必要です。 首の痛みに悩んでいらっしゃる方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。 ゴルフで首を痛める原因・治し方まとめ 首の痛みを放置すれば、ゴルフだけでなく日常生活にも大きな悪影響になってしまいます。痛みで日常生活に支障をきたす前に、医療機関の受診を検討してください。 再生医療は手術なしで、しかも早期に首の痛みの原因を取り除ける可能性があります。再生医療は一般の病院やクリニックでは受けられません。 当院は、再生医療安全確保法に基づき厚生労働省に届け出を行い、正式に受理された医療機関です。 自己の幹細胞を用いた再生医療やPRP療法に関心をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
2019.09.07 -
- ひざ関節
膝の痛み!マラソンランナーは再生医療で改善できるのか? 膝の痛みがあると、日常生活はもちろん、膝を酷使するスポーツの実施には大きな問題になります。 マラソンランナーにとっては死活問題であり、膝の痛みを抱えたままでは万全のパフォーマンスを維持することは難しいです。そこで、マラソンランナーが膝の痛みを改善する方法について解説します。 マラソンランナーの膝の痛みの原因 マラソンランナーが膝に痛みを覚える原因は、例えば以下の症状が挙げられます。 ・変形性膝関節症 ・半月板損傷 ・ランナー膝 ・ジャンパー膝 ・鵞足炎 これらの症状は、膝のオーバーユースを原因としていることが多く、ランニングを行うマラソンランナーにとっては切っても切れない関係にあるといえます。 マラソンランナーが膝の痛みを改善する方法 マラソンランナーが膝の痛みを改善したいのであれば、第一に「休息をとる」ことです。原因が何であれ膝の使いすぎが原因となっている可能性が高いため、まずは膝の安静を確保し、炎症があればアイシングなどで対応します。 次に「ランニングフォームを見直す」ことです。特定の向きに負荷がかかりやすいランニングフォームを見直し、症状の悪化や再発を防止します。他にも「筋トレやストレッチを行う」ことや「ランニングシューズを見直す」ことも、膝の痛みが再発するのを防止するのに役立ちます。 治療を受けることも検討しよう 上記の方法で痛みが改善しないのであれば、医療機関で診てもらい、適切な治療を開始する必要があります。 手術を必要とするケースもありますが、多くの場合は第一選択として「保存療法」が選択されます。保存療法とは患部の安静を確保し、対症療法などを中心に組み合わせて症状の進行を防止する治療法です。 この治療法で数か月~数年の治療期間を経て完治する場合もありますが、症状が重い場合は痛みの軽減すらできないケースもあります。その場合には、手術によって治療できる可能性があります。 マラソンランナーの膝の痛みは再生医療で手術なしの改善が目指せます 保存療法では完治させることが難しく、しかしながら手術を受けることには抵抗を感じるという場合には「再生医療」という選択肢が残されています。再生医療は幹細胞などの力によって損傷した組織の修復を促す治療法で、マラソンランナーなどスポーツ選手の膝の痛みを改善する効果が期待できます。 また、再生医療は保存療法よりも治療期間を短縮できる可能性があり、手術なしで早期のパフォーマンス回復を目指すマラソンランナーにとってメリットの多い治療法となります。 まとめ・膝の痛み!マラソンランナーは再生医療で改善できるのか? 再生医療はまだまだ新しい治療法ではありますが、すでに有名スポーツ選手が再生医療を利用した実績もあります。マラソンランナーなど陸上選手にとって膝の痛みは致命的になるケースも多く、早期のスポーツ復帰を目指すのであれば一考したいところです。 以上、膝の痛み!マラソンランナーは再生医療で改善できるのか?について記しました。参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.09.06 -
- ひざ関節
マラソンランナーを悩ます膝の外側に起こる痛み、ランナー膝について マラソンランナーにとって、脚に何らかの症状があるとマラソンに対する致命傷になることがあります。マラソンランナーは、膝の外側が痛むことがあるのですが、これはマラソンをするときだけでなく、日常生活にも支障をきたしかねません。 この記事では、マラソンランナーの「膝の外側の痛み」の原因について解説します。 マラソンランナー、膝の外側が痛むのは「ランナー膝」を疑え! マラソンランナーが膝の外側に痛みを覚えた場合、その原因は、「ランナー膝」といわれるものが原因である可能性があります。 ランナー膝とは、 ランニングすることによって起こる膝関節の周りに起こるスポーツ障害の総称で、「腸脛靱帯炎」のことです。腸脛靱帯炎は、膝の曲げ伸ばしを繰り返すことにより発症するもので、腸脛靱帯が大腿骨外顆に接触することで炎症を起こしている状態です。 長距離のマラソンランナーに好発する症状であり、炎症による疼痛が主な症状です。 ランナー膝の原因 ランナー膝の発症原因は、膝の使いすぎによるものです。過度なランニング時間に対して、休息が不足していることが原因で発症することが多くあります。また、膝の柔軟性が低下しているという要因も考えられます。 この症状は、ランナー膝と呼ばれていますが、マラソンランナー以外にも膝を過度に使う可能性という条件を満たしやすいスポーツで発症します。例えばサッカー選手やバスケットボール選手、水泳選手、自転車などのほか、バレエをする人にも発症リスクが高いといえます。 なお、ランナー膝はレントゲンやMRIといった装置類では診断できず、症状の誘発方法(膝の曲げ伸ばし)によって疼痛を引き起こす徒手検査法が適用されます。 ランナー膝の治療法と再生医療 ランナー膝の発症原因は膝のオーバーユースであるため、治療法の基本は「保存療法」となります。膝の安静を確保するため、しばらく本格的なランニングはお休みしなければなりません。 その上で、痛みに対しては消炎鎮痛剤やアイシングで対応しながら、大腿筋膜張筋などのストレッチを行います。手術により治療した例もありますが、ランナー膝の治療法としては一般的ではありません。 保存療法におけるランナー膝の治療は、再発防止のための適切な休養期間を必要としますが、少しでも早くマラソンに復帰したいのであれば「再生医療」の利用をおすすめします。 患部の再生を促す再生医療であれば、従来の保存療法と比較して治療期間を短縮できる可能性があるのです。 まとめ・マラソンランナーを悩ます膝の外側に起こる痛み、ランナー膝について マラソンランナーなどのアスリートにとって、膝の外側の痛みはとてもつらいですよね。 再生医療は、日本ではまだまだマイナーですが、体への負担を抑えつつ治療期間を短縮できる可能性がある治療法として注目を集めています。そして、再生医療は、早く復帰したいマラソンランナーにとっても魅力的な治療法となるでしょう。 以上、膝の外側が痛むマラソンランナー、その原因と再生医療について記しました。ご参考にしていただけると幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 再生医療での治療に関するご質問は、当院までお問い合わせください。
2019.09.06