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- 再生治療
人工股関節に置換えても保育士として働きたい!生活上の注意点を解説! 人工股関節に置換すると生活での動作が制限されてしまいます。関節置換を行っても保育士として働き続けるためには、どのようなことに気を付ける必要があるのでしょうか? 保育士が人工股関節に置換する必要があるのはどんな場合? 保育士の仕事は立ったり座ったりの動作が多くなります。「関節置換を行うのは高齢の人」という印象をもっている方も多いですが、若い年齢層でも、保育士などの職業についている人で、人工関節置換を余儀なくさせる方がいます。 先天性股関節脱臼を患っている方は、若くして変形性股関節症となることがあり手術療法を選ぶしかない状況になることもあります。 この動作をすると脱臼の可能性あり!生活での注意点は? 人工関節は、本来人間が持っている関節に近しいものになっていますがすべての動作に対応するのは難しく、一定の動作で脱臼を起こしてしまう可能性があります。 保育士で人工股関節に置換した場合、子どもを相手に仕事をするため、しゃがむなどの動作が必要となりますが、どのようなことに注意すればよいのでしょうか? ①正座のように股関節を深く曲げない 子どもの話を聞くときにしゃがんで目線を合わせるという姿勢が必要ですが、脱臼の危険性があるので椅子に座った状態で話すようにすることをおすすめします。 これは園にも相談して働き方を検討してもらうほうが、周囲の理解も得られるためよいでしょう。トンビ座り・横座りも避ける必要があります。 ②椅子に座った状態でも前かがみにならない これも同様の理由で脱臼の危険性があります。股関節を90度以上曲げないようにしましょう。 ③両手で重いものをもたない ④床拭きなどはしない など、気を付ける必要があります。ポイントは深くしゃがんだり、股関節を大きく曲げる必要なる行動を避けることです。それ以外の行動であれば日常生活でそう簡単に脱臼はしません。軽いスポーツも推奨されているので、子どもと遊ぶことも可能です。 まとめ・人工股関節に置換えても保育士として働きたい!生活上の注意点を解説! 変形股関節症などで若くして人工関節置換をうける方もいます。若い保育士のほかにも定年を迎えていない年齢であれば、うまく人工関節と付き合いながら仕事をする必要があります。 変形性股関節症のメジャーな治療法は人工置換や骨切り術ですが、近年再生医療で幹細胞を利用した治療もでてきています。自分の細胞を用いて軟骨の修復などを期待できる治療法です。 そのため、人工物を体内に留置する必要がないので、これから治療を受ける方は検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.07.12 -
- 再生治療
- 肝疾患
肝臓の病気と血液検査の数値!数値が上がる病気と、その数値を下げるために 肝臓の病気は、血液検査をきっかけに知ることが多いです。今回は肝臓の病気と血液検査の数値について解説します。 数値を下げることが病気の改善の指標になります。どのような数値があるのかを知っておくことで、肝臓の病気を知る一歩になるでしょう。 肝臓の数値が上がる病気って?下げることはできるの? 肝臓は人体の中で最も大きな臓器です。大人の肝臓は 1 ~ 1.5 ㎏という重さで、私たちの体の代謝や解毒、免疫機能といった重要な役割を担っています。そんな肝臓ですが、沈黙の臓器ともいわれ、病気になっても自覚症状がなかなか出ないのが特徴です。 肝臓の病気が見つかるきっかけで多いのが、健診や人間ドックです。血液検査を行い、肝臓に関する数値も調べるのですが、ここで数値が上がっていれば肝臓の病気を疑います。 また、他の病気を調べていて偶然見つかったということもあります。 これらのことから、肝臓の病気を早期発見して数値を下げるためには、定期的な健診や人間ドックが必要なことがわかります。 肝臓の数値が上がる病気として代表的なものは、肝炎や脂肪肝です。これらの治療では数値を下げることで肝臓の病気の状態を判断していくことになります。 数値を下げるのが治療の指標に!肝臓の病気はどのような数値で見る? 血液検査では肝臓に含まれる酵素の数値から、肝臓の病気を見つけることができます。 ・AST(GOT) ・ALT(GPT) ・γGTP 肝臓の組織の中で多くを占めるのが肝細胞です。 ASTやALTはそんな肝細胞に多く含まれていて、炎症などで肝細胞が壊れるときに血液中に多く流出します。そのため、肝臓の病気で数値が上がるのです。 また、胆管に多く含まれるγGTPも肝炎や脂肪肝の指標になります。 さらには、以下の数値でも肝臓の状態を知ることができます。 ・アルブミン ・総ビリルビン たんぱく質のひとつであるアルブミンがつくられるのは、肝臓だけです。そのため、肝機能が低下すればアルブミンの数値も下がります。 また、総ビリルビンは古い赤血球が壊れるときにできるもので、肝臓の機能の低下によって上昇します。 脂肪肝は、禁酒をしたり生活習慣を改善することで病気の進行を遅らせることができ、肝臓の状態がよくなれば一度上がった数値を下げることもできます。 肝炎や脂肪肝が、肝硬変に進行しないような治療法 肝炎や脂肪肝では、肝臓に関わる血液検査の数値に異常がでます。そこから肝臓の病気に気づくことが多いのですが、気づかずに放っておくと病気が進行して肝硬変や肝細胞がんになってしまうこともあります。 肝硬変は肝臓の組織が線維化し、それが蓄積することで固くなる病気です。 再生能力に優れた肝臓ですが、重度の肝硬変では元の状態に戻ることができなくなってしまいます。 しかし、そんな肝硬変の治療として近年「再生医療」が注目されています。 再生医療では自己由来幹細胞を静脈注射で肝臓まで送り届けます。幹細胞が線維化した肝臓の組織を溶解・修復し、肝臓が元の機能を取り戻す可能性を見出すことができます。 まとめ・肝臓の病気と血液検査の数値!数値が上がる病気と、その数値を下げるために 肝炎や脂肪肝といった肝臓の病気は、健診や人間ドックでの血液検査で気づくことも多いです。指標となる数値を下げることで、肝臓の病気の状態が改善したのかを知ることができます。 肝硬変になると肝臓が元の状態に戻ることが難しくなりますが、近年は再生医療による治療法を選択することができます。 再生医療に頼ってみたいという方は、ぜひ、治療を受けることを検討してみてはいかがでしょうか。再生医療は一般的な医療機関で受けることができません。当院は、厚生労働省の認可を受け、多くの症例を有するクリニックです。再生医療に関るご質問などはお気軽にお問い合わせください ご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.07.10 -
- 再生治療
- 肝疾患
- 幹細胞治療
肝臓は再生する臓器として知られており、約70%を切除しても元の大きさに復活するといわれています。 そのため、疾患などによっては、肝臓を切除する場合もありますが、実は再生できない肝臓の病気もあります。 この記事では、肝臓の再生能力や疾患、肝硬変を治療できる再生医療について解説します。 この記事を読むとわかること ・肝臓の再生能力や働き ・肝臓が再生できない病気 ・再生医療について 肝臓の再生能力について 肝臓は切除しても、時間が経てば再生することを知っている人は多いと思います。 しかし、「肝臓は再生する」とはいっても、何割切除しても大丈夫なのかは心配なところです。 今回は、肝臓は何割切除しても大丈夫なのか、肝臓の再生能力についてご紹介します。 肝臓は何割切除できるのか 肝臓がんなどの場合は手術で肝臓を切除することもありますが、最大70%の切除が一般的な安全範囲と言われています。 また、個人差はあるものの、肝臓の7割を切除しても正常な肝臓であれば約2週間で元の重量に戻り※1、機能的には約3ヶ月から6ヶ月で元の80%程度まで再生※2されるとされています。 ※1出典:大阪赤十字病院がん診療センター ※2出典:国立がん研究センター 半分以上切除しても時間が経てば再生することから、肝臓の再生機能の高さがわかります。 肝臓の再生能力には肝細胞が大きく関わっており、肝細胞が細胞分裂をして増殖することで、肝臓が元の重量まで戻るのです。 こうした肝臓の再生力の高さから肝臓の病気では切除という方法の選択を可能としていますが、肝臓疾患の進行度合いによっては再生しきらず、切除後より萎縮が進む場合もあります。 肝臓の働き 肝臓は、人体最大の代謝機能をもつ臓器として人間の体を支えてくれています。 私たちが口にした食べ物は胃や腸で消化・吸収され、残ったエネルギーは肝臓に蓄えられます。また、アルコールや薬物のような有害物質は肝臓で無害なものに解毒されるのです。 肝臓は、このような重大な働きをしてくれていますが、大きな負荷がかかることもあります。 アルコールの過剰摂取がその代表です。いくら再生機能に優れているとはいえ、長い時間繰り返し解毒をおこなうのは、肝臓にとって大きな負担になります。 また、脂肪や糖分の多い食事は、肝臓に脂肪が蓄積する原因となってしまいます。 肝臓は再生する!ただし再生できない肝臓の病気には注意が必要 肝臓は7割切除しても再生できますが、肝臓の病気の中でも再生できないケースもあります。 再生できない肝臓の病気とは、肝硬変です。肝硬変とは、肝臓が線維化して固くなった状態で、再生力に優れた肝臓でも、肝硬変になると元の状態に戻ることが難しくなってしまいます。 損傷した肝臓の細胞は再生できないばかりか、本来の肝臓の機能も低下してしまいます。 そんな肝硬変はいきなり線維化するのではなく、脂肪肝や肝炎といった病気が進展することで起こるものです。 脂肪肝や肝炎の何割が肝硬変になる? まず、肝臓に脂肪が蓄積することで起こる脂肪肝ですが、肥満の人の2〜3 割に脂肪肝が見られます。アルコールの過剰摂取が脂肪肝の原因の多くを占めていましたが、近年食生活の欧米化によってアルコールを飲まない人の脂肪肝の割合も増加しています。 アルコールを飲まない人の脂肪肝では、1割程度の人が脂肪肝炎になり、さらに進むと肝硬変になります。 また、ウイルス性肝炎のひとつであるC型肝炎の場合、7割が慢性肝炎となり、進行すると 20〜30年という長い時間を経て肝硬変になります。 肝硬変を予防するためにも、定期的に健診を受け、肝臓の病気の早期発見につなげることをおすすめします。 肝硬変を治療できる最先端の「再生医療」という方法もある 脂肪肝の何割かは肝硬変に進行するため、脂肪肝の段階で治療を始めることが肝硬変への進行を防ぐために重要です。 しかし肝臓は沈黙の臓器ともいわれ、自覚症状が出ないことが多いです。そのため、脂肪肝になっていても気づかず、健診や他の病気の検査で偶然見つかったということもあります。 脂肪肝の治療は生活習慣の見直しが重要で、食生活を改善し、アルコールを摂取する人は禁酒することが勧められます。 それでも病気が進行してしまったり、発見したときにはすでに肝硬変になっていたということもあります。肝硬変になると肝臓は元の状態に戻ることが難しいです。 現代の一般的な肝臓疾患の治療法では、肝硬変だけでなく脂肪肝も根本的な治療は確立されておりません。 そんな肝硬変の治療として注目されているのが「再生医療」です。自己脂肪由来幹細胞を用いた再生医療では、静脈注射を用いて幹細胞を肝臓に送り届けます。 幹細胞が傷ついた細胞を見つけ、線維化した組織を溶解・修復させてくれます。これによって、肝硬変の状態から元の肝臓に戻すことが期待されているのです。 まとめ・再生しない肝臓の病気を未然に防ごう 再生力に優れた肝臓ですが、肝硬変になると再生できない状態になってしまいます。 肝硬変になると元の状態に再生できません。脂肪肝の何割かは肝硬変に進行するため、脂肪肝のうちに食生活の改善をはじめとした食事療法が必要となってきます。 しかしそれでも肝硬変になった場合や、そもそもの肝臓疾患を解消していきたい場合は、幹細胞を用いた再生医療という方法もあります。 時間がたっても再生しない肝臓の病気になってしまう前に予防をすることも大切ですが、治療での効果を期待したい場合は再生医療も選択肢の1つとして検討してみてください。 再生医療の可能性に興味がある、頼ってみたいという方は、まずは、再生医療の専門医にご相談ください。
2020.07.09 -
- ひざ関節
- 再生治療
膝に痛みを抱えながら仕事を続けるのはつらいものです。 膝が悪くても働きたいけれど、どんな仕事が適しているのか、またどんな動きや職業が膝に負担をかけるのか悩んでいないでしょうか。 この記事では、膝に負担の少ない仕事や、避けるべき動作について詳しく解説しています。また、膝の症状が進行した場合の治療方法についても紹介します。 この記事を読むと分かること ・膝が悪くてもできる仕事 ・膝が痛む原因として考えられる疾患 ・膝の負担が大きい仕事、動作について ・膝が痛いときの対処法、治療法について 膝が悪くてもできる仕事は? 膝が悪くても続けられる仕事には、膝への負担が少ない座り仕事をすると良いでしょう。 膝を酷使する動きが少ない仕事を選ぶと、変形性膝関節症や膝の痛みを抱えていても、無理なく働き続けられます。 膝が悪くてもできる仕事の例 ・デスクワーク ・コールセンター業務 ・在宅ワーク 膝の痛みを抱えたまま仕事を選ぶ際は、膝への負担が少ない職種を選びましょう。 膝に負担がかかる動き 体を動かす仕事をしていると、膝を痛めてもすぐに休めない方もいるかもしれません。膝の痛みを抱えたまま仕事をする場合は、下記の膝に負担がかかる動きをなるべく避けて働きましょう。 膝に負担がかかる動き ・しゃがむ、立ち上がる、座る動作を繰り返す ・歩行中に急な方向転換する ・長時間立ち続ける ・重いものを運ぶ 膝が痛む原因は?考えられる疾患 膝が痛む原因として、下記の原因が考えられます。 ・変形性膝関節症 ・関節リウマチ ・痛風 とくに仕事で膝を酷使している場合は、変形性膝関節症になるリスクが高いため、普段から膝の使い方に注意が必要です。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り関節が変形し、膝に痛みや腫れが生じる疾患です。 日常の動作で膝に強い負担をかけている、あるいは加齢や肥満などにより、軟骨が徐々にすり減っていきます。 軟骨がすり減ると、骨同士が直接こすれ合い、痛みや炎症が発生します。変形性膝関節症になってしまうと、膝の曲げ伸ばしが困難になり、生活に支障をきたすケースも少なくありません。 変形性膝関節症を予防するには、体重管理や膝に強い負担をかける動作を避けると良いでしょう。 関節リウマチ 関節リウマチは、自己免疫が関節の滑膜(かつまく)を攻撃し、炎症や腫れを引き起こす疾患です。 とくに膝を含む複数の関節に対して対称的に症状が現れるのが特徴で、女性に多く発症します。 関節のこわばりや痛み、腫れなどが主な症状です。関節リウマチが進行すると、膝の関節が破壊され、強い痛みや関節の変形が生じます。 治療には、炎症を抑える薬物療法や、関節の変形を防ぐためのリハビリを行います。 痛風 痛風は、体内に尿酸が蓄積し、関節に結晶が形成されて激しい痛みと腫れを引き起こす疾患です。 膝にも症状が現れ、発作的に強い痛みが生じます。 痛風の原因は高尿酸血症です。高プリン体の食品(レバー、魚卵、ビールなど)やアルコールの摂取、肥満やストレスも痛風のリスクを高めます。 治療には、尿酸値を下げる薬や、生活習慣の改善が推奨され、急性期の痛みには痛み止めが処方されます。 膝が悪い人が避けるべき仕事 膝が悪い人が避けるべき仕事として、負担が大きい動作を含む職種を紹介します。 ・大工や塗装業など立ち座りが多い仕事 ・歩行量が多い営業 ・利用者を抱える動作が多い看護師や介護士 ・立ちっぱなしが多いレジスタッフや接客業 膝の痛みを防ぐために転職を考えている場合は、参考にしてください。 大工や塗装業など立ち座りが多い仕事 大工や塗装業のように頻繁な立ち座りを必要とする仕事は、膝が悪い人には負担が大きくなります。 とくに重量物の持ち運びなどは膝への衝撃や圧力がかかるため、変形性膝関節症の方や膝痛を抱える人には不向きです。 また、不安定な姿勢を取りやすい作業環境では、膝の関節が不安定になり、関節の摩耗が進行するリスクも高まります。 膝への負担を避けるためには、膝のサポーターを利用するほか、作業時に無理のない姿勢を意識しましょう。 歩行量が多い営業 一日に多くの場所を歩き回る営業職は、膝が悪い人には負担が大きくおすすめできません。 長時間の歩行は膝に負担がかかり、膝関節の痛みや炎症を悪化させる原因となります。 とくに変形性膝関節症の場合は、膝を酷使することで進行を早めるリスクが高まります。 また、膝に不安があると外出先での移動がストレスになる場合もあります。移動が多い業務が避けられない場合は、定期的な休憩を取るほか、サポーターを着用して膝の負担を軽減しましょう。 利用者を抱える動作が多い看護師や介護士 看護師や介護士などは、膝にかなりの負担をかけるため、膝が悪い人は注意が必要です。 利用者の移乗や移動をサポートする際、体重を支えるために膝を曲げたり踏ん張ったりする必要があります。 膝に痛みを抱える方がこうした動作を繰り返すと、症状が悪化する恐れが高まります。 膝を保護するため、適切な介助技術や補助機器の利用など、膝への負担を軽減する工夫をしましょう。 立ち仕事が中心のレジスタッフや接客業 レジスタッフや接客業など、長時間の立ち仕事が多い職種も膝が悪い人は避けた方が良いでしょう。 立った状態で長時間を過ごすと、膝の痛みや腫れが悪化することがあります。 とくに変形性膝関節症の方は、膝の軟骨が摩耗しているため、立ち続けると症状が進行しやすくなります。 職場での対策として、休憩時間に座って膝を休めることや、クッション性のある靴を履くこと、膝サポーターを着用することが有効です。 どんな症状がでたら受診すれば良い? 変形性膝関節症や関節リウマチ、痛風などの疾患は、どれも膝の痛みが主な症状です。 ・立ち上がるときや歩行時、階段時に膝が痛い ・正座をすることができない ・膝が完全に伸びきらない、曲がってしまう ・膝に水が溜まっている 症状がみられる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 膝が痛くても退職できない場合はどうすればいい? 膝に負担がかかる仕事から転職したいけど、すぐには退職できない、そんなときは下記の対策を試してください。 ・症状が強くなる動きを避ける ・肥満体型の場合は減量する ・適度に膝関節を動かす ・痛み止めを適度に使用する 膝の負担を減らす工夫をして、症状の悪化を防ぎましょう。 症状が強くなる動きを避ける 体が痛みを発するのは、炎症が起きている部位を守るための防御反応でもあります。 重量物の運搬や、利用者の移動の介助など、負担が大きい作業を続けるのは膝にとって良くありません。 負担を減らすための配置換えや、受け持ちの担当を変えてもらえないか上司や同僚に相談してみましょう。 肥満体型の場合は減量する 体重が重いとそれだけで膝への負担も大きくなり、過剰な負荷が膝の疾患の原因になります。 肥満による膝への負担を減らすためには、食事や適度な運動で体重管理を行うことが大切です。 食事はサラダや汁物、白米などバランスの取れた献立を意識した選び方をしたり、お弁当を作るなどして栄養バランス良く食事を取りましょう。 適度に膝関節を動かす 痛みが生じる動作は避けるべきですが、ずっと動かさずにいると可動域が狭くなる、筋力低下などのデメリットもあります。 早歩きや走る動作は、膝関節症の程度によっては痛みの悪化を引き起こすので軽いウォーキングなどで、適度に膝関節を動かしましょう。 痛み止めを使用する 膝関節症の保存療法として鎮痛薬での痛みのコントロールも行われます。 痛みは「それ以上の動きは膝関節を悪化させてしまう」という体からのサインですが、我慢を続けるのは生活にも支障をきたすため良くありません。 市販薬で一時的に痛みを抑えるのも良いですが、なるべく医療機関を受診して症状に合わせた鎮痛薬を処方してもらいましょう。 保存療法でも治らない!悪化してきたときの治療法は? 保存療法として鎮痛薬の内服、運動療法、食事療法をしていたとしても、症状が悪化する可能性はあります。悪化すると、通常手術療法を検討します。 高齢であれば関節置換(人工の関節に置き換える)、50-60歳など比較的若い方の場合には高位脛骨骨切術(脛骨を切って調整)がメジャーです。 どちらの術式も全身麻酔で行うため、さまざまなリスクを負うのはもちろん、関節置換の場合は一定の運動は脱臼の原因となるため制限しなければなりません。 手術によるリスクを避けたい方には「再生医療」がおすすめです。 膝の再生医療では、自分の細胞で軟骨損傷を修復し症状の進行を遅らせ、痛みも改善するといった効果が期待できます。 再生医療は手術による体への負担が少なく、自分の細胞を使うため副作用も少ないのが特徴です。 膝が悪くてもできる仕事についてのまとめ 膝の痛みは日常生活の動作や仕事での負担によって、症状が悪化しやすくなります。 膝に負担をかけにくい仕事としてはデスクワークなどが適していますが、膝の負担を減らすためにすぐ転職するのは難しい方もいらっしゃるでしょう。 仕事を続ける場合は、膝の負担を減らすために職場で相談するほか、適度に痛み止めを使用するのも有効です。 ただし痛み止めなどのセルフケアは一時的にとどめて、早めに医療機関を受診し、専門医に見てもらいましょう。 膝の痛みが進行し、保存療法では改善が見込めない場合には、手術を含む治療も考慮する必要があります。 しかし手術には全身麻酔など、少なからずリスクがあります。リスクを避けて治療をしたい方には「再生医療」がおすすめです。 もし、再生医療での治療に興味がある場合、一般的なクリニックや病院では受けられないため、当院へお問い合わせください。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療専門クリニックです。 不明な点や質問があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。
2020.06.29 -
- ひざ関節
- 再生治療
膝が痛い!そんな看護師の悩みを解決する 看護師は一日中歩き回っていることが多く、膝への負担も大きいといえます。勤務後に腰が痛くなったり、膝が痛くなったりするのは日常茶飯事です。一部の看護師はサポーターをつけるなどもして対処されている方もいます。 今回は、看護師の膝が痛いときの対処法をご紹介します。 看護師の膝が痛い原因とは? 看護師で「膝が痛い」という症状は、病気の前兆である可能性もあります。膝関節が痛くなる原因として一番多いのは変形性膝関節症です。看護師の中でも、まさか自分がなるはずがないと思う方がほとんどだと思いますが、若くしてなる方もいます。 変形性膝関節症は軟骨がすり減り、骨同士が接することで関節が炎症を起こすことで痛みが生じます。他にも靭帯の損傷なども考えられます。 痛む位置によっても考えられる原因は違うので、あまりにも痛みが続くようであれば病院を受診しましょう。 看護師の膝が痛い症状を和らげる方法は? 看護師の膝が痛い症状を和らげるには、筋肉をつけることが大切です。 膝の周りの筋肉が強化されると、膝の動きが安定し、関節や骨にかかる負担が軽減されます。 ストレッチなどが手軽にできておすすめです。 ・太腿の前面の筋肉を伸ばすように、片足を曲げて爪先を掴みます。この状態で30秒ほどキープ ・すねの前面の筋肉を伸ばすように、長座位の状態で爪先を遠くに伸ばしたり、ふくらはぎの筋肉を伸ばすように、爪先を自分の方へ引き寄せたりを交互に繰り返します。 これを両足行います。 テレビを見ている間や休憩の間もできるものなので、仕事中にも取り入れてみましょう。また、サポーターを使用するなどの方法も1つです。ドラッグストアなどでも販売されています。 サポーターは関節の動きを安定させ膝の動きをサポートするため痛みの緩和が期待できます。看護師であれば温罨法・冷罨法のことは知っているとは思いますが、入浴などで温めることで痛みの緩和に繋がります。 関節や筋肉を酷使した時や痛みほどではないが膝が重い、足が重いと感じた時にはゆっくりと入浴すると筋肉もほぐれます。歩きすぎなどで膝が熱感を持っているのであれば、冷罨法として冷やして対応しましょう。 まとめ・膝が痛い!そんな看護師の悩みを解決する 看護師の膝が痛い症状は、病気のサインである可能性があります。一時的な痛みであれば入浴などで温めて痛みを緩和するのも1つです。あまりにも痛みが続くようであれば病気の可能性を視野に入れて病院を受診する方が良いといえるでしょう。 整形外科で働いている看護師以外はあまり整形分野の医療の発展に触れることは少ないですが、再生医療も発展してきており、幹細胞を利用して変形性膝関節症を治療できることもあります。 治療方法は増えてきているので、悪化する前に診察してもらうようにしましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.06.28 -
- 肘
- 再生治療
肘が痛い!肘を傷める保育士が多いその理由と対処法は? たくさんの小さな子供を相手する保育士の仕事は、肉体的にもハードな仕事になります。そんな保育士の仕事をしている人のなかには、肘が痛いという悩みを抱えている人がたくさんいるようです。 今回は、保育士で肘が痛い人が多い理由について紹介します。また、肘に痛みが発症するメカニズムや治療方法についても紹介します。 保育士で肘が痛い人に多い疾患「上腕骨外側上顆炎」とは その肘の痛みは上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)の可能性が高いです。難しい読み方ですよね。聞きなれない方も多いかと思います。 肘の外側の出っ張りの部分(上腕骨外側上顆)は、手首を動かしたり指を伸ばしたりする筋肉や関節と繋がっていますが、腕を酷使することでその筋肉や関節の付け根の部分(腱)に過度の負担がかかって炎症を起こしてしまうことがあります。この炎症によって肘が痛いという症状が発症します。 上腕骨外側上顆炎はテニス肘とも言われることがありますが、テニスをしている人だけではなく、保育士のように腕を酷使する職業の人なども発症する人が多いです。 保育士で肘が痛い人が多い原因 保育士のなかで肘が痛いという悩みを抱えている人が多い大きな原因となるのが、子供を抱っこすることが多いことです。 保育士は小さな子供を抱っこする機会が多く、その際に腕に負担がかかって肘が痛いという症状に悩まされる人が多いですが、特に0歳から2歳児を相手する場合は、毎日たくさんの子供を何度も抱っこすることになります。 小さな子供とはいえ5キロくらいの体重がある子供を何度も抱っこしていると、体に大きな負担となります。特に、腕には大きな負担がかかるため、腕を酷使する状態が続くことで肘を痛めてしまうケースが多いのです。 上腕骨外側上顆炎の治療方法について 保育士で肘が痛いという悩みを抱えている人のなかには、治療を受けずに痛みを我慢しながら仕事をしている人もいると思います。しかし、悪化すると改善するまでに期間が長くかかってしまったり、改善するのが難しくなったりしてしまうので早めに医療機関を受診して治療を受けるのがおすすめです。 医療機関での上腕骨外側上顆炎の治療は、軽い症状の場合は、飲み薬(非ステロイドの消炎鎮痛剤)や湿布などによって痛みを改善させます。また、急性で強烈な痛みが生じている場合は、ステロイド注射がおこなわれることもあります。 さらに、慢性化している場合は、レーザー治療や温熱療法、ストレッチといった理学療法がおこなわれるのが一般的です。こうした治療をおこなっても改善がみられず、症状が悪化していく場合は手術が検討されるケースもあります。 症状が軽い場合 ・飲み薬:非ステロイド系、消炎鎮痛剤 ・湿布 急性で痛みがひどい場合 ・ステロイド注射 慢性化 ・レーザー治療 ・温熱療法 ・シトレッチ どうしても改善しない場合 ・手術の可能性 まとめ・肘が痛い!肘を傷める保育士が多いその理由とその対処法は? 保育士の人で肘が痛いという症状に悩まされている人が多い理由について、また、保育士がなりやすい肘の痛みの原因である「上腕骨外側上顆炎」について紹介しました。 肘が痛いのを何とかするために治療を続けているけど改善しないという場合、手術をするしかないのかなと考える人もいるかもしれません。しかし、最近では再生医療という治療方法もあります。 再生医療には、外科的手術と比べて副作用のリスクが少なく、治療期間も短期間になるというメリットがあります。保育士で肘が痛い…、一般的な治療を受けても治らなくて困っているという人は、一度、再生医療による治療も検討してみてはいかがでしょうか。 以上、肘が痛い!肘を傷める保育士が多い理由とは?について記しました。ご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.06.28 -
- 再生治療
バレエで股関節に痛みがあるとき、悪化させないためにできること 足を大きく動かすバレエですが、股関節に痛みを生じ悩まれている方は多いようです。 痛みがでるのは、身体からのSOSです。原因と治療法についてみていきましょう。 バレエで股関節に痛み!その原因 先天性股関節脱臼を患っている人では、バレエを続けるなかで変形性股関節症へ移行している可能性もあります。異変を感じたことをきっかけに診断されることも多いです。 そのほか、弾発股や股関節唇損傷なども、バレエで股関節の痛みを引き起こす原因となり得ます。これらの病気はひどくなると手術療法が必要となることが多く、早期発見が大切になってきます。 バレエで股関節に痛みがある場合の治療法 変形性股関節症、弾発股・股関節唇損傷で痛みが生じている場合は手術療法が主です。 保存療法も可能ですが、状態によってはすでに炎症や骨の摩耗が進行しており手術療法一択となることがあります。 先天性股関節脱臼は、1歳未満であれば器具による矯正を行えますが、1歳以上では手術療法となります。悪化してしまうと、手術以外の選択肢がなくなってしまうことになります。 手術は全身麻酔などリスクも高く、術式によっては動作の制限が必要になることもあるため、バレリーナにとっては避けたい状況です。近年再生医療が発展してきており、幹細胞を使用した侵襲や副作用の少ない方法が確立されています。 従来の方法に加え、「再生医療」も治療の選択肢にいれて治療法を選ぶことで治療の幅が広がります。 バレエで股関節の痛みを悪化させないためにできること 悪化してくると手術療法をしなければいけない状況になる可能性があります。そうならないためにも、日々の生活のなかで股関節をいたわるようにすることが必要です。 ①股関節を正しい位置に調整して休ませる 関節や筋肉を正しい位置に戻して、筋肉の疲労をとってあげることも大切です。バレエでは関節や筋肉を酷使することも多く、カイロプラクティックや整体、全身のマッサージ、鍼灸を受けるなどして回復させましょう。 ②正しいフォームを意識する せっかく正しい位置に戻ったとしても、間違った筋肉の使い方を続けていると再度同じような状況に陥る可能性があります。形だけを真似するのではなく丁寧に動かすようにするなどフォームを学びましょう。 ③練習のしすぎを避ける 痛みが生じているのは炎症を起こしており、身体がSOSをだしている印です。痛みを感じながら無理な練習を続けると悪化してしまいます。自分の身体を大切に、労わるようにしましょう。 まとめ・バレエで股関節に痛みがあるとき、悪化させないためにできること バレエをおこなう際も普段から正しいフォームで行うことで、筋肉や骨の酷使を避けることができ、股関節の痛みの悪化の予防につなげることができます。先天性に股関節脱臼などを患っている場合は、股関節唇損傷や変形性股関節症を起しやすいです。 自分の身体の特徴を知ったうえでバレエをすることも大切です。手術療法が必要な状況になった場合は、最新の医療である再生医療も検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.06.27 -
- 幹細胞治療
- 肝疾患
- 再生治療
肝機能を取り戻す!肝臓疾患に対する治療法、再生医療の可能性 再生機能に優れた肝臓ですが、その機能が発揮できない状態になることもあります。そのようなときに検討したい治療が「再生医療」です。 今回は、肝臓がんになる前の段階で再生治療を利用して治療することの意味について解説します。 肝臓疾患に対する再生医療の可能性と、肝臓の機能を取り戻す再生医療についてご紹介します。 肝細胞を活性化!再生医療とはどのようなもの? 近年、さまざまな病気や傷害の治療に再生医療が期待されるようになりました。再生医療とは、何らかの原因で傷ついた体の組織を再生させて、元の状態に戻すことを目的としているものです。 痛みに対して痛み止めを用いる対症療法や、傷ついた部分を取り除く手術とは異なる新たな方法で、再生医療の治療で用いるのは薬剤ではなく「生きた細胞」です。 具体的には、自分の体から採取・抽出した幹細胞を用います。その幹細胞は、さまざまな細胞に分化し、損傷した細胞を活性化させる可能性を持っているのです。 再生医療で、幹細胞を用いることができる臓器のひとつが、肝臓です。 肝臓は再生能力に優れていることで知られていますが、その役割を担っているのが肝細胞です。幹細胞は、そんな肝細胞が傷ついたときにも再生治療で活性化させることが期待されています。 肝硬変は怖い病気?肝臓疾患の進行 沈黙の臓器とも言われる肝臓は、病気が潜んでいても自覚症状がないことが多いです。そのため、自覚症状が現れたときにはすでに病気が進行していることもあるのです。 病気が進行した状態の肝臓は、本来の肝臓の機能を果たすことができないばかりか、再生能力も期待できないこともあります。 正常な肝臓も、生活習慣などを原因として「炎症」が起きてしまい、これが慢性化すると「慢性肝炎」という状態になります。 肝臓に炎症が起きる主な原因はウイルス性によるものですが、食べすぎや飲酒量の多さなどの生活習慣を原因とした「脂肪肝(脂肪性肝炎)」というケースもあります。 この状態を放置すると、炎症により次第に肝臓の細胞が破壊されてしまい、肝機能が徐々に低下していくのです。 その代表的な病気のひとつが「肝硬変」です。肝臓が炎症を起こした状態の肝炎や、肝臓に脂肪が蓄積した脂肪肝が進行すると、肝硬変という状態になることがあります。肝硬変は、肝細胞などの組織が線維化して肝臓が固くなった状態です。 肝硬変になると、全身のだるさや黄疸といった症状が出現します。さらに進行すると、腹水や腹部静脈瘤が出てくることもあります。肝性脳症のような命に関わることもある危険な病気なのです。 肝硬変の他に、肝細胞がんといった命に関わるような重大な病気に進展する場合もあります。 肝硬変の恐ろしいところは、一度線維化した肝臓は自然に修復することができないということです。肝細胞も本来の働きをすることができません。 肝臓疾患(がん等)|従来の治療法 脂肪肝は、従来の治療法は確立されたものではなく、生活習慣の改善により治療を進めるのが一般的でした。厄介なのは、脂肪肝そのものは自覚症状に乏しく、放置されがちだということです。 症状が進行して肝硬変になると、これも根本的な治療方法が確立されておらず、症状の進行を防ぐための食事療法や、ウイルス性の場合であれば抗ウイルス治療を実施します。 肝臓がんを治療する方法はありますが、すでに悪化している肝炎や肝硬変を治療する方法ではないため、「肝臓を根本的に治療する」ことは従来の治療法では不可能であるとされているのです。 しかし、最先端の再生医療であれば、肝臓がんの患者さんの肝臓の機能を取り戻す可能性も期待できるのです。 肝臓疾患の修復も!再生医療の可能性 肝臓がんへの進行を根本的に防ぐためには、肝臓の状態を可能な限り正常な状態に近づけることが必要ですが、従来の治療法ではそれは難しいものでした。 しかし、新しい治療法「再生医療」は、幹細胞を利用して肝臓の炎症や線維化した組織を発見し、これを溶解して修復することで肝機能を正常な状態に「戻す」ことができる可能性があるのです。 再生医療の治療では、自己由来幹細胞を静脈注射し、傷ついた肝臓に送り届けます。そして幹細胞が線維化した組織を溶解・修復させてくれるのです。損傷した肝細胞も、幹細胞によって修復・活性化することが期待できるでしょう。 脂肪肝の場合であれば、脂肪により弱りつつある肝臓を回復させる作用が期待され、疲れやすいなどの症状がある場合も血流改善効果により症状が改善する可能性があります。 さらには、肝臓がんにも再生治療による治療の可能性を見出すことができます。 まとめ・肝機能を取り戻す!肝臓疾患に対する治療法、再生医療の可能性 肝臓は再生能力に優れるものの、組織が線維化してしまうと本来の再生機能を発揮することができません。そのような肝臓の治療として注目されるのが再生治療です。治療効果には個人差がありますが、幹細胞が線維化した組織を溶解し、損傷した肝細胞の修復が期待できます。 再生医療の効果には個人差があるので「肝臓がんであっても必ず肝臓の機能を取り戻せる!」とは言い切れません。 しかし、再生医療は病気が進行する不安を解消する、または食事制限などの生活の制約を軽減できる可能性があるなど、前向きに治療に取り組める点が従来の治療法との大きな違いです。 再生医療は、今まで治せないと言われていた肝臓疾患の症状を根本的に改善できる可能性がある治療法として注目されています。 そのため、肝臓の状態に悩んでいる人にとって一考の価値がある治療法と言えるでしょう。ただ再生医療は、一般的な病院等で受けることはできません。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療専門院で多くの症例を有しています。治療等のご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。 この記事がご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.06.27 -
- ひざ関節
- 再生治療
膝の痛みで困っている保育士はサポーターを上手に使おう! 保育士さんで膝の痛みに悩んでいる保育士さんはいませんか?もし、保育士の仕事をしていて膝の痛みに悩んでいるなら、サポーターを使うのがおススメです。 膝の痛みは、サポーターを上手に使用すれば軽くなる 膝の痛みが強い場合は、本当は安静にして膝への負担を軽くしておきたいところですが、保育士の仕事は簡単に休みが取れる職種とはいえません。そんなとき簡単にできる対処方法にはこのようなものがあります。 簡単にできる膝の痛みへの対処方法 ・適度な運動をする ・市販の湿布や塗り薬を使う ・運動の際には負担軽減のためのサポーターをする ・適正体重を保つ ・負担軽減の靴を履く・・・など よくスポーツ選手がサポーターをして肘や膝をかばっている姿を見かけます。 サポーターはつけることで関節を安定化し、関節にかかる負担を軽減するものです。さまざまな種類のものがあります。子供を抱っこするなど、負担がかかる部分にサポーターをつけることで、膝の痛みを緩和できる場合があります。 しかし、誤った付け方をしてしまうと、せっかく楽にしてくれるはずのサポーターがかえって血流の悪化などにつながる場合もあるのです。 何事も自己流はよくありませんから、痛みがあるときにはまずは専門医へ相談することを お勧めします。 保育士さんが悩む膝の痛みは何が原因なのか? 膝の関節の表面は、多くの水分が含まれている軟骨で覆われています。この軟骨が歩行時の衝撃をやわらげたり、関節の動きを助けてくれる、つまりクッション材のような働きをしてくれています。 しかし、何度も膝を酷使するような動きや体重増加などで膝にかかる負担が増すと、軟骨がすり減って関節に炎症を起こし、歩行時に強い痛みを感じたり、関節内に水が溜まり腫れて曲がりにくくなったりします。 また、この膝の変性は、女性の方が発症する割合が多くその原因は更年期の症状の1つで、エストロゲンの減少によって、関節を支えている軟骨や筋肉の衰え、関節内の水分減少や血液循環が悪化することでも起こりえます。 保育士さんは子供と向き合う仕事です。まだ小さな赤ちゃんから大きな子供までを相手にし、時には抱っこやおんぶであやしたり子供たちと一緒に走り回ったりと、体が資本のお仕事ですから膝を悪くしやすいのも頷けます。 主な膝の症状 ・立ち上がる時に膝が痛い ・歩行時や階段時に膝が痛い ・正座ができない ・膝が完全に伸びない ・膝に水が溜まる・・・など 変形性膝関節症の新しい治療法、再生医療のメリットとは つらい痛みを我慢しヒアルロン酸治療や内服治療をしていても、変形性膝関節症の場合、膝関節が極限まですり減ってしまうと従来は“人工関節”を入れる手術をして対応していました。 すり減った関節の代わりに人工の関節を入れることで、痛みの軽減をするというものになります。しかし、メスを入れる手術、やはり気になるのは傷跡が残ってしまうことではないでしょうか。 そこで、現在は“再生医療”という新しい選択肢があります。自分自身の細胞で軟骨損傷を修復し、症状の進行を遅らせることで痛みの改善といった効果を期待できるのです。 さらに自分自身の細胞ということで、異物によるアレルギー反応のリスクは軽減されます。 まとめ・膝の痛みで困っている保育士はサポーターを上手に使おう! 医療技術が進み、自分の細胞を使うという安全安心な治療が研究されてきました。再生医療は今や薬や手術でできなかった、あなたの細胞レベルでの修復を期待できるものなのです。 保育士は今の社会になくてはならないお仕事だからこそ、サポーターでもよくならない膝の痛みは我慢せずに、あなたに合った治療方法を見つけましょう。以上、膝の痛みで困っている保育士はサポーターを上手に使おう!と題して記載いたしました。参考になればと思います。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼参考
2020.06.26 -
- 再生治療
正座をした際、足首が痛くなったことがある人は多いでしょう。実は正座で頻繁に足首が痛くなる人は、注意が必要です。 痛みの原因によっては、医療的な対応が必要な可能性があります。 本記事では、正座をすると足首が痛くなる原因と有効なストレッチについて紹介します。足首の痛みを和らげ、健康的に過ごしたい方は参考にしてください。 正座をすると足首が痛い原因 正座をすると足首が痛くなる原因は、足に負担がかかるという単純な理由だけではありません。一般的に考えられる原因は以下の4つです。 ・足首が硬い ・骨や組織が変形している ・怪我の後遺症として残っている ・足関節滑液包炎 原因によっては医療機関の受診が必要なケースもあります。それぞれ詳しく解説していくので、心当たりがないか慎重に確かめてください。 原因1.足首が硬い 足首の関節は動かさないと徐々に硬くなっていきます。原因は運動する機会が減っていることです。 現代では正座をする頻度も減っており、足首を使う機会が減っている点も原因の1つです。関節周囲組織の柔軟性が乏しい状態で大きく動かすと、刺激が痛みとして感じられる場合があります。 怪我や病気の心当たりがない人は、まずは運動不足により関節が固くなっていないか確認してみましょう。 原因2.骨や組織が変形している 足に負担がかかる靴を履くと、足首にストレスがかかって骨の変形を引き起こします。たとえば、ハイヒールを長時間履くと足のバランスが崩れて靭帯にストレスを与えてしまいます。 靴を選ぶ際は、足首に負担のない靴を選ぶようにしましょう。他にも、年齢に伴うホルモンの変化によって骨の変形が引き起こされる可能性があります。 原因3.怪我の後遺症として残っている 過去に一度でも足首に怪我をした経験がある人は、後遺症による痛みの可能性があります。たとえば、捻挫で足首を損傷し、後から痛みとなって出てくるなどです。 年齢を重ねていくと、より足首周辺の骨や関節などに変形が起こりやすくなり、結果的に足首に負担がかかりやすくなります。 正座するときに痛みが出やすい人は、過去に怪我をしたことがないか思い返してみましょう。 原因4.足関節滑液包炎 仕事中に正座が多い人は「足関節滑液包炎」の可能性が考えられます。 足関節滑液包炎とは、滑液包と呼ばれる足首の前方にある関節の周りを包んで保護している部分が強い圧迫や摩擦を受けて炎症が起き、痛みが生じる疾患です。 また、炎症の際に滑液包内にある滑液が過剰分泌して滑液が溜まり、コブのように腫れる場合があります。 正座は足首の前方部分に強い圧迫や摩擦を受ける動作のため、足関節滑液包炎になりやすいです。とくに正座をする機会が多い職業に勤めている方は注意が必要です。 正座による足首の痛みに有効なストレッチ 自宅でもできる足首の簡単なストレッチを紹介します。 ストレッチを行って、腓腹筋やヒラメ筋の柔軟性を向上しましょう。 ストレッチの際は、しっかりと踵を下げることを意識しましょう。膝を伸ばした状態と曲げた状態でそれぞれ行います。 つま先の方向を変えてストレッチを行っていくと、足首がより曲がりやすくなります。 痛みが出る場合は、ストレッチを無理に行わず、医療機関を受診してください。 正座をすると足首が痛くなる方からよくある質問 正座をすると足首が痛くなると悩んでいる方からの、よくある質問をまとめました。 答えを参考にしつつ、痛みを対処してください。 ・正座で足首が腫れるのはなぜ? ・捻挫後に正座で足首が痛い原因は? 正座で足首が腫れるのはなぜ? 正座を長時間すると、足首の外側に刺激が加わりやすくなります。長時間の刺激により、関節周囲にある滑液包からの分泌量が増えてしまい、腫れてしまう可能性があります。 足首の外側が腫れていると感じる場合は、足首に負担のかかる生活習慣を改善していきましょう。 捻挫後に正座で足首が痛い原因は? 捻挫をしたときに痛めやすい靭帯は、前距腓靱帯です。足の前についている靭帯のため、体重をかける・しゃがむと圧迫されて痛みが出やすくなります。 また正座をしたときに足首の前側が伸びるため、痛みを感じやすい人が多いです。 捻挫の痛みは放置すると後遺症となる可能性があるため、非常に危険です。捻挫の早期受診と適切な治療を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。 正座による慢性的な足首の痛みには再生医療が効果的 本記事では、正座による足首の痛みの原因とストレッチ方法について紹介しました。原因に心当たりのあり痛みが持続する場合は、医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。 また、近年は体にメスを入れる必要のない再生医療の選択も可能です。一般的な治療を受けても痛みが改善されない場合は、当院の再生医療による治療を検討してみませんか。 当院では来院前でも「メール相談」を受付けていますので、まずはご相談ください。
2020.06.25 -
- 変形性膝関節症
- 再生治療
膝の痛みに悩まされ、仕事を辞めようとお考えの方はいませんか?膝の痛みはあらゆる仕事で起こりうる悩みです。 そこで本記事では、退職にいたる膝痛の原因から対策まで紹介します。 仕事を辞める前に膝痛の解消を目指し、より良い日常生活を送りましょう。 退職にいたる膝痛の原因とは 膝の痛みを抱えながら仕事をするのは辛いものです。ときには、膝痛が原因で仕事を退職に追い込まれるケースもあります。 そこでこの項目では、退職にいたる膝痛の原因を紹介します。 膝への負担 理由のひとつとして、膝への負担が考えられます。床に膝をつく、重いものを運ぶなどの行動によって膝に負荷がかかるのです。 すると、膝の曲げ伸ばし時に痛みが生じます。さらに悪化すると痛みが常態化し、仕事をする上で支障をきたしてしまいます。 半月板損傷 半月板損傷は退職にいたる膝痛の主な原因です。 半月板は、大腿骨と脛骨をつなぎ、膝のクッション性や滑らかな動きに重要な役割を果たしています。 その半月板の損傷によって、膝に痛みが生じます。 半月板損傷は、スポーツによる動作が原因となるケースが多いですが、仕事による動作でも発症しうる疾患です。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は、軟骨のすり減りや膝にかかる負担によって引き起こされます。 初期症状は曲げ伸ばし時に違和感を覚える程度ですが、悪化すると日常生活もままならない痛みを発症します。したがって、初期段階の早期治療が大切です。 変形性膝関節症は年齢を問わず発症する疾患です。若いからといって慢心せず、膝に違和感を覚えたら医療機関を受診するよう心がけましょう。 膝痛で仕事を辞める前にできる対策 仕事を辞める前にできる膝痛の対策は以下の3つです。 ・サポーターの着用 ・薬物療法 ・運動療法 膝痛を根本的に解消させるには、医療機関の受診が基本です。医師の指示に従って本項目で紹介する対策を実施してみましょう。 サポーターの装着 膝の痛みに対して誰でも実施できる代表的な対策は、サポーターの装着です。 とくに、しゃがむ動作が多い仕事を行っている方には、曲げ伸ばしの補助を目的としたサポーターがおすすめです。 ただし、サポーターは膝への負担を軽減させるためのものです。装着したからといって完治できるわけではないことを覚えておきましょう。 薬物療法 主な薬物療法 ・内用薬 ・外用薬 ・ヒアルロン酸注射 ・ステロイド注射 痛み止めの服用や湿布で症状の緩和が期待できます。しかし、常に動いている仕事の場合は湿布がはがれてしまう可能性もあります。 そのようなケースでは、軟骨表面を保護するヒアルロン酸注射や、鎮痛効果のあるステロイド注射による治療も検討しましょう。 運動療法 運動療法は膝周りの筋力を強化し痛みの軽減を目指す療法です。自己判断でやみくもに運動するのではなく、医師に相談しながら最適な運動量や内容を決めてください。 筋肉の強化を目的とすることから、膝の痛みに対して根本的な解消につながる療法です。 膝の痛みがおさまらない場合は手術の可能性もある 痛みがどうしても治らない場合、医師から手術をすすめられることもあります。ただし、患者さんが希望しない限り手術は行えないため、今後の治療方法に関しては選択の余地があります。 そこでおすすめしたいのが、手術なしで完治を目指せる再生医療による治療です。自分の血液や脂肪を使うことから、アレルギー反応といったリスクを極限まで軽減できます。 手術のための長期休暇取得が難しい方や、体の一部を開いて行う手術そのものに抵抗がある方は再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。 膝痛で仕事を辞める前に再生医療を検討しよう 重いものを運ぶ、しゃがむことが多い仕事の膝痛はつきものです。 膝痛が原因で仕事を辞めなくてはならなくなる前に受診先の医師管理の下、サポーターや薬の服用、運動療法などを検討してみましょう。 また、手術に抵抗がある方には再生医療という選択肢もあります。興味のある方はお気軽に当院へお問い合わせください。
2020.06.24 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
- 再生治療
変形性膝関節症の保存療法とは?!どのような治療なのか? 変形性膝関節症の治療方法はいろいろありますが、大きく分けるとメスを使って手術を行う「手術療法」と、手術をおこなわない「保存療法」に分けることができます。多くのケースで、まずは保存療法がおこなわれて様子(症状の変化)を見ることになります。 今回は、変形性膝関節症の保存療法の内容について紹介します。 保存療法 ・薬物療法 ・装具療法 ・運動療法 変形性膝関節症に対する保存療法のうち「薬物療法」について 変形性膝関節症の保存療法の一つである薬物療法は薬物によって変形性膝関節症が根本的に治るというものではなく、膝関節の炎症を抑えて痛みを軽減するのを目的におこなわれます。 薬の種類は塗り薬や湿布などの外服薬、痛みが強い場合に用いられる内服薬、内服薬が服用できない場合に用いられる座薬などがあります。 また、膝関節の衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしているヒアルロン酸や、強い抗炎症作用によって強い痛みを抑えることができるステロイドを注射で患部に注入する方法もあります。 保存療法 ・薬物療法として ・塗り薬、湿布 ・内風薬(痛み止め) ・関節への注射(ヒアルロン酸) ・関節えの注射(ステロイド) 変形性膝関節症に対する保存療法の「装具療法」について 変形性膝関節症の保存療法の一つである装具療法とは、装具を使用して膝へ負担を減らしたり、不安定になった膝支持性を補強したりすることを目的とした治療方法です。 使用される装具は、足底に装着し、O脚を矯正して膝にかかる負担を減らす足底挿板や、安定性を高める支柱付きサポーター、膝への負担や痛みを軽減させるための杖などがあります。 変変形性膝関節症に対する保存療法の「運動療法」でお勧めの運動とは 変形性膝関節症の保存療法のなかでも特に大切になるのが運動療法です。 大腿四頭筋を鍛える運動やストレッチやウォーキングなどの運動を取り入れることによって血流が良くなり、痛みによって硬くなった筋肉を緩和させたり、膝関節周辺に筋力をつけることで膝関節への負担を軽減させたりすることが期待できます。 また、膝の動きが良くなる効果も期待できますし、運動をして減量することで膝への負担軽減にもつながるなど、いろいろな効果が期待できます。しかし、運動をやり過ぎたり、間違った方法で運動したりすると悪化させてしまうので、自己流で運動するのではなく、医師など専門家のアドバイスをもらいながら正しい方法で行いましょう。 まとめ・変形性膝関節症の保存療法とは?!どのような治療なのか? 変形性膝関節症の保存療法について紹介しました。従来では保存療法をおこない痛みを緩和させたり、進行を遅らせたりして、それでも改善できない場合は手術が検討されるというのが一般的でした。 しかし、現在では自分の脂肪から採取し培養した幹細胞によって軟骨の修復を促す再生医療という治療方法もあります。保存療法では変形性膝関節症のつらさが解決できないという人や、手術は避けたいという人は再生医療も検討してみることをおすすめします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2020.06.21