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- 再生治療
- 肝疾患
- 幹細胞治療
脂肪肝は肝臓に中性脂肪が過剰に蓄積した状態で、放置すると肝炎・肝硬変・肝がんへと進行するリスクもあります。 しかし、食事・運動・生活習慣を見直して対策することで、十分に改善が期待できます。 この記事では、肝脂肪に対する対策方法を解説しています。 脂肪肝と診断される数値の目安も紹介していますので、ご自身の数値や生活に不安のある方は、ぜひ最後までご覧ください。 脂肪肝の対策法を紹介!食事・運動・生活習慣の改善が大切 脂肪肝については、以下のような対策法があります。 食事改善 運動習慣 生活習慣 これらの対策を習慣づけることで、脂肪肝の発症リスクを抑えられる可能性があるため、参考にしてください。 【食事改善】糖質・脂質の摂り方を見直し、バランスの良い食事へ 脂肪肝は肝細胞に脂肪が異常に多く蓄積した状態で、脂質の大部分は中性脂肪のため、糖質や脂質など日常的に摂取する食事の見直しが必要です。 お菓子やジュースなどは糖質が多く、特に砂糖は消化・吸収がされやすいため、中性脂肪として肝臓にたまりやすくなります。 野菜や海藻類、キノコ類などの食物繊維は、腸からの糖質や脂質の吸収を遅らせる働きがあるため、積極的に摂取することが大切です。 また、納豆や牛乳、若鶏のささみなど、良質なたんぱく質を含む食品も摂取することで、バランスの良い食事を心がけましょう。 食事方法については以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 【運動習慣】有酸素運動と筋トレなどの運動を無理なく続ける 脂肪肝対策として、ウォーキングや自転車など有酸素運動や、筋トレなど、日常的に運動習慣を身につけることも大切です。 有酸素運動は体内の中性脂肪を燃焼するため、肝臓の脂肪が減りやすくなります。 また、筋肉を増やすことは基礎代謝が上がることで、脂肪が燃焼しやすくなります。 スクワットや腕立て伏せ、腹筋運動など、無理のない範囲内で継続することが大切です。 【生活習慣】禁酒・節酒と睡眠・ストレス管理も大切 食事の見直しや、継続的な運動習慣も重要ですが、お酒の過剰摂取や睡眠不足、ストレスなども脂肪肝のリスクが高くなります。 お酒の過剰摂取はアルコールを分解する過程で肝臓の働きが低下することにより、脂肪が溜まりやすくなります。 また、不眠症や睡眠の質が下がる睡眠時無呼吸症候群は脂肪肝のリスクが高くなる可能性があるため、注意が必要です。 食事の見直しや運動を習慣づけ、健康な身体を作り上げることで、ストレスの軽減にもつながります。 さらに、禁酒や節酒などお酒の量を見直すことも、脂肪肝を含む生活習慣病の予防・改善に効果的です。 脂肪肝と診断される数値の目安を正しく理解しよう 脂肪肝と診断された方や健康診断の結果を見て不安に思っている方は、血液検査の数値を正しく理解することが大切です。 健康診断(血液検査)の結果が手元にある場合は、リストに掲載されている項目の中から「AST」「ALT」という項目を探してください。 AST(GOT):基準値7~38IU/L ALT(GPT):基準値4~44IU/L 上記の数値を越えている場合、疑われる病気の1つとして「脂肪肝」が挙げられます。 ただし、数値の上昇はウイルス性肝炎や肝硬変、薬剤性肝障害など他の肝疾患の可能性もあるため、自己判断せず医師の診断を受けることが重要です。 また、脂肪肝とは直接関係しない数値ですが「BMI(体格指数)」という数値も重要な指標の一つです。 自分の数値を把握するためにも、以下の計算式を使って、現在のBMIを一度チェックしてみましょう。 BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)² 一般的に、BMIが25以上の場合は「肥満」※と判定され、脂肪肝のリスクが高まるといわれています。 ※参照:J-Stage「肥満と炎症」 脂肪肝が進行した場合は、再生医療も治療の選択肢の一つ 脂肪肝の状態をそのままにすると、「肝硬変」や「肝臓がん」といった状態に進行する可能性があり、場合によっては命に関わることもあります。 しかし、近年では再生医療という選択肢があり、再生医療は「幹細胞」を利用することで、脂肪が原因による肝機能低下の改善が期待できます。 治療効果には個人差がありますが、機能が低下した肝臓の回復を目指せるという点で、再生医療は検討に値する選択肢の一つと言えるでしょう。 【まとめ】脂肪肝は早めの対策が大切!まずは医師に相談して自分に合った治療法を始めよう 脂肪肝は血液検査の数値を参考にできますが、自覚症状は目立つものではなく、気づかないうちに症状が大きく進行している可能性があります。 定期的に健康診断を受けて、肝臓の数値を確認して、数値が気になる方は医師に相談するなど、早めの対策を行うことが大切です。 近年では、再生医療という治療法が選択肢としてあります。再生医療は自身の幹細胞を用いて肝臓機能を改善を目指し、再生を目指す治療法で、副作用や身体への負担も軽減される可能性があります。 自分に合った治療法を見つけるためにも、まずは医師に相談し、脂肪肝の症例や再生医療の詳細について知識を深めておきましょう。 以下のページも参考にしてみてください。
2020.07.18 -
- 再生治療
股関節の痛みは日常生活に支障をきたします。とくに足をあげる際に痛みを伴う場合は立ち上がる、歩く、階段を上るなどの日常的な動作がつらくなるでしょう。 足を上げると股関節が痛い場合は、変形性股関節症や大腿骨近位部の骨折、股関節の使いすぎなどが考えられます。 この記事では、股関節の痛みが起こるメカニズムや具体的な対処法について、わかりやすく解説します。 自分の痛みがどのような原因によるものかを一緒に確認してみましょう。 この記事を読むとわかること 股関節痛の症状 股関節の痛みが強い場合の対処方法 足を上げると股関節が痛いときの自分でできる対処法 股関節痛の症状 股関節は足の付け根を曲げたり、長い時間体重がかかると負担が大きくなります。 股関節痛の主な症状は下記の通りです。 股関節痛の主な症状 長時間立ったり歩いたりすると股関節に痛みを感じる 足の爪が切りにくい 靴下が履きにくくなる 足を上げると股関節が痛い原因 股関節が痛む原因を下記の表にまとめました。 病名など 原因 症状 特徴 変形性股関節症 股関節の軟骨部分のすり減り 長時間の歩行や立ち仕事の後に痛みを感じやすい 中高年の女性に多い 大腿骨近位部骨折 脚の付け根の部分が骨折 痛みのある方の足に体重をかけられないほどの痛み 高齢者は軽い転倒でも骨折する場合がある 股関節唇損傷 骨盤に大腿骨がはまっている部分の軟骨に傷ができる 股関節の痛み 変形性股関節症の前段階ともいわれる 股関節の使いすぎ 股関節に疲労がたまり炎症が起こる 股関節の違和感や痛み 股関節を酷使するスポーツをする方や姿勢が悪い方に多い 靭帯や筋肉の損傷 無理な体勢や事故によるストレス 股関節の違和感や痛み 事故にあった方やスポーツをする方は注意 それぞれ詳しくみていきましょう。 変形性股関節症 変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減り関節が変形する病気です。股関節の痛みや動かしづらさが主な症状で、とくに中高年の女性に多くみられます。原因は加齢による関節軟骨のすりへり、肥満による関節への負担、うまれつきや事故などの外傷です。 初期には長時間の歩行や立ち仕事の後に痛みを感じやすくなり、進行すると安静時や就寝時にも痛みが現れます。もっとひどくなると、しゃがんだり、足を大きく開いたりなどの動作ができません。 症状が軽い場合は運動療法や生活習慣の改善、痛み止めの内服など保存療法が中心ですが、重度の場合は人工関節を入れる手術をおこないます。 予防には適度な運動が効果的ですが、股関節に大きな負担をかけないように心がけてください。 大腿骨近位部骨折 大腿骨近位部骨折は、脚の付け根の部分に発生する骨折です。 骨粗しょう症が原因で骨が弱くなっている高齢者に多く、転倒や軽い衝撃でも簡単に骨折しかねません。若い人はスポーツや事故などで骨折するケースもあります。股関節を構成している大腿骨は、身体のバランスや歩行にとって重要な役割を担っているだけに生活に大きく影響しかねません。 症状は、股関節周辺の強い痛みです。痛みのある方の足に体重をかけられず歩行困難になります。基本的には手術が必要なため、歩くのも困難な場合は早急に医療機関を受診しましょう。 股関節唇損傷 股関節唇(こかんせつしん)損傷は、骨盤に大腿骨がはまっている部分の軟骨に傷ができる状態をいいます。大腿骨の上の方は丸い頭のような形で、股関節唇(軟骨)が覆っています。 股関節唇は関節のクッションの役割をしていて、大腿骨と骨盤を衝撃から守っています。そのため、股関節唇に損傷ができると痛みが出たり、股関節が安定しません。 変形性股関節症の前段階ともいわれています。 股関節の使いすぎ スポーツなどで股関節にストレスがかかる状態が続くと、股関節に疲労がたまり炎症を起こします。股関節はすべてのスポーツでよく使用する関節であり、継続的に負担のかかりやすい場所です。股関節に違和感をおぼえたら休息をとりましょう。 正しい姿勢でない場合にも股関節に余分な負荷がかかるため、痛みが生じます。正しい姿勢を意識して過ごしましょう。 靭帯や筋肉の損傷 股関節の周りには大きな靭帯や筋肉があります。無理な体勢で負荷がかかったり、事故などで強い力が加わると靭帯や筋肉の損傷につながります。 運動の前はかならずストレッチしましょう。ストレッチを行わずに運動してしまうと、靭帯や筋肉の損傷を起こし、痛みにつながってしまいます。 股関節の痛みが強い場合は早急に医療機関へ 地面に足がつけられないほどの強い痛みや、熱をもっていたり腫れていたりする場合は早めに医療機関を受診しましょう。 手術など医療的なケアが必要な可能性があります。 医療機関で行う検査 足を上げると股関節が痛む場合は整形外科の受診がおすすめです。 整形外科で行う検査 レントゲン 超音波 MRI 股関節は筋肉に囲まれた深い場所に位置しているため、水のたまり具合や腫れを触って確認できません。レントゲンで判断できない場合は超音波やMRIで詳しく検査します。 医療機関の治療 足を上げると股関節が痛む場合の治療法は症状によって異なります。 主な治療方法を下記の表にまとめました。 症状 治療法 変形性股関節症 水泳などの運動 装具の使用 患部を温める 湿布や軟膏で炎症を抑える 手術 大腿骨近位部骨折 人工関節や自分の骨を接合する手術 股関節唇損傷 安静 ステロイド注射 手術で損傷した部位を修復 また、上記以外の治療法として再生医療があります。再生医療は、幹細胞を活用して損傷した軟骨や組織を修復・再生し、痛みや機能障害を改善する治療法です。手術を回避できる可能性が高く、体へ大きな負担をかけずに治療ができます。 足を上げると股関節が痛いときの対処法 股関節が痛いと日常生活に大きく影響します。 痛みが強いときは受診するのが一番ですが、自分でできる対処法について解説します。 自分でできる対処法.1 股関節周囲の筋肉を強化する 股関節周囲の筋肉を鍛えると支える力が大きくなるため関節の負担も減り、痛みの緩和が期待できます。 おすすめのトレーニングを紹介しますので、無理のない範囲で試してみてください。 外旋筋群のトレーニング ※画像あります 外旋筋群のトレーニング手順 1.横を向いて寝転ぶ 2.両膝を90度に曲げ体を安定させ、かかとを付ける 3.股関節を45度開く 4.股関節を閉じる ※3と4を繰り返す おしりの深い部分にある筋肉を鍛えるトレーニングです。骨盤の下方と股関節をつなぐ役割をしています。 膝の力で行うと太もものトレーニングになるので、脚の付け根から動かすイメージで行いましょう。 また、骨盤が後ろに倒れないようにすると効果的です。 中殿筋と小殿筋のトレーニング 中殿筋と小殿筋のトレーニング手順 1.横になる 2.下の脚を少し曲げる 3.上の足は後ろ側へ上げる 中殿筋と小殿筋も骨盤と股関節をつなぐ役割を果たしています。 膝を伸ばすと、さらに効率よくトレーニングできます。 自分でできる対処法.2 トイレは洋式、正座ではなく椅子に座る 股関節を大きく屈曲する必要のある和式トイレや正座などの行動は、股関節への負担が増します。 負担軽減のために、洋式トイレや椅子を使用するようにしましょう。 自分でできる対処法.3 水中で運動する 水中は浮力が生じるため関節の負担も少なくなります。股関節周囲の筋肉強化のためにプール内での歩行なども効果的です。 自分でできる対処法.4 体を冷やさない 体が冷えると血流が悪くなり筋肉がかたくなります。股関節の可動域が狭くなったり痛みがでたりなど、ケガをしやすい状態になりかねません。具体的な温め方は下記の通りです。 股関節の温め方 ホットパックで15~20分温める カイロを股関節の前後に貼る 40度前後のお湯に15分程度浸かる 軽いストレッチを行う とくに、入浴は全身の筋肉が温まり血行が促進されるのでおすすめです。 まとめ 股関節の痛みは、放置していると日常生活に影響を及ぼす可能性があります。 痛みの原因を理解し適切な対処をすれば、症状の改善や予防が可能です。すでに痛みが強い場合は、早急に専門医の診察を受けましょう。 当院では、再生医療を取り扱っています。再生医療は幹細胞を用いて損傷した軟骨や組織を修復・再生し、痛みや機能の改善を目指す先進的な治療法です。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
2020.07.16 -
- 再生治療
腱鞘炎は慢性化すると日常生活にも大きな影響を与えるだけでなく、慢性化によって痛みが治まらず、痛み以外の症状も発生する恐れがある疾患です。 腱鞘炎がなかなか治らず、自分の症状が慢性化しているために、どうすれば治るのか気になる人もいるでしょう。 そこで本記事では、慢性化した腱鞘炎の治療法や腱鞘炎の症状、痛みが治まらない理由について解説します。 腱鞘炎の原因 腱鞘炎の原因は主に3つ考えられ、多くの場合、指や手首への負担が原因になります。 長時間のスマホ・パソコン スポーツ 女性ホルモンの関係 長時間にわたるスマホの操作やパソコンのタイピングが原因で、指や腱に負荷がかかり腱鞘炎になる可能性があります。 スマホやパソコンを長時間使う場合は1時間ごとに10分くらいの休憩を取り、首や手首、指を休ませると良いでしょう。また、スマホは親指だけでの操作を避けましょう。 テニスや野球などのスポーツは、握る、投げる、打つ動作が多く、手首や指に負担をかけます。痛みが治まらずに続く場合は、早期に病院を受診してください。 また、他にも女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」が腱の滑りやすさに関係しています。 妊娠・出産期と更年期は「エストロゲン」が減少します。エストロゲンは腱や関節を滑らかに保つ作用があるため、腱が炎症を起こす要因になる場合があります。 腱鞘炎の症状 腱鞘炎の症状について解説します。腱鞘炎の症状は、主に以下の2つが知られています。 ばね指(弾発指) ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎) 2つの症状について、詳しく解説します。 ばね指(弾発指) 指の酷使で指に炎症が起き、腱鞘が厚くなることで曲げ伸ばしの際に痛みが生じたり、引っかかったりする腱鞘炎です。 悪化すると関節が硬くなり、指が動かしにくくなります。 指を動かす際にカクッと外れることがあります。 ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎) ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)は、親指を伸ばす働きがある腱が炎症を起こし、痛みが生じる腱鞘炎です。 親指を動かす際に付け根に痛みが生じます。 ドケルバン病が悪化すると、物をつかむ、持ち上げるなどの動作が困難になるほか、ばね指を併発するおそれがあります。 また、腱鞘にガングリオンというしこりができる場合があります。 ガングリオンは良性の腫瘍ですので放置しても問題ありませんが、違和感やしびれ、痛みがある場合は治療が必要です。 腱鞘炎が慢性化するのは安静にできないから 腱鞘炎は安静にすることが大切です。 安静にできずに放置し、手指の酷使を続けると慢性化してしまいます。 もし手や指の腱に痛みや違和感があったら、まずは安静にして様子を見てください。腱鞘炎の慢性化のほとんどは手指の酷使が原因です。 どうしても痛みが取れない、動かしにくいなどの症状がある場合は病院を受診しましょう。 慢性化した腱鞘炎を治療する方法 慢性化してしまった腱鞘炎を治療する方法は3つあります。 保存療法 手術療法 再生医療 それぞれの方法について詳しく紹介します。どの治療を受けるのか、こちらを参考に検討してはいかがでしょうか。 保存療法 保存療法には、具体的に以下の方法があります。 テーピングやサポーター アイシング 薬で痛みを抑える アイシングや温熱療法 ストレッチ 痛みが少ない場合には、テーピングをするケースが多いです。テーピングやサポーターは湿布との併用がより効果的です。 痛みが強い場合には、ステロイド注射が有効です。注射は即効性があり、すぐに痛みが和らぐことが利点の一つです。 手術療法 再発を繰り返す場合には、手術療法を検討してください。 腱鞘炎に対する手術は腱鞘切開術が行われることが多いです。 腱鞘を切り開くことで引っかかっていた腱がスムーズに動くようになります。 手術は日帰りででき、15分ほどで終わります。 手術前に指の動きが硬くなっていて、術後もうまく動かせるようになっていない場合はリハビリが必要です。 再生医療 治療を受けても効果が見られない場合、再生医療の選択肢もあります。また、切開を伴う手術をしたくない方にも再生医療がおすすめです。 再生医療は患者様自身の細胞・組織を使うため、従来の手術に比べて拒否反応が起こる可能性が低く安全な治療法として知られています。 再生医療は腱鞘炎だけでなく、あらゆる疾患に対して効果が期待できます。 【まとめ】腱鞘炎が慢性化して痛みが治まらない場合は再生医療をご検討ください 腱鞘炎が慢性化すると、日常生活にも大きな影響を及ぼします。 指や手首に違和感があった場合は、安静にして様子を見ましょう。そのまま酷使を続けると慢性化してしまいます。 初期の腱鞘炎の場合はアイシングやサポーター、湿布で改善されますが、重症化すると手術が必要になる場合があります。 手術を避けつつも慢性化した腱鞘炎を改善していきたい方は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。 当院では患者様に合わせてカスタマイズされたアプローチを採用しており、痛みや症状に合わせた適切な治療だけでなく、リハビリテーションも提供しています。 当クリニックでは無料相談も行っておりますので、再生医療を検討している方は当院にご相談ください。
2020.07.13 -
- 再生治療
人工股関節に置換えても保育士として働きたい!生活上の注意点を解説! 人工股関節に置換すると生活での動作が制限されてしまいます。関節置換を行っても保育士として働き続けるためには、どのようなことに気を付ける必要があるのでしょうか? 保育士が人工股関節に置換する必要があるのはどんな場合? 保育士の仕事は立ったり座ったりの動作が多くなります。「関節置換を行うのは高齢の人」という印象をもっている方も多いですが、若い年齢層でも、保育士などの職業についている人で、人工関節置換を余儀なくさせる方がいます。 先天性股関節脱臼を患っている方は、若くして変形性股関節症となることがあり手術療法を選ぶしかない状況になることもあります。 この動作をすると脱臼の可能性あり!生活での注意点は? 人工関節は、本来人間が持っている関節に近しいものになっていますがすべての動作に対応するのは難しく、一定の動作で脱臼を起こしてしまう可能性があります。 保育士で人工股関節に置換した場合、子どもを相手に仕事をするため、しゃがむなどの動作が必要となりますが、どのようなことに注意すればよいのでしょうか? ①正座のように股関節を深く曲げない 子どもの話を聞くときにしゃがんで目線を合わせるという姿勢が必要ですが、脱臼の危険性があるので椅子に座った状態で話すようにすることをおすすめします。 これは園にも相談して働き方を検討してもらうほうが、周囲の理解も得られるためよいでしょう。トンビ座り・横座りも避ける必要があります。 ②椅子に座った状態でも前かがみにならない これも同様の理由で脱臼の危険性があります。股関節を90度以上曲げないようにしましょう。 ③両手で重いものをもたない ④床拭きなどはしない など、気を付ける必要があります。ポイントは深くしゃがんだり、股関節を大きく曲げる必要なる行動を避けることです。それ以外の行動であれば日常生活でそう簡単に脱臼はしません。軽いスポーツも推奨されているので、子どもと遊ぶことも可能です。 まとめ・人工股関節に置換えても保育士として働きたい!生活上の注意点を解説! 変形股関節症などで若くして人工関節置換をうける方もいます。若い保育士のほかにも定年を迎えていない年齢であれば、うまく人工関節と付き合いながら仕事をする必要があります。 変形性股関節症のメジャーな治療法は人工置換や骨切り術ですが、近年再生医療で幹細胞を利用した治療もでてきています。自分の細胞を用いて軟骨の修復などを期待できる治療法です。 そのため、人工物を体内に留置する必要がないので、これから治療を受ける方は検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.07.12 -
- 再生治療
- 肝疾患
「肝臓の数値が高いときはどんな症状が出る?」 健康診断で肝臓の数値が高いことが判明するとどのような症状が出るのか、病気ではないか不安な方も多いのではないでしょうか。 本記事では、肝臓の数値が高いときに現れる症状や考えられる疾患について、わかりやすく解説します。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、肝硬変をはじめとする肝臓疾患を患っている方向けに先端医療である再生医療に関する情報を配信しています。 従来の治療では治らないといわれている肝硬変の改善にも期待できる治療法なので、ぜひご参考ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 肝臓の数値が高いときに現れる症状 肝臓の数値が高いときに見られる症状は、以下のようなものが考えられます。 倦怠感 むくみ 食欲不振 吐き気 発熱 健康診断の結果に「肝臓の数値が高い」と出たときに思い当たる体調の変化や症状がない方も少なくありません。 肝機能が低下している状態でも初期段階で症状を自覚できず、血液検査を受けて発覚することがほとんどです。 ただの体調不良だと思っていても、肝機能が低下している可能性があるため注意しましょう。 https://youtu.be/ZcBK2hb48bo?si=GCQXAq9hUM-jXwmM 肝臓の数値が高いときに考えられる肝疾患 肝臓の数値が高い場合、考えられるのは以下の主な肝疾患です。 急性肝炎 慢性肝疾患 脂肪肝 肝硬変 肝臓は、病気になっても自覚症状がなかなか出ないことが特徴で、検査を受けて見つかることが多いです。 肝臓の異常を知るには血液検査が有効で、肝臓に関する数値も調べ、数値が上がっていれば肝臓の病気を疑いましょう。 以下では、肝臓の数値が高いときに考えられる肝疾患について、それぞれ詳しく解説します。 急性肝炎 急性肝炎はウイルス感染や免疫異常、薬の副作用などが原因で起こる炎症です。 ほとんどは自然に治りますが、1~2%ほどは重症化して急性肝不全になることがあります。 血液検査が有効なので、早めの検査がおすすめです。 慢性肝疾患 肝臓の炎症が6カ月以上続いている状態を、慢性肝疾患といいます。 慢性肝疾患の多くがB型肝炎とC型肝炎で、肝硬変や肝がんなどの重大な肝臓疾患につながる可能性があります。 早期に発見して、肝硬変や肝がんへと進行する前に治療を始めましょう。 脂肪肝 脂肪肝とは肝臓の肝細胞に中性脂肪がたまっている状態のことで、飲み過ぎや運動不足、肥満や糖尿病が原因で起こります。 お酒の飲み過ぎが原因とイメージされがちですが、お酒を全く飲まない人でも発症のリスクは否定できません。 疲労感や肩こりなどを感じることがありますが、自覚症状がほとんどなく、進行すると肝硬変や肝がんのリスクが高まるため注意が必要です。 肝硬変 肝硬変は、ウイルスや過剰なアルコール摂取などさまざまな原因で肝炎を発症し、肝臓が繊維化して起こります。 肝障害が進行して肝細胞が破壊されると、身体が肝細胞を修復しようとする働きによって、コラーゲンである繊維が増えるのです。 肝臓に繊維が広がる状態を線維化といいます。 初期には自覚症状がほとんど見られませんが、徐々に黄疸やかゆみ、腹水や膨満感などの症状が出てきます。 肝臓の数値が高いときに受けた方が良い検査 肝臓の病気を見つけるためには、血液検査が有効です。 血液検査で肝臓の数値が高いときは「腹部超音波検査」や「腹部MRI」などの精密検査を受けた方が良いでしょう。 肝臓の数値を示す血液検査の項目と正常値は、以下の通りです。 血液検査の項目 正常値 AST(GOT) 13〜30U/L ALT(GPT) 10〜42U/L γGTP 13〜64U/L 総ビリルビン 0.4〜1.5mg/dL ALP 38〜113U/L ※出典:日本臨床検査医学会 ASTやALTは肝細胞に多く含まれていて、炎症などで肝細胞が壊れる際に血液中に流出するため、肝機能障害を起こしていると数値が上がります。 その他の数値も肝機能に異常がある場合に数値が上がるため、上記の正常値を超えている項目がある場合は注意が必要です。 早めに精密検査を受け、肝臓の数値が高い原因を見つけましょう。 肝臓の数値が高いときの対処法 肝臓の数値が高い場合、アルコールの摂取を控えたり、生活習慣を改善したりする対処方法があります。 アルコール摂取を控える 生活習慣を改善する 症状が初期であれば、対処法によって改善が期待できるため、ぜひ実践してみてください。 アルコール摂取を控える 肝臓の数値が高い場合、アルコールの摂取を控えることで肝機能低下の改善が期待できます。 特に初期段階の場合には効果が得られやすく、約1カ月アルコール摂取を控えれば、肝機能数値が基準範囲に改善※していきます。 ※出典:金沢医学大学 症状が進行して肝硬変を発症してしまうと、アルコール摂取を控えても肝機能が正常に戻らなくなります。 肝臓の数値が高い方は、すぐに禁酒することが望ましいです。 生活習慣を改善する 肝臓の数値が高い場合、食事や睡眠、適度な運動などの生活習慣を見直してみましょう。 食生活では、栄養バランスの悪い食事や朝食を食べなかったりすることで肝臓に負担がかかりやすいです。 無理のない範囲で栄養バランスを考え、1日3回食事を摂るようにしましょう。 また、適度な運動も肝機能の改善に有効で、ランニングなどの有酸素運動を取り入れるのがおすすめです。 今まで運動習慣がなかった方は、エレベーターなどを使わずに階段を利用するなど、日常生活の中でできることから始めてみましょう。 肝臓の数値が高く肝機能障害の場合は再生医療も選択肢の一つ 肝臓の数値が高く肝機能障害になった場合、再生医療による治療も選択肢の一つです。 再生医療とは、さまざまな組織に変化する幹細胞を用いて、損傷した肝臓を修復・再生させる医療技術のことです。 従来の治療では治らないといわれている肝硬変の改善につながる治療法として注目されています。 患者さまの細胞のみを使用するため、拒絶反応やアレルギーなどの副作用が少ない点も強みの一つです。 「肝臓の数値が高いのを改善したい」という方は、再生医療による治療を検討してみましょう。 【まとめ】肝臓の数値が高いと肝機能障害の可能性あり!早めに医療機関を受診しよう 肝臓の数値が高いと肝機能障害の可能性があるため、早期に医療機関を受診することが推奨されます。 肝炎や脂肪肝といった肝臓の病気は、自覚症状がないことが多く、健診や人間ドックで気づくことがほとんどです。 知らぬ間に肝臓疾患が進行し、肝硬変になってしまうと従来の治療では治せないといわれています。 しかし、近年の治療では、肝硬変をはじめとする肝臓疾患に対して再生医療による治療が注目されています。 「肝臓疾患を早く治したい」「肝硬変になってしまわないか不安」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックへお問い合わせください。
2020.07.10 -
- 再生治療
- 肝疾患
- 幹細胞治療
肝臓は再生能力が旺盛で、正常な肝臓の場合約70%を切除しても、3ヶ月程度で元の80%程度の大きさに戻る※とされています。 ※出典:大阪赤十字病院がん診療センター 肝疾患の治療法の1つに、肝臓を切除する方法もありますが、実は肝臓を再生できない病気もあります。 今回の記事では、肝臓の再生能力や肝疾患、再生医療による治療について詳しく解説します。 肝臓の再生能力や働きを確認し、適切な治療で肝疾患の症状を軽減しましょう。 肝臓の再生能力について|切除しても元に戻るって本当? 肝臓の働きや再生能力について紹介します。 正常な肝臓は70%を切除しても再生する場合がある 肝臓が再生するかは個々の病態による 肝臓の働き 肝臓は、人体最大の代謝機能をもつ臓器です。治療により肝臓の一部を切除した場合でも、大きさや肝機能が元に戻る可能性があります。 正常な肝臓は70%を切除しても再生する場合がある 正常な肝機能を持つ肝臓の場合は、約70%を切除しても再生する※場合があります。 個人差はありますが、正常な肝臓であれば重量は約3カ月で元の80%程度の大きさまで再生するといわれています。 ※出典:大阪赤十字病院がん診療センター しかし、肝疾患の種類や症状の進行度合いによっては、肝臓が再生しきらず、切除後より萎縮が進む場合もあります。 肝臓が再生するかは個々の病態による 切除後の肝臓が再生するかは個々の病態によるため、肝疾患の治療の際は医師と十分に相談しましょう。 肝臓が切除されると、肝細胞の肥大や細胞分裂によって元の大きさに戻り、肝機能も回復する※とされています。 ※出典:東京大学分子細胞生物学研究所 アルコールや脂肪・糖分の過剰摂取などの肝臓に負担がかかる生活習慣は、肝機能が低下するため、再生能力も低下する恐れがあります。 肝臓の働き 肝臓は、主に以下の4つの働きをもつ人体最大の臓器です。 私たちが口にした食べ物は胃や腸で消化・吸収され、残ったエネルギーは肝臓に蓄えられます。 アルコールや薬物などの有害物質は、肝臓で無害なものに解毒され、有害物質が体内に貯留しない仕組みになっています。 乱れた食生活やアルコールの過剰摂取は代謝異常を引き起こす可能性が高く、肝硬変や肝炎の原因になるため、日頃から生活習慣に注意することが大切です。 肝臓が再生しない疾患とは? 肝臓が再生しない疾患は、以下の3つです。 肝臓は7割まで切除しても再生する場合がありますが、機能や大きさが回復しないケースもあります。 肝疾患は症状の悪化や再発を引き起こしやすいため、発病しないように予防することが大切です。 肝硬変 肝臓が再生しない病気の1つに、肝硬変があります。 肝硬変は、脂肪肝や肝炎などの病気を原因に、肝臓が線維化し硬くなる疾患です。 肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、初期症状が現れにくい特徴があります。 肝硬変になると肝細胞の機能が低下するため、肝臓の再生能力も低下し、切除術による治療は困難です。 異変に気づいた時点で、医療機関を受診し、早期から治療を行いましょう。 慢性肝炎 慢性肝炎は、肝臓が再生しない病気の1つです。慢性肝炎とは6カ月以上肝臓に炎症が生じている状態で、主にB型肝炎やC型肝炎を原因に発症します。 初期は無症状のことが多く、違和感に気づいたときには慢性肝炎に進行しているケースが大半です。 慢性肝炎を治療せずに放置すると、肝硬変や肝がんを発症する恐れがあるため注意が必要です。 アルコール性肝炎 肝臓が再生しない病気に、アルコール性肝炎があります。 アルコール性肝炎は、長期間にわたるアルコールの過剰摂取が原因で発症する肝炎です。 アルコールは人体に有害な物質であり、摂取しすぎると解毒作用を担う肝臓へ大きな負担がかかります。 肝臓へ負担がかかった状態が長く続くと、肝硬変や肝がんの発症リスクを高める可能性があるため注意が必要です。 飲酒習慣がある方は、日頃からアルコールの摂取量に注意し、肝疾患のリスクを低減しましょう。 肝臓が再生しない疾患には「再生医療」という選択肢 肝臓の再生能力が低下し、手術による治療ができない場合は、再生医療をご検討ください。 再生医療は、患者様自身の幹細胞を利用して、損傷した組織の修復・再生を促す治療法です。 肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、初期は無症状の場合が多く、健診やほかの病気の検査で偶然肝疾患が見つかるケースが大半です。 肝硬変や肝炎などになると、肝臓の機能が低下し再生能力も低下するため、切除術による治療は難しくなります。 再生医療では、幹細胞が損傷した組織に変化する能力があるため、損なわれた肝機能を回復できる可能性があります。 肝疾患になり再生医療による治療を検討している方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 【まとめ】肝臓の再生能力は個人差や病態によって異なる 肝臓の再生能力には個人差があり、疾患や症状の程度によっても異なります。 再生が難しい肝疾患になってしまった場合は、病気の進行や症状の改善のために、再生医療による治療を受けるのも1つの選択肢です。 当院(リペアセルクリニック)の再生医療は、厚生労働省に受理された幹細胞治療を提供しています。 生活習慣に注意して肝疾患の進行を防ぐことが大切ですが、症状がなかなか改善せずにお困りの方は、再生医療をご検討ください。
2020.07.09 -
- ひざ関節
- 再生治療
膝に痛みを抱えながら仕事を続けるのはつらいものです。 膝が悪くても働きたいけれど、どんな仕事が適しているのか、またどんな動きや職業が膝に負担をかけるのか悩んでいないでしょうか。 この記事では、膝に負担の少ない仕事や、避けるべき動作について詳しく解説しています。また、膝の症状が進行した場合の治療方法についても紹介します。 この記事を読むと分かること 膝が悪くてもできる仕事 膝が痛む原因として考えられる疾患 膝の負担が大きい仕事、動作について 膝が痛いときの対処法、治療法について 膝が悪くてもできる仕事は? 膝が悪くても続けられる仕事には、膝への負担が少ない座り仕事をすると良いでしょう。 膝を酷使する動きが少ない仕事を選ぶと、変形性膝関節症や膝の痛みを抱えていても、無理なく働き続けられます。 膝が悪くてもできる仕事の例 デスクワーク コールセンター業務 在宅ワーク 膝の痛みを抱えたまま仕事を選ぶ際は、膝への負担が少ない職種を選びましょう。 膝に負担がかかる動き 体を動かす仕事をしていると、膝を痛めてもすぐに休めない方もいるかもしれません。膝の痛みを抱えたまま仕事をする場合は、下記の膝に負担がかかる動きをなるべく避けて働きましょう。 膝に負担がかかる動き しゃがむ、立ち上がる、座る動作を繰り返す 歩行中に急な方向転換する 長時間立ち続ける 重いものを運ぶ 膝が痛む原因は?考えられる疾患 膝が痛む原因として、下記の原因が考えられます。 変形性膝関節症 関節リウマチ 痛風 とくに仕事で膝を酷使している場合は、変形性膝関節症になるリスクが高いため、普段から膝の使い方に注意が必要です。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り関節が変形し、膝に痛みや腫れが生じる疾患です。 日常の動作で膝に強い負担をかけている、あるいは加齢や肥満などにより、軟骨が徐々にすり減っていきます。 軟骨がすり減ると、骨同士が直接こすれ合い、痛みや炎症が発生します。変形性膝関節症になってしまうと、膝の曲げ伸ばしが困難になり、生活に支障をきたすケースも少なくありません。 変形性膝関節症を予防するには、体重管理や膝に強い負担をかける動作を避けると良いでしょう。 関節リウマチ 関節リウマチは、自己免疫が関節の滑膜(かつまく)を攻撃し、炎症や腫れを引き起こす疾患です。 とくに膝を含む複数の関節に対して対称的に症状が現れるのが特徴で、女性に多く発症します。 関節のこわばりや痛み、腫れなどが主な症状です。関節リウマチが進行すると、膝の関節が破壊され、強い痛みや関節の変形が生じます。 治療には、炎症を抑える薬物療法や、関節の変形を防ぐためのリハビリを行います。 痛風 痛風は、体内に尿酸が蓄積し、関節に結晶が形成されて激しい痛みと腫れを引き起こす疾患です。 膝にも症状が現れ、発作的に強い痛みが生じます。 痛風の原因は高尿酸血症です。高プリン体の食品(レバー、魚卵、ビールなど)やアルコールの摂取、肥満やストレスも痛風のリスクを高めます。 治療には、尿酸値を下げる薬や、生活習慣の改善が推奨され、急性期の痛みには痛み止めが処方されます。 膝が悪い人が避けるべき仕事 膝が悪い人が避けるべき仕事として、負担が大きい動作を含む職種を紹介します。 大工や塗装業など立ち座りが多い仕事 歩行量が多い営業 利用者を抱える動作が多い看護師や介護士 立ちっぱなしが多いレジスタッフや接客業 膝の痛みを防ぐために転職を考えている場合は、参考にしてください。 大工や塗装業など立ち座りが多い仕事 大工や塗装業のように頻繁な立ち座りを必要とする仕事は、膝が悪い人には負担が大きくなります。 とくに重量物の持ち運びなどは膝への衝撃や圧力がかかるため、変形性膝関節症の方や膝痛を抱える人には不向きです。 また、不安定な姿勢を取りやすい作業環境では、膝の関節が不安定になり、関節の摩耗が進行するリスクも高まります。 膝への負担を避けるためには、膝のサポーターを利用するほか、作業時に無理のない姿勢を意識しましょう。 歩行量が多い営業 一日に多くの場所を歩き回る営業職は、膝が悪い人には負担が大きくおすすめできません。 長時間の歩行は膝に負担がかかり、膝関節の痛みや炎症を悪化させる原因となります。 とくに変形性膝関節症の場合は、膝を酷使することで進行を早めるリスクが高まります。 また、膝に不安があると外出先での移動がストレスになる場合もあります。移動が多い業務が避けられない場合は、定期的な休憩を取るほか、サポーターを着用して膝の負担を軽減しましょう。 利用者を抱える動作が多い看護師や介護士 看護師や介護士などは、膝にかなりの負担をかけるため、膝が悪い人は注意が必要です。 利用者の移乗や移動をサポートする際、体重を支えるために膝を曲げたり踏ん張ったりする必要があります。 膝に痛みを抱える方がこうした動作を繰り返すと、症状が悪化する恐れが高まります。 膝を保護するため、適切な介助技術や補助機器の利用など、膝への負担を軽減する工夫をしましょう。 立ち仕事が中心のレジスタッフや接客業 レジスタッフや接客業など、長時間の立ち仕事が多い職種も膝が悪い人は避けた方が良いでしょう。 立った状態で長時間を過ごすと、膝の痛みや腫れが悪化することがあります。 とくに変形性膝関節症の方は、膝の軟骨が摩耗しているため、立ち続けると症状が進行しやすくなります。 職場での対策として、休憩時間に座って膝を休めることや、クッション性のある靴を履くこと、膝サポーターを着用することが有効です。 どんな症状がでたら受診すれば良い? 変形性膝関節症や関節リウマチ、痛風などの疾患は、どれも膝の痛みが主な症状です。 立ち上がるときや歩行時、階段時に膝が痛い 正座をすることができない 膝が完全に伸びきらない、曲がってしまう 膝に水が溜まっている 症状がみられる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 膝が痛くても退職できない場合はどうすればいい? 膝に負担がかかる仕事から転職したいけど、すぐには退職できない、そんなときは下記の対策を試してください。 症状が強くなる動きを避ける 肥満体型の場合は減量する 適度に膝関節を動かす 痛み止めを適度に使用する 膝の負担を減らす工夫をして、症状の悪化を防ぎましょう。 症状が強くなる動きを避ける 体が痛みを発するのは、炎症が起きている部位を守るための防御反応でもあります。 重量物の運搬や、利用者の移動の介助など、負担が大きい作業を続けるのは膝にとって良くありません。 負担を減らすための配置換えや、受け持ちの担当を変えてもらえないか上司や同僚に相談してみましょう。 肥満体型の場合は減量する 体重が重いとそれだけで膝への負担も大きくなり、過剰な負荷が膝の疾患の原因になります。 肥満による膝への負担を減らすためには、食事や適度な運動で体重管理を行うことが大切です。 食事はサラダや汁物、白米などバランスの取れた献立を意識した選び方をしたり、お弁当を作るなどして栄養バランス良く食事を取りましょう。 適度に膝関節を動かす 痛みが生じる動作は避けるべきですが、ずっと動かさずにいると可動域が狭くなる、筋力低下などのデメリットもあります。 早歩きや走る動作は、膝関節症の程度によっては痛みの悪化を引き起こすので軽いウォーキングなどで、適度に膝関節を動かしましょう。 痛み止めを使用する 膝関節症の保存療法として鎮痛薬での痛みのコントロールも行われます。 痛みは「それ以上の動きは膝関節を悪化させてしまう」という体からのサインですが、我慢を続けるのは生活にも支障をきたすため良くありません。 市販薬で一時的に痛みを抑えるのも良いですが、なるべく医療機関を受診して症状に合わせた鎮痛薬を処方してもらいましょう。 保存療法でも治らない!悪化してきたときの治療法は? 保存療法として鎮痛薬の内服、運動療法、食事療法をしていたとしても、症状が悪化する可能性はあります。悪化すると、通常手術療法を検討します。 高齢であれば関節置換(人工の関節に置き換える)、50-60歳など比較的若い方の場合には高位脛骨骨切術(脛骨を切って調整)がメジャーです。 どちらの術式も全身麻酔で行うため、さまざまなリスクを負うのはもちろん、関節置換の場合は一定の運動は脱臼の原因となるため制限しなければなりません。 手術によるリスクを避けたい方には「再生医療」がおすすめです。 膝の再生医療では、自分の細胞で軟骨損傷を修復し症状の進行を遅らせ、痛みも改善するといった効果が期待できます。 再生医療は手術による体への負担が少なく、自分の細胞を使うため副作用も少ないのが特徴です。 膝が悪くてもできる仕事についてのまとめ 膝の痛みは日常生活の動作や仕事での負担によって、症状が悪化しやすくなります。 膝に負担をかけにくい仕事としてはデスクワークなどが適していますが、膝の負担を減らすためにすぐ転職するのは難しい方もいらっしゃるでしょう。 仕事を続ける場合は、膝の負担を減らすために職場で相談するほか、適度に痛み止めを使用するのも有効です。 ただし痛み止めなどのセルフケアは一時的にとどめて、早めに医療機関を受診し、専門医に見てもらいましょう。 膝の痛みが進行し、保存療法では改善が見込めない場合には、手術を含む治療も考慮する必要があります。 しかし手術には全身麻酔など、少なからずリスクがあります。リスクを避けて治療をしたい方には「再生医療」がおすすめです。 もし、再生医療での治療に興味がある場合、一般的なクリニックや病院では受けられないため、当院へお問い合わせください。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療専門クリニックです。 不明な点や質問があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。
2020.06.29 -
- ひざ関節
- 再生治療
変形性膝関節症の手術は、いつ受けるべきなのか、そのタイミングについて多くの患者さまが悩まれるポイントです。 痛みがあっても日常生活をなんとか送れている場合や、保存療法である程度の効果を感じている場合は、とくに判断が難しいものです。 本記事では、変形性膝関節症の手術のタイミングを判断するための3つの重要な基準と、手術前に確認すべきことを詳しく解説します。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性膝関節症を手術せずに治療できる可能性がある再生医療に関する情報を公開しています。 「手術をせずに治療したい」という方は、手術のタイミングを決める前に再生医療とはどのような治療かご覧ください。 変形性膝関節症の手術のタイミングを決める判断基準 変形性膝関節症の治療では、まず保存療法から始めるのが一般的ですが、手術を検討するべきタイミングは個人の症状や状態によって異なります。 主な判断基準には以下の3つがあります。 保存療法で改善が見られない 日常生活に支障が出ている 進行度がグレード3以上 これらの基準は互いに関連しており、どれか一つだけでなく、複数の要素を総合的に判断することが重要です。 保存療法で改善が見られない 変形性膝関節症の治療では、まず保存療法(薬物療法、理学療法、装具療法など)から始めるのが一般的です。 しかし、保存療法を6ヶ月程度継続しても痛みや炎症の症状に改善が見られない場合は、手術を検討するタイミングと言えます。 また、保存療法は症状を緩和することはできても根本的な治療ではありません。 十分な効果が得られない場合や、症状の再発を繰り返す場合には、より積極的な治療法として手術が選択肢となります。 医師と相談しながら、症状の経過と治療効果を評価することが大切です。 日常生活に支障が出ている 変形性膝関節症の痛みが日常生活に明らかな支障をきたしている場合は、手術を検討する重要な判断基準となります。 たとえば、歩行困難、階段の昇り降りができない、長時間立っていられない、夜間痛で睡眠が妨げられるなどの症状がある場合です。 これらの症状は生活の質を著しく低下させるだけでなく、膝関節の軟骨がさらに損傷し、骨自体にも悪影響を及ぼしている可能性があります。 症状が悪化する前に専門医に相談することをおすすめします。 進行度がグレード3以上 変形性膝関節症の進行度は、レントゲン画像に基づいて「グレード0〜4」の5段階で評価されます。 グレード3は関節の隙間が明らかに狭くなり、骨棘(こつきょく:骨の端に形成される突起)が顕著に見られる状態です。 この段階になると、軟骨のほとんどが摩耗しており、医師から手術を提案されるケースが増えます。 グレード4になると骨と骨が直接ぶつかる状態となり、痛みがさらに強くなります。 ただし、グレードのみで判断せず、痛みの程度や日常生活への影響も含めて総合的に判断することが重要です。 変形性膝関節症の手術前に確認すべきこと 変形性膝関節症の手術を受ける決断をされた場合、手術に向けて準備を進める前に、いくつかの重要な確認事項があります。 とくに以下の2点については、手術を受ける前に確認しておきましょう。 術後の日常生活への影響 合併症の可能性 これらは手術の種類や個人の状態によって大きく異なるため、自分の場合はどうなのか、具体的に確認しておくことが重要です。 それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。 術後の日常生活への影響 変形性膝関節症の手術を検討する際は、術後の日常生活にどのような影響があるのかを事前に確認しておきましょう。 手術の種類や個人の状態によって回復期間や制限は異なりますが、一般的には以下のような点に注意が必要です。 日常生活への影響 詳細 体重管理 体重の増加は膝への負担が増えるため注意 感染症対策 人工関節は感染に弱いため、手洗い・うがいの徹底や歯科疾患や水虫などの早期治療が必要 深く曲げる動作の制限 正座などの膝を深く曲げる動作は避ける 負担が大きい運動の回避 ウォーキングや水泳などの低負荷の運動を選ぶ 靴の選択 ヒールが低く幅広い、安定した靴を履く リハビリ期間の確保 術後1〜2ヶ月程度の継続的なリハビリが必要 これらの生活上の配慮を理解し、術後の生活環境を整えておくことで回復をスムーズに進め、人工関節の寿命を延ばせます。 合併症の可能性 どのような手術にも合併症のリスクは存在するため、変形性膝関節症の手術を受ける前に、起こりうる合併症について理解しておくことが大切です。 主に以下のような合併症が考えられます。 傷口の感染 血栓症(深部静脈血栓症や肺塞栓症) 神経や血管の損傷 関節の硬直(拘縮) とくに人工関節置換術では、人工関節のゆるみや脱臼、摩耗、アレルギー反応といった特有の合併症も考えられます。 年齢や持病によってもリスクは変わるため、個人の状態に応じた詳しい説明を医師から受け、メリットとリスクを十分に比較検討することが重要です。 変形性膝関節症の手術のメリット・デメリット 変形性膝関節症の手術を検討する際には、以下のメリットとデメリットの両方を理解してから判断することが大切です。 手術のメリット 手術のデメリット 手術には患者さまの状態を大きく改善する可能性がある一方で、リスクや回復期間の問題もあります。 ここではメリットとデメリットの両方を詳しく解説します。 手術のメリット 変形性膝関節症の手術には、症状や生活の質を大きく改善する以下のようなメリットがあります。 手術のメリット 詳細 痛みの大幅な緩和 傷んだ軟骨や骨を除去することで大幅な痛みの軽減が期待できる 関節機能の回復 変形した関節が修復または置換され、膝の動きが改善する 姿勢の改善 膝の変形が矯正され姿勢が良くなり、他の関節への過剰な負担が軽減される 生活の質の向上 痛みの軽減と可動域の改善により、生活の質が全体的に向上する 長期的な安定 人工関節置換術では、適切なケアを行えば10年以上安定した状態が維持できる 手術によって得られるこれらのメリットは、保存療法では得られない効果です。 手術のデメリット 一方で、手術には以下のようなデメリットやリスクも存在します。 手術のデメリット 詳細 感染症リスク 傷口から細菌が入り込み感染症を引き起こす可能性がある 回復期間の長さ 腫れや痛みがあり、リハビリが必要で、日常生活への完全復帰までには数ヶ月かかることがある 人工関節の摩耗と緩み 人工関節置換術では、時間の経過とともに緩みや摩耗が生じ、再手術が必要になる場合がある 活動制限の必要性 人工関節置換術後は、激しいスポーツや膝を深く曲げる動作を避けるなど、一定の活動制限が生じる 合併症の可能性 血栓症や神経損傷など、手術に伴う合併症のリスクがある これらのデメリットを理解した上で、自分の症状や生活スタイル、年齢などを考慮し、医師と十分に相談して手術を検討することが重要です。 変形性膝関節症の手術のタイミングによくある質問 変形性膝関節症の手術を検討する際に、多くの患者さまが抱える疑問にお答えします。 変形性膝関節症の手術後の入院期間は? 変形性膝関節症の手術の成功率は? 変形膝関節症を手術しないで治す方法はある? 手術のタイミングだけでなく、入院期間や成功率、さらには手術以外の選択肢について、専門的な観点から解説します。 変形性膝関節症の手術後の入院期間は? 人工関節全置換術の場合は通常2〜3週間程度の入院が必要です。 一方、関節鏡手術など負担の少ない手術では1週間程度、部分置換術では10日〜2週間程度が一般的です。 高齢の方や合併症がある場合はさらに長くなることもあります。 退院後も外来でのリハビリテーションが継続的に必要となるため、全体の治療期間を考慮した準備が大切です。 変形性膝関節症の手術の成功率は? 変形性膝関節症の手術の成功率は90%以上です。 手術を受けた患者さまは痛みの軽減と機能改善を実感できるケースが多いです。 とくに人工関節置換術は確立された手術法で、適切な症例選択と術後ケアがなされれば良好な結果が期待できます。 ただし「成功」の定義は患者さまごとに異なり、完全な痛みの消失を期待する方もいれば、日常生活の改善を重視する方もいます。 年齢や活動レベル、関節の状態なども成功率に影響するため、事前に医師と十分に相談し、納得した上で手術を受けることが大切です。 変形膝関節症を手術しないで治す方法はある? 変形性膝関節症を手術せずに治療する方法として、再生医療が注目されています。 再生医療では、主な治療法として幹細胞治療とPRP(多血小板血漿)療法があり、どちらも体への負担が小さいのが特徴です。 幹細胞治療:患者さまから採取・培養した幹細胞を患部に注入 PRP療法:患者さまの血液から採取し濃縮した、成長因子を含む液体を膝関節内に注入 手術をせずに変形性膝関節症の治療する方法をお探しの方は、当院「リペアセルクリニック」へお気軽にお問い合わせください。 再生医療についての詳細は、以下のページでご確認いただけます。 変形性膝関節症の手術のタイミングは3つの判断基準から医師と相談しよう 変形性膝関節症の手術のタイミングは、以下の3つの判断基準を総合的に考慮して決めることが重要です。 保存療法で改善が見られない 日常生活に支障が出ている 進行度がグレード3以上 手術には痛みの緩和や機能回復といった大きなメリットがある一方、回復期間や合併症などのデメリットもあります。 手術前には、術後の生活への影響や合併症の可能性をしっかり理解しておきましょう。 また、手術以外の選択肢として再生医療も注目されています。 ご自身の症状やライフスタイルに合わせて、医師と十分に相談した上で治療法を選択することをおすすめします。
2020.06.28 -
- 肘
- 再生治療
肘が痛い!肘を傷める保育士が多いその理由と対処法は? たくさんの小さな子供を相手する保育士の仕事は、肉体的にもハードな仕事になります。そんな保育士の仕事をしている人のなかには、肘が痛いという悩みを抱えている人がたくさんいるようです。 今回は、保育士で肘が痛い人が多い理由について紹介します。また、肘に痛みが発症するメカニズムや治療方法についても紹介します。 保育士で肘が痛い人に多い疾患「上腕骨外側上顆炎」とは その肘の痛みは上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)の可能性が高いです。難しい読み方ですよね。聞きなれない方も多いかと思います。 肘の外側の出っ張りの部分(上腕骨外側上顆)は、手首を動かしたり指を伸ばしたりする筋肉や関節と繋がっていますが、腕を酷使することでその筋肉や関節の付け根の部分(腱)に過度の負担がかかって炎症を起こしてしまうことがあります。この炎症によって肘が痛いという症状が発症します。 上腕骨外側上顆炎はテニス肘とも言われることがありますが、テニスをしている人だけではなく、保育士のように腕を酷使する職業の人なども発症する人が多いです。 保育士で肘が痛い人が多い原因 保育士のなかで肘が痛いという悩みを抱えている人が多い大きな原因となるのが、子供を抱っこすることが多いことです。 保育士は小さな子供を抱っこする機会が多く、その際に腕に負担がかかって肘が痛いという症状に悩まされる人が多いですが、特に0歳から2歳児を相手する場合は、毎日たくさんの子供を何度も抱っこすることになります。 小さな子供とはいえ5キロくらいの体重がある子供を何度も抱っこしていると、体に大きな負担となります。特に、腕には大きな負担がかかるため、腕を酷使する状態が続くことで肘を痛めてしまうケースが多いのです。 上腕骨外側上顆炎の治療方法について 保育士で肘が痛いという悩みを抱えている人のなかには、治療を受けずに痛みを我慢しながら仕事をしている人もいると思います。しかし、悪化すると改善するまでに期間が長くかかってしまったり、改善するのが難しくなったりしてしまうので早めに医療機関を受診して治療を受けるのがおすすめです。 医療機関での上腕骨外側上顆炎の治療は、軽い症状の場合は、飲み薬(非ステロイドの消炎鎮痛剤)や湿布などによって痛みを改善させます。また、急性で強烈な痛みが生じている場合は、ステロイド注射がおこなわれることもあります。 さらに、慢性化している場合は、レーザー治療や温熱療法、ストレッチといった理学療法がおこなわれるのが一般的です。こうした治療をおこなっても改善がみられず、症状が悪化していく場合は手術が検討されるケースもあります。 症状が軽い場合 飲み薬:非ステロイド系、消炎鎮痛剤 湿布 急性で痛みがひどい場合 ステロイド注射 慢性化 レーザー治療 温熱療法 シトレッチ どうしても改善しない場合 手術の可能性 まとめ・肘が痛い!肘を傷める保育士が多いその理由とその対処法は? 保育士の人で肘が痛いという症状に悩まされている人が多い理由について、また、保育士がなりやすい肘の痛みの原因である「上腕骨外側上顆炎」について紹介しました。 肘が痛いのを何とかするために治療を続けているけど改善しないという場合、手術をするしかないのかなと考える人もいるかもしれません。しかし、最近では再生医療という治療方法もあります。 再生医療には、外科的手術と比べて副作用のリスクが少なく、治療期間も短期間になるというメリットがあります。保育士で肘が痛い…、一般的な治療を受けても治らなくて困っているという人は、一度、再生医療による治療も検討してみてはいかがでしょうか。 以上、肘が痛い!肘を傷める保育士が多い理由とは?について記しました。ご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2020.06.28 -
- 再生治療
バレエの練習や本番中に股関節の違和感や痛みを感じたことがある方も多くいらっしゃるかと思います。 その痛みは、一時的な疲労ではなく、身体の使い方や関節への過度な負担が原因かもしれません。 特に中高生のバレリーナにとって、コンクールや発表会を控えた時期に痛みを抱えることは大きな不安材料となります。 本記事では、バレエにおける股関節痛の主な原因から・セルフチェック方法・予防・改善のためのケアをわかりやすく解説します。 正しい知識と対策を身につけることで、痛みと上手に向き合い、パフォーマンスを落とすことなく安全に踊り続けるための第一歩を踏み出しましょう。 また当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、バレエにおける股関節痛に不安を持つ方に向けて、再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 手術を回避し、いち早くバレエへ復帰したい方はぜひご確認ください。 バレエ中に股関節が痛くなる原因 バレエ中に股関節が痛くなる主な原因は、過度な外旋動作や脚を高く上げる動作によって、股関節の前面に過剰な負荷がかかるためです。 バレエでは「ターンアウト(外旋)」と呼ばれる動作を多用しますが、この動作は解剖学的に見て自然な可動域を超えることが多く、関節唇や軟骨に負担をかけることがあります。 特に、アラベスクやデヴロッペなど脚を高く持ち上げる振付では、大腿骨と骨盤の接触が強まり、股関節唇損傷のリスクが高まります。 また成長期のバレリーナでは骨格が未成熟なため、筋力不足や柔軟性の過不足が痛みに直結しやすくなる場合も。 上記の症状はひどくなると手術療法が必要となることもあるため、早期発見が大切になってきます。 バレエによる股関節痛のセルフチェック方法 股関節の痛みを感じた際は、まず原因となる動作や部位を把握することが重要です。 具体的には、以下のチェックポイントを参考に、自分の身体の状態を確認しましょう。 痛みが出る動作は何か(例:アラセゴンドで脚を上げる、ターンアウト時) 痛む部位は前面か側面か、片側か両側か 練習後に痛みが強くなるのか、動作中に痛むのか 休養により痛みが軽減するか セルフチェックの結果、痛みが強い・継続する・可動域が明らかに低下しているなどの場合は、無理に練習を続けず、早期に医療機関を受診することが重要です。 バレエによる股関節痛におすすめのセルフケア&ストレッチ方法 股関節痛の予防・改善には、正しいセルフケアとストレッチが効果的です。 以下はおすすめのセルフケア方法なので、ぜひ参考にしてみてください。 大腿四頭筋と腸腰筋のストレッチ ↳股関節前面の緊張をほぐすことで、インピンジメントの予防につながる 中臀筋の活性化トレーニング ↳骨盤の安定性を高め、脚の動作時に股関節にかかる負担を軽減する フォームローラーによる筋膜リリース ↳筋膜の癒着を解消し、柔軟性を高めることで動作がスムーズになる 上記のケアは、練習前後に5〜10分程度実施するのが効果的です。 特に中高生の成長期においては、日々のルーティンとして取り入れることで怪我の予防にもつながります。 バレエで股関節に痛みがある場合の治療法 バレエで股関節に痛みがある場合、変形性股関節症・弾発股・股関節唇損傷で痛みが生じている際は手術療法が必要になるケースもあります。 保存療法も可能ですが、状態によってはすでに炎症や骨の摩耗が進行しており、手術療法一択となることも。 先天性股関節脱臼は、1歳未満であれば器具による矯正を行えますが、1歳以上では手術療法となります。 悪化してしまうと、手術以外の選択肢がなくなってしまうことになります。 手術は全身麻酔などリスクも高く、術式によっては動作の制限が必要になることもあるため、バレリーナにとっては避けたい状況です。 近年再生医療が発展してきており、幹細胞を使用した侵襲や副作用の少ない方法が確立されています。 従来の方法に加え、「再生医療」も治療の選択肢にいれて治療法を選ぶことで治療の幅が広がります。 痛みが続く場合に検討したい再生医療という選択肢 一般的な治療で改善が見られない場合、再生医療という選択肢も検討できます。 再生医療とは、自身の幹細胞や血小板を活用して、損傷した組織の回復を促す治療法です。 具体的には「PRP療法(多血小板血漿注入)」や「幹細胞治療」などがあり、特に再手術を避けたいアスリートや、長期間痛みに悩まされている方に活用されています。 リペアセルクリニックでは、股関節の軟骨損傷や炎症に対して、自己組織由来の細胞を用いた治療を実施しております。 再生医療は、手術に頼らず回復を目指す手段として注目を集めています。 バレエによる股関節痛は「原因を知る」ことが痛み改善の第一歩 バレエによる股関節の痛みは、適切な知識と対処法を知ることで改善が可能です。 原因を正確に把握し、それに応じたセルフケアや治療法を選択することで、痛みをコントロールしながら安全に練習を継続することができます。 特に中高生のバレリーナにとっては、将来のパフォーマンス向上と怪我の予防という両面から、早期の対策が重要です。 また、通常の保存療法や理学療法で改善が見られないケースでは、リペアセルクリニックが提供する再生医療という選択肢があります。 自分自身の幹細胞や血小板を利用した治療は、手術に頼らずに自然治癒力を高めるもので、成長期のダンサーや将来のパフォーマンスを考えるバレリーナにとって、身体への負担が少ない画期的な方法です。 リペアセルクリニックでは、個別の症例に応じたオーダーメイドの医療プランを提供しており、「練習を休まずに治療したい」「将来も踊り続けたい」と願うバレエダンサーにおすすめです。 丁寧な診療と専門的なカウンセリング体制により、初めて再生医療を受ける方でも安心して相談できます。 パフォーマンスを落とさずバレエを踊り続けるためにも、ぜひリペアセルクリニックの無料カウンセリングを検討してみてください。
2020.06.27 -
- 幹細胞治療
- 再生治療
- 肝疾患
「健康診断で肝機能の数値が悪いと言われた」「疲れやすくて肝臓が心配」という不安を抱えている方にとって、肝臓機能が回復するまでの期間についてが気になるポイントではないでしょうか。 結論から言えば、肝臓機能の回復にどのくらいかかるかは症状や状態、原因によって異なります。 脂肪肝、アルコール性肝炎、薬物性肝障害、慢性肝炎など、肝機能低下の原因はさまざまで、それぞれに適した対処が必要です。 さらに肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、症状が表に出にくいため、気づいたときにはすでに機能が低下していたというケースも少なくありません。 放置してしまうと、慢性化や肝硬変、さらには肝がんへと進行するリスクもあるため、早期の対応が重要です。 この記事では肝臓機能が回復するまでの期間や改善を目指す方法まで紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。 「どれくらいで治るのか」「今の状態は放っておいても大丈夫なのか」と気になっている方は、ぜひ参考にしてください。 また肝臓の状態を改善を目指すなら、再生医療も選択肢の一つになります。 詳しい症例や治療法については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、一度ご確認ください。 肝臓機能はどのくらいで回復する?【原因別の期間目安】 肝臓機能は症状や原因によって回復期間が異なります。 脂肪肝 アルコール性肝炎・肝障害 薬物性肝障害 ウイルス性肝炎・肝硬変 アルコール性肝硬変 症状によっては回復ではなく、症状の進行を抑制することが目的となる場合もあります。 原因別に回復期間の目安をチェックしましょう。 脂肪肝|生活習慣改善で約1〜3ヶ月が目安 脂肪肝の肝臓機能回復までの期間は、生活習慣を改善することで、約1~3ヶ月が目安とされています。 生活習慣の改善は、日常生活においてバランスのとれた食事、適度な運動、禁酒、十分な休養と睡眠が必要です。 とくに肥満は脂肪肝の主要な原因の一つであるため、適切な体重管理が不可欠です。 ただし、急激な減量は肝機能を悪化させる可能性があるため、医師の指導のもとで段階的に行いましょう。 脂肪肝の改善の程度や期間には個人差があるため、定期的な血液検査により肝機能の変化を確認しながら治療を進めることをおすすめします。 アルコール性肝炎・肝障害|禁酒後2週間〜1ヶ月 アルコール性肝炎や肝障害の回復期間について、軽度の症状であれば禁酒後約2週間〜1ヶ月で血液検査数値が正常化する場合があります。 アルコール性肝炎や肝障害の回復には、完全な禁酒が最も重要です。 軽度の場合は、禁酒の継続により2週間〜1ヶ月で肝機能検査値の改善がみられる場合があります。 一方、重度の肝障害では回復により長期間を要し、完全な回復が困難なこともあります。 禁酒の継続が困難な場合は、アルコール依存症の専門治療も検討しましょう。 薬物性肝障害|中止後、数週間から数か月程度 薬物性肝障害は、服用している薬物を中止してから数週間から数カ月程度で改善がみられます。 服用している薬の種類や服用期間、肝臓障害の度合いによって回復期間は異なるため注意が必要です。 代表的な薬の種類は、解熱消炎鎮痛薬、抗がん剤、抗真菌薬(水虫や真菌症の飲み薬)、漢方薬などがあります。 薬物性肝障害は発症のパターンが複数あり、服用量に比例して起こる場合(用量依存性)と、少量でも特定の体質の人に起こる場合(特異体質性)があります。 そのため、薬物による肝障害が疑われる場合は、服用している薬剤の種類や量に関わらず、速やかに処方医に相談し適切な対応を受けてください。 ウイルス性肝炎・肝硬変|回復ではなく進行抑制が目的 ウイルス性肝炎や肝硬変は発症すると回復することが難しくなるため、回復ではなく進行抑制が目的となります。 肝臓に負担をかける不規則な食生活や過度な飲酒、肥満体質などは症状が悪化する可能性があるため、早期改善が必要です。 抗ウイルス薬でウイルスの増殖を抑える治療法や、ウイルスの排除が難しい場合は内服薬や注射により進行を抑えます。 抗ウイルス薬によりウイルスの排除や増殖抑制を目指す治療を行いますが、完全排除が困難な場合には内服薬や注射薬により病気の進行を抑制します。 アルコール性肝硬変|回復ではなく延命管理が中心 アルコール性肝炎や肝障害は回復する見込みがありますが、アルコール性肝硬変は回復が困難となるため、延命管理が中心となります。 アルコール性肝硬変を発症すると、元の状態に戻ることはほとんどありません。 肝硬変の進行を大幅に遅らせるには、禁酒を徹底することが重要です。 また、栄養状態の改善や、腹水・黄疸といった肝硬変の合併症の管理も必要となります。 定期的な検査により肝がんの早期発見にも努め、可能な限り良好な生活を送ることを目指します。 肝機能回復に有効とされる基本的な治療法 肝機能回復に有効とされる基本的な治療法は以下のとおりです。 生活習慣の改善 薬物療法 再生医療 まずは生活習慣の改善が重要ですが、薬物療法や再生医療も詳しく解説していきますので、参考にしてください。 まずは生活習慣の改善|禁酒・食事・運動が基本 治療を行う前に、まずは禁酒、食生活の見直し、適度な運動が基本となります。 バランスの取れた食事 ビタミンやミネラルの摂取 食物繊維の摂取 禁酒 適度な運動 十分な睡眠 ストレス管理 肝機能障害の原因が脂肪肝であれば、ビタミンやミネラルを豊富に含んだ食事や食物繊維の摂取、適度な運動が必要です。 アルコール性肝炎であれば、禁酒・断酒、ウイルス性肝炎では飲み薬で治療を行います。 薬剤性の肝機能障害であれば、原因となっている薬やサプリメントを中止することで改善する可能性があります。 薬物療法 肝機能回復に有効とされる治療法として薬物療法があります。 肝庇護薬を用いた薬物療法の目的は、肝細胞の保護や肝機能の改善、肝炎の進行抑制です。 肝庇護薬には主にウルソデオキシコール酸やグリチルリチン製剤などの医薬品があり、補助的にオルニチンやシリマリンなどのサプリメントが用いられることもあります。 ほかにも、ウイルスを攻撃するインターフェロンやウイルスの増殖を抑える核酸アナログ製剤といった杭ウイルス療法もあります。 再生医療 肝機能回復には、再生医療という選択肢もあります。 再生医療の幹細胞治療では、患者さま自身の血液から幹細胞を採取し、培養後に点滴をします。 自己由来の幹細胞を使用するため、拒絶反応やアレルギーのリスクが低いのが特徴です。 詳しい症例や治療法についてはLINEでも紹介していますので、以下リンクよりご覧ください。/p> \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 【まとめ】肝機能の回復期間は原因と重症度によって変わる!原因に応じた対応をしよう 肝機能障害の治療法と回復期間は、原因や重症度によって大きく異なります。 軽度であれば禁酒や食事療法などの生活習慣改善により改善が期待できますが、進行した場合には薬物療法も併用します。 ただし、肝硬変まで進行すると元の状態に戻るのが難しくなるため、早期発見、早期治療が重要です。 肝機能障害には、薬物療法の他に再生医療という選択肢もあります。 肝機能に不安がある方や、現在の治療法について相談したい方は当院「リペアセルクリニック」のLINEまたは電話相談をご利用ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.06.27 -
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- 再生治療
膝の痛みで困っている保育士はサポーターを上手に使おう! 保育士さんで膝の痛みに悩んでいる保育士さんはいませんか?もし、保育士の仕事をしていて膝の痛みに悩んでいるなら、サポーターを使うのがおススメです。 膝の痛みは、サポーターを上手に使用すれば軽くなる 膝の痛みが強い場合は、本当は安静にして膝への負担を軽くしておきたいところですが、保育士の仕事は簡単に休みが取れる職種とはいえません。そんなとき簡単にできる対処方法にはこのようなものがあります。 簡単にできる膝の痛みへの対処方法 ・適度な運動をする ・市販の湿布や塗り薬を使う ・運動の際には負担軽減のためのサポーターをする ・適正体重を保つ ・負担軽減の靴を履く・・・など よくスポーツ選手がサポーターをして肘や膝をかばっている姿を見かけます。 サポーターはつけることで関節を安定化し、関節にかかる負担を軽減するものです。さまざまな種類のものがあります。子供を抱っこするなど、負担がかかる部分にサポーターをつけることで、膝の痛みを緩和できる場合があります。 しかし、誤った付け方をしてしまうと、せっかく楽にしてくれるはずのサポーターがかえって血流の悪化などにつながる場合もあるのです。 何事も自己流はよくありませんから、痛みがあるときにはまずは専門医へ相談することを お勧めします。 保育士さんが悩む膝の痛みは何が原因なのか? 膝の関節の表面は、多くの水分が含まれている軟骨で覆われています。この軟骨が歩行時の衝撃をやわらげたり、関節の動きを助けてくれる、つまりクッション材のような働きをしてくれています。 しかし、何度も膝を酷使するような動きや体重増加などで膝にかかる負担が増すと、軟骨がすり減って関節に炎症を起こし、歩行時に強い痛みを感じたり、関節内に水が溜まり腫れて曲がりにくくなったりします。 また、この膝の変性は、女性の方が発症する割合が多くその原因は更年期の症状の1つで、エストロゲンの減少によって、関節を支えている軟骨や筋肉の衰え、関節内の水分減少や血液循環が悪化することでも起こりえます。 保育士さんは子供と向き合う仕事です。まだ小さな赤ちゃんから大きな子供までを相手にし、時には抱っこやおんぶであやしたり子供たちと一緒に走り回ったりと、体が資本のお仕事ですから膝を悪くしやすいのも頷けます。 主な膝の症状 ・立ち上がる時に膝が痛い ・歩行時や階段時に膝が痛い ・正座ができない ・膝が完全に伸びない ・膝に水が溜まる・・・など 変形性膝関節症の新しい治療法、再生医療のメリットとは つらい痛みを我慢しヒアルロン酸治療や内服治療をしていても、変形性膝関節症の場合、膝関節が極限まですり減ってしまうと従来は“人工関節”を入れる手術をして対応していました。 すり減った関節の代わりに人工の関節を入れることで、痛みの軽減をするというものになります。しかし、メスを入れる手術、やはり気になるのは傷跡が残ってしまうことではないでしょうか。 そこで、現在は“再生医療”という新しい選択肢があります。自分自身の細胞で軟骨損傷を修復し、症状の進行を遅らせることで痛みの改善といった効果を期待できるのです。 さらに自分自身の細胞ということで、異物によるアレルギー反応のリスクは軽減されます。 まとめ・膝の痛みで困っている保育士はサポーターを上手に使おう! 医療技術が進み、自分の細胞を使うという安全安心な治療が研究されてきました。再生医療は今や薬や手術でできなかった、あなたの細胞レベルでの修復を期待できるものなのです。 保育士は今の社会になくてはならないお仕事だからこそ、サポーターでもよくならない膝の痛みは我慢せずに、あなたに合った治療方法を見つけましょう。以上、膝の痛みで困っている保育士はサポーターを上手に使おう!と題して記載いたしました。参考になればと思います。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼参考
2020.06.26