膝関節症で悩む看護師がそれ以上悪化させないために気を付けるべきこととは?
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膝関節症で悩む看護師がそれ以上悪化させないために気を付けるべきこととは?
看護師は出勤から退勤まで忙しく働き、1日中歩いている仕事であるのに加え、患者の移動介助なども行うため膝関節への負担が大きくかかります。
看護師自身が自分の身体に向き合う時間はなかなか確保できず、体調が悪くても休めない環境であることから、症状が強くでた時点での受診になってしまうこともあります。変形性膝関節症は高齢の方がなる印象だとは思いますが、看護師にも起こりうる疾患です。
看護師が膝関節症を悪化させないためには、普段の業務の中でどのようなことに注意をすれば良いのか確認していきましょう。
看護師にも多い膝関節症の原因はそもそも何?
膝の関節の表面は、多くの水分が含まれている軟骨で覆われています。歩行時の衝撃を和らげたり関節の動きを助ける働きがありますが、負担が増すと軟骨がすり減り関節が曲がりにくくなることがあります。
放っておくと半月板の組織を破壊してしまう可能性もあります。そのため、早めに対処することが必要です。
看護師の場合はボディメカニクスを活用した動きをしなかったり、ずっと歩いていることが負担となります。体重が重いことも軟骨がすり減る原因なので、看護師業務以外の部分も原因となり得ます。
どんな症状がでたら受診すれば良い?
膝関節症になってしまっている場合、「膝の痛み」が主な症状です。
これらのサインは見逃さず、看護師であっても速やかに受診をしましょう。
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膝関節症を悪化させず看護師として働き続けるため、気をつけたい4つのこと
注意はしていても膝関節症になってしまう可能性はあります。膝関節症のある看護師が気をつけるべき行動を一緒に確認しましょう。
① 症状が強くなる動きを避けるようにする身体が痛みを発するのは、炎症が起きている部位を守るための防御反応でもあります。 ② 肥満体型の場合は減量をする体重が重いとそれだけで膝への負担も大きくなり、肥満による過剰負荷が膝関節症となった直接的な原因の場合もあります。食事や適度な運動を行うことが大切です。 ③ 適度に膝関節を動かすようにする痛みが生じる動作は避けるべきですが、ずっと動かさずにいると可動域が狭くなる、筋力低下などのデメリットもあります。これは、普段の業務内での移動でまかなえているといえます。 ④ 痛み止めを適度に使用する膝関節症の保存療法として鎮痛薬での痛みのコントロールも行われます。痛みは「それ以上の動きは膝関節を悪化させてしまう」という身体からのサインですが、我慢を続けるのは生活にも支障をきたすため良くないです。 |
保存療法でも治らない!悪化してきたときの選択肢は?
保存療法として鎮痛薬の内服、運動療法、食事療法をしていたとしても悪化してくる可能性はあります。悪化すると別の治療が必要になりますが保存療法以外となると、通常手術療法です。
高齢であれば関節置換(人工の関節に置き換える)と、50-60歳など比較的若い方の場合には高位脛骨骨切術(脛骨を切って調整)がメジャーです。
どちらの術式も全身麻酔で行うため、さまざまなリスクを負うのはもちろん、関節置換の場合は一定の運動は脱臼の原因となるため制限しなければなりません。
実は、これらの治療法以外もあります。近年発展してきている「再生医療」です。
膝の再生医療では、自分の細胞で軟骨損傷を修復し症状の進行を遅らせ、痛みも改善するといった効果を期待できます。腹部から少量の脂肪をとるだけなので侵襲も少なく、自分の細胞を使うため副作用も少ないのが特徴です。
まとめ・膝関節症で悩む看護師がそれ以上悪化させないために気を付けるべきこととは?
患者さんのために看護を行う看護師ですが、看護師も人間です。自分の身体も守る必要があります。
業務を理由に無理をする方が多いですが、膝関節症が悪化していけば手術が必要になる看護師もいます。軽症のうちから治癒に向けて気をつけていきましょう。
もし、再生医療での治療に興味がある場合、一般的なクリニックや病院で受けることはできないため、当院へお問い合わせください。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療専門クリニックです。ご不明点やご質問など、ご遠慮なくお問い合わせください。
監修:リペアセルクリニック大阪院
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