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便秘が続くと風邪を引きやすくなるのは本当?その理由と対策を徹底解説

公開日: 2020.07.13
更新日: 2025.06.30

便秘が続くと免疫力が低下し、風邪を引きやすくなる可能性があります。

便秘になることで、免疫に深くかかわるとされる腸内に悪玉菌が増殖しやすい状態となり、腸内環境が悪化して免疫力が低下するのです。

この記事では便秘が続くと風邪を引きやすくなる理由と、対策や治療法を解説していきますので、参考にしてください。

また免疫力を高めるためには、免疫細胞療法という再生医療も選択肢の一つとして検討しましょう。

治療法や症例については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひご覧ください。

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【結論】便秘は免疫力を下げ、風邪を引きやすくする原因になる可能性がある

便秘は腸内の免疫力を下げ、風邪を引きやすくする原因になる可能性があります。

便秘は腸内環境を悪化させ、腸内環境のバランスが崩れることにより免疫力が低下することで、風邪などの感染症を引き起こす可能性があるためです。

体内の免疫細胞の約60%以上は腸に集中しているといわれており、便秘により腸内環境が悪化することで「悪玉菌」が増殖しやすい状態になります。腸内で有害物質が体内に吸収しやすい環境となることで免疫力が低下する可能性があります。

また、風邪薬の成分の中で、咳止め成分であるコデインリン酸塩水和物や、ジヒドロコデインリン酸塩は便秘となる可能性があります。

便秘改善で免疫力を高め、風邪を予防する方法

食生活の改善や、定期的な運動など、便秘を改善することで免疫力を高めて、風邪を予防する方法も必要で、以下の方法を心がけてください。

それぞれの予防法を解説するので、ぜひお試しください。

バランスの取れた食事を心がける

便秘を改善するためには、発酵食品や食物繊維などを摂取してバランスの取れた食事を心がけることが重要です。

腸は体に必要な栄養を吸収することで、細菌などの病原体を排除してくれるため、1日3食、とくに朝食は欠かさないようにしましょう。

腸内環境を整えるためには、ビフィズス菌や乳酸菌など善玉菌を含む、ヨーグルトや味噌などの発酵食品を摂ることが大切です。また、善玉菌を促進させる食物繊維が含まれる野菜や果物、海藻類も積極的に取り入れましょう。

起床時や日中、入浴前後、就寝前など食事以外の水分補給も欠かせません。

定期的な運動を取り入れる

便秘を改善するには、ウォーキングや体操、腹筋運動など軽い運動を定期的に行うことも重要です。

運動により体を動かすことで腸の働きを活発にし、腸の蠕動運動を促して便秘を改善できる可能性があります。

運動は規則的な生活リズムを促進し、毎日同じ時間に運動することで腸のリズムを整えるため、定期的な運動を心がけましょう。

自律神経のバランスを整えるなどストレスケアを行う

自律神経のバランスを整えてストレスケアを行い、腸の働きを活発化させることも便秘を改善するためには大切です。

ストレスがたまることにより交感神経が優位になる時間が長くなることや、生活習慣の乱れによる自律神経のバランスが崩れることにより、腸内運動がうまく働かなくなることがあるためです。

ウォーキングなどの軽い運動や、就寝前にアロマを焚いてリラックスし、副交感神経が優位になる時間を設けましょう。

また、朝日を浴びて自律神経を整えやすくするなど、ストレスケアを行うことで便秘の改善につながる可能性があります。

便秘が続く場合の治療法

便秘が続く場合の治療法は、以下の通りです。

保存的治療や外科的治療のほかにも、免疫力を高める再生医療も選択肢としてありますので、参考にしてください。

保存的治療(薬・漢方・整腸剤)

便秘が続く場合は市販の便秘薬や漢方薬、整腸剤などを使用する保存的治療法があります。

市販の便秘薬には腸を刺激して便を出しやすくする刺激性便秘薬と、便を柔らかくして排便を促進する非刺激性便秘薬の2種類に分けられます。

漢方薬は大黄甘草湯が代表的な漢方薬としてよく使用され、便秘に伴う腹痛や排便時の痛みを緩和します。

整腸剤は腸内環境を整える薬で、主成分は人間の腸由来の菌です。種類はビフィズス菌、乳酸菌、納豆菌、酪酸菌、糖化菌などがあります。

整腸剤には善玉菌を促進させる菌や、悪玉菌の増殖を抑制する菌が配合されているため、腸内環境が改善し、善玉菌優位となります。

ただし、自身で判断をせずに必ず医療機関の指示のもと、薬を服用するようにしましょう。

外科的治療

外科的治療は、生活習慣の改善や、保存的治療で改善がみられない場合に考慮される治療法です。

主に、器質性便排出障害と大腸通過遅延型便秘の症状が出た場合、外科的治療の対象となります。

また、他の疾患の可能性もあるため、便秘ではないかと不安に感じる方は以下のシートを参考にして、該当する項目があれば、医師の診断を受けましょう。

  • 3~4日便が出ないことがある
  • 下剤を使わないと軟便になることはまれである
  • おなかが痛くなったり、不快だったりする
  • お通じに血が混じることがある
  • お通じのときにいきみがある
  • お通じの後に残便感がある
  • 下腹部、肛門に詰まった感じがある
  • お通じの時に下腹部を押している
  • 便が出ないため指でかき出すことがある
  • 便が出ないため坐薬、浣腸を使うことがある

免疫力を高める免疫細胞療法も選択肢の一つ

生活習慣の改善や保存的治療などでも改善がみられない場合は、免疫細胞療法も選択肢の一つです

免疫細胞療法では血液から採取した免疫細胞を培養し、数を増やしてから体内に戻します。自身の血液を利用するため、感染症や副作用のリスクが低いのが特徴です。

がん予防を主な目的としていますが、免疫力は風邪のひきやすさや歯周病、便秘や下痢など、さまざまな面に影響を与えます。

免疫細胞療法の治療法について詳細は、以下の記事をご覧ください。

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【まとめ】便秘と免疫力の関係を理解し、風邪に負けない体づくりを始めよう

便秘が続くと腸内環境が悪化し、免疫力が低下する可能性があります。

その結果、風邪など感染症にかかりやすくなるリスクがあるため、便秘と免疫力の関係を理解し対策をすることが重要です。

食生活や運動など、生活習慣を見直すことで便秘が改善する可能性もあります。

ただし、便秘が続くようであれば薬による保存的治療や、外科的治療を行う場合もあります。

また、免疫力を高めるためには免疫細胞療法という再生医療も選択肢の一つです。

便秘が続いて改善が見られないと悩む方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。

\公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/公式LINE 画像

監修者

岩井 俊賢

Toshinobu Iwai

医師

略歴

2017年3月京都府立医科大学 医学部医学科卒業

2017年4月社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 初期研修医

2019年4月京都府立医科大学附属病院 整形外科

2020年4月医療法人啓信会 京都きづ川病院 整形外科

2021年4月一般社団法人愛生会 山科病院 整形外科

2024年4月医療法人美喜有会 リペアセルクリニック大阪院 院長

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