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頭に押すと痛い「できもの」ができたら?原因・対処法・受診の目安を解説

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公開日: 2025.09.30 更新日: 2025.10.02

頭に押すと痛い「できもの」ができ、原因や治療方法を知りたいと考えている人も多くいらっしゃるかと思います。

「ニキビだからそのうち治る」と思っていたところ、皮下血腫だった場合は、治療のタイミングを逃してしまう恐れがあります。

大きなできものは腫瘍の可能性があるため、放置しないように注意が必要です。

本記事では、「押すと痛い頭のできもの」について、主な原因や治療方法などをわかりやすく解説します。

医師から腫瘍の切除を告げられた方は、切らずに治せる「再生医療」についても参考にしてみてください。

この記事をよむとわかること

  • 頭にできる「押すと痛いできもの」の原因と特徴
  • 自宅でできるセルフケアと応急処置
  • 頭のできものの再発防止策と治療方法

頭にできる「痛いできもの」の代表的な原因と特徴

頭に「痛いできもの」ができた場合、以下の原因が考えられます。

頭にできる「痛いできもの」の代表的な原因と特徴

症状によっては医療機関で治療を受ける必要があるため、できものの状態をチェックしておきましょう。

ここからは、頭のできものの代表的な原因や、特徴を解説します。

毛嚢炎(ニキビ・おでき)

毛嚢炎(もうのうえん)とは、黄色ブドウ球菌などの細菌が毛穴の奥で繁殖し、かゆみや炎症を引き起こす症状です。

患部には白い膿を含んだ赤いブツブツができ、押すとズキズキ痛みます。

一般的にはニキビやおできと呼ばれますが、ニキビはアクネ菌の繁殖が原因です。

毛嚢炎が悪化すると、強い痛みや腫れをともなうので、症状が長引くときは皮膚科の治療を受けておきましょう。

粉瘤(ふんりゅう)

粉瘤(ふんりゅう)とは、皮膚の内部に皮脂や角質が溜まり、袋状に盛り上がる症状です。

頭皮にできた傷などが原因となり、毛穴が詰まってしまうと、粉瘤が形成される場合があります。

初期段階は小さな「しこり」程度ですが、炎症を起こすと内部に膿が発生し、強い痛みを感じます。

粉瘤は自然に治る症状ではないため、大きくなるようであれば、切除などの治療が必要です。

皮下血腫・打撲

皮下血腫とは、頭などをぶつけたときにできる血だまりで、いわゆる「たんこぶ」です。

一般的には打ち身や打撲と呼ばれており、程度の軽い皮下血腫は自然に治る場合があります。

ただし、受傷直後に吐き気や意識の低下、手足のしびれがあった場合は、脳挫傷や急性硬膜下血腫などが疑われます。

数時間後や数週間後に吐き気や頭痛などの症状が出ると、慢性硬膜下血腫の可能性もあるため、早めに治療を受けましょう。

悪性腫瘍

悪性腫瘍とは、異常増殖した細胞が周辺組織に広がり、正常な細胞や臓器に悪影響を及ぼす症状です。

いわゆる「がん」の症状になるため、頭のできものに以下のような特徴があらわれます。

頭にできる悪性腫瘍の特徴

  • 固いしこりで表面が凸凹している
  • いびつな形をしている
  • できものが急速に大きくなる
  • できものに膿や出血がある
  • できものから悪臭がする
  • 繰り返しかさぶたができる

毛嚢炎や粉瘤は丸く膨らみますが、悪性腫瘍はいびつな形で無秩序に広がります。

悪性腫瘍は生命に関わる恐れがあるため、症状に応じて手術や放射線治療、薬物療法などの治療が選択されます。

ただし、出術や放射線治療は6~8週間程度の入院を必要とするので、仕事や家事を休めない方には難しい選択です。

手術を避けたい方は、「再生医療」を選択肢に入れてみましょう。

再生医療とは、自分の身体から幹細胞を抽出し、体外で培養して患部に投与する治療方法です。

がんの場合は免疫細胞を活用するため、がんに対する免疫力が高くなります。

また、再生医療は手術や入院の必要がなく、通院のみで治療できます。

再生医療について詳しく知りたい方は、ぜひリペアセルクリニックの専門医にご相談ください。

手術をしない新しい治療「再生医療」を提供しております。

自宅でできるセルフケアと応急処置のポイント

頭に押すと痛い「できもの」がある場合は、セルフケアで応急処置できます。

できものが毛嚢炎や粉瘤であれば、シャンプーで頭皮の清潔さを保ちましょう。

皮下血腫は患部に氷嚢(ひょうのう)や保冷剤をあて、痛みと腫れを抑えます。

ただし、できものに強い痛みがあるときや、出血している場合は、以下の点に注意が必要です。

頭のできものを応急処置するときのポイント

  • 強く押さえたり掻いたりしない
  • 自分で膿を潰したり押し出したりしない
  • 患部を長時間冷やさない
  • 出血や膿を抑えるときは殺菌済みのガーゼなどを当てる
  • 頭痛や吐き気があるときは脳外科の診察を受ける

できものを強く押さえたり掻いたりすると、頭皮が傷ついて症状が悪化する恐れがあります。

自分で膿を出すと悪臭を放ち、細菌が内部に侵入する可能性も。

患部を冷やすときは適度な間隔をあけ、凍傷を防止する必要があります。

頭痛や吐き気があり、脳挫傷などが疑われる場合は、早めに脳外科の診察を受けておきましょう。

頭にできる「痛いできもの」の再発防止・治療方法

頭は皮脂の分泌が多いため、押すと痛いできものが再発しやすい部分です。

肌が脂性の方は毎日の入浴とシャンプーを欠かさずに行い、頭皮を清潔にすると、できものの再発を防止する効果があります。

乾燥肌もニキビができやすいので、加湿器で部屋の湿度を一定に保つなど、保湿も重要です。

体質改善もできものの再発防止に効果があるため、適度な運動やバランスの取れた食事、十分な睡眠も意識しておきましょう。

ただし、できものが炎症を起こしている場合は、以下の治療が必要です。

毛嚢炎や粉瘤の治療方法 具体的な内容
薬物療法 抗生物質やステロイドの投与で患部の炎症を抑える。
手術療法 患部のくり抜きや切開により、内部の膿や袋状の構造物を取り除く。

手術療法は髪の毛を剃る(患部の周辺1~2cm程度)ため、抵抗を感じる方もいらっしゃいます。

切らずにできものを治療したい方は、再生医療も検討してみましょう。

頭の「できもの」は放置NG!早期の対応が重要

頭の「できもの」に痛みがあるときは、早めに専門医の診察を受けておきましょう。

ニキビやおできだと思い込んでしまった場合、悪性腫瘍の進行に気づかない恐れがあります。

症状によっては手術が必要になるため、できものの放置は危険です。

すでに症状が重症化しており、医師から手術療法を提案された場合は、再生医療も検討してみましょう。

再生医療をより詳しく知りたい方は、リペアセルクリニックの専門医にご相談ください。

リペアセルクリニックは免疫細胞療法にも対応しているので、頭のできものの根本的な治療を目指せます。

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監修者

圓尾 知之

Tomoyuki Maruo

医師

資格・所属学会

日本脳神経外科学会 所属

脳神経外科の最先端治療と研究成果を活かし、脳卒中から1日でも早い回復と後遺症の軽減を目指し、患者様の日常生活の質を高められるよう全力を尽くしてまいります。

関連論文: The association between diffusion-weighted imaging-Alberta Stroke Program Early Computed Tomography Score and the outcome following mechanical thrombectomy of anterior circulation occlusion