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半月板損傷が加齢で起こる理由は?膝の痛みを根本的に治療できる可能性ある再生医療について

公開日: 2020.06.11
更新日: 2025.04.30

年齢を重ねるにつれて「膝が痛くて動かしにくくなった」とお悩みの方はいませんか。

膝が痛かったり、スムーズに動かせなかったりする場合は、膝の安定性を保つための半月板を損傷している可能性があります。

半月板損傷は、スポーツや日常生活で膝を無理に動かしたり、加齢で半月板の機能が低下することで生じる軟骨損傷です。

本記事では、半月板損傷と加齢の関係についてわかりやすくご紹介します。

半月板損傷の可能性がある方は、早めに医療機関を受診し、自身に合った治療を受けましょう。

半月板損傷が加齢によって起こる理由は?

半月板損傷が加齢によって起こる理由は、半月板の機能が低下するためです。

以下の2つの特徴から、半月板損傷が起こる原因を詳しく確認しましょう。

半月板は膝関節にあり、歩行や運動などの動作で負担がかかる組織です。

半月板損傷は、スポーツ外傷に多いといわれますが、日常生活でも起こり得る可能性があるため注意しましょう。

加齢によって半月板の弾力性が低下する

加齢によって半月板の弾力性が低下すると、半月板損傷が起こる可能性が高まります

半月板は、C型内側半月板とO型をした外側半月板に分かれており、膝のクッションの役割を果たしています。

膝のクッション性や安定性を保つための半月板は、加齢によって機能が低下すると歩くだけでも大きな負担がかかるため、強い衝撃に注意が必要です。

半月板損傷になりやすい年齢層は?

半月板損傷になりやすい年齢層は、40代以降の中高年の方です。

加齢によって半月板に含まれる水分量が減ることで、擦り減ったり変性したりするなどの損傷を引き起こしやすくなります。

60代以降になると歩行や階段昇降などの日常生活動作でも半月板損傷が起こるリスクがあるため、注意が必要です。

膝に違和感がある方は早めに医療機関を受診しましょう。

加齢による半月板損傷の症状

加齢による半月板損傷では、以下の症状がみられます。

  • 膝の痛み
  • 膝の腫れ
  • 膝を動かした際の引っかかり感(キャッチング)
  • 膝の曲げ伸ばしができない(ロッキング)

損傷の程度がひどく症状が悪化すると「ロッキング」と呼ばれる膝の曲げ伸ばしができない状態になる場合もあります

ロッキングの状態になった場合は、痛みが強くなり歩行が困難になるため、症状が悪化する前に治療を受けることが大切です。

半月板損傷が軽度な場合にみられるキャッチングについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

加齢による半月板損傷の治療方法

加齢による半月板損傷は、以下の2つの治療方法があります。

  • 保存療法
  • 手術療法

半月板損傷の症状の程度に合わせて治療方法を選択し、日常生活への復帰を目指すことが大切です。

膝の痛みがある方は、早めに医療機関を受診し、自身に合った治療方法を確認しましょう。

保存療法

加齢によって半月板損傷が起こった場合は、保存療法を行うのが一般的です。

保存療法とは、痛み止めや抗炎症剤を使って症状を和らげる治療法で、必要に応じて安静にしたりリハビリを行ったりします。

手術を行わない治療法ですが、症状緩和や悪化を防ぐ目的となるため根本的に治るわけではありません。

痛みが強くなる、ロッキングの状態になるというような場合は、手術を検討することもあります。

手術療法

保存療法で十分な効果を得られない場合や、ロッキングの状態になっている場合は、手術療法で半月板損傷を治療します。

半月板損傷の手術には、損傷した半月板を縫い合わせる方法と、損傷部位を取り出す方法があります。

手術療法で半月板損傷を治療する場合は、入院期間に合わせてリハビリ期間も必要となるため、注意が必要です。

半月板損傷の痛みを根本的に治療したい方は再生医療も選択肢

半月板損傷の痛みを根本的に治療したい方は、再生医療による治療も選択肢の1つです。

再生医療は患者様自身の細胞から採取・抽出した幹細胞を膝に直接注射し、損傷した組織の回復を促す治療法で、以下の特徴があります。

当院(リペアセルクリニック)の再生医療の特徴

  • 入院や手術が不要で治療できる
  • アレルギーや拒絶反応などの副作用のリスクが低い
  • 膝の慢性的な痛み症状などの改善も期待できる

「加齢によって膝が痛くなってきた」「手術しないで治療したい」という方は、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。

膝の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。

中高年の膝の痛みは半月板損傷以外にも注意が必要

中高年の膝の痛みは、半月板損傷以外に以下の原因も考えられるため注意が必要です。

  • 関節炎
  • 筋力・柔軟性の低下
  • 膝靭帯の損傷
  • 変形性膝関節症

膝の周囲にある半月板や関節軟骨などを損傷し、治療せずに放置していると、変形性膝関節症を発症する恐れがあります

変形性膝関節症は、膝の関節軟骨がすり減る疾患のことで、痛みや動かしにくさがみられる疾患です。

膝は立ち上がりや歩行の際に負担がかかりやすく、無理に動かすと軟骨の擦り減りが進行する可能性があります。

膝に違和感がある場合は安静に過ごし、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。

以下の記事では変形性膝関節症について詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

【まとめ】加齢による半月板損傷の治療なら先端医療である再生医療も検討しよう

加齢によって半月板の弾力性が低下すると、半月板損傷が起こる可能性があります

半月板は膝関節の安定性やクッション性に関わる軟骨組織で、酷使すると変形する恐れがあり注意が必要です。

痛みが強かったり、膝が動かないロッキングの状態になったりした場合は、手術療法による治療が検討される場合もあります。

「年を取るにつれて膝の違和感が増した」「膝の痛みを根本的に治したい」という方は、再生医療も治療の選択肢としてご検討ください。

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監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

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