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- 肘
野球などのスポーツをしていると肘の靭帯(じんたい)を損傷してしまうことがあります。靭帯を損傷すると、肘を動かす際に痛みを感じる、可動域が狭くなりうまく動かせないなどの症状が現れます。 損傷した肘の靭帯を再建する手術として、トミー・ジョン手術を検討している方もいらっしゃるでしょう。 この記事では、トミー・ジョン手術の内容やメリット・デメリット、手術費用や失敗する確率などを解説します。記事を最後まで読めば、疑問や不安を解消でき安心して治療に臨めます。 また、トミー・ジョン手術よりも短期間での治療・競技復帰を望む場合は、再生医療もご検討ください。 トミー・ジョン手術とは 「トミー・ジョン手術」とは「側副靭帯の再建手術」の通称名です。 肘の両側には肘関節を安定させるための靭帯「外側側副靭帯」と「内側側副靭帯」があります。肘の側副靭帯が損傷すると、肘の曲げ伸ばしの際に痛みを感じたり、肘を曲げられなくなったりするなどの症状をもたらします。 軽度の側副靭帯損傷の場合には保存療法によるリハビリで治療するのが一般的です。しかし靭帯損傷の程度が大きい場合や保存療法によるリハビリでは奏功しない場合は、トミー・ジョン手術を行う可能性があります。 なぜ野球選手は側副靭帯を損傷するのか 野球選手の場合、投球動作などによる肘のストレスの蓄積が原因となるケースが多々あります。 野球選手のように腕を使った激しい動作を繰り返すスポーツ選手は、肘や肩、手首などになんらかの障害を生じるケースは、珍しくありません。 トミー・ジョン手術の治療内容 トミー・ジョン手術は、肘の側副靱帯を損傷した際に行われる再建手術です。患者の前腕や太ももから採取した腱を肘に移植し、新たな靱帯として固定します。 手術後は、肘の安定性と可動性を取り戻し競技復帰を目指すのが一般的です。リハビリには1年半から2年ほどかかります。とくに投手など、肘に負荷がかかるスポーツ選手に多く行われる手術です。 トミー・ジョン手術のメリット・デメリット トミー・ジョン手術を受ける際には、いくつかのメリットとデメリットがあります。 トミー・ジョン手術を受けるメリット ・重度の靭帯損傷でも治療できる ・投球の速度アップが期待できる トミー・ジョン手術を受けるデメリット ・手術で患部にメスを入れること ・手術が失敗するリスク ・入院による一時的な体力低下 メリットは「重度の靭帯損傷を治療できる」「投球の速度が上昇する可能性がある」などです。 球速が上がる理由はいくつか考えられますが、手術によって靭帯の接続が強固になるなどが挙げられます。ただし、トミー・ジョン手術は靭帯を損傷した際の治療です。投球の速度アップを目的とした治療方法ではないことに留意しましょう。 一方、デメリットとしては「何カ月ものリハビリ期間が必要である」「手術には失敗のリスクがある」などです。また入院するため、場合によっては一時的に体力が低下する可能性があります。 トミー・ジョン手術以外の治療方法 軽度な靭帯損傷であれば、保存療法が選択される可能性が高いですが、損傷した靭帯の修復に対し、「再生医療」の選択も一考の価値があるといえます。 保存療法のデメリットは、安静期間が必要になることであり、スポーツの現場から長期間離れなければなりません。 しかし、損傷した靭帯や骨の修復を促す治療法である「再生医療」ならば、従来の治療法よりも短い期間でスポーツに復帰できる可能性が高いメリットがあるのです。 スポーツシーンにおいて、再生医療は海外でも多くの治療実績があるメジャーな方法です。 トミー・ジョン手術に関するよくある質問 トミー・ジョン手術に関するよくある質問を3つ紹介します。 ・トミー・ジョン手術に失敗するとどうなる? ・トミー・ジョン手術の復帰期間は? ・トミー・ジョン手術にかかる費用はいくら? よくある質問と答えを確認して、トミー・ジョン手術に関する疑問や不安を解消しましょう。 トミー・ジョン手術に失敗するとどうなる? トミー・ジョン手術に失敗すると、肘を動かす際に痛みや不快感がある、可動域が制限されるといった状態がリハビリ後も続きます。スポーツをしている場合は競技復帰が難しくなる可能性もあります。 なおトミー・ジョン手術の失敗確率は10〜20%ほどです。手術後80〜90%の方は競技復帰しています。 トミー・ジョン手術の復帰期間は? トミー・ジョン手術を受けてから競技復帰するまでは、1年半から2年ほどの期間を要するといわれています。 リハビリがスムーズに進んだ場合でも、競技復帰には1年以上かかります。 トミー・ジョン手術にかかる費用はいくら? 日本国内でトミー・ジョン手術を受けた場合、自己負担額は15〜30万円ほどです。ただしあくまでも金額は目安であり、手術を受ける病院や入院期間などによって異なります。 また、個室にした場合の差額や食事代、リハビリ費用などが別途必要な場合もあります。費用に関しては手術を受ける病院でよく確認しましょう。 トミー・ジョン手術の失敗が怖いなら再生医療も検討ください 野球などのスポーツをしていると、肘の側副靭帯を損傷する場合があります。 肘の側副靭帯の再建において、トミー・ジョン手術は有効な治療法です。しかし失敗する可能性が10〜20%ほどあります。もしトミー・ジョン手術の失敗が怖い場合は、再生医療をご検討ください。 再生医療は、トミー・ジョン手術よりも早い期間で競技復帰できる点が特徴です。 ただし再生医療は、厚生労働省の厳しい基準をクリアしたクリニック等でしか受けられません。当院は、基準をクリアした再生医療専門のクリニックのため、安心して通院できます。 治療方法や適合性など、気になる点はお気軽にお問い合わせください。お話をよくお伺いし、親切丁寧、適切に相談させていただきます。
投稿日:2024.11.19 -
- 肘
アスリートはその性質から、体を酷使して手術が必要になるようなケガをしてしまうこともあります。とくに野球選手の場合は肘を酷使するため、治療法としてクリーニング手術を選択する方も多くいます。 対して、プロ野球などでよく聞くクリーニング手術とはどういった治療法なのか、一般人でも受けられるのか、といった疑問の声をいただくことがあります。 そこで本記事では、肘でよく用いられるクリーニング手術について解説します。また、スポーツ医療の分野で注目が集まっている再生医療についてもあわせて紹介します。 野球で有名なクリーニング手術とは クリーニング手術とは、関節内に遊離している骨片や骨棘などの物質を取り除くための手術です。いわゆる関節ネズミを取り除く手術のことを指します。 この手術を受けずに遊離体(関節ネズミ)を放置すれば、将来的にさまざまなトラブルに発展する恐れがあります。 また、プロ野球選手がよく実施してますが、一般の方でも治療を受けられます。 関節ネズミの放置によるリスク 肘や膝の関節内の遊離体(関節ネズミ)を放置することでさまざまなリスクが生じます。 第一に関節に痛みが生じるデメリットがあります。遊離体が関節にひっかかることで痛みが出ますし、挟まった位置や遊離体の大きさによってはかなり強い痛みを感じることもあります。 第二に関節の可動域が減少するデメリットがあります。歯車や車輪に異物を噛ませると回転が鈍るのと同様に、関節に挟まった遊離体は関節の可動域を狭めてしまいます。また、可動域が制限されることで、腕や脚の動作にも影響します。 第三に関節の障害をもたらす可能性があるデメリットも存在します。遊離体が関節内の炎症や骨・軟骨の損傷の原因になる可能性は否定できず、症状をより重くしてしまう可能性もあります。 肘のクリーニング手術にかかる費用 入院期間 費用 4日間程度 20万円〜30万円程度 肘のクリーニング手術にかかる費用の目安は、20〜30万円程度です。 ただし、手術をおこなう医療機関や入院期間、施術の内容によって費用が異なる点に注意しましょう。また、高額療養費に関する助成金の使用状況によっても変動します。 正確な費用を知りたい場合は、医療機関に問い合わせながら複数の見積もりをとってみてください。 肘のクリーニング手術における完治・復帰期間 クリーニング手術後の完治・復帰期間は、症状の状態及び手術の内容によって異なります。 期間 内容 手術直後〜2週間 ・痛みや腫れを管理することが中心 ・ギプスやシーネで固定 ・安静処置 2週間〜2カ月 ・可動域を広げるリハビリ開始 ・日常生活動作の制限も少しずつ緩和 2カ月〜3カ月 ・軽めのトレーニング開始 ・競技特有のトレーニングを徐々に取り入れる(キャッチボールなど) 3ヶ月以降 ・本格的な競技への復帰 日常生活への完全復帰は手術後2〜3ヶ月程度、スポーツへの復帰は3〜6ヶ月程度と言われています。ただし、これはあくまで目安であり、個人差によって期間がずれ込むことに留意しなければなりません。 また、野球選手の場合は投球動作への完全復帰に6ヶ月以上かかることもあります。 完治・復帰期間は早くて3カ月、遅くて6カ月以上かかることを覚えておきましょう。 クリーニング手術と関わりの深い再生医療について 遊離体が関節内を移動している場合や、ロッキングなどの症状が見られる場合はクリーニング手術が必要ですが、例外もあります。 関節ネズミの初期段階では、遊離体ではなく軟骨が剥離しているケースがあり、この場合は保存療法が選択されることが多いです。 しかし、保存療法は長期の安静期間を要し、症状の改善が見られないまま数か月経過し、結局手術に踏み切るケースも珍しくありません。そこで注目を集めるのが再生医療です。 再生医療は、骨や軟骨などの損傷に対して幹細胞を活用し、組織の修復を促す治療法です。患者の体から抽出した幹細胞を培養し、一定量まで増やしてから再び体内に戻します。 手術を要さないため治療期間が短縮される可能性があり、野球をはじめとするスポーツへの早期復帰を望むアスリートによく利用されています。 アスリートは再生医療も選択肢のひとつ アスリートはシーズン中はもちろん、オフでもパフォーマンスを落とせません。ケガや痛みがあっても完治させずに、やり過ごしながら活動を続けることが多いようです。そのため、ベテラン選手ほど痛みとの闘い、満身創痍と言われます。 対して、再生医療は手術及び入院を伴わずに治療可能です。パフォーマンスを大きく落とさずに治療に取り組めるため、選手生命の延命にもつながります。 自身の脂肪細胞から培養した幹細胞を使用するため、身体への負担が少なくドーピングにも該当しません。 メジャーリーグの元ヤンキース田中選手や、ドジャース大谷選手が肘に再生医療のひとつであるPRP療法を受けたと報じられました。現在では、さらに進んだ幹細胞治療も利用できます。 ケガや故障で引退を余儀なくされるアスリートの報道を見るたび、残念に思います。アスリートの皆さん、痛みや故障に負けないでください。そして、再生医療も早期復帰を助ける選択肢のひとつとして忘れずにいてください。 野球肘にはクリーニング手術・再生医療が有効 野球肘の治療に行うことが多いクリーニング手術について紹介しました。 クリーニング手術が必要になる関節ネズミが原因の場合、最も効果をもたらす治療については実際に検査をしてみないとわかりませんが、再生医療が役立つ可能性もあることは事実です。 保存療法で安静期間を少しでも短縮したいのであれば、再生医療を選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
投稿日:2024.11.19 -
- 肘
野球選手の選手生命にも関わる肘の悩み「関節ねずみ」について 野球選手は、激しい体の動きにより、どうしてもケガのリスクが一般人よりも高くなってしまうものです。とくに「肘」を酷使することで中には、肘のロッキングや、痛みといった症状を呈することがあります。いわゆる「関節ねずみ」と言われるものもその一種です。 ここでは懸命に頑張る野球選手ほど、発症する可能性が高い「肘の悩み」について、その原因の1つである「関節ねずみ」を解説します。 更に最近注目されている治療法である再生医療の可能性についても紹介します。 野球選手の肘に発症することが多い関節ねずみとは 「関節ねずみ」とは、関節内で剥がれ落ちた骨軟骨片や骨棘(こつきょく)が発生原因となって生じる関節内遊離体の総称で、肘などの関節を酷使する野球選手などに見られることが多い症状です。 関節ねずみという名称は、剥がれ落ちたり、欠けた遊離体(骨片)が関節内をねずみのようにコロコロと動き回ることに由来しています。 関節ねずみの症状 関節ねずみの症状で多くみられるのは第一に「肘のロッキング」です。関節で遊離する骨片が関節の可動部分に挟まることで肘の可動域が制限され、肘が通常時よりも曲がらなくなる症状で、発症すると野球選手の選手生命にも関わる問題になりかねません。 ロッキングした場合の制限可動域は、症状次第で異なりますが、野球などのスポーツをするときだけでなく、日常生活にも悪影響を及ぼす可能性が高いと言えましょう。また、「肘の痛み」を訴えるケースも多くあります。 関節ねずみを放置するとどうなるの? 関節ねずみが関節に挟まると、痛みと同時に肘の可動域が制限されてしまいます。日常生活にも支障をきたすレベルになることもあり、放置すれば生活の質を大きく下げる可能性があります。 また、遊離体を放置することで肘関節の損傷が起こりやすく、「変形性肘関節症」の原因および症状を進行させてしまうこともあります。 関節ねずみの治療法と再生医療について解説! 関節ねずみは、骨片や骨棘が完全に剥離していない場合には、保存療法を選択し経過を観察することがあります。しかし、完全に剥離して遊離体となっている場合には、自然治癒は難しいです。 症状が重い場合などは手術が選択されるケースもあり、関節鏡視下手術や骨軟骨移植などが選択されます。手術の場合は数日の入院期間と、数か月の安静期間が必要です。 しかし、野球選手に限らず、数か月も本格的に野球ができないとなると、選手生命にも支障をきたすことになりかねません。少しでも早いスポーツ復帰を考えるのであれば、「再生医療」という選択肢についても考慮してみてはいかがでしょうか。 こちらもご参照ください 再生医療とは? 再生医療は損傷した組織や臓器の修復を促す治療法であり、すでに世界中でスポーツ選手がケガの治療に再生医療を用いたという実績があります。すべての症例に適用できるわけではありませんが、肘の痛みや可動域の悩みを持つ野球選手は一考の価値がある治療法であるといえます。 治癒までの期間が短くて済む可能性がある、手術に比べて負担がかかりにくいなどのメリットがあります。 まとめ・野球選手の選手生命にも関わる肘の悩み「関節ねずみ」について 関節ねずみの他にも肘の可動域が制限される、肘が痛むという症状は数多く考えられ、このような症状があると野球選手としての活動だけでなく日常生活にも支障をきたす可能性があります。 症状が見られたときには、第一に安静にすること、そして、早期に適切な治療を受けることが必要です。その際、治療法の1つとしてメリットの多い再生医療についても検討してみてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院
投稿日:2024.11.19 -
- 肘
野球選手に多い腕の故障!選手生命に赤信号!肘が曲がらない症状を再生医療が解決! 野球選手は腕を酷使するため、腕に関するさまざまなスポーツ障害に見舞われがちです。なかには「肘が曲がらない」という症状に悩む野球選手も多く、このような症状が続くと野球選手としての選手生命に関わる問題になってしまいかねません。 そこで、野球選手に起こりがちな故障の内から肘が曲がらないという症状について、その原因や治療法について解説しましょう。 野球選手の肘が曲がらなくなる原因は? 野球によって肘が曲がらなくなってしまうのは、基本的に何といっても「肘を使いすぎている」ことが第一原因です。野球では投球などの動作で肘を酷使しますが、十分なケアをせずに肘を酷使し続けると肘関節に負担がかかり、肘関節の障害をもたらすことになります。 そして、野球によって肘が曲がらなくなる原因としては、以下の障害が考えられます。 ・変形性肘関節症 ・肘関節遊離体 ・野球肘 診断には、肘のロッキングや痛みなどの症状の聞き取りと、レントゲン検査で判断されますが、このような障害が発生すると肘の動きが制限されるだけでなく、肘の痛みなどの症状を呈するケースが多くなります。 野球選手の肘が曲がらないときの治療法とは? 野球をすることが原因となり、肘が曲がらなくなっているため、治療のためには野球を本格的に続けることはできません。まずは、肘の安静を確保することが大切だからです。 治療方法は、症状によって異なりますが、軽度な場合には「保存療法」が選択され、痛みなどの症状に対しては薬物療法や温熱療法による軽減を行います。 肘の可動域が生活に支障をきたすレベルの場合、また、保存療法では痛みを十分に軽減できない場合などは、手術が選択されるケースがあります。 手術を行うことで重度の症状でも治療できる可能性がある一方、内容次第では野球選手としての選手生命に致命傷を与えてしまう可能性も否定できません。 野球選手の肘が曲がらない悩みを改善し選手生命を守る再生医療 肘の可動域を改善し、肘の痛みを軽減するための新しい治療法として「再生医療」が注目されています。再生医療は特別な細胞を利用することにより、骨や軟骨、靭帯などの組織の修復を促す治療法です。 メリットは、大掛かりな手術を必要としないことと、従来の治療法よりも短い安静期間で治療できる可能性があることです。野球選手やアスリートにとって重要なポイントであり、スポーツ医療の新しい可能性として注目されています。 まとめ・野球選手に多い腕の故障!選手生命に赤信号!肘が曲がらない症状を再生医療が解決! 肘が曲がらないという症状は、野球選手にとってつらいものですよね。また、野球選手としてだけでなく日常生活にも大きな問題となってのしかかってきますから、軽症のうちに対処していきましょう。 重症化してしまった場合、治療法の1つとして再生医療に注目が集まっています。再生医療は、メリットの多い治療法として多くの野球選手に重宝されることでしょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 また、最近注目を集めている再生医療についてもご紹介します。 こちらもご参照ください
投稿日:2024.11.19 -
- 首
ゴルフのパフォーマンスに影響する首の痛み!予防と改善のためのストレッチとその治療法 首が痛むと、首に関係するスポーツの実施や日常生活にも悪影響を及ぼすことになります。ゴルファーの中にも首の痛みを訴える人は多く、予防と痛みの改善は万全のパフォーマンスを維持するために重要なことです。 そこで、ゴルファーの首の痛みに効果的な「ストレッチ」について解説します。また、痛みを改善できる最新の治療法として注目が集まっている再生医療についてもご紹介します。 ゴルファーの首の痛みの原因とは? ゴルファーの首の痛みの原因はいくつか考えられますが、代表的なものは「スイング時の頭の固定」です。スイングする際には地面のボールを見て打ちますが、その際にボールを見ることに固執しすぎてしまい、首への負担が大きくなるようなスイングの仕方をしてしまう可能性があります。 その結果、首の筋肉を痛めてしまい、首の筋肉と密接にかかわる頭部や肩の痛みに発展することがあるのです。 首の痛み対策に効果的なストレッチをご紹介 首の痛みを予防し、軽度の痛みを改善する効果が期待できる方法として「ストレッチ」があります。 首に密接に関係する肩回りのストレッチも併せて行うと、首の痛み対策としてより効果的になります。 首のストレッチのやり方 Step1:首を前後左右に傾ける *無理に力を入れず、頭部の重みだけで首を傾けるイメージで行ってください。 Step2:首を左右に旋回させる *無理に力を入れてスピーディーに行おうとせず、ゆっくりとほぐすように首を旋回させましょう。 Step3:首を左右に大きく回す *Step2の時よりもさらに大きく回すようにしましょう。 ストレッチで首の痛みを感じる場合は要注意! ストレッチは痛みの予防には大きな効果を発揮しますが、すでに発生している痛みへの対策としては逆効果になる可能性があります。 軽くストレッチして痛みが改善しない、あるいは痛みが激しくなった場合にはストレッチをすぐにやめて、医療機関で診てもらってください。 「頚椎症」などを発症している可能性も考えられます。 首の痛みが改善しない場合には「再生医療」という先端医療が存在 ゴルファーの首の痛み対策として、「再生医療」という選択肢も検討することができます。 再生医療は幹細胞を利用し、損傷している組織の再生を促す治療法であり、従来は手術でしか治せないとされていた症状も治療できる可能性があります。 首の痛みに対する治療が必要な場合、「保存療法」が選択される場合も多いですが、再生医療は保存療法よりも短い安静期間でスポーツに復帰できる可能性がある点も無視できません。 まとめ・ゴルフのパフォーマンスに影響する首の痛み!予防と改善のためのストレッチとその治療法 ゴルファーの首の痛みは日ごろからストレッチで予防し、正しいフォームを心がけることでリスクを減らすことができますが、それでも発症リスクはゼロにはなりません。 首の痛みが発生してしまうと、ゴルファーの場合は、ゴルフができなくなるというだけでなく日常生活にも支障をきたす場合がありますから、早く改善したいですよね。 最近は、治療法として再生医療も検討できます。治療法の選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。 尚、再生委医療に関する治療法について詳しくお知りになりたい方は、お気軽に当院までお問い合わせください。再生医療は一般の病院やクリニックでは受けることができません。当院は厚生労働省の認可を受けた再生医療専門のクリニックです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2024.04.22 -
- 首
ゴルファーは何故、首を痛めるのか?再生医療で治療という選択肢について 一般人とは異なる体の動かし方をするアスリートは特殊な体の使い方によって体を痛めてしまうリスクがあります。 ゴルファーもその例外ではありません。 ゴルファーの中には「首の痛み」を訴える人も多く、プレー中だけでなく日常生活にまで支障をきたしてしまうケースがあります。 このような、ゴルファーの首の痛みは、再生医療で治療するという選択肢もあります。そこで、ゴルファーはなぜ首が痛むのか、また、再生医療とはどのような治療なのかについて解説します。 ゴルファーはなぜ首が痛むの? 「首」という部位には筋肉が密集しており、頭や肩、胸や背中などの筋肉とも密接に関係しています。 ゴルファーの場合、スイング時にボールを見るために頭を固定しつつ、体を大きくひねる動きをしますが、これが首に大きな負担をかけることになります。 そして、首の筋肉がダメージを受けると、首だけでなく、頭痛や肩の痛みなどの症状をもたらします。また、重症化すると安静時にも首の痛みを訴えるようになるなど、日常生活にも悪影響が及び、生活の質を大きく下げることにもなりかねません。 ゴルファーの首の痛みの治療法 首の痛みが軽度の場合はマッサージやストレッチを行い、首の筋肉の緊張を和らげることで、症状を緩和できることもあります。痛みがある場合は、安静にするのが一番の治療法ですから、少なくとも数日はゴルフや首周辺を酷使するスポーツから離れ、安静を確保しましょう。 その後は経過を見ながら徐々にスポーツへの復帰を目指します。 痛みが激しい、または安静時にも首が痛む場合には、医療機関を受診して検査を受けてください。 首の痛みを訴える原因としては「頚椎症」や「頸椎椎間板ヘルニア」などが考えられるため、適切な治療を開始しないと症状が悪化する可能性があります。 軽症の場合は「保存療法」で症状の進行防止と痛みへの対症療法が行われますが、重症化している場合には手術を必要とするケースもあります。 再生医療による根本的かつ低負担の治療を検討することもできます 保存療法は根本的な治療にならないケースも多く、手術は抵抗を感じるため嫌がる人も少なくありません。また、手術結果次第ではゴルファーとしての選手生命に致命的な結果になる可能性もあります。 しかし、保存療法では痛みを軽減できない場合、従来は手術という治療法しか選択肢がありませんでしたが、最近は、スポーツ医療の新たな可能性として「再生医療」を検討することができるようになりました。 再生医療は、手術なしで早期のスポーツ復帰を目指せる治療法として注目されており、その可能性は広がっています。 どんな症状にも適用できるわけではありませんが、保存療法では痛みを軽減しきれない症状に悩んでいるゴルファーにとっては、一考の価値がある治療法だといえます。 まとめ・ゴルファーは何故、首を痛めるのか?再生医療で治療という選択肢について ゴルファーが首の痛みを放置すれば、ゴルフだけでなく日常生活にも大きな悪影響になってしまいます。 再生医療は手術なしで、しかも早期に首の痛みの原因を取り除ける可能性があります。首の痛みがあり、改善できずに悩んでいるというゴルファーの方は、ぜひ、治療法の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。 以上、首を悩めた場合の再生医療について記させていただきました。ご質問等ございましたらご遠慮なくお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院
投稿日:2024.04.18 -
- ひざ関節
膝の痛み!マラソンランナーは再生医療で改善できるのか? 膝の痛みがあると、日常生活はもちろん、膝を酷使するスポーツの実施には大きな問題になります。 マラソンランナーにとっては死活問題であり、膝の痛みを抱えたままでは万全のパフォーマンスを維持することは難しいです。そこで、マラソンランナーが膝の痛みを改善する方法について解説します。 マラソンランナーの膝の痛みの原因 マラソンランナーが膝に痛みを覚える原因は、例えば以下の症状が挙げられます。 ・変形性膝関節症 ・半月板損傷 ・ランナー膝 ・ジャンパー膝 ・鵞足炎 これらの症状は、膝のオーバーユースを原因としていることが多く、ランニングを行うマラソンランナーにとっては切っても切れない関係にあるといえます。 マラソンランナーが膝の痛みを改善する方法 マラソンランナーが膝の痛みを改善したいのであれば、第一に「休息をとる」ことです。原因が何であれ膝の使いすぎが原因となっている可能性が高いため、まずは膝の安静を確保し、炎症があればアイシングなどで対応します。 次に「ランニングフォームを見直す」ことです。特定の向きに負荷がかかりやすいランニングフォームを見直し、症状の悪化や再発を防止します。他にも「筋トレやストレッチを行う」ことや「ランニングシューズを見直す」ことも、膝の痛みが再発するのを防止するのに役立ちます。 治療を受けることも検討しよう 上記の方法で痛みが改善しないのであれば、医療機関で診てもらい、適切な治療を開始する必要があります。 手術を必要とするケースもありますが、多くの場合は第一選択として「保存療法」が選択されます。保存療法とは患部の安静を確保し、対症療法などを中心に組み合わせて症状の進行を防止する治療法です。 この治療法で数か月~数年の治療期間を経て完治する場合もありますが、症状が重い場合は痛みの軽減すらできないケースもあります。その場合には、手術によって治療できる可能性があります。 マラソンランナーの膝の痛みは再生医療で手術なしの改善が目指せます 保存療法では完治させることが難しく、しかしながら手術を受けることには抵抗を感じるという場合には「再生医療」という選択肢が残されています。再生医療は幹細胞などの力によって損傷した組織の修復を促す治療法で、マラソンランナーなどスポーツ選手の膝の痛みを改善する効果が期待できます。 また、再生医療は保存療法よりも治療期間を短縮できる可能性があり、手術なしで早期のパフォーマンス回復を目指すマラソンランナーにとってメリットの多い治療法となります。 まとめ・膝の痛み!マラソンランナーは再生医療で改善できるのか? 再生医療はまだまだ新しい治療法ではありますが、すでに有名スポーツ選手が再生医療を利用した実績もあります。マラソンランナーなど陸上選手にとって膝の痛みは致命的になるケースも多く、早期のスポーツ復帰を目指すのであれば一考したいところです。 以上、膝の痛み!マラソンランナーは再生医療で改善できるのか?について記しました。参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院
投稿日:2022.09.21 -
- ひざ関節
マラソンランナーを悩ます膝の外側に起こる痛み、ランナー膝について マラソンランナーにとって、脚に何らかの症状があるとマラソンに対する致命傷になることがあります。マラソンランナーは、膝の外側が痛むことがあるのですが、これはマラソンをするときだけでなく、日常生活にも支障をきたしかねません。 この記事では、マラソンランナーの「膝の外側の痛み」の原因について解説します。 マラソンランナー、膝の外側が痛むのは「ランナー膝」を疑え! マラソンランナーが膝の外側に痛みを覚えた場合、その原因は、「ランナー膝」といわれるものが原因である可能性があります。 ランナー膝とは、 ランニングすることによって起こる膝関節の周りに起こるスポーツ障害の総称で、「腸脛靱帯炎」のことです。腸脛靱帯炎は、膝の曲げ伸ばしを繰り返すことにより発症するもので、腸脛靱帯が大腿骨外顆に接触することで炎症を起こしている状態です。 長距離のマラソンランナーに好発する症状であり、炎症による疼痛が主な症状です。 ランナー膝の原因 ランナー膝の発症原因は、膝の使いすぎによるものです。過度なランニング時間に対して、休息が不足していることが原因で発症することが多くあります。また、膝の柔軟性が低下しているという要因も考えられます。 この症状は、ランナー膝と呼ばれていますが、マラソンランナー以外にも膝を過度に使う可能性という条件を満たしやすいスポーツで発症します。例えばサッカー選手やバスケットボール選手、水泳選手、自転車などのほか、バレエをする人にも発症リスクが高いといえます。 なお、ランナー膝はレントゲンやMRIといった装置類では診断できず、症状の誘発方法(膝の曲げ伸ばし)によって疼痛を引き起こす徒手検査法が適用されます。 ランナー膝の治療法と再生医療 ランナー膝の発症原因は膝のオーバーユースであるため、治療法の基本は「保存療法」となります。膝の安静を確保するため、しばらく本格的なランニングはお休みしなければなりません。 その上で、痛みに対しては消炎鎮痛剤やアイシングで対応しながら、大腿筋膜張筋などのストレッチを行います。手術により治療した例もありますが、ランナー膝の治療法としては一般的ではありません。 保存療法におけるランナー膝の治療は、再発防止のための適切な休養期間を必要としますが、少しでも早くマラソンに復帰したいのであれば「再生医療」の利用をおすすめします。 患部の再生を促す再生医療であれば、従来の保存療法と比較して治療期間を短縮できる可能性があるのです。 まとめ・マラソンランナーを悩ます膝の外側に起こる痛み、ランナー膝について マラソンランナーなどのアスリートにとって、膝の外側の痛みはとてもつらいですよね。 再生医療は、日本ではまだまだマイナーですが、体への負担を抑えつつ治療期間を短縮できる可能性がある治療法として注目を集めています。そして、再生医療は、早く復帰したいマラソンランナーにとっても魅力的な治療法となるでしょう。 以上、膝の外側が痛むマラソンランナー、その原因と再生医療について記しました。ご参考にしていただけると幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 再生医療での治療に関するご質問は、当院までお問い合わせください。
投稿日:2024.04.22 -
- 腰
陸上選手の腰痛、なりやすい選手となりにくい選手?ならないための予防法 スポーツを本格的に行うアスリートは、体を酷使することでケガのリスクが一般の人よりも高くなります。しかし、同じ練習をしてもケガをする人とそうでない人がはっきりと分かれるケースも多いことをご存知でしょうか。 そこで、陸上選手が腰痛にならないようにするための予防法、そして腰痛になってしまった場合に選手生命、選手としてのQOLを維持するという意味で検討したい再生医療をご紹介します。 陸上選手が腰痛を発症する原因と予防方法について 具体的な練習メニューは人によって異なりますが、同じチームであれば練習メニューは似たような内容になることが多いものです。しかし、ケガをする人もいれば、全くケガをしない人もいます。 同じ練習量でもケガのリスクが人によって異なるのは、元々の体の丈夫さなども関係しますが、実はそれ以外の要素も関わっているのです。それは、姿勢・ストレッチ・筋トレです。 陸上選手が腰痛を予防する方法とは? 陸上選手などのアスリートが腰痛になるのは、腰に過剰な負荷がかかり続けることが主な原因です。 そのため、腰痛を予防するためには、腰に負荷がかからないような体の動かし方をすること、腰に負担がかからない姿勢を維持することが重要です。 姿勢は自分では気づけないことが多いので、指導担当者に確認してもらい、正しい姿勢を維持するようにしてください。 また、運動前後に腰のストレッチを十分に行うことで、腰周辺の筋肉や靭帯の柔軟性を確保し、腰痛の原因となる損傷を予防することができます。 さらに、腰痛予防には、体幹の筋肉を鍛える筋トレが有効です。 すでに腰痛があれば早めの治療を受けましょう すでに腰痛が発生している場合には、医療機関で診てもらい、然るべき治療を早めに開始する必要があります。 治療を行う間は、腰の安静が必要なのでスポーツへの参加は控えなければなりません。しかし、医師の指示に反してスポーツを行い、腰痛を悪化させたという話もよくあります。 再生医療では治療期間を短縮する効果も期待できる! 陸上選手などのアスリートの皆さんは、腰痛を行う安静期間中は練習ができず、もどかしさを感じてしまうことでしょう。 この治療期間を短縮し、腰痛を解消して速やかにスポーツへの復帰を目指すのであれば、「再生医療」という選択肢があります。 再生医療は自身の幹細胞を用いて、損傷した組織や臓器の修復を行う治療法です。 日本でも腰痛症に対して再生医療の治験がスタートしていますし、海外では有名スポーツ選手が再生医療でケガを治癒した事例が数多くあります。 まとめ・陸上選手の腰痛、なりやすい選手となりにくい選手?ならないための予防法 腰痛の予防は難しいことではありませんが、いくら気を付けていてもケガをしてしまうリスクはゼロにはなりません。 腰痛が発生すれば、スポーツ選手としての活動も難しくなりますので、少しでも早い復帰を目指すのであれば「再生医療」を検討してみてはいかがでしょうか。身体を傷つけることなく、入院も不要、選手生命を維持する最新手法としてご紹介しました。 監修;リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2024.11.19 -
- 腰
陸上選手の腰痛!放置・様子見のデメリットと再生医療による治療の可能性 「腰痛」は、日常生活において不便なだけでなく、陸上選手のようなアスリートの場合は、そのスポーツの成果にも直結!悪影響を及ぼします。 陸上選手は一般の人とは異なる体の使い方をし、それを酷使することで、腰など体の各所を痛めやすいという傾向にあります。 そこで、陸上選手の腰痛の原因と「再生医療」という選手生命を守る可能性が高い治療方法について解説します 陸上選手の腰痛の原因とは? 種目により異なりますが、陸上競技は基本的に「走る」「跳ぶ」「投げる」といった動作を行います。 これらの動作には瞬発力やスピードを伴い、上半身よりも腰や下半身への負担が大きくかかります。 そのため、陸上競技におけるスポーツ障害は、腰や下半身により多く発生しやすいと言えます。 腰痛の治療にはどのような方法がある? 腰痛の原因が何であるかによって治療法は異なりますが、大別すると「保存療法」と「手術」の2つに分かれます。 保存療法は患部の安静を確保しつつ、痛みに対する対処療法や理学療法などを組み合わせ、症状の進行を抑える治療方針となります。軽度な症状であれば保存療法で治ることもありますが、基本的に痛みの軽減を防ぐのが目的であり、根本的な治療には至らないケースも多いです。 痛みなどの症状が重く、完治を目指すのであれば手術を選択する場合もあります。手術による場合は、根治治療になりますが、体を傷つけることになりますし、手術の結果によっては陸上選手として、選手生命に差し支える事態になる可能性も否定できません。 腰痛の治療 ・保存療法 ・手術療法(選手生命に関わる) 腰痛を放置するデメリットとは 選手生命の問題があるからと迷ったまま、腰痛をいつまでも放置することは、デメリットでしかありません。まず放置していると、ずっと腰痛の症状に苦しめられることになりますし、そのままスポーツを続ければ症状が更に悪化することは確実です。 重症化すれば日常生活にも大きな負担がかかる恐れがあります。 腰痛の中には急に激痛を伴うものもあれば、スポーツを行ってもあまり差し支えない程度にしか痛まないケースもあります。ただし、腰痛を放置したままスポーツを続ければ、次第に我慢できないほどの疼痛へと悪化するケースも珍しくありません。 陸上選手の腰痛を改善する方法として再生医療に注目が集まっています! 腰痛を放置したまま陸上選手として活動を続けることはナンセンスです。 そこで今、新しい治療法として注目されているのが「再生医療」です。 再生医療は大掛かりな手術を必要とせず、自身の幹細胞などを用いて患部の修復を促します。早期のスポーツ復帰を目指せる治療法として、実際に世界中のアスリートが再生医療を利用している実績もあります。 日本でも腰痛症に対して治験が開始されており、再生医療による治療は今後さらに拡大するものと考えられます。 まとめ・陸上選手の腰痛!放置・様子見のデメリットと再生医療による治療の可能性 腰痛は、陸上選手として活躍するためにも、また、日常生活を健やかに過ごすためにも、何らかの悪影響を受け続けるものであり、決して放置することはできません。 「再生医療」で治療するという選択肢は、腰痛に悩む陸上選手にとっても、一考の価値があるといえるでしょう。ただし、再生医療は通常の病院やクリニックで受けることができません。当院は厚生労働省から認可を受けた「再生医療専門」のクリニックです。多くの症例を有し、安心して治療をお受けいただけます。 治療方法や症状に関するご質問はお気軽にお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2024.11.19 -
- 腰
陸上選手は反り腰に要注意!最新の再生医療で腰痛の改善ができるのか スポーツ選手は無理な姿勢を強いられることが多いため、体に痛みを感じるようなトラブルが発生する事があります。そして、その痛みは、パフォーマンスを低下させる原因にもなってしまいます。 「反り腰」も、陸上選手にとっては放置できない症状です。 この記事では、反り腰とはどのような症状なのか、また、陸上選手にとってどのような影響があるのかについて解説します。さらに、最近注目を集めている再生医療についてもご紹介します。 反り腰とはどのような症状なの? 「反り腰」とは、骨盤の過度の前傾や上体が後ろにのけ反っている状態のことをいいます。 立っている姿を横から見てみると、腰部分が異常に反っているため、お尻が突き出ているような姿勢になっています。 反り腰の原因とは? 反り腰の原因は、筋力の低下や体型の変化などが考えられます。例えば腹直筋など腹筋周りの筋力が低下すると、骨盤が前傾になるので反り腰になります。 また、骨盤内の腸腰筋や太ももの前にある大腿直筋の柔軟性が低下して固くなると、同様に骨盤の前傾が強まってしまいます。 さらに、肥満が進行してお腹が出てしまうと、重心が体の前方に片寄ってしまい、それに抵抗する体制をとるようになります。すると、無意識に腰を反らせてしまうようになり、反り腰の原因になります。 反り腰と陸上選手の関係とは? 反り腰になると、腰への負担が増加します。 陸上選手などのアスリートは、基本的に腰や膝への負担が一般の人よりも大きく、反り腰になると余計に腰への負担が大きくなります。 腰の負担が大きくなると、腰痛の原因になるだけでなく、連鎖的に腰部のケガの発症リスクが高まるなど、トラブルに発展する可能性が大きくなります。 また、腰痛が発生すると、万全のパフォーマンスでスポーツに取り組むことが難しくなってしまいます。 さらには、反り腰になると足が後ろに流れやすくなり、膝を前に引き戻す動作が遅れてしまうため、ダッシュなどの動作に影響を及ぼし、成果にも支障をきたすことになるのです。 このように、反り腰を放置すると、陸上選手にとってさまざまなデメリットが生じてしまいます。 反り腰などによる腰痛の改善には再生医療に期待が集まっています! 反り腰を改善する方法としては、エクササイズによる筋力バランスの修復や肥満体型の調整などが効果的ですが、その間も腰痛に苦しめられることになります。 そこで腰痛を改善する方法として「再生医療」に期待が集まっています。 再生医療とは自身の幹細胞を利用することで、損傷している組織や臓器の再生を促す治療法です。2019年、国内で初めて腰痛症に対する再生医療の治験が開始されました。 今後は、腰痛症に対する再生医療の可能性が、さらに拡大するものと期待されています。 まとめ・陸上選手は反り腰に要注意!最新の再生医療で腰痛の改善ができる? 反り腰を放置すると、陸上選手として致命的な腰のトラブルに発展する可能性がありますし、日常生活に支障をきたすこともあります。ですから、痛みのある場合は特に、放置しないようにしてください。 腰痛に対する再生医療の可能性は日々拡大しています。陸上選手にとっても再生医療は、より身近で、確かな効果が期待できる治療法の1つとして加わっていくでしょう。ただ、再生医療は一般的な病院やクリニックでは受けることができません。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療の専門クリニックです。治療に関するご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2023.11.22 -
- 腰椎分離症
体を酷使するアスリートは、スポーツをしない人と比較するとケガをするリスクが高まります。 陸上選手の中には「腰椎分離症」に悩んでいる人も多く、症状によっては万全の状態でスポーツに参加することが難しくなってしまいます。 そこで腰椎分離症について、および再生医療による治療の可能性について解説します。 こちらもご参照ください 腰椎分離症とは? 腰椎分離症とは、腰椎への過度な負担が繰り返されることによって、腰椎の骨に亀裂が生じてしまう状態のことで、腰椎の可動域が増加して周辺の神経を圧迫することで痛みが生じます。 特に背中をそらす動作や前かがみの姿勢になる際に、痛みが強くでる傾向にあります。 小中学生男子に好発する場合が多く、一般的な発症率が5%程度であるのに対して、スポーツ選手は30%以上もの発症率となっています。 腰椎分離症の診断方法 腰椎分離症の診断は、主にレントゲンを用いて検査を行います。CTを用いた検査も行うことができますが、MRIは腰椎分離症の診断に適していません。 ただし、椎間板ヘルニアとの鑑別には有効な方法だといえます。 腰椎分離症の治療法 腰椎分離症の治療法としては、主に「保存療法」が選択されます。 保存療法とは、腰を安静に保ち、半年以上かけて骨の癒合を行い、痛みを少しずつ改善していく方法です。腰の安静は必要不可欠であり、痛みに対しては消炎鎮痛剤を用いるか、温熱療法を行うことで奏功するケースもあります。 保存療法では十分な効果を得られない場合には「手術療法」が選択されるケースもあります。治療中は腰に負担のかかる行動は制限されますが、回復や痛みの起こる期間を短縮することはできるでしょう。 ただし、本人や周囲がその点を十分に理解できず、医師の指示を無視して早期のスポーツ復帰を独断で行い、症状を悪化させてしまうというケースも多いです。 早く復帰したければ再生医療を検討してみては? 練習量が本番での自信や成果につながるのがスポーツの世界です。 陸上選手などのアスリートが、腰椎分離症の治療のために何カ月も安静にしていなければならないというのはもどかしさを感じてしまうものですよね。 そこでご紹介したいのが、再生医療です。 再生医療は自身の幹細胞を培養して患部に注射することで、損傷している組織の修復を促す新しい治療法です。 従来の治療法よりも治療期間をより短縮できる可能性があり、早期のスポーツ復帰を目指す陸上選手にとってメリットのある治療法となるでしょう。 まとめ 再生医療は日本ではまだまだ新しい分野ですが、その可能性には大きな期待ができますし、注目も集まっています。 腰椎分離症に悩む陸上選手にとっても、早い改善が期待できる再生医療はメリットがあります。治療の選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。 ※当院では「腰椎分離症」の治療は行っておりません。知識としてご参照ください。
投稿日:2023.12.26 -
- ひざ関節
- 変形性膝関節症
陸上選手の膝裏の痛みの原因と再生医療による治療について 陸上選手は体の使い方が一般人よりもハードであるため、体の各所を酷使してケガをしてしまう可能性があります。 「膝」の症状を訴えるケースも多く、特に膝裏の痛みがあると何らかのケガを疑ってしまいますよね。 そこで、陸上選手の膝裏の痛みの原因について解説します。また、その痛みを改善するための再生医療についても紹介します。 陸上選手の膝裏の痛みの原因は? 陸上選手の膝裏の痛みの原因はいくつか考えられますが、主に以下の状態が考えられます。 ・変形性膝関節症 ・靭帯損傷 ・膝関節捻挫 ・関節リウマチ ・ベーカー嚢腫 「変形性膝関節症」は、膝軟骨がすり減って炎症が起こる病気で、痛みの他に腫れや関節の変形などの症状をもたらします。 「靭帯損傷」は、強い力が加わることで膝の靭帯が損傷している状態で、膝裏の痛みは「 後十字靭帯」が損傷していることが考えられます 「膝関節捻挫」は膝をねじるなどの強い力が加わったときに関節周辺の筋肉などが損傷する状態で、強い痛みを伴います。 「関節リウマチ」は、免疫系の異常により関節内の滑膜にリンパ球などが集まり、慢性的に炎症を起こしている状態です。 「ベーカー嚢腫」は、膝の関節包の裏側に袋状の構造物が発生し、その内部に液体が溜まっている状態です。 そして、陸上選手が膝裏の痛みを感じているという場合、膝への負荷を原因とした「変形性膝関節症」や「靭帯損傷」などが強く疑われます。 陸上選手の膝裏の痛みの治療にはどんな方法がある? 陸上選手の膝裏の痛みの原因が膝の酷使による骨や靭帯などの損傷であれば、保存療法や手術が選択されることが多いです。 どちらの治療法を選択するにしても、当面はスポーツで万全のパフォーマンスを発揮することはできず、安静を確保しなければなりません。 保存療法で治癒する場合もありますが、その間は消炎鎮痛剤などで痛みへの対症療法を施す必要があり、痛みへの対策は必要不可欠となります。 特に保存療法が奏功しない場合は、従来は手術しか選択肢がなく、スポーツ復帰のために手術を受けても失敗のリスクによる選手生命の致命傷を受けてしまうリスクもゼロではありませんでした。 陸上選手の膝裏の痛みの改善には治療期間が短い再生医療を検討してみては? 陸上選手に限ったことではありませんが、アスリートの皆さんは早くスポーツの現場に復帰し、万全のパフォーマンスで競技に臨みたいところでしょう。 そんな人におすすめなのが「再生医療」です。 再生医療は損傷している組織の修復を促す「幹細胞」を利用し、手術なくして変形性膝関節症や靭帯損傷の治療に奏功する可能性を持つ治療法なのです。 保存療法では十分な効果を得られず、しかしながら手術という選択肢は避けたいという陸上選手にとって、魅力ある選択肢になります。 また、治癒までの期間を短くすることも可能なので、少しでも早くスポーツに復帰したい陸上選手にとっては、検討してみる価値がある治療法だと言えます。 まとめ・陸上選手の膝裏の痛みの原因と再生医療による治療について 再生医療は、従来の治療法では不満が残る人にとって魅力的な新しい治療法であり、注目が集まっています。 陸上選手などアスリートにとって膝裏の痛みは、パフォーマンスを低下させるとともに、日常生活における生活の質を低下させる原因になりますから、再生医療も治療の選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。 以上、膝の治療に最適な再生医療について記させていただきました。ご質問等ございましたらご遠慮なくお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2023.11.20 -
- ひざ関節
- 膝蓋軟骨軟化症
膝の痛みでお悩みの方の中には、「膝蓋軟骨軟化症」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。 これは、膝蓋骨(ひざのお皿)に異常が生じ、膝に痛みを感じる症状です。特に階段の上り下りや長時間の座り姿勢から立ち上がる際に痛みが強く現れることがあります。この症状を放置すると、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。 この記事では、膝蓋軟骨軟化症の原因や治療方法、そして治療にかかる期間について詳しく解説します。膝の痛みを少しでも早く改善し、日常生活を快適に過ごすための参考にしてください。 膝蓋軟骨軟化症とは 膝蓋軟骨軟化症は、膝蓋骨(ひざのお皿)の内側にある軟骨が柔らかくなったり、変形することで発症する病気です。特に中学生や高校生など、10代から20代にかけて多く見られます。 膝蓋骨は、膝関節の前側を守る重要な役割を担っています。太ももに手を当てて、下に滑らせていくと感じる膨らみがこの膝蓋骨です。膝蓋骨は、膝の前面に位置し、関節を保護するガードのような働きをしています。 通常、関節は軟骨や関節液がクッションとなり、骨同士の摩擦や衝突を防いでいます。しかし、膝蓋軟骨に異常が生じると、そのクッション機能が損なわれ、痛みが発生します。 ここからは、なぜ軟骨に異変が起こるのか、そしてどのような治療方法があるのかを詳しく見ていきましょう。 膝蓋軟骨軟化症の原因 膝蓋骨(ひざのお皿)の内側にある軟骨に異常をきたす原因として、以下の点が挙げられます。 ・膝蓋骨の位置がずれている ・屈伸やランニングなど、膝への負荷が多い これらの要因は、生まれつき膝蓋骨が適切な位置にない構造的な問題や、運動によって膝に過度な負担がかかることで、軟骨にダメージが蓄積されることに起因するとされています。 ただし、膝蓋軟骨軟化症の詳しい原因については、まだ十分に解明されていません。 膝蓋軟骨軟化症の治療 治療の基本は、痛み止めを服用し、安静にする保存療法です。痛みが軽減してきた段階で、筋力強化やストレッチを取り入れ、膝への負担を減らすことが目指されます。しかし、再発を繰り返す場合や痛みが長引く場合には、手術が検討されることもあります。 ここからは、治療方法についてさらに詳しく確認していきましょう。 保存療法①:抗炎症薬の内服と安静 膝の痛みを軽減するために、まずは痛み止めを服用し、安静を保つことが大切です。 さらに、膝を氷で冷却することも効果的です。15~30分間冷やした後、一旦冷却を止め、しばらく時間を置いてから再度冷却を行うようにしましょう。痛みが和らぐまで、この冷却と安静を続けることが推奨されます。 保存療法②:サポーターやテーピングの使用 膝は、スポーツを中断しても「歩く」「階段を上る」など、日常生活で頻繁に使う関節です。そのため、サポーターやテーピングを利用して痛みのある膝を保護することが、膝関節の痛みを軽減し、再発を予防するのに役立ちます。 特にテーピングは、正しい巻き方が重要です。自己流で行うのではなく、医師から巻き方を確認してから使用するようにしてください。 保存療法③:筋力トレーニングやストレッチ 大腿四頭筋を強化する筋力トレーニングやストレッチは、膝の痛みを予防する効果があります。 膝蓋骨(ひざのお皿)は、太ももの前側に位置する大腿四頭筋に繋がっているため、太ももの筋肉を強化することで膝関節が安定し、痛みを予防することができます。また、膝蓋骨は関節の動きに伴い上下に動くため、ストレッチによって膝の柔軟性を高めることで、痛みの予防にもつながります。 ただし、痛みが強い場合は、無理に筋力トレーニングやストレッチを行わないよう注意が必要です。 外科的治療:関節鏡視下手術 痛みが続く、または再発を繰り返して日常生活に支障をきたす場合には、関節鏡を用いた手術が選択されることもあります。手術は一般的なメスを使ったものではなく、関節に数カ所の小さな穴を開け、そこから内視鏡を挿入して行います。この方法は、身体への負担が比較的少なく、傷も小さくて済むため、回復が早いという利点があります。 治るまでの治療期間 初期の段階であれば保存療法で、数か月~1年で完治します。しかし重症化している場合、保存療法を数年続けても、最終的に手術を受けることになったというケースもあります。 なかなか治らない方へ:再生医療という選択肢 なかなか治らない膝蓋軟骨軟化症に悩んでいる方には、再生医療という選択肢もあります。 再生医療は、損傷した組織の修復を促す治療法であり、大掛かりな手術を必要とせず、治療期間の短縮が期待できます。 膝蓋軟骨軟化症が繰り返し発症し、困っている方も少なくないでしょう。 再生医療は、早期にスポーツに復帰したい方、手術に対して不安がある方、そして痛みから解放されたい方に最適な最新の治療法ですので、ぜひ検討してみてください。 膝蓋軟骨軟化症の重症度と日常生活への影響 膝蓋軟骨軟化症は膝の前方に痛みを感じやすく、痛みの程度は症状の重症度によって大きく異なります。 膝蓋軟骨軟化症の重症度 軽度から重度までの分類はこちらです。 軽度 運動時や歩行時にときどき膝の痛みや不安定感がある 中等度 運動時や歩行時に高い頻度で膝の痛みや不安定感がある 重度 安静時にも痛みを自覚するようになる 自分がいまどの程度の重症度かの参考にしてください。 日常生活の影響 膝蓋軟骨軟化症の症状が軽度であっても、歩く際に痛みや膝の不安定感を感じることがあり、日常生活に悪影響を及ぼす可能性があります。その結果、「生活の質」が低下する恐れがあります。 例えば、「階段を上る」や「椅子から立ち上がる」といった膝を曲げ伸ばしする動作は、日常生活で頻繁に行われるものです。「病院に行くほどではない」と痛みを放置すると、症状が悪化し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。 早めに医師の診察を受け、症状が繰り返す場合は、手術や再生医療の選択肢を検討することが重要です。 まとめ ここまで、膝蓋軟骨軟化症の原因、治療方法、重症度について解説してきました。膝関節は日常生活において重要な役割を果たすため、しっかりと治療することが大切です。 基本的には安静にする保存療法で治るケースが多いです。 しかし、症状がなかなか完治しない場合には、負担の少ない内視鏡を使った手術や、さらに身体への負担が少ない再生医療などの選択肢もあります。自身の痛みの状態と相談しながら、最適な治療法を検討してみましょう。
投稿日:2024.11.19 -
- ひざ関節
- 膝蓋軟骨軟化症
陸上選手の膝蓋軟骨軟化症の症状には再生医療が効果あり? 体を酷使する陸上選手の場合、酷使する部位にトラブルが発生することが少なくありません。 発生したトラブルの種類や程度によって、痛みなどの症状を呈することとなり、スポーツや日常生活に支障をきたすことになります。 この記事では、陸上選手の膝蓋軟骨軟化症の症状と、対処法として有効な再生医療について解説します。 膝蓋軟骨軟化症の症状とはどのようなものなの? 膝蓋軟骨軟化症の主な症状は「膝の前方の痛み」で、特に、膝の曲げ伸ばし動作の際に痛みが出ることが多いです。 そのため、「階段の上り下りのとき」、「立ち上がるとき」、「走るとき」などに痛みが出やすくなります。 陸上選手はダッシュ動作を行うことが多いため、当然ながらスポーツを行っている最中には痛みが出やすくなります。 しかし、痛み以外には目立った症状は少なく、患部の腫れなど外見的な変化も発生しないことが多いです。 膝蓋軟骨軟化症の症状による弊害とは? 膝蓋軟骨軟化症の痛みは、少なからずスポーツへの参加にも悪影響を及ぼしますから、ベストなパフォーマンスを行うことは、難しいと言わざるを得ません。 そして、膝の痛みは日常生活にも支障をきたすことになります。 階段の上り下りや座った状態から立ち上がるたびに痛みを生じることになるので、生活の質を著しく下げることになるのです。 膝蓋軟骨軟化症の治療法にはどのようなものがある? 膝蓋軟骨軟化症の治療法は、主に以下のとおりです。 ・保存療法 ・理学療法 ・薬物療法 ・手術 症状が軽度の場合は、保存療法と理学療法が行われ、痛みに対しては薬物療法で対処します。この治療法によって症状が改善しない場合や痛みが激しい場合などには、手術が選択され、関節鏡視下での膝蓋軟骨の平滑化が行われます。 どちらにしても、当面の膝の安静は必要不可欠であり、手術については抵抗を感じる人も少なくないでしょう。 陸上選手の膝蓋軟骨軟化症には再生医療という選択肢も検討すべき! 手術を行わずに、できる限り早くスポーツへの復帰を目指したい人におすすめの治療法が「再生医療」です。 再生医療では、幹細胞を用いることで患部の修復を促進していくので、大掛かりな手術を必要としません。また、治療期間も従来の保存療法と比較して短くなる可能性が高く、早期のスポーツ復帰を目指せる可能性があります。 有名なスポーツ選手がケガを再生医療で治療したという実績もあり、スポーツ医療の新しい選択肢として注目されていますから、陸上選手の膝蓋軟骨軟化症にも効果が期待できると言えます。 まとめ・陸上選手の膝蓋軟骨軟化症の症状には再生医療が効果あり? 膝蓋軟骨軟化症は命に関わる症状ではありませんが、陸上選手としての選手生命には関わる可能性がありますし、放置すれば生活の質を下げることにもなります。 早期のスポーツ復帰を目指したい陸上選手は、再生医療による治療についても検討してみてはいかがでしょうか。 ただ、再生医療は、一般的な病院、クリニックで受けることができない治療です。当院は厚生労働省の認可を受けた再生医療専門のクリニックです、治療に関するご質問などございましたらご遠慮なくお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
投稿日:2023.11.16 -
- ひざ関節
- 膝蓋軟骨軟化症
アスリートのリハビリ!膝蓋軟骨軟化症に悩む陸上選手に再生医療 アスリートがケガをしたら、治療すると同時に「リハビリ」を必要とするケースもあります。 膝蓋軟骨軟化症においてもリハビリが必要なケースがあり、その間はもどかしさを感じることでしょう。 そこで、膝蓋軟骨軟化症のリハビリに悩む陸上選手にもおすすめの「再生医療」について解説します。 こちらも併せてご参照ください リハビリの意味とは? 「リハビリ(リハビリテーション)」とは、ラテン語で「再び取り戻す」という言葉が語源となっており、日本語の意味としては「人間らしい生活を取り戻す」ことを意味します。 一般的には、ケガからの機能的回復のための動作訓練というイメージがありますが、本来のリハビリはそれだけでなく、一人の人間らしい生活を取り戻すためのあらゆる訓練を意味しています。 ケガのリハビリにおいても、必要に応じて理学療法士による動作訓練だけでなく、ケガによる悩みに対する専門家の力を借りて本来の生活スタイルを取り戻すための治療を進めます。 陸上選手とリハビリのもどかしさ リハビリ中、ケガの原因となった運動は中止する必要があります。膝を酷使しやすい陸上選手の膝蓋軟骨軟化症においても、膝を酷使する運動は、リハビリ中は控えなければなりません。 陸上選手にとって、大会や記録会などで良い成績を修めるためには、練習を重ねることが重要です。言い換えれば、リハビリで本格的な練習ができない期間が長くなるほど、本番での良い記録に結び付かなくなってしまうということです。 再生医療は治療期間を短縮できる可能性がある リハビリ期間は、ケガの状態によって異なりますが、長ければ1年以上の安静期間を必要とするケースもあります。それだけ長い期間の安静期間が必要となれば、選手生命にも大きな問題となるでしょう。 そこでおすすめしたいのが「再生医療」です。 再生医療は、体の再生に深く関わる「幹細胞」を利用し、損傷や機能不全を起こしている組織や臓器の再生を促す治療法です。 そして、患部の修復を促す治療法である再生医療を利用すれば、従来の治療法よりも治療期間を短縮できる可能性があります。 あらゆる症状に適用できるわけではありませんが、膝蓋軟骨軟化症のリハビリ期間の長さに悩んでいる陸上選手にとって、一考する価値のある治療法です。 まとめ・アスリートのリハビリ!膝蓋軟骨軟化症に悩む陸上選手に再生医療 限られた時間で練習を繰り返し、優秀な成績を目指す陸上選手にとって、リハビリに必要な期間は短いに越したことはありません。 その可能性を秘めた再生医療は、膝蓋軟骨軟化症のリハビリに悩む陸上選手にとってメリットの多い治療法だと言えます。一度、検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院
投稿日:2024.11.19 -
- ひざ関節
- 膝蓋軟骨軟化症
陸上選手は、一般人とは異なる体の使い方をするため、膝蓋軟骨軟化症などのスポーツ障害を引き起こしやすいです。 そして、スポーツ障害はスポーツをするときだけでなく、日常生活にも少なからず悪影響を及ぼす可能性があるため、早期の治療が必要です。 そこで、陸上選手の「膝蓋軟骨軟化症」の治療と再生医療について解説します。 陸上選手に起こりやすい膝蓋軟骨軟化症とは? 「膝蓋軟骨軟化症」とは、膝蓋骨の裏側にある軟骨に変形や損傷が発生している状態のことで、膝の関節の前方に痛みを生じます。 膝に繰り返し負荷がかかることで発症しやすく、稀にではありますが「変形性膝関節症」に発展する可能性があります。 陸上競技は激しいダッシュやジャンプを行う競技なので、スポーツ中の膝の負荷増大によって膝蓋軟骨軟化症を発症する可能性が高いです。 特に、膝蓋軟骨軟化症は若年層に好発するため、部活動で陸上競技を行っている人は注意が必要です。 膝蓋軟骨軟化症の治療にはどんな方法がある? 膝蓋軟骨軟化症の治療法は、主に「保存療法」「理学療法」「薬物療法」「手術療法」が選択されます。 初期の膝蓋軟骨軟化症で痛みが軽度の場合は安静を確保し、理学療法や薬物療法によって痛みを改善します。 理学療法等で痛みが改善しない場合や再発を繰り返してしまう場合には、手術療法が選択される場合があります。手術は、軟骨の状態を改善することを目的に、関節鏡視下手術などで行われます。 陸上選手の膝蓋軟骨軟化症には再生医療で治療するという方法も! 患者さんの体への負担を抑えつつ、早期のスポーツ復帰を目指せる可能性があるスポーツ医療として「再生医療」が注目されています。 再生医療とは、「幹細胞」と呼ばれる細胞などを利用して、骨や軟骨などの組織の修復を促す新しい治療法です。 陸上選手に限ったことではなく、アスリートのスポーツ障害の多くは当面の安静を必要とし、その間は万全のパフォーマンスでのスポーツの実施はできません。 しかし、練習量の多さがパフォーマンスの向上にもつながるスポーツの世界では、安静期間が長いほどパフォーマンスの低下をもたらしてしまいます。 そこで活用したいのが、治療期間を短縮できる可能性がある再生医療なのです。 患部の修復を促進する治療法である再生医療は、より早く万全の状態でスポーツに復帰できる可能性があり、アスリートにとって魅力的な特徴がある治療法なのです。 まとめ 膝蓋軟骨軟化症は、放置すれば痛みの症状でスポーツの実施や日常生活にも支障をきたすことになります。 治療法はさまざまですが、陸上選手にとってもメリットのある「再生医療」という選択肢についても一考の価値があります。 こちらも併せてご参照ください
投稿日:2023.11.17 -
- 腰
筋・筋膜性腰痛に悩むバスケ選手に「再生医療」は有効か バスケ選手は激しい運動を行った結果、スポーツ障害を発症する可能性がある点は無視できません。「筋・筋膜性腰痛」という症状もその1つであり、スポーツだけでなく日常生活にも支障をきたす可能性があります。 そこで、筋・筋膜性腰痛とはどのような症状なのかについて解説します。 筋・筋膜性腰痛とは? 「筋・筋膜性腰痛」とは、スポーツ活動などに伴い、腰の筋膜や筋肉の損傷した場合に起こる腰痛のことです。 「筋膜性疼痛症候群」「ぎっくり腰」「激しい運動後の腰痛」など、さまざまな呼ばれ方をしている腰痛で、スポーツ中の無理な姿勢によって発症するとされています。 バスケの場合、ジャンプの動作が原因となることが多く、他にもピッチングやスイングを行う野球、前傾姿勢の保持などを強いられるスポーツで、腰痛を引き起こすケースもあります。 筋・筋膜性腰痛の診断 筋・筋膜性腰痛は、レントゲンなどの検査では診断することができない腰痛です。ただし、「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰椎分離症」など、レントゲンやMRI、CTなどの検査で診断できる症状との鑑別は可能です。 筋・筋膜性腰痛の治療法 筋・筋膜性腰痛の治療は、急性の場合には安静にしてアイシングを行うのが適した対処法となります。その後、痛みが軽減したらストレッチを行い、筋力や柔軟性の低下を防ぎます。 それでも痛みが強い場合には、湿布や消炎鎮痛剤などで対処します。他にも温熱療法や電気治療、超音波治療やレーザー治療など、さまざまな治療法が選択できます。 特に慢性の場合は温熱療法が奏功する可能性が高くなります。ただし、腰痛が慢性化している場合には、腰椎椎間板ヘルニアなどの別の症状が隠れている可能性もありますので、一度は医療機関で診てもらってください。 筋・筋膜性腰痛と再生医療 筋・筋膜性腰痛が慢性化している場合、回復までには相応の時間が必要になります。当然ながらその間は最低限の動きしか認められないため、スポーツ選手として万全のパフォーマンスを発揮できるまでには、かなりの時間を要するといわれています。 そこでおすすめするのが「再生医療」です。再生医療は幹細胞などを利用して、損傷している組織の修復を促す治療法となります。筋・筋膜性腰痛は筋膜や筋肉の損傷によるものであり、それらの回復を促すことで治療期間を短縮できる可能性があります。 まとめ・筋・筋膜性腰痛に悩むバスケ選手に「再生医療」は有効か 筋・筋膜性腰痛による腰痛は、スポーツを行う際はもちろん、日常生活にも支障をきたす可能性があります。 早期のスポーツへの復帰、および日常生活での支障を改善のためには、治療期間を短縮できる可能性のある「再生医療」という選択肢を、一度じっくり検討することをおすすめします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
投稿日:2024.11.19 -
- ひざ関節
バスケットボール選手に多い離断性骨軟骨炎と再生医療という治療の可能性 日常的に本格的なスポーツを行っている人は、体を酷使することでさまざまな障害を生じやすくなってしまいます。いわゆる“スポーツ障害”と呼ばれているもので、例えばバスケ選手であれば「離断性骨軟骨炎」と呼ばれる症状が多く見られます。 そこで、離断性骨軟骨炎とはどのような症状なのか、その治療法として「再生医療」は有効なのかについて解説します。 離断性骨軟骨炎とは? 離断性骨軟骨炎とは、膝関節の中にある軟骨が剥がれ落ちてしまっている状態のことをいいます。特に成長期である小中学生の男子に多く見られ、膝関節では骨の内側によく症状がでます。 離断性骨軟骨炎を発症する理由としては、スポーツによって同部分が酷使されることにより、骨に負荷がかかり血流障害を生じさせます。その結果、骨の一部が壊死してしまうのが原因だと考えられます。 軟骨の下の骨が壊死を起こすと、骨軟骨片が分離を起こし、症状が進行すると関節内に遊離してしまうのです。 離断性骨軟骨炎の症状 離断性骨軟骨炎は、初期段階では鈍痛や運動後の違和感といった症状をもたらします。軟骨表面に亀裂などの変性が発生すると痛みが強くでて、スポーツを行う際に支障がでる可能性があります。 症状が進行し、骨軟骨片が関節内に遊離すると、膝の曲げ伸ばし際に引っかかるような感じや膝がズレたような違和感と痛みが生じます。さらに関節に挟まってしまうとロッキングという状態になり、膝が動かなくなってしまうことがあります。 離断性骨軟骨炎の治療法 離断性骨軟骨炎の治療法は、症状によって「保存療法」や「手術」が選択されます。保存療法は、原因となっているスポーツなどを一時的に中断することで膝関節の安静を保ち、病巣部の治癒を促す方針をとります。 初期段階であれば完治する可能性がありますが、1年以上の運動制限が必要になるケースもあります。保存療法では回復が難しい場合は、手術が選択されます。 手術内容は症状次第で選択肢が異なりますが、少なからず自身の体を傷つけることになり、結果次第では選手生命に影響を及ぼす可能性も捨てきれません。 離断性骨軟骨炎を再生医療で治療できる可能性 すべての症例に対して有効であるとは言い切れませんが、離断性骨軟骨炎を「再生医療」によって治療できる可能性があります。再生医療とは「幹細胞」と呼ばれる細胞を利用し、組織や臓器の修復を促す治療法です。 離断性骨軟骨炎に関しては治験が募集されているなど、新しい治療法として特に注目されています。 まとめ・バスケットボール選手に多い離断性骨軟骨炎と再生医療という治療の可能性 離断性骨軟骨炎はスポーツだけでなく生活にも悪影響を及ぼすため、放置することはできません。バスケ選手に限らず、離断性骨軟骨炎に悩む人は、手術せずに完治させる可能性として「再生医療」という選択肢を、ぜひ検討されることをおすすめします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2024.05.06 -
- ひざ関節
スポーツ選手は、体を酷使することで「スポーツ障害」を引き起こすリスクがあります。 バスケ選手もダッシュやジャンプを繰り返すため、膝にかかる負荷は小さくありません。 そこで、バスケ選手によくみられるスポーツ障害「半月板損傷」と再生医療について解説します。 半月板損傷とは? 「半月板損傷」とは、膝の半月板に損傷が起こっている状態です。 半月板とは、膝関節内にある軟骨で構成されている厚い舌状の組織であり、膝関節のクッションのような役割を担っています。 そして、半月板損傷は、主にスポーツ時に生じたケガによるものと、年齢を重ねたことによる変性で生じるものがあります。 バスケの場合、ジャンプ動作を繰り返すことで膝に衝撃が加わり、半月板が損傷を起こす可能性があります。 半月板が損傷すると膝関節が不安定な状態となり、加えて周辺組織の炎症などの症状をもたらしてしまいます。 こちらもご参照ください 半月板損傷の症状 半月板が損傷すると膝関節が不安定になり、膝が曲がりにくくなったり、膝に腫れが生じる、膝に引っかかる感じがあるといった症状を発症します。 歩行時に痛みを生じることもあり、スポーツ時だけでなく日常生活にも支障をきたす可能性もあるのです。 半月板損傷の治療法 半月板損傷の治療法は、主に「保存療法」と「手術」が挙げられます。 症状が軽度の場合は、保存療法を続けることで症状が改善する場合があります。 保存療法では症状が改善しない場合には手術が選択され、損傷した部分を切除する手術や、損傷した部分を縫合する手術があります。 新しい治療法「再生医療」で半月板損傷を治療する方法もある! 保存療法では症状が改善しない場合は手術が必要ですが、手術を受けることには少なからず抵抗を感じる人も少なくありません。 しかし、痛みを放置すればスポーツだけでなく日常生活にも支障をきたすことになり、生活の質は大幅に低下してしまいます。 そこで、治療法の1つとして検討してみてほしいのが、保存療法では改善しない半月板損傷の症状を改善できる可能性として注目されている「再生医療」です。 再生医療による半月板損傷の治療は、幹細胞などを用いて膝の痛みを抑えつつ、損傷した組織の修復を促す治療法となります。 手術しか選択肢がなかった症状に対しても効果を発揮する可能性があり、新たなスポーツ医療の可能性として注目されています。 まとめ 半月板損傷を放置すれば、少なくともスポーツの実施には大きな弊害となるでしょう。 手術に抵抗を感じる人でも、注射で解決できる再生医療であれば抵抗を感じることなく治療を進められると思いますので、検討してみてはいかがでしょうか。
投稿日:2024.05.16 -
- ひざ関節
バスケ選手は激しい動きを行うため、体の各所に痛みなどの症状を呈しやすいです。 「膝の痛み」もその1つであり、放置すれば痛みによるパフォーマンスの低下が懸念されますし、日常生活にも悪影響が及ぶ可能性もあります。 そこで、バスケ選手の膝の痛みを解消する方法として「再生医療」の検討をおススメします。 こちらもご参照ください バスケ選手に膝の痛みが生じやすい理由とは? 膝の痛みを生じるということは、膝に何らかの異常が発生していると考えるべきです。 バスケという競技は、短時間で激しいダッシュやジャンプを繰り返すスポーツで、その際、膝には大きな負荷がかかります。部活やプロとしてバスケをしている選手の場合は、膝にかかるダメージの回復が追い付きません。 その結果、膝の関節や筋肉にダメージが蓄積し、「ジャンパー膝」、「靭帯損傷」、「半月板損傷」などのトラブルが発生しやすいのです。 バスケ選手が膝の痛みを改善方法するには? 膝の痛みに対する改善方法は、大きく分けて「保存療法」と「手術」があります。 保存療法は膝の安静を確保し、症状の進行を防止する治療法で、軽度な障害に対する治療として選択されるケースが多く、発生している痛みに対してはアイシングなどの対処や消炎鎮痛剤などで対応します。 手術は膝に発生している骨の損傷や筋の断裂を治療する方法で、保存療法では対処できない痛みを改善する方法として選択され、保存療法とは異なり根本的な治療を目指します。 重度の膝の痛みがある場合、手術はスポーツへの復帰を考えるのであれば必要不可欠ですが、手術を受けることに抵抗を感じる人もいますし、手術の結果次第ではスポーツへの復帰が絶望的になるケースも存在します。 再生医療によって膝の痛みの改善する選択肢もある! スポーツ医療における新しい選択肢として「再生医療」が注目されています。 再生医療とは、「幹細胞」などの細胞を利用することによって、欠損や機能不全を起こしている組織や臓器の再生を促す治療法です。 保存療法では痛みを改善できないけれど、手術を受けることに抵抗を感じるという人や、速くスポーツに復帰したいという人にとって、再生医療は極めて重要な選択肢となるでしょう。 外科的な手術を受けずにスポーツへの早期復帰を目指すのであれば、再生医療も1つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。 まとめ 膝の痛みはバスケ選手にとって大きな問題になりますが、現代の医療現場においては、常に保存療法や手術が最適な選択肢になるというわけではありません。新しい選択肢である再生医療を選択することもできます。 再生医療にはメリットが多いので、スポーツへの早期復帰を目指したい人はぜひ検討してみて下さいね。
投稿日:2022.09.21