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肩腱板損傷の症状|力が入らないことについて、その原因や治療法を解説 肩腱板損傷になると、いろいろなつらい症状が出てきますが、思うように力が入らないというのも代表的な症状の1つです。思うように力が入らないというのは非常に不便ですし、力の加減がうまくいかないので想像以上にストレスがたまりますよね。 そこで、今回は肩腱板損傷で力が入らない!という人に向けて、その原因や五十肩との違い、治療方法について解説します。 肩腱板損傷になるきっかけ【原因】とは? 肩腱板損傷は肩を強くぶつけてしまったり、転倒したりといったアクシデントがきっかけになることもあります。ぶつけてしまった後などに力が入らないという症状が出てきたら、そのアクシデントが原因かなと推測することもできるかもしれません。 しかし、野球やテニスなどのスポーツでの反復動作がきっかけになることもありますし、洗濯物を干すときや重い物を持ち上げるときの反復動作がきっかけになることもあります。 日常でそのような反復動作をすることはあまりないという人でも、老化が進むと肩甲骨の骨の突起部分(腱峰)の棘が大きくなり、腕を動かしたときに腱板に当たるのがきっかけで発症することもあります。 また、腱板そのものが老化したことが原因になる場合もあるので、自分では原因を推測するのは難しい現状があります。 五十肩と肩腱板損傷の症状の違い 肩腱板損傷と似ているものに「五十肩」があります。腕が上がらなくなったり、腕や肩を動かそうとすると痛みが生じたりといった症状はどちらにもある症状なので、どちらかを自分で判断するのは難しいものです。 しかし、腕に思うように力が入らないという症状は、肩腱板損傷によく見られますが、五十肩にはあまり見られません。つまり、力が入らないというときは肩腱板損傷を疑ってみるべきです。 肩腱板損傷で力が入らない際の治療方法 肩腱板損傷であることが分かった場合、まず、薬や注射、リラクゼーションやストレッチなどで症状を緩和させながら様子を見る保存療法が行われます。 それでも力が入らないなどの症状が続き、回復が見込めない場合は、手術も検討されます。手術方法はいくつかありますが、どれも切開することになり、術後は固定期間とリハビリ期間が必要です。 最近ではこうした手術のほかにも、自分の脂肪にある幹細胞を治療箇所に注入するという再生医療という選択肢もあります。再生医療は治療を受ける人にとって負担が少ない方法として注目を集めています。 https://youtu.be/apIw7ji9cFQ?si=7Ivr3v1CaLbg0Y6j まとめ・肩腱板損傷の症状|力が入らないことについて、その原因や治療法を解説 肩腱板損傷の力が入らないという症状の原因や五十肩との違い、治療法について解説しました。 肩腱板損傷は、自分で思い当たるようなことがなくても力が入らないというようなことになってしまうケースもありますから、症状が悪化する前に医療機関を受診することをおすすめします。 この記事がご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック こちらも併せてご参照ください
2019.10.16 -
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鵞足炎は、強い痛みが特徴!発症後、その痛みを和らげる方法について サッカーやマラソンをしている人に発症しやすい鵞足炎は、痛みがつらいという特徴があります。 今回は、つらい膝の痛みを伴う鵞足炎の痛みを和らげる方法についてご紹介します。 鵞足炎とは?痛みを和らげる方法について 鵞足炎とは、膝の内側にある鵞足部という3つの筋肉が合わさる部分に炎症を生じるもので、サッカーやマラソン、ラグビー、水泳など、足を内転させる動きをするスポーツや過度な負担で発症しやすい病気です。 また、不十分なウォーミングアップ、オーバーユースなども原因の1つになります。 鵞足炎の痛みを和らげる方法は? 鵞足炎は膝の内側の強い痛みが特徴であるため、痛みをコントロールすることも治療をする上で重要なポイントの1つとなります。 その中でも湿布を貼るという方法が一番簡単で用いられやすく、非ステロイド性抗炎症薬の成分を含む湿布を処方されることが多いです。 この湿布には痛みを緩和する作用があるため、鵞足炎の痛みを和らげる効果が期待できます。 また、アイシングをして炎症を起こしている部分を直接冷やしてあげるというのも良いでしょう。 湿布以外で鵞足炎の痛みを和らげる方法は? 鵞足炎の痛みを和らげる方法で、湿布以外にも簡単に用いることができる方法として、サポーターが挙げられます。 特に補強機能付きのサポーターを用いると、膝の横ブレを軽減することで鵞足部に無理な負担がかかることを抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。 ドラッグストアやスポーツ用品店で購入することができ、簡単に入手することができるというメリットもあります。 さらには、病院で痛み止めの内服薬を処方してもらうというのもひとつの手です。 痛みを和らげるよりも再生医療で鵞足炎を根本的に治す方法 鵞足炎は繰り返して発症することが多いので、繰り返す鵞足炎の痛みを和らげ、ごまかしながら過ごすということにうんざりする人も多いと思います。 そんな時は、再生医療という治療法を検討してみてはいかがでしょうか。 現在ではPRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を直接患部に注射し、血小板のもつ修復作用で病気を根本から治療するという治療法に注目が集まっています。 ドーピングにも指定されていないため、アスリートの方でも安心して治療を受けることができますし、入院や手術の必要もなく、体にも負担が少なくて済むという魅力もあります。 まとめ・鵞足炎は、強い痛みが特徴!発症後、その痛みを和らげる方法について 今回は、鵞足炎の痛みを和らげる方法について紹介しました。 湿布やサポーターなどを活用し、鵞足炎の痛みと上手に付き合っていくことも可能ですが、繰り返す鵞足炎に悩まされているのであれば、最近注目を集めている再生医療という方法を選択してみてはいかがでしょうか。 再生医療は、病院、クリニックなどの通常診療で受けることができません。当院は厚生労働省から認可を受けてた再生医療専門クリニックです。お気軽にお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.10.15 -
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膝を使いすぎ鵞足炎になってしまったら、アイシングが効果的! 鵞足炎を発症!そんな時はアイシングが効果的です! サッカーやマラソンをしている人なら誰しもが発症する可能性のある鵞足炎は、アイシングが効果的と言われています。 今回は、鵞足炎とはどのような症状なのか、また、アイシングのやり方についてご紹介します。 鵞足炎とは? 鵞足炎とは、膝を取り巻く3つの筋肉がくっついている部分を鵞足部と言い、この鵞足部に炎症が起きると「鵞足炎」という病気を発症することになります。 主にランニングやサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、水泳など、足を内側にひねる動きをするスポーツをする人に生じやすい疾患で、膝に負荷をかけすぎる、急な負荷をかける、運動前のストレッチをおろそかにしたりするなどで発症します。 鵞足炎を発症した場合は、急性期であればアイシングが効果的です。その後は鎮痛剤の内服や貼り薬、ストレッチなどを行って治療を行います。 鵞足炎になったときはどこをアイシングするの? 鵞足炎になると、膝の内側に強いズキズキとした痛みを生じます。明らかな腫脹が見られた場合はもちろん、痛みを感じたらまずはすぐに患部を冷やす(アイシングをする)必要があります。速やかに氷を入れた袋や保冷剤などを、膝の内側のでっぱった部分に当て、患部を冷やしてあげましょう。 そして、なるべく早く専門医を受診し、診断・適切な治療を受けるようにしてくださいね。 鵞足炎でアイシングをしても痛みが引かない・再発するときは? 鵞足炎は繰り返しやすいという特徴があります。そのため、ストレッチやアイシングなどを行っても、再び発症してしまう人が少なくありません。 繰り返す鵞足炎を何とかしたいとお考えの場合、再生医療という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。 現在はPRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を患部に注射し、血小板のもつ修復作用で根治するという治療法があります。ドーピングにも指定されていないため、アスリートの方たちも安心して治療を行うことができますし、体に負担をかけない治療法として注目を集めています。 まとめ・膝を使いすぎ鵞足炎になってしまったら、アイシングが効果的! スポーツをしている最中に急な膝の内側の痛みに襲われた場合は、鵞足炎を発症しているかもしれません。腫れや熱感・痛みを感じたら、まずはアイシングをし、必ず専門の医療機関を受診してください。 もし、鵞足炎を繰り返してしまう場合は、再生医療という治療の選択肢もあります。入院や手術も不要なので、仕事を長期で休む必要もないという点も魅力のひとつです。自分にあった治療法を探してみてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.10.13 -
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膝靭帯損傷の回復期間!歩けないほどの場合安静で1か月、ただし完全回復は難しい 膝靭帯損傷を起こした直後、歩ける人もいれば、歩けない人もいます。靭帯を損傷したと思った場合、無理は禁物です。まずは安静にして早めに医療機関を受診し、医師の指示を仰ぎましょう。しかし、万が一、歩けない状態の膝靭帯損傷を引き起こしてしまったら、どれぐらいの治療期間が必要か不安ですよね。 今回は、膝靭帯損傷で歩けなくなったら、治療後どのくらいの期間で歩けるようになるのかを紹介します。 膝靭帯損傷で歩けない場合、安静にすれば1カ月程度で歩けることが多い 膝靭帯が断裂した場合、膝関節が抜けたような違和感といった症状がでます。出血のために関節が腫れるなど、歩くことが困難になることも多々あります。ただ、膝靭帯損傷で歩けなくなったとしても、安静にしていれば1ヶ月位してくると腫れや痛みが取れて、普通に歩けるようになっていきます。 膝靭帯損傷から歩けても、完全に治しきるのは難しい 膝靭帯損傷で歩けなくなっても1ヶ月程で歩けるようになると紹介しましたが、これはあくまでも歩けるようになることが前提で、完全に治るわけではありません。 歩けるようになったとしても、膝靭帯損傷の後は、膝関節のゆるみが残ります。膝関節のゆるみは、日常生活においては支障をきたしませんがスポーツをする予定がある人は再び膝靭帯損傷になる可能性があるため手術という選択が必要になります。 膝靭帯損傷の手術後、2~3週間では歩けるようになる 膝靭帯損傷の手術を受けた場合、術後2~3日目から松葉杖で歩く練習を始め、2~3週間程で松葉杖が取れて歩けるようになります。膝関節を動かす訓練も同時に行い、筋力の回復を目指します。 歩けるようになるのは2~3週間ですが、スポーツへ復帰できるまでには、ランニングやジョギングだと術後4ヶ月、完全に復帰できるまでには術後8ヶ月程度は要します。 膝靭帯損傷、スポーツで復帰を目指すなら再生医療 アスリートや、スポーツ選手、それ以外でもスポーツを頻繁に楽しまれたいなら、膝靭帯損傷の手術を受けるという選択肢が一般的です。ただし、手術に抵抗がある人や、より早くスポーツ復帰したい人には、最近注目の再生医療という選択肢があります。 特にアスリートにとって、長期の入院やリハビリ、手術などは選手生命にかかわる問題です。シーズン中はもとより、オフシーズンであっても身体的なパフォーマンスは維持したいどころか、上げたいというアスリートも多くいます。 そんな方たちにとって手術や入院は、何としても避けたいと考えるのは当然です。最初は我慢しながら、そして症状が進み手術を受けて、それでも思うようなパフォーマンスが取れないことで引退に追い込まれる選手は多くいます。 こんなスポーツを生業とするアスリートにこそオススメしたいのが再生医療です。手術を避けて入院もせず、患部の症状を回復させる最新医療だからです。 靭帯損傷は、スポーツ選手にとって大変な致命的ともいえる症状です。 だからこそパフィーマンスはもとより、選手生命を縮めないため、逆に伸ばすためにも再生医療を選択肢として持っていただければと思います。 そうすれば安心してプレーやトレーニングに励むことが可能です。再生医療の治療は少しでも早く治したい人、長期間治療しているのに効果が感じられない人などにも効果が期待できます。 まとめ・膝靭帯損傷の回復期間!歩けないほどの場合安静で1か月、ただし完全回復は難しい 膝靭帯損傷で歩けなくなったとしても、1ヶ月程で歩けるようになるので安心してください。 ただし、スポーツをしている人は、膝靭帯損傷を再発する可能性があるので、手術をすることをおすすめします。手術は身体の負担にもなりますし入院の必要性もあるので、抵抗がある、時間が限られているという人は、再生医療という選択肢も検討してみてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼ スポーツ外傷(筋・腱・靭帯損傷)に対する再生医療 当院の再生医療は、スポーツ選手のパフォーマンスを維持し、選手生命を守ります
2019.10.09 -
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大きな負担が膝にかかると患う鵞足炎は、サッカーやマラソン・バスケットボール選手などのアスリートをはじめ、変形性膝関節症の既往歴がある方が発症しうる疾患です。 なんとかして辛い痛みを和らげたいときに利用されるのが湿布です。すぐに手に入る上、手軽に処置できることから重宝されている鎮痛剤となっています。対して「鵞足炎に有効な湿布がわからない」「すぐに剥がれてしまう」といった多くの声をいただきます。 そこで本記事では、鵞足炎における湿布の貼り方から種類まで紹介します。 鵞足炎に効果的な湿布の貼り方 鵞足の位置 膝の内側(足から膝に向かって触れる出っ張った部分が目安) 湿布の貼り方 出っ張った部分を中心に縦方向に貼る 有効な湿布 3種類が存在(状態や症状で変化するため医療機関で指示を受けましょう) 鵞足炎の治療方法の大半は鎮痛剤の内服や貼り薬の貼付、安静などの対症療法です。中でも、湿布を処方されるケースが多く、どんな風に・どこに貼ればよいのかといったお悩みの声をよくいただきます。 鵞足とは、膝の内側にある出っ張った箇所が目安となります。そこへ縦に湿布を貼りましょう。 膝へかぶせるように湿布を貼る方がいますが、前述したとおり鵞足部は膝の内側にあります。貼付する箇所がずれてしまうと十分な効果が得られません。 湿布には大きく分けて3つの成分(種類)があり、湿布であれば何でも良い訳ではありません。専門医判断の下、適切なものを処方してもらい正しい貼り方の指導を受けましょう。 鵞足炎に効果的な湿布の種類 鵞足炎の場合は急性期は冷湿布を貼り、まずは強い炎症を抑える必要があります。その後の慢性期の痛みには、非ステロイド抗炎症薬の湿布を用いて疼痛のコントロールが大事です 湿布の成分について 湿布には大きく分けると3つの成分が用いられています。 【湿布以外】鵞足炎を自分で治す方法 鵞足炎の治療には湿布が効果的ですが、それ以外にも自宅で実践できる方法があります。 この項目では、鵞足炎を自分で治す方法としてストレッチとテーピング・サポーターによる固定について詳しく説明します。これらの方法を適切に行うことで、鵞足炎の症状改善や再発予防に役立ちます。 ストレッチ 鵞足炎の痛みを和らげ、柔軟性を高めるためのストレッチは重要です。適切なストレッチは、鵞足部の筋肉や腱の緊張を緩和し血行を促進させることで、痛みの軽減と回復を助けます。 ただし、過度なストレッチは逆効果になる可能性があるため、痛みを感じない範囲で行うことが大切です。 テーピング・サポーターによる固定 テーピングやサポーターによる固定は、鵞足炎の痛みを軽減し、回復を促進する効果的な方法です。これらの方法は、鵞足部にかかる負担を軽減し、炎症を抑える働きがあります。 テーピングの場合専門的な技術が必要ですが基本的な方法として、膝を90度に曲げた状態をとり、膝の皿を包み込むようにしっかりと巻くのが効果的です。 サポーターを使用する場合は、補強機能付きの膝サポーターの使用を推奨します。ただし、長時間の固定は筋力低下を招く可能性があるため専門医のアドバイスを受けながら、適切な使用方法を心がけましょう。 鵞足炎と湿布に関するよくある質問 鵞足炎の治療や湿布の使用について、多くの方が疑問を抱えています。ここでは、よくある質問とその回答を通じて、鵞足炎と湿布に関する理解を深めていきましょう。 鵞足炎は冷やすべき?それとも温めるべき? 鵞足炎の症状緩和には、冷却と温熱療法の両方が効果的ですが使い分けが重要です。 発症直後は冷却が推奨されます。冷却は炎症を抑え、腫れや痛みを軽減する効果があります。また、湿布自体に冷却効果はほとんどないため、アイシングによる冷却を実施しましょう。一方、ある程度症状が落ち着いたら温めるようにしましょう。血行が促進され、筋肉の緊張が緩和されます。 ただし、誤った処置は症状の悪化を招くため自己判断は禁物です。医師の指示に従い、適切な冷却・温熱療法を実施しましょう。 鵞足炎のセルフチェック方法は? 鵞足炎のセルフチェックは以下の通りです。 1.可動域の確認:座った状態で足首を持ち、お尻側に膝を屈曲させる 2.圧痛の確認:軽く押して疼痛の有無を確認 また、セルフチェックはあくまで参考程度であり、正確な診断は医療医によって行われるべきです。定期的にセルフチェックを行いながら、異常を感じた際は早めに医療機関を受診しましょう。 鵞足炎を早く治す方法はある? 鵞足炎を早く治すためには、適切な治療と自己管理の組み合わせが重要です。安静と適度な休養を取ることが基本となります。 過度な負荷を避け、症状を悪化させないことが早期回復への第一歩です。 湿布を貼っても治らない鵞足炎は再生医療も考慮 鵞足炎において、湿布を正しい位置に貼っても痛みが治まらない・何度も鵞足炎を繰り返してしまう場合は、再生医療の治療も検討してみましょう。 現在ではPRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を患部に注射し、血小板のもつ修復作用で病気を治す治療法に注目が集まっています。手術や入院は必要とせず、仕事や練習を長期間休まなくても良いメリットがあります。 湿布を貼っても治らない鵞足炎のお悩みは、ぜひ当クリニックにご相談ください。
2019.10.08 -
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肩の脱臼の症状には【手術なし】で治療可能な再生医療がおすすめ 肩を「脱臼」してしまうと、それが癖になってしまい、脱臼を繰り返す状態に陥ってしまう人もいると思います。脱臼は痛みを伴いますし、とてもつらいですよね。 何より、野球選手をはじめ、スポーツ選手は選手生命を縮めかねません。 そこで、肩の脱臼が癖になってしまう原因と治療法について解説します。また、治療法の 1 つとして検討していただきたい「再生医療」についても紹介します。 野球選手が癖になることもある「肩の脱臼」とは? そもそも「肩の脱臼」とはどのような状態なのかについて解説します。 肩の脱臼とは、上腕骨上部の頭部(上腕骨頭)が、肩甲骨にあるくぼみから外れてしまうこと、いわゆる「肩が外れる」状態のことをいいます。 そして、肩は最も脱臼が発生しやすい部位であり、肩が強い力で関節から前方へ押し出されることで発生します。 外見上は肩がゆがんで見えることもありますし、激しい痛みを伴うことも特徴的な症状です。治療に際しては、鎮痛薬や麻酔薬を投与したうえで、関節を元に戻す処置を行います。 肩の脱臼が癖になってしまう理由とは? 肩の脱臼が癖になる、つまり肩脱臼を繰り返してしまう理由は「関節唇」という部位が深く関わっています。 関節唇とは、肩関節の安定性を保つための重要な組織の 1 つであり、肩甲骨の受け皿の縁を囲んで関節包や靭帯とつながっていますが、肩が脱臼を起こすということは、この関節唇が損傷を起こし、肩甲骨からはがれてしまいます。 そして、脱臼が治ると関節の位置は元に戻るのですが、関節唇は元の状態に戻りません。その結果、本来の関節唇の機能が十分に発揮されず、肩関節の安定性を確保できずに脱臼を繰り返してしまうのです。 肩の脱臼が癖になってしまった場合…その治療法とは? 肩が脱臼を繰り返せば、腕を大きく使う野球への本格的な参加は難しく、早急に治療を受ける必要があります。通常の脱臼であれば手術を必要としませんが、癖になった脱臼(反復性肩関節脱臼)を治療するためには手術が必要になります。 手術は「関節鏡視下手術」と「直視下手術」の 2 種類があり、はがれた関節唇を元の位置に戻す手術を行います。 野球選手の肩の怪我は「再生医療」で治療ができる時代! 関節が外れやすくなると、肩関節や周辺組織の損傷を引き起こしやすくなり、そうなると、脱臼を治療できても肩の症状が残ってしまいます。つまり、脱臼によって引き起こされた関節や周辺組織の治療も必要になります。 骨や腱板などの損傷に対しては保存療法で対処することも多いのですが、治療期間を短縮する方法として「再生医療」が選択肢として挙げられます。 再生医療はスポーツ医療の分野でも注目されており、大掛かりな手術なしで治療期間を短縮できる可能性があり、早期のスポーツ復帰を目指すアスリートにとってメリットの多い治療法です。 まとめ・肩の脱臼の症状に、手術なしで治療可能な再生医療がおすすめ 野球選手が肩の脱臼を繰り返し、癖になっている場合には、早目に治療を受けることをおすすめします。そして、関節周囲にも損傷が及んでいる場合には、治療法の 1 つとして再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。 再生医療は肩の治療期間を短縮できる治療法として活用できますから、できるだけ早期のスポーツ復帰を目指したい人には一考の価値があるといえます。 この記事がご参考になれば幸いです。 こちらも併せてご参照ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.09.10