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膝の内側が痛くて、階段の上り下りや運動時に不快感を感じる鵞足炎。 鵞足炎の痛みにお悩みで「マッサージをすれば楽になるかも」と考える方もいらっしゃいますが、自己流のマッサージは症状を悪化させてしまう可能性があるため注意が必要です。 この記事では、鵞足炎の痛みに対するマッサージの効果と限界、適切な対処法を解説します。 鵞足炎で悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、現在リペアセルクリニックでは「手術せずに鵞足炎の根本的な改善が期待できる」再生医療に関する情報をLINEで発信しております。 鵞足炎にお悩みで再生医療をご検討の際は、ぜひ登録して情報をチェックしてみてください。 鵞足炎の痛みはマッサージで改善する? 鵞足炎(がそくえん)の痛みに対するマッサージは、一時的な効果は期待できますが根本的な治療にはなりません。 マッサージの効果について、以下の2つを解説します。 マッサージの効果と限界 専門家によるマッサージの重要性 注意点も記載しているので、マッサージをする前にご確認ください。 マッサージの効果と限界 マッサージは痛みの緩和につながる場合がありますが、根本的な治療にはなりません。 専門の整体師や理学療法士によるマッサージは、筋肉の緊張をほぐし血流を改善することで、一時的な痛みの軽減効果が期待できます。 ただし、鵞足炎は炎症が起こっている状態のため、適切な方法でない限り症状が悪化する可能性があります。 とくに炎症が強い急性期には、マッサージが刺激となって痛みが増すこともあるため注意が必要です。 専門家によるマッサージの重要性 もしマッサージをする場合は、必ず専門家の指導のもとで行いましょう。 理学療法士や整体師は、鵞足炎の状態を正しく評価し、適切な強さやタイミングでマッサージを行うことができます。 しかし、専門家のマッサージを受けても鵞足炎を発症している原因を取り除けるわけではないため、根本的な原因への対処が重要です。 専門家は一時的な症状の改善だけでなく、再発予防のためのアドバイスもしてくれるので、日々気をつけて生活しましょう。 鵞足炎に対して自己流マッサージをするリスク 鵞足炎によって膝の内側の痛みがあると、自分でマッサージをして少しでも楽にしたいと思うかもしれません。 しかし、自己流のマッサージには、以下のようなリスクがあります。 炎症を悪化させる可能性 不適切な力加減による組織の損傷 骨格の歪みを考慮しない刺激による負担増加 症状の長期化や慢性化 鵞足炎の原因は、激しい運動や準備運動不足だけではありません。 膝周りの筋肉の疲労に加えて、「骨格の歪み」が原因となる場合もあります。 骨格が歪んだ不安定な状態で自己流マッサージをしてしまうと、逆に負担が増して痛みが悪化することが多いのです。 自己判断でマッサージをせず、必ず病院や整体院などで施術を受けるか、専門家からアドバイスをもらうようにしましょう。 鵞足炎の痛みを和らげるマッサージ以外の対処法 鵞足炎の痛みを改善するためには、マッサージ以外にも以下の効果的な対処法があります。 運動を中止して安静にする 痛みが強い時はアイシングする 膝周辺のストレッチやトレーニングを行う 症状の程度や時期に応じて適切な方法を選択しましょう。 運動を中止して安静にする 鵞足炎によって膝の内側に痛みを感じる場合、重要なのは痛みが緩和するまで安静にすることです。 軽症の場合、膝を使う運動を控えることで数週間で炎症が落ち着くことがあります。 しかし、症状が軽いからといって無理に運動を続けると、炎症が長引いたり悪化したりする可能性があります。 とくにスポーツ選手の方は早期復帰を焦りがちですが、適切な休息を取ることが結果的に早期回復につながります。 痛みが強い時はアイシングする 痛みが強い急性期には、アイシングで炎症を抑えることが効果的です。 氷嚢や保冷剤をタオルで包み、痛みのある部分に10〜15分程度当てて冷やしましょう。 アイシングには、以下の効果があります。 炎症反応を抑制する 痛みを和らげる 腫れを軽減する 患部の温度を下げて組織の代謝を抑える ただし、長時間の冷却は血行を悪化させる可能性があるため、時間を守って行いましょう。 また、患部に冷感湿布を使用する場合は、医師に相談して適切なものを処方してもらうことをおすすめします。 膝周辺のストレッチやトレーニングを行う 膝周辺の筋肉の柔軟性を高め、筋力を向上させることで鵞足炎の予防や再発防止が期待できます。 とくに痛みが落ち着いた段階では、適切なストレッチやトレーニングが重要です。 効果的なストレッチとして、内転筋(太ももの内側)と大腿四頭筋(太ももの前側)のストレッチを行いましょう。 ストレッチの種類 方法 内転筋ストレッチ あぐらをかくような姿勢になり、両足の足裏をくっつけます。ゆっくりと無理のない範囲で両膝を床に向けて押します。 大腿四頭筋ストレッチ 両足を伸ばして座り、片足の膝を折り曲げて脛が床につくようにします。そのまま上体を少し後ろに倒します。左右交互に行いましょう。 筋力トレーニングでは、膝を支える筋肉を強化することで関節への負担を軽減できます。 ただし、痛みがある間は無理をせず、症状が改善してから段階的に行うことが大切です。 鵞足炎のマッサージに関するよくある質問 鵞足炎でお悩みの方が疑問に感じるマッサージ方法や自己治療の可能性について解説します。 鵞足炎のマッサージ方法は? 鵞足炎を自分で治す方法はある? これらの正しい知識を身につけて、適切な治療を選択しましょう。 鵞足炎のマッサージ方法は? 鵞足炎のマッサージは、専門家の指導のもとで行うことが重要です。 一般的には、太ももの内側の筋肉を優しくほぐし、血流を改善する方法が用いられます。 ただし、炎症が強い急性期はマッサージを避け、まずは安静にしましょう。 自己流でのマッサージは症状を悪化させるリスクがあるため、理学療法士や整体師などの専門家に相談することをおすすめします。 鵞足炎を自分で治す方法はある? 軽症の鵞足炎であれば、以下の方法で改善することがあります。 痛みのある活動を控えて安静にする 急性期にはアイシングで炎症を抑える 症状が落ち着いたら適切なストレッチを行う 膝サポーターで関節を安定させる ただし、症状が改善しない場合や痛みが強い場合は、必ず医療機関を受診しましょう。 早期の適切な治療が、症状の長期化や慢性化を防ぐために重要です。 鵞足炎のつらい痛みを早く治すなら再生医療も選択肢の一つ 安静やマッサージ、薬物治療を行っても症状が改善しない場合や、何度も鵞足炎を繰り返してしまう場合は、再生医療という治療の選択肢もあります。 再生医療の特徴は、以下のとおりです。 主に幹細胞治療と血液を使用するPRP療法がある 自分の幹細胞・血液を使用するため、副作用のリスクが低い 入院・手術を必要としない 体への負担を抑えて、日常生活やスポーツ活動への影響を減らせるのも大きなメリットです。 繰り返す鵞足炎でお悩みの方は、再生医療専門のリペアセルクリニックへご相談ください。 鵞足炎は自己流のマッサージには要注意!適切な指導を受けることが大切 鵞足炎の痛みに対して、マッサージは一時的な症状の緩和効果は期待できますが、根本的な治療にはなりません。 とくにつらい痛みを和らげる目的で行われる自己流のマッサージは、症状を悪化させるリスクがあるため避けることが重要です。 まずは適切な状態での安静とアイシングで炎症を抑え、症状が落ち着いてから専門家の指導のもとでストレッチやマッサージを行うようにしてください。 膝サポーターの活用も、関節の安定性を高めるために効果的です。 改善が見られない場合や、症状を繰り返してしまう場合は、再生医療という新しい選択肢もあります。 つらい鵞足炎の症状でお悩みの方は、一人で我慢せず専門医に相談することをおすすめします。 適切な治療とケアで、必ず症状の改善を目指しましょう。
2019.10.31 - 
  
    
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「鵞足炎の再発を防止する方法はある?」 何度も鵞足炎の症状が現れたり、具体的な予防策がわからなかったりして、上記のように困っている方も多いのではないでしょうか。 鵞足炎は、運動をする方や膝に負担がかかる生活をしている方にとって、再発しやすく悩みの原因となることが多いです。 本記事では、鵞足炎の再発防止策や、再発しやすい原因について詳しく解説します。 膝の負担を軽減し、健康を維持するための方法をぜひご覧ください。 鵞足炎の再発を防止したい方は、再生医療による治療も選択肢の一つです。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、鵞足炎の痛みを手術せずに治療できる再生医療に関する情報を配信しています。 「鵞足炎の再発を防止したい」「早く治したいけど手術は避けたい」という方は、この機会に再生医療について確認してみてください。 鵞足炎の再発防止策4選 鵞足炎の再発を防止する対策を4つ紹介します。 以下では、それぞれの対策について詳しく解説します。 ストレッチで筋肉の柔軟性を高める 鵞足炎の再発を防ぐには、膝周りの筋肉の柔軟性を高めることが重要です。 筋肉の柔軟性を高めることで関節の動きをスムーズにし、特定の部位に過度な負荷が集中するのを防げます。 また、ストレッチは血行を促進し、鵞足炎による痛みを軽減する効果が期待できます。 以下の順番で内転筋(太ももの内側の筋肉)のストレッチを行いましょう。 地面にあぐらをかくように座る 痛む方の足を伸ばす 伸ばした足のつま先を内側に倒す 体を前に倒す 伸ばした足先を両手で触り、15秒キープする 上記の動作を繰り返す 膝が曲がらないように注意し、伸ばしている部位を意識してストレッチを行いましょう。 運動前後にストレッチを取り入れることは、筋肉の柔軟性を向上させ、鵞足炎の再発予防に効果的です。 アイシングで炎症を抑制する アイシングには、炎症を抑えて痛みを和らげる効果が期待できます。 やり方は簡単で、氷や保冷剤をタオルで包み、膝の内側を15~20分程度冷やすだけです。 運動後や膝に違和感を感じたときは膝が炎症を引き起こしている可能性があるため、アイシングによるセルフケアを徹底しましょう。 しかし、直接肌に当てないように注意が必要です。 アイシングを運動後の習慣にすれば、鵞足炎の症状が和らぎ、再発予防に役立ちます。 フォームを見直して膝の負担を軽減する 鵞足炎の再発予防には、日常生活や運動時のフォームや姿勢の見直しが欠かせません。 誤ったフォームや偏った動作は膝に過剰な負担をかけ、鵞足炎が再発する原因となります。 特にジャンプの着地時やランニング中に膝が内側に傾く動作は、鵞足炎を引き起こすリスクを高めてしまいます。 自分の動作を意識して、適切なフォームを身につけることが重要です。 体重管理を徹底する 鵞足炎の再発を防止するためにも、体重管理を徹底することが重要です。 肥満状態や急激な体重増加によって立っている時や歩行時の膝の負担が増えると、鵞足炎の再発に繋がる可能性があります。 そのため、食生活の改善や適度な運動習慣を身につけ、体重の減量を目指しましょう。 体重の減量によって膝への負担を抑えられ、鵞足炎の再発リスクを下げる効果が期待できます。 鵞足炎が再発しやすい原因は? 本章では、鵞足炎が再発しやすい原因を紹介します。 それぞれの原因について理解し、鵞足炎が再発しないための参考にしてください。 筋肉のバランスが悪い 鵞足炎が再発しやすい原因として、膝周辺の筋肉のバランスが悪いことが挙げられます。 筋力バランスが悪いと一部の筋肉に負荷が集中し、膝への負荷が大きくなることで、鵞足炎の再発リスクが高くなります。 また、膝周辺の筋肉の柔軟性が低下すると血流が悪くなり、炎症が長引く原因となるので注意が必要です。 日常的に膝周辺の筋力トレーニングやストレッチを行い、筋力強化と柔軟性向上を目指しましょう。 体が歪んでいる 鵞足炎が再発しやすい原因として、体の歪みが影響している可能性があります。 体の歪みは、不適切な姿勢など意識できるものと、X脚・O脚、扁平足など元々の骨格的な問題が考えられます。 いずれも膝の内側にストレスがかかりやすく膝の負担になっているため、鵞足炎が再発する原因の一つです。 日常生活の中で姿勢に気を付けたり、クッション性のあるシューズを着用したりすることで膝の負担を軽減しましょう。 原因が根本的に改善されていない 鵞足炎の原因が根本的に改善されていない場合も、再発しやすい原因となります。 保存療法では、鵞足炎の痛みや症状緩和を目的とされており、原因を根本的に改善する治療ではありません。 そのため、完治する前に過度な負担が膝にかかると、鵞足炎が再発する可能性があります。 近年の治療では、手術せずに鵞足炎の根本的な治療を目指せる再生医療も選択肢の一つです。 当院リペアセルクリニックでは、再生医療の治療ガイドブックや症例を配信しているので、合わせてご覧ください。 つらい鵞足炎の痛みには再生医療による治療も選択肢の一つ 鵞足炎は予防を心がけても再発してしまうことがあり、特にスポーツ選手にとっては繰り返しの発症が大きな問題となります。 何度も再発することで、日常生活や運動のパフォーマンスに支障をきたすことも少なくありません。 再発を繰り返す場合は、選択肢の一つとして再生医療を検討しましょう。 再生医療は、患者様の細胞や血液を用いて、手術や入院せずに鵞足炎の根本治療を目指せる治療法です。 再発を繰り返す鵞足炎の症状にお悩みの方は、再生医療専門クリニックである当院リペアセルクリニックへご相談ください。 ▼鵞足炎の治療には再生医療 >>公式LINEで再生医療の情報を見てみる 鵞足炎の再発防止には適切な治療とリハビリが重要 鵞足炎は、膝の内側にある鵞足部に炎症が生じる疾患で、膝に過度な負担がかかる運動や筋肉の柔軟性不足によって再発しやすいです。 しかし、適切な治療を受け、継続的に正しいケアを行うことで再発リスクを抑えられます。 膝周りの筋肉の柔軟性を高めるためのストレッチや、運動後のアイシング、日常生活や運動時のフォームの見直しは、鵞足炎の再発防止の基本といえます。 それぞれを日常の習慣に取り入れ、膝の健康を守りましょう。 また、当院リペアセルクリニックでは、鵞足炎の根本治療に繋がる可能性がある再生医療をご提供しています。 公式LINEで治療ガイドブックや症例を配信しているため「鵞足炎を根本的に治したい」という方は、ぜひ確認してみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.10.27 - 
  
    
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「鵞足炎におすすめのサポーターはある?」 膝用のサポーターは種類が多いため、鵞足炎の痛みに効果的なサポーターがどれか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 結論、鵞足炎にはソフトタイプのサポーターがおすすめです。 本記事では、鵞足炎におすすめのサポーターの種類や選び方、装着時の注意点などを解説します。 鵞足炎用のサポーターをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。 また、鵞足炎の痛みが長引いている方は、先端医療である再生医療による治療も選択肢の一つです。 当院リペアセルクリニックでは、鵞足炎の痛みを手術せずに治療できる再生医療の治療法や症例を無料で配信しています。 「鵞足炎を早く治したい」「現在の治療で期待した効果が出ていない」という方は、ぜひこの機会に再生医療について確認してみてください。 鵞足炎の痛みにおすすめの膝サポーター 鵞足炎の痛みには、保温効果があり圧縮性の低いソフトタイプのサポーターがおすすめです。 膝サポーターにはソフトタイプとハードタイプの2種類がありますが、ソフトタイプのサポーターは膝を保温でき、慢性期において血行促進による痛みの軽減が期待できます。 また、伸縮性があるため動きやすく、長時間着用しても負担になりにくいです。 補強機能があるソフトタイプのサポーターは、膝の安定性を保てるため、歩行や立ち上がりなど日常動作がスムーズに行えます。 しかし、鵞足炎の痛みに対する膝サポーターの装着は、治療の補助的な役割のため、医療機関で適切な治療を受けることが重要です。 鵞足炎に使われるサポーターの種類 鵞足炎に使われるサポーターは、「ソフトサポーター」と「ハードサポーター」の大きく2種類に分けられます。 それぞれの特徴を以下の表にまとめました。 種類 買える場所 特徴 用途 ソフトサポーター ・ドラッグストア ・スポーツショップ 伸縮性がある ・膝の保温 ・運動や階段の上り下りの際の痛みの緩和 ハードサポーター 整形外科の義肢装具士にて作成 側面に金属部品が入っている 靭帯損傷や半月板損傷による膝のぐらつき ソフトサポーターとハードサポーターの特徴や違いについて、それぞれ見ていきましょう。 ソフトサポーター ソフトサポーターは、柔らかく伸縮性のあるサポーターで、ドラッグストアやスポーツショップなどで購入できます。 膝に巻いたり履いたりして、膝の保温や動きの補助をするタイプが一般的です。 ソフトサポーターの特徴は、以下のとおりです。 安価 ドラッグストアやスポーツショップで手に入れやすい 保温効果がある ハードタイプに比べて補強機能は低い ソフトサポーターには、補強機能が付いたものもあります。 補強機能付きのサポーターは少し値段が高いですが、膝の安定性を保ち、軽度の痛みを緩和する効果が期待できます。 ハードサポーター ハードサポーターは、半月板損傷や靱帯損傷など膝のぐらつきが強い場合に用いられる、側面に金属部品が入っているものです。 膝関節を安定させる力が強いため、痛みが強い場合でも高い効果が期待できます。 ハードサポーターの特徴は、以下のとおりです。 サポート力が高い 高価 整形外科でオーダーが必要 金具が挿入されている 重い 装着が難しい ハードサポーターは整形外科で義肢装具士に作成してもらう必要があり、費用が高額になりやすいです。 また、サポーター自体が重く装着が難しいため、着用する人を選ぶ点にも注意しましょう。 鵞足炎用サポーターの正しい選び方 鵞足炎用サポーターにはさまざまな種類があるため、以下の選び方のポイントを押さえて選びましょう。 サイズに合わせて選ぶ 症状の程度に合わせて選ぶ 目的に合わせて選ぶ サポーターを効果的に使うために、自分に合ったサポーターを選ぶことが大切です。 以下では、選び方のポイントについてそれぞれ詳しく解説します。 サイズに合わせて選ぶ 鵞足炎用サポーターは、痛みの緩和効果を十分に発揮するため、サイズに合わせて選びましょう。 サイズを選ぶ際のポイントは、以下の2つです。 膝上10cmの周囲を測る 商品のサイズ表を確認して適切なサイズのサポーターを選ぶ サポーターが大きすぎると膝への負担を軽減できず痛みを緩和できません。 一方で、小さすぎると血行不良や不快感を引き起こしてしまう可能性があります。 効果的にサポーターを使うためには、自分のサイズに合ったものを選ぶことが重要です。 症状の程度に合わせて選ぶ 症状によって必要なサポート力は異なるため、鵞足炎用サポーターは症状の程度に合わせて選ぶことが重要です。 サポーターのサポート力は構造や素材によって異なり、例えば、伸縮性の高い素材で作られているソフトタイプのサポーターは軽度の痛みに適しています。 一方、硬めの素材や補強機能の付いたものは膝をサポートする機能が高いため、中程度〜重度の痛みに有効です。 症状の程度によって適切なサポーターは異なるので、症状に合わせてサポーターを選びましょう。 目的に合わせて選ぶ 鵞足炎用サポーターは、目的に合わせて選ぶことも重要です。 目的によって適したサポート力や素材が異なるため、以下のように目的に合わせたサポーターを選ぶと十分に効果を得られるでしょう。 スポーツ:伸縮性があり、通気性のよいタイプ 日常生活:伸縮性がよく軽量で薄手のもの、使用感のよいもの サポーターの効果を得るためには、サイズや目的にあったものを選ぶことが大切です。 上記を参考に、自分に合ったサポーターを選びましょう。 鵞足炎用の膝サポーターを装着するときの注意点 鵞足炎用の膝サポーターを装着するときの注意点は、以下の2つです。 正しい手順でサポーターを装着する 就寝時はサポーターを外す サポーターを効果的に使うために、装着時の注意点をよく理解しておきましょう。 正しい手順でサポーターを装着する 鵞足炎用サポーターを着用するときは、正しい手順で装着しましょう。 サポーターは正しく装着することで、本来のサポート力を発揮します。サポーターがきついと血行不良や不快感の原因になりますし、ゆるいと十分なサポート効果が得られません。 正しく装着できていないと、痛みが増す可能性も考えられます。 サポーターの種類によって装着方法は異なるため、製品ごとに説明書を読んで正しく装着してください。 装着したら膝を動かしてみて、装着具合を確認するとより正しく使用できます。 就寝時はサポーターを外す 就寝時は、なるべくサポーターを外すことが推奨されます。 長時間サポーターを付けていると血行が悪くなり、筋力が低下する場合があるため、注意が必要です。 結果として、痛みが増す可能性があるため、サポーターを外して寝ることを心がけましょう。 どうしても就寝時の痛みが気になる方は、医師に相談したうえで対応を考えることが大切です。 鵞足炎の痛みにはサポーターの活用と合わせて再生医療を検討しよう サポーターは膝の負担を減らし、鵞足炎の痛みを緩和する効果が期待できますが、サポーターだけで完治するのは難しいです。 鵞足炎の痛みがなかなか治らない場合、再生医療による治療で鵞足炎の痛みを根本から改善できる可能性があります。 再生医療とは、患者様の細胞や血液を用いて、損傷した組織の再生・修復を促す治療法です。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、膝の痛みを根本から治療できる可能性がある再生医療に関する情報を配信しています。 現在の治療で期待した効果が出ていない方は、サポーターの活用と合わせて再生医療もご検討ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.10.26 - 
  
    
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「急に膝の内側が痛くなった」「歩くと膝に違和感がある」と感じる場合、膝の関節やその周りの組織が傷ついている可能性があります。 原因として考えられる疾患は、以下の通りです。 鵞足炎(がそくえん) 変形性膝関節症 内側側副靭帯損傷 半月板損傷 タナ障害 急な膝の痛みで不安な方は、痛みの原因や対処法を正しく理解し、適切な処置や治療につなげましょう。 また、上記のような原因疾患を根本的に治療するために、先端医療である再生医療をご検討ください。 \膝の痛みに有効な再生医療とは/ 再生医療は、従来の治療では難しかった損傷した組織にもアプローチできるため、痛みの原因となっている疾患を根本的に改善できる可能性があります。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、膝の痛みに悩まされていた患者様の症例を紹介しています。 https://youtu.be/ek8aeRHpKiA?si=Ou2rTYYulm2V4L6e 【こんな方は再生医療をご検討ください】 膝関節の痛みを手術せずに治したい 急に膝が痛くなり生活に支障が出ている 現在の治療では目立った効果が出ていない 「膝関節の痛みに悩まされている」「手術するしかないと言われた」という方の新たな選択肢として、ぜひ検討してみてください。 症例や治療法については、当院(リペアセルクリニック)で無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 ▼まずは膝の治療について無料相談! >>(こちらをクリック)今すぐ電話相談してみる 膝を曲げると内側が痛い|鵞足炎(がそくえん) 膝を曲げたときに内側が痛む場合、スポーツや日常生活での膝の使いすぎによる鵞足炎(がそくえん)の可能性があります。 ここでは、鵞足炎の症状と原因について詳しく解説します。 鵞足炎の症状 鵞足炎の原因 ご自身の症状と照らし合わせながら、原因を探っていきましょう。 鵞足炎の症状 鵞足炎の主な症状は、膝の内側、お皿から5cmほど下あたりの痛みです。 膝関節の曲げ伸ばしによって腱の付着部に炎症が起きるため、特定の動作で痛みを感じやすくなります。 具体的には、階段の上り下りや椅子から立ち上がる際に痛んだり、患部を指で押すと鋭い痛み(圧痛)を感じたりします。 症状が進行すると、運動していない安静時にも痛むほか、患部が腫れて熱を持つケースも見られます。 以下の症状に当てはまる場合は注意が必要です。 注意すべき症状 具体的な状態 動作時の痛み 歩行時や特に階段を下りる際に痛みが走る 違和感・引っかかり感 膝を曲げ伸ばしすると内側に違和感がある 圧痛や腫れ 痛む箇所を指で押すと明らかな痛みを感じる 可動域の制限 痛みで正座や膝立ちが難しくなる 上記のサインを見逃すと痛みが慢性化する恐れもあるため、症状に気づいた段階で早めに対応を検討しましょう。 鵞足炎の原因 鵞足炎の主な原因は、ランニングなど膝の曲げ伸ばしを繰り返すことによる「使いすぎ(オーバーユース)」です。 継続的に摩擦やストレスがかかることで、炎症を引き起こします。 しかし、運動量が多いだけでなく、以下のような複数の要因が複合的に関わって発症しているケースが多いです。 鵞足炎の原因 急な運動強度の増加 準備運動の不足 肥満や急激な体重増加 O脚やX脚、扁平足といった骨格の特徴 太ももの筋肉の柔軟性低下 クッション性の低い靴の使用 上記の要因は、膝の内側へかかる負担が大きく、鵞足炎の原因となるため注意しましょう。 50代以上で膝の内側が急に痛い|変形性膝関節症 50代以上で膝の内側に痛みを感じる場合、加齢などにより膝の軟骨がすり減ることで炎症や痛みが起きる変形性膝関節症の可能性があります。 ここでは、変形性膝関節症の症状と原因について詳しく解説します。 変形性膝関節症の症状 変形性膝関節症の原因 症状の進行段階と、考えられる原因についてそれぞれ確認していきましょう。 変形性膝関節症の症状 変形性膝関節症の症状は、病気の進行度に応じて段階的に変化します。 主な症状の進行は、以下の通りです。 進行度 主な症状 初期 立ち上がりや歩き始めに膝がこわばる、鈍い痛みがある 中期 正座や階段の上り下りが難しくなり、膝に水がたまる 末期 安静時も激しく痛み、膝が変形して歩行が困難になる 初期は軽い違和感程度でも、放置すると徐々に悪化し、日常生活に影響が及ぶ可能性があります。 しかし、初期症状を「年のせい」と考えてしまう方は少なくありません。 進行を遅らせるためにも、早い段階で膝の違和感に気づき、適切な対策を始めることが重要です。 変形性膝関節症の原因 変形性膝関節症は単一の原因からではなく、複数の要因が関与して発症します。 以下のような膝の軟骨がすり減りやすくなる要因や、膝関節への継続的な負担で発症リスクが高まります。 変形性膝関節症の主な原因 加齢による軟骨の質の変化 体重増加による膝への負担 閉経後の女性ホルモンの減少 膝を支える筋力の低下 O脚やX脚による体重の偏り 過去の骨折や靭帯損傷などの怪我 上記の要因が複数当てはまる場合は、注意が必要です。 変形性膝関節症の予防や進行を抑制するためには、体重管理や筋力の維持を目的とした運動を行いましょう。 膝の内側を押すと痛い|内側側副靭帯損傷 膝の内側を押したときに鋭い痛みを感じる場合、内側側副靭帯損傷の可能性があります。 内側側副靭帯損傷とは、スポーツ中の接触や転倒などで膝に強い衝撃が加わり、靭帯が傷ついた状態です。 ここでは、内側側副靭帯損傷の症状と原因について解説します。 内側側副靭帯損傷の症状 内側側副靭帯損傷の原因 損傷の程度による症状の違いと、どのような状況で起こりやすいのかを確認していきましょう。 内側側副靭帯損傷の症状 内側側副靭帯損傷の主な症状は、膝の内側の痛みや圧痛・腫れです。 受傷した際に「ブチッ」という断裂音が聞こえるケースや、膝がぐらつくような不安定感がある場合もあります。 損傷の重症度は、以下の3段階に分類されます。 損傷の程度 主な症状 I度(軽度) 痛みや圧痛はあるが、腫れは軽度で不安定感はない II度(中度) 明らかな痛みと腫れがあり、膝に不安定感を感じる III度(重度) 激しい痛みと著しい腫れで歩行は困難になる 膝の不安定感を放置すると、半月板など他の部位を傷つける二次的な怪我につながる恐れがあります。 違和感がある場合は、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。 内側側副靭帯損傷の原因 内側側副靭帯損傷は、膝が内側へ「くの字」に曲がるような強い力が加わることが主な原因です。 膝の外側から内側へ向かう力によって、靭帯が許容範囲を超えて伸びたり断裂したりします。 原因は、相手と接触して起こる場合と、自分自身の動きで起こる場合があります。 内側側副靭帯損傷の主な原因 スポーツで膝の外側からタックルを受ける 急な方向転換やストップ動作 ジャンプの着地失敗 交通事故や日常生活での転倒 上記のように、ラグビーやサッカーなどのコンタクトスポーツで多くみられます。 相手との接触がない場面でも、膝を捻るような動きが多いスポーツで発生する可能性があるため注意が必要です。 膝の内側への外傷で痛い|半月板損傷 膝を強く捻るなどの外傷をきっかけとして膝の内側が痛む場合、半月板損傷が考えられます。 半月板損傷とは、膝関節でクッションの役割をはたす半月板という軟骨組織が傷ついた状態です。 ここでは、半月板損傷の症状と原因について詳しく解説します。 半月板損傷の症状 半月板損傷の原因 特徴的な症状と、損傷に至る主な原因をそれぞれ確認していきましょう。 半月板損傷の症状 半月板損傷の症状は、膝の曲げ伸ばしでの痛みや動かした際の引っかかり感が特徴です。 損傷した半月板が関節の滑らかな動きを妨げ、炎症を引き起こすことで症状が現れます。 具体的には、以下のような症状がみられます。 半月板損傷の代表的な症状 階段の上り下りやしゃがむ動作での痛み 関節に水がたまり膝が腫れる 膝を動かすと「ゴリッ」と音がする違和感 膝が動かなくなる「ロッキング」現象 歩行中に膝の力が抜ける「膝崩れ」 特に、損傷した半月板が関節に挟まり膝が動かなくなる「ロッキング」は代表的な症状です。 症状は損傷の程度によって様々ですが、放置すると悪化する恐れがあるため注意しましょう。 半月板損傷の原因 半月板損傷の原因は、一度の大きな力で起こる「外傷性」と、加齢に伴い起こる「変性」の2つに分けられます。 若年層ではスポーツ中の怪我が多く、中高年層では明らかな原因がなく発症する場合もあります。 原因の種類 発生しやすい状況・動作 外傷性 サッカー・バスケットボールなど急な方向転換を伴うスポーツ 変性 階段の上り下り、立ち上がり など 上記のように、スポーツによる怪我だけでなく、加齢が原因となる場合も少なくありません。 どちらも膝への負担が関係しており、体重の増加もリスクを高める一因になります。 膝内側の引っかかり感と痛み|タナ障害 膝の内側に引っかかり感や痛みがあり、曲げ伸ばしの際に音がする場合、タナ障害の可能性があります。 膝関節の中にある滑膜ヒダ(タナ)と呼ばれる膜が、炎症を起こしている状態です。 ここでは、タナ障害の症状と原因について詳しく解説します。 タナ障害の症状 タナ障害の原因 どのような症状が現れ、何が原因で発症するのかを確認していきましょう。 タナ障害の症状 タナ障害の特徴的な症状は、膝を曲げ伸ばしする際の引っかかり感や「コリッ」という音です。 炎症によって厚くなったタナが、膝の骨に挟まったりこすれたりすることで特有の違和感が生じます。 症状が進行すると、以下のような状態がみられます。 タナ障害の代表的な症状 膝のお皿の内側や下側の痛み 階段の上り下りやしゃがむ動作で痛みが悪化 運動中に膝の力が抜ける「膝崩れ」 痛みで膝が曲げにくくなる 初期は痛みよりも違和感が強い場合が多いです。 しかし、放置すると痛みが慢性化し、スポーツや日常生活に影響が出るため注意しましょう。 タナ障害の原因 タナ障害は、生まれつき存在する「タナ」に、後天的な要因が加わることで発症します。 主な原因は、ランニングやジャンプなど膝の曲げ伸ばしを繰り返すことによる「使いすぎ」です。 タナ障害の主な原因 スポーツによる膝の使いすぎ 膝を強くぶつけるなどの外傷 運動前のウォーミングアップ不足 太ももの筋肉の柔軟性低下 タナは、通常は柔らかいため問題になりませんが、スポーツなどによる継続的な刺激で硬くなることで、症状を引き起こしやすくなります。 膝の内側が急に痛いときに病院へ行くべき症状 急な膝の内側の痛みは数日で改善する場合もありますが、特定の症状がみられる場合は、何らかの疾患が隠れている可能性があります。 以下の症状に当てはまる場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。 病院受診を判断するためのチェックリスト 安静にしていてもズキズキと痛む 痛みが1週間以上続いている、または悪化している 膝が赤く腫れて熱を持っている 膝の曲げ伸ばしができない 歩行や階段の上り下りがつらい 膝がぐらついたり、力が抜けたりする感覚がある 上記の症状が1つでも当てはまる場合、自己判断で放置すると症状が悪化したり慢性化したりする可能性があります。 また、痛みをかばうことで体のバランスが崩れ、腰など他の部位に新たな不調を引き起こす場合もあるため注意が必要です。 日常生活に少しでも支障が出ているなら、早めに専門医へ相談しましょう。 膝の内側が急に痛いときに効果的な対処法 急に膝の内側が痛みだした時には、痛みを和らげるために以下の対処法を行ってみましょう。 アイシング 湿布 サポーター テーピング どの方法も痛みを和らげることを目的としており、「鵞足炎」や「変形性膝関節炎」を発症していた場合、完治するわけではありません。 痛みが取れない場合や不調を感じたら、早めに医療機関へ相談しましょう。 アイシング 急な膝の痛みや腫れが生じている時は、氷嚢や保冷剤で患部をアイシングするのが効果的です。 しかし、炎症が強い場合、冷やすことで血行が悪くなり逆に痛みがひどくなる可能性があります。 温めて血行を良くした方が良いこともあるので、症状に応じて使い分けましょう。 湿布 湿布などの貼り薬を貼って痛みを緩和させる方法があります。 湿布の中でも特に非ステロイド抗炎症薬は炎症を抑える効果や痛みを緩和させる効果が高いです。 サポーター 痛くて歩けない場合、サポーターを活用するのも良いでしょう。 ドラッグストアやスポーツ用品店に行くと、補強機能付きタイプのサポーターが販売されています。 値段は少し高いですが、膝が横方向にぶれるのを抑えてくれ、痛みを軽減する効果が期待できます。 テーピング テーピングすることで膝の痛みを和らげたり、膝関節をサポートする効果が期待できます。 膝の関節は曲げ伸ばし動作が多いため、伸縮性の高いテープを選びましょう。 また、強く巻きすぎてしまうと血行不良の原因となるため、力加減に注意が必要です。 膝の内側が急に痛いときに有効なストレッチ方法 膝の内側が痛む場合、膝周りの筋肉が硬くなっているケースがみられます。 ストレッチで筋肉の柔軟性を高めることは、膝への負担を減らし、痛みを和らげるのに有効です。 ただし、痛みが強いときや腫れがあるときは、悪化させる恐れがあるため控えましょう。 膝の内側(鵞足筋)のストレッチ 太ももの前側(大腿四頭筋)のストレッチ 太ももの裏側(ハムストリング)のストレッチ ストレッチを行う場合は、痛みのない範囲でゆっくり行うことが大切です。 それぞれの部位のストレッチ方法をみていきましょう。 膝の内側(鵞足筋)のストレッチ 鵞足筋を伸ばすことで腱へのストレスが和らぎ、痛みの軽減が期待できます。 以下の手順で鵞足筋のストレッチを行いましょう。 鵞足筋ストレッチの手順 ①床に座り、痛みのある方の脚を斜め前に開いて伸ばす ②反対側の脚は、膝を内側に折りたたむ ③背筋を伸ばしたまま、ゆっくりと体を前に倒す ④太ももの内側が伸びるのを感じながら20秒ほど保つ 体を前に倒す際に、背中が丸まらないように意識しましょう。 太ももの前側(大腿四頭筋)のストレッチ 大腿四頭筋の柔軟性を高めることで、膝関節にかかる負担を減らせます。 以下の手順で大腿四頭筋のストレッチを行いましょう。 大腿四頭筋ストレッチの手順 ①壁や椅子に手をついて体を支える ②片足で立ち、もう一方の足首を手で持つ ③かかとをお尻にゆっくりと引き寄せる ④太ももの前側が伸びるのを感じながら20秒ほど保つ ストレッチ中に腰が反ったり、膝が外側に開いたりしないように意識しましょう。 太ももの裏側(ハムストリングス)のストレッチ 太ももの裏側にあるハムストリングスを伸ばすことは、膝の痛みの軽減だけでなく腰痛予防にもつながります。 以下の手順でハムストリングスのストレッチを行いましょう。 タオルを使ったストレッチの手順 ①仰向けに寝て、片方の足の裏にタオルを掛ける ②タオルの両端を両手で持つ ③膝をできるだけ伸ばしたまま、タオルで脚を天井方向へ引き上げる ④太ももの裏が伸びるのを感じながら20秒ほど保つ 反対側の脚が床から浮かないように意識してください。 痛みを感じる場合は、無理に引き上げないようにしましょう。 膝の内側が急に痛いときは再生医療による治療をご検討ください 膝の内側が痛む場合の対処法はさまざまですが、痛みが引かないときは放置せずに医療機関へ相談しましょう。 鵞足炎や変形性膝関節症といった疾患を発症している可能性があります。 膝の痛みの原因疾患には、手術せずに治療できる「再生医療」という選択肢もあります。 再生医療は、患者さんご自身の細胞を使って損傷した組織の再生・修復を促す治療法です。 「膝関節の痛みに悩まされている」「手術するしかないと言われた」という方の新たな選択肢として、ぜひ検討してみてください。 症例や治療法については、当院(リペアセルクリニック)で無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 ▼まずは膝の治療について無料相談! >>(こちらをクリック)今すぐ電話相談してみる
2019.10.23 - 
  
    
- ひざ関節
 - スポーツ医療
 - 再生治療
 
ロードバイクで鵞足炎の可能性!膝の痛みがあるなら疑うべき ロードバイクで気持ちよく颯爽と駆け抜ける中、急に膝の痛みが…。その痛みは、もしかすると鵞足炎かもしれません。今回はロードバイクで鵞足炎になるのかについて、また、鵞足炎の症状や原因について解説します。 ロードバイクで膝の痛み…鵞足炎を発症することもある 久しぶりにロードバイクを楽しんでいたら、膝に痛みが…。という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。そして、その痛みは鵞足炎かもしれません。 鵞足炎とは、膝を取り巻く3つの筋肉が合わさる鵞足という部分に炎症を生じる病気で、内側に膝を曲げたりするようなスポーツにより、過度な負荷がかかることによって起こります。 そして、ロードバイクでは、誤ったフォームによる膝への過度な負担が引き金となって、鵞足炎を発症するケースがあります。 ロードバイクで鵞足炎にならないようにするには? 鵞足炎はウォーミングアップが足りない、オーバートレーニングなどが原因の1つになります。ロードバイクだけでなく、スポーツなど体を動かす前には十分なストレッチやウォーミングアップが必要不可欠です。 また、ロードバイクの誤ったフォームとして、つま先が外側に向いてしまう、膝を内向きにして漕いでしまうという2つが挙げられます。このようなフォームでロードバイクを続けると、疲れが溜まりやすいですし、疲れがたまると、フォームへの意識が疎かになることがあります。 ロードバイクでは、きちんとしたフォームが大事!自分のフォームを見つめなおしましょう。 繰り返す鵞足炎の痛みでロードバイクが楽しめない!再生医療という最新療法 鵞足炎は一度発症すると何度も再発しやすい病気です。せっかくロードバイクを楽しんでいても、再発が怖い、痛みがあってロードバイクすら乗れないという方は、再生医療という治療法を検討してみてはいかがでしょうか。 現在ではPRP療法といって、自分の血液から取り出した血小板を濃縮し、その液体を直接患部に注射して血小板のもつ修復作用で病気を治すという治療法があります。 入院や手術の必要もありませんし、体に負担がかかりにくいというメリットもあります。 まとめ・ロードバイクで鵞足炎の可能性!膝の痛みがあるなら疑うべき 鵞足炎は予防をすることができる病気ですが、完全に発症を防ぐということはできません。ロードバイクが趣味という方には、膝の痛みは致命的な症状と言えるでしょう。鵞足炎を発症しないためにも、十分なウォーミングアップと適切なフォームの見直しをこころがけましょう。 また、何度も鵞足炎を繰り返すという方は再生医療という治療を選択するのも1つの選択ですよ。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.10.20 - 
  
    
- 再生治療
 - 腱板損傷
 - 肩
 
肩に力が入らず、医療機関で受診しても改善が見られないまま、強い痛みや機能障害に悩む方も多いかと思います。 肩の痛みは日常生活においても不便なことも多いため、早く治したいという焦りもあるでしょう。 この記事では、肩に力が入らない原因と、ケガや病気について解説していきます。 投薬治療やリハビリテーション療法でも改善が見られない場合、手術療法を行う可能性があります。 肩の痛みを早く治したい方は、再生医療も選択肢の一つです。 肩に力が入らない原因 肩に力が入らなくなる原因は、主に以下の内容が考えられます。 肩の使いすぎ 事故による負傷 転倒 腱板組織の損傷や断裂 肩に力が入らない症状は、日常生活からスポーツまで幅広い場面で発生する可能性があります。過度な肩の使用により筋肉や腱に疲労が蓄積し、炎症や微細な損傷が生じることで筋力低下が起こるものです。 外傷性の原因では、転倒時に肩を直接打撲したり、手をついて転倒した際の衝撃が肩関節に伝わることで組織が損傷します。とくに肩関節を安定させるのに重要な腱板が損傷・断裂すると、肩を挙上する動作に必要な筋力が発揮できず、力が入らない状態となるのです。 これらの原因により生じる症状の程度や治療方針は、損傷の範囲や患者の年齢、活動レベルによって大きく異なります。そのため、適切な診断と治療が重要です。 肩に力が入らない原因となるケガ・病気 肩に力が入らない原因となるケガや病気は以下のとおりです。 疾患名 症状・特徴 肩腱板損傷 肩の痛みや力が入らない 可動域制限 筋力の低下 ゴリゴリという音がする 肩腱板断裂 肩の痛み 運動障害 筋力の低下 ゴリゴリという音がする 肩関節周囲炎(五十肩) 肩の痛み 可動域制限 夜間に痛みが強くなる傾向 変形性肩関節症 肩の痛み 可動域制限 肩の筋肉がこわばる 石灰沈着性腱板炎 激しい肩の痛み 可動域制限 腫れや熱感 急性型と慢性型がある 反復性肩関節脱臼 肩の不安定感 可動域制限 脱臼しやすくなる 肩の形が変形する それぞれのケガや病気について詳しく解説していきます。 肩腱板損傷 原因 症状 治療法 外傷・加齢 肩の痛みと可動域制限 保存療法・手術療法・再生医療 肩腱板損傷は、スポーツによる肩の酷使、外傷、加齢などが原因で発症します。 発症のメカニズムは主に2つあります。 1つ目は、スポーツや重労働で肩を繰り返し使うことで腱板に負担がかかり損傷するケースです。 2つ目は、加齢により肩甲骨の突起部分(肩峰)に骨のとげ(骨棘)ができるケースです。腕を動かすたびに腱板とこすれ合って炎症を起こし、徐々に腱板が擦り切れていきます。 どちらも腱板という肩の動きに重要な組織が傷つくことで、肩の痛みや力の入らない症状が現れます。 肩腱板断裂 原因 症状 治療法 外傷・加齢 肩の痛みと可動域制限 保存療法・手術療法・再生医療 肩腱板断裂は肩を強く打った、肩をぶつけたなどの外傷や、加齢により自然に腱板が切れてしまうことがあります。 四十肩、五十肩と勘違いされやすいので、痛みが長引く場合は病院に行って詳しい検査をしましょう。 肩関節周囲炎(五十肩) 原因 症状 治療法 加齢・運動不足・糖尿病 肩の痛みと可動域制限 薬物療法・リハビリ・手術療法・再生医療 肩関節周囲炎は、一般的に五十肩と呼ばれる疾患で、肩関節の滑膜や関節包に炎症が起き、肩が硬くなることが特徴です。 加齢が主な原因とされていますが、運動不足や糖尿病などの基礎疾患が原因で発症することもあります。 変形性肩関節症 原因 症状 治療法 加齢・関節リウマチ 肩の痛みと可動域制限 薬物療法・リハビリ・手術療法・再生医療 変形性肩関節症は、肩関節の軟骨がすり減って骨が変形し、痛みや可動域制限が引き起こされる疾患です。 変形性肩関節症は肩の酷使や加齢、軟骨や周囲の組織の損傷によって発症しますが、肩を動かすときにゴリゴリとこすれるような音が出るのも特徴のひとつです。 石灰沈着性腱板炎 原因 症状 治療法 腱板へのリン酸カルシウムの沈着 激しい肩の痛み、可動域制限 保存療法・体外衝撃波療法・手術療法・再生医療 石灰沈着性腱板炎は、肩の腱板にカルシウムの結晶である石灰が沈着する原因不明の疾患です。 石灰沈着性腱板炎には急性期と慢性期があり、急性期では激しい痛みで肩を動かすことも困難となります。慢性期では肩を動かした際の痛みやひっかかりなどの症状が出るのが特徴です。 反復性肩関節脱臼 原因 症状 治療法 初回脱臼時の損傷 肩の痛みと可動域制限、肩の不安定感 保存療法・手術療法 一度脱臼すると再発を繰り返しやすくなる疾患が、反復性肩関節脱臼です。 ラグビーやアメフトなどの激しいスポーツや転倒時に初回脱臼が起こり、その後は寝返りや軽い動作でも再び脱臼してしまうのが特徴です。 とくに10代の若年層は関節や軟部組織の柔軟性が高いことが原因で、脱臼を繰り返すこともあります。 肩に力が入らないケガ・病気の予防策 肩に力が入らない状態を防ぐためにできる予防策を紹介します。 スポーツの前に準備運動をする 適度に休憩を取る 正しい歩き方で転倒を防止する スポーツの前に準備運動をして肩周りの筋肉を十分にほぐし、関節の可動域を広げることで急激な負荷による損傷を予防できます。 また、運動中や仕事中は定期的な休憩を取り、同じ動作の繰り返しによる肩の使いすぎを防ぐことが大切です。 高齢者や運動習慣のない方は、段差での転倒や滑りやすい場所での事故に注意し、肩の外傷を防ぐよう心がけましょう。 肩に力が入らないケガ・病気の主な治療法 肩に力が入らない症状に対する治療法は、主に以下の4つです。 投薬治療 リハビリテーション療法 手術療法 再生医療 これらの治療法は単独で行う場合もあれば、症状に応じて組み合わせて実施することもあります。 投薬治療 投薬治療では、関節内注射や消炎鎮痛剤などの内服が行われます。 また、トリガーポイント注射と呼ばれる、痛みがある部位に局所的に行う注射を検討される場合もあります。 筋肉が緊張しているケースでは筋弛緩剤が処方されますが、筋弛緩剤は副作用が出る場合がありますので注意が必要です。 薬物療法は痛みや炎症を抑える効果がありますが、主に症状の軽減を目的とした治療法です。根本的な回復には、他の治療法との組み合わせが必要になるケースが多くあります。 リハビリテーション療法 リハビリテーション療法では、次のような取り組みで肩に力が入らない症状の改善を目指します。 肩の可動域を広げる運動 肩関節の安定性を向上させるための筋力トレーニング 日常生活での肩の動かし方の指導 これらのトレーニングで肩の筋力を高め、日常的な負荷に耐えられる肩を作ります。 肩のトレーニングでは、かける負荷と運動量が重要です。無理なトレーニングを行うと効果が減ってしまうほか、症状が悪化する可能性があります。 専門家の指導の下、適切なリハビリを続けましょう。 手術療法 投薬治療やリハビリテーション療法の効果が感じられなかった方や、症状が重い方には手術療法が検討されます。 症状の程度によって、関節鏡手術や直視下手術などの方法が選ばれます。 関節鏡手術は体に小さな穴を開けて手術する方法で、身体への負担が少ないのが特徴です。 一方、直視下手術は皮膚を大きく切開して直接患部を確認しながら行う手術で、複雑な損傷や大規模な修復が必要な場合に選択されます。 再生医療 肩の痛みの治療には再生医療という選択肢もあります。 再生医療の幹細胞治療は、患者さま自身の幹細胞を培養し、損傷した患部に投与する治療法です。 入院・手術が不要なため、手術後の再発リスクを軽減したいという方には、再生医療が適している場合があります。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、簡易オンライン診断を行っております。気になる肩の症状がある方は、お気軽にお試しください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 肩に力が入らないときはすぐに医療機関を受診しよう 肩に力が入らない原因は、肩の使いすぎや外傷、腱板損傷など多岐にわたり、肩腱板断裂や五十肩などさまざまな疾患が関与している可能性があります。 症状が現れた際は早期の医療機関受診が重要です。 肩の痛みの治療としては、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療なら手術が必要ないため「肩の痛みを治したいけど手術は避けたい」とお考えの方でも、適している可能性があります。 当院「リペアセルクリニック」では、肩の痛みにお悩みの方からのご相談を承っております。気になる症状がある場合は、お気軽にお問い合わせください。
2019.10.16 - 
  
    
- 再生治療
 - ひざ関節
 
階段の上り下りで膝の内側がズキッと痛む・運動の翌日に膝がだるく、内側を押すとピンポイントで痛いといった、症状に心当たりがある方は、鵞足炎(がそくえん)の可能性があります。 鵞足炎は初期段階であれば、安静やセルフケアで改善することも多いですが、放置すると慢性化し、長引く痛みの原因になることも。 本記事では、鵞足炎のセルフチェック方法や対処法について解説しています。 まずは自分の膝の状態を簡単に確認できるセルフチェックから始めてみましょう! 鵞足炎のセルフチェック方法 以下を参考に鵞足炎のセルフチェックを行いましょう。 【鵞足炎のセルフチェック表】 階段の上り下りで膝の内側に痛みを感じる 正座やあぐらの姿勢で痛みが強くなる 安静にしていると痛みは軽いが、運動後に悪化しやすい 膝を深く曲げたり(90度以上)、完全に伸ばしたときに痛みが出る 膝関節自体に腫れはないが、内側がなんとなく腫れぼったい感覚がある 膝のお皿の内側から約5~7cm下のあたりを押すと鋭い痛みを感じる 膝を曲げる(踵をお尻に近づける)動作で、内側に痛みが出る これらのチェックは、鵞足部に炎症があるかを自宅で簡単に確認するための方法です。 ただし、膝の痛みには他にも内側側副靱帯損傷・滑液包炎・変形性膝関節症など多くの可能性があります。 症状が強い・長引く場合には、整形外科での専門的な診断を受けることをおすすめします。 鵞足炎だった場合の対応策 鵞足炎だった場合の対応策としては、以下の通りです。 安静と患部のアイシング ストレッチ・筋力トレーニングを行う また以下の記事では、鵞足炎を予防するためのポイントをご紹介しています。 安静と患部のアイシング 鵞足炎の場合、最初に行うべき対応は安静とアイシング(患部の冷却)です。 項目 内容 冷やすタイミング 痛みや腫れを感じるとき、または運動後すぐ 使用するもの 氷嚢、保冷剤、ビニール袋に入れた氷(タオルで包む) 冷却時間の目安 1回15〜20分を、1日2〜3回程度 注意点 直接肌に当てず、低温やけどを防ぐ/就寝中の使用は避ける アイシングは炎症を抑えると同時に、感覚を鈍らせて一時的に痛みを軽減する働きもあります。 症状が落ち着くまで数日間は継続してみましょう。 ストレッチ・筋力トレーニングを行う 痛みや腫れが落ち着いてきたら、再発防止や根本改善を目的としたストレッチと筋力トレーニングを取り入れていきましょう。 ストレッチとトレーニングを並行して行うことで、膝まわりの柔軟性・安定性が向上し、鵞足部にかかる負荷を分散できます。 継続することで、膝の動きがなめらかになり、再発リスクを下げる効果が期待できます。 鵞足炎による痛みを緩和するストレッチ・マッサージ方法については、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 慢性した鵞足炎に対して根本改善を目指す治療法について 鵞足炎が慢性化すると、保存療法やストレッチ、アイシングといった基本的なケアでは痛みが完全に取れず、日常生活やスポーツ復帰に支障をきたすこともあります。 そのような場合、以下のような治療を行う再生医療も選択肢の一つとして検討しましょう。 治療法 特徴 PRP療法(多血小板血漿注射) 自分の血液から抽出した成分(成長因子)を患部に注入し、炎症の抑制と組織の再生を促す。 幹細胞治療(脂肪・骨髄由来) 自身の幹細胞を用いて軟部組織の修復を図る。 再生医療は自由診療(保険適用外)ですが、従来の治療で改善しない慢性的な鵞足炎に対する新たな選択肢として、近年注目が高まっています。 具体的な治療法や費用・リスクについては、当院(リペアセルクリニック)にご相談ください。 【まとめ】膝の内側が痛い人は「鵞足炎セルフチェック」で早めの対処を 膝の内側に痛みや違和感がある場合、鵞足炎が原因である可能性は少なくありません。 セルフチェックを行った上で、以下のような症状がある方は早めに状態を確認し、適切なケアを始めることが重要です。 階段の上り下りで膝の内側が痛む 運動後や翌日に痛みが出る 膝の内側を押すとピンポイントで強く痛む 軽度のうちであれば、安静・アイシング・ストレッチなどのセルフケアで炎症を抑えられることもあります。 しかし、痛みが長引いている場合には、PRP療法や幹細胞治療といった再生医療を検討するのも一つの方法です。 手術を回避しながら自己修復力を活かして根本改善を目指せるとして、近年注目を集めています。 治療法については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEからも確認いただけますので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.10.15 - 
  
    
- ひざ関節
 - 再生治療
 
膝を使いすぎ鵞足炎になってしまったら、アイシングが効果的! 鵞足炎を発症!そんな時はアイシングが効果的です! サッカーやマラソンをしている人なら誰しもが発症する可能性のある鵞足炎は、アイシングが効果的と言われています。 今回は、鵞足炎とはどのような症状なのか、また、アイシングのやり方についてご紹介します。 鵞足炎とは? 鵞足炎とは、膝を取り巻く3つの筋肉がくっついている部分を鵞足部と言い、この鵞足部に炎症が起きると「鵞足炎」という病気を発症することになります。 主にランニングやサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、水泳など、足を内側にひねる動きをするスポーツをする人に生じやすい疾患で、膝に負荷をかけすぎる、急な負荷をかける、運動前のストレッチをおろそかにしたりするなどで発症します。 鵞足炎を発症した場合は、急性期であればアイシングが効果的です。その後は鎮痛剤の内服や貼り薬、ストレッチなどを行って治療を行います。 鵞足炎になったときはどこをアイシングするの? 鵞足炎になると、膝の内側に強いズキズキとした痛みを生じます。明らかな腫脹が見られた場合はもちろん、痛みを感じたらまずはすぐに患部を冷やす(アイシングをする)必要があります。速やかに氷を入れた袋や保冷剤などを、膝の内側のでっぱった部分に当て、患部を冷やしてあげましょう。 そして、なるべく早く専門医を受診し、診断・適切な治療を受けるようにしてくださいね。 鵞足炎でアイシングをしても痛みが引かない・再発するときは? 鵞足炎は繰り返しやすいという特徴があります。そのため、ストレッチやアイシングなどを行っても、再び発症してしまう人が少なくありません。 繰り返す鵞足炎を何とかしたいとお考えの場合、再生医療という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。 現在はPRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を患部に注射し、血小板のもつ修復作用で根治するという治療法があります。ドーピングにも指定されていないため、アスリートの方たちも安心して治療を行うことができますし、体に負担をかけない治療法として注目を集めています。 まとめ・膝を使いすぎ鵞足炎になってしまったら、アイシングが効果的! スポーツをしている最中に急な膝の内側の痛みに襲われた場合は、鵞足炎を発症しているかもしれません。腫れや熱感・痛みを感じたら、まずはアイシングをし、必ず専門の医療機関を受診してください。 もし、鵞足炎を繰り返してしまう場合は、再生医療という治療の選択肢もあります。入院や手術も不要なので、仕事を長期で休む必要もないという点も魅力のひとつです。自分にあった治療法を探してみてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.10.13 - 
  
    
- 再生治療
 - ひざ関節
 
膝靭帯損傷の回復期間!歩けないほどの場合安静で1か月、ただし完全回復は難しい 膝靭帯損傷を起こした直後、歩ける人もいれば、歩けない人もいます。靭帯を損傷したと思った場合、無理は禁物です。まずは安静にして早めに医療機関を受診し、医師の指示を仰ぎましょう。しかし、万が一、歩けない状態の膝靭帯損傷を引き起こしてしまったら、どれぐらいの治療期間が必要か不安ですよね。 今回は、膝靭帯損傷で歩けなくなったら、治療後どのくらいの期間で歩けるようになるのかを紹介します。 膝靭帯損傷で歩けない場合、安静にすれば1カ月程度で歩けることが多い 膝靭帯が断裂した場合、膝関節が抜けたような違和感といった症状がでます。出血のために関節が腫れるなど、歩くことが困難になることも多々あります。ただ、膝靭帯損傷で歩けなくなったとしても、安静にしていれば1ヶ月位してくると腫れや痛みが取れて、普通に歩けるようになっていきます。 膝靭帯損傷から歩けても、完全に治しきるのは難しい 膝靭帯損傷で歩けなくなっても1ヶ月程で歩けるようになると紹介しましたが、これはあくまでも歩けるようになることが前提で、完全に治るわけではありません。 歩けるようになったとしても、膝靭帯損傷の後は、膝関節のゆるみが残ります。膝関節のゆるみは、日常生活においては支障をきたしませんがスポーツをする予定がある人は再び膝靭帯損傷になる可能性があるため手術という選択が必要になります。 膝靭帯損傷の手術後、2~3週間では歩けるようになる 膝靭帯損傷の手術を受けた場合、術後2~3日目から松葉杖で歩く練習を始め、2~3週間程で松葉杖が取れて歩けるようになります。膝関節を動かす訓練も同時に行い、筋力の回復を目指します。 歩けるようになるのは2~3週間ですが、スポーツへ復帰できるまでには、ランニングやジョギングだと術後4ヶ月、完全に復帰できるまでには術後8ヶ月程度は要します。 膝靭帯損傷、スポーツで復帰を目指すなら再生医療 アスリートや、スポーツ選手、それ以外でもスポーツを頻繁に楽しまれたいなら、膝靭帯損傷の手術を受けるという選択肢が一般的です。ただし、手術に抵抗がある人や、より早くスポーツ復帰したい人には、最近注目の再生医療という選択肢があります。 特にアスリートにとって、長期の入院やリハビリ、手術などは選手生命にかかわる問題です。シーズン中はもとより、オフシーズンであっても身体的なパフォーマンスは維持したいどころか、上げたいというアスリートも多くいます。 そんな方たちにとって手術や入院は、何としても避けたいと考えるのは当然です。最初は我慢しながら、そして症状が進み手術を受けて、それでも思うようなパフォーマンスが取れないことで引退に追い込まれる選手は多くいます。 こんなスポーツを生業とするアスリートにこそオススメしたいのが再生医療です。手術を避けて入院もせず、患部の症状を回復させる最新医療だからです。 靭帯損傷は、スポーツ選手にとって大変な致命的ともいえる症状です。 だからこそパフィーマンスはもとより、選手生命を縮めないため、逆に伸ばすためにも再生医療を選択肢として持っていただければと思います。 そうすれば安心してプレーやトレーニングに励むことが可能です。再生医療の治療は少しでも早く治したい人、長期間治療しているのに効果が感じられない人などにも効果が期待できます。 まとめ・膝靭帯損傷の回復期間!歩けないほどの場合安静で1か月、ただし完全回復は難しい 膝靭帯損傷で歩けなくなったとしても、1ヶ月程で歩けるようになるので安心してください。 ただし、スポーツをしている人は、膝靭帯損傷を再発する可能性があるので、手術をすることをおすすめします。手術は身体の負担にもなりますし入院の必要性もあるので、抵抗がある、時間が限られているという人は、再生医療という選択肢も検討してみてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼ スポーツ外傷(筋・腱・靭帯損傷)に対する再生医療 当院の再生医療は、スポーツ選手のパフォーマンスを維持し、選手生命を守ります
2019.10.09 - 
  
    
- ひざ関節
 - 再生治療
 
鵞足炎(がそくえん)とは、鵞足と呼ばれる膝の内側の部位が、無理に動かされることによって生じる炎症です。 サッカーやマラソン、バスケットボールなどのスポーツ選手をはじめ、変形性膝関節症の既往歴がある方も発症しうる疾患のため注意が必要です。 湿布は辛い症状を和らげたいときに利用される鎮痛剤の1種ですが、効果的な貼り方がわからない方も多くいるのではないでしょうか。 本記事では、鵞足炎に効果的な湿布の貼り方やおすすめの種類をご紹介します。 湿布の効果を十分に得られるよう、鵞足炎の症状にあった湿布を使用しましょう。 鵞足炎に効果的な湿布の貼り方 鵞足炎に効果的な湿布の貼り方や位置は、以下の通りです。 鵞足の位置 膝の内側(足から膝に向かって触れる出っ張った部分が目安) 湿布の貼り方 出っ張った部分を中心に縦方向に貼る 鵞足炎になったときは、膝の内側にある出っ張った箇所を中心に縦方向に湿布を貼るのが効果的です。 鵞足は膝の内側にあるため、膝を動かした際に湿布がずれないようにする必要があります。 膝へかぶせるように湿布を貼り、貼付する場所がずれてしまうと十分な効果が得られません。 鵞足炎になった場合に、湿布の効果を十分に得られるよう、貼り方や適切な種類を確認し貼付しましょう。 鵞足炎に効果的な湿布の種類 鵞足炎に効果的な湿布の種類は、症状や程度によって異なります。症状に合わせて適切な湿布を貼りましょう。 発症から14日程度の期間を指す急性期は「冷湿布」を貼り、まずは痛みや強い炎症を抑えることが重要です。 急性期を脱したあとの慢性期には、非ステロイド抗炎症薬の湿布を用いて疼痛のコントロールを図りましょう。 湿布の成分について 湿布の成分は、大きく以下の3つに分けられます。 成分 効果 特徴 サリチル酸メチル 消炎 植物に含まれている成分 冷湿布・温湿布がある 厚手のシート状が多い カプサイシン 消炎・温感 血流促進・鎮痛 血流を促進 感覚神経が麻痺し痛覚が鈍くなる 非ステロイド性抗炎症薬 消炎・鎮痛 消炎効果・鎮痛効果に優れる 刺激を抑える効果が強い 医師の指示のもと症状に合った湿布を使うことが得策ですが、早急に湿布を使用したい場合は成分内容を確認し、適切な種類を使用しましょう。 【湿布以外】鵞足炎の痛みを自分で和らげる方法 湿布以外で鵞足炎の痛みを和らげる方法は、以下の2つです。 ストレッチやテーピング固定などを適切に行うことで、鵞足炎の症状改善や再発予防に役立ちます。 過度なストレッチや誤った固定方法は、鵞足炎を悪化させる恐れがあります。 鵞足炎の痛みを悪化させないためにも、湿布以外の適切な対処法も確認しましょう。 ストレッチ 湿布以外で鵞足炎を治す方法として、ストレッチがあります。ストレッチは、鵞足部の筋肉や腱の緊張を緩和し、血行を促進させることで、症状の軽減を助けます。 鵞足炎に効果的なストレッチ方法は、以下のとおりです。 過度なストレッチや誤った動かし方は逆効果となり、治りが悪くなる可能性があるため、無理のない範囲で行うことが大切です。 テーピング・サポーターによる固定 テーピングやサポーターによる固定は、鵞足炎の症状を軽減し、痛みの緩和に効果的な方法です。 テーピングは膝を90度に曲げ、膝の皿を包み込むようにしっかりと巻くのが効果的です。 サポーターを使用する場合は、補強機能付きの膝サポーターの使用を推奨します。 ただし、長時間の固定は筋力低下を招く可能性があるため専門医のアドバイスを受けながら、適切な使用方法を心がけましょう。 鵞足炎に対する湿布の効果は? 鵞足炎に湿布を使用すると症状の緩和に効果が期待できますが、炎症や痛みの元となる問題の解決には至りません。 湿布により一時的に症状が緩和された状態で運動を再開すると、すぐに症状が出現する可能性があります。 鵞足炎を治すには、炎症が起きている原因を知り、対処しなくてはなりません。鵞足炎の主な原因は、以下のとおりです。 下肢を無理に動かすと、膝へ大きな負担がかかり鵞足炎になる可能性があります。鵞足炎になってしまった場合は、症状が悪化する前に湿布薬で対症療法を行いましょう。 湿布薬には処方制限がある点にも注意 鵞足炎の症状緩和に効果的な湿布薬は、処方制限があるため注意が必要です。 保険適応の場合はクリニックや医院をまたいでも、もらえる湿布薬の枚数に制限があります。 さらに、湿布薬は症状を緩和するのみで、根本的な原因を改善することはできません。 そのため、湿布薬による対応には限界があると言えます。 鵞足炎の根本的な治療を目指す場合は、再生医療の検討をおすすめします。 再生医療では損傷した組織を修復・再生することで、鵞足炎の症状改善に期待できます。 湿布薬の処方制限や、鵞足炎の根本原因の解決に悩んでいる人は、再生医療による治療を検討しましょう。また、その際はぜひ当院へご相談ください。 鵞足炎と湿布に関するよくある質問 鵞足炎と湿布に関するよくある質問を以下にまとめました。 鵞足炎と湿布に関する理解を深め、症状があった際にすぐに対処できるようにしましょう。 鵞足炎に効く薬は? 鵞足炎に効く薬は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やステロイド注射などです。 非ステロイド性抗炎症薬とは、熱感や腫脹などの炎症反応を改善する薬で、代表例にはロキソプロフェンやイブプロフェンがあります。 非ステロイド性抗炎症薬が含まれている湿布は、消炎作用だけでなく鎮痛効果にも優れているため、鵞足炎の症状緩和が期待できます。 ステロイド注射は何回も行うと効果が薄れていきますが、少量であれば鵞足炎に効果的です。 ステロイド注射は副作用も出現しやすいため、医師と相談した上で実施するかを検討しましょう。 鵞足炎は冷やすべき?それとも温めるべき? 鵞足炎の症状緩和には、冷却と温熱療法の両方が効果的ですが使い分けが重要です。 発症直後は冷却が推奨されます。冷却は炎症反応を抑え、腫れや疼痛を軽減する効果があります。冷湿布自体には冷却効果がほとんどないため、アイシングの実施が大切です。 急性期を脱し症状が落ち着いたら、患部を温めましょう。患部を温めると血行が促進され、筋肉の緊張が緩和されます。 誤った処置は症状の悪化を招くため、医師の指示に従い、適切な冷却・温熱療法を実施しましょう。 鵞足炎のセルフチェック方法は? 鵞足炎のセルフチェック方法は、以下のとおりです。 セルフチェックを行うことは重要ですが、正確性に欠けるため自己判断しないよう注意しましょう。 定期的にセルフチェックを行い、異常を感じた際は早めに医療機関を受診してください。 鵞足炎を早く治すために再生医療による治療がおすすめ 鵞足炎を早く治すために、再生医療による治療がおすすめです。 再生医療では、鵞足炎の症状を緩和するとともに、損傷した組織を修復することで症状の改善が期待できます。 再生医療は手術や入院を必要としないため、仕事やスポーツを長期間休まなくて良いメリットがあります。 鵞足炎の治療で再生医療を検討している方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 【まとめ】湿布を貼っても治らない鵞足炎は再生医療も検討 鵞足炎の痛みを和らげるためには、湿布を正しく選び、適切に貼ることが重要です。 とくに、冷湿布と温湿布の使い分けや処方制限に注意しながら使用することで、症状緩和が期待できます。 また、湿布以外の方法としてストレッチやテーピング、サポーターの活用も効果的です。 ただし、湿布やセルフケアでは痛みの改善が見られない場合もあります。そのようなときには、再生医療による治療をおすすめします。 再生医療では、損傷した組織を修復することで症状の改善に期待ができます。 鵞足炎の治療に悩んでいる方は、選択肢の一つとして再生医療を視野に入れて、早期の回復を目指しましょう。 湿布を貼っても治らない鵞足炎にお悩みの方は、ぜひ当院の再生医療をご検討ください。
2019.10.08 - 
  
    
- 肘
 - 再生治療
 
野球の練習で肘に負担をかけると、野球肘になるケースがあります。 成長期の子どもが野球肘になった場合、「チームに置いていかれる」などの不安を感じてしまうため、適切な治療とともにメンタルケアも必要です。 野球肘が軽症であれば、肘に負担がかかりにくい練習メニューや、リハビリを実践するとよいでしょう。 痛みを我慢して練習を続けると、肘の手術が必要になる可能性があるため、チームへの復帰が遠ざかる恐れも。 本記事では、野球肘でも実践できる練習メニューや、再発を防ぐストレッチなどをわかりやすく解説します。 野球肘が慢性化し、手術を検討している方は、切らない治療方法も参考にしてみてください。 また当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、野球肘が慢性化して不安を持つ方に向けて、再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 手術を回避し、より早く日常生活へ復帰するために、ぜひご確認ください。 野球肘でも実践できる練習メニューをフェーズ別に紹介 野球肘になった場合は、以下のフェーズに応じた練習メニューを実践できます。 肘に痛みがあるときは無理をせず、ストレッチや下半身の強化に専念しましょう。 チーム練習に参加できない時期は焦りを感じるかもしれませんが、柔軟性やフォームを改善するよい機会です。 具体的な練習メニューは以下のようになるので、根気強く続けていきましょう。 【初期】痛みがある時期の練習方法 野球肘の初期段階で痛みがある場合は、まず肘を安静に保ちます。 チーム練習への復帰が少しでも早くなるよう、肘以外の部位を以下の練習方法で鍛えておきましょう。 初期の練習方法 具体的な内容 心肺機能のトレーニング ・ランニングやサイクリングなど 肩関節の可動域改善 ・肩甲骨はがしなど 体幹の安定性を高める運動 ・腹横筋のドローインなど(手順は以下のとおり) 1.膝を立てて仰向けに寝る 2.鼻から息を吸い込み、お腹を大きく膨らませる 3.口から息を吐き、お腹をへこませる 4.お腹がへこんだ状態でゆっくりと呼吸を続ける ランニングなどの有酸素運動を続けると、基礎体力や心肺機能が高まるため、チーム練習に復帰する際の土台づくりになります。 ピッチングには肩回りの柔軟性が求められるので、肩関節を大きく回す運動や、肩甲骨はがしを続けてみましょう。 腹横筋のドローインなどで体幹を鍛えておけば、姿勢やバランス感覚の改善も可能です。 野球肘になるまでの練習が、投球の繰り返しや筋力強化に偏っていた場合は、柔軟性を高めるトレーニングも意識してみましょう。 肩関節や股関節の可動域も改善すると、ケガをしにくい状態で本格的な練習を再開できる可能性があります。 【中期】痛みが引き始めた時期の練習方法 野球肘が中期となり、痛みが引き始めたら、以下の練習方法を実践してみましょう。 中期の練習方法 具体的な内容 チューブやダンベルを使った筋力トレーニング ・肩回りや前腕の筋力強化 ・肩の奥の筋肉(インナーマッスル)の強化 シャドーピッチング ・投球フォームの確認と改善 体幹トレーニング ・サイドプランク(腹斜筋や中殿筋などの強化) ・スクワット キャッチボール ・10m程度の距離からスタート ・全身を使ってボールを投げる 中期の練習では体幹と筋力を強化し、チーム練習への復帰に備えます。 肩回りや前腕を鍛える際は、チューブなどを掴んで軽い負荷をかけ、肘を曲げたまま外側や内側の方向に引っ張ります。 トレーニング用のチューブやダンベルがないときは、水を入れたペットボトルで代用しても構いません。 投球フォームに問題がある場合は、全身が写る鏡の前でシャドーピッチングを始めてみましょう。 キャッチボールの際にもフォームを意識し、全身を使って投げるように意識すると、肘にかかる負担を軽減できます。 【後期】復帰前の準備 野球肘が後期の段階となり、痛みを感じなくなったときは、以下の練習方法を実践します。 後期の練習方法 具体的な内容 キャッチボール ・距離を20mや30mに伸ばす ブルペン投球 ・60~70%程度の力で投球 ・コーチに投球フォームをチェックしてもらう 打撃や守備練習 ・シート打撃やシートノック キャッチボールは距離を伸ばしますが、中期のフェーズと同じく、力まない投球フォームを意識してみましょう。 ブルペン投球では野球肘が再発しないよう、練習1回あたりの投球数を30球程度に抑える必要も。 連投も肘に負担がかかってしまうので、投球練習の後は、1日以上の休みを入れるとよいでしょう。 野球肘は打撃にも影響しやすいため、バッティングの際に痛みを感じたときは、練習を中止する必要があります。 痛みを我慢して練習を続けると、治療期間がさらに長くなるので要注意です。 野球肘の原因や仕組みをわかりやすく解説 野球肘とは、反復的な投球動作で肘に負担がかかり、痛みや違和感などを引き起こす症状です。 成長期の子どもが野球肘になった場合は、主に以下の原因が考えられます。 小学生の投球数は1日あたり70球以内が目安となっており、中学生の場合は1日80球以内です。 子どもは骨や靭帯が十分に発達していないため、過度な投球数は肘に大きな負担がかかります。 投球フォームの悪さも肘に悪影響を与えやすいので、下半身が活かされていない手投げや、肘下がりのフォームが野球肘を引き起こす可能性も。 体全体の筋力バランスが悪く、柔軟性も低い場合は、肘だけに負担がかかってしまうケースがあります。 また、肘の外側が痛むときは「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎」、内側の痛みは「内側側副靭帯の損傷」などが考えられるため、それぞれ治療方法が異なります。 肘に痛みや違和感があり、野球肘が疑われる場合は、早めに医療機関の診察を受けておきましょう。 野球肘の再発を防ぐ!ストレッチ・リハビリ習慣を紹介 野球肘はクセになりやすいので、ストレッチやリハビリの継続をおすすめします。 以下のストレッチやリハビリを習慣化すると、野球肘の再発防止を期待できます。 ストレッチやリハビリの種類 手順 肘のストレッチ 1.腕の体の前に出して手の甲を天井に向ける 2.手首を天井の方向に逸らす 3.反対側の手で指先を掴み、体の方向へ引っ張る 4.次に手のひらをひっくり返し、机などに押し付ける 5.ゆっくりと体重をかけ、肘の内側を伸ばす 手根屈筋のストレッチ 1.腕を体の前に伸ばし、手の甲を天井に向ける 2.反対側の手で肘の内側の中央を掴む 3.親指で肌を押しながら、上下方向にマッサージする 肩甲骨のストレッチ 【パターン1】 1.両腕の指先を肩にあてる 2.肘で円を描くように大きく腕を回す(10回程度) 3.同じ要領で逆方向にも腕を回す 【パターン2】 1.手のひらを天井に向け、両腕の肘と手のひらをくっつける 2.腕を後方に向けて開き、胸を張った状態を10秒間キープ 股関節のストレッチ 1.両脚を伸ばして床に腰を下ろす 2.左膝を曲げて足の裏を右足の内ももにくっつける 3.前屈しながら左手を右足のつま先に向けて伸ばし、10秒間キープする 4.同じ要領で反対側の体側も伸ばす 野球肘のリハビリ ・投球練習の後は肘の安静を保つ ・氷などで肘を冷やし、炎症を抑える 急激なストレッチは筋肉を痛める可能性があるので、1セットを10秒以内やや30秒以内にとどめ、じっくりとほぐしていきましょう。 体全体の柔軟性が高まると、投球の際に肘の負担を抑えられます。 連投はなるべく控え、練習後は氷や冷却シートで肘を冷やしておきましょう。 野球肘でもプレーを続ける工夫について紹介 野球肘になった子どもがプレーを続ける場合、コーチや保護者の協力が必要です。 リハビリやストレッチはすぐに効果が現れないため、プロのスポーツ選手でも焦りを感じてしまうケースがあります。 前向きな気持ちでリハビリを行い、チームへの復帰を目指すためには、親子で以下のコミュニケーションをとっておきましょう。 股関節などのストレッチは野球肘と無関係に思えるので、必ず可動域改善の目的を伝えましょう。 「痛みが引いてきた」「球速が上がった」など、肘の回復を実感できれば、自発的にストレッチやトレーニングを継続してくれる可能性があります。 治療に専念している期間は、親子で釣りやドライブに行くなど、野球以外の楽しみを探してもよいでしょう。 効果的な治療方法がわからない場合は、専門医への相談をおすすめします。 野球肘の治療について 野球肘を治療する場合、軽症の段階では安静やアイシングなどの処置を行います。 しかし、初期対応の効果が現れず、肘の痛みが慢性化したときは、以下の方法で治療する可能性があります。 装具療法は患部の安静を目的としているため、練習の再開とともに、野球肘も再発する恐れがあります。 ステロイド注射は痛みの緩和に効果的ですが、腱(筋肉の先端で骨に固着する部分)の断裂を引き起こす可能性があるので、慎重な判断が必要です。 また、手術は子どもの精神面に与える影響が大きく、入院が必要になった場合は、期末テストなどを受けられない可能性も。 野球肘が重症化すると、治療方法が限られてしまうので要注意です。 肘に痛みや違和感があるときは、早めに専門医の診察を受けておきましょう。 野球肘の治療に対する「再生医療」という選択肢 野球肘を根本的に治療したいときは、「再生医療」を選択肢に入れてみるとよいでしょう。 再生医療には以下の特徴があるため、プロスポーツ選手にも活用されている治療方法です。 幹細胞には筋や腱などの組織を修復する働きがあり、再生医療は患部への注射や点滴のみとなるため、手術や入院を必要としません。 自分の幹細胞を活用すると、拒絶反応やアレルギー反応のリスクを低減できます。 子どもが手術を受け入れられない場合や、チーム練習に早く合流させたいときは、再生医療で解決できる可能性があります。 リペアセルクリニックも再生医療を導入しており、症状によっては日帰り治療が可能です。 再生医療は最新技術の治療方法になるため、より詳しい情報を知りたい方は、リペアセルクリニックの専門医にご相談ください。 野球肘のリハビリ・予防には適切な練習と治療が重要 初期の野球肘は安静やアイシングで対処しますが、筋力や体の柔軟性に変化がなければ、すぐに再発する恐れがあります。 野球肘を投げながら治す場合は、投球数を管理し、肘以外の筋力や関節の柔軟性も高めていきましょう。 肘に負担をかけない練習や、適切な治療を続けると、チーム復帰が早くなる可能性もあります。 また、成長期の子どもは大きな可能性を秘めているので、「プロを目指したい」などの夢があれば、ぜひリペアセルクリニックの再生医療もご検討ください。 リペアセルクリニックには以下の特徴があり、専門医が患者一人ひとりに寄り添った治療方法をご提案します。 初診時のカウンセリングには60分程度の時間をとっており、治療も完全予約制です。 クリニック内はカフェのようなインテリアなので、病院が苦手なお子様にも抵抗なくご利用いただけます。 野球肘の慢性化に悩む前に、ぜひリペアセルクリニックの無料カウンセリングを検討してみてください。
2019.09.30 - 
  
    
- 肩
 - 再生治療
 
肩関節を脱臼してしまい、「できれば手術はしたくない」「手術しないで治る方法はないか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。 肩の脱臼は、必ずしも手術が必須というわけではなく、手術しない治療で治せるケースも存在します。 しかし、手術しない治療には「脱臼がクセになる(反復性脱臼)」という大きなリスクが伴うのも事実です。特にスポーツを行う若い世代では、保存療法後の再発率が非常に高いことが知られています。 この記事では、肩関節脱臼を手術しないで治せるケースと手術しない場合のリスクについて解説します。 「できるだけ手術を避けて脱臼を治したい」という方は、ぜひ参考にしてください。 また「繰り返す脱臼をなんとかしたい」「手術は避けたい」とお悩みの方は、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高めることで、損傷した組織の再生・修復を促す医療技術です。 「再生医療について詳しく知りたい」という方は、当院リペアセルクリニックにご相談ください。 肩関節脱臼は手術しないで治る? 肩関節脱臼は、必ずしも手術が必要とは限らず、手術しないで治す「保存療法」という選択肢も存在します。 本章では、手術をしない治療法(保存療法)で対応できるケースと、そのリスクについて解説します。 肩関節脱臼を手術しないで治せるケース 肩関節脱臼を手術しないリスク どのような場合に手術を避けられるのか、また手術しない場合のリスクは何かを理解することが、適切な治療法の選択につながるでしょう。 肩関節脱臼を手術しないで治せるケース 手術をしない「保存療法」が選択されるのは、主に脱臼が初めてで骨や関節唇(かんせつしん)の損傷が軽微な場合です。 肩関節脱臼を手術しないで治せる具体的なケースは、以下のとおりです。 初めての脱臼 関節の安定性が保たれている 関節唇や骨に重大な損傷がない 日常生活に支障がない程度に機能が回復している 保存療法では、外れた関節を元に戻す「整復」を行い、三角巾や装具で3週間程度固定します。 固定期間が終了したら、リハビリテーションを開始し、肩関節の可動域回復と周囲の筋力強化を目指す流れが一般的です。 損傷が軽ければ、固定によって関節包や靭帯などの組織の自然治癒が期待できる可能性があります。 肩関節脱臼を手術しないリスク 手術をしない保存療法を選択した場合の主なリスクとして「再脱臼(反復性肩関節脱臼)」を起こしやすくなることが挙げられます。 保存療法では、脱臼した際に損傷した関節唇(関節の受け皿の縁にある軟骨)や関節包が完全に修復されないことがあります。 その結果、関節の安定性が低下したままになり、再び脱臼しやすい状態になってしまうのです。 「脱臼がクセになる」状態は、日常生活のふとした動作でも不安が伴い、生活の質を大きく下げる要因となります。 若年層やスポーツをされている方は再発率が高いため、医師の指示に従って段階的に回復を目指すことが大切です。 肩関節脱臼で手術が必要となるケース 肩脱臼で手術が必要なケースは、以下のとおりです。 反復性肩関節脱臼 関節唇損傷(バンカート損傷) 骨折を伴う脱臼 脱臼による神経や血管の損傷 脱臼を戻せない場合 少しでも不安を感じる場合は、早めに整形外科を受診し、画像検査などを通じて正確な診断を受けたうえで、ご自身に合った治療方針を選ぶことが大切です。 反復性肩関節脱臼 反復性肩関節脱臼とは、一度脱臼を経験したあとに、同じ肩が繰り返し脱臼してしまう状態を指します。 肩関節は構造上、他の関節と比べて可動域が非常に広い一方で、不安定になりやすい特徴があります。 以下のようなケースでは、保存療法では安定性を取り戻せず、手術が選択肢となることが一般的です。 脱臼が2回以上起きている 肩にぐらつきや違和感を感じる スポーツ中に同じ動きで何度も脱臼してしまう MRIなどで関節唇損傷や靱帯損傷が確認された 反復性肩関節脱臼は、自然に治ることがほとんどなく、放置すると脱臼グセが付くリスクがあります。 繰り返す脱臼には、早めに専門医の診察を受け、正確な診断と治療方針を検討することが大切です。 関節唇損傷(バンカート損傷) 脱臼によって、前方の関節唇がはがれ落ちるように損傷した状態をバンカート損傷と呼びます。 このバンカート損傷が起こると以下のような症状が起きます。 肩が外れやすくなる 投球動作やバンザイ動作で不安定感・引っかかり感を感じる 脱臼を繰り返すごとに関節唇の損傷が悪化しやすい バンカート損傷は、MRI検査や関節鏡検査によって発見されることが多く、保存療法では安定性の回復が難しい場合、関節唇の手術が検討されます。 関節唇の損傷は、肩の安定性に影響するため、脱臼グセがある・肩の動きに違和感があると感じる方は、早めに医療機関へ受診しましょう。 骨折を伴う脱臼 肩の脱臼に骨折を伴うケースは脱臼骨折と呼ばれ、損傷の範囲が広がるため手術を検討するケースが多くなります。 関節窩骨折 上腕骨大結節骨折 骨性バンカート損傷 一方で、以下のような条件に該当する場合は、保存療法(装具による固定など)での回復が見込めるケースも。 骨のずれがわずかで整復後の位置が安定している 関節の支持構造が大きく損傷していない 日常生活に大きな支障がない 高齢などで手術リスクが高い ただし見た目には軽い症状でも、内部の組織が広範囲に損傷していることがあるため、脱臼後は早めに精密検査を受けましょう。 脱臼による神経や血管の損傷 肩の脱臼は周囲の神経や血管にも影響を及ぼすことがあり、放置や処置の遅れによって以下のような合併症を招く可能性があります。 神経損傷 血管損傷(腋窩動脈など) 脱臼の整復が遅れた場合や損傷が重度な場合、神経麻痺や血流障害が合併症として発生する可能性があるため注意が必要です。 骨に異常がなくても、しびれ・脱力・血流不良などの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診することが大切です。 脱臼を戻せない場合 通常、肩の脱臼は医師による整復操作(関節を元の位置に戻す処置)によって比較的速やかに改善が見込まれます。 しかし以下のような場合は、状況によっては整復が困難になる可能性があります。 骨折を伴っている 筋肉・靱帯・関節包などの軟部組織が関節内に巻き込まれている 関節内に血腫や腫脹があり、物理的に整復できない 脱臼から時間が経過して筋肉が硬直している このような場合には、無理に整復せず、画像検査によって障害の有無や原因を正確に把握することが大切です。 肩関節脱臼を手術しない場合の治療法 手術せずに肩脱臼を治療する方法として、以下の2つがあります。 保存療法 再生医療 肩脱臼はすべてのケースで手術が必要なわけではありません。 損傷の程度や関節の安定性、年齢や生活スタイルに応じて、手術をせずに回復を目指す治療法も選択肢となります。 保存療法 保存療法は、外科手術を行わずに自然回復とリハビリによって改善を図る方法です。 脱臼した肩に対しては、以下のようなステップで治療が進められます。 整復:脱臼した関節を元の正しい位置に戻す処置 固定:三角巾や装具を用いて肩関節を安静に保つ(数週間) リハビリ:可動域の回復・筋力強化・再発予防のためのトレーニング ただし、関節の安定性が不十分なまま復帰すると、再脱臼を起こすリスクが高まるため注意が必要です。 スポーツ復帰や日常動作に支障が出ることを防ぐためには、理学療法士の指導のもと、段階的かつ計画的にリハビリを行いましょう。 再生医療 再生医療とは身体が本来持つ修復機能を活かし、関節や靱帯といった組織の再生を促す治療法で、以下のような方法があります。 PRP療法 幹細胞治療 肩脱臼後にみられる関節の不安定性や靱帯損傷に対し、手術をせずに改善を目指したい方にとって選択肢の一つとなります。 どちらの治療も注射のみで行えるため、入院やメスを使う手術の必要がなく、身体への負担が少ない点も特徴です。 「繰り返す脱臼をなんとかしたい」「手術は避けたい」とお悩みの方は、再生医療という新たな選択肢を検討してみてください。 治療内容の詳細については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでもご案内していますので、まずはご確認ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 肩関節脱臼を手術しないときによくある質問 本章では、肩関節脱臼の手術をしない選択をする際、多くの方が疑問を持つ点についてお答えします。 肩脱臼を自分で治す方法はある? 肩脱臼は手術しないとどうなる? 肩脱臼の全治期間は? これらの疑問を解消し、ご自身が納得して治療法を選択するための一助としてください。 肩脱臼を自分で治す方法はある? 肩関節脱臼を自分で治そう(整復しよう)と試みるのは、非常に危険なため絶対にやめましょう。 脱臼した際に肩の関節唇(軟骨)の損傷、さらには神経や血管の損傷を伴っている可能性があります。 専門知識のない人が無理に関節を動かすと、これらの損傷を悪化させてしまうリスクが高いです。 激しい痛みや違和感がある場合は、無理に動かさずに、できるだけ早く医療機関を受診してください。 肩脱臼は手術しないとどうなる? 手術しない保存療法を選んだ場合、懸念されるのは「再脱臼(反復性肩関節脱臼)」のリスクが高まることです。 保存療法では、脱臼時に損傷した関節唇や靭帯が完全には修復されず、関節の安定性が低下したままになることで、再脱臼しやすくなります。 とくに10〜20代の若年層で初回脱臼をした場合、保存療法後の再発率は80%以上といわれています。 脱臼を繰り返すと、受け皿側の骨が削れるなどの「骨欠損」が進行し、日常生活の動作でも脱臼しやすくなる状態に陥る可能性があります。 肩脱臼の全治期間は? 手術しない保存療法の場合、一般的にスポーツ復帰などを含めた「全治」までには3ヶ月から6ヶ月程度が目安となります。 治療のプロセスは、まず整復(関節を元に戻す)を行った後、三角巾や装具で約3週間を目安に肩関節を固定します。 固定期間後は、理学療法士の指導のもとでリハビリテーションを開始します。 リハビリテーションでは、固まった関節の可動域を徐々に回復させつつ、肩周りの筋肉を強化し、関節の安定性を高めることが重要です。 肩関節脱臼を手術しないで治すなら早期治療が重要 肩脱臼は、すべてのケースで手術が必要というわけではありません。 関節の損傷が軽度な場合や、日常生活に支障が少ない場合は、保存療法で自然治癒が期待できます。 しかし、関節の不安定性が残ったまま放置すると、再脱臼や慢性化のリスクが高まるため注意が必要です。 繰り返す脱臼に悩んでいるけど、「できるだけ手術は避けたい」「安心してスポーツに復帰したい」という方は、再生医療も選択肢の一つとして検討しましょう。 再生医療の詳細について知りたい方は、当院(リペアセルクリニック)の無料カウンセリングにてご相談ください。 >当院の再生医療による肩関節の症例はこちら
2019.09.10 

							
							
					




