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それ五十肩ではなく肩腱板部分断裂なら、放置すると悪化し手術の危険性も!

公開日: 2019.10.22
更新日: 2024.11.19

それ五十肩ではなく肩腱板部分断裂なら、放置すると悪化し手術の危険性も!

年齢を重ね中年期になって肩に痛みが生じたり、思うように腕があがらなくなったりすると「五十肩」かなと思う人も多いかもしれません。しかし、実はそれ!「肩腱板部分断裂」の可能性も考えられるので注意が必要です。

五十肩かと放置すると症状が悪化して最悪、手術ということも!そこで、肩腱板部分断裂と五十肩の違いを解説しましょう。

五十肩で痛い男性

肩腱板部分断裂と五十肩の違いとは?

五十肩は関節包や周辺の組織が炎症を起こしているものに対し、肩腱板部分断裂は、関節包の外側の腱が断裂している状態です。問題なのは、肩腱板部分断裂と五十肩の両方ともに肩に痛みが生じることや、腕が思うように上がらなくなることなど症状が似ているところが多い点です。

しかし、一般的に、五十肩が関節の動きが固くなりやすいのに対して、肩腱板部分断裂は関節の動きが固くなるということはあまりないという違いがあり、思うように力が入らなかったり、腕をあげた時に断裂している部分から音がしたりすることもあります。

肩腱板損傷の治療

肩腱板部分断裂と五十肩の違いは自分で判断できる?

五十肩という言葉はよく耳にする言葉だと思いますし、ある程度の年齢になると多くの人がなるものというイメージを持っている人も多いと思います。ですから、ある程度の年齢になって肩が不調になった時には五十肩だと判断する人が多いでしょう。しかし、そのように自己判断するのは非常に危険です。

五十肩ではなく肩腱板部分断裂だった場合は自然に治ることはなく、断裂した筋肉はどんどん収縮していってしまうので、症状が悪化し、手術が必要になる状態になることがあります。

また、筋肉が収縮してしまっていて、手術ができないという状態になってしまう可能性もあるのです。

肩腱板部分断裂か五十肩かのセルフチェック

自分の肩の不調がどちらなのかをチェックする方法としては、腱板部分断裂は60代がピークで、五十肩が40代、50代に多いというのが一つの目安になるでしょう。

また、肩腱板部分断裂はスポーツで酷使した、或いは転んだなど、何か思い当たることがあるケースが多いのに対して、五十肩は思い当たることもなくいつの間にか始まるケースが多いです。

ほかにも肩腱板部分断裂は思うように力が入らない、五十肩は固くなって動かせなくなるなどの特徴があります。

このような違いから、肩腱板部分断裂か五十肩のどちらなのか、ある程度は自分で推測することができますが、これらに該当しないケースもたくさんあるので、自己判断するのは難しいです。

間違った判断は間違った処置につながるので、肩の不調が続く場合は医療機関を受診した方がよいでしょう。

まとめ・それ五十肩ではなく肩腱板部分断裂なら、放置すると悪化し手術の危険性も!

肩腱板部分断裂と五十肩の違いについて紹介しました。これまでずっと五十肩だと思っていた人のなかにも、もしかすると肩腱板部分断裂かもしれないと思った人もいるかもしれませんね。

自己判断ではどちらか判断するのは難しいですし、間違った判断でそのままにしておくのは危険なので、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

以上、肩腱板部分断裂と五十肩はどう違うのかについて解説させていただきました。

この記事がご参考になれば幸いです。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

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監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

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