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肩腱板損傷の痛みを和らげるテーピング法や治療法について解説

公開日: 2019.10.11
更新日: 2025.04.28

肩腱板損傷になると、ふとした腕や肩の動作で痛みが生じることがあり、とてもつらいものです。

本記事では「肩腱板損傷の痛みを和らげるテーピング方法」について解説します。

従来の治療方法から先端医療の「再生医療」による治療方法を紹介します。

肩腱板損傷の痛みがつらい方や治したい方は、ぜひ参考にしてください。

腱板損傷、男性

肩腱板損傷の痛みを和らげるためのテーピング法

肩腱板損傷の痛みを和らげるのにおすすめのテーピング方法を紹介します。

それぞれ目的別のテーピング方法の手順を解説します。

肩腱板損傷の治療

肩を上げるのがつらい場合

肩を上げるのがつらい場合のテーピング

肩を上げるのがつらい・上がりにくい方は、以下の手順でテーピングしましょう。

  • 1本目:肩の関節部分を起点として、真っ直ぐ肘に向かって貼る
  • 2本目:肩の関節部分を起点として、前側から1本目のテープとクロスするように貼る
  • 3本目:肩の関節部分を起点として、外側から1本目のテープとクロスするように貼る

上記の3ステップでテーピングは完成です。

肩のだるさをサポートしたい場合

肩のだるさをサポートしたい場合のテーピング

肩のだるさ・重さをサポートしたい方は、以下の手順でテーピングしましょう。

  • テープをY字に切る
  • テープの端部を肩の関節部分より下に貼る
  • 首をテーピングする肩と反対方向に曲げながらY字の上側のテープを首下の生え際に向かって貼る
  • Y時の下側のテープを肩甲骨に沿うように貼る

上記の4ステップでテーピングは完成です。

肩腱板損傷の人がテーピングをする注意点

肩腱板損傷の人がテーピングをする注意点は、以下の通りです。

  • 長時間同じテーピングを貼り続けない
  • 肩のテーピングは他の人に貼ってもらう
  • テーピングを強く巻きすぎない

同じテーピングを貼り続けると汗などの汚れが原因となってかぶれる可能性があるため、小まめに取り替えましょう。

また、肩の後ろ側や首など自分の目で確認できない箇所へ正しく貼れないことがあるので、他の人に貼ってもらうのがおすすめです。

テーピングを強く巻きすぎると血行不良の原因や関節が過度に締め付けられてしまいストレスになってしまいます。

注意点を守ってテーピングを使用しましょう。

テーピングでも肩腱板損傷の痛みが緩和されない場合は?

テーピングの目的は応急処置や痛みの軽減であり、肩腱板損傷の痛みには早期の治療が重要です。

主な治療方法を紹介します。

肩腱板損傷の人がテーピングを使用することで症状を和らげることは可能です。

しかし、症状が改善するわけではないため、早めに適切な治療を行うことをおすすめします。

従来の治療方法

肩腱板損傷の従来の治療方法は、「保存療法」と「手術療法」が中心でした。

治療法

詳細

保存療法

薬の服用や湿布薬で痛みを和らげ、痛みが強い場合はヒアルロン酸やステロイドの注射を行う

リハビリによる肩関節や肩周りの筋肉のストレッチを行い、損傷していない肩腱板の機能回復を目指す

手術療法

保存療法でも肩腱板損傷による痛みが改善しない場合は手術療法を行う

傷や痛みが少ない「関節鏡視下手術」が一般的

肩腱板損傷の初期段階では、薬の内服やリハビリを中心とした保存療法での治療が多いです。

保存療法でも痛みが改善しない場合は手術療法も検討されますが、実際は手術をしないで様子見となることがあります。

日常生活に支障がなければ手術のリスクや入院だけでなく、術後数ヶ月かかるリハビリ通院は避けたいでしょう。

医師側からしてもリスクのある手術はできるだけ避けたいので、日常生活に支障がない限り様子を見ることが多いです。

再生医療による治療が注目されている

最近では、肩腱板損傷を手術をしないで治療する方法として「再生医療」が注目されています。

【再生医療とは】
機能障害や機能不全になった生体組織に対して、体が持つ再生能力を利用して損なわれた機能を再生させる医療技術のこと

再生医療では、患者さんの幹細胞を培養して損傷部位に投与することで断裂した肩腱板を再生させることができます。

手術や入院をせずに治療できるため、術後の後遺症や関節拘縮のリスクが少ないです。

当院の再生医療による幹細胞治療では、国内トップクラスの細胞加工室の技術によって幹細胞を冷凍せずに保存しています。

冷凍保存しないことで幹細胞の生存率が高く、よりフレッシュな幹細胞を投与できるため治療成績も良いです。

以下のページでは、当院の肩腱板損傷に対する幹細胞治療について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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肩腱板損傷の痛みを和らげるテーピング法や治療法のまとめ

肩腱板損傷の痛みを和らげるテーピング方法について解説しました。

テーピングを使用することで、一時的に症状を和らげることは期待することができますが、間違った使用方法や常時使用すると悪影響を及ぼす可能性もあります。

肩腱板損傷の治療には、先端医療である「再生医療」による幹細胞治療がおすすめです。

手術や入院をせずに日常生活をしながら治療できる治療方法として注目されています。

再生医療の治療を検討する方は、ぜひ当院にご相談ください。

肩腱板損傷の治療

監修:リペアセルクリニック大阪院

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監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

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