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水泳選手特有「平泳ぎ膝」の治療は、保存療法以外にも再生医療という方法

公開日: 2019.09.02
更新日: 2025.04.28

水泳選手特有「平泳ぎ膝」の治療は、保存療法以外にも再生医療という方法

スポーツ選手は、特殊な体の使い方をすることで通常よりも関節などを中心に体の各所にさまざまな障害を負いやすくなります。水泳選手もその一種であり、水泳選手特有の症状として「平泳ぎ膝」が挙げられます。

そこで、平泳ぎ膝とはどのような症状なのか、どのようなトラブルが起こるのかについて解説します。

平泳ぎ膝で悩む水泳選手

水泳選手に見られる平泳ぎ膝とは?

水泳選手に見られる「平泳ぎ膝」とは、簡単に言えば平泳ぎの脚の動作によって引き起こされる膝の障害のことです。通常、膝の関節は「靭帯」によって、4方向への動きが制限されていますが、平泳ぎという膝の使い方の激しい泳ぎ方を繰り返すことによって、膝への悪影響が蓄積してしまうのです。

現代の平泳ぎにおいては「ウィップキック」と呼ばれる、膝の間隔を狭めて足を最大限外側に広げる泳法が主流となっていますが、この平泳ぎのキックは、開始時に膝関節において最大の屈曲を起こしています。

この動きにより、膝の外旋および外反が強く発生し、膝の靭帯に強い力が及びます。そして、その動きが繰り返されることによって膝への負担が蓄積し、周囲に炎症などが起こります。

平泳ぎ膝は、水泳選手としてのパフォーマンス低下につながる可能性も!

平泳ぎ膝になると靭帯の周囲に炎症を起こすため、膝の内側周辺に強い痛みを感じることが多くなります。この痛みが、膝の動きにおいて違和感や力の制限を課してしまうといった弊害をもたらすため、水泳選手としてのパフォーマンス低下にもつながります。

もちろん、脚に関する障害は日常生活においても大きな問題となり、重症化すれば歩行などに、何らかの悪影響を及ぼす可能性も捨てきれません。

平泳ぎ膝の治療には再生医療がおすすめ

平泳ぎ膝で軽度の場合には、「はり治療」や「電気治療」で痛みを軽減できるケースもあり、保存療法で安静を確保するという方法もありますが、これらが奏功しないことも少なくありません。

そこで、おすすめしたいのが「再生療法」です。膝の再生療法では、靭帯の損傷に対しても自身の細胞を用いて回復を促す治療を実現します。

場合によっては、すでに実施している治療ではとれない痛みを解消したり、早期に症状を回復させられるなどのメリットがあり、特に水泳選手にとっては最高のパフォーマンスへの回復を早められるきっかけになる可能性があります。

まとめ・水泳選手特有「平泳ぎ膝」の治療は、保存療法以外にも再生医療という方法

平泳ぎ膝は水泳選手にとって他人事ではなく、場合によっては選手生命につながる大きな問題になる可能性があります。再生医療では体への負担を抑えつつ安全性の高い治療を受けられるため、水泳選手として活躍し続けるための大きな力となるでしょう。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

 

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監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

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