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変形性股関節症と診断され、治療法を検討している方の中には、治った症例があるか気になる方も多いのではないでしょうか。 本記事では、当院リペアセルクリニックで再生医療による治療を受け、変形性股関節症の症状改善がみられた症例を紹介します。 従来の治療では、変形性股関節症が進行してしまうと手術による人工股関節術が一般的でした。 しかし、近年の治療では手術せずにすり減った股関節軟骨の症状改善が期待できる再生医療が注目されています。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性股関節症に対する再生医療に関する情報を公開しているので、体への負担が少ない治療を探している方は、ぜひご参考ください。 変形性股関節症が治った症例をご紹介 変形性股関節症にお困りの方は、治った症例があるか心配な方も多いことでしょう。 ここでは、当院リペアセルクリニックの患者さまで変形性股関節症の症状が改善した症例をご紹介※します。 ※効果には個人差があります。治療の効果を保証するものではありません。 症例①末期の変形性股関節症から症状が改善したケース 症例②治療後2週間で症状の改善が見られたケース どのような状態からどのように改善したのか、2つの症例を動画も併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 症例①末期の変形性股関節症から症状が改善したケース https://www.youtube.com/watch?v=iPHLbIXjPNk 「ついつい歩きすぎてしまう」と笑顔で診察を受けられる患者さまですが、治療前は末期の変形性股関節症でした。 左側の股関節が痛く、足が硬くなり靴下が履きにくい状態で、末期と診断されていました。 手術を勧められたそうですが、手術はやりたくないとの思いでいろいろ調べられて当院へご相談いただきました。 1回目の幹細胞注射を打つ前は、壁を使わないと歩けませんでしたが、注射を打つと普通に歩けるようになったとお喜びのご様子です。 2回目の注射後は関節がスムーズに動くようになり、1日1万歩ほど歩いてしまうとの事で、医師から制止されるほどの状態に改善しています。 ※効果には個人差があります。治療の効果を保証するものではありません。 症例②治療後2週間で症状の改善が見られたケース https://www.youtube.com/watch?v=4OElrvzj3O8 来院時には左右の股関節に痛みがあり、階段の昇り降りも苦労されていましたが、治療後2週間で症状の改善が見られた患者さまです。 治療方法は手術しかないと判断される状態でしたが、どうしても手術は避けたく、手術しないで治療できる再生医療を知り、当院にご来院されました。 1回目の幹細胞注射のあと、2週間後には支えなしで階段の昇り降りができるようになり、変形性股関節症を発症する前とほぼ同じ生活ができるまでに症状が改善しています。 ※効果には個人差があります。治療の効果を保証するものではありません。 変形性股関節症が治った症例もある再生医療とは 変形性股関節症の新しい治療方法として注目されているのが、手術せずに治療できる再生医療です。 再生医療では、一度傷ついてしまい元に戻らない軟骨に対し、幹細胞を活用して損傷した軟骨の修復・再生を促します。 治療には患者さまから採取・培養した幹細胞を用いるため、拒絶反応やアレルギーなどの副作用リスクが少ない点が魅力の一つです。 また、入院や手術をせずに治療ができるため、体への負担が軽減される点も再生医療の強みです。 通院で治療ができるため、生活の質を保てることも大きなメリットといえるでしょう。 変形性股関節症に対する当院の再生医療について 変形性股関節症の治療における、当院の再生医療について以下の内容をご紹介します。 当院の特徴 費用 治療の流れ 治療を検討されている方は、参考にしてください。 当院の特徴 再生医療による治療を行う場合、より治療成績を高めるためにも治療の精度や技術が重要です。 当院リペアセルクリニックでは、主に以下の特徴があります。 当院独自の関節内ピンポイント注射 独自の培養技術で幹細胞の生存率が高い 変形性股関節症の再生医療では、股関節内で軟骨が損傷している部位に幹細胞を注入しますが、股関節は隙間がせまく、高い技術が必要です。 当院ではエコーやレントゲンで損傷部位を特定し、特殊な注射針を使用してピンポイントで幹細胞を届けます。 ダイレクトに注入できる当院ならではの技術で、患部へのダイレクトな注入を実現しています。 また、独自の培養技術によって冷凍せずに培養することで、生存率や活動率が高い幹細胞を投与できます。 再生医療による変形性股関節症を検討したい方は、ぜひ当院リペアセルクリニックへご相談ください。 費用 当院リペアセルクリニックでは、変形性股関節症をはじめとする関節疾患に対する幹細胞治療の費用は、以下の通りです。 1回の治療での肝細胞投与数 価格(税込) 2,500万個 1,320,000円 5,000万個 1,540,000円 1億個 1,980,000円 上記の価格には、以下の費用が全て含まれています。 幹細胞を採取する費用 採取した幹細胞を培養する費用 培養した幹細胞を投与する費用 ※採血にて肝炎の疑いがある方のみ、追加で費用が発生する場合があります。 また、初回カウンセリングで3,300円(税込)の初診料をいただいております。 疾患や進行度によって治療回数が異なるため、実際にいくらかかるか気になる方は、ぜひお問い合わせください。 治療の流れ 当院リペアセルクリニックのご相談から治療までの流れをご紹介します。 ご来院のご予約 当院は完全予約制のため予約が必要です。電話またはメールで予約を入れてください。 専門医によるカウンセリング 問診票をご記入いただき、痛み症状に合わせた治療方法のご説明をさせていただきます。 MRI画像をお持ちの場合はカウンセリングの際にご持参いただき、お持ちでない場合は近隣の連携医療機関で撮影いただきます。 治療法のご提案 MRI画像をもとに治療方法の提案、治療にかかる期間や費用などをご説明いたします。 治療開始 再生医療での治療がスタートすると、血液検査を行った後に、局所麻酔を使用して脂肪細胞を採取します。 治療後は経過観察 幹細胞の投与後すぐに効果が見られるものではなく、数日から数週間かかるため、経過観察が必要です。 再生医療による治療では、大きな手術や入院は必要ありません。 効果がみられるまで数日から数週間かかるため、治療後に少しでもご不安がある場合は、治療後でもお気軽にご相談いただけます。 変形性股関節症が治った症例に関するよくある質問 変形性股関節症の症例に関するよくある質問を紹介します。 変形性股関節症を手術しないで治す方法は? 股関節のすり減った軟骨は再生できる? 変形性股関節症でやってはいけないことは? 変形性股関節症の治療法を検討するためにも、少しの疑問や不安も解消しておきましょう。 変形性股関節症を手術しないで治す方法は? 当院では変形性股関節症を手術しないで治療する方法として再生医療による幹細胞治療をご提供しています。 変形性股関節症の従来の治療方法は、保存療法と手術療法の2種類となり、保存療法で症状が改善しない場合は手術療法が適応されるケースがほとんどでした。 しかし、近年では手術せずに治療できる可能性がある再生医療が注目されています。 以下の記事では、変形性股関節症に対する再生医療について詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください。 股関節のすり減った軟骨は再生できる? 股関節のすり減った軟骨は、先端医療である再生医療によって再生できる可能性があります。 再生医療では、さまざまな組織・細胞に変化する幹細胞を活用し、すり減った軟骨の修復・再生を促します。 従来の治療では、人工股関節置換などの手術が一般的でしたが、近年では治療の選択肢が広がってきています。 変形性股関節症でやってはいけないことは? 変形性股関節症でやってはいけないことは、以下のような股関節に負担をかけることです。 重いものを持ち運ぶ 激しい運動 急激な体重増加・肥満 無理な姿勢を続ける 足に合わない靴を履く 長さが合わない杖を使う 高所の登り降り 重いものを持ち運んだり、激しい運動をしたりする以外にも股関節の負担になる動作が多くあります。 とくに、体重の急激な増加や肥満は、体の重さを支える股関節に負担がかかるため、体重のコントロールを怠ってはいけません。 無理な姿勢を続けることも、股関節に負担をかけるので控えましょう。 また、足に合う靴を選ぶことも大切で、サイズを合わせる際には、長さだけでなく幅にも注意が必要です。 変形性股関節症で歩行が困難な方は杖を使用しますが、杖の長さが合っていないと股関節に負担をかけてしまうので、体格に合わせて見直しましょう。 以下の記事では、変形性股関節症でやってはいけないことについて、詳しく解説しています。 変形性股関節症が治った症例あり!再生医療による治療を検討しよう 変形性股関節症における手術以外の治療法として、再生医療が注目されています。 再生医療は、すり減った軟骨の修復・再生が期待できる治療法で、発症前のように歩けるようになった症例もあります。 当院における変形性股関節症に対する症例はこちらでも紹介していますので、ぜひご覧ください。 従来の治療では、変形性股関節症が進行してしまうと手術による人工股関節術が一般的でした。 しかし、近年の治療では手術せずにすり減った股関節軟骨の症状改善が期待できる再生医療が注目されています。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性股関節症に対する再生医療に関する情報を公開しているので、体への負担が少ない治療を探している方は、ぜひご参考ください。
2020.06.02 -
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膝の腫れが引かない原因と、その対処方法をご紹介 膝を何かにぶつけたりしたわけでもないのに膝が腫れてきて、その腫れが引かないという状況になると、「今後どうなるのだろう」「どのように対処すればいいのだろう」と不安になると思います。 今回は、膝の腫れが引かない原因について、また、対処方法について紹介します。 膝の腫れが引かない主な原因 転倒したり、何かにぶつかったりしたというように思い当たるようなことがなく、膝が腫れてきて、膝の腫れが引かないという場合の原因で多いのが以下の3つです。 変形性膝関節症 膝の軟骨の擦り減りによって、骨と骨がぶつかり合うことで炎症が起きて膝に痛みや腫れが生じます。遺伝や加齢のほか、姿勢や肥満などが原因につながると言われています。 リウマチ 自己免疫疾患の一つで、免疫システムが間違って自分の細胞を攻撃することで、関節を覆っている滑膜に炎症が起きてこわばり、痛み、腫れなどが生じます。関節リウマチの症状は手のこわばりがよく知られていますが、膝関節の腫れも症状の一つです。 痛風・偽痛風 痛風は溜まった尿酸が結晶化することで炎症を引き起こすもので、激しい痛みや腫れが生じます。足の親指の付け根やくるぶしの他にも膝が腫れるケースもあります。同じような症状で、ピロリン酸カルシウムが結晶化するのが原因の偽痛風というものもあります。 膝の腫れが引かないときの対処方法 膝の腫れが引かない場合、膝に熱をもっていたら冷やすのが効果的です。氷枕やアイスノンを使用したり、タオルを水に濡らしたりして患部を20分から30分くらい冷やすというのを1日2、3回おこないましょう。 症状が軽度であれば患部を冷やしていると2、3日くらいで腫れが引いてくるでしょう。 また、普段の生活で、できるだけ膝に負担がかからないようにすることが大切です。体重が増えるとそれだけ膝にかかる負担が大きくなるので、肥満の人は減量することで膝への負担を軽減することができます。 また、立ち仕事など長時間立っていることが多い人は、短時間でもいいのでこまめに休憩をとるようにしましょう。 膝の腫れが引かない時は早めに医療機関を受診が正解 膝が腫れたので患部を冷やして安静にしていたけど膝の腫れが引かないといときは、できるだけ早めに医療機関を受診するのがおすすめです。 医療機関を受診する際には、いつごろから腫れたのか、普段の生活で膝に負担がかかるようなことをしているかなど、できるだけ多くの情報を伝えることができるようにまとめておくと正確な診断を得ることができるので、おすすめです。 まとめ・膝の腫れが引かない原因と、その対処方法をご紹介 膝の腫れが引かない原因や治療方法について紹介しました。 膝は骨や関節、靭帯、腱などの構造が不安定な部位であるため、普段の姿勢などちょっとしたことが原因で膝へ負担がかかり、炎症が起きて腫れや痛みが生じやすい部位になります。 膝の腫れや痛みなどの治療を受けても改善されず、手術しかないのだろうかと思っている人は再生医療という治療方法もあります。治療法の選択肢として、再生医療も検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください 半月板損傷かも?そんな場合に症状をチェックする方法 変形性膝関節症の人がしてはいけない仕事とその理由
2020.06.01 -
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踏み台昇降をすることで膝を痛めた経験はありませんか。 踏み台昇降はダイエットやリハビリなどで行う動きですが、膝を痛めてしまうと運動の継続が困難になります。 本記事では、踏み台昇降で膝を痛めない方法をご紹介します。膝を痛めない方法を確認し、安全にダイエットや運動をしましょう。 この記事を読むとわかること 踏み台昇降で膝を痛めない方法 踏み台昇降で膝を痛めた場合の対処法 踏み台昇降で膝を痛めない方法!ストレッチと正しい姿勢 踏み台昇降で膝を痛めない方法として、下記の2つを紹介します。 事前にストレッチをして筋肉をほぐす 正しい姿勢で昇降する 階段や踏み台昇降は、骨盤周辺の大きな筋肉を同時に鍛えられる運動で股関節の強化に効果的です。 踏み台昇降は効果が大きい反面、誤った方法で行うと負荷も大きくなってしまいます。 筋力トレーニングは週3回以上行うのが望ましいとされていますが、無理のない頻度で継続しましょう。 事前にストレッチして筋肉をほぐす 踏み台昇降で膝を痛めない方法の1つに、事前のストレッチがあります。 運動を始める前にストレッチを行い筋肉をほぐしておくと、身体を動かしやすくなります。 ストレッチは、身体をゆっくりと無理のない程度に伸ばすのがポイントです。踏み台昇降を行う前は、足首や膝、ふくらはぎを中心にストレッチを行うと十分な効果を得やすくなります。 正しい姿勢で昇降する 踏み台昇降で膝を痛めないために、以下のポイントを意識し正しい姿勢で運動を行ってください。 背筋をまっすぐに伸ばす 腕を大きく振りながら昇降する 膝はつま先より前に出ないようにする 内股、ガニ股にならないように行う 正しい姿勢で踏み台昇降ができるようになったら、徐々に負荷をかけていくのがおすすめです。使用する踏み台の高さを変え、自身に合った強度で運動を行いましょう。 やりすぎ注意!踏み台昇降が膝にかける負担 踏み台昇降はダイエットやリハビリに効果がありますが、やりすぎると膝に大きな負担がかかるため注意が必要です。 踏み台昇降は、股関節や膝関節などの下半身を大きく動かす運動です。運動の頻度を急に増やしたり、自分に合っていない強度で昇降したりすると、関節や筋肉に大きな負担がかかります。 踏み台昇降をやりすぎて、膝を壊してしまっては運動の継続が困難になります。無理せず続けられる範囲で運動強度や頻度を考慮し、実施計画を立てましょう。 踏み台昇降で膝を痛めてしまったら? 踏み台昇降で膝を痛めてしまったら、以下の2つを実施し早期回復を目指すのが大切です。 アイシングをして休息をとる たんぱく質を摂ってしっかり睡眠をとる 膝を痛めてしまった際の対処法を確認し、万が一けがをした場合に早急に対処できるようにしましょう。 アイシングをして休息をとる 踏み台昇降で膝を痛めたときは、アイシングをして休息をとるのがポイントです。アイシングとは、患部を冷やす方法です。 膝に少しでも違和感を覚えたらすぐに運動をやめ、氷のうや保冷剤で患部を冷やしましょう。 直接肌に氷を当てると凍傷の危険があるため、タオルなどで包んでから患部に当てるなど対策してから、15分〜20分程度を目安にして冷やして下さい。 たんぱく質を摂ってしっかりと睡眠をとる 踏み台昇降で膝を痛めた際は、たんぱく質を摂ってしっかりと睡眠をとることが大切です。 たんぱく質は、筋肉や骨を作る栄養素で運動後の摂取が効果的といわれています。 膝を痛めた場合に限らず、運動後はたんぱく質を意識した食事を取るのがおすすめです。 たんぱく質は運動によって分解されますが、健康的な食事や十分な睡眠で合成スピードを高められます。 踏み台昇降でひざを痛めない方法まとめ 踏み台昇降は、踏み台の高さや足を下ろす順番を守り、正しい手順で行うと膝・股関節周りの筋肉を効果的に強化できます。 ダイエットやリハビリにも推奨される運動ですが、誤った方法で行うと膝に負担がかかるため注意が必要です。 膝や筋肉の状態に合わせて無理のない範囲で継続すると、痛みの予防や改善につながります。 万が一、踏み台昇降で膝の痛みがひどくなったり、自力でのトレーニングが難しいと感じた場合は、膝の再生医療を検討するのも一つの方法です。 膝の再生医療では、自分の細胞を使って軟骨を修復するため、手術のような大きな負担をかけずに治療が可能です。 ダイエットや運動を行う際は、体に合った方法で無理なく継続していきましょう。
2020.05.31 -
- ひざ関節
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膝が突然動かなる状態を「ロッキング」といいます。 膝が突然動かなくなるのはなぜか不安に思う方も多いのではないでしょうか。 この記事では膝のロッキングとはどのような状態か、原因や治す方法について解説します。 早期に治療を始めることが大切なので、膝に痛みを感じたときには病院で診察してもらいましょう。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、ロッキングの原因となる膝関節疾患を手術せずに治療できる再生医療に関する情報を公開中です。 「膝の痛みをなんとかしたい」「治したいけど手術したくない」という方は、ぜひご参考ください。 また、以下のページでも、膝関節に対する再生医療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による膝関節の症例はこちら 膝に起こるロッキングとは|初期症状はある? 膝が突然動かなくなるロッキングとはどのような状態なのか、以下の項目について解説していきます。 ロッキングとは ロッキングの初期症状・前兆 事前に異変を察知できるような初期症状や前兆が見られるのかについて詳しく解説します。 ロッキングとは ロッキングとは、突然膝が動かなくなり、激しい痛みが現れる症状のことです。 まるでロックされたかのように、急に起こることが特徴的です。 ロッキングが起こる原因は、関節の隙間へ、膝関節内にある骨や軟骨、半月板組織などの浮遊した物質が挟まるためです。 浮遊物が挟まるのは、なんらかの拍子で起こることもあれば、膝関節の疾患が原因のケースもあります。 ロッキングの初期症状・前兆 膝のロッキングが起こる前には、以下のような初期症状・前兆とされる症状が見られることがあります。 膝に引っかかるような痛みがある 膝に力が入らない 膝が抜けるような感覚がある 膝関節に腫れや膨らみがある 膝を強く打った後の痛みが長引く 以下のような症状が出た際には、ロッキングが起こるサインである可能性があり、注意が必要です。 以下の記事では、ロッキングの前によく起こるキャッチングについて詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。 膝にロッキングが起こる原因となる疾患 膝にロッキングが起こる原因となる主に疾患を3つ紹介します。 半月板損傷 変形性膝関節症 離断性骨軟骨炎 それぞれの疾患について、詳しく見ていきましょう。 半月板損傷 半月板損傷とは、外部からの衝撃や加齢により半月板に亀裂や断裂が入る状態のことで、ロッキングが起こりやすい疾患の一つです。 損傷した半月板が関節の隙間に挟まったときに、膝のロッキングが起こります。 また、半月板には膝関節にかかる衝撃を緩和するクッションのような役割がありますが、損傷すると膝をスムーズに動かせなくなります。 以下の記事では、半月板損傷を放置した場合のリスクについて詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。 変形性膝関節症 ロッキングが起きる疾患の一つとして、膝関節の軟骨がすり減ってしまう変形性膝関節症が挙げられます。 すり減って欠けた軟骨や損傷した半月板が膝関節の隙間に挟まることでロッキングが起こる場合があります。 変形性膝関節症の痛みの特徴として、歩きはじめや動きはじめに痛みを感じ、次第に慢性的な痛みへと変化していきます。 症状が進行してしまうと、膝関節の変形や骨の損傷が見られる状態となります。 離断性骨軟骨炎 離断性骨軟骨炎は、外部からの強い衝撃によって軟骨が剥がれる疾病です。 膝をスムーズに動かすには、軟骨の存在が大きく関係しています。 軟骨が剥がれ落ちると膝の動きに問題が起こるだけでなく、剥がれた軟骨が関節の隙間に挟まれば、ロッキングが起こるのです。 スポーツなどで同じ動作を繰り返すことも、軟骨が剥がれる原因の一つとされ、10代の男性に多く見られます。 膝のロッキングを自分で治す方法(解除方法)はある? 膝のロッキングを自分で治す方法などネットや動画で紹介されているケースもありますが、自分で対処することは控えた方が良いです。 不用意に自分で解除しようとすると、治るどころか症状が悪化する原因になる可能性があります。 何度もロッキングが起きている場合には、局部麻酔を行った上で膝を動かして関節に挟まったものを外して治るケースがあります。 しかし、ロッキングの原因となる疾患が治るわけではないため、以下のような治療が行われます。 保存療法 手術療法 再生医療 保存療法は手術を伴わない「薬物療法」や「運動療法」によって、痛みの緩和や症状の進行を遅らせることが目的となります。 そのため、原因を根本的に治療するには手術によって、損傷した部位を治療する必要があります。 しかし、近年の治療では、手術をしないで膝の疾患を根本的に治す治療として、再生医療が注目されています。 再生医療は、人間の持つ再生力を活かし、損傷した膝関節の修復・再生を促すことで疾患の根本的な改善が期待できる治療法です。 膝のロッキングに関するよくある質問 膝のロッキングについてよくある質問を紹介します。 ロッキングはすぐに治る? ロッキングを繰り返すときの予防法は? 上記のような疑問をお持ちの方や、ロッキングが起きて不安に思われている方は参考にしてみてください。 ロッキングはすぐに治る? 残念ながら、ロッキングはすぐに治るとは限りません。 膝を曲げられなかったり、伸ばせなかったりする状態が、何日間か続く可能性があります。 また、すぐに治った場合でも短期間での再発や、ロッキングが繰り返し何度も起こることがあります。 ロッキングを根本的に治すには、原因となる「半月板損傷」「変形性膝関節症」を治療しましょう。 ロッキングを繰り返すときの予防法は? 膝のロッキングが何度も起こる場合の予防方法は、以下の通りです。 膝関節を安定させるために、膝周辺のストレッチや筋力トレーニングなどの適度な運動が大切です。 また、日常生活スポーツを楽しむ際には、膝にできるだけ負担がかからないように気をつけましょう。 しかし、何度もロッキングを繰り返してしまうときは、膝関節の疾患が進行してしまう前に医療機関の受診をおすすめします。 膝のロッキングを治すには原因となる疾患の特定・治療が重要 膝が突然動かなくなる「ロッキング」は、さまざまな疾病が原因となるケースが多いです。 突然の痛みに襲われ、一体何が起きたのかと焦ってしまうかもしれませんが、早めに医療機関を受診することが推奨されます。 ロッキングが起こるということは、膝関節が大きくダメージを受けていて、症状が進んでいる可能性があります。 そのため、ロッキング症状を治す方法よりも、ロッキングの原因となる疾患を治療することが重要です。 近年の治療では、手術せずに膝関節を治療ができる可能性がある再生医療が注目されています。 再生医療の治療を検討したい方は、ぜひ当院リペアセルクリニックまでご相談ください。
2020.05.30 -
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痛風と診断された方の中には「突然膝に激痛が走った」という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか? 痛風による痛みは足の指に起きるというイメージが強いかもしれませんが、膝関節にも痛風の発作は起こる可能性があります。 本記事では、痛風による膝の痛みの特徴、初期症状や痛みが起こる原因について解説します。 膝に原因不明の激しい痛みを感じている方、あるいはすでに痛風と診断され膝の症状にお困りの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、膝の痛みに対する再生医療に関する治療法や症例を公開中です。 「膝の痛みが長引いて困っている」という方は、先端医療である再生医療がどのような治療を行うか知っておきましょう。 痛風による膝の痛みの特徴 痛風の発作が起こりやすい場所は足の親指の付け根ですが、実は膝の関節にも痛風は発症することがあり、決して珍しいことではありません。 ここでは、痛風による膝の痛みがどのようなものか、その代表的な特徴3つを紹介します。 突発的に激痛が走る 熱がこもりじわじわ痛みを感じる 膝関節がこわばり可動域が制限される ご自身の膝の痛みが痛風によるものかどうか、確認してみましょう。 突発的に激痛が走る 痛風による発作が膝関節に発症した場合、突発的に激痛が走るケースがあります。 痛みの現れ方 ある日突然、激しい痛みに襲われる 夜間や何かのきっかけで急激に痛みが強くなる 前日まで異常がなくても、急に赤く腫れる 電撃が走るような鋭い痛みを感じる 「変形性膝関節症」のように徐々に痛みが悪化していく疾患とは異なり、痛風による膝の痛みは突然起こるケースが多いです。 熱がこもりじわじわ痛みを感じる 痛風による膝の痛みの特徴として、奥からじわじわと湧き上がってくるような痛みを感じるケースがあります。 痛風の発作が膝の関節内で起こると、激しい炎症反応が引き起こされます。 この炎症によって膝への血流が増加することで関節全体が赤く腫れ上がり、触ると熱をもっていることがわかります。 膝関節がこわばり可動域が制限される 痛風発作が膝に起こると関節が腫れ上がり、膝全体が硬くこわばることで可動域が制限されるケースがあります。 膝を曲げようとしても、関節の中で何かが引っかかるような違和感があり、思うように動かせなくなってしまいます。 膝を曲げたり伸ばしたりする動作の際に関節に鋭い痛みが走るため、痛みを避けるように自然と膝を動かさなくなり、結果として可動域が狭まってしまうのです。 痛風による膝の痛みの初期症状と原因について ここでは、痛風が膝に現れるときの初期症状と原因について解説します。 膝関節のこわばり 夜間に激しく痛む 初期症状サインに気づき、原因を理解することで、適切な対処に繋げることができます。 膝関節のこわばり 痛風による膝の痛みの初期症状として、膝関節のこわばりが挙げられます。 朝目覚めて起き上がろうとしたときや、長時間座っていて急に立ち上がろうとしたときに「膝がスムーズに動かせない」「鈍い痛みを感じる」といった症状に気づくことがあります。 こわばりが起こる主な原因は、血液中の尿酸値が高い状態が続くことで関節の中に尿酸の結晶が少しずつ溜まっていき、それが刺激となって軽い炎症を引き起こすためです。 痛風発作の特徴である突然の激しい痛みが起こる数時間前や数日前に、このような軽い違和感やこわばりを感じる方もいます。 夜間に激しく痛む 痛風の痛みは、日中よりも特に夜間から明け方にかけて、前触れなく突然激しい痛みに襲われることが多いという特徴があります。 原因は、就寝中の体液バランスの変化や体温の低下などが、関節内での尿酸の結晶化を促しやすいためと考えられています。 さらに、寝ている間は水分が摂れないため、体が軽い脱水状態になりやすく、血液中の尿酸が濃縮されることも発作を誘発する一因とされています。 痛風による膝の痛みに対する治療法・対処法 痛風による膝の痛みは非常につらいものですが、適切な治療法や対処法があります。 この章では、痛風による膝の痛みがあるときの具体的な治療法から、普段の生活で意識したい対処法まで、以下の4つのポイントに沿って解説していきます。 薬物療法 運動療法 食事療法 尿酸値管理 正しい知識を身につけ、つらい痛みと上手に付き合いましょう。 薬物療法 激しい痛みに襲われたときまず行われるのは、炎症と痛みを鎮めるための薬物療法です。 一般的には、「NSAIDs」と呼ばれる非ステロイド性の消炎鎮痛薬が用いられます。 非ステロイド性の薬が効かない場合、強い抗炎症作用を持つステロイドが用いられるケースがあります。 しかし、ステロイドを短期間に繰り返して内服することで、高血圧のリスクを高めたり、骨密度の低下につながったりするため注意が必要です。 薬物療法は、根本的な治療ではなく「今起きている発作の症状を和らげる」ことが目的となることを覚えておきましょう。 運動療法 急性期には安静が基本ですが症状が落ち着いてきたら、医師の指導のもとで膝に負担をかけない程度の軽い「運動療法」を取り入れることが重要です。 主に以下のような有酸素運動を無理のない範囲で始めましょう。 ウォーキング サイクリング 水泳 上記のような運動を取り入れることで、体重管理による膝への負荷軽減や血行改善により痛みを和らげる効果が期待できます。 体調と相談し、無理のない頻度と時間で楽しみながら長く続けていくことが、痛風と上手に付き合っていくための秘訣といえるでしょう。 食事療法 痛風は、血液中の尿酸値が高い状態が続くことで起こる病気のため、日々の食事内容を見直すことが重要です。 尿酸値を上げやすい要因をできるだけ取り除く食生活に改善しましょう。 食事のポイント 内容 プリン体の多い食品を制限 レバー類、白子、エビ、イワシやサンマの干物、魚卵といった、プリン体を特に多く含む食品の摂取はできるだけ控える アルコールの摂取を控える ビールはプリン体を多く含むため要注意 アルコール自体に尿酸値を上げやすくする作用があるため飲酒を控える 十分な水分補給を心がける 水やお茶をこまめに飲み、1日の尿量を増やすことで体内の尿酸を尿と一緒に排泄しやすくする 適切なカロリー摂取と体重管理 摂取カロリーを適正範囲に抑えることで体重をコントロールし、肥満の改善や予防を行う 特定の栄養素だけを制限するような偏った食事ではなく、野菜や果物、海藻類なども積極的に取り入れ、主食・主菜・副菜のそろったバランスの良い食事を心がけることが大切です。 尿酸値管理 痛風による膝の痛みが一度治まっても、根本的な原因である高い尿酸値をそのままにしておくと、繰り返し発作が起こります。 そのため、日頃から血中の尿酸値を適切な範囲(一般的に6.0mg/dL以下)にコントロールし続ける「尿酸値管理」が重要なポイントです。 尿酸値管理のためにも「食事療法」と「運動療法」を並行して行いましょう。 生活習慣の改善だけでは尿酸値が目標値まで下がらない場合や、すでに何度も痛風発作を繰り返しているような場合には、医師の判断により「尿酸降下薬」という、血液中の尿酸値を下げるためのお薬の服用が検討されます。 痛風による膝の痛みについてよくある質問 ここでは、痛風による膝の痛みに関してよくある質問に回答していきます。 痛風による膝の痛みはどんな痛み? 痛風で膝が曲がらないのはなぜ? 痛風の膝の痛みはいつ治る? 不安なことはここで解消しておきましょう。 痛風による膝の痛みはどんな痛み? 痛風によって膝に生じる痛みの多くは、前触れなく突然始まる「激痛」といわれます。 痛みの特徴 突然始まる耐え難いほどの激痛 膝関節が赤く腫れ上がり、熱をもつ ズキズキと脈打つように痛む 少し触れたり動かしたりするだけでも激痛 「風が吹いても痛い」と表現されるほどの痛み このような激しい痛みは適切な治療を行わない場合、数日間続くこともあります。 痛風で膝が曲がらないのはなぜ? 痛風で膝が曲がらなくなる主な原因は、膝関節に強い炎症が起こり、関節内が腫れているためです。 また、物理的な腫れやこわばりに加えて、膝を少しでも動かそうとすると激しい痛みが走るため、無意識のうちに膝を動かさないようにかばってしまいます。 つまり、関節内部の「腫れ」による物理的な動きの制限と、痛みを避けるための体の「防御反応」が相まって、膝がまるでロックされたかのように曲げ伸ばしできなくなってしまうのです。 痛風の膝の痛みはいつ治る? 痛風による膝の痛みは、発作が起きてから半日~1日程度でピークに達し、その後は徐々に和らいでいきます。 軽い痛風発作であれば2~3日程度で痛みが収まることもありますが、関節が真っ赤に腫れるような重度の場合は7~14日ほど痛みと腫れが続き、自然軽快するケースもあります。 早めに医療機関を受診し、炎症を抑えるお薬の服用や注射といった適切な治療を受けることで、痛みの期間を数日以内に短縮し、症状を和らげることが可能です。 痛風による膝の痛みは突発的な激痛が特徴!治療と生活習慣を改善しよう 痛風による膝の痛みは突発的な激痛が特徴であり、一度経験すると忘れられないほどのつらさを伴います。 そのため、適切な治療を受け、生活習慣を見直すことで痛みをコントロールすることが重要です。 大切なのは、膝に異変を感じたら自己判断で放置せず、できるだけ早く医療機関を受診し、医師による正確な診断と指示に従うことです。 処方されたお薬をきちんと服用するとともに食事療法や適度な運動を生活に取り入れ、尿酸値を安定させることを意識しましょう。 これらの対策が痛みのない快適な生活を取り戻すポイントとなります。
2020.05.28 -
- 再生治療
膝の関節に痛みや違和感があると「関節リウマチではないか」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。 関節リウマチは、免疫の異常によって関節に炎症が起き、痛みや腫れを引き起こす自己免疫疾患です。 症状が進行すると、痛みだけでなく関節の機能障害につながる可能性があるため、初期症状を見逃さずに早期発見することが大切です。 本記事では、膝に起きる関節リウマチの初期症状や病院に行くべき症状チェックリストについて解説します。 また、近年の関節リウマチ治療に注目されている再生医療についても紹介しています。 「現在の薬物療法で期待した効果が出ていない」という方は、ぜひ再生医療による治療を検討してみましょう。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、膝の関節痛に対する再生医療の治療法や症例を配信中なので、ぜひチェックしてみてください。 膝の関節リウマチで病院に行くべき初期症状チェックリスト 関節リウマチが疑われる初期症状は、以下のとおりです。 病院に行くべきか判断するためにも、ご自身に当てはまる項目がないかチェックしましょう。 膝関節の痛み 膝関節の腫れ 朝に膝がこわばる コブができる 膝への圧迫感 微熱が続く 倦怠感や疲れやすさ 体重の減少 食欲の低下 目や口の渇き 関節リウマチの初期症状では、腫れや痛みを感じる部位は膝だけでなく、手足の指にも症状がみられる場合があります。 スマートフォンの操作など日常的な動作の中で、指や手を動かしにくいなどの違和感があれば、関節リウマチの初期症状かもしれません。 関節リウマチの初期症状は朝に出やすいので、セルフチェックをするタイミングは朝がおすすめです。 上記の初期症状で当てはまるものが多い方は、早めに医療機関を受診しましょう。 膝の関節リウマチでみられる初期症状5つ 膝の関節リウマチでみられる初期症状は、痛みや腫れだけではありません。 主な初期症状は、以下のとおりです。 膝関節の痛み 膝関節が腫れる 朝に膝がこわばる コブができる 発熱・倦怠感がある 上記の初期症状がある方は、早めに医療機関を受診しましょう。 膝関節の痛み 膝関節の痛みは、関節リウマチの代表的な症状です。 初期は痛む部位が移動するケースがあり、時間が経過すると膝関節の痛みが消えて、次に足の指が痛くなる場合があります。 膝関節のリウマチだとしても、足や手の指に痛みが生じる可能性があるため、膝以外の痛みにも注意が必要です。 また、関節リウマチの痛みは左右対称に起こるといわれていますが、左右非対称に痛みが発生するケースもあります。 膝関節が腫れる 膝関節の腫れ方には、主に2つのパターンがあります。 熱を持ちブヨブヨする 硬くなる 熱を持ってブヨブヨする腫れ方は、関節リウマチが疑われる症状の一つです。 しかし、腫れた部分が硬くなっている場合は変形性膝関節症の可能性があります。 どちらも早期受診・早期治療が重要な疾患のため、膝関節が腫れている場合は医療機関に相談しましょう。 朝に膝がこわばる 朝起きたときに膝がこわばっている症状も関節リウマチの特徴的な初期症状です。 起床時の膝のこわばりは、関節リウマチによって関節を包む滑膜に炎症が起きている可能性があります。 しかし、朝のこわばりだけでは関節リウマチだと判断できません。 手足のこわばりやむくみは更年期障害でも起こるため、40〜50代の女性にも見られやすい症状といえます。 朝に膝がこわばる感覚がある場合は、自己判断せずに医師の診断を受けましょう。 コブができる 関節リウマチの初期症状では、膝にコブができる患者さまもいます。 リウマトイド結節(リウマチ結節)と呼ばれていて、骨が突出している部分にできやすいです。 炎症が強くなるとコブが大きく固くなり、炎症が治まれば小さくなっていきます。 基本的にコブ自体に痛みはないため、放置してしまう方もいますが、関節リウマチが疑われるため医療機関に相談しましょう。 発熱・倦怠感がある 風邪をひいたときのような発熱・倦怠感も関節リウマチの初期症状の一つです。 また、首や脇のリンパ節が腫れるケースもあります。 風邪の症状と大きな違いがないため、風邪なのか関節リウマチなのか自己判断するのは難しいです。 1週間以上症状が続く場合は、医療機関を受診してください。 関節リウマチと膝の関節炎との違いは? 関節リウマチと関節炎の違いは、以下のとおりです。 症状 特徴 関節炎 ・関節に起こる炎症の総称のことで症状はさまざま ・特定の関節のみに症状が出るケースが多い 関節リウマチ ・免疫異常によって全身の関節に炎症を引き起こす疾患 ・全身のさまざまな関節に痛みや腫れをともなうケースが多い ・倦怠感や発熱などの風邪のような症状がみられることもある さまざまな原因によって膝関節に起きている炎症を総称して「関節炎」と呼び、関節リウマチは免疫異常によって生じる関節炎のことを指します。 関節炎は特定の関節のみに症状が出ますが、関節リウマチは全身の関節に痛みや腫れが生じるケースがほとんどです。 また、関節リウマチでは、全身の倦怠感や発熱など風邪と同様の症状があらわれることもあります。 以下の記事では、関節炎とリウマチの違いについて詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください。 関節リウマチによる膝の痛みの治療法・対処法 関節リウマチによる膝の痛みに悩まされている方は、以下の治療法・対処法を行ってください。 膝関節や体を保温する 適度に運動する 生活習慣を見直す 抗リウマチ薬を服用する 関節リウマチは薬の使用も大切ですが、生活を見直すことによって痛みを改善できる可能性があります。 膝関節や体を保温する 膝関節や体を冷やすと痛みが強くなり、関節を動かせなくなる可能性があるため、患部や全身を保温することが重要です。 寒い冬だけでなく、夏も冷房によって体が冷えないように注意する必要があります。 場所によっては冷房が効きすぎていることがあるので、ストールやブランケットなどで冷えないように対策しましょう。 痛みの対策には膝関節の保温が大切ですが、膝関節が腫れて熱を持っている場合は体を温めないように注意が必要です。 適度に運動する 症状の有無に関わらず、関節リウマチには適度な運動が推奨されています。 痛みや炎症が強い場合は安静にすることが重要ですが、痛みが落ち着いている場合は適度に関節を動かしましょう。 関節を全く動かさないと筋力が低下しやすく、筋肉の萎縮につながります。 筋肉が萎縮すると関節が硬くなって動かしにくくなる可能性があるため、無理のない範囲での運動が大切です。 適度な運動量には個人差がありますが、目安としては、運動中や翌日に疲れや関節の痛みが残らない程度が良いです。 生活習慣を見直す 関節リウマチに悩まされているときは、生活習慣の見直しが重要です。 とくに炎症を促進してしまう食品などの摂取を控え、バランスの良い食生活を目指しましょう。 食生活改善のポイントは、以下のとおりです。 摂取するべき栄養や食品 タンパク質 カルシウム ビタミン オメガ3脂肪酸 摂取量に注意するべき栄養や食品 カフェイン アルコール 砂糖 赤身肉 青魚などに豊富に含まれている「オメガ3脂肪酸(EPAやDHA)」は、関節の炎症を抑える効果が期待できます。 一方で、砂糖や赤身肉は炎症・症状を悪化させる恐れがあるため、摂り過ぎに注意が必要です。 カフェインの過剰摂取は、関節リウマチの薬の効果を低下させる可能性があるため、できるだけ接種を控えましょう。 関節リウマチの薬を処方された際には、医師の指示に従ってバランスの良い食事を心がけてください。 抗リウマチ薬を服用する 関節リウマチは、主に薬物治療で症状の改善を図ります。 診断されてすぐに抗リウマチ薬での治療を開始し、痛みの程度に応じて抗炎症剤であるステロイドや鎮痛薬を併用します。 関節リウマチに対して処方される代表的な抗リウマチ薬は、以下のとおりです。 メトトレキサート 生物学的製剤やJAK阻害薬 関節リウマチはこれまで治療が難しく、関節の変形が進行してしまう患者さまも少なくありませんでした。 しかし、近年の治療では有効な薬剤の種類も増えており、適切な治療を受ければ症状を抑えられるケースも多いです。 膝の関節リウマチの初期症状には再生医療による治療をご検討ください 関節リウマチの症状には薬物療法が中心ですが、先端医療である再生医療による治療も検討してみましょう。 再生医療は、患者さまご自身の細胞や血液を用いて炎症を抑えたり、損傷した関節の再生・修復を促す医療技術のことです。 ご自身の細胞や血液のみを使うことで、拒絶反応やアレルギーなどの副作用リスクが少ない治療法として注目されています。 「現在の薬物療法で期待した効果が出ていない」「関節リウマチによる膝の痛みを治したい」という方は、ぜひ再生医療をご検討ください。 膝の関節リウマチの初期症状によくある質問 本章では、膝の関節リウマチについてよくある質問にお答えします。 関節リウマチかどうか確かめる方法は? 関節リウマチでやってはいけないことは? 関節リウマチは何科を受診すればいい? 以下では、それぞれの質問について詳しく解説していきます。 関節リウマチかどうか確かめる方法は? 関節リウマチは、血液検査、尿検査、画像診断によって確かめることが可能です。 画像診断とはX線検査やMRI検査などで、血液検査や尿検査と組み合わせて行います。 血液検査では抗体の一つである「リウマトイド因子」、早期のリウマチでも血液中に現れる「CCP抗体」の数値によって免疫や炎症を確認します。 リウマチによる関節炎は、血液中の「CRP」の数値によって炎症のレベルがわかります。 リウマチは腎臓の機能に影響を与えるため、尿検査を行いタンパクの有無を調べます。 また、合併症や薬の副作用についても尿検査でわかるため、重要な検査の一つです。 関節リウマチでやってはいけないことは? 関節リウマチでやってはいけないことは、以下のとおりです。 関節や体を冷やす 関節を動かさない 激しい運動 合わない靴を履く ストレスをためる 過労 正座 喫煙 肥満 膝関節に負担をかける激しい運動は避けるべきですが、まったく動かさないと筋力が落ち、筋肉が萎縮してしまう可能性があります。 運動量は医師と相談したうえで、筋力が落ちない程度の運動を行うことが重要です。 喫煙は関節リウマチを悪化させる可能性があるため、関節リウマチと診断されたら禁煙することが強く推奨されます。 関節リウマチは何科を受診すればいい? 関節リウマチが疑われる場合、内科または整形外科を受診しましょう。 治療を行う際には内科と整形外科での連携が必要なため、最初に受診するのはどちらでも問題ありません。 診察では以下のことを聞かれるので、事前に確認しておくとスムーズです。 親族に関節リウマチの患者がいるか 過去にかかった病気、現在治療している病気の有無 関節にどのような症状が出ているか・発症の時期 内科でも整形外科でも、可能であれば「リウマチ専門医」に診察してもらえる病院へ行きましょう。 膝の関節リウマチは早期発見・早期治療で改善を目指せる 関節リウマチは、早期発見・早期治療が重要なので、疑われる症状がみられる場合は早めに医療機関を受診しましょう。 初期症状は関節の痛みや腫れのほか、微熱や倦怠感など膝関節とは関係なさそうなものもあり、風邪や更年期障害と思って放置してしまうことも考えられます。 以下のような初期症状がある方は、医療機関を受診しましょう。 膝関節の痛み 膝関節が腫れる 朝に膝がこわばる コブができる 発熱・倦怠感がある また、近年の関節リウマチ治療では、患者さまご自身の細胞や血液を用いた再生医療が注目されています。 「現在の薬物療法で期待した効果が出ていない」という方は、ぜひ再生医療による治療を検討してみましょう。 以下のページでは、当院の再生医療で関節リウマチが改善した症例を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。 >関節リウマチに対する再生医療の症例はこちら 当院リペアセルクリニックの公式LINEでも、膝の関節痛に対する再生医療の治療法や症例を配信中なので、ぜひチェックしてみてください。
2020.05.26 -
- 再生治療
「朝、手指がこわばって動かしづらい」「関節が腫れて痛む」といった症状で、関節リウマチを疑う方も多いのではないでしょうか。 関節リウマチは初期症状が他の病気と似ているため、何科を受診すればいいか迷われる方も少なくありません。 しかし、関節リウマチは早期発見・早期治療がとても重要な病気です。放置すると関節の破壊が進行し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。 この記事では、関節リウマチが疑われる場合の適切な受診先と早期治療の重要性を解説します。 関節の症状で悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な受診先と対処法を見つけましょう。 近年のリウマチ治療では、薬物療法に加え、再生医療も選択肢の一つです。 以下のページでは、当院リペアセルクリニックの再生医療で関節リウマチによる関節の痛みが改善した症例を紹介していますので、併せてご覧ください。 >再生医療によって関節リウマチの膝関節の痛みが改善した症例(40代女性)はこちら 「再生医療について詳しく知りたい」という方は、当院リペアセルクリニックの無料カウンセリングにてご相談ください。 関節リウマチは何科を受診する? 関節リウマチが疑われる場合に受診すべき診療科には、主に以下の選択肢があります。 リウマチ科・膠原病内科 内科・整形外科 それぞれの特徴を理解して、ご自身の状況に適した受診先を選びましょう。 リウマチ科・膠原病内科 関節リウマチが強く疑われる場合は、リウマチ科や膠原病内科(こうげんびょうないか)の受診が適切です。 リウマチ科は関節リウマチを専門とする診療科で、膠原病内科は関節リウマチを含む自己免疫疾患全般を扱う診療科です。 どちらも関節リウマチの診断と治療に特化した専門性の高い医師が在籍しています。 とくに「日本リウマチ学会リウマチ専門医」の資格を持つ医師であれば、関節リウマチに関する豊富な知識と経験を有しています。 ただし、すべての医療機関にリウマチ科や膠原病内科があるわけではないため、近くにない場合は他の診療科でも十分対応可能です。 内科・整形外科 リウマチ科や膠原病内科が近くにない場合、内科や整形外科でも関節リウマチの診断と治療は可能です。 内科と整形外科で迷った場合は、まず内科の受診をおすすめします。関節リウマチ治療では、薬の副作用管理や感染症対策などの内科的な知識が重要になっているためです。 とくにリウマチ専門医が在籍する内科であれば、より専門的な診断と治療を受けられます。 整形外科でも、関節リウマチの診療経験が豊富な医師であれば問題ありません。 内科と整形外科が連携して治療を行う場合もあり、どちらの診療科も治療において重要な役割を果たします。 日本リウマチ学会認定のリウマチ専門医のいる病院を選ぼう 受診する病院選びのポイントとして、「日本リウマチ学会認定のリウマチ専門医が在籍しているか」も確認してみましょう。 関節リウマチは、以下の理由から早期発見が難しい病気です。 初期症状がありふれており、他の病気と区別しづらい 決定的な一つの検査がなく、複数の検査結果や症状を総合して診断する必要がある 医師の診療経験に左右される部分が多い 上記のような理由から、できるだけ早い段階で「リウマチ診療の経験が豊富な医師」に診てもらうことが大切です。 日本リウマチ学会認定のリウマチ専門医は、「一定の診療年数」「規定の症例経験」「学術的実績」など、厳しい条件を満たした医師のみが取得できる専門資格です。 専門資格を持つ経験豊富なリウマチ専門医に診断してもらうことで、早期発見・早期治療につながりやすくなります。 関節リウマチにおける早期受診の重要性 関節リウマチにおいて重要なのは、診療科の選択よりも気になる症状が続いた段階で早めに相談することです。 以下の2つの観点から、早期受診の重要性について解説します。 早期受診・治療の重要性 病院に行くべき初期症状 これらの知識を身につけて、症状の見極めと適切な治療開始のタイミングを理解しましょう。 早期受診・治療の重要性 関節リウマチは発症から2年以内の早期治療が、その後の病気の進行を大きく左右します。 早期治療には以下のメリットがあります。 関節の破壊や変形を防げる 炎症と痛みをコントロールできる 寛解を達成できる可能性が高まる 薬の副作用リスクを軽減できる 寛解(症状が落ち着いた状態)を達成できる可能性も高くなり、薬の使用量を減らすことで副作用リスクも軽減されます。 また、早期治療を受ければ健康な人とほぼ変わらない生活を送ることも可能です。 症状に気づいたら迷わず医療機関を受診し、早期診断・早期治療を受けましょう。 病院に行くべき初期症状 関節リウマチの初期症状は他の病気と似ているため見過ごされがちですが、以下の症状が現れた場合は早めの受診を検討しましょう。 朝の手指のこわばりが30分以上続く 複数の関節に痛みや腫れがある 原因不明の微熱が続く 全身のだるさや疲労感が継続する 食欲低下や体重減少が見られる 関節を動かすと痛みがある とくに朝の手指のこわばりは関節リウマチの特徴的な症状で、起床時に手指が曲がりにくく、動かしているうちに徐々に改善するのが典型的です。 これらの症状は30~50代の女性に多く見られ、仕事や家事、育児に追われて見過ごされることも少なくありません。 「靴ひもを結ぶ」「ボタンをかける」「茶碗を持つ」「蛇口を開閉する」といった日常動作が困難になったと感じたら、我慢せずに医療機関を受診することが大切です。 関節リウマチの診療・検査の流れ 関節リウマチが疑われる場合、診療は一般的に「問診→検査→総合的な診断→治療開始」の順で進みます。 本章では、関節リウマチの診療の流れや検査方法について詳しく解説します。 診療の流れ 検査・診断方法 以下で、それぞれ詳しく確認していきましょう。 診療の流れ 関節リウマチの治療の流れは以下のように行われます。 問診・触診:症状の出方や困っている動作を確認する 血液検査・画像検査など:炎症や免疫異常、関節の状態を調べる 総合的な診断:一つの検査だけでは決まらないため、複数の情報を組み合わせて判断する 治療方針の決定:症状の程度・生活スタイルを踏まえて治療方針を決定する 治療開始と経過観察:薬物治療が中心のため、副作用や炎症を定期的に確認する 受診の前に予約が必要かどうかは病院によって異なりますので、病院の公式サイトなどをご確認ください。 仕事や重症度から無理のない治療計画で、医師と患者さまが相談しながら決定します。 検査・診断方法 関節リウマチの疑いがある場合、主に以下の検査が行われます。 血液検査 尿検査 画像検査 関節液検査 血液検査は、炎症の程度や免疫異常を把握するため行われます。血液中の赤血球が一定時間内にどれくらい沈んでいくか(血沈)や、細胞や組織に対する抗体(リウマトイド因子)の値などを検査します。 尿検査では、尿にタンパクが出ていないか検査することで腎機能の低下をチェックすることが可能です。リウマチが長期間続くと腎臓が悪くなるケースがあるため、尿検査は重要です。 また、尿検査によって合併症の有無や薬の副作用のチェックもできます。 関節リウマチの診断は、患者さまからの症状の聞き取りや画像検査などをもとに総合的に判断されます。 リウマチは他の膠原病や感染症と間違われやすいため、リウマチ専門医などの経験豊富な医師に診断してもらうことが大切です。 関節リウマチが疑われるときによくある質問 関節リウマチが疑われる患者さまからのよくある質問を紹介します。 リウマチが疑われる方や、これから診断を受ける方はぜひ参考にしてください。 リウマチは整形外科と内科どっちがいい? リウマチで病院を受診する目安は? リウマチの診断を受けるときに悩みがちな、「整形外科と内科どちらを受診したらいいか」についても解説します。 リウマチは整形外科と内科どっちがいい? 整形外科と内科のどちらを受診すべきか迷った場合は、内科を受診しましょう。 関節リウマチの治療では、薬の副作用の管理など内科的な知識が必要なためです。 しかし、整形外科でも内科でも、最終的には必要に応じて専門医へ紹介される仕組みがあるため、まず身近な医療機関に相談するだけでも十分です。 リウマチで病院を受診する目安は? 関節リウマチは、早期発見・治療が大切です。 関節の腫れ・熱や痛みが数週間続くようであれば、できるだけ早く病院を受診しましょう。また、朝の手指のこわばりが数十分続く場合も病院を受診してください。 また、倦怠感や微熱、疲れやすいなどの症状を現れる患者さまもいます。関節の腫れなどとともにそのような症状が見られた場合は、医療機関を受診しましょう。 早期に治療を開始すると、症状の悪化や日常生活への影響を最小限に抑えられる可能性が高いです。 関節リウマチの治療には再生医療もご検討ください 関節リウマチは早期発見・早期治療が重要な病気です。 初期症状は朝の手指のこわばりや関節の痛み、微熱、全身のだるさなど一見ありふれたものですが、見過ごすと急速に進行してしまいます。 関節が破壊されたり変形したりすると、従来の治療では元に戻せないため、症状に気づいたら早めに医療機関を受診しましょう。 早期治療で健康な人とほぼ変わらない生活を送ることも十分に可能です。 近年では、通常の薬物療法に加えて再生医療を追加の選択肢として検討される方も増えています。 以下のページでは、当院リペアセルクリニックの再生医療で関節リウマチによる関節の痛みが改善した症例を紹介していますので、併せてご覧ください。 >再生医療によって関節リウマチの膝関節の痛みが改善した症例(40代女性)はこちら 治療方針を見直したい方や、関節の痛み・炎症が長く続いている方は、再生医療という選択肢についてぜひ一度ご相談ください。
2020.05.22 -
- 再生治療
急性肝炎と診断されると「どのような後遺症があるのか」「完全に治るのか」不安になる方も多いでしょう。 本記事では、急性肝炎の後遺症について分かりやすく解説します。 注意すべき劇症肝炎への進展の可能性やその原因、そして万が一、劇症化してしまった場合の治療法についてもご紹介します。 急性肝炎と診断され、その後の経過や後遺症について不安を感じている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、肝疾患に対する再生医療の治療法や症例を公開中です。 以下のページでも、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、肝疾患が改善された患者さまの症例を紹介しています。 >>肝疾患に対する再生医療の症例はこちら 損傷した肝臓の症状改善に効果が期待できる治療法なので、併せてご覧ください。 急性肝炎の後遺症について ほとんどの急性肝炎は、適切な治療によって後遺症なく回復へと向かいます。 しかし、ごく稀に「劇症肝炎」という非常に重い状態に進行してしまうケースも存在します。 適切な治療を受ければ後遺症はほとんどない 劇症肝炎に進展する可能性がある まずは、急性肝炎の一般的な経過と、後遺症の基本的な考え方について見ていきましょう。 以下の記事では、肝機能を回復させる方法について解説しているので、ぜひ参考にしてください。 適切な治療を受ければ後遺症はほとんどない 肝臓は再生能力が高い臓器のため、先述の通り急性肝炎のほとんどは適切な治療によって後遺症なく回復へと向かいます。 肝臓は再生能力が高い臓器のため急性肝炎によって一時的に肝細胞がダメージを受けても、適切な治療を受け、安静にすることで肝細胞は修復されていきます。 また、自然に治癒するケースも少なくありません。 A型肝炎やB型肝炎では、一度回復すると体内に強い免疫(抗体)ができ、再び同じ型の肝炎にかかりにくくなります。 劇症肝炎に進展する可能性がある 急性肝炎は一般的に良好な経過をたどりますが、約1~2%の方が「劇症肝炎(急性肝不全)」という重篤な状態に移行することが報告されています。 劇症肝炎への進行 初期症状:発熱や倦怠感、悪心・嘔吐、食欲不振など 進行すると黄疸や肝性脳症(意識障害)もあらわれる 劇症肝炎の初期症状は、急性肝炎と同様に発熱やだるさ、吐き気、食欲不振などがあらわれることが多いです。 その後、肝機能が著しく低下すると、皮膚や白目が黄色くなる黄疸が現れ、さらに進行するとアンモニアなどの解毒がうまくいかず、肝性脳症(意識が混濁したり昏睡に至る重い意識障害)が生じます。 劇症肝炎まで進むと、全身の臓器障害や血液が固まりにくくなる異常が高頻度で起こり、適切な治療がなければ命に関わります。 発症すると治療が困難になる肝硬変や肝臓がんにつながるサインについて、以下の動画で詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください。 https://youtu.be/ZcBK2hb48bo?si=FwncrnITBXQrxCqU 急性肝炎の後遺症として劇症肝炎を発症する原因 急性肝炎が劇症肝炎に進行する際、以下のような複数の要因が複雑に関わっていると考えられています。 ウイルスによる肝炎(ウイルス性肝炎) 薬による肝臓の障害(薬剤性肝障害) ご自身の免疫システムが肝臓を攻撃してしまう病気(自己免疫性肝炎) 原因が特定できない場合(特発性) 劇症肝炎に進行するケースで多いのはB型肝炎ウイルスのキャリアからの発症によるもので、全体の約40%を占めます。 薬剤性肝障害は、アセトアミノフェンや一部の抗てんかん薬、抗生物質などが原因です。 自己免疫性肝炎は、自身の免疫システムが肝細胞を攻撃してしまう病気で、これも劇症肝炎の原因となりえます。 全体の約30%は原因が特定できない「特発性」とされ、なぜ一部の人だけが重症化し劇症肝炎に至るのか、その明確な理由はまだわかっていないのが現状です。 急性肝炎が劇症肝炎に進展した際の治療法 急性肝炎が進行し、劇症肝炎という危険な状態に陥ってしまった場合、肝臓の機能をサポートし、原因に対して集中的な治療を行う必要があります。 治療法は主に以下の3つです。 抗ウイルス療法 人工肝補助療法 生体部分肝移植 どのような治療法なのか、詳しく解説します。 抗ウイルス療法 急性肝炎が劇症肝炎(急性肝不全)に進行した場合、原因ウイルスに対して抗ウイルス療法が行われます。 抗ウイルス療法のポイント 原因となる肝炎ウイルスの増殖を抑制 薬剤で肝臓の損傷進行を防ぐ B型肝炎:核酸アナログ製剤やインターフェロンの投与 C型肝炎:インターフェロンや抗ウイルス剤(DAA)の投与 抗ウイルス薬を適切に使用し、体内のウイルス量を減らすことで、劇症化した肝炎の鎮静化や、肝不全の進行を抑制することを目指します。 人工肝補助療法 人工肝補助療法とは、劇症肝炎で低下した肝臓の解毒・代謝機能を一時的に機械で代替する治療法です。 人工肝補助療法のポイント 肝臓の解毒・代謝機能を機械で一時的に代替 血漿交換と血液透析を行う 血液中の有害物質除去、不足する凝固因子などを補充 肝臓自身の再生・回復を待つ 人工肝補助療法自体が肝臓を直接再生させるわけではありません。 あくまで肝臓が自身の力で回復してくるまでの時間を稼ぎ、その間の生命を維持するための役割を担います。 生体部分肝移植 生体部分肝移植は、機能しなくなった患者さまの肝臓を取り出し、健康な肝臓と入れ替える手術です。 肝臓は再生能力が高いため、ドナーの方の肝臓も患者さまに移植された肝臓も数ヶ月ほどで元の大きさに近い状態まで再生します。 近年では、2010年の臓器移植法改正以降、脳死ドナーからの肝臓提供も少しずつ増えてきており、劇症肝炎の患者さまに対する脳死肝移植の実施件数も増加傾向にあります。 急性肝炎の後遺症についてよくある質問 本章では、急性肝炎の後遺症について以下の2つの質問に回答していきます。 急性肝炎の予後は? 急性肝炎は完治する? 急性肝炎と診断されたり、その後の経過について心配な方は、ぜひ参考にしてください。 急性肝炎の予後は? 急性肝炎の多くは適切な治療と安静によって肝機能が回復し、良好な予後を期待できます。 急性肝炎の予後のポイント 多くは適切な治療によって肝機能が回復する ウイルス性肝炎は自然治癒するケースも多い ごく一部(約1~2%)は劇症肝炎へ進行し致命的となる恐れ B型・C型肝炎では一部が慢性化する可能性 多くの方が良好な予後を期待できる一方で、急性肝炎にかかった方のうち、全体の約1〜2%の方は「劇症肝炎」という非常に重い状態に進行してしまう可能性があります。 劇症肝炎になると意識障害が出たり、臓器が機能しなくなったりして、命に関わる危険な状態となることがあります。 急性肝炎の予後は一概には言えませんが、多くの方は後遺症なく回復する一方で、一部には重篤化したり慢性化したりするケースがあることを理解しておくことが大切です。 急性肝炎は完治する? 急性肝炎は原因にもよりますが、適切な対処を行えば多くの場合、完治が期待できます。 急性肝炎の完治について 原因により完治の期待度は異なる A型・E型肝炎ウイルス:ほとんどが自然治癒を見込める B型肝炎ウイルス:10%の方が慢性B型肝炎になるリスクがある C型肝炎ウイルス:90%以上はウイルスを排除可能 急性肝炎が完治するかどうかは、原因となったウイルスの性質により左右されます。 大部分の急性肝炎は適切な安静と治療のもとで肝臓が再生し完治します。 しかし、一部のウイルス性肝炎では、急性期が過ぎた後もウイルスが体内に残り、経過観察や追加の治療が必要になる場合があることを覚えておく必要があります。 急性肝炎の後遺症を防ぐには適切な治療を受けることが重要 急性肝炎の大部分は、医師による適切な治療と十分な安静によって、後遺症なく回復することが多いという点をご理解いただけたかと思います。 しかし、全体の約1~2%という低い確率ではありますが、肝機能が急激に悪化する劇症肝炎に進行するケースも存在します。 急性肝炎の後遺症を防ぐために大切なことは、診断を受けたら自己判断をせず、必ず医師の指示に従って適切な治療を受けることです。 早期発見・早期治療と、その後の正しい経過観察が、後遺症なく健康な毎日を取り戻すためのポイントとなります。
2020.05.19 -
- 再生治療
- 幹細胞治療
- PRP治療
関節リウマチと診断されたけど治るのか、不安を抱えている方は多いのではないでしょうか? 関節リウマチは免疫の異常により関節が炎症を起こし、進行すると関節の破壊や変形につながる疾患です。 現代の医療では完治が難しい病気ですが、治療の進歩により寛解(かんかい)を目指すことは可能です。 本記事では、関節リウマチ治療の基本方針や寛解を目指す方法について詳しく解説します。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは再生医療の情報や症例も公開しています。 関節リウマチによる関節の痛みにお困りの方や治療法を探している方は、併せて参考にしてください。 関節リウマチの完治は難しいため寛解(ほぼ症状がない状態)を目指す 関節リウマチは、現時点では根本的に完治する治療法は確立されていません。 しかし、近年の治療法の進歩により、痛みや腫れを抑えて寛解(日常生活に支障のない状態)を目指せます。 寛解とは、関節リウマチによる症状や検査での異常がほとんどなくなった状態※を指します。 ※出典:難病情報センター「用語:寛解 (かんかい)」 寛解と完治の違いは、以下の通りです。 状態 症状 再発 寛解 ほとんど現れない 治療を続けないと再発の可能性がある 完治 一切ない 治療を終えても再発の心配がない 寛解では症状がほとんどありませんが、再発を防ぐために治療や定期検査は続けることが大切です。 関節リウマチの治療は、焦らず長い目で治療に取り組みましょう。 【基礎知識】関節リウマチってどんな病気? 関節リウマチの基礎知識を、以下にまとめました。 関節リウマチの原因 関節リウマチのステージ分類と症状 関節リウマチの診断基準 関節リウマチは、免疫の異常により自分の関節を攻撃してしまう疾患です。 手や足の小さな関節に炎症が起こって腫れや痛み、こわばりを引き起こします。 症状は左右の関節に対称的に現れる場合が多く、進行すると関節の変形や動かしにくさにつながることがあります。 関節リウマチの原因 関節リウマチの正確な原因はまだ解明されていません。 遺伝的素因や環境因子など複数の要素が組み合わさることで発症すると考えられています。 発症に関与すると考えられる主な要因は、以下の通りです。 要因 内容・具体例 免疫異常 免疫システムが自身の関節内にある滑膜と呼ばれる組織を攻撃し、炎症が慢性化する 遺伝的素因 関節リウマチになりやすい体質が遺伝するが、必ず発症するわけではない 環境要因 喫煙※ ウイルス感染※ 歯周病※ 腸内環境の異常 ストレスが発症や悪化のリスクとなる ホルモンの影響 女性に多く男性よりも3~5倍発症しやすく、とくに発症のピークは40~50代にみられる※ ※出典:山本一彦「関節リウマチの発症:遺伝要因と環境要因」 関節リウマチの発症は遺伝や性別だけでなく、環境がきっかけとなる場合もあります。 喫煙や歯周病、日々のストレスが気になる方は生活を見直して健康維持につなげましょう。 以下の記事では、リウマチになりやすい人の特徴や予防策を解説していますので参考にしてください。 関節リウマチのステージ分類と症状 関節リウマチのステージ分類と症状は、X線検査で以下のように分けられます。 ステージ分類 関節の状態 症状 ステージⅠ(初期) 骨や軟骨の破壊はまだ見られないが、炎症が始まっている 痛みは軽度で、ほとんど日常生活に支障はない ステージⅡ(中等期) 軟骨が徐々に破壊されて薄くなり、関節の隙間が狭くなる 強い痛みは少ない ステージⅢ(高度進行期) 軟骨だけでなく骨にもダメージが生じる 関節の痛みが強くなり、日常生活にも支障が出る ステージⅣ(末期) 軟骨がほとんどなくなり、関節が動かなくなる 膝、肘、足首などの関節を自分で動かすことが難しくなる 初期段階では痛みが軽度で気づきにくいことがありますが、関節リウマチによる破壊は発症から最初の1~3年で最も進みやすい※とされています。 ※出典:JSTAGE「関節リウマチ」 また、一度破壊された軟骨や骨は、自然に回復することはほとんどありません。 そのため、早期発見・早期治療で症状の進行を抑えることが重要です。 関節に違和感や痛みを感じたら、早めに医療機関で検査を受けましょう。 関節リウマチの診断基準 関節リウマチの主な検査方法は、下記の通りです。 検査 内容 触診 腫れや押して痛む関節を確認する 血液検査 リウマトイド因子(RF):自己抗体の一種で、関節リウマチ患者の約70%が陽性※とされる 抗CCP抗体:早期の診断に有用な指標 CRP:体内の炎症の程度を示すたんぱく質 赤血球沈降速度:血液中で赤血球が沈む速さを調べることで、体内の炎症の程度を確認する MMP-3:炎症の進行を補助的に評価できる 画像検査 X線検査:骨や関節の破壊の程度を調べる 超音波検査:滑膜炎の有無を把握する MRI:骨や軟骨、滑膜、血管などが確認して早期の炎症を可視化できる 尿検査 薬の副作用や腎障害のチェックができる ※出典:一般社団法人日本リウマチ学会「リウマトイド因子」 また、関節リウマチの診断は少なくとも1つ以上の関節で滑膜炎が確認され、他の疾患による炎症が除外された上で、以下の項目※をもとに総合的に判断されます。 ※出典:針谷正祥「ACREULARによる関節リウマチの2010 新分類基準」 腫れや、押した際に痛む関節の数 血液検査の結果(リウマトイド因子・抗CCP抗体など) 急性期反応物質(炎症が起きたときに、血液の中で増えるたんぱく質)の有無 症状が続いている期間 関節リウマチは関節の痛みや腫れを生じますが、似た症状を示す疾患も多いため、複数の検査結果を組み合わせて診断するのが一般的です。 診断が確定した後は、炎症の程度や関節破壊の進行度に応じて治療方針が立てられます。 関節リウマチの寛解を目指すための治療法 関節リウマチの治療法は、以下の通りです。 治療法 説明 薬物療法 免疫の異常な働きを調整し、炎症や痛みを抑える薬を使用 リハビリテーション 関節の動きや筋力を維持・改善し、日常生活の自立をサポート 手術療法 関節の変形や機能障害が進行した場合に、関節の修復や置換を行う。 再生医療 損傷した関節組織の再生・修復、炎症抑制を目指す治療法 治療方針は、患者さま一人ひとりの症状や生活背景に合わせて立てられます。 代表的な治療法について詳しく見ていきましょう。 薬物療法 関節リウマチの薬物療法は、寛解もしくは炎症が落ち着いた状態を目指します。 ただし、症状が落ち着いて寛解しても、自己判断で薬を中止すると再発する可能性があるため、必ず医師と相談してください。 関節リウマチの薬物療法で用いられる主な薬※は、以下の通りです。 種類 詳細 副作用 メトトレキサート(MTX) 治療の初期段階に使用 免疫の働きを調整して炎症を抑える薬 口内炎、脱毛、吐き気、肺炎、白血球の減少による感染症など 生物学的製剤 メトトレキサートで6か月以内に寛解や炎症の落ち着いた状態が得られない場合に使用 炎症の原因となる特定の免疫物質(サイトカイン)を直接ブロックするため、高い抗炎症効果が見込める 肺炎や結核などの感染症 アレルギー反応など JAK阻害薬 原則として生物学的製剤を優先 関節の腫れや痛みなどの炎症を抑える作用がある 結核、帯状疱疹、肺炎、などの感染症 白血球の減少 貧血など ※出典:公益財団法人日本リウマチ財団「関節リウマチの治療 – 薬物療法」 抗リウマチ薬には複数の種類があり、それぞれ作用の仕方や副作用のリスクが異なるため、患者さまごとに適切な組み合わせが検討されます。 また、治療中は定期的な血液検査や医師による管理が欠かせません。 必ず専門医と相談しながら、自分に合った方法で取り組みましょう。 リハビリテーション 関節リウマチのリハビリテーションは薬物療法と並行して行われる治療法で、期待できる主な効果は以下の3つです。 痛みの軽減 炎症の軽減 関節の変形防止 これらを目指しながら、患者さまの状態に合わせた以下のような個別プログラムが組まれます。 種類 特徴 理学療法 関節の可動域を広げる運動や、筋力トレーニング、温熱療法などが行われる 作業療法 日常生活動作の練習や、関節に負担をかけない動作の指導、自助具の活用などが検討される 装具療法 関節を保護し、痛みを軽減するための装具(サポーターやインソールなど)が使用される ただし痛みや炎症が強い場合は安静を保ち、無理に動かさず安静を優先しましょう。 手術療法 関節リウマチの手術療法は薬物療法やリハビリテーションなどの保存療法で効果が得られない、関節の変形や機能障害が進行した場合に検討されます。 主な手術方法は以下の3つです。 手術の種類 特徴 滑膜切除術 炎症を起こしている滑膜を取り除く手術 痛みや腫れを軽減し、関節の機能を改善する 比較的回復が早い 関節形成術 変形した関節を再構築し、可動性を回復させる手術 自分の関節を動かせるようにするのが目的 人工関節置換術 傷んだ関節を人工関節に置き換える手術 痛みを大幅に軽減し、関節機能を取り戻す 人工関節の耐久性は約10〜25年 手術療法は効果的な手段ですが、出血や感染、合併症などのリスクもあるため、手術の種類・適応・術後の生活について専門医と相談することが重要です。 術後は適切なリハビリを行うことで、関節の動きや日常動作の改善が期待できます。 再生医療 再生医療は関節リウマチ治療の新たな選択肢として注目されており、主な治療法としては以下の2つがあります。 治療法 特徴 PRP療法 患者さま自身の血液から血小板を濃縮したPRPを抽出 PRPを関節内に注入し、成長因子によって組織の修復を促す 炎症を抑える作用や、痛みを軽減する効果が期待できる 幹細胞治療 患者さま自身の脂肪組織や骨髄から幹細胞を採取 培養して幹細胞を増殖させた後、関節内に注入する 炎症抑制や損傷した組織の再生・修復を促す 再生医療は薬物療法や手術療法と比べて体への負担が少ないのが特徴で、患者さま自身の細胞を用いるため、拒絶反応のリスクも低いとされています。 ただし、先端医療で標準治療として確立されていないため、自由診療である点には注意が必要です。 治療を検討する際は専門医に相談し、自身の症状に合った選択肢か見極めましょう。 関節リウマチが治る可能性に関するよくある質問 関節リウマチが治る可能性に関するよくある質問は、以下の通りです。 初期の関節リウマチが完治した人はいる? 関節リウマチが治る確率は? それぞれ詳しくみていきましょう。 初期の関節リウマチが完治した人はいる? 関節リウマチは、現時点では「完全に治る(完治する)」病気とはされていません。 しかし、早期に発見し適切な治療を行うことで、症状がほとんど消えて炎症が落ち着いた状態で日常生活に支障がない「寛解」に至るケースはあります。 寛解の状態では、関節の痛みや腫れがほとんどなく血液検査で炎症の指標も正常に近づきます。 ただし、自己判断で薬をやめてしまうと再び症状が現れることがあるため、医師と相談しながら治療を継続しましょう。 関節リウマチが治る確率は? 発症から2年以内の早期関節リウマチ患者さまを対象とした調査では、初回の治療を行った1年後に、約半数の患者が寛解を達成した※ことが報告されています。 ※出典:日経メディカル「早期RAの治療で課題、1年目で半数寛解を達成するも骨びらんは倍増」 また同調査では、寛解を達成していてもX線で関節破壊の一種が進行するケースもあり、治療中も関節の状態を確認しながら慎重に管理するのが重要です。 関節リウマチでは「症状が消えた=完治」とは言えず、ほとんどの患者さまで治療の継続が必要とされています。 早期に治療を始めて症状を抑え、関節の損傷や変形の進行を防ぎましょう。 関節リウマチを治すには適切な治療を継続することが大切 関節リウマチは、現代医学では完治が難しい疾患ですが、適切な治療と生活習慣の見直しによって症状の「寛解」は目指せます。 「リウマチは一生つらい病気」と思い込まず、早期に発見し適切な治療を始めることが何より重要です。 関節の痛みやこわばりなどの初期症状を感じたら、早めに専門医を受診しましょう。 関節リウマチは長く付き合っていく病気ですが、正しい情報と治療に基づき希望を持って前向きに暮らすことは可能です。 症状の進行を防ぎ、より良い生活を送りたい方は、ぜひリウマチ専門医に相談し、必要に応じて再生医療も視野に入れてみてください。 以下のページでは、実際に当院の再生医療で関節リウマチが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >関節リウマチに対する再生医療の症例はこちら
2020.05.16 -
- 再生治療
「朝、手がこわばって動かしづらい」「関節が腫れて痛い」といった症状から「もしかしてリウマチかも?」と不安になる方もいるでしょう。 関節リウマチは関節に慢性的な炎症が続く自己免疫疾患で、進行すると関節の変形や破壊を引き起こす可能性があります。 実際に日本では、およそ70万〜100万人※の方が関節リウマチに悩まされています。 ※出典:公益社団法人 日本WHO協会 誰でも発症する可能性はありますが、性別・年齢・体質・生活習慣などによって、リウマチになりやすい人の傾向があるのも事実です。 そこで本記事では、リウマチになりやすい人の特徴を詳しく解説します。 関節リウマチは薬物療法や手術療法などにより改善する可能性がありますが、近年では早期治療が期待できる再生医療があります。 以下では、実際に当院の再生医療で関節リウマチが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >関節リウマチに対する再生医療の症例はこちら また再生医療の症例や治療法については、LINEでも紹介していますので、ぜひ登録してください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ リウマチになりやすい人の主な特徴 リウマチになりやすい人の主な特徴を、以下の項目に分けて紹介しています。 性別・年齢 30代~50代の女性は男性より4~5倍の発症率 遺伝・家族歴 HLA-DR4遺伝子を持つ・家族に関節リウマチの方がいる 生活習慣 喫煙・肥満・歯周病などがリスクを高める可能性 既往歴 特定の感染症にかかったことがある リウマチは、特定の要因が重なると発症リスクが高まると考えられています。 それぞれ詳しく見ていきましょう。 性別・年齢|30代~50代の女性は男性より4~5倍の発症率 関節リウマチは、30代〜50代の女性に多く見られ、男性の4〜5倍の発症率とされています。※ ※出典:一般社団法人関節リウマチ学会 直接関係あるわけではないものの、以下のような妊娠・出産といった女性ホルモンの影響が関与している可能性が考えられます。 状況 ホルモン変化 免疫システムへの影響 妊娠初期 ホルモン増加 免疫抑制で自己免疫疾患リスクが一時的に低下 出産直後 ホルモンが急減 免疫が再活性し、リウマチなどの発症リスク上昇 産後・更年期 ホルモンバランスの乱れ・減少 自己免疫疾患リスクが高まる ただし、リウマチは女性に多い疾患ではあるものの、男性にも発症リスクはあるので、性別・年齢を問わず注意が必要です。 遺伝・家族歴|HLA-DR4遺伝子を持つ・家族に関節リウマチの方がいる 関節リウマチの発症には遺伝的な素因が関与するとされており、なかでも以下の「HLA-DR4」という遺伝子を持つ人は、発症リスクが高い傾向にあります。 HLA-DR4の特徴 説明 定義 ヒト白血球型抗原(HLA)システムの一部であり、免疫系の調節に関与する細胞表面受容体。 関連疾患 関節リウマチ(RA)、1型糖尿病、自己免疫性肝炎、Vogt-Koyanagi-Harada病などとの関連がある。 リスク HLA-DR4を持つ個体は、関節リウマチや1型糖尿病の発症リスクが4〜5倍高いとされる。 性別の影響 HLA-DR4は女性に多く見られる傾向があり、とくに自己免疫疾患においては女性の発症率が高い。 免疫応答への影響 HLA-DR4は特定のペプチドを提示し、免疫系の細胞を活性化することで、自己免疫反応を引き起こす可能性がある。 実際にリウマチ患者の約70%※にHLA-DR4の保有が確認されています。 ※出典:厚生労働省 また、家族に関節リウマチの患者がいる場合は、免疫が過剰に反応しやすい体質を遺伝的に受け継いでいる可能性があるため、発症リスクが高まるとされています。 生活習慣|喫煙・肥満・歯周病などがリスクを高める可能性 関節リウマチの発症や進行には、日々の生活習慣が関わっており、以下のような習慣はリスクを高める要因となります。 喫煙 肥満 歯周病 喫煙は発症リスクを高めるだけでなく、免疫システムが異常に活性化され、関節の炎症を引き起こしやすくなるほか、治療効果を低下させる可能性も。 また歯周病もリウマチとの関連が指摘されており、口腔内の炎症が免疫系に影響を与えることで、発症に関わる自己抗体の生成を促す可能性があります。※ ※出典:J-Stage 既往歴|特定の感染症にかかったことがある リウマチの発症要因として、過去に特定のウイルスや細菌に感染した既往歴が免疫異常を引き起こし、発症に関与する可能性が指摘されています。 なかでも、ヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスは免疫系に影響を及ぼし、発症リスクを高める可能性があると報告されています。※ ※出典:J-Stage ただし、感染症が直接的なリウマチの原因となるわけではありませんが、慢性的な感染症や免疫システムに影響を与える感染症には注意が必要です。 関節リウマチの注意すべき初期症状|放置は関節の破壊や変形が進む可能性も 関節リウマチは早期発見と適切な治療が重要になるため、以下のような初期症状があるかチェックしてください。 朝起きた時の手のこわばり 複数の関節の腫れや痛み 症状が左右対称に出る 微熱や倦怠感、食欲不振が続く 朝起きたときに手がこわばる感覚があり、30分以上続く場合はリウマチの典型的な初期症状とされています。 これらの初期症状を見逃して放置してしまうと、関節の炎症が慢性化し、関節の破壊や変形が進んでしまうリスクも。 「なんとなくおかしい」と感じたら自己判断せず、早めに専門医を受診しましょう。 関節リウマチにかかるリスクを減らすために日常生活で意識したい予防策 関節リウマチは完全に防ぐことが難しい病気ですが、以下のような生活習慣の見直しによって発症リスクを下げられる可能性があります。 禁煙 口腔ケアの徹底 バランスの取れた食事 適度な運動習慣 感染症の予防 ストレスを溜めない これらの習慣は、関節リウマチの発症リスクを下げるだけでなく、免疫バランスの維持や全身の健康管理にもつながります。 すでに関節に違和感がある」「家族にリウマチの人がいる」といった方は、これらの予防策をできることから実践し、必要に応じて専門医のアドバイスを受けるようにしましょう。 関節リウマチの治療法 関節リウマチの治療法は以下のとおりです。 薬物療法 生物学的製剤 手術療法 リハビリテーション 再生医療 これらのように関節リウマチの治療法はいくつかありますが、患者さまの症状や進行度合いによって、治療法を組み合わせることもあります。 関節リウマチの治療法の詳細については、以下の記事でも解説していますので、参考にしてください。 関節リウマチになりやすい人に関するよくある質問と回答 関節リウマチになりやすい人に関するよくある質問と回答を紹介します。 関節リウマチでやってはいけない仕事はある? 関節リウマチになるきっかけ(前兆)はある? それぞれ詳しく解説していきますので、参考にしてください。 関節リウマチでやってはいけない仕事はある? 関節リウマチの症状がある方でも多くの方は工夫をすれば仕事を続けられます。 ただし、以下のように症状を悪化させやすい環境や作業内容には注意が必要です。 重い荷物を繰り返し持ち運ぶ仕事 寒冷環境での作業 長時間同じ姿勢で作業を続けるデスクワーク 寒さは血流を悪くし、関節のこわばりや痛みを強めることがあるため、防寒対策や温熱療法でのケアが大切です。 また座りっぱなしや手を使い続ける作業は関節が固まりやすく、症状を悪化させる原因になります。 定期的に立ち上がり、ストレッチや軽い体操を取り入れると良いでしょう。 また関節リウマチでしてはいけないことに関しては、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 関節リウマチになるきっかけ(前兆)はある? 関節リウマチの初期には、以下のような症状が前兆として現れることがあるため注意が必要です。 倦怠感や微熱 食欲不振 体重の減少 関節の痛みやこわばり 以前は関節リウマチが進行すると関節破壊や機能障害が避けられませんでした。 しかし近年は早期診断・早期治療によって関節破壊の防止、身体機能の維持、さらには生命予後の改善も期待できるようになっています。※ ※出典:日本リウマチ学会「ライフステージに応じた関節リウマチ」 少しでも違和感や痛みを感じたら、早期に医療機関へ受診しましょう。 リウマチになりやすい人の特徴を知って、発症しないための予防・対策を行おう! 関節リウマチになりやすい人は、性別や年齢、遺伝などもありますが、生活習慣を見直すことで症状の悪化を防げる可能性もあります。 そのためには早期の受診をすることで、薬物療法やリハビリテーションなどで進行を抑えることも可能です。 関節リウマチには手術療法などもありますが、入院や長期的な通院などが不要な再生医療も選択肢の一つです。 再生医療には幹細胞治療とPRP治療があり、どちらも自身の幹細胞や血液を活用するため、感染症や副作用のリスクを軽減できる可能性があります。 関節リウマチは、長期間での治療が不安な方も多いため、再生医療が気になる方は当院リペアセルクリニックにご相談ください。
2020.05.12 -
- 再生治療
関節リウマチと診断された場合、してはいけないことや注意すべき食べてはいけないものがあります。 日常生活で気をつけることで症状の悪化を防ぐこともできるため、事前に知っておくことが大切です。 この記事では、関節リウマチ患者がしてはいけない10項目について詳しく紹介します。 正しい知識を身につけて、症状の改善と生活の質の向上を目指しましょう。 また、関節リウマチの治療には、先端医療である再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は患者さまの細胞や血液を用いて、炎症を抑えたり損傷した組織の再生・修復を促す医療技術のことです。 以下のページでは、当院リペアセルクリニックの再生医療で関節リウマチが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >関節リウマチに対する再生医療の症例はこちら 当院リペアセルクリニックの公式LINEでも、再生医療の治療法や症例をご覧いただけるので、ぜひチェックしてみてください。 関節リウマチ患者がしてはいけない10項目 関節リウマチと診断された方は、以下の10項目をしないように注意してください。 関節に負担がかかる激しい運動 砂糖や加工食品の過剰摂取 肥満や急激な体重増加 関節や身体を冷やす 重いものを持ち上げる 高い枕の使用 長時間の同じ姿勢 正座など関節に負担がかかる座り方 日常的な喫煙 ストレスを溜め込む それぞれわかりやすく解説していきます。 関節に負担がかかる激しい運動 炎症を悪化させる可能性があるため、関節リウマチの方は関節に負担がかかる運動をしてはいけません。 例えば、マラソンなどの長時間走るような運動は関節に負担がかかるため、ウォーキングなど負担の少ない運動を適度にするのが良いです。 治療を行うなかで、痛みを感じないときには、関節を動かせる範囲を維持するためにも適度な運動は良いとされています。 医師に相談しながら、関節へ負荷がかからないように気をつけましょう。 砂糖や加工食品の過剰摂取 砂糖や加工食品を過剰に摂取した場合、関節リウマチの症状を悪化させる可能性があります。 関節リウマチと食品との関係について、多くの研究が行われた結果、摂取量の多さが問題だとされています。 症状を悪化させないためにも偏った食生活にならないように、バランスよく食事しましょう。 肥満や急激な体重増加 急激な体重の増加や肥満は、体を支える関節に負担をかけるため、避けなければなりません。 適切な体重管理を行い、関節リウマチの悪化を防ぎましょう。 関節リウマチ以外の健康面でも、急激な体重増加や肥満は良くないため、バランスの良い食事や適度な運動で体重管理を行いましょう。 関節や身体を冷やす 関節の痛みやこわばりが出る可能性があるため、関節や身体を冷やさないように注意しましょう。 気温が低い冬だけでなく、夏の冷房による冷えの対策も必要です。 長袖で羽織れるものや、ストールやブランケットなどで、環境に左右されずに関節や体の冷えを避けられるようにしましょう。 また、湯船に入るなど身体を温めると血行が良くなり、関節リウマチの痛みや症状が緩和されます。 重いものを持ち上げる 重いものを持ち上げると、関節に大きな負担がかかるため、関節リウマチによる炎症が悪化する可能性があります。 日常生活の中で重いものを持たないように注意し、どうしても重量物を持つ必要がある場合にはカートなどの道具を使用して、関節への負担を軽減しましょう。 痛みや症状が強く出ていると重いものを持ち上げられなくなることもあるため、周囲にサポートを依頼するなど工夫が必要です。 高い枕の使用 関節リウマチは頸椎や首の靭帯にも影響するため、高い枕の使用は避けましょう。 首に負担がかかると、軽い力でも頸椎(首の骨)が脱臼するリスクが高まり、しびれや麻痺、呼吸障害などの原因となることがあります。 枕は首に負担がかからない低めのものを選び、高さの調整が必要な場合はタオルなどを使うと良いでしょう。 長時間の同じ姿勢 関節リウマチは長時間同じ姿勢でいると、痛みや症状が悪化する可能性があります。 同じ姿勢を続けることで、血行不良による痛みの悪化や筋肉が緊張して関節の動きを妨げるためです。 デスクワークなどでは、定期的に立ち上がったり歩いたりして、長時間同じ姿勢にならないようにしましょう。 また、正しい姿勢を保つことも重要です。 正座など関節に負担がかかる座り方 正座をすると膝関節に大きな負担がかかり、関節リウマチが悪化する可能性があるため、注意が必要です。 とくに長時間の正座は避けてください。 長時間にわたって正座をすると血行不良が起こり、そこから関節の腫れや痛みにつながりやすいです。 座るときは座面が高い椅子に座ったり、床に座る場合は膝を伸ばして座りましょう。 日常的な喫煙 喫煙をすると関節リウマチの発症リスクが高まるだけでなく、症状を進行させる可能性も高いため、禁煙をおすすめします。 タバコには関節の炎症を進めたり、治療効果を弱めたりする有害な物質が含まれています。 すぐに禁煙するのが難しい方は少しずつ本数を減らしていき、できるだけ早く喫煙をやめましょう。 ストレスを溜め込む ストレスを溜めると、自律神経の乱れによって免疫システムのバランスが崩れ、関節リウマチの症状に影響する場合があります。 関節リウマチで手や足がこわばったりスムーズに動かせなかったりすると、そのような症状自体がストレスの原因になりかねません。 リラクゼーションや軽い運動、趣味などストレスを解消できる方法を見つけ、ストレスを溜めないようにしましょう。 関節リウマチ患者が食べてはいけないもの 関節リウマチの症状を悪化させてしまう可能性がある食品は、以下の3つです。 塩分の多い加工食品や揚げ物 精製炭水化物 トランス脂肪酸を多く含む食品 以下では、それぞれの食品の注意点について詳しく解説します。 塩分の多い加工食品や揚げ物 塩分の多い加工食品や揚げ物は、関節リウマチが悪化する可能性があります。 56名を対象とした加工度別での食品摂取量の研究結果では、塩分・糖分・脂肪・添加物を多く含む「超加工食品」の摂取量が多いほど心血管疾患のリスクが高まっています※。 ※出典:SPRINGER NATURE Link また、揚げ物に使用する油は加熱することで酸化しやすくなるため、摂取することで体内に活性酸素が増えます。 活性酸素は関節リウマチの炎症を引き起こし、症状が悪化する原因となる場合があります。 油分を多く含むスナック菓子やインスタント食品などは避けて、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。 精製炭水化物 砂糖やケーキ、パンなどの精製炭水化物の過剰摂取は、関節リウマチの炎症をさらに悪化させてしまう可能性があります。 また、炭水化物の過剰摂取は体重増加のリスクもあり、関節への負担が増えるリスクにもつながります。 できるだけ精製炭水化物の摂取を控え、全粒粉米(玄米)や低GIの食品を選ぶようにしましょう。 トランス脂肪酸を多く含む食品 トランス脂肪酸は炎症を促進する可能性があるため、関節リウマチの患者さまは注意が必要です。 主にショートニングやマーガリン、ファストフードなどに多く含まれているため、これらの食品の過剰摂取は控えましょう。 油を使用する際は、オリーブオイルなどの健康的な油を使用するなどの工夫が必要です。 関節リウマチのしてはいけない10項目に関するよくある質問 関節リウマチのしてはいけないことに関して、以下の質問があります。 関節リウマチを悪化させる要因は? 関節リウマチでやってはいけない仕事は? 関節リウマチになりやすい性格は? リウマチの食事にヨーグルトは良い? 関節リウマチを悪化させないためにもよくある疑問や不安点を解消しておきましょう。 関節リウマチを悪化させる要因は? 関節リウマチを悪化させる要因は、本記事でも紹介している、関節リウマチのしてはいけない10項目です。 膝や関節に負担をかけることや、症状悪化の原因につながる食品の摂取は、関節リウマチの症状を悪化させてしまいます。 上記の10項目を守り、関節リウマチの悪化を防ぎましょう。 関節リウマチでやってはいけない仕事は? 関節リウマチでやってはいけない仕事はありませんが、避けた方が良い仕事はあります。 次のような仕事は、関節リウマチを悪化させる原因となるため、避けるようにしましょう。 重いものを運ぶ仕事 立ちっぱなしの仕事 長時間の歩行が必要な仕事 寒い場所での仕事 関節リウマチでは、関節に負担をかけないことが大切です。 天職だと感じている仕事や、条件が良く続けていきたいと考える仕事で辞めるという選択肢がないこともあるでしょう。 症状の程度にもよるため医師に相談してみてください。 関節リウマチになりやすい性格は? 関節リウマチは自己免疫疾患であり、特定の性格が直接的な原因となることはありません。 しかし、慢性的なストレスによって免疫機能が低下することで間接的に関節リウマチの発症リスクが高まる場合があります。 そのため、ストレスを溜め込みやすい方は、適度にストレス発散する方法を身につけましょう。 また、関節リウマチを早期に発見できれば、早く治療を始められるため、関節の痛みや違和感がある方は早めに医師の診察を受けましょう。 リウマチの食事にヨーグルトは良い? ヨーグルトは乳酸菌によって腸内環境が改善されることで、関節リウマチの症状緩和が期待できます。 また、関節リウマチは骨粗鬆症のリスクが高いため、予防のためのカルシウム摂取にも有効です。 ヨーグルトの摂取量に関しては、体調や症状の状態をしっかり把握し、医療機関の指導のもと決めましょう。 関節リウマチでしてはいけない10項目を守って生活しよう 関節リウマチと診断された方は、この記事で紹介した「してはいけない10項目」を守り、症状を悪化させる要因を減らすようにしましょう。 関節に負担がかかる激しい運動 砂糖や加工食品の過剰摂取 肥満や急激な体重増加 関節や身体を冷やす 重いものを持ち上げる 高い枕の使用 長時間の同じ姿勢 正座など関節に負担がかかる座り方 日常的な喫煙 ストレスを溜め込む また、加工食品や精製炭水化物なども避けて、栄養バランスの取れた食生活を守ることも重要となります。 関節リウマチの治療には、薬物療法や手術療法がありますが、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療には、脂肪から幹細胞を採取・培養して患部に投与することで関節の再生を促す幹細胞治療と、血液から多血小板血漿(PRP)を抽出し、患部に注射するPRP療法があります。 再生医療では手術を行う必要もなく治療期間も短いため、関節リウマチでお悩みの方は当院リペアセルクリニックにご相談ください。
2020.04.10 -
- 股関節
- 変形性股関節症
- 再生治療
変形性股関節症と診断されて「手術が必要」と言われたものの、「本当に今が手術のタイミングなのか」「もう少し様子を見てもよいのではないか」と迷われている方も多いのではないでしょうか。 変形性股関節症の手術は人工関節への置き換えが一般的ですが、一度手術を行うと元に戻すことはできません。 そのため、適切なタイミングで判断することが重要です。 この記事では、変形性股関節症の手術を受けるべきタイミングの判断基準や手術のメリット・デメリット、手術以外の治療選択肢について解説します。 手術に不安を感じている方や、より負担の少ない治療法をお探しの方は、ぜひ最後まで読んで適切な治療選択ができるように参考にしてください。 また、変形性股関節症に対しては、再生医療という治療選択肢もあります。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、変形性股関節症が改善された患者様の症例を紹介してますので、 併せて参考にしてください。 >>その他の変形性股関節症に対する再生医療の症例はこちら 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでも情報を発信しているので、ぜひご覧ください。 【結論】変形性股関節症の手術タイミングは症状や生活に合わせて判断 変形性股関節症のステージは前期・初期・進行期・末期の4段階ですが、手術を受ける明確なタイミングは存在しません。 股関節の状態が末期であっても、激しい痛みや生活への支障がなければ、保存療法(薬物療法など)で経過をみる場合があります。 一方で、変形性股関節症の前期や初期でも、患者さまが激しい痛みを訴えている場合は、手術の検討が必要です。 変形性股関節症の各ステージと、患者さま一人ひとりの症状は必ずしも一致しないため、手術は「必要性があるかどうか」で判断されます。 変形性股関節症における手術のタイミングを決めるポイント 変形性股関節症の手術を受ける場合、後悔しないための判断が必要です。 手術のタイミングを決める際には、以下の3つのポイントを考慮して決めます。 痛みの強さと日常生活への支障を考慮する 関節の変形度と画像診断の進行度を確認する 生活の質(QOL)や今後の人生設計を考慮する これらの正しい知識を身につけて、適切な治療を選択しましょう。 痛みの強さと日常生活への支障を考慮する 変形性股関節症の手術を受けるかどうかは、痛みの強さや日常生活への支障の程度を考慮して決めましょう。 初期段階で痛みが限定的かつ仕事や日常生活に支障がなければ、保存療法で経過をみるのも一つの選択です。 しかし、以下のような強い痛みが続く場合は、手術を検討するタイミングといえます。 夜眠れないほど痛い 歩くのがつらいほど強い痛み 安静にしていても痛みが続く 痛み止めが効かない これらに該当して、日々の生活で「辛い」と感じている場合は、医師に手術を相談してみましょう。 関節の変形度と画像診断の進行度を確認する 変形性股関節症の治療において、手術のタイミングを決める際は、関節の変形の程度が判断材料になります。 股関節の変形は進行期にあらわれるケースが多く、以下の画像検査で判定可能です。 検査の種類 検査できる症状 レントゲン検査 股関節の変形・骨棘の形成・関節の隙間 CT検査 股関節の変形・骨棘の詳細な形状・関節の隙間(レントゲンで分からない部分) MRI検査 軟骨のすり減り・靭帯などの損傷・炎症の有無 骨の出っ張りを骨棘(こつきょく)といい、股関節の痛みや可動域制限を引き起こす原因となります。 歩行時のバランスも不安定にさせるため、骨棘が形成されている場合は、手術を選択肢に入れるタイミングです。 なお、軟骨や靭帯はレントゲン画像に写らないため、画像診断を受ける際には、CTやMRI検査ができるかどうか、事前に確認しておきましょう。 生活の質(QOL)や今後の人生設計を考慮する 変形性股関節症の手術を受ける際は、生活の質や今後の人生設計も考える必要があります。 「仕事を休めない」「手術が不安」などの理由で痛みを我慢すると、日常生活や趣味・スポーツなどの動作が制限されます。 変形性股関節症の痛みは歩行にも影響するため、毎日の通勤を苦痛に感じてしまう恐れもあります。 また、日本人は平均寿命が伸びているので、働き盛り(40〜60代など)で変形性股関節症になった場合は、痛みを伴う人生が何十年も続きます。 少しでも早いタイミングで手術を受け、今後の不安を取り除くなど、人生設計も考えておくとよいでしょう。 変形性股関節症の手術を行うタイミングが早い場合のデメリット 変形性股関節症の手術として行われる人工股関節置換術は、股関節の損傷部分を取り除き、人工の関節に置き換える手術です。 しかし、手術のタイミングが早すぎる場合にはデメリットもあります。 人工関節の寿命を短くする可能性がある 手術には合併症などのリスクも伴う 手術を検討する際は、これらのリスクも十分に理解しておきましょう。 人工関節の寿命を短くする可能性がある 人工関節が使用できるのは20年~30年ほどが目安です。 若いうちに人工関節にすると、数十年後に再度手術が必要になる可能性が高くなります。 とくに40代や50代で手術を受けた場合、70代や80代でもう一度手術を受けなければならない可能性があります。 再手術は初回の手術よりも技術的に困難で合併症のリスクも高くなるため、症状が軽い場合は様子を見ることも検討しましょう。 手術には合併症などのリスクも伴う 人工関節手術には、感染症や合併症のリスクがあります。 とくに免疫機能が低下している場合、手術後に感染症を引き起こすと重篤になる可能性があり、傷の治りが悪くなって再手術が必要になる恐れもあります。 感染症の確率を0%にすることはできないため、事前に十分な検査が必要です。 手術を検討する際は、これらのリスクと現在の症状を比較検討して判断しましょう。 変形性股関節症の手術後の生活 人工股関節置換術を受けた後の生活も手術を受けるかどうかの判断材料になります。 痛みの大幅な軽減が期待できる 手術後はリハビリが必要になる 股関節に負担がかかる動作は避ける必要がある 手術後の生活イメージを持ち、より適切な治療を選択してください。 痛みの大幅な軽減が期待できる 人工股関節置換術の最大のメリットは、股関節の痛みが大幅に軽減されることです。 手術前に歩行時や安静時に感じていた痛みがほとんどなくなり、生活の質が大きく向上します。 多くの患者さまが「手術を受けてよかった」と感じる理由は、この痛みの軽減効果です。 また、股関節の可動域も改善されるため、これまで痛みで制限されていた動作ができるようになることが期待できます。 手術後はリハビリが必要になる 人工股関節手術後は、約2〜3週間の入院期間とその後の継続的なリハビリが必要です。 手術翌日から理学療法士の指導のもと、段階的にリハビリを開始します。 最初はベッド上での運動から始め、徐々に立ち上がり、歩行訓練へと進んでいきます。 退院後も外来でのリハビリを継続していきますが、完全に日常生活に戻るまでは3〜6カ月程度かかります。 この期間は、仕事や家事など日常生活への影響も大きいため、あらかじめ回復に必要な時間を見据え、無理のない生活設計を立てておくことが大切です。 股関節に負担がかかる動作は避ける必要がある 人工股関節手術後は、股関節に負担がかかる動作や姿勢を避ける必要があります。 あぐらや横座りなどを避ける ズボンや靴下を履くときは椅子に腰掛ける 過度な運動やスポーツを避ける 重いものを持たないようにする 入浴時は膝を大きく曲げないようにする 転倒を防ぐための生活環境を整える 適度な運動は股関節周りの筋肉を鍛えることにつながりますが、過度な運動は股関節の脱臼やゆるみを起こしてしまう可能性があります。 水泳やウォーキングなどの軽い運動は可能ですが、野球やサッカーなどの激しいスポーツは控えた方がよいでしょう。 変形性股関節症の手術を避けたい方は再生医療も選択肢の一つ 変形性股関節症の治療には、手術の他に再生医療という選択肢もあります。 再生医療とは、幹細胞を投与してすり減った軟骨などの回復に働きかける治療方法です。 手術による治療方法ではないため、皮膚の切開や入院を必要としません。 再生医療について詳しくは、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEで情報を発信しています。 症例紹介や簡易オンライン診断も行っているので、ぜひ一度チェックしてみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 変形性股関節症の手術を受けるタイミングは医師と相談して決めよう 変形性股関節症を治療する場合、手術を受けるタイミングは必ず医師と相談して決めることが大切です。 手術のタイミングや必要性は総合的に判断されるため、医師による問診・触診や、画像検査などが必要です。 定期的に通院し、医師に患部の状態をチェックしてもらい、相談の上で手術のタイミングを決めましょう。 ただし、手術には感染症などのリスクがあるほか、人工股関節置換術は入院やリハビリを伴うため歩けるようになるまで時間がかかります。 手術のリスクを回避したい方や、仕事復帰への時間をかけたくない方は、再生医療を選択肢に入れてみましょう。 再生医療は手術や入院の必要がなく、体にかかる負担も軽いため、高齢者も治療が受けられます。 変形性股関節症に対する再生医療について相談したい方は、お気軽に当院「リペアセルクリニック」へお問い合わせください。
2020.03.10







