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高次脳機能障害に回復事例はある?治った人の経過やリハビリテーションの重要性を解説

高次脳機能障害の回復事例を紹介!経過や治療・リハビリが大切な理由も解説
公開日: 2025.12.26 更新日: 2026.06.30

「高次脳機能障害は本当に回復するのだろうか」「どのような治療やリハビリで改善が見られるのか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、高次脳機能障害の回復事例や治療法、リハビリの重要性について解説します。

高次脳機能障害の症状でお悩みの方やご家族の方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。

なお、近年の高次脳機能障害の治療では、自己細胞を用いた「再生医療」が注目されています。

再生医療とは、患者さま自身の細胞や血液を使って、損傷した脳の神経細胞や血管の修復・再生を促すことを目的とした治療法です。

【こんな方は再生医療をご検討ください】

  • 脳卒中などによる後遺症に悩まされている方
  • リハビリ効果が頭打ちの方
  • これ以上の回復が見込めないと診断された方

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高次脳機能障害の回復を目指すなら早期のリハビリが重要

高次脳機能障害は、適切な治療とリハビリテーションによって症状の改善が見込まれる場合があります。

早期のリハビリが重要といわれる理由は、以下のとおりです。

  • 脳の「可塑性」によって損傷した部分の機能を別の部分が代わりに担うことがある
  • 早期からリハビリを開始することで、より高い改善効果が期待できる
  • 日常生活に必要な動作を繰り返し練習することで、自立した生活に近づける
  • 社会復帰に向けた訓練を段階的に行える

リハビリを継続的に行うことで、損傷した脳の機能を補ったり、新たな神経回路を作ったりすることが期待できます。

高次脳機能障害に対して、以下のような治療やリハビリが行われます。

治療・リハビリの種類 内容
薬物療法 注意力や記憶力の改善、感情のコントロールを目的とした薬を使用
理学療法 運動機能の改善を目的とし、日常生活の動作をサポート
作業療法 料理や掃除など日常生活の動作訓練を行い、自立した生活を支援
言語療法 言葉の理解や発話の改善を図り、コミュニケーション能力を回復
認知リハビリテーション 記憶力・注意力・判断力などの認知機能の回復を目指す訓練
再生医療 幹細胞を用いて損傷した脳神経の再生・修復を目指す治療

当院リペアセルクリニックでは、高次脳機能障害に対して「再生医療」による治療をご案内しております。

お電話にて無料相談も実施しておりますので、治療の選択肢としてぜひご検討ください。

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高次脳機能障害が治った人はいる?回復事例

従来の治療では、回復が難しいとされていた高次脳機能障害ですが、医療技術の進歩によって症状が改善した事例も存在します。

本章では、再生医療(幹細胞治療)によって高次脳機能障害が改善した症例を紹介します。

以下の事例を参考に、ご自身やご家族に合った治療法を検討してみてください。

高次脳機能障害(言語障害・記憶障害)が改善した事例

こちらの患者さまは、脳梗塞の後遺症として高次脳機能障害が生じ、言語理解や表現、記憶などの機能に障害が出ていました。

項目 内容
患者さま 70代男性
原因疾患 脳梗塞(発症後1カ月で来院)
治療前の症状 ひらがな・カタカナが理解できない、以前覚えていた単語を忘れる、糖尿病(HbA1c 7.7)
実施した治療 幹細胞点滴(2億個の幹細胞を計3回投与)

【治療後の変化】

  • 畑仕事が1日できるほど体力が回復
  • 友人と普通に会話ができ、病気に気づかれないほどに回復
  • 糖尿病の数値(HbA1c)が7.7%から6.3%に改善
    など

詳しい症例は以下のページで紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

脳出血後の半身麻痺・高次脳機能障害が改善した事例

こちらの患者さまは、虚血性腸炎で入院した翌日に脳出血を発症し、左半身麻痺と高次脳機能障害の後遺症が残りました。

項目 内容
患者さま 50代男性
原因疾患 脳出血(発症後2カ月間は寝たきり、その後車椅子移動できるまで回復)
治療前の症状 左半身麻痺、高次脳機能障害、てんかん発作(発症1年後から)、車椅子移動(杖でゆっくり歩行は可能)
実施した治療 幹細胞点滴(計3回投与)

【治療後の変化】

  • 左大腿四頭筋(太ももの筋肉)の筋力が向上し、膝を伸ばす力が強くなった
  • 左肘を伸ばしやすくなり、左下肢に力が入るようになった
    など

詳しい症例は以下のページで紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

高次脳機能障害で見られる症状の種類

高次脳機能障害では、外見からは分かりにくいものの、日常生活や社会生活に支障をきたすさまざまな認知・行動の症状が現れます。

代表的な症状として、主に以下の4つが挙げられます。

脳の損傷部位や程度によって現れる症状は異なり、これらが複雑に組み合わさって起こることも少なくありません。それぞれの具体的な症状について、詳しく解説します。

記憶障害

高次脳機能障害の一つである「記憶障害」は、新しいことを覚えられなかったり、過去の経験を思い出せなくなったりする症状です。

さっき聞いたばかりの話を忘れて何度も同じ質問をしたり、物の置き場所が分からなくなったりします。

約束の時間をすっかり忘れてしまうなど、日常生活に直結するトラブルが頻繁に起こるのが特徴です。

対策として、メモやスケジュール帳、スマートフォンのアラーム機能などを活用し、外部に記録を残す習慣づけが重要になります。

注意障害

一つのことに集中し続けることや、周囲の状況に適切に気を配ることが難しくなる「注意障害」も高次脳機能障害の一つです。

作業中に周りの話し声などがあるとすぐに気が散ってしまったり、複数の作業を同時に進行できなくなったりします。

また、長時間集中力が続かず、仕事などで簡単なミスを繰り返してしまうことも珍しくありません。

周囲の環境から気が散る原因を取り除き、静かで集中しやすい状況を整えることがサポートの鍵となります。

遂行機能障害

「遂行機能障害」は、自分で計画を立てて、物事を順序立てて実行していくことが困難になる高次脳機能障害の一つです。

料理のように複数の手順がある作業において、段取りが悪くなったり、途中で次に何をすべきか分からなくなったりします。

また、予期せぬトラブルが起きた際に臨機応変に対応できず、パニックに陥ることもあります。

複雑な作業を行う際は手順を細かく書き出し、チェックリストとして一つずつ確認しながら進めることが効果的です。

社会的行動障害

感情のコントロールが効かなくなり、対人関係において適切な行動がとれなくなる「社会的行動障害」も高次脳機能障害の一つです。

些細なことで突然激怒したり、逆に無気力で自分から何も行動しなくなったりと、感情や意欲に極端な変化が現れます。

また、その場の空気を読まない発言や、思いつきで突発的な行動をとって周囲を困惑させることもあります。

ご本人の性格が変わったように見えますが、あくまで脳の損傷による症状であることを周囲が理解し、冷静に対応することが大切です。

高次脳機能障害の回復を目指すための症状に応じた治療選択肢

高次脳機能障害に複数の症状があるように、その治療法にもさまざまなアプローチがあります。

治療法 特徴 対象となる症状
薬物療法 症状を和らげる薬を使用 注意障害、記憶障害、感情のコントロールが難しい場合
リハビリテーション 理学療法・作業療法・言語療法などを組み合わせて機能回復を目指す 運動機能障害、日常生活動作の困難、言語障害
認知行動療法 考え方や行動パターンを見直し、日常生活への適応を図る 社会的行動障害、遂行機能障害
環境調整 メモの活用や動作のパターン化など、生活しやすい環境を整える 記憶障害、注意障害、遂行機能障害
再生医療(幹細胞治療) 自分の脂肪から採取した幹細胞を点滴投与し、脳神経の再生・修復を目指す 脳卒中による後遺症全般

治療は一つだけでなく、複数の方法を組み合わせることが一般的です。

高次脳機能障害の回復事例に関するよくある質問

高次脳機能障害の回復についてよくある質問を紹介します。

治療やリハビリを進めるうえでの参考にしてください。

高次脳機能障害の回復にはどれくらいの期間がかかる?

高次脳機能障害の回復期間は、医学的リハビリは発症から最大6カ月間を中心に行い、その後必要に応じて生活訓練や就労支援を加えた1年間の訓練が有効とされています。

高次脳機能障害で障害者手帳は何級になる?

高次脳機能障害の場合、主に「精神障害者保健福祉手帳」の申請対象となり、等級は1級から3級まであります。

詳しくはお住まいの市区町村の障害福祉窓口にご相談ください。

高次脳機能障害は回復事例あり!再生医療による幹細胞治療をご検討ください

高次脳機能障害の回復には個人差がありますが、適切な治療とリハビリを継続することで症状の改善につながる可能性があります。

中でも、近年の治療では、幹細胞を用いた再生医療によって、高次脳機能障害をはじめ、脳卒中の後遺症が改善した症例が増えてきています。

再生医療とは、幹細胞の持つ「分化能」という特定の細胞に変化する能力を活用し、損傷した組織の再生・修復を促す医療技術です。

当院リペアセルクリニックは、再生医療専門のクリニックとして数多くの疾患・後遺症に対する症例があります。

>>リペアセルクリニックの症例はこちら

「高次脳機能障害を治したい」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。

監修者

圓尾 知之

Tomoyuki Maruo

医師

資格・所属学会

日本脳神経外科学会 所属

脳神経外科の最先端治療と研究成果を活かし、脳卒中から1日でも早い回復と後遺症の軽減を目指し、患者様の日常生活の質を高められるよう全力を尽くしてまいります。

関連論文: The association between diffusion-weighted imaging-Alberta Stroke Program Early Computed Tomography Score and the outcome following mechanical thrombectomy of anterior circulation occlusion