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鵞足炎の痛みはマッサージで改善できる?痛みを改善して治療する方法を解説

公開日: 2019.10.31
更新日: 2025.04.28

膝の内側が痛い…
それはもしかしたら鵞足炎かもしれません。

自己流でマッサージをして少しでも痛みを和らげようとするのは、逆に症状を悪化させてしまう可能性があるので注意が必要です。

本記事では「鵞足炎の痛みに自己流マッサージをするリスク」について詳しく解説します。

鵞足炎の症状を和らげるためにはマッサージが効果的ですが、自己流では逆効果になってしまうことがあります。

自己流マッサージのリスクを理解して、専門医や整体師の指導のもとで行いましょう。

鵞足炎の予防はストレッチが効果的

鵞足炎を治療するには|セルフケアは効果的?

鵞足炎はランニングなどアスリートに多い

鵞足炎とは、ランニングやサッカーなどで過度な負担がかかり、鵞足部という膝の内側の部分に炎症を起こす病気です。

オーバーユース(使いすぎ)や、不十分なウォーミングアップ(準備)なども鵞足炎の引き金になります。

注意頂きたいのは鵞足炎は一度発症すると再発しやすい厄介な病気で、アスリートにとっては選手生命を脅かしかねない障害になります。

鵞足炎の治療法としては、主に安静やストレッチ、貼り薬、鎮痛剤の内服と併せ、整体師など専門の人にマッサージをしてもらうという方法が挙げられます。

ただ、マッサージでは痛みを和らげる効果を期待することはできますが、根本的に治療という意味では効果は期待できません。

鵞足炎の痛みに自己流マッサージはおすすめしない

鵞足炎による膝内側の痛みに自己流マッサージを行うリスクについて解説していきます。

膝内側の痛みがある場合、なんとか自分でマッサージをして少しでも痛みを和らげたいと思うかもしれません。

自己流でマッサージには、どのような危険があるか理解しておきましょう。

自己流マッサージで症状が悪化する危険

マッサージによって鵞足炎の症状が悪化する危険があるため、自己流のセルフケアはやめた方が良いです。

鵞足炎の原因といえば、激しい運動やウォーミングアップ不足などスポーツ選手に多いイメージがあると思います。

しかし、膝周りの筋肉の疲労だけでなく「骨格の歪み」を原因として鵞足炎を発症する場合があります。

骨格の歪みによって不安定な状態で自己流マッサージをしてしまうと、逆に負担が増すようになり痛みが悪化することが多いです。

自己判断でマッサージをせずに必ず病院や整体院などで施術を受ける、もしくはアドバイスをもらうようにしましょう。

痛みが緩和するまで安静する

鵞足炎によって膝内側の痛みを感じる場合、痛みが緩和するまで安静にしましょう。

軽症の場合、膝を使う運動を控えることで数週間で炎症が治ります。痛みが強い時は、湿布を使用して炎症を抑えるのがおすすめです。

鵞足炎の急性期の痛みは「冷湿布」で炎症を抑え、慢性期の痛みは「非ステロイド抗炎症薬の湿布」で疼痛のコントロールをします。

湿布であれば何でも良いわけではないため、医師に相談して適切なものを処方してもらいましょう。

鵞足炎の予防にストレッチやマッサージは効果的

鵞足炎の予防や再発防止のために行うストレッチやマッサージは効果的です。

内転筋(太ももの内側)と大腿四頭筋(太ももの前側)のストレッチがおすすめです。

内転筋のストレッチ

あぐらをかくような態勢になり、両足の足底部をくっつける。ゆっくりと無理のない範囲で両膝を押す。

大腿四頭筋のストレッチ

両足を伸ばした状態で座り、片足の脛が床につくような形で膝を折り曲げる。そのまま上体を少し後ろに倒す。これを左右で交互に行う。

一度鵞足炎になったことがある方は、補強機能付きの膝サポーターも活用することで膝を安定させることができるのでおすすめです。

サポーターの種類や選び方は、以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

再発を繰り返す鵞足炎には「再生医療」での治療がおすすめ

整体院などでマッサージをして、一時的には症状が改善したけれど、また鵞足炎を再発してしまった…。

このように何度も繰り返す鵞足炎にお悩みの場合、再生医療という選択肢も視野に入れてみるといいでしょう。

PRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を患部に注射し、血小板のもつ修復作用で損傷した組織の修復を促すという再生医療があります。

PRPによる治療は、スポーツ選手が心配になるドーピングには指定されていないため、安心して治療を受けることができます。

何より、治療期間が短くて済むために、パフォーマンスを落としにくく、体に負担がかかりにくいといったメリットがあります。

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まとめ・鵞足炎の痛みに自己流マッサージは悪影響!専門医の指導を受けましょう

つらい痛みを伴う鵞足炎ですが、決して自己判断でマッサージなどをせず、必ず医療機関もしくは整体院などで施術を受けるようにしましょう。

自分でマッサージをする場合は、専門医や整体師の指導のもと、行うようにしてくださいね。

また、再発を繰り返す場合や痛みが改善しない場合は、再生医療という新しい治療法で鵞足炎を根本から治すという手段もあります。

自分にあった治療法を選択し、快適なスポーツライフを送りましょう。

PRP療法はアスリートに最適な方法です。詳しくは当院までお問い合わせください。

監修:リペアセルクリニック大阪院

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監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

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