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鵞足炎が治るまでの期間は?治療法や予防法もあわせて紹介

公開日: 2019.06.09
更新日: 2024.11.06

階段の上り下りや運動中に膝が痛いと悩んでいる方は、鵞足炎の可能性があります。鵞足炎になると、膝の内側にある筋肉が付着している箇所で炎症が起こり、太ももの内側から膝の内側に痛みがでます。

鵞足炎は、筋肉に大きな負担がかかる動きをしている方に起こりやすいです。例えば、膝の曲げ伸ばしの多いマラソンやサッカー、ジャンプが多いバスケットボールやバレーボールなどです。

そこで本記事では、鵞足炎が治るまでに必要な期間や治療法、予防法について紹介します。痛みを長引かせずに鵞足炎を治し、痛みをぶり返さないために予防法もあわせて実施してください。

この記事を読むとわかること
  • ・鵞足炎の治療方法
  • ・鵞足炎の治療法や予防法
  • ・膝の内側が痛いときに考えられる病気

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鵞足炎の治療期間

鵞足炎の治療期間は、一般的に数週間から数カ月です。ただし、個人の状態によって必要な治療期間は変わるため、まずは医療機関を受診して適切な治療計画を立てましょう。

鵞足炎の治療が長引くと日常生活に支障が出る可能性があります。スポーツ選手の場合はスポーツができない期間が長引いてしまいます。

鵞足炎は治療できる疾患ですが、予防を行って再発を防ぐことが重要です。

鵞足炎の治療方法

鵞足炎の基本的な治療方法は「適切に筋肉を休ませる・冷やす・段階的な運動の再開」です。鵞足炎と診断されたら、まずは運動を控えて安静にしましょう。

熱があったり、張りを感じたりする場合は、アイシングや超音波治療、電気療法などを行って炎症症状の軽減・改善を目指します。痛みを感じると周辺の筋肉が緊張してしまうため、ストレッチやアイシングを行うことが重要です。

その他の治療として、消炎剤・鎮痛剤の内服や湿布などの外用剤の併用、マッサージ、再生医療があります。

鵞足炎の予防方法

鵞足炎を予防するためには、膝の負担を減らす必要があります。以下の習慣を取り入れて、鵞足炎を予防しましょう。

  • ストレッチをする(ハムストリングスや内転筋)
  • 適切なフォームを確認する
  • 専用のシューズを選ぶ
  • インソールを使用する

定期的にストレッチを行うと、体の硬さに応じて筋肉の疲れ具合がわかるようになります。また、スポーツにおける動作(ジャンプやランニングなど)のフォームを適切に身に付けると、膝の負担を減らせます。

シューズ選びやインソールの使用も、膝の負担を減らして鵞足炎の発症を予防してくれます。

鵞足炎を早く治したい方からよくある質問

この項目では、鵞足炎を早く治したい方からよくある質問を紹介します。
各質問に対しての回答を確認いただき、鵞足炎に関する正しい知識を身につけ早期完治を目指しましょう。

鵞足炎を早く治す方法は?

基本的には患部の安静が鵞足炎を早く治すカギとなります。必要に応じて、アイシングや軽めのストレッチを行うことも大切です。

いずれにしても、専門医から治療方法における的確な指示をもらうことが重要なので、鵞足炎の疑いがある場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

鵞足炎でも運動できる?

鵞足炎と診断されたら、まずは運動を控えて安静にしてください。個人差はありますが、炎症は5〜14日で落ち着いてきます。

ストレッチや動きの改善を目的としたリハビリから始めて、運動は徐々に再開しましょう。

一般的に運動が開始できるまで、1カ月前後の期間が必要です。

膝が痛む原因は他にありますか?

鵞足炎以外に膝の内側が痛くなる病気はあります。以下の病気やケガが考えられます。

  • 骨折
  • 変形性膝関節症
  • 半月板損傷
  • 内側側副靭帯損傷
  • 関節リウマチ
  • 骨腫瘍

膝の痛みが続いて不安な方は、医療機関を受診しましょう。

鵞足炎は医療機関を受診して早めに治そう!

鵞足炎の治療期間は、短期で済む場合がほとんどですが、症状によっては長期化する場合があります。早期に治すためには、早期発見・早期治療を行い、鵞足炎にならないための予防も大切です。

膝に痛みを感じたら放置せずに医療機関を受診しましょう。医療機関でしっかり検査を受けて早期に治療に取り組むことが大切です。鵞足炎は再発する場合があるため、ストレッチを継続し、再発防止を心がけてください。

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