陸上選手の膝裏の痛みの原因は?早期改善のための再生医療について解説
公開日: 2019.09.04更新日: 2025.03.17
陸上選手の膝裏の痛みはなぜ起こるのか、原因が気になりますよね。
膝裏の痛みの原因は、膝の使いすぎ(オーバーユース)だけでなく、関節リウマチやベーカー嚢腫などの疾患による痛みも考えられます。
今回の記事では、陸上選手の膝裏の痛みの原因や対処法について、詳しく解説します。
陸上競技は足を酷使するスポーツのため、運動後は十分なストレッチやケアを行うことが大切です。
膝裏に痛みがあるときは、無理に身体を動かさずに、適切な対処法をとりましょう。
目次
陸上選手の膝裏が痛む原因
陸上選手は、膝の使いすぎ(オーバーユース)やスポーツ外傷などが原因で、膝裏が痛む場合があります。
ランニングは下半身の筋肉や関節に負担がかかる運動で、練習で膝を使いすぎることで負傷するリスクが高まります。
膝へかかる負担を少なくするには、走りのフォームを改善したり、坂ではない平坦な道で練習したりすることが大切です。
陸上選手は練習や試合などで、以下のスポーツ外傷を負うリスクもあります。
- 骨折
- 脱臼
- 捻挫
- 打撲
スポーツ外傷は、ランニング中に障害物にぶつかったり、転んだりして起こるけがです。運動を行う際は周囲に注意し、けがのリスクを低減しましょう。
陸上選手の膝裏が痛いときに考えられる疾患
陸上選手の膝裏が痛いときは、以下の疾患が考えられます。
膝裏に痛みが出る原因は、スポーツ外傷以外の疾患も考えられるため、症状があるときは早めに医療機関を受診し原因を調べましょう。
変形性膝関節症
陸上選手の膝裏が痛む原因の1つに、変形性膝関節症があります。
変形性膝関節症は、膝軟骨がすり減って炎症が起こる病気で、痛みや腫れ、関節の変形などの症状があらわれます。
- 膝の痛み
- 膝の腫れ・熱感
- 膝関節の変形
主な原因には、加齢により膝軟骨がすり減る「一次性」と、外傷や膝周囲の筋力低下により発症する「二次性」があります。
陸上競技は、長時間の走行やジャンプなど膝への負担が大きいため、変形性膝関節症を発症する可能性が高いです。
以下の記事では、変形性膝関節症について詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
半月板や靭帯の損傷
陸上選手は半月板や靭帯の損傷により、膝裏が痛む場合があります。
大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間にある半月板を損傷すると、膝が不安定になり、膝裏が痛む症状が現れます。
陸上競技中に膝を強く捻ったり、転倒などで衝撃が加わったりすることで、半月板や靭帯が損傷する可能性があります。
とくに半月板は膝のクッションのような役割も担っているため、運動時だけでなく日常生活でも違和感を覚える場合があり注意が必要です。
下半身の靭帯を損傷した場合は、膝の不安定性が増し、膝の曲げ伸ばしが困難になる可能性があります。
骨膜や腱の炎症
陸上選手で膝裏が痛いときは、骨膜や腱に炎症が起こっていないか確認しましょう。
- 骨膜とは:骨の表面を覆う薄い膜で、骨の保護や成長を促す役割を持つ
- 腱とは:筋肉と骨をつなぐ組織で、関節の動きを支えたり筋肉の力を骨に伝える役割を持つ
膝周辺の「骨」「筋肉」「関節」を骨膜や腱に支えられています。
崩れたフォームで走ったり、過度な練習を行ったりすると、骨膜や腱に負担がかかるため炎症が起こりやすくなるため注意が必要です。
ベーカー嚢腫(のうしゅ)
陸上選手で膝裏が痛む理由の1つに、ベーカー嚢腫(のうしゅ)があります。
ベーカー嚢腫とは、膝裏にある滑液包に過剰な関節液が溜まる疾患です。
滑液包は筋肉と骨の摩擦を小さくする役割を担っていますが、膝の使いすぎやスポーツ外傷により、過度な摩擦や圧力がかかると炎症が起こります。
- 膝裏の痛みや腫れ
- 膝裏の違和感
- 膝裏の張り
以上の症状が現れると、足の可動域が狭まり、日常生活にも支障をきたす恐れがあるため、早めに医療機関を受診しましょう。
椎間板ヘルニア
膝の疾患ではありませんが、椎間板ヘルニアになると膝裏が痛む場合があります。
椎間板ヘルニアとは、背骨のクッションと呼ばれる椎間板が正常の位置から突出して、坐骨神経を圧迫する疾患です。
神経の圧迫により以下の症状が現れる場合があるため、腰や手足に違和感を覚えた際は早めに治療を開始しましょう。
- 手足のしびれ
- お尻から下肢にかけての痛み
- 腰痛
- 排尿障害
椎間板ヘルニアによって坐骨神経が圧迫されることで、腰だけでなく膝周辺まで痛みが生じる場合があります。
いずれも坐骨神経の圧迫が原因で起こるため、背筋を伸ばしたり、ストレッチや運動をしたりするのが有効です。
肉離れ
膝裏が痛む原因として、筋肉の一部が断裂・損傷した状態の肉離れが考えられます。
練習量が多かったり、無理なフォームでランニングを続けたりすると、肉離れになる可能性があります。
肉離れはふくらはぎに起こる場合が大半ですが、太ももにあるハムストリング(大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋)や大腿四頭筋でも起こり得る症状です。
足の曲げ伸ばしには、膝だけでなく周囲の筋肉も関係しているため、ハムストリングやふくらはぎの損傷で以下の症状が出現する可能性があります。
- 肉離れした部位の激しい痛みや腫れ
- 内出血
- 重度の場合、自力で歩行するのも困難になる
重度の肉離れの場合は、激しい痛みにより競技の継続だけでなく歩行が難しくなります。
症状が落ち着くまで十分に患部を休ませ、再度肉離れを起こさないように対策を取ることが大切です。
陸上選手の膝裏の痛みに対する対処法
陸上選手で膝裏に痛みが現れたときは、以下の対処法を取り症状の改善を図りましょう。
膝に違和感を覚えたらすぐに競技をやめ、患部を安静にしてください。
対処法を十分に行っても痛みが改善しない場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
RICE処置を実践する
陸上選手で膝裏が痛くなったときは、RICE処置を実践しましょう。
RICE処置は、さまざまなスポーツ外傷の応急処置として行うケアのことです。
- R(Rest):安静
- I(Ice):冷却
- C(Compression):圧迫
- E(Elevation): 挙上
適切なRICE処置は症状の悪化を防ぎ、けがの予後に大きく影響します。
あくまで応急処置ですが、処置後は早急に医療機関を受診することで競技への早期復帰も見込めます。
競技前後のストレッチを入念に行う
陸上選手は競技前後のストレッチを入念に行うことで、膝裏の痛みに対処できる可能性があります。
筋肉や腱の柔軟性の低下や過度な緊張状態は、膝裏に痛みを生じやすいため注意が必要です。
以下の方法で膝裏のストレッチを行い、けがのリスクを低減しましょう。
立ち姿勢でのストレッチ
- 右手を壁につけ、左足のつま先をお尻に引き寄せる
- 片足立ちの姿勢を30秒キープする
- 反対側も同様に実施する
座った姿勢でのストレッチ
- 両足を前に出して座る
- つま先を前方に伸ばす
- つま先を身体側に引き寄せる
ストレッチは、膝裏が伸びているかを確認しながら行うのがポイントです。
陸上選手の膝裏の痛みには早期改善を目指せる再生医療を検討しよう
陸上選手の膝裏の痛みの治療には、早期改善を目指せる再生医療をご検討ください。
再生医療は患者様自身の幹細胞を利用し、損傷した組織の修復を促す治療法で、以下のメリットがあります。
- 入院や手術が不要
- 患者様自身の細胞を利用するため副作用のリスクが低い
- 短い治療期間で症状の改善が期待できる
変形性膝関節症や靭帯損傷などで膝裏が痛い場合に、有効な治療法です。
競技へ早期復帰したい方は、再生医療による治療で膝裏の痛み症状を軽減しましょう。
【まとめ】陸上選手の膝裏の痛みにお困りの際はリペアセルクリニックへご相談ください
陸上選手で膝裏の痛みにお困りの際は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。
当院(リペアセルクリニック)は、厚生労働省に届出をし受理された再生医療による治療をご提供しています。
変形性膝関節症や靭帯損傷を原因とした膝裏の痛みやスポーツ外傷には、再生医療による治療が有効です。
膝裏の痛みは、運動パフォーマンスを低下させるだけでなく、日常生活における生活の質を低下させる原因にもなります。
痛みが重症化する前に、再生医療による治療を検討し、陸上競技への早期復帰を目指しましょう。
再生医療について気になる点がありましたら、お気軽に当院(リペアセルクリニック)へお問い合わせください。