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- 脳卒中
- 頭部
視床出血は脳の深部にある「視床」が出血することで起きる病気で、感覚障害や視床痛など、特有の後遺症を残しやすいことで知られています。 しかし視床出血の疑いがあるけれど、適切なリハビリと治療や長期的なケアの続け方が分からずお困りの方もいらっしゃるかと思います。 そこで本記事では、視床出血の発症原因と症状・後遺症や治療、そして回復の鍵となるリハビリの進め方まで、生活再建に役立つ情報を解説します。 視床出血についての情報が知りたい、後遺症に悩まされている方は、ぜひ参考にしてください。 視床出血とは?発症原因と症状 視床出血は、脳の深部にある重要な神経核「視床」からの出血を指す脳卒中の一種です。 視床は全身の感覚や運動、意識の中継地点であり、出血によってこれらの機能に障害が起こります。 視床出血の主な発症原因は、以下の通りです。 高血圧 動脈硬化 飲酒・喫煙・糖尿病 これらの要因によって脳内の血管に負担がかかり、血管が破れて出血を引き起こします。 結果として視床が持つ重要な機能に障害が生じ、以下の症状が現れます。 症状 内容 片麻痺 意識障害を伴うことが多く、麻痺は利き手と反対側に出やすい 感覚障害 触覚や痛覚の鈍化・しびれ・または「視床痛」と呼ばれる激しい痛みが起こる 視覚障害 物が二重に見えたり、視野が狭くなったりする 言語障害 ろれつが回りにくくなる、言葉が出にくくなる 上記の症状は、出血の大きさや位置によって異なりますが、早期の治療とリハビリが生活再建に不可欠です。 適切なケアと継続的な努力によって、生活の質の改善を目指すことができます。 視床出血と他の脳出血との違い 視床出血と他の脳出血の違いは、以下の通りです。 出血部位 主な症状 特徴的な症状 視床出血 ・片麻痺 ・意識障害 ・感覚障害 ・言語障害 ・視覚障害 ・視床痛 ・意識障害 ・視野狭窄 被殻出血 ・片麻痺 ・言語障害 ・視線が麻痺側に偏る 小脳出血 ・ふらつき ・めまい ・頭痛 ・嘔吐 ・運動失調 ・平衡感覚の障害 脳幹出血 ・重度の意識障害 ・呼吸障害 ・四肢麻痺 命に関わる症状が多い 皮質下出血 出血した部位の機能に対応した症状 ・てんかん発作 ・意識障害は軽度〜中程度 脳出血は、出血部位によって症状が大きく異なります。 中でも視床出血は、感覚や意識を司る視床で起こるため、特有の症状と後遺症が現れます。 例えば、被殻出血では運動麻痺や言語障害が主となりますが、視床出血ではこれらに加え、感覚鈍麻や「視床痛」と呼ばれる激しい痛みが特徴的です。 視床痛は、体の感覚を伝える回路の障害によって生じる慢性的な痛みであり、日常生活に大きな影響を及ぼす後遺症です。 また、視野の狭窄といった視覚障害も他の部位に比べて現れやすい傾向にあります。 視床出血で残りやすい後遺症 視床出血の後遺症として、最も特徴的かつ生活に大きな影響を及ぼすのが感覚障害と視床痛です。 視床は全身の感覚情報を集約する重要な部位であるため、この部分の出血は、触覚や痛覚の鈍化、しびれといった症状を引き起こします。 中でも視床痛は、術後の麻痺が回復した後も、体の一部に激しい痛みが継続する難治性の慢性痛であり、日常生活の質を著しく低下させることがあります。 また、視床は高次脳機能にも関わるため、注意障害、記憶障害、感情失禁(感情のコントロールが難しくなる)などの高次脳機能障害も残りやすいとされています。 これらの症状は一見わかりにくいため、周囲の理解と適切なサポートが必要です。 視床出血のリハビリと生活再建のロードマップ 視床出血のリハビリと生活再建までのロードマップは、以下の通りです。 急性期のリハビリ(発症から約2週間) 回復期のリハビリ(発症から約3ヶ月~半年) 生活期のリハビリ 発症から回復、日常生活へ戻るためのリハビリについてまとめています。 急性期のリハビリ(発症から約2週間) 視床出血発症後の急性期は、病状の安定と合併症予防が最優先されます。 この時期のリハビリは、ベッド上での安静を保ちつつ、早期の機能回復を促すことが目的です。 具体的な内容としては、理学療法士が関節の可動域訓練を行い、筋肉の萎縮や関節の拘縮を防ぎます。 病状が安定すれば、座位訓練や、車椅子への乗り移りといった早期離床に向けた訓練も始まります。 この訓練は回復期リハビリをスムーズに進めるための大切な準備となります。 回復期のリハビリ(発症から約3ヶ月~半年) 回復期は病状が安定し、集中的なリハビリテーションが可能になります。 この時期の目標は、日常生活動作の自立度を高め、家庭や社会への復帰を目指すことです。 理学療法士は歩行訓練やバランス訓練など、より実用的な動きをサポートし、作業療法士は生活に必要な動作を反復して訓練します。 併せて言語聴覚も、ろれつ障害や高次脳機能障害に対する専門的なアプローチを行います。 回復期は、機能回復が最も期待できる重要な期間です。 生活期のリハビリ 生活期のリハビリは、退院後に社会での生活を維持・向上させることを目的とします。 回復期のような集中的なリハビリではありませんが、機能の維持や更なる改善を目指し、長期にわたって継続することが重要です。 訪問リハビリや通所リハビリを利用することで、専門家によるサポートを継続できます。 生活環境に合わせた動作訓練や、趣味・社会活動への参加を促す支援も含まれます。 また、再発を防ぐための健康管理もリハビリの一環です。 医師や専門家の指導のもと、血圧管理や服薬、適度な運動を続けることが、自分らしい生活を長く続ける鍵となります。 視床痛の治療法 視床痛の治療法として、以下が挙げられます。 薬物療法 非薬物療法 神経の興奮を抑える薬を使用した薬物療法から、気軽に取り組めるマッサージや運動を行う非薬物療法について解説します。 薬物療法 視床出血の治療において、薬物療法は主に合併症の予防と再発防止、そして後遺症の緩和を目的とします。 発症直後の急性期では、出血の拡大を防ぐために降圧剤を用いて厳格に血圧をコントロールすることが重要です。 後遺症として生じる「視床痛」は、通常の鎮痛剤では効果が薄いことが多いため、抗うつ薬や抗てんかん薬など、痛みの神経経路に作用する特殊な薬剤が用いられます。 退院後も再発予防のため、高血圧や脂質異常症など基礎疾患に対する薬物治療を継続することが、長期的な健康維持に繋がります。 非薬物療法 視床出血後のリハビリテーションと並行して行われる非薬物療法は、以下の通りです。 視床出血の非薬物療法 内容 理学療法・作業療法 専門家による運動療法、温熱・電気刺激などの物理療法で、麻痺や感覚障害の改善を目指す 心理的アプローチ 視床痛やうつ症状に対して、認知行動療法やマインドフルネスで改善を目指す セルフケア 軽度な運動やストレッチ、マッサージなどを日常生活に取り入れ、血行改善や痛みの緩和を図る 装具・自助具の活用 痺が残った手足のサポートや、日常生活動作を補助する装具や器具を使い、自立した生活を維持する 視床出血後のリハビリテーションと並行して行われる非薬物療法は、特に痛みや注意障害といった後遺症の緩和に有効です。 代表的なものとして、リハビリテーション専門家による物理療法(温熱、冷却、電気刺激など)や、心理的アプローチ(認知行動療法、マインドフルネスなど)が挙げられます。 また、軽度な有酸素運動やストレッチも、血流改善や精神的な安定に欠かせません。 非薬物療法は薬だけに頼らず、患者さん自身のセルフケア能力を高めることを目的としています。 視床出血の再発予防とケア 視床出血の再発を防ぎ、長期的に安定した生活を送るためには、以下のケアが重要になります。 血圧管理の徹底 生活習慣の改善 定期的な通院 最も大切なのは、血圧管理の徹底です。日々の血圧測定を欠かさず行い、医師から処方された薬は忘れずに服用しましょう。 また、生活習慣の改善も不可欠です。バランスの取れた食事、適度な運動を心がけ、禁煙や節酒を実行してください。 さらに自己判断で通院を中断せず、定期的に通院することで、合併症のリスクを管理し、安心して生活を送ることができます。 視床出血の後遺症には再生医療という選択肢も 従来の治療やリハビリだけでは改善が難しい後遺症に、直面されている方も少なくありません。 特に激しい痛みが続く「視床痛」や重度の感覚障害、麻痺などは、現在の標準治療では限界があるケースも報告されています。 そのような状況に対し、近年では再生医療が新たな選択肢として注目されています。 再生医療は、幹細胞が持つ神経細胞の再生・保護作用を利用した治療法です。 リペアセルクリニックでは患者さま自身の脂肪や骨髄から採取した幹細胞を培養し、点滴で投与することで機能回復を促します。 また再生医療とリハビリと組み合わせることで、さらなる相乗効果が期待できます。 当院では、視床痛や麻痺でお悩みの方に対し、幹細胞治療とリハビリを組み合わせることで、早期に改善した事例があります。 詳しくは、以下の症例紹介ページを参考にしてください。 視床出血と向き合い、希望を持って生活再建を目指しましょう 視床出血は後遺症が残りやすい病気ですが、早期からのリハビリテーションと、再発を防ぐための長期的なケアを続けることで、生活の質を改善できます。 視床痛の治療法には薬物療法と非薬物療法がある 非薬物療法は後遺症の緩和に友好的である 再発予防として血圧管理・生活習慣の改善・通院が挙げられる 視床痛には再生医療という選択肢がある 現在の症状に悩むことはあっても、決して希望を失わないでください。日々の小さな努力が、自分らしい生活を再建するための大きな力となります。 また、もし従来の治療法では改善が難しいと感じた場合でも、再生医療という新たな選択肢があります。 リペアセルクリニックの幹細胞治療は、入院の必要が無く日帰りで対応できるため、お仕事が忙しい方でも安心です。 一人で抱え込まず、医療従事者やご家族とともに、前向きに生活再建を目指していきましょう。
2025.09.30 -
- 膝の慢性障害
- ひざ関節
- 膝部、その他疾患
歩いたり走ったりすると膝の内側が痛み、日常生活やスポーツが辛くなっていませんか? 正座や階段の昇降など、膝を曲げると痛む場合は、鵞足炎が疑われます。 鵞足炎は変形性膝関節症などを引き起こす可能性があるため、痛みを放置しないように注意しましょう。 本記事では、鵞足炎の症状や原因、治療法などを専門医が解説します。 鵞足炎を根本的に治療したい方は、手術不要の「再生医療」も参考にしてみてください。 鵞足炎とは 鵞足炎(がそくえん)とは、膝の内側にある鵞足に炎症が起きる疾患です。 膝の内側の5cm程度下にある部位を鵞足といい、内部には滑液包(かつえきほう)という袋状の組織があります。 膝の曲げ伸ばしを繰り返し、滑液包に炎症が起きると、鵞足炎の発症につながります。 鵞足炎はランナーなどのスポーツ選手に多く、オーバーユース障害といわれますが、生活動作が原因になっている可能性も。 膝の障害には変形性膝関節症などもあるため、痛みが続くときは医療機関の診察を受けておきましょう。 鵞足炎の主な症状 鵞足炎になると、以下のような症状があらわれます。 滑液包に炎症が起きている場合、膝の内側に鋭い痛みを感じます。 ランニングなどの運動や、階段を昇り降りで違和感を覚える場合は、初期段階の鵞足炎です。 ただし、少しずつ痛みが強くなる場合があるので、放置しないように注意しましょう。 鵞足の部分を押すと痛み(圧痛)を感じる場合は、鵞足炎の症状が進行しているため、治療の必要性が高まっている状態です。 末期症状では寝ているときも痛みがあり、安眠できなくなるので、早めの治療をおすすめします。 鵞足炎の原因 鵞足炎は膝の疾患となるため、以下の原因が考えられます。 マラソンやサッカーの選手は長時間走り続ける場合が多く、膝のオーバーユースが鵞足炎を引き起こしている可能性があります。 膝を内側にひねってジャンプと着地を繰り返すなど、フォームの乱れも鵞足炎の原因となるため、身体の癖をチェックしてみるとよいでしょう。 また、太ももなどの筋肉が柔軟性を失い、筋力が低下している場合も、鵞足炎を引き起こしやすくなります。 大きすぎるシューズや、足の形に合わないインソールを使用すると、歩行が不自然になり、膝に負担がかかるので注意が必要です。 鵞足炎のセルフケア(自宅でできる対処法) 鵞足炎の痛みがあるときは、以下のセルフケアで対処できます。 鵞足炎のセルフケア 具体的な方法 ストレッチ (縫工筋・薄筋・ハムストリングス) 【縫工筋のストレッチ】 ・うつ伏せに寝て膝を曲げ、手で足首を持つ ・足を外側に向けてゆっくり倒す ・太ももの内側が伸びるのを感じたら、20~30秒程度キープ 【薄筋のストレッチ】 ・両足を開いて座り、痛みがある膝を内側へひねる ・背筋を伸ばしたまま上半身を前に倒す ・太ももの内側が伸びるのを感じたら、20~40秒程度キープ 【ハムストリングスのストレッチ】 ・椅子に浅く腰かけ、片方の足を斜め前に出す ・上半身を反対側の足の方向に倒す ・太ももの内側が伸びるのを感じたら、10秒程度キープ テーピングの貼り方 ・内もも付け根から鵞足に向かってテープを貼る(テープは引っ張らない) ・もう1枚のテープを用意し、膝のお皿の下を始点にして、鵞足の上を通るように(半円を描くように)引っ張りながら貼る アイシングの正しい方法 ・患部を氷嚢(ひょうのう)や保冷材などで冷やす ・凍傷を防ぐため、患部と氷嚢などの間にタオルを挟む ストレッチは1日1~2セットを実践すると、縫工筋や薄筋などの柔軟性が上がります。 体が温まっているとストレッチの効果が出やすいので、お風呂上りに実践してみましょう。 テーピングは膝関節の動きを制限できるため、痛みの緩和に効果を期待できます。 アイシングも痛みの緩和に効果的ですが、凍傷にならないよう、冷やし過ぎには注意してください。 鵞足炎の治療法 鵞足炎になった場合は、以下の方法で治療できます。 鵞足炎の治療法 具体的な治療内容 理学療法 理学療法士の指導を受け、筋力トレーニングやストレッチで症状を改善する治療法。 装具療法 サポーターや足の形に合わせたインソールなどを使い、膝にかかる負担を軽減する治療法。 薬物療法 痛み止めの服用やステロイド注射により、鵞足の炎症を抑える治療法。 手術療法 患部の血管にカテーテルを挿入し、鵞足の炎症を抑える治療法。 理学療法や装具療法は鵞足炎の進行防止に効果があり、手術を必要としないため、体に大きな負担がかかりません。 痛みが強いときは薬物療法を用いる場合もありますが、何度も繰り返すと効果が薄れる可能性も。 ステロイド注射は副作用のリスクがあるので、医師とじっくり相談して決めましょう。 手術療法はほかの治療法に効果がなく、鵞足炎が重症化している場合に用いられます。 カテーテル治療は短時間で痛みの原因を取り除けますが、稀に造影剤がアレルギー反応を引き起こすケースがあるため、慎重な判断が必要です。 鵞足炎の再発防止・根本解決になる再生医療という選択肢 鵞足炎の再発を防ぎ、痛みの根本解決も目指したい場合は、再生医療を選択肢に入れてみましょう。 再生医療は幹細胞の働きにより、自己修復力を高める先進的な治療法です。 治療の際には自分の脂肪から幹細胞を抽出し、体外培養して患部に注射するため、手術を必要としません。 組織の再生は根本的な治療になるので、鵞足炎の再発防止も期待できます。 >再生医療による膝関節の症例はこちら 再生医療についてより詳しく知りたい方は、ぜひリペアセルクリニックの無料カウンセリングをご利用ください。 リペアセルクリニックには再生医療の専門医が在籍しており、膝疾患の治療に成果を上げています。 カウンセリングは予約制になっているので、再生医療が自分に合うかどうか、医師にじっくり相談してみましょう。 鵞足炎の慢性化や再発に悩む方は、再生医療という最新の治療方法の検討を 鵞足炎の原因を正しく理解し、適切なセルフケアを行えば、膝の痛みを改善できます。 ただし、セルフケアで軽快しない場合は、医療機関の受診が必要です。 重症化した鵞足炎は自然治癒を期待できないため、痛みを我慢しないように注意してください。 鵞足炎の慢性化や再発に悩む方は、リペアセルクリニック大阪院にご相談いただき、先進技術の再生医療を選択肢に入れてみましょう。
2025.09.30 -
「1日でも早く内側側副靭帯損傷を治してスポーツに復帰したい」「この膝の痛み、いつになったら治るんだろう」 スポーツ、もしくは日常生活で内側側副靭帯を損傷してしまい、早く治したいという思いから焦りや不安を感じている方も多くいらっしゃるかと思います。 内側側副靭帯損傷を放置すると、膝が不安定になってしまうことも。 内側側副靭帯損傷を治し、復帰するための最短ルートは、正しい初期対応と段階的なリハビリ、新しい治療法を知ることが重要です。 この記事では内側側副靭帯損傷の詳細や原因、治療法について解説しています。 セルフケアや新しい治療の選択肢についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。 内側側副靭帯損傷を早く治す方法を解説 內側側副靭帯損傷を早く治すには、初期対応が重要になります。 損傷後は、下記のRICE処置を徹底しましょう。 Rest(安静): 患部を動かさないようにする Ice(冷却): 氷嚢などで患部を冷やす Compression(圧迫): 弾性包帯などで患部を軽く圧迫し、腫れを抑える Elevation(挙上): 患部を心臓より高い位置に保つ まずは損傷した膝を動かさず、無理な歩行や体重をかけるのを避けます。 その後氷のうで患部を20分程度冷やし、炎症や内出血、腫れを抑えて痛みを和らげましょう。 冷却後は弾性包帯で患部を軽く圧迫し、腫れの拡大を防ぎます。この時、包帯の巻きすぎに注意してください。 最後に患部を心臓より高く上げることで血流を抑え、腫れを最小限に食い止めます。 RICE処置による初期対応が、その後のスムーズな回復に繋がります。 内側側副靭帯損傷とは?原因・症状・重症度を把握しよう 内側側副靭帯は、膝の関節を安定させる重要な靭帯です。 内側側副靭帯が損傷する原因はサッカーやバスケットボールなど、急な方向転換を伴うスポーツで、膝に強い外反力(外側に曲がる力)が加わることによって起こります。 内側側副靭帯の主な症状は、膝の内側の痛み・腫れ・不安定感などです。 損傷の程度は、下記の3段階に分かれています。 グレード1:軽度の損傷 グレード2:部分的な断裂 グレード3:完全な断裂 内側側副靭帯においては、正しい初期対応が回復を早める鍵となります。 安静にせず放置するリスク 内側側副靭帯損傷を放置することは、非常に危険です。 特にグレード2度以上の損傷は、無理に動かすことで症状が悪化し、回復が遅れるだけでなく、様々なリスクを招きます。 まず、膝の不安定感が残る可能性が高まります。 靭帯が十分に修復されないまま負荷がかかることで、膝がぐらつく感じが慢性化し、日常生活やスポーツに支障をきたします。 また半月板や他の靭帯など、膝の他の組織に負担がかかり、新たな損傷(合併損傷)を引き起こすリスクも高まります。 早期の正しい治療と安静期間を守ることが、これらのリスクを避け、確実に回復するための最も重要な一歩です。 安易な自己判断は避け、専門医の指示に従いましょう。 内側側副靭帯損傷のグレード別の回復期間の目安 内側側副靭帯は、損傷の程度によって回復期間が大きく異なります。 グレード1:約1〜3週間 グレード2: 約4〜6週間 グレード3: 約2〜3ヶ月 グレード1は 靭帯が伸びた状態のため、比較的早く回復します。 安静にしていれば約1〜3週間で痛みが軽減し、スポーツへの復帰も可能です。 グレード2の場合は靭帯の一部が切れているため、グレード1の状態と比較して回復に時間がかかります。 サポーターなどで固定し、適切なリハビリを行えば、約4〜6週間で回復することが多いです。 グレード3は靭帯が完全に切れているため、手術が必要なケースもあります。 保存療法で治癒を目指す場合は、約2〜3ヶ月の長期にわたる治療とリハビリが必要です。 これらの期間はあくまで目安であり、個人の状態や治療法によって変動します。 内側側副靭帯損傷の再発を防ぐためのセルフケア 内側側副靭帯損傷の再発を防ぐためのセルフケアは、以下の通りです。 筋力バランスを改善する 日常生活での動作に注意する 再発を繰り返さないためには、単に損傷部位を治すだけでなく、根本的な原因に取り組むことが重要です。 ここでは再発を防ぐための鍵となる筋力バランスの改善と、日常生活で気をつけたい動作の注意点について詳しく解説します。 筋力バランスを改善する 内側側副靭帯損傷の再発を防ぐには、筋力バランスの改善が不可欠です。 内側側副靭帯を損傷すると膝周辺の筋肉が弱くなり、特定の筋肉に負担が集中しやすくなります。 これを防ぐため、以下の膝を支える筋肉をバランスよく鍛えることが重要です。 内転筋 ハムストリングス 体幹(コア) これらの筋肉をバランス良く鍛えることで、膝への負担が軽減され、再発リスクを大幅に下げることができます。 無理のない範囲で、理学療法士などの専門家の指導を受けながら、段階的にトレーニングを進めましょう。 日常生活での動作に注意する 内側側副靭帯損傷からの回復期や、スポーツ復帰後も、日常生活での動作に注意を払うことが再発防止に繋がります。 特に以下の膝に負担がかかるような動作は、できる限り避けましょう。 急な方向転換 膝を深く曲げる動作 しゃがみ込む動作 これらの動作は靭帯に再び負担をかけてしまう可能性があります。 また重いものを持ち上げる際は、膝だけでなく股関節や体幹を使い、膝への負担を分散させるように意識しましょう。 正しい姿勢と動きを習慣づけることで、日常生活でのリスクを最小限に抑え、再発を効果的に防ぐことができます。 専門家のアドバイスも参考にしながら、無理のない範囲で動作改善に取り組んでください。 内側副靭帯損傷の治療法 内側側副靭帯損傷の治療法として、下記の2つが挙げられます。 保存療法で治癒を目指す 再生医療という新しい選択肢 基本的には保存療法を選択する方が多いですが、近年は再生医療を選択する方も増えています。 再生医療の詳細も含めて、内側側副靭帯損傷の治療法を見ていきましょう。 保存療法で治癒を目指す 内側側副靭帯損傷は、手術をせずに下記の保存療法で治癒を目指すことが多いです。 保存療法 内容 安静・固定 損傷直後はサポーターや装具を用いて患部を固定し、靭帯の回復を促す リハビリテーション 腫れが引いた段階から、医師や理学療法士の指導のもと、段階的にリハビリを始める 段階的なスポーツ復帰 リハビリが進み、痛みがなくなったことを確認しながら、徐々にスポーツの練習を再開する これらの保存療法は、身体が本来持つ自己治癒力を最大限に引き出すことを目的としています。 ただし、回復が遅れる場合や再発が不安な場合は、他の治療も選択肢の1つとなります。 焦らず、専門医と相談しながら最適な治療法を見つけることが大切です。 再生医療という新しい選択肢 回復が遅れている、または再発が不安な方にとって、再生医療は新たな選択肢となります。 リペアセルクリニックの再生医療は、自身から採取・培養した幹細胞を損傷部位に注入し、自己組織の再生を促すことで、根本的な治癒を目指します。 これにより、従来の治療法では難しかった早期回復や再発予防が期待できます。 手術や入院が不要なため、身体への負担が少なく、アスリートの早期競技復帰にも貢献しています。 リペアセルクリニックの再生医療の詳細について気になる方は、メール相談・オンライン診療にてご相談ください。 内側側副靭帯損傷を早く治したい方は再生医療がおすすめ 内側側副靭帯損傷を早く治すには、正しい初期対応と段階的なリハビリが不可欠です。 内側側副靭帯損傷は損傷の具合によって3段階に分けられる グレード1の段階で適切なRICE処置が必要になる 保存療法(安静・リハビリなど)も回復の鍵になる 靭帯が切れている場合は手術が必要な場合もある 再発が不安な人は再生医療という選択肢がある まず損傷直後の適切なRICE処置と、その後の保存療法(安静、サポーター、リハビリ)が回復の基本となります。 しかし、保存療法では回復が遅れたり、再発が不安な方もいらっしゃるでしょう。 再発が不安・保存療法で上手く回復しなかったという方は、リペアセルクリニックの再生医療を1つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。 自身の幹細胞を用いるため身体への負担が少なく、手術や入院も不要です。 幹細胞の力で組織の再生を促し、早期回復・再発防止を目指しています。 不安な気持ちを一人で抱え込まず、専門家に相談しながら、あなたに最適な治療法を見つけていきましょう。 再生医療を検討している方は、当院のメール相談・オンライン診療にてご相談ください。
2025.09.30 -
- スポーツ医療
捻挫して歩けるけど痛い場合は、症状のチェックが必要です。 軽度の捻挫は安静や湿布で治療できますが、重度になると後遺症を引き起こす恐れがあります。 しかし、仕事や家事を休めない事情から、痛みを我慢している方もいらっしゃるのではないでしょうか。 捻挫は靭帯断裂をともなうケースがあるので、症状によっては手術の可能性も。 本記事では、捻挫したときの応急処置や、治療方法の種類などをわかりやすく解説します。 手術不要の「再生医療」も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 足首を捻挫して歩けるけど痛い時の重症度をチェック 足首を捻挫したときは、症状がどの程度のレベルなのか見極めが必要です。 捻挫の症状は以下の3段階に分かれており、重度の場合は靭帯断裂などの恐れがあります。 捻挫の重症度 主な症状 軽度(1度) ・靭帯がわずかに伸びており、関節にも大きな影響がない状態 ・痛みが軽いため歩行は可能だが、スポーツは困難 中等度(2度) ・靭帯の部分断裂により、強い痛みを感じる状態 ・足首が不安定になるため、歩行の際にはサポーターなどが必要 重度(3度) ・靭帯が完全に断裂した状態 ・外側のくるぶしが大きく腫れ、内出血で青あざができる ・強い痛みと可動域の制限により、歩行や運動が困難 軽度の捻挫は1~2週間程度で痛みがやわらぐため、「この程度なら病院に行く必要はないだろう」と考えがちです。 しかし、靭帯が伸びたままでは足首が不安定になり、捻挫を繰り返してしまう恐れも。 靭帯の断裂は出術の可能性があるので、中等度や重度の捻挫になったときは、整形外科などの診察を早めに受けておきましょう。 捻挫して歩けるけど痛い時の応急処置 捻挫の症状が「歩けるけど痛い」や「腫れている」場合は、RICE処置を実践してみましょう。 RICE処置はRest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字を取ったもので、以下のように患部を手当てします。 RICE処置の種類 処置方法 目的 Rest(安静) 足首を動かさないように横になる、または椅子に腰かける。 靭帯や血管、神経の損傷を防止する。 Icing(冷却) 氷嚢(ひょうのう)や保冷材などで患部を冷やす。 足首の痛みや腫れ、内出血を抑える。 Compression(圧迫) 包帯やテーピングで足首を固定・圧迫する。 痛みを緩和し、腫れや内出血の進行を抑える。 Elevation(挙上) 足首を心臓よりも高い位置に保つ。 足首の内出血を抑える。 足首の冷やし過ぎは凍傷になる恐れがあるので、氷嚢などを長時間当てないように注意してください。 Elevation(挙上)の際には仰向けになり、足首をクッションに乗せるとよいでしょう。 ただし、RICE処置は捻挫の初期対応に過ぎないため、靭帯や神経などが修復されるわけではありません。 捻挫の痛みが強く、腫れ方もひどいときは、医療機関の治療をおすすめします。 捻挫を防ぐ日常生活の注意点とNG行動 捻挫は足をひねったときや、足をくじいたときに受傷する場合があります。 いつもと変わらない動作でも、状況によっては捻挫のリスクを高めるため、日常生活では以下のNG行動に注意が必要です。 スポーツを始める際にはストレッチを行い、十分にウォーミングアップする必要があります。 急なスポーツの再開も捻挫を引き起こしやすいので、アキレス腱伸ばしなどのストレッチや、軽いランニングで関節をほぐしておきましょう。 飲酒後は歩行は足をひねりやすいため、階段や玄関などの段差にも要注意です。 大きなサイズの靴を履いている場合も、わずかな段差でつまづいてしまう可能性があります。 足首を捻挫したときの治療方法 足首を捻挫した場合、一般的には以下の治療方法を用います。 捻挫の重症度が軽度や中等度であれば、保存療法や運動療法で回復を目指します。 重症化した捻挫は手術する可能性があるため、以下を参考に治療方法の違いを理解しておきましょう。 保存療法 保存療法とは、手術を行わずに患部を治療する方法です。 捻挫の場合はRICE処置を行い、足首を装具などで固定して機能の回復を図ります。 症状によっては鎮痛剤を服用する場合があるので、痛みが強いときは医師に伝えておきましょう。 保存療法で捻挫を治療すると、症状が軽度であれば1~2週間程度、中等度の場合は2~6週間程度で回復を見込めます。 ただし、重度の捻挫には効果を期待できないため、靭帯の完全断裂などを引き起こしている場合は、手術の検討が必要です。 運動療法 運動療法とは、関節の動きや筋力を回復させるため、ストレッチやエクササイズなどを行う治療方法です。 捻挫の受傷直後は保存療法を行い、痛みが引いたら運動療法に切り替えます。 具体的には、関節の可動域を広げるストレッチや、チューブを使った筋力トレーニングなどを取り入れ、足首の機能回復を目指します。 治療期間は軽度の捻挫で数週間程度、中等度は2~3カ月、重度の場合は3~6カ月程度かかるので、根気強く続けていきましょう。 手術療法 捻挫における手術療法とは、切れた靭帯を縫合する治療方法です。 保存療法や運動療法で改善がみられなかった場合は、手術療法を検討する必要があります。 ただし、術後は2~3週間程度の入院期間があるため、多忙な方には難しい選択肢です。 捻挫を何度も繰り返している場合は、可動域制限などの問題を解消できない可能性も。 手術するかどうかは慎重な判断が求められるため、医師と話し合って決めるとよいでしょう。 捻挫が長引く場合の対応と再発予防法と再生医療という選択肢 捻挫は靭帯の緩みや軟骨損傷を引き起こしやすいため、一度受傷すると、クセになる可能性があります。 また、捻挫が長引いてしまうと、仕事や私生活に支障をきたし、アスリートの場合は選手生命に関わる恐れも。 足首の捻挫を繰り返さないためには、以下の再発予防法を実践し、再生医療も検討してみてください。 捻挫の再発予防法 捻挫が長引いたときや、何度も捻挫を繰り返している場合は、以下の再発予防法を実践してみましょう。 足指などの筋力が低下していると、歩行の際につまずきやすいため、運動療法の際には筋力アップを意識する必要があります。 ただし、急激な運動は腱や筋肉を痛める可能性があるので、関節をほぐす軽いストレッチが必要です。 靴は足にフィットしたものを選び、靴底が高いハイヒールなどは避けておきましょう。 歩くときは足裏全体で着地し、つま先で蹴るように足を離すと、足首の動きが安定します。 また、疲れが溜まっていると、歩行の際につま先が上がらず、わずかな段差でもつまづく恐れも。 疲労を感じたら運動を控え、体力の回復に努めましょう。 再生医療という選択肢 再生医療とは、幹細胞の働きにより、損傷した靭帯などを修復する治療方法です。 治療の際には脂肪から幹細胞を抽出し、患部に直接注射するため、手術を必要としません。 また、自分の幹細胞を活用すると、アレルギー反応や免疫反応が起きにくいため、後遺症などのリスクを低減できます。 再生医療は膝の痛みや腰痛、変形性股関節症などにも活用できますが、最新の医療技術なので、聞いたことがない方もいらっしゃるでしょう。 より詳しく再生医療を知りたい方は、ぜひリペアセルクリニックにご相談ください。 リペアセルクリニックには以下の特徴があるため、捻挫の根本的な治療を目指せます。 損傷した靭帯や軟骨などを修復すると、プロスポーツへの復帰も可能です。 手術や入院を避けたい方は、再生医療も選択肢に入れておきましょう。 【まとめ】捻挫したままの歩行は要注意!早期に医療機関の診察を受けることが重要 捻挫の痛みを我慢して歩行や運動を続けると、足首の関節に障害が残る恐れがあります。 忙しい方は治療をためらいがちですが、捻挫は初期対応が重要です。 痛みが強く、腫れも大きいときは、早めに整形外科などで治療を受けておきましょう。 すでに捻挫が重症化しており、靭帯断裂などを引き起こしている場合は、再生医療も選択肢の一つです。 手術以外の治療方法で足首の機能を取り戻したい方は、ぜひリペアセルクリニックにご相談ください。
2025.09.30 -
- スポーツ医療
スポーツだけでなく、日常生活でも多く起きてしまう「足首捻挫」 痛いものの歩ける場合、「病院に受診した方が良いの?」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、重症度を自己判断できる捻挫のセルフチェックリストや受診の目安をご紹介します。 この記事を読んでわかること 捻挫のセルフチェックリスト 捻挫の受診目安 捻挫の応急処置やNG行動 捻挫の重症度を判断するセルフチェックリスト 捻挫の重症度を判断するセルフチェックリストは、以下のとおりです。 チェック内容 目的 痛みの強さ 日常生活に支障があるほど痛いと重症度が高い 腫れや熱・内出血があるか 強い場合、重症度が高い可能性 押して痛い箇所があるか 重症度が高いほど押して痛い箇所が多い 骨を押して激痛なら骨折の可能性 立って体重を乗せられるか できない場合、重症度が高い可能性 体重をかけて歩けるか 4歩以上歩けない場合、骨折の可能性 足首を捻った場合捻挫だけでなく、骨折の可能性もあります。 重い捻挫や骨折の場合、痛みが強く腫れや内出血があり、体重をかけられないことが特徴です。 こちらのセルフチェックを利用して、重症度が高いもしくは骨折が疑われるなら受診を検討してください。 なお、重症度ごとの症状や受診の目安は次項以降で解説しています。 捻挫の重症度と症状をご紹介 そもそも捻挫とは、足首を捻ることで足首を支える靭帯の損傷が起きる外傷です。 捻挫は靭帯の損傷レベルによって重症度がⅠ〜Ⅲ度に分類されます。 Ⅰ〜Ⅲ度の靭帯状態と症状については以下の表にまとめました。 捻挫の重症度 靭帯の状態 症状 日常生活への影響 Ⅰ度 微細な損傷 ・軽度の腫れ、痛み ・ほぼ正常に動かせる ほぼなし Ⅱ度 部分断裂 ・腫れと内出血がある ・動かすと痛い 痛みで歩きにくい Ⅲ度 完全断裂 ・強い腫れと内出血 ・痛みで体重を乗せられない ・関節がグラグラする 歩行が困難 Ⅰ度では日常生活に支障はありませんが、Ⅱ度を超えると支障が出る可能性があります。 また、「慢性足関節不安定症」や「変形性足関節症」などの後遺症に至るかもしれません。 日常生活の困難感や後遺症リスクを軽減するためにも、重症度に応じた処置がとても大切です。 なお、捻挫の後遺症については以下の記事で解説していますので、気になる人はご確認ください。 病院に行く目安となる捻挫の症状3選 捻挫後に出る以下の症状は、病院を受診する目安となる症状です。 これらの症状があるにもかかわらず受診しなかった場合、治癒が遅くなったり後遺症が発症したりするリスクが高くなります。 リスクを軽減できるように、最後までご確認ください。 骨折の疑いがある 足首の捻挫ではなく、骨折だった場合にはすぐに病院に受診すべきです。 骨折かどうか自分で判断するためには、「Ottawa Ankle Rules(オタワアンクルルールズ)」をご活用ください。 この項目が1つでも当てはまれば骨折の可能性があります。 その場合には、可能な限り早く病院を受診しましょう。 強い圧痛や腫れ・熱などがある 強い圧痛や腫れ・熱がある場合、大きな炎症が起きている可能性があります。 強い炎症は骨折や、捻挫のⅡ度以上でみられる症状です。 骨折やⅡ度以上の捻挫を放置すると、後遺症のリスクが高くなります。 そのため、強い圧痛や腫れ・熱が見られる場合には無理せず受診した方が良いでしょう。 歩けない・体重をかけられない 歩けない・体重をかけられない場合も受診した方が良いサインです。 このケースでも骨折やⅢ度損傷など重症が疑われます。 そのため、できるだけ早く受診してください。 捻挫した後にすべき応急処置とNG行動 万が一捻挫した場合、以下の行動を意識してください。 これらは捻挫の治癒を早めるために重要です。 最後までチェックして今後の捻挫に備えてみましょう。 捻挫したらPOLICE処置をしよう! 捻挫したらまずは「POLICE処置」を実行してください。 POLICE処置とは捻挫後の炎症を抑えるための応急処置で、5つの行動の頭文字をまとめた行為です。 方法は以下の表をご参照ください。 概要 処置の内容 Protection(保護) シーネやギブスなどで関節が動かないように固定する Optimal Loading(最適な負荷) 早期から可能な範囲で負荷をかけて組織の再生を促し、関節可動域を保つ Ice(冷却) 怪我した部位を冷やして炎症を抑える Compression(圧迫) 怪我した部位を圧迫して腫れ・むくみを抑える Elevation(挙上) 怪我した部位を心臓より高く挙げ、腫れ・むくみを抑える このように、怪我した部位を保護しつつ動かせる範囲で動かして組織の修復を促す考え方がPOLICE処置です。 安静にするだけでは怪我した部位の筋力が下がったり、固まって動く範囲が狭くなったりする可能性があります。 そのため捻挫直後は痛くない範囲で軽く体重をかける、足の指を動かすといった行動も意識してください。 捻挫したときのNG行動をご紹介 先ほどPOLICE処置で炎症を抑えられる可能性をご紹介しました。 逆に、以下の行動は炎症を強めてしまう可能性があるため注意しましょう。 これらの行動は足首への血流が良くなりすぎるため、炎症を強める可能性があります。 そのため、炎症が落ち着くまでは控えた方が良いでしょう。 捻挫したときの治療方法とは? 捻挫したときの治療方法には、以下のような内容があります。 これらは捻挫の治癒を早めたり、後遺症リスクを軽減したりするために重要です。 ぜひ最後までご確認ください。 靭帯を保護する筋肉やバランスの強化 捻挫で足首の靭帯を損傷すると、足首の支えが弱くなります。 そのため、靭帯を保護してくれる筋肉やバランスの強化が大切です。 具体的には、以下のような方法があります。 足の指でタオルを手繰り寄せる 立って踵上げをする 不安定な床で立つ 片足で立つ このような練習を、痛くない範囲で行なっていきましょう。 ハイカットの靴やインソールなどの利用 自身の筋肉だけでなく、ハイカットの靴やインソールの使用も効果的な可能性があります。 このような道具は、関節や筋肉の機能を高めてくれるツールです。 ハイカットの靴:足首の安定性向上 インソール:足指や足首周囲の筋肉機能向上 きちんと使いこなせば足首の機能向上が期待できるので、上手に活用しましょう。 繰り返す捻挫には再生治療という選択肢もあり! 捻挫で損傷した靭帯は治りにくいため、捻挫の治療は靭帯を助けてくれる組織の強化が基本です。 しかし、繰り返す捻挫に対しては限界があります。 そのようなケースでは、靭帯自体を再生させる「再生医療」が有効かもしれません。 靭帯を再生させれば関節の機能も元に戻り、繰り返す捻挫の予防につながる可能性があります。 そのため、もし捻挫を繰り返す場合には当院でも行なっている「再生医療」をご検討ください。 捻挫に関してよくある質問 捻挫に関してよくある質問をまとめました。 捻挫の治療期間はどのくらいですか? 捻挫の治療期間は捻挫の重症度により異なります。 重症度 治癒期間目安 Ⅰ度 2週間~4週間程度 Ⅱ度 3週間~6週間以上 Ⅲ度 3ヶ月~6ヶ月以上 捻挫した後にすべき応急処置とNG行動でご紹介した応急処置など適切な対応をすればもっと短くなる可能性もあります。 とはいえあくまで目安としてご参照ください。 足を捻って捻挫したとき、何科を受診すれば良いですか? 足首の捻挫は整形外科を受診してください。 このとき、MRIやエコーがある整形外科をおすすめします。 MRIやエコーがあれば、足首の靭帯の状態を詳細に検査できるためです。 そのため、可能な限りMRIやエコーがあるかHPなどでチェックしましょう。 【まとめ】捻挫したら適切な処置をして受診しよう 捻挫をした後のチェックリストや応急処置をまとめました。 ポイントは以下のとおりです。 捻挫をしたらまず重症度のセルフチェック 受診の目安を満たしていたら整形外科を受診 応急処置にはPOLICE処置をしてNG行動を取らない 捻挫で損傷した靭帯は治りにくい組織です。 そのため放置すると後遺症リスクがあります。 まずは症状をセルフチェックして、適切な行動をとるようにしましょう。 なお、当院でも行なっている再生医療であれば、治りにくい靭帯も再生できる可能性があります。 捻挫を繰り返している人は対象となる可能性がありますので、気になる人はお気軽にお問い合わせください。
2025.09.30 -
- 頭部
- 脳卒中
脳幹出血は、脳の最も重要な部位である脳幹で出血が起こる、非常に危険な病気です。 発症すると生命に直結し、一命を取り留めても重い後遺症が残ることが少なくありません。 その多くは突然発症するため、予期せぬ出来事として襲いかかります。 しかし、その原因のほとんどは、日々の生活習慣と深く関わっています。 この記事では、脳幹出血の原因やリスク因子、脳幹出血の再発予防策について解説します。 脳幹出血の後遺症に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。 脳幹出血の原因を徹底解明 ここからは、脳幹出血の原因やリスク因子、症状について解説していきます。 脳幹出血の直接的な出血の原因とは? 脳幹出血の見逃せないリスク因子 脳幹出血の症状と緊急時の対応 まずは命と健康な未来を守るために、脳幹出血の知識を深めていきましょう。 脳幹出血の直接的な出血の原因とは? 脳幹出血は、脳の深部にある脳幹で血管が破れて出血する重篤な病気です。 この出血の直接的な原因の大半は高血圧です。 高血圧が長期間続くと、脳の細い血管(穿通枝)に大きな負担がかかります。 その結果血管の壁が脆くなり、瘤ができたり、血管自体が変性したりします。 そして脆くなった血管が血圧の急激な上昇などによって破裂することで、脳幹出血が引き起こされます。 また、先天的な血管の奇形(脳動静脈奇形など)や、動脈硬化も出血の要因となることがあります。 脳幹出血の見逃せないリスク因子 高血圧の他に、脳幹出血のリスクを高める要因は以下の通りです。 生活習慣病 喫煙 飲酒 睡眠不足 ストレス 主なリスク因子は生活習慣病です。特に糖尿病や脂質異常症は、動脈硬化を進行させ、血管を脆くします。 また、喫煙や過度な飲酒も血管に悪影響を与え、出血のリスクを高めます。 さらに、高齢者や家族に脳卒中の既往がある人も注意が必要です。 ストレスの多い生活や、睡眠不足も血圧を不安定にさせ、脳幹出血の引き金になる可能性があります。 上記のリスク因子を複数持っている場合は、特に厳重な注意が必要です。 脳幹出血の症状と緊急時の対応 脳幹出血の主な症状は、以下の通りです。 突然の意識障害 激しいめまい 手足の麻痺 呼吸障害 出血がわずかでも、生命維持に重要な役割を担う脳幹の機能が障害されるため、短時間で症状が進行し、意識レベルが急速に低下することが多いです。 これらの症状が見られた場合は、一刻も早く救急車を呼び、専門的な医療機関に搬送することが不可欠です。 脳幹出血の症状は時間との勝負であり、少しでも早い対応が予後を左右します。 救急車を待つ間は、患者を楽な姿勢で寝かせ、衣服を緩めるなど、無理のない範囲で応急処置をしましょう。 絶対に自己判断で水を飲ませたり、身体を揺らしたりしないでください。 脳幹出血の原因別の検査の流れ 脳幹出血の原因を特定するための検査は、以下の通りです。 CT/MRI検査 血液造影検査 血液検査 脳幹出血が疑われる場合、まずCTスキャンで出血の有無や範囲、量を迅速に確認します。 次にMRI検査で、出血部位の詳細な特定や、小さな血管の異常を見つけることで、原因の特定を進めます。 また脳動静脈奇形や動脈瘤など、血管自体の異常が疑われる場合には、脳血管造影を行います。 これは、カテーテルを挿入して造影剤を注入し、血管の形状や血流を詳しく調べる精密検査です。 併せて出血のリスクをどの程度高めているかを評価するため、糖尿病や脂質異常症といった生活習慣病の有無や、血液凝固異常なども調べます。 これらの検査を総合的に行うことで、出血の根本的な原因を明らかにし、再発予防を含めた最適な治療計画を立てることが可能になります。 脳幹出血の再発予防策 脳幹出血の再発予防には、原因となる生活習慣病の徹底的な管理が必要になります。 血圧管理 食生活の改善 生活習慣の見直し 定期的な健康診断 まずは再発の最大のリスク因子である、高血圧をコントロールすることが最も重要です。 医師の指示に従い、降圧剤を正しく服用するとともに、自宅でも毎日血圧を測定し記録しましょう。 また塩分を控えた減塩食を心がけ、野菜や魚を積極的に摂取するバランスの取れた食事が大切です。 肥満を解消するために、高カロリー・高脂質の食品は避けましょう。禁煙と節酒は必須です。 さらに適度な有酸素運動を習慣化し、ストレスを溜めないようにすることも血圧の安定につながります。 これらの管理のほか、定期的に健康診断を受け、血圧・血糖値・コレステロール値などをチェックすることも重要です。 退院後の生活設計とリハビリ 脳幹出血からの退院後は、再発予防と機能回復のための計画的な生活が求められます。 生活設計 内容 リハビリテーションの継続 脳幹出血による後遺症改善のために理学療法、作業療法、言語聴覚療法を継続する 在宅環境の整備 歩行に不安がある場合、手すりの設置や段差の解消など、転倒リスクを減らすための自宅改修を検討する 生活習慣の管理 記載した再発予防策(血圧管理、睡眠・食事、禁煙・節酒)を徹底する 社会資源の活用 介護保険や障害者手帳の申請を検討し、デイケアサービスや訪問リハビリなど、利用可能な社会資源を活用する 定期的な通院 医師の指示に従い、定期的な通院を怠らず、体の変化や後遺症の状況を相談する これらの生活設計とリハビリは、退院後の生活の質を向上させ、自立した生活を目指します。 しかし、リハビリを行っているものの、後遺症がなかなか改善されず困っているという方もいるでしょう。 脳幹出血の後遺症に悩む方におすすめなのが、再生医療です。 リペアセルでは再生医療を提供しており、後遺症からの回復を後押ししています。 患者様自身の幹細胞を培養し、静脈から点滴で投与することで、脳内の神経細胞の再生や保護効果が期待できます。 従来の治療法だけでは改善が難しかったケースでも、再生医療を併用することで、より効果的なリハビリにつながる可能性があります。 実際に5年間続いた脳出血の後遺症が改善した事例もあるので、気になる方は下記をチェックしてみてください。 脳幹出血から未来を守るための3つのポイント 脳幹出血は再発リスクが高い病気ですが、適切な対策で未来を守ることができます。 意識障害などの前兆を感じたら一刻も早く119番通報する 血圧・生活習慣・服薬の3つを徹底的に管理する 再生医療という選択肢も検討してみる 脳幹出血は高血圧や糖尿病、喫煙など複数の要因が絡み合って発症します。 もし激しいめまいや意識障害が出たら、すぐさま119番通報しましょう。 また日々の生活管理も再発防止に欠かせません。 減塩、禁煙、適度な運動を心がけ、服薬を忘れないよう心掛けてください。 しかし、人によっては日々の予防やリハビリを続ける中で、なかなか後遺症が改善しないと感じることもあるでしょう。 既存の治療法だけでは後遺症の回復が難しい場合、再生医療も選択肢の一つとなります。 当院では幹細胞治療を行い、脳幹出血を含むあらゆる病の後遺症の改善を目指しています。 後遺症を改善したい、生活の質の向上させたい方はリペアセルクリニックのメール相談・オンライン診療にてご相談ください。
2025.09.30 -
- スポーツ医療
アキレス腱断裂で歩行が難しくなり「いつ歩けるまでに回復するのだろうか?」と不安に感じている方も、多くいらっしゃるかと思います。 回復期間は治療方法によって異なりますが、最短で3カ月程度、一般的には6カ月程度が目安です。 しかし、アキレス腱は再断裂の可能性があるため、スポーツなどを再開する際は十分なリハビリ期間も必要です。 アキレス腱断裂を治療する際は、いつ頃、何ができるようになるのか把握しておきましょう。 本記事では、アキレス腱断裂から歩けるまでの期間や、再断裂の防止方法などをわかりやすく解説します。 治療期間の短縮を目指したい方に向けて、再生医療についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。 アキレス腱断裂から歩けるまでの期間【一般的な目安】 アキレス腱断裂から歩けるまでの期間は、手術療法で3カ月程度、保存療法は6カ月程度が目安です。 手術療法でアキレス腱を縫合すると、完全断裂でも3カ月程度で歩ける場合があります。 術後1~2週間程度は足首を装具(ギプスなど)で固定し、回復状況をみながら歩行訓練や筋トレーニングを取り入れます。 保存療法も足首を固定しますが、手術療法よりも装具の装着期間が長いので、歩けるまでには6カ月程度が必要です。 治療方法の選択に迷ったときは、医師とじっくり話し合ってみましょう。 手術療法と保存療法の違いや歩けるまでの平均週数 アキレス腱断裂を治療する場合、普通に歩けるまでの期間には平均週数の目安があります。 装具が取れてから歩けるまでの平均週数や、治療の過程は以下のようになっています。 治療方法 歩けるまでの平均週数 治療の過程 手術療法 6~8週間程度 【非荷重】 術後2週間程度は足首を装具で固定し、歩行の際には松葉杖を使って荷重を避ける。 【部分荷重】 3~5週間目はヒール付きの装具を使用し、部分的に荷重する。 【全荷重】 6~8週間目は装具を外し、アキレス腱に全荷重して歩行訓練などを行う。 【装具オフ】 回復状況が良好であれば、8週間経過後に装具を外す。 保存療法 8~10週間程度 【非荷重】 治療開始から2週間程度は足首を装具で固定し、歩行の際には松葉杖を使って荷重を避ける。 【部分荷重】 3~5週間目は装具の角度を調整し、部分荷重をかける。 【全荷重】 6~8週間目はヒールがない装具を装着し、アキレス腱に全荷重する。回復状況によっては10週間目まで全荷重する。 【装具オフ】 10週間経過後に装具を外す。 治療の最終段階では装具を外しますが、足首への負荷には注意が必要です。 足首を固定している間は筋力が低下し、可動域も狭くなっているため、急激な運動は避けておきましょう。 アキレス腱断裂から生活動作を再開する時期 アキレス腱断裂の治療が進むと、以下の生活動作やスポーツが可能となりますが、再開時期に注意が必要です。 ここからは、歩行やスポーツをいつ頃再開できるのか、具体的な時期をみていきましょう。 歩行などの再開時期 歩行や階段の昇降、しゃがむなどの動作は装具が取れた時点で再開できます。 手術療法では3カ月程度、保存療法は6カ月程度で生活動作が可能となるため、仕事や家事への影響も少なくなります。 ただし、一度切れたアキレス腱は再断裂のリスクがあるので、赤ちゃんを抱いて階段を昇るなど、足首への大きな負荷には要注意です。 しばらくの間はリハビリを続け、アキレス腱の回復状況を医師に診断してもらいましょう。 スポーツの再開時期 装具が取れる時期になると、基本的にはスポーツを再開できます。 アキレス腱断裂の治療中は筋力が低下するため、装具が取れたら軽い運動を始めるとよいでしょう。 ただし、体が激しくぶつかり合うサッカーやラグビー、ジャンプと着地を繰り返すバレーボールなど、スポーツによっては足首に大きな負荷がかかります。 ハードなスポーツを再開するときは、必ず医師に相談しておきましょう。 アキレス腱の再断裂を防ぐ治療方法 アキレス腱断裂を治療した場合、6~8週間後に再断裂するケースが多くなっています。 装具が取れる時期と重なるため、仕事やスポーツへの復帰を目指す際は、再断裂を防ぐ治療方法が必要です。 何気ない動作が再断裂につながる恐れもあるので、以下の「やってはいけないNG行為」にも注意しましょう。 運動療法やストレッチ アキレス腱の再断裂を防止する際は、以下の運動療法やストレッチなどが効果的です。 アキレス腱の再断裂防止方法 具体的なメニュー 運動療法 ・カーフレイズ(かかとの上げ下げ) ・バランスボードを使ったバランス訓練 ・ハーフスクワット ・軽いジャンプやランニング ストレッチ ・運動前のアキレス腱伸ばし ・足首をゆっくりと回して柔軟性を高める 食事の改善 以下の栄養素を多めに摂取する ・ビタミンC(柑橘類やブロッコリーなど) ・コラーゲン(鶏軟骨や牛スジなど) ・鉄分(レバーや赤身肉など) ・亜鉛(納豆やチーズなど) 靴の改善 ッション性が高く、足の形にフィットした靴を選ぶ 運動療法では少しずつ負荷をかけ、ふくらはぎなどの筋力を強化します。 ストレッチもアキレス腱の再断裂を防ぐ効果があるため、徐々に可動域を広くしていきましょう。 ビタミンCやコラーゲンなどの栄養素を多めに摂取すると、アキレス腱の強化につながります。 足の形にフィットした靴を選んでおけば、つまづきや転倒のリスクが低くなり、アキレス腱の再断裂を防止する効果があります。 やってはいけないNG行為 アキレス腱断裂が歩けるまで回復したら、以下のNG行為に注意しましょう。 ウォーミングアップなしの急激な運動や、過度な筋力トレーニングはアキレス腱の再断裂リスクを高めます。 ジャンプや着地も足首に大きな負荷がかかるため、バドミントンやバスケットボールなどの再開には注意が必要です。 また、サイズの大きな靴を履くと、歩行時の着地で足をひねったり、わずかな段差でつまづいたりする恐れがあります。 装具が取れてもしばらくはリハビリを続け、アキレス腱が切れる前の状態に近づけていきましょう。 アキレス腱断裂に再生医療を用いる選択肢 再生医療とは、幹細胞の働きにより、断裂したアキレス腱などを修復する治療方法です。 具体的には自分の脂肪から幹細胞を抽出し、体外で培養して患部に注入するため、以下のメリットがあります。 再生医療は通院のみで治療するため、手術や入院が不要となり、治療期間の短縮も可能です。 また、再生医療は患部を切開しないので、手術に伴う合併症や、感染症のリスクを低減できます。 治療期間を短縮しつつ、手術や入院を避けたい場合は、再生医療を選択肢に入れてもよいでしょう。 より詳しく再生医療を知りたい方は、リペアセルクリニックにご相談ください。 リペアセルクリニックには再生医療の専門医が在籍しており、初めての方は無料でカウンセリングを受けられます。 また下記ではリペアセルクリニック大阪院の再生医療により、足関節の悩みを克服し歩けるまでの改善が早まった症例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。 【まとめ】アキレス腱断裂は歩けるまでに時間がかかる!再生医療の検討も重要 アキレス腱断裂を治療する際は、まず歩けるまでの期間を把握しておきましょう。 回復時期は治療方法によって異なりますが、いつ頃歩けるのかわかれば、仕事やスポーツ復帰への目途が立つので安心です。 ハードなスポーツを再開する場合、根本治療が欠かせないため、再生医療も重要な選択肢となります。 再生医療をより詳しく知りたい方や、早く治す方法を探している方は、ぜひリペアセルクリニックの無料相談をご活用ください。
2025.09.30 -
- 手
- スポーツ医療
指をどこかにぶつけたり、スポーツ中に突き指をしてしまった時、「これってただの突き指?それとも骨折?」と不安になりますよね。 そんな疑問を解決するために、本記事では突き指と骨折を見分けるための重要な5つのポイントと正しい対処法、そして適切な治療方法をわかりやすく解説します。 新しい治療方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。 突き指(捻挫)と骨折の見分け方は? 結論から言うと、突き指と骨折を自分で完全に判断するのは難しいです。 指の腫れや痛みは、どちらの場合でも起こりうるケースが多いためです。 ただし、以下のサインが1つでも見られる場合は、骨折している可能性が非常に高いため、すぐに整形外科を受診しましょう。 指が不自然な方向に曲がっている 特定の箇所を押すと激痛が走る 内出血が広範囲に広がっている 指がまったく動かせない、または動かそうとすると激痛が走る 指先が痺れている、冷たくなっている まず、指の変形が最も分かりやすいサインです。 指が不自然な方向に曲がっていたり、関節がずれているように見える場合は、骨折の可能性が非常に高いです。 また、ただの突き指は関節全体がぼんやり痛むのに対し、骨折の場合は骨の特定の箇所を押した時に、強い激痛が走ります。 さらに、腫れや内出血の程度も重要な判断材料です。 骨折の場合、腫れが著しく、内出血が広範囲に広がり紫色になることが多いです。 そして可動域もチェックしましょう。骨折の場合は、痛みが強すぎて指を動かせない、または動かそうとすると激痛が走ります。 もしこれらの症状が1つでも当てはまる場合は、自己判断で放置せず、すぐに整形外科を受診してください。 指を骨折した時の正しい応急処置とやってはいけないこと 指を骨折した際は、正しい応急処置が重要です。 まずは以下のPOLICE処置を行いましょう。 Protection(保護):副木やテーピングで指を固定する OL(最適負荷):無理のない範囲で動かす Ice(冷却):タオルでくるんだ氷で冷やす Compression(圧迫):包帯などで軽く圧迫する Elevation(挙上):心臓より高い位置に保つ POLICE処置は損傷部位の悪化を防ぎ、早期回復を促します。 専門医の診断を受ける前に、まずこの処置を実践しましょう。 逆に、絶対にやってはいけないのは、自己判断で指を引っ張ったり、元に戻そうとすることです。 無理やり引っ張ることで、指の神経や血管を傷つける危険があります。 また温めると腫れが悪化するため、患部を温める行為も避けてください。 少しでも不安がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 指を骨折した時の適切な治療方法 指を骨折した時の適切な治療方法は、以下の通りです。 保存療法 手術療法 再生医療 保存療法、手術療法、再生医療、どの治療法が適切かは骨折の程度によって異なります。 専門医に相談し、ご自身に最適な治療法を選びましょう。 保存療法 突き指や骨折の症状が軽度で、手術の必要がないと判断された場合に行われるのが保存療法です。 主な治療法は、以下の通りです。 治療法 目的 方法 ギプス固定 骨折部位を完全に固定し、正しい位置で骨が癒合するのを促す 石膏やプラスチック製の素材で、患部を覆って硬化させる 副木(スプリント)固定 骨折した指や関節を簡易的に固定し、不必要な動きを防ぐ アルミニウムやプラスチック製の板を当て、包帯やテープで固定する バディテーピング 患部を隣の健康な指に固定し、動きを制限することで保護する 伸縮性のあるテープで、骨折した指と隣の指を一緒に巻きつける 保存療法中は医師の指示に従い、固定期間を守りましょう。 自己判断で外したり、無理に動かしたりすると、回復が遅れるリスクがあります。 固定が取れた後も、指の可動域を回復させるためのリハビリテーションが欠かせません。 手術療法 骨が大きくずれている場合や、関節にまで損傷が及んでいる場合は、手術が必要となる場合があります。 指の骨折による主な手術療法は、以下の通りです。 手術療法 特徴 経皮的鋼線固定術 皮膚の上からワイヤーを刺し、骨を固定する プレート固定術 骨にプレートやスクリューを直接取り付けて固定する 髄内釘固定術 骨の中に金属製の棒(髄内釘)を挿入して固定する 手術では骨折した部位を直接見ながら整復するため、保存療法よりも正確な位置に戻すことが可能です。 固定には、ワイヤー・ピン・スクリュー・プレートなどが用いられ、骨がしっかりとくっつくまで安定させます。 手術後は保存療法と同様に患部を固定し、その後はリハビリテーションを行うことで、指の可動域や筋力を回復させます。 手術は早期の社会復帰やスポーツ復帰が期待できる一方、麻酔や感染症などのリスクも伴います。 再生医療 近年、骨折治療の新しい選択肢として再生医療が注目されています。 再生医療とは患者さん自身の細胞や組織を使い、損傷した部位の再生・修復を促す治療法です。 特に自身の血液から採取したPRP(多血小板血漿)や幹細胞を用いた治療は、骨の癒合を加速させ、痛みの緩和や機能回復を早める効果が期待されています。 「できるだけ早く治して仕事やスポーツに復帰したい」「手術後の回復をもっと早めたい」という方にとって、再生医療は有効な選択肢となり得るでしょう。 リペアセルクリニック大阪院での骨折治療の症例 リペアセルクリニック大阪院では、骨折の治療に再生医療を取り入れています。 過去には激しい痛みを伴う骨折に対し、患者さん自身の血液から抽出したを患部に注入する治療を行い、回復が促進された症例があります。 この治療は、組織の修復を促す成長因子を豊富に含む多血小板血漿を活用することで、骨折部位の自然治癒力を高めます。 ご自身の症状に再生医療が適応するかどうか、より詳しく知りたい方は、ぜひ下記のページをご覧ください。 不安な場合は迷わず専門医に相談を 突き指の症状だけで、骨折かどうかを自宅で判断することは困難です。 変形・腫れ・内出血・可動域をチェックする 少しでも違和感がある場合は医療機関を受診する POLICE処置により早期回復が期待できる 指の骨折には主に保存療法・手術療法が選択される 再生医療という選択肢もある 少しでも「もしかして骨折かも?」と不安に感じたら、すぐに医療機関を受診しましょう。 正しい診断と治療を受けることで、指の変形や可動域の制限といった後遺症を防ぐことができます。 また、リペアセルクリニックでは再生医療という新しい選択肢を提案しています。 ご自身の細胞を使って損傷した組織の修復を促すことで、早期のスポーツ復帰を目指すことが可能です。 後悔のない治療選択のためにも、まずは当院へお気軽にご相談ください。
2025.09.30 -
- 腰
突然の激痛で、日常生活に支障が出る「椎間板ヘルニア」。 仕事ができない、夜寝られないなどのお悩みで、なんとか痛みを和らげる方法を知りたいと思われる人も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、自宅で痛みを和らげる方法や根本治療の選択肢などを解説します。 従来の治療法に加えて、近年注目されている再生医療は椎間板ヘルニアの抜本治療に適しています。 再生医療は、患者さま自身の幹細胞を活用して、損傷を受けた脊髄の機能改善を目指す治療法で痛みを早期に改善できる特徴を持ちます。 >再生医療による椎間板ヘルニアの症例はこちら 症例や治療法について詳しくは、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでも紹介しているので、ぜひご登録ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 【自宅でできる】椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法4選 椎間板ヘルニアの痛みが強いとき、以下の方法で痛みを和らげられる可能性があります。 これらの方法は、自宅でも簡単にできる方法です。 椎間板ヘルニアの痛みにお悩みの人は、ぜひお試しください。 痛みに応じて冷やすか温める 椎間板の痛みに応じて、腰を冷やしたり温めることが重要です。 具体的な使い分けは以下のとおりです。 痛みの種類・状態 対処方法 理由 少し動かしただけで激痛 鋭く刺したような痛み 腰が熱を持っている 痛みが出てから3日以内 冷やす 炎症が起きている可能性があるため、冷やして炎症を抑える 鈍くだるい痛み 凝り感がある 痛みが出てから3日以上経っている 温める 筋肉の緊張や血流の悪さからくる症状の可能性があるため、温めて筋肉の緊張を落とし血流を良くする 上記のように、鋭い痛みは炎症の可能性がありますので、冷やしましょう。 炎症時に温めると症状が悪化する可能性があります。 逆に炎症がないのに冷やしてしまうと、筋肉の緊張や血流の悪化を促しかねません。 そのため、痛みの種類や状態がわからない場合は無理せず医療機関にご相談ください。 コルセットなどの道具を活用する コルセットなどの道具は有効に活用することが重要です。 以下にご紹介する道具は、椎間板ヘルニアの症状緩和に役立つ可能性があります。 道具 おすすめな理由 コルセット 腰の支えを補助し、ヘルニア症状の緩和に期待できる 骨盤クッション 骨盤が立ち、ヘルニアの症状を和らげる姿勢に近づく 高さのあった椅子・机 背筋が伸びやすくなり、ヘルニア症状が緩和しやすい これらの道具は活用することで姿勢が良くなり、椎間板ヘルニアの症状緩和効果に期待できます。 簡単にできることが多いので、まずは試してみましょう。 日常生活の姿勢に気を付ける 椎間板ヘルニアの痛みを和らげるためには、日常生活の姿勢が重要です。 具体的には、背筋を伸ばし腰が丸くならないように注意してください。 腰が丸くなると椎間板ヘルニアの症状を強める可能性があります。 メカニズムについては後述しますので、最後までご確認ください。 痛み止めを内服する 市販の痛み止めも、椎間板ヘルニアの症状緩和に期待が持てます。 市販の痛み止めの多くはNSAIDsと呼ばれる抗炎症作用のある薬です。 椎間板ヘルニアの炎症にも作用する可能性があり、痛みの緩和に期待できるでしょう。 また、ドラッグストアには薬剤師もいるため、どの種類の痛み止めが良いか相談してみてください。 そもそも椎間板ヘルニアとは?痛みの特徴を解説 そもそも椎間板ヘルニアとは、腰椎(腰の骨)の間にある椎間板というクッションが変性する病気です。 椎間板内には髄核(ずいかく)というクッションがあり、そのクッションが後方に突出して神経を圧迫します。 神経が圧迫されると痛みやしびれといった症状も生じるため、早期の適切な処置が重要です。 【基本知識】椎間板ヘルニアの痛みの特徴 椎間板ヘルニアの痛みの特徴は、神経の通り道に沿って痛みが広がることです そのため、腰だけでなく下肢まで痛みが広がります。 また、神経の痛みであるため、鋭く痺れたような痛みを感じやすいのも特徴です。 とくに発症してすぐには鋭い痛みが腰〜足に広がりやすいでしょう。 椎間板ヘルニアに良い姿勢とNG姿勢 椎間板ヘルニアにとって、良い姿勢とNG姿勢は以下のとおりです。 良い姿勢 NG姿勢 背筋を伸ばした姿勢 膝を曲げて屈む、重いものを持つ 膝下や腰にクッションを入れた仰向け 横向きに寝る 猫背 立ちっぱなし、座りっぱなし 腰を丸めて屈む、重いものを持つ これら良い姿勢の共通点は、骨盤が立っていることと背骨が自然なS字カーブとなっていることです。 背骨の自然なS字カーブは人間本来の形であるため、椎間板ヘルニアの症状軽減につながるでしょう。 逆にNG姿勢ではこの背骨の自然なS字カーブが破綻しており、椎間板ヘルニアのリスクが高まります。 とくに腰が丸くなる姿勢は椎間板ヘルニアのリスクが高いため、注意しましょう。 椎間板ヘルニアを放置するリスクは? 椎間板ヘルニアを放置すれば、痛みだけでなく痺れなどの神経症状が出てくる可能性があります。 具体的なリスクは以下のとおりです。 筋力低下 歩行障害 下肢の感覚障害 排尿・排便障害 筋力低下や下肢の感覚が鈍くなる障害は神経が圧迫され続けることで生じる症状です。 その後も圧迫されると排尿・排便のコントロールができなくなる排尿・排便障害が発現します。 これらの症状は手術が適応となる症状なので、手術を避けたい人は放置せず適切な対応を心がけましょう。 椎間板ヘルニアの治療法3選 椎間板ヘルニアの治療方法には、以下の3つがあります。 運動療法や薬物療法などの保存療法 保存療法は、椎間板ヘルニアで第一選択となる治療です。 具体的な内容は、以下の表をご参照ください。 治療方法 内容 物理療法 電気・温熱・牽引(けんいん)などの治療で、筋肉の緊張緩和や椎間板への圧力軽減作用に期待できる 運動療法 ・筋トレやストレッチで筋力強化や筋肉の緊張緩和を狙う ・椎間板ヘルニアを刺激しない動作の獲得を目指す。 薬物療法 痛み止めや神経ブロック注射などを用いて、椎間板ヘルニアの痛み軽減を図る これらの治療法は痛みの訴えが主な椎間板ヘルニアの患者様に適応となります。 内視鏡などの手術療法 椎間板ヘルニアの手術は、保存療法で効果がなかった患者様に検討される治療方法です。 また、椎間板ヘルニアを放置するリスクでご紹介した神経症状がある場合も検討されます。 椎間板ヘルニアで行われる手術は以下のとおりです。 手術 内容 顕微鏡下椎間板摘出術 手術用顕微鏡を使って椎間板を取り除く。傷跡が小さく、早期に退院できるが再発のリスクもあり。 経皮的内視鏡下椎間板摘出術 内視鏡を使って椎間板を取り除く手術で、顕微鏡を使った手術よりもさらに傷跡が小さい。そのため高度な技術が要求される。 腰椎後方除圧術 腰の骨の一部を切り取り、ヘルニアを取り除く。大きな神経障害に対しても有効になる可能性があるが、骨が不安定になりやすい。 これらの手術が、椎間板ヘルニアの重症度によって選択されます。 軽度〜中等度であれば顕微鏡や内視鏡の手術で対応可能ですが、重度になると腰椎後方除圧術も必要になる可能性があるでしょう。 根本からの治療には再生医療も適応になる可能性あり 保存療法や手術療法は症状を緩和する可能性がありますが、再発や後遺症のリスクも伴います。 とくに神経の圧迫が強い椎間板ヘルニアでは、手術しても神経症状が後遺症として出るケースが多くあります。 このようなケースで後遺症まで根本から治療したい場合、「再生医療」も検討してください。 再生医療では傷ついた神経の再生を促すことで、後遺症の緩和や再発リスクの軽減効果に期待できます。 実際に、当院リペアセルクリニック大阪院では椎間板ヘルニアに対して「脊髄腔内ダイレクト注射」を行い、症状の緩和が得られたケースがありました。 詳しく知りたい方は、ぜひ下記のページを参考にしてみてください。 椎間板ヘルニアについてよくある質問 椎間板ヘルニアについてよくある質問をまとめました。 椎間板ヘルニアで歩けなくなった時の対処方法はありますか? 痛みで歩けない場合には、記事上部でご紹介した対処方法をお試しください。 しかし、下肢の脱力や感覚障害で歩けない場合は神経症状が強く、適切な処置が必要です。 そのため、痛み以外の症状で歩けない場合は整形外科を受診することが重要となってきます。 椎間板ヘルニアの痛みを和らげる姿勢を教えてください。 椎間板ヘルニアの痛みを和らげる姿勢は、骨盤を立てて背筋を伸ばした姿勢です。 具体的には、椎間板ヘルニアに良い姿勢とNG姿勢で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。 姿勢を見直して、少しでもヘルニアの痛みを和らげましょう。 【まとめ】椎間板ヘルニアの痛みを和らげるには姿勢の意識が大切 本記事では椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法を解説しました。 ポイントは以下のとおりです。 炎症が起きていたら冷やす 背筋を伸ばす姿勢は痛みの緩和につながる可能性がある 背筋を伸ばすために道具を使うことは有効 椎間板ヘルニアは腰が丸くなると発症しやすくなります。 そのため、痛みの緩和を図るためにも、姿勢を正す意識が重要です。 姿勢を正したうえで当記事で紹介した温熱やコルセットを利用すると、痛みの緩和につながるかもしれません。 普段から良い姿勢を心がけ、椎間板ヘルニアを強めないよう意識してみてください。 なお、当院リペアセルクリニック大阪院では、椎間板ヘルニアに対しての再生医療も行っています。 実際に当院で椎間板ヘルニアに対しての治療を受けた患者様の症例は、以下の動画でも紹介していますので、併せてご確認ください。 https://youtu.be/5JqLxbYwLJ4?si=oHBnmYbL4cimUf-7 椎間板ヘルニアにおける重度な神経障害に対しても有効となる可能性があるので、気になる人は以下のバナーからお気軽にお問い合わせください。
2025.09.30 -
- ひざ関節
- スポーツ医療
「朝のランニングで、膝の外側にズキッとした痛みが走る」 「走り始めは大丈夫なのに、距離を重ねると膝の外側が痛くなってくる」 このような症状でお悩みの場合、その痛みはランナー膝の可能性があります。 ランナー膝はランナーの多くが経験するスポーツ障害で、放置すると慢性化し、最悪の場合は大会への参加を諦めざるを得なくなることもあります。 本記事では、ご自身でできるランナー膝のセルフチェック方法をはじめとして、症状の原因や治療法を詳しく解説します。 ご自身の状態を正しく理解し、つらい痛みから解放されるための第一歩として、ぜひお役立てください。 また、現在リペアセルクリニックでは、スポーツ障害の根本的な改善が期待できる「再生医療」に関する情報をLINEにて配信中です。 \慢性的な膝の痛みの改善を目指せる再生医療とは/ 【こんな方は再生医療をご検討ください】 慢性化した痛みで、ランニングへの復帰を諦めている 従来の治療方法では、十分な効果が得られていない 手術はできるだけ避けたいと考えている 慢性化した痛みへ、従来の治療方法とは異なる選択肢に興味がある方は、以下からご登録ください。 その膝の痛みはランナー膝かも?3つのセルフチェック方法 ランニング中の膝の外側に痛みを感じる場合、いくつかの特徴的な症状を確認することで、ご自身でランナー膝(腸脛靭帯炎)の可能性をある程度判断が可能です。 以下のポイントに一つでも当てはまるものがあれば、ランナー膝の可能性があります。 膝の外側(骨の出っ張り周辺)を押すと痛い 膝を30度ほど曲げた状態で痛みが出る 安静時は痛くないが、走り出すと痛みが再発する ご自身の症状と照らし合わせながら、一つずつ確認していきましょう。 膝の外側(骨の出っ張り周辺)を押すと痛い 膝の外側にある骨の出っ張りを指で押したときに、はっきりとした痛みを感じる場合、ランナー膝の典型的なサインと考えられます。 この場所は、専門的には大腿骨外側上顆(だいたいこつがいそくじょうか)と呼ばれ、腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)が付着する部分です。 ランニング動作によって、この部分で腸脛靭帯の圧迫や摩擦が繰り返されることで、炎症が起きて痛みが生じます。 膝のお皿のやや外側にある、骨が出っ張っている部分を指で優しく押してみて、痛みを感じるかどうかを確認してみてください。 膝を30度ほど曲げた状態で痛みが出る 膝を軽く曲げ伸ばしした際、特定の角度(約30度)で痛みが誘発されるのも、ランナー膝にみられる特徴の一つです。 この角度は、腸脛靭帯が大腿骨外側上顆の上を通過するタイミングにあたり、靭帯の緊張が最も高まることで痛みが出やすくなります。 特に「階段を下りる」「坂道を下る」といった動作で、この痛みを感じやすいかもしれません。ご自宅で簡単に確認できる「グラスピングテスト」という方法もあります。 これらのテストで痛みが誘発される場合、症状を悪化させないよう注意深く対処を進めると良いでしょう。 安静時は痛くないが、走り出すと痛みが再発する 安静にしていると痛みが和らぐのに、走り始めると再び痛み出すという症状の出方も、ランナー膝を判断するうえでの重要なポイントです。 この症状は、進行度によって現れ方が少しずつ変化します。 症状 状態 初期症状 ランニングの開始直後は痛むものの、身体が温まってくると痛みが軽くなる、あるいは消える。しかし、走り終わって身体が冷えると再び痛み出す。 進行した症状 ランニング中、常に痛みが続くようになる。さらに悪化すると、歩行や階段の上り下りといった日常生活の動作でも痛みを感じるようになる。 初期症状の段階で「温まれば大丈夫」と走り続けてしまうと、症状が進行し、回復が長引く原因にもなりかねません。 早めに気づいて対処することが、早期復帰への近道です。 ランナー膝でやってはいけないこと ランナー膝を一日でも早く治すためには、回復を妨げる可能性のある行動を避けることが欠かせません。 良かれと思って続けている習慣が、実は症状を悪化させているケースも少なくないのです。 痛みを我慢して走り続ける 痛い部分をフォームローラーなどで強く圧迫する 完全に動かない「絶対安静」 特に上記の3つの行動は回復を遅らせる代表的な例と考えられますが、なぜこれらの行動を避けるべきなのか、その理由を一つずつ解説していきます。 痛みを我慢して走り続ける 痛みを我慢して走り続けることは症状を悪化させ、回復を長引せる最も避けるべき行動です。 「これくらいの痛みなら大丈夫」という判断が、結果的にランニングから遠ざかることになりかねません。 痛みを無視して走り続けることには、以下のような複数のリスクが伴います。 走りたいという気持ちを抑え、休む選択をすることが最終的に早期復帰への一番の近道となるでしょう。 痛い部分をフォームローラーなどで強く圧迫する 痛んでいる膝の外側をフォームローラーなどで直接強く圧迫することは、かえって回復を妨げる可能性があります。 セルフケアを行う際は、圧迫する「場所」と「強さ」を意識することが、回復を後押しします。 近年の研究では、ランナー膝の痛みは、靭帯と骨の間にある組織が圧迫されて炎症を起こす「圧迫説」も有力です。 そのため、ケアの対象とアプローチ方法を次のように整理すると良いでしょう。 ケアする部位 アプローチのポイント 膝の外側(痛む場所) 炎症を起こしている可能性があるため、直接の強い圧迫は避ける。アイシング(冷却)が中心。 周辺の筋肉(臀部・太もも) 痛みの根本原因となっている筋肉の緊張をほぐすことが目的。こちらを優しくマッサージする。 このように、痛む場所そのものではなく、その原因となっているお尻や太ももの筋肉を優しくほぐすことを意識してみてください。 完全に動かない「絶対安静」 痛みが強い時期の安静はもちろん必要ですが、長期間にわたって全く動かない「絶対安静」はかえって筋力低下を招き、スムーズな復帰を妨げる要因になり得ます。 回復を促すには、痛みのない範囲で動くことも大切です。 「絶対安静」と、推奨される「相対的安静」には、以下のような違いがあります。 絶対安静 相対的安静 主な目的 痛みの即時的な鎮静 筋力や機能を維持しながら回復を促す 身体への影響 筋力低下や関節の硬化を招きやすい 血行が促進され、回復を早める効果が期待できる デメリット 回復後の再発リスクが高まる 痛みを悪化させない注意深い運動選択が求められる 具体例 全く運動しない ウォーキング、水泳、痛みのない範囲でのストレッチ 痛みの様子を見ながら、膝への負担が少ない運動から少しずつ取り入れていくと良いでしょう。 ランナー膝の治し方|自宅でできる4つのステップ ランナー膝の回復には、痛みの段階に応じたアプローチを順序立てて行うことが効果的です。 ステップ 時期 主な目的 ステップ1 急性期(痛み始め) 炎症を鎮め、痛みを最小限に抑える ステップ2 回復期(痛みが軽減) 痛みの根本原因となっている筋肉をほぐす ステップ3 強化期(痛みが消失) 再発しないための筋力をつけ、身体を根本から改善する ステップ4 復帰期(トレーニング再開) 焦らず安全にランニングへ戻る それぞれの段階で何をすべきか、具体的に解説していきます。 まずは炎症を抑える 痛みが出始めた急性期は、なによりもまず炎症を鎮めることに専念します。 この段階では、スポーツ障害の応急処置の基本である「RICE処置」が有効です。 処置 内容 Rest (安静) 痛みを感じるランニングやジャンプなどの運動を中止する。 Ice (冷却) 氷のうなどを使い、痛む部分を15〜20分ほど冷やす。1日に数回繰り返す。 Compression (圧迫) 弾性包帯やサポーターで軽く圧迫し、腫れを抑える。 Elevation (挙上) 患部を心臓より高い位置に保ち、腫れを軽減させる。 特にアイシングは自宅で簡単にできる効果的な処置ですが、冷やしすぎると凍傷のリスクもあるため、1回の冷却は20分以内を目安にしましょう。 痛みが軽減してきたら無理のない範囲でマッサージをする 痛みのピークが過ぎてきたら、ランナー膝の根本原因となっている筋肉の緊張をほぐすようにしましょう。 ただし、痛む膝の外側を直接強くマッサージするのは避けてください。 お尻や太ももの外側の筋肉が硬くなることで、腸脛靭帯が引っ張られて痛みが生じるため、これらの部位をほぐすのもおすすめです。 テニスボールやフォームローラーを使い、お尻の横や太ももの外側を優しくほぐしてみてください。 あくまで「気持ち良い」と感じる程度の強さで行うことが、回復を促すポイントです。 痛みがほぼなくなったら段階的にトレーニングを再開する 痛みが日常生活で気にならなくなったら、再発予防の鍵となる筋力トレーニングを開始します。 ランナー膝は、膝そのものではなく、股関節周りの筋力不足が原因であることが非常に多いのです。 特に、お尻の横にある「中殿筋」を鍛えることが、ランニング中の膝のブレを安定させ、腸脛靭帯への負担を軽減します。 クラムシェル:横向きに寝て膝を曲げ、かかとをつけたまま上の膝を開閉する運動 サイドレッグレイズ:横向きに寝て、上の脚をまっすぐ伸ばしたままゆっくりと上げ下げする運動 ヒップブリッジ: 仰向けで膝を立て、お尻を持ち上げて身体を一直線に保つ運動 これらのトレーニングを無理のない範囲で継続することが、より強く、怪我をしにくい身体作りにつながります。 少しずつ走行距離を増やす トレーニングを続けても痛みが出なくなったら、いよいよランニングを再開しますが、ここで焦りは禁物です。 身体がランニングの負荷に再び慣れるまで、段階的に距離を伸ばしていく必要があります。 安全な復帰プログラムとして、以下の手順を参考にすると良いでしょう。 まずは15〜20分程度のウォーキングから始め、痛みが出ないことを確認する 「ウォーク&ラン」で少しずつ走りを取り入れる(例:ウォーク4分+ラン1分を5セット) 徐々にランニングの時間を増やし、ウォーキングの時間を減らしていく 痛みなく連続で走れるようになったら、走行距離を少しずつ伸ばす 走行距離を増やす際は、前週の総走行距離の10%以内にとどめる「10%ルール」を意識することが、再発を防ぐための安全な目安となります。 ランナー膝の完治までにかかる期間は?何日で治る? ランナー膝が完治するまでの期間は、症状の重症度や対処法の適切さによって大きく変わります。 軽症なら数週間〜1ヶ月・重症化すると数ヶ月かかる場合も 治らない・長引く場合は専門医へ相談する まずはご自身の症状と照らし合わせながら、どのくらいの期間が必要か、そしてどのような場合に専門医を頼るべきかを確認していきましょう。 軽症なら数週間〜1ヶ月・重症化すると数ヶ月かかる場合も ランナー膝の回復期間は一概には言えませんが、症状のレベルに応じておおよその目安を立てることが可能です。 症状のレベル 症状の特徴 回復期間の目安 軽症 ウォーミングアップ中に痛みがあるが、走っていると痛みが消える。走り終わると再び痛む。 2週間〜1ヶ月程度 中等症 ランニング中、常に痛みを感じる。日常生活では大きな支障はない。 1ヶ月〜3ヶ月程度 重症 歩行や階段の上り下りなど、日常生活の動作でも痛みを感じる。 3ヶ月以上かかる場合も 適切なセルフケアを早期に開始することで、回復期間を短縮する効果も期待できます。 一方でこの期間はあくまで一般的な目安のため、無理をしてトレーニングを再開すると、症状がぶり返してさらに長い期間を要することになりかねません。 焦らず、身体の状態と向き合う姿勢が回復への鍵となります。 治らない・長引く場合は専門医へ相談する セルフケアを続けてもなかなか改善しない場合や、痛みが悪化している場合は他の疾患が隠れている可能性も考えられます。 以下のような状況に当てはまる場合は、一度整形外科を受診することをおすすめします。 2週間以上セルフケアを続けても、痛みが全く改善しない 日に日に痛みが強くなっている 安静にしていても膝がズキズキと痛む 膝の曲げ伸ばしが明らかに困難になっている 膝が腫れていたり、熱を持っていたりする 当院(リペアセルクリニック)でも、膝の症状でお困りの方を対象に最先端の医療技術である再生医療を提供しています。 電話でのご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。 ランナー膝になってしまう原因 ランナー膝の痛みは、単に「走りすぎ」という理由だけで起こるわけではありません。 走りすぎ(オーバーユース)を前提としつつも、身体の使い方やトレーニング内容、そしてランニング環境といった複数の要因が複雑に絡み合っています。 一般的にランナー膝を引き起こす主な原因は、以下のように3つのカテゴリーに分けて整理されます。 カテゴリー 具体的な原因の例 身体的な要因 股関節周りの筋力不足、臀部や太ももの筋肉の柔軟性低下、O脚などの骨格的な特徴 トレーニング内容 急激な走行距離やスピードの増加、坂道や不整地でのトレーニングの多用 環境的な要因 硬いアスファルトでのランニング、クッション性が失われた古いシューズの使用、傾いた路面の走行 これらの要因が一つ、あるいは複数重なることで膝の外側にある腸脛靭帯への負担が増大し、痛みとなって現れます。 ご自身のランニング習慣や身体の状態を振り返り、当てはまる点がないか確認してみてください。 セルフケアでランナー膝が改善しない場合の治療方法 セルフケアを続けても痛みが改善しない、あるいは悪化する場合には、医療機関の受診を検討してください。 それぞれの治療法がどのようなものか、具体的に見ていきましょう。 整形外科で行う一般的な保存療法 整形外科におけるランナー膝の治療は、手術を伴わない「保存療法」が中心となります。 これは、身体に備わっている治癒能力を最大限に引き出すことを目的としたアプローチです。 保存療法には、様々な選択肢があります。 理学療法: 理学療法士の指導のもと、原因となっている筋肉の柔軟性を高めるストレッチや、股関節周りを中心とした筋力強化トレーニングを行う。 物理療法: 超音波や低周波といった物理的な刺激を利用して、痛みの緩和や血行促進を図る。 薬物療法: 炎症を抑えるための消炎鎮痛剤(内服薬)や湿布薬が処方される。 注射療法: 痛みが非常に強い場合に、炎症を強力に抑えるステロイド注射を行うことがある。ただし、腱への影響を考慮し、繰り返し行うことは慎重に判断される。 これらの治療を組み合わせて痛みの根本原因にアプローチしていくことで、症状の改善を目指します。 難治性の場合に検討される外科的治療 非常に稀なケースですが、長期間にわたって保存療法を続けても全く効果が見られない場合には、外科的治療が検討されることもあります。 ただしこれは、あくまで最終的な手段と位置づけられています。 一般的には、少なくとも6ヶ月以上の保存療法を行っても日常生活に大きな支障をきたすほどの痛みが続く場合に、医師と相談の上で判断されることになるでしょう。 手術では、緊張が強くなっている腸脛靭帯の一部を切離し、骨との圧迫を軽減させる処置が行われます。 しかし、ほとんどのランナー膝は保存療法で改善が見込めるため、まずは根気強くリハビリに取り組むことが大切です。 新たな選択肢である「再生医療」 従来の治療法で改善が見られなかったり、手術を避けたいと考えたりする方にとって、 ご自身の細胞の力を活用して損傷した組織の根本的な修復を目指す「再生医療」が、新たな希望となる可能性があります。 痛み止めやステロイド注射は症状を一時的に和らげる対症療法であり、痛みの根本原因が解決されない限り、症状を繰り返してしまうケースは少なくありません。 当院で提供している再生医療は、そのような慢性的なランナー膝に対して、患者さまご自身の脂肪から採取した「幹細胞」を患部に注射することで、腸脛靭帯自体の治癒能力を高める根本的なアプローチです。 従来の保存療法 幹細胞治療 アプローチ 薬の力で「一時的に」炎症を抑える。 自身の細胞の力で組織修復を促し、「根本から」炎症を鎮める。 身体への影響 腱を脆くするなどの副作用リスクがあり、使用回数に制限がある。 自身の細胞を用いるため、アレルギーや副作用のリスクが極めて低い。 期待できる効果 短期的な痛みの緩和。慢性化した場合、効果が限定的になることも。 長期的な痛みの改善と、諦めていたスポーツへの復帰。 これまで完治が難しいとされてきた慢性的な靭帯の炎症に対しても、再生医療は靭帯自体に悪影響を与えることなく、痛みの軽減と組織の再生を促すことが可能です。 活動的な毎日を取り戻すための選択肢として、ぜひご検討ください。 ランナー膝でお悩みなら、ぜひ当院へご相談ください リペアセルクリニックでは、膝の症状への新たな選択肢として再生医療を提供しています。 手術をせずに根本的な改善を目指したい方、従来の治療で満足のいく効果が得られなかった方は、ぜひ一度お問い合わせください。 膝の回復が見込めたマラソンランナーの症例はこちら 当院の「膝の痛み」の再生医療幹細胞治療はこちら ランナー膝の再発予防|見直すべき3つのポイント 痛みがなくなり、無事にランニングを再開できたとしても、根本的な原因が解決されていなければランナー膝は再発を繰り返してしまいます。 二度と辛い痛みに悩まされないためには、以下のポイントが大切です。 以下で詳しく解説していきます。 テーピングの活用で走行時の負担を軽減する ランニングを再開する初期段階や、長距離を走る際には、テーピングを活用することで膝への負担や再発の不安を軽減する効果が期待できます。 テーピングは腸脛靭帯の動きをサポートし、膝関節の安定性を高める役割を果たします。 ここでは、ご自身で簡単にできる基本的な貼り方の一例を紹介します。 テープの準備: 幅5cm程度の伸縮性テープを、膝を伸ばした状態で太ももの付け根の外側から膝下の外側までの長さに合わせてカットします。テープの角は丸く切っておくと、剥がれにくくなります 貼る姿勢: 膝を約90度に曲げた姿勢をとります 貼り始め: 太ももの付け根の外側からテープを貼り始めます メイン部分: 腸脛靭帯に沿って、膝の外側を通り、膝下の外側(脛骨)に向かって、テープを少し引っ張りながら貼っていきます 貼り終わり: 最後の数cmは引っ張らずに、優しく肌にのせるように貼ります 正しく貼ることで、走行中の膝のスムーズな動きを助けてくれるでしょう。 ただし、皮膚がかぶれやすい方は、長時間の使用を避けるなどの注意が必要です。 ランニングフォームを改善する ランナー膝の根本原因として、膝に負担をかけるランニングフォームが挙げられます。 特に、着地時に膝が内側に入ってしまう「ニーイン」や、着地のたびに骨盤が左右に大きく揺れる動きは、腸脛靭帯に過剰なストレスを与えます。 これらのフォームを改善するためには、以下のポイントを意識すると良いでしょう。 改善ポイント 具体的なアクション 期待できる効果 ピッチを上げる 1分あたりの歩数を少しだけ増やしてみる。(例:170歩/分 → 180歩/分) 上下動が少なくなり、着地衝撃が緩和される。 着地点を意識する 足を身体の真下(重心の近く)に着地させるように意識する。 膝へのブレーキが減り、スムーズな重心移動が可能になる。 体幹を安定させる お腹に軽く力を入れ、骨盤が左右にブレないように走る。 股関節や膝の動きが安定し、エネルギー効率も向上する。 最初は意識するのが難しいかもしれませんが、短い距離から少しずつ試してみてください。 スマートフォンで自分のフォームを撮影し、客観的に確認することも有効な方法です。 シューズや練習環境を見直す 自分では気づきにくいシューズの劣化や、いつも走っているコースの特性も、ランナー膝の引き金になることがあります。 定期的に練習環境を見直すことで、未然に再発を防ぐことが可能です。 以下のチェックリストを参考に、ご自身の環境を確認してみましょう。 これらの小さな心がけが、長期的に見てあなたの膝を守ることにつながります。 慢性的なランナー膝の改善に再生医療もご検討ください ランナー膝のセルフチェックを正しく行うことで、早期発見・早期治療が可能となり、慢性化や重症化を防ぐことができます。 一方で、「温まれば痛みが消えるから」と自己判断で放置することは、結果的に治療期間を長引かせることになりかねません。 セルフチェックで一つでも該当項目があった方は、早めの対処を心がけてください。 また、保存療法で改善しない慢性的な痛みに対しては、手術だけでなく、ご自身の細胞の力を活用して組織の修復を目指す「再生医療」という新たな選択肢もあります。 長引く膝の痛みでお悩みでしたら、自己判断で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。
2025.09.30 -
- アキレス腱
「朝、ベッドから立ち上がった最初の一歩が痛い」 「ランニング後にかかとの上がズキズキする」 このような症状でお悩みの場合、その痛みはアキレス腱炎の可能性があります。 アキレス腱炎はスポーツ愛好家や立ち仕事の方に多く見られる疾患で、放置すると慢性化したり、最悪の場合は腱断裂に至ることもあります。 本記事では、ご自身でできるアキレス腱炎のセルフチェック方法をはじめとして、症状の原因や治療法を詳しく解説します。 ご自身の状態を正しく理解し、つらい痛みから解放されるための第一歩として、ぜひお役立てください。 また、現在リペアセルクリニックでは、スポーツ障害や脳卒中といった完治が難しい症状に対して根本的な改善が期待できる「再生医療」に関する情報をLINEにて配信中です。 \慢性的な痛みの改善を目指せる再生医療とは/ 【こんな方は再生医療をご検討ください】 慢性化した痛みで、スポーツへの復帰を諦めている 従来の治療方法では、十分な効果が得られていない 手術はできるだけ避けたいと考えている 慢性化した痛みへ、従来の治療方法とは異なる選択肢に興味がある方は、以下からご登録ください。 アキレス腱炎のセルフチェック方法 アキレス腱炎の疑いがある場合、医療機関を受診する前に確認できる特徴的な症状は以下の3つです。 アキレス腱に腫れがある・押すと痛い つま先立ちで痛みがある 朝起きたときの一歩目のこわばりや痛みがある これらの症状が複数当てはまる場合は、アキレス腱炎の可能性が高いと考えられます。 ただし、自己判断には限界があるため、異常が疑われる場合は専門の医療機関を受診することをおすすめします。 アキレス腱に腫れがある・押すと痛い アキレス腱炎で最も分かりやすいサインは、かかとから2〜6cm上の部分を押したときの痛みと腫れです。 アキレス腱を親指と人差し指で軽くつまんでみた際に、健康な側と比べて患部が太くなっていたり、押すと強い痛みを感じたりする場合は、アキレス腱炎の典型的な症状といえます。 この部分は「腱中央部」と呼ばれ、アキレス腱炎で最も炎症が起きやすい場所です。 腫れている部分に熱を持っている感覚がある場合は、炎症が活発に起きている証拠です。 また、腱の表面がでこぼこしていたり、しこりのような硬い部分を感じたりすることもあります。 これらは腱の変性が進んでいるサインの可能性があるため、早めの対処が望ましいでしょう。 つま先立ちで痛みがある 片足でつま先立ちをしたときに痛みが出た場合もアキレス腱炎の重要な判断材料になります。 健康な人であれば片足で10回以上連続してかかと上げができますが、アキレス腱炎があると痛みのために回数をこなせなかったり、かかとを十分な高さまで上げられなかったりします。 セルフテストとしては、まず以下を試してみてください。 壁や手すりに軽く手を添えてバランスをとる 痛みのある側の足で立つ ゆっくりとかかとを上げてつま先立ちになる 2〜3秒キープしてから、ゆっくりと下ろす これを10回繰り返してみる テスト中に以下のような症状が現れた場合、アキレス腱炎の可能性があります。 チェック項目 正常な状態 アキレス腱炎の疑い 連続回数 10回以上可能 5回未満で痛みが強くなる かかとの高さ 十分に上がる 健側より明らかに低い 痛みの程度 痛みなし 動作中または後に痛みが増強 動作の速度 スムーズに上下 ゆっくりでないと痛む 痛みが強い場合は無理に続けず、途中で中止し、無理に繰り返さずに痛みの有無を確認する程度に留めてください。 朝起きたときの一歩目のこわばりや痛みがある 朝、ベッドから出て最初の一歩を踏み出した際にアキレス腱に強い痛みやこわばりを感じるのも、アキレス腱炎に非常に特徴的な症状です。 これは、就寝中にアキレス腱やその周辺組織が動かされないことで硬直し、起床後の急な動きで硬くなった腱が一気に伸ばされるために起こります。 朝の症状について、以下のような特徴があればアキレス腱炎を疑いましょう。 ベッドから起き上がって最初の一歩が特に痛い 歩き始めて5〜10分程度で痛みが軽くなる 長時間座った後の歩き始めにも同様の症状が出る アキレス腱がガチガチに固まっている感覚がある 足首を動かすと「ギシギシ」という感じがする このような朝のこわばりが起きるメカニズムは、炎症によって腱周囲の組織に浮腫(むくみ)が生じ、安静時に体液が溜まることが原因です。 動き始めることで血流が改善し、溜まった体液が流れ出すため、症状が一時的に軽快します。 ただし、この一時的な改善に安心して無理をすると症状を悪化させる恐れがあります。 朝の痛みが続く場合は、アキレス腱への負担を見直し、適切な治療を受けることをおすすめします。 アキレス腱炎とは|主な症状は痛み・腫れ・しびれ アキレス腱炎は、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨を結ぶアキレス腱に炎症が起きる疾患で、運動時の痛みや腫れ、朝のこわばりなどが特徴的な症状です。 アキレス腱炎について理解を深めるため、以下の項目を詳しく解説します。 アキレス腱炎の代表的な症状 アキレス腱炎を引き起こす主な原因 特にスポーツを楽しむ方や立ち仕事の多い方は、日頃からアキレス腱の状態を確認することをおすすめします。 アキレス腱炎の代表的な症状 アキレス腱炎の主な症状は、以下の通りです。 症状の種類 具体的な現れ方 発生タイミング 痛み かかと上方の鋭い痛み、ズキズキした痛み 運動中・運動後・朝起床時 腫れ・肥厚 腱が太くなり、触ると膨らみを感じる 炎症が続いた後 こわばり 足首が固く動かしにくい 朝起床時・長時間安静後 熱感 患部が熱を持つ 急性期の炎症時 軋み音(クレピタス) 足首を動かすとギシギシ音がする 腱の変性が進行した時 しびれ・違和感 アキレス腱周囲の感覚異常 神経の圧迫や炎症波及時 アキレス腱炎の症状は、運動中・運動後の痛みから始まり、進行すると日常生活にも影響を及ぼすようになります。 運動に関連した痛みの特徴として、ウォーミングアップで一時的に軽快することがありますが、運動を続けると再び痛みが強くなり、翌日にはさらに悪化するパターンが多く見られます。 また、靴のかかと部分が当たるだけで痛みを感じることもあり、靴選びに困る方も少なくありません。 アキレス腱炎を引き起こす主な原因 アキレス腱炎は、単一の原因で発症するよりも、個人の身体的な特徴である「内的要因」と、運動環境や行動といった「外的要因」が複合的に絡み合って発症することが大半です。 ご自身に当てはまる要因がないか、以下の表で確認してみてください。 要因の種類 具体的な原因 内的要因 ・加齢による腱の変性や柔軟性の低下 ・扁平足や甲高など、足のアライメント(骨格配列)の問題 ・ふくらはぎの筋肉の硬さや筋力不足 ・体重の増加 外的要因 ・ランニングやジャンプなど、繰り返しの過度な負担(オーバーユース) ・急なトレーニング強度の増加や、不十分なウォーミングアップ ・クッション性の低いシューズや、かかとがすり減った靴の使用 ・アスファルトなど硬い路面での長時間の運動 これらの要因が重なると、アキレス腱への負担が許容量を超え、炎症を引き起こすきっかけとなります。 アキレス腱は元々血流が乏しい組織であり、加齢とともにさらに血流が低下するため、修復能力が低下し炎症が長期化しやすくなります。 アキレス腱炎を放置してはいけない理由|ほっとくとどうなる? アキレス腱炎を適切に治療せずに放置すると、痛みの慢性化だけでなく、腱の変性や断裂という深刻な結果を招く可能性があります。 早期の段階で適切な対処をすれば数週間で改善することが多い疾患ですが、放置により以下のような問題が生じます。 痛みが慢性化し日常生活に支障が出る 腱が変性し断裂のリスクが高まる これらの合併症を防ぐためにも、症状を感じたら早めに対処することをおすすめします。 「そのうち治るだろう」という考えは、結果的に治療期間を長引かせ、生活の質を大きく低下させることになりかねません。 痛みが慢性化し日常生活に支障が出る 痛みを我慢しながら生活を続けると、無意識のうちに痛む足をかばう歩き方や体の使い方が癖になってしまい、アキレス腱以外の部位にも二次的な不調を引き起こす可能性があります。 その結果、元々健康だった部位にも痛みが生じ、複数箇所の治療が必要になるケースがあります。 慢性化による日常生活への影響については、以下の通りです。 歩行障害: 痛みで正常な歩行ができず、歩行速度が低下 階段昇降困難: 特に下り階段で強い痛みが出て、手すりなしでは降りられない 仕事への影響: 立ち仕事や外回りの仕事が困難になり、休職を余儀なくされる場合も 睡眠障害: 夜間の痛みで熟睡できず、疲労が蓄積 運動制限: 趣味のスポーツはもちろん、軽い散歩すら困難に このような状態が続けば、スポーツはもちろん、立ち仕事や通勤といった日常生活にも大きな支障をきたすことになりかねません。 さらに、慢性化により腱自体の質が変化し「腱症」と呼ばれる状態に移行することがあります。 この段階になると、炎症を抑える治療だけでは改善せず、腱の組織を根本的に修復する治療が必要になります。 腱が変性し断裂のリスクが高まる アキレス腱炎を放置することの最も深刻なリスクは、アキレス腱そのものが断裂してしまう危険性が高まることです。 炎症が長期間続くと、腱を構成しているコラーゲン線維が傷つき、もろく変性した状態(腱症)に進行します。 変性した腱はゴムのように伸びきってしまった状態で、健康な腱と比べて強度や柔軟性が著しく低下しています。 この状態で急に走り出したり、ジャンプから着地したりといった強い力が加わると、「ブチッ」という断裂音とともに腱が切れてしまう「アキレス腱断裂」を引き起こすのです。 アキレス腱断裂は手術が必要になることも多く、回復には長期間を要するため、決して放置せず、腱が変性してしまう前に適切な治療を受けることが重要です。 アキレス腱炎の放置のリスクについては、以下の記事も参考にしてください。 アキレス腱炎はどのタイミングで病院へ行くべき? セルフチェックで異常が疑われたり、セルフケアを続けても症状が改善しなかったりする場合は、自己判断で放置せずに専門の医療機関を受診することをおすすめします。 特に、以下のような状況では、一度整形外科を受診することを検討しましょう。 専門家による診断は、ご自身の状態を客観的に把握し、漠然とした不安を解消する助けにもなります。 気になる症状があれば、ためらわずに相談してみてください。 アキレス腱炎の治療方法 アキレス腱炎の治療は、症状の段階に応じて段階的に進めるのが基本です。 ここでは、アキレス腱炎に対して行われる主な治療法を、3つのステップに分けて解説していきます。 自分でできる応急処置とセルフケア 整形外科で行う一般的な保存療法 保存療法で改善しない場合の外科的治療 ご自身の症状がどの段階にあるかを把握し、適切な対処法を選択するための参考にしてください。 自分でできる応急処置とセルフケア アキレス腱に痛みを感じ始めた初期段階では、炎症を悪化させないための応急処置が効果的です。 スポーツの現場などで基本とされる「RICE処置」を実践し、まずは患部の安静を保つことを目指しましょう。 RICE処置とは、4つの処置の頭文字をとったもので、具体的な内容は以下の通りです。 処置 内容 Rest (安静) 痛みを感じる動作や運動を中止し、アキレス腱に負担がかからないようにします。 Ice (冷却) 氷のうなどを使い、1回15〜20分を目安に痛む部分を冷やし、炎症を抑えます。 Compression (圧迫) 弾性包帯やテーピングで患部を軽く圧迫し、腫れが広がるのを防ぎます。 Elevation (挙上) 患部を心臓より高い位置に保ち、重力を利用して腫れを軽減させます。 ほかにも、消炎鎮痛成分の含まれた湿布を使用することも痛みの緩和に役立ちます。 アキレス腱を少し伸ばした状態で、痛む部分全体を覆うように貼ると良いでしょう。 ただし、痛みが強い時期に自己流で強くマッサージすることは、かえって炎症を悪化させる可能性があるため控えることをおすすめします。 整形外科で行う一般的な保存療法 セルフケアで症状が改善しない場合や、痛みが続く場合は、整形外科での保存療法が中心となります。 痛みを和らげ、組織の回復を促し、身体の機能を改善させるための様々な治療を組み合わせて行うのが一般的です。 療法 具体 薬物療法 痛みを抑えるために、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の内服薬や外用薬(湿布・塗り薬)が処方される 物理療法 超音波・低周波・温熱療法などで患部の血行を促進し、痛みの緩和と組織の修復をサポート 装具療法 インソール(足底挿板)で骨格配列を補正し、ヒールリフトでかかとを高くしてアキレス腱への負担を物理的に軽減 リハビリテーション 理学療法士の指導で、ふくらはぎのストレッチやアキレス腱の強度を高める筋力トレーニングを行う これらの治療を通じて、痛みの根本原因にアプローチし、再発しにくい身体の状態を目指します。 保存療法で改善しない場合の外科的治療 6ヶ月以上の適切な保存療法でも改善が見られない場合や、腱の変性が著しい場合には、手術が検討されます。 手術が選択肢となるのは、主に以下のような場合です。 長期間の保存療法でも、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすほどの痛みが残る MRIなどの画像検査で、腱の重度の変性や治癒しにくい部分断裂が確認された 手術を選択する際は、医師と十分に相談し、術後のリハビリ期間も考慮して判断することが大切です。 アキレス腱炎を繰り返さないための新たな選択肢「再生医療」 従来の治療法で改善が見られなかったり、手術を避けたいと考えたりする方にとって、ご自身の細胞の力を活用して損傷した組織の根本的な修復を目指す「再生医療」が、新たな希望となる可能性があります。 痛み止めや湿布は症状を一時的に和らげる対症療法であり、痛みの根本原因が解決されない限り、症状を繰り返してしまうケースは少なくありません。 当院で提供している再生医療は、そのような慢性的なアキレス腱炎に対して、患者さまご自身の血液や脂肪から抽出した「組織の修復を促す成分(幹細胞など)」を患部に注射することで、アキレス腱自体の治癒能力を高める根本的なアプローチです。 再生医療を選択することで、以下のようなメリットが期待できます。 こんなお悩みをお持ちの方へ 再生医療によるアプローチ 長引く痛みから解放されたい 痛みの原因である腱の損傷部位に直接アプローチし、組織の修復を促すことで、根本的な症状改善を目指します。 手術や長期入院は避けたい 注射による日帰りでの治療が可能なため、身体への負担が少なく、手術に伴うリスクや後遺症の心配もありません。 趣味のスポーツへ本格的に復帰したい 損傷した組織の修復を促すことで、治療期間の短縮が期待できます。筋力低下を最小限に抑え、早期の競技復帰をサポートします。 これまで完治が難しいとされてきた慢性的な腱の炎症に対しても、再生医療は腱自体に悪影響を与えることなく、痛みの軽減と組織の再生を促すことが可能です。 活動的な毎日を取り戻すための選択肢として、ぜひご検討ください。 アキレス腱炎の長引く痛みでお悩みなら、ぜひ当院へご相談ください リペアセルクリニックでは、アキレス腱炎の新たな選択肢として再生医療を提供しています。 手術をせずに根本的な改善を目指したい方、従来の治療で満足のいく効果が得られなかった方は、ぜひ一度お問い合わせください。 当院の再生医療についてはこちら スポーツ医療の症例について詳しく見る アキレス腱炎の予防方法 アキレス腱炎は適切な予防策を実践することで、発症リスクを大幅に減らすことができます。 健康的にスポーツや仕事を続けたい方は、日頃から以下の予防方法を心がけましょう。 運動前はしっかりストレッチを行う 運動で過度に負荷がかかったら安静にする シューズを見直す 運動の負荷は少しずつ増やす これらの予防策は、すでにアキレス腱に違和感がある方の悪化防止にも効果的です。 運動前はしっかりストレッチを行う 運動前の適切なストレッチは、アキレス腱への急激な負荷を防ぎ、怪我のリスクを大幅に減少させます。 硬くなったふくらはぎの筋肉を十分にほぐすことで、アキレス腱にかかる張力が分散され、腱への局所的なストレスを軽減できます。 ストレッチ やり方 壁押しストレッチ(腓腹筋) ・手を壁につき、片足を後ろに引く ・かかとを床につけたまま、ふくらはぎが伸びるのを感じる ・30秒×3セット実施 段差ストレッチ(ヒラメ筋) ・階段や段差につま先だけを乗せる ・ゆっくりとかかとを下げていく ・アキレス腱が気持ちよく伸びる位置でキープ ・20秒×3セット実施 ウォーミングアップの一環として、気持ちよく伸びを感じる程度に30秒ほど時間をかけて行いましょう。 運動で過度に負荷がかかったら安静にする 運動後にアキレス腱やその周辺に痛みや違和感、熱っぽさを感じた場合は、無理をせず安静にしましょう。 これは、身体が発している「負担がかかりすぎている」というサインかもしれません。 特に強い痛みを感じる場合は、運動を中断し、患部を冷やすアイシングや、心臓より高い位置に足を挙げるなどの応急処置を行いましょう。 小さなサインを見逃さず、早めに身体を休ませることが、症状の悪化を防ぎます。 シューズを見直す 日常的に履いている靴や運動時に使用するシューズが、知らず知らずのうちにアキレス腱へ負担をかけている可能性があります。 ご自身の足に合っていないシューズは、アキレス腱炎の引き金となりかねません。 以下のポイントを参考に、一度シューズを見直してみることをおすすめします。 チェック項目 確認するポイント クッション性 かかと部分の衝撃吸収性が十分か。古くなってクッションがへたっていないか。 サイズ・フィット感 つま先に少し余裕があり、かかとがしっかりと固定されるか。靴の中で足が滑らないか。 かかとの摩耗 靴底のかかと部分が極端にすり減っていないか。すり減りは着地のバランスを崩す原因になる。 適切なシューズを選ぶことは、アキレス腱を守るための重要な投資と考えると良いでしょう。 運動の負荷は少しずつ増やす 早く体力をつけたい、記録を伸ばしたいという気持ちから、急にトレーニングの量や強度を上げてしまうことは、アキレス腱炎の典型的な原因の一つです。 筋肉や腱が新しい負荷に慣れるための時間を十分に確保しましょう。 例えば、一般的にランニングの距離や時間を増やす際は、前の週から10%以上は増やさない「10%ルール」が安全な目安とされています。 また、予防としてふくらはぎの筋力を強化することも有効で、特に「エキセントリックトレーニング」がおすすめです。 これは、筋肉が伸びながら力を発揮する運動で、段差を使い、ゆっくりとかかとを下ろしていく動作がこれにあたります。 腱の強度を高めて再発予防に貢献しますので、ぜひ参考にしてください。 アキレス腱炎のセルフチェックは正しい治療への第一歩 アキレス腱炎のセルフチェックを正しく行うことで、早期発見・早期治療が可能となり、慢性化や重症化を防ぐことができます。 一方で、「痛みが続いているけれど、まだ大丈夫」と自己判断で放置することは、結果的に治療期間を長引かせることになりかねません。 セルフチェックで一つでも該当項目があった方は、早めの対処を心がけてください。 また、保存療法で改善しない慢性的な痛みに対しては、手術だけでなく、ご自身の細胞の力を活用して組織の修復を目指す「再生医療」という新たな選択肢もあります。 長引くアキレス腱の痛みでお悩みでしたら、自己判断で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。
2025.09.30 -
- 腰
腰椎すべり症と診断されたとき、「この病気は自然に治るのか」「一生痛みと付き合わなければならないのか」と不安を抱えている方もいるのではないでしょうか? 結論からいえば、腰椎すべり症が自然に完治することはありませんが、医療機関で適切な治療を受けることで、症状の改善や生活の質の回復を目指すことは十分に可能です。 本記事では、腰椎すべり症の原因や症状、治療法、やってはいけない行動・生活習慣を解説します。 腰椎すべり症の改善に向けて「どんな治療があるのか」「日常生活で気をつけるべきことは何か」など理解するためにも、ぜひ参考にしてください。 また「できれば手術は避けたい」「手術のリスク・手術後の後遺症が不安」という方は、再生医療も選択肢の一つになります。 >>腰椎すべり症と類似症状に対する再生医療の症例はこちら 当院(リペアセルクリニック)では、腰椎すべり症による腰痛・しびれ・手術後の後遺症に対し、自己脂肪由来の幹細胞を活用した再生医療を提供しています。 自己由来の細胞を利用するため拒絶反応やアレルギーのリスクが低く、手術に比べて体への負担も少ないです。 当院(リペアセルクリニック)の治療法や実際の症例については、公式LINEでも詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 【結論】腰椎すべり症は自然に完治することは難しいが、治療で症状改善は目指せる 結論からいえば、腰椎すべり症は自然に完治することはありません。 しかし、保存療法や手術など適切な治療を受けることで、症状を和らげ、日常生活の質を取り戻すことは可能です。 治療方法は症状の程度によって異なり、軽度であれば保存療法(薬・リハビリなど)で改善が期待できますが、重度の場合や保存療法で効果が見られない場合には手術が検討されます。 そのため、腰の痛みやしびれが気になる場合は、放置せず早めに医療機関を受診することが大切です。 なお、腰椎すべり症は発症する原因により、以下の2つに分類できます。 変性すべり症 加齢により椎骨の椎間板(クッション部分)の水分が失われ、薄くなることで椎骨がずれる疾患 分離すべり症 生まれつき脊椎の一部が不完全だったり、腰に負担がかかる運動(体操など)を繰り返したりして、脊椎の分離が起こる疾患 発症の原因は異なりますが、いずれも似たような症状が現れます。 また腰椎すべり症の特徴については、以下の動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。 https://youtu.be/hF14XAyVS0Y 主な原因・症状 腰椎すべり症が発症する主な原因は、以下のとおりです。 加齢による椎間板や関節の変性 腰に負担がかかる運動での疲労骨折 先天的に脊椎の一部が不完全 腰椎すべり症が発症すると、腰痛を中心とした症状が現れます。 また、さらに進行すると脊髄神経が圧迫され、以下のような症状が出るケースもあるので注意が必要です。 お尻や太もも、足にしびれ・痛みが生じる 筋力が低下する 長期間の歩行が困難になる 症状には個人差があり、初期段階では自覚がほとんどない場合もあります。 一方で、進行すると生活に支障をきたすレベルまで悪化することもあるため、早期の対応が重要です。 なお、腰椎すべり症の診断では、X線検査(レントゲン)やCTスキャン、MRIなどが用いて、椎骨のずれや神経圧迫の有無を確認します。 腰椎すべり症の治療法 腰椎すべり症の治療方法は、大きく以下の2つになります。 保存療法 手術療法 症状が軽度の場合、まずは保存療法から治療を始めるケースがほとんどです。 一方、症状が重度の場合や保存療法では改善が見られない場合は、手術療法が検討されます。 ここでは、それぞれの治療方法について詳しく解説します。 保存療法 保存療法とは、手術を行わずに症状の改善や緩和を目指す治療法(非外科的治療法)です。 腰椎すべり症では、まずこの保存療法から始めるのが一般的です。 安静にする 腰の負担が軽減され、症状の緩和につながることがある コルセットを併用する 腰部を固定することで、腰にかかる負担を軽減できる 鎮痛薬を服用する 非ステロイド性消炎鎮痛薬を処方されるのが一般的 ブロック注射を打つ 神経の根元にステロイド薬や局所麻酔薬を注入し、痛みを緩和 腰痛などの症状が落ち着いたら、腹筋や背筋のトレーニングやストレッチを取り入れ、進行を予防します。 症状が軽度の場合は保存療法から始まるのがほとんどで、多くのケースでは症状改善が期待できますが、効果が不十分な場合や症状が悪化する場合には手術が検討されます。 手術療法 腰椎すべり症では、痛みが強い場合や神経障害が見られる場合、また保存療法で十分な効果が得られない場合に手術療法が検討されます。 腰椎すべり症の手術は、以下のいずれかの方法で行われるのが一般的です。 脊椎の減圧術 椎間板や骨の一部を削り、神経の通り道を広げて圧迫を取り除く方法 腰椎の固定術 スクリューやボルトで腰椎を固定し、骨同士を結合させて安定性を高める方法 どの術式を選択するかは、症状の程度や骨の状態を医師が総合的に判断して決定します。 手術の成功率は高く、術後は10日間程度で退院できます。 その後、約2週間は自宅で静養し、術後約1カ月程度経過したら通勤・通学を再開できる例が多いです。 ただし、入院や静養の期間、通勤・通学の再開時期には個人差があります。 また、リハビリや再発防止策は継続して行う必要がある点に留意しましょう。 腰椎すべり症でやってはいけないこと https://youtu.be/pksY82jdKSE 腰椎すべり症の症状がある方は、以下の行動や生活習慣を避けることを心がけましょう。 激しいスポーツ 重い荷物を持つ 長時間の立位・座位 コルセットへの過度な依存 腰を大きく反らす動きや股関節に強い負荷をかける動作 これらはいずれも腰部に過度な負担を与え、症状を悪化させる要因となります。 特にコルセットは一時的に腰を安定させる効果がありますが、長期間にわたって過度に使用すると腰回りの筋力低下を招き、かえって症状を悪化させる恐れがあります。 また残念ながら、腰椎すべり症には「これをすれば防げる」という明確な予防法はありません。 しかし、「重い荷物は分けて運ぶ」や「定期的に作業姿勢を変える」など、腰を守る生活習慣を意識することで、発症や悪化のリスクを抑えることが可能です。 腰椎すべり症の症状改善には再生医療も選択肢の一つ 腰椎すべり症は自然に完治することはありませんが、医療機関で適切な治療を受ければ症状改善を目指せる疾患です。 しかし、保存療法で十分な効果が得られない方や、手術に抵抗がある方には、再生医療という新しい選択肢があります。 当院(リペアセルクリニック)では、腰椎すべり症による腰痛やしびれ、術後の後遺症に対して、自己脂肪由来の幹細胞を用いた再生医療をご提供しています。 幹細胞治療の詳細については以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/NeS1bk2i5Gs?feature=shared 「腰椎すべり症の症状を改善したい」「できるだけ手術を避けたい」という方は、当院(リペアセルクリニック)にご相談ください。 治療法などについては、当院の公式LINEでも紹介していますので、ぜひご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2025.09.30 -
- その他
事故や病気などで手足を切断したにもかかわらず、「存在しないはずの手や足が痛む」と感じることがあります。 これは幻肢痛(げんしつう)と呼ばれる現象で、突然の激しい痛みやしびれに悩まされ、「なぜ起こるのか」「治るのか」と不安を抱える方もいるのではないでしょうか? 本記事では、幻肢痛の原因・症状・治療法に加え、日常生活でできる工夫についてもわかりやすく解説します。 治療には薬物療法や鏡療法など複数の選択肢があり、それぞれ特徴が異なるため、自分の症状に合わせた方法を取り入れることが大切です。 幻肢痛に悩んでいる方やご家族の方は、ぜひ参考にしてみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 幻肢痛とは|切断したはずの手や足に痛みを感じる現象 幻肢痛(げんしつう)とは、事故や病気によって手足を切断したにもかかわらず、存在しないはずの手足に痛みを感じる現象です。 国内外の研究では、切断患者の最大約80%が幻肢痛を経験し、そのうち約5〜10%は強い痛みに悩まされると報告されています。 ※参照:PubMed「幻肢痛:特徴、原因、治療」 幻肢痛は多くの切断患者が直面する問題ですが、発症の仕組みや症状の現れ方は人によって異なります。 治療に取り組むためには、まず幻肢痛の特徴や原因を正しく理解することが第一歩です。 主な症状・原因については以下で解説していますので、ぜひ参考にしてください 主な症状 主な原因 主な症状 幻肢痛の症状の特徴は、切断したはずの手や足に間欠的(断続的)な痛みを感じることです。 痛みの持続時間は数秒から数時間と比較的短いことが多く、発作的に現れては消えるのが典型的なパターンです。 痛みの種類は、以下のように多岐にわたります。 ズキズキする痛み 刺すような痛み 電撃痛 灼熱感 拘縮感や動かない感覚 ひりひりした感覚 多くの場合、切断後4日~1週間以内に発症し、時間の経過とともに症状が徐々に軽くなる傾向にあります。 主な原因 幻肢痛の原因は一つではなく、末梢神経・中枢神経・心理的要因などが複雑に関与していると考えられています。 現在も研究が続けられていますが、代表的な要因は以下の通りです。 分類 内容 脳と身体感覚の不一致 脳からは「動かそう」という信号が出ても実際の四肢は存在せず、脳の認識と身体感覚のズレが痛みとして現れる 末梢神経の変化 断端部に神経腫が形成され、そこからの異常信号が幻肢痛を誘発する 心理的要因 ・うつ病、不安障害、気分障害など精神的背景を持つ方は発症リスクが高い ・外傷や強いストレスも症状を悪化させる要因となる 切断の背景にある疾患や外傷 血管性疾患(糖尿病性壊疽・動脈硬化)、トラウマ(交通事故・労働災害・戦傷)、がん/悪性腫瘍(腫瘍浸潤や再発予防のための切断)、先天性疾患(奇形や血管異常)など 参照:PubMed「幻肢痛」 また米国では糖尿病や動脈硬化といった血管性疾患が主な原因で、四肢切断者が2005年に約160万人、2050年には360万人に増加すると予測されており、日本でも同様の傾向が見込まれます。 ※参照:J-Stage「タブレット型端末装置(iPad®)を利用した下肢幻肢痛に対する鏡療法」 ただし、幻肢痛のメカニズムは未だ解明されていない点が多いです。 だからこそ、専門家に相談した上で総合的な診断や治療法を提示してもらうことが重要です。 幻肢痛の治療法 幻肢痛の代表的な治療方法は、以下の4つです。 薬物療法 鏡療法 電気刺激療法 リハビリテーション それぞれ治療の方針や適している方などが異なります。 単体の治療で痛みが和らぐ例もありますが、複数を併用して治療を進めることが一般的です。 ここでは、それぞれの治療法について詳しく解説します。 薬物療法 薬物療法とは、抗てんかん薬や抗うつ薬などを服用し、幻肢痛の改善を目指す治療法です。 現在、単独で確立された治療薬は存在しませんが、複数の薬剤を組み合わせて使用することで効果が期待できるとされています。 第一選択薬 抗てんかん薬(ガバペンチン/プレガバリン) 三環系抗うつ薬(アミトリプチリン) 第二選択薬 抗うつ剤(デュロキセチン/ミルタザピン) NMDA受容体拮抗薬(メマンチン/ケタミン) オピオイド系鎮痛薬(モルヒネ/トラマドール) ただし、オピオイド系鎮痛薬は副作用や依存・乱用のリスクがあり、医師の判断のもとで慎重に処方されます。 また、局所療法(特定の部位に限定して行う治療)として、以下のような方法で痛みの緩和を図るケースも少なくありません。 カプサイシンクリームの塗布 リドカインスプレーの塗布 薬物ごとに効果や副作用に個人差があるため、主治医と相談しながら調整することが重要です。 鏡療法 鏡療法(ミラーセラピー)とは、以下のように鏡を用いて「失われた手足が実際に存在し、動いている」と脳に錯覚させることで、幻肢痛を和らげる治療法です。 ※画像引用元:J-Stage「タブレット型端末装置(iPad®)を利用した下肢幻肢痛に対する鏡療法」 【鏡療法(ミラーセラピー)の手順】 身体の正面に鏡を設置する 健常な手足が鏡に映り、切断部位は見えないように調整する 鏡に映った健常肢の像が、あたかも失われた手足であるかのように重なる位置に合わせる 健常肢を動かし、鏡に映る像を集中して観察する 上記の治療を1回15~30分程度行うのが一般的です。 鏡を通して健常肢を観察することで、脳は「幻肢が実際に動いている」と錯覚し、脳内での感覚と運動の統合が再構築され、痛みの軽減につながると考えられています。 また従来の大きな鏡に加えて、以下のようにiPadを活用した新しい形の鏡療法も登場しており、今後さらに応用が広がることが期待されています。 ※画像引用元:J-Stage「タブレット型端末装置(iPad®)を利用した下肢幻肢痛に対する鏡療法」 電気刺激療法 電気刺激療法とは、体内に電流を流し、神経を刺激することで幻肢痛を和らげる治療法です。 電気刺激療法には、以下のような種類があります。 経皮的電気神経刺激(皮膚に電極を貼り、電流を流す治療法) 反復経頭蓋磁気刺激(磁気で脳を刺激する治療法) 大脳皮質刺激(頭蓋内に電極を埋め込む治療法) いずれも「幻肢痛の軽減」が目的とされていますが、切断部位や神経が残っている部分によって電流を流す場所が異なります。 リハビリテーション リハビリテーションで幻肢痛を治療するケースがあります。 幻肢痛における代表的なリハビリテーションは以下の通りです。 鏡療法(ミラーセラピー) 鏡を用いて「幻肢を動かしている」と脳を錯覚させる治療法 義肢や装具の装着 脳が失った四肢を認識し、幻肢痛が和らぐ可能性がある また、義肢や装具のサイズが合わないと痛みが悪化する原因となるため、適切なサイズに調整していくなどの取り組みも行われます。 幻肢痛の痛み方や症状は人によって異なるため、医師と相談しながらリハビリの方針を定めることが大切です。 幻肢痛と向き合うために大切なこと 幻肢痛と向き合うためには、以下の2点が大切です。 ストレスをためない生活習慣を意識する 家族や周囲の理解とサポートを受ける 医療機関での治療だけでなく、自宅でも可能なセルフケアに取り組むことで、幻肢痛の軽減が期待できます。 ここでは、それぞれの取り組みについて詳しく解説します。 ストレスをためない生活習慣を意識する ストレスをためない生活習慣を取り入れることで、幻肢痛の軽減が期待できます。 強いストレスがかかると痛みを過敏に感じやすくなり、症状の改善を妨げる可能性があるのです。 特に幻肢痛は、痛みによって不安・恐れ・怒りなどの感情が生じ、それがさらなるストレスとなって悪循環に陥りやすいといわれています。 以下のように日常生活の中でストレスケアを意識することが非常に重要です。 趣味に打ち込み、気分転換を図る のんびりと散歩をして日光を浴びる ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる 好きな食べ物やスイーツを適度に楽しむ 規則正しい生活リズムを保つ 一方で、暴飲暴食や過度の飲酒・喫煙は体調不良や睡眠不足を招き、痛みを悪化させる要因になります。 日常生活の中で無理のない範囲で、心地よいことを取り入れ、体に負担となる習慣を減らすことを心がけましょう。 家族や周囲の理解とサポートを受ける 以下のように家族や周囲の理解やサポートを受けながら日々の生活を送ることで、ストレスの軽減につながり、幻肢痛の改善が期待できます。 幻肢痛を持っていることを理解する 残存している手や足を軽くマッサージする 生活のサポートや補助グッズを導入し、ストレスを軽減する 話相手や相談相手になり、ストレスや不安を和らげる まずは、本人がどのようなストレスを抱えているのか、そして幻肢痛がどのような症状なのかを周囲にしっかり伝えることが大切です。 正しい理解が広がることで、サポートする側もより適切に寄り添うことができ、安心して治療やリハビリに取り組めるようになります。 自分に合った幻肢痛の治療法を医師と一緒に検討しましょう 幻肢痛とは、切断したはずの手や足に痛みを感じる現象です。 治療方法は複数存在し、それぞれ特徴や適した方が異なります。 効果的に改善を目指したい方は、信頼できる医師と相談した上で、自分に合った治療法を取り入れましょう。 当院(リペアセルクリニック)では、幹細胞の働きを活かして身体損傷の修復を目指す「再生医療」を専門的に取り扱っており、専門カウンセラーによる電話での無料相談もご提供しています。 詳しい治療法については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2025.09.30 -
- 手
「指の痛みが続いている」「関節が腫れて曲がってきた」など、ヘバーデン結節の症状で困っている方も多いのではないでしょうか。 ヘバーデン結節とは、指の第一関節に起こる変形性関節症で、40〜60代の女性に多く見られる病気です。 指の腫れや痛み、変形が進行し、放置すると日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。 この記事では、ヘバーデン結節でやってはいけないことや悪化を防ぐための具体的な対処法を詳しく解説します。 ヘバーデン結節でお悩みの方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、現在リペアセルクリニックでは「手術なしで根本的な改善が期待できる」再生医療に関する情報を公式LINEで発信しております。 症例紹介や簡易オンライン診断も行っているので、興味がある方はぜひご利用ください。 ヘバーデン結節でやってはいけないことを紹介 ヘバーデン結節の症状を悪化させないために、避けるべき行動や習慣があります。 日常生活でやってはいけないことは以下の3つです。 指先の関節に負担をかける習慣 症状悪化の可能性がある食べ物・飲み物を摂取する 間違ったセルフケア・ストレッチ方法 これらの正しい知識を身につけて、症状の悪化を防ぎましょう。 指先の関節に負担をかける習慣 日常生活の中で無意識に行う以下の動作は、指の関節に大きな負担をかけるため気を付けましょう。 重い荷物や買い物袋を指で持つこと 瓶の蓋やペットボトルのキャップを強い力でひねること 長時間のパソコン作業やスマートフォンの操作で指先を酷使すること 指をポキポキ鳴らす癖 ドアの開閉や引き出しの開け閉めを指先だけで行うこと とくに重いものを持つときは、指先ではなく手のひら全体や腕を使うと、負担を軽減できます。 また、スマートフォンの操作は両手で行い、一本の指に負担を集中させないことが大切です。 症状悪化の可能性がある食べ物・飲み物を摂取する 以下の食品は体内の炎症を促進させ、関節の痛みや腫れを悪化させる可能性があります。 カフェインの過剰摂取 甘いものや精製された炭水化物 トランス脂肪酸を含む食品 グルテンを多く含む食品 乳製品(体質による) 乳製品は乳糖不耐症やカゼインアレルギーの方にとっては、炎症や症状悪化につながる可能性があるため注意が必要です。 また、血糖値の急激な変動も体内の炎症反応を高めるため、甘いものや精製炭水化物は控えめにすることをおすすめします。 間違ったセルフケア・ストレッチ方法 良かれと思って行っているセルフケアが、症状を悪化させている可能性があります。 以下の行為は自己判断せず、医師に相談の上で実施しましょう。 患部を強く押すマッサージや指圧 自己流のテーピングによる締めすぎ 炎症が起きている時期の温湿布や温熱療法 痛みを我慢して行う無理なストレッチ 急性期以外の長時間の冷却 とくに炎症が起きている急性期には、マッサージや温める行為は痛みや腫れを増強させる恐れがあります。 また、急性期に冷やすのは有効ですが、症状が落ち着いてからは血行不良を招き痛みが長引く懸念があります。 さらに自己流のテーピングは血流を妨げ、かえって指の動きを制限してしまう場合があるため注意が必要です。 ヘバーデン結節とは|指の第一関節(DIP関節)にできる変形性関節症 ヘバーデン結節は、手の指の第一関節(爪に一番近い関節)に起こる変形性関節症の一種です。 主に40〜60代の女性に多く見られ、ホルモンバランスの変化や加齢が関与していると考えられています。 初期症状として関節の腫れや痛みが現れ、進行すると関節が変形して指が曲がったまま固まってしまいます。 放置すると変形が進行し、日常生活や仕事に大きな支障をきたす可能性があります。 進行した場合、関節の変形が進んで指が曲がったまま戻らなくなり、痛みは長期間続いて日常生活に支障をきたします。 指の関節に痛みを感じたら、症状が悪化する前に医療機関を受診しましょう。 ヘバーデン結節の主な治療方法 ヘバーデン結節の治療には、症状の進行段階や患者さまの状態に応じて複数の選択肢があります。 治療方法は主に保存療法、薬物療法、手術療法の3つです。 治療法 内容・特徴 保存療法 ・テーピングやサポーター、金属製リングによる関節固定で症状の進行を遅らせる方法 ・急性期にはアイシングも有効 薬物療法 ・関節内へのステロイド注射により炎症を抑制 ・消炎鎮痛剤の内服薬も使用される 手術療法 ・関節固定術や関節形成術(コブ結節の切除) ・関節の可動性が低下するリスクがある 各治療法にはメリットとデメリットがあるため、医師と相談して選択しましょう。 ヘバーデン結節の治療法には再生医療も選択肢の一つ ヘバーデン結節の治療において、保存療法や手術療法に加えて、再生医療という新しい治療選択肢があります。 再生医療では患者さまから採取・培養した幹細胞を注射で投与するため、手術を必要としません。 ヘバーデン結節の治療において、手術は避けたいとお考えの方は、再生医療をご検討ください。 >>手関節に対する再生医療の症例はこちら 症例や治療法については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 以下の動画では、ヘバーデン結節と同様の変形性のCM関節症に関する治療について解説しているので、併せてご覧ください。
2025.09.30 -
- 首
首を捻ってしまったとき、「このまま自然に治るのか」「病院に行った方が良いのか」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。 首の捻挫(むち打ち症)は、軽症の場合は数日で改善する場合もありますが悪化したり、痛みが長引いたりするケースも少なくありません。 本記事では、首の捻挫の治し方や原因、症状、やってはいけないことなどについて解説します。 症状改善のヒントとして役立ててください。 また、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、むち打ち(頚椎捻挫)に対して再生医療の情報提供や、無料のメール相談を受け付けています。 首の捻挫による痛みでお困りの方は、回復へのサポートとしてぜひご活用ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ むち打ち症(頚椎捻挫)の原因・症状とは むち打ち症(頚椎捻挫)は、強い衝撃で首が鞭のようにしなることで、筋肉や靭帯が損傷した状態を指します。 主な原因は、交通事故による追突や急ブレーキ・ラグビーやスキーなどのスポーツ事故・転倒・転落などが挙げられます。 むち打ち症の主な症状は、以下の通りです。 首の痛み 首が動かしにくい 肩こり 頭痛 めまい 手や腕のしびれ 吐き気 耳鳴り 歩行障害 軽度のむち打ち症は首の痛みやしびれ、頭痛などの症状が一般的です。 一方、重度ではめまいや安静にしても続く痛み、歩行障害などの症状が現れる場合もあります。 事故直後は、非日常的な状況で分泌される「アドレナリン」の作用によって痛みを感じにくくなることがあります。 そのため、受傷直後は症状が出なくても数日〜数週間経ってから現れる可能性もあるため早期に整形外科を受診しましょう。 むち打ち症(頚椎捻挫)の治療方法|自宅でできる応急処置とセルフケア むち打ち症(頚椎捻挫)は、以下の段階によって治療法が異なります。 急性期(受傷直後〜2,3日) 回復期(炎症が落ち着いたら) 症状の悪化を防ぎ、早期回復につなげましょう。 急性期(受傷直後〜2,3日) むち打ち症急性期の治療方法は、以下の通りです。 治療方法 内容 安静 無理に動かさず、首を休める 必要に応じて頸椎カラーを使用して首を固定する 冷却 痛みや腫れを抑えるために、冷やして炎症を抑える 湿布や鎮痛薬の使用 痛みの緩和が期待できる むち打ち症の受傷直後は首の筋肉や靭帯が損傷しているため、無理に動かすと症状が悪化する可能性があります。 無理に動かさず、受傷直後の強い痛みに対しては、首を安静にして冷やしましょう。 首を冷やす際の手順は、以下の通りです。 1.氷の霜を水で洗い流す 2.氷のうやビニール袋に氷を入れる 3.痛む部分にパックを当て、15~20分冷やす 4.20分休憩し、必要に応じて再度冷やす 湿布や鎮痛薬を併用すれば痛みの緩和が期待できますが、むち打ち症の根本的な治療はできないためサポートとして利用しましょう。 受傷直後は無理に動かさず冷却や痛み止めを活用できれば、症状悪化の防止につながります。 回復期(炎症が落ち着いたら) むち打ち症回復期に行う治療やケアは、以下の通りです。 治療方法 内容 首や肩を動かす 痛みのない範囲で普段どおりの生活を送る 姿勢改善を取り入れる ストレッチ 強い痛みがある場合は無理に動かさず、心地よさを感じる範囲で行う 首を左右に倒したり、肩甲骨を動かしたりすると効果的 リハビリ 理学療法士や専門医の指導のもとで行う 温熱療法 温熱パッドの使用やお風呂に温まるなどして血流改善や筋肉の緊張緩和を図る 低周波治療 弱い電気を流して、血行を促し痛みの緩和を図る 回復期では首の動く範囲を少しずつ広げ、筋肉が固まったり細くなったりするのを防ぐことが大切です。 また、受傷直後は冷却が重要でしたが、回復期に入ったら首を温めて痛みの緩和や筋肉の柔軟性の維持を図ります。 首の捻挫は症状が軽くても早めに医療機関を受診できれば、痛みの長引きや慢性化を防ぎ回復をよりスムーズに進められます。 むち打ち症(頚椎捻挫)でやってはいけないこと|悪化を防ぐための注意点 むち打ち症(頚椎捻挫)でやってはいけないことは、以下の通りです。 やってはいけないこと 理由や詳細 無理な運動 急激な動きや激しい運動は損傷部分に負担をかけ、炎症を悪化させる可能性がある 痛みが落ち着くまでは安静を保ち、徐々に運動を再開 自己流のストレッチやマッサージ 寝違えのような感覚で無理に首を動かすと症状を悪化させることがある 医師や理学療法士の指導のもとで行う 過度な安静 長期間首を動かさないと、筋肉の萎縮や関節の硬直が進み、回復が遅れる可能性がある 猫背 首に負担がかかりやすく、症状が悪化する可能性がある 長時間運転 同じ姿勢で首が疲労しやすいため、こまめに休憩を入れて首や肩を動かす 受傷直後に首を温める 炎症が進む恐れがあるため、受傷後の強い炎症による痛みには首を冷やす 放置する 時間が経過するにつれて症状が強まったり慢性化したりする恐れがあるため、早期に治療を開始する むち打ち症の回復を早めるには首や肩に無理な負担をかけず、医師や専門家の指導に従うことが大切です。 適切なケアを続け、症状の悪化や慢性化を防ぎスムーズな回復につなげましょう。 むち打ち症(頚椎捻挫)はどれくらいで治る?【治療期間の目安】 むち打ち症(頚椎捻挫)の治療期間は個人差がありますが、一般的な目安は以下の通りです。 症状の程度 目安 軽度 数日〜2週間程度で改善するケースが多い 中等度 数週間〜1カ月程度で症状が落ち着くケースが多い 重度 数カ月かかる場合もあり、高齢者や交通事故の強い衝撃による場合はさらに長引く可能性がある 交通事故によるむち打ち損傷患者の平均治療日数は追突事故で約86日、自損事故で約43日※と報告されています。 ※出典:日本医師会総合政策研究機構「交通事故によるいわゆる“むち打ち損傷”の治療期間は長いのか」 ただし、治療期間は症状の重さや事故の状況によって大きく異なる場合があります。 軽度のむち打ちであれば2週間程度で改善する場合が多いものの、症状の重さや治療の開始時期などによって治療期間が延びるケースがあります。 受傷後45日以上症状が続く場合は、慢性化のリスクが高いと考えられます。 とくに頭痛が慢性化しやすく、首の後ろ側の筋肉である頭半棘筋に損傷があると回復に時間がかかることがあるため、早期の受診や治療が重要です。 適切な治療と通院、日常生活での注意を継続して後遺症の防止や円滑な回復につなげましょう。 むち打ち症(頚椎捻挫)への新しい治療法として注目される再生医療 むち打ち症(頚椎捻挫)の治療は安静や薬物療法、リハビリなどの保存療法で改善するのが一般的です。 症状が長引いたり後遺症が出たりするケースでは、再生医療が新たな選択肢として注目されています。 再生医療のPRP療法や幹細胞治療は、炎症の軽減や損傷した組織の修復促進を目指す治療法です。 治療名 特徴 手順 PRP療法 血小板に含まれる成長因子の、炎症を抑える効果を利用する治療法 患者さま自身の血液を採取し、抽出した血漿成分を注射器で投与 幹細胞治療 他の細胞に変化できる幹細胞の能力を活かし、傷ついた組織へ働きかける治療法 患者さま自身の細胞を採取し、培養した幹細胞を点滴や注射にて投与 症例や詳しい治療法については、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEで情報発信しています。 無料診断も提供していますので、むち打ち症(頚椎捻挫)の痛みや違和感が長引く方はぜひご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2025.09.30 -
- 首
「デスクワークで首が痛くて集中できない」「医師に頚椎椎間板ヘルニアの疑いがあると言われたが、自分の症状レベルがわからない」このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。 頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨の間にあるクッションが飛び出して神経を圧迫する疾患です。 放置すると、軽い首の痛みから手の麻痺や歩行障害まで進行する可能性があります。しかし早期に適切な対処をすれば、多くの場合手術を避けて症状を改善できます。 この記事では、頚椎椎間板ヘルニアの症状レベルと各段階での適切な治療法を詳しく解説します。 首や肩の痛み、手のしびれで悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、椎間板ヘルニアや脊髄損傷に対しては再生医療という治療法があります。 >再生医療による椎間板ヘルニアの症例はこちら 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の症例紹介や簡易オンライン診断を行っているので、ぜひお気軽にご利用ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 頚椎椎間板ヘルニアとは|椎間板が飛び出して神経を圧迫する病気 頚椎椎間板ヘルニアとは、首の骨の間にある椎間板が飛び出して神経を圧迫する病気です。 頚椎は7つの骨で構成されており、それぞれの骨の間には椎間板というクッションの役割を果たす組織があります。 この椎間板の中にあるゼリー状の物質が外に飛び出すことで、近くにある神経を圧迫して痛みやしびれを引き起こします。 主な原因は、デスクワークでの長時間のうつむき姿勢やスマートフォンの使いすぎによるストレートネック、加齢による椎間板の劣化などです。 頚椎椎間板ヘルニアの疑いがある場合は、まずは整形外科を受診しましょう。 【症状レベル別】頚椎椎間板ヘルニアの症状と主な治療法 頚椎椎間板ヘルニアの症状は、軽度から重度まで段階的に進行します。 それぞれの段階で適切な治療法が異なるため、以下の3つの症状レベルを理解することが大切です。 軽度(初期症状) 中等度 重度(進行期) 早期発見・早期治療により症状の悪化を防ぐことができるため、自分の状況を正しく把握しましょう。 軽度(初期症状) 軽度の頚椎椎間板ヘルニアでは、日常生活にそれほど支障はないものの、首や肩の違和感が持続する状態が特徴です。 朝起きたときの首の痛みやこわばり 肩や首筋の慢性的なこりや重だるさ 長時間同じ姿勢を続けた後の首の違和感 時々現れる軽いしびれや頭痛 首を特定の方向に向けたときの軽い痛み この段階の治療は保存療法が中心となります。 痛み止めの内服薬や湿布、理学療法による姿勢改善、首や肩のストレッチが効果的です。 生活習慣の見直しも重要で、デスクワーク中の姿勢改善や適度な運動により症状の進行を防げます。 中等度 中等度では症状がより明確になり、日常生活や仕事に支障をきたし始める段階です。 首から肩・腕にかけての強い痛み 手指の持続的なしびれや感覚の鈍さ 握力の低下や細かい作業の困難 パソコン作業や運転時の症状悪化 夜間痛により睡眠の質の低下 中等度の治療では、より積極的な保存療法が必要になります。 神経ブロック注射による痛みの緩和、筋弛緩剤の使用、専門的な理学療法が行われます。 この段階でも保存療法で改善することが多いですが、症状が持続する場合は手術も検討されます。 仕事や日常生活への影響が大きくなるため、早期の専門的治療が重要です。 重度(進行期) 重度の頚椎椎間板ヘルニアは、神経の圧迫が強くなり重篤な症状が現れる段階です。 耐え難い痛みで夜も眠れない状態 手や腕の筋力低下と明らかな麻痺症状 歩行のふらつきやバランス感覚の異常 排尿や排便の障害 両手の細かい動作ができない これらの症状が現れる重度のヘルニアの治療では、手術が検討されます。 しかし手術にはリスクも伴うため、患者さまの年齢や全身状態、症状の程度を総合的に判断して治療方針を決定します。 頚椎椎間板ヘルニアの症状チェックリスト 頚椎椎間板ヘルニアの可能性を自分で確認するためのチェック項目をご紹介します。 以下の項目に当てはまる数が多いほど、頚椎椎間板ヘルニアの可能性が高くなります。 首の痛みが2週間以上続いている 腕や手の指にしびれや痛みがある 握力が以前より弱くなったと感じる 細かい作業(ボタンをとめる、箸を使うなど)がしにくくなった 首を後ろに反らすと痛みが強くなる 朝起きたときに首の痛みやこわばりがある 長時間のデスクワーク後に症状が悪化する 頭痛やめまいを伴うことがある 歩行時にふらつきを感じることがある 肩や背中の筋肉が異常にこっている チェック項目数 推奨される対応 1〜3個 生活習慣の見直しとストレッチを心がけ、症状の変化を観察 4〜6個 整形外科での診察を受けることを推奨 7個以上 早急に専門医による詳しい検査が必要 セルフチェックはあくまで目安であり、正確な診断のためには必ず専門医(整形外科)を受診してください。 とくに手の麻痺や歩行障害がある場合は、症状の程度に関わらず早急に医療機関を受診することが大切です。 MRI検査により椎間板の状態を詳しく確認し、適切な治療方針を決定できます。 頚椎椎間板ヘルニアは症状レベルに関係なく、早期治療が大切! 頚椎椎間板ヘルニアは軽度から重度まで症状が段階的に進行し、それぞれに適した治療法があります。 治療においては症状レベルに関わらず、早期治療が重要です。 初期段階での適切な治療により症状の進行を防ぎ、手術を回避できる可能性が高くなります。 また、重度に進行してからでは治療の選択肢が限られ、回復にも時間がかかってしまいます。 現在、手術以外の治療選択肢を探している方には、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療の幹細胞治療は、患者さま自身の幹細胞を使用して損傷した組織の修復を促す医療技術です。 再生医療について詳しくは、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEで情報発信しています。 治療の詳細や症例紹介、簡易オンライン診断なども行っておりますので、ぜひ一度ご登録ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 頚椎椎間板ヘルニアの症状レベルに関するよくある質問 頚椎椎間板ヘルニアの症状レベルに関して、よくある質問を紹介します。 頚椎椎間板ヘルニアの5番6番の症状は? 頚椎椎間板ヘルニアは放置するとどうなる? 症状や放置リスクを理解して、適切な治療を受けましょう。 頚椎椎間板ヘルニアの5番6番の症状は? 頚椎5番6番の椎間板ヘルニアでは、以下の症状が現れます。 首から肩にかけての突然の強い痛み 肘から手の親指側にかけてのしびれや痛み 手首を上に曲げる力の低下 物をつかむ力の減少 首を特定の方向に動かしたときの痛みの悪化 5番6番は首の動きが最も大きい部分のため、日常生活での負担が大きく、ヘルニアが起こりやすい場所です。 飛び出した椎間板が神経を圧迫することで、筋肉をコントロールする神経の働きが低下し、手や腕に力が入りにくくなります。 これらの症状が現れた場合は、姿勢の改善や適切な治療により症状の進行を防ぐことが大切です。早期の対応により、多くの場合症状の改善が期待できます。 頚椎椎間板ヘルニアは放置するとどうなる? 頚椎椎間板ヘルニアを放置すると、症状が悪化するリスクがあります。 初期の軽い首の痛みや違和感から始まり、時間の経過とともに手や腕のしびれが現れます。 さらに放置すると握力の低下や細かい作業の困難、最終的には手足の麻痺や歩行障害といった重篤な症状に進行する可能性があります。 とくに注意すべきは、一度進行した神経の損傷は完全には回復しないことが多いという点です。 そのため、症状が軽いうちに適切な治療を受けることが重要になります。 頚椎椎間板ヘルニアの初期症状については、以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
2025.09.30 -
- 膝の慢性障害
- ひざ関節
- 膝部、その他疾患
膝の裏がポコッと腫れているのを見つけて、不安に感じている方は多いのではないでしょうか。 膝裏の腫れは痛みが軽くても、医療機関での診察が必要なケースもあります。 その原因の一つとしてよく見られるのが ベーカー嚢腫(のうしゅ) です。 本記事では、膝裏の腫れの代表的な原因であるベーカー嚢腫を中心に、症状の特徴や検査方法などについて解説します。 膝裏の腫れの正体を理解し、日常生活での対処や受診のタイミングの判断にお役立てください。 また当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、ベーカー嚢腫以外に膝裏の腫れの原因となる変形性膝関節症や、半月板損傷に対して期待できる再生医療の治療法や症例をご紹介しています。 「膝裏の腫れはあるけれど大丈夫かな…」という方や、歩きはじめの痛み・膝のぐらつきが気になる方にとって、きっと役立つ情報が見つかるはずです。 膝の症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご覧いただき、今後の治療や生活改善のヒントにしてください。 膝裏がぽっこり腫れるベーカー嚢腫とは|関節液がたまって袋状に腫れる状態 膝裏がぽっこり腫れるベーカー嚢腫とは、膝関節内の炎症や障害によって関節液が過剰に分泌され、関節の後方(膝裏)に袋状にたまった状態を指します。 関節液とは関節の中に存在する液体で、通常より多くたまると膝裏に腫れとして現れます。 触ると柔らかく、膝を曲げたり伸ばしたりすると膨らみがより目立つことがあります。 ベーカー嚢腫は痛みが軽い場合が多いですが、以下のような疾患が隠れている場合があるため、医療機関の受診を検討しましょう。 疾患名 内容 変形性膝関節症 膝の軟骨がすり減って炎症を起こす 半月板損傷 膝のクッションが傷ついて炎症が起こる 関節リウマチ 免疫の異常によって関節に炎症が起こる エコノミークラス症候群 長時間同じ姿勢を続けることや運動不足によって血のかたまり(血栓)が血管に詰まる また、子どもの場合は関節を覆う役割を果たす膜が生まれつき未発達なため、関節液がたまりやすく膝裏に腫れが出ることがあります。 以下のコラムでは、関節リウマチによる膝裏の痛みの仕組みや、ほかの疾患による膝裏の痛みについても解説しています。 膝裏に違和感や痛みを感じる方は、ぜひ参考にしてください。 ベーカー嚢腫の検査方法 膝裏の腫れの検査方法では、おもに超音波検査やMRIを用います。 ベーカー嚢腫における検査の流れは、以下の通りです。 医師による診察にて症状の経過や痛みの程度を確認する 視診や触診で膝裏の腫れの大きさや左右差を調べる 必要に応じて超音波検査やMRIを用いて膝裏の腫れの状態を調べる 膝裏の腫瘍の正確な位置や大きさ、関節液の状態を調べて変形性関節症や関節リウマチなどの病気の有無を判断します。 膝裏の腫れや違和感がある際や皮膚が赤く熱を持つなどの症状がある場合は、整形外科を受診しましょう。 ベーカー嚢腫の治療|保存療法・手術療法が検討される ベーカー嚢腫の治療方法は、以下の通りです。 保存療法(安静・湿布・薬物治療・関節穿刺) 手術療法(嚢腫切除術・関節鏡手術) ベーカー嚢腫の治療は、症状の程度や日常生活への影響に応じて選択されます。 痛みや腫れが軽い場合は保存療法から始め、必要に応じて手術療法が検討されるのが一般的です。 保存療法(安静・湿布・薬物治療・関節穿刺) 膝裏の腫れや違和感が軽度の場合、膝にかかる負担を減らし炎症や痛みの緩和を目指す保存療法が検討されます。 保存療法の内容は、下記の通りです。 治療名 内容 安静 無理に膝を動かさず座って休む時間を増やす 松葉杖やサポーターを併用する 湿布 市販の消炎鎮痛湿布を活用し炎症や腫れを緩和する 薬物治療 鎮痛剤(アセトアミノフェン)で痛みを緩和 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)で炎症を抑える ヒアルロン酸注射で関節内の潤滑を補い動きを滑らかにする 関節穿刺(注射による関節液の除去) 腫れが大きく膝が動かしにくい場合に行う 専門医が細い針で関節内にたまった余分な液体を抜き取り炎症や圧迫感を和らげる 日常生活では、激しい運動や長時間の立ち仕事は控え、膝を休めましょう。 正座やあぐら、しゃがみ込みなどは膝に負担がかかるためとくに注意が必要です。 また、変形性膝関節症や半月板損傷などの疾患が原因となっている場合は、それらの治療を並行して行うことも重要です。 ベーカー嚢腫の原因となる疾患を放置したままでいると症状が再発したり、腫れが長引いたりする可能性があります。 手術療法(嚢腫切除術・関節鏡手術) 保存療法で症状が改善しない場合や、膝裏の腫れが大きく生活に支障をきたす場合には手術療法が検討されます。 膝裏の腫れに対する主な手術は、以下の通りです。 手術名 内容 嚢腫切除術 膝の裏を小さく切開し膝裏の嚢腫を取り除く 再発を防ぐため関節の異常も同時に確認する場合がある 関節鏡手術 膝関節内の小型カメラと器具を使い、嚢腫を切除したり関節液が漏れている部位を縫い合わせたりする 手術は、保存療法で改善しない腫れや圧迫感を解消できる可能性がありますが、切開による痛みや腫れなどのリスクを伴います。 嚢腫の原因が残っている場合、腫れが再発する恐れがあるため医師と十分に相談して治療方法を決めましょう。 手術後のリハビリでは痛みや腫れの状態を見ながら、膝関節周囲の筋力強化を目指して運動量を増やすのが一般的です。 膝裏の腫れを放置するのは禁物!痛くない場合でも医療機関を受診しよう 膝裏の腫れは、ベーカー嚢腫のほかにも変形性膝関節症や半月板損傷など、さまざまな病気が関係していることがあります。 たとえ膝裏の痛みが強くなくても放置せず、早めに医療機関を受診しましょう。 また往来の治療法では痛みが改善しない方に向けて、患者さま自身の細胞や血液を活用して損傷した組織の修復を目指す再生医療があります。 通院のみで行える場合もあり、入院や手術を避けたい方の新たな選択肢として注目されています。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、変形性膝関節症や半月板損傷に対する再生医療の具体的な治療法や症例を詳しくご紹介しています。 膝の不調に悩んでいる方は、ぜひご参考ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 膝裏の腫れ(ベーカー嚢腫)に関するよくある質問と回答 膝裏の腫れについて、よくある質問は以下の通りです。 ベーカー嚢腫に対するストレッチ方法はある? 膝の裏が腫れてる場合、何科を受診すべき? 一つずつみていきましょう。 ベーカー嚢腫に対するストレッチ方法はある? ベーカー嚢腫がある場合でも、膝の動きを保つために太ももまわりの柔軟性を整えるストレッチは有効です。 ただし、腫れや痛みが強いときは無理に行わず、医師に確認してから取り入れることをおすすめします。 ハムストリング(太ももの裏)のストレッチを紹介します。 椅子に浅く座り片足を前に伸ばす もう一方の足は膝を曲げて床に足を付ける 背筋を伸ばしたまま上体を少し前に倒す 太ももの裏が気持ちよく伸びるところでキープ 膝が痛くない範囲で10回ほど繰り返す 大腿四頭筋(太ももの前)のストレッチは、以下の通りです。 立ったまま壁や椅子につかまり片足を後ろに曲げて足首を持つ かかとをお尻に近づけるようにして太ももの前を伸ばす 腰を反らさないようにする 痛みのない範囲で15秒キープ いずれのストレッチも、伸びて気持ち良いと感じる程度で止めることが大切です。 無理に強く伸ばすと膝の負担になるため注意しましょう。 膝の裏が腫れてる場合、何科を受診すべき? 膝裏の腫れを感じた場合、多くは整形外科を受診するのが一般的です。 整形外科では、超音波検査やMRIを用いて関節の状態や靱帯・半月板の異常・ベーカー嚢腫の有無などを詳しく調べます。
2025.09.30 -
- 脊椎
脊髄梗塞とは、脊髄の血管が詰まることで脊髄組織が壊死する疾患です。 突然の激しい背中の痛みから始まり、発症後は手足の麻痺や感覚障害、排尿障害などの重篤な後遺症が残ることがあります。 「脊髄梗塞と診断されたが、本当に治るのか」「歩けるようになる可能性はあるのか」と不安に感じている方やご家族も多いのではないでしょうか。 この記事では、脊髄梗塞の治癒の可能性と回復見込み、治療法を詳しく解説します。 脊髄梗塞の現実を理解しながらも、回復への希望を持てるよう、現在利用できる治療選択肢を確認していきましょう。 従来の治療法に加えて、近年注目されている再生医療という新しい選択肢もあります。 再生医療は、患者さま自身の幹細胞を活用して、損傷を受けた脊髄の機能改善を目指す治療法です。 >>実際に当院で脊髄梗塞の治療を受けた患者様の症例はこちら 症例や治療法について詳しくは、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEで紹介しているので、ぜひご登録ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 脊髄梗塞に対する再生医療については、以下の動画でも紹介しております。 脊髄梗塞の完治は難しい【結論】 脊髄梗塞の完全な回復は医学的に困難とされており、多くの場合で何らかの後遺症が残ります。 これは一度壊死した脊髄組織の自然再生が困難なためです。 しかし、適切な治療とリハビリにより、日常生活に必要な機能の改善や維持は期待できます。 完治を目指すのではなく、現在の機能を最大限活かし、生活の質を向上させることが現実的な治療目標となります。 なお、脊髄梗塞は比較的まれな疾患で、脳卒中患者の約1/50~1/100程度※の発症率とされています。 ※出典:J-STAGE 脊髄梗塞の後遺症の症状について 脊髄梗塞の後遺症は発症した脊髄の部位により異なりますが、主に以下の症状があります。 手足の運動障害(麻痺や筋力の低下) 感覚障害(痛みや温度を感じにくくなる) 膀胱直腸障害(尿や便のコントロールが困難) 歩行困難(車椅子が必要になる場合もある) 日常生活動作の制限(食事や更衣などが困難) これらの症状は発症初期が最も重く、時間の経過とともに一定の改善が見込まれることがあります。 とくに発症から1~2日以内の早期治療の開始が症状改善に重要とされています。 症状の程度は個人差が大きく、軽度な場合は数週間から数ヶ月で大幅な改善を示す方もいれば、重度の後遺症が長期間続く方もいます。 医師と相談しながら、個別の状況に応じた治療計画を立てることが大切です。 脊髄梗塞患者の約7割は歩けるようになる可能性がある 早期からリハビリに取り組めば、脊髄梗塞患者の約7割は歩けるまで回復する可能性※があります。 ※出典:JCHO大阪病院 完全に自力歩行できるようになる方から、歩行補助具を使用して歩けるようになる方まで、回復のパターンは様々です。 発症直後は車椅子が必要だった患者さまでも、リハビリを継続することで徐々に歩行能力が改善するケースが多く見られます。 回復には時間がかかるため、諦めずに治療・リハビリを続けることが大切です。 脊髄梗塞の治療法|症状に応じたアプローチ 脊髄梗塞の治療は症状に応じて、以下のようなアプローチが必要です。 リハビリ 血行再建術 血栓溶解療法 これらの治療法を組み合わせることで、患者さま一人一人の状態に適した治療を提供できます。 リハビリ リハビリでは、失われた身体機能の回復を目指します。 主なリハビリ内容は以下の3つです。 リハビリ 内容 理学療法 麻痺した筋肉の筋力維持や歩行訓練 作業療法 日常生活に必要な動作の訓練 言語聴覚療法 安全に食べ物を飲み込むための訓練や話す機能の改善 リハビリの効果を高めるためには、継続的な取り組みが必要です。 回復のペースには個人差がありますが、諦めずに続けることで改善の可能性があります。 血行再建術 血行再建術は、詰まった血管を開通させたり、新しい血流路を作ったりする外科的治療法です。 脊髄梗塞では、脊髄を栄養する動脈の狭窄や閉塞が原因となるため、血流を改善することで脊髄組織のさらなる損傷を防ぎます。 治療法 内容 血栓内膜剥離術 血管の内側が厚くなって血流を妨げている部分を直接取り除く手術 バイパス手術 狭窄または閉塞した動脈に対して新しい血流路を作成する手術 血管内治療 カテーテルを使用した低侵襲治療(血管拡張術・ステント留置術) 血行再建術の適応は、患者さまの全身状態、血管の狭窄程度、年齢、発症からの経過時間などを総合的に判断して決定されます。 基本的には日常生活が自立していることが条件となります。 手術には一定のリスクも伴うため、専門医による十分な検査と慎重な検討が必要です。 脊髄梗塞が疑われる症状が現れた場合は、治療効果を高めるために速やかに医療機関を受診しましょう。 血栓溶解療法 血栓溶解療法は、薬剤を使用して血管内の血の塊を溶かす治療法です。 発症から6~8時間以内の実施が望ましいとされており、早期の血流回復を目指します。 時間との勝負となる治療のため、症状が現れたら一刻も早い受診が重要です。 治療前には詳細な検査が必要で、以下のような方は治療を受けられない場合があります。 最近手術を受けた方 消化管出血の既往がある方 重篤な肝機能障害がある方 妊娠中の女性 血圧が極端に高い方 血栓溶解療法により血流が改善されると、脊髄組織への酸素と栄養の供給が回復し、症状の進行を防ぐ効果が期待できます。 脊髄梗塞の後遺症には再生医療も選択肢の一つ 脊髄梗塞は完全な回復は困難とされていますが、リハビリや急性期治療により一定の改善は期待できる疾患です。 脊髄梗塞の完治を目指すのは現在の医学では困難ですが、後遺症による日常生活の制限や痛みに悩まされている方にとって、新たな治療選択肢として再生医療があります。 再生医療は、患者さまの幹細胞を使用して損傷した組織の修復を促す医療技術です。 手術を必要とせず、点滴による治療が可能で、患者さまの身体的負担も軽減できる特徴があります。 また、患者さま自身の幹細胞を使用するため、拒絶反応のリスクが低いことも利点の一つです。 再生医療の詳細や症例については、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEで紹介しているので、ぜひ登録いただき詳しい情報をご確認ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2025.09.30 -
- 手
ばね指とは、指の腱が腱鞘を通る際に引っかかりが生じて、指がカクカクと動く疾患です。 起床時に「指が曲がらない」「カクカクする」「手をグーにできない」といった違和感を感じたことはありませんか。 日中は動かしているうちに改善するため、「なぜ朝だけこんなに動かしにくいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 この記事では、朝だけばね指の症状が悪化する原因とセルフケア方法、治療選択肢を解説します。 朝の指のこわばりや痛みで悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、当院「リペアセルクリニック」では手術なしで治療ができる再生医療が受けられます。 公式LINEで再生医療に関する情報を発信しているので、ばね指が改善しない方はこの機会に確認してみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 朝だけばね指(弾発指)の症状が悪化する原因は屈筋腱のむくみと血行不良 朝だけばね指の症状が悪化する原因は、屈筋腱のむくみと血行不良です。 睡眠中に血流低下・腱の硬直・体液移動の3つの要因が重なることで、朝だけ症状が強くなります。 睡眠中は心拍数が下がり、手指への血流が日中よりも低下します。血流が悪くなることで腱や腱鞘の炎症が強くなり、朝起きた時に痛みやこわばりが最も強く感じられます。 また、長時間手を動かさないため、炎症を起こしている腱や腱鞘が硬くなり、朝の指の曲げ伸ばしが困難になるのも症状が強くなる原因です。 さらに夜間は重力の影響により、体液が腕や手に移動してたまりやすくなるため、手指が腫れて腱鞘が圧迫されます。 痛みやカクッと引っかかる症状が無くても、指の曲げにくさや朝の指のこわばりなどの症状がある場合は、ばね指の可能性があります。 これらに該当する場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 朝に悪化するばね指の症状を和らげるセルフケア方法と日常生活の工夫 朝のばね指症状を和らげるための対処法について、日常生活でできる工夫から温熱療法、ストレッチまで効果的な方法があります。 以下の3つの対策を紹介します。 日常生活において手指を安静に保つ 温めて血流を改善する(蒸しタオル・手浴など) ストレッチする これらの方法を組み合わせて実践し、朝の症状を軽減させましょう。 日常生活において手指を安静に保つ ばね指の症状を悪化させないためには、手指への負担を軽減することが重要です。 症状が落ち着くまで、以下の動作を控えましょう。 長時間のパソコン操作やスマートフォン使用 楽器演奏やスポーツでの手の使用 重い物の持ち上げや運搬作業 細かな手作業や裁縫作業 また、サポーターやテーピングで関節を適度に固定することも効果的です。 ただし、完全に動かさないと関節が硬くなってしまうため、痛みのない範囲で軽い動きは継続してください。 温めて血流を改善する(蒸しタオル・手浴など) 血行不良からくる痛みやこわばりがある場合、温めることが症状の改善に有効です。 特に朝の症状が強い時には、以下の方法を試してください。 蒸しタオルを手指に5~10分間当てる 40℃程度のお湯での手浴を10~15分行う 温湿布を患部に貼付する 入浴時に手指のマッサージを行う 温熱療法により血流が改善されると、腱と腱鞘の滑りも良くなり、朝のこわばりが和らぎます。 ただし、急性期で炎症が強い場合は冷やした方が良い場合もあるため、症状に応じて使い分けてください。 ストレッチする 手指の柔軟性を保つためのストレッチも症状改善に効果的です。 以下の方法を起床時や日中に実践してください。 ストレッチ方法 実施方法と効果 腱鞘ストレッチ 手首を軽く曲げる 親指の根元と指先で小物(リモコンなど)を挟む 指の関節を直角に保ちつつ小物を握る 親指のストレッチ 患部の手首を軽く反らし、親指の根元を最大まで曲げる 反対の親指で伸ばす方向に抵抗をかけ、患部の親指は負けないよう力を入れて押し合う 指全体のストレッチ 手首を反らして、指をできる限り伸ばす 反対の手で更に指を伸ばす方向に引く 痛みが強い時期は炎症が生じているため、症状が和らいでから実施しましょう。 継続することで腱の柔軟性が向上し、朝の症状軽減につながります。 ばね指の主な治療法|保存療法と手術療法が基本 ばね指の治療には、症状の程度に応じて保存療法から手術療法まで複数の選択肢があります。 早期であれば保存療法で改善することが多く、進行した場合でも適切な治療により症状の改善が期待できます。 治療法分類 具体的な方法 内容・効果 保存療法 安静・固定 サポーターやテーピングで手指を休ませる。軽症では自然改善も期待できる 薬物療法 ステロイド注射 腱鞘内への注射により炎症を抑制。多くのケースで症状改善が見込める 薬物療法 内服薬 消炎鎮痛剤により痛みと炎症を和らげる効果がある 理学療法 運動療法 ストレッチや腱の動きを改善する運動。関節が固まるのを防ぐ 外科的治療 腱鞘切開術 保存療法で改善しない場合に実施。腱鞘を切開して腱の滑りを改善する 関節拘縮(関節が固まる)を防ぐために、どの治療法でもリハビリと共に行うことが大切です。 手術や注射後も、動かしにくさを残さないための運動療法が欠かせません。 朝だけばね指になるのは血行不良やむくみが原因!痛くない場合でも早期検査・治療をしよう 朝だけばね指になる主な原因は、睡眠中の血行不良とむくみにより腱鞘が狭くなって腱の滑りが悪くなることです。 夜間の安静により腱や腱鞘が硬直し、体液移動による腫れも加わって、朝の症状が強く現れます。 バネ現象がなくても、指が曲げにくい、手のひらの付け根部分に圧痛があるといった兆候があれば、早期に医療機関を受診することが大切です。 初期段階では保存療法により改善が期待できますが、放置すると症状が進行してしまいます。 保存療法で痛みが悪化したり改善されない場合は、手術も検討されることがあります。 「手術を避けたい」とお考えの方は、再生医療(PRP療法)をご検討ください。 PRP療法は、患者さま自身の血液から抽出した血小板を患部に投与する治療法です。血小板の成長因子が炎症を抑える働きを持ちます。 注射で投与するため体への負担が少なく、入院の必要もありません。 朝だけばね指でお困りの方は、症状が軽いうちに適切な治療を受けることで、より良い結果につながります。 以下のページでは、手関節に対する再生医療の症例を紹介しているため、併せて参考にしてみてください。 >>手関節に対する再生医療の症例はこちら 治療選択肢について詳しく知りたい方は、ぜひ当クリニックのLINEにご登録ください。再生医療に関する情報をお届けしております。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2025.09.30 -
- 脊椎
側弯症と診断されて「日常生活で何に気をつければよいの?」「運動は制限されるの?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。 側弯症とは、背骨が左右に曲がってしまう病気で、多くの場合は成長期に発症します。 原因の多くは不明ですが、放置すると見た目の変化や痛み、重篤な場合は内臓機能にも影響を及ぼす可能性があります。 この記事では、側弯症の方が注意すべき動作や運動、控えるべき習慣について詳しく解説します。 側弯症で悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 側弯症の人がやってはいけない・注意すべきこと【一覧】 側弯症とは、背骨が左右に曲がってしまう病気で、多くの場合は成長期に発症します。 そんな側弯症の方が注意すべき行動について、以下の3つの観点から詳しく解説していきます。 避けるべき日常動作 注意が必要な筋トレ・ストレッチ 控えるべきスポーツ・運動 これらの正しい知識を身につけて、側弯症の悪化を防ぎながら適切な生活を送りましょう。 避けるべき日常動作 側弯症の方が日常生活で最も注意すべきは、長時間の不良姿勢を避けることです。 とくに以下の姿勢に注意しましょう。 長時間のうつむき姿勢(スマホやパソコン作業) 片側に体重をかけた立ち方や座り方 重いカバンを片方の肩だけで持つこと 腰痛があるときの重い物の持ち上げ 無理な体勢での作業や家事 多くの日常動作は側弯症と直接的な関係がないとする研究報告※もあります。 ※出典:PubMed しかし、側弯症の方は腰痛や体のゆがみが生じやすい傾向があります。 見た目の変化や痛みを予防するためにも、姿勢を意識した生活を心がけることが大切です。 注意が必要な筋トレ・ストレッチ 側弯症の方が筋力トレーニングやストレッチを行う際は、間違った方法で行うと症状を悪化させる可能性があります。 以下のトレーニング・ストレッチは避けましょう。 側弯の凹側(内側に曲がった部分)の筋力強化 痛みを我慢しながらのストレッチ 反動や勢いをつけた無理なストレッチ 専門知識なしでの自己流矯正運動 体の左右バランスを無視した一方向の運動 とくに重要なのは、側弯症の姿勢矯正を目的とした筋トレでは、湾曲している凸側(外側に出っ張った部分)を適切に鍛えることです。 誤って凹側の筋力を強化してしまうと、かえって背骨のゆがみを強めてしまう可能性があります。 筋トレやストレッチは、必ず側弯の状態に合わせて適切な方法で行うことが重要です。 医師に相談のうえで行いましょう。 控えるべきスポーツ・運動 現在のところ特定のスポーツが側弯症を悪化させるという明確な科学的根拠はありません。 興味深い研究として、クラシックバレエの経験がある女子は、経験のない女子と比較して側弯症の発生率が1.3倍高いというデータ※があります。 ※出典:PubMed しかし、これがバレエそのものが原因なのか、もともと側弯症になりやすい体型の子がバレエを続けていることが多いのかは不明です。 また、やせ型の女子に側弯症が多いことも判明しており、これらの関係性についてはさらなる研究が必要です。 基本的には側弯症があっても特定のスポーツを制限する必要はありませんが、腰痛などの症状がある場合は腰への負担が大きい運動は控えましょう。 側弯症に対する3つの治療法 側弯症の治療について、症状の程度や年齢によって適切な方法が選択されます。現在、医学的根拠のある有効な治療法として以下の3つが挙げられます。 経過観察|側弯症が25°未満 装具による矯正|側弯が20°~45°程度の中等度 手術|高度な側弯症で必要なケース それぞれの治療法について、適応となる条件や具体的な内容を理解して、最適な治療選択につなげましょう。 経過観察|側弯症が25°未満 軽度の側弯症(背骨の曲がり角度が25°未満)の場合は、定期的な検査による経過観察が基本的な治療方針です。 成長期の側弯症では、成長が止まるとともに側弯の進行も止まるケースが多くあります。 そのため、軽度の段階では積極的な治療を行わず、定期的なX線検査と医師の診察を受けながら様子を見ていくのが一般的です。 経過観察中に悪化が認められた場合は、次の段階である装具治療への移行を検討します。 装具による矯正|側弯が20°~45°程度の中等度 中等度の側弯症(背骨の曲がり角度が20°~45°程度)の場合は、進行防止を目的とした装具治療を行います。 最も一般的に使用されるのは「アンダーアーム装具」と呼ばれる装具です。脇の下から骨盤にかけて装着し、側弯の進行を抑制する効果があります。 装具治療において重要なのは装着時間で、長時間装着するほど効果が高いとされています。 成長が止まり、骨が成熟して側弯の進行がなければ、徐々に装着時間を減らして治療を終了します。 ただし、装具による矯正治療は側弯症を根本的に改善するものではなく、あくまでも進行を止める手段として行われることを理解しておきましょう。 手術|高度な側弯症で必要なケース 高度の側弯症(背骨の曲がり角度が50°以上)の場合は、外科手術による矯正と進行防止が検討されます。 側弯症の手術には主に以下の2つの方法があります。 手術方法 特徴 後方矯正固定術 背中側から皮膚を切開し、脊椎にロッド等を取り付けて固定する方法 前方矯正固定術 身体の側面から皮膚を切開して胸椎や腰椎を固定する方法 手術では背骨にチタン製のロッドやスクリューを用いて脊椎を固定し、湾曲の矯正を行います。 術後は約2~3週間の入院が必要で、退院後もリハビリテーションの継続が必要です。 医療技術の進歩により、手術の安全性は以前と比べて大きく改善されており、合併症のリスクも低減されています。 ただし、手術適応については慎重な検討が必要で、患者様の年齢や症状の程度を総合的に判断して決定されます。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 側弯症でやってはいけないことに関するよくある質問 側弯症に関してよくある質問を紹介します。 側弯症はほっとくとどうなる? 側弯症に良い運動は? 正しい知識を身につけることで、不安を軽減し、適切な対応ができるようになります。 側弯症はほっとくとどうなる? 側弯症を放置して高度になると、身体に様々な深刻な影響が現れる可能性があります。 肩の高さや背中の盛り上がりなど外見が変化する 背中や腰の痛み・手足のしびれなどの神経症状が現れる 呼吸困難や循環障害などの内臓機能の低下が起こる 動作制限や精神的な負担など日常生活への支障がでる 側弯症が進行すると胸の骨格が変形し、肺が圧迫されて呼吸機能が低下する点には注意が必要です。 骨格の変形により息切れや呼吸困難が起こり、心臓への負担も増加して重篤な合併症につながる恐れがあります。 このような重篤な状態になる前に、早期発見と適切な治療を受けることが何よりも大切です。 定期的な検査を怠らず、専門医の指導のもとで適切な管理を行いましょう。 側弯症に良い運動は? 側弯症の方におすすめの運動として、姿勢改善効果があり体への負担が少ない運動として以下が挙げられます。 水泳 ウォーキング ヨガ ストレッチ 軽度の筋力トレーニング 水泳は浮力で背骨の負担が軽減され、ヨガやストレッチなどは負荷が少なく、姿勢の改善や関節可動域の維持に役立ちます。 ただし、どの運動においても無理のない範囲で行うことが重要です。 痛みがあるときは無理をせず安静にし、運動を開始する前には必ず医師に相談することをおすすめします。 側弯症においてやってはいけないことを避けて、正しい生活習慣を意識しよう 側弯症の方がやってはいけないのは、長時間の不良姿勢を避けることと、無理な運動や動作を控えることです。 側弯症は早期発見と適切な治療により進行を防げる病気です。 軽度の段階では経過観察や装具治療で十分な管理が可能であり、多くの方が日常生活に大きな支障なく過ごせます。 しかし、放置して高度な側弯症まで進行してしまった場合は、手術が検討されます。 なお、進行した側弯症や手術後の後遺症の神経症状(しびれ)・慢性的な痛みでお悩みの方には、再生医療という治療選択肢があります。 再生医療のひとつである幹細胞治療は、患者様自身の幹細胞を使用して損傷した神経組織を再生させる医療技術です。 現在、リペアセルクリニックの公式LINEでは再生医療ガイドブックを無料で配布しています。 再生医療について興味を持っていただいた方は、ぜひ公式LINEで再生医療についてチェックしてみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2025.09.30 -
- 肝疾患
「肝硬変で腹水の症状が出たら余命はどれくらい?」 「少しでも長く生きる方法はない?」 肝硬変が進行し、腹水が溜まっていると医師から告げられたら、誰もがご自身の将来に大きな不安を感じるでしょう。 本記事では、肝硬変による腹水と余命の関係について詳しく解説します。 正しい知識を得ることが不安を和らげ、前向きに治療に取り組むための第一歩となるでしょう。 また、肝硬変の症状にお悩みの方は、肝硬変の根本的な改善が期待できる再生医療について知っておきましょう。 \肝硬変の根本的な改善を目指せる再生医療とは/ 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、肝硬変によって損傷した肝臓の再生・修復を促す医療技術です。 従来の治療では治せないと言われていた肝硬変の根治を目指せる治療法として注目されています。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 肝硬変が治らないと言われて不安を抱えながら生活している 腹水の症状が出て、いつまで生きられるか不安 現在の治療では目立った効果が出ていない 再生医療は、肝硬変の根治も目指せる治療法のため、「もう治らない」と諦めていた方の新たな希望となるでしょう。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、肝硬変をはじめとする肝疾患に対する再生医療の症例を配信しているので、併せて参考にしてみてください。 肝硬変で腹水の症状が出たら平均余命は2年 肝硬変で腹水の症状が現れた場合、病状が進行した「非代償性肝硬変」という段階であることを示します。 中期から末期の肝硬変である「非代償性肝硬変」の平均余命は2年※といわれており、予後を慎重に判断する状況と考えられます。 ※出典:PubMed 肝硬変は、肝臓の機能が保たれているかどうかで「代償性」と「非代償性」の2つの段階に分けられます。 代償性肝硬変の生存率 非代償性肝硬変の生存率 以下では、それぞれの段階における生存率の目安について解説します。 代償性肝硬変の生存率 代償性肝硬変とは、肝臓が硬くなるなどの変化は起きているものの、肝臓の機能が比較的保たれている状態です。 この段階では腹水や黄疸といった特徴的な症状は現れにくく、5年生存率も72.3%※と良好な状態を維持できる可能性があります。 ※出典:J-STAGE「肝硬変の予後」 ただし、症状がないからといって安心できるわけではありません。 肝臓の状態は徐々に悪化していくリスクがあるため、定期的な検査と治療を継続し、非代償性の段階へ進行させないように努めることが重要です。 非代償性肝硬変の生存率 非代償性肝硬変は、肝臓の機能が著しく低下し、腹水や黄疸、肝性脳症などの症状が現れるようになった状態です。 腹水の症状が出た場合、非代償性肝硬変の段階に入ったと判断されるのが一般的です。 この段階に至ると生存率は大きく下がり、腹水が見られるようになった患者さまの5年生存率は53.3%、さらに10年生存率は24.0%※というデータがあります。 ※出典:J-STAGE「肝硬変の予後」 上記の生存率は統計上のデータであり、治療法や全身の状態によって個人差があることを理解しておきましょう。 肝硬変の腹水は治療を受けることで症状改善が見込める 腹水の症状は肝硬変が進行しているサインですが、適切な治療を受けることで症状の軽減が見込めます。 本章では、腹水に対して行われる主な治療法を「内科的治療」と「外科的治療」に分けて解説します。 腹水の内科的治療 腹水の外科的治療 治療の目的は、お腹の張りや息苦しさといった苦痛を軽減することで、まずは体の負担が少ない内科的治療から始めるのが一般的です。 それぞれの治療法について具体的に見ていきましょう。 腹水の内科的治療 代償性肝硬変による腹水に対しては、まず以下のような内科的治療を行います。 食生活改善による塩分制限 利尿薬の内服 アルブミン製剤の投与 代償性肝硬変における内科的治療の基本方針は、体内の余分な塩分と水分を減らすことです。 まずは、食生活改善による塩分制限が治療の土台となり、体内に水分を溜め込みにくくする食生活を心がけましょう。 食生活改善と合わせて、利尿薬の内服やアルブミン製剤を投与するケースもあります。 これらの内科的治療で効果が見られない場合には、より直接的な外科的治療が検討されます。 腹水の外科的治療 内科的治療で腹水のコントロールが難しい「難治性腹水」の場合、より積極的な外科的治療が選択肢となります。 患者さまの症状や体の状態に応じて、以下のような方法が検討されます。 主な治療法 概要 腹水穿刺(ふくすいせんし) ・お腹に針を刺して、溜まった腹水を直接体外へ排出する処置 ・お腹の張りを速やかに解消できる反面、体の栄養分であるアルブミンも一緒に失われる課題がある CART(腹水濾過濃縮再静注法) ・腹水を一度体外へ取り出し、専用の機械で細菌などを除去したのち、必要なタンパク質を濃縮して体内に戻す TIPS(経頸静脈的肝内門脈静脈短絡術) ・首の血管からカテーテルを入れ、肝臓内部の血管にバイパスを作成する治療 ・腹水の原因となる門脈の圧力を下げる効果が期待できる 肝移植 ・肝硬変そのものに対する根本的な治療法であり、腹水の原因を根本から解決する これらの治療は、それぞれに利点とリスクがあるため、医師が患者さまの状態を総合的に見て、適切な治療法を判断します。 肝硬変において余命よりも長生きするために重要なこと 余命よりも長生きするためには、肝臓への負担をこれ以上増やさないこと、そして肝硬変が引き起こすさまざまな問題に適切に対処することが重要です。 本章では、とくに意識したい3つのポイントを解説します。 断酒を継続する 合併症を治療する 規則正しい生活習慣を維持する 肝硬変で腹水の症状が出た後の余命は、あくまで統計的なデータに過ぎません。 医師の指導のもとで適切な治療を続け、生活習慣を見直すことで示された余命よりも長く、穏やかな日々を送ることを目指せます。 断酒を継続する アルコール性肝硬変の場合、断酒は何よりも優先されるべき自己管理です。 肝臓にとってアルコールは毒であり、飲酒を続けることは肝硬変を悪化させる原因となります。 たとえ少量であっても、弱っている肝臓には大きな負担となるでしょう。 断酒を徹底することで、肝臓の炎症が鎮まり、肝機能の維持、あるいは一部改善が期待できるケースもあります。 肝硬変の悪化を防ぎ、少しでも長生きするためには断酒は必須といえます。 合併症を治療する 肝硬変は腹水以外にも、意識障害を引き起こす「肝性脳症」や、破裂すると大出血につながる「食道静脈瘤」などの合併症リスクがあります。 どれも命に関わる合併症であり、これらを適切にコントロールすることが、生命予後を大きく左右します。 処方された薬を正しく服用することはもちろん、定期的に検査を受けて合併症の兆候を早期に発見することも欠かせません。 とくに、肝臓がんの早期発見のための定期的な超音波(エコー)検査は、生存率を改善する上で大きな意味を持ちます。 規則正しい生活習慣を維持する 日々の生活習慣を整えることも、肝臓を労わるうえで重要な要素です。 とくに食生活では、腹水やむくみを防ぐための塩分制限を基本としながら、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。 肝硬変の患者さまは、筋肉量が落ちて栄養状態が悪化しやすいため、食生活とともに適度な運動習慣を身につけることも重要です。 その他にも、処方された薬を忘れずに飲むことや、感染症予防のための手洗いやうがいを徹底することも意識しましょう。 肝硬変の余命に関してよくある質問 本章では、肝硬変の余命に関してよくある質問について回答します。 アルコール性肝硬変の余命はどれくらい? 肝硬変末期の症状は? 肝硬変の診断を受けると、多くの方が余命や将来の症状について不安を抱えるでしょう。 ご自身の状況を正しく理解し、今後の治療や生活を考えるための参考にしてみてください。 アルコール性肝硬変の余命はどれくらい? アルコール性肝硬変の余命は、肝硬変の重症度や診断後に断酒できたかどうかによって大きく左右されます。 断酒の可否による生存率の違いは、以下のとおりです。 断酒した場合の5年生存率:74.0% 飲酒を継続した場合の5年生存率:40.9% ※出典:JOURNAL OF HEPATOLOGY 断酒できた場合と飲酒を継続した場合で、5年生存率は約34%も異なります。 アルコール性肝硬変の予後を決定づける最も大きな要因は、断酒の成否にあると考えて良いでしょう。 肝硬変末期の症状は? 肝硬変の末期(非代償性肝硬変)には、以下のような症状や合併症が見られます。 全身の倦怠感、疲労感 腹水 黄疸 浮腫 食道静脈瘤 肝性脳症 など 末期の肝硬変では、腹水や黄疸などのさまざまな症状が現れるようになります。 上記の症状は一つひとつが命に関わる危険な状態であり、専門的な医療機関での集中治療が求められます。 根本的に治療するためには、ドナー登録のうえで肝移植を受けるのも選択肢の一つです。 肝硬変の腹水を根本的に治したい方は再生医療をご検討ください 腹水は肝臓の機能が低下した「非代償性肝硬変」のサインであり、その後の人生を大きく左右する重要な症状です。 中期から末期の肝硬変である非代償性肝硬変の平均余命は2年※といわれており、予後を慎重に判断する状況と考えられます。 ※出典:PubMed 従来の治療では、肝硬変を根本的に治療するには肝移植を受けるしかありませんでした。 しかし、近年の治療では、移植を受けずに肝硬変の根治を目指せる再生医療が注目されています。 \こんな方は再生医療をご検討ください/ 肝硬変が治らないと言われて不安を抱えながら生活している 腹水の症状が出て、いつまで生きられるか不安 現在の治療では目立った効果が出ていない 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、肝硬変によって損傷した肝臓の再生・修復を促す医療技術です。 腹水をはじめとする肝硬変の症状にお悩みの方にとって、生活の質を向上させる新たな希望となる可能性があります。 以下のページでは、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、肝硬変が改善された患者さまの症例を紹介しているので、ぜひご覧ください。 >>肝硬変に対する再生医療の症例はこちら 「肝硬変を治したい」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックへお問い合わせください。
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