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- 腱板損傷
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肩腱板断裂を治療しないで放置しても、自然に治るのか疑問を感じる方は多いのではないでしょうか。 しかし、肩腱板は血流が少なく治癒に必要な栄養素が血流によって届けられないため、自然な治癒が見込めません。 放置すると症状が悪化し、関節の変形や手術が難しくなるリスクもあるため、注意が必要です。 この記事では、肩腱板断裂を放置するリスクや症状、治療法について解説します。 肩腱板断裂が悪化する前に、早期に医療機関を受診しましょう。 また、肩腱板断裂の根本的な治療方法についても紹介しているので参考にしてください。 \肩腱板断裂の治療に効果的な再生医療/ 肩腱板断裂に対する治療法として、再生医療は一つの選択肢になります。 幹細胞治療などによって腱板の再生を促進するため、従来の手術に比べて体への負担が少なく、手術を避けたい方や早期に症状改善を目指したい方に向けた治療法です。 再生医療を利用した肩腱板断裂治療の実際の症例を以下の動画で紹介していますので、再生医療がどのように肩の回復に貢献するのか、実際の治療過程や効果をご覧ください。 https://youtu.be/dgiMdMh5eo8 肩腱板断裂を放置すると、症状が悪化し、最終的には手術が避けられなくなる可能性があります。 しかし、再生医療なら手術を回避でき、自然治癒力を高めながら症状を改善することが期待できます。 肩腱板断裂に対して実施している当院の再生医療の症例は、こちらで紹介しています。 再生医療における肩腱板断裂の治療法や症例については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 肩腱板断裂は放置すると元に戻らない!悪化のリスクについて紹介 腱板断裂は、肩の腱板にある腱が完全に切れる、または裂ける状態を指します。 この肩腱板断裂を放置することで、以下のような症状が起こるリスクがあるので注意しましょう。 手術による回復が難しくなる 肩関節の変形(腱板断裂性肩関節症) 夜間痛や慢性的な痛みの増強 肩の可動域が狭くなる 肩の腱板は血流が少なく、回復に必要な栄養素が届けられないため自然治癒しにくい組織になります。 肩腱板断裂を放置すると、断裂によって正常に機能できなくなった腱板が痩せて縮んでしまうので、手術による修復が難しくなります。 さらに症状が進行すると、肩関節そのものが変形(腱板断裂性肩関節症)して、痛みが強くなるほか、関節機能が著しく低下する恐れも。 悪化を防ぐためには、早期の診断と適切な治療が重要です。 「最近肩が上がらない」「夜間にズキズキ痛む」といった症状がある方は、早めに整形外科を受診し、専門的な診察・画像検査を受けることをおすすめします。 肩腱板断裂と腱板損傷の違い 肩腱板断裂と腱板損傷の違いは、以下のように損傷の程度にあります。 項目 腱板損傷 腱板断裂 損傷の程度 部分的な損傷や引き伸ばし 完全に切れた状態 症例 部分断裂や擦れ、引き伸ばしなど 完全断裂、組織が断片的に分離している 治療方法 軽度であれば保存療法で対応 完全に切れている場合、手術が必要な場合が多い 腱板損傷は組織が傷ついている状態全般を指し、部分的な断裂を含むことが一般的です。 医師によっては、軽度の損傷を「腱板損傷」、より重度の切れた状態を「腱板断裂」と使い分けることもあります。 肩腱板断裂の主な症状|五十肩との違い 肩腱板断裂では、以下のような症状がみられることがあります。 夜間の強い痛み 腕を上げるときに痛くなる 腕を上げるときに力が入らない 腕を上げるときに動きの制限がある 腕を上げるときに肩の前上面でジョリジョリと音がする こうした症状は五十肩(肩関節周囲炎)とよく似ているため、自己判断が難しいことが特徴です。 肩腱板断裂と五十肩との違いを、以下にまとめました。 症状には個人差があるので、あくまでも目安として参考にしてください。 病名 症状 自然治癒 肩腱板断裂 夜間の強い痛み 腕を上げるときに力が入りにくい ジョリジョリと音が聞こえる 腕の上げ下げの途中で痛む ほとんどない 五十肩 関節の動きが硬くなる 腕が上がらないところで肩が痛む 自然に回復する場合あり 肩腱板断裂と五十肩は初期症状が似ているため、「五十肩だから大丈夫」と放置してしまうケースも少なくありません。 しかし、肩腱板断裂は放置することで状態が悪化し、将来的に手術が困難になることもあります。 肩腱板断裂かどうかの正確な診断には、レントゲンやMRIなどの検査が必要になるので、五十肩と思い込んで放置せず、医師に診てもらいましょう。 肩腱板断裂の治療法について紹介 肩腱板断裂の治療法について紹介します。 保存療法 手術療法 再生医療 再生医療は、手術しないで肩腱板の修復が期待できる治療法です。 肩腱板断裂を治療する新たな選択肢としてご紹介します。 保存療法 肩腱板断裂の保存療法の内容は、以下の通りです。 安静:三角巾で1~2週間の安静 注射療法:局所麻酔剤やヒアルロン酸などの注射 運動療法:残った腱板の機能を活性化させるリハビリ 怪我による急性の肩腱板断裂では、炎症や痛みを抑えるために1~2週間の安静が有効です。 断裂部の回復はできませんが、約70%の患者さんで保存療法によって症状が軽快したという報告も。※ ※公益社団法人日本整形外科学会「肩腱板断裂」 肩の痛みが強い際は、局所麻酔剤やヒアルロン酸を注射します。 また、損傷部分の周りの関節や筋肉を柔らかくしたり鍛えたりして、残った腱板の機能を活性化させるリハビリも効果的です。 ただし、すべての症例に保存療法が適しているわけではありません。 断裂の程度や患者さんの年齢・生活スタイルによっては、手術療法のほうが望ましいケースもあります。 手術療法 肩腱板断裂に対しては、半年以上の保存療法で症状が回復しない際や、完全に断裂して腕が上がらない際は、手術が検討されます。 手術は、内視鏡を使用した鏡視下腱板修復術が一般的で、以下の手順で行われます。 1.肩に数カ所の小さな切開(数ミリ程度)を行う 2.関節鏡(小型カメラ)を挿入して、関節内の状態を確認する 3.断裂した腱板を専用の糸で縫合 ⇒断裂の状態によっては、他部位の組織(筋肉や腱)を利用して修復することもある 手術後は肩を動かさないように安静が必要で4~6週間程度、腕を曲げた状態で固定できる専用の装具で固定します。 また、肘や指のストレッチなど軽度な運動を行い、血流や筋力の低下を防ぐことが大切です。 その後、医師や理学療法士の指導のもと、肩の可動域を広げるリハビリを2~3カ月程度継続して行います。 再生医療 再生医療は肩腱板断裂の修復に期待ができる治療法で、以下のような内容になります。 手術が不要なため、体への負担を抑えながら治療が行える 入院を必要としない場合が多く、日常生活への影響を抑える 自己由来の細胞を使用することで、アレルギー反応などのリスクが低いとされる この治療法は手術とは異なり、患者さまご自身の細胞を活用して、損傷した組織の修復や機能回復を目指すものです。 幹細胞は、損傷した腱板の修復や組織再生を促す働きを持つとされており、手術以外のアプローチとして可能性が期待されています。 ただし、再生医療はすべての方に適応できるわけではなく、事前に医師による適応判断が必要です。 「手術には抵抗がある」「年齢的に負担の少ない治療法を探している」という方は、一度専門医にご相談ください。 【まとめ】肩腱板断裂は放置せず早めに治療を受けよう! 肩腱板断裂は放置しても自然に治癒することはほとんどないとされており、進行すると手術が難しくなる場合もあります。 また以下のような症状を引き起こすリスクもあります。 夜間の強い痛み 腕を上げるときに痛くなる 腕を上げるときに力が入らない 腕を上げるときに動きの制限がある 腕を上げるときに肩の前上面でジョリジョリと音がする また、自然に治癒する可能性がある五十肩と症状が似ているので、自分で判断するのは危険です。 自己判断で様子を見るのではなく、画像診断(レントゲンやMRI)を含めた専門的な評価を受けることが大切です。 手術が難しくなり、症状が悪化する前に医療機関を受診しましょう。 また、治療法には保存療法や手術療法に加えて、再生医療の選択肢もあります。 再生医療では自身の幹細胞を使用し、肩腱板を再生させるため、手術を回避できて体への負担も少なく、日常生活を続けながら治療を進めることが可能です。 手術やリハビリだけでは改善が見込めない方や、手術を避けたい方は選択肢の一つとして検討しましょう。 当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも症例や治療法を紹介していますので、ぜひチェックしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 肩腱板断裂の放置に関するよくある質問 肩腱板断裂の放置に関するよくある質問と回答は、以下の通りです。 肩腱板断裂でやってはいけないことはある? 肩腱板断裂で痛みを和らげる方法はある? 肩腱板断裂でやってはいけないことはある? 肩腱板断裂の治療中やリハビリ中は、肩に過度な負担をかけないように注意が必要です。 以下の動作は肩に負担をかけ、症状を悪化させる可能性があるため、避けましょう。 頭上へ重いものを持ち上げる・下す動作 肩に大きな負担をかけ、腱板にさらにストレスを与えるため、痛みや損傷が悪化する可能性がある 首の後ろで腕を動かす動作 首の後ろで腕を動かすことで、肩に過度な引っ張りや圧力がかかり、腱板にさらなる負荷を与える可能性がある 上半身の力を使って重いものを持ち上げる動作 上半身を使って重い物を持ち上げる動作は、肩の筋肉や腱に過剰な負担をかけ、回復を遅らせる可能性がある 肩を後方に回した位置で行う運動 肩を後ろに回す運動は腱板に強いストレスを与え、損傷を悪化させる恐れがある これらの動作は、肩腱板断裂の治療を妨げる可能性があるため、症状が改善するまで避け、医師の指示に従ってリハビリを進めましょう。 肩腱板断裂で痛みを和らげる方法はある? 肩腱板断裂による痛みは日常生活に大きな影響を与えることがありますが、以下のように痛みを和らげる方法はあります。 肩周辺のストレッチ 鎮痛剤の服用や塗布 アイシングや患部を温めること 寝る姿勢を改善する 日常生活での肩の負担を減らす ただし、痛みを我慢して無理に腕を動かす、自己判断で治療を中断する、過度なストレッチや運動は避けましょう。 これらは症状を悪化させる可能性があるため、専門医の指示に従うことが大切です。
2019.09.28 -
- 幹細胞治療
- 腱板損傷
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腕を上げるときに痛みや動かしにくさを感じたことはありませんか。 肩の可動域が狭まり、動かしにくいときは、腱板断裂の可能性があります。 肩の腱板断裂は、加齢やオーバーユースなどが原因で起こる損傷です。 本記事では、腱板断裂の症状や治療法について詳しく解説します。 腱板断裂になった際は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。 腱板断裂(腱板損傷)とは? 腱板断裂(腱板損傷)とは、肩関節にある4つの筋肉から構成される「腱板」が損傷する外傷で、以下の症状がみられます。 肩周囲の痛み 肩の動かしづらさ 痛みで眠れない 肩が上がらない 腕を動かした際の引っかかり感 腱板は肩関節の安定性に関わっている組織のため、損傷すると肩周囲に痛みが生じたり、動かせなくなったりします。 肩周囲に違和感を覚えた際は、無理に動かさずに、安静に過ごすことが大切です。 断裂した腱板は自然には再生しないため、症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。 腱板断裂を起こす原因 肩の腱板断裂を引き起こす原因は、主に以下の3つです。 加齢 使いすぎ(オーバーユース) 外傷 腱板断裂は、骨と筋肉が離れてしまっている状態であり、安静にしていても自然治癒は困難です。 症状を放置していると、悪化する恐れがあるため早めに医療機関を受診しましょう。 加齢 加齢によって腱が弱くなると、日常生活動作だけでも腱板が断裂する場合があります。 腱板や関節などが加齢によって弱くなった場合は、少しの衝撃でも損傷するリスクがあるため注意しましょう。 また、中高年以降の方は若年層と比べると運動の機会が少なく、肩回りの筋力や柔軟性が低下しやすい特徴があります。 腱板の損傷リスクを低減するために、適度に肩回しをしたり、腕を動かしたりする習慣をつけることが大切です。 使い過ぎ(オーバーユース) 腱板断裂の多くは、肩の使いすぎ(オーバーユース)が原因で起こります。 スポーツや仕事などで肩を酷使していると、腱板に大きな負担がかかり損傷リスクが高まります。 日常的に肩へ負担のかかる動作をしている場合は、発症日が明確でなく、治療が遅れる場合があるため注意が必要です。 外傷 外傷は、腱板断裂を起こす原因の1つです。 転んだときに手をついたり肩をぶつけたりすると、肩周囲に衝撃が加わり、腱板損傷を引き起こす可能性があります。 肩に衝撃が加わった際に強い痛みが生じた場合は、腱板を損傷している可能性もあるため、早めに医療機関を受診しましょう。 腱板断裂は治療が必要!治療方法を紹介 腱板断裂は安静にしていても自然に治ることはないため、以下の治療を受ける必要があります。 保存療法 手術療法 再生医療 腱板断裂の症状を根本的に治したい場合は、手術療法や再生医療を検討します。 症状の程度によって適切な治療方法は異なるため、専門家に相談し自身に合った治療で腱板断裂を治しましょう。 以下の記事では、腱板断裂治療のリハビリについて詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。 保存療法 腱板断裂の症状を緩和する方法に、保存療法があります。 保存療法では、薬や湿布で痛みを和らげたり、ステロイド注射で炎症を抑えたりします。 身体への侵襲が少ない治療方法ですが、損傷部位の根本的な治療はできないため、症状を繰り返す恐れがあり注意が必要です。 手術療法 腱板断裂の症状が悪化し日常生活への支障が大きくなった場合は、手術療法による治療が検討されます。 手術療法では、腱板の代わりとなるほかの組織を肩へ移植したり、人工関節を挿入したりします。 腱板断裂の手術を受ける際は、入院やリハビリ期間も必要となるため、回復までに時間を要する点に注意が必要です。 再生医療 腱板断裂を手術しないで治す方法として、再生医療があります。 再生医療は患者様自身の細胞を利用して、損傷した組織の再生や修復を促す治療方法で、以下のメリットがあります。 腱板損傷の治療に再生医療を検討している方は、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 【まとめ】腱板断裂は自然治癒しない!再生医療で切らずに治す選択肢も検討しよう 腱板断裂は自然治癒しない損傷のため、早めに医療機関を受診し治療を受けることが大切です。 肩の腱板断裂の治療方法には、保存療法や手術療法があります。 保存療法で症状の改善がみられない場合や、手術せずに症状を改善したい方は、先端医療である再生医療をご検討ください。 再生医療による治療は、症状の改善だけでなく、損傷した部位の再生・修復にも期待できます。 以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 https://youtu.be/cweMZTxZFg8?si=sDufBgIyTKoMPXJn >再生医療による肩関節の症例はこちら 腱板断裂の治療方法にお悩みの方は、当院(リペアセルクリニック)へお気軽にご相談ください。
2019.09.27 -
- 肩
- スポーツ医療
「投球時に肩が痛い」「肩腱板損傷と診断されたけど、本当に野球を続けられるのか」といった不安を抱えている野球選手の方も多いのではないでしょうか。 肩腱板損傷は、特に投手や外野手など肩を酷使するポジションの選手にとって避けて通れないケガの一つです。 しかし、正しい知識と適切な治療を受けることで、選手として再びマウンドやフィールドに立つことが可能です。 この記事では、野球選手の肩腱板損傷について、その原因から最新の治療法まで分かりやすく解説します。 野球をプレーしていて、現在肩の痛みで悩んでいる・肩腱板損傷と診断された方は、痛みを気にせずに競技を楽しむためにも、ぜひ参考にしてください。 肩腱板損傷とは?野球選手に多い理由とその影響 肩腱板損傷とは、肩の動きを支える筋肉と腱(腱板)が傷ついた状態で、肩の痛みや運動障害を引き起こすケガです。 野球選手に肩腱板損傷が多い理由は、投球動作の特殊性と繰り返しの負荷にあります。 投球時には肩関節が極端な位置まで動かされ、腱板に大きな負担がかかるのが理由です。 肩腱板損傷により投球時の痛み、球速低下、制球力の悪化などが現れますが、早期の適切な対処により競技復帰の可能性を高められます。 野球選手が肩腱板損傷を予防するために取り入れるべきトレーニングとセルフケア 肩腱板損傷を予防するには、日常的なトレーニングとケアが何より重要です。 トレーニングとセルフケア方法として、以下をご紹介します。 肩甲骨周辺の強化・可動域アップ フォーム改善と投球制限 アイシング・ストレッチをしっかり行う これらの予防法を継続的に実践することで、肩腱板損傷のリスクを大幅に軽減できます。 肩甲骨周辺の強化・可動域アップ 肩甲骨周辺の筋肉を強化し、可動域を広げるストレッチを2つご紹介します。 肩甲骨はがしストレッチ 両手を肩の高さで前に伸ばし、手のひらを合わせる 息を吸いながら、両腕を大きく後ろに引く 肩甲骨を背骨から引き離すように意識する 息を吐きながら、ゆっくりと元の姿勢に戻る これを10回程度繰り返す 肩甲骨を背骨から引き離すように動かすストレッチです。 デスクワークなどで固まりがちな肩甲骨周りの筋肉をほぐし、柔軟性を高めます。 チューブローイング 床に座り、足を軽く伸ばす ゴムチューブを足の裏に引っ掛け、両端を握る 背筋を伸ばし、胸を張った状態を保つ 肘を曲げながら、チューブを身体の後ろに引く 肩甲骨を背骨に寄せるように意識する 10~15回を3セット行う ゴムチューブを使って肩甲骨を内側に引き寄せる筋肉を鍛えるトレーニングです。 投球時の肩甲骨の安定性向上が期待できます。 フォーム改善と投球制限 正しい投球フォームの習得と適切な投球制限は、肩腱板損傷予防の基本です。 以下のポイントを意識して、投球フォームを見直しましょう。 肩甲骨を寄せて胸を張る姿勢を保つ 下半身の力を上半身に伝える動作を意識する 腕の振りは肩甲骨の動きと連動させる リリース後は自然な腕の振り下ろしを行う 腕だけでなく全身を使った投球動作を心がけることで、肩への負担を分散できます。 また適切な投球制限としては、以下の通りです。 年齢 1日の投球数目安 小学生 50球以下 中学生 70球以下 高校生 100球以下 年齢や体力に応じた投球数の管理は、オーバーユースによる肩腱板損傷を防ぐためにも欠かせませんので必ず守りましょう。 アイシング・ストレッチをしっかり行う 練習後は以下のようにアイシング・ストレッチをしっかり行いましょう。 投球直後から30分以内に開始する 氷嚢やアイスパックを肩に当てる 15~20分間継続する 皮膚を保護するタオルを間に挟む 血行が悪くなりすぎないよう注意する 投球後のアイシングは、肩関節の炎症を抑制し、腱板の回復を促進するため、適切な時間と方法で行うことが重要です。 また、肩関節と腱板の柔軟性を維持するため、肩甲骨はがしストレッチなどを日常的に行いましょう。 テーピングやサポーターの使用をする場合は、以下の記事をご覧ください。 肩腱板損傷の治療法 現在は以下の治療法があるため、肩腱板損傷の診断を受けても、決して諦める必要はありません。 保存療法 手術 再生医療 治療法の選択は症状の程度や個人の状況によって決まりますが、どの方法でも多くの選手が競技復帰を果たしています。各治療法について詳しく見ていきましょう。 保存療法 保存療法は、手術を行わずに肩腱板損傷を治療する方法です。 保存療法では主に以下の3つのアプローチが組み合わせて行われます。 安静 薬物療法 リハビリテーション まず、損傷した腱板の回復を促すため、投球動作を一時的に中止しつつ、完全な安静ではなく日常生活に支障のない範囲での活動を継続しましょう。 次に、痛みや炎症を抑えるために主に消炎鎮痛薬による薬物治療が行われ、症状に応じて内服薬や外用薬が選択されます。 理学療法士の指導のもと、筋力強化・可動域訓練・投球動作の再習得などを含む段階的なリハビリテーションが実施され、競技復帰に向けて計画的に進められるのです。 手術 保存療法で改善が見られない場合や、肩腱板の完全断裂がある場合には手術が検討されます。 現在の主流は関節鏡視下手術と呼ばれる、切開が小さく体の負担が少ない手術です。 カメラを使って関節内を確認しながら、損傷した腱板を修復します。 復帰までの期間目安は以下のとおりです。 復帰期間の目安 活動内容 手術後6週間 固定期間、基本的な日常生活動作 3~6ヶ月 可動域訓練、筋力トレーニング 6~9ヶ月 段階的な投球動作の再開 9~12ヶ月 競技復帰 手術後のスポーツ復帰には時間を要しますが、段階的なリハビリテーションにより、多くの選手が元のレベルまで回復できます。 再生医療 肩腱板の手術には、感染症や痛みの増加、運動制限の悪化などのリスクが伴います。 そこで手術を避けたい方に向けた新しい治療選択肢として注目されているのが、再生医療です。 再生医療の一つ、幹細胞治療では、患者さまの幹細胞を採取・培養して、患部に注射します。 幹細胞は体内の様々な種類の細胞に変化する能力があり、損傷部位に投与すると、必要とされる特定の細胞の種類へと変化するのが特徴です。 手術せずに野球に復帰したいという方は、選択肢の一つとして再生医療もご検討ください。 肩腱板損傷に対する再生医療についての詳細は、以下で解説していますのでぜひご覧ください。 【まとめ】野球を続けるためには肩腱板損傷は放置せずに早期治療を 肩腱板損傷の治療法選択は、損傷の程度、年齢、競技レベル、個人の希望など様々な要因を総合的に考慮して決定されます。 手術後の競技復帰には、以下の期間がおおよその目安とされています。 復帰期間の目安 活動内容 手術後6週間 固定期間、基本的な日常生活動作 3~6ヶ月 可動域訓練、筋力トレーニング 6~9ヶ月 段階的な投球動作の再開 9~12ヶ月 競技復帰 貴重な競技生活を無駄にしないためにも、手術を避けたいという方は再生医療も一つの選択肢としてご検討ください。 幹細胞治療は、患者さまご自身の幹細胞を採取・培養し、損傷部位に注射することで、手術を行わずに自然な回復を促す治療法です。 身体への負担も比較的少なく、競技復帰を目指すことが期待できます。 治療法については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも詳細を解説していますので、ぜひ参考にして前向きに治療に取り組み、再び野球を楽しめる日を目指しましょう。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.09.10 -
- 肩
- 再生治療
肩関節を脱臼してしまい、「できれば手術はしたくない」「手術しないで治る方法はないか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。 肩の脱臼は、必ずしも手術が必須というわけではなく、手術しない治療で治せるケースも存在します。 しかし、手術しない治療には「脱臼がクセになる(反復性脱臼)」という大きなリスクが伴うのも事実です。特にスポーツを行う若い世代では、保存療法後の再発率が非常に高いことが知られています。 この記事では、肩関節脱臼を手術しないで治せるケースと手術しない場合のリスクについて解説します。 「できるだけ手術を避けて脱臼を治したい」という方は、ぜひ参考にしてください。 また「繰り返す脱臼をなんとかしたい」「手術は避けたい」とお悩みの方は、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高めることで、損傷した組織の再生・修復を促す医療技術です。 「再生医療について詳しく知りたい」という方は、当院リペアセルクリニックにご相談ください。 肩関節脱臼は手術しないで治る? 肩関節脱臼は、必ずしも手術が必要とは限らず、手術しないで治す「保存療法」という選択肢も存在します。 本章では、手術をしない治療法(保存療法)で対応できるケースと、そのリスクについて解説します。 肩関節脱臼を手術しないで治せるケース 肩関節脱臼を手術しないリスク どのような場合に手術を避けられるのか、また手術しない場合のリスクは何かを理解することが、適切な治療法の選択につながるでしょう。 肩関節脱臼を手術しないで治せるケース 手術をしない「保存療法」が選択されるのは、主に脱臼が初めてで骨や関節唇(かんせつしん)の損傷が軽微な場合です。 肩関節脱臼を手術しないで治せる具体的なケースは、以下のとおりです。 初めての脱臼 関節の安定性が保たれている 関節唇や骨に重大な損傷がない 日常生活に支障がない程度に機能が回復している 保存療法では、外れた関節を元に戻す「整復」を行い、三角巾や装具で3週間程度固定します。 固定期間が終了したら、リハビリテーションを開始し、肩関節の可動域回復と周囲の筋力強化を目指す流れが一般的です。 損傷が軽ければ、固定によって関節包や靭帯などの組織の自然治癒が期待できる可能性があります。 肩関節脱臼を手術しないリスク 手術をしない保存療法を選択した場合の主なリスクとして「再脱臼(反復性肩関節脱臼)」を起こしやすくなることが挙げられます。 保存療法では、脱臼した際に損傷した関節唇(関節の受け皿の縁にある軟骨)や関節包が完全に修復されないことがあります。 その結果、関節の安定性が低下したままになり、再び脱臼しやすい状態になってしまうのです。 「脱臼がクセになる」状態は、日常生活のふとした動作でも不安が伴い、生活の質を大きく下げる要因となります。 若年層やスポーツをされている方は再発率が高いため、医師の指示に従って段階的に回復を目指すことが大切です。 肩関節脱臼で手術が必要となるケース 肩脱臼で手術が必要なケースは、以下のとおりです。 反復性肩関節脱臼 関節唇損傷(バンカート損傷) 骨折を伴う脱臼 脱臼による神経や血管の損傷 脱臼を戻せない場合 少しでも不安を感じる場合は、早めに整形外科を受診し、画像検査などを通じて正確な診断を受けたうえで、ご自身に合った治療方針を選ぶことが大切です。 反復性肩関節脱臼 反復性肩関節脱臼とは、一度脱臼を経験したあとに、同じ肩が繰り返し脱臼してしまう状態を指します。 肩関節は構造上、他の関節と比べて可動域が非常に広い一方で、不安定になりやすい特徴があります。 以下のようなケースでは、保存療法では安定性を取り戻せず、手術が選択肢となることが一般的です。 脱臼が2回以上起きている 肩にぐらつきや違和感を感じる スポーツ中に同じ動きで何度も脱臼してしまう MRIなどで関節唇損傷や靱帯損傷が確認された 反復性肩関節脱臼は、自然に治ることがほとんどなく、放置すると脱臼グセが付くリスクがあります。 繰り返す脱臼には、早めに専門医の診察を受け、正確な診断と治療方針を検討することが大切です。 関節唇損傷(バンカート損傷) 脱臼によって、前方の関節唇がはがれ落ちるように損傷した状態をバンカート損傷と呼びます。 このバンカート損傷が起こると以下のような症状が起きます。 肩が外れやすくなる 投球動作やバンザイ動作で不安定感・引っかかり感を感じる 脱臼を繰り返すごとに関節唇の損傷が悪化しやすい バンカート損傷は、MRI検査や関節鏡検査によって発見されることが多く、保存療法では安定性の回復が難しい場合、関節唇の手術が検討されます。 関節唇の損傷は、肩の安定性に影響するため、脱臼グセがある・肩の動きに違和感があると感じる方は、早めに医療機関へ受診しましょう。 骨折を伴う脱臼 肩の脱臼に骨折を伴うケースは脱臼骨折と呼ばれ、損傷の範囲が広がるため手術を検討するケースが多くなります。 関節窩骨折 上腕骨大結節骨折 骨性バンカート損傷 一方で、以下のような条件に該当する場合は、保存療法(装具による固定など)での回復が見込めるケースも。 骨のずれがわずかで整復後の位置が安定している 関節の支持構造が大きく損傷していない 日常生活に大きな支障がない 高齢などで手術リスクが高い ただし見た目には軽い症状でも、内部の組織が広範囲に損傷していることがあるため、脱臼後は早めに精密検査を受けましょう。 脱臼による神経や血管の損傷 肩の脱臼は周囲の神経や血管にも影響を及ぼすことがあり、放置や処置の遅れによって以下のような合併症を招く可能性があります。 神経損傷 血管損傷(腋窩動脈など) 脱臼の整復が遅れた場合や損傷が重度な場合、神経麻痺や血流障害が合併症として発生する可能性があるため注意が必要です。 骨に異常がなくても、しびれ・脱力・血流不良などの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診することが大切です。 脱臼を戻せない場合 通常、肩の脱臼は医師による整復操作(関節を元の位置に戻す処置)によって比較的速やかに改善が見込まれます。 しかし以下のような場合は、状況によっては整復が困難になる可能性があります。 骨折を伴っている 筋肉・靱帯・関節包などの軟部組織が関節内に巻き込まれている 関節内に血腫や腫脹があり、物理的に整復できない 脱臼から時間が経過して筋肉が硬直している このような場合には、無理に整復せず、画像検査によって障害の有無や原因を正確に把握することが大切です。 肩関節脱臼を手術しない場合の治療法 手術せずに肩脱臼を治療する方法として、以下の2つがあります。 保存療法 再生医療 肩脱臼はすべてのケースで手術が必要なわけではありません。 損傷の程度や関節の安定性、年齢や生活スタイルに応じて、手術をせずに回復を目指す治療法も選択肢となります。 保存療法 保存療法は、外科手術を行わずに自然回復とリハビリによって改善を図る方法です。 脱臼した肩に対しては、以下のようなステップで治療が進められます。 整復:脱臼した関節を元の正しい位置に戻す処置 固定:三角巾や装具を用いて肩関節を安静に保つ(数週間) リハビリ:可動域の回復・筋力強化・再発予防のためのトレーニング ただし、関節の安定性が不十分なまま復帰すると、再脱臼を起こすリスクが高まるため注意が必要です。 スポーツ復帰や日常動作に支障が出ることを防ぐためには、理学療法士の指導のもと、段階的かつ計画的にリハビリを行いましょう。 再生医療 再生医療とは身体が本来持つ修復機能を活かし、関節や靱帯といった組織の再生を促す治療法で、以下のような方法があります。 PRP療法 幹細胞治療 肩脱臼後にみられる関節の不安定性や靱帯損傷に対し、手術をせずに改善を目指したい方にとって選択肢の一つとなります。 どちらの治療も注射のみで行えるため、入院やメスを使う手術の必要がなく、身体への負担が少ない点も特徴です。 「繰り返す脱臼をなんとかしたい」「手術は避けたい」とお悩みの方は、再生医療という新たな選択肢を検討してみてください。 治療内容の詳細については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでもご案内していますので、まずはご確認ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 肩関節脱臼を手術しないときによくある質問 本章では、肩関節脱臼の手術をしない選択をする際、多くの方が疑問を持つ点についてお答えします。 肩脱臼を自分で治す方法はある? 肩脱臼は手術しないとどうなる? 肩脱臼の全治期間は? これらの疑問を解消し、ご自身が納得して治療法を選択するための一助としてください。 肩脱臼を自分で治す方法はある? 肩関節脱臼を自分で治そう(整復しよう)と試みるのは、非常に危険なため絶対にやめましょう。 脱臼した際に肩の関節唇(軟骨)の損傷、さらには神経や血管の損傷を伴っている可能性があります。 専門知識のない人が無理に関節を動かすと、これらの損傷を悪化させてしまうリスクが高いです。 激しい痛みや違和感がある場合は、無理に動かさずに、できるだけ早く医療機関を受診してください。 肩脱臼は手術しないとどうなる? 手術しない保存療法を選んだ場合、懸念されるのは「再脱臼(反復性肩関節脱臼)」のリスクが高まることです。 保存療法では、脱臼時に損傷した関節唇や靭帯が完全には修復されず、関節の安定性が低下したままになることで、再脱臼しやすくなります。 とくに10〜20代の若年層で初回脱臼をした場合、保存療法後の再発率は80%以上といわれています。 脱臼を繰り返すと、受け皿側の骨が削れるなどの「骨欠損」が進行し、日常生活の動作でも脱臼しやすくなる状態に陥る可能性があります。 肩脱臼の全治期間は? 手術しない保存療法の場合、一般的にスポーツ復帰などを含めた「全治」までには3ヶ月から6ヶ月程度が目安となります。 治療のプロセスは、まず整復(関節を元に戻す)を行った後、三角巾や装具で約3週間を目安に肩関節を固定します。 固定期間後は、理学療法士の指導のもとでリハビリテーションを開始します。 リハビリテーションでは、固まった関節の可動域を徐々に回復させつつ、肩周りの筋肉を強化し、関節の安定性を高めることが重要です。 肩関節脱臼を手術しないで治すなら早期治療が重要 肩脱臼は、すべてのケースで手術が必要というわけではありません。 関節の損傷が軽度な場合や、日常生活に支障が少ない場合は、保存療法で自然治癒が期待できます。 しかし、関節の不安定性が残ったまま放置すると、再脱臼や慢性化のリスクが高まるため注意が必要です。 繰り返す脱臼に悩んでいるけど、「できるだけ手術は避けたい」「安心してスポーツに復帰したい」という方は、再生医療も選択肢の一つとして検討しましょう。 再生医療の詳細について知りたい方は、当院(リペアセルクリニック)の無料カウンセリングにてご相談ください。
2019.09.10 -
- 肩
野球肩(投球障害肩)は、投球動作の繰り返しによって肩関節に過剰な負荷がかかり、痛みが生じる障害です。 野球肩の症状が発生して、リハビリテーションなど保存療法でも改善が見られない場合、手術を行う必要があります。 この記事では手術の症例や回復するまでの期間、費用の目安などを紹介しますので、参考にしてください。 また、野球肩の手術以外での治療方法も紹介します。手術を避けたい方も本記事をご覧ください。 野球肩に適応される手術の種類 野球肩の手術方法は以下の通りです。 関節鏡手術 直視下手術 損傷や炎症の程度によって、適した手術方法が選択されます。 それぞれの手術方法を解説していきますので、参考にしてください。 関節鏡手術|低侵襲で回復が早い 関節鏡手術は、関節鏡で肩関節の内部を観察し、損傷部位を特定して組織の除去や修復を行う手術療法です。 小さな切開からカメラや器具を挿入し、モニターを見ながら手術を行うのが一般的です。 野球肩の主な症状として、肩の痛みや可動域の制限や肩の不安定感(外れそうな感覚)がありますが、関節鏡手術は傷が小さいため、体への負担も少なく早期の回復が期待できます。 ただし、手術後は安静にする必要があり、医師の指導のもと適切なリハビリテーションを行うことが重要です。 直視下手術|重度症例に適した手術 直視下手術は、関節鏡手術では対応が難しい重症度が高い場合に検討される手術方法で、肩関節を大きく切開して手術が行われます。 関節鏡手術と比べて皮膚切開が大きく、また身体への負担が大きいため、肩の不安定性が大きい場合(繰り返し脱臼する状態)や骨移植を伴うような、重度で複雑なケース・骨の処置が必要な場合に検討されます。 筋肉などの軟部組織への侵襲が大きい傾向があり、術後の痛みや回復に時間がかかる可能性があるため、直視下手術をする場合は専門医とよく相談するようにしましょう。 手術後は過度な運動を避け、装具などで安定した状態を保ち、医師の指導のもとリハビリテーションを行います。 野球肩の手術にかかる費用目安 野球肩の手術にかかる費用の目安は以下の通りです。 手術名 適応病名 入院期間 概算費用 関節鏡下腱板断裂手術 肩腱板断裂 5~6日間 25~39万円 関節鏡下肩関節唇形成術 肩関節脱臼、反復性肩関節脱臼 4日間 22~34万円 関節鏡下関節授動術 肩関節拘縮 4日間 15~23万円 上記の入院期間や費用はあくまでも目安のため、医療機関によって異なる場合もあります。 野球肩が治るまでの期間は?手術後から競技復帰まで流れ 野球肩には、腱板損傷、肩関節唇損傷(SLAP損傷)、インピンジメント症候群など複数の病態があります。 本章では、これらの手術治療後の一般的な復帰の流れを解説します。ただし、具体的な期間は病態や手術方法により異なります。 術後数週間~3カ月 術後3カ月~6カ月 術後6カ月~1年 手術後の競技復帰までの期間には個人差もありますが、1年ほどかかるケースもあります。 術後数週間~3カ月 手術直後は痛みや炎症があるため、手術内容に応じて適切な期間は安静にします。 術後の固定期間が終了したら、肩の可動域を徐々に広げるトレーニングや、段階的に筋力を戻していくためのトレーニングが行われます。 リハビリを始めるタイミングや運動の強度については、医師の指示に従い無理のない範囲で行ってください。 過度に安静にしすぎると肩関節が拘縮(固まる)する恐れがありますが、一方で早すぎるリハビリ開始は修復組織を損傷するリスクがあります。 特に肩に負担のかかる動作や競技復帰のためのリハビリは、回復状態を見ながら慎重に判断しましょう。 術後3カ月~6カ月 術後3カ月~6カ月ほど経過すると多くの場合、肩の力や関節可動域がある程度戻り、日常動作での痛みが軽減します。 この期間では医師の許可を得て段階的に仕事やスポーツに復帰できます。ただし、完全にスポーツに復帰するのは一般的に6カ月以降になるケースが多いです。 リハビリを怠ると肩が固まって可動域が戻らなくなる可能性があるため、可動域拡大のトレーニングを継続する必要があります。 また、過度な負荷をかけると再断裂するリスクがあるので、無理な動きをしないよう注意してください。 術後6カ月~1年 術後6カ月~1年では、適切なリハビリを継続することで、肩関節の可動域はほぼ正常範囲まで改善します。 この期間になると競技に必要な筋力トレーニングや運動機能の改善など、競技復帰に向けたリハビリメニューが行われます。 野球肩の手術から1年経過すると、本格的に競技に復帰できる可能性が高いです。 ただし、回復の早さには個人差があるほか、投球など肩を酷使する動作が多い場合にはさらに時間がかかるケースがあります。 野球肩の手術以外の治し方 野球肩は手術での治療が行われるケースが多いですが、手術以外での治し方を紹介します。 保存療法 再生医療 それぞれの治療法について、特徴などを詳しく説明します。 保存療法 保存療法は、主に初期の野球肩の方に適応される、手術を伴わない治療法です。 患部に負担をかけないように安静にし、薬物療法や理学療法を用いて症状の改善、または軽減を図ります。 痛みが強いときは、炎症を抑制するために抗炎症薬やステロイド注射が行われるケースもありますが、間隔を空ける必要があったり、回数に制限があったりします。 また、保存療法は対症療法となるため、野球肩の根本的な改善にはいたらない点に注意しましょう。 再生医療 野球肩からスポーツへの早期復帰を目指す方には、メジャーリーガーの⼤⾕翔平選手も受けた「再生医療」という選択肢があります。 再生医療とは、患者さま自身から採取した幹細胞や血小板を活用し、損傷した組織の再生・修復を促す治療法のことです。 自己細胞のみを用いるため、アレルギー反応や拒絶反応などの副作用リスクの心配も少ないことが特徴です。 以下ページでは、再生医療によって手術しても治らなかった肩関節の痛みや可動域制限が改善した症例を紹介しているため、併せてご覧ください。 >再生医療によって肩関節の痛みや可動域制限が改善した症例(40代男性)はこちら 野球肩の治療に悩んでいる方で、身体への負担を軽くしたい方や早期復帰を目指される方は、リペアセルクリニックまでご相談ください。 野球肩の手術についてよくある質問 野球肩の手術を検討している患者さまからの、よくある質問にお答えします。 野球で肩を壊したら手術は必要? 野球肩がなかなか治らない理由は? 野球で肩を壊した場合の、手術の必要性などについて解説します。 野球で肩を壊したら手術は必要? 野球で肩を壊した場合、保存療法で症状が改善されるなら手術は必須ではありません。 しかし、保存療法を行っても痛みや炎症が緩和されないケースや、靭帯や腱の損傷が重度のケースでは手術が必要です。 手術を行うか否かについては、医師と相談のうえ慎重に決定しましょう。 野球肩がなかなか治らない理由は? 野球肩がなかなか治らない理由として、以下のような原因が挙げられます。 適切な安静期間を設けていない 不適切なフォームで肩に過度な負荷がかかっている 肩周辺の筋力や柔軟性が不足している 疲労が蓄積されて回復できていない 野球肩による痛みが強いときは、専門医と相談したうえで適切な安静期間を設けることが大切です。 リハビリが始まったら、肩周辺の筋力や柔軟性を向上させましょう。 競技復帰に向けたリハビリでは、肩に負荷のかかりやすい不適切なフォームを改善することも重要です。 野球肩からの早期回復を目指すなら再生医療をご検討ください 野球肩の手術には主に2種類あり、傷が小さい場合は関節鏡手術、腱板断裂など重症度が高い場合は直視下手術が行われます。 手術後は、治療からリハビリテーションを経て競技復帰まで、一般的に6カ月から1年程度の期間を要します。 早期治療、復帰を目指す方には、患者さま自身から採取した幹細胞や血小板を活用し、損傷した組織の再生・修復を促す治療法のことです。 再生医療では入院や手術を必要とせず、早期にリハビリへ移行できます。 以前のようなパフォーマンスを早期に取り戻したい方や、手術後に思ったように回復せず別の手段を考えている方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。
2019.09.10 -
- 肩
野球選手の肩の怪我で多い野球肩には種類があります!原因と最新治療法について 野球選手の肩の怪我は、最新の治療方法である「再生医療」で治療できる可能性が高いといえます。 投球やバッティングなど、腕の動作を繰り返す野球選手にとって「肩の怪我」は珍しいことではありません。 肩に問題を生じたら速やかに治療を開始する必要がありますが、どのような原因で、どのような症状を呈するのかについて知っておくことも重要です。 そこで、野球選手の肩の怪我の原因や症状、治療法について解説します。また、最近注目を集めている再生医療についてもご紹介します。 野球選手の肩の怪我は野球肩が原因の可能性が高い! 野球選手の肩の怪我の主な原因は「野球肩」によるものであると考えられます。 野球肩とは、野球の投球動作のように腕を大きく振る動作を繰り返すことにより、肩関節に関わる腱や筋、骨が損傷や炎症を起こしている状態の総称です。 そして、野球肩には種類があります。 野球肩の種類 ・腱板損傷 ・上腕骨骨端線離開(リトルリーグショルダー) ・動揺性肩関節症(ルーズショルダー) ・肩甲上神経損傷 ・インピンジメント症候群 腱板損傷とは 肩の中にある筋肉の腱の複合体である腱板が損傷を起こしている症状で、日常生活における肩の痛みにより生活の質を大きく落とす可能性が高いです。 上腕骨骨端線離開とは 「リトルリーグショルダー」とも呼ばれ、成長期に起こる投球障害です。成長期における過度の投球により成長軟骨が損傷することで、投球時や投球後に痛みを生じます。 動揺性肩関節症とは 「動揺性肩関節症」とは「ルーズショルダー」とも呼ばれています。上腕骨と肩甲骨の間にある靭帯などが先天的に緩い状態にあり、その状態で肩を酷使することで周囲の組織を損傷してしまい、肩の痛みや不安定感を覚えます。 肩甲上神経損傷とは 棘下筋を支配する肩甲上神経が投球動作により引っ張られる、或いは圧迫されるなどによって損傷を起こし、肩の痛みや肩の疲労感を覚えます。 インピンジメント症候群とは 野球肩の中で最も多くみられる症状で、人体や肩峰に上腕骨頭が衝突することで腱板が挟まれ、炎症を起こすことで肩の痛みを生じます。 野球選手の肩の怪我は再生医療で早期回復を目指せる 野球選手の肩の怪我はさまざまで、その症状次第で適切な治療法は異なります。そして、概ね数週間から、長ければ年単位での肩の安静が必要です。 そこで注目されているのが「再生医療」です。 再生医療は有名野球選手も利用実績のある治療法であり、手術や入院を避けることができるため、体への負担が少なく、治療にかかる期間が短めであるというメリットがある治療法です。 肩の症状を早く改善し、スポーツへの早期復帰を目指せる可能性がある治療法として、画期的な方法です。最近非常に注目されています。 もしも、早くスポーツに復帰したいと考えるのであれば「再生医療」を検討してみる価値が大いにあります。 まとめ・野球選手の肩の怪我で多い野球肩には種類があります!原因と最新治療法について 野球選手の肩の怪我は、選手生命にも致命的な影響を及ぼす可能性がありますし、症状によっては日常生活に支障をきたすこともあります。 早期の回復を目指せる再生医療は、肩の怪我に悩む野球選手の救世主となり得ます。再生医療に興味があれば豊富な実績で症例数をリードする当院までお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.09.09 -
- 肩
水泳をやっている人の中で「水泳中に肩が痛い」「腕が上がりづらい」という場合は「水泳肩」の可能性があります。 ただの筋肉痛や疲労だと判断して練習を継続すると大きなケガにつながる可能性があるので注意が必要です。 本記事では「水泳肩の主な症状や原因」について詳しく解説します。 水泳肩に気付かないまま放置してしまうと選手生命に関わるケガや病気になるリスクが高まります。 治療方法についても解説しているので「水泳中の肩の痛み」や「腕が上がりづらい」症状がある方は、ぜひ最後までご覧ください。 水泳肩とは?主な症状や原因 水泳肩とは、クロールやバタフライなど肩を大きく動かす泳法を繰り返したことによって、肩関節や肩周辺の筋肉に炎症や断裂が生じるスポーツ障害のことです。 水泳肩の主な症状 水泳肩になる主な原因 以下では、水泳肩の主な症状や原因について詳しく解説します。 水泳肩の主な症状 水泳肩の主な症状は、以下の通りです。 水泳時に肩関節に違和感がある 肩関節や肩周辺の筋肉が痛い 腕が上がりづらい 初期段階では、水泳や腕を上げる際に肩関節に違和感を覚えることが多いです。 症状が進行すると肩関節や肩周辺の筋肉に痛みが生じ、腕が上がりづらいなど可動域が制限されるようになります。 痛みが出てからも無理にトレーニングを継続していると、肩腱板が断裂する危険があるため注意が必要です。 水泳肩になる主な原因 水泳肩になる主な原因は、過度な練習によって継続的に肩関節に負荷がかかっていることです。 肩関節を構成している肩腱板へのダメージが蓄積されて血行が悪くなり、炎症を起こします。 特にクロールやバタフライは肩を大きく動かす泳法は、肩関節の可動域をフル活用するため、水泳肩になりやすいです。 水泳肩に気付かないまま悪化している可能性 水泳肩だと気付かずに肩の違和感や痛みを我慢して練習することで、知らぬ間に症状が悪化している可能性があります。 肩関節の負担が大きいクロールやバタフライなどの練習はもちろん、日常生活の動作でも肩への負担が蓄積されていきます。 ただの筋肉痛だと思って治療をしないでいると症状は悪化し、肩腱板が断裂する可能性があるため注意が必要です。 選手生命を守るためにも肩の違和感や痛みがある場合は、早めに医師へ相談することをおすすめします。 https://www.youtube.com/watch?v=5VnPWSGHwVQ&t=159s 水泳肩の検査 水泳肩の診断には、主に「身体診察」と「画像検査」が適応されます。水泳肩では、症状が進むと肩関節周辺に左右で差が生じるなど、外見的な特徴が現れることがあるためです。 そのことから、身体診察では、肩関節に生じるサインを確認します。 また、水泳肩は画像検査においては、異常が見つからないこともありますが、レントゲン検査などで肩関節やその周辺に異常がないかどうかを確認します。 MRI検査では、肩関節の内部に生じた病変や腱板の断裂などを確認することも可能です。 水泳肩の治療方法 軽度〜中等度の水泳肩の場合「保存療法」での治療が多く、肩腱板断裂まで進行するなどの重度なものは「手術療法」が選択することが多いです。 保存療法 手術療法 それぞれの治療方法について詳しく解説します。 保存療法 競泳選手の水泳肩は、特に肩関節を動かしたときに痛みが出やすく、水泳する動作にも少なからず影響を及ぼしますが、軽度の水泳肩であれば「保存療法」で症状が回復することがあります。 保存療法の場合、まずは肩関節の安静を確保し、症状の進行を予防しますが、既にある程度、症状が進んでいる場合は肩関節や、その周辺に炎症を起こしている可能性があります。 その場合は、消炎鎮痛剤の内服や、湿布薬の使用で炎症に対処します。 また、生じている炎症が強く、痛みが強く出ている場合には、ステロイド剤の関節内注射を用いて炎症を抑える治療が選択されます。 手術療法 水泳肩の症状が進行すると肩腱板が断裂する可能性があり、手術療法による治療の検討が必要です。 肩腱板が断裂すると肩を動かす時の痛みだけでなく、肩に力が入らなくなって腕が上がらなくなる可能性もあります。 そのため、断裂した肩腱板をつなぎ合わせる手術をし、術後のリハビリを経て回復を目指します。 手術は、内視鏡を用いた傷や痛みが少ない関節鏡視下手術が主流です。 水泳選手の肩の故障は再生医療で治療できる 水泳肩の従来の治療法は、保存療法と手術療法が中心となっていましたが、現在では「再生医療」という先端医療が実用化されています。 再生医療では、患者さんの幹細胞を培養して増やした後、患部に注射することで肩関節に生じている痛みの症状を軽減します。 また、水泳肩の症状が悪化し、肩腱板が断裂している場合も再生医療での幹細胞治療で肩腱板が再生されることもわかっています。 https://www.youtube.com/watch?v=bKupVfsXpHM 先端医療である再生医療は手術をしないため、術後の後遺症や関節拘縮のリスクが少ない治療方法です。 「選手生命を守りたい」「肩を早期に治して復帰したい」という人は、ぜひ再生医療による治療を検討してみましょう。 【まとめ】水泳肩を放置すると症状が悪化して肩腱板断裂のリスクがある 水泳肩は、競泳選手や水泳選手が肩を酷使する泳法を繰り返すことで、肩に炎症や損傷が生じる症状です。 放置すると選手生命にも影響を及ぼす「肩腱板断裂」の可能性があるため、適切な診断と早期治療が求められます。 従来であれば、保存療法や手術が一般的な治療方法でしたが、近年では再生医療が新しい治療法として注目されているので、早期復帰も目指せます。 水泳肩を発症した場合は、速やかに医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。
2019.09.02 -
- 肩
体を酷使する上、体の異常が選手生命に大きな問題となるアスリートの中には、肩を酷使して痛みを感じている人も少なくありません。 肩の痛みは万全な状態でのスポーツを邪魔し、日常生活にも悪影響を及ぼします。 そこで、アスリートの肩の痛み対策におすすめの「再生医療」について解説します。 こちらも併せてご参照ください 肩の痛みが出やすいスポーツとは? 肩の痛みが出やすいスポーツとして「野球」が挙げられます。野球は投球の際に腕を大きく振る動作を行うため、肩への負担がかかりやすく、「野球肩」と呼ばれる症状があります。 同様の観点からバレーボールやテニス、水泳などの競技でも肩を痛めやすいです。 他には、選手同士の衝突が多いアメフトやラグビー、肩の負担が大きいベンチプレスなどでも肩を痛めやすく、痛みの症状が出るリスクが高いです。 肩の痛みの対処法について アスリートの肩の痛みは、肩に何らかの異常が発生している可能性が高いです。 治療法として選択される方法は症状次第ですが、第一に「保存療法」が挙げられます。肩の安静を確保し、痛みや炎症を抑えるための消炎鎮痛剤の使用やステロイド剤の注射を行う、また、温熱療法や超音波療法などを用いる場合もあります。 第二に「手術療法」が挙げられます。 手術は、骨や関節、筋に損傷がみられる場合、完治させる方法として選択されます。保存療法とは異なり根本的な治療となりますが、体への負担が大きい点がデメリットとなります。 アスリートの肩の痛み対策には再生医療という新しい選択肢もある! アスリートの肩の痛みを改善する治療法の新しい選択肢として「再生医療」が注目されています。 再生医療は体の再生を促す細胞を患部に注射することで、低負担かつ早期の回復が見込める治療法です。 保存療法は治療にかかる期間が長くなりますが、再生医療は短期間で回復を見込めるというメリットがあり、早期に肩の問題を解消し、万全な状態でスポーツに復帰したいアスリートにおすすめの治療法となっています。 大掛かりな手術を必要としませんので、手術には抵抗を感じるという人でも利用しやすい治療法として注目を集めています。 なお、有名な野球選手の中には再生医療を用いて肩の問題を解消したという人も多いです。 まとめ 再生医療は比較的新しい治療法であり、日本ではまだまだマイナーな部類に入る治療法だといえます。 しかし、アスリートにとってメリットの多い治療法である再生医療は、肩の痛みを解消して万全な状態でのスポーツ復帰を目指すための重要な選択肢となるでしょう。
2019.09.01 -
- インピンジメント症候群
- 肩
大結節骨折がインピンジメント症候群の発症リスクを高めます インピンジメント症候群は、早期に発見出来ればリハビリや注射で治療出来ますが、肩や腕に骨折などの問題があった場合、治療が難しくなることがあります。今回は、大結節骨折とインピンジメント症候群の関係についてご紹介します。 大結節とは 大結節というのは、上腕骨の1番外側にある出っ張りのことで、肩のインナーマッスルである腱板(けんばん)がくっつく場所でもあります。大結節がインピンジメント症候群とも大きく関わっているのは、この腱板が付着しているからです。 大結節が骨折した時の状態 大結節が骨折すると、骨が2つに分かれます。片方はもともとの上腕骨が欠けた大きな骨で、もう片方は欠けて骨片となった骨です。そして、この骨片となった方に筋肉が付いていきます。 大結節骨折とインピンジメント症候群の関係 大結節骨折は、インピンジメント症候群を引き起こすきっかけとなることがあります。 大結節骨折により上腕骨の骨が分かれると、小さい骨折側に筋肉が付きます。そうなると腱板が骨片を引っ張る状態になります。腱板が引っ張ることで骨片はずれていってしまいます。大結節骨片がずれると肩の動きにも支障が出るため、インピンジメント症候群になりやすくなるのです。 また、大結節骨折の程度によってずれ方は異なります。5㎜以上のずれがある場合、インピンジメント症候群発症のリスクが高くなると言われています。 大結節骨折の治療 インピンジメント症候群を防ぐためには、まず大結節の骨折を治療する必要があります。大結節骨折治療では、安静にすることとリハビリで肩を動かすことが重要になります。 安静にする 肩の骨は他の部位よりも完全に固定するのが難しいです。ギプスをしっかり巻くと、他の部位の動きまで制限されてしまいます。そのため、極力安静にしている必要があります。 リハビリ 医師に肩を動かしても大丈夫と診断されたら、今度はリハビリを行います。 リハビリには肩の骨がずれない程度に動かすこと、硬くならないように適度に動かすことがポイントになります。運動の仕方やバランスを考え、無理のない範囲で積極的に動かすことが大切です。 まとめ・大結節骨折が、インピンジメント症候群の発症リスクを高めます 大結節骨折は程度によりますが、インピンジメント症候群を引き起こす原因となることがあります。そして大結節骨折によるインピンジメント症候群は、治療も困難になりがちです。それを防ぐためにも、大結節を骨折してしまったらしっかり治すことが大切です。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.05.08 -
- インピンジメント症候群
- 肩
インピンジメント症候群の手術後に、痛みが残る・動きが戻らないと不安を感じている方もいらっしゃるかと思います。 結論、インピンジメント症候群の手術後には一定期間の痛みと機能制限がみられるのが通常です。 術後の肩の痛みや違和感は回復過程において、一般的に起こりうる症状です。 本記事では、術後の回復期間や経過についてわかりやすく解説します。 回復を早めるためのポイントについても紹介していくので、安心して日々を過ごすためにぜひ参考にしてみてください。 また当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、インピンジメント症候群の手術後の症状に不安を持つ方に向けて、再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 従来の治療方法で改善が見られなかった方や、先進医療での治療を検討したい方はぜひご確認ください。 インピンジメント症候群の手術後の痛みと回復期間について インピンジメント症候群の手術後には、一定期間の痛みと機能制限がみられるケースが多いです。 術後も肩の痛みや違和感を感じることで不安を抱くことが多いですが、それらは回復過程において一般的に起こりうる症状です。 特に術後1〜3ヶ月の期間には、関節周囲の組織が修復過程にあるため、痛みや可動域の制限が持続することが多くみられます。 インピンジメント症候群とは、肩関節周辺の腱板や滑液包が肩峰(けんぽう)などの骨性構造に衝突(インピンジ)することで、炎症や損傷を引き起こす状態です。 手術の目的は、肩峰下に存在する摩擦を取り除き、滑らかな動作を回復することにありますが、術後の回復には個人差があり、焦らず段階的にリハビリを進めることが重要です。 インピンジメント症候群の術後の経過の進み方の例 インピンジメント症候群の術後の経過の進み方の例は、以下の通りです。 術後1ヶ月以内 ↳炎症を抑えながら痛みの管理を行う 術後1~3ヶ月 ↳肩関節の可動域を少しずつ広げていく時期 術後3〜6ヶ月 ↳社会復帰やスポーツ再開を視野に入れた応用的な訓練を開始するフェーズ 下記では経過について詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。 術後1ヶ月以内 術後1ヶ月以内は、炎症を抑えながら痛みの管理を行う時期です。 この時期には、肩の固定やアイシング、消炎鎮痛剤の使用が推奨されることが多く、日常生活においても無理のない範囲での動作に制限されます。 主な目的:痛みの緩和と炎症の抑制 リハビリ内容:軽度の振り子運動や可動域維持のための運動 急性期のリハビリは炎症を悪化させないことが最優先であり、痛みのケアを行うことが重要です。 術後1~3ヶ月 術後1〜3ヶ月は、肩関節の可動域を少しずつ広げていく時期です。 この時期になると痛みが徐々に軽減される一方で、動かすことでの不快感が残る場合があります。 主な目的:可動域の改善 リハビリ内容:自動運動(自ら動かす運動)や軽負荷の筋力トレーニング この時期は理学療法士による個別対応が推奨されており、この段階での取り組みが中長期的な回復に大きく影響するとされています。 術後3〜6ヶ月 この時期は、社会復帰やスポーツ再開を視野に入れた応用的な訓練を開始するフェーズです。 肩関節の安定性と機能性を向上させることで、日常生活への影響を最小限に抑えます。 主な目的:機能的動作の改善と復帰準備 リハビリ内容:抵抗運動・動作訓練(荷物を持つ・上げ下げなど) この時期でも痛みが残る場合には、リハビリ内容の見直しや医師の再診が必要になることがあります。 回復を早めるためのポイント 回復を早めるためには、医療機関でのリハビリだけでなく、自宅でのセルフケアも重要です。 以下は、回復を促進する具体的なポイントとなります。 毎日一定時間の自主リハビリ(軽いストレッチや振り子運動)を継続する 睡眠と栄養の質を高め、筋肉と組織の修復を促進する 痛みが増す場合は無理をせず、すぐに医師や理学療法士に相談する 回復には、生活習慣や心理面も含めた総合的な取り組みが求められます。 また心理的な不安を抱えやすい術後には、信頼できる医師に相談すると、安心感を得られメンタルケアにも繋がります。 再発防止のための再生医療という選択について 再発を防ぐための手段として、再生医療は近年注目を集めている選択肢です。 再生医療とは、損傷した組織の修復や再構築を目指す医療技術であり、主に細胞治療・遺伝子治療・組織工学の3つのアプローチがあります。 中でも整形外科領域では、自己脂肪由来幹細胞を用いた細胞治療が実用化されつつあります。 リペアセルクリニックが提供している治療法では、患者自身の脂肪から抽出した幹細胞を体内に再注入することで、炎症の抑制や組織の再生を促進します。 これにより、術後に残る慢性痛・可動域制限・筋力低下などに対し、従来のリハビリや薬物療法とは異なるアプローチで効果が期待されます。 手術を再度行うことなく、回復を促進・再発を予防できる可能性があるので、ぜひ再生医療を検討してみてください。 インピンジメント症候群の手術後は回復を早めるセルフケアが重要 インピンジメント症候群の手術後の回復には、患者自身の積極的なケアが欠かせません 日常生活の中でできるセルフケアは、術後の経過を良好に保つために重要な役割を果たします。 【回復を早めるセルフケア】 リハビリ運動を無理のない範囲で毎日継続する 日常動作の中で肩を冷やさない・過度な負荷を避ける ストレスや不安を軽減するため、必要に応じてカウンセリングを利用する 上記の取り組みとあわせて、回復の質を高めたい方には再生医療の活用も選択肢となります。 特に、リペアセルクリニックが提供する幹細胞治療は、術後の慢性痛や可動域の改善を目指す方にとって注目すべき手段です。 リペアセルクリニックでは、患者自身の脂肪から抽出された幹細胞を用い、患部の炎症軽減と組織修復を促進します。 また医師による丁寧なカウンセリングと、術後の回復状況に応じた個別対応により、「自分に合ったケアを受けたい」方にとって、信頼できる選択肢となります。 再生医療と日常的なセルフケアを組み合わせることで、術後の生活をより前向きで快適なものにしていくことが可能です。 インピンジメント症候群の手術後の痛みや違和感に不安を感じている方は、ぜひリペアセルクリニックの無料カウンセリングを検討してみてください。
2019.05.08 -
- インピンジメント症候群
- 肩
インピンジメント症候群は、肩の痛みや動かしにくさで日常生活にも影響を与える疾患です。 本記事では、インピンジメント症候群が治るか不安やお悩みの方に向けて、適切な治療法や完治するかどうかについて解説します。 インピンジメント症候群の症状改善に効果的なリハビリも紹介します。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、肩関節の損傷や炎症の改善が期待できる再生医療に関する情報を配信中です。 「肩の痛みを早く治したい」という方は、ぜひ再生医療がどのような治療を行うのか知っておきましょう。 インピンジメント症候群は治らない?どれくらいで治る? インピンジメント症候群の改善までの期間には、損傷の程度により1~2週間から1~6カ月と幅があります。 組織損傷がない軽症例では1~2週間で改善しますが、組織損傷を伴う場合は早い方で1カ月、長いと3~6カ月程度の治療期間が必要です。 症状が改善するまで安静に保つことが重要ですが、適切な治療を受けることでスポーツに復帰できるまで改善する可能性があります。 インピンジメント症候群を早く治すには、適切な保存療法とリハビリの継続が大切です。 以下の記事では、インピンジメント症候群が疑われる場合のセルフチェック方法を解説しているので、合わせてご覧ください。 インピンジメント症候群が治らないときの治療法 インピンジメント症候群の治療法は、主に2つあります。 保存療法 手術療法 保存療法と手術療法について解説します。 保存療法 インピンジメント症候群は、保存療法による「リハビリ」や「注射」などで症状の軽減が期待されます。 初期の場合は、安静にすることで痛みが和らぐケースがあります。 リハビリでは、肩の筋肉のバランスを整えるためのトレーニングや動作学習が行われ、肩をスムーズに動かせるようになると、インピンジメント症候群の症状緩和につながります。 しかし、保存療法は、主に痛みの軽減させることや症状緩和を目的にして行われるため、根本的な治療にはならないことを覚えておきましょう。 手術療法 インピンジメント症候群による痛みが保存療法で治まらない場合、手術が行われるケースがあります。 内視鏡を用いた手術で、傷跡が小さく回復も早い特徴があり、比較的早く社会復帰を目指せる治療法です。保存療法を3~6カ月継続しても効果が見られなかった場合に、手術が検討されます。 手術で痛みの原因を取り除くため、症状の大きな改善が期待できます。 インピンジメント症候群が治らないときに実践したいリハビリ インピンジメント症候群の症状が改善しないときに実践したいリハビリテーションを紹介します。 肩の可動域を改善させるストレッチ 腱板機能を改善させる筋力トレーニング 以下では、具体的なやり方について詳しく解説しますので、肩の痛みにお悩みの方は実践してください。 肩の可動域を改善させるストレッチ 肩の可動域を改善させるストレッチのひとつに「クロスボディストレッチ」と呼ばれるものがあります。 このストレッチは、立った状態または座った状態で背筋を伸ばして行います。 1.ストレッチを行う方の腕を目線の高さまで上げる 2.反対の手で肘をつかみ、身体の内側へ引き寄せる 3.肩の後ろが伸びるのを確認しながら30秒キープ 痛みがある場合は、無理のない範囲で行いましょう。 2つ目に紹介するのは、寝た状態で行う「スリーパーストレッチ」です。 1.痛みのある方の肩を下にして横向きに寝る 2.下側の腕を肩の高さまで伸ばす 3.肘を立てて手を上に向ける(L字型になるように) 4.上側の手で、下側の腕の手首から前腕を軽く押さえる 5.肩の後ろにストレッチを感じるまで、ゆっくりと手を床方向に倒す 6.心地よい伸びを感じるところで30秒キープ 強く押すと痛みが生じやすいため、力を入れずにゆっくり倒しましょう。 道具がなくても気軽にできますので、インピンジメント症候群が治らない方は、ぜひ上記のストレッチを行ってください。 腱板機能を改善させる筋力トレーニング 肩腱板の一部である、棘上筋を鍛えるトレーニングを紹介します。 1.腕を身体の横につける 2.肘を伸ばしたまま、外側に広げる 3.バレーボール1個分程度まで上げたら元に戻す 4.1〜3を20回繰り返す 最初は、上記のトレーニングを3~4セット行いましょう。 負荷をかける場合は、回数を増やしたり、500mlのペットボトルやチューブを利用するのもおすすめです。 インピンジメント症候群が治らないときによくある質問 インピンジメント症候群にお悩みの方からのよくある質問を紹介します。 インピンジメント症候群はどこに痛みを感じる? インピンジメント症候群はどんな症状? インピンジメント症候群は野球選手がなりやすいって本当? インピンジメント症候群はどこに痛みを感じる? インピンジメント症候群では、肩の前の方から外側(腕の横)にかけて痛みを感じることが多いです。 とくに、腕を上げる動きや、後ろに回す動きで痛みが強くなります。 肩の酷使を続けて症状が悪化すると、安静にしていても炎症が治まらなくなり、痛みや引っかかりなどの症状が慢性化します。 慢性化すると腱板が断裂したり、肩の先端部分の下に棘が生じる可能性があります。 インピンジメント症候群はどんな症状? インピンジメント症候群の症状は、以下の通りです。 肩の痛み 肩の引っかかり 肩を回すと音が鳴る 筋力の低下 夜間の痛み 初期の場合、肩を動かしている際に特定の動作で痛みが生じます。 しかし、症状が悪化していくと、安静にしていても痛みが治まらないケースがあります。 肩の「ポキポキ」とした音のほかに、痛みや引っかかり感覚がある場合はインピンジメント症候群の可能性があります。心当たりがある場合は、医師の診断を受けましょう。 インピンジメント症候群によって肩に痛みが生じると、肩を動かすことが難しくなり筋力の低下にもつながります。 インピンジメント症候群は野球選手がなりやすいって本当? 肩を酷使する野球選手がインピンジメント症候群になりやすいのは本当です。 ボールを投げる、ボールを打つ動作は肩に大きな負担がかかります。とくに、投球を繰り返すピッチャーがインピンジメント症候群になりやすいと言えます。 しかし、適切な治療を受ければスポーツへの復帰が可能で、早期に治療を開始するほど良好な結果が得られやすくなります。 インピンジメント症候群が治らないときは治療法を見直すことも重要 インピンジメント症候群は、適切な保存療法とリハビリの継続により症状改善が期待できます。 安静、薬物療法、ストレッチや筋力トレーニングが基本的な治療法です。 保存療法を3~6カ月間継続しても十分な効果が得られない場合は、手術療法が検討されます。 しかし、それでも改善が見られない場合や手術を避けたい場合は、治療選択肢の見直しも重要です。 近年では治療選択肢の一つとして再生医療があります。再生医療は患者さまご自身の細胞や組織を利用するため、アレルギーや拒絶反応のリスクが低い治療法です。 以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら 当院「リペアセルクリニック」では、再生医療による治療をご提供しているため、ご検討の際はお気軽にご相談ください。
2019.05.08 -
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「肩の痛みに悩まされているが、何の疾患なのかわからない」 「自分の症状がインピンジメント症候群なのか知りたい」 上記のような疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、インピンジメント症候群かどうかを確かめるために病院で行われるテストを紹介します。 また、インピンジメント症候群の治し方についても解説しているので、肩の痛みにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。 長引くつらい肩の痛みや、インピンジメント症候群には、再生医療による治療も選択肢の一つです。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、再生医療に関する治療法や症例を配信しています。 「肩の痛みを早く治したい」という方は、ぜひ再生医療の情報を確認してみてください。 インピンジメント症候群のセルフチェックリスト 以下の8つの症状のうち複数があてはまる場合は、インピンジメント症候群の可能性があります。 肩を上げたときに痛みがある 夜間に肩の痛みを感じる 痛みで腕を上げられない 肩を動かすときに引っかかる感覚がある 肩を動かすときにゴリゴリと音がする 腕を内側にひねると痛みが増す 重い物を持つと肩に痛みが走る 肩の痛みが長期間続いている インピンジメント症候群の初期症状として、特定の動作をすると肩に痛みが走ります。 また、腕を後ろに回す途中で痛みを感じる、肩の痛みで可動域が制限されるのも特徴です。 インピンジメント症候群における病院で行うテスト項目 インピンジメント症候群の診断をする際に、病院で行われるテストを紹介します。 Neerテスト Hawkinsテスト 有痛弧サイン インピンジメント注入テスト これらのテスト内容について、詳しく解説します。 Neerテスト Neerテストとは、肩関節を使うテストです。立位または座位で行います。 1.痛みのある方の肩を上から動かないように押さえる 2.肩を押さえたまま腕を前方に真っ直ぐ伸ばす 3.肘を伸ばしたまま小指が上側を向くように内側にひねる 4.内旋を保ったまま頭の方向に腕を上げる このときに腕の付け根に痛みを感じたら、インピンジメント症候群の可能性があります。 Hawkinsテスト Hawkinsテストとは、肩関節や肘関節を使ったテストです。 1.腕を前方に挙上する 2.肘を90°に曲げる 3.肩甲骨を固定しながら肩を内側にひねる 肩を内側に倒しているときに肩に痛みを感じたら、インピンジメント症候群の可能性があります。 NeerテストとHawkinsテストは1人でもできますが、患者と検査者の2人で行うのが一般的です。 有痛弧サイン 有痛弧サインは、インピンジメント症候群や腱板損傷の診断で行われるテストのひとつです。 1.痛む方の腕を外転させる 2.角度が60°から120°の間で痛みが生じる場合はインピンジメント症候群の可能性がある 肩関節の可動域と痛みが出る部位の確認を目的としています。 有痛弧サインはあくまで診断を補助するテストのひとつです。他の検査結果と合わせて総合的に判断されます。 インピンジメント注入テスト インピンジメント注入テストは、肩峰下滑液包内に局所麻酔薬を注入して、肩を動かしたときの痛みや可動域制限などが改善されるかを観察します。 麻酔薬を注入した後に症状が改善された場合、インピンジメント症候群の可能性があります。 インピンジメント症候群の治し方 インピンジメント症候群の治療は、症状の程度や患者の状態に応じて段階的に行われます。 主な治療選択肢は以下の3つです。 痛み止めを服用する リハビリ・ストレッチをする 手術を受ける 一般的には保存療法(薬物療法とリハビリ)から開始し、効果が不十分な場合に手術を検討します。 それぞれの治療法について詳しく解説します。 痛み止めを服用する インピンジメント症候群に対しては、主に消炎鎮痛剤や筋弛緩剤などの内服薬が処方されます。 炎症や痛みを軽減する効果が期待されます。 内服薬以外に、ステロイド注射の選択肢もありますが、注射は内服薬のみでは効果が感じられない場合に検討される治療法です。 リハビリ・ストレッチをする インピンジメント症候群の治療には、肩の可動域を広げるためのストレッチや筋力トレーニングが効果的です。 筋力トレーニングは、肩関節の安定性を高める効果も期待できます。 また、肩の正しい動かし方や負担の少ないフォームを専門医が指導するケースもあります。 リハビリは、無理のない範囲で行いましょう。症状の軽減に合わせ、段階的に運動量を増やしていくことが大切です。 手術を受ける 保存療法で効果が見られない場合、手術が検討されます。 インピンジメント症候群では、主に以下の手術が行われます。 肩峰下除圧術 内視鏡を用いた手術 肩峰下の靭帯や骨を切除して、肩関節の動きをスムーズにする 腱板修復術 腱板断裂がある場合に行われる 断裂した腱板を縫合し、再建する インピンジメント症候群の手術は、関節鏡を用いて行われます。 手術後は、リハビリによる肩関節の可動域回復が大切です。 インピンジメント症候群に関するよくある質問 インピンジメント症候群に関して、患者さまから寄せられるよくある質問にお答えします。 インピンジメント症候群と五十肩の違いは? インピンジメント症候群はどれくらいで治る? インピンジメント症候群はレントゲンでわかる? それぞれの質問に対して、詳しく回答していきます。 インピンジメント症候群と五十肩の違いは? インピンジメント症候群と五十肩は、肩の痛みが生じる点では似ていますが、原因や肩の可動域が異なります。 インピンジメント症候群 五十肩 原因 肩の腱や滑液包が骨に挟まる、衝突する 肩関節の炎症 症状 特定の動きで痛みが生じやすい 肩関節を動かすとゴリゴリと音がする 引っかかる感じがある 安静時にも痛みがある 腕を上げる、回す動作が痛い 可動域 痛みはあるが、ある程度動かせる 肩関節の可動域が大きく制限される インピンジメント症候群は、肩を動かしたときにゴリゴリと音が鳴りますが、五十肩は肩を動かしても音が鳴る可能性は低いです。 また、引っかかり感があるのもインピンジメント症候群の特徴です。五十肩は、安静にしていても痛みを感じるケースがあります。 インピンジメント症候群はどのくらいで治る? 症状によって異なりますが、インピンジメント症候群の治療には数週間から数カ月程度かかるケースが多いです。 軽度の場合には保存療法で改善されますが、3カ月~6カ月続けても痛みや腫れが改善されない場合は、手術が検討されます。 手術後にはリハビリが必要ですので、リハビリを合わせると1年以上かかる可能性があります。 インピンジメント症候群はレントゲンでわかる? レントゲン検査も他の検査と併せて行われますが、レントゲンだけではインピンジメント症候群の診断はできません。 レントゲンでは肩峰に骨棘の形成や腱板の石灰化、骨の変形が見られるケースがあります。 これらの構造的異常はインピンジメント症候群の原因となる可能性があり、診断の重要な手がかりとなります。 しかし、最終的な診断は症状の特徴や医師による診察の結果と合わせて総合的に判断されます。 インピンジメント症候群を疑う方は医療機関を受診しよう 肩を動かす際に、ゴリゴリと音が鳴ったり引っかかる感じがある方は、インピンジメント症候群の可能性があります。 疑わしい場合には、医療機関を受診しましょう。 放置すると重症化し、治療に時間がかかる場合があります。できるだけ早く治療を開始して、早期のスポーツ復帰を目指してください。 長引くつらい肩の痛みや、インピンジメント症候群には、再生医療による治療も選択肢の一つです。 以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら また当院リペアセルクリニックの公式LINEでも、再生医療に関する治療法や症例を配信しています。 「肩の痛みを早く治したい」という方は、ぜひ併せて確認してみてください。
2019.05.08







