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- 変形性股関節症
- 股関節
日常生活の中で股関節に痛みや違和感を覚え、「なぜ痛むのだろう」「この痛みはいつまで続くのだろう」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。 股関節の痛みは原因がわかりにくく、症状が長引く場合、骨頭壊死(こっとうえし)の初期症状である可能性があります。 骨頭壊死は、初期段階では症状が軽く見逃されやすいため、早期発見が重要な病気の一つです。 しかし、「実際の症状はどのようなもの?」「変形性股関節症とはどう違う?」と疑問に思う方もいるでしょう。 本記事では、骨頭壊死の初期症状の特徴や早期受診の重要性について解説します。 ぜひ参考にして、痛みの原因を正しく理解し、ご自身に合った治療法を見つけるためのヒントにしてください。 なお、進行した骨頭壊死に対しては、再生医療が治療の選択肢となる場合もあります。 再生医療とは、患者さまご自身が持つ体の回復力に着目し、損傷した組織や機能の回復をサポートする治療法です。 >>実際に当院の治療を受けた患者様の症例はこちら 痛みや将来的な圧壊への不安でお悩みの方は、ぜひ一度当院のカウンセリングへお越しください。 当院の公式LINEでは症例や治療内容についてもご紹介していますので、併せてご確認ください。 骨頭壊死(大腿骨頭壊死・股関節壊死)の初期症状の特徴 骨頭壊死(特発性大腿骨頭壊死症)とは、大腿骨頭(太ももの骨の丸い先端部分)への血流が悪くなり、骨の組織が壊死してしまう病気です。 初期症状の特徴として、以下のような点が挙げられます。 特徴 詳細 初期は無症状 骨の細胞が壊死した段階では痛みを感じない 痛みの始まり 壊死した骨が体重を支えきれずに潰れた(圧潰した)瞬間に痛みが出る 痛むタイミング 立ち上がった時や歩き始めなど、体重をかけた時に痛みやすい 痛む場所 股関節だけでなく、お尻(殿部)、太もも、膝などに痛みが出ることがある 安静時の状態 初期段階では、安静にしていると痛みが治まることが多い ※出典:公益社団法人 日本整形外科学会「特発性大腿骨頭壊死症」 初期段階では安静にしていると痛みが治まる場合が多く、見過ごされてしまうケースもあるため注意が必要です。 しかし病気が進行して骨の圧潰が進むと、痛みの頻度や強さが増していく傾向があります。 骨頭壊死の痛みには、発生メカニズムや広がり方に以下のような特徴があるといわれています。 潜伏期(無症状)がある 圧潰(あっかい)による急激な痛み 痛みの広がり(放散痛・関連痛) 骨自体には痛覚がないため、壊死しただけでは自覚症状がなく、骨が潰れた(圧潰した)瞬間に激痛が走るのが特徴です。 痛みは股関節だけでなく、お尻や膝にまで広がることもあるため、膝の不調と勘違いされるケースもあります。 初期段階では無症状であっても、ある日突然激痛に襲われることがあるため、自己判断せずに専門医の診察を受けることが重要です。 骨頭壊死の初期症状がわかりにくい理由|変形性股関節症と間違えやすいポイント 骨頭壊死の初期症状は、他の病気や一時的な不調と区別がつきにくい場合があります。 股関節の痛みを引き起こす代表的な病気である「変形性股関節症」と間違えやすいですが、両者には発症の仕方に違いがあります。 それぞれの特徴の違いは、以下のとおりです。 病気 発症の仕方 特徴 骨頭壊死 急激に発症する 「〇月〇日に急に痛くなった」と特定できる場合が多い 変形性股関節症 緩やかに進行する 「いつからか痛い」「徐々に痛みが強くなった」という経過を辿る 骨頭壊死は、ある日突然骨がつぶれて痛みが出現するため、発症した日時や状況を鮮明に覚えている場合が多いのが特徴です。 一方で変形性股関節症は長い時間をかけて軟骨がすり減っていくため、痛みの始まりが曖昧な傾向があります。 初期の骨頭壊死はレントゲンに写らないケースもあり、診断を受ける際には以下の点に注意が必要です。 レントゲン検査では発見が難しい場合がある 初期段階では「異常なし」と診断される可能性がある MRI検査などが可能な専門医による診断が必要である 骨の形が保たれている初期段階では、レントゲン画像に異常が写らないことがあります。 「異常なし」と診断されても痛みが続く場合は、MRI検査などが可能な専門医を受診することが重要です。 骨頭壊死の初期症状チェックリスト 骨頭壊死が疑われる主な症状として、以下のようなものが挙げられます。ご自身の症状が当てはまるか、チェックリストで確認してみましょう。 動作・状態 症状の詳細 立ち上がり・歩き始め 動き始めに股関節が痛む 日常生活動作 あぐらや靴下を履く動作がしづらい 歩行時 長時間歩くと股関節やお尻の奥が重だるくなる 安静時 安静にしても痛みが数日〜数週間続き改善しない 立ち上がった瞬間や歩き始めた時に、強い痛みを感じることが多いのが特徴です。 痛みだけでなく、関節の動きに制限が出ることで日常生活に支障をきたすケースもあります。 痛みは股関節だけでなく、お尻や膝など離れた場所に現れることもあります。 以下のような症状がある場合は注意が必要です。 お尻(殿部)や太ももの前側の痛み 膝の痛み(関連痛による誤認) あぐらをかく動作の困難 足の爪を切る動作の困難 股関節以外の場所に痛みが出ていても、原因が股関節にあることは珍しくありません。 膝の痛みが続く場合は、股関節の異常も疑いましょう。 骨頭壊死の初期症状は放置せずに、症状が悪化する前に早めに受診しよう! 股関節に違和感や痛みがある場合は、放置せずに早めに医療機関を受診しましょう。 骨頭壊死は進行性の病気であり、放置して骨の圧潰(潰れ)が進んでしまうと、股関節の変形が悪化し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。 病気の進行度や壊死の範囲によって、治療法は以下のように異なります。 治療法 内容 対象となるケース 保存療法 杖の使用や鎮痛薬で経過を見る 壊死範囲が小さく、圧潰リスクが低い場合 手術療法 骨切り術や人工股関節全置換術 痛みがあり、骨頭の潰れ進行が予想される場合 再生医療 自身の幹細胞で修復を促す 手術を避けたい、自分の骨を温存したい場合 壊死の範囲が小さい場合は、保存療法で様子を見ることが一般的です。 しかし痛みがあり進行が懸念される場合は、自分の骨を残す「骨切り術」や、人工物に置き換える「人工股関節全置換術」などの手術が検討されます。 「手術は避けたい」「自分の骨で歩き続けたい」と希望する場合は、再生医療も選択肢の一つとなります。 当院(リペアセルクリニック)が提供する再生医療の特徴は、以下のとおりです。 自身の幹細胞を用い、骨の再生や血管の新生を促す 壊死した部分の修復を助け、骨が潰れるのを防ぐ効果が期待できる 入院期間が短く体への負担が少ない 実際の症例や治療内容の詳細については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 骨頭壊死の初期症状に関するよくある質問と回答 骨頭壊死の初期症状に関するよくある質問と回答は、以下のとおりです。 骨頭壊死の初期段階でできる対処法は? 骨頭壊死を疑ったら何科を受診するべき? 骨頭壊死の初期段階でできる対処法は? 骨頭壊死の初期段階でできる対処法としては、以下のようなものがあります。 対処法 具体的な内容 負担の軽減 杖を使用する、重い荷物を持たない 動作の制限 ジャンプ、ランニング、深くしゃがむ姿勢を避ける 軽い運動 水中ウォーキング、ストレッチ、ジグリング(貧乏ゆすり) 初期段階では比較的強い痛みがある場合でも、まずは保存療法で様子を見ることがあります。 骨頭が潰れるのを防ぐため、股関節に過度な衝撃や負担がかかる動作は避けましょう。 一方で完全に安静にしすぎると筋力が低下してしまうため、痛みのない範囲で関節を動かすのが重要です。 プールでの歩行は浮力によって体重の負担を減らしながら運動できるため、初期段階で推奨されています。 骨頭壊死を疑ったら何科を受診するべき? 股関節やお尻、膝などに違和感や痛みを感じる場合は、整形外科の受診が推奨されます。 自己判断で様子を見ていると、診断が遅れて骨の変形が進んでしまう可能性があります。 受診の際は、以下の情報を医師に伝えるとスムーズです。 痛みが始まった時期(急に痛くなった日時など) 痛みを強く感じる動作 ステロイド薬の使用歴や飲酒習慣の有無 レントゲン検査で異常がないと言われても、痛みが続く場合やリスク因子(ステロイド・アルコール)がある場合は、MRI検査ができる専門医への相談が有効です。
2025.12.26 -
- 変形性股関節症
- ひざ関節
- 再生治療
膝のヒアルロン酸注射をしたのに、思ったほど良くならないとお悩みの方もいらっしゃるかと思います。 痛みが続くと、仕事や家事の段取りまで狂ってしまい、「このまま悪化したらどうしよう」と焦ってしまう原因にもなります。 そこで本記事では、膝のヒアルロン酸注射が失敗と感じる理由を整理し、効かない原因と次の選択肢までをわかりやすく解説。 ヒアルロン酸注射以外の選択肢についても、紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。 結論|失敗の多くは「適応・病期・期待値のズレ」と「一時的な反応」 「失敗」と感じる背景の多くは、治療の向き不向きや病気の進み具合、期待していた改善のイメージにズレがあることに加えて、注射直後の一時的な反応が重なって起こります。 【失敗と感じる背景】 適応が合っていない(原因が別にある) 病期が進んでいて効果が出にくい 期待値が高すぎて「効いたのに失敗」と感じる 注射後の痛み・腫れなどの一時的な反応で不安が増す ヒアルロン酸注射は、合う人には助けになる一方で、万人に同じ結果が出る治療ではありません。 さらに、注射は「痛みがゼロになる魔法」ではなく、日常動作が少し楽になる程度が目標になることもあります。 つまり、「失敗かどうか」は感覚だけで決めるより、原因と病期を整理して判断するほうが納得しやすいのです。 まずは、よく起こるパターンを知り、いまの状況がどれに当てはまるかを確認しましょう。 ヒアルロン酸注射とは?効果の位置づけと限界(知っておくべき前提) ヒアルロン酸注射は、関節の動きを滑らかにする性質を期待して膝関節内に注入する治療で、痛みの軽減や動かしやすさの改善を目的に行われます。 目的:痛みの軽減、動作の負担軽減、生活の維持 得意:軽〜中等度の痛みで「動くとつらい」タイプ 苦手:変形が強い、炎症が強い、原因が半月板や筋力低下中心 注意:効果の感じ方に個人差がある 実際、学会の診療指針では、膝の変形性関節症に対するヒアルロン酸注射は「 routine( routine use )としては推奨しない」とする記載もあり、効果に限界がある点は前提として知っておく必要があります。 参照:AAOS Clinical Practice Guideline “Management of Osteoarthritis of the Knee (Non-Arthroplasty)” (2021) 一方で、「合う人には一定の痛み軽減を感じることがある」といった臨床的な実感もあり、治療の価値がゼロという意味ではありません。 参照:AAOS OrthoInfo “Viscosupplementation for Knee Arthritis” 大切なのは、注射の役割を「痛みを和らげて動ける状態を作り、運動療法や体重管理につなげる補助」と捉えることです。 この前提があるだけで、「効かない=失敗」と短絡的に決めつけにくくなります。 「失敗」と感じやすいパターン ヒアルロン酸注射を「失敗」と感じる場面には共通点があるため、まずは代表的なパターンを先に押さえると整理がしやすくなります。 注射しても効果が出ない 一時的に痛み・腫れが増えた 期待していた改善と違った 同じ「効かない」に見えても、原因は「病期」なのか「別の病気」なのかで対応が変わります。 また、注射後の反応は一過性のこともあり、タイミングの問題で不安が増幅している場合もあります。 自分がどのパターンに近いかを確認すると、次に何をすべきかが見えやすくなります。 注射しても効果が出ない 効果が出ないと感じる場合は、そもそも痛みの主因が注射の得意領域ではない可能性があります。 【効果が出ない原因】 変形が進んでいて、関節の構造変化が強い 膝以外(股関節・腰)由来の痛みが混ざっている 半月板や靱帯、滑膜炎など別要因が主役になっている 筋力低下や歩き方の癖で負荷が集中している 「注射したのに変わらない」と焦るときほど、痛みの出方(階段がつらいのか、立ち上がりがつらいのか)を具体的に振り返ることが役立ちます。 たとえば、歩き始めだけ痛いタイプと、歩くほど痛いタイプでは、関与する要素が変わることがあります。 また、注射は“今ある痛み”を薄める補助であり、根本の負荷(筋力・体重・動作)を放置すると手応えが出にくいこともあります。 改善が乏しいときは「同じ注射を続けるか」ではなく、「原因を再評価するか」を主軸に据えるほうが納得しやすいです。 一時的に痛み・腫れが増えた 注射後に痛み・腫れが増えたとしても、それだけで危険とは限らず、数日で落ち着く一時的な反応のことがあります。 注射後には一時的な痛みや腫れが出ることがあるため、強い運動は1〜2日避けることが推奨されます。 また、少数ですが強い腫れと痛みを伴う注射後反応が起こり得ることも説明されており、つらい場合は医療機関での対応が必要です。 参照:Cleveland Clinic “Knee Gel Injections (Viscosupplementation)” 痛みが増えたときは「我慢する」よりも、「いつから」「どれくらい」「熱感はあるか」をメモして相談すると話が早く進みます。 不安な反応ほど、自己判断で放置せず早めに確認することが結果的に安心につながります。 期待していた改善と違った 期待していた改善と違ったと感じるときは、注射に求めていたゴールが「治る」になっていた可能性があります。 膝の痛みは、炎症・変形・筋力・体重・動作の癖が絡み合って出ることが多く、「注射だけ」で全部を片づけるのは現実的に難しい場面があります。 そのため、医師と「何ができるようになれば成功か」を先に共有しておくと、治療の評価がブレにくくなります。 たとえば「夜間痛が減る」「買い物が最後まで歩ける」など、生活目線の目標があると判断しやすいです。 期待値の調整は妥協ではなく、次の手を最短で選ぶための準備だと考えると前向きになれます。 ヒアルロン酸注射が効かない主な原因 ヒアルロン酸注射が「効かない」原因を改善するには、「病期」「併存症」「生活要因」に分けて考えるのが近道です。 変形が進んでいる・炎症が強いなど病期の影響 併存症(半月板・筋力低下・肥満など)に原因がある 注射だけに頼り、運動療法・体重管理が不足している 同じヒアルロン酸注射でも、効きやすい条件と効きにくい条件があるため、まずは当てはめてみましょう。 ここを押さえると「続けるべきか」「別の治療に切り替えるか」の判断がしやすくなります。 変形が進んでいる・炎症が強いなど病期の影響 病期の影響で効きにくい場合は、関節の構造変化が強く、注射のサポートだけでは追いつかない状態になっていることがあります。 【変形が進んでいる・炎症が強いなど病期の影響】 骨の変形が強く、関節の隙間が狭い 炎症が強く、水がたまりやすい(腫れや熱感が出やすい) 動かすたびに痛みが出て、筋力が落ちやすい 痛みのために活動量が減り、さらに悪循環になる この段階では、注射で少し楽になっても「すぐ戻る」と感じやすく、失敗の印象につながりがちです。 ただし、病期が進んでいても、痛みを抑えながら運動療法に入れれば生活が整うケースはあります。 大切なのは、画像や診察所見と日常の困りごとをセットで評価し、いまの治療が目的に合っているかを確認することです。 「効かない理由が病期なら、次に何を足すべきか」が見えやすくなります。 併存症(半月板・筋力低下・肥満など)に原因がある 併存症が主因の場合は、関節内への注射だけでは痛みの根っこに届かず、結果として「効かない」状態になりやすいです。 【併存症の例】 半月板由来の痛み(ひっかかり感、動作で鋭い痛み) 太ももの筋力低下(膝が支えられず負荷が集中) 体重増加(歩くたびの負担が積み上がる) 股関節・足首の硬さ(膝に代償が起きる) たとえば筋力低下が進んでいると、痛みが少し下がっても「膝が不安定で怖い」という別の困りごとが残ります。 また、体重や歩き方の問題が大きいと、注射で関節内の環境を整えても負荷が上回ってしまいます。 この場合は「注射をやめる」ではなく、「注射に何を組み合わせるか」を考えるほうが合理的です。 原因が複数あるほど、治療も“組み立て”が必要になります。 注射だけに頼り、運動療法・体重管理が不足している 運動療法・体重管理が不足すると、注射の効果が出ても生活の中で上書きされやすく、結局「変わらない」状態に戻りやすいです。 【おすすめのトレーニング】 太もも前(大腿四頭筋)やお尻の筋力トレーニング 膝に優しい有酸素運動(自転車、水中歩行など) 痛みが出にくいフォームの練習(立ち上がり・階段) 食事と活動量の見直しによる体重コントロール 注射は「動ける時間」を作る補助になり得るため、そのタイミングで運動に入れるかどうかが差になります。 逆に、痛みが怖くて動かない期間が長いと、筋力が落ちて膝の負担が増え、注射の実感が薄れやすいです。 「注射+生活の整え方」をセットで考えると、失敗感は減らしやすくなります。 注射後に「危険かもしれない」サイン(受診目安) 注射後の違和感はよくありますが、以下の受診の目安になるサインを知っておくと、必要以上に悩まずに済みます。 腫れが強く、日ごとに悪化する 熱感がはっきりして、赤みが広がる 発熱を伴う、全身状態が悪い 体重をかけられないほどの痛みが続く 痛みや腫れが「時間とともに軽快せず」むしろ増す 関節注射はまれに感染リスクがあるため、異常な腫れや熱感がある場合は放置せず相談することが大切です。 また、痛みや腫れが続く・悪化する場合は医療者に連絡することが推奨されます。 「様子見でよい反応」と「早めに確認したい反応」を分けておくと、治療を続けるかどうかの判断もしやすくなります。 不安が強いときほど、遠慮せず受診の目安を医療機関に確認してください。 失敗を減らすためにできること(続け方・併用策) 「失敗」を減らす最も現実的な方法は、以下のように続け方・併用策を最初から設計しておくことです。 「何ができるようになれば成功か」を医師と共有する 注射の効果判定のタイミングを決めておく(例:数週間単位) 運動療法(筋トレ・有酸素)を同時に開始する 体重・歩き方・靴など、日常の負荷を下げる工夫をする 注射を受ける前に「どのくらいの改善を、どの期間で見るか」を決めておくと、期待値のズレが起こりにくくなります。 また、運動は万能ではありませんが、膝を支える筋肉を戻すことは多くの人に共通して重要です。 体重や生活動作の癖は、短期で変わりにくい一方で、長期の痛みには大きく影響します。 だからこそ、注射を“単独イベント”にせず、「膝を守る習慣の開始点」にする意識が役立ちます。 改善しない場合の治療選択肢 ヒアルロン酸注射で改善が乏しい場合でも、治療選択肢は一つではありません。 【おすすめの治療法方法】 運動療法・理学療法(フォーム修正、筋力強化) 減量や生活指導(負荷を下げる) 装具(サポーター、足底板) 内服・外用の鎮痛薬(体質や併存症に配慮して調整) 症状が強い場合は手術を含む検討(病期に応じて) ガイドラインでは、運動や体重減少が痛み・機能の改善に推奨されており、土台としての価値が高いことが示されています。 参照:AAOS Clinical Practice Guideline “Management of Osteoarthritis of the Knee (Non-Arthroplasty)” 「注射が合わない=もう手詰まり」ではなく、原因に合わせて組み替える余地が残っていることがほとんどです。 特に、半月板や筋力、体重などの要素が大きい場合は、組み合わせ治療で納得できるラインまで改善することもあります。 痛みが長引くほど生活の質が落ちやすいので、早めに次の一手を相談できる体制が重要です。 まとめ|「失敗」の正体を分解して、次の一手を決めることが重要 膝のヒアルロン酸注射を「失敗」と感じるときは、適応・病期・期待値と注射後の反応を分けて考えると、状況が整理しやすくなります。 【記事のまとめ】 効かない理由は「注射が悪い」ではなく「条件の不一致」のことがある 注射後の痛み・腫れは一時的なこともあるが、危険サインは早めに確認する 注射は単独で完結させず、運動療法・体重管理とセットで考える 改善が乏しい場合も、治療は組み替え可能で選択肢は残る それでも「保存療法を続けているのに痛みが戻る」「生活を整えても限界がある」と感じる方もいるはずです。 そのような場合は、より根本に近いアプローチとして再生医療を含めた相談を検討する価値があります。 リペアセルクリニック大阪院では、慢性的な膝の痛みに対して、原因や生活背景まで踏まえたカウンセリングを重視し、治療の選択肢を整理したうえで提案しています。 「注射が合わなかったのかもしれない」と悩んでいる方こそ、いまの状態に合う次の一手を一緒に考えることが重要です。 リペアセルクリニック大阪院の特徴 内容 相談の進め方 症状の経過・生活で困る場面・これまでの治療歴を整理し、次の選択肢を比較しながら説明 重視するポイント 「何が痛みの主因か」を見立て、注射・運動・生活調整だけで足りない要素があるかを確認 提案の考え方 保存療法の継続が妥当か、段階を上げるべきかを、期待値とリスクの両面からすり合わせ フォローの視点 治療だけでなく、再発予防の観点から日常動作・負荷管理も含めて案内 「このまま同じ治療を続けてよいのか」「次に何を試すべきか」が曖昧なままだと、不安だけが積み重なってしまいます。 だからこそ、現状を評価し直し、選択肢を比較したうえで納得できる判断をすることが大切です。
2025.12.26 -
- 変形性股関節症
- 股関節
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股関節の痛みは、加齢や生活習慣、疾患などさまざまな原因で発症する症状です。 痛みを放置すると、歩行困難や日常生活への支障、さらには手術が必要になるケースもあります。 この記事では、股関節の痛みを放置することで起こるリスクや病院を受診すべき症状、考えられる疾患について詳しく解説します。 股関節の痛みで悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、現在リペアセルクリニックでは手術を必要としない治療法の再生医療に関する情報をLINEで発信しております。 長引く股関節の痛みでお悩みの方は、ぜひご登録ください。 股関節の痛みの放置によって考えられる悪化リスク 股関節の痛みを放置すると、症状が徐々に悪化し、さまざまなリスクが生じる可能性があります。主なリスクとして以下の5つがあります。 歩けないほど痛みが強くなる 日常生活に影響が出る 股関節が摩耗・変形する 姿勢悪化による他の関節の痛み 転倒リスク増加による外傷 これらのリスクを正しく理解して、早期に適切な対処を行いましょう。 歩けないほど痛みが強くなる 股関節の痛みを放置すると、痛みが徐々に悪化し、歩行や立ち上がりなどが困難になる可能性があります。 初期段階では歩き始めや階段の昇降時にのみ痛みを感じていた場合でも、放置することで安静時にも痛みを感じるようになるのが特徴です。 痛みによって動作が制限されると、筋力低下や関節の硬化が進み、さらに症状が悪化する悪循環に陥るおそれがあります。 日常生活に影響が出る 股関節の痛みを放置すると、買い物や外出、家事などの基本的な日常生活動作が困難になり、生活の質が低下します。 特に以下のような動作が難しくなります。 靴下や靴を履く動作 椅子に座る・立ち上がる動作 車の乗り降り 階段の昇降 長時間の立ち仕事 これらの動作が困難になると、家族や周囲の人に頼らざるを得なくなり、精神的な負担も増加します。 股関節が摩耗・変形する 股関節の痛みを放置すると、関節軟骨がすり減り、骨の変形が進行する可能性があります。 股関節に痛みがあるということは、関節に過度な負担がかかっているケースが多いです。 関節軟骨は一度失われると自然に再生することはほとんどなく、摩耗が進むと骨同士が直接こすれ合うようになります。 その結果、強い痛みや関節の可動域制限が生じ、変形性股関節症などの深刻な疾患へと進行します。 姿勢悪化による他の関節の痛み 姿勢が悪化すると他の関節にも負担がかかるため、痛みの放置は厳禁です。 無意識のうちに痛みを避けるような歩き方や姿勢をとるようになり、以下のような問題が生じます。 腰への負担増加による腰痛 反対側の股関節への過度な負荷 膝関節への負担による膝痛 背骨の歪みによる背部痛 これらの問題を回避するためにも、早期に股関節の治療を行い、他の関節への負担も軽減することが重要です。 転倒リスク増加による外傷 股関節の痛みを放置すると、筋力低下や歩行の不安定さから転倒リスクが高まり、骨折などの外傷につながる可能性があります。 特に高齢者の場合、股関節の痛みによって以下のような状態になりやすくなります。 足を上げる動作が困難になる バランス感覚が低下する 歩行速度が遅くなる とっさの動作ができなくなる 転倒による骨折は、手術や長期的なリハビリが必要になるリスクがあります。 また、転倒への恐怖心から外出を控えるようになり、さらに筋力が低下する悪循環に陥るおそれもあります。 股関節の痛みで病院を受診すべき症状リスト 次のような症状が現れたときは、医療機関への受診をおすすめします。 安静時にも股関節に痛みがある 夜間に痛みで目が覚める 歩行時に痛みが強くなる 2週間以上痛みが続いている 足にしびれや力の入りにくさを感じる 股関節の可動域が制限されている 股関節周辺に腫れや熱感がある 階段の昇降が困難になった 特に安静時にも痛みがある場合や足のしびれを伴う場合は、症状が進行している可能性が高いため、すぐに専門医の診察を受けましょう。 股関節の痛みで考えられる疾患や病態 股関節の痛みの原因となる疾患や病態には、さまざまなものがあります。 変形性股関節症などの代表的な疾患 関節唇損傷などのレントゲンで見逃されやすい病態 これらの正しい知識を身につけて、適切な診断と治療を受けましょう。 変形性股関節症などの代表的な疾患 股関節の痛みを引き起こす代表的な疾患として、以下のようなものがあります。 疾患名 主な特徴 変形性股関節症 ・関節軟骨がすり減り、股関節の機能が低下する疾患 ・中高年に多く、痛みやこわばり、可動域の制限が現れる リウマチ性股関節症 ・自己免疫疾患により関節に炎症が生じる疾患 ・朝のこわばりや腫れが特徴で、複数の関節に症状が広がる 大腿骨頸部骨折 ・高齢者に多く、転倒などの外傷が原因で発生する骨折 ・強い痛みや歩行困難が生じ、放置すると寝たきりにつながる 大腿骨頭壊死 ・大腿骨頭への血流が障害されることで骨組織が壊死する疾患 ・歩行時や立ち上がり時に痛みが生じ、壊死の範囲が大きいと手術が必要 これらの疾患は、それぞれ異なる原因や進行パターンを持っています。早期発見と適切な治療により、症状の悪化を防げます。 関節唇損傷などのレントゲンで見逃されやすい病態 股関節の痛みには、レントゲン検査では見つけにくく、診断時に見逃されやすい病態もあります。 代表的なものとして、以下のような病態があります。 病態名 主な特徴 関節唇損傷 ・股関節の縁にある関節唇が損傷する病態 ・レントゲンでは見つからず、MRI検査が必要 ・引っかかり感が特徴 股関節インピンジメント ・骨の形状異常により関節の動きで骨同士がぶつかる病態 ・若年層から中年層に多く、放置すると関節唇や軟骨の損傷につながる 滑液包炎 ・股関節周囲の滑液包が炎症を起こす病態 ・外側の痛みや横向き寝での痛みが特徴で、超音波やMRI検査で診断 腸腰筋腱炎 ・股関節前面の腸腰筋腱が炎症を起こす病態 ・前側の痛みが特徴で、歩行や階段昇降時に症状が悪化する 痛みが続く場合は医師に相談し、必要に応じてMRI検査や超音波検査などの精密検査を受けましょう。 股関節の痛みに関してよくある質問 日常生活に大きく影響を与える股関節の痛みに関して、よくある質問を紹介します。 股関節が痛いときは歩かないほうがいい? 股関節が痛くて歩けないときの対処法は? 突然歩けないほど股関節が痛くなる原因は? 股関節が右だけ痛い原因は? 股関節の痛みにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。 股関節が痛いときは歩かないほうがいい? 股関節が痛いときは、無理して歩かないようにしましょう。 特に強い痛みがある場合は、関節や筋肉に負担をかける可能性があるため、安静にすることを優先してください。 ただし、長期間にわたって股関節を動かさないと関節が硬くなったり、筋力が低下したりするリスクもあります。 痛みが落ち着いてきたら、医師や理学療法士の指導のもとで軽い運動を取り入れると、症状の改善が期待できます。 股関節が痛くて歩けないときの対処法は? 股関節の痛みが強く、歩けない場合には以下の対処法が有効です。 安静にする 冷やすまたは温める サポート器具を活用する 医師の診察を受ける まずは安静にするのが大切ですが、痛みが強いときは医療機関を受診して医師の診察を受けましょう。 突然歩けないほど股関節が痛くなる原因は? 突然歩けないほどの股関節の痛みが生じる原因には、以下のような疾患が考えられます。 変形性股関節症:関節軟骨の摩耗や変形が進行し、痛みや可動域の制限を引き起こす 関節リウマチ:関節の炎症が原因で痛みが強まり、歩行が困難になる可能性がある 大腿骨頭壊死:骨への血流が途絶え、骨組織が壊死することで激しい痛みが生じる 滑液包炎:股関節周囲の滑液包が炎症を起こし、歩行時に強い痛みを伴う これらの症状が現れた場合は、早急に医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。 股関節が右だけ痛い原因は? 股関節が右だけ痛いときは、骨格や筋肉のバランスのゆがみが原因となっている可能性が考えられます。 ゆがみが生じる要因には、「立っているときに右足に重心をかける」「座っているときに足を組む」などがあります。 股関節への偏った負担が痛みの原因となるため、正しい姿勢を意識し、長時間同じ姿勢でいないようにしましょう。 股関節の痛みは放置厳禁!長引く痛みには再生医療をご検討ください 股関節の痛みを放置すると症状が悪化し、歩行困難や日常生活への支障、さらには変形性股関節症やリウマチ性股関節症などの深刻な疾患につながるおそれがあります。 痛みは放置せずに、医療機関を受診して適切な診断と治療を受けましょう。 また、近年の治療では、手術がいらない治療法として再生医療が注目されています。 再生医療とは、患者さまご自身の細胞や血液を用いて、損傷した股関節の修復を図る治療法です。 実際に当院では、「手術しないと治らない」と言われた変形性股関節症の痛みが、再生医療によって改善した症例が多数あります。 実際に当院で治療を受けた患者様の症例は、こちらからもご確認いただけます。 また「股関節の痛みを手術せずに治したい」「長引く痛みをなんとかしたい」という方は、以下の動画をぜひご覧ください。
2025.02.07 -
- 変形性股関節症
- 股関節
- 再生治療
股関節は骨盤と太ももの骨をつなぐ重要な関節で、歩く・立つ・座るなど日常のあらゆる動作に関わっています。股関節が右だけ痛いと感じたことはありませんか。 片側だけの股関節の痛みは、日常生活における姿勢の偏りやケガのほか、変形性股関節症などの病気が原因となっている場合もあります。 痛みを放置すると、かばう動作によって反対側にも痛みが広がったり、症状が進行したりする可能性があるため注意が必要です。 この記事では、股関節が右だけ痛くなる原因や考えられる病気、セルフケアの方法、効果的な治療法について詳しく解説します。 股関節の痛みに対処するには、原因に合わせて治療を行うことが大切です。股関節の右だけが痛いと感じる方は、原因を知るためにも早めに医療機関を受診しましょう。 また、現在リペアセルクリニックでは手術なしで根本的な改善が期待できる再生医療に関する情報をLINEで発信しております。 ぜひご登録ください。 股関節が右だけ痛いときの主な原因 股関節が右だけ痛くなる原因はさまざまです。 片側だけの股関節の痛みには、以下の4つの原因が考えられます。 変形性股関節症などの病気 重心の偏りによる骨盤の歪み 外傷やオーバーユース(使いすぎ) 腰からの放散痛 片側だけの股関節痛の原因を正しく理解して、適切な対処につなげましょう。 変形性股関節症などの病気 股関節が片側だけ痛む場合、変形性股関節症をはじめとする病気が原因となっているケースがあります。 変形性股関節症は、加齢や肥満、関節の使いすぎなどによって股関節の軟骨がすり減り、骨同士がぶつかることで痛みが生じる病気です。 とくに初期の段階では片側だけに痛みが出ることが多く、右側だけ痛むことがあります。 動き始めに痛みを感じる、長時間歩くと痛みが強くなるなどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 重心の偏りによる骨盤の歪み 日常生活における姿勢の偏りは、片側だけの股関節痛を引き起こす大きな原因です。 以下のような習慣がある方は、片側の股関節に負担がかかりやすいため注意が必要です。 立つときに片足に重心をかけている いつも同じ側の足を組んでいる カバンをいつも同じ肩にかけている デスクワークで長時間同じ姿勢を続けている 猫背や反り腰になっている これらの習慣が積み重なると骨盤の高さや傾きに左右差が生じ、体の歪みにつながります。 姿勢の偏りによって左右の荷重バランスの崩れることで、片側の股関節に過剰な負担がかかって痛みを引き起こします。 外傷やオーバーユース(使いすぎ) ケガやスポーツによる外傷、特定の動作の繰り返しによる使いすぎ(オーバーユース)も、片側だけの股関節痛の原因となります。 股関節周りを損傷すると、ケガを負った側の股関節に痛みが出ます。 片側の股関節痛につながりやすい外傷には、以下のものがあります。 股関節唇損傷 肉離れ 打撲 股関節に違和感を覚えたら、無理をせず休息をとって安静にしましょう。 腰からの放散痛 股関節自体には問題がなくても、腰に原因があって股関節周辺に痛みを感じる場合があります。 これは「放散痛」と呼ばれる症状です。 たとえば、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などによって腰の神経が圧迫されると、その神経が通っているお尻や太もも、足の付け根に痛みやしびれが広がります。 患者さま自身は股関節が痛いと感じていても、詳しく調べると原因は腰にあったというケースは少なくありません。 とくに、しびれを伴う痛みがある場合は、腰からの放散痛の可能性を考慮する必要があります。 股関節が右だけ痛いときに考えられる病気・症状 股関節が右だけ痛いときに考えられる疾患は、以下の4つです。 変形性股関節症 関節リウマチ 骨頭壊死 大腿骨近位部骨折 坐骨神経痛 腰部脊柱管狭窄症 原因となる疾患を知るために、股関節に痛みが出たら早めに医療機関を受診しましょう。 変形性股関節症 股関節が右だけ痛いときは、変形性股関節症の可能性が考えられます。 変形性股関節症は、加齢や肥満、関節の使いすぎなどの原因によって股関節の軟骨が擦り減り、骨と骨がぶつかることで痛みが生じる疾患です。 関節の擦り減りが進行し、 痛みがある股関節をかばうと反対側の股関節も痛くなる可能性があるため注意が必要です。 以下の動画では、変形性股関節症について詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。 関節リウマチ 股関節が右だけ痛い場合に考えられる疾患に、関節リウマチがあります。 関節リウマチは、免疫系の異常により関節内に炎症が起こり、関節の痛みや腫れを引き起こす疾患です。 関節リウマチは自己免疫疾患の1種で、症状が慢性化するのが特徴です。 症状は全身のあらゆる関節に見られますが、特に手足の指の関節に症状が現れやすいです。 完治はしないため、症状と長く付き合う必要があります。 自身に合った対処法で痛みをコントロールして、症状の悪化を防ぎましょう。 関節リウマチの早期受診の重要性については、以下で詳しく解説していますので参考にしてください。 骨頭壊死 股関節が片側だけ痛む場合に考えられる疾患に、骨頭壊死があります。 骨頭壊死は太ももの骨の上側で起こりやすく、以下の因子によって発症リスクが高まります。 股関節骨折 股関節脱臼 糖尿病 腎臓病 痛風 アルコール依存症 ステロイドの長期使用 股関節の怪我や生活習慣病などにより、骨に血液が十分に供給されなくなると骨細胞が壊死します。 初期症状は股関節や太ももに痛みが出ますが、壊死の範囲が狭い場合は痛みを感じないこともあります。 骨頭壊死が進むにつれて、痛みが強くなったり、歩行困難に陥ったりするため早期の治療が重要です。 大腿骨近位部骨折 股関節が右だけ痛いときは、大腿骨近位部骨折の可能性があります。 大腿骨近位部骨折は、股関節に近い大腿骨(太ももの骨)が骨折した状態のことです。 骨折した部位によって「大腿骨頸部骨折」と「大腿骨転子部骨折」に分類されます。 高齢者や骨粗しょう症の方は骨の強度が低下してしまったことで骨折しやすくなっている可能性もあるので注意が必要です。 大腿骨を骨折すると痛みだけではなく腫れや内出血などの症状が現れます。 坐骨神経痛 片方だけ痛む股関節は、坐骨神経痛が原因の可能性があります。 坐骨神経痛は、腰から足にかけて伸びている坐骨神経が圧迫や刺激を受けることでお尻や太ももに痛みやしびれを感じる症状が現れます。 主な症状は、以下のとおりです。 腰やおしり、足にかけての痛み 腰部や下肢のしびれ 休憩なしでは歩けなくなる(間欠跛行) 長時間立っていることがつらい おしりが痛く座っていられない 股関節に関する疾患ではありませんが、お尻や太ももの痛みが広がり股関節に痛みを感じる場合があります。 腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などで変形した腰の骨は、坐骨神経を圧迫する恐れがあるため注意が必要です。 坐骨神経痛が出現したら、無理に動かさず、安静に過ごしましょう。 腰部脊柱管狭窄症 股関節が片側だけ痛む場合は、腰部脊柱管狭窄症の可能性が考えられます。 腰部脊柱管狭窄症とは、背骨にある神経が詰まった脊柱管が狭まり、内部の神経や脊髄が圧迫される疾患です。 主な症状は、以下のとおりです。 腰痛 歩行時の足の痛み 足のしびれ 休憩なしで歩くことが困難になる 坐骨神経痛と同様に、お尻や太ももの痛みが広がり股関節に痛みを感じる場合があります。 腰部脊柱管狭窄症で歩行時に痛みが出現する方でも、前かがみの姿勢をとれば症状が軽減する場合があります。 前かがみの姿勢で痛みが落ち着く理由は、狭まった脊柱管が一時的に広がるためです。 股関節が右だけ痛いときのセルフケア 股関節が右だけ痛いときは、適切なセルフケアで症状の緩和が期待できます。 ただし、セルフケアはあくまで補助的なものです。痛みが強くなる場合や新たな症状が出る場合は、すぐに中止して医療機関を受診してください。 姿勢・歩き方を改善する 股関節周辺のストレッチ 症状に応じて冷やす・温める 日常生活の中でできるセルフケアを実践して、股関節への負担を減らしましょう。 姿勢・歩き方を改善する 日常の姿勢や歩き方を見直すことで、片側の股関節にかかる負担を軽減できます。 正しい立ち方のポイントは以下のとおりです。 両足に均等に体重をかける お腹に軽く力を入れて骨盤を立てる 片足重心を避け、左右のバランスを意識する 歩くときは、右足ばかりでリードしないように意識しましょう。 また、靴底のすり減り具合をチェックして、片側だけが極端に減っていないか確認することも大切です。 股関節周辺のストレッチ 股関節周辺のストレッチは、筋肉の柔軟性を高めて痛みの緩和に役立ちます。 ただし、痛みを感じるような無理なストレッチは避けてください。 おすすめのストレッチ方法は、以下のとおりです。 【膝抱えストレッチ】 仰向けに寝る 痛みのある側の膝をゆっくり胸に引き寄せる そのまま10秒キープを3回繰り返す 【股関節の外旋ストレッチ】 座った状態で、痛みのある側の足首を反対の膝に乗せる 背筋を伸ばしたまま前屈する お尻から股関節にかけて伸びを感じるまで10秒キープを3回繰り返す ストレッチは内股にならないように膝とつま先を同じ方向に向けて行ってください。 内股の姿勢は股関節へ負担がかかりやすく、症状が悪化する可能性があります。 入浴後の体が温まった状態で行うと、より効果的です。 症状に応じて冷やす・温める 股関節の痛みには、症状に応じて冷やす・温めるを使い分けることが大切です。 痛みが急に出てきた直後や、運動後に痛みが強くなった場合は、まず股関節を休ませましょう。 とくに、痛む部分に熱っぽさを感じる場合は炎症が起きているサインです。 このような場合は、氷のうや保冷剤をタオルで包み、1回15〜20分程度冷やす(アイシング)と、炎症と痛みを抑えるのに有効です。 一方、慢性的な痛みや筋肉のこわばりがある場合は、温めることで血流が促進され、症状の緩和が期待できます。 お風呂にゆっくり浸かって筋肉を緩めることも効果的です。 股関節が右だけ痛いときの治し方は?主な治療法 股関節が右だけ痛いときの治療法は、以下の3つです。 保存療法 手術療法 再生医療 痛みの原因や症状の程度によって、適切な治療法は異なります。 それぞれの特徴を理解して、自分に合った治療法を選択しましょう。 保存療法 保存療法とは、手術を行わずに症状の改善を目指す治療法です。 保存療法には以下の種類があります。 保存療法の種類 具体的な方法 温熱療法 ホットパックの使用、入浴 薬物療法 消炎鎮痛剤(内服薬・外用薬・坐薬)の使用 運動療法 股関節のストレッチ、下肢の筋力トレーニング、プール内歩行 股関節痛がひどいときは、運動療法ではなく温熱療法や薬物療法などで痛みのコントロールをはかりましょう。 痛みが和らいできたら、悪化防止のために無理のない範囲で運動療法を実施し、股関節周りの筋力を向上させることが大切です。 ただし、保存療法は痛みを和らげる対症療法であり、病気そのものを根治させるものではありません。 保存療法を続けても改善がみられない場合は、他の治療法を検討する必要があります。 手術療法 手術療法は、保存療法で十分な改善が得られない場合や症状が進行したケースで検討されます。 主な手術療法には以下の2つがあります。 手術の種類 特徴 人工関節置換術 損傷した関節を人工物に置き換え、痛みの軽減と可動域の回復を目指す 骨切り術 骨の角度を調整して関節への負荷を分散させる 症状や年齢、生活スタイルに応じて適切な手術を選択します。 いずれも根本的な改善を目的とした方法のため、長期的な関節機能の維持につながる可能性があります。 ただし、手術には入院が必要となり、リハビリ期間も含めると回復までに一定の時間がかかります。 手術を検討する際は、医師とよく相談して判断しましょう。 再生医療 股関節痛が長引いている場合は、再生医療による治療も選択肢の1つです。再生医療は、痛みの緩和だけでなく、損傷した関節や軟骨の修復が期待できます。 再生医療とは、患者さま自身の幹細胞を採取・培養して股関節に注射し、損傷した組織の再生を図ります。 入院や手術を必要としない再生医療は、仕事や家庭の事情で長期休みを取れない方でも受けやすい治療法です。 当院「リペアセルクリニック」は狭い股関節内でもダイレクトに幹細胞を注射できるように、「関節内ピンポイント注射」を実施しています。 また、独自の細胞培養技術により、新鮮な幹細胞を投与できるのも特徴です。 >>再生医療による股関節の症例はこちら 股関節痛にお悩みの方は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。 股関節が右だけ痛いときは医療機関で原因を特定しましょう 股関節が片側だけ痛むときは、早めに医療機関を受診し、痛みの原因を知ることが大切です。 痛みの原因に合った対処法や治療法を選択すれば、股関節痛の緩和が期待できます。 股関節痛が悪化し、保存療法での対処が難しい場合は、再生医療による治療を検討しましょう。 股関節が右だけ痛いときの治療にお困りの方は、ぜひ一度当院「リペアセルクリニック」へお問い合わせください。
2025.02.07 -
- 糖尿病
- 変形性膝関節症
- 変形性股関節症
- ひざ関節
- 股関節
- 幹細胞治療
医療技術は日々進歩し、これまで治療が難しかった疾患に対しても新たな選択肢が生まれています。 「再生医療」の中核をなす「幹細胞治療」の発展は、損傷した組織の修復や機能回復といった従来の治療法では限界のあった領域に新たな可能性をもたらしています。 本記事では、「幹細胞治療」とは具体的にどのような治療なのか、どのような病気や症状への効果が期待されているのかを解説します。 「幹細胞治療」について詳しく知りたい方、新たな治療の選択肢として検討されている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、幹細胞治療をはじめとする再生医療に関する治療法や症例を公開しています。 今までできなかったことが再生医療によってできる可能性がある新たな治療法なので、合わせてご参考ください。 幹細胞治療とは先端医療である再生医療の一つ 幹細胞治療とは「幹細胞」の能力を利用して、病気やケガで傷ついた組織や臓器の修復・再生を目指す先端医療の一つです。 幹細胞治療のポイント 幹細胞は様々な細胞に変化、自己複製が可能 患者さま自身の幹細胞を採取・培養し、注射や点滴で体内に戻す 幹細胞によって損傷した細胞や組織の修復・再生が期待できる 患者さま自身の細胞を用いるため拒絶反応リスク低い 幹細胞は、皮膚・筋肉・骨・神経など、私たちの体を作る様々な細胞に変わることができる「分化能」と自分と同じ細胞を複製して増やすことができる「自己複製能」という二つの特徴を持っています。 幹細胞治療では、幹細胞の力を借りて、ダメージを受けた体の部分の機能回復を目指します。 具体的には、患者さまご自身の脂肪や骨髄などから幹細胞を取り出し、培養して数を増やした後に患部への注射や点滴で投与します。 幹細胞治療の費用 幹細胞治療は、新しい医療技術を用いた治療法であり、現在では多くの場合、公的医療保険が適用されない「自由診療」となります。 当院リペアセルクリニックの幹細胞治療の料金は、以下の通りです。 治療対象 費用相場(1回あたり・税込) 関節疾患(膝・股関節・肩など) 約132万円 ~ 198万円 脳卒中・糖尿病・肝臓疾患・慢性疼痛 約242万円 脊髄腔内投与 約242万円 顔の美容 約165万円 上記はリペアセルクリニックにおける一例ですが、治療の対象となる疾患の種類・幹細胞の採取方法や培養方法など、さまざまな要因で費用は大きく変動します。 そのため、実際に幹細胞治療を検討される際にはクリニックでカウンセリングを受け、ご自身の症状に合った治療内容と総額費用について十分に説明を受けましょう。 幹細胞治療ではどんな病気が治せる? 幹細胞治療は整形外科領域の疾患から内科系疾患、さらには美容分野に至るまで、幅広い病気や症状に対して、その効果が期待され研究・治療が進められています。 幹細胞治療の対象となる主な病気・症状の例は、以下の通りです。 分野 主な対象となる疾患・症状(例) 整形外科領域 (関節・骨・スポーツ外傷) ・変形性膝関節症 ・変形性股関節症 ・半月板損傷 ・腱板損傷などの肩の痛み ・スポーツ外傷(関節痛・機能障害) ・骨粗しょう症 など 脳神経・脊髄領域 ・脳卒中の後遺症(麻痺、しびれ、言語障害、記憶障害など) ・脊髄損傷の後遺症(麻痺、歩行障害など) ・アルツハイマー型認知症 ・パーキンソン病 ・末梢神経障害 ・ヘルニア術後の後遺症 など 代謝・内分泌・消化器領域 ・糖尿病 ・肝機能障害(肝硬変、劇症肝炎・肝炎後遺症など) ・腎疾患(慢性腎臓病) など 循環器領域 ・虚血性心疾患(心不全、心筋梗塞後遺症、狭心症など) ・心疾患による不整脈 など 美容・アンチエイジングなど ・肌のシワ・たるみ改善 ・肌の老化防止 ・アレルギー性皮膚炎 ・毛髪再生(薄毛・AGA治療) ・男性機能回復(ED) ・更年期障害 など ただし、全ての病気に対してすでに確立された治療法というわけではなく、まだ研究段階にあるものも多く含まれます。 治療の適応や期待できる効果については、個々の患者さまの状態によって異なるため、医師と十分に相談することが重要です。 幹細胞治療の特徴・メリット 幹細胞治療は、主に以下の2つのメリットがあります。 根本的な治療が期待できる 副作用リスクが少ない 幹細胞治療は従来の対症療法とは異なり、私たちの体が本来持っている「再生する力」を引き出すことで、病気そのものの治癒や機能回復を目指せる可能性があります。 また、多くの場合、患者さまご自身の細胞を使用するため、副作用リスクが少ないという点も魅力の一つです。 根本的な治療が期待できる 幹細胞治療は、損傷したり機能が低下したりした組織や臓器の修復・再生を促すことで、病気の根本的な原因に働きかけ、症状の改善だけでなく、失われた機能の回復を目指せる治療法です。 根本治療への期待 対症療法でなく根本原因にアプローチ 傷んだ組織や臓器の修復・再生を促進 例えば、すり減った膝関節の軟骨が原因で起こる変形性膝関節症では、幹細胞を関節内に注入することで軟骨の再生を促し、痛みの軽減だけでなく関節機能の改善が期待できます。 副作用リスクが少ない 患者さまご自身の体から採取・培養した幹細胞(自己由来幹細胞)を用いる場合は、拒絶反応やアレルギーといった副作用のリスクが低い治療法と考えられています。 副作用リスクが少ない 患者さま自身の幹細胞使用で拒絶反応が少ない アレルギー反応のリスクも低い 注射や点滴で行えるため体への負担が小さい ただし、注射を伴うため針を刺した部位に一時的な出血や内出血が起こる可能性はあります。 幹細胞療法のデメリット 幹細胞治療を検討する際には、その効果への期待だけでなく、知っておくべきデメリットもあります。 保険適用外のため治療費が高い 効果の現れ方には個人差がある デメリットについて、以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。 保険適用外のため治療費が高い 現在、日本で行われている幹細胞治療の多くは、公的医療保険の適用対象外(自由診療)であり、治療にかかる費用は全額自己負担となるため、治療費は高額になります。 費用面の課題 数十万円~数千万円かかる場合も 複数回の治療なら費用はさらに増加 具体的な費用は、治療対象となる疾患や治療を行う医療機関によって異なります。 1回の治療で数十万円から数百万円、あるいはそれ以上の費用が必要となることもあります。 効果には個人差がある 幹細胞治療によって期待される効果には個人差があり、同じ病気であっても全ての人に同様の効果が保証されるわけではありません。 治療後すぐに改善を感じる方もいれば、効果を実感するまでに数ヶ月といった時間を要する方、あるいは期待したほどの効果が得られないケースも存在します。 当院の幹細胞治療(再生医療)について 当院リペアセルクリニックが行っている幹細胞治療は、患者さまご自身の体(主にお腹の脂肪など)から米粒数個程度というごく少量の脂肪を採取し、その中に含まれる幹細胞を特別な技術で取り出すという流れです。 幹細胞を当院提携の細胞培養加工施設で約1ヶ月かけて培養し、数百万個から数億個という十分な数まで増やします。 その後、幹細胞を点滴や治療部位への注射によって患者さまのお体に戻すことで、傷ついた組織の修復や機能の再生を促します。 本章では以下の内容について詳しくご紹介します。 当院の特徴 費用 治療の流れ 当院の肝細治療について気になる方は、ぜひ参考にしてください。 当院の特徴 当院リペアセルクリニックは、再生医療を専門とするクリニックとして幅広い疾患に対応できる体制と、国内トップクラスの豊富な治療実績が特徴です。 リペアセルクリニックの強み 再生医療専門クリニックとして幅広い疾患に対応可能 自己細胞使用で副作用リスクが低い 独自の培養技術により高品質な幹細胞を投与 治療実績1万件以上(※1) (※1)2019年6月〜2024年9月までの東京院・大阪院・札幌院3院の全治療数の累計 独自の培養方法から投与方法に至るまで、高度な専門技術を持つ治療環境がリペアセルクリニックの強みです。 費用 当院リペアセルクリニックでは、幹細胞の採取・培養・投与に関わる一連の費用は基本的に全て治療費に含まれています。 治療対象・内容 投与内容(回数/細胞数) 価格(税込) 関節疾患(膝・股関節・肩など) 1回投与 / 2,500万個 1,320,000円 1回投与 / 5,000万個 1,540,000円 1回投与 / 1億個 1,980,000円 脳卒中・糖尿病・肝臓疾患・慢性疼痛 1回投与 / 2億個 2,420,000円 2回投与 / 4億個 4,400,000円 3回投与 / 6億個 (一般) 5,940,000円 3回投与 / 6億個 (モニター) 4,400,000円 脊髄腔内投与 1回投与 2,420,000円 顔の美容 1回投与 1,650,000円 初回の診察・カウンセリングには3,300円(税込)、治療開始前の血液検査には11,000円(税込)の費用がかかります。 実際の幹細胞治療の費用は、上記の表に示した通り、治療の対象となる疾患や使用する幹細胞の量、投与回数によって異なります。 治療の流れ 当院リペアセルクリニックでの自己脂肪由来幹細胞治療は、患者さまが納得して治療をお受けいただくため、専門医による事前のカウンセリングで治療法をご説明、ご提案させていただきます。 自己脂肪由来幹細胞治療の主な流れは、以下の通りです。 ステップ 主な内容 所要時間(目安) 1. 脂肪の採取 患者さまの下腹部に局所麻酔を行い、米粒3粒程度の脂肪組織を採取 約30分 2. 細胞の培養 専門の細胞培養センターにて、採取した脂肪組織から幹細胞を分離し、治療に必要な数まで培養・増殖させる (培養期間 約1ヶ月) 3. 幹細胞の投与 培養・増殖させた幹細胞を、疾患や患者さまの状態に応じて静脈点滴または治療部位へ局所注射といった方法で投与 約5分~80分 治療開始前には感染症のリスクを確認するための血液検査が必須となりますことをご了承ください。 また、治療効果は投与後すぐに現れるものではなく、数ヶ月かけて徐々に変化を感じられることが一般的です。 ご自身の細胞を用いるため、アレルギー反応や拒絶反応といった副作用のリスクが低いのが特徴です。 幹細胞治療とは再生医療の一つ!新たな治療の選択肢として検討しよう 幹細胞の持つ傷ついた組織を修復し再生する能力を活かした幹細胞治療は、多岐にわたる疾患への応用が期待される先端医療です。 ご自身の細胞を用いることによる副作用リスクの低さや、従来の治療では難しかった根本的な改善が期待できます。 一方で、現在は保険適用外であるために費用負担の大きかったり、効果には個人差があるといった側面もあります。 幹細胞治療は、すべての方のあらゆる病気を治せる万能な治療法ではありませんが、ご自身の状態を正確に把握し、治療の可能性と限界について専門医と十分に話し合い、納得のいく選択をしましょう。 また以下のページでは、実際に当院で行った 幹細胞治療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 > 幹細胞治療の症例はこちら
2021.01.06 -
- 再生治療
- 変形性股関節症
変形性股関節症は、スポーツ選手の選手生命を脅かす可能性があります。しかし、近年は、新たな治療法である「再生医療」によって、現役復帰をするスポーツ選手も増えています。 本記事では、スポーツ選手と変形性股関節症の関わりについて紹介します。 変形性股関節症の原因やステージ別の症状だけでなく、主な治療方法についても詳しく解説しています。 選手生命に直結する怪我や病気を早期に治療するためにも、ぜひ最後までご覧ください。 変形性股関節症とスポーツ選手の関わり 変形性股関節症は、オーバーユース(使いすぎ)が原因となりやすいため、スポーツ選手に多い病気です。 2020年に元スペイン代表のサッカー選手であるアリツ・アドゥリスが「股関節痛が限界にきた」という理由で現役引退しました。 人工関節置換も勧められていたようですが、日常生活を送るのも困難なほど症状は進行していたようです。 テニス界では、アンディ・マリーが右股関節に人工関節を入れながらもリハビリや練習を重ね、ツアー優勝を果たすなど多くの人を勇気づけました。 スポーツ選手に多い変形性股関節症とは スポーツ選手に多い変形性股関節症は、股関節の骨が変形したり軟骨がすり減ったりして痛みが生じる病気です。 主な原因やよくある症状を解説します。 変形性股関節症の主な原因 変形性股関節症の主な症状 股関節は体重を支える関節なので、症状が悪化すると日常生活にも影響が出てしまうほどです。 原因や症状を把握して早期発見・早期治療できるようにしましょう。 変形性股関節症の主な原因 変形性股関節症は、関節の使い過ぎによる関節軟骨の摩耗が大きな原因となります。 サッカーやテニスなどの股関節を大きく広げるスポーツ、足腰の負担が大きい職業の方は注意が必要です。 その他にも以下のような原因が考えられます。 加齢によって関節軟骨の弾力性が低下し、軟骨がすり減る 肥満や体重増加によって股関節の負担が大きくなり、軟骨がすり減る 交通事故などの外傷など股関節に過剰な負担がかかることで股関節が変性する いくつかの原因はありますがスポーツ選手の場合、練習などで関節を使い過ぎたことによって股関節の軟骨が変性・摩耗していることが多いです。 過度な練習は怪我や病気に繋がり、選手生命が短くなってしまう可能性もあるので注意しましょう。 変形性股関節症の主な症状 変形性股関節症の主な症状は「股関節の痛み」「股関節の機能障害」です。 病期分類は、大きく以下の4つに分けて考えられています。 前股関節症 股関節形成に異常がみられても、関節軟骨が保たれており痛みはない。 長時間歩いた時に足がだるい・疲れやすい程度の症状。 初期 関節軟骨がすり減って、股関節の隙間が狭くなる。 立ち上がりや歩き始める時に足の付け根や太腿に痛みを感じる。 進行期 関節軟骨が大きくすり減って、股関節の隙間がさらに狭くなり骨の変形が進む。 関節の可動域が狭まり長時間の歩行やしゃがむ動作が難しくなる。 末期 関節軟骨がほぼなくなり、骨同士がぶつかる状態。 強い痛みを感じ、夜寝ていても痛みを感じる。 骨が変形して関節が動きにくくなり、痛みを感じない場合もある。 前股関節症から初期段階であれば痛みがない、または一時的な痛みだけで気づかない方も多いでしょう。 しかし、進行期まで症状が悪化すると日常生活に影響するほどの強い痛みを感じるため、早急に治療を進めた方が良いです。 逆に末期まで進行してしまうと骨が変形して関節が動きにくくなり、痛みを感じない場合があります。 変形性股関節症になるとスポーツ選手としての活躍は難しい? 変形性股関節症を治療しないままスポーツを継続するのは難しいといえます。 痛みが生じるのはもちろんのこと、関節の可動域が狭くなって動かしづらいなどスポーツにおけるパフォーマンスにも影響が出るでしょう。 元プロサッカー選手が股関節の痛みで現役を引退することも少なくありません。 痛みを我慢してスポーツを続けて治療できないステージまで進行してしまうと選手生命が短くなってしまう危険もあります。 股関節に痛みや違和感がある場合は、病院に相談して早めの治療を心がけると良いでしょう。 変形性股関節症になってしまったらどんな治療をするの? 変形性股関節症の治療方法について解説していきます。 変形性股関節症の治療方法 変形性股関節症に新たな治療法「再生医療」が期待されている! 変形性股関節症にならないように予防することが重要 近年では、従来の治療方法以外にも「再生医療」を用いた新しい治療方法も期待されています。 それぞれの治療方法について把握しておきましょう。 変形性股関節症の従来の治療方法 変形性股関節症の従来の治療方法は、大きく以下の2つに分類されます。 保存療法 以下のような手術を行わない治療方法のこと。 生活指導 運動療法 薬物治療 手術療法 以下のような外科的手術を行う治療方法のこと。 骨切り手術 人工関節手術 早期の段階では保存療法がほとんどで、痛み止めなどを服用する「薬物療法」や適度な運動を行う「運動療法」を実施します。 しかし、症状が悪化・進行してしまうと外科手術を検討する必要があるでしょう。 手術療法は、股関節を形成する骨を切って位置を整える「骨切り手術」と人工の関節に置き換える「人工股関節置換術」に分けられます。 変形性股関節症に新たな治療法「再生医療」が期待されている! 近年、変形性股関節症の新たな治療方法として「再生医療」の分野が注目されています。 再生療法により軟骨や骨の修復に成功し、早期復帰したスポーツ選手の話を耳にすることが多くなってきました。 スポーツ選手の股関節障害は、高齢者の加齢に伴った障害と異なり、外部からの大きな刺激により関節内まで障害が及んでしまっている場合が多いです。 そうなってしまうと通常の運動療法のみでの改善には限界があり、人工関節を入れる必要がある場合も多くなってしまいます。 その外科的手術に代わる治療法として「再生医療」が話題です。 実際に当院の再生医療を受けた患者様の症例は以下の動画でも紹介しています。 https://youtu.be/iPHLbIXjPNk?si=JAKJcCnzwWNj3aIk >>その他の症例はこちら 自身の細胞を用いた再生医療は、副作用が少なく治療期間も短く済むなどのメリットがあります。 変形性股関節症にならないように予防することが重要 変形性股関節症にならないために、股関節の負担を軽減するセルフケアを行いましょう。 主に以下の2つを実践してみましょう。 【温感療法】 股関節を温めて血行を促進させることで筋肉をほぐします。 可動域の維持・拡大のために運動療法と並行して行うと、より効果的であるといわれています。 【運動療法】 股関節のストレッチ・筋力トレーニング・有酸素運動を行います。 過度に行うと股関節に負担をかけてしまうため、適度に継続すると良いです。 予防のためでも治療後のリハビリでもセルフケアは重要です。 しかし、痛みがある場合に無理やり行うと悪化してしまう可能性もあるので、無理のない範囲で適度に行いましょう。 まとめ・スポーツ選手が変形性股関節症になってしまったら 変形性股関節症を患ったスポーツ選手も、基本的には一般の患者と治療法に差はありません。しかし、スポーツ選手生命を脅かす病気であるため、より早い治療開始が望まれます。 近年では再生医療によって、スポーツ選手のケガからの早い復帰も報告されています。変形性股関節症においても、再生医療の治療効果が期待できます。 早い回復、身体に負担の少ない医療を希望するのであれば、再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。 再生医療は、一般的な治療院で受診することはできません。当院は厚生労働省の認可を受けた再生医療専門クリニックです。治療に関するご質問などお気軽にお問い合わせください。 https://youtu.be/BIzpa2SVAt4?si=mojrXYmOUivgsLiY ▶こちらの動画では変形性股関節症について詳しく解説しております。ぜひご覧ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2020.06.12 -
- 変形性股関節症
- 股関節
変形性股関節症の痛みに悩んでいる方や、リハビリ中の方も多いのではないでしょうか。 股関節まわりの筋肉を鍛えることで、痛みの軽減や関節への負担を和らげる効果が期待できます。 この記事では、変形性股関節症に効果的な筋力トレーニングや、筋トレの重要性について詳しく解説します。 正しい筋トレ方法を知って、股関節の痛みの緩和や機能改善につなげましょう。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性股関節症を手術せずに治療できる再生医療の治療法や症例について公開しています。 また、以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、変形性股関節症が改善された患者様の症例を紹介しています。 >>その他の変形性股関節症に対する再生医療の症例はこちら リハビリ効果を高めることにも期待できる治療法なので、変形性股関節症の症状にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。 変形性股関節症に有効な筋力トレーニング5選 変形性股関節症に有効な筋力トレーニングは、以下の5つです。 ①ヒップリフト ②ランジ ③スクワット ④バックキック ⑤サイドレッグリフト トレーニング中に痛みがある際は、症状が悪化する恐れがあるので無理せずに休みましょう。 医師や理学療法士の指導を受けられるなら、フォームや回数を相談するのもおすすめです。 ①ヒップリフト ヒップリフトは、お尻の筋肉である大殿筋を鍛えるのに効果的なトレーニングです。 大臀筋を鍛えると、歩行時や立ち上がる動作、階段の上り下りなど、日常生活での動きがスムーズになります。 ヒップリフトの手順は、以下の通りです。 1.仰向けに寝る 2.両手を身体の横に置く 3.膝の角度が90度になるように両膝を立てる 4.足・肩甲骨・頭で身体を支えながらお尻を持ち上げる 5.ゆっくりとお尻を下す 6.4~5を繰り返す お尻を浮かせるときに膝から肩が一直線になるように注意しましょう。 また、お尻を上げたときに2~3秒体制を保つと、さらに負荷を高められます。 ②ランジ ランジは、足を前後に開いて股関節やひざ関節の曲げ伸ばしを行う筋力トレーニングです。 下半身全体をバランスよく鍛えられ、股関節の安定性や可動域の改善にもつながります。 ランジでは、主に以下の筋肉を鍛えられます。 筋肉 部位や役割 大臀筋 お尻の筋肉で、歩行や立ち上がり、階段の昇降をサポートする 大腿四頭筋 太ももの前側にある筋肉で、股関節や膝の動作に関与する ハムストリングス 太ももの裏側の筋肉で、姿勢を安定させ骨盤や腰を支える役割がある ランジの手順は、以下の通りです。 1.つま先と膝の向きを揃えて、足を前後に大きく開く 2膝を曲げたときに90度になるよう、歩幅を調整する 3.両手は腰に添える 4.前を見ながら、真下に体を落とすように膝を曲げる 5.ゆっくりと膝を伸ばして元の姿勢に戻る 6.4~5を繰り返す 膝を曲げて沈むときは、前に出した足のかかとに体重を乗せるように意識しましょう。 つま先に体重がかかると、膝に過剰な負担がかかり、痛みやケガの原因になる可能性があります。 無理のない範囲で、ゆっくりと行うのがコツです。 ③スクワット スクワットは、下半身の筋肉や体幹をバランスよく鍛えられるトレーニングです。 変形性股関節症のリハビリや予防にも効果が期待でき、正しいフォームで行えば関節への負担も少なく筋力を強化できます。 スクワットは、以下の筋肉を鍛えられます。 筋肉 部位や役割 大臀筋 お尻の筋肉で、歩行や立ち上がりなどの日常動作をサポートする 大腿四頭筋 太ももの前の筋肉で、股関節を曲げる働きがある ハムストリングス 太ももの裏側の筋肉で、骨盤を支える働きがある 腹筋・背筋 お腹や背中の筋肉で、姿勢の保持や身体の安定に役立つ スクワットの手順は、以下の通りです。 1.足を肩幅よりやや広めに開く 2.つま先は少し外側に向ける 3.背筋を伸ばし、お尻を後ろに引くようにして腰をゆっくり下ろす 4.太ももが床と平行になる程度まで下げたら、ゆっくり元の姿勢に戻る 5.3~4を繰り返す 腰を落とすときは、お尻をしっかり引く意識を持つと、膝への負担を軽減できます。 足の付け根に拳を当て、拳をつぶすようなイメージで腰を落とすと、正しいフォームを意識しやすくなるのでお試しください。 また、体重はかかとに乗せるようにすると、腰や膝への負担が少なくなり、ケガの予防にもつながります。 ④バックキック バックキックは、お尻や背中の筋肉を効果的に鍛えられるトレーニングです。 鍛えられる主な筋肉は以下の通りです。 筋肉 部位や役割 大臀筋 お尻の筋肉で、足を後ろに伸ばす、外に開くなど、股関節の動きを支える 広背筋 背中の大きな筋肉で、脇を閉めたり手を後ろに引く動作に関る バックキックの手順は、以下の通りです。 1.両手・両膝をつき四つん這いの姿勢を取る 2.お尻に力を入れながら、片足を後ろに向かって蹴り上げる 3.膝が床につく直前まで足を戻す 4.2~3を繰り返す(反対側の足も同様に行う) 足をけり上げるときは、お尻を締めて膝を伸ばすようにすると、より効果的にトレーニングできます。 ⑤サイドレッグリフト サイドレッグリフトは、体幹や股関節まわりの筋肉を鍛えられるトレーニングです。 変形性股関節症の方にとって、股関節の安定性や姿勢の改善に役立ちます。 サイドレッグリフトは、以下の筋肉を鍛えられます。 筋肉 部位や役割 腹斜筋 脇腹の筋肉で、体幹を支えたり、姿勢を安定させたりする働きがある 内転筋 太ももの内側にある筋肉で、股関節を内側に動かす働きがある サイドレッグリフトの手順は、以下の通りです。 1.体をまっすぐにして横向きに寝る 2上側の足を3秒かけてゆっくり持ち上げる 3.5秒かけてゆっくり下ろす 4.足を完全に閉じ切らず、少し浮かせたままキープする 5.2~4を繰り返す(反対側も同様に行う) つま先を床と平行に保ち、体が前後にブレないように意識すると、より高い効果が見込めます。 変形性股関節症における筋トレの重要性 変形性股関節症における筋トレの重要性は、大きく分けて以下の2つです。 筋肉が関節を支えることで、関節への負担を軽減できる 股関節の柔軟性が高まり、可動域が広がる 股関節まわりの筋肉をトレーニングで鍛えると、筋肉が関節を支える力が強くなることで関節への負担が軽減され、軟骨の摩耗を抑えて症状の進行を防ぐ効果が期待できます。 また、股関節の柔軟性が高まり、可動域を広げる効果も見込めます。 変形性股関節症の進行を防ぎ、日常生活を快適に過ごすためには、適切な筋力トレーニングが欠かせません。 無理のない範囲で筋トレを続けて、股関節の機能維持を目指しましょう。 変形性股関節症の筋トレでやってはいけないこと 変形性股関節症の筋トレでやってはいけないことは、以下の2つです。 股関節に強い負荷をかける 痛みが強いときにトレーニングする 怪我を防ぎ、症状の悪化を防ぐためにもポイントを押さえて筋力トレーニングを実施しましょう。 股関節に強い負荷をかける 変形性股関節症の筋トレでは、股関節に強い負担をかけないようにしましょう。 無理な動きは、軟骨のすり減りを進行させ、症状を悪化させる恐れがあります。 また、正しい方法で行わないと十分な効果が得られなかったり、ケガにつながる可能性もあるため注意が必要です。 股関節への負担を軽減するためのポイントは、以下の通りです。 トレーニング前後に準備運動を行う 正しいフォームを意識する トレーニング後は2~3日の休息をとる 筋トレ前後には、ウォーキングやストレッチなどの準備運動を取り入れることで、筋肉の柔軟性が高まり怪我の予防につながります。 また、筋力トレーニングは毎日行う必要はありません。 筋トレによって筋肉が一時的に損傷し、それが修復される過程で強くなっていくため、休息期間が筋肉の成長には欠かせません。 休まずにトレーニングを続けると、筋肉の回復が追いつかず、逆に効率よく鍛えられない上に、股関節への負担も増してしまいます。 そのため、トレーニングの後は2~3日休むことを意識しましょう。 痛みが強いときにトレーニングする 変形性股関節症の筋トレでは、痛みが強いときのトレーニングは避けましょう。 運動中に痛みを感じたら、トレーニングを中止して安静にするのが重要です。 痛みが落ち着いてから、回数や負荷を減らして無理のない範囲で再開しましょう。 無理に続けてしまうと、症状が悪化して日常生活に支障をきたす恐れがあります。 また、痛みが長引く場合や悪化する場合は、自己判断せずに医師に相談するようにしましょう。 変形性股関節症を根本的な改善を目指せる再生医療について 近年、変形性股関節症の根本的な改善を目指せる新たな選択肢として、再生医療が注目されています。 再生医療とは、患者さまの幹細胞を採取・培養してから股関節に投与することで、すり減った軟骨の再生を促す治療法です。 筋力トレーニングによって痛みの緩和や関節への負担軽減は期待できますが、一度すり減った軟骨が自然に回復することはありません。 当院「リペアセルクリニック」では、変形性股関節症に対する治療として、再生医療を提供しています。 股関節の痛みにお悩みの方や、病気を根本的に改善したいとお考えの方は、下記の記事も合わせてご覧ください。 変形性股関節症の方は筋力トレーニングで股関節周辺を鍛えよう 変形性股関節症の方が筋力トレーニングで股関節まわりの筋肉を鍛えると、関節への負担を軽減し、股関節の可動域が広がる効果が期待できます。 股関節の筋力向上に役立つ主なトレーニングは、以下の5つです。 ヒップリフト ランジ スクワット バックキック サイドレッグリフト 筋トレは、正しいフォームを意識しながら、2〜3日おきに行い、無理のない範囲で継続することが重要です。 また、痛みがあるときは無理をせずトレーニングを中止し、落ち着いてから回数や負荷を減らして再開しましょう。 すり減った軟骨は、筋力トレーニングや従来の治療法ではほとんど回復しないとされています。 そんな変形性股関節症の根本的な治療法として、先進医療の再生医療による治療が注目されています。 損傷した軟骨の修復が期待できる再生医療に興味がある方は、当院までご相談ください。
2020.06.10 -
- 変形性股関節症
大腿骨頭壊死と診断されると「必ず手術が必要」と思われがちですが、近年の医療進歩により手術を避ける選択肢も広がっています。 股関節の痛みから解放されたいと願いつつも、手術には抵抗があると感じる患者さまは少なくありません。 本記事では、大腿骨頭壊死は本当に手術しないで治るのか、手術しないで治す方法について詳しく解説します。 従来の保存療法から根本的な改善が期待できる再生医療まで、それぞれの特徴や違いを詳しく解説します。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、再生医療に関する情報を無料で配信中です。 「大腿骨頭壊死を手術せずに治したい」という方は、ぜひ再生医療についてチェックしてみてください。 大腿骨頭壊死は手術しないで治るのか 大腿骨頭壊死と診断された場合、手術をせずに治るかどうか、骨が壊死した範囲と部位によって異なります。 そもそも骨が壊死したこと自体が直接的な痛みの原因ではありません。 壊死した部分に体重などの負荷がかかり、骨が潰れてしまう「圧壊(あっかい)」が起こることで、強い痛みが生じます。 そのため、生涯にわたって骨が圧壊せず、痛みが出ない可能性があるのは以下のようなケースです。 骨の壊死範囲が狭い場合 壊死した部位が体重の負荷がかかりにくい場所だった場合 骨壊死した部分が圧壊して痛みが強い場合であっても、適切な治療で改善を目指すことは可能です。 しかし、骨壊死により圧壊した部分を元通りに修復する方法はありません。 骨壊死を起こした場合は経過を観察し、必要に応じて適切な治療を受けることが重要です。 大腿骨頭壊死を手術せずに放置するリスク 大腿骨頭壊死を手術せずに放置すると、以下のようなリスクがあります。 初期段階では無症状のこともあるため、「様子を見よう」と放置してしまう患者さまも少なくありません。 早期発見・早期治療の重要性を理解し、適切な医療機関での相談を検討するための参考にしてください。 歩行困難になるほど痛みが強くなる 大腿骨頭壊死を放置すると、壊死した骨が徐々に潰れていき、歩行困難なほどの激しい痛みを引き起こします。 大腿骨頭壊死を放置した場合の痛みの特徴 初期は無症状でも、骨の潰れが進むほど痛みが強くなる 痛みは鋭く激しくなり、安静時でも持続するようになる 階段の昇り降りや椅子からの立ち上がりなど日常動作が困難になる 痛みをかばうことで足を引きずり、正常な歩行ができなくなる 症状が悪化すると歩行時に患側の脚に体重をかけられなくなるため、身体を支えるのも困難になり、杖が手放せなくなることもあります。 変形性股関節症につながる可能性 大腿骨頭壊死を放置すると、股関節の軟骨がすり減ってしまう変形性股関節症に進行し、より深刻な病態を引き起こす恐れがあります。 大腿骨頭壊死が変形性股関節症につながるリスク 壊死した骨頭が潰れると関節軟骨がすり減り、二次的に変形性股関節症を発症する可能性がある 関節面の変形と寛骨臼(骨盤側の受け皿)の破壊により股関節の可動域が著しく制限される 骨同士が直接擦れ合うため慢性的な激痛と強いこわばりが生じ、痛み止めが効きにくくなる 関節が変形・崩壊すると人工関節置換術が検討される 大腿骨頭壊死は初期段階で適切な治療を行えば、上記の重篤な状態への進行を防げる可能性があります。 症状が軽いからといって放置せず、専門医に相談することが大切です。 大腿骨頭壊死による股関節の痛みの主な治療法 大腿骨頭壊死の治療は、患者さまの症状や進行度、年齢などを総合的に考慮して方針を決定します。 治療法は、主に「保存療法」と「手術療法」の2つがあり、手術の方法も2通りあります。 保存療法 手術療法 ・骨切り術 ・人工関節置換術 それぞれの治療法について、詳しく見ていきましょう。 保存療法 大腿骨頭壊死に対する非手術療法として長年実施されてきたのが保存療法です。 保存療法では、主に症状緩和と日常生活の維持を目的としています。 保存療法の主なポイント 患部の安静 運動療法による体重管理 下半身のストレッチによる柔軟性向上 薬物療法による痛みのコントロール 保存療法では患部を安静にし、股関節への負担を減らすために日常生活での工夫が重要です。 痛みに対しては、消炎鎮痛剤などの薬物療法で症状を和らげることが中心となります。 しかし、保存療法は「対症療法」であり、壊死した骨を根本的に改善させる治療法ではありません。 そのため、保存療法で経過観察中に股関節の変形が進行したり痛みが増強した場合には、骨切り術や人工股関節置換術などの手術的治療が検討されます。 手術療法 保存療法で痛みの改善が難しい場合や、骨の圧壊が進行している場合には手術療法が検討されます。 手術には、ご自身の関節を温存できる「骨切り術」と、損傷した部分を人工関節に置き換える「人工関節置換術」の2種類があります。 どちらを選択するかは、壊死の範囲や患者さまの年齢、活動量などを総合的に判断して決定します。 骨切り術 骨切り術は、ご自身の股関節を温存するための手術です。 大腿骨の一部を切り、骨頭を回転させることで、壊死していない健康な部分が体重を支える位置にくるように調整します。 これにより、骨の圧壊が進行するのを防ぎ、痛みの軽減を図ります。 壊死の範囲が限られており、比較的お若い年代の患者さまが主な対象となります。 ご自身の関節を残せる大きな利点がありますが、リハビリテーションには時間がかかるため注意しましょう。 人工関節置換術 人工関節置換術は、壊死して潰れてしまった骨頭を人工関節に置き換える手術です。 痛みの原因となる部分そのものを除去するため、高い除痛効果が期待できます。 骨の壊死範囲が広い患者さまや骨の変形が進行してしまっている患者さまが主な対象です。 術後の回復が比較的早く、早期の社会復帰を目指せる利点がありますが、人工関節の耐久性や脱臼などのリスクも考慮する必要があります。 以下の記事では、人工関節にならないためにできることについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。 大腿骨頭壊死を手術しない「再生医療」の選択肢について 近年、大腿骨頭壊死に対し、手術とは異なるアプローチで根本的な改善を目指す「再生医療」が注目されています。 再生医療は、患者さまご自身の血液や細胞を活用し、血流が途絶えて壊死した骨の再生・修復を促す医療技術です。 血流の再開と新たな骨の形成を促すことで、痛みの軽減と骨の圧壊(あっかい)の防止が期待できます。 採血や少量の細胞採取、そして点滴や注射で治療が行われるため、手術や入院を必要としません。 そのため、手術を避けたい方や日常生活を送りながら治療を受けたい方にとって、検討すべき選択肢といえるでしょう。 以下の動画では、骨壊死の再生医療について詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください。 https://youtu.be/ic_6QaEU5NU?si=dMCdvrtCsqTeNoZk 大腿骨頭壊死を手術しない方法についてよくある質問 本章では、大腿骨頭壊死の手術についてよくある質問に回答していきます。 大腿骨頭壊死で手術が必要な症状は? 骨頭壊死になったらやってはいけないことは? 骨頭壊死の手術費用はいくら? 気になることがあれば、事前に解消しておきましょう。 大腿骨頭壊死で手術が必要な症状は? 大腿骨頭壊死の治療では、保存療法では改善しない場合や壊死の範囲が広く、症状が進行している場合に手術が検討されます。 具体的な目安は、以下のとおりです。 安静にしていても痛みが続く 痛みで歩行が困難になるなど、日常生活に大きな支障がある 画像検査で骨頭の圧壊が進行している 上記のような症状がある場合、痛みを和らげ関節の機能を保つために手術が選択肢となります。 手術の方法は壊死の範囲や年齢によって異なるため、専門医との相談が重要です。 骨頭壊死になったらやってはいけないことは? 大腿骨頭壊死と診断されたら、股関節に負担をかける動作はできるだけ避ける必要があります。 何より重要なのは、股関節に継続的に強い負荷がかかることを避けることです。 壊死のある骨頭に過度な荷重がかかると、骨の潰れが進行してしまう恐れがあるからです。 必要に応じて松葉杖などを使いながら負荷を軽減し、適切なリハビリや生活習慣の改善によって股関節への負担を減らすことが、症状悪化の防止につながります。 骨頭壊死の手術費用はいくら? 骨頭壊死の手術費用は保険診療で3割負担の場合、骨切り術で「約80万円」、人工関節置換術で「約60〜80万円」が目安です。 さらに、高額療養費制度を利用すると、所得によって約10〜20万円前後まで軽減される場合があります。 また、骨頭壊死は指定難病のため、医療費助成を受けられる可能性があります。 詳しくはご加入の健康保険組合や病院の窓口で確認してみましょう。 大腿骨頭壊死を手術したくない方は再生医療をご検討ください 大腿骨頭壊死は骨の圧壊が進行すると、強い痛みや歩行困難につながるため、早期の対処が重要です。 治療法は、手術せずに症状緩和を目指す保存療法や根本的に改善を目指す手術療法など、進行度に応じて選択されます。 また、近年の治療では、手術をしたくない方やご自身の関節を残したい方の新たな選択肢として「再生医療」が注目されています。 再生医療は、ご自身の細胞を活用して壊死した骨の修復を促し、手術せずに根治を目指せる可能性がある治療法です。 手術しないと治らないと言われた方でも再生医療によって改善する可能性があります。 以下のページでは、実際に再生医療の治療を受け、大腿骨頭壊死が改善した患者さまの症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による大腿骨頭壊死の症例はこちら 「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックまでご相談ください。
2020.06.08 -
- 変形性股関節症
股関節や骨盤の痛みは、多くの方が一度は経験する可能性のある身近な悩みです。 これらの部位は私たちの体の中心に位置し、日常のあらゆる動作を支える重要な役割を担っています。 本記事では「股関節と骨盤の関係性」に焦点を当て、それらがどのように連動して機能するのか、それぞれの動きの範囲について解説します。 股関節や骨盤の不調でお悩みの方や、人間の体の仕組みについて詳しく知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性股関節症をはじめとする股関節の痛みの改善が期待できる再生医療に関する情報を公開中です。 再生医療の治療ガイドブックを無料でプレゼントしているので、ぜひお受け取りください。 股関節と骨盤の関係性について 股関節と骨盤は、私たち人間の体を支え、日々のさまざまな動きを可能にしています。 本章では、以下の2つのポイントに焦点を当てて解説します。 股関節を動かすと骨盤も連動して動く 股関節と骨盤の可動域 それぞれの関係性を理解することで、体の動きや痛みがある場合の原因について、新たな気づきがあるかもしれません。 股関節を動かすと骨盤も連動して動く 股関節と骨盤は、歯車のように片方が動けばもう一方も影響を受けて一緒に動く「運動連鎖」という密接な関係にあります。 関係性・構造 詳細 基本的な構造 ・骨盤は複数の骨で構成されるリング状 ・股関節は骨盤と太ももの骨(大腿骨)をつなぐ球状の関節 運動連鎖 股関節と股関節のどちらかが動く際に互いに影響し合いながら連動して動く 股関節と骨盤は常に連携を取りながら、私たちの体のバランスを保ち、効率的な動きを生み出しているのです。 股関節と骨盤の可動域 股関節は、人間の体の中でも可動域が広い関節の一つですが、骨盤自体の可動域はそこまで広くありません。 骨盤は、主に股関節や腰の骨(腰椎)と連動してわずかに動くことで、体全体のスムーズな動作をサポートしています。 股関節の正常可動域は、以下の通りです。 項目 可動域(角度) 屈曲(太ももを前に上げる) 125° 伸展(脚をまっすぐ後ろに引く) 15° 外転(脚を真横に開く) 45° 内転(脚を閉じて内側に寄せる) 20° 外旋(股関節を外向きにねじる) 45° 内旋(股関節を内向きにねじる) 45° 股関節の可動域が狭くなると、階段を上るときに股関節や脚の付け根(鼠径部)に痛みが出たり、深くしゃがみこめなくなって和式トイレの使用や靴下を履く動作が困難になったりします。 以下の記事では、上記のような股関節の痛みの原因や対処法について詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください。 股関節と骨盤の動きに関する筋肉や靭帯について 私たちの体をスムーズに動かし、しっかりと安定させるためには骨格だけでなく、筋肉や靭帯の働きが欠かせません。 この章では、以下の3つのポイントについてご紹介します。 股関節と骨盤の構成 股関節と骨盤に付着している筋肉 股関節と骨盤の靭帯 なぜ股関節や骨盤に痛みが生じるのか、その原因を理解するうえでも役立つでしょう。 股関節と骨盤の構成 股関節は、骨盤の受け皿となる部分(寛骨臼)に太ももの骨の先端(大腿骨頭)がはまり込む形をした体の中でも、とくに大きな球状の関節です。 股関節と骨盤の主な骨格要素は、以下の通りです。 区分 主要な骨・部位 股関節 骨盤側の「寛骨臼」と太ももの骨の丸い先端「大腿骨骨頭」から構成される 骨盤 左右一対の「寛骨」、中央の「仙骨」、先端の「尾骨」で成り立つ 骨盤の連結部 左右の寛骨は前側で「恥骨結合」という軟骨でつながり、後ろ側では仙骨との間に「仙腸関節」を形成して背骨(体幹)と連結している 骨盤は複数の骨が組み合わさって輪のような頑丈な構造を作り、体幹と両脚を安定してつなぐ土台となっています。 骨盤と股関節が一体となって体幹と下肢を支え、立つ・歩く・走るなど様々な動作で体重や衝撃を吸収する役割を担っています。 股関節と骨盤に付着している筋肉 股関節と骨盤の周りには数多くの筋肉が付着しており、これらの筋肉が互いに協調し合って働くことで、日常のあらゆる動きやスポーツにおける複雑な動作が可能になっています。 股関節と骨盤周りの主要な筋肉と役割は、以下の通りです。 主要な筋肉 主な役割 腸腰筋 ・股関節を曲げる働き ・太ももを前に持ち上げたり、上半身を前に倒したりする動作で重要 大腿筋膜張筋 ・股関節を外に開く働き ・脚を前に振り出す動きを助け、脚の向きを安定させる役割を持つ 中殿筋 ・股関節を外に開く働き ・片足で立ったときや歩行中に骨盤が左右にグラグラしないように安定させる役割を持つ 大殿筋 ・股関節を後ろに伸ばす働き ・太ももを外にねじる動きを助ける 上記以外にも、太ももの前側にある「大腿四頭筋」、太ももの後ろ側にある「ハムストリングス」、内ももの「内転筋群」なども股関節の動きを助けたり、膝の動きと連動したりしています。 股関節と骨盤の靭帯 股関節と骨盤は筋肉だけで支えられているのではなく、複数の強靭な「靭帯」によって骨同士が強固に連結され、補強されています。 股関節と骨盤を支える主な靭帯と役割は、以下の通りです。 主要な靭帯 主な役割 関節唇 大腿骨頭を吸盤のように包み込み安定させる役割を持つ 関節包 関節を保護し、関節液を保持するとともに靭帯と一体となって関節を補強する 腸骨大腿靭帯・恥骨大腿靭帯 股関節の前面を覆い股関節を支える 坐骨大腿靭帯 股関節の後面を覆い股関節を支える これらの靭帯が筋肉と精巧に連携することで、股関節ならではの大きな可動域と高い安定性の機能を享受できているのです。 股関節や骨盤の痛みに考えられる疾患 股関節や骨盤の痛みの原因となる代表的な病気には「変形性股関節症」「大腿骨頭壊死症」「関節リウマチ」などがあります。 股関節と骨盤の痛みを引き起こす主な病気の症状は、以下の通りです。 疾患名 主な症状 変形性股関節症 脚の付け根(股関節)の痛み、関節の動く範囲が狭くなる 大腿骨頭壊死症 股関節の痛み、関節が動かしにくくなる 関節リウマチ 股関節(足の付け根やお尻の部分)の痛みや腫れ 上記の疾患は、それぞれ症状の現れ方や進行の仕方が異なりますが、いずれも早期に適切な診断を受け、治療を開始することが症状の悪化を防ぎ、生活の質を保つために重要です。 股関節と骨盤の関係性についてよくある質問 ここでは、股関節と骨盤の関係性に関するよくあるご質問とその回答をまとめました。 股関節が骨盤の歪みで痛くなるのはなぜ? 股関節が痛いとき、やってはいけないことは? 日々の体のケアや、痛みの原因を考えるうえでの参考にしていただければ幸いです。 股関節が骨盤の歪みで痛くなるのはなぜ? 骨盤の歪みによって股関節に痛みが出るのは、股関節に余分な負担がかかっているからです。 左右で骨盤の高さが違ったり前や後ろに傾きすぎたりすると、左右の股関節にかかる体重のバランスが崩れたり、股関節がスムーズに動ける範囲が制限されたりします。 このような状態が長く続くと、股関節の周りの筋肉が疲労して硬くなったり、関節そのものに炎症が起きたりして、痛みが生じるのです。 股関節が痛い時やってはいけないことは? 股関節に痛みがあるときは、痛みを悪化させたり、回復を遅らせたりするような無理な動作は避けるべきです。 股関節痛のときにやってはいけないこと 痛みを我慢して無理に動かす、運動を続ける 重い物を持ち上げる、運ぶといった動作 ジャンプやランニング、急な方向転換を伴う激しいスポーツ 深くしゃがみ込む、あぐらをかくなど、股関節に負担のかかる姿勢 大切なのは「痛みが強いときは無理せず安静にする」ことと「自己判断せずに早めに専門医を受診する」ことです。 痛みの原因を正確に診断してもらい、適切な治療や日常生活での注意点について指導を受けることが、早期回復への一番の近道です。 股関節と骨盤の関係性まとめ|痛みを感じたら医療期間を受診しよう 股関節と骨盤は、二人三脚のように連携し合い、私たちの動作を支えています。 そのため、骨盤の歪みが股関節への負担になり、痛みが生じたり可動域が制限されることがあります。 股関節や骨盤の痛みや違和感が続く場合には、決して自己判断で放置せず、医療機関を受診し、医師による正確な診断を受けることが重要です。 原因を特定し、ご自身の状態に合った適切な治療やアドバイスを受けることが、つらい症状からの解放と、健やかな体を取り戻すための一歩となります。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性股関節症をはじめとする股関節の痛みの改善が期待できる再生医療に関する情報を公開中です。 「股関節の痛みが長引いている」「現在の治療では期待する効果が得られていない」という方は、先端医療である再生医療をぜひご検討ください。 >再生医療による股関節の症例はこちら
2020.06.06 -
- 変形性股関節症
「歩くたびに股関節が痛む」「階段の上り下りがつらい」といった、違和感や痛みを感じながらも、原因がわからず不安に思っている方も多いのではないでしょうか。 これらの症状は変形性股関節症によるものかもしれません。 そしてこの病気を適切に診断し、治療方針を決めるうえで欠かせないのが、画像検査による客観的な評価です。 本記事では、変形性股関節症の診断に欠かせない画像検査の種類とその特徴について詳しく解説いたします。 変形性股関節症は進行性の疾患のため、早期に状態を把握することで、将来的な選択肢も大きく変わります。 「この痛み、放っておいても大丈夫かな?」と感じたら、まずは検査による正確な評価を受けることをおすすめします。 変形性股関節症の主な画像診断まとめ|検査の種類別に紹介 変形性股関節症で用いられる主な画像診断について、検査の種類別に紹介します。 単純X線検査(レントゲン検査) CT検査 MRI検査 変形性股関節症の診断では、病期や症状の進行度を正確に把握するために様々な画像診断が用いられます。 単純X線検査(レントゲン検査) 変形性股関節症の診断で最も基本となるのが単純X線検査(レントゲン検査)です。 単純X線検査では、軟骨のすり減りや股関節周囲の骨化の状態を確認可能で、以下のような所見を観察できます。 関節裂隙の狭小化:軟骨がすり減り、骨と骨の間隔が狭くなる 骨棘形成:関節縁に沿って異常な骨の突起が形成される 骨嚢胞:骨の内部に形成される空洞状の変化がみられることがある 骨硬化:関節面の骨が硬くなり、白く映し出される これらの所見から病期を判断し、治療方針の決定に活用します。変形性股関節症の診断において最初に選択される検査方法です。 CT検査 CT検査は、X線を使用して股関節構造を立体的に捉える画像検査です。 単純X線検査では分かりにくい細かな骨の変化や、全体的な構造を詳しく観察できます。 CT検査の特徴は、以下の通りです。 立体的な画像:様々な角度から股関節を観察可能 骨の微細な変化:小さな骨折や変形を詳細に確認 関節周囲の状態:周辺組織の状態も評価 CT検査では微量の放射線被曝を伴うため、医師の判断により必要な場合に限って実施されます。 手術の検討が必要な症例や、より精密な評価が求められる際に参考となる検査方法です。 MRI検査 MRI検査は、磁気と電波を用いて体内の状態を画像化する検査方法です。 MRI検査では、変形性股関節症における以下のような状態を評価することが可能です。 軟骨の詳細評価:すり減りの程度や範囲を正確に把握 骨髄浮腫の有無確認:骨内部の炎症反応を検出し、痛みの原因を特定 軟部組織の観察:関節唇や靭帯の状態を評価 初期変化の検出:レントゲンでは見えない早期変化を発見 放射線を使用しないため、被曝の心配がなく軟骨や周囲組織の状態を詳しく知りたい場合に有用です。 またMRI検査は軟骨や軟部組織の詳細な評価が求められる場合や、病気の進行度をより詳しく把握したいときに適しています。 変形性股関節症の診断に画像検査が重要な理由 変形性股関節症の診断と治療方針の決定には、以下の情報を客観的に把握できる画像検査が重要です。 軟骨のすり減りの程度 骨の変形や骨棘(こつきょく)の形成 関節周囲の靭帯や関節唇など軟部組織の状態(MRIなどによる) 骨内部の炎症反応(骨髄浮腫など) 変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減り、痛みや機能障害を引き起こす疾患です。 しかし股関節は体の深部に位置しており、外見からの視診や触診だけでは関節内部の状態を正確に評価することは困難です。 また、変形性股関節症は進行性の疾患であり、病期の正確な判定には画像による客観的情報が必要です。 画像検査によって、初期段階の変化を捉えられる可能性があるため、保存療法など手術以外の選択肢を検討できることもあります。 さらに、治療後の効果判定や経過観察においても、画像検査は欠かせません。 変形性股関節症の画像診断の結果を踏まえた治療方法 画像診断で明らかになった変形性股関節症の病期や症状の程度に基づいて、最適な治療方法が選択されます。 治療法は大きく分けて次の3つがあります。 保存療法 手術療法 再生医療 それぞれの特徴を解説します。 保存療法 保存療法は、変形性股関節症の軽度から中等度の症状に対して行われる手術を伴わない治療法です。 具体的には、以下の治療が保存療法に含まれます。 痛みを和らげる薬物療法(消炎鎮痛剤など) 物理療法(温熱療法や電気療法) 体重管理 運動療法(筋力強化運動や関節可動域訓練)など これらの治療により症状の進行を遅らせ、痛みを軽減する効果が期待できます。 手術療法 手術療法は、保存療法で十分な改善が見られない場合や、画像診断で高度な関節の変形が認められる場合に検討されます。 代表的な手術には、以下があります。 人工関節に置き換える人工股関節全置換術(THA) 関節表面の骨や軟骨を再形成する骨切り術 内視鏡を用いた股関節鏡視下手術 など 画像診断でX線やCTにより骨の変形が著しい場合や、MRIで広範囲の軟骨損傷が確認される場合は、手術が選択されることも。 手術の種類や方法は、患者さまの年齢や活動性、画像診断の所見などを踏まえ医師と相談のうえ個別に検討されます。 再生医療 再生医療は、変形性股関節症に対する治療選択肢の一つで、主に幹細胞治療とPRP(多血小板血漿)療法が行われます。 幹細胞治療:脊髄や脂肪由来の幹細胞を患者さまから採取・培養し、患部に投与する治療法 PRP(多血小板血漿)療法:血液を加工し血小板を濃縮した液体を患部に投与する治療法 脂肪由来の幹細胞治療の場合は、患者さまから採取した少量の脂肪組織から幹細胞を抽出・培養し、股関節内に注入するという手順が一般的に取られます。 脂肪の採取時に小さな切開は行いますが、採取する脂肪は米粒2~3粒程度のため傷口が小さく、入院不要で治療できるのが特徴です。 当院で行っている変形性股関節症に対する再生医療の症例は、こちらから確認いただけます。 また変形性股関節症に対する再生医療について詳しくは、以下のページもご覧ください。 【まとめ】画像診断は変形性股関節症の診断と治療選択に不可欠 変形性股関節症の診断には、画像検査による客観的な情報が欠かせません。 初期評価では単純X線検査(レントゲン)は、軟骨のすり減りや股関節周囲の骨化の状態を視覚的に把握できます。 より詳細な評価が必要な場合はCT検査やMRI検査が用いられ、それぞれ立体的な骨の評価や軟部組織の詳細な観察ができます。 これらの画像診断結果に基づいて、病期や症状の程度に応じた適切な治療法が選択されます。 治療法には、主に保存療法、手術療法、再生医療があり、患者さまの状態に合わせて検討されます。 早期発見・早期治療が股関節機能の温存につながるため、症状がある場合は速やかに医療機関を受診しましょう。 再生医療による治療をご検討、あるいはお悩みの方は、当院「リペアセルクリニック」へお気軽にお問い合わせください。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、変形性股関節症が改善された患者様の症例を紹介しています。 併せて参考にしてください。
2020.06.04 -
- 再生治療
- 変形性股関節症
- 股関節
変形性股関節症と診断され、治療法を検討している方の中には、治った症例があるか気になる方も多いのではないでしょうか。 本記事では、当院リペアセルクリニックで再生医療による治療を受け、変形性股関節症の症状改善がみられた症例を紹介します。 従来の治療では、変形性股関節症が進行してしまうと手術による人工股関節術が一般的でした。 しかし、近年の治療では手術せずにすり減った股関節軟骨の症状改善が期待できる再生医療が注目されています。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性股関節症に対する再生医療に関する情報を公開しているので、体への負担が少ない治療を探している方は、ぜひご参考ください。 変形性股関節症が治った症例をご紹介 変形性股関節症にお困りの方は、治った症例があるか心配な方も多いことでしょう。 ここでは、当院リペアセルクリニックの患者さまで変形性股関節症の症状が改善した症例をご紹介※します。 ※効果には個人差があります。治療の効果を保証するものではありません。 症例①末期の変形性股関節症から症状が改善したケース 症例②治療後2週間で症状の改善が見られたケース どのような状態からどのように改善したのか、2つの症例を動画も併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 症例①末期の変形性股関節症から症状が改善したケース https://www.youtube.com/watch?v=iPHLbIXjPNk 「ついつい歩きすぎてしまう」と笑顔で診察を受けられる患者さまですが、治療前は末期の変形性股関節症でした。 左側の股関節が痛く、足が硬くなり靴下が履きにくい状態で、末期と診断されていました。 手術を勧められたそうですが、手術はやりたくないとの思いでいろいろ調べられて当院へご相談いただきました。 1回目の幹細胞注射を打つ前は、壁を使わないと歩けませんでしたが、注射を打つと普通に歩けるようになったとお喜びのご様子です。 2回目の注射後は関節がスムーズに動くようになり、1日1万歩ほど歩いてしまうとの事で、医師から制止されるほどの状態に改善しています。 ※効果には個人差があります。治療の効果を保証するものではありません。 症例②治療後2週間で症状の改善が見られたケース https://www.youtube.com/watch?v=4OElrvzj3O8 来院時には左右の股関節に痛みがあり、階段の昇り降りも苦労されていましたが、治療後2週間で症状の改善が見られた患者さまです。 治療方法は手術しかないと判断される状態でしたが、どうしても手術は避けたく、手術しないで治療できる再生医療を知り、当院にご来院されました。 1回目の幹細胞注射のあと、2週間後には支えなしで階段の昇り降りができるようになり、変形性股関節症を発症する前とほぼ同じ生活ができるまでに症状が改善しています。 ※効果には個人差があります。治療の効果を保証するものではありません。 変形性股関節症が治った症例もある再生医療とは 変形性股関節症の新しい治療方法として注目されているのが、手術せずに治療できる再生医療です。 再生医療では、一度傷ついてしまい元に戻らない軟骨に対し、幹細胞を活用して損傷した軟骨の修復・再生を促します。 治療には患者さまから採取・培養した幹細胞を用いるため、拒絶反応やアレルギーなどの副作用リスクが少ない点が魅力の一つです。 また、入院や手術をせずに治療ができるため、体への負担が軽減される点も再生医療の強みです。 通院で治療ができるため、生活の質を保てることも大きなメリットといえるでしょう。 変形性股関節症に対する当院の再生医療について 変形性股関節症の治療における、当院の再生医療について以下の内容をご紹介します。 当院の特徴 費用 治療の流れ 治療を検討されている方は、参考にしてください。 当院の特徴 再生医療による治療を行う場合、より治療成績を高めるためにも治療の精度や技術が重要です。 当院リペアセルクリニックでは、主に以下の特徴があります。 当院独自の関節内ピンポイント注射 独自の培養技術で幹細胞の生存率が高い 変形性股関節症の再生医療では、股関節内で軟骨が損傷している部位に幹細胞を注入しますが、股関節は隙間がせまく、高い技術が必要です。 当院ではエコーやレントゲンで損傷部位を特定し、特殊な注射針を使用してピンポイントで幹細胞を届けます。 ダイレクトに注入できる当院ならではの技術で、患部へのダイレクトな注入を実現しています。 また、独自の培養技術によって冷凍せずに培養することで、生存率や活動率が高い幹細胞を投与できます。 再生医療による変形性股関節症を検討したい方は、ぜひ当院リペアセルクリニックへご相談ください。 費用 当院リペアセルクリニックでは、変形性股関節症をはじめとする関節疾患に対する幹細胞治療の費用は、以下の通りです。 1回の治療での肝細胞投与数 価格(税込) 2,500万個 1,320,000円 5,000万個 1,540,000円 1億個 1,980,000円 上記の価格には、以下の費用が全て含まれています。 幹細胞を採取する費用 採取した幹細胞を培養する費用 培養した幹細胞を投与する費用 ※採血にて肝炎の疑いがある方のみ、追加で費用が発生する場合があります。 また、初回カウンセリングで3,300円(税込)の初診料をいただいております。 疾患や進行度によって治療回数が異なるため、実際にいくらかかるか気になる方は、ぜひお問い合わせください。 治療の流れ 当院リペアセルクリニックのご相談から治療までの流れをご紹介します。 ご来院のご予約 当院は完全予約制のため予約が必要です。電話またはメールで予約を入れてください。 専門医によるカウンセリング 問診票をご記入いただき、痛み症状に合わせた治療方法のご説明をさせていただきます。 MRI画像をお持ちの場合はカウンセリングの際にご持参いただき、お持ちでない場合は近隣の連携医療機関で撮影いただきます。 治療法のご提案 MRI画像をもとに治療方法の提案、治療にかかる期間や費用などをご説明いたします。 治療開始 再生医療での治療がスタートすると、血液検査を行った後に、局所麻酔を使用して脂肪細胞を採取します。 治療後は経過観察 幹細胞の投与後すぐに効果が見られるものではなく、数日から数週間かかるため、経過観察が必要です。 再生医療による治療では、大きな手術や入院は必要ありません。 効果がみられるまで数日から数週間かかるため、治療後に少しでもご不安がある場合は、治療後でもお気軽にご相談いただけます。 変形性股関節症が治った症例に関するよくある質問 変形性股関節症の症例に関するよくある質問を紹介します。 変形性股関節症を手術しないで治す方法は? 股関節のすり減った軟骨は再生できる? 変形性股関節症でやってはいけないことは? 変形性股関節症の治療法を検討するためにも、少しの疑問や不安も解消しておきましょう。 変形性股関節症を手術しないで治す方法は? 当院では変形性股関節症を手術しないで治療する方法として再生医療による幹細胞治療をご提供しています。 変形性股関節症の従来の治療方法は、保存療法と手術療法の2種類となり、保存療法で症状が改善しない場合は手術療法が適応されるケースがほとんどでした。 しかし、近年では手術せずに治療できる可能性がある再生医療が注目されています。 以下の記事では、変形性股関節症に対する再生医療について詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください。 股関節のすり減った軟骨は再生できる? 股関節のすり減った軟骨は、先端医療である再生医療によって再生できる可能性があります。 再生医療では、さまざまな組織・細胞に変化する幹細胞を活用し、すり減った軟骨の修復・再生を促します。 従来の治療では、人工股関節置換などの手術が一般的でしたが、近年では治療の選択肢が広がってきています。 変形性股関節症でやってはいけないことは? 変形性股関節症でやってはいけないことは、以下のような股関節に負担をかけることです。 重いものを持ち運ぶ 激しい運動 急激な体重増加・肥満 無理な姿勢を続ける 足に合わない靴を履く 長さが合わない杖を使う 重いものを持ち運んだり、激しい運動をしたりする以外にも股関節の負担になる動作が多くあります。 とくに、体重の急激な増加や肥満は、体の重さを支える股関節に負担がかかるため、体重のコントロールを怠ってはいけません。 無理な姿勢を続けることも、股関節に負担をかけるので控えましょう。 また、足に合う靴を選ぶことも大切で、サイズを合わせる際には、長さだけでなく幅にも注意が必要です。 変形性股関節症で歩行が困難な方は杖を使用しますが、杖の長さが合っていないと股関節に負担をかけてしまうので、体格に合わせて見直しましょう。 以下の記事では、変形性股関節症でやってはいけないことについて、詳しく解説しています。 変形性股関節症が治った症例あり!再生医療による治療を検討しよう 変形性股関節症における手術以外の治療法として、再生医療が注目されています。 再生医療は、すり減った軟骨の修復・再生が期待できる治療法で、発症前のように歩けるようになった症例もあります。 当院における変形性股関節症に対する症例はこちらでも紹介していますので、ぜひご覧ください。 従来の治療では、変形性股関節症が進行してしまうと手術による人工股関節術が一般的でした。 しかし、近年の治療では手術せずにすり減った股関節軟骨の症状改善が期待できる再生医療が注目されています。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性股関節症に対する再生医療に関する情報を公開しているので、体への負担が少ない治療を探している方は、ぜひご参考ください。
2020.06.02 -
- 再生治療
- 変形性股関節症
踏み台昇降をすることで膝を痛めた経験はありませんか。 踏み台昇降はダイエットやリハビリなどで行う動きですが、膝を痛めてしまうと運動の継続が困難になります。 本記事では、踏み台昇降で膝を痛めない方法をご紹介します。膝を痛めない方法を確認し、安全にダイエットや運動をしましょう。 この記事を読むとわかること 踏み台昇降で膝を痛めない方法 踏み台昇降で膝を痛めた場合の対処法 踏み台昇降で膝を痛めない方法!ストレッチと正しい姿勢 踏み台昇降で膝を痛めない方法として、下記の2つを紹介します。 事前にストレッチをして筋肉をほぐす 正しい姿勢で昇降する 階段や踏み台昇降は、骨盤周辺の大きな筋肉を同時に鍛えられる運動で股関節の強化に効果的です。 踏み台昇降は効果が大きい反面、誤った方法で行うと負荷も大きくなってしまいます。 筋力トレーニングは週3回以上行うのが望ましいとされていますが、無理のない頻度で継続しましょう。 事前にストレッチして筋肉をほぐす 踏み台昇降で膝を痛めない方法の1つに、事前のストレッチがあります。 運動を始める前にストレッチを行い筋肉をほぐしておくと、身体を動かしやすくなります。 ストレッチは、身体をゆっくりと無理のない程度に伸ばすのがポイントです。踏み台昇降を行う前は、足首や膝、ふくらはぎを中心にストレッチを行うと十分な効果を得やすくなります。 正しい姿勢で昇降する 踏み台昇降で膝を痛めないために、以下のポイントを意識し正しい姿勢で運動を行ってください。 背筋をまっすぐに伸ばす 腕を大きく振りながら昇降する 膝はつま先より前に出ないようにする 内股、ガニ股にならないように行う 正しい姿勢で踏み台昇降ができるようになったら、徐々に負荷をかけていくのがおすすめです。使用する踏み台の高さを変え、自身に合った強度で運動を行いましょう。 やりすぎ注意!踏み台昇降が膝にかける負担 踏み台昇降はダイエットやリハビリに効果がありますが、やりすぎると膝に大きな負担がかかるため注意が必要です。 踏み台昇降は、股関節や膝関節などの下半身を大きく動かす運動です。運動の頻度を急に増やしたり、自分に合っていない強度で昇降したりすると、関節や筋肉に大きな負担がかかります。 踏み台昇降をやりすぎて、膝を壊してしまっては運動の継続が困難になります。無理せず続けられる範囲で運動強度や頻度を考慮し、実施計画を立てましょう。 踏み台昇降で膝を痛めてしまったら? 踏み台昇降で膝を痛めてしまったら、以下の2つを実施し早期回復を目指すのが大切です。 アイシングをして休息をとる たんぱく質を摂ってしっかり睡眠をとる 膝を痛めてしまった際の対処法を確認し、万が一けがをした場合に早急に対処できるようにしましょう。 アイシングをして休息をとる 踏み台昇降で膝を痛めたときは、アイシングをして休息をとるのがポイントです。アイシングとは、患部を冷やす方法です。 膝に少しでも違和感を覚えたらすぐに運動をやめ、氷のうや保冷剤で患部を冷やしましょう。 直接肌に氷を当てると凍傷の危険があるため、タオルなどで包んでから患部に当てるなど対策してから、15分〜20分程度を目安にして冷やして下さい。 たんぱく質を摂ってしっかりと睡眠をとる 踏み台昇降で膝を痛めた際は、たんぱく質を摂ってしっかりと睡眠をとることが大切です。 たんぱく質は、筋肉や骨を作る栄養素で運動後の摂取が効果的といわれています。 膝を痛めた場合に限らず、運動後はたんぱく質を意識した食事を取るのがおすすめです。 たんぱく質は運動によって分解されますが、健康的な食事や十分な睡眠で合成スピードを高められます。 踏み台昇降でひざを痛めない方法まとめ 踏み台昇降は、踏み台の高さや足を下ろす順番を守り、正しい手順で行うと膝・股関節周りの筋肉を効果的に強化できます。 ダイエットやリハビリにも推奨される運動ですが、誤った方法で行うと膝に負担がかかるため注意が必要です。 膝や筋肉の状態に合わせて無理のない範囲で継続すると、痛みの予防や改善につながります。 万が一、踏み台昇降で膝の痛みがひどくなったり、自力でのトレーニングが難しいと感じた場合は、膝の再生医療を検討するのも一つの方法です。 膝の再生医療では、自分の細胞を使って軟骨を修復するため、手術のような大きな負担をかけずに治療が可能です。 ダイエットや運動を行う際は、体に合った方法で無理なく継続していきましょう。
2020.05.31







