捻挫後はいつからサポーターを使うべき?装着するタイミングや期間も紹介
公開日: 2020.01.29更新日: 2025.04.30
「捻挫後はいつからサポーターを使うべき?」と悩んでいる方はいませんか。
足首の捻挫はスポーツ中だけでなく、日常生活でも起こりやすいケガです。
捻挫後正しい処置をせずに症状を放っておくと、足首の不安定さや痛みが残る場合があります。
本記事では、捻挫後のサポーター装着について詳しく解説します。
捻挫したときはサポーターを正しく使用し、症状の改善を目指しましょう。
目次
捻挫後はいつからサポーターを使うべき?装着期間は重症度・個人差で異なる
捻挫後にサポーターを使用する際は、痛みや腫れなどの症状が軽減してから装着します。
サポーターの装着期間は、以下のように重症度で異なり、個人差があります。
捻挫の重症度 | サポーター装着期間 |
---|---|
軽度 | 数日~1週間程度 |
中度 | 2~4週間程度 |
重度 | 4週間以上 |
サポーターの装着期間はあくまでも目安であり、専門家の指示に従うことが大切です。
正しい処置をとっても捻挫の症状が良くならない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
以下の記事では、足首の捻挫を放置するリスクについて詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
捻挫の症状とサポーターの役割
捻挫の主な症状は、足首の痛みと動かした際の違和感です。
足首に痛みや動かしにくさを感じるときにサポーターを使用すると、足首が固定され、動作の安定性につながります。
捻挫後にサポーターを使用する際は、十分な効果を得られるように正しく装着することが大切です。
捻挫の症状
捻挫の主な症状は、以下のとおりです。
- 足首を動かした際に痛みがある
- 足首に腫れや熱感がある
- ケガした側の足に体重をかけられない
- 安静時も足首に痛みや違和感がある
- 歩きにくさがある
足首を捻挫した際は、負荷をかけずに安静に過ごすことが大切です。
捻挫の症状がひどい場合には、早めに医療機関を受診し適切な対処法を確認しましょう。
サポーターを使用する効果
足首の捻挫でサポーターを使用すると、ケガの再発防止や安定性の維持などに期待できます。
サポーターは不安定な足首をサポートし、日常生活動作をスムーズに行えるよう補助する役目を持ちます。
症状に合わせて使用すると、スポーツ活動や日常生活へ早期復帰できる可能性が高まるため、正しくサポーターを使用しましょう。
捻挫には再生医療という治療法も
足首の捻挫の治療には、再生医療も1つの選択肢です。
再生医療は、自身の幹細胞を用いて損傷した靭帯や関節の組織などを修復する治療法です。
足首の捻挫はスポーツだけでなく、日常生活でもよく起こるケガで、痛みや腫れがみられます。
なかでも足首の外側をひねる捻挫(LAS)は、スポーツ中のケガの約4割を占め、慢性的に足首がぐらつく状態(慢性足関節不安定症:CAI)に進行する場合があります。
CAIに進行した場合は、捻挫後1年以上経っても痛みや腫れなどの症状が続き、スポーツへの早期復帰が難しくなるため注意が必要です。
当院(リペアセルクリニック)の再生医療は、以下の特徴を持ち、捻挫の再発予防にも効果が期待できます。
- 入院や手術が不要
- 自身の細胞を使用するため副作用やアレルギーなどのリスクが少ない
- 慢性的な症状にも効果が期待できる
足首を捻挫し、症状が慢性化している場合は、再生医療による治療もご検討ください。
スポーツ外傷は⼿術しなくても治療できる時代です。
【まとめ】捻挫後のサポーターは、症状の程度に応じて適切なタイミングで使用し、正しい方法でケアしよう!
捻挫後のサポーターは、症状に応じて適切なタイミングで正しく使用することが大切です。
足首の捻挫は、足首をひねったり、無理な力が加わったときに起こるケガです。
サポーターを使用すると、痛みや腫れなどによって不安定になっている足首を固定でき、スムーズな動きをサポートできます。
適切にサポーターを使用しても症状が軽減しない場合は、再生医療による治療も選択肢の1つです。
再生医療は症状の軽減だけでなく、損傷した部位の修復にも効果があります。
足首の捻挫後のケアにお困りの方は、当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。

監修者
坂本 貞範
Sadanori Sakamoto
医療法人美喜有会 理事長
「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。
略歴
1997年3月関西医科大学 医学部卒
1997年4月医師免許取得
1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務
1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務
1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務
1999年2月国立大阪南病院 勤務
2000年3月野上病院 勤務
2003年3月大野記念病院 勤務
2005年5月さかもとクリニック 開設
2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任
2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設
2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設
2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設