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看護師がヘルニアでも働き続けるには?腰痛持ちの現場対策・治療法を解説

公開日: 2019.11.10
更新日: 2025.06.30

看護師という職種は日々のケアや患者対応において、中腰での処置や体位交換・移乗介助など、腰に大きな負担がかかる動作は避けられません。

そんな環境でヘルニアを発症した・慢性的な腰痛に悩まされているけど、でも仕事は続けたいという看護師の方も多いのではないでしょうか?

本記事では。、看護師がヘルニアを起こしてしまう要因や原因について解説しています。

「手術をしない選択肢も知っておきたい」「このまま働き続けたいけれど不安がある」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

また慢性的な腰痛(ヘルニア)に悩んでいるけど、手術は避けたいという方は、再生医療も一つの選択肢になります。

治療法や症例については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEからも確認できますので、ぜひ一度ご覧ください。

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看護師がヘルニアを起こしてしまう要因

看護師がヘルニアを起こしてしまう要因として、以下のようなものがあります。

看護師は日々の業務のなかで、腰に大きな負担がかかる場面が非常に多い職種です。

ぜひ参考にして、日常の動作に注意しましょう。

また看護師の腰痛予防法については、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

中腰・抱え上げ動作が多い

以下のような中腰姿勢や抱きかかえる動作は、看護業務を行う上で避けられません。

  • 体位変換・移乗
  • 入浴・排泄介助

これらの動作では、腰椎(背骨の腰部分)に強い圧力が加わりやすく、椎間板に慢性的な負荷がかかるため、ヘルニアの原因になります。

特に不意に力を入れる場面(患者の急な体重移動など)では、腰を痛めるリスクが高まります。

交代制勤務・疲労蓄積によるリスク

夜勤や長時間の交代勤務は、体を十分に休める時間が確保しづらく、筋肉の疲労を蓄積させやすくなります。

疲労がたまった状態で業務をこなすことで、姿勢の乱れや筋力のバランス崩壊が起こりやすくなり、腰に過度な負担がかかるのです。

さらに、睡眠不足やストレスにより筋肉が硬直しやすい状態になることで、ヘルニアの発症リスクがより高まります。

看護師の離職リスクを高める腰痛の主な疾患

看護師が腰痛を引き起こす主な疾患は、以下の通りです。

  • 急性腰痛症(ぎっくり腰)
  • 椎間板ヘルニア
  • ストレス

急性腰痛症(ぎっくり腰)

急性腰痛症(ぎっくり腰)は、無理な姿勢をとったり、重いものを持ち上げたりした際に突然発症する激しい腰痛です。

看護師の業務では、ベッド上でのオムツ交換や体位変換、排泄介助、患者の移乗など、中腰や前かがみなどの負担の大きい姿勢を頻繁に取らざるを得ない場面が多くあります。

また、予期せぬ動きに対応する場面も多く、腰に強い負荷がかかることから、ぎっくり腰を起こすリスクが高い職種といえるでしょう。

こうした身体的負担の蓄積や、ふとした瞬間の無理な動作が引き金となって、突然腰痛が起こることも少なくありません。

椎間板ヘルニア

人間の背骨は、椎骨(ついこつ)という24個の骨が積み重なって構成されており、それぞれの椎骨の間には椎間板というクッションの役割を果たす軟骨組織が存在します。

この椎間板が加齢や外力によって飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす状態が、いわゆる椎間板ヘルニアです。

腰痛だけでなく、肩こり・腕や脚のしびれ・筋力の低下など多彩な症状が現れることもあり、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

看護師の業務では、腰に強い負担がかかる姿勢や動作が日常的に発生するため、椎間板に慢性的なダメージを与え、ヘルニアの発症リスクを高める要因となるのです。

看護師の腰痛(ヘルニア)を予防する方法

看護師の腰痛(ヘルニア)を予防する方法として、主に以下のようなものがあります。

  • サポーター/コルセットの使用
  • 鎮痛薬(NSAIDsなど)や筋弛緩剤などによる薬物療法

保存療法で効果が不十分な場合や、明確な神経症状(しびれ・筋力低下)があるケースでは、椎間板の一部を除去する手術が検討されることもあります。

近年では、これら従来の治療法に加えて、「再生医療」への注目も高まっています。

患者自身の幹細胞などを用いて損傷した組織の修復を促す治療法で、軟骨や椎間板の機能回復を目指すものです。

「手術には抵抗がある」「長期的な改善を目指したい」といった方にとって、選択肢の一つとされています。

腰痛の原因や生活背景は人によって異なるため、自分に合った治療法を選ぶことが何より重要です。

医師と相談しながら、負担を軽減できる方法を見つけていきましょう。

ヘルニアに悩む看護師が仕事を続けるためには再生医療という選択肢も

看護師の業務では、以下のように腰に負担のかかる動作が日常的に多く、慢性的に腰へ大きなストレスがかかりやすい環境でぎっくり腰(急性腰痛症)や椎間板ヘルニアなどを発症するケースも少なくありません。

  • 体位変換・移乗
  • 入浴・排泄介助

腰痛が慢性化したり、悪化したりすると、仕事の継続が困難になり、離職につながるリスクもあります。

腰に違和感や痛みを覚えた際には、決して放置せず、早めに整形外科などの専門医を受診することが大切です。

これまで腰痛の治療は、痛み止め・物理療法などの保存療法や、重症例に対する外科的手術が主流でした。

しかし近年では、手術に代わる新たなアプローチとして患者自身の細胞(幹細胞など)を用いて、損傷した組織の修復を促す再生医療も期待されています。

当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでは、再生医療による腰痛(ヘルニア)治療の症例や具体的な治療法について詳しくご紹介しています。

「看護師の仕事は続けたいけれど、慢性的な腰痛に悩んでいる」という方は、ぜひ一度ご覧いただき、今後の選択肢の一つとして参考にしてみてください。

\公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/公式LINE 画像

監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

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