-
- 免疫細胞療法
- 肝疾患
- 再生治療
「アルコール性肝硬変は治るのだろうか」「完治は難しいと聞くけれど、進行を止める方法はあるのか」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。 アルコール性肝硬変とは、長期間の飲酒により肝臓の細胞が硬く変化し、正常な肝機能が失われていく病気です。 進行すると肝機能が大きく低下し、腹水や意識障害などの重い症状を引き起こす可能性があります。 日常的にお酒を飲む習慣がある方にとって、アルコール性肝硬変は決して他人事ではありません。 この記事では、アルコール性肝硬変の完治の可能性や、進行を抑えるための治療法、早期発見のポイントを詳しく解説します。 肝硬変の症状や治療選択肢を正しく理解することで、適切な対処ができるようになります。 不安を感じている方は、ぜひ最後まで読んで今後の治療方針を考える参考にしてください。 また、現在リペアセルクリニックでは肝硬変の治療法の一つである「再生医療」に関する情報をLINEで発信しているので、ぜひご登録ください。 【結論】アルコール性肝硬変の完治は難しい アルコール性肝硬変まで進行してしまうと、元の健康な肝臓に戻る(完治する)ケースはほとんどありません。 ※参照:全国健康保険協会 ただし、病状の悪化を抑えつつ、ある程度の肝機能を維持しながら日常生活を送ることは可能です。 アルコール性肝硬変の進行を抑制するためには、禁酒が重要です。アルコール依存症になっている場合は、専門医に相談し、早期に治療を開始しましょう。 また、併せて生活習慣の改善も大切です。脂質や塩分を抑え、タンパク質豊富な食事を心がけてください。 肝硬変になる前の脂肪肝の場合は、禁酒や生活習慣の改善が期待できます。 肝臓における生活習慣の見直し方法などについては、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 アルコール性肝硬変の治療法 アルコール性肝硬変の治療法について、進行を抑え症状を緩和するための方法として以下の4つがあります。 断酒と食生活の改善 薬物療法 肝移植 再生医療 これらの治療法を適切に組み合わせることで、肝硬変の進行を遅らせ、生活の質を維持できます。 断酒と食生活の改善 アルコール性肝硬変の治療でとくに重要なのは、完全な断酒です。 お酒を飲み続けると肝臓の炎症が進み、回復が難しくなるため、肝臓を守るために飲酒を完全にやめることが大切です。 アルコール依存により断酒が難しい場合は、精神科や心療内科の専門医による治療も有効な選択肢となります。 また、断酒以外にも食生活の改善が肝臓の回復を助けます。 具体的には、以下のような食事を心がけましょう。 タンパク質が豊富な食品(肉、魚、大豆製品など)を積極的に摂る ビタミン類を多く含む食材(野菜、果物など)を取り入れる 脂肪分の多い食事や糖分の過剰摂取は控える 塩分は1日5~7gに制限する 食生活の改善は、無理のない範囲で継続することが大切です。 薬物療法 アルコール性肝硬変では、症状を緩和するためにビタミン剤やアミノ酸製剤による薬物療法が行われます。 これらの薬は肝臓の保護や症状の緩和を目的としています。 また、アルコール依存症がある場合は、断酒を補助するために抗酒薬や抗不安薬などが用いられることがあります。 これらの薬は精神的な症状を和らげ、断酒の継続を助けます。 ただし、薬物療法は症状を和らげるための対症療法であり、肝硬変が根本的に治るわけではないため注意が必要です。 肝移植 肝臓の機能が著しく低下している場合や肝硬変の根本的な治療法として、肝移植が検討されます。 肝移植とは、機能を失った肝臓を健康な肝臓に置き換える手術で、重症の肝硬変患者にとって、生命を救う可能性のある治療法となります。 ただし、肝移植にはドナー(提供者)の確保や手術のリスク、術後の免疫抑制剤の継続的な服用など、さまざまな課題があります。 また、移植後も断酒を継続しなければ、新しい肝臓も同じように傷ついてしまいます。 肝移植は最終的な治療手段として位置づけられており、医師との十分な相談が必要です。 再生医療 肝硬変をはじめとする肝臓疾患に対する治療法には、再生医療という選択肢もあります。 再生医療は、さまざまな細胞に変化する「分化能」という能力を持つ幹細胞を活かし、肝硬変の改善が期待できる治療法です。 治療は点滴によって幹細胞を投与するだけで、手術は必要ありません。 また、ご自身の細胞を使用するため、拒否反応のリスクが低いのが特徴です。 しかし、先端医療のため保険適用外となり、治療費用が高い傾向がある点は留意しましょう。 当院リペアセルクリニックで行っている肝臓疾患に対する再生医療については、以下のページを併せてご覧ください。 アルコール性肝硬変になる前の肝疾患に注意 アルコール性肝硬変は、突然発症する病気ではありません。 長期間の飲酒を続けることで肝臓は徐々にダメージを受け、段階を経て進行していきます。 重症化を防ぐには、以下の各段階で適切な対応を取ることが大切です。 病気の段階 特徴と症状 アルコール性脂肪肝(初期) 肝臓に脂肪が多い状態 節酒・減量で改善 長く放置した場合や重度の場合は肝炎や肝硬変に進行 アルコール性肝炎 肝機能が低下 発熱・腹痛・下痢・嘔吐などの症状 アルコール性肝硬変(末期) 肝細胞が変形して縮み、正常な機能が大きく損なわれる 栄養が不足して痩せていくが、おなかは腹水が溜まり膨らむ 吐血、昏睡の危険性が高まる 初期のアルコール性脂肪肝は、目立った症状がないのが特徴です。 そのため、多くの方が気づかないうちに病気が進行してしまいます。 禁酒や節酒を行わずにお酒を飲み続けると、アルコール性肝炎や肝硬変を発症する可能性が高まります。 また、多量の飲酒によって肝臓の病気が進行すると、肝がんを発症するリスクも高くなります。 早い段階で生活習慣を見直すことが、将来の重大な病気を防ぐことにつながります。 アルコール性肝硬変を早期発見するために重要な検査 アルコール性肝硬変を早期に発見するために重要な検査は、以下の2つです。 肝生検 血液検査 検査を定期的に受けることで、肝臓の異常を早く見つけられます。 肝生検 肝生検は、肝臓の一部を採取して組織を詳しく調べる検査です。 この検査により、炎症の進行度や肝臓の硬さ(線維化)の程度を正確に把握できます。 肝硬変の進行具合を診断する際にも用いられます。 検査は局所麻酔を行い、細い針を肝臓に刺して組織を採取します。 肝生検は肝臓の状態を詳しく知るために有効な方法であり、治療方針を決める上で重要な情報を得られます。 血液検査 肝臓の異常は自覚症状が出にくいため、血液検査による早期発見が重要です。 AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTPといった酵素の数値は、肝機能の状態を把握する基本的な指標となります。 検査項目 説明 AST(GOT) 肝細胞に含まれる酵素で、肝臓にダメージがあると血液中に漏れ出して数値が上昇します。 ALT(GPT) 肝臓に特化した酵素で、肝細胞が破壊されると血液中に漏れ出し、数値が高くなります。肝炎などの診断に役立ちます。 γ-GTP 胆道から分泌される酵素で、肝臓の解毒機能に深く関わっています。過度な飲酒や肝硬変、肝臓がん、胆石、胆管がんなどが原因で数値が高くなる可能性があります。 これらの数値が高い場合、肝臓や胆道に何らかの異常がある可能性があります。 また、服用している薬の副作用によっても数値が上がるケースがあるため、医師に相談して薬の量を調整するなどの対応が必要です。 定期的に健康診断を受け、これらの数値をチェックすることで肝臓の病気を早期に発見できます。 アルコール性肝硬変の末期症状 アルコール性肝硬変が重症化すると、以下のようなさまざまな症状や合併症を引き起こします。 腹水 吐き気・嘔吐 息切れ 食欲不振 腹部の膨張など 肝性脳症 手が震える 注意力の低下 性格の変化 昏睡など 食道静脈瘤 食道の静脈瘤に血液が溜まりこぶのようなものができる 破裂すると吐血・消化管出血などのリスクがある それぞれの合併症の対処法について詳しく紹介します。 腹水 腹水の対処法は、主に3つあります。 食事療法 利尿剤 腹水穿刺 腹水の発生・悪化を防ぐためには、食塩摂取量の制限が基本です。 塩分は体内に水分を保持する性質があり、過剰摂取すると腹水の悪化につながるため、塩分の摂取は1日に5~7g※にしましょう。 ※参照:日本消化器病学会・日本肝臓学会「肝硬変診療ガイドライン 2020(改訂第 3 版)」2020年発行 また、腹水を体外へ排出するために、利尿剤(尿量を増やす薬)が処方されることがあり、体内に余分な水分が蓄積するのを防ぎます。 腹水が大量にたまり、腹部膨満や呼吸困難、食欲不振などの症状が強く現れる場合には、腹水穿刺(ふくすいせんし)という処置が行われます。 このように腹水は単なる症状ではなく、肝硬変の機能が低下した段階に入っているサインです。 進行を防ぐには断酒・栄養管理や、内科的・外科的治療などを組み合わせて全体的に病態のコントロールをする必要があります。 肝性脳症 肝性脳症とは、肝機能の低下により体内の有害物質(アンモニアなど)が解毒されずに脳へ到達し、意識障害や神経精神症状を引き起こす合併症です。 治療の基本は、主に以下の通りです。 誘因の除去 栄養療法 薬物療法 肝性脳症は、以下のような特定の誘因をきっかけに急激に悪化することが多いため、まずはそれらを的確に見つけ出し、排除することが最優先です。 便秘 タンパク質の過剰摂取 消化管出血 感染症 脱水・電解質異常 利尿薬の過剰投与 ※参照:J-Stage「日本内科学会雑誌第111巻第1号」 かつてはタンパク質制限が推奨されていましたが、現在は過度な制限は予後を悪化させるとされ、適正なタンパク質摂取の維持が重要とされています。 また、薬物療法では腸内アンモニアの生成・吸収を抑えることを目的とした治療が中心になります。 肝性脳症は肝硬変が進行しているサインであり、放置すると昏睡や死亡に至ることもある重大な状態です。 しかし、誘因の早期除去・適切な栄養と薬物管理により、再発予防が期待できます。 ただし、自己判断での食事制限はリスクも大きいため、医療機関と連携しながら治療を継続しましょう。 食道静脈瘤 食道静脈瘤は、肝硬変によって肝臓内の血流が悪くなり、門脈圧(門脈内の血圧)が上昇することで、食道の静脈が異常に膨らんだ状態です。 破裂すると大量吐血や消化管出血を引き起こし、命の危険が伴う深刻な状態になります。 破裂を未然に防ぐ、あるいは破裂後の止血を行うために、主に以下の2つの内視鏡的治療が用いられます。 食道静脈瘤硬化療法(EIS) 内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL) 食道静脈瘤硬化療法(EIS)は、内視鏡を使って食道静脈瘤に硬化剤(血管を固める薬)を注入し、静脈瘤を閉塞させる方法です。 瘤そのものに直接作用するため、再発リスクが比較的低いとされていますが、処置の際の合併症や身体への負担がやや大きいという側面もあります。 一方で、内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)は内視鏡で静脈瘤を確認し、ゴムバンドで結紮(縛る)することで血流を遮断し、壊死・脱落させることで瘤を除去する治療法です。 患者の病態や静脈瘤の状態に応じて治療方法が異なるため、専門医と相談しながら治療方針を決定します。 アルコール性肝硬変の根治を目指すなら再生医療をご検討ください アルコール性肝硬変は、完治は困難ですが進行の抑制は可能です。 断酒や食生活の見直し、運動習慣をつけると肝機能の改善が期待できます。 アルコール性肝硬変は、合併症を引き起こすリスクも高まるため、普段から断酒やバランスの良い食生活を送ることが大切です。 肝硬変を予防するため、普段から体調に気を配り、定期的に検査を受けましょう。 また、アルコール性肝硬変の治療法として、再生医療の選択肢もあります。 再生医療は、さまざまな細胞に変化する「分化能」という能力を持つ幹細胞を活かし、肝硬変の改善が期待できる治療法です。 患者さまの細胞や血液を利用した治療法のため、拒否反応などのリスクが低い点も特徴です。 アルコール性肝硬変でお悩みの方は、再生医療専門クリニックである当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。
2020.02.18 -
- 肩
- 再生治療
スイングショルダー(ゴルフ肩)の症状が治らず、悩んでいる方はいませんか。スイングショルダーとは、ゴルフをプレーする際の動作によって起こる肩関節周囲の炎症です。 ゴルフを正しくない姿勢でプレーしたり、過度に打ちっぱなしを行ったりすると、スイングショルダーになりやすいため注意が必要です。 本記事では、スイングショルダーの原因や治療について紹介します。スイングショルダーの原因や治療法を理解して、ゴルフ肩を治しましょう。 この記事を読むとわかること スイングショルダーになる原因 スイングショルダーの治療法 ゴルフ肩(スイングショルダー)とは? ゴルフ肩(スイングショルダー)とは、ゴルフのプレーによって生じる肩関節周囲の損傷です。ゴルフのスイング動作は、肩周囲の筋肉の伸張、収縮を繰り返します。 筋肉や関節に大きな負担がかかると肩関節周囲が損傷し、疼痛(とうつう)やしびれなどの症状が現れます。 スイングショルダーの症状が出た場合は、無理してプレーせずに治療を受けるのが大切です。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の原因となる疾患は? ゴルフ肩(スイングショルダー)の原因となる疾患の具体例は、以下のとおりです。 腱板損傷 腱板断裂 肩峰下インピンジメント 上腕二頭筋腱損傷 変形性関節症 肩関節の不安定性 ゴルフのスイング動作により引き起こされた、肩周囲の関節や腱の損傷は、スイングショルダーに分類されます。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の主な症状 ゴルフ肩(スイングショルダー)の主な症状は、以下のとおりです。 肩甲骨内側の疼痛 肩から腕にかけてのしびれ感 首のだるさ 肩甲骨周りの可動域制限 スイングショルダーの人は、利き腕と反対側の肩が下がっているのが特徴です。症状がひどくならないうちに、治療を受けましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)になりやすい人 ゴルフ肩(スイングショルダー)は、スイング時の姿勢が崩れていたり、頻繁にゴルフを行ったりする人がなりやすいといわれています。スイング動作を無理に行った場合は、肩周囲に大きな負担がかかります。 トップの位置を高く上げ過ぎたり、グリップに力を入れ過ぎたりすると、ゴルフ肩になる可能性があるため注意が必要です。猫背の人や股関節が硬い人も、スイング動作の際に上手に体を動かせず、全身に大きな負担がかかります。 スイングショルダーの症状が悪化しないよう、ゴルフスイングの姿勢だけではなく、普段から姿勢を意識して過ごしましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の治し方 ゴルフ肩(スイングショルダー)の治し方は、主に以下の3つです。 安静にする 鎮痛消炎剤での症状の緩和 専門家による治療を受ける ゴルフ肩(スイングショルダー)は、間違った知識で対策するとさらに症状を悪化させてしまう可能性があるため、医療機関で治療を受けるのがおすすめです。 安静にする ゴルフ肩(スイングショルダー)を治すためには、まず安静にしましょう。スイングショルダーの症状がある場合は、無理して動かさないようにし、筋肉を休ませてください。 スイングショルダーは、筋肉や関節の無理な動きが原因で起こります。誤った姿勢でスイングし続けたり、ゴルフを過度にやりすぎたりすると、さらに症状が悪化します。 ゴルフを続けるためにも、スイングショルダーの症状が落ち着くまで十分に休息をとりましょう。 鎮痛消炎剤での症状の緩和 ゴルフ肩(スイングショルダー)の治し方に、鎮痛消炎剤を用いて症状の緩和を行う方法があります。鎮痛消炎剤には、ゲルやローション、湿布などさまざまな形態があります。 疼痛や腫れなどの症状が出現したら、すぐにプレーをやめてアイシングをし、患部の炎症を抑えてください。 鎮痛消炎剤には症状を和らげる作用があります。しかし、スイングショルダーが完治するわけではありません。症状が悪化する前に専門家に相談し、早めに治療を受けましょう。 専門家による治療を受ける ゴルフ肩(スイングショルダー)になった場合は、専門家による治療を受けることが大切です。専門家は、患者さんの症状に合わせて、適切な治療法を提案してくれます。 安易にストレッチを行い症状が悪化すると、競技復帰までに時間がかかります。適切な治療を早期から始め、症状の悪化を防ぎ回復を早めましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)から競技復帰までの期間とプロセス ゴルフ肩(スイングショルダー)になった場合は、競技復帰までに3〜6カ月の期間が必要です。症状の程度や治療開始スピードによって、治癒にかかる期間は異なります。 復帰までのプロセスは、まず痛みを軽減させるために安静や薬物療法を行います。症状が和らいだ後には、肩周りの筋力を強化し、可動域の改善を目的としたリハビリを開始する流れです。 治療開始が遅れたり、重度の症状が出現したりしたときは、回復に6カ月以上の期間が必要な場合もあります。重度のスイングショルダーは、外科的治療を行う可能性もあるため、痛みを感じたら早めに医療機関を受診しましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の予防ケア ゴルフ肩(スイングショルダー)を予防できるケア方法には、以下の4つがあります。 肩関節周りの筋力強化 スイングフォームを見直す 軽い負荷から再開 ゴルフをする前にストレッチをする スイングショルダーになった経験がある人も、再発防止のために予防ケアを行うことが大切です。 肩関節周りの筋力強化 ゴルフ肩(スイングショルダー)の予防ケアの1つに、肩関節周りの筋力強化があります。肩関節周りの筋力を強化すると、スイング動作で使う筋肉や関節を上手に動かせます。 「ゴルフでは、肩関節周りだけでなく全身の筋肉を使うため、全体をバランスよく鍛えると予防に役立ちます。スクワットやプランクなどの筋力トレーニングを行い、筋力の強化を目指しましょう。 スイングフォームを見直す ゴルフ肩(スイングショルダー)の予防ケアに、スイングフォームの見直しがあります。スイングフォームを見直すと、筋肉や関節を正しく使えているかを確認できます。 以下の2つのポイントを意識し、スイングフォームを正しい姿勢に直しましょう。 手首に力を入れない 右打ちの場合はトップの位置を左手で押し込まない 正しいフォームでスイングを行えば、肩周囲に大きな負担がかかりません。 軽い負荷から再開 ゴルフ肩(スイングショルダー)の再発を予防するために、負荷が軽い動作から再開しましょう。負荷の軽い運動から再開すると、体にかかる負担を軽減できます。 ゴルフは全身を使うスポーツであるため、体への負荷が必然的に大きくなります。負担の少ない動きで体を徐々に慣らし、負荷が大きくなっても対応できる体をつくりましょう。 ゴルフをする前にストレッチをする ゴルフ肩(スイングショルダー)を予防するには、ゴルフ前にストレッチを行うのが効果的です。ゴルフをプレーする前にストレッチをすると、筋肉がほぐれ体を柔軟に動かせます。 肩甲骨のストレッチ手順 1.胸を張り、大きく背伸びをする 2.挙げた手を横に移動させ、肩の高さまで下げる 3.10秒キープ 4.手のひらを上に向けて両肘をゆっくり近づける 5.1~4を3回繰り返す ストレッチは筋肉の伸びを意識して行うことが大切ですが、無理に動かすと体を痛めるリスクもあります。痛みを感じない程度に体を伸ばしましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の治し方まとめ ゴルフ肩(スイングショルダー)は、肩関節やその周囲の筋肉・腱に負担がかかり発症します。繰り返しのスイング動作や無理なフォームが原因となり、痛みや可動域の制限を引き起こします。 治療ではまず、痛みや炎症を和らげるため安静にするのが大切で、必要に応じて専門医の診察を受け、リハビリや治療を進めていきます。 また、近年注目されているPRP療法(多血小板血漿療法)も効果的な選択肢です。副作用のリスクが低く、早期回復が期待できるため、手術を避けたい方や再発を防ぎたい方におすすめです。 以下のページでは、実際に当院で再生医療の治療を受け、肩の痛みからゴルフを楽しめるまでに回復した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら
2020.02.17 -
- 肩
- 再生治療
肩が痛くて眠れずに、原因や対処法が分からず悩んでいる方もいるかと思います。 肩の痛みの原因は肩こりだけではなく四十肩や五十肩などの肩周辺の炎症、疾患などが考えられます。 夜眠れず日常生活に支障をきたす場合は、肩の痛みを和らげる対処法を行うことで痛みが和らぐ可能性があります。 ただ、肩の痛みを放置しておくと重い症状となる可能性があるため、注意が必要です。 この記事では肩の痛みの対処法や原因だけでなく、再生医療による治療も紹介していますので、参考にしてください。 肩が痛くて眠れない際の対処法 肩が痛くて眠れない際の対処法は、ストレッチや肩を温めるなどいくつかあります。 ストレッチで肩回りをほぐす 肩周辺を温める・冷やす 寝るときの姿勢を見直す 鎮痛剤や湿布薬で痛みを和らげる 寝る時の姿勢では肩の関節に負荷がかからないようにすることが重要です。 ここではご自身でできる対処法を紹介しますので、参考にしてください。 ストレッチで肩回りをほぐす 肩の痛みは軽い運動やストレッチなどで肩周りをほぐすことが大切です。 肩の痛みは肩関節や肩甲骨からくるものが多く、デスクワークなど座った状態では肩関節や肩甲骨の血行が悪くなり、肩の痛みとなることがあります。 肩を回すだけでなく、肩甲骨周りのストレッチも取り入れることで、肩周りをほぐすのもおすすめです。 ただし、無理なストレッチは肩の痛みを悪化させる可能性もあるため、適度に行いましょう。 肩周辺を温める・冷やす 肩の痛みには、原因や症状に応じて温めたり冷やしたりしましょう。 肩の痛みが出た直後は強い炎症状態であるため、患部を冷やして炎症を抑えるのが効果的です。 慢性的な肩の痛みや、いつ始まったか分からない長引く肩の痛みには、筋肉が硬くなっている場合は患部を温めます。 しかし、痛みの症状がはっきり分からない状態で判断するのは、痛みが悪化する原因となるので、医師に相談してください。 寝るときの姿勢を見直す 寝るときの姿勢を見直すことで、肩の痛みを緩和できる可能性があります。 仰向けで寝る場合は、肩から肘にかけてタオルや枕を使用し、肩や腕の高さを調整することで肩の負担を減らすことが大切です また、横向きで寝る場合は、肩の痛みがない方を下にして、抱き枕や毛布などを使用して、抱く姿勢で寝ます。 枕の過度な高低差も、首から肩へ負担となり関節や筋肉に悪影響となるため注意が必要です。上半身から下半身にかけてリラックスできる程度の傾斜をつけるなどの工夫をすることで、負担を軽減できます。 鎮痛剤や湿布薬で痛みを和らげる 肩の痛みがある場合、ロキソニンなどの鎮痛剤や、冷温効果のある湿布薬などで痛みを和らげます。 ロキソニンは鎮痛剤としても湿布薬としても肩の痛みや炎症を抑える効果が期待できます。 ただし、鎮痛剤や湿布薬は一時的に痛みや炎症を緩和する手段のため、長引く場合は医師に相談してください。 肩が痛くて眠れない際に考えられる原因・疾患 肩の痛みにより眠れない理由として、肩関節の炎症などの四十肩や、夜間に痛みが強くなる傾向にある肩腱板断裂などが考えられます。 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩) 肩腱板断裂 頚椎椎間板ヘルニア 肩こり 以下では考えられる原因や疾患について紹介しますので、参考にしてください。 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩) 一般的には四十肩や五十肩といわれる肩関節周囲炎は、肩の痛みで目が覚めたり寝付けないといった症状があります。 この炎症は原因がはっきりとわからない肩関節部の痛みを指し、40〜60代で多く見られる肩関節の炎症の総称です。 夜間以外でも、何もしていない状態での痛みや、腕を上げたときにも痛みが出ることもあります。 炎症期、拘縮期、回復期の3段階に病期が分かれていて、それぞれ痛みや運動制限などに違いがあります。 肩腱板断裂 肩腱板断裂は肩を強打したり、転倒時に手をついた際に発生しますが、老化により自然と肩腱板が断裂する場合があります。 また、肩腱板は肩関節の骨と骨の間を通っているため、老化により腱が切れたり、運動などで使いすぎることにより、断裂が起こることもあります。 肩腱板が断裂すると肩をあげるだけで痛みが出るだけでなく進行すると夜中に痛みで目が覚めるといった症状がみられます。 リハビリなどで症状が軽減することもありますが、症状が改善しない場合は手術となる可能性もあります。 頚椎椎間板ヘルニア 頚椎椎間板ヘルニアは、前触れなく突然肩や首などに痛みや腕のしびれなどが発症します。 椎間板(首の骨と骨の間にある軟骨)が加齢とともに摩耗することで、ヘルニアのリスクが高まるといわれています。 また、デスクワークでの姿勢の悪さや、首に負荷がかかるスポーツなどでも発症する可能性があります。 頚椎椎間板ヘルニアを発症した場合、安静とリハビリなど理学療法や物理療法を行いますが、まずは首に負荷がかからないようにすることが重要です。 ブロック注射や薬物療法により痛みを軽減する治療法もありますが、改善が見られない場合、手術を行う場合もあります。 肩こり ストレスによる自律神経の乱れや、長時間のデスクワークにより肩こりがひどくなった場合は、痛みで夜眠れない原因になる場合があります。 肩こりは、筋肉が常に緊張状態にあることで血行不良を引き起こします。 また、スマホやパソコンの使用頻度が高まると、首が前に出るストレートネックの状態になり、肩への負担が増加します。 これらの要因により、肩の筋肉がリラックスできない状態が続きます。 ストレッチや軽い運動のほか、肩を温めることで血流を良くすることが大切です。 肩が痛くて眠れないときの対処法|夜間痛の原因と今すぐできる対策を解説 肩が痛くて眠れない状態が続く場合、単なる疲労ではなく、夜間に痛みが強く出やすい原因が重なっていることが少なくありません。 特に肩は、日中よりも夜間に血流や姿勢の影響を受けやすく、炎症や組織の緊張が強調されやすい部位です。 夜になると痛みが増す背景には、横になることで肩関節周囲の圧が変化することや、無意識の寝返りで負荷が集中することが関係しています。 また、日中は動いて気が紛れていても、静かな夜間は痛みを強く自覚しやすくなる点も見逃せません。 そのため、「夜だけ痛い」「眠ろうとするとズキズキする」と感じる場合は、一時的な対処と同時に原因を整理する視点が重要になります。 ここでは、今すぐ取り入れやすい対策と、やってはいけない行動を分けて考えていきましょう。 今すぐできる対処法|眠る前・夜中に痛いとき 肩の夜間痛に対しては、眠る前の準備・夜中に目が覚めたときの対応を分けて考えると対処しやすくなります。 痛みを完全に消すことは難しくても、刺激を減らし眠りに戻りやすい環境を整えることは可能です。 まず眠る前は、肩周囲の筋肉が過度に緊張したままにならないよう、軽い体操や深呼吸で体を落ち着かせます。 強く伸ばすストレッチではなく、「動かしても痛みが出ない範囲」で肩甲骨周囲をゆっくり動かす程度が適切です。 就寝姿勢も重要で、横向きの場合は痛い肩を下にせず、クッションやタオルで腕を支えると負担が減りやすくなります。 仰向けでも、腕が宙に浮くと肩が引っ張られるため、肘の下に高さを補う工夫が有効です。 夜中に痛みで目が覚めた場合は、無理に動かさず、一度姿勢を整えてから温感・冷感を使い分けます。 ズキズキした炎症感が強いときは冷却、こわばりが強いときは軽い温めが合うこともあります。 「その場をしのぐ対処」と割り切り、痛みを我慢し続けないことが結果的に睡眠の質を守ることにつながります。 やってはいけない行動(悪化させるNG習慣) 肩が痛くて眠れないときほど、無意識に症状を悪化させる行動を取ってしまいがちです。 これらを避けるだけでも、夜間痛の強さが変わるケースがあります。 まず注意したいのは、痛みを紛らわそうとして強く肩を回したり、無理にストレッチを行うことです。 炎症がある状態で刺激を加えると、かえって夜間痛が強まることがあります。 また、「寝れば治るだろう」と日中の痛みを放置し、日常動作で肩を酷使し続けるのも避けたい習慣です。 特に、重い物を持つ、高い位置に手を伸ばす動作が続くと、夜になって痛みが一気に表面化することがあります。 自己判断で鎮痛剤や湿布を長期間使い続けることにも注意が必要です。 一時的に眠れるようになっても、原因が整理されないままでは改善が遠のく可能性があります。 「眠れないほど痛い」という状態自体が、体からの重要なサインです。 無理にやり過ごそうとせず、生活動作や対処の仕方を見直すことが、結果的に悪化を防ぐ判断につながります。 痛みが長引く場合の治療選択肢 肩が痛くて眠れない症状にお悩みの方には、再生医療という治療の選択肢があります。 再生医療は、さまざまな組織に変化する能力を持つ幹細胞を用いて、損傷した肩軟骨や腱板の修復・再生させる医療技術です。 また、患者さま自身の細胞を利用するため、アレルギーや拒否反応など副作用のリスクも少ないのも特徴です。 当院「リペアセルクリニック」では、再生医療についての無料相談を承っております。 以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら 【まとめ】肩が痛くて眠れない悩みが続くなら医療機関を受診しよう 肩の痛みは四十肩などの肩関節の炎症や肩腱板断裂など多くの原因があり、夜眠れないという悩みもあるかと思います。 ストレッチや鎮痛剤などさまざまな対処法もありますが、早い段階で治療を行わなければ、痛みが悪化することで手術が必要になる可能性もあるので注意が必要です。 肩が痛くて眠れない症状が続くようなら、早期に医療機関を受診することをおすすめします。 また、再生医療という選択肢もありますので、検討してみてください。
2020.02.15 -
- 幹細胞治療
- 肝疾患
- 再生治療
肝硬変は肝臓の組織が硬く変化(線維化)し、元に戻らなくなる進行性の病気で完全に治すことは難しいとされています ただし早期に発見し、原因に対処することで進行を抑え、肝機能を保つことは可能です。 しかし、「どのような治療を行えばいいの?」「生活習慣を改善するには何から始めればいいの?」と、不安や疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、肝硬変が治らないと言われている理由や従来の治療法について解説します。 肝硬変の進行に気づかず手遅れになる前に、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。 【結論】肝硬変は全てが治るわけではない|早期発見で進行を遅らせることが期待できる 肝硬変は、一度進行すると完全に元の健康な肝臓に戻すことが難しい病気です。 これは、肝臓の細胞が長期間にわたり炎症や損傷を受けることで、修復の過程で線維組織が過剰に増え、肝臓が硬くなる「線維化」が起こるためです。 しかし肝硬変は完治するのが難しい病気ですが、早期発見と適切な対応により、進行を食い止めることは可能です。 そのためには、以下のような取り組みが重要です。 定期的な肝機能検査(AST・ALT・γ-GTPなど) 生活習慣の見直し 医師による適切な診断と治療を継続する 自覚症状が出にくい病気だからこそ、定期的な健康診断と肝機能のチェックを心がけましょう。 肝硬変については、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 従来の肝硬変の治療法 従来の肝硬変の治療法は病気を完全に治す治療ではなく、症状の進行を防ぐための治療が中心となるため、以下のような治療を行うのが一般的です。 肝炎の治療 肝庇護療法 免疫抑制剤の使用 食事療法 運動療法 これらの治療法は、肝臓の状態や肝硬変の原因、その他の要因を加味して決められます。 ただし、肝臓の状態を改善する治療法ではなく、現状の肝機能を維持することが目的です。 肝硬変の進行を抑えられる人の特徴とは? 肝硬変は、肝疾患の中でも最終段階に近い病態であり、完全に元の健康な肝臓に戻ることは基本的に難しいとされています。 しかし以下のような取り組みができている方は、肝機能の改善や進行抑制が期待できます。 禁酒や食生活の見直しなど、生活習慣の改善を実践している 病気の早期段階で適切な治療を開始している 定期的に肝機能検査や医師の診察を受けている また、幹細胞を用いた再生医療の選択肢もあります。 再生医療では、肝臓の炎症を抑え、線維化した組織の修復・再生を行うため、肝機能の改善が期待されています。 治療法などについては、以下で解説していますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。 【まとめ】肝硬変は完治が難しい病気!早期対応と生活改善で進行を防ごう 肝硬変は、一度進行すると完全に元の健康な肝臓へ戻すことは難しいとされています。 しかし早期に発見して原因に対処し、適切な治療を行えば、進行を遅らせる・肝機能を維持することは可能です。 「少し調子が悪いかも」と感じた段階で医療機関に相談しましょう。 また近年では、自身の幹細胞を用いた再生医療の研究も進んでおり、新たな選択肢として注目されています。 以下のページでは、実際に当院を利用した患者様の肝硬変に対する再生医療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肝硬変の症例はこちら また以下でも、再生医療による症例についてご案内していますので、ご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.02.12 -
- 肩
- 再生治療
肩が痛くて腕が上がらない・夜も痛みで眠れないといった、つらい症状が続いているのに、薬や湿布などでは思うような改善が見られない場合、五十肩の可能性があります。 今の治療に対して「本当にこのままでいいのか」「もっと根本的に治す方法があるのでは?」と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか? しかし新しい治療法をいきなり試すのは不安という方も、いらっしゃると思います。 この記事では五十肩を治すための治療方法の全体像を整理したうえで、症状の段階に応じた適切な対策を詳しく解説します。 五十肩は適切な治療を行えば改善できる疾患です。 治療法や早く治すための対策を理解して、回復を目指しましょう。 また五十肩のようにリハビリが思うようにいかない関節拘縮に対して、効果的な治療法として再生医療も選択肢の一つになります。 手術を伴わないため、入院や長期の安静を必要とせず、日常生活に影響が少ないです。 以下のページでは、実際に当院で再生医療の治療を受け、五十肩が改善した患者さまの症例を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら 当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも詳しくご紹介していますので、併せて参考にしてください。 五十肩を治す治療方法一覧 五十肩を治す治療方法は、主に以下の4つです。 リハビリテーション 物理療法 手術療法 再生医療による幹細胞治療・PRP療法 これらの治療法について、それぞれ詳しく解説します。 リハビリテーション 五十肩を治すには、運動療法を中心としたリハビリテーションが欠かせません。 五十肩には急性期、慢性期、回復期の3つの時期があり、症状によって必要なケアは異なります。 急性期は痛みが強い時期なので無理に肩を動かす必要はありませんが、慢性期以降は無理のない範囲で肩をストレッチします。 肩周辺の柔軟性や筋力の向上は、症状や痛みの緩和に効果的です。 物理療法 五十肩を治すには、温熱・寒冷による物理療法も効果的です。 痛みが強い場合は、氷のうやビニール袋に氷を入れてアイシングを行い炎症を抑えましょう。 炎症が落ち着いたら、患部を温めて血行を促進することで症状の緩和が期待できます。 医療機関では、ホットパックやマイクロ波などの機器を使用して温めます。 自宅では、お風呂にゆっくり浸かったり、蒸しタオルを使用したりしましょう。 手術療法 保存療法(リハビリや物理療法)で症状が改善しない場合は、手術療法を検討する場合があります。 関節鏡を使った手術により、癒着した組織を切り離したり、損傷した組織を再建・修復したりします。 手術は比較的負担が少なく、多くの方で症状の改善が期待できます。 ただし、手術が必要になるケースは限られており、ほとんどの五十肩は保存療法で改善できます。 再生医療による幹細胞治療・PRP療法 五十肩の早期回復を目指すのであれば、再生医療による治療も選択肢の一つです。 再生医療には主に幹細胞治療とPRP療法の2種類があります。 幹細胞治療 患者さまご自身の脂肪組織から採取した幹細胞を培養し、損傷した肩関節周囲の組織に投与を行う治療 PRP療法 患者さまの血液から血小板を高濃度に抽出・濃縮し、患部に投与を行う治療 入院や手術は不要で、短期間での治療を目指すことが可能です。 また患者さま自身の幹細胞・血液を使用するため、拒絶反応など副作用リスクが少ないです。 五十肩の強い痛みにお悩みの方や、五十肩を放置してしまって治療が長引いている方は、当院(リペアセルクリニック)へお気軽にお問い合わせください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 五十肩(肩関節周囲炎)の原因 五十肩は、老化によって肩の筋肉や腱が硬くなり「腱板」や「関節包」に炎症が起こるのが原因です。 炎症が起こる主な部位について以下にまとめました。 部位 役割 肩腱板 肩甲骨と上腕骨をつなぐ筋肉で、肩を安定させる役割を持つ 関節包 関節の保護する袋状の組織で、関節の動きをなめらかにする役割を持つ 五十肩の詳しい原因は解明されていませんが、加齢だけでなく血行不良やホルモンバランスの乱れも影響していると考えられています。 五十肩(肩関節周囲炎)の症状 五十肩は、肩や肩甲骨周辺の筋肉や関節に炎症が起きる疾患で、痛みで腕や肩を満足に動かせない場合があります。 五十肩の主な症状は以下のとおりです。 肩より上の荷物を取るときに痛みを感じる 髪を束ねる動作が困難になる 洋服の着替えで痛みが出る 頭を洗うときに肩が上がらない 洗濯物を干す動作ができない 五十肩を治療せずに放置していると、肩周辺の筋肉や組織などが委縮したり、夜も眠れないほどの痛みが出る可能性があります。 肩腱板断裂の可能性もあるので注意が必要 症状が長期に渡ったり、肩の痛みがあるものの腕が上がる方は、五十肩ではなく肩腱板断裂の可能性があります。 肩腱板断裂とは、肩と肩甲骨をつなぐ組織が断裂している疾患です。 五十肩との違いは、以下のように関節の動きが制限される症状が少ないことで、腕が上がらない状態にはなりづらいです。 肩の痛みはあるが腕を上げられる 腕の上げ下げをするとゴリゴリと音がする 肩を使う仕事やスポーツをしている人は注意しましょう。また、転んで手を付いた際にも発症する場合があります。 初期段階では、損傷した肩を三角巾などで固定し、患部の冷却や痛み止めの内服薬などの保存療法による治療を実施します。 保存療法で症状が改善しない場合は、損傷した組織を縫い付ける手術を行う場合があります。 日常的にできる五十肩を早く治すための対策 五十肩を早く治すには、症状の時期に応じた適切な対策を行うことが重要です。 五十肩の症状は「急性期」「慢性期」「回復期」の3つに分けられ、それぞれに適した対処法があります。 病期 時期の目安 症状 有効な対策 急性期 痛みを感じ始めて1ヶ月程度 肩の激しい痛み、関節の可動域が急速に狭くなる 安静にする、患部を冷やす 慢性期 急性期明けから6ヶ月程度 痛みは和らいでくる、関節が固まり可動域が狭くなる 無理のない範囲で肩のストレッチを行う、患部を温める 回復期 発症後6ヶ月〜1年程度 痛みはほとんどない状態、肩の引っかかり感が残る場合がある 肩の可動域を広げるリハビリを行う ここでは、日常的にできる五十肩を早く治すための対策として急性期・慢性期にできることを紹介します。 急性期 急性期は激しい痛みがある時期で、無理に動かさず安静にすることが重要です。 肩を動かさず安静を保つ 氷のうや保冷剤で患部を15〜20分間冷やす 三角巾やアームスリングで肩を固定する 痛み止めの薬を適切に使用する この時期に無理にマッサージをしたり、ストレッチをしたりすると炎症が悪化する可能性があります。 医師の指導に従って安静を保ち、必要に応じて薬を使用しましょう。 慢性期 慢性期になると痛みが和らぐため、温熱療法と軽い運動で肩の可動域を改善していきます。 お風呂にゆっくり浸かって患部を温める 蒸しタオルやホットパックで温熱療法を行う 痛みのない範囲でのストレッチや軽い運動 正しい姿勢を保ち、肩に負担をかけない 痛くない方の肩を下にして横向きで寝る 慢性期以降は温めることで血行が改善し、固くなった組織が柔らかくなります。 ただし、痛みを感じる動作は避け、無理をしないことが大切です。 五十肩を早く治したい方からよくある質問 五十肩の治療について、患者さまからよく寄せられる質問にお答えします。 五十肩を一瞬で治すマッサージ方法はありますか? 五十肩の痛みを悪化させてしまう行動は? 五十肩に湿布やロキソニンテープなどは有効? 五十肩を治すには肩の状態に応じた治療が重要! 適切な知識を持って治療に取り組みましょう。 五十肩を一瞬で治すマッサージ方法はありますか? 残念ながら、五十肩を一瞬で治すマッサージ方法は存在しません。 五十肩は肩関節周囲の炎症や組織の癒着が原因で起こるため、根本的な改善には時間が必要です。 急性期に強いマッサージを行うと、かえって炎症が悪化し症状が長引く可能性があります。 効果的な治療のためには、症状の段階に応じた適切なケアを継続することが重要です。 医師や理学療法士の指導のもと、段階的に治療を進めていきましょう。 五十肩の痛みを悪化させてしまう行動は? 五十肩の症状を悪化させる可能性がある行動は以下のとおりです。 急性期に強く揉んだりマッサージしたりする 痛みを我慢して無理に肩を動かす 重い荷物を持ち上げる動作を繰り返す 長時間同じ姿勢を続ける 患部を冷やし続ける(慢性期以降) とくに急性期は炎症が強いため、強い刺激は避けてください。 五十肩に湿布やロキソニンテープなどは有効? 湿布やロキソニンテープなどの外用薬は、一時的な痛みの緩和に効果がある場合があります。 これらの薬剤には消炎鎮痛成分が含まれており、炎症を抑えて痛みを和らげる働きがあります。 ただし、根本的な治療ではないため、湿布だけで完治することは期待できません。 湿布の使用と並行して、適切なリハビリや生活習慣の改善を行うことが大切です。 五十肩を治すには肩の状態に応じた治療が重要! 五十肩(肩関節周囲炎)の改善には、その人の症状の進行度や肩の状態に合わせた治療やリハビリが必要です。 「そのうち治るだろう」と放置してしまう方もいますが、症状が重くなると、回復までの期間も長期化し、肩関節の癒着(関節拘縮)により可動域が著しく制限されるリスクもあります。 軽度であれば自然に回復するケースもありますが、以下のような兆候がある場合は早めに医療機関へ受診しましょう。 夜間痛が続いて眠れない 洗髪や着替えなどの日常動作が困難 リハビリをしているが改善が感じられない 五十肩の治療では、一般的に消炎鎮痛薬、注射、理学療法(リハビリ)などが用いられますが、慢性化して改善が見込めないケースや、関節拘縮が進んでしまったケースでは、再生医療が新たな選択肢となります。 「自分に合うかどうかをまず知りたい」「詳しい情報を確認してから検討したい」という方は、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEで、症例や治療の流れ、費用などをご案内しています。 気になる方は、ぜひ以下から詳細をご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.02.11 -
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- PRP治療
五十肩がなかなか改善されない場合や、重症化して日常生活に大きな支障が出るという場合、手術を検討しなければいけないケースも多くあります。 しかし、仕事や家庭などのことを考えると入院する暇がないので、五十肩の手術が日帰りで可能かどうか知りたい方も多くいらっしゃるかと思います。 結論として五十肩の手術は、場合によっては日帰りでも可能です。 本記事では、日帰り手術の条件やケースを詳しく紹介していきます。 五十肩を早期に改善して、日常生活に戻るためにも、ぜひ参考にしてみてください。 また当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、従来の五十肩の治療方法でなかなか改善が見られない方に向け、先進医療の再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 五十肩の悩みを改善し、より早く快適に日常生活を送りたい方はぜひご確認ください。 五十肩(肩関節周囲炎)が改善されない場合の手術は日帰りでも可能なのか 五十肩が改善されない場合、一般的な手術は入院が必要です。 しかし、条件によっては日帰り可能な場合もあります。 一般的な五十肩の手術は日帰り不可な場合が多い 関節鏡視下手術により入院期間を短縮できる 日帰り手術が可能なケースと条件 下記では五十肩の手術の期間について、詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。 一般的な五十肩の手術は日帰り不可な場合が多い 五十肩は、多くの場合、リハビリや注射といった保存療法で改善が期待できますが、重度の拘縮や癒着がある場合には手術が必要になるケースもあります。 一般的な手術治療の多くは入院が必要であり、日帰りでは対応が難しいのが現実です。 これは、手術後の合併症リスクや、肩関節周囲の広範な癒着に対して十分な術後ケアを行う必要があるためです。 さらに、高齢の方では他の持病を抱えていることも多く、全身状態の観察や合併症の予防から、入院が推奨されるケースも。 五十肩の手術は経過観察やリハビリまで行うため、日帰りで回復を目指せるケースは少ない傾向にあります。 関節鏡視下手術により入院期間を短縮できる 現在の一般的な五十肩の手術は、関節鏡視下手術という手術法が採用されています。 関節鏡視下手術は、患部に5ミリ程度の穴を開け、関節鏡と呼ばれる内視鏡を挿入します。 関節鏡から映し出される患部の状態をモニターで見ながら、関節にくっついて硬くなっている関節の袋を切開していき、回復を目指す手法です。 関節鏡視下手術より前の手術では、5センチほど肩を切開する必要があり、体への負担も大きく、入院期間も3週間~4週間ほど必要でした。 しかし、関節鏡視下手術による手術は切開部分も少ないため、術後の痛みも少なく、入院期間も数日と短くなりました。 関節鏡視下手術などの低侵襲な方法を用いた場合には、日帰り手術が可能な施設も増えつつあります。 しかし全員に適応されるわけではなく、患者の症状の重さや体力・術後ケア体制の有無などを総合的に判断する必要があります。 日帰り手術が可能なケースと条件 医療技術の進歩により、五十肩の治療において、日帰り手術が選択肢のひとつとして注目されています。 特に内視鏡(関節鏡)を用いた低侵襲手術では、入院を伴わずに治療を完了できるケースも。 しかし、すべての患者が日帰り手術の対象になるわけではなく、医学的条件が整っていることが重要となります。 日帰り手術が可能なケース 説明 症状が軽度~中等度で癒着が限定的 手術時間が短く、負担が少ない 関節鏡視下手術が適応となる場合 傷が小さく、痛みも軽減されやすい 健康状態が良好(全身麻酔のリスクが低い) 重度の基礎疾患がないことが前提 術後すぐに歩行・食事が可能 介助者の同伴と安全な帰宅環境が必要 上記を満たしている場合は、日帰り手術ができる可能性があります。 日帰り手術は、身体的・心理的な負担が軽減されるメリットの大きい選択肢ですが、成立させるには術後の症状の適応が重要となります。 日帰り手術のメリットとリスク 関節鏡視下手術の普及により、以前は入院が前提だった処置も、より低侵襲で日常復帰までの期間が短縮されつつあります。 ただし、すべての患者にとって日帰り手術が最適とは限らないので、メリットとリスクを理解した上で選択することが重要です。 メリット 説明 入院不要で生活への影響が少ない 家庭や仕事に支障が出にくい 医療費が抑えられる 入院費が不要で経済的負担が軽減 精神的ストレスが少ない 自宅で安心して過ごせる 手術からリハビリまでが早い 回復スケジュールが立てやすい 上記のように日帰り手術なら短期間で手術~リハビリ計画に入れるため、回復までの全体スケジュールも立てやすくなります。 デメリット・リスク 説明 術後の自己管理が必要 冷却・服薬・リハビリの継続が必要 適応外のケースがある 重症例や持病があると不可の場合も 合併症時に対応が必要 トラブル時の医療連携が必須 家族や介助者の協力が必要 一人暮らしだと難しいこともある 高齢者の方の場合などは、術後の腫れや感染のリスクを伴うため、異常時にすぐ対応できる体制があるかが重要です。 上記のように日帰り手術には「時間的・経済的・心理的な負担が少ない」という魅力がありますが、症状や体調・生活環境に応じた慎重な判断が必要です。 担当医との相談を重ね、自分にとって最も負担が少なく、回復につながる選択肢を選びましょう。 再生医療なら日帰り治療が可能 五十肩の治療選択肢として注目されているのが、再生医療による日帰り治療です。 再生医療はメスを使わずに自身の細胞や成分(脂肪由来幹細胞やPRPなど)を活用し、痛んだ肩関節の組織修復を促す先進的な治療法です。 従来の手術とは異なり、再生医療では入院を伴わず、当日中に帰宅が可能です。 体への負担も少ないため、手術や麻酔に不安を感じる方や、仕事や家庭の事情で入院が難しい方におすすめの選択肢といえます。 「日帰りは無理か…」とあきらめる前に、ぜひ再生医療の検討をしてみてください。 五十肩はケースによっては日帰り手術が可能!早期復帰には再生医療がおすすめ 五十肩の治療は、保存療法から手術まで幅広い選択肢がありますが、すべての人が入院を必要とするわけではありません。 症状が軽度〜中等度で、適応条件を満たす場合には、関節鏡視下手術などによる日帰り手術も可能です。 時間的・経済的な負担を軽減しながら、効果的に症状を改善したい方にとって、有力な選択肢といえるでしょう。 さらに近年では、再生医療という「手術をしない日帰り治療」も登場しています。 リペアセルクリニックは、再生医療分野で豊富な実績を持つ専門クリニックです。 整形外科の領域に特化した再生医療を提供しており、五十肩に対しても、入院不要・日帰りで行える先進的な治療法を提案しています。 「もう少し様子を見よう」と我慢し続ける前に、治療の選択肢を知ることが、早期改善への第一歩となります。 以下のページでは、実際に当院で再生医療の治療を受け、五十肩が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら ぜひ一度、リペアセルクリニックで専門医にご相談ください。
2020.02.09 -
- 再生治療
- 肝疾患
「肝臓は痛みを感じない」と聞いたことはありませんか? 実際、肝臓そのものには痛覚神経がほとんど存在しないため、病気が進行しても自覚症状が乏しく、沈黙の臓器とも呼ばれます。 また、肝臓には痛覚がないため、病気の進行を見逃しやすい臓器です。 本記事では、肝臓の痛覚を感じない理由を詳しく解説します。 自覚症状がないからといって安心できないのが肝臓の病気です。 健診で肝機能の数値に異常があった方や、肝臓の不調が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。 肝臓の痛覚を感じない理由|知覚神経が表面にしかなく沈黙の臓器と呼ばれている 肝臓は痛覚神経がほとんど存在せず、痛みを感じる神経は表面の被膜にのみ分布しているため、内部で障害や病変があっても痛みとして感じにくいのが特徴です。 自覚症状がないまま病気が進行し、気付いたときにはすでに重篤な状態となっている場合が多いです。 また健康診断などで確認できる以下の数値が基準値を超えている場合、肝疾患のリスクが高まります。 AST(GOT) ALT(GPT) γ-GTP 数値が基準値を超えていると、肝細胞が壊れている可能性が高く、脂肪肝や肝炎などの疾患が疑われます。 とくにALTとγ-GTPの数値が高い場合は、飲酒や薬剤、肥満、糖尿病など生活習慣の見直しが必要です。 このように自覚症状がなくても、定期的な血液検査や超音波検査によるチェックを行い、速やかに精密検査を受けましょう。 肝臓の働き 肝臓は、私たちの健康維持に欠かせない役割を担っています。 主な働きは、以下のとおりです。 代謝 解毒 胆汁の生成・分泌 免疫機能 代謝機能では食事から摂取した糖質や脂質、タンパク質を体内で利用しやすい形に変換し、必要に応じてエネルギーとして供給します。 たとえば、ブドウ糖をグリコーゲンに変えて蓄え、血糖値が下がった時に放出することで血糖値を一定にするなどです。 さらにアルコールや薬物、アンモニアなど、体内に入った有害物質を分解・解毒し、無害な形にして体外へ排出します。 胆汁の生成・分泌も役割のひとつで、脂肪の消化や吸収に欠かせません。 胆汁の分泌が悪くなると、脂質の消化不良や腸内環境の悪化につながります。 また、肝臓にはクッパー細胞やNK細胞、T細胞などの免疫細胞が多いため、体内に侵入したウイルスや細菌、老化した細胞を処理する免疫の要です。 クッパー細胞 肝臓に存在するマクロファージの一種で、異物や老廃物を貪食し、免疫応答を調節する役割を担う。肝臓の類洞に位置し、肝臓の生体防御機能に重要な役割を果たしている。 NK細胞 体内の免疫系において重要な役割を果たすリンパ球の一種。ウイルスに感染した細胞やがん細胞を特異的に攻撃し、自然免疫の一環として迅速に反応する。 T細胞 免疫系の中心的な役割を果たすリンパ球の一種で、骨髄で産生された後、胸腺で成熟する。主にキラーT細胞とヘルパーT細胞にわかれ、ウイルス感染細胞やがん細胞を攻撃したり、他の免疫細胞を活性化したりする機能を持つ。 私たちの健康バランスが保たれているのは、肝臓が正常に働いているためです。 さまざまな機能が損なわれると、体調不良や重篤な疾患につながります 主な肝臓疾患 主な肝臓疾患は、5つあります。 ウイルス性肝炎 脂肪肝疾患 肝硬変 肝臓がん 自己免疫性肝疾患 それぞれ詳しく見ていきましょう。 ウイルス性肝炎 ウイルス性肝炎は、A型、B型、C型など複数のウイルスによって引き起こされる感染症です。 型 主な症状 A型肝炎 ・発熱 ・全身の倦怠感 ・食欲不振 ・吐き気・嘔吐 ・黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなる) ・腹痛 B型肝炎 ・倦怠感 ・食欲不振 ・吐き気・嘔吐 ・黄疸 ・腹痛 ・褐色尿(濃い色の尿) C型肝炎 ・倦怠感 ・食欲不振 ・吐き気・嘔吐 ・黄疸 ・腹痛 ・褐色尿(濃い色の尿) D型肝炎 ・発熱 ・全身倦怠感 ・食欲不振 ・黄疸 E型肝炎 ・発熱 ・倦怠感 ・悪心 ・腹痛 ・黄疸 特にB型とC型は慢性化しやすく、長期間炎症が続くと肝臓の線維化が進み、肝硬変や肝臓がんへと移行するリスクが高まります。 急性肝炎の場合は発熱や倦怠感、黄疸などの症状が現れる場合がありますが、慢性肝炎では自覚症状がほぼありません。 また血液検査でASTやALTの大幅な上昇がみられる場合は、ウイルス性肝炎の可能性が高まります。 近年はワクチンや抗ウイルス薬の進歩により、治療成績が向上していますが、慢性化した場合は定期的な検査と専門医の管理が欠かせません。 病気の進行を防ぐためには、早期診断と治療が必要です。 脂肪肝疾患 脂肪肝は肝細胞に中性脂肪が過剰に蓄積した状態で、日本人の成人の20~30%※が該当するとされています。 出典:脂肪肝|全国健康保険協会 脂肪肝は、以下のような生活習慣の乱れによって発症するケースが大半です。 運動不足 食べ過ぎ アルコールの過剰摂取 肥満 糖尿病 アルコールをあまり飲まない人でも、食生活の乱れや肥満が原因で非アルコール性脂肪肝(MASLD)を発症するケースがあります。 自覚症状はほぼ見られず、健康診断でASTやALT、γ-GTPの数値が上昇して初めて気付く方が多いです。 特に炎症と線維化を伴う非アルコール性脂肪肝炎は、放置すると肝硬変や肝がんに進行するリスクが高く、注意が必要です。 脂肪肝は初期段階では自覚症状に乏しいため、気づかないうちに進行してしまうことがあります。 進行を防ぐには、生活習慣の改善と定期的な検査による早期発見が重要です。 肝硬変 肝硬変は肝臓の正常な組織が線維化し、硬く変化した状態で、以下のような慢性的な肝障害によって引き起こされます。 B型・C型肝炎ウイルス感染 長期的なアルコール過剰摂取 非アルコール性脂肪肝炎 自己免疫性肝炎などによる慢性的な肝臓の炎症や障害など 肝臓の再生能力があっても、線維化が進むと元の状態には戻りません。 初期には食欲不振や全身の倦怠感などの症状が現れる場合がありますが、進行すると黄疸や腹水、意識障害などの重篤な症状が出現します。 さらに進行すると、肝臓がんのリスクが高まるだけでなく、生命に関わる合併症を引き起こす可能性があるため注意が必要です。 現時点では、根本的な治療法は確立されておらず、進行を遅らせるための食事療法や生活習慣の改善が中心です。 肝硬変による重篤な合併症や肝臓がんへの進行を防ぐには、早期発見と適切な管理をする必要があります。 肝臓がん 肝臓がんは、肝硬変や慢性肝炎などの背景疾患がある場合に発症リスクが高まります。 日本では、肝臓がんの多くがB型・C型肝炎ウイルス感染や長期間の肝障害に起因しています。※ ※出典:国立研究開発法人国立がん研究センター 初期段階では症状がほぼ見られず、進行すると腹部のしこりや痛み、黄疸、体重減少などが現れる場合があります。 主な治療法は、以下のとおりです。 治療法 特徴 手術 ・肝臓がんの根治的治療法で、腫瘍を含む肝臓の一部を切除する ・肝移植も選択肢のひとつで、早期の肝がんに適応される ・手術の適応は肝機能や腫瘍の大きさや位置による 抗がん剤治療 ・がん細胞を攻撃する薬剤を使用する ・通常、手術や局所療法ができない場合に選択される ・副作用が強く出ることが多く、肝機能への影響も考慮される 放射線治療 ・高エネルギーの放射線を使用してがん細胞を破壊する ・定位放射線治療や重粒子線治療が行われる場合とがある ・健康な組織への影響を最小限に抑えられる 治療成績を向上させるには、方法だけでなく早期発見も必要です。 定期的な画像検査や腫瘍マーカーの測定は、早い段階での発見に役立ちます。 肝臓がんは進行が速い場合もあるため、肝疾患の既往がある場合は注意が必要です。 自己免疫性肝疾患 自己免疫性肝疾患は、体の免疫システムが誤って肝細胞を攻撃することで発症します。 代表的なものには、自己免疫性肝炎や原発性胆汁性胆管炎(PBC)があります。 自己免疫性肝炎 体の免疫系が誤って自分の肝細胞を攻撃し、慢性的な炎症を引き起こす病気。主に中年以降の女性に多く見られ、倦怠感や黄疸などの症状が現れる可能性がある。 原発性胆汁性胆管炎(PBC) 肝臓内の胆管が自己免疫反応により慢性的に炎症を起こし、胆汁の流れが妨げられる病気。主に中年以降の女性に多く、初期には無症状が多いものの、進行すると黄疸や肝硬変を引き起こす可能性がある。 これらは女性に多く発症し、進行すると肝硬変や肝臓がんのリスクが高まります。 症状では倦怠感やかゆみ、黄疸などがみられるものの、初期には症状が出ない場合が多いです。 血液検査で特定の自己抗体や肝機能異常がみられた場合は、専門医による診断と治療が欠かせません。 肝臓は痛みを感じないため健康診断が重要 肝臓は痛覚がほとんどないため、病気が進行しても自覚症状が現れにくいのが特徴です。 そのため、健康診断や人間ドックで肝機能異常を指摘された場合、症状がなくても再検査や精密検査を受けましょう。 血液検査では、AST、ALT、γ-GTPなどの数値が健康状態を示す指標です。 指標 上昇する疾患 AST 肝機能障害の有無を示す指標 ・急性肝炎 ・アルコール性肝炎 ・心筋梗塞 ・筋疾患 ALT 肝機能障害の有無を示す指標 ・脂肪肝 ・慢性ウイルス性肝炎 ・肝硬変 γ-GTP 胆道系の健康状態を示す重要な指標(アルコールに敏感に反応し、胆道の障害を示す) ・アルコール性肝障害 ・胆道系疾患 ・脂肪肝 これらの数値が基準値を超えている場合、脂肪肝や肝炎・肝硬変などのリスクが高まります。 診断では、腹部超音波検査や画像診断を組み合わせると、状態を正確に把握できる可能性があります。 肝臓疾患は、早期での発見と治療が欠かせません。 自覚症状がなくても定期的な健診を受けると、重篤な疾患への進行を未然に防げます。 とくに、生活習慣病や肥満、糖尿病、高血圧などのリスク因子を持つ方は、年に1回の肝機能のチェックを行いましょう。 肝臓疾患に対する治療法「再生医療」について 従来の肝臓疾患治療では、生活習慣の改善や薬物療法が基本とされてきましたが、再生医療も治療法の選択肢の一つになります。 再生医療は患者自身の脂肪から採取した幹細胞を培養し、点滴で体内に戻すことで肝臓組織の修復や再生を目指す治療法です。 幹細胞には炎症を抑えたり、線維化した組織を修復したりする働きがあり、肝硬変や重度の脂肪肝にも効果が期待されています。 特に、冷凍保存せずにその都度培養すると、生存率・活動率の高い新鮮な幹細胞を投与できる点が特徴です。 治療の安全性や効果には個人差がありますが、臨床研究が進めば、肝臓疾患治療の新たな選択肢として普及が進むでしょう。 【まとめ】肝臓は痛覚がほとんどないので健診を受けて疾患を早期発見しよう 肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれるように、進行しても痛みなどの自覚症状がほとんど現れない臓器です。 そのため、病気の発見が遅れやすく、気づいたときには重症化しているケースも少なくありません。 とくに以下のような方は、健康診断の数値(AST・ALT・γ-GTP)を見逃さず、異常があれば速やかに専門医の診察や精密検査を受けることが重要です。 肥満、糖尿病、高血圧、脂質異常症など アルコールを日常的に摂取している 急激な体重減少が見られる 自覚症状がなくても、定期的な検診と適切な生活習慣の見直しが、肝臓病の早期発見と重症の予防につながります。 再生医療も選択肢に加えつつ、まずは自分自身のリスクを把握し、早期での発見と治療を心掛けてください。 健診結果は軽視せず、医師の指導のもとで適切な対応を行いましょう。 再生医療といった新しい治療法も選択肢として広がっています。興味のある方は以下から症例をご確認ください。 >再生医療による肝疾患の症例はこちら
2020.02.08 -
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- 再生治療
足首の捻挫はよくある怪我ですが、軽く考えて放置してしまうと後遺症が残る可能性があります。 特に捻挫を繰り返すことで、将来的に足首の不安定感や慢性的な痛みを引き起こすこともあるため、早期の治療と適切なケアが重要です。 今回は、足首の捻挫を放置した時のリスクや治療法についてご紹介します。 また、足首の捻挫の根本的な治療に期待できる再生医療についても紹介しているので、参考にしてみてください。 \慢性的な捻挫の痛みに効果的な再生医療とは/ 再生医療におけるPRP(多血小板血漿)治療は、足首捻挫の治療にも効果が期待できます。 通常の治療では3〜4週間の固定が必要ですが、PRP治療を行うことで固定期間を短縮できるため、関節が固まりにくく、リハビリも早期に開始できます。 この固定期間が短縮されることで、仕事やスポーツへの復帰を早めることができるのです。 足首の捻挫を治療したい方や、長引く痛みでお悩みの方は、ぜひ再生医療を検討してみてください。 当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでは再生医療に関する情報を提供しており、ご相談もお受けしていますので、ぜひお問い合わせください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 足首の捻挫を放置すると生じる主な後遺症 足首の捻挫を放置すると生じる主な後遺症について紹介します。 捻った痛みが続く 足首が不安定になる 関節炎の発症リスクを高める 捻挫は、スポーツや転倒、階段の踏み外しなどによって、足首の靭帯や軟骨などに過度な力が加わり損傷した状態を指します。 痛みや腫れが一般的な症状ですが、重度であれば靭帯の断裂や圧迫骨折する場合もあります。 以下では、捻挫を放置したことによる後遺症について、それぞれ解説していきます。 捻った痛みが続く 足首の捻挫を放置すると、捻った痛みが続く可能性があります。 損傷した靭帯の回復が不十分だと痛みが慢性化し、日常生活やスポーツにも影響を及ぼしかねません。 早めに適切な処置を受けて、慢性化を防ぎましょう。 足首が不安定になる 足首が不安定になるのも、足首の捻挫を放置した際の後遺症の一つです。 捻挫によって伸びた靭帯が放置されると足首の関節を安定させる機能が低下し、足首がぐらつく感じがあります。 足首が不安定になると歩行や足をついた時など、日常生活の中でも足首をひねりやすくなり、捻挫の再発につながります。 さらに放置すると足首の関節軟骨がすり減って変形してしまうリスクもあるため、悪化する前に治療しましょう。 関節炎の発症リスクを高める 足首の捻挫を放置し再発を繰り返すと、慢性足関節捻挫と呼ばれる関節炎の発症リスクを高める可能性があります。 慢性足関節捻挫は、捻挫を繰り返すことによって足首の靭帯や関節に負担がかかり、炎症が起こっている状態を指します。 主な症状は以下の通りです。 くるぶしあたりが痛む 足首が腫れて重く感じる 長時間の歩行で痛む 捻挫を繰り返している方や足首の腫れがある方は、単なる捻挫ではなく関節炎の発症を疑いましょう。 捻挫の重症度をセルフチェックする方法 歩ける程度の痛みでも、捻挫の重症度によってはすぐに受診が必要な場合があるため、以下の参考にセルフチェックしてみましょう。 【捻挫の重症度セルフチェック】 外くるぶしを押すと痛みがある 内くるぶしを押すと痛みがある かかとの小指側の骨の出っ張り付近を押すと痛みがある 舟状骨(足の甲側の内側部分)を押すと痛みがある 怪我をした足に体重をかけて4歩以上歩けない もし、これらの項目に1つでも当てはまる場合は、捻挫ではなく骨折の可能性が高いため、自己判断せずに早急に整形外科を受診しましょう。 適切な診断と治療を受けることで、後遺症を防げます。 足首の捻挫に施す治療方法 足首の捻挫に施す治療法について解説します。 応急処置として「RICE処置」を行う 湿布やテーピングなどを活用する 靭帯が断裂すると手術が検討されるケースもある よくある捻挫だからと放っておくと、足首の不安定さや慢性的な痛みなどの後遺症が出るリスクがあります。 自己判断で治療やリハビリを中止せずに、医師の指示に従いましょう。 応急処置として「RICE処置」を行う 足首の捻挫に施す主な治療として、「RICE処置」があります。 RICE処置の内容は、以下の通りです。 R(Rest)安静:無理に歩かず、足首に負担がかからないようにする I(Ice)冷却:氷のうや保冷剤などで15~20分ほど冷やす C(Compression)圧迫:腫れや内出血を抑えるために包帯で軽く圧迫する E(Elevation)挙上: 横になりクッションや枕などで心臓よりも高い位置に上げ、痛みや腫れを軽減する RICE処置は、捻挫だけでなく肉離れや打撲にも用いられる応急処置方法で、内出血や痛み、腫れを抑える効果が期待できます。 あくまで適切な治療を受ける前の応急処置なので、早期に医療機関を受診しましょう。 湿布やテーピングなどを活用する 足首の捻挫に対する痛みや腫れには、湿布やテーピングなどを活用しましょう。 捻挫直後の炎症や腫れには冷感湿布、症状が落ち着いたら血行促進のための温感湿布など、症状によって使い分けるのが重要です。 また、テーピングは捻挫後の不安定な足首を支えたり、症状の悪化を防いだりするのに有効です。 間違った巻き方では逆に症状の悪化に繋がるので、自分でテーピングをする際は強く巻きすぎないように注意してください。 痛みや腫れが引かない場合や内出血している場合は、捻挫ではなく骨折している可能性もあるため、医療機関を受診しましょう。 靭帯が断裂すると手術が検討されるケースもある 足首の靭帯が断裂すると手術が検討されるケースがあります。 靭帯の断裂で行われる手術は、以下の通りです。 靭帯修復術:残っている靭帯を修復する 靭帯再建術:他の部位の腱を移植して、靭帯を再建する 手術の際は、皮膚を数センチ切開する直視下法と、小さな穴を開けて内視鏡(カメラ)を挿入する鏡視下手術があります。 手術後の1日目から歩行が可能で、松葉杖を使用して痛みや腫れを確認しながらリハビリを行います。 足首の捻挫を治療するのにかかる期間 足首の捻挫の治療期間は重症度によって異なり、軽症で2〜3週間程度、重症で1〜3ヶ月程度かかります。 受傷直後から数日間はRICE処置を行い、症状を見ながら炎症抑制やストレッチなどの簡単なリハビリを開始します。 炎症や痛みが引いてきたら筋力トレーニングやバランス感覚の訓練など、リハビリの強度を少しずつ上げていくことが重要です。 早期回復を目指すためにも、症状に合わせて適切なリハビリを行いましょう。 足首の捻挫を早く治したい方は再生医療も選択肢の一つ https://youtu.be/uJ21b57GXH4 足首の捻挫を早く治したい方は、再生医療による治療も検討してみましょう。 再生医療の幹細胞治療は、自身の幹細胞を用いて損傷した足首の靭帯や関節包の修復を目指す医療技術です。 幹細胞は人間の身体の中に存在していて、筋肉や腱、神経などさまざまな組織に形を変えられる細胞です。 患者さまの脂肪を採取して幹細胞を抽出・培養したものを患部に注射します。 手術や入院が不要かつ、患者さまの細胞のみを使用するためアレルギーや拒絶反応などの副作用リスクが低い点が特徴です。 足首の慢性的な痛みにお悩みの方や、捻挫の早期改善を目指したい方は、お気軽に当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 当院の公式LINEでも症例や治療法について紹介していますので、併せてご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 足首の捻挫を放置すると後遺症が出る可能性があるので早期治療が重要 足首の捻挫は、放置すると慢性的な痛みや足首の不安定感などの後遺症が出る可能性があります。 後遺症や再発を防ぐために、医療機関を受診して早期に治療を受けましょう。 また、スポーツの早期復帰を目指したい方や、長期化する捻挫の症状にお悩みの方は、再生医療による幹細胞治療も選択肢の一つです。 再生医療による治療を検討している方は、お気軽に当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 足首捻挫の放置に関するよくある質問 足首捻挫の放置に関するよくある質問と回答は、以下の通りです。 捻挫後の内出血は問題ない? 捻挫をしたときにやってはいけないことは? 捻挫に対する知識を身につけるためにも、ぜひ参考にしてください。 捻挫後の内出血は問題ない? 捻挫後に見られる内出血(アザ)は、一般的に時間とともに色が変わり、紫や青黒くなることがあります。 これは、血液が体内で分解される過程で見られる通常の現象で、痛みが強くなく腫れも軽度であれば、特に心配する必要はないケースが多いです。 しかし、以下のような症状が見られる場合は単なる内出血ではなく、さらに深刻な損傷が関わっている可能性があるため、注意が必要です。 靭帯や血管の損傷 靭帯損傷 骨折 強い痛みや腫れ、動かすと痛みが増す場合、または異常に大きなアザが現れる場合は骨折や靭帯損傷の可能性を考え、早期に医師の診断を受けましょう。 早期に診断を受け、適切な治療を行うことが回復を早め、症状の悪化を防ぎます。 捻挫をしたときにやってはいけないことは? 捻挫をしたときにやってはいけないことは、以下の通りです。 患部を温める マッサージや無理に動かす 飲酒、安静にせず無理に体重をかけること 捻挫直後に温めると血流が促進され、炎症が悪化する可能性があるため、冷却が必要な初期段階ではアイシングを行い、炎症を抑えることが大切です。 これらの行動は捻挫の症状を悪化させる可能性があるため、初期のケアをしっかり行い、必要に応じて専門医に相談しましょう。
2020.02.06 -
- 再生治療
「食事で何に気をつければよいのか」「これまで楽しんでいた食事はできなくなるのか」 肝硬変と診断されたときに、このような不安を感じられる方は少なくありません。 とくに外食時や家族との食事の場で、何を選べばよいのか悩まれることも多いでしょう。 この記事では、肝硬変の方が避けるべき食品・飲み物のリストと、その理由を詳しく解説します。 また、腹水やむくみ、肝性脳症、食道静脈瘤といった症状別の食事制限についても紹介し、肝機能をサポートするために積極的に摂りたい栄養素もご案内します。 正しい知識を身につけて、肝硬変による制限の中でもなるべく美味しく楽しい食生活を続けましょう。 肝硬変の人が食べてはいけない・避けるべき食品・飲み物を紹介 肝硬変の人が食べてはいけない・避けるべき食品・飲み物は、以下の通りです。 分類 避けるべき食品・飲み物 理由 アルコール ビール、ワイン、日本酒、焼酎など全てのアルコール飲料 肝臓での分解負担が大きく、肝細胞にダメージを与える 塩分の多い食品 インスタント食品、漬物、梅干し、加工食品、かまぼこ、ソーセージなど 腹水やむくみを悪化させる 刺激物・硬い食品 香辛料の多いカレー、コーヒー、せんべい、ナッツ、骨のある魚、フランスパンなど 食道静脈瘤が破裂するリスクがある 高タンパク食品 過剰な肉類、卵類、乳製品など アンモニアが体内に蓄積し肝性脳症のリスクが高まる 生もの 刺身、寿司、生牡蠣など 食中毒リスクが高く、肝機能低下により感染症にかかりやすい 加工食品 缶詰、レトルト食品、スナック菓子など 防腐剤や添加物が多く含まれ、肝臓に負担をかける 高脂肪食品 フライドポテト、揚げ物、脂身の多い肉など 消化不良を起こし、肝臓に負担をかける 糖分の多い食品 お菓子、砂糖を多く含む食品、清涼飲料水など 脂肪肝を助長し、肝機能をさらに低下させる 肝硬変の方は、これらの食品・飲み物を避けるか、摂取量を注意深く管理する必要があります。 病状や合併症の種類によって制限内容は異なりますので、上記はあくまで参考にして医師の指導に従いましょう。 肝硬変の症状別にみる避けるべき食事 肝硬変の症状別にみる避けるべき食事を紹介します。 腹水・浮腫(むくみ)がある場合 肝性脳症がある場合 食道静脈瘤がある場合 肝硬変が進行すると、さまざまな合併症が現れることがあります。症状によって食事制限の内容も変わってきますので、自分の症状に合わせた食事管理が重要です。ここでは代表的な症状別に、とくに注意すべき食事内容を解説します。 腹水・浮腫(むくみ)がある場合 腹水や全身のむくみがある場合は、体内の水分バランスが崩れている状態です。 この症状がある方は、塩分摂取量を1日5〜7g(※)に制限する必要があります。 ※参照:日本消化器病学会・日本肝臓学会「肝硬変診療ガイドライン 2020(改訂第 3 版)」2020年発行 醤油、味噌、塩などの調味料を減らす 加工食品、インスタント食品、漬物などの高塩分食品を避ける だしを効かせた薄味料理を心がける 医師の指示があれば水分制限・タンパク質制限も行う 腹水・むくみがある場合は、塩分を控えるだけでなく、水分やタンパク質も適量に抑える必要があるケースもあります。 医師や栄養士と相談しながら、塩分と水分、タンパク質の摂取量を調整しましょう。 肝性脳症がある場合 肝性脳症は、肝機能の低下によって血液中のアンモニア濃度が上昇し、脳機能に影響を及ぼす状態です。 アンモニアの主な発生源は食事から摂取するタンパク質なので、この症状がある方はタンパク質の摂取量に注意が必要です。 タンパク質の摂取量を制限する(医師の指示に従う) 動物性タンパク質(肉、魚、卵、乳製品など)の摂取をとくに控える 植物性タンパク質(豆腐、納豆など)を中心に摂る 便秘を防ぐために食物繊維を適量摂取する 医師の指示があればBCAA(分岐鎖アミノ酸)製剤を利用する 肝性脳症の症状がある場合は、医師の指示のもとで適切なタンパク質制限を行いましょう。 しかしタンパク質が不足すると栄養状態が悪化する恐れもあるため、自己判断での過度な制限は避けてください。 食道静脈瘤がある場合 食道静脈瘤は食道の血管が瘤状に膨らんだ状態で、破裂すると命に関わる出血を引き起こす危険があります。 この症状がある方は食事の内容と食べ方に注意が必要です。 硬い食品(せんべい、ナッツ、固いパンなど)を避ける 刺激物(香辛料、酸味の強い食品、熱い食べ物など)を控える 柔らかく調理した食品を選ぶ(茶碗蒸し、うどん、お粥など) 小さく切って、よく噛んでゆっくり食べる アルコールは絶対に避ける 食道静脈瘤がある場合は、食道を傷つけるのを防ぐため、やわらかい食品を中心によく噛んで食べましょう。 大きな塊を飲み込まないように注意してください。 肝硬変の人が積極的に取りたい栄養素と食品 肝硬変の人が積極的に取りたい栄養素とその食品を以下にまとめました。 栄養素 目的・効果 主な食品例 分岐鎖アミノ酸(BCAA) 筋肉量の維持、代謝の補助 BCAA製剤(リーバクトなど)、大豆製品、乳製品 良質なたんぱく質(適量) 肝機能の維持、体力の回復 豆腐、納豆、白身魚、鶏ささみ、牛乳 ビタミンB群 エネルギー代謝、神経機能の維持 玄米、卵、大豆、緑黄色野菜 ビタミンC・E(抗酸化ビタミン) 肝細胞の保護、酸化ストレスの軽減 ブロッコリー、パプリカ、キウイ、ほうれん草 食物繊維 便通改善、腸内環境の整備 野菜(煮物など)、きのこ、海藻 エネルギー源(糖質・脂質) エネルギー確保、低栄養の予防 ごはん、うどん、植物油、間食(ゼリーなど) これらの栄養素や食品は、医師や管理栄養士の指導の下で、病状に応じて適切に取り入れることが大切です。 バランスよくこれらの栄養素を取り入れることで、肝硬変による栄養障害を予防・改善しやすくなります。 肝硬変の人が食事で気を付けること 肝硬変になると、肝機能の低下によって栄養の吸収・代謝バランスが崩れやすくなるため、日々の食事管理が病状の進行抑制や合併症の予防の効果につながる可能性があります。 以下のポイントに注意しましょう。 塩分(ナトリウム)の制限 適切なたんぱく質の摂取 十分なエネルギー補給 禁酒 食事療法は、医師・管理栄養士の指導のもとで個々の病状や体格に応じて調整することが重要です。 自己判断で制限しすぎると、かえって体調を崩す恐れもあるため注意しましょう。 【まとめ】肝硬変で食べてはいけないものを正しく理解し、食生活を改善しよう 肝硬変の方の食事管理は、病状の進行を抑える重要な治療の一つです。 アルコール類は完全に避け、症状に応じて塩分や動物性タンパク質の摂取量を調整する必要があります。 腹水・むくみがある方は塩分制限を、肝性脳症の方はタンパク質制限を、食道静脈瘤の方は刺激物や硬い食品を避けるなど、合併症に応じた食事調整が重要です。 また、良質なタンパク質やビタミン、食物繊維などを適切に摂取し、栄養バランスを整えることも大切です。 自己判断せず、医師や管理栄養士と相談しながら、症状や病状に合わせた食事療法を継続することで、肝硬変と上手に付き合っていきましょう。 なお、当院「リペアセルクリニック」では、肝臓の疾患に対する再生医療を提供しております。 以下のページでは、当院の再生医療によって、脂肪肝や肝硬変の改善が見られた症例を公開しています。 >再生医療による肝疾患の症例はこちら 再生医療の詳細については、以下よりお気軽にお問い合わせください。
2020.02.05 -
- スポーツ医療
- 再生治療
スポーツ活動中の怪我は、適切な応急処置が回復の鍵を握ります。 特に肉離れや捻挫、打撲といった外傷に対して有効なのが「RICE処置」です。 しかし、RICE処置は広く知られているものの、正しい方法で実践できている人は意外と少ないのが現状です。 この記事では、RICE処置の基本から症状別の対応方法まで解説します。 スポーツからの早期復帰を目指す方に向けて、再生医療についても紹介します。ぜひ最後までご覧ください。 医療におけるRICE処置とはスポーツでよく起こるケガの応急処置のこと RICE処置とは、次の4つの頭文字を取った応急処置法です。 Rest:安静 Ice:冷却 Compression:圧迫 Elevation:挙上 これはスポーツで起きやすい肉離れ、捻挫、打撲などさまざまな外傷に対して効果的な初期対応として確立されています。 RICE処置は怪我の症状悪化を防ぎ、治癒を促進する重要な役割を果たします。 R(Rest):安静 怪我をした部位を無理に動かさず、負荷をかけないようにします。 完全に動かさないというわけではなく、痛みが出ない範囲で負荷を軽減することが目的です。 必要に応じて松葉杖や添え木、テーピングなどを使用して患部を保護しましょう。 I(Ice):冷却 受傷した部位を氷やアイスパックで冷やします。 冷やすことで血管を収縮させ、内出血や腫れ、炎症を抑制し、痛みを和らげる効果があります。 直接皮膚に氷を当てると凍傷のリスクがあるため、タオルで包むなどして15〜20分ほど冷やし、その後は間隔を空けて繰り返すと効果的です。 C(Compression):圧迫 弾性包帯やテーピングで患部を適度に圧迫することで、これにより内出血や腫れを最小限に抑えられます。 圧迫が強すぎると血流障害を起こす恐れがあるため、患部の先端(指先など)の色や感覚を定期的に確認し、しびれや変色がある場合は一度緩めましょう。 E(Elevation):挙上 怪我をした部位を心臓よりも高い位置に保ちます。 これにより重力の作用で静脈還流(血液が心臓に戻る流れ)が促進され、腫れの軽減につながります。 クッションや枕を使って患部を高く保つことで、血流改善と腫れの軽減が期待できます。特に足首や膝など下肢の怪我では効果的です。 適切なRICE処置を主なスポーツ外傷ごとに解説 スポーツ外傷の種類によって、RICE処置の重点ポイントや効果的なアプローチが異なります。 ここでは、代表的な3つのスポーツ外傷に対する適切なRICE処置について解説します。 肉離れ 捻挫 打撲 スポーツでのケガに備えて、それぞれのRICE処置について見ていきましょう。 肉離れ 肉離れは、筋肉が急激に引き伸ばされることで筋線維が断裂する怪我です。 肉離れに対するRICE処置では、特に受傷直後の圧迫が重要です。 筋肉内の出血によるしこり形成を防ぐため、弾性包帯での適切な圧迫を心がけましょう。 アイシングは間隔を空けながら24〜48時間継続し、この期間は患部の安静を保ちます。 症状が改善しない場合や悪化する場合は、より重度の損傷の可能性があるため早めに医療機関を受診してください。 捻挫 捻挫は関節を支える靭帯が損傷する怪我です。 捻挫の特徴は顕著な腫れと内出血であり、これが関節の動きを制限し回復を遅らせる原因となります。 このため、RICE処置では早期からのアイシングと圧迫を重視します。 弾性包帯やテーピングで適切に圧迫し、腫れを最小限に抑えることが重要です。 立てない、歩けないなどの重い症状の場合は、重度の靭帯損傷の可能性があるため医療機関を受診しましょう。 打撲 打撲は外部からの衝撃で組織が損傷する怪我で、内出血を伴うことが特徴です。 打撲に対するRICE処置では、特に受傷直後のアイシングが効果的です。 衝撃を受けた直後から冷却することで、血管収縮を促し内出血の範囲を最小限に抑えることができます。 軽度の打撲であれば、数日で青あざの色が変化し始め、徐々に消失していきます。 2〜3日経っても痛みが改善しない場合や打撲部位の痛みが強まる場合は、骨折や深部組織の損傷の可能性があるため、医療機関の受診をおすすめします。 RICE処置はあくまで応急処置!医療機関を受診する基準 RICE処置は怪我の初期対応として効果的ですが、あくまでも応急処置であり、原因の根本的な治療にはなりません。 適切な処置を行った後も症状が改善しない場合は、専門医による診断・治療が必要です。 以下のような症状がある場合は、早急に医療機関を受診しましょう。 強い痛みが24〜48時間経過しても軽減しない 腫れや内出血が広範囲に広がっている 関節の動きが著しく制限されている 患部に変形や異常な動きがある 立てない、歩けないなど日常生活に支障がある 捻挫を繰り返す、または同じ部位を何度も痛める場合 特に「立てない」「歩けない」といった症状がある場合は、重度の靭帯損傷や骨折の可能性があります。 早期の診断と治療が後遺症を防ぎ、早期回復につながります。 スポーツへの早期復帰を目指すなら「再生医療」を検討しよう スポーツ選手にとって、怪我からの早期回復と競技復帰は非常に重要な課題です。 競技への早期復帰を目指す方は、「再生医療」による治療もご検討ください。 当院「リペアセルクリニック」では、患者さま自身の幹細胞を用いて損傷部位にアプローチする「幹細胞治療」を提供しております。 入院や手術は不要で、治療は患者さまから米粒2~3粒ほどの脂肪を採取後、培養した幹細胞を患部に投与するだけです。 軟骨損傷や靭帯損傷、肉離れなどのスポーツ外傷でお悩みの方は、ぜひ当院「リペアセルクリニック」へご相談ください。 RICE処置に関してよくある質問 RICE処置に関してよくある質問を紹介します。 RICE処置の順番は? 最新のRICE処置と呼ばれるPOLICE処置とは? ケガに備えてRICE処置への疑問を解消しておきましょう。 RICE処置の順番は? RICE処置の理想的な順番は、以下の通りです。 Rest:安静 Compression:圧迫 Ice:冷却 Elevation:挙上 注意したいのが、実施する順番はRICEではなく、RCIEの順になる点です。 圧迫してから冷やすことで、冷却効果がより患部に伝わりやすくなります。 ただし、怪我の状況によっては順番を変える場合もあります。 例えば出血が著しい場合は、先に圧迫と挙上を行い出血をコントロールし、その後に冷却することもあります。 重要なのは、各要素をバランスよく組み合わせて行うことです。 最新のRICE処置と呼ばれるPOLICE処置とは? 近年、従来のRICE処置を発展させた「POLICE処置」が注目されています。 POLICEは次の頭文字をとったものです。 Protection(保護) Optimal Loading(最適な負荷) Ice(冷却) Compression(圧迫) Elevation(挙上) 大きなの違いは、従来のRICE処置の「Rest(安静)」が「Protection(保護)」と「Optimal Loading(最適な負荷)」に置き換えられた点です。 完全な安静よりも、損傷組織を保護しながら適切な負荷をかけることで、より効果的な組織修復が促進されるという考え方に基づいています。 例えば、足首捻挫の場合、完全に動かさないのではなく、痛みのない範囲で足首を動かす運動を行います。 適切な負荷により関節の可動域を維持し、筋力低下を防げるのです。 ただし、最適な負荷のかけ方は怪我の種類や程度によって異なるため、医師や理学療法士など専門家の指導のもとで行うことが重要です。 【まとめ】RICE処置は外傷に対する応急処置!痛みが引かなければ医療機関へ RICE処置は、スポーツ活動中に起こりやすい肉離れ、捻挫、打撲などの外傷に対する効果的な応急処置法です。 Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の4つのステップを適切に行うことで、内出血や腫れを抑え、痛みを軽減し、回復を早められます。 ただし、RICE処置はあくまでも応急処置です。 症状が改善しない場合や、「立てない」「歩けない」といった症状がある場合は、速やかに医療機関を受診することが重要です。 また、スポーツへの早期復帰を目指す場合は、再生医療などの新しい治療法を検討することも選択肢の一つです。 幹細胞治療やPRP療法などは、入院や手術を必要としないため、競技への早期復帰が目指せます。 再生医療をご検討の際は、当院「リペアセルクリニック」へご相談ください。
2020.02.04 -
- 再生治療
- 肝疾患
「最近なんとなく疲れやすい」 「顔色が悪い気がする」 上記のような症状を、年齢や疲れのせいだと見過ごしていませんか。 実は肝臓の不調が原因かもしれません。 肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、初期段階では自覚症状がほとんど現れないため、気づいたときには進行していることも少なくありません。 肝臓の働きが低下すると、顔色の変化や皮膚のかゆみ、目の違和感、全身の倦怠感など、体の外側にサインが現れることがあります。 この記事では、肝臓が悪いときに顔や全身にどのような症状が現れるのかをわかりやすく解説するとともに、考えられる肝疾患や、症状に気づいた際に取るべき対策について紹介します。 従来の治療では、肝臓の機能が低下して症状が進行した場合、元の状態に戻すことは難しいとされてきました。 しかし近年では、再生医療によって肝機能の改善が期待できる可能性が注目されています。 再生医療は、患者さまご自身の細胞や血液由来の成分を用いて自然治癒力を高め、障害を受けた肝組織の修復や肝機能の回復の促進を目指す治療法です。 当院リペアセルクリニックでは、肝疾患に対する再生医療の治療内容や適応となる症例について、無料カウンセリングを実施しています。 肝臓の症状や治療の選択肢に不安がある方は、ぜひご相談ください。 肝臓が悪いとどんな症状が出る?【顔に出やすい症状一覧】 肝臓が悪いと顔に出やすい症状は、以下のとおりです。 黄疸(おうだん) 皮膚のかゆみ 顔色のくすみ(血行不良) 肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、初期段階では症状に気づきにくいのが特徴です。 症状に気づいたころには重症化している可能性もあるため、どんな症状が出現するのか知っておきましょう。 黄疸(おうだん) 肝臓の働きが低下すると、黄疸(おうだん)と呼ばれる症状が現れることがあります。 黄疸とは、皮膚や顔色、白目の部分が黄色っぽく見える状態を指します。 主な原因は、肝臓が本来担っているビリルビンと呼ばれる黄色い色素を分解し、体外へ排泄する働きが低下するためです。 肝機能が低下するとビリルビンが血液中にたまり、皮膚や目に沈着するため黄疸として外見上の変化が現れます。 白目が黄色く見える、全身のだるさやかゆみを伴う場合は医療機関を受診しましょう。 皮膚のかゆみ 肝臓の機能が低下すると、皮膚にかゆみを感じることがあります。 肝臓が原因と考えられるかゆみには、次のような特徴があります。 顔や首、腕、背中など、広い範囲にかゆみが出る 見た目には赤みや湿疹、腫れなどの変化がない 市販のかゆみ止めクリームや薬を使っても良くならない 肝臓の働きが弱まることで胆汁の流れが滞り、本来体外へ排泄されるはずの物質が体内にたまりやすくなることが関係しています。 そのため、皮膚の神経が刺激され、かゆみとして現れると考えられています。 皮膚トラブルとして自己判断せず、症状が続く場合は消化器内科を受診して肝臓の状態を確認しましょう。 顔色のくすみ(血行不良) 顔色がくすんで見える、血色が悪く感じるといった変化も、肝臓の働きが低下した際に現れることのある症状の一つです。 単なる日焼けや加齢によるくすみとは異なり、肝機能低下によるくすみは「土気色(つちけいろ)」や「青黒い」と表現される独特の暗さが特徴です。 肝臓の代謝・解毒機能が低下し、老廃物や色素が皮膚に蓄積されることで顔全体がくすんで見えたりシミが目立ちやすくなったりします。 休息をとっても改善しにくいくすみが続く場合は、体の内側の不調が関係している可能性も考えましょう。 肝臓が悪いと顔以外に症状は出るのか【目や全身症状に注意】 肝臓の不調によって現れやすい目や全身の症状について、代表的な例を紹介します。 目が疲れやすい むくみ 全身の倦怠感 食欲低下や消化不良 吐血 肝臓は代謝や解毒、エネルギーの貯蔵など全身に関わる重要な役割を担っているため、機能が低下すると体のさまざまな部位に影響が及びます。 日常的に感じている不調が当てはまらないか、一つずつ確認しながら読み進めてみましょう。 目が疲れやすい 肝臓の働きが低下すると、全身の倦怠感により目の疲れやかすみ、視界のぼやけといった症状を自覚しやすくなることがあります。 肝機能が落ちることで血液の状態や全身の代謝に影響が及び、目の周囲に十分な栄養や酸素が行き届きにくくなるためです。 また、ドライアイのような違和感がみられることもあり、単なる目の使いすぎとは異なる原因が隠れている可能性も考えられます。 目の疲れが続く場合は、体全体の不調の一部として捉えることが大切です。 むくみ 肝臓の働きが低下すると、顔や足にむくみが現れることがあります。 むくみの原因は、肝機能が低下して血液中の水分バランスを保つアルブミンと呼ばれるたんぱく質が不足するためです。 アルブミンが不足すると血管内の水分が血管の外へ漏れ出し、むくみとして現れます。 初期は顔や下肢のむくみとして気づくことが多い一方、症状が進行すると腹部に水がたまる腹水がみられる場合もあります。 むくみが続く、または悪化していると感じる場合は、体の内側の変化として注意が必要です。 全身の倦怠感 肝臓の働きが低下すると、全身がだるい、疲れが取れないといった倦怠感が現れることがあります。 肝臓が担う代謝機能が乱れ、体内に疲労物質がたまりやすくなるためです。 日常生活の動作で疲れたり、何も動いていないのに倦怠感があったりする場合は早めに医師へ相談しましょう。 食欲低下や消化不良 肝臓が悪化すると、食欲低下や消化不良が起こります。 食べ物の消化には、肝臓から分泌される胆汁が必要です。肝臓の働きが鈍り、胆汁の分泌量が低下すると、食べ物の消化が困難になります。 消化不良の場合は、食欲がなくなったり嘔気を感じたりします。 吐血 肝臓の病気が肝硬変へ進行すると、吐血がみられることがあります。 吐血する仕組みは、以下のとおりです。 肝硬変によって肝臓が硬くなる 肝臓に流れ込むはずの血液がスムーズに通れなくなる 血液は別のルートを探して食道や胃の静脈に流れ込む 流れ込んだ血管に大きな負担がかかり、血管がこぶ状に膨らんで静脈瘤(じょうみゃくりゅう)ができる 静脈瘤の血管壁は非常に薄く破れやすいため、ちょっとした刺激で破裂する危険がある 破裂すると、突然大量の吐血や黒色便(タール便)を引き起こすことがあり、命に関わる危険な状態となるため、速やかな治療が必要です。 肝臓が悪い状態でよく見られる肝疾患 知っておくべき肝臓の病気は、以下のとおりです。 肝炎 脂肪肝 アルコール性肝障害 肝硬変 肝臓の病気を早期に発見し、スムーズに治療を受けられるよう、疾患別の症状を確認しましょう。 以下の記事では、肝臓が再生しない疾患について解説しているので参考にしてください。 肝炎 肝炎は主に肝炎ウイルスの感染により発症する病気で、感染以外の発症要因にはアルコールや薬物などがあります。 急激に症状が出現する急性肝炎は、A型・B型・E型ウイルスが原因の場合が大半です。 一方で、慢性的に症状が進行する慢性肝炎は、B型・C型ウイルスを要因とする場合が多いと言われています。 肝炎になると、以下の症状が現れる場合があります。 全身の倦怠感 食欲不振 皮膚のかゆみ、黄疸 発熱、頭痛 嘔気、嘔吐 尿の色が濃い茶色になる(褐色尿) 症状の現れ方には個人差があります。 少しでも気になる症状があれば、消化器内科や内科を受診しましょう。 以下の記事では、ウイルス性肝炎の症状について解説しているので参考にしてください。 脂肪肝 知っておくべき肝臓の病気の1つに、脂肪肝があります。 脂肪肝とは、肝臓に過剰な脂肪が蓄積された状態です。 脂肪肝は主に、中性脂肪が肝細胞内に多く蓄積し起こります。 悪化すると、肝炎や肝硬変、肝がんなどの深刻な病気に進展するリスクがあります。 脂肪肝は、乱れた生活習慣が原因で起こる場合が大半です。 過剰な飲酒や肥満なども脂肪肝のリスクを高めるため、自身の生活習慣を見直しましょう。 アルコール性肝障害 知っておくべき肝臓の病気に、アルコール性肝障害があります。 アルコール性肝障害とは、多量のアルコールを長期間にわたり摂取し、肝臓が損傷を受ける疾患の総称です。 多量飲酒によりアルコール代謝の過程で生成される有害物質が肝細胞を傷つけ、炎症を引き起こします。 肝臓が炎症を起こすと、肝機能が低下し、以下の症状が現れます。 全身の倦怠感 食欲不振 体重減少 黄疸(皮膚や目が黄色くなる) 腹水、浮腫(むくみ) また、アルコール性肝障害は、以下3つの状態に分けられます。 進行度 アルコール性脂肪肝(初期) アルコール性肝炎(中期) アルコール性肝硬変(末期) 状態 肝臓に脂肪が蓄積している状態 肝臓に炎症が生じ、肝細胞が破壊された状態 肝臓の組織が線維化し硬くなり、正常な機能が失われた状態 アルコール性肝障害を予防するためには、飲酒量を適度に抑えることが最も重要です。 厚生労働省によると適度な飲酒量は1日あたり純アルコール換算で約20g※で、以下のお酒の量に相当します。 ※出典:厚生労働省「アルコール」 お酒の種類 純アルコール量 ビール中瓶1本(500ml) 20g 清酒1合(180ml) 22g ウイスキー(60ml) 20g 焼酎35度1/2合(90ml) 25g ワイン2杯(240ml) 24g 飲酒の頻度や量を減らすと、肝臓への負担が軽減され、肝障害のリスクが低下します。 治療する際はアルコールを完全に断ち、肝臓の損傷部位を回復させるとともに、栄養療法や薬物療法を行います。 アルコール性肝障害は、生活習慣の見直しで予防できる疾患です。 健康的な飲酒習慣を心がけたり、定期的に健康診断を受けたりし、早期発見・早期治療を目指しましょう。 肝硬変 慢性肝炎が長期化すると、肝臓の組織が線維化し硬くなり、肝硬変になります。 肝臓は再生力が高い臓器ですが、肝硬変になると肝機能を元の状態に戻すのが難しくなるため、早期発見・早期治療が重要です。 肝硬変の主な症状は以下のとおりです。 足がむくむ 腹水がたまる 黄疸が出る 腹部静脈が盛り上がる 意識障害が起こる 初期の肝硬変は、症状に気づきにくいのが特徴です。 健康診断で異常を指摘されたら、症状がなくても病院を受診しましょう。 肝臓が悪いサインに気づいたらやるべき対策 肝臓の病気を予防するためには、生活習慣の改善も大切です。以下の4つの生活習慣を参考に、自身の日常生活を振り返りましょう。 食事のバランスを整える 適度な運動を行う 休肝日をつくる 定期的に検査を受ける 肝臓の病気は、生活習慣と密接に関わっています。 肝臓が悪くならないよう、改善できる生活習慣から見直すことが大切です。 食事のバランスを整える 肝機能を向上させるためには、食事のバランスが重要です。 主食・主菜・副菜を揃えた食事を心がけると、バランスの良い食事になります。 炭水化物はエネルギー源となり、日常の活動を支えます。 タンパク質は、筋肉や臓器の修復・成長に必要不可欠です。ビタミンやミネラルは、体の機能を正常に保つために大切です。 家で健康的な食事を心がけていても、外食時に栄養バランスが崩れる場合があるため注意してください。 たとえば、ラーメンやカレーライスなどの単品料理は、主食と主菜は満たしますが、副菜が不足します。 サラダや野菜スープなどを追加し、副菜も摂取できるよう工夫しましょう。 適度な運動を行う 適度な有酸素運動は、肝臓に蓄積した脂肪の減少が期待できるため肝機能の改善や健康維持に役立ちます。 ウォーキングやジョギングなどの運動を1日30分以上行うことが目安※とされています。 ※出典:PubMed また、筋肉は糖質代謝やアンモニア代謝をつかさどって肝臓の機能を補完する役割があります。 肝臓の負担を軽減して肝機能の向上につながるため大切です。 さらに、有酸素運動はストレスの軽減にも効果があります。 通勤や日常生活にウォーキングを取り入れると心身の健康に良い影響を与えます。 休肝日をつくる 肝臓が悪くならないよう休肝日をつくりましょう。 休肝日(きゅうかんび)は、週に1日以上飲酒しない日を設け、肝臓を休めることを目的としています。 習慣的な飲酒は依存性を高め、飲酒量が増加する危険性があります。 休肝日を設け、飲酒総量を減少させると、肝障害を予防できる可能性があります。 定期的に検査を受ける 肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、病気が進行しても自覚症状が現れにくい特徴があります。 そのため、肝臓の不調を早期に発見するためにも、健康診断などで定期的な血液検査を行いましょう。 血液検査では、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPなどの数値を確認し、肝臓の状態を把握します。 肝機能に異常がある場合、数値の変化として現れることが多く、脂肪肝や肝炎、肝硬変といった疾患の兆候を早期に見つけられます。 早期治療ができるよう、定期的に健康診断を受け、血液検査で肝臓の数値を確認しましょう。 肝臓が悪いときに出る顔や全身の症状を見逃さないようにしよう 肝臓の症状に気づいたら早めに医療機関を受診しましょう。 肝臓は沈黙の臓器と言われ、悪くなっても症状の自覚が難しく、発見が遅れやすいのが特徴です。 肝機能の悪化でどんな症状が出るのか事前に知っておくと、病気の早期発見が可能です。 肝臓が悪くなった場合の治療法には、栄養療法や薬物療法、再生医療などがあります。 医師と相談し、自身に合った治療法の選択が大切です。 当院リペアセルクリニックでは、脂肪肝や肝硬変などの肝疾患に対して再生医療による治療をご案内しています。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高めることで、肝疾患の改善を目指す医療技術です。 以下のページでは、肝疾患に対する再生医療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肝疾患の症例はこちら
2020.02.02 -
- スポーツ医療
- 再生治療
捻挫から数カ月、あるいは数年以上たっても「腫れぼったさが引かない」「踏み込むと痛む」「グラつく感じがする」といった違和感に悩む方は多いのではないでしょうか。 足首の捻挫は「時間がたてば自然に治る」と思われがちですが、適切な回復が得られないまま経過すると、後遺症として痛みや不安定感が残るケースも少なくありません。 本記事では、足首捻挫の後遺症として見られやすい症状を整理し、セルフチェックで自身の状態を見分ける方法を解説します。 足首捻挫の痛みや違和感が長引く場合、患者さま自身の回復力を活かし、炎症の抑制や組織修復を促す「再生医療」が治療の適応となることがあります。 当院「リペアセルクリニック」では、具体的な治療について無料カウンセリングを実施しておりますので、ぜひご相談ください。 足首捻挫の後遺症|症状チェックリスト 足首の捻挫を放置すると後遺症が出る可能性が高くなります。 以下では、具体的な後遺症の症状を紹介します。 痛みや腫れが続く・悪化する 足首の不安定感・機能低下 足首周辺が硬くなる それぞれの後遺症について、詳しく解説していきます。ご自身に上記のような症状がないか確かめてください。 痛みや腫れが続く・悪化する 捻挫で傷ついた靭帯の回復には6週間〜3カ月程度かかる※とされており、期間を過ぎても症状が続く場合、完全に治りきっていない可能性があります。 ※出典:日本アスレティックトレーニング学会誌「スポーツ活動における足関節捻挫」 足首捻挫の後遺症として見られる痛みの例は、以下の通りです。 しゃがみ込む動作で足首を大きく反らした際、外くるぶしの前側にピリッとした痛みや引っかかるような違和感を覚える 運動後に、足関節の前側が腫れぼったい感じがして痛む 腫れが落ち着いたあとも、痛みが続く つま先を下げたときに、足首が痛む 痛みや腫れが「徐々に良くならない」「むしろ悪化している」と感じる場合は、自己判断で様子を見るのではなく整形外科を受診しましょう。 以下の記事では、捻挫して歩けるけど痛い際の足首の応急処置や重症度のチェック方法を解説しているので参考にしてください。 足首の不安定感・機能低下 足首の不安定感・機能低下も、足首捻挫の後遺症のひとつです。 捻挫によって靭帯(骨と骨をつなぐ組織)が伸びたり部分的に傷ついたりすると、足首を安定させる働きが低下し、歩行や動作のたびに不安を感じやすくなります。 具体的な症状は、以下の通りです。 足首が不安定で、ぐらつく感じがある 再び捻りそうな不安を感じる 階段を下りる際に、足元がふらつく 足首を動かしたときに、ポキポキと音が鳴る 足首の不安定感や違和感が続く場合は、後遺症の一環として関節の支えが弱くなっていることも考えられます。 悪化すると、痛みが増したり捻挫を繰り返したりするリスクが高まるため、必要に応じて専門医に相談しましょう。 足首周辺が硬くなる 捻挫後に固定や安静期間が長く続くと、足首周辺の筋肉が使われずに硬くなったり、関節が動きにくくなったりする場合があります。 主な症状は、以下の通りです。 足首を動かしにくい 曲げ伸ばしに違和感がある 以前と感覚が違う 重症例では、ギプス固定の影響で関節がさらに硬くなるケースもあるため、固定を終えた後は医師や専門家の指示に従って適切なリハビリを行うことが重要です。 足首の硬さを放置すると、動きが制限されるだけでなく再び捻挫を起こしやすくなる可能性もあるため、違和感が続く場合は早めに相談しましょう。 足首捻挫の後遺症のセルフチェック方法 足首の捻挫の後遺症が出ていないかどうかを確認してみましょう。 足首の上下運動によるチェック 足首の硬さチェック ふくらはぎの筋力チェック 片足立ちによるバランスチェック 詳しいやり方について解説します。 ご自宅でも気軽にできるチェック方法ですので、ぜひ試してください。 足首の上下運動によるチェック 足首を上下に曲げ伸ばししてください。 正常な場合は足首を曲げたときにまっすぐ曲がりますが、指先が外側や内側に向く、指だけが持ち上がる場合には後遺症が出ている可能性があります。 足首の硬さチェック 足首のかたさで捻挫の後遺症のセルフチェックができます。 1.足首をまっすぐ壁に向けて立つ 2.かかとが浮かない状態で壁に膝をつけるように足首を曲げる 3.膝がつかなければ足の位置を調整する 4.壁と膝がくっつくときのつま先と壁の距離をチェック つま先と壁の距離が10cmほどになると良好です。 左右両方の足首で測定してください。 足首がかたい場合は、ストレッチをして足首の柔軟性を上げましょう。 ふくらはぎの筋力チェック ふくらはぎの筋力が落ちているかどうかで捻挫の後遺症をチェックできます。 1.両足でつま先立ちをしてかかとの高さを測定 2.片足でつま先立ちをして同じ高さまで上げられるかを測定 左右それぞれ測定してください。 左右に差がある、そもそも上げられない場合は後遺症が疑われます。 また、足首がまっすぐに上がらない場合も足首に問題がある可能性が考えられます。 片足立ちによるバランスチェック 次に紹介するのは、片足立ちした際の左右のバランスを確かめる方法です。 1.片足をふくらはぎにつけた状態で片足立ちする 2.目を閉じて30秒間片足立ちの状態をキープする 足の位置がずれるほどふらつく場合は、後遺症が疑われます。 目を瞑った状態が難しい場合は、目を開けた状態から試してください。 チェックリストの中でできなかったことがある場合、トレーニングを始めて後遺症を克服しましょう。 足首捻挫の後遺症の治し方は?主な治療法 足首の捻挫の後遺症に対する治療法は、以下の通りです。 保存療法 手術療法 再生医療 それぞれの治療法について紹介します。 以下の記事では、足首の捻挫を早く治す方法や治療期間について解説しているので参考にしてください。 保存療法 足首捻挫の後遺症に対する治療では、手術を行わずに改善を目指す保存療法が基本となります。 保存療法の主な内容は、以下の通りです。 テーピングを使用して足首の安定性を高める ストレッチにより関節の柔軟性や血流を改善し、硬さや違和感の軽減を図る リハビリテーションにて筋力やバランス能力を段階的に回復させ、足首の機能改善を目指す 症状や回復状況に応じて、無理のない範囲で継続しましょう。 手術療法 足首捻挫の後遺症に対して、保存療法で十分な改善がみられない場合には、手術療法が検討されることがあります。 手術は、重度の靭帯損傷や強い関節不安定性に対する根本的な治療法で、断裂・弛緩した靭帯を修復または再建して足首の安定性を回復させます。 代表的な方法は、以下の通りです。 名前 内容 靭帯修復術 靭帯のゆるみや部分的な断裂がある場合、靭帯を骨に縫い直し、必要に応じて周囲の組織で補強する 靭帯再建術 強い不安定感や捻挫を繰り返している場合、自身の腱や人工靭帯を用いて新たに靭帯を作り直す 手術はすべての方に必要な治療ではありませんが、スポーツを継続したい方や不安定感・痛みが強く日常生活に支障が出ている際は、有効な選択肢となることがあります。 治療方針は、症状の程度や生活背景を踏まえ担当医と十分に相談しましょう。 再生医療 「手術はしたくないが、保存療法だけでは痛みが取れない」とお悩みの方にとって、再生医療は治療選択肢のひとつです。 足首捻挫の後遺症では、再生医療のPRP療法が用いられる場合があります。 PRP療法は、患者さま自身の血液から血小板を多く含む成分(多血小板血漿)を抽出し、痛みや炎症の原因となっている部位へ注射する治療法です。 血小板に含まれる成長因子の働きにより、炎症や痛みの軽減が期待されます。 当院「リペアセルクリニック」では具体的な治療について無料カウンセリングを実施しておりますので、ぜひご相談ください。 足首捻挫の後遺症チェックに関してよくある質問 足首捻挫の後遺症チェックに関してよくある質問は、以下の通りです。 足首捻挫を放置するとどんな後遺症が出る? 捻挫の後遺症は病院に行くべき? それぞれ詳しく確認していきましょう。 足首捻挫を放置するとどんな後遺症が出る? 足首捻挫を放置すると靭帯の回復が不十分になり、以下のような長期的な後遺症につながる可能性があります。 痛みが慢性化する 関節が不安定な状態が定着する 関節のクッション(軟骨)がすり減り、将来的に関節炎を起こす 足首の捻挫は「そのうち治るだろう」と放置されがちですが、適切な治療を受けないまま過ごすとさまざまな後遺症が出る可能性があります。 捻挫を軽く考えず、早めに適切な処置を受けて後遺症や慢性化を防ぎましょう。 以下の記事では、足首の捻挫を放置した際の症状や治る期間について解説しているので参考にしてください。 捻挫の後遺症は病院に行くべき? 足首の捻挫後に痛みや違和感が1週間以上残っている場合、整形外科の受診を検討しましょう。 とくに、以下のような症状が見られる際は、注意が必要です。 痛みが続く ぐらつく 階段が不安 腫れが引かない 上記は、靭帯のゆるみや関節機能の低下、炎症の長期化などが関係していることがあります。 痛みや不安定感が続いているときは、放置せず医師に相談して後遺症の改善につなげましょう。 足首捻挫の後遺症が長引く場合は再生医療をご検討ください 足首の捻挫を放置すると、靭帯の回復が不十分なまま後遺症が出ることがあります。 代表的な症状は以下の通りです。 痛みや腫れが続く・悪化する 足首の不安定感・機能低下 足首周辺が硬くなる 痛みや不安定感が続く場合は自己判断せず、早めに整形外科を受診してください。 適切な治療やリハビリを行い、慢性化や再発防止につなげましょう。 なお、保存療法で十分な改善がみられない際は、手術を行わずに受けられる治療として再生医療が検討されることもあります。 再生医療(PRP療法)は、靭帯や周囲組織の炎症を抑制し痛みや違和感の軽減が期待できます。 再生医療を検討している方は当院(リペアセルクリニック)までご相談ください。
2020.01.31







