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鵞足炎の辛い痛みにはサポーターが効果的!?【選び方や種類について】 陸上選手や、水泳選手、サッカー選手など、激しい運動をする人に起こりやすいのが「鵞足炎」。鵞足炎の辛い痛みを少しでも和らげる手段として手軽に用いることができるのが「サポーター」です。 今回は、鵞足炎になった際のサポーターの選び方と、その種類について解説してまいります。 鵞足炎の治療法は?サポーターは効果があるの? 鵞足炎とは膝の近くにある3つの筋肉が合わさる鵞足という部分に炎症を生じる病気です。 水泳やサッカー、アメリカンフットボールなど、足を回転させるような動きをするスポーツで起こりやすいと言われています。 鵞足炎の治療 鵞足炎の治療は基本的に安静、クーリング、ストレッチや塗り薬・貼り薬を用いることもあります。 また、痛みが強く日常生活での動作に支障をきたす場合、サポーターを装着して痛みを緩和させる方法もあります。 鵞足炎の痛みに効果が期待できるサポーターの種類と選び方 ひとくちにサポーターと言っても、いろいろな種類があり、一長一短といえます。 ▲軟性膝装具(膝サポーター) ドラッグストアやスポーツショップなどで購入できます。膝に巻いたり履いたりするタイプは安価で手に入れやすいですが、補強する作用はあまり期待できません。 ・安価 ・ドラグストア等で手に入れやすい ・補強する作用は乏しい 一方、補強機能付きの膝サポーターは少し値段が高いですが、膝を安定させることができるので、ある程度の痛みを緩和する効果が期待できます。 ▲硬性膝装具 膝関節の安定性が最も高く、重症例でも高い除痛効果が期待できます。 しかし、整形外科で義肢装具士に作成してもらわなければならず、値段も高いものが多いです。また、装具自体が重く、装着が難しいという難点もあります。 ・高価 ・整形外科等でのオーダー ・重く、装着が困難 鵞足炎に効果的なサポーターとは? 鵞足炎の重症度にもよりますが、鵞足炎の痛みを和らげる目的で、手軽に使えるものとしては、補強機能付きの膝サポーターが一番有効だといえます。特に膝の横ブレを抑えるサポーターだと効果が期待できます。 ・補強機能付きの膝サポーター ・膝の横ブレをおさえるものが有効 サポーターで鵞足炎の痛みを緩和できない…再生医療という選択肢! サポーターをしてもなかなか鵞足炎の痛みが治まらない…日常生活にも支障をきたしてしまう…。そんな時は、再生医療という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。 現在ではPRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を直接患部に注射し、血小板のもつ修復作用で病気を根治するという治療法があります。 ドーピングにも指定されていないため、スポーツ選手でも安心して行うことができます。また、入院や手術の必要もないので気軽に治療を行えるという点も魅力のひとつです。 まとめ・鵞足炎の辛い痛みにはサポーターが効果的!?【選び方や種類について】 少しでも鵞足炎の痛みを和らげたい、日常生活への支障を軽減したいという方にはサポーターを活用するというのも選択肢のひとつです。担当医と相談して自分の症状に合ったサポーターを選んでみるのも良いでしょう。 また、再生医療で鵞足炎を治すという新しい治療法もあります。自分にあった治療法を選んで、辛い鵞足炎と向き合いましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
投稿日:2023.12.06 -
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膝の内側に痛み!鵞足炎ならズキズキと痛んで歩けないことがあります 運動後に急に膝の内側がズキズキと痛んで歩けない…というとき、もしかしたら「鵞足炎」を発症しているかもしれません。 今回は、鵞足炎の症状や原因、治療方法などについて解説します。 歩けない程の膝の痛みは鵞足炎の可能性? サッカーやマラソン、ラグビー、水泳など、足を内転させる動きをするスポーツで発症しやすい鵞足炎。膝の近くにある縫工筋、薄筋、半腱様筋という3つの筋肉がくっついている部分が炎症を起こすことで発症する病気です。 原因としては、足を内側にひねる動きやオーバーユース、不十分なストレッチやウォーミングアップが挙げられます。 また、誤ったフォームなどで膝に大きな負担がかかる状態も鵞足炎につながります。 運動の最中、急に膝の内側に歩けない程の痛みを感じたり腫れたりした場合は、鵞足炎の可能性があります。 鵞足炎で歩けない場合の対処法 鵞足炎は膝の内側にズキズキとした大きな痛みを生じます。特に階段を上がったり下りたりするときに痛みが強くなる傾向があり、酷い人では歩くことも困難になる場合がある程です。 鵞足炎で痛みが強く、歩けない場合は以下の対処法があります。 湿布を貼る 湿布などの貼り薬を貼って痛みを緩和させる方法があります。湿布の中でも特に非ステロイド抗炎症薬は炎症を抑える効果や痛みを緩和させる効果が高いです。 サポーターをする 痛くて歩けない場合、サポーターを活用するというのも良いでしょう。ドラッグストアやスポーツ用品店に行くと、補強機能付きタイプのサポーターが販売されています。お値段は少し高いですが、膝が横方向にぶれるのを抑えてくれ、痛みを軽減する効果が期待できます。 歩けないほどの鵞足炎の痛みには再生医療という選択肢も! 鵞足炎のせいで痛くて歩けない…そうなってしまうと、運動どころか日常生活にも支障をきたしてしまい、非常に悩ましい事態になってしまいます。 もしも鵞足炎を発症して繰り返す場合、再生医療をという治療を選択するのも良いでしょう。 PRP療法という再生医療では、自分の血小板を濃縮した液体を患部に注射して、血小板のもつ修復作用でケガや病気を根治するという治療法です。 再生医療は入院治療を必要とせず、日帰りで受けることができますし、自分の血液を使った治療のため安全性が高く、副作用のリスクが少なく済むというメリットがあります。 まとめ・膝の内側に痛み!鵞足炎はズキズキと痛んで歩けないことがあります 鵞足炎を発症し、歩けない程の痛みを生じた場合でも、さまざまな対処法があり、近年は、再生医療という方法で鵞足炎を根本的に治すという治療法にも注目が集まっています。 痛みを感じたら、まずは専門医を受診し、自分にあった治療法を選択してくださいね。 再生医療は、通常のクリニックや病院で受けることができません。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療専門クリニックとして多くの症例を有します。ご質問、ご相談などはお気軽にお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
投稿日:2024.11.19 -
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ロードバイクで鵞足炎の可能性!膝の痛みがあるなら疑うべき ロードバイクで気持ちよく颯爽と駆け抜ける中、急に膝の痛みが…。その痛みは、もしかすると鵞足炎かもしれません。今回はロードバイクで鵞足炎になるのかについて、また、鵞足炎の症状や原因について解説します。 ロードバイクで膝の痛み…鵞足炎を発症することもある 久しぶりにロードバイクを楽しんでいたら、膝に痛みが…。という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。そして、その痛みは鵞足炎かもしれません。 鵞足炎とは、膝を取り巻く3つの筋肉が合わさる鵞足という部分に炎症を生じる病気で、内側に膝を曲げたりするようなスポーツにより、過度な負荷がかかることによって起こります。 そして、ロードバイクでは、誤ったフォームによる膝への過度な負担が引き金となって、鵞足炎を発症するケースがあります。 ロードバイクで鵞足炎にならないようにするには? 鵞足炎はウォーミングアップが足りない、オーバートレーニングなどが原因の1つになります。ロードバイクだけでなく、スポーツなど体を動かす前には十分なストレッチやウォーミングアップが必要不可欠です。 また、ロードバイクの誤ったフォームとして、つま先が外側に向いてしまう、膝を内向きにして漕いでしまうという2つが挙げられます。このようなフォームでロードバイクを続けると、疲れが溜まりやすいですし、疲れがたまると、フォームへの意識が疎かになることがあります。 ロードバイクでは、きちんとしたフォームが大事!自分のフォームを見つめなおしましょう。 繰り返す鵞足炎の痛みでロードバイクが楽しめない!再生医療という最新療法 鵞足炎は一度発症すると何度も再発しやすい病気です。せっかくロードバイクを楽しんでいても、再発が怖い、痛みがあってロードバイクすら乗れないという方は、再生医療という治療法を検討してみてはいかがでしょうか。 現在ではPRP療法といって、自分の血液から取り出した血小板を濃縮し、その液体を直接患部に注射して血小板のもつ修復作用で病気を治すという治療法があります。 入院や手術の必要もありませんし、体に負担がかかりにくいというメリットもあります。 まとめ・ロードバイクで鵞足炎の可能性!膝の痛みがあるなら疑うべき 鵞足炎は予防をすることができる病気ですが、完全に発症を防ぐということはできません。ロードバイクが趣味という方には、膝の痛みは致命的な症状と言えるでしょう。鵞足炎を発症しないためにも、十分なウォーミングアップと適切なフォームの見直しをこころがけましょう。 また、何度も鵞足炎を繰り返すという方は再生医療という治療を選択するのも1つの選択ですよ。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
投稿日:2022.11.30 -
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鵞足炎は、強い痛みが特徴!発症後、その痛みを和らげる方法について サッカーやマラソンをしている人に発症しやすい鵞足炎は、痛みがつらいという特徴があります。 今回は、つらい膝の痛みを伴う鵞足炎の痛みを和らげる方法についてご紹介します。 鵞足炎とは?痛みを和らげる方法について 鵞足炎とは、膝の内側にある鵞足部という3つの筋肉が合わさる部分に炎症を生じるもので、サッカーやマラソン、ラグビー、水泳など、足を内転させる動きをするスポーツや過度な負担で発症しやすい病気です。 また、不十分なウォーミングアップ、オーバーユースなども原因の1つになります。 鵞足炎の痛みを和らげる方法は? 鵞足炎は膝の内側の強い痛みが特徴であるため、痛みをコントロールすることも治療をする上で重要なポイントの1つとなります。 その中でも湿布を貼るという方法が一番簡単で用いられやすく、非ステロイド性抗炎症薬の成分を含む湿布を処方されることが多いです。 この湿布には痛みを緩和する作用があるため、鵞足炎の痛みを和らげる効果が期待できます。 また、アイシングをして炎症を起こしている部分を直接冷やしてあげるというのも良いでしょう。 湿布以外で鵞足炎の痛みを和らげる方法は? 鵞足炎の痛みを和らげる方法で、湿布以外にも簡単に用いることができる方法として、サポーターが挙げられます。 特に補強機能付きのサポーターを用いると、膝の横ブレを軽減することで鵞足部に無理な負担がかかることを抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。 ドラッグストアやスポーツ用品店で購入することができ、簡単に入手することができるというメリットもあります。 さらには、病院で痛み止めの内服薬を処方してもらうというのもひとつの手です。 痛みを和らげるよりも再生医療で鵞足炎を根本的に治す方法 鵞足炎は繰り返して発症することが多いので、繰り返す鵞足炎の痛みを和らげ、ごまかしながら過ごすということにうんざりする人も多いと思います。 そんな時は、再生医療という治療法を検討してみてはいかがでしょうか。 現在ではPRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を直接患部に注射し、血小板のもつ修復作用で病気を根本から治療するという治療法に注目が集まっています。 ドーピングにも指定されていないため、アスリートの方でも安心して治療を受けることができますし、入院や手術の必要もなく、体にも負担が少なくて済むという魅力もあります。 まとめ・鵞足炎は、強い痛みが特徴!発症後、その痛みを和らげる方法について 今回は、鵞足炎の痛みを和らげる方法について紹介しました。 湿布やサポーターなどを活用し、鵞足炎の痛みと上手に付き合っていくことも可能ですが、繰り返す鵞足炎に悩まされているのであれば、最近注目を集めている再生医療という方法を選択してみてはいかがでしょうか。 再生医療は、病院、クリニックなどの通常診療で受けることができません。当院は厚生労働省から認可を受けてた再生医療専門クリニックです。お気軽にお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
投稿日:2024.04.19 -
- ひざ関節
- 再生治療
膝を使いすぎ鵞足炎になってしまったら、アイシングが効果的! 鵞足炎を発症!そんな時はアイシングが効果的です! サッカーやマラソンをしている人なら誰しもが発症する可能性のある鵞足炎は、アイシングが効果的と言われています。 今回は、鵞足炎とはどのような症状なのか、また、アイシングのやり方についてご紹介します。 鵞足炎とは? 鵞足炎とは、膝を取り巻く3つの筋肉がくっついている部分を鵞足部と言い、この鵞足部に炎症が起きると「鵞足炎」という病気を発症することになります。 主にランニングやサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、水泳など、足を内側にひねる動きをするスポーツをする人に生じやすい疾患で、膝に負荷をかけすぎる、急な負荷をかける、運動前のストレッチをおろそかにしたりするなどで発症します。 鵞足炎を発症した場合は、急性期であればアイシングが効果的です。その後は鎮痛剤の内服や貼り薬、ストレッチなどを行って治療を行います。 鵞足炎になったときはどこをアイシングするの? 鵞足炎になると、膝の内側に強いズキズキとした痛みを生じます。明らかな腫脹が見られた場合はもちろん、痛みを感じたらまずはすぐに患部を冷やす(アイシングをする)必要があります。速やかに氷を入れた袋や保冷剤などを、膝の内側のでっぱった部分に当て、患部を冷やしてあげましょう。 そして、なるべく早く専門医を受診し、診断・適切な治療を受けるようにしてくださいね。 鵞足炎でアイシングをしても痛みが引かない・再発するときは? 鵞足炎は繰り返しやすいという特徴があります。そのため、ストレッチやアイシングなどを行っても、再び発症してしまう人が少なくありません。 繰り返す鵞足炎を何とかしたいとお考えの場合、再生医療という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。 現在はPRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を患部に注射し、血小板のもつ修復作用で根治するという治療法があります。ドーピングにも指定されていないため、アスリートの方たちも安心して治療を行うことができますし、体に負担をかけない治療法として注目を集めています。 まとめ・膝を使いすぎ鵞足炎になってしまったら、アイシングが効果的! スポーツをしている最中に急な膝の内側の痛みに襲われた場合は、鵞足炎を発症しているかもしれません。腫れや熱感・痛みを感じたら、まずはアイシングをし、必ず専門の医療機関を受診してください。 もし、鵞足炎を繰り返してしまう場合は、再生医療という治療の選択肢もあります。入院や手術も不要なので、仕事を長期で休む必要もないという点も魅力のひとつです。自分にあった治療法を探してみてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
投稿日:2023.12.04 -
- 再生治療
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膝靭帯損傷の回復期間!歩けないほどの場合安静で1か月、ただし完全回復は難しい 膝靭帯損傷を起こした直後、歩ける人もいれば、歩けない人もいます。靭帯を損傷したと思った場合、無理は禁物です。まずは安静にして早めに医療機関を受診し、医師の指示を仰ぎましょう。しかし、万が一、歩けない状態の膝靭帯損傷を引き起こしてしまったら、どれぐらいの治療期間が必要か不安ですよね。 今回は、膝靭帯損傷で歩けなくなったら、治療後どのくらいの期間で歩けるようになるのかを紹介します。 膝靭帯損傷で歩けない場合、安静にすれば1カ月程度で歩けることが多い 膝靭帯が断裂した場合、膝関節が抜けたような違和感といった症状がでます。出血のために関節が腫れるなど、歩くことが困難になることも多々あります。ただ、膝靭帯損傷で歩けなくなったとしても、安静にしていれば1ヶ月位してくると腫れや痛みが取れて、普通に歩けるようになっていきます。 膝靭帯損傷から歩けても、完全に治しきるのは難しい 膝靭帯損傷で歩けなくなっても1ヶ月程で歩けるようになると紹介しましたが、これはあくまでも歩けるようになることが前提で、完全に治るわけではありません。 歩けるようになったとしても、膝靭帯損傷の後は、膝関節のゆるみが残ります。膝関節のゆるみは、日常生活においては支障をきたしませんがスポーツをする予定がある人は再び膝靭帯損傷になる可能性があるため手術という選択が必要になります。 膝靭帯損傷の手術後、2~3週間では歩けるようになる 膝靭帯損傷の手術を受けた場合、術後2~3日目から松葉杖で歩く練習を始め、2~3週間程で松葉杖が取れて歩けるようになります。膝関節を動かす訓練も同時に行い、筋力の回復を目指します。 歩けるようになるのは2~3週間ですが、スポーツへ復帰できるまでには、ランニングやジョギングだと術後4ヶ月、完全に復帰できるまでには術後8ヶ月程度は要します。 膝靭帯損傷、スポーツで復帰を目指すなら再生医療 アスリートや、スポーツ選手、それ以外でもスポーツを頻繁に楽しまれたいなら、膝靭帯損傷の手術を受けるという選択肢が一般的です。ただし、手術に抵抗がある人や、より早くスポーツ復帰したい人には、最近注目の再生医療という選択肢があります。 特にアスリートにとって、長期の入院やリハビリ、手術などは選手生命にかかわる問題です。シーズン中はもとより、オフシーズンであっても身体的なパフォーマンスは維持したいどころか、上げたいというアスリートも多くいます。 そんな方たちにとって手術や入院は、何としても避けたいと考えるのは当然です。最初は我慢しながら、そして症状が進み手術を受けて、それでも思うようなパフォーマンスが取れないことで引退に追い込まれる選手は多くいます。 こんなスポーツを生業とするアスリートにこそオススメしたいのが再生医療です。手術を避けて入院もせず、患部の症状を回復させる最新医療だからです。 靭帯損傷は、スポーツ選手にとって大変な致命的ともいえる症状です。 だからこそパフィーマンスはもとより、選手生命を縮めないため、逆に伸ばすためにも再生医療を選択肢として持っていただければと思います。 そうすれば安心してプレーやトレーニングに励むことが可能です。再生医療の治療は少しでも早く治したい人、長期間治療しているのに効果が感じられない人などにも効果が期待できます。 まとめ・膝靭帯損傷の回復期間!歩けないほどの場合安静で1か月、ただし完全回復は難しい 膝靭帯損傷で歩けなくなったとしても、1ヶ月程で歩けるようになるので安心してください。 ただし、スポーツをしている人は、膝靭帯損傷を再発する可能性があるので、手術をすることをおすすめします。手術は身体の負担にもなりますし入院の必要性もあるので、抵抗がある、時間が限られているという人は、再生医療という選択肢も検討してみてください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼ スポーツ外傷(筋・腱・靭帯損傷)に対する再生医療 当院の再生医療は、スポーツ選手のパフォーマンスを維持し、選手生命を守ります
投稿日:2024.11.19 -
- ひざ関節
- 再生治療
大きな負担が膝にかかると患う鵞足炎は、サッカーやマラソン・バスケットボール選手などのアスリートをはじめ、変形性膝関節症の既往歴がある方が発症しうる疾患です。 なんとかして辛い痛みを和らげたいときに利用されるのが湿布です。すぐに手に入る上、手軽に処置できることから重宝されている鎮痛剤となっています。対して「鵞足炎に有効な湿布がわからない」「すぐに剥がれてしまう」といった多くの声をいただきます。 そこで本記事では、鵞足炎における湿布の貼り方から種類まで紹介します。 鵞足炎に効果的な湿布の貼り方 鵞足の位置 膝の内側(足から膝に向かって触れる出っ張った部分が目安) 湿布の貼り方 出っ張った部分を中心に縦方向に貼る 有効な湿布 3種類が存在(状態や症状で変化するため医療機関で指示を受けましょう) 鵞足炎の治療方法の大半は鎮痛剤の内服や貼り薬の貼付、安静などの対症療法です。中でも、湿布を処方されるケースが多く、どんな風に・どこに貼ればよいのかといったお悩みの声をよくいただきます。 鵞足とは、膝の内側にある出っ張った箇所が目安となります。そこへ縦に湿布を貼りましょう。 膝へかぶせるように湿布を貼る方がいますが、前述したとおり鵞足部は膝の内側にあります。貼付する箇所がずれてしまうと十分な効果が得られません。 湿布には大きく分けて3つの成分(種類)があり、湿布であれば何でも良い訳ではありません。専門医判断の下、適切なものを処方してもらい正しい貼り方の指導を受けましょう。 鵞足炎に効果的な湿布の種類 鵞足炎の場合は急性期は冷湿布を貼り、まずは強い炎症を抑える必要があります。その後の慢性期の痛みには、非ステロイド抗炎症薬の湿布を用いて疼痛のコントロールが大事です 湿布の成分について 湿布には大きく分けると3つの成分が用いられています。 【湿布以外】鵞足炎を自分で治す方法 鵞足炎の治療には湿布が効果的ですが、それ以外にも自宅で実践できる方法があります。 この項目では、鵞足炎を自分で治す方法としてストレッチとテーピング・サポーターによる固定について詳しく説明します。これらの方法を適切に行うことで、鵞足炎の症状改善や再発予防に役立ちます。 ストレッチ 鵞足炎の痛みを和らげ、柔軟性を高めるためのストレッチは重要です。適切なストレッチは、鵞足部の筋肉や腱の緊張を緩和し血行を促進させることで、痛みの軽減と回復を助けます。 ただし、過度なストレッチは逆効果になる可能性があるため、痛みを感じない範囲で行うことが大切です。 テーピング・サポーターによる固定 テーピングやサポーターによる固定は、鵞足炎の痛みを軽減し、回復を促進する効果的な方法です。これらの方法は、鵞足部にかかる負担を軽減し、炎症を抑える働きがあります。 テーピングの場合専門的な技術が必要ですが基本的な方法として、膝を90度に曲げた状態をとり、膝の皿を包み込むようにしっかりと巻くのが効果的です。 サポーターを使用する場合は、補強機能付きの膝サポーターの使用を推奨します。ただし、長時間の固定は筋力低下を招く可能性があるため専門医のアドバイスを受けながら、適切な使用方法を心がけましょう。 鵞足炎と湿布に関するよくある質問 鵞足炎の治療や湿布の使用について、多くの方が疑問を抱えています。ここでは、よくある質問とその回答を通じて、鵞足炎と湿布に関する理解を深めていきましょう。 鵞足炎は冷やすべき?それとも温めるべき? 鵞足炎の症状緩和には、冷却と温熱療法の両方が効果的ですが使い分けが重要です。 発症直後は冷却が推奨されます。冷却は炎症を抑え、腫れや痛みを軽減する効果があります。また、湿布自体に冷却効果はほとんどないため、アイシングによる冷却を実施しましょう。一方、ある程度症状が落ち着いたら温めるようにしましょう。血行が促進され、筋肉の緊張が緩和されます。 ただし、誤った処置は症状の悪化を招くため自己判断は禁物です。医師の指示に従い、適切な冷却・温熱療法を実施しましょう。 鵞足炎のセルフチェック方法は? 鵞足炎のセルフチェックは以下の通りです。 1.可動域の確認:座った状態で足首を持ち、お尻側に膝を屈曲させる 2.圧痛の確認:軽く押して疼痛の有無を確認 また、セルフチェックはあくまで参考程度であり、正確な診断は医療医によって行われるべきです。定期的にセルフチェックを行いながら、異常を感じた際は早めに医療機関を受診しましょう。 鵞足炎を早く治す方法はある? 鵞足炎を早く治すためには、適切な治療と自己管理の組み合わせが重要です。安静と適度な休養を取ることが基本となります。 過度な負荷を避け、症状を悪化させないことが早期回復への第一歩です。 湿布を貼っても治らない鵞足炎は再生医療も考慮 鵞足炎において、湿布を正しい位置に貼っても痛みが治まらない・何度も鵞足炎を繰り返してしまう場合は、再生医療の治療も検討してみましょう。 現在ではPRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を患部に注射し、血小板のもつ修復作用で病気を治す治療法に注目が集まっています。手術や入院は必要とせず、仕事や練習を長期間休まなくても良いメリットがあります。 湿布を貼っても治らない鵞足炎のお悩みは、ぜひ当クリニックにご相談ください。
投稿日:2024.10.16 -
- ひざ関節
激しい運動で起こりやすい鵞足炎!発症すると治りにくい厄介な病気も再生医療なら治せる サッカーや水泳、アメリカンフットボールなど、激しい運動をする人ならぜひ気を付けたい鵞足炎。一度発症すると繰り返し発症しやすく、アスリート達を困らせる厄介な病気です。 今回は鵞足炎の最新治療についてご紹介します。 鵞足炎にはどんな治療法があるの? 膝の周囲を取り囲むような形で3つの筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)が合わさる部分があります。ここを鵞足部といい、ここに炎症が生じる病気を鵞足炎といいます。サッカーや水泳など膝を内転させるようなスポーツ、不十分なウォーミングアップ、オーバーユースによる過度な膝への負荷が原因と言われています。 こちらも合わせてご覧ください 鵞足炎の治療法と治療期間を長引かせないために 鵞足炎の治療法は? 鵞足炎は一度発症すると再発を繰り返しやすい厄介な病気です。 治療法は、貼り薬や鎮痛剤の内服、安静、無理のないストレッチなど、対処療法がメインになります。 しかし、現在は鵞足炎の修復や改善を促す最新治療法に注目が集まっています。 鵞足炎の最新治療法として再生医療という選択肢があります! 今までは対処療法で凌ぐことしかできなかった鵞足炎ですが、最新治療法として再生医療に注目が集まっています。 再生医療とは体がもつ再生能力を利用し、損傷した臓器や靭帯などを修復・改善する治療法です。この再生医療には大きく分けて2つの方法があります。いぜれも手術などの必要が無く、選手生命の維持に大きく貢献します。 自己脂肪由来幹細胞治療 人の体の中には幹細胞というさまざまな組織や臓器になれる未分化な細胞があります。自己脂肪由来幹細胞治療とは、この幹細胞を取り出して培養し、一定量まで増殖させて患者本人の体に戻す方法です。 PRP(多血小板血漿)療法 人の血液の中には血小板という細胞があります。血小板には修復作用があり、怪我をした際に血液が固まるのはこの血小板のおかげなのです。 また、血小板には細胞を増殖させる作用があります。 PRP療法とは、まず採血をし、それを遠心分離して血小板が凝縮されたPRPを抽出し、患部へ注射をするという方法です。 再生医療って本当に大丈夫?鵞足炎の最新治療の実際 自分の細胞を取り出してまた戻して、それで本当に治るの?危険性はないの?と思う方もいるかもしれません。 しかし、再生医療はもともと自分の体に由来するものであり、他人からの臓器移植とは違ってアレルギー反応が無く、安全性が高い治療法と言われています。 また、田中将大選手や大谷翔平選手も肘の故障で再生医療を行なったことが有名です。 入院も手術も必要なく、体や環境面への負担が従来よりもかなり軽減されており、治療期間を短くすることができるというメリットもあります。 まとめ・激しい運動で起こりやすい鵞足炎!発症すると治りにくい厄介な病気も再生医療なら治せる 今回は鵞足炎の最新治療についてご紹介しました。再生医療というと、まだまだ実感が湧かない方も多いかと思いますが、着実に日本でも一般的な治療法として浸透しつつあります。 繰り返す鵞足炎にお悩みの方は、再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院・ こちらも併せてご参照ください
投稿日:2023.11.29 -
- ひざ関節
- 幹細胞治療
膝の靭帯損傷、どこが痛みますか?部位によっては自然治癒が可能です 膝の靭帯損傷というケガをしてしまい、手術を勧められている方の中には、手術をしないで治療できたらと望んでいる人も多いのではないでしょうか。 実は、膝靭帯損傷の部位によっては自然治癒が可能です。 どの部位なら自然治癒が可能なのか、自然治癒の治療方法や、自然治癒が難しい場合の治療方法について紹介します。 膝靭帯損傷は、内側の側副靭帯損傷なら自然治癒が可能 膝関節の下の脛が、外側にねじれたときに発生するのが内側側副靭帯損傷で、スポーツの膝靭帯損傷の中では比較的多いです。 損傷の程度によって、以下のように重症度が異なります。 ・重症度1:症状は痛みがあるだけで膝の左右への不安定さがない ・重症度2:痛みがあるものの30度膝屈曲位で主に左右方向に不安定 ・重症度3:痛みが強く30度屈曲位と完全伸展位で不安定 保存療法で膝靭帯損傷の自然治癒が目指せるとは? 重症度が1度や2度の内側側副靭帯損傷であれば、手術をしない保存療法で自然治癒を目指せます。 手術をしない保存療法では、サポーターで固定して損傷箇所が融合するのを6週から8週待ちます。ギプスによる固定はなるべく使わない傾向にあります。 膝靭帯損傷の自然治癒が見込めない場合は手術か再生医療 内側側副靭帯損傷以外の膝靭帯損傷の場合、自然治癒は見込めないので保存療法は選択せず、手術療法か再生医療を選択することになります。 手術療法では、自分の腱組織を用いた靭帯再建術が関節鏡を用いて行われ、術後には3~6ヶ月のリハビリが必要になります。 再生医療をご存知でしょうか?これまでの手術にとって変わる最先端の治療で、現在とても注目されている治療方法です。 自身の幹細胞を注入する治療方法は、手術を避けることができる上、入院不要なため、身体への負担が少なく、治療やリハビリに時間を費やすことがなく早い治癒が望めるという特徴があります。 まとめ・膝の靭帯損傷、どこが痛みますか?部位によっては自然治癒が可能です できれば自然治癒で膝靭帯損傷を治したいと思う人も多いと思いますが、実際に自然治癒で治療ができるのは、内側側副靭帯損傷の重症度が軽いケースに限られています。 その他の膝関節の靭帯に関する治療は、手術療法が一般的です。しかし、最近は手術療法だけでなく、再生医療を用いた治療も可能になってきました。 再生医療は、自分の幹細胞を注入する治療なので、手術をした時のような身体への負担がかからず、自然治癒に近い治療と言えます。身体に負担をかけずに治療をしたい、なるべく早い治癒を目指したいと考えている人は再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。 当院は再生医療専門クリニックです。国内有数の症例数を有し、再生医療専門医が診察や治療に当たります。再生医療の治療に興味やご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。 監修;リペアセルクリニック大阪院
投稿日:2024.11.19 -
- PRP治療
- ひざ関節
アスリートなら気を付けたい鵞足炎!ストレッチでしっかり予防する! サッカーやマラソンをしている人ならぜひ気を付けたい鵞足炎。 今回は鵞足炎の原因や症状、治療法、予防のためのストレッチ方法などをご紹介します。 鵞足炎とは?ストレッチで予防できる? 鵞足とは、膝を取り巻く3つの筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)がくっついている部分を指します。 この鵞足に炎症が生じると鵞足炎を発症します。主にランニングやサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、水泳など、横の動きをするスポーツをしている人に生じやすい疾患で、急な負荷をかけたり、運動前のストレッチを疎かにしたりすることで発症します。 どんな症状が出るの?治療法は? 鵞足炎になると特に運動後、ひざ下の裏側に痛みを伴います。 特に階段の上り下りなど、ひざを曲げる時などが顕著です。鵞足炎は再発しやすいため、安静、ひざのストレッチ、消炎剤・鎮痛剤の内服、湿布を貼るなどの治療を行います。 鵞足炎にならないためのストレッチとは? ストレッチなどのウォーミングアップ不足でも鵞足炎は起きてしまいます。 では、どのようなストレッチをすると効果的に鵞足炎を予防できるのでしょうか? 鵞足炎予防のための3つストレッチ 鵞足炎の予防につなげることができるストレッチを3つご紹介します。 ・腸脛靭帯のストレッチ 両足を伸ばした状態で座り、右足を立てて左足にかける。状態は右にひねる。これを両方行う。 ・内転筋のストレッチ あぐらをかくような態勢になり、両足の足底部をくっつける。ゆっくりと無理のない範囲で両膝を押す。 ・大腿四頭筋のストレッチ 両足を伸ばした状態で座り、左の脛が床につくような形で折り曲げる。そのまま状態を少し後ろに倒す。これを両方行う。 鵞足炎になってしまった場合はどんなストレッチをすれば良いの? どんなにストレッチなどを頑張って予防をしようとしても、なかには鵞足炎になってしまう人もいるかと思います。 もし運動中にひざ裏に急な痛みを伴って動けなくなった場合、まずはアイシングをしましょう。 また、鵞足炎には骨が出っ張り、そこにひっかかることによって生じることもあります。 その場合、レントゲン写真を撮影するなどして原因を確定し、外科手術で治療をする場合もあるので、むやみに曲げ伸ばしをせず速やかに病院を受診しましょう。 ストレッチをしても鵞足炎が慢性化した…そんなときは? 鵞足炎を繰り返し、ストレッチやリハビリを行ってもまた再発をするという人は少なくありません。特にスポーツ選手などにとって体の故障は選手生命の命取りとも言えます。 もしも慢性化してしまった場合、再生医療という選択肢も視野に入れてみるといいでしょう。 現在ではPRP療法といって、自分の血小板を濃縮した液体を患部に注射し、血小板のもつ修復作用で根治するという治療法があります。 ドーピングにも指定されていないため、スポーツ選手でも安心して行うことができます。 ▼鵞足炎に関連する記事はこちら まとめ・アスリートなら気を付けたい鵞足炎!ストレッチでしっかり予防する! 鵞足炎は、一度発症してしまうと再発をする人も多くいますから十分なストレッチを行い、予防してスポーツを楽しみましょう。 また、鵞足炎の再発に悩んでいる方は、PRPという再生医療もあります。決してハードルの高い治療法ではないので、再発を繰り返す場合は再生医療を検討してみるのも良いでしょう。 再生医療は、手術を避け、入院も不要というアスリートの選手生命を守る治療法です。詳しくは当院までお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
投稿日:2023.12.07 -
- ひざ関節
- 幹細胞治療
膝靭帯損傷は、程度によっては完治までに時間を要する疾患です。しかし、スポーツや仕事の関係上、早期に治したい方もいらっしゃるでしょう。 そこで本記事では、膝靭帯損傷を早く治す方法をまとめて紹介します。適切な方法を模索し、日常生活やスポーツにおける早期復帰を目指しましょう。 膝靭帯損傷を早く治す方法3選 膝靭帯損傷を早く治すためには、適切な対処と治療が不可欠です。ここでは、膝靭帯損傷を早く治す3つの方法について詳しく解説します。 早期の受診・治療 膝靭帯損傷を早く治すためには、早期の受診と適切な治療が重要です。 損傷直後は痛みや腫れが軽度な場合もありますが、放置すると症状が悪化し回復に時間がかかる可能性があります。専門医の診断を受けることで損傷の程度を正確に把握し、適切な治療計画が立てられます。 軽度の損傷であれば保存療法で対応できますが、重度の場合は手術が必要になることもあります。早期な治療の開始で回復期間を短縮し、合併症のリスクを減らせます。 RICE(ライス)処置の実施 RICE処置は、膝靭帯損傷の初期対応として非常に効果的です。RICEとは、以下の頭文字を取った総称です。 ・Rest(安静) ・Ice(冷却) ・Compression(圧迫) ・Elevation(挙上) まず、患部を安静にし、過度な負荷をかけないようにします。次に氷やアイスパックで冷却し、腫れと痛みを軽減します。包帯等で適度に圧迫し、さらに腫れを抑制します。最後に、患部を心臓より高い位置に挙げることで血流を改善し、腫れの軽減を促します。 この処置を損傷後48時間以内に適切に行うことで、炎症を抑え早期回復につながります。 リハビリテーションの実施 適切なリハビリテーションは、膝靭帯損傷からの回復を加速させる重要な要素です。 リハビリの内容は損傷の程度や部位によって異なりますが、一般的に関節可動域の改善、筋力強化、バランス訓練などが含まれます。初期段階では、過度な負荷を避けながら、ゆっくりと関節の動きを改善していきます。徐々に負荷を増やし、大腿四頭筋やハムストリングスなどの筋力強化を行います。 また、プロプリオセプション(固有受容感覚)を改善するバランス訓練も重要です。リハビリテーションを専門家の指導のもとで適切に行うことで膝の機能を効果的に回復させ、再発のリスクを低減できます。 食生活の改善 膝靭帯損傷をより早く治すためには、食事に気をつけることも大切です。 体を構築する良質な栄養を摂取し、内部から早期回復を目指します。 必要な栄養素 回復を助ける主な食品 ・タンパク質 ・ビタミン ・ミネラル ・コラーゲン ・スペアリブ ・鶏ガラスープ ・貝類 ・牛スジ 食べ物では、タンパク質やビタミン・ミネラルの豊富な食材がおすすめです。膝関節には、コラーゲンの多い食品がおすすめで、スペアリブや鶏ガラスープ・貝類・牛スジなどが回復を助けてくれます。 また、膝靭帯損傷の回復を早める食事のコツは、普段の4分の3に食事量を減らすことです。 ケガをすると体を動かせないため、エネルギー消費量が少なくなります。いつもの量を食べると、体重や体脂肪が増加して膝関節に負担をかけてしまうため、間接的に回復が遅れてしまいます。 膝靭帯損傷を早く治すなら再生医療もおすすめ 膝靭帯損傷をはじめとする治療において、近年では再生医療が注目されています。 再生医療は、患者自身の幹細胞を培養し、損傷した組織の修復を促進する革新的な治療法です。靭帯の再生を促進する観点から、回復期間の短縮に期待できます。また、従来の治療法と比べて副作用のリスクも低い点が特徴です。 膝靭帯損傷を早く治したいアスリートをはじめ、一般の方までご利用いただける治療方法となっています。興味のある方は当クリニックまでお気軽にご相談ください。 膝の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。 膝靭帯損傷を早く治したい方からよくある質問 この項目では、膝靭帯損傷を早く治したい方からのよく寄せられる質問に対して当クリニックで回答したものを紹介しています。 これらの情報を参考に、適切な対処を選択してみましょう。 靭帯損傷を早く治すサプリはある? 靭帯損傷の回復を促進するサプリメントとして、コラーゲンやグルコサミン、コンドロイチンなどが配合されたサプリメントが挙げられます。 コラーゲンは靭帯の主要成分であり、サプリの摂取は靭帯損傷の修復を助ける働きをします。グルコサミンとコンドロイチンは、関節の健康維持に役立つとされています。 その他、痛みの緩和に期待できるサプリメントは数多の種類が存在しますが、大切なのは規則正しい食生活です。サプリメントはあくまでも補助的な役割として捉え、食事から摂取できる栄養素で修復する意識を心がけましょう。 膝靭帯損傷を早く治すなら冷やすべき? 膝靭帯損傷を早く治すなら冷やすべき? 膝靭帯損傷の初期段階では、冷却(アイシング)が効果的です。 「RICE(ライス)処置の実施」の項目でもお伝えした通り、損傷直後の冷却は靭帯損傷を早く治すコツです。対して、慢性期では、血流を促進し組織の修復を助けるため効果があるため温める選択をとりましょう。 上記のように損傷の程度や回復段階によって処置が異なるため、専門医のアドバイスの下、冷却と温熱どちらを実践すべきか判断しましょう。 適切な対処で膝靭帯損傷を早く治そう! 膝靭帯損傷の症状はさまざまですが、早く治すための治療を受けた方が良いケースは、歩けない・屈伸ができないなど日常生活に支障をきたすレベルの症状を発症したときです。 また、強い痛みや顕著な違和感を感じた際も無理せず最寄りの医療機関を受診しましょう。膝靭帯損傷を早く治すために効果的な食事もあわせて取り入れると良いでしょう。 くわえて、早期回復を促す再生医療も効果的な療法です。当クリニックではメールや電話相談を受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。
投稿日:2024.11.19 -
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膝靭帯損傷を長引かせないためには、受傷時の応急処置がとても大切です 膝関節の靭帯が損傷する膝靭帯損傷は、歩行時に痛みがあったり関節がいつまでも腫れたりと、つらい症状が出ます。そのため、そういった症状を長引かせないためにも膝靭帯損傷した際の応急処置がとても大切になります。 できるだけ症状を緩和するために、膝靭帯損傷が生じた時の応急処置について紹介します。 膝靭帯損傷の応急処置にはRICE処置が有効 膝靭帯損傷だけでなく、スポーツ外傷や一般の外傷時の応急処置にはRICE処置が有効です。外傷直後に適切な処置が行われると、治るまでの時間が短くなります。また、不自由なく日常生活やスポーツができるようになるまでの期間を早めることもできます。 膝靭帯損傷の応急処置に有効なRICE処置とは?次の4つの処置を指します。 膝靭帯損傷の応急処置に有効なRICE処置とは、 ・Rest(安静) ・Icing(冷却) ・Compression(圧迫) ・Elevation(拳上) 以下、それぞれの具体的な処置について詳しく説明します。 ▲Rest(安静) 損傷した部位が腫れたり、血管や神経が損傷したりしないように、患部を安静に保つ処置です。筋肉や関節の動きが抑えられるので、内出血を抑えることもできます。 ▲Icing(冷却) 損傷した部分の低酸素障害によって起こる細胞壊死や腫れなどを抑えるために、患部を氷で15分~20分冷却します。すると患部の感覚が鈍くなります。痛みが再発すれば、また冷却をすることを24~72時間繰り返します。湿布や冷えピタは、深部の冷却効果がなく感染源になる可能性もあるので使用しないでください。 ▲Compression(圧迫) 患部の内出血や腫れなどを抑えるために、腫れた部分を中心に腫れのない部分まで、軽く圧迫を加えます。強い圧迫は、循環障害を引き起こしてしまうので気を付けましょう。 ▲Elevation(拳上) 患部の腫れを早くひかせるために、膝部分を心臓よりも高い位置に上げてください。なぜなら、末梢が広がると、内出血や腫れの吸収が遅れてしまうからです。 膝靭帯損傷の応急処置後の治療 膝靭帯損傷の応急処置が適切に行われると、痛みや関節の不安定感といった後遺症は残りません。とても重要な処置なので、必ず取り入れてください。 RICE処置後は、手術や再生医療、リハビリなどで修復や機能回復を目指します。 まとめ・膝靭帯損傷を長引かせないためには、受傷時の応急処置がとても大切です 膝靭帯損傷の応急処置には、RICE処置がとても大切です。応急処置を行うことで、治りが早くなりますし、後遺症の発症を予防できるなどメリットが多いです。とても簡単な処置なので、ぜひ取り入れてくださいね。 ただし、応急処置だけで症状が改善したとしても、必ず病院を受診して治療を受けましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
投稿日:2024.11.19